JP4950522B2 - 作業追従装置 - Google Patents

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本発明は作業者の動作に追従する作業追従装置に関する。
(背景技術1)
作業追従装置として、特許文献1に記載のものがある。特許文献1に記載の作業追従装置は、複数段の自由度関節を備え、それら各自由度関節の動作を検知する検知機構を有した骨格モデルにスプレーガンを装着し、作業者が前記骨格モデルに装着したスプレーガンに手を添えて実際に塗装作業を行なう間、前記検知機構で検知した動作データと、スプレーガンの吹き付け圧力変化のデータとをコンピュータに入力し、前記動作データは、スプレーガン装着部の三次元座標及び向きの変化データに変換するものである。
特開平8-89859
(背景技術2)
作業追従装置として、特許文献2に記載のものがある。特許文献2に記載の制御装置は、カメラなど視覚情報に基づくTVモニターでスレーブマニピュレータの動きを見ながら、作業内容をジョイティックで操作するものである。
特開平8-11071
(背景技術3)
手術用の作業追従装置として、特許文献3に記載のものがある。特許文献3に記載のマニピュレータシステムは、術者が操作する操作手段とその操作に追従するマニピュレータからなり、そのいずれかの座標変換を行なうことで操作者の意図するように遠隔操作を可能とするものである。
特開平7-328016
特許文献1の従来技術では、動作メモリを入力処理加工し、ロボットのモータ側に出力アウトプット指令するため、動作メモリの更新にプログラムは必要としない繰り返し動作指令ができるメリットがある。但し、その動作プログラムを度々変更更新することには不向きであり、一度限り動作などには不適である。また、同様の理由で、その動作が複雑なものとなりメモリ量が増加するとデータ出力の時間もかかるため、比較的単純な繰り返し作業となる塗装作業程度に適した機能に限定される。
特許文献2の従来技術では、スレーブマニピュレータに加え、作業内容の入力装置としてジョイスティックやTVモニター、また、そのためのカメラなど視覚情報取り込み装置が必要である。また、人の目には及ばないため視覚情報は制限される。更に、これを人の目に近づけようとすると、3次元カメラやワークとの距離測定装置などが必要となり、システムは複雑化かつ高価なものとなる。また、ジョイスティックはスレーブマニピュレータと全く同じものとは限らないので、ジョイスティックで望む動きをスレーブマニピュレータが再現できないこともある。
特許文献3の従来技術では、マスターマニピュレータの座標系におけるマニピュレータ先端位置と、スレーブマニピュレータの座標系におけるマニピュレータ先端位置を一致させるために座標系の変換処理を行なわねばならず、大量の計算を要し制御の負荷が大きい。また、この従来技術は手術用なのでさほど高速動作の必要性はないが、高速でマニピュレータを動作させたい場合では、追従に計算処理時間が追いつけずに、追従が困難になることが予測される。
本発明の課題は、人の動作をメモリすることなく、簡易な構成と、最小限の制御により、人の動作に追従する作業追従装置を提供することにある。
請求項1の発明は、作業者に装着されて操作されるハンド部を有し、ハンド部を複数の一軸回転部で棒状部材を連結した腕部の先端に備えており、各一軸回転部が回転角度を検出する角度検出手段を個々に備えてなる作業入力部と、ハンド部を複数の一軸回転部で棒状部材を連結した腕部の先端に備えるとともに、各一軸回転部は作業入力部の各一軸回転部に対応するとともに回転角度を制御する従動手段を個々に備えた複数の作動部を備え、各作動部において、作業入力部の各一軸回転部の角度検出手段が検出した所定時刻毎の角度に、作業入力部の当該一軸回転部に対応する各一軸回転部の回転角度が一致するように対応する従動手段を制御し、該角度に達した一軸回転部の従動手段は停止するとともに該所定時刻における検出角度に複数の作動部の全ての一軸回転部の回転角度が達するまで次動作をすることなく待機させる作業追従制御部を備えた作業追従装置であって、作業入力部において作業者がハンド部を特定位置に固定させる原点教示位置を備えるとともに、作動部において作業入力部のハンド部の原点教示位置に対応した該作動部のハンド部の原点確認位置を備え、全ての作動部が原点確認位置へ位置することで、作業入力部における次作業の入力を可能にするようにしたものである
(実施例1)(図1〜図4)
実施例1は、箱詰め装置100に本発明の作業追従装置10を適用したものである。
作業追従装置10は、制御装置11に内蔵される作業追従制御部12と、作業者1に被着される作業入力部20と、作業者1の動作に追従するロボットである複数の作動部30とを有する。作業入力部20及び作動部30は横一直線上に並ぶように配置される。
箱詰め装置100は、作業入力部20と各作動部30のそれぞれの前面下部に、3列で1組をなす物品供給コンベヤ101〜103を縦列配置し、物品供給コンベヤ101は物品A1(ポンプキャップ付きボトル)を入れた段ボール箱101Aを供給し、物品供給コンベヤ102は物品A2(袋状包装体)を入れた段ボール箱102Aを供給し、物品供給コンベヤ103は物品A3(ワンタッチ開閉キャップ付きボトル)を入れた段ボール箱103Aを供給する。物品は、作業者が掴めるものであれば、特に種類は問わない。また作業入力部20と各作動部30への供給物が一致さえしていれば、段ボール箱内の物品数や、配列パターンも任意である。箱詰め装置100は、作業入力部20と各作動部30の前面上部にて横一直線をなし、作業入力部20と各作動部30のそれぞれに包装箱(袋でも可)Bを供給する包装箱供給コンベヤ104を有する。
箱詰め装置100は、作業入力部20と各作動部30の前面、かつ物品供給コンベヤ101〜103の手前側にて横一直線をなし、作業入力部20と各作動部30において物品A1〜A3を包装箱Bに入れた箱詰品Cを払出す箱詰品払出しコンベヤ105を有する。
箱詰め装置100は、作業入力部20と各作動部30のそれぞれの背面に、空になった段ボール箱101A〜103Aを払出す空箱払出しコンベヤ106を有する。
作業追従装置10は、作業者1が作業入力部20を用いて、包装箱供給コンベヤ104上の包装箱Bを箱詰品払出しコンベヤ105上に取出し、物品供給コンベヤ101〜103上の段ボール箱101A〜103Aから取出した物品A1〜A3を順に箱詰品払出しコンベヤ105上の包装箱Bに箱詰めして箱詰品Cを作り、この箱詰品Cを箱詰品払出しコンベヤ105により下行程へ払出す箱詰作業と、空になった段ボール箱101A〜103Aを空箱払出しコンベヤ106に移載する空箱処理作業を行なうに際し、各作動部30において上記作業者1による箱詰作業と空箱処理作業を追従動作せしめる。即ち、各作動部30は、作業者1による箱詰作業に追従し、包装箱供給コンベヤ104上の包装箱Bを箱詰品払出しコンベヤ105上に取出し、物品供給コンベヤ101〜103上の段ボール箱101A〜103Aから取出した物品A1〜A3を順に箱詰品払出しコンベヤ105上の包装箱Bに箱詰めして箱詰品Cを作り、この箱詰品Cを箱詰品払出しコンベヤ105により下行程へ払出すとともに、空になった段ボール箱101A〜103Aを空箱払出しコンベヤ106に移載する。
作業入力部20に対する、包装箱供給コンベヤ104の包装箱供給位置、箱詰品払出しコンベヤ105の箱詰品払出し位置、物品供給コンベヤ101〜103の物品供給位置、空箱払出しコンベヤ106の空箱払出し位置、及び作動部30に対する包装箱供給コンベヤ104の包装箱供給位置、箱詰品払出しコンベヤ105の箱詰品払出し位置、物品供給コンベヤ101〜103の物品供給位置、空箱払出しコンベヤ106の空箱払出し位置、及び作動部30に対する包装箱供給コンベヤ104の包装箱供給位置は、その相対位置関係がほぼ一致するように設置される。相対位置の誤差範囲としては、扱う箱や物品などの大きさによって異なるが、日用雑貨品を取扱う際には、20mm以内、好ましくは10mm以内、更に好ましくは、5mm以内としなければならない。
以下、作業追従装置10を構成する作業入力部20、作動部30について詳述する。
作業入力部20は、図2に示す如く、作業者1の左右の腕2と掌3に対応する左右一対からなり、横一直線をなす支持バー13に吊り下げ支持されている。左右の作業入力部20は、図3、図4に示す如く、複数の一軸回転部21Aで棒状部材21Bを連結した指部21と、複数の指部21を個別の一軸回転部22Aで連結した掌部22と、各指部21に作業者1の指4を挿入するために固定用バンド等からなる指挿入部23とを備えてなるハンド部20Aを有するとともに、複数の一軸回転部24Aで棒状部材24Bを連結した腕部20Bを有し、ハンド部20Aを腕部20Bの先端に備えている。作業入力部20は、各一軸回転部21A、22A、24Aのそれぞれに、それらの回転角度を検出するエンコーダ等の角度検出手段25を個々に備えている。作業入力部20の各角度検出手段25は、信号線26等を介して、制御装置11に接続されている。信号線は無線などの手段を用いることで減らすことも可能である。また、図3、図4では指4の外を指部21が覆うように指挿入部23を設けているが、指部21は指4の内側や横側となるような構成としても良い。
作動部30も、図2に示す如く、作業者1の左右の腕2と掌3に対応する左右一対からなり、横一直線をなす支持バー13に吊り下げ支持されている。左右の作動部30は、作業入力部20と同様に、複数の一軸回転部31A(図示せず)と棒状部材31B(図示せず)を連結した指部31(図示せず)と、複数の指部31を個別の一軸回転部32A(図示せず)で連結した掌部32(図示せず)とを備えてなるハンド部30Aを有するとともに、複数の一軸回転部34A(図示せず)で棒状部材34B(図示せず)を連結した腕部30Bを有し、ハンド部30Aを腕部30Bの先端に備えている。作動部30の各一軸回転部31A、32A、34Aのそれぞれは、作業入力部20の各一軸回転部21A、22A、24Aのそれぞれに対応するとともに、それらの回転角度を制御するサーボモータ等の従動手段35(図示せず)を個々に備えている。
本実施例の作業追従装置10は、5式の作動部30を有する。また、作業入力部20の指4又は指挿入部23が物品や箱などの対象物に触れることから、指部31は、相当する厚み分を増すなどして、対象物との位置関係が作業入力部20と同等にする必要がある。又は、作動部30の各一軸回転部31A、32Aの回転角度を制御する際に、対象物との位置関係を修正することで、対象物との位置関係が作業入力部20と同等にしても良い。
作業入力部20、作動部30は、人間の5指に合せた5つの組で部材(21、21A、21B、22A、31、31A、31B、32Aなど)が構成されているが、軽い物品を取り扱うなど5指が必要でない際は、2指、3指、または4指に相当する数の組に減らした部材で構成しても良い。
制御装置11は、5式の作動部30のそれぞれに対応する5式の作業追従制御部12を有する。作業追従制御部12は、各作動部30において、作業入力部20の各一軸回転部21A、22A、24Aの角度検出手段25が検出する所定時刻毎のそれら各一軸回転部21A、22A、24Aの角度に、作業入力部20の当該一軸回転部21A、22A、24Aに対応する各一軸回転部31A、32A、34Aの回転角度が一致するように、対応する従動手段35を制御し、結果として各作動部30のハンド部30Aを作業入力部20のハンド部20Aに追従動作せしめる。更に、作業追従制御部12は、作動部30の各一軸回転部31A、32A、34Aの角度が作業入力部20の各一軸回転部21A、22A、24Aの上記検出角度に達して一致するに至ったとき、各一軸回転部31A、32A、34Aの従動手段35を停止するとともに、該所定時刻における作業入力部20の検出角度に全ての一軸回転部31A、32A、34Aの回転角度が達するまで次動作をすることなく待機させる。全ての一軸回転部31A、32A、34Aの回転角度が該所定時刻における作業入力部20の検出角度に達するに至ったとき、次動作をすることができる。
このとき、作業追従装置10にあっては、作業者1が作業入力部20を用いて前述の箱詰作業と空箱処理作業を行ない、各作動部30がこれに対応して動作する際に、作業者1が作業入力部20のハンド部20Aで扱うワークW(ワークWは物品A1〜A3、包装箱B、箱詰品C、空段ボール箱101A〜103A、以下同じ)と概同一形状のワークWを扱う。
また、作業追従装置10にあっては、作業者1が作業入力部20を用いて前述の箱詰作業と空箱処理作業を行なう際に、作業入力部20において、作業者1の指4の動きにより、ハンド部20AでワークWの把持、向きの変更、把持解除を行ない、同時又は別の際に、作業者1が指4の全体を動かすことによってハンド部20Aを備えた腕部20Bも動かされ、ハンド部20A及び腕部20Bの各一軸回転部21A、22A、24Aの角度検出手段25がそれらの動きの回転角度を検出する。
また、作業追従装置10にあっては、作業者1が作業入力部20を用いて前述の箱詰作業と空箱処理作業を行ない、各作動部30がこれに対応して動作するに際に、作業入力部20において作業者1がハンド部20Aを移動させることでハンド部20Aが固定される原点教示位置を備えるとともに、作動部30において作業入力部20のハンド部20Aの原点教示位置に対応した作動部30のハンド部30Aの原点確認位置を備える。そして、作業者1による箱詰作業と空箱処理作業のそれぞれを複数区分の作業に分割し、各分割作業を順に行なうとき、全ての作動部30が原点確認位置へ位置することで、作業入力部20の原点教示位置における作業者1のハンド部20Aの固定が解除され、作業入力部20において次作業を入力することができる。
具体的には、左右の各作業入力部20の各原点教示位置に位置検知センサ27とハンド固定台28が配置され、作業者1がハンド部20Aの各指部21をハンド固定台28の5本の指状溝部に嵌め合せたとき、原点教示位置に固定されたハンド部20Aを位置検知センサ27により検知できる。原点教示位置としては、固定台28を備えたほうが、ハンド部を安定的に固定できるので好ましい。しかし、作業面で固定台28が邪魔になるようであれば、固定台28を撤去して位置検知センサ27のみの使用とて、後述する位置情報の測定装置を用いれば良い。
また、左右の各作動部30の各原点確認位置に位置検知センサ36が配置され、原点確認位置に位置付けられたハンド部30Aを位置検知センサ36により検知できる。このとき、各作動部30の各原点確認位置に位置付けられたハンド部30Aの位置情報をもとに、該作動部30における前述した各一軸回転部31A、32A、34Aの各従動手段35を用いた制御による、ハンド部20Aに対するハンド部30Aの追従動作を行なうに際し、各一軸回転部31A、32A、34Aの角度補正、ひいてはハンド部30Aの位置補正を行なうことができる。尚、ハンド部30Aの位置情報は、ハンド部31Aの指部31先端と掌部32のいずれか又は両方に設けられたマーク等の基点の位置情報をカメラ等を用いた画像処理手段により測定することにて得ることができる。
また、作業追従装置10にあっては、作業入力部20と作動部30両方の指部21、31先端と掌部22、32のいずれか又は両方に設けられたマーク等の基点の位置情報を測定するカメラ等を用いた画像処理手段を備え、その位置情報をもとに作業追従制御部12の制御動作におけるハンド部20A、30Aの位置補正を行なうことができる。
また、作業追従装置10にあっては、作業入力部20と作動部30両方の腕部20B、30Bの各一軸回転部21A、22A、24A、各一軸回転部31A、32A、34Aに設けられたマーク等の基点の位置情報を測定するカメラ等を用いた画像処理手段を備え、その位置情報をもとに作業追従部12の制御動作におけるハンド部20A、30Aの位置補正を行なうことができる。
尚、上述した作業入力部20と作動部30両方の指部21、31先端と掌部22、32のいずれか又は両方に設けられたマーク等の基点の位置情報を測定する測定装置や、作業入力部20と作動部30両方の腕部20B、30Bの各一軸回転部21A、22A、24A、各一軸回転部31A、32A、34Aに設けられたマーク等の基点の位置情報を測定する測定装置として、上述の画像処理手段に代え、指部21等の基点に設けたICタグを電波で受信して位置を測定する装置、指部21等の基点に設けた赤外線送信機とこれに対する赤外線受信機を用いる装置、指部21等の基点に設けたレーザー発信機とこれに対するレーザー受信機を用いる装置、指部21等の基点に設けた超音波発信機とこれに対する超音波受信機を用いる装置等を使用できる。
また、作業追従装置10にあっては、作業入力部20の各一軸回転部21A、22A、24Aにパワーアシスト手段を備えることができる。各パワーアシスト手段は、サーボモータ等からなり、作業入力部20における作業者1の作業入力の際、各一軸回転部21A、22A、24Aの回転角度を検出する角度検出手段25の検出情報に基づき、その角度変動方向と角速度などから、各一軸回転部21A、22A、24Aに作業者1の負担を軽減するための補助的回転力を付与する。また、簡易なパワーアシスト手段としては、ハンド部を弾性を有する線状部材で上方から吊るす方法、各一軸回転部24A付近に、作業追従装置10の自重、又は作業追従装置10の自重と扱う物品の重量の合計と釣り合うような力を発生するバネなどの機構を持たせる方法、各一軸回転部21A、22A付近に、物品を掴むため、ハンド部が閉じたり開いたりするように作用するバネなどの機構を持たせる方法も挙げられる。
以下、作業追従装置10による作業追従動作について説明する。
(1)左右の作業入力部20の各指部21に作業者1の左右の掌3の指24を挿入する。作業入力部20のハンド部20Aが原点教示位置に固定されたことに連動し、全ての作動部30が原点確認位置に位置付けられ、原点確認位置に位置付けられたハンド部30Aが位置検知センサ36により検知される。これにより、作業入力部20の原点教示位置における作業者1のハンド部20Aの固定が解除され、作業入力部20において次作業を入力することができる。
(2)作業者1が作業入力部20を用いて箱詰作業と空箱処理作業のいずれかを行なう。このとき、作業者1の指4の動きにより、ハンド部20AでワークW(物品A1〜A3、包装箱B、箱詰品C、空段ボール箱101A〜103A)の把持、向きの変更、把持解除を行ない、同時又は別の際に、作業者1が指4の全体を動かすことによってハンド部20Aを備えた腕部20Bも動かされ、ハンド部20A及び腕部20Bの各一軸回転部21A、22A、24Aの角度検出手段25がそれらの動きの回転角度を検出する。
(3)各作動部30において、作業入力部20の各一軸回転部21A、22A、24Aの上述(2)の角度検出手段25が検出した所定時刻毎のそれら各一軸回転部21A、22A、24Aの角度に、作業入力部20の当該一軸回転部21A、22A、24Aに対応する各一軸回転部31A、32A、34Aの回転角度が一致するように、対応する従動手段35を制御し、結果として各作動部30のハンド部30Aを作業入力部20のハンド部20Aに追従動作せしめ、ハンド部20Aが扱ったと同様のワークWの把持、向きの変更、把持解除を行ない、箱詰作業と空箱処理作業のいずれかを行なう。更に、作動部30の各一軸回転部31A、32A、34Aの角度が作業入力部20の各一軸回転部21A、22A、24Aの上記検出角度に達して一致するに至ったとき、各一軸回転部31A、32A、34Aの従動手段35を停止するとともに、該所定時刻における作業入力部20の検出角度に全ての一軸回転部31A、32A、34Aの回転角度が達するまで次動作をすることなく待機させる。全ての一軸回転部31A、32A、34Aの回転角度が該所定時刻における作業入力部20の検出角度に達するに至ったとき、次動作に移る。
本実施例によれば以下の作用効果を奏する。
(a)各作動部30において、作業入力部20の各一軸回転部21A、22A、24Aの角度検出手段25が検出する所定時刻毎の角度に、作業入力部20の当該一軸回転部21A、22A、24Aに対応する各一軸回転部31A、32A、34Aの回転角度が一致するように対応する従動手段35を制御する。作業入力部20の各一軸回転部21A、22A、24Aと、これに対応する作動部30の各一軸回転部31A、32A、34Aの角度を一致させるようにするだけで、作動部30が作業入力部20に入力された作業者1の動作に簡易に追従するものになる。
(b)各作動部30において、各一軸回転部31A、32A、34Aの回転角度が作業入力部20の対応する一軸回転部21A、22A、24Aの検出角度に達したとき、各作動部30の該角度に達した一軸回転部31A、32A、34Aの従動手段35は停止するとともに該所定時刻における検出角度に全ての一軸回転部31A、32A、34Aの回転角度が達するまで次動作をすることなく待機させる。複数の作動部30が機差に基づく動作速度の相違を有するときにも、それらの速度均等化のための複雑な制御を用いることなく、作業入力部20の入力動作に対し各作動部30を確実に追従動作させる制御サイクルを簡易に繰り返しできる。
(c)2式以上の作業追従制御部12を有することにより、2式以上の作動部30のそれぞれがもつ各一軸回転部31A、32A、34Aの従動手段35を制御できる。各作動部30は同じ動作を行なうために、制御面からの追加も、機器構成面からの追加も容易である。また、包装箱(袋でも可)Bを供給する包装箱供給コンベヤ104などの共用も可能とできるために、1作動部あたりの周辺機器の価格を低減したり、全体の作業スペースを小さくすることができる。
(d)作業入力部20において、作業者1の指4の動きにより、ハンド部20AでワークWの把持、向きの変更、把持解除を行ない、同時又は別の際に、作業者1が指4の全体を動かすことによってハンド部20Aを備えた腕部20Bも動かされ、その動きがハンド部20A及び腕部20Bの各一軸回転部21A、22A、24Aで回転角度を検出されるものとすることにより、作業入力部20のハンド部20Aと腕部20Bに作業者1の動作を入力できる。
(e)作業入力部20において作業者1がハンド部20Aを移動させることでハンド部20Aが固定される原点教示位置を備えるとともに、作動部30において作業入力部20のハンド部20Aの原点教示位置に対応した該作動部30のハンド部30Aの原点確認位置を備えることにより、作業入力部20のハンド部20Aを一定の原点に固定化したとき、各作動部30のハンド部30Aが作業入力部20の上記原点に対応する原点に追従せしめられたことを確認できる。
(f)全ての作動部30が原点確認位置へ位置することで、作業入力部20の原点教示位置における作業者1のハンド部20Aの固定が解除され、作業入力部20に次作業を入力することができるよう構成されたことにより、1つの作業毎に、作業入力部20の入力動作に対する各作動部30の追従動作の完了をチェックし、その後、作業入力部20において次作業を入力することにより、作業入力部20に順に入力される複数の作業を各作動部30において正しく順に追従できる。
(g)作動部30のハンド部30Aの原点確認位置にて測定された位置情報をもとに、該作動部30のハンド部30Aの位置補正を行なうことにより、作業追従制御部12による各作動部30の追従制御精度を向上できる。作業入力部20の位置情報は用いないため、制御面からは単純にできる。
(h)作動部30が動作の際に、作業者1が作業入力部20のハンド部20Aで扱うワークWと概同一形状のワークWを扱うことができる。作業者自身が作業を行なうことで、スペース面でのムダがない。また、作業者はロボットに動作を示しているだけでなく、その動作そのものが生産活動であるため、人的にムダのない状態とできる。
(i)作業入力部20と作動部30両方の指先端部と掌部のいずれか又は両方に設けられた基点の位置情報を測定する装置を備え、その位置情報をもとに作業追従制御部12による各作動部30の追従制御精度を向上できる。
(j)作業入力部20と作動部30両方の腕部の各一軸回転部に設けられた基点の位置情報を測定する装置を備え、その位置情報をもとに作業追従制御部12による各作動部30の追従制御精度を向上できる。
(k)作業入力部20における作業入力の際、各一軸回転部の回転角度を検出する角度検出手段25の情報に基づき、作業者1の負荷を低減するように作動させるパワーアシスト手段を各一軸回転部に設けることにより、作業入力部20における作業者1の負荷を低減できる。
(l)作業入力部において、作業者はハンド部で扱うワークとしてツールを用いた作業を行ない、作動部においても、作業入力部と同等のツールをハンド部で扱わせることで、箱詰めや袋詰めといった単純作業だけではなく、より複雑な作業が可能となる。ツールの具体例としては、ネジ回し、スパナ、六角レンチ、打込み道具などの組み付け道具、ドリル、電動鋸、やすり、溶接トーチなどの加工道具、スプレー装置、洗浄道具などの表面処理道具などが挙げられる。
(m)作業入力部20におけるハンド部の作業ツールとして、例えば、エアー式開閉装置、電動式開閉装置、真空やマグネットや粘着材などを利用の吸着装置などの物品把持用装置とすることで、ハンド部をより簡単な構成とすることができる。また、ON-OFFなどの動作制御装置も備えることで作業者はハンド部やハンド部の作業ツールを持ったままで作業入力が可能である。
(n)作業入力部20におけるハンド部の作業ツールとして、例えば、ネジ締め機、リベット打ち機、打ち込み機、締込み機どの組立装置、例えば、穴あけ、バフ研磨、研削、レーザー加工、放電加工、液体ジェット加工、溶接などの加工装置、例えば、スプレー塗装、溶射、洗浄などの表面処理装置、例えば、エアーチャックや電動チャック等の把持装置とすることで、より広範囲の分野への使用が可能となる。
(o)作業者が作業入力部で行なった入力情報の一定範囲を記憶し、作動部でこの記憶させた情報に基づき、これを再現させれば、作業者がつききりで作業入力を行なう必要はない。作動部の動作の再現時に、作業者は、物品供給コンベヤに物品を供給したり、箱詰品払出しコンベヤ上の箱詰品を次工程に送ったりするなどの周辺作業を行なうことが可能となり、最小限の人員で作業追従装置を稼動させ続けることが可能となる。また、記憶させる範囲は、物品供給コンベヤで供給される段ボール箱に入った物品うち、段ボール箱内の物品数が最小である数と同じ回数のサイクルを記憶することで、最小限のメモリ使用とすることができる。尚、段ボール箱内の物品を余らせないためには、段ボール箱の各種の物品数は同じとしておけば良い。また、制御装置11内にメモリが不足するようであれば、ネットワークを介して別の場所のメモリに情報を記録しても良い。更に、別の場所に設置された同一のハンド部と腕部を有す作動部に対して、動作のための情報をネットワークを介して転送して、その場所では作業入力部なしで作動部は作業を追従することも可能である。
(実施例2)(図5)
実施例2が実施例1と異なる点は、箱詰め装置100において、空になった段ボール箱101A〜103Aをエレベータ(不図示)で物品供給コンベヤ101〜103の下方に移動して払出すようにしたこと、作業追従装置10の作業入力部20、作動部30が作った箱詰品Cを払出す箱詰品払出しコンベヤとして実施例1の箱詰品払出しコンベヤ105とともに、実施例1の空箱払出しコンベヤ106を用途変更した箱詰品払出しコンベヤ107をも使用できるようにしたことにある。箱詰品払出しコンベヤ107は箱詰品Cを段ボール箱107Aに入れて払い出し可能にする。
図1は実施例1の作業追従装置を示す模式図である。 図2は図1の要部拡大図である。 図3は作業入力部を示す斜視図である。 図4は作業入力部を示す正面図である。 図5は実施例2の作業追従装置を示す模式図である。
符号の説明
1 作業者
2 腕
3 掌
4 指
10 作業追従装置
11 制御装置
12 作業追従制御部
20 作業入力部
20A ハンド部
20B 腕部
21 指部
21A 一軸回転部
21B 棒状部材
22 掌部
22A 一軸回転部
23 指挿入部
24A 一軸回転部
24B 棒状部材
25 角度検出手段
27 位置検出センサ
28 ハンド固定台
30 作動部
30A ハンド部
30B 腕部
31 指部
31A 一軸回転部
31B 棒状部材
32 掌部
32A 一軸回転部
34A 一軸回転部
34B 棒状部材
35 従動手段
36 位置検出センサ

Claims (15)

  1. 作業者に装着されて操作されるハンド部を有し、ハンド部を複数の一軸回転部で棒状部材を連結した腕部の先端に備えており、各一軸回転部が回転角度を検出する角度検出手段を個々に備えてなる作業入力部と、
    ハンド部を複数の一軸回転部で棒状部材を連結した腕部の先端に備えるとともに、各一軸回転部は作業入力部の各一軸回転部に対応するとともに回転角度を制御する従動手段を個々に備えた複数の作動部を備え、
    各作動部において、作業入力部の各一軸回転部の角度検出手段が検出した所定時刻毎の角度に、作業入力部の当該一軸回転部に対応する各一軸回転部の回転角度が一致するように対応する従動手段を制御し、該角度に達した一軸回転部の従動手段は停止するとともに該所定時刻における検出角度に複数の作動部の全ての一軸回転部の回転角度が達するまで次動作をすることなく待機させる作業追従制御部を備えた作業追従装置であって、
    作業入力部において作業者がハンド部を特定位置に固定させる原点教示位置を備えるとともに、作動部において作業入力部のハンド部の原点教示位置に対応した該作動部のハンド部の原点確認位置を備え、全ての作動部が原点確認位置へ位置することで、作業入力部における次作業の入力を可能にする作業追従装置。
  2. 作業入力部におけるハンド部が、複数の一軸回転部で棒状部材を連結した指部と、複数の指部を個別の一軸回転部で連結した掌部とを備え、各一軸回転部が回転角度を検出する角度検出手段を個々に備えており、
    作動部におけるハンド部が、複数の一軸回転部で棒状部材を連結した指部と、複数の指部を個別の一軸回転部で連結した掌部とを備え、各一軸回転部は作業入力部の各一軸回転部に対応するとともに回転角度を制御する従動手段を個々に備えた作動部を備えている請求項1に記載の作業追従装置。
  3. 作業追従制御部を2式以上有する請求項1又は2に記載の作業追従装置。
  4. 作業入力部において、作業者の指の動きにより、作業者に装着されて操作されるハンド部でワークの把持、向きの変更、把持解除、ワークの操作を行ない、同時又は別の際に、作業者が指全体を動かすことによってハンド部を備えた腕部も動かされ、その動きがハンド部及び腕部の各一軸回転部で回転角度を検出される請求項1〜3のいずれかに記載の作業追従装置。
  5. 作業入力部において作業者がハンド部を特定位置に固定させることでハンド部が固定される原点教示位置を備えるとともに、作動部において作業入力部のハンド部の原点教示位置に対応した該作動部のハンド部の原点確認位置を備え、全ての作動部が原点確認位置へ位置することで、作業入力部の原点教示位置における作業者のハンド部の固定が解除され、作業入力部における次作業の入力を可能にする請求項1〜4のいずれかに記載の作業追従装置。
  6. 作動部のハンド部の原点確認位置にて測定された位置情報をもとに、該作動部のハンド部の位置補正を行なう請求項5に記載の作業追従装置。
  7. 作動部が動作の際に、作業者が作業入力部のハンド部で扱うワークと概同一形状のワークを扱う請求項1〜のいずれかに記載の作業追従装置。
  8. 作業入力部の指部先端と掌部のいずれか又は両方に設けられた基点の位置情報を測定する装置を備え、作動部の指部先端と掌部のいずれか又は両方に設けられた基点の位置情報を測定する装置を備え、それぞれの位置情報をもとに作業追従制御部によるハンド部の位置補正を行なう請求項1〜のいずれかに記載の作業追従装置。
  9. 作業入力部と作動部両方の腕部の各一軸回転部に設けられた基点の位置情報を測定する装置を備え、その位置情報をもとに作業追従制御部によるハンド部の位置補正を行なう請求項1〜のいずれかに記載の作業追従装置。
  10. 作業入力部における作業入力の際、各一軸回転部の回転角度を検出する角度検出手段の情報に基づき、作業者の負荷を低減するように作動させるパワーアシスト手段を各一軸回転部に設ける請求項1〜のいずれかに記載の作業追従装置。
  11. 作業入力部において、作業者ハンド部でワークを扱うとき、作動部においても、作業入力部と概同一形状のワークをハンド部で扱わせ、作業入力部と同等の作業を行なう請求項1〜10のいずれかに記載の作業追従装置。
  12. 作業入力部におけるハンド部が、作業ツールと、作業ツールの動作制御装置を備えており、作動部におけるハンド部も作業入力部と同等の作業ツールを備えている請求項1〜10のいずれかに記載の作業追従装置。
  13. 作業ツールが、物品把持用装置である、請求項12に記載の作業追従装置。
  14. 作業ツールが、組立装置、加工装置、表面処理装置である、請求項13に記載の作業追従装置。
  15. 作業者が作業入力部で行なった入力情報の一定範囲を記憶し、作動部でこの記憶させた情報に基づき、これを再現する請求項1〜14のいずれかに記載の作業追従装置。
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