JP4952555B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、基板に複数個の半導体素子をはんだ接続してなる半導体装置の製造方法に関し、特に、はんだ箔を用いたはんだ付け方法に関する。
従来より、この種の半導体装置は、配線基板やリードフレームなどの基板上に、平面長方形をなす電極を有する複数個の半導体素子を、はんだ箔を介して搭載し、当該はんだ箔をリフローさせて、それぞれの半導体素子の電極と基板とをはんだ接続することにより製造される(たとえば、特許文献1〜3参照)。
特開2005−205418号公報 特開2005−136018号公報 特開2005−116963号公報
ところで、半導体素子として、たとえばパワー素子が用いられた場合、このパワー素子の一般的な使われ方としては、消費電力の低減を目的としたスイッチングが挙げられる。この場合、基板上にはんだ接続する複数個の半導体素子としては、パワー素子と還流ダイオードとを使用し、大電流消費の負荷の制御を行う。
そして、この場合、パワー素子とダイオードの性能上、両素子の電極を同じ外形にすることはできないため、平面長方形の異なるサイズのはんだ箔を複数種類用意する必要がある。ここで、はんだ箔は、1枚1枚切って使用するため、異なるサイズが複数種あると、無駄な部分が多くなり、使用効率が低下する。
これに対して、単純には、半導体素子の電極サイズが異なっても、最小サイズの電極の外形に、はんだ箔を共通化すればよいと考えられる。しかし、近年では、濡れ性の小さいPbフリーはんだを使用しているため、各半導体素子の電極の接合形状すなわち電極の平面形状と同じはんだ箔を使用しなければならず、現実的ではない。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、長方形のはんだ箔を複数個の半導体素子の数の分、作製するにあたって、無駄なはんだ箔の部分を極力低減し、はんだ箔の使用効率の向上を図ることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、複数個の半導体素子(1、2、11、12)およびはんだ箔(51)を用意する工程では、複数個の半導体素子(1、2、11、12)のすべてについて、電極(1a、2a、12a、1b、2b、11b)の平面形状が1辺の長さを一定の寸法(A、B)とする長方形であるものを用意するとともに、個々の半導体素子(1、2、11、12)に対応するはんだ箔(51)のすべてについて、1辺が一定の寸法(A、B)である平面長方形のものを用意し、複数個の半導体素子(1、2、11、12)の搭載工程では、個々の半導体素子(1、2、11、12)の電極(1a、2a、12a、1b、2b、11b)において一定の寸法(A、B)を有する辺が、はんだ箔(51)における一定の寸法(A、B)を有する辺に一致する状態で、複数個の半導体素子(1、2、11、12)を、はんだ箔(51)を介して基板(3、4)に搭載することを特徴とする。
それによれば、長方形のはんだ箔(51)を、複数個の半導体素子(1、2、11、12)の数の分、作製するにあたって、全てのはんだ箔(51)の1辺の寸法を同じ寸法(A、B)にすることができ、無駄なはんだ箔の部分を極力低減できるため、はんだ箔の使用効率の向上が図れる。
なお、特許請求の範囲およびこの欄で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、説明の簡略化を図るべく、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る半導体装置100の概略平面構成を示す図であり、図2は、図1中のA−A線に沿った概略断面図である。この半導体装置100は、たとえば自動車などの車両に搭載され、車両用電子装置を駆動するための装置として適用されるものである。
図1、図2に示されるように、本半導体装置100は、平面的に配置された2個の半導体素子1、2を備える。たとえば、第1の半導体素子1はIGBT(絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ)1であり、第2の半導体素子2は、FWD(フライホイールダイオード)2である。
そして、これら両半導体素子1、2の両面は、半導体素子1、2の電極および放熱部材として機能する一対の放熱板3、4にて挟まれている。これら放熱板3、4は、一般的なリードフレーム材料などよりなるもので、たとえば、銅合金にニッケルメッキを施した板材により構成されている。
ここで、一対の放熱板3、4は、互いの内面3a、4aにて対向するように配置されているが、図2において、一対の放熱板3、4のうち下側に位置する放熱板3を、第1の放熱板3とし、上側に位置する放熱板4を、第2の放熱板4とする。また、各放熱板3、4において、内面3a、4aとは反対側の面である外面3b、4bは放熱面として構成されている。
そして、両半導体素子1、2は、これら両放熱板3、4の内面の間に挟まれており、両半導体素子1、2の一面と第1の放熱板3の内面3aとの間は、はんだ5によって電気的・熱的に接続されている。また、両半導体素子1、2の他面と第2の放熱板4との間には、ブロック体6が介在している。
このブロック体6は、電気導電性、熱伝導性に優れた矩形ブロック状のもので、通常銅からなるが、モリブデンなどを用いてもよい。そして、各半導体素子1、2とブロック体6との間、および、ブロック体6と第2の放熱板4の内面との間は、それぞれ、はんだ5によって電気的・熱的に接続されている。
ここで、上記の各部を接続するはんだ5は、一般的な半導体装置の分野にて採用されるはんだ材料とすることができるが、ここでは、すず−銅合金系はんだなどの鉛フリーはんだを採用する。
そして、図1、図2に示されるように、本実施形態の半導体装置100においては、一対の放熱板3、4およびこれに挟み込まれた半導体素子1、2、ブロック体6が、モールド樹脂7にて封止されている。このモールド樹脂7はエポキシ樹脂などの通常のモールド材料よりなり、成形金型を用いた樹脂成形によって作製されたものである。
また、図1に示されるように、一対の放熱板3、4のそれぞれにおいて外面3b、4bが、モールド樹脂7から露出している。これにより、本半導体装置100は、第1および第2の半導体素子1、2の両面のそれぞれにて、第1の放熱板3、第2の放熱板4を介した放熱が行われる両面放熱型の構成となっている。
また、一対の放熱板3、4は、はんだ5やブロック体6を介して、両半導体素子1、2の各面の図示しない電極に電気的に接続されている。たとえば、第1の放熱板3、第2の放熱板4は、それぞれ、第1の半導体素子1としてのIGBT1のコレクタ側の電極および第2の半導体素子2としてのFWD2のカソード側の電極、IGBTのエミッタ側の電極およびFWDのアノード側の電極となるものである。
そして、図示しない端子が、第1の放熱板3および第2の放熱板4のそれぞれと一体に形成されており、各放熱板3、4はこの端子を介して外部と電気的に接続できるようになっている。
また、図示しないが、モールド樹脂7の内部にてIGBT1の周囲には、放熱板3、4とは別体のリードフレームからなる制御端子が設けられている。この制御端子は、IGBT1のゲート端子や各種の検査用端子などとして構成されるものであり、モールド樹脂7内において、図示しないボンディングワイヤを介して、IGBT1と電気的に接続されている。
このような構成において、第2の放熱板4と半導体素子1、2との間に介在するブロック体6は、このIGBT1と上記制御端子とのワイヤボンディングを行うにあたって、上記ワイヤの高さを維持するために、IGBT1のワイヤボンディング面と第2の放熱板4との間の高さを確保している。
次に、上記半導体装置100の製造方法について、図3を参照して述べる。図3は、本製造方法における半導体素子1、2のはんだ接続工程を示す図であり、(a)は半導体素子1、2の表面およびはんだ箔51を示す概略平面図、(b)は半導体素子1、2の裏面を示す概略平面図である。
このはんだ接続工程では、第1の放熱板3の上に、2個の半導体素子1、2をはんだ5を介して搭載し、はんだ接続する。各半導体素子1、2は平面サイズの異なる長方形板状のものである。図3(a)に示されるように、各半導体素子1、2は、それぞれの表面に表面電極1a、2aを有する。
この表面電極1a、2aは、はんだ5を介して上記ブロック体6に接続されるもので、たとえばアルミなどよりなる。ここでは、これら表面電極1a、2aは、各半導体素子1、2の表面の中央寄りに位置する平面長方形のものであり、当該表面において表面電極1a、2aの周辺部は、電気絶縁性の保護膜が設けられている。
また、図3(b)に示されるように、各半導体素子1、2の裏面には、当該裏面の全体に渡って裏面電極1b、2bが設けられている。つまり、各裏面電極1b、2bは、それぞれの半導体素子1、2の平面形状と同じ長方形をなしており、第1の半導体素子1の裏面電極1bと第2の半導体素子2の裏面電極2bとは、互いにサイズの異なる長方形となっている。
これら裏面電極1b、2bは、はんだ5を介して、基板としての第1の放熱板3に接続されるもので、たとえばアルミよりなる。また、裏面電極1b、2bは、アルミの表面にTi/Ni/Auの膜が形成されたものでもよい。
そして、図3(a)に示される帯状のはんだシート50は、この裏面電極1b、2bの接続に用いられるはんだ箔51を作るためのものである。本実施形態では、この帯状のはんだシート50から、図3(a)中に便宜上ハッチングを施してあるはんだ箔51を切り取り、切り取られたはんだ箔51を使用する。このはんだ箔51が、裏面電極1b、2bと第1の放熱板3とを接続するはんだ5となる。
ここで、本実施形態では、用意される半導体素子1、2においては、図3に示されるように、両半導体素子1、2ともに裏面電極1b、2bの平面形状が1辺の長さを一定の寸法Aとする長方形である。つまり、2個の半導体素子1、2の裏面電極1b、2bは、互いのサイズは異なるが、図3中の上下方向に延びる辺については、同じ寸法Aの長さである。
そして、帯状のはんだシート50は、幅(図3中の上下方向の幅)が上記一定の寸法Aの帯状のものである。そして、図3(a)に示されるように、上記一定の寸法Aである裏面電極の辺とは直交する方向における各半導体素子1、2の寸法にて、帯状のはんだシート50を当該シートの幅方向と直交する方向にて分断する。
このシート50の分断によって、図3(a)中のハッチングで示されるはんだ箔51が作製される。これにより、個々の半導体素子1、2の裏面電極1b、2bに対応するはんだ箔51のすべてについて、1辺が一定の寸法Aである平面長方形のものが用意される。つまり、個々の裏面電極1b、2bと各々に対応するはんだ箔51とでは、その平面形状が互いに略合同な長方形となる。
なお、図3(a)では、半導体素子1、2と対応づけるため、2個のはんだ箔51との間に余白を設けて示しているが、実際には、2個のはんだ箔51同士は、帯状のはんだシート50において詰めて配置され、この詰めた状態で分断される。それにより、無駄な部分を無くすようにする。
こうして、2個の半導体素子1、2および個々の半導体素子1、2に対応したはんだ箔51を用意した後、半導体素子1、2の搭載工程を行う。この搭載工程では、基板としての第1の放熱板3すなわち第1の放熱板3の内面3aと、各半導体素子1、2の裏面電極1b、3bとを、はんだ箔51を介して対向させた状態で、第1の放熱板3上に2個の半導体素子1、2を搭載する。
このとき、個々の半導体素子1、2の裏面電極1b、2bにおいて一定の寸法Aを有する辺を、当該個々の半導体素子1、2に対応するはんだ箔51における一定の寸法Aを有する辺に一致させた状態で、各半導体素子1、2をはんだ箔51を介して第1の放熱板3の上に搭載する。
その後は、上記図1や図2に示されるように、ブロック体6、第2の放熱板4を、はんだ5を介して積層する。そして、第1の放熱板3、各半導体素子1、2、ブロック体6、第2の放熱板4の各間に介在するはんだ箔51をリフローさせる。
それによって、個々の半導体素子1、2の裏面電極1b、2bと第1の放熱板3とが接続されるとともに、ブロック体6、第2の放熱板4もはんだ接続される。次に、このものをモールド樹脂7により封止する。この樹脂封止は、一般的なトランスファーモールド法に用いられる成形金型を用いて行われる。
そして、この樹脂封止工程の終了後、必要に応じて、両放熱板3、4の外面3b、4bに付着した樹脂のバリを除去する工程などを行うことにより、本実施形態の半導体装置100ができあがる。
ところで、本実施形態の製造方法によれば、長方形のはんだ箔51を、複数個の半導体素子1、2の数の分、作製するにあたって、全てのはんだ箔51の1辺の寸法を同じ寸法Aにすることができる。そのため、一定の寸法Aの幅である帯状のはんだシート50から、すべての半導体素子1、2に対するはんだ箔51を作製することができ、無駄なはんだ箔の部分が極力低減され、はんだ箔の使用効率の向上が図れる。
(第2実施形態)
図4は、本発明の第2実施形態に係る半導体装置の製造方法における半導体素子1、2のはんだ接続工程を示す図であり、半導体素子1、2の表面、表面電極用のはんだ箔51、および裏面電極用のはんだ箔51を示す概略平面図である。
本実施形態にて製造される半導体装置は、上記第1実施形態と同様のものであるが、本実施形態では、第1の放熱板3だけでなく、ブロック体6を含む第2の放熱板4も、基板として構成されている。そして、半導体素子1、2の裏面電極だけでなく、半導体素子1、2の表面電極1a、2aとブロック体6とのはんだ接続についても、上記第1実施形態と同様のはんだ接続方法を適用したものである。
図4では、半導体素子1、2の裏面電極は示されていないが、当該裏面電極の構成は上記図3のものと同様である。そして、本実施形態のはんだ接続工程においても、半導体素子1、2の裏面電極と第1の放熱板3とのはんだ箔51を介した接続方法は、上記第1実施形態と同様である。
さらに、本実施形態では、用意される半導体素子1、2においては、両半導体素子1、2ともに表面電極1a、2aの平面形状が1辺の長さを一定の寸法Bとする長方形である。つまり、2個の半導体素子1、2の表面電極1a、2aは、互いのサイズは異なるが、図4中の上下方向に延びる辺については、同じ寸法Bの長さである。
また、図4中の下側に位置する帯状のはんだシート50’は、表面電極1a、2aの接続に用いられるはんだ箔51を作るためのものである。このはんだシート50’は、幅(図4中の上下方向の幅)が上記一定の寸法Bの帯状のものである。
そして、この表面電極用のはんだシート50’については、図4に示されるように、上記一定の寸法Bである表面電極の辺とは直交する方向における各半導体素子1、2の寸法にて、当該シート50’をその幅方向と直交する方向にて分断する。
この表面電極用のシート50’の分断によって、図4中のハッチングで示される表面電極用のはんだ箔51が作製される。これにより、個々の半導体素子1、2の表面電極1a、2aに対応するはんだ箔51のすべてについて、1辺が一定の寸法Bである平面長方形のものが用意される。つまり、個々の表面電極1a、2aと各々に対応するはんだ箔51とでは、その平面形状が互いに略合同な長方形となる。
なお、上記図3と同様に、図4においても、半導体素子1、2と対応づけるため、各はんだシート50、50’において隣り合うはんだ箔51の間に余白を設けて示しているが、実際には、隣り合うはんだ箔51同士は詰めて配置された状態で分断される。
こうして、2個の半導体素子1、2および個々の半導体素子1、2の表面電極1a、2a、裏面電極1b、2bに対応したはんだ箔51を用意した後、半導体素子1、2を、裏面電極用のはんだ箔51を介して、第1の放熱板3の上に搭載する。この搭載工程は、上記第1実施形態と同様である。
次に、上記図1や図2に示されるように、各半導体素子1、2の上に、表面電極用のはんだ箔51を介して、ブロック体6、はんだ5、第2の放熱板4を積層する。なお、ブロック体6と第2の放熱板4との間のはんだ5については、たとえば上記図3に示されるいずれかのはんだ箔51を用いればよい。
このとき、個々の半導体素子1、2の表面電極1a、2aにおいて一定の寸法Bを有する辺を、当該個々の半導体素子1、2に対応するはんだ箔51における一定の寸法Bを有する辺に一致させた状態で、ブロック体6をはんだ箔51を介して各半導体素子1、2の上に搭載する。
その後、第1の放熱板3、各半導体素子1、2、ブロック体6、第2の放熱板4の各間に介在するはんだ箔51をリフローさせる。それにより、個々の半導体素子1、2の裏面電極1b、2bと第1の放熱板3との間、表面電極1a、2aとブロック体6との間、ブロック体6と第2の放熱板4との間が、はんだ接続される。
その後は、上記第1実施形態と同様に、モールド樹脂7による封止や、樹脂のバリの除去などを行うことにより、本実施形態の半導体装置ができあがる。
本実施形態の製造方法によれば、長方形のはんだ箔51を、複数個の半導体素子1、2の数の分、作製するにあたって、すべての裏面電極用のはんだ箔51の1辺の寸法を同じ寸法Aにし、すべての表面電極用のはんだ箔51の1辺の寸法を同じ寸法Bにすることができる。
そのため、一定の寸法A、Bの幅である帯状のはんだシート50、50’から、すべての半導体素子1、2に対するはんだ箔51を作製することができ、無駄なはんだ箔の部分が極力低減され、はんだ箔の使用効率の向上が図れる。
(第3実施形態)
図5は、本発明の第3実施形態に係る半導体装置の製造方法における半導体素子1、2、11、12のはんだ接続工程を示す図であり、当該半導体素子1、2、11、12の表面、表面電極用のはんだ箔51、および裏面電極用のはんだ箔51を示す概略平面図である。
本実施形態の製造方法では、4個の半導体素子1、2、11、12を搭載するものであり、上記第1実施形態に示した半導体装置において、一対の放熱板3、4の間の半導体素子およびブロック体によるはんだ付けの構成が、4個分になったものに相当する。
ここでも、4個の半導体素子1、2、11、12のすべてについて、電極の平面形状が1辺の長さを一定の寸法Aとする長方形であるものを用意する。本実施形態では、第1の半導体素子1については長方形状の表面電極1aの1辺、第2の半導体素子2については裏面電極2bの1辺、第3の半導体素子11については裏面電極11bの1辺、第4の半導体素子12については表面電極12aの1辺が、それぞれ一定の寸法Aとなっている。
このように、一定の寸法Aの辺を有する電極は、各半導体素子1、2、11、12において裏面電極のみ、あるいは表面電極のみである必要はなく、裏面電極と表面電極とが混在していてもよい。
そして、本実施形態によっても、一定の寸法Aの幅を有する帯状のはんだシート50を切断することにより、個々の前記半導体素子1、2、11、12に対応するはんだ箔51のすべてについて、1辺が一定の寸法Aである平面長方形のものを用意する。
その後は、これら半導体素子1、2、11、12およびはんだ箔51を用いて、上記各実施形態と同様の要領ではんだ接続を行う。そして、樹脂封止などを行うことにより、本実施形態の半導体装置ができあがる。
本実施形態の製造方法によっても、長方形のはんだ箔51を、複数個の半導体素子1、2、11、12の数の分、作製するにあたって、無駄なはんだ箔の部分が極力低減され、はんだ箔の使用効率の向上が図れる。
(第4実施形態)
図6は、本発明の参考例としての第4実施形態に係る半導体装置の製造方法における半導体素子1、2のはんだ接続工程を示す概略平面図であり、(a)は複数個のはんだ箔52が連なる帯状のはんだシート50、(b)は第1の半導体素子1の裏面電極1bの形状となるように敷き詰められたはんだ箔52、(c)は第2の半導体素子2の裏面電極2bの形状となるように敷き詰められたはんだ箔52を示す。
本実施形態の製造方法は、上記第1実施形態にて述べた製造方法において、上記図1、図2に示した半導体装置における基板としての第1の放熱板3の上に半導体素子1、2をはんだ接続する方法を変更したものであり、その他の部分は同様である。
図6に示されるように、2個の半導体素子1、2では、平面長方形をなす裏面電極1b、2bの平面サイズが相違する。ここにおいて、本実施形態では、同一サイズおよび同一形状の平面長方形をなすはんだ箔52を、複数個用意する。この複数個のはんだ箔52は、図6(a)に示されるように、帯状のはんだシート50を切断することによって容易に作成される。
ここで、図6(b)、(c)に示されるように、2個の半導体素子1、2の両方について、それぞれの半導体素子1、2の裏面電極1b、2bを形成する長方形は、はんだ箔52を複数個隙間なく格子状に敷き詰めることによって構成される。つまり、このように集合体となることで各裏面電極1b、2bの長方形を構成するように、同一サイズおよび同一形状の平面長方形をなすはんだ箔52を、複数個用意する。
そして、本実施形態では、図6に示されるように、上記した第1の放熱板3の上にて、それぞれの半導体素子1、2の裏面電極1b、2bを形成する長方形の形となるように、複数個のはんだ箔52を格子状に隙間なく配置する。
限定するものではないが、ここでは、はんだ箔52を6×6個格子状に敷き詰めることで、第1の半導体素子1の裏面電極1bの長方形が構成され、はんだ箔52を3×6個敷き詰めることによって、第2の半導体素子2の裏面電極2bの長方形が構成される。つまり、はんだ箔52をm×n個(m、nは自然数)、格子状に敷き詰めることで、上記各長方形が構成されればよい。
その後、それぞれ長方形の集合体となったはんだ箔52の上に、それぞれの半導体素子1、2を搭載する。その後は、上記第1実施形態と同様に製造を進めることにより、本実施形態においても、上記図1、図2に示したものと同様の半導体装置が製造される。
本実施形態の製造方法によれば、同じ平面長方形のはんだ箔52を予め複数個用意しておけば、複数の半導体素子1、2に対して使用することができ、無駄なはんだ箔の部分を極力低減できるため、はんだ箔の使用効率の向上が図れる。
また、上記例では、第1の放熱板3の上に半導体素子1、2をはんだ接続する例を述べたが、本実施形態のはんだ接続方法は、ブロック体6と半導体素子1、2との間のはんだ接続にも適用できることはもちろんである。
(他の実施形態)
なお、上記各実施形態において述べられている長方形とは、当然正方形も含むものである。また、基板とは、上記した放熱板3、4以外にも、一般のリードフレーム、あるいは配線基板などでもよい。
また、基板に搭載される半導体素子は、2個以上の複数個であればよい。また、一対の放熱板3、4に挟まれる半導体素子としては、上記したIGBTやFWDでなくてもよい。
また、上述したように、ブロック体6は、第1の半導体素子1と第2の放熱板4との間に介在し、これら両部材1、4との間の高さを確保する役割を有するものであるが、可能であるならば、上記実施形態において、ブロック体6は存在しないものであってもよい。この場合、第2の放熱板4に直接、半導体素子1、2をはんだ接続する構成となり、第2の放熱板4単独が、基板として構成されることになる。
本発明の第1実施形態に係る半導体装置の概略平面図である。 図1中のA−A概略断面図である。 第1実施形態に係る半導体装置の製造方法における半導体素子のはんだ接続工程を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る半導体装置の製造方法における半導体素子のはんだ接続工程を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る半導体装置の製造方法における半導体素子のはんだ接続工程を示す図である。 本発明の第4実施形態に係る半導体装置の製造方法における半導体素子のはんだ接続工程を示す図である。
符号の説明
1 第1の半導体素子
1a 第1の半導体素子の表面電極
1b 第1の半導体素子の裏面電極
2 第2の半導体素子
2a 第2の半導体素子の表面電極
2b 第2の半導体素子の裏面電極
11 第3の半導体素子
11b 第3の半導体素子の裏面電極
12 第4の半導体素子
12a 第4の半導体素子の表面電極
51、52 はんだ箔
A、B 一定の寸法

Claims (1)

  1. 複数個の半導体素子(1、2、11、12)および個々の前記半導体素子(1、2、11、12)に対応したはんだ箔(51)を用意し、
    基板(3、4)と前記複数個の半導体素子(1、2、11、12)の電極(1a、2a、12a、1b、2b、11b)とを、前記はんだ箔(51)を介して対向させた状態で、前記基板(3、4)に前記複数個の半導体素子(1、2、11、12)を搭載し、
    続いて、前記はんだ箔(51)をリフローさせることにより、個々の前記半導体素子(1、2、11、12)の前記電極(1a、2a、12a、1b、2b、11b)と前記基板(3、4)とを、はんだ接続するようにした半導体装置の製造方法において、
    前記複数個の半導体素子(1、2、11、12)および前記はんだ箔(51)を用意する工程では、前記複数個の半導体素子(1、2、11、12)のすべてについて、前記電極(1a、2a、12a、1b、2b、11b)の平面形状が1辺の長さを一定の寸法(A、B)とする長方形であるものを用意するとともに、
    個々の前記半導体素子(1、2、11、12)に対応する前記はんだ箔(51)のすべてについて、1辺が前記一定の寸法(A、B)である平面長方形のものを用意し、
    前記複数個の半導体素子(1、2、11、12)の搭載工程では、個々の前記半導体素子(1、2、11、12)の前記電極(1a、2a、12a、1b、2b、11b)において前記一定の寸法(A、B)を有する辺が、前記はんだ箔(51)における前記一定の寸法(A、B)を有する辺に一致する状態で、前記複数個の半導体素子(1、2、11、12)を、前記はんだ箔(51)を介して前記基板(3、4)に搭載することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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