JP3410588B2 - データ通信装置 - Google Patents

データ通信装置

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JP3410588B2
JP3410588B2 JP21746995A JP21746995A JP3410588B2 JP 3410588 B2 JP3410588 B2 JP 3410588B2 JP 21746995 A JP21746995 A JP 21746995A JP 21746995 A JP21746995 A JP 21746995A JP 3410588 B2 JP3410588 B2 JP 3410588B2
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    • H04W74/08Non-scheduled access, e.g. ALOHA
    • H04W74/0808Non-scheduled access, e.g. ALOHA using carrier sensing, e.g. carrier sense multiple access [CSMA]
    • H04W74/0816Non-scheduled access, e.g. ALOHA using carrier sensing, e.g. carrier sense multiple access [CSMA] with collision avoidance
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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータ通信装置に関
し、特にローカルエリアネットワークに用いられるデー
タ通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CSMA/CA(Carrier Sense Multip
le Access/Collision Avoidance )やCSMA/CD
(Carrier Sense Multiple Access/Collision Detect)
は、現在広く使用されているローカルエリアネットワー
クで用いられている、媒体アクセスプロトコルである。
これらのプロトコルにおいては、ローカルエリアネット
ワーク上の端末の媒体アクセス権はそれぞれの端末に公
平に与えられるように配慮されている。
【0003】IEEE802.11標準案(IEEE802.11
Wireless Access Method and Physical Layer Specifi
cations March 10. 1993)において提唱されているCS
MA/CA方式での複数の無線端末間における通信は以
下のように行なわれる。
【0004】たとえば、図7を参照して、無線端末A〜
Dの4台の無線端末(通信装置)が存在する環境を想定
する。無線によるローカルエリアネットワークにおいて
は各端末の送信データの到達距離には制限がある。図に
おいて無線端末Aの通信可能な範囲が枠18で、無線端
末Bの通信可能な範囲が枠19により示されている。つ
まり図において、無線端末Aが通信可能な端末は無線端
末B,Cであり、無線端末Bが通信可能な端末は無線端
末A,Dである。すなわち無線端末Bと無線端末Cとは
通信が不可能であり、同様に無線端末Aと無線端末Dと
は通信することができない。
【0005】図7に示されるような環境において、無線
端末Aが無線端末Bにデータフレーム(送信すべきデー
タを含むフレームをいう。以下同じ。)を送信するとき
の手順を説明する。
【0006】図8を参照して、時刻t0において、無線
端末Aは無線端末Aの通信可能な範囲18内にある無線
端末B,Cに対して送信要求フレーム(以下「RTSフ
レーム」という。なおRTSとは“Request-To Send ”
の略語である。)を送信する。RTSフレームは媒体ア
クセス権を取得するために送信されるフレームである。
RTSフレームには無線端末Aのデータの送信先の無線
端末(ここでは無線端末B)のアドレスと、媒体アクセ
ス権取得後に送信すべきデータフレームのデータ長とが
含まれる。
【0007】時刻t1において、端末Aより送信された
RTSフレームは端末Bと端末Cにより受信される。こ
のとき端末Bと端末Cとでは受信されたRTSフレーム
内に含まれる宛先端末のアドレスと、各々の端末の有す
る自アドレスとが比較される。その比較結果が一致すれ
ば、端末は受信すべきデータフレームのデータ長を受信
されたRTSフレームから読出す。読出されたデータ長
は送信可応答フレーム(以下「CTSフレーム」とい
う。なおCTSとは“Clear-To Send ”の略語であ
る。)を通信可能な範囲にある端末に対して送信する。
【0008】一方宛先アドレスと自アドレスとの比較結
果が一致しないのであれば、その端末は受信されたRT
Sフレーム内に記録されているデータフレームのデータ
長に基づいて、情報を伝達する媒体(ここでは電波を伝
達する空間をいう。)へのデータ送信を延期する。これ
により媒体上でデータフレームの通信が行なわれている
間に、他のデータフレーム通信が行なわれること、すな
わちデータフレームの衝突が起こることが回避される。
【0009】たとえば図8においては、端末Bは時刻t
1において受信されたRTSフレームの宛先アドレス
と、自アドレスとの比較結果が一致したとして、時刻t
2において通信可能な範囲19に存在する端末Aと端末
DとにCTSフレームを送信している。
【0010】一方、時刻t1においてRTSフレームを
受信した端末Cでは、宛先アドレスと自アドレスとの比
較結果が一致しないと判定されているため、時刻t1か
ら時刻t7までの間の時間106はデータの送信が行な
われない。
【0011】送信を行なう端末(ここでは端末A)はC
TSフレームを受信した後に、データフレームを送信す
る。データフレームの送信が終了したならば、データフ
レームの受信を行なった端末は確認フレーム(以下「A
CKフレーム」という。なおACKとは“Acknowledgme
nt”の略語である。)を送信側端末へ送信する。
【0012】図8においては、時刻t4において端末A
は端末Bに対してデータフレーム(DATA)を送信し
ている。時刻t5においてデータフレームの送信は終了
している。時刻t6において端末Bは端末Aに対してA
CKフレームを送信している。時刻t7において端末A
はACKフレームを受信している。
【0013】なおCTSフレームを受信した無線端末で
あって、RTSフレームを送信していない端末は、CT
Sフレームに記録されているデータ長に対応する時間だ
けデータの送信を中止する。これにより媒体上でのデー
タの衝突は回避される。
【0014】図8においては、端末Dは時刻t3におい
てCTSフレームを受信している。ここで端末DはRT
Sフレームを送信した端末でないため、時刻t3から時
刻t7までの時間108の間において、データの通信を
行なわない。
【0015】すなわちRTSフレームまたはCTSフレ
ームは、無線ローカルエリアネットワーク上の端末に対
して、媒体アクセス権を取得した、もしくは取得を試み
ていることを通知するために送信されるフレームであ
る。
【0016】RTSフレームを送信した端末がCTSフ
レームを受信すると、RTSフレームを送信した端末が
媒体アクセス権を獲得したとみなされる。データフレー
ムの送信は、媒体アクセス権が獲得された後に行なわれ
る。
【0017】なお、(1)RTSフレームを送信した端
末が、CTSフレームを受信することができない場合、
(2)RTSフレームを送信した端末が、他の端末から
RTSフレームを受信した場合、(3)RTSフレーム
を受信した端末がCTSフレームを送信する前に別の端
末からさらにRTSフレームを受信した場合には、1つ
の通信媒体上に複数のアクセスが衝突したものと考えら
れる。このような場合には、衝突を検出した端末は処理
を中断し、再び初めから送信手続を行なう。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述のデ
ータ通信環境においては、(1)通信効率が悪い、
(2)媒体上のデータ衝突が比較的多く起こる、といっ
た問題点があった。
【0019】上記問題点は以下の理由により生じてい
る。 (1) 通信効率が悪い理由 上述のRTSフレーム、CTSフレームの交換は、デー
タフレーム送信中の衝突の発生を防止するが、同時にデ
ータフレームの転送に伴なうオーバーヘッドとなって、
データ転送効率を低下させている。
【0020】ローカルエリアネットワークにおけるデー
タ通信において、一方の端末から他方の端末へといった
一方向のデータ送信が行なわれる以外に、たとえば一方
の端末から他方の端末へデータ送信がなされた後に、他
方の端末から一方の端末へデータが送信されるなど、双
方向のデータ送信が一連の処理として行なわれることが
ある。
【0021】このような場合には、図9に示されるよう
に、時刻t0から時刻t7までにおいて図8に示される
端末Aから端末Bへのデータの送信処理が行なわれた後
に、時刻t8から時刻t15において、今度は端末Bか
ら端末Aに対してRTSフレームの送信処理、端末Aか
ら端末Bに対してCTSフレームの送信処理、端末Bか
ら端末Aに対してデータフレームの送信処理、および端
末Aから端末Bに対してACKフレームの送信処理が行
なわれる。すなわち端末Cにおいては、時刻t1から時
刻t7まで、および時刻t11からt15までの間には
送信が行なうことができず、端末Dにおいては時刻t3
から時刻t7まで、および時刻t9から時刻t15まで
は送信を行なうことができない。
【0022】また図9における時刻t7において、端末
Aから端末Bへのデータ通信終了後、時刻t8までの間
に他の端末(端末C,D)がアクセス権を獲得するとそ
の間端末Bは端末Aに対して返答のデータを送信するこ
とができない。
【0023】(2) データの衝突が発生することが多
かった理由 端末間の伝達遅延(時刻t0〜t1,t2〜t3など)
により、媒体中をRTSフレームやCTSフレームが伝
達している間に、他の端末がRTSフレームやCTSフ
レームを発する場合や、2以上の端末が同時にRTSフ
レームやCTSフレームを発する場合がある。このよう
な場合には媒体中のデータ衝突が発生する。図9におい
ては、時刻t0〜t3,t8〜t11の間で衝突が生ず
る可能性があった。
【0024】また、CSMA/CDのプロトコルにおい
ては、RTSフレームとCTSフレームなどのハンドシ
ェーク手順は存在しないが、媒体アクセス権がすべての
端末に公平に与えられているため、それぞれのデータフ
レームの送出時においてデータフレームの衝突が生じる
可能性があった。
【0025】この発明は上記問題点を解決するためにな
されたもので、データ通信装置における通信効率の向上
と、データの衝突の減少を図ることを目的としている。
【0026】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明のデータ通信装置は、外部通信装置との間で
データ通信を行うデータ通信装置であって、前記データ
通信装置から前記外部通信装置へデータを送信する際に
要する通信時間と、前記データの送信後に行なわれる
外部通信装置から前記データ通信装置への返信時に要
する通信時間とを前記データ通信装置と前記外部通信装
置との間での双方向のデータのやり取りに要する媒体予
約時間として算出する算出手段と、前記データ通信装置
前記外部通信装置との間の双方向のデータのやり取
予約を確保するために、前記算出手段によって求め
られた媒体予約時間を所望の通信相手を示す識別子と共
に前記外部通信装置へ通知する通知手段とを備え、前
記データ通信装置は、前記算出手段にて前記外部通信装
置との間での双方向のデータのやり取りに要する媒体予
約時間を算出し、該算出された媒体予約時間を所望の通
信相手を示す識別子と共に前記通知手段を介して前記外
部通信装置に通知することで、双方向のデータのやり取
りの前に所望の外部通信装置を確保することを特徴とす
ものである。
【0027】本発明のデータ通信装置は、前記データ通
信装置であって、前記外部通信装置から前記データ通信
装置へのデータ通信が、前記データ通信装置から前記
部通信装置へのデータ通信の後に行なわれるか否かを判
定する判定手段をさらに備え、前記算出手段は、前記
定手段の判定結果に基づいて、前記データ通信装置と前
記外部通信装置との間での双方向のデータのやり取りに
要する前記媒体予約時間を算出することを特徴とする
のである。
【0028】本発明のデータ通信装置は、前記データ通
信装置であって、前記判定手段の判定結果に基づいて、
前記外部通信装置へ媒体アクセス権の承継を示すフラグ
含めてデータを送信する送信手段をさらに備前記
データ通信装置から前記所望の外部通信装置へデータの
送信を行い、応答を必要とする際には、該送信時のデー
タに前記媒体アクセス権の承継を示すフラグを含め、前
記所望の外部通信装置から前記データ通信装置に前記デ
ータの応答をなされる際には、前記データ通信装置から
送られてきた媒体アクセス権の承継を示すフラグを含め
て、前記送信手段にてデータを送信することを特徴とす
ものである。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、添付図に基づいて本発明の
実施の形態の1つを説明する。なお図中において、同一
符号は同一または相当部分を示す。
【0030】本発明の実施の形態を説明するために、図
7に示される環境において行なわれる端末間の通信を想
定する。前述のとおり、通信の環境においては、無線端
末A〜Dが存在し、無線端末Aの通信可能な範囲18内
には端末BとCとが、また無線端末Bの通信可能な範囲
19内には端末AとDとが存在している。
【0031】なお本実施の形態においては、CSMA/
CAプロトコルを使用する無線ローカルエリアネットワ
ークを採用しているが、本発明の実施は、有線通信、無
線通信の環境を問わず、またプロトコルはCSMA/C
Aに限定されるものではない。
【0032】図2は図7の端末の1つの装置構成を示す
ブロック図である。図を参照して、端末はホストコンピ
ュータ38と、無線LAN(ローカルエリアネットワー
クの略)アダプタ36とから構成される。
【0033】無線LANアダプタ36は、ソフトウェア
および通信プロトコルを蓄積するプログラムメモリ28
と、プログラムメモリ28に記憶されたソフトウェアを
実行するマイクロコントローラ20と、マイクロコント
ローラ20が一時的にデータを保持するデータメモリ3
2と、ホストコンピュータ38との間で情報のやり取り
を行なうホストインタフェース30と、データの直列化
および並列化を行なう無線インタフェース22と、無線
ローカルエリアネットワーク内の他の端末との間で無線
通信を行なう無線トラシーバ24と、無線トランシーバ
24に接続されるアンテナ26とから構成される。
【0034】またプログラムメモリ28と、ホストイン
タフェース30と、データメモリ32と、マイクロコン
トローラ20と、無線インターフェース22とはローカ
ルバス34により接続される。
【0035】なお無線インタフェース22は、マイクロ
コントローラ20がデータメモリ32に書込んだ送信デ
ータを直列化して無線トランシーバ24に送る機能と、
無線トランシーバ24から入力される無線ローカルエリ
アネットワーク内の他の端末からの受信データを並列化
してデータメモリ32に書込む機能とを有する。
【0036】図3は端末の有するソフトウェアの構成を
示すブロック図である。図を参照して、ソフトウェアは
ホストコンピュータ38に実装されるホストコンピュー
タ用ソフトウェア100と、無線LANアダプタ36に
実装されるLANアダプタ用ソフトウェア110とから
構成される。
【0037】ホストコンピュータ用ソフトウェア100
は、パケットの送達確認、再送信など上位の通信プロト
コル処理を行なうためのネットワーク層プロトコル処理
部46と、端末の各種操作を行なうオペレーティングシ
ステムソフトウェア44と、オペレーティングシステム
ソフトウェア44が無線LANアダプタ36に対して送
信データの書込や受信データの読出を行なうためのデバ
イスドライバソフトウェア42と、ネットワーク層プロ
トコル処理部46の通信サービスを利用するアプリケー
ションソフトウェア(アプリケーションプログラム)4
8とを含む。
【0038】また無線LANアダプタ用ソフトウェア1
10は本発明の実施の形態における端末の特徴とすると
ころの媒体アクセスプロトコルを用いたデータの送受信
処理を行なう媒体アクセスプロトコル処理部40を含
む。
【0039】図5は図2に示される無線端末が送受信を
行なうフレームのフォーマットを説明するための図であ
る。
【0040】図を参照して、(a)は送信要求フレーム
(RTSフレーム)を、(b)は送信可応答フレーム
(CTSフレーム)を、(c)はデータフレームを示し
ている。
【0041】図5(a)を参照して、RTSフレームは
媒体予約時間を記録するオクテット120bと宛先MA
C(Media Access Control)アドレス(宛先端末のアド
レス)を記録するオクテット120dとを含む。
【0042】図5(b)を参照して、CTSフレームは
媒体予約時間を記録するオクテット121bを含む。
【0043】図5(c)を参照して、データフレームに
はデータ本体を記録する部分122dと、データの送り
先(宛先)のMACアドレスを記録するオクテット12
2cと、宛先端末に対して媒体アクセス権の承継を示す
INHフラグを記録する部分122eとを含む。
【0044】INHフラグがセットされたデータフレー
ムを受信した端末は、データの送信を行なった端末が媒
体予約した時間だけ、継続して媒体を使用することがで
きる。
【0045】図1は図2の端末が行なうデータ送信処理
を示すフローチャートである。図を参照して、ステップ
S200において、データ送信処理が開始されたのであ
れば、ステップS202において、他の端末による媒体
予約がなされているか否か判定される。ステップS20
2でNOと判定されるまで、データ送信処理は待機され
る。
【0046】ステップS204において、データ送信後
に通信先端末から応答のデータを受信することが予測さ
れるか否か判定される。
【0047】ここに通信先端末から応答を受信すること
が予測される場合とは、たとえば端末から通信先端末に
データファイルの転送を要求するデータを送る場合や、
通信後に通信先から確認のためのデータを受けることが
予測される場合などがある。これらはアプリケーション
プロトコルによる処理に基づいて予測される。
【0048】ステップS204においてYESであれ
ば、ステップS208において、送信するデータ(第1
のデータ)と応答により受信するデータ(第2のデー
タ)のデータの送信に必要とされる時間が媒体予約時間
として設定され、図5(a)のRTSフレームの媒体予
約時間を記録するオクテット120bに記録される。そ
の後通信圏内にある端末に当該RTSフレームが送信さ
れる。
【0049】ステップS212においてデータの衝突が
発生したか否か判定される。ステップS212でNOで
あれば(正常に通信先端末からCTSフレームを受信し
たのであれば)、ステップS216において、図5
(c)に示されるデータフレームのINHフラグを記録
する部分122eにINHフラグがセットされる。その
後当該データフレームは送信される。ステップS216
でのデータフレームの送信にかかる時間はステップS2
08で設定された第1のデータの送信に必要な時間に対
応する。
【0050】ステップS218において、データの送信
を行なった端末から応答のデータフレームが受信され
る。この受信に必要な時間はステップS208において
第2のデータの通信のために必要な時間として設定され
た時間と対応する。すなわちステップS216とステッ
プS218においてデータフレームの送信および受信に
必要な時間がステップS208において媒体予約時間と
して設定されているのである。
【0051】ステップS218での処理が終了すると、
ステップS220においてデータ送信処理を終了する。
【0052】一方、ステップS204でNOであれば、
ステップS206において送信先端末へデータフレーム
を送信するために必要な時間が媒体予約時間として設定
される。媒体予約時間が図5(a)に示されるRTSフ
レームの媒体予約時間を記録するオクテット120bに
記録された後、当該RTSフレームは外部端末に送信さ
れる。
【0053】ステップS210でデータの衝突が発生し
たか否か判定される。ステップS210でNOであれ
ば、ステップS214において、図5(c)に示される
データフレームのINHフラグを記録する場所122e
のINHフラグはクリアされる。INHフラグがクリア
されたデータフレームは通信先端末に送信される。ここ
でステップS214において必要とされるデータフレー
ム送信のための時間が、ステップS206で媒体予約時
間として設定された時間に対応する。
【0054】ステップS214での処理が終了すると、
ステップS220において、データ送信手続は終了す
る。
【0055】なおステップS212またはS210にお
いてYESであると判定されたのであれば、ステップS
222においてデータ送信を試みた回数が再送回数を超
えているか否か判定される。ここで再送回数とはデータ
送信が失敗したときに再度送信を試みる回数の限度を示
す数値である。
【0056】ステップS222でNOであれば、ステッ
プS202からの処理が繰返し行なわれる。
【0057】一方ステップS222でYESであれば通
信が行なわれなかったことが装置使用者に報知された
後、ステップS220でデータ送信手続を終了する。
【0058】図4は図2に示される端末がデータの受信
を行なうときの処理を示すフローチャートである。
【0059】図を参照して、ステップS230でデータ
受信処理が開始されたのであれば、ステップS232で
受信されたRTSフレーム内の宛先MACアドレスと自
端末のアドレスとが比較され、データ送信が自端末に対
して行なわれたか否か判定される。
【0060】ステップS232でYESであれば、ステ
ップS234で受信されたRTSフレーム内に記憶され
ている媒体予約時間記録用オクテット120bから媒体
予約時間が読出され、読出された媒体予約時間はCTS
フレーム内の媒体予約時間記録用オクテット(図5
(b)における121b)に記録される。媒体予約時間
の記録されたCTSフレームは通信可能領域内にある端
末に対して送信される。
【0061】ステップS236において、データの衝突
が発生したか否か判定される。ステップS236でNO
であれば、ステップS238で、続いて送られてくるデ
ータフレームが受信される。
【0062】ステップS240で受信されたデータフレ
ームに対応して送信する応答データフレームがあるか否
か判定される。
【0063】ステップS240でYESであれば、ステ
ップS242で受信されたデータフレームの中に記録さ
れているINHフラグがセットされているか否か判定さ
れる。
【0064】ステップS242でYESであれば、ステ
ップS244で媒体予約時間内で応答データのデータフ
レームが送信可能であるか否か判定される。
【0065】ステップS244でYESであれば、ステ
ップS246で応答のデータフレームが送信され、ステ
ップS232からの処理が繰返し行なわれる。
【0066】なおステップS236でYES、または、
ステップS240、S242もしくはS244において
NOであれば、ステップS232からの処理が繰返し行
なわれる。
【0067】またステップS232でNOであれば、ス
テップS250において他の端末に対するRTSフレー
ムが受信されたか否か判定される。この判定は受信され
たRTSフレーム内の宛先MACアドレスと自アドレス
の比較結果が一致しないことにより判定される。
【0068】ステップS250でYESの場合は、ステ
ップS254において受信されたRTSフレームに記録
されている媒体予約時間からアクセスを中断、延期する
時間(媒体アクセス時間)が設定される。媒体アクセス
時間の間当該端末は外部端末に対し通信を行なうことが
できない。
【0069】ステップS254における処理の後、ステ
ップS232からの処理が繰返し行なわれる。
【0070】ステップS250でNOであれば、ステッ
プS252で他の端末に対するCTSフレームの受信が
行なわれたか否か判定される。他の端末に対するCTS
フレームの受信が行なわれたことは、当該端末がRTS
フレームを送信していないにもかかわらず、単独でCT
Sフレームが受信されたことにより判定される。
【0071】ステップS252でYESであれば、ステ
ップS256において受信されたCTSフレーム内に記
録されている媒体予約時間から当該端末が他の端末に対
し通信を行なうことができない時間(媒体アクセス時
間)が設定される。
【0072】ステップS256での処理が終了すると、
ステップS232からの処理が繰返し行なわれる。
【0073】なおステップS252でNOであれば、ス
テップS232からの処理が繰返し行なわれる。
【0074】すなわち本実施の形態における通信装置間
で行なわれるデータのやり取りは以下のように行なわれ
る。
【0075】図6を参照して、時刻t0において端末A
が端末Bに対し端末Bからの応答が期待されるデータを
送信する場合には、予め時刻t0で発信されるRTSフ
レーム内の媒体予約時間には端末Aから端末Bに対する
データ(第1のデータ)を送信するために必要な時間
と、端末Bから端末Aに対するデータ(第2のデータ)
の受信に必要な時間との合計の時間が媒体予約時間とし
て記録される。そのRTSフレームはデータ送信の可能
な領域に存在するすべての端末に対し送信される。
【0076】時刻t1において、端末Bと端末Cとは、
端末Aから送信されたRTSフレームを受信する。ここ
で端末Cにおいては、MACアドレスの比較により、R
TSフレームに記録されているMACアドレスと自端末
のMACアドレスとが一致しないことから、RTSフレ
ームに記録されている媒体予約時間の間(時刻t1〜t
7)はデータの送受信を中止する。
【0077】一方端末Bにおいては、RTSフレーム内
に記録されているMACアドレスと、自端末のMACア
ドレスとが一致するため、時刻t2において端末Bの通
信可能領域に存在するすべての端末に対してCTSフレ
ームを送信する。
【0078】ここで端末Dは受信されたCTSフレーム
内に記録されているMACアドレスと自端末のMACア
ドレスとが一致しないことから、CTSフレーム内に記
録された媒体予約時間の間(時刻t3〜t7)はデータ
の送受信を中止する。
【0079】一方端末BからのCTSフレームを受信し
た端末Aでは、時刻t4においてデータフレームの送信
を行なう。ここでデータフレーム内のINHフラグはセ
ットされている。
【0080】時刻t5において端末Bは端末Aからのデ
ータフレームをすべて受信する。ここで端末Bはデータ
フレーム内のINHフラグのセットと、予約時間内にデ
ータの組立、送信が完了することとを確認し、時刻t6
において応答のデータフレームを端末Aに対して送信す
る。時刻t7において端末Aは端末Bからの応答のデー
タフレームを受信し、通信処理は終了する。
【0081】また、端末Aが端末Bに対し、端末Bから
の応答が期待されないデータを送信する場合には、従来
通りの図8に示される処理が行なわれる。但し、手続の
簡略化のため、ACKフレームの送受信は省略すること
とする。
【0082】すなわち従来技術においては、図9に示さ
れるように端末Aから端末Bにデータの送信が行なわれ
た後、端末Bから端末Aに対してデータの送信が行なわ
れる場合には、その各々のデータフレームの送信の前に
RTSフレームおよびCTSフレームのやり取りが行な
われる必要があったが、本発明の実施により、図6に示
されるように1組のRTSフレームとCTSフレームの
組合せにより、端末Aと端末Bとの間で行なわれる双方
向のデータのやり取りを実現することができる。これに
よりデータの通信時間を減縮させることができ通信シス
テムの通信効率を向上させることができる。
【0083】また、応答のデータフレームの通信におい
てRTSフレームとCTSフレームの送受信を省略する
ことができ、INHフラグを受信した端末のみが媒体ア
クセス権を持つので、この部分でのデータの衝突をなく
すことができる。
【0084】特に、本発明は第1のデータ受信後、第2
のデータの生成に必要な時間がデータの伝送にかかわる
オーバーヘッドに比べて小さい場合に有効である。また
媒体アクセス権の予約、承継を無制限に行なわず、送信
データとその応答データに限定することで、特定の端末
が極端に媒体アクセス権を保持することを制限できる。
【0085】
【発明の効果】以上の内容から、本発明によると、デー
タ通信装置から外部通信装置へデータを送信する際に要
する通信時間と、そのデータの送信後に行なわれる外部
通信装置からデータ通信装置への返信時に要する通信時
間とをデータ通信装置と外部通信装置との間での双方向
のデータのやり取りに要する媒体予約時間として算出
し、データ通信装置と外部通信装置との間での双方向の
データのやり取りの予約を確保するために、この算出さ
れた媒体予約時間を所望の通信相手を示す識別子と共に
外部通信装置へ通知する機能を備えことで、データ通信
装置が、まず外部通信装置との間での双方向のデータの
やり取りに要する媒体予約時間を算出し、この算出され
た媒体予約時間を所望の通信相手を示す識別子と共に外
部通信装置に通知することで、双方向のデータのやり取
りの前に所望の外部通信装置を確保するため、データの
通信効率を向上させることができる。
【0086】発明によると、上記の発明の効果に加
え、外部通信装置からデータ通信装置へのデータ通信
が、データ通信装置から外部通信装置へのデータ通信の
後に行なわれるか否かを判定する機能を備えたことで、
この判定結果に基づいてデータ通信装置と外部通信装
置との間での双方向のデータのやり取りに要する媒体予
約時間を算出するため、さらにデータの通信効率を向上
させることができる。
【0087】発明によると、上記の発明の効果に加
え、外部通信装置からデータ通信装置へのデータ通信
が、データ通信装置から外部通信装置へのデータ通信の
後に行なわれるか否かの判定結果に基づいて、データ通
信装置から所望の外部通信装置へデータの送信を行い、
応答を必要とする際には、この送信時のデータに媒体ア
クセス権の承継を示すフラグを含め、反対に所望の外部
通信装置からデータ通信装置にデータの応答をなされる
際には、データ通信装置から送られてきた媒体アクセス
権の承継を示すフラグを含めて、データを送信し、そう
でない場合は、送信時のデータに媒体アクセス権の承継
を示すフラグを含めることなくデータ送信を行うため、
さらに通信効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の1つにおける通信装置の
行なうデータ送信処理を示すフローチャートである。
【図2】本発明の実施の形態の1つにおける通信装置の
装置構成を示すブロック図である。
【図3】図2の通信装置に含まれるソフトウェアの構成
を示すブロック図である。
【図4】図2に示される通信装置におけるデータ受信処
理を示すフローチャートである。
【図5】図2に示される通信装置間で送受信されるフレ
ームの具体的構成を示した図である。
【図6】図2に示される端末間で行なわれる通信処理を
説明するための図である。
【図7】複数の端末が存在する場合の通信環境の具体例
を示した図である。
【図8】従来技術における複数の端末間で行なわれるデ
ータの通信処理を説明するための図である。
【図9】従来技術の問題点を説明するための図である。
【符号の説明】
20 マイクロコントローラ 22 無線インタフェース 24 無線トランシーバ 26 アンテナ 28 プログラムメモリ 30 ホストインタフェース 32 データメモリ 36 無線LANアダプタ 38 ホストコンピュータ 40 媒体アクセスプロトコル処理部 42 デバイスドライバ 44 オペレーティングシステム 46 ネットワーク層プロトコル処理部 48 アプリケーションソフトウェア

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部通信装置との間でデータ通信を行う
    データ通信装置であって、 前記データ通信装置から前記外部通信装置へデータを送
    信する際に要する通信時間と、前記データの送信後に行
    なわれる前記外部通信装置から前記データ通信装置への
    返信時に要する通信時間とを前記データ通信装置と前記
    外部通信装置との間での双方向のデータのやり取りに要
    する媒体予約時間として算出する算出手段と、 前記データ通信装置と前記外部通信装置との間の双方
    向のデータのやり取り予約を確保するために、前記算
    手段によって求められた媒体予約時間を所望の通信相
    手を示す識別子と共に前記外部通信装置へ通知する通知
    手段と を備え 前記データ通信装置は、前記算出手段にて前記外部通信
    装置との間での双方向のデータのやり取りに要する媒体
    予約時間を算出し、該算出された媒体予約時間を所望の
    通信相手を示す識別子と共に前記通知手段を介して前記
    外部通信装置に通知することで、双方向のデータのやり
    取りの前に所望の外部通信装置を確保することを特徴と
    する データ通信装置。
  2. 【請求項2】 前記外部通信装置から前記データ通信装
    置へのデータ通信が、前記データ通信装置から前記外部
    通信装置へのデータ通信の後に行なわれるか否かを判定
    する判定手段をさらに備え、 前記算出手段は、前記判定手段の判定結果に基づいて
    前記データ通信装置と前記外部通信装置との間での双方
    向のデータのやり取りに要する前記媒体予約時間を算出
    することを特徴とする請求項1に記載のデータ通信装
    置。
  3. 【請求項3】 前記判定手段の判定結果に基づいて、前
    記外部通信装置へ媒体アクセス権の承継を示すフラグを
    含めてデータを送信する送信手段をさらに備前記データ通信装置から前記所望の外部通信装置へデー
    タの送信を行い、応答を必要とする際には、該送信時の
    データに前記媒体アクセス権の承継を示すフラグを含
    め、 前記所望の外部通信装置から前記データ通信装置に前記
    データの応答をなされる際には、前記データ通信装置か
    ら送られてきた媒体アクセス権の承継を示すフラグを含
    めて、前記送信手段にてデータを送信することを特徴と
    する 請求項2に記載のデータ通信装置。
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