JP4956525B2 - 電子機器、筐体および基板ユニット - Google Patents

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Description

本発明は、複数の基板ユニットを筐体に収容する電子機器に関する。
ルータやハブ等の通信機器では、機器の稼働に伴い、筐体内部に収容される基板上の電子部品が発熱する。このように発熱した電子部品を冷却するため、従来から、機器の正面パネルに設けた通気口から外気を筐体内に取り込むことで、発熱した電子部品を冷却する対策が講じられている。
特開平7−231185号公報
一つの筐体に、複数の種類の基板ユニットを挿入することで、複数の機能を実現する電子機器が使用されている。
このような電子機器において、近年では、作業性や利便性の観点から、通信機器のスイッチやコネクタ部品類を基板ユニットの正面パネルに設けるフロントアクセスが主流となっている。このような事情から、個々の正面パネルの全てに充分な通気口を設けることができない場合がある。このため、通気口を充分に設けることができない正面パネルを有する基板ユニットの基板に搭載される電子部品については、充分に冷却することができないという問題が生じている。
そこで、本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明は、複数の基板ユニットを有する電子機器において、個々の正面パネルの全てに充分な通気口を設けることができない場合でも、各基板に搭載される電子部品を充分に冷却できる電子機器の提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る電子機器は、筐体内に収容される複数の基板ユニットの基板のうち、少なくとも一の基板に切り欠きを設け、当該切り欠きを介して他の基板ユニットの基板の表面に空気を送り込むことができる、という構成を有する。
具体的に、本発明に係る電子機器は、
基板及び当該基板の前面に取り付けられた正面パネルを有する第一基板ユニットと、基板及び当該基板の前面に取り付けられた正面パネルを有する第二基板ユニットと、少なくとも前記第一基板ユニット及び第二基板ユニットを内部に収容する筐体と、を有する電子機器であって、
前記第一基板ユニットの正面パネルには、通気口が形成されており、前記第一基板ユニットの基板には、切り欠きが形成されており、前記第一基板ユニットを前記第二基板ユニットの上方に位置するように前記筐体に収容することで、前記通気口を介して取り入れられた空気を、前記切り欠きを介して前記第二基板ユニットの表面に送り込むことができるようにされている、という構成を特徴とする。
本発明によれば、複数の基板を保持する個々の正面パネルの全てに充分な通気口を設けることが出来ない場合でも、各基板に搭載される電子部品を充分に冷却することができる。
以下、本発明の一実施形態について図面を用いて説明する。
図1は、本実施形態に係る電子機器10を透過的に示した斜視図である。この電子機器10は、筐体20と、整流部材30と、基板ユニット40A、40B、40C(特に、各々を区別しない場合には基板ユニット40という)と、を備える。このような電子機器10は、例えばEIA(Electronic Industries Alliance:米国電子工業会)規格に準拠した19インチラックにマウントされて使用される。
図2は、本実施形態に係る筐体20を透過的に示した斜視図である。筐体20は、底面21と、底面21から立ち上がり、相互に対向する正面27および背面23と、底面21から立ち上がり、正面27および背面23に交わる側面24と、底面21に対向しつつ、正面27、背面23および側面24に交わる天井面25とからなり、全体として長方形の箱状に形成される。
筐体20の正面27には、開口部22が形成されている。
開口部22は、筐体20の正面27から、基板ユニット40を筐体20の内部に挿入することのできる大きさ、形状に形成されていればよい。
筐体20の背面23には、筐体20の通気を行うための貫通孔である第1通気口26が形成されている。
本実施形態においては、筐体20の通気を充分に行うことができるように、第1通気口26が複数設けられている。
また、筐体20の背面23の内側面には、第1通気口26を覆う位置にファン60が取り付けられている。
本実施形態においては、ファン60は、筐体20の内側から外側に向かって気流を発生させることにより、筐体20内の換気を促進するようにしている。なお、ファン60の回転速度は、筐体20内の温度に応じて変化するように設定されていてもよく、一定の回転速度を維持するように設定されていてもよい。
筐体20内の両側面24には、後述する一対の整流部材30が取り付けられている。その他、この両側面24には、例えば開口部22から筐体20内に挿入される基板ユニット40の挿入位置を規制するガイド部材(図示せず)が設けられていてもよい。
例えば、ガイド部材は、一方の側面24から他方の側面24に向かって凸となるレール部を備えており、作業者は、基板ユニット40をこのレール部に載せて、筐体20の内部に挿入することで、これらの基板ユニット40を、容易に筐体20内の適切な位置に収容することができる。
図3には、本実施形態に係る整流部材30を示す。整流部材30は、整流板本体31と、整流板本体31を保持して、筐体20の側面に取り付けられる蝶番部32と、を有する。
整流板本体31は、例えば一枚の板材から形成され、その一端は蝶番部32に固定される。
また、整流板本体31の高さHは、筐体20内に取り付けられた際に、正面パネル50、51、52に通気口を充分に設けることのできない基板ユニット40の基板の表面からこの基板ユニット40の上方に位置する基板ユニット40の基板の裏面までの間の所定の位置より、正面パネル50、51、52に通気口を充分に設けることのできる基板ユニット40の基板の表面からこの基板ユニット40の上方に位置する基板ユニット40の基板の裏面までの間の所定の位置まで、または、正面パネル50、51、52に通気口56、57を充分に設けることのできる基板ユニット40の基板の表面から天井面25の内側面までの間の所定の位置まで、の何れかに達するようにされている。
なお、整流板本体31の高さHは、正面パネル50、51、52に通気口56、57を充分に設けることのできない基板ユニット40を設ける位置により、以上の記載した高さから任意のものを選択して形成すればよい。
例えば、本実施形態においては、筐体20の最下部に正面パネル50に通気口56、57を充分に設けることのできない基板ユニット40Aを配置し、筐体20の最上部に正面パネル50に通気口56、57を充分に設けることのできる基板ユニット40Cを配置するようにしている。このため、整流板本体31の高さHは、筐体20に基板ユニット40Aを収容した際に、基板ユニット40Aの基板41の表面から基板ユニット40Bの基板42の裏面までの間の所定の位置より、基板ユニット40Cの基板43の表面から天井面25の内側面までの間の所定の位置まで、に達するように形成されている。
また、整流板本体31の長さLは、図7に示すように、整流部材30を筐体20の側面24に取り付けて、基板ユニット40を筐体20内に収容した際に、整流板本体31の先端が、基板42、43の側辺42aと、基板42、43に設けられている切り欠き45の第三辺45cと、の間の所定の位置にあるような長さにすればよい。
整流部材30の蝶番部32は、第1蝶番33Aと、第2蝶番33Bと、を有する。
第1蝶番33A及び第2蝶番33Bは、各々、回転軸34と、固定部35と、保持部36と、バネ37と、を備え(第2蝶番33Bの保持部36及びバネ37については、整流板本体31の後方にあるため図示せず)、固定部35及び保持部36は、回転軸34に対して回動自在にされている。
なお、蝶番部32は本実施形態のものに限られることはなく、例えば、第1蝶番33Aまたは第2蝶番33Bのいずれか一方のみから構成されていてもよい。
バネ37は、固定部35と保持部36とが垂直となる位置を含む特定の位置を保持するように設けられている。即ち、固定部35及び保持部36の少なくとも何れか一方を回転軸34の回転方向に回動させた場合に、弾性力が働いて前述した特定の位置に戻るようにされている。
そして、第1蝶番33Aの保持部36と、第2蝶番33Bの保持部36と、には、これらの間に整流板本体31の一辺が挟み込まれるように、整流板本体31が固定さている。この際、第1蝶番33Aの回転軸34の軸線と、第2蝶番33Bの回転軸34の軸線と、がほぼ平行となるようにする。
以上のように構成される整流部材30を、第1蝶番33A及び第2蝶番33Bの固定部35において、筐体20の側面24の内側面に取り付けることにより、整流板本体31が、側面24に対して直立する状態を保持することができるようになるとともに、整流板本体31を、回転軸34を中心として回転運動させることができるようになる。
例えば、図4に示すように、蝶番部32の固定部35が筐体20の側面24に取り付けられると、整流板本体31は筐体20の側面24に対して直立するように保持部36に保持される。
そして、整流板本体31に対して外力が加わらない限り、蝶番部32の回転軸34および保持部36の間に働くバネ37の弾性力に基づいて、このような姿勢は維持され続ける。
その一方で、整流板本体31に対して筐体20の背面23方向に外力が加わると、整流板本体31は、蝶番部32の回転軸34回りに回転(A方向に)することができる。また、整流板本体31に対して筐体20の前面27方向に外力が加わると、整流板本体31は、蝶番部32の回転軸34回りに回転(B方向に)することができる。
例えば、図5に示すように、筐体20の開口部22から筐体20内に基板ユニット40Aを挿入すると、整流板本体31は回転軸34回りに基板41の挿入方向(図4のA方向)に回転することができる。同様に、基板41を筐体20から引き出す場合、整流板本体31は、回転軸34回りに基板41(42、43)の引き抜く方向(図4のB方向)に回転することができる。その結果、筐体20内に基板ユニット40を挿入する際や、収容された基板ユニット40を引き抜く際に、整流部材30との接触により基板ユニット40が破損してしまうことを防止することができる。
なお、整流部材30は本実施形態に限られるものではなく、例えば図6に示すように、変形自在な弾性ゴムから形成されてもよい。整流部材30が弾性ゴムから形成されれば、前述と同様に、基板ユニット40の破損を防止することができる。
また、整流部材30を筐体20の側面に取り付ける位置については、図7に示すように、基板ユニット40を筐体20内に収容した際に、筐体20の背面23側に位置する整流部材30の回転軸34の回転中心から、基板42、43に設けられている切り欠き45の第二辺45bまでの最短距離Dが、この回転中心から整流板本体31の先端までの長さLよりも長くなる位置に取り付ければよい。
なお、整流部材30を筐体20の側面に取り付ける際には、整流部材30の回転軸34の軸線が、基板ユニット40の挿入方向に対して垂直となる角度を含む所定の範囲になるようにする。
図8は、基板ユニット40Aの概略図である。基板ユニット40Aは、基板41と、正面パネル50と、を有する。
基板41は長方形の形状から成り、その表面には、複数の配線パターンおよび各配線パターンに接続される複数の電極が形成されている(図示せず)。さらに、基板41の表面には、半導体パッケージやトランジスタなどの複数の電子部品44が搭載され、ピンやリード線によって基板表面の電極に接続されている。
基板41の一辺には正面パネル50が固定されている。正面パネル50には、例えばコネクタ等のモジュール部品54を収容するための複数の収容ポート55が形成されている。例えば、収容ポート55にモジュール部品54が収容されると、基板41の表面に搭載された電子部品44との間で電気的な導通が確立されることとなる。このような正面パネル50は、筐体20の正面27に取り付けられる。
本実施形態における基板ユニット40Aでは、正面パネル50に複数の収容ポート55が設けられているため、正面パネル50に充分な通気口を設けることができないものとする。
図9は、基板ユニット40Bの概略図である。図1に示すように、筐体20において、基板ユニット40Aの上部には基板ユニット40Bが収容される。
基板ユニット40Bは、正面パネル51と、基板42と、を有する。正面パネル51には、筐体20の通気を行うための貫通孔である第2通気口56、57が設けられている。例えば、外気は第2通気口56、57を介して筐体20内に取り込まれる。
図8に示す基板ユニット40Aの基板41と同様に、基板42は、その表面に複数の配線パターンおよび複数の電子部品44を有する。なお、図8と同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
基板42には、筐体20内の両側面24に対向する各々の側辺42aに一対の切り欠き45が形成されている。
切り欠き45は、基板42の前面側において側辺42aから、基板42の内側方向に伸びる第一辺45aと、基板42の前面側において側辺42aから、基板42の内側方向に伸びる第二辺45bと、第一辺45a及び第二辺45bを連結する第三辺45cと、を有する。
図9に示すように、第一辺45a及び第二辺45bの長さLは、基板ユニット40Bを筐体20に収納した際に、整流板本体31の先端が、基板42、43の側辺42aと、基板42、43に設けられている切り欠き45の第三辺45cと、の間の所定の位置にあるような長さにすればよい。
また、第三辺45cの長さLは、基板ユニット40を引き抜く際に、第一辺45aに干渉しない長さにすればよい。例えば、図10に示すように、整流板本体31が、第二辺45bに接触した際に、筐体20の前面27側に位置する整流部材30の回転軸34の回転中心から、基板42に設けられている切り欠き45の第一辺45aまでの最短距離Dが、この回転中心から整流板本体31の先端までの長さLよりも長くなるようにすればよい。
図11は、基板ユニット40Cの概略図である。図1に示すように、筐体20において、基板ユニット40Bの上部には基板ユニット40Cが収容される。基板ユニット40Cは、基板43と、正面パネル52と、を有する。なお、図8の基板ユニット40Aおよび図9の基板ユニット40Bと同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
基板43は、切り欠き45の第三辺45cに沿って配置される遮蔽部材47を有する。遮蔽部材47は、例えば長方形の板材から形成される。
図10に示すように、遮蔽部材47は、その一端が正面パネル52の裏面に接触し、筐体20に基板ユニット40Cを収納した際に、遮蔽部材47の他端が、整流板本体31が接触するような長さLにされている。
また、遮蔽部材47の高さHは、基板ユニット40Cが筐体20に収容された際に、基板ユニット40Cの基板の表面からこの基板ユニット40Cの上方に位置する基板ユニット40の基板の裏面までの間の所定の位置まで、または、基板ユニット40Cの基板の表面から天井面25の内側面までの間の所定の位置まで、の何れかに達するようにされている。
なお、遮蔽部材47の高さHは、基板ユニット40Cを筐体20に収容する位置により、以上の記載した高さから任意のものを選択して形成すればよい。
例えば、本実施形態においては、筐体20の最上部に基板ユニット40Cを配置するようにしているため、遮蔽部材47の高さHは、筐体20に基板ユニット40Cを収容した際に、基板ユニット40Cの基板43の表面から天井面25の内側面までの間の所定の位置に達するように形成されている。
このような遮蔽部材47の働きで、整流板本体31に対向する第2通気口56から筐体20内に取り込まれた外気は、基板ユニット40Cの内側方向には入り込まないようにされている。
以上のように構成される基板ユニット40を、例えば、図1に示すように筐体20内に収容することで、基板ユニット40C及び基板ユニット40Bに設けられている切り欠き54により形成される空間を通じて、基板ユニット40Cの前面パネル52及び基板ユニット40Bの前面パネル51の第2通気口56を介して筐体20内に取り込まれた空気が、基板ユニット40Aの基板41にまで供給されるようになる。
ここで、本実施形態に係る電子機器10が稼働する場面を説明する。外気は、正面パネル51、52に形成された第2通気口56、57を通じて筐体20内に取り込まれる。例えば、筐体20内のファン60が稼働すると、筐体20内の換気が促進され、より多くの外気が筐体20内に取り込まれる。
基板43を保持する正面パネル50において、整流板本体31に対向する第2通気口56から筐体20内に進入した外気は、遮蔽部材47に案内されて整流板本体31まで導かれる。整流板本体31の一面に衝突した外気は、基板42、43の切り欠き45によって形成された連続空間を通り、基板41および42の表面に行き渡る。また、第2通気口57から筐体20内に進入した外気は、基板43の表面に搭載される電子部品44に到達する。このようにして、基板43を保持する正面パネル52に形成された第2通気口56、57から筐体20内に取り込まれた外気は、各基板41、42、43の表面に搭載された電子部品44を冷却した後、第1通気口26から筐体20外へと排出される。
基板42を保持する正面パネル51において、整流板本体31に対向する第2通気口56から筐体20内に進入した外気は、整流板本体31の一面まで到達する。整流板本体31に衝突した外気は、基板42、43の切り欠き45によって形成された連続空間を通り、基板41の表面に行き渡る。また、第2通気口57から筐体20内に進入した外気は、基板42の表面に搭載される電子部品44に到達する。このようにして、筐体20内に取り込まれた外気は、各基板41、42の表面に搭載された電子部品44を冷却した後、第1通気口26から筐体20外へと排出される。
以上詳述したように、本実施形態に係る電子機器10によれば、複数の基板41、42、43を保持する個々の正面パネル50、51、52全てに充分な通気口を設けることが出来ない場合でも、各基板41、42、43の表面を充分に冷却することができる。
以上に記載した実施形態においては、基板ユニット40Bには、基板ユニット40Cに設けられているような遮蔽部材47を設けていないが、基板ユニット40Bにも遮蔽部材47を設けることも可能である。
このような場合には、遮蔽部材47の高さは、基板ユニット40Bが筐体20に収容された際に、基板ユニット40Bの基板42の表面からこの基板ユニット40Bの上方に位置する基板ユニット40Cの基板43の裏面までの間の所定の位置に達するようにすればよい。
なお、本発明は本実施形態に限られるものではない。前述の実施形態の第一変形例では、例えば、基板41を保持する正面パネル50にのみ第2通気口56、57が形成される。すなわち、基板42、43を保持する正面パネル51、52には、第2通気口56、57は形成されていない。
このような第一変形例の基板42、43には、各々に、前述と同様の切り欠き45が形成される。ただし、基板42、43には、遮蔽部材47は設けられていない。
また、筐体20内の側面には、整流部材30が取り付けられる。このとき、整流板本体31の高さHは、筐体20に基板ユニット40Aを収容した際に、基板ユニット40Aの基板41の表面から基板ユニット40Bの基板42の裏面までの間の所定の位置より、基板ユニット40Cの基板43の表面から天井面25の内側面までの間の所定の位置まで、に達するように形成されている。なお、その他の構成は、前述の実施形態と同様の構成を有する。
このような第一変形例においても、整流板本体31に対向する第2通気口56から筐体20内に取り込まれた外気は、整流板本体31まで到達する。整流板本体31に衝突した外気は基板42、43の切り欠き45によって形成された連続空間を通り、基板42、43の表面に達することができる。また、第2通気口57から筐体20内に取り込まれた外気は、基板41の表面を冷却する。その結果、このような第一変形例でも、各基板41、42、43の表面を充分に冷却することができる。
前述の実施形態の第二変形例では、例えば基板41および42を保持する正面パネル50、51に第2通気口56、57が形成される。すなわち、基板43を保持する正面パネル52には、第2通気口56、57は形成されない。
このような第二変形例の基板43には、前述と同様の切り欠き45が形成される。ただし、この基板43には、遮蔽部材47は設けられていない。
また、筐体20内の側面には、整流部材30が取り付けられる。このとき、図12に示すように、整流板本体31の高さHは、筐体20に基板ユニット40Bを収容した際に、基板ユニット40Bの基板42の表面から基板ユニット40Cの基板43の裏面まで間の所定の位置より、基板ユニット40Cの基板43の表面から天井面25の内側面までの間の所定の位置まで、に達すように形成されている。
また、第二実施例は前記構成に限られることはなく、例えば、基板42に切り欠きが設けられていてもよい。このとき、整流板本体31の高さHは、筐体20に基板ユニット40Aを収容した際に、基板ユニット40Aの基板41の表面から基板ユニット40Bの基板42の裏面までの間の所定の位置より、基板ユニット40Cの基板43の表面から天井面25の内側面までの間の所定の位置まで、に達するように形成されていればよい。その他の構成は、前述の実施形態と同様の構成を有する。
この場合であっても、前述の実施形態および第一変形例と同様に、各基板41、42、43の表面を充分に冷却することができる。
前述の実施形態の第三変形例では、例えば基板41、43を保持する正面パネル50、52に第2通気口56、57が形成される。すなわち、基板42を保持する正面パネル51には第2通気口56、57は形成されない。
このような第三変形例の基板42には、前述と同様の切り欠き45が形成される。ただし、基板42には、遮蔽部材47は設けられていない。
また、筐体20内の側面には、整流部材30が取り付けられる。このとき、図13に示すように、整流板本体31の高さHは、筐体20に基板ユニット40Aを収容した際に、基板ユニット40Aの基板41の表面から基板ユニット40Bの基板42の裏面までの間の所定の位置より、基板ユニット40Bの基板42の表面から基板ユニット40Cの基板43の裏面までの間の所定の位置まで、に達すように形成されている。
また、第三実施例は前記構成に限られることはなく、例えば、基板43に切り欠きが設けられていてもよい。このとき、整流板本体31の高さHは、筐体20に基板ユニット40Aを収容した際に、基板ユニット40Aの基板41の表面から基板ユニット40Bの基板42の裏面までの間の所定の位置より、基板ユニット40Cの基板43の表面から天井面25の内側面までの間の所定の位置まで、に達するように形成されていればよい。その他の構成は、前述の実施形態と同様の構成を有する。
この場合であっても、前述の実施形態および第一、第二変形例と同様に、各基板41、42、43の表面を充分に冷却することができる。
本発明の一実施形態に係る電子機器を透過的に示した斜視図。 本発明の一実施形態に係る電子機器の筐体を透過的に示した斜視図。 本発明の一実施形態に係る電子機器に取り付けられる整流部材の斜視図。 本発明の一実施形態に係る電子機器に取り付けられる整流部材の可動方向を示した斜視図。 本発明の一実施形態に係る電子機器に基板ユニットを収容する際の整流部材の可動方向を示した斜視図。 本発明の一実施形態に係る電子機器に取り付けられる整流部材の変形例の斜視図。 本発明の一実施形態に係る電子機器に収容された基板と、整流部材との位置関係を示した正面図。 本発明の一実施形態に係る電子機器の基板ユニットAの概略図。 本発明の一実施形態に係る電子機器の基板ユニットBの概略図。 本発明の一実施形態に係る電子機器に収容される基板の切り欠きと、整流板本体との位置関係を示した正面図。 本発明の一実施形態に係る電子機器の基板ユニットCの概略図。 本発明の一実施形態の第二変形例に係る電子機器の側面図。 本発明の一実施形態の第三変形例に係る電子機器の側面図。
符号の説明
10…電子機器、20…筐体、30…整流部材、40…基板
45…(基板の)切り欠き、50、51、52…正面パネル、60…ファン、

Claims (13)

  1. 基板及び当該基板の前面に取り付けられた正面パネルを有する第一基板ユニットと、
    基板及び当該基板の前面に取り付けられた正面パネルを有する第二基板ユニットと、
    少なくとも前記第一基板ユニット及び第二基板ユニットを内部に収容する筐体と、を有する電子機器であって、
    前記第一基板ユニットの正面パネルには、通気口が形成されており、
    前記第一基板ユニットの基板には、切り欠きが形成されており、
    前記第一基板ユニットを前記第二基板ユニットの上方に位置するように前記筐体に収容することで、前記通気口を介して取り入れられた空気を、前記切り欠きを介して前記第二基板ユニットの表面に送り込むことができるようにされていること、
    を特徴とする電子機器。
  2. 請求項1に記載の電子機器であって、
    前記筐体には、前記第一基板ユニット及び前記第二基板ユニット以外の基板ユニットも収容することができるようにされており、
    前記第一基板ユニット及び前記第二基板ユニットの間に収納される基板ユニットの基板には、前記第一基板ユニットに設けられている前記切り欠きに対応する位置に、切り欠きが設けられていること、
    を特徴とする電子機器。
  3. 請求項1に記載の電子機器であって、
    前記筐体の側面の内側面には、他方の側面に向かって伸びる整流板本体を有する整流部材が取り付けられており、
    前記第一基板ユニットを前記筐体に収容した際に、前記整流板本体の先端は、前記基板の側面よりも、前記切り欠きの内側に位置すること、
    を特徴とする電子機器。
  4. 請求項3に記載の電子機器であって、
    前記整流板本体の高さは、前記第一基板ユニット及び前記第二基板ユニットを前記筐体に収容した際に、前記第二基板ユニットの表面から、前記第一基板ユニットの表面よりも上方であって、前記第一基板ユニットの上方において前記第一基板ユニットに形成されている前記切り欠きを覆う物体よりも下方までの高さとなっていること、
    を特徴とする電子機器。
  5. 請求項3に記載の電子機器であって、
    前記整流板本体は、前記整流板本体の先端を前記筐体の前面又は背面方向に変位させることができるようにされており、
    前記第一基板ユニットを前記筐体に収容する際、または、前記第一基板ユニットを前記筐体から取り出す際に、前記整流板本体の先端を前記筐体の前面又は背面方向に変位させることにより、前記第一基板ユニットを前記筐体に収容し、または、前記第一基板ユニットを前記筐体から取り出すことができるようにされていること、
    を特徴とする電子機器。
  6. 請求項5に記載の電子機器であって、
    前記整流板本体は、前記整流板本体の先端を前記筐体の前面又は背面方向に変位させた場合に、弾性力が働くことで、前記筐体の側面に対して垂直となる位置を含む特定の位置に復帰するようにされていること、
    を特徴とする電子機器。
  7. 請求項1に記載の電子機器であって、
    前記第一基板ユニットの基板には、前記切り欠きに隣接した位置に、前記基板の表面から上方に向かって突出する遮蔽部材が設けられており、
    前記遮蔽部材の高さは、前記第一基板ユニットの表面よりも上方であって、前記第一基板ユニットの上方において前記第一基板ユニットに形成されている前記切り欠きを覆う物体よりも下方までの高さとなっていること、
    を特徴とする電子機器。
  8. 基板、当該基板の前面に取り付けられた正面パネル及び当該基板の側辺に形成された切り欠き、を有する第一基板ユニット、および、基板及び当該基板の前面に取り付けられた正面パネルを有する第二基板ユニット、を少なくとも内部に収容する筐体であって、
    側面の内側面には、他方の側面に向かって伸びる整流板本体を有する整流部材が取り付けられており、
    前記第一基板ユニットを前記筐体に収容した際に、前記整流板本体の先端は、前記基板の側面よりも、前記切り欠きの内側に位置すること、
    を特徴とする筐体。
  9. 請求項8に記載の筐体であって、
    前記整流板本体の高さは、前記第一基板ユニット及び前記第二基板ユニットを前記筐体に収容した際に、前記第二基板ユニットの表面から、前記第一基板ユニットの表面よりも上方であって、前記第一基板ユニットの上方において前記第一基板ユニットに形成されている前記切り欠きを覆う物体のよりも下方までの高さとなっていること、
    を特徴とする筐体。
  10. 請求項8に記載の筐体であって、
    前記整流板本体は、前記整流板本体の先端を前記筐体の前面又は背面方向に変位させることができるようにされており、
    前記第一基板ユニットを前記筐体に収容する際、または、前記第一基板ユニットを前記筐体から取り出す際に、前記整流板本体の先端を前記筐体の前面又は背面方向に変位させることにより、前記第一基板ユニットを前記筐体に収容し、または、前記第一基板ユニットを前記筐体から取り出すことができるようにされていること、
    を特徴とする筐体。
  11. 請求項10に記載の筐体であって、
    前記整流板本体は、前記整流板本体の先端を前記筐体の前面又は背面方向に変位させた場合に、弾性力が働くことで、前記筐体の側面に対して垂直となる位置を含む特定の位置に復帰するようにされていること、
    を特徴とする筐体。
  12. 筐体に収容される基板ユニットであって、
    基板及び当該基板の前面に取り付けられた正面パネルを有し、
    前記正面パネルには、通気口が形成されており、
    前記基板の側辺には、切り欠きが形成されており、
    前記通気口を介して取り入れられた空気を、前記切り欠きを介して他の基板ユニットの表面に送り込むことができるようにされていること、
    を特徴とする基板ユニット。
  13. 請求項12に記載の基板ユニットであって、
    前記基板には、前記切り欠きに隣接した位置に、前記基板の表面から上方に向かって突出する遮蔽部材が設けられており、
    前記遮蔽部材の高さは、前記第一基板ユニットの表面よりも上方であって、前記第一基板ユニットの上方において前記第一基板ユニットに形成されている前記切り欠きを覆う物体のよりも下方までの高さとなっていること、
    を特徴とする基板ユニット。
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