JP4954664B2 - 発光素子実装用基板、発光素子実装パッケージおよび面光源装置 - Google Patents

発光素子実装用基板、発光素子実装パッケージおよび面光源装置 Download PDF

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Description

本発明は、照明や液晶用バックライト用の光源として有用な発光素子を実装する発光素子実装用基板、発光素子実装パッケージおよびこれを用いた面光源装置に関する。
さらに詳しくは、白色光源として有用な発光色の異なる複数の発光素子を実装するために有用な発光素子実装用基板、発光素子実装パッケージおよびこれを用いた面光源装置に関する。
近年、発光素子は発光効率が著しく向上し、照明への応用が進んでいる。
特に、液晶ディスプレイ用のバックライト光源(面光源)として固体発光素子の1つである発光ダイオード(以下「LED」とも言う。)を用いた場合には、良好な色再現性と高速応答性が実現でき、高品位な画質を達成することが期待されている。
従来より、このような液晶ディスプレイ用のバックライト光源は、薄型化、低消費電力化のため、光源として冷陰極管を筐体の端面に配置した、いわゆるエッジライト型のものが主流であった。
しかしながら液晶ディスプレイは、近年大型化の要求が高まり、エッジライト型では輝度の向上および均一化を図るには限界がある。
そのため、大型の液晶ディスプレイ用では、直下型ライトの採用が検討されている。
また、画質向上の要求も高まっており、青色発光ダイオードの発光と黄色の蛍光体の発光との補色を利用した白色の発光ダイオード(LED)の使用では色再現性に劣る。
このような背景のもと、最近、赤、緑、青の三原色の発光ダイオード(LED)チップを1パッケージに入れ、これらの混色により白色を発光させる、いわゆるスリーインワンパッケージのLEDランプが開発されている(例えば、非特許文献1(スタンレー電気株式会社ホームページ)参照)。
このようなスリーインワンパッケージ100は、図9に示したように、外形が数mm角であり、その中心に略0.35mm角の小さい赤色に発光するLEDチップ102、緑色に発光するLEDチップ104、青色に発光するLEDチップ106が、各々1つずつ正三角形の各頂点に相当する位置に近接して配置された構造である。
スリーインワン方式のLEDランプ(光源)の利点としては、3色を混色して白色光を得るのが容易なところであり、このようなスリーインワンパッケージ100が利用されている。
スタンレー電気株式会社ホームページ、[online]、インターネット<http://www.stanley-components.com>
しかしながら、良好な混色による白色を得るためには、3つのLEDチップ102、104、106を近接して設置する必要があるため、放熱の点で不利である。
このことは、特にLEDチップサイズが1mm角以上のいわゆるハイパワーLEDを用いる場合、特に大きな問題となる。
したがって、用いるLEDチップの大きさに応じて、LEDチップ間距離の異なるスリ
ーインワンパッケージ100を各々用意しなければならない。
また、液晶ディスプレイ用のバックライト光源として用いる場合には、画面サイズが大きくなると、3色の混色はサイズが小さい場合に比べて容易になり、3色のLEDチップ間距離を広げても、バックライト面上では白色光源を得ることができる。
したがって、このような事情を有効に活用するためには、やはりLEDチップ間距離の大きなスリーインワンパッケージ100を別に製造しなければならない。
さらに、従来のスリーインワン方式のLEDランプは、1つのスリーインワンパッケージ100に3色のLED素子が各々1つずつ近接して形成されているだけであるため、ローパワーで発光輝度が小さく、高輝度を発現させるためには多数のスリーインワンパッケージ100をアレイ状に配置させる必要がある。
本発明の目的の一つは、同一のパッケージで異なる発光素子間距離の光源を有する発光素子実装パッケージを製造することであり、更に本発明の目的の一つは、発光素子実装パッケージの製造および実装のコスト削減が実現できる発光素子実装用基板、発光素子実装パッケージおよびこれを用いた面光源装置を提供することである。
本発明者らは、上記課題を解決するため本発明の発光素子実装基板、発光素子実装パッケージおよびこれを用いた面光源装置を見出した。
すなわち、本発明は例えば以下の(1)〜(13)の態様を含む。
(1)
発光色が異なる複数の発光素子を実装するための発光素子実装用基板であって、
前記発光素子実装用基板が、
前記発光素子の発光色の色数と同数または同数以上設けられた発光素子搭載部を備え、
前記発光素子搭載部は、
前記発光素子搭載部ごとに、同じ発光色を有する前記発光素子の搭載部分が複数箇所設けられており、
さらに前記発光素子搭載部が、前記発光素子実装用基板の定点を重心とする正多角形の辺と、前記発光素子搭載部の長手方向が一致するように配設されていることを特徴とする発光素子実装用基板。

前記発光素子搭載部が、
前記発光素子実装用基板上に等間隔で配置されていることを特徴とする()に記載の発光素子実装用基板。

前記定点が、前記発光素子実装用基板の中心であることを特徴とする()または()に記載の発光素子実装用基板。

前記定点を複数有することを特徴とする()または()に記載の発光素子実装用基板。

前記発光素子実装用基板の前記発光素子搭載部の配置箇所に突出部が設けられ、前記突出部上に前記発光素子搭載部が配設されていることを特徴とする(1)から()のいずれかに記載の発光素子実装用基板。

前記突出部が、前記発光素子実装用基板と同一の材質より形成されていることを特徴とする()に記載の発光素子実装用基板。

前記発光素子実装用基板が、金属ベース基板であることを特徴とする(1)から()のいずれかに記載の発光素子実装用基板。

前記発光素子が、発光ダイオード(LED)であることを特徴とする(1)から()のいずれかに記載の発光素子実装用基板。

前記発光ダイオード(LED)が、発光ダイオード(LED)チップであることを特徴とする()に記載の発光素子実装用基板。
10
前記発光素子搭載部の両側に、前記発光ダイオード(LED)チップの陽極および陰極と各々ワイヤボンディング接続される基板電極パッドが形成されていることを特徴とする()に記載の発光素子実装用基板。
11
(1)から(10)のいずれかに記載の発光素子実装用基板と、
前記発光素子実装用基板の前記発光素子搭載部に搭載された前記発光素子と、
前記発光素子実装用基板上に設けられ、前記発光素子搭載部と対応する位置に開口部を有するリフレクタと、
から構成されていることを特徴とする発光素子実装パッケージ。
12
前記開口部には、前記開口部を塞ぐように封止樹脂が埋め込まれており、
前記封止樹脂は、前記リフレクタの上端面と前記封止樹脂の上端面とが同一面となるように設けられていることを特徴とする(11)に記載の発光素子実装パッケージ。
13
11)または(12)に記載の発光素子実装パッケージが、筐体底面に搭載されていることを特徴とする面光源装置。
本発明の発光素子実装用基板によれば、発光色の異なる発光素子を隣接する発光素子間距離を変更して実装可能な構成とすることができるため、発光素子の大きさ、または発熱量が異なるタイプのものであっても同一の発光素子実装パッケージとして実装することができるため、種々の発光素子実装用基板、発光素子実装パッケージを設計、製造する必要がなくコスト低減を図ることができる。
また、複数組の発光素子を同一の発光素子実装用基板上、発光素子実装パッケージ内に実装することもできるため、高輝度を発現させることができる。
したがって、本発明の発光素子実装パッケージを用いることにより安価で高性能な面光
源装置を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態(実施例)を図面に基づいてより詳細に説明する。
図1は、本発明の発光素子実装用基板の第一の実施形態を示す概略平面図、図2は、図1の発光素子実装用基板のX−X線による概略断面図である。
図1に示したように本実施形態では、赤色に発光するLEDチップR、緑色に発光するLEDチップG、青色に発光するLEDチップBを使用し、発光素子実装用基板1上の定点Oより定点Oを中心とする円周方向の3方向に発光素子搭載部10が延設され、発光素子搭載部10は各々3つのLEDチップR、G、Bが搭載可能な構成である。
これを、全体で実装基板体6とする。
すなわち実装基板体6は、発光素子実装用基板1の中心Oを基点として、3つの発光素子搭載部10の長手方向の中央部を通る直線を各々引いたとき、隣接する各発光素子搭載部10の中央部を通る直線のなす角が略120(360/3)度である構成となっている。
なお、略120度とは、厳密に120度でなくてもよく、若干の誤差があっても差し支えないという意味であり、なす角の1/10以内にずれをおさめることが好ましい。
以下の説明において、赤色に発光するLEDチップR、緑色に発光するLEDチップG、青色に発光するLEDチップBは、複数のLEDチップを識別する際には、添え字として数字を付記することとする。
具体的には、発光素子実装用基板1の中心Oからの距離d1の位置にR1、G1、B1のLEDチップ、距離d2の位置にR2、G2、B2のLEDチップ、距離d3の位置にR3、G3、B3のLEDチップが搭載可能な構成となっている。
すなわち、LEDチップ間距離が異なる3種類の構成に適用することができる。
なお、図1では、d1<d2<d3として例示している。
LEDチップは、LEDチップの発熱を良好に外部に放熱させるように、下地の熱伝導性が良好な銅やアルミニウム等の金属ベース基板または金属箔上に、ペースト、放熱グリース等により接着される。
各発光素子搭載部10の両側には、LEDチップの電極(陽極および陰極)(図示せず)と、ワイヤボンディングにより電気的に接続される基板電極パッド(陽極Aおよび陰極C)が発光素子実装用基板1上に配置されている。
そして、各色の電極パッドRA、RC、GA、GC、BA、BCは、これらに電流を供給するための基板配線3と電気的に接続される。
また図2に示したように、LEDチップが載置される領域以外の発光素子実装用基板1の表面には、絶縁層2が形成され、絶縁層2上に銅等の基板配線3が形成されている。図示しないが、基板電極パッド領域以外の基板配線3上には基板電極パッド表面と略平坦となるように絶縁層2をさらに形成することができる。
前述したように、LEDチップの電極と基板電極パッドとはワイヤボンディング(図示せず)により接続される。
ボンディングワイヤとして金線を使用する場合、良好な接続を得るためにLEDチップの電極および基板電極パッド表面には金めっき層が形成される。
図3および図4は、発光素子実装用基板1(実装基板体6)の中心Oからの距離d1の位置にのみR1、G1、B1の1組のLEDチップを搭載した場合の発光素子実装パッケージ12の概略平面図および概略断面図である。
図3に示した発光素子実装パッケージ12は、R1、G1、B1のLEDチップのみを搭載しており、LEDチップから出射された光を発光素子実装用基板1の上方向に効率的に反射させるため、その周辺を覆うように開口部を有するリフレクタ4が発光素子実装用基板1(実装基板体6)の上に設けられている。
このようなリフレクタ4は、好ましくは接着剤を介して実装基板体6の表面に接着される。
そのため、図3に示した発光素子実装パッケージ12では、R1、G1、B1の近傍以外はリフレクタ4により被覆され、他の実装基板体6表面の配線パターンは見えないようになっている。
ワイヤボンディングはR1、G1、B1に搭載されたLEDチップの電極パッド(図示せず)とその近傍の基板電極パッド上とで接続されている。
LEDチップサイズの小さいものを使用する際には、図3のように色度均一化に有利なように各色のLEDチップを基板中心Oからの距離が小さい近接した位置に搭載することができる。
LEDチップサイズが大きくなるにしたがって、発光に伴う放熱量が増加する。
そのため、大きなLEDチップを使用する際には、発光素子実装用基板1(実装基板体6)の中心Oからの距離がより大きい位置に搭載することができる。
このようにLEDチップサイズおよび放熱量に応じて、同一の発光素子実装パッケージにおいてLEDチップの搭載位置を適宜変更するだけで対応することができる。
なお、基板電極(陽極および陰極)パッド間の距離は、適用するLEDチップの最大なものを実装できるように形成された発光素子領域の幅寸法よりも大きな構成としている。
また、図5および図6に示した発光素子実装パッケージ12では、発光素子実装用基板1(実装基板体6)の中心Oからの距離d1、d2、d3の全ての位置にLEDチップが搭載されている。
このような構成とすることにより、LEDランプとしての輝度を大きくすることができる。
この場合は、基板中心Oからの距離d3の外部を覆うようにLEDチップから出射された光を発光素子実装用基板1の上面方向に良好に反射させるための円形開口部を有するリフレクタ4が実装基板体6の上に設けられている。
ワイヤボンディングはR1、G1、B1とR2、G2、B2とR3、G3、B3に各々搭載されたLEDチップの電極パッド(図示せず)とその近傍の基板電極パッド上とで接続されている。
同じ発光色のLEDチップは、同一の発光素子搭載部10に搭載させることが好ましい。
すなわち、R1、R2、R3が第1の発光素子搭載部、G1、G2、G3が第2の発光素子搭載部、B1、B2、B3が第3の発光素子搭載部に各々搭載され、同発光色のLEDチップの電極パッドは、各々の発光素子搭載部の両側に設けられた単一の電極パッドと各々ワイヤボンディングされるようにすることが好ましい。
LEDチップは同一形状であっても発光色ごとに駆動電流が異なる。このため、同発光色のLEDチップを同一の発光素子搭載部10に搭載すると一括制御しやすい。
しかしながら、このような配置以外とすることを排除するものではない。
使用するリフレクタ4の材質は、特に限定されるものではないが、アルミニウム材のような反射能の良好なものが好ましく適用できる。
リフレクタ4の開口部の内側面5はテーパー状(斜面)に加工されており、LEDチップから出射された光を発光素子実装用基板1(実装基板体6)の上方向に効率的に反射させる機能を持つ。好ましくは内側面5の延長線がなす角αを90〜120度とすることができる。
リフレクタ4の開口部は、リフレクタ4の上表面と略平坦となるように、シリコーン樹脂等の封止樹脂7によって埋められ、ボンディングワイヤを保護している。略平坦とは厳密に同一平面とする必要はなく、若干の段差や表面のうねり等があっても差し支えないという意味である。
なお、図5に示した発光素子実装パッケージ12では、発光素子実装用基板1の中心Oからの距離d1、d2、d3の全ての位置にLEDチップを搭載させているが、d1とd2の位置、d1とd3の位置、あるいはd2とd3の位置のみに搭載することもできる。
本実施形態では、3箇所の異なる位置に発光素子搭載部を備える場合を例示したが、これに限定されるものではなく、発光素子搭載部10を4箇所以上とすることも可能なものである。また、本実施形態では、各々の発光素子搭載部が基板の中心からこの基板の中心を円の中心とする円周方向に概ね等幅で形成されているが、円周方向に向かって広幅となるように形成することもできる。
さらに、本実施形態では、1つの発光素子搭載部10に搭載されるLEDチップは、3つまで搭載可能となっているが、これに限定されるものではなく、各色のLEDチップを搭載する位置や搭載可能なLEDチップ数は、適宜選択が可能であり、さらに必ずしも揃える必要はないものである。
図7に示した発光素子実装用基板1は、本発明の第2の実施形態による発光素子実装用基板1の概略平面図である。
図7に示した発光素子実装用基板1は、図2に示した第1の実施形態の発光素子実装用基板1と基本的には同じ構成であるので、同じ構成部材には同じ参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
前述の第1の実施形態との相違は、金属ベース基板1のLEDチップを搭載する領域に突出部8が設けられている点である。
この突出部8を介してLEDチップでの発熱を外部に放熱するため、突出部8は熱伝導性の良好な銅やアルミニウム等の金属や窒化アルミニウム等のセラミック材料で形成され、好ましくは金属ベース基板と同一の材質で形成される。
本実施形態では、突出部8表面と略平坦となるように第1絶縁層2が形成され、第1絶縁層2上に基板配線3が形成されている。
そして、基板電極パッド領域以外の基板配線3上には基板電極パッド表面と略平坦となるように第2絶縁層2’が形成されている。
第2絶縁層2’として白色レジストを使用すると、LEDチップの出射光を発光素子実
装用基板1の上方向に効率的に反射させることができ好ましい。
リフレクタ(図示せず)は第2絶縁層2’および基板電極パッド領域上に設けられる。
第2絶縁層2’表面および基板電極パッド領域表面が略平坦であるため、リフレクタ(図示せず)の対向面との間に隙間がほとんどなく良好な接着が得られる。
図8に示した発光素子実装用基板1は、本発明の第3の実施形態による発光素子実装用基板1の概略平面図である。
図8に示した発光素子実装用基板1は、図1に示した第1の実施形態の発光素子実装用基板1と基本的には同じ構成であるので、同じ構成部材には同じ参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
なお、図8では、概略平面図としてLEDチップ搭載領域と基板電極パッドのみを図示している。
本実施形態においても、3色のLEDチップを使用する場合を例示している。
発光素子実装用基板1の定点として中心Oを重心とする正三角形の各辺と、対向する一対の基板電極パッド間の各々3つのLEDチップが載置可能な発光素子搭載部10の長手方向の中央部を通る直線とが略重なる構成となっている。略重なるとは、厳密に重ならなくてもよく、若干の傾きやずれがあっても差し支えないという意味である。
具体的には、発光素子実装用基板1の中心Oからの距離d4の位置にR4、G4、B4のLEDチップ、d5の位置にR5、G5、B5のLEDチップ、d6の位置にR6、G6、B6のLEDチップが載置可能な構成となっている。
すなわち、LEDチップ間距離が異なる3種類の構成に適用することができる。
なお、図8ではd4<d5<d6として例示している。
第1の実施形態と同様に、これらの1組のLEDチップ搭載領域にのみLEDチップを搭載することもできるし、2組あるいは3組全てに搭載することもできる。
また、各色のLEDチップを搭載する位置や搭載するチップ数を必ずしも揃える必要はない。
前述の第1から第3の実施形態では、いずれも3色のLEDチップを使用した場合を例示したが、4色以上のLEDチップを使用することも可能である。
4色使用の場合、第4の色としては、演色効果を有する黄緑が好ましく用いられる。
n(n≧4)色で第1、第2の実施形態と類似の構成とする場合は、発光素子実装用基板1の中心Oよりn方向(隣接する各々の方向のなす角が略(360/n)度)に複数のLEDチップが載置可能な構成とすればよい。
すなわち、4色では隣接する各発光素子搭載部の中央部を通る直線のなす角を略90度とすればよい。
また、n(n≧4)色で第3の実施形態と類似の構成とする場合は、発光素子実装用基板1の中心Oを重心とする正n角形の各辺上に、複数のLEDチップを載置可能な各発光素子搭載部を有する構成とすればよい。
なお、上記説明はいずれも発光色数と発光素子領域数とが等しい場合であるが、発光素子領域数を発光色数より多く形成することもできる。
一例としてR、G、Bの3色に対してRの発光素子領域数が1、Gの発光素子領域数が2、Bの発光素子領域数が1、すなわち発光素子領域数が4の場合が挙げられる。
この場合の発光素子領域数および電極パッド等の構成は、上述の第1から第3の実施形態における4色の場合と同様な構成とすればよい。
前述の第1から第3の実施形態で使用された金属ベース基板としては、熱伝導性の良好な金属板をベースとしたプリント基板が好ましく用いられる。
金属ベース基板の材質や製造方法は特に限定されるものではなく、従来のプリント基板材料やその製造技術をそのまま適用できる。
本実施形態では、銅板表面にガラスエポキシ材を絶縁層とした銅張積層板を用い、銅箔を配線パターンに加工(電極パッド表面には金めっき層を形成)し、発光素子搭載部の絶縁層を選択的に除去することで製造した。
また、本発明の発光素子実装パッケージを用いた面光源装置は、従来の面光源装置と類似の構成とすることができる。すなわち、アルミニウム材等の筐体底面に本発明の発光素子実装パッケージを必要数搭載した構成とすることができる。なお、第1から第3の実施形態ではいずれも基板の中心を定点とする場合、すなわち、1枚の基板に複数色のLED
を実装して白色光源を構成する光源ユニットを1つ有する場合を例示しているが、本発明はこの場合に限定されない。代わりに基板に複数の定点を有する場合、すなわち、1枚の
大面積基板に光源ユニットを一列状あるいはアレイ状等に複数有する構成とすることもできる。
なお、面光源装置としては、例えば、液晶表示装置用のバックライトや広告灯が挙げられる。
以上、本発明の好ましい実施の態様を説明してきたが、本発明はこれに限定されることはなく、例えば、本発明の発光素子実装用基板およびパッケージは、発光色の異なる複数の発光素子を実装するのに有用であるが、混色が不要な白色発光素子を実装することも可能であり、本発明の目的を逸脱しない範囲で種々の変更や機能追加が可能なものである。
図1は、本発明の発光素子実装用基板の第1の実施形態を示す概略平面図である。 図2は、図1の発光素子実装用基板のX−X線による概略断面図である。 図3は、図1の発光素子実装用基板に1組のLEDチップを実装したパッケージの概略平面図である。 図4は、図3のパッケージの概略断面図である。 図5は、図1の発光素子実装用基板に3組のLEDチップを実装したパッケージの概略平面図である。 図6は、図5のパッケージの概略断面図である。 図7は、本発明の発光素子実装用基板の第2の実施形態を示す図2と同様な概略断面図である。 図8は、本発明の発光素子実装用基板の第3の実施形態を示す平面概略図である。 図9は、従来のスリーインワンパッケージの概略平面図である。
符号の説明
1・・・発光素子実装用基板
2・・・絶縁層(第1絶縁層)
2’・・第2絶縁層
3・・・基板配線
4・・・リフレクタ
5・・・リフレクタの内側面
6・・・実装基板体
7・・・封止樹脂
8・・・突出部
10・・・発光素子搭載部
12・・・発光素子実装パッケージ
O・・・中心(定点)
Rn(n:1〜6)・・赤色に発光するLEDチップ
Gn(n:1〜6)・・緑色に発光するLEDチップ
Bn(n:1〜6)・・青色に発光するLEDチップ
RA・・・基板電極(陽極)パッド
GA・・・基板電極(陽極)パッド
BA・・・基板電極(陽極)パッド
RC・・・基板電極(陰極)パッド
GC・・・基板電極(陰極)パッド
BC・・・基板電極(陰極)パッド
d1・・中心(定点)からの距離
d2・・中心(定点)からの距離
d3・・中心(定点)からの距離
d4・・中心(定点)からの距離
d5・・中心(定点)からの距離
d6・・中心(定点)からの距離
100・・・スリーインワンパッケージ
102・・・赤色に発光するLEDチップ
104・・・緑色に発光するLEDチップ
106・・・青色に発光するLEDチップ

Claims (13)

  1. 発光色が異なる複数の発光素子を実装するための発光素子実装用基板であって、
    前記発光素子実装用基板が、
    前記発光素子の発光色の色数と同数または同数以上設けられた発光素子搭載部を備え、
    前記発光素子搭載部は、
    前記発光素子搭載部ごとに、同じ発光色を有する前記発光素子の搭載部分が複数箇所設けられており、
    さらに前記発光素子搭載部が、前記発光素子実装用基板の定点を重心とする正多角形の辺と、前記発光素子搭載部の長手方向が一致するように配設されていることを特徴とする発光素子実装用基板。
  2. 前記発光素子搭載部が、前記発光素子実装用基板上に等間隔で配置されていることを特徴とする請求項に記載の発光素子実装用基板。
  3. 前記定点が、前記発光素子実装用基板の中心であることを特徴とする請求項またはに記載の発光素子実装用基板。
  4. 前記定点を複数有することを特徴とする請求項またはに記載の発光素子実装用基板。
  5. 前記発光素子実装用基板の前記発光素子搭載部の配置箇所に突出部が設けられ、前記突出部上に前記発光素子搭載部が配設されていることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の発光素子実装用基板。
  6. 前記突出部が、前記発光素子実装用基板と同一の材質より形成されていることを特徴とする請求項に記載の発光素子実装用基板。
  7. 前記発光素子実装用基板が、金属ベース基板であることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の発光素子実装用基板。
  8. 前記発光素子が、発光ダイオード(LED)であることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の発光素子実装用基板。
  9. 前記発光ダイオード(LED)が、発光ダイオード(LED)チップであることを特徴とする請求項に記載の発光素子実装用基板。
  10. 前記発光素子搭載部の両側に、前記発光ダイオード(LED)チップの陽極および陰極と各々ワイヤボンディング接続される基板電極パッドが形成されていることを特徴とする請求項に記載の発光素子実装用基板。
  11. 請求項1から10のいずれかに記載の発光素子実装用基板と、
    前記発光素子実装用基板の前記発光素子搭載部に搭載された前記発光素子と、
    前記発光素子実装用基板上に設けられ、前記発光素子搭載部と対応する位置に開口部を有するリフレクタと、
    から構成されていることを特徴とする発光素子実装パッケージ。
  12. 前記開口部には、前記開口部を塞ぐように封止樹脂が埋め込まれており、
    前記封止樹脂は、前記リフレクタの上端面と前記封止樹脂の上端面とが同一面となるように設けられていることを特徴とする請求項11に記載の発光素子実装パッケージ。
  13. 請求項11または12に記載の発光素子実装パッケージが、筐体底面に搭載されていることを特徴とする面光源装置。
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