JP4952792B2 - 通信システム - Google Patents

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Description

カバレッジ範囲の拡大とシステム容量(スループット)の増大の両方が可能であるとして、パケットベースの無線(radio)システム等においてマルチホップ方式の利用が現在注目を集めている。
マルチホップ通信システムでは、送信元装置から1つまたはそれ以上の中間装置を介して送信先装置に至る通信経路(C)に沿って一通信方向に通信信号を送信する。図6は、単一セル、ツー(2)ホップ・ワイヤレス通信システムを示す。このシステムは、基地局BS(第3世代通信システムでは「ノードB(NB)」として知られている)と、中継ノードRN(中継局RSとしても知られている)と、ユーザ装置UE(移動局MSとしても知られている)とを含む。信号をダウンリンク(DL)で基地局から中継ノード(RN)を介して送信先のユーザ装置(UE)に送信する場合、基地局が送信元局(S)であり、ユーザ装置が送信先局(D)である。信号をアップリンク(UL)でユーザ装置(UE)から中継ノード(RN)を介して基地局に送信する場合、ユーザ装置が送信元局であり、基地局が送信先局である。中継ノードは中間装置(I)の一例であり、送信元装置からデータを受信するレシーバと、そのデータまたはそれから派生したデータを送信先装置に送信するトランスミッタとを有する。
従来、デッドスポット(dead spots)のカバレッジのために、単純なアナログリピータやデジタルリピータを中継局として利用していた。これらのリピータは、送信元局とは異なる送信周波数で動作して送信元からの送信とリピータからの送信とが干渉しないようにするか、送信元局が送信していない時に動作する。
図7は、中継局のアプリケーションを示す図である。固定インフラストラクチャの場合、中継局が提供するカバレッジは、移動局が物の影に入ってしまい、または基地局のカバレッジ範囲内にいるが基地局から十分な信号強度を得られないときに、通信ネットワークにアクセスさせる「インフィル(in-fill)」であってもよい。移動局が基地局の通常のデータ送信範囲外にいるときにアクセスさせる「範囲拡大」も示されている。図7の右上に示したインフィルの例は、地上レベルまたはその上下におけるビル内のカバレッジを可能とするノーマディック中継局の配置である。
その他のアプリケーションは、イベントや緊急時・災害時にアクセスを提供する一時的カバー(temporary cover)を発揮するノーマディック中継局である。図7の右下に示したアプリケーションは、車両に載せた中継局を用いてネットワークへのアクセスを提供する。
下に説明するように、中継を、通信システムのゲインを向上する高度な送信技術とともに利用してもよい。
無線通信の散乱や吸収により伝搬損失、すなわち「経路損失」が生じるので、信号強度は小さくなる。トランスミッタとレシーバとの間の経路損失に影響する要因には次のものがある:トランスミッタのアンテナ高さ、レシーバのアンテナの高さ、キャリア周波数、混雑具合(clutter type)(都会、半都会、郊外)、高度等の詳細な形態、密度、セパレーション(separation)、地形(起伏がある、平地)。トランスミッタとレシーバの間の経路損失L(dB)を次式でモデル化できる:
Figure 0004952792
ここで、d(メートル)はトランスミッタとレシーバのセパレーション(separation)であり、b(db)とnは経路損失パラメータであり、経路損失の絶対値はl=10(L/10)で与えられる。
間接リンクSI+IDで生じる絶対経路損失は、直接リンクSDで生じる経路損失より小さいこともあり得る。換言すると、次式が成り立つこともある:
Figure 0004952792
1つの送信リンクを2つの短い送信セグメントに分割すれば、経路損失と距離との間の非線形関係を利用できる。式(A)を用いた経路損失の簡単な理論的分析から、送信元装置から中間装置を介して送信先装置に信号を送信すると、送信元装置から送信先装置に直接送信するよりも全体的な経路損失は少なくでき、信号強度およびそれによるデータスループットの改善ができることが分かる。適切に実施すれば、マルチホップ通信システムにより、ワイヤレス送信を行うトランスミッタの送信パワーを低減することができ、干渉レベルが低くなり、電磁放射にさらされる量が減る。あるいは、全体的な経路損失が減ることにより、信号伝達に必要な放射送信パワーを増やさなくても、レシーバにおける受信信号品質が良くなる。
マルチホップシステムはマルチキャリア送信での利用に適している。FDM(周波数分割多重)、OFDM(直交周波数分割多重)、またはDMT(離散マルチトーン)などのマルチキャリア送信システムでは、1つのデータストリームをN個の並列のサブキャリアに変調する。各サブキャリア信号はそれ自体の周波数範囲を有する。こうすることにより、帯域幅全体を複数のサブキャリアに分割し、各データシンボルの長さを長くすることができる。各サブキャリアの情報レートは低いので、マルチキャリアシステムはシングルキャリアシステムと比較して、チャネルに生じる歪み(channel induced distortion)に対する抵抗力が強いという点で利益がある。これは、各サブキャリアの送信レートと帯域幅とがそのチャネルのコヒーレンス帯域幅(coherence bandwidth)より小さくすることにより可能となる。結果として、信号サブキャリアに生じるチャネル歪みは周波数に依存するので、簡単な位相及び振幅の補正ファクタにより補正することができる。このように、システム帯域幅がチャネルのコヒーレンス帯域幅より大きいとき、マルチキャリアレシーバ内のチャネル歪み補正部(channel distortion correction entity)は、シングルキャリアレシーバ内の対応するチャネル歪み補正部より、非常に簡単なものとすることができる。
直交周波数分割多重(OFDM)はFDMに基づく変調方式である。OFDMシステムは、サブキャリアのスペクトルが相互に独立であるために干渉を起こさずにオーバーラップできるように、数学的に直交する複数のサブキャリア周波数を利用する。OFDMシステムの直交性により、ガードバンド周波数が必要なくなり、そのためにシステムのスペクトル的効率性が高くなる。OFDMは多くのワイヤレスシステムに提案され、受け入れられている。OFDMは、非対称デジタル加入者線(ADSL)接続、一部のワイヤレスLANアプリケーション(例えば、IEEE802.11a/g標準に基づくWiFiデバイス)、(IEEE802.16標準に基づく)WiMAX等の一部のワイヤレスMANアプリケーションで現在使用されている。OFDMは、エラー訂正方法であるチャネルコーディングとともにしばしば用いられ、コード化直交FDMすなわちCOFDMとなる。COFDMは今日デジタル電気通信システムで広く用いられ、周波数領域のサブキャリアと時間領域のシンボルの両方にわたりチャネル歪みの変化があるマルチパス環境において、OFDMベースシステムの性能を向上させている。本システムはビデオやオーディオのブロードキャスト(例えばDVBやDAB)やある種のコンピュータネットワーク技術で使用できる。
OFDMシステムでは、トランスミッタにおいて、N個の変調パラレルデータソース信号のブロックを逆離散フーリエ変換(IDFT)アルゴリズムまたは逆高速フーリエ変換(IFFT)を用いることにより、N個の直交パラレルサブキャリアにマッピングし、時間領域の「OFDMシンボル」として知られる信号を形成する。このように、「OFDMシンボル」はN個のサブキャリア信号すべてを合成した信号である。OFDMシンボルは数学的には次式で表せる:
Figure 0004952792
ここで、ΔfはHz単位のサブキャリアのセパレーションであり、T=1/Δfは秒単位のシンボル時間であり、cnは変調ソース信号である。各ソース信号で変調される式(1)のサブキャリアベクトルはc∈Cであり、c=(c,c..cN−1)は有限のコンステレーションのうちのN個のコンステレーションシンボルのベクトルである。レシーバにおいて、受信した時間領域信号を、離散フーリエ変換(DFT)アルゴリズムまたは高速フーリエ変換(FFT)アルゴリズムを適用して周波数領域に変換して戻す。
OFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)はOFDMの多重アクセスのための変化形である。OFDMAは、個々のユーザにサブキャリアの一部を割り当てることにより動作する。これにより、複数のユーザから同時に送信ができ、スペクトル効率がよくなる。しかし、依然として、干渉を起こさずに双方向すなわちアップリンクとダウンリンクの両方向での通信を可能にする課題がある。
2つのノード間の双方向通信を可能にするため、2つの通信リンク(フォワードすなわちダウンロードと、リバースすなわちアップリンク)を二重化して、装置が同一リソース媒体上で同時に送受信できないという物理的な制約を克服する2つの周知のアプローチがある。第1のアプローチは、周波数分割多重(FDD)であり、伝送媒体をフォワードリンク通信用とリバースリンク通信用の2つの帯域にさらに分割して、2つのリンクを同時に、しかし相異なる周波数帯域で動作させるものである。第2のアプローチは、時分割多重(TDD)であり、どの時点でもフォワードリンクまたはリバースリンクのみが媒体を利用できるように、する2つのリンクを同一周波数帯域上で動作させるが、時間的により媒体へのアクセスをさらに分割するものである。どちらのアプローチ(TDD及びFDD)も他方と比較してそれ自体のメリットがあり、両方ともシングルホップの有線及び無線の通信システムでよく利用される方式である。例えば、IEEE802.16規格にはFDDモードとTDDモードが両方とも組み入れられている。
一例として、図8はIEEE802.16規格(WiMAX)のOFDMA物理レイヤモードで利用されるシングルホップTDDフレーム構成を示す図である。この規格はここに参照援用する。
各フレームはDLサブフレームとULサブフレームに分割され、各サブフレームは別々の送信インターバルである。フレームは送受信トランジションガードインターバル(TTG)と受送信トランジションガードインターバル(RTG)により分離されている。各DLサブフレームは、プリアンブルで始まり、フレーム制御ヘッダ(FCH)、DLマップ、ULマップが続く。
フレーム制御ヘッダは、バーストプロファイルとDLマップの長さとを指定するDLフレームプレフィックス(DLFP)を含む。DLFPは各フレームの始めに送信されるデータ構成であり、カレントフレーム(current frame)に関する情報を含む。DLFPはFCHにマッピングされる。
同時ダウンリンクアロケーション(simultaneous DL allocations)をブロードキャスト、マルチキャスト、またはユニキャストしてもよいし、担当している(serving)BS以外のBSのアロケーションを含んでいてもよい。同時アップリンクはデータアロケーションであっても、レンジング(ranging)要求または帯域幅要求であってもよい。
英国特許出願第0616482.6号は、通信技術に関し、本願発明者が提案した関連発明を説明している。この出願の内容はここに参照援用し、そのコピーを共に提出する。
中継局(RS)におけるフレーム構成は、標準化されたフレーム構成との互換性を保ち、基地局(BS)や移動局(MS)の送信における干渉を回避するように設計すべきである。通常、RSにおけるフレーム構成は、BSとRSとの間、BSとMSとの間、またはRSとMSとの間の通信を保証すべきである。しかし、本発明者は、MSからの通信はRSとBSの通信からの干渉を経験することがあることに気づいた。
本発明は独立項に記載されており、ここで参照する。有利な実施形態は従属項に記載した。
添付した図面を参照して、単なる例示により、本発明の好ましい特徴をここに説明する。
本発明の一実施形態を示す概略図である。 本発明の実施形態の理科に有用なRS領域の例を示す図である。 WiMAXリレーシステムを示す図である。 RS領域をアロケーションする動作の一例を示す図である。 BSがRSからの要求なしにRS領域に直接命令できることを示す図である。 シングルセル、ツーホップワイヤレス通信システムを示す図である。 中継局のアプリケーションを示す図である。 中継局のアプリケーションを示す図である。 IEEE802.16規格のOFDMA物理レイヤモードで使用するシングルホップTDDフレーム構成を示す図である。
ウィンドウ保存
1. はじめに
分散制御のマルチホップリレーベースネットワークにおいて、RSはアクセスリンクのリソースアロケーションの責任を有し、RSにおけるDLとULマップ情報と関連IEを構成する。その結果、MR−BS(またはその下のRS)がRSにメッセージを送って、サービスするSSへの送信のためにRSにおけるアクセスダウンリンクの領域を使用しないように命令させるメカニズムは存在しない。
同じ問題はアップリンクにもあり、上位RSまたはMR−BSはRSに対して、そのRSが制御するアクセスリンクにSSからの送信をアロケーションしないように命令することはできない
その結果として、MR−BSは、シングルホップシステムにおいて一般的に使われるセルにわたる安全領域を割り当てることができず、干渉が低減またはゼロのDLまたはULサブフレーム中の送信領域を試みる(try and provide)しかない。
2. 実施形態の詳細
本発明の実施形態では、下位の中間ノードに「予約」情報を提供する上位ノードのコンセプトを用いる。この予約情報は、そのノードが情報コントロール(information controls)を受け取るアクセスダウンリンク及びアップリンクにおける送信機会のアロケーションに影響を与える。簡単な例として、MR−BSがRSに情報を送信して、そのRSに、アクセスダウンリンク及びアクセスアップリンクのある領域を使わないように通知する。結果として、RSはDLマップとULマップにそれぞれリソースアロケーションを含まず、その結果RSは、アクセスDLインターバル内のこの予約領域内で送信せず、SSまたはMSは、アクセスULのこの予約領域内で送信しない。
これを実現するため、MR−BS(または上位RS)が下位RSに予約情報を通知できる2つの新しいメッセージが必要となる。本発明の実施形態では、この2つの新しいメッセージをMR_DL_Safety_Region_IEとMR_UL_Safety_Region_IEと呼ぶ。これらのメッセージは、アクセスダウンリンク及びアクセスアップリンクのそれぞれで、RSが使用できない領域またはウィンドウに関する情報を含む。これらのメッセージを受信すると、RSは、既存のメッセージを利用してこれらの領域が利用されていないことをMSに通知する。IEEE802.16ベースシステムの場合、RSはレガシーメッセージを用いてこれをできる。DLの場合、RSはDIUC13を用いてDL−MAP_IEを送信する。SS/MSは、かかる情報を受信すると、DIUC13のDL−MAP_IEにより既述されるバーストで送信された信号は無視することが分かり、RSは、このバーストまたは領域において何も(情報を担う信号は)送信できない。ULの場合、RSは、UIUCが13であるUL−MAP_IEを送信し、その次にPAPR_reduction_and_safety_zone_allocation_IEを送信し、タイプを安全ゾーンアロケーションに設定し、SS/MSに指示した領域ではUL情報を送信しないように通知する。
MR−BS(または上位RS)からの情報は、下位RSに対してユニキャスト、マルチキャスト、またはブロードキャストされる。上位RSまたはMR−BSは、予約ウィンドウを用いて、下位RSからの干渉による性能低下を経験しているMS/SSに送信をアロケーションする。
図1Aは、MR−BSからDLサブフレーム0で発行されたコマンドが、次のサブフレームにおいてアクセスリンクにいかに影響されるかを示す図である。コマンドは、デ・アロケーションされるまで、または偶発的予約があるまで、または次のサブフレームまで存続することができる。この場合、RSは、アクセスリンクのDL−MAPにおいて、この領域はDIUCが13である特殊なバーストにアロケーションすることにより予約されていることを通知する。その結果、この特殊なバーストまたは領域においては、RSは情報を搬送しないので、SS/MSはこのバーストを無視できる。
斜線を施した領域は、1つの命令でマルチキャストグループのすべてのRSにウィンドウまたは領域を予約するように通知できるマルチキャスト安全領域アロケーションである。濃さが異なる2つの網掛け領域は、ユニキャスト安全領域の例であり、1つのRSのみがIEにアロケーションされたウィンドウまたは領域を予約する。白いエリアは、IEを発行している局(この場合、MR−BS)における下位RSからの干渉を受けないエリアである。
図1Bは、MR−BSからDLサブフレーム0で発行されたコマンドが、下位RSにより、同じまたは後のサブフレームのいずれかにおけるアクセスリンクにいかに影響するかを示す図である。この場合、RSはアクセスリンクのUL−MAPにおいてこの領域は予約されていることを通知(indicate)する。その結果、SS/MSは、この領域には送信をアロケーションせず、アロケーションがその領域に広がっているときはそれをスキップする。
本発明の実施形態は、送信用でない領域やウィンドウを使用することに主にフォーカスしているが、別の使用法としてMR−BSが「ドントケア(don't care)」送信の領域をアロケーションすることもできる。かかる領域は、情報を搬送している波形と干渉するリスク無しに、すべての送信者が情報を搬送しない波形を送信することができる。かかる情報を搬送しない波形を使用して、トーンリザベーションとして知られる方法(かかるトーンリザベーションSamsung社名義の特許公報(WO2005/025102号)に開示され、802.16標準に組み込まれている)を用いて、送信機におけるPAPRを低減することができる。この領域またはウィンドウの別の使用方法は、802.16標準に記載されているように、「サウンディング」波形を送信することである。つまり、この予約領域またはウィンドウは、PAPRを低減するため、または送信をしないためにダウンリンク接続で使用することができ、サウンディング(既知の波形の送信)、PAPRの低減、または送信をしないためにアップリンク接続で使用することができる。
「非情報搬送信号(non-information-carrying signal)」は、受信器で処理されないサブチャリアの一部の送信を含み得る。これらのサブキャリアにはデータはエンコードされない。サブキャリアに適用される変調は、IFFT後に信号波形全体の変化を低減するものである。IFFTの式は実質的には複数の正弦波形を足し合わせたものである。結果として、合成波形は振幅が大きく変動する。PAPR低減の背景にあるアイデアは、この変動を小さくすることである。1つの方法は、「不使用の」データサブキャリアを使用して、合成波形中の変動を低減することである。その方法では、変調して送信する際に、「不使用」データサブキャリアを、システム全体のPAPRを低減するように使用するが、これらの「不使用」サブキャリアを用いて受信器に情報を搬送することはない。よって、これらの「不使用」サブキャリアで送信される信号は、「非情報搬送信号」と呼ばれる。
サウンディング信号は、基本的には、受信器においてチャネル応答を特定するために用いる「周知」またはその他の「既知の」信号である。アイデアとしては、周知の信号を送信すれば(すなわち、受信器には何が送信されたか分かる)、チャネルにより生じた歪みを決定できるということである。よって、「チャネルサウンディング」という用語は、基本的にチャネルにサウンディングして、その特性を求める時に、かかる波形を送信する時に使用される。かかる信号は通常特殊な特性を有するように決められる。OFDMの場合、周波数領域において振幅が一定となり、すべてのサブキャリアを同じ重みでサウンディングする(sound)ように設計されている。これにより、ノイズによりサウンディングプロセスに起こるエラーは、チャネル応答にわたり等しい重みを付けられる。また、OFDMの場合、上記のように、PAPRができるだけ小さくなるように、時間的に信号の振幅は一定であることが望ましい。

3. 利点のまとめ
上記の実施形態は、上位装置が、上記装置がSSまたはMSと低干渉または無干渉の通信を保証できる領域を作るために、下位デバイスが送信をしないウィンドウまたは領域を予約できるというコンセプトを示している。このコンセプトを実現(release)するメカニズムも提供する。
結果として以下の利点が得られる。
分散システム中の上位装置が下位デバイスをある程度制御して、干渉管理をすることができる。
これにより、分散制御の利益が得られるが、干渉の集中制御のメカニズムを提供し、これは単一(またはよりよい)周波数リユースを達成しようとするシステムでは必須である。
まとめると、BS(またはRS)は、(特に、分散スケジューリングの場合には)下位RSにダウンリンクとアップリンクの両方において非送信用にアクセスリンクの領域を予約するように指示する機能が必要である。これにより、BSとその下位RSによりカバーされたエリア内の干渉をある程度制御できる。それゆえ、2つのメッセージを考える。両方とも(DLマップ及びULマップ中の)Rリンクで搬送され、一方はDLアクセスリンクで使用しない領域を、もう一方はULアクセスリンクで使用しない領域をRSに通知する。
R−DLのDLマップは、RSに非送信(non-transmission)の領域またはウィンドウを割り当てる、1つのRSにユニキャストされた、またはマルチキャストグループのRSにマルチキャストされたMR_DL_Safety_Zone_IEを含む。MR−BSは、すべてのRS(またはRSのグループ)からの干渉を経験しているRSまたはMSからの干渉を経験しているMSへの送信に、このウィンドウまたは領域を利用できる。アップリンクにおける安全ゾーンアロケーションについても同じことが言える。R−DL中のULマップは、ULにおけるRSへの非送信の領域またはウィンドウをアロケーションして、MR−BSへのMSの送信へのULにおける干渉を防止する安全領域アロケーションを含み得る。
RSは、MR−BSと同様の方法で下位RSにIEを発行して、そのRSに接続されたMSへの干渉を防止してもよい。

RS領域とシステム動作の詳細
上記のウィンドウ予約をどう使用するかの一例はRS領域にある。

RS領域の画成
RS間の安全な通信を確保するため、BSはダウンリンクサブフレームとアップリンクサブフレームに1つまたは複数のRS領域をアロケーションする。この領域のサイズは、複数のOFDMシンボル(図2a)でもよいし、複数のスロット(図2b)でもよい。
RSの送受信にRS領域を用いる。BSとMSはRS領域内では静かにし、干渉を回避する。RS領域アロケーションの好ましい規則は:
・RS領域を生成し、RS、BS、及びMSのサブフレームと同期させる。アロケーションとサイズはBSにより指示される。
・RS領域ではMSとBSは静かにしている。
・BSは、どのRSがRS領域内で送信する権利を有するか表示する。
・1つまたは複数のRSがRS領域内で情報を送信できる。
・ダウンリンクサブフレームとアップリンクサブフレームの時間内に、複数のRS領域をアロケーションできる。
このRS領域の目的は次の通りである
RS間の情報(データとシグナリングを含む)交換;
RSとMSとの間の情報(データとシグナリングを含む)交換;
RSとBSとの間の情報(データとシグナリングを含む)交換;
チャネルセンシングと同期のための所定のシーケンスをRS領域に加えてもよい。

RS領域をアロケーションするシステム動作
図3は、中継局(図3)がRS領域を欲しいときのシグナリング図である。
図4において、RS1#は、RS_Rng_ReqをBSに送信し、RS領域を要求している。RS領域内の送信に関するより多くの情報がこのメッセージに含められる。BSは応答のためRS_Rng_Rspメッセージを送信する。BSはRS領域アロケーションを拒絶または承認する。RS領域内の送信に関するより多くの情報をこのメッセージに含められる。例えば、拒絶の理由、RS領域の位置及びタイミング情報、アクセス方法などである。BSがRS領域の要求を承認すると、対応するRS領域はサブフレームにアロケーションされる。
RS領域は、RSからの要求なしに、BSに直接指定されてもよい。図5に示したように、BSは、RS_Rng_Rspメッセージを送信して、すべてのRSに対するRS領域を命令してもよい。このメッセージにはより多くの情報を含められる。
マルチホップ中継システムでは、RS_Rng_ReqやRS_Rng_Rsp等のメッセージを中継して、マルチホップ中継局がRS領域を要求できるようにしてもよい。
本発明の実施形態は、ハードウェアで実施してもよいし、1つ以上のプロセッサ上で動作するソフトウェアモジュールとして実施してもよいし、これらの組み合わせとして実施してもよい。すなわち、実際にはマイクロプロセッサまたはデジタルシグナルプロセッサ(DSP)を用いて本発明を化体するトランスミッタの機能の一部または全部を実施してもよいことは、当業者には明らかであろう。本発明はここに開示した方法の一部または全部を実行するデバイスまたは装置のプログラム(例えば、コンピュータプログラム及びコンピュータプログラム製品)として化体してもよい。本発明を化体するかかるプログラムは、コンピュータ読み取り可能媒体に格納したものでもよく、例えば信号の形態であってもよい。かかる信号はインターネットのウェブサイトからダウンロード可能なデータ信号であっても、キャリア信号上の信号であっても、その他の形態であってもよい。

利点のまとめ
まとめると、実施形態の利点は以下の通りである:
・予約ウィンドウの柔軟性を改善することにより、OFDMA(WiMAX等)システムを改善する;
・ウィンドウを予約する実現可能な方法により、フレーム構成とネットワーク配置を柔軟にする;
・提案したウィンドウ予約方法のためにシグナリングメカニズムを設計した。これはWiMAX標準と互換性がある。
・集中アルゴリズムを分散様式にする、柔軟性を高める;分散システムはBSの計算負荷及びシグナリング付加を解消(release)することができる;
・提案した予約ウィンドウを、チャネルサウンディング、ハンドオーバー、ルーディングディスカバリ、及びメンテナンス等の複数の目的に用いることができる。
・ウィンドウ予約は中継システムにおいて干渉を回避する柔軟な方法である。

IEEE802.16E−2005へのRSアクセスダウンリンク安全領域の適用ウィンドウ予約コントリビューション

はじめに
分散制御[1]のマルチホップリレーベースネットワークにおいて、RSはアクセスリンクのリソースアロケーションの責任を有し、RSにおけるDLとULマップ情報と関連IEを構成する。その結果、MR−BS(またはその下のRS)がRSにメッセージを送って、サービスするSSへの送信のためにRSにおけるアクセスダウンリンクの領域をアロケーションしないように命令させるメカニズムは存在しない。
MR−BS(またはRS)に、アクセスダウンリンクにおける非送信用に予約された領域をRSに表示させるために、MR−BSまたはRSからRSにRリンク[2]で送信し、アクセスダウンリンクにおける予約すなわち「安全」領域を表示する新しいDL−MAP IEを提案する。RSは、Rリンクで「RS_DL_Safety_Region_IE」を受信すると、次のDLサブフレームのアクセスDL中のこの領域を予約する。
提案する本文
[セクション8.4.5.3.2.1のテーブル277aの項目を以下のように変更:]
0A RS_Access_DL_Safety_Region_IE
09-0A Reserved (一行削除)

[新しい従属節8.4.5.3.29:]
8.4.5.3.29 RS_Access_DL_Safety_Region_IE

中継リンクにおけるDLマップにおいて、MR−BSまたはRSはRS_Access_DL_Safety_Region_IE()とともにDIUC=15を送信し、次のDLサブフレーム中のRSアクセスDLにおいて非送信用に予約する領域の位置を示す。
Figure 0004952792
以上の実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
マルチホップワイヤレス通信システムにおいて使用する送信方法であって、前記システムは送信元装置と、送信先装置と、1つまたは複数の中間装置とを有し、前記送信元装置は、前記送信元装置から前記送信先装置に前記中間装置を介して伸びる通信経路を形成する一連のリンクに沿って一通信方向に情報を送信するように動作可能であり、前記中間装置は、前記経路に沿って前段装置から情報を受け取り、前記経路に沿って後段装置に受信情報を送信するように動作可能であり、前記システムは、離散的な送信時間において前記一通信方向での送信に利用できる送信周波数帯域を割り当てるのに使用する時間・周波数フォーマットにアクセス可能であり、前記フォーマットはかかる時間内の複数の送信ウィンドウを画成し、各ウィンドウはその時間の異なる部分を占め、その時間のその部分にわたる前記利用可能周波数帯域内の周波数帯域幅プロファイルを有し、各ウィンドウは送信に使用する前記装置の1つへの送信時間に割り当て可能であり、前記方法は、
前記装置のうちの第1の装置から第2の装置への送信時間に使用する予約情報を送信する段階であって、前記第2の装置は前記中間装置の1つであり、前記予約情報は前記送信時間で予約すべき少なくとも1つの送信ウィンドウを指定する段階と、
前記第2の装置において、受信した予約情報に応じて、前記送信時間の指定されたウィンドウを予約する段階とを含む方法。
(付記2)
前記第1の装置は前記送信元装置である、付記1に記載の送信方法。
(付記3)
前記システムは少なくとも2つの中間装置を含み、前記第1の装置は前記中間装置の一方である、付記1に記載の送信方法。
(付記4)
前記第2の装置は前記第1の装置から前記一通信方向に前記経路に沿ってある、付記1ないし3いずれか一項に記載の方法。
(付記5)
前記システムは2つ以上の中間装置を有し、前記方法は、
前記予約情報を前記第2の装置を含む各中間装置に送信する段階と、
各中間装置において、受信した予約情報に応じて、前記送信時間の指定されたウィンドウを予約する段階とを含む、付記1ないし4いずれか一項に記載の方法。
(付記6)
前記第2の装置または前記中間装置における予約の結果として、前記装置が前記指定ウィンドウにおける他の送信と干渉しないように、前記送信時間の指定ウィンドウにおいて前記装置からの送信をしない段階を含む、付記1ないし5いずれか一項に記載の方法。
(付記7)
前記第2の装置または前記中間装置における予約の結果として、前記送信時間の指定ウィンドウにおいて前記装置から非情報搬送信号を送信する段階を含む、付記1ないし5いずれか一項に記載の送信方法。
(付記8)
PAPR低減方法において使用する前記非情報搬送信号を送信する段階を含む、付記7に記載の送信方法。
(付記9)
前記予約情報は制御情報であり、送信時間の所定ウィンドウにおいて前記第1の装置から前記第2の装置に送信される、付記1ないし8いずれか一項に記載の方法。
(付記10)
前記送信時間の直前の送信時間に前記予約情報を送信する段階を含む、付記1ないし9いずれか一項に記載の方法。
(付記11)
前記送信時間に前記予約情報を送信する段階を含む、付記1ないし10いずれか一項に記載の送信方法。
(付記12)
前記第1の装置からの前記予約情報の送信の前に、前記第1の装置が予約プロセスが要求されているか決定する段階と、
前記決定の結果に応じて、前記予約情報の送信を実行する段階とを含む、付記1ないし11いずれか一項に記載の送信方法。
(付記13)
前記第1の装置からの前記予約情報の送信の前に、前記第1の装置が予約情報の内容を判断する段階をさらに含む、付記1ないし12いずれか一項に記載の送信方法。
(付記14)
前記予約情報は前記送信時間を含む複数の送信時間で使用され、前記方法は前記複数の送信時間の各々の前記予約を実行する段階を含む、付記1ないし13いずれか一項に記載の送信方法。
(付記15)
前記複数の送信時間は連続した送信時間である、付記14に記載の送信方法。
(付記16)
前記予約情報は継続的な予約情報であり、前記方法は、前記継続的予約情報をキャンセルするデ・アロケーション情報を受信するまで、前記複数の送信時間の予約を順次実行する段階を含む、付記14または15に記載の送信方法。
(付記17)
前記第2の装置に、場合によって各中間装置に、前記第1の装置から前記デ・アロケーション情報を送信する段階を含む、付記16に記載の送信方法。
(付記18)
システム情報に応じて前記第1の装置から前記デ・アロケーション情報をいつ送信するか決定する段階と、
その決定の結果に応じて前記デ・アロケーション情報を送信する段階とを含む、
付記17に記載の送信方法。
(付記19)
前記通信方向はダウンリンク方向であり、
前記送信先装置は、前記中間装置を介して前記送信元装置に前記通信経路に沿って前記ダウンリンク方向と逆のアップリンク方向で情報を送信でき、
前記中間装置は、前記経路に沿って前記アップリンク方向で前段装置から情報を受信し、前記経路に沿って前記アップリンク方向で後段装置に受信情報を送信するように動作可能であり、
前記時間周波数フォーマットは、前記アップリンク方向での送信に利用できる送信周波数帯域幅の割り当てにも使用される、付記1ないし18いずれか一項に記載の送信方法。
(付記20)
前記第2の装置における予約の結果として、前記第1の装置からの前記通信方向の前記経路に沿って位置する第3の装置からの送信を制御する、付記19に記載の送信方法。
(付記21)
前記制御は、前記第3の装置が前記送信時間の指定ウィンドウで送信しないように制御するものである、付記20に記載の送信方法。
(付記22)
前記制御は、前記第3の装置が前記送信時間の指定ウィンドウで非情報搬送信号を送信するように制御するものである、付記20に記載の送信方法。
(付記23)
前記第3の装置から送信される前記非情報搬送信号は、PAPR低減方法で利用される、付記22に記載の送信方法。
(付記24)
前記制御は、前記第3の装置が前記送信時間の指定ウィンドウでサウンディング方法に使用する既知の信号を送信するように制御するものである、付記20に記載の送信方法。
(付記25)
前記第2の装置から前記第3の装置に命令を送信することにより前記制御を行う、付記20ないし24いずれか一項に記載の送信方法。
(付記26)
前記第3の装置は前記送信先装置である、付記20ないし25いずれか一項に記載の送信方法。
(付記27)
前記第1の装置からの前記予約情報の送信の前に、前記第2の装置から前記第1の装置に、かかる予約情報の要求を送信する段階をさらに含む、付記19ないし26いずれか一項に記載の送信方法。
(付記28)
前記予約情報は予約する少なくとも2つの送信ウィンドウを指定し、前記送信ウィンドウの一方は前記ダウンリンク方向の送信用であり、他方は前記アップリンク方向の送信用である、付記19ないし27いずれか一項に記載の送信方法。
(付記29)
前記第2の装置は、前記送信元装置から前記経路に沿った前記装置の少なくとも1つに、かかる送信時間に、かかる送信ウィンドウのアロケーションを行う、付記1ないし28いずれか一項に記載の送信方法。
(付記30)
前記予約情報は第1の予約情報であり、前記送信時間は第1の送信時間であり、前記方法は、さらに、
前記第1の予約情報の送信の後、前記第2の装置に前記第1の装置から前記第1の送信時間の後の第2の送信時間に使用する、前記第1の予約情報とは異なる第2の予約情報を送信する段階と、
前記第2の装置において、受信した第2の予約情報に応じて、前記第2の送信時間の指定されたウィンドウを予約する段階とを含む、付記1ないし29いずれか一項に記載の送信方法。
(付記31)
前記第2の送信時間内に前記第2の予約情報により指定された少なくとも1つのウィンドウの位置は、前記第1の送信時間内の前記第1の予約情報により指定された少なくとも1つのウィンドウの位置とは異なる、付記30に記載の送信方法。
(付記32)
前記時間周波数フォーマットは、時間分割多重または周波数分割多重通信システムにおけるダウンリンク及び/またはアップリンクサブフレームのフォーマットである、付記1ないし31いずれか一項に記載の送信方法。
(付記33)
前記システムはOFDMまたはOFDMAシステムであり、前記時間周波数フォーマットはOFDMまたはOFDMA時間分割多重フレームのOFDMまたはOFDMAダウンリンク及び/またはアップリンクサブフレームのフォーマットである、付記1ないし32いずれか一項に記載の送信方法。
(付記34)
各離散送信時間はサブフレーム期間である、付記1ないし33いずれか一項に記載の送信方法。
(付記35)
各送信ウィンドウはOFDMまたはOFDMAフレーム構成の領域である、付記1ないし34いずれか一項に記載の送信方法。
(付記36)
各送信ウィンドウはOFDMまたはOFDMAフレーム構成のゾーンを含む、付記1ないし35いずれか一項に記載の送信方法。
(付記37)
前記送信元装置は基地局である、付記1ないし36いずれか一項に記載の送信方法。
(付記38)
前記送信元装置はユーザ端末である、付記1ないし36いずれか一項に記載の送信方法。
(付記39)
前記送信先装置は基地局である、付記1ないし38いずれか一項に記載の送信方法。
(付記40)
前記送信先装置はユーザ端末である、付記1ないし39いずれか一項に記載の送信方法。
(付記41)
前記中間装置は中継局である、付記1ないし40いずれか一項に記載の送信方法。
(付記42)
マルチホップワイヤレス通信システムであって、
前記システムは送信元装置と、送信先装置と、1つまたは複数の中間装置とを有し、
前記送信元装置は、前記送信元装置から前記送信先装置に前記中間装置を介して伸びる通信経路を形成する一連のリンクに沿って一通信方向に情報を送信するように動作可能であり、前記中間装置は、前記経路に沿って前段装置から情報を受け取り、前記経路に沿って後段装置に受信情報を送信するように動作可能であり、
前記システムは、離散的な送信時間において前記一通信方向での送信に利用できる送信周波数帯域を割り当てるのに使用する時間・周波数フォーマットにアクセス可能するように動作可能なアクセス手段を有し、前記フォーマットはかかる時間内の複数の送信ウィンドウを画成し、各ウィンドウはその時間の異なる部分を占め、その時間のその部分にわたる前記利用可能周波数帯域内の周波数帯域幅プロファイルを有し、各ウィンドウは送信に使用する前記装置の1つへの送信時間に割り当て可能であり、
前記システムは、前記装置のうちの第1の装置に設けられた、前記装置のうちの第1の装置から第2の装置への送信時間に使用する予約情報を送信する送信手段であって、前記第2の装置は前記中間装置の1つであり、前記予約情報は前記送信時間で予約すべき少なくとも1つの送信ウィンドウを指定する送信手段と、
前記第2の装置に設けられた、前記第2の装置において、受信した予約情報に応じて、前記送信時間の指定されたウィンドウを予約する予約手段とを含むシステム。
(付記43)
マルチホップワイヤレス通信システムのコンピューティング装置において実行されると、前記システムに送信方法を実行させるコンピュータプログラムであって、
前記システムは送信元装置と、送信先装置と、1つまたは複数の中間装置とを有し、前記送信元装置は、前記送信元装置から前記送信先装置に前記中間装置を介して伸びる通信経路を形成する一連のリンクに沿って一通信方向に情報を送信するように動作可能であり、前記中間装置は、前記経路に沿って前段装置から情報を受け取り、前記経路に沿って後段装置に受信情報を送信するように動作可能であり、前記システムは、離散的な送信時間において前記一通信方向での送信に利用できる送信周波数帯域を割り当てるのに使用する時間・周波数フォーマットにアクセス可能であり、前記フォーマットはかかる時間内の複数の送信ウィンドウを画成し、各ウィンドウはその時間の異なる部分を占め、その時間のその部分にわたる前記利用可能周波数帯域内の周波数帯域幅プロファイルを有し、各ウィンドウは送信に使用する前記装置の1つへの送信時間に割り当て可能であり、前記方法は、
前記装置のうちの第1の装置から第2の装置への送信時間に使用する予約情報を送信する段階であって、前記第2の装置は前記中間装置の1つであり、前記予約情報は前記送信時間で予約すべき少なくとも1つの送信ウィンドウを指定する段階と、
前記第2の装置において、受信した予約情報に応じて、前記送信時間の指定されたウィンドウを予約する段階とを含むコンピュータプログラム。
(付記44)
マルチホップワイヤレス通信システムの一中間装置において使用する送信方法であって、
前記システムは送信元装置と、送信先装置と、1つまたは複数の中間装置とを有し、前記送信元装置は、前記送信元装置から前記送信先装置に前記中間装置を介して伸びる通信経路を形成する一連のリンクに沿って一通信方向に情報を送信するように動作可能であり、前記中間装置は、前記経路に沿って前段装置から情報を受け取り、前記経路に沿って後段装置に受信情報を送信するように動作可能であり、前記一中間装置は、離散的な送信時間において前記一通信方向での送信に利用できる送信周波数帯域を割り当てるのに使用する時間・周波数フォーマットにアクセス可能であり、前記フォーマットはかかる時間内の複数の送信ウィンドウを画成し、各ウィンドウはその時間の異なる部分を占め、その時間のその部分にわたる前記利用可能周波数帯域内の周波数帯域幅プロファイルを有し、各ウィンドウは送信に使用する前記装置の1つへの送信時間に割り当て可能であり、前記方法は、
前記装置のうちの第1の装置からかかる送信時間に使用する、前記送信時間の予約すべき少なくとも1つの送信ウィンドウを指定する予約情報を受信する段階と、
受信した予約情報に応じて、前記送信時間の指定されたウィンドウを予約する段階とを含む方法。
(付記45)
マルチホップワイヤレス通信システムの一中間装置であって、
前記システムは送信元装置と、送信先装置と、1つまたは複数の中間装置とを有し、前記送信元装置は、前記送信元装置から前記送信先装置に前記中間装置を介して伸びる通信経路を形成する一連のリンクに沿って一通信方向に情報を送信するように動作可能であり、前記中間装置は、前記経路に沿って前段装置から情報を受け取り、前記経路に沿って後段装置に受信情報を送信するように動作可能であり、前記一中間装置は、
離散的な送信時間において前記一通信方向での送信に利用できる送信周波数帯域を割り当てるのに使用する時間・周波数フォーマットにアクセス可能するように動作可能なアクセス手段を有し、前記フォーマットはかかる時間内の複数の送信ウィンドウを画成し、各ウィンドウはその時間の異なる部分を占め、その時間のその部分にわたる前記利用可能周波数帯域内の周波数帯域幅プロファイルを有し、
各ウィンドウは送信に使用する前記装置の1つへの送信時間に割り当て可能であり、
前記装置のうちの第1の装置からかかる送信時間に使用する、前記送信時間の予約すべき少なくとも1つの送信ウィンドウを指定する予約情報を受信手段と、
受信した予約情報に応じて、前記送信時間の指定されたウィンドウを予約する予約手段とを含む装置。
(付記46)
マルチホップワイヤレス通信システムの一中間装置のコンピューティング装置において実行されると、前記一中間装置に送信方法を実行させるコンピュータプログラムであって、
前記システムは送信元装置と、送信先装置と、1つまたは複数の中間装置とを有し、前記送信元装置は、前記送信元装置から前記送信先装置に前記中間装置を介して伸びる通信経路を形成する一連のリンクに沿って一通信方向に情報を送信するように動作可能であり、前記中間装置は、前記経路に沿って前段装置から情報を受け取り、前記経路に沿って後段装置に受信情報を送信するように動作可能であり、前記一中間装置は、離散的な送信時間において前記一通信方向での送信に利用できる送信周波数帯域を割り当てるのに使用する時間・周波数フォーマットにアクセス可能であり、前記フォーマットはかかる時間内の複数の送信ウィンドウを画成し、各ウィンドウはその時間の異なる部分を占め、その時間のその部分にわたる前記利用可能周波数帯域内の周波数帯域幅プロファイルを有し、各ウィンドウは送信に使用する前記装置の1つへの送信時間に割り当て可能であり、前記方法は、
前記装置のうちの第1の装置からかかる送信時間に使用する、前記送信時間の予約すべき少なくとも1つの送信ウィンドウを指定する予約情報を受信する段階と、
受信した予約情報に応じて、前記送信時間の指定されたウィンドウを予約する段階とを含むコンピュータプログラム。
(付記47)
明細書に記載、または図面に図示した実施形態の方法、システム、中間装置、コンピュータプログラム。

Claims (20)

  1. マルチホップワイヤレス通信システムにおいて使用する送信方法であって、前記システムは送信元装置と、送信先装置と、1つまたは複数の中間装置とを有し、前記送信元装置は、前記送信元装置から前記送信先装置に前記中間装置を介して伸びる通信経路を形成する一連のリンクに沿って一通信方向に情報を送信するように動作可能であり、前記中間装置は、前記経路に沿って前段装置から情報を受け取り、前記経路に沿って後段装置に受信情報を送信するように動作可能であり、前記システムは、離散的な送信時間において前記一通信方向での送信に利用できる送信周波数帯域を割り当てるのに使用する時間・周波数フォーマットを有し、前記フォーマットはかかる時間内の複数の送信ウィンドウを画成し、各ウィンドウはその時間の異なる部分を占め、その時間のその部分にわたる前記利用可能周波数帯域内の周波数帯域幅プロファイルを有し、各ウィンドウは送信に使用する前記装置の1つへの送信時間に割り当て可能であり、前記方法は、
    前記装置のうちの第1の装置から第2の装置への送信時間に使用する予約情報を送信する段階であって、前記第2の装置は前記中間装置の1つであり、前記予約情報は前記送信時間で予約すべき少なくとも1つの送信ウィンドウを指定する段階と、
    前記第2の装置において、受信した予約情報に応じて、前記送信時間の指定されたウィンドウの後段装置への割り当てを回避する段階とを含む方法。
  2. 前記第1の装置は前記送信元装置である、または前記システムは少なくとも2つの中間装置を含み、前記第1の装置は前記中間装置の一方である、請求項1に記載の送信方法。
  3. 前記システムは2つ以上の中間装置を有し、前記方法は、
    前記予約情報を前記第2の装置を含む各中間装置に送信する段階と、
    各中間装置において、受信した予約情報に応じて、前記送信時間の指定されたウィンドウの後段装置への割り当てを回避する段階とを含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記第2の装置または前記中間装置における予約の結果として、前記第2の装置または前記中間装置が前記指定ウィンドウにおける他の送信と干渉しないように、前記送信時間の指定ウィンドウにおいて前記第2の装置または前記中間装置からの送信をしない段階を含む、または前記第2の装置または前記中間装置における予約の結果として、前記送信時間の指定ウィンドウにおいて前記第2の装置または前記中間装置から非情報搬送信号を送信する段階を含む、請求項1ないし3いずれか一項に記載の送信方法。
  5. 予約が行われる送信時間の直前の送信時間に前記予約情報送信される段階を含む、請求項1ないしいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記予約情報は前記送信時間を含む複数の送信時間で使用され、前記方法は前記複数の送信時間の各々の前記予約を実行する段階を含む、請求項1ないし5いずれか一項に記載の送信方法。
  7. 前記予約情報は継続的な予約情報であり、前記方法は、前記継続的予約情報をキャンセルするデ・アロケーション情報を受信するまで、前記複数の送信時間の予約を順次実行する段階を含む、請求項6に記載の送信方法。
  8. 前記通信方向はダウンリンク方向であり、
    前記送信先装置は、前記中間装置を介して前記送信元装置に前記通信経路に沿って前記ダウンリンク方向と逆のアップリンク方向で情報を送信でき、
    前記中間装置は、前記経路に沿って前記アップリンク方向で前段装置から情報を受信し、前記経路に沿って前記アップリンク方向で後段装置に受信情報を送信するように動作可能であり、
    前記時間周波数フォーマットは、前記アップリンク方向での送信に利用できる送信周波数帯域幅の割り当てにも使用される、請求項1ないし7いずれか一項に記載の送信方法。
  9. 前記第2の装置における予約の結果として、前記第1の装置からの前記通信方向の前記経路に沿って位置する第3の装置からの送信を制御する、請求項8に記載の送信方法。
  10. 前記制御は、前記第3の装置が前記送信時間の指定ウィンドウで送信しないか、あるいは
    情報搬送信号を送信するように制御するものである、請求項9に記載の送信方法。
  11. 前記非情報搬送信号は、ウンディング方法に使用する既知の信である、請求項10に記載の送信方法。
  12. 前記予約情報は予約する少なくとも2つの送信ウィンドウを指定し、前記送信ウィンドウの一方は前記ダウンリンク方向の送信用であり、他方は前記アップリンク方向の送信用である、請求項8ないし11いずれか一項に記載の送信方法。
  13. 前記第2の装置は、前記送信元装置から前記経路に沿った前記装置の少なくとも1つに、かかる送信時間に、かかる送信ウィンドウのアロケーションを行う、請求項1ないし12いずれか一項に記載の送信方法。
  14. 前記予約情報は第1の予約情報であり、前記送信時間は第1の送信時間であり、前記方法は、さらに、
    前記第1の予約情報の送信の後、前記第2の装置に前記第1の装置から前記第1の送信時間の後の第2の送信時間に使用する、前記第1の予約情報とは異なる第2の予約情報を送信する段階と、
    前記第2の装置において、受信した第2の予約情報に応じて、前記第2の送信時間の指定されたウィンドウの後段装置への割り当てを回避する段階とを含み、
    前記第2の送信時間内に前記第2の予約情報により指定された少なくとも1つのウィンドウの位置は、前記第1の送信時間内の前記第1の予約情報により指定された少なくとも1つのウィンドウの位置とは異なる、請求項1ないし13いずれか一項に記載の送信方法。
  15. 各離散送信時間はサブフレーム期間であり、各送信ウィンドウはOFDMまたはOFDMAフレーム構成の領域である、請求項1ないし14いずれか一項に記載の送信方法。
  16. マルチホップワイヤレス通信システムであって、
    前記システムは送信元装置と、送信先装置と、1つまたは複数の中間装置とを有し、
    前記送信元装置は、前記送信元装置から前記送信先装置に前記中間装置を介して伸びる通信経路を形成する一連のリンクに沿って一通信方向に情報を送信するように動作可能であり、前記中間装置は、前記経路に沿って前段装置から情報を受け取り、前記経路に沿って後段装置に受信情報を送信するように動作可能であり、
    前記システムは、離散的な送信時間において前記一通信方向での送信に利用できる送信周波数帯域を割り当てるのに使用する時間・周波数フォーマッを有し、前記フォーマットはかかる時間内の複数の送信ウィンドウを画成し、各ウィンドウはその時間の異なる部分を占め、その時間のその部分にわたる前記利用可能周波数帯域内の周波数帯域幅プロファイルを有し、各ウィンドウは送信に使用する前記装置の1つへの送信時間に割り当て可能であり、
    前記システムは、前記装置のうちの第1の装置に設けられた、前記装置のうちの第1の装置から第2の装置への送信時間に使用する予約情報を送信する送信手段であって、前記第2の装置は前記中間装置の1つであり、前記予約情報は前記送信時間で予約すべき少なくとも1つの送信ウィンドウを指定する送信手段と、
    前記第2の装置に設けられた、前記第2の装置において、受信した予約情報に応じて、前記送信時間の指定されたウィンドウの後段装置への割り当てを回避手段とを含むシステム。
  17. マルチホップワイヤレス通信システムのコンピューティング装置において実行されると、前記システムに送信方法を実行させるコンピュータプログラムであって、
    前記システムは送信元装置と、送信先装置と、1つまたは複数の中間装置とを有し、前記送信元装置は、前記送信元装置から前記送信先装置に前記中間装置を介して伸びる通信経路を形成する一連のリンクに沿って一通信方向に情報を送信するように動作可能であり、前記中間装置は、前記経路に沿って前段装置から情報を受け取り、前記経路に沿って後段装置に受信情報を送信するように動作可能であり、前記システムは、離散的な送信時間において前記一通信方向での送信に利用できる送信周波数帯域を割り当てるのに使用する時間・周波数フォーマットを有し、前記フォーマットはかかる時間内の複数の送信ウィンドウを画成し、各ウィンドウはその時間の異なる部分を占め、その時間のその部分にわたる前記利用可能周波数帯域内の周波数帯域幅プロファイルを有し、各ウィンドウは送信に使用する前記装置の1つへの送信時間に割り当て可能であり、前記方法は、
    前記装置のうちの第1の装置から第2の装置への送信時間に使用する予約情報を送信する段階であって、前記第2の装置は前記中間装置の1つであり、前記予約情報は前記送信時間で予約すべき少なくとも1つの送信ウィンドウを指定する段階と、
    前記第2の装置において、受信した予約情報に応じて、前記送信時間の指定されたウィンドウの後段装置への割り当てを回避する段階とを含むコンピュータプログラム。
  18. マルチホップワイヤレス通信システムの一中間装置において使用する送信方法であって、
    前記システムは送信元装置と、送信先装置と、1つまたは複数の中間装置とを有し、前記送信元装置は、前記送信元装置から前記送信先装置に前記中間装置を介して伸びる通信経路を形成する一連のリンクに沿って一通信方向に情報を送信するように動作可能であり、前記中間装置は、前記経路に沿って前段装置から情報を受け取り、前記経路に沿って後段装置に受信情報を送信するように動作可能であり、前記一中間装置は、離散的な送信時間において前記一通信方向での送信に利用できる送信周波数帯域を割り当てるのに使用する時間・周波数フォーマットを有し、前記フォーマットはかかる時間内の複数の送信ウィンドウを画成し、各ウィンドウはその時間の異なる部分を占め、その時間のその部分にわたる前記利用可能周波数帯域内の周波数帯域幅プロファイルを有し、各ウィンドウは送信に使用する前記装置の1つへの送信時間に割り当て可能であり、前記方法は、
    前記装置のうちの第1の装置からかかる送信時間に使用する、前記送信時間の予約すべき少なくとも1つの送信ウィンドウを指定する予約情報を受信する段階と、
    受信した予約情報に応じて、前記送信時間の指定されたウィンドウの後段装置への割り当てを回避する段階とを含む方法。
  19. マルチホップワイヤレス通信システムの一中間装置であって、
    前記システムは送信元装置と、送信先装置と、1つまたは複数の中間装置とを有し、前記送信元装置は、前記送信元装置から前記送信先装置に前記中間装置を介して伸びる通信経路を形成する一連のリンクに沿って一通信方向に情報を送信するように動作可能であり、前記中間装置は、前記経路に沿って前段装置から情報を受け取り、前記経路に沿って後段装置に受信情報を送信するように動作可能であり、前記一中間装置は、
    離散的な送信時間において前記一通信方向での送信に利用できる送信周波数帯域を割り当てるのに使用する時間・周波数フォーマッを有し、前記フォーマットはかかる時間内の複数の送信ウィンドウを画成し、各ウィンドウはその時間の異なる部分を占め、その時間のその部分にわたる前記利用可能周波数帯域内の周波数帯域幅プロファイルを有し、
    各ウィンドウは送信に使用する前記装置の1つへの送信時間に割り当て可能であり、
    前記装置のうちの第1の装置からかかる送信時間に使用する、前記送信時間の予約すべき少なくとも1つの送信ウィンドウを指定する予約情報を受信手段と、
    受信した予約情報に応じて、前記送信時間の指定されたウィンドウの後段装置への割り当てを回避手段とを含む装置。
  20. マルチホップワイヤレス通信システムの一中間装置のコンピューティング装置において実行されると、前記一中間装置に送信方法を実行させるコンピュータプログラムであって、
    前記システムは送信元装置と、送信先装置と、1つまたは複数の中間装置とを有し、前記送信元装置は、前記送信元装置から前記送信先装置に前記中間装置を介して伸びる通信経路を形成する一連のリンクに沿って一通信方向に情報を送信するように動作可能であり、前記中間装置は、前記経路に沿って前段装置から情報を受け取り、前記経路に沿って後段装置に受信情報を送信するように動作可能であり、前記一中間装置は、離散的な送信時間において前記一通信方向での送信に利用できる送信周波数帯域を割り当てるのに使用する時間・周波数フォーマットを有し、前記フォーマットはかかる時間内の複数の送信ウィンドウを画成し、各ウィンドウはその時間の異なる部分を占め、その時間のその部分にわたる前記利用可能周波数帯域内の周波数帯域幅プロファイルを有し、各ウィンドウは送信に使用する前記装置の1つへの送信時間に割り当て可能であり、前記方法は、
    前記装置のうちの第1の装置からかかる送信時間に使用する、前記送信時間の予約すべき少なくとも1つの送信ウィンドウを指定する予約情報を受信する段階と、
    受信した予約情報に応じて、前記送信時間の指定されたウィンドウの後段装置への割り当てを回避する段階とを含むコンピュータプログラム。
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