JP4957534B2 - オイルタンク - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関の油路に設けられるオイルタンクに関する。
自動車用エンジン等の内燃機関において、クランクシャフトに対して同期回転する駆動側回転部材とカムシャフトに対して同期回転する従動側回転部材との相対回転位相を変位させることにより、バルブタイミングを適切に調節して好適な運転状態を達成することができる弁開閉時期制御装置が知られている。この種の内燃機関の弁開閉時期制御装置として、例えば、下記特許文献1には以下のような構成が開示されている。
この弁開閉時期制御装置は、作動流体(オイル)の供給を受けて駆動側回転部材と従動側回転部材との相対回転位相を制御するための動作を行う位相制御動作機構と、内燃機関により駆動されてオイルを供給する第一ポンプと、該第一ポンプに対して下流側に設けられて内燃機関とは異なる動力により駆動されてオイルを供給する第二ポンプと、第一ポンプと第二ポンプとの間に設けられオイルが貯留可能な流体貯留部(オイルタンク)とを備え、オイルタンクは第一ポンプと連通する第一連通口よりも高い位置に内燃機関の潤滑系に連通する潤滑系連通口を備えた構成となっている。
エンジン始動時において、配管内にオイルが無い場合でも第二ポンプを作動させ、第二ポンプ吸入側に設置したオイルタンク内のオイルを用いて位相制御動作機構を駆動させるというものである。
第二ポンプがオイルタンク内のオイルを吸込む際、はじめに流出孔周りのオイルが吸い込まれ、つぎにオイルタンク壁側のオイルを吸い込むことになる。
雰囲気温度が極低温状態でオイルが高粘度の場合においては、オイルタンク壁側のオイルはオイルタンク壁に粘着し流出孔に向けて流動しにくいので、流出孔周りのオイルが吸い込まれて、オイル表面が漏斗状になり、ついにはエアを吸い込むことになる。(以後、オイル引き込み現象と呼ぶ。)
エアを吸い込み始めると第二ポンプの吐出油圧が低下し、弁開閉時期制御装置において油圧の低下による未作動や油圧保持時間の低下を引き起こす。
特開2006−322409号公報
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、高粘度なオイルのオイル引き込み現象を抑制するオイルタンクを提供することを課題とする。
上記した課題を解決するために講じた第1の技術的手段は、
第1のオイルポンプを備えた内燃機関の油路に設けられ、前記第1のオイルポンプから送られたオイルが流入する流入孔と、前記第1のオイルポンプとは別に備えられた第2のオイルポンプにより貯留するオイルが吸引される流出孔とを備え、前記流出孔が底部に配設されるとともに、頂部のうち前記流入孔が備えられた位置であって前記流入孔から流入するオイルが接触する位置から前記流出孔が設けられた位置まで垂体が垂設され、前記流入孔から流入するオイルは前記垂体を伝って貯留されるオイルタンクである。
また、第2の技術的手段は、第1の技術的手段において、
前記垂体が棒状の振り子で構成されていることである。
第3の技術的手段は、第1の技術的手段において、
前記垂体が鎖状の縄で構成されていることである。
第4の技術的手段は、第2の技術的手段において、
前記棒状の振り子に、昇降自在なフロートが備えられていることである。
請求項1の発明によれば、流出孔が底部に配設されるとともに、頂部から垂体が垂設されているオイルタンクであるので、雰囲気温度が極低温状態でオイルが高粘度の場合においても、オイルは垂体に粘着するので、流出孔周りだけのオイルが吸い込まれてオイル表面が漏斗状になるオイル引き込み現象が抑制され、エアを吸い込むことを防止することができる。
請求項2の発明によれば、垂体が棒状の振り子で構成されているので、第二ポンプの吸引力により、垂体は常に流出孔方向を向くことができる。
請求項3の発明によれば、垂体が鎖状の縄で構成されているので、垂体への粘着力を増大することができる。
請求項4の発明によれば、棒状の振り子に、昇降自在なフロートが備えられているので、オイル表面が漏斗状になるオイル引き込み現象の発生をいっそう防止することができる。
以下、本発明の実施形態を、図を参照して説明する。
図1は弁開閉時期制御装置1に本発明のオイルタンク10を使用した装置全体のシステム図である。
この弁開閉時期制御装置1は、オイルの供給を受けて駆動側回転部材(図示せず)と従動側回転部材(図示せず)との相対回転位相を制御するための動作を行う位相制御動作機構2と、内燃機関(図示せず)の駆動軸3により駆動されて作動油を供給する第一オイルポンプ4と、第一ポンプ4の下流側に設けられてモータ5により駆動されてオイルを供給する第二ポンプ6と、第一ポンプ4と第二ポンプ6との間に設けられオイルが貯留可能なオイルタンク10とを備えた構成となっている。エンジン始動時において、配管内にオイルが無い場合でも第二ポンプ10を作動させ、第二ポンプ10の吸入側に設置したオイルタンク10内のオイルを用いて位相制御動作機構2を駆動させることができる。
<第1の実施形態>
図2に示すように、オイルタンク10内の頂部には、複数のL字状のフック10aが各々対抗する位置に形成されている。また、上部にはオイルの流入孔10bが、下部にはオイルの流出孔10cが形成されている。
一方、フック10aの内部には、両端に大小の球体を形成した棒状の振り子11の大球体が揺動自在に配設され、棒状の振り子11の小球体は流出孔10cに向けて垂設されている。
雰囲気温度が極低温状態(例えば、−30℃)でオイルが高粘度の場合においては、オイルタンク10の壁側のオイルは壁に粘着し、流出孔10cに流動しにくくなる。しかし、流出孔10cに向けて棒状の振り子11が垂設されているので、流出孔10c周りのオイルも棒状の振り子11に粘着して吸い込まれることが抑制され、オイル表面が漏斗状になってエアを吸い込むオイル引き込み現象の発生を防止できる。
さらに、図3に示すように、棒状の振り子11に、昇降自在なフロート12を備えることにより、オイル表面が漏斗状になるオイル引き込み現象をいっそう防止することができる。
<第2の実施形態>
図4は、第1の実施形態で採用した棒状の振り子をチェーンに変更したものであり、他の構成は第1の実施例と同様であるので、同様な部分については詳細な説明を省略する。
オイルタンク10内の頂部にはU字状のフック100aが形成され、フック100aに一端が係止されたチェーン110が流出孔10cに向けて垂設されている。
第1の実施例の棒状の振り子11をチェーン110にしたことにより、高粘度のオイルが粘着する表面積が増え、オイルの粘着力が増してオイル表面が漏斗状になるオイル引き込み現象をいっそう防止することができる。
本発明に係るオイルタンクを使用した弁開閉時期制御装置全体のシステム式図である。 本発明に係るオイルタンクの第1の実施形態の断面図である。 第1の実施形態にフロートを追加した場合の断面図である。 本発明に係るオイルタンクの第2の実施形態の断面図である。
符号の説明
1・・・弁開閉時期制御装置
2・・・位相制御動作機構
3・・・駆動軸
4・・・第一ポンプ(第1のオイルポンプ)
5・・・モータ
6・・・第二ポンプ(第2のオイルポンプ)
10・・・オイルタンク
10a、100a・・・フック
10b・・・流入孔
10c・・・流出孔
11・・・棒状の振り子(垂体)
12・・・フロート
110・・・チェーン(垂体、鎖状の縄)

Claims (4)

  1. 第1のオイルポンプを備えた内燃機関の油路に設けられ、
    前記第1のオイルポンプから送られたオイルが流入する流入孔と、前記第1のオイルポンプとは別に備えられた第2のオイルポンプにより貯留するオイルが吸引される流出孔とを備え、
    前記流出孔が底部に配設されるとともに、頂部のうち前記流入孔が備えられた位置であって前記流入孔から流入するオイルが接触する位置から前記流出孔が設けられた位置まで垂体が垂設され、
    前記流入孔から流入するオイルは前記垂体を伝って貯留されるオイルタンク。
  2. 請求項1において、
    前記垂体が棒状の振り子で構成されていることを特徴とするオイルタンク。
  3. 請求項1において、
    前記垂体が鎖状の縄で構成されていることを特徴とするオイルタンク。
  4. 請求項2において、
    前記棒状の振り子に、昇降自在なフロートが備えられていることを特徴とするオイルタンク。
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