JP4952290B2 - 材料圧縮加工装置のロール面上の粉末層厚制御方法及び装置 - Google Patents

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本発明は、粉末圧延により粉末を圧縮してシート材に成形したり、粉末を圧着して異種材複合板を製造するための材料圧縮加工装置のロール面上の粉末層厚制御方法及び装置に関するものである。
近年、例えば板材表面の両面又は片面に、粉末を圧着して異種材複合板を形成するクラッド材を製造するアイデアが提案されており、このようなクラッド材を製造する際には、圧延機やロールプレス装置のような材料圧縮加工装置が使用される。
斯かる材料圧縮加工装置の従来の一般的な例は図8に示されている。図8中、30は水平に対向配置されたロール1a,1bを備えた材料圧縮加工装置であり、ロール1a,1bは対向側が下方へ回転するよう駆動されると共に、対向するロール1a,1bが最も接近するロールキス点Kの間隔を調整し得るようになっている。2a,2bはロール1a,1bの上面に昇降可能に配置された駆動可能な粉末供給用ローラ、3a,3bはローラ2a,2bよりもロール1a,1bの回転方向上流側で金属材等の粉末Xをロール1a,1bの面上に供給し得るよう、粉末Xを貯留する粉末ホッパである。又、Sは図示してない巻き戻し機により上方からロール1a,1b間に供給される金属板等の板材である。
上記材料圧縮加工装置30により板材Sの表面に粉末Xを圧着して粉末圧着層を備えた異種材複合板を製造する際には、図示しないモータ等の駆動装置によりロール1a,1bを駆動して図8の矢印方向へ回転させると共に、上方よりロール1a,1b間に板材Sを送給し、粉末ホッパ3a,3bによりロール1a,1b面上に粉末Xを供給する。
而して、ロール1a,1bの面上に供給された粉末Xは、ロール1a,1bを駆動する駆動装置と同一又は異なる別のモータ等の駆動装置により駆動されるローラ2a,2bにより単位時間当たりの粉末供給量が調整されて板材S側へ送給され、ロール1a,1bのロールキス点Kによる圧縮によって板材Sに圧着され、異種材複合板が形成される。
又、材料圧縮加工装置のロール面上の粉末層厚制御装置の技術文献として特許文献1がある。特許文献1に示すものは粉末圧延装置であり、金属粉末を圧延するための一対の圧延ロールと、粉末ホッパから圧延ロール間に単位時間当たりに供給される金属粉末を一定の量に調整するための粉末供給ローラを備えている。
特開2002−212608号公報
図8に示す材料圧縮加工装置30において、粉末Xによる粉末圧着層を板材Sに一体に形成して異種材複合板を製造する際に、板材Sに一体化する粉末圧着層の層厚は、前記ロール1a,1bと粉末供給用ローラ2a,2bの回転周速度の比率を調節することで変更することができる。又、板材Sに一体化する粉末圧着層の層厚は、ロール1a,1bと粉末供給用ローラ2a,2bの隙間を調節することで変更することができる。
しかし、板材Sに圧着する粉末圧着層の層厚を精度良く制御するには、ローラ2a,2bによりロールキス点Kに供給する粉末Xのそれぞれの粉末供給量を精度良く調整する必要があるが、ローラ2a,2bによって実際にロールキス点Kに供給されている粉末Xの単位時間当たりの供給量を検出していないために、粉末圧着層の層厚を精度良く制御することができなかった。このため、従来において粉末圧着層の層厚を制御するには、例えば、ローラ2aからのみ粉末Xを供給し、板材Sの片面にのみ粉末圧着層を形成し、板材Sの片面に粉末圧着層が複合された片面異種材複合板の厚さを計測し、その計測結果に基づいて粉末圧着層の層厚を推定し、ローラ2aにより供給する粉末Xの単位時間当たりの供給量を微調整する作業を繰返す必要があり、これをローラ2bについても同様に行うことが必要であり、従って、調整が煩雑で時間を要するという問題があった。
又、板材Sの両面に粉末圧着層を形成する場合、両面異種材複合板の厚さの計測では、粉末圧着層両者の合計の厚さは推定することができるが、片面ごとの各粉末圧着層の厚さをそれぞれ単独で推定することはできないという問題があった。
又、特許文献1の粉末圧延装置の場合も、圧延ロールに実際に単位時間当たりに供給される粉末供給量を検出する手段を有していないために、図8に示す装置と同様、粉末圧着層の層厚の調整が煩雑で時間を要するという問題があるとともに、板材Sの両面に粉末圧着層を形成する場合の各粉末圧着層の厚さを知るためには、出来上がった材料の断面を顕微鏡等により観察するしか各粉末圧着層の厚さを知る手段がないという問題があった。
本発明は、斯かる実情に鑑みてなしたもので、粉末を圧縮したシート材料や異種材複合板を製造する際に、ロール面上に供給される粉末の層厚を検出してロール面上に供給する粉末の単位時間当たりの供給量を調節することにより、粉末圧着層の層厚を容易に精度良く制御できるようにした材料圧縮加工装置のロール面上の粉末層厚制御方法及び装置を提供しようとするものである。
本発明の材料圧縮加工装置のロール面上の粉末層厚制御方法は、対向して配置したロール面上に粉末を供給して粉末層を形成し、ロールの回転により粉末層をロールキス点に導いて圧縮成形することにより圧縮した材料を得る材料圧縮加工装置における圧縮成形される前のロール面上の粉末層の圧縮前層厚を制御するための粉末層厚制御方法であって、
前記ロールの少なくとも一方のロール面上に層厚調節手段により単位時間当たりの粉末供給量を調整してロールキス点に粉末を供給する粉末供給装置と、
該粉末供給装置により供給した粉末が前記ロールキス点に移動する間において粉末層の層厚を計測する圧縮前層厚計測手段と、
ロールキス点から導出される材料の厚さを計測する板厚計測手段を設け、
圧縮前層厚計測値と板厚計測値から板厚設定値と板厚計測値が一致するように層厚調節手段を調整してロール面上の粉末層の圧縮前層厚を制御することを特徴とする。
上記材料圧縮加工装置のロール面上の粉末層厚制御方法において、一方のロールの面上に粉末を供給するようにしてもよい。
又、上記材料圧縮加工装置のロール面上の粉末層厚制御方法において、両方のロールの面上に粉末を供給するようにしてもよい。
又、上記材料圧縮加工装置のロール面上の粉末層厚制御方法において、両方のロール間に板材を送給するようにしてもよい。
本発明の材料圧縮加工装置のロール面上の粉末層厚制御装置は、対向して配置したロール面上に粉末を供給して粉末層を形成し、ロールの回転により粉末層をロールキス点に導いて圧縮成形することにより圧縮した材料を得る材料圧縮加工装置における圧縮成形される前のロール面上の粉末層の圧縮前層厚を制御するための粉末層厚制御装置であって、
前記ロールの少なくとも一方のロール面上に層厚調節手段により単位時間当たりの粉末供給量を調整して供給する粉末供給手装置と、
該粉末供給装置により供給した単位時間当たりの粉末供給量は、前記ロールキス点に移動する間における粉末層の層厚と相関しているため、この層厚を計測する圧縮前層厚計測手段と、
ロールキス点から導出される材料の厚さを計測する板厚計測手段と、
圧縮前層厚計測手段で計測した圧縮前層厚計測値及び板厚計測手段で計測した板厚計測値と板厚設定値とを入力し、板厚計測値が板厚設定値になるように層厚調節手段に層厚を指令制御する層厚指令制御装置と
を備えたことを特徴とする。
上記材料圧縮加工装置のロール面上の粉末層厚制御装置において、粉末供給装置は、対向配置したロールと所定の隙間をもって配置されたローラであってもよい。
又、上記材料圧縮加工装置のロール面上の粉末層厚制御装置において、圧縮前層厚計測手段は、非接触式の距離検出器であってもよい。
又、上記材料圧縮加工装置のロール面上の粉末層厚制御装置において、層厚調節手段は、対向配置したロールの周面に対して所定の隙間をもって配置したローラとの間の隙間を調節する間隔調節装置であってもよい。
又、上記材料圧縮加工装置のロール面上の粉末層厚制御装置において、層厚調節手段は、対向配置したロールの周面に対して所定の隙間をもって配置したローラの回転速度を制御する回転速度調節装置であってもよい。
又、上記材料圧縮加工装置のロール面上の粉末層厚制御装置において、両方のロール間に板材を送給し、ロール面上に供給した粉末を板材の表面に圧着させた材料を形成するようにしてもよい。
本発明の材料圧縮加工装置のロール面上の粉末層厚制御方法及び装置によれば、対向して配置したロールの少なくとも一方のロール面上に層厚調節手段により粉末を調整して供給する粉末供給装置と、該粉末供給装置により供給した粉末が前記ロールキス点に移動する間において粉末層の層厚を計測する圧縮前層厚計測手段と、ロールキス点から導出される材料の厚さを計測する板厚計測手段と、圧縮前層厚計測手段で計測した圧縮前層厚計測値及び板厚計測手段で計測した板厚計測値と板厚設定値とを入力し、板厚計測値が板厚設定値になるように層厚調節手段に層厚を指令制御する層厚指令制御装置とを備えたので、ロール面上に供給される粉末の層厚を圧縮前層厚計測手段により精度良く計測することができ、更に、層厚指令制御装置は、圧縮前層厚計測手段で計測した圧縮前層厚計測値及び板厚計測手段で計測した板厚計測値板厚設定値とを入力して、板厚計測値が板厚設定値になるように層厚調節手段により層厚を指令制御するため、ロールキス点に供給される粉末の層厚を精度よく調節して圧縮成形される材料の板厚を精度良く制御できるという優れた効果を奏し得る。
又、一方のロールの面上に粉末を供給する場合も、両方のロールの面上に粉末を供給する場合も、更にこれらの場合に加えて両方のロール間に板材を供給する場合においても、粉末の層厚を精度よく調節して圧縮成形される材料の板厚を精度良く制御できるという効果を奏し得る。
又、対向配置したロールと所定の隙間をもって配置するようにしたローラからなる粉末供給装置によれば、ロールの上面に供給する粉末の供給量を容易に精度良く制御できる効果がある。
又、非接触式の距離検出器からなる圧縮前層厚計測手段によれば、ロール面上に供給される粉末の層厚を精度良く検出できる効果がある。
又、対向配置したロールと所定の隙間をもって配置したローラとの間の隙間を調節する間隔調節装置からなる層厚調節手段によれば、圧縮前粉末層厚を容易に精度良く調節できる効果がある。
又、対向配置したロールと所定の隙間をもって配置したローラの回転速度を制御する回転速度調節装置からなる粉末層厚調節手段によれば、圧縮前粉末層厚を容易に精度良く調節できる効果がある。
又、ロール間に板材を送給し、粉末をロウ材粉とすることにより、銅板の表面にリン銅ロウが付いたものや、ステンレス鋼板の表面にニッケルロウが付いたもののような金属板に異種材料をコーティングしたクラッド材を製造できる効果がある。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1〜図3は本発明の材料圧縮加工装置のロール面上の粉末層厚制御装置を実施する形態の一例であり、図中、図8に示したものと同一の構成部分には同一の符号が付してある。
左右に対向して配置したロール1a,1bの周面の最も高い位置(図1の上部)の近傍には、ロール1a,1bの面上に粉末Xを供給するようにした粉末ホッパ3a,3bを配置し、更に、該粉末ホッパ3a,3bとロールキス点Kとの間には、前記ロール1a,1bとは逆方向に回転し、前記粉末ホッパ3a,3bによって供給された粉末Xの層厚La,Lbを調整するようにしたローラ2a,2bを配置して粉末供給装置4a,4bを構成している。又、図1では図示しないが巻き戻し機からの金属板等の板材Sをロール1a,1b間に上方から供給している。
前記ロール1a,1bの軸端には、図3に示す如く回転軸5a,5bが接続してあり、該回転軸5a,5bはピニオンスタンド6を介してモータ7に接続してあり、該モータ7を駆動することにより、前記ピニオンスタンド6及び回転軸5a,5bを介して前記ロール1a,1bが互いに逆方向に回転するようになっている。
又、前記ローラ2a,2bには回転軸8a,8bが接続してあり、該回転軸8a,8bは夫々伝達歯車9a,9bを介して前記回転軸5a,5bに接続されており、更に、前記各回転軸8a,8bには、例えば波動歯車機構を有する減速機と変速機を備えた回転速度調節装置10a,10bからなる層厚調節手段13a,13bが備えてあり、前記ローラ2a,2bの回転速度を変更することによって、図2におけるロール1a,1b面上の粉末層14a,14bの厚さを調節できるようにしている。ここで、ローラ2a,2bの回転速度を高めると粉末層14a,14bの層厚La,Lbは増加される。
又、前記粉末供給装置4a,4bには、図1、図2に示す如く前記ローラ2a,2bを上下させてロール1a,1bの表面とローラ2a,2bとの間の隙間を調節するようにした間隔調節装置からなる層厚調節手段15a,15bが備えてあり、前記ローラ2a,2bの位置を上下動することによって、図2におけるロール1a,1b面上の粉末層14a,14bの厚さを調節できるようにしている。ここで、ローラ2a,2bを上昇させてロール1a,1bとの隙間を増加すると粉末層14a,14bの層厚La,Lbは増加される。
図1の材料圧縮加工装置30において、粉末ホッパ3a,3bによりロール1a,1bの面上に粉末Xを供給すると、粉末Xはローラ2a,2bに導かれ、ローラ2a,2bの回転速度調節装置である層厚調節手段13a,13bと、間隔調節装置である層厚調節手段15a,15bの少なくとも一方によって粉末層14a,14bの層厚La,Lbが調整されてロールキス点Kに導かれ、図1の場合には上部から導入されてくる板材Sの両面に粉末Xが圧着されてロウ材圧着材料等のように金属板に異種材料がコーティングされたクラッド材からなる材料11が形成される。
尚、図1ではロール1a,1b間に板材Sを導入し、各ロール1a,1b上に備えた粉末供給装置4a,4bにより粉末Xを供給して板材Sの両側に粉末Xによる粉末圧着層を形成する場合について示したが、一方の粉末供給装置4a又は4bから粉末Xを供給して板材Sの片側にのみ粉末Xによる粉末圧着層を形成するようにしてもよい。又、前記板材Sを導入することなく、図4に示すように、粉末供給装置4a,4bから供給された粉末Xをロール1a,1bによりロールキス点Kに導いて圧縮成形することで粉末のみによる材料11を形成するようにしてもよく、更に、一方の粉末供給装置4a又は4bからのみ粉末Xを供給してロール1a,1bにて圧縮成形することにより材料11を形成するようにしてもよい。
前記ロール1a,1bの外周におけるローラ2a,2bとロールキス点Kとの間には、ロール1a,1b上面の粉末層14a,14bの層厚La,Lbを非接触で計測するようにしたレーザ変位計等の距離検出器からなる圧縮前層厚計測手段12a,12bを設けており、該圧縮前層厚計測手段12a,12bによって検出した圧縮前層厚計測値γa',γb'は層厚指令制御装置16に入力している。
前記レーザ変位計による圧縮前層厚計測手段12a,12bでは、レーザ光をロール1a,1bの表面に対して直交する方向から当てることにより粉末層14a,14bの層厚を直接計測することができる。しかし、図1では板材Sが存在しているために、圧縮前層厚計測手段12a,12bのレーザ光をロール1a,1bの表面に直交して当てることができない。このため、図1ではレーザ変位計のレーザ光を板材Sと平行な方向からロール1a,1bの表面に当てて、図5に示すように粉末層14a,14bの層厚Da,Dbを検出しており、その圧縮前層厚計測値γa',γb'を層厚指令制御装置16に送るようにしている(図5では圧縮前層厚計測手段12aによって粉末層14aの層厚Laを検出する場合のみを示している)。
この時、図5に示すように、レーザ変位計で検出される粉末層14a,14bの層厚Da,Dbは粉末層14a,14bを縦に横切る距離であるため、真の粉末の層厚La,Lbを求めるためには演算を行う必要があり、この演算は層厚指令制御装置16で行っている。即ち、レーザ光がロール1a表面に当たる点aと、該点aを通る半径線が粉末層14aの表面と交差する点bと、レーザ光が粉末層14aの表面と交差する点cの三角形において、粉末層14aの表面とレーザ光が交差する角θ(ロール1aの表面とレーザ光が交差する角に略同じ)は予め分かっており、且つ、点aと点cの距離である層厚Laは、レーザ変位計により粉末層14aが無い時に計測したロール1a表面までの距離と、粉末層14aがある状態で計測した粉末層14a表面までの距離との差から求めることができるので、層厚指令制御装置16ではγa=γa'sinθ,γb=γb'sinθの演算を行うことにより、点aと点bの距離を表わす層厚La,Lbである圧縮前層厚計測値γa,γb(図6参照)を求めている。
又、前記ロール1a,1bにより圧縮成形されて導出される材料11の近傍には、該材料11の厚さを超音波距離計或いはレーザ距離計等の非接触式、或いはマグネスケール等の接触式にて計測するようにした板厚計測手段17が設けられており、該板厚計測手段17で計測した板厚計測値γが前記層厚指令制御装置16に入力されている。更に、層厚指令制御装置16には、粉末が圧縮された後の粉末層厚を設定する圧縮後層厚設定値βa,βbと、圧縮後の材料11の板厚を設定する板厚設定値Hが入力されている。
又、層厚指令制御装置16は、ローラ2a,2bの回転速度調節装置である層厚調節手段13a,13b及び間隔調節装置である層厚調節手段15a,15bの少なくとも一に補正指令18a,18bを送ることにより、粉末供給装置4a,4bによってロール1a,1b面上に供給される粉末Xの層厚を微調整するようにしている。
又、材料圧縮加工装置30のロール1a,1bは、ロール間隔調節装置19a,19bによりロールキス点Kの間隔を制御できるようになっており、層厚指令制御装置16はロール間隔調節装置19a,19bに間隔信号20a,20bを送って圧縮成形する材料11の厚さを所定の値に設定(初期設定)するようにしている。又、図3のモータ7には一定の回転速度指令21を送ってモータ7を一定速度で回転させるようにしている。
図6は、前記層厚指令制御装置16の制御ブロック図であり、層厚指令制御装置16では、目標である圧縮後層厚設定値βa,βbが演算手段22a,22bに入力されて、粉末層14a,14bの夫々の圧縮前の層厚である圧縮前層厚想定値αa,αbが求められている。この圧縮前層厚想定値αa,αbは、所定の層厚La,Lbの粉末を圧縮する前と圧縮した後の値を比較する試験を予め行って求めた結果に基づいて、圧縮後層厚設定値βa,βbから予想して求めた値である。
一方、目標である圧縮後層厚設定値βa,βbと板厚計測値γおよび圧縮前層厚計測値γa,γbを演算器23に入力して演算することにより偏差割合εaとεbを求め、この偏差割合εaとεbの逆数1/εaと1/εbを、掛算器24a,24bによって前記圧縮前層厚想定値αa,αbの夫々に掛け算することにより粉末供給指令25a,25bを求めている。
尚、上記圧縮前層厚計測値γa,γbを圧縮前層厚想定値αa,αbとして(γa=αa,γb=αb)実施した運転では、板厚計測値γは板厚設定値Hにならなかった。
そこで、演算器23において以下のように偏差割合εa,εbを演算して与えた。
先ず、前記圧縮後の粉末層14a,14bの厚さをXa,Xb(計測はできない)としたとき、Xa:Xb=γa:γbの関係が成立するとすれば、Xa=γa(γ−t)/γa+γb,Xb=γb(γ−t)/γa+γbとなる。
従って、
αa・1/εa=αa・βa/Xa=αa・βa・(γa+γb)/γa(γ−t)であり、
εa=γa(γ−t)/βa(γa+γb)
が求められる。同様にして、
εb=γb(γ−t)/βb(γa+γb)
が求められる。
尚、図2の圧縮を行う場合において板材Sが圧縮される割合は極めて小さく、よって板材Sの圧縮前と圧縮後の厚さtには殆ど変化がないためε=(γ−t)/(H−t)とし、βa+βb+t=H、ζa+ζb+t=γの関係が成り立つとの前提をもとにしている。ここで、ζa、ζbは、板に圧着された圧縮後の実際の層厚である。
更に、前記圧縮前層厚計測手段12a,12bで検出した層厚Da,Dbを表わす圧縮前層厚計測値γa',γb'は演算器26a,26bに入力されてγa=γa'sinθ,γb=γb'sinθの演算を行うことにより圧縮前層厚計測値γa,γbが求められ、この圧縮前層厚計測値γa,γbと前記粉末供給指令25a,25bが引算器27a,27b(又は加算器)に入力されて偏差28a,28bが求められ、この偏差28a,28bが補正演算回路29a,29bに送られて前記粉末供給指令25a,25bを修正することにより補正指令18a,18bが求められるようになっている。この補正指令18a,18bは層厚調節手段13a,13b及び層厚調節手段15a,15bの一方又は両方に入力され、圧縮前層厚計測値γa,γbが粉末供給指令25a,25bに一致するように層厚調節手段13a,13b及び層厚調節手段15a,15bの一方又は両方を制御して、ロール面上の粉末の層厚La,Lbを調整するようにしている。
上記形態において、図2における圧縮後層厚設定値βa,βbが同一の値でありロール1a,1b面上に形成される粉末Xの層厚La,Lbが同一の場合も、又は、圧縮後層厚設定値βa,βbが異なる値でありロール1a,1b面上に形成される粉末Xの層厚La,Lbが違う場合も、全く同様にして制御することができ、更に、ロール1a,1b面上の一方にのみに粉末Xを供給する場合には、図6における圧縮後層厚設定値βa,βbから粉末供給指令25a,25bを求める回路(図6の上下)の一方を備えていれば良い。
次に、上記した実施の形態の作動を説明する。
モータ7を駆動してロール1a,1bを一定速度で回転した状態において粉末供給装置4a,4bの粉末ホッパ3a,3bからロール1a,1b面上に所定量の粉末Xを供給すると、粉末Xはローラ2a,2bに導かれてロール1a,1b面上に一定の層厚La,Lbの粉末層14a,14bが形成され、ロールキス点Kに供給されて、ロール1a,1bによる圧縮成形によって粉末の材料11(図4)が形成される。一方、図1に示したように、ロール1a,1b間に上部から板材Sを導入すると、板材Sに粉末Xが圧着されたロウ材圧着材料等のクラッド材からなる材料11が形成される。
この時、前記ローラ2a,2bとロールキス点Kとの間に設けたレーザ変位計等からなる圧縮前層厚計測手段12a,12bによってロール1a,1b面上の粉末層14a,14bの縦の距離である層厚Da,Dbが検出されて圧縮前層厚計測値γa',γb'が層厚指令制御装置16に入力され、図6の演算器26a,26bではγa=Dasinθ,γb=Dbsinθの演算を行って圧縮前層厚計測値γa,γbを求める。
又、図6に示す如く、層厚指令制御装置16に入力している材料11の目標板厚である板厚設定値Hと、ロール1a,1bで圧縮成形した材料11の厚さを検出している板厚計測手段17で計測した板厚計測値γとを割算器23に入力して割り算することにより偏差割合ε=(γ−t)/(H−t)を求める。
一方、層厚指令制御装置16に入力されている各粉末層14a,14bの圧縮成形後の層厚の目標値である圧縮後層厚設定値βa,βbは演算手段22a,22bに入力され、粉末層14a,14bの夫々の圧縮前の層厚である圧縮前層厚想定値αa,αbが求められて掛算器24a,24bに入力される。
そして、掛算器24a,24bでは、前記圧縮前層厚想定値αa,αbに前記割算器23で求めた偏差割合εの逆数1/εを掛算することにより粉末供給指令25a,25bを求める。
更に、前記粉末供給指令25a,25bと演算器26a,26bで求めた圧縮前層厚計測値γa,γbは引算器27a,27bに入力されて偏差28a,28bが求められ、この偏差28a,28bが補正演算回路29a,29bに入力されて前記粉末供給指令25a,25bを補正することにより補正指令18a,18bが得られ、この補正指令18a,18bが層厚調節手段13a,13b及び層厚調節手段15a,15bの一方又は両方に入力される。これにより、圧縮前層厚計測値γa,γbが粉末供給指令25a,25bに一致するように層厚調節手段13a,13b及び層厚調節手段15a,15bの一方又は両方が制御され、これによって、ロール1a,1b面上の粉末Xの層厚La,Lbが、材料11の板厚設定値Hと圧縮後層厚設定値βa,βbを満足するように精度良く調整されるようになる。
図7は本発明の材料圧縮加工装置のロール面上の粉末層厚制御装置を実施する更に他の形態を示す正面図である。この形態では、前記形態においてロール1a,1bにて圧縮成形した材料11を加熱炉31に導いて加熱することにより粉末層を焼結または融着させるようにしている。材料11を加熱して粉末層を例えば融着させた場合には、材料11の厚さが減少する傾向を示すので、加熱炉31を出た後の材料11の板厚を板厚計測手段17で計測するようにしている。この場合、前記圧縮後層厚とは融着後の層厚を示す。それ以外の構成、作用については前記形態の場合と同様である。
尚、本発明は上記形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明の材料圧縮加工装置のロール面上の粉末層厚制御装置を実施する形態の一例を示す正面図である。 図1における厚縮成形部の詳細を示す正面図である。 図1の全体平面図である。 本発明の材料圧縮加工装置のロール面上の粉末層厚制御装置を実施する他の形態を示す正面図である。 本発明の形態における層厚の計測方法を示す説明図である。 本発明の形態における層厚指令制御装置の制御ブロック図である。 本発明の材料圧縮加工装置のロール面上の粉末層厚制御装置を実施する更に他の形態を示す正面図である。 材料圧縮加工装置の従来の一般的な例を示す正面図である。
符号の説明
1a,1b ロール
2a,2b ローラ
4a,4b 粉末供給装置
10a,10b 回転速度調節装置(層厚調節手段)
11 材料
12a,12b 圧縮前層厚計測手段
13a,13b 層厚調節手段
14a,14b 粉末層
15a,15b 層厚調節手段
16 層厚指令制御装置
17 板厚計測手段
30 材料圧縮加工装置
H 板厚設定値
K ロールキス点
La,Lb 層厚
S 板材
X 粉末
γa',γb' 圧縮前層厚計測値
γ 板厚計測値

Claims (11)

  1. 対向して配置したロール面上に粉末を供給して粉末層を形成し、ロールの回転により粉末層をロールキス点に導いて圧縮成形することにより圧縮した材料を得る材料圧縮加工装置における圧縮成形される前のロール面上の粉末層の圧縮前層厚を制御するための粉末層厚制御方法であって、
    前記ロールの少なくとも一方のロール面上に層厚調節手段により単位時間当たりの粉末供給量を調整してロールキス点に粉末を供給する粉末供給装置と、
    該粉末供給装置により供給した粉末が前記ロールキス点に移動する間の粉末層に対し前記ロールキス点を通る鉛直な線と平行にレーザ光を当てて前記粉末層の鉛直方向の層厚を計測する圧縮前層厚計測手段と、
    ロールキス点から導出される材料の厚さを計測する板厚計測手段を設け、
    前記粉末層の鉛直方向の層厚からロール半径方向の層厚である圧縮前層厚計測値を求め、該圧縮前層厚計測値と前記板厚計測手段による板厚計測値から板厚設定値と前記板厚計測値が一致するように前記層厚調節手段を調整してロール面上の粉末層の圧縮前層厚を制御することを特徴とする材料圧縮加工装置のロール面上の粉末層厚制御方法。
  2. 対向して配置したロール面上に粉末を供給して粉末層を形成し、ロールの回転により粉末層をロールキス点に導いて圧縮成形することにより圧縮した材料を得る材料圧縮加工装置における圧縮成形される前のロール面上の粉末層の圧縮前層厚を制御するための粉末層厚制御方法であって、
    前記ロールの少なくとも一方のロール面上に層厚調節手段により単位時間当たりの粉末供給量を調整してロールキス点に粉末を供給する粉末供給装置と、
    該粉末供給装置により供給した粉末が前記ロールキス点に移動する間の粉末層に対し前記ロールキス点を通る鉛直な線と平行にレーザ光を当てて前記粉末層の鉛直方向の層厚を計測する圧縮前層厚計測手段と、
    ロールキス点から導出される材料の厚さを計測する板厚計測手段と、
    圧縮後層厚設定値から想定される圧縮前層厚想定値を前記板厚計測手段の板厚計測値と板厚設定値との偏差割合で修正した粉末供給指令を求めて前記層厚調節手段を制御する層厚指令制御装置を設け、
    前記圧縮前層厚計測手段で計測した粉末層の鉛直方向の層厚からロール半径方向の層厚である圧縮前層厚計測値を求め、前記板厚設定値と前記圧縮後層厚設定値が満足されるように前記粉末供給指令を前記圧縮前層厚計測値によって補正することを特徴とする材料圧縮加工装置のロール面上の粉末層厚制御方法。
  3. 一方のロールの面上に粉末を供給することを特徴とする請求項1又は2に記載の材料圧縮加工装置のロール面上の粉末層厚制御方法。
  4. 両方のロールの面上に粉末を供給することを特徴とする請求項1又は2に記載の材料圧縮加工装置のロール面上の粉末層厚制御方法。
  5. 両方のロール間に板材を送給することを特徴とする請求項1〜のいずれか1つに記載の材料圧縮加工装置のロール面上の粉末層厚制御方法。
  6. 対向して配置したロール面上に粉末を供給して粉末層を形成し、ロールの回転により粉末層をロールキス点に導いて圧縮成形することにより圧縮した材料を得る材料圧縮加工装置における圧縮成形される前のロール面上の粉末層の圧縮前層厚を制御するための粉末層厚制御装置であって、
    前記ロールの少なくとも一方のロール面上に層厚調節手段により単位時間当たりの粉末供給量を調整して供給する粉末供給装置と、
    該粉末供給装置により供給した単位時間当たりの粉末供給量は、前記ロールキス点に移動する間における粉末層の層厚と相関しているため、前記粉末層に対しロールキス点を通る鉛直な線と平行にレーザ光を当てて前記粉末層の鉛直方向の層厚を計測する圧縮前層厚計測手段と、
    ロールキス点から導出される材料の厚さを計測する板厚計測手段と、
    前記粉末層の鉛直方向の層厚を入力してロール半径方向の層厚である圧縮前層厚計測値を求めると共に、前記板厚計測手段で計測した板厚計測値と板厚設定値とを入力し、前記板厚計測値が前記板厚設定値になるように前記層厚調節手段による層厚の制御を指令する層厚指令制御装置と
    を備えたことを特徴とする材料圧縮加工装置のロール面上の粉末層厚制御装置。
  7. 対向して配置したロール面上に粉末を供給して粉末層を形成し、ロールの回転により粉末層をロールキス点に導いて圧縮成形することにより圧縮した材料を得る材料圧縮加工装置における圧縮成形される前のロール面上の粉末層の圧縮前層厚を制御するための粉末層厚制御装置であって、
    前記ロールの少なくとも一方のロール面上に層厚調節手段により単位時間当たりの粉末供給量を調整して供給する粉末供給装置と、
    該粉末供給装置により供給した単位時間当たりの粉末供給量は、前記ロールキス点に移動する間における粉末層の層厚と相関しているため、前記粉末層に対しロールキス点を通る鉛直な線と平行にレーザ光を当てて前記粉末層の鉛直方向の層厚を計測する圧縮前層厚計測手段と、
    ロールキス点から導出される材料の厚さを計測する板厚計測手段と、
    前記粉末層の鉛直方向の層厚を入力してロール半径方向の層厚である圧縮前層厚計測値を求めると共に、圧縮後層厚設定値から想定される圧縮前層厚想定値を前記板厚計測手段の板厚計測値と板厚設定値との偏差割合で修正した粉末供給指令を求めて前記層厚調節手段を制御し、前記板厚設定値と前記圧縮後層厚設定値が満足されるように前記粉末供給指令を前記圧縮前層厚計測値によって補正する層厚指令制御装置と
    を備えたことを特徴とする材料圧縮加工装置のロール面上の粉末層厚制御装置。
  8. 前記粉末供給装置は、対向配置したロール隙間をもって配置されたローラであることを特徴とする請求項6又は7に記載の材料圧縮加工装置のロール面上の粉末層厚制御装置。
  9. 前記層厚調節手段は、対向配置したロールの周面に対し隙間をもって配置したローラ隙間を調節する間隔調節装置であることを特徴とする請求項6〜8のいずれか1つに記載の材料圧縮加工装置のロール面上の粉末層厚制御装置。
  10. 前記層厚調節手段は、対向配置したロールの周面に対し隙間をもって配置したローラの回転速度を制御する回転速度調節装置であることを特徴とする請求項6〜9のいずれか1つに記載の材料圧縮加工装置のロール面上の粉末層厚制御装置。
  11. 両方のロール間に板材を送給し、ロール面上に供給した粉末を板材の表面に圧着させた材料を形成することを特徴とする請求項6〜10のいずれか1つに記載の材料圧縮加工装置のロール面上の粉末層厚制御装置。
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