JP4949650B2 - 半導体装置及び半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置及び半導体装置の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4949650B2
JP4949650B2 JP2005203859A JP2005203859A JP4949650B2 JP 4949650 B2 JP4949650 B2 JP 4949650B2 JP 2005203859 A JP2005203859 A JP 2005203859A JP 2005203859 A JP2005203859 A JP 2005203859A JP 4949650 B2 JP4949650 B2 JP 4949650B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
emitter
sub
type
layer
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005203859A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007027225A (ja
Inventor
侯司 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Renesas Electronics Corp
Original Assignee
Renesas Electronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Renesas Electronics Corp filed Critical Renesas Electronics Corp
Priority to JP2005203859A priority Critical patent/JP4949650B2/ja
Priority to US11/480,428 priority patent/US7732896B2/en
Publication of JP2007027225A publication Critical patent/JP2007027225A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4949650B2 publication Critical patent/JP4949650B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L29/00Semiconductor devices specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching and having potential barriers; Capacitors or resistors having potential barriers, e.g. a PN-junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/68Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by only the electric current supplied, or only the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched
    • H01L29/70Bipolar devices
    • H01L29/72Transistor-type devices, i.e. able to continuously respond to applied control signals
    • H01L29/73Bipolar junction transistors
    • H01L29/7302Bipolar junction transistors structurally associated with other devices
    • H01L29/7304Bipolar junction transistors structurally associated with other devices the device being a resistive element, e.g. ballasting resistor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Bipolar Transistors (AREA)
  • Bipolar Integrated Circuits (AREA)

Description

本発明は、半導体装置及び半導体装置の製造方法に関する。特に、高周波エミッタ接地増幅に使用するシリコンバイポーラ接合トランジスタと高周波ソース接地増幅に使用するシリコン電界効果トランジスタの構造及び、これらのトランジスタの製造方法に関する。
高周波無線通信技術の発達のためには、通信機器に用いる増幅機器技術の発達が不可欠である。要求される高周波無線通信用増幅機器は、より高い周波数領域の通信波をより高出力にする増幅機器である。
従来の高周波無線通信技術に用いられていた増幅機器には、化合物半導体で構成される半導体素子が使用されてきた。しかしながら、化合物半導体を用いて半導体素子を形成する際に、高価な基板材料を用いなければならず、かつ、製造プロセスが複雑であるため、化合物半導体から構成される半導体素子の価格が高価になるというデメリットがある。これらのことから、安価なシリコンから構成される半導体素子を用いた増幅機器が要求されている。
従来の高周波無線通信技術に用いられていた、高利得を図ったBJT(Bipolar Junction Transistor)として、サブストレートをエミッタと導通させる技術が提案されている(例えば特許文献1)。図20に、従来技術における高利得を図ったサブエミッタBJT90の各電極及び配線の平面レイアウト図、図21に、図20におけるZ−Z'線に沿う、従来技術における高利得を図ったサブエミッタBJT90の断面図を示す。
サブエミッタBJT90において、低抵抗p型サブストレート901上に高抵抗p型エピ902が形成され、高抵抗p型エピ902中の素子形成領域にはコレクタとなる高濃度・低抵抗のn型埋込層903が形成されている。高抵抗p型エピ902の上には高抵抗n型エピ904を有している。
型エピ902の素子形成領域以外の部分には、高濃度・低抵抗のp型埋込層909を設け、p型埋込層909の上部のn型エピ904に高濃度・低抵抗のp型サブエミッタ層910を設けている。p型埋込層909とp型サブエミッタ層910は、それぞれ、p型エピ902とn型エピ904を貫通するように作成されている。
さらに、n型エピ904のn型埋込層903の上部においては、p型ベース層905が形成され、p型ベース層905上には、n型エミッタ層907が形成されている。また、n型エピ904には、n型埋込層903に達する深さのn+型コレクタ層908が形成されている。
p型ベース層905、n型エミッタ層907、及びn型コンタクト層908はそれぞれ基板の表面の絶縁膜911に設けた開口を通してベース電極B、エミッタ電極E、及びコレクタ電極Cが形成されている。
エミッタ電極Eは、サブエミッタ電極SEと電極配線によって接続され、エミッタ電極Eは、サブエミッタ電極SE、p型埋込層909、及びp型サブエミッタ層910を通して、低抵抗p型サブストレート901と導通している。さらに、低抵抗p型サブストレート901の裏面には、金属層925が蒸着されている。
上記のように形成された従来のサブエミッタBJT90のチップは、上述の裏面の金属層925を利用して、リードフレームのアイランド上に搭載すると同時に、アイランドとの電気接続を行っている。
また、図17には示されないが、図18に示したコレクタボンディングパッドCP及びベースボンディングパッドBPは、リードフレームのリードにボンディングワイヤにより電気的に接続される。
上述のように作成されたサブエミッタBJT90は、チップ裏面の金属層925を用いてエミッタリードフレームと電気的接続するため、エミッタのリードとのボンディングワイヤが不要となる。そのため、ボンディングワイヤに起因するインダクタンスがゼロとなり、エミッタ接地増幅時の高周波電力利得が向上する(0〜8GHzにおいて2〜4dBの向上)。
さらに、従来技術のサブエミッタBJT90において、p型エピ902とn型エピ904に設けた高濃度・低抵抗のp型サブエミッタ層910がベースボンディングパッド924の下に配置されているため、高濃度・低抵抗のp型サブエミッタ層910はチップ裏面を介して接地される。
そのため、エピ層の抵抗による熱雑音が、ベースボンディングパッドBPの下部に位置する絶縁層(=誘電体)により形成された寄生容量を介して、ベース電極に入力されることを抑止することができる。これらのことから、サブエミッタBJTは低ノイズ化(低NF化)されたものとなる。
特開2004−128142号公報
しかしながら、サブエミッタ構造の高利得特性を利用して高出力化を図る場合、サブエミッタ構造の単位素子を並列配置接続してマルチセル化してエミッタ面積を大きくする。このときに、サブエミッタ領域は、単位素子ごとに分離されていないために、各単位素子が不均一動作した場合、熱暴走を引き起こしてしまう可能性がある。
また、サブエミッタ構造を有するBJTにおいては、エミッタ電流と素子の温度に正の相関があり、温度が上昇するとエミッタ電流が増加し、エミッタ電流が増加するとさらなる温度上昇を招くといった悪循環が生じてしまう。そのため、この熱暴走により素子が破壊されてしまう可能性もあり、サブエミッタ構造の単位素子を並列配置接続してマルチセル化した構造のままでは、安定した高出力動作が不可能であった。
本発明の一つの態様に係る半導体装置は、それぞれが、制御信号が入力される制御端子と前記制御信号に従って電流が流れる第1及び第2端子とを備える、複数のトランジスタ素子と、それぞれが、前記トランジスタ素子が形成された領域と異なる領域に形成され、前記第1端子の基板への導通を与える、複数の基板導通部と、を備え、各異なるトランジスタ素子は、異なる前記基板導通部と接続され、各基板導通部は、他の前記基板導通部から分離された半導体層を備える、ものである。
本発明の他の態様に係る半導体装置の製造方法は、第1の導電型の半導体基板上に、前記第1の導電型の第1の半導体層を積層し、前記第1の半導体層に前記第1の導電型と異なる第2の導電型の埋込層を形成し、前記第1の半導体層の上に、前記第2の導電型の第2の半導体層を積層し、前記第2の半導体層に、制御信号が入力される制御端子と前記制御信号に従って電流が流れる第1及び第2端子とを備えるトランジスタ素子を複数形成し、前記第2の半導体層に、前記第1端子と前記半導体基板とを導通させる基板導通部を、前記トランジスタ素子ごとに形成する、半導体装置の製造方法。
本発明に係る半導体装置によれば、単位素子ごとに第1端子(BJTであればエミッタ端子、FETであればソース端子)の基板への導通を与える、基板導通部を形成することによって、基板導通部が第1端子に流れる電流の上昇に対する負帰還がかかるバラスト抵抗の機能を有し、全セルが均一動作せずに、一部のセルの温度上昇により熱暴走に至る現象を抑制できるため、マルチセル素子の安定動作が可能になる。
実施の形態1.
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。この実施の形態は、本発明を、シリコンバイポーラ接合トランジスタ(BJT:Bipolar Junction Transistor)に適用したものである。
本実施の形態に係るサブエミッタバイポーラ接合トランジスタ(サブエミッタBJT)においては、p型サブストレートの上部に形成されたnエピタキシャル層の一部に形成されるp型サブエミッタ領域にアイソレーション構造を設けることによって、p型サブエミッタ領域を単位素子ごとに独立させている。単位素子ごとにp型サブエミッタ領域を設けた単位素子をマルチセル化することによって、エミッタ面積の大きいサブエミッタBJTを構成している。ここでいうサブエミッタ領域は、サブエミッタ部に形成された電極(サブエミッタ電極)の直下に位置する半導体層であり、エミッタ電極から基板への基板導通部となっている。
図1に、本実施の形態に係るサブエミッタBJT1における各電極及び配線の平面レイアウト図、図2に図1におけるA−A'線に沿った断面図を示す。
本実施の形態に係るサブエミッタBJT1においては、チップ上に、BJT素子部10とサブエミッタ部20とが形成されている。BJT素子部10は、エミッタコンタクト孔11、ベースコンタクト孔12、及びコレクタコンタクト孔13が形成されている。
それぞれの孔の下には、図2に示すエミッタフィンガー電極111、ベースフィンガー電極121、及びコレクタフィンガー電極131が形成されている。さらに、これらの電極111、121、131の下には、n型コレクタ埋込領域144が形成されており、n型コレクタ埋込領域144が形成されている領域を素子形成領域とする。
さらに、BJT素子部10のエミッタコンタクト孔11、ベースコンタクト孔12、及びコレクタコンタクト孔13の全てを囲むように、DTI(:Deep Trench Isolation)14が形成されている。このDTI14は、BJT素子部10とサブエミッタ部20を分離するためのものである。
サブエミッタ部20には、サブエミッタコンタクト孔21が形成されている。サブエミッタコンタクト孔21の下には図2に示すサブエミッタフィンガー電極211が形成されている。さらに、サブエミッタフィンガー電極211の下には、図2に示すようにp型サブエミッタ領域232が形成されている。
さらにまた、本実施の形態に係るサブエミッタBJT1においては、このp型サブエミッタ領域232を囲むようにDTI22が形成されている。また、図2に示すように、p型サブエミッタ領域232の下には、サブエミッタ部20の全体にわたってp型サブエミッタ埋込領域231が形成されている。一点鎖線に囲まれた領域が単位素子40となる。
なお、上述のDTI14とDTI22は、アイソレーションをするための一つの方法であり、拡散層で形成するガードリング構造など他の構造を用いてもよい。
次に、断面図を示した図2から本実施の形態に係るサブエミッタBJT1を説明する。本実施の形態に係るサブエミッタBJT1においては、高濃度低抵抗p型サブストレート141上に低濃度高抵抗p型エピ層142が形成され、p型エピ層142中の素子形成領域には高濃度・低抵抗のn型コレクタ埋込領域144が形成されている。p型エピ層142の上には低濃度・高抵抗n型エピ層143を有している。
型エピ層143にはp型ベース層146が形成され、p型ベース層146にはn型エミッタ領域145が形成されている。さらに、n型エピ層143には、n型コレクタ埋込領域144に達する深さのn型コレクタコンタクト領域147が形成されている。
型ベース層146の上にはベースポリシリコン122が形成される。ベースポリシリコン122はベース用金属プラグ123を介して、ベースフィンガー電極121に接続されている。同様に、n型エミッタ領域145の上には、エミッタポリシリコン112が形成される。エミッタポリシリコン112はエミッタ用金属プラグ113を介して、エミッタフィンガー電極111に接続されている。
また、ベースポリシリコン122とエミッタポリシリコン112は、第2の絶縁膜152によって分離されている。さらに、エミッタポリシリコン112とエミッタフィンガー電極111、及びベースポリシリコン122とベースフィンガー電極121は、第3の絶縁膜153によって分離されている。さらにまた、ベースポリシリコン122とn型エピ層143とは、第1の絶縁膜151によって分離されている。
さらに、n型コレクタコンタクト領域147は、コレクタ用金属プラグ132を介してコレクタフィンガー電極131に接続されている。n型コレクタコンタクト領域147とコレクタフィンガー電極131は、第1の絶縁膜151、第2の絶縁膜152、第3の絶縁膜153によって分離されている。
また、本実施の形態に係るBJT1においては、n型コレクタ埋込領域144が形成される領域である素子形成領域が、p型エピ層142とn型エピ層143内に設けられたDTI(Deep Trench Isolation)24によって、独立になっている。以上の部分が、BJT素子部10である。
サブエミッタ部20において、p型エピ層142には、p型サブストレート141に達する深さの高濃度・低抵抗のp型サブエミッタ埋込領域231が設けられている。p型サブエミッタ埋込領域231の上部のn型エピ層143の部分に、p型サブエミッタ埋込領域231に達する深さのp型サブエミッタ領域232が設けられている。
また、p型サブエミッタ領域232は、サブエミッタ用金属プラグ212を介してサブエミッタフィンガー電極211に接続されている。p型サブエミッタ領域232とサブエミッタフィンガー電極211とは第1の絶縁膜151と第3の絶縁膜153によって分離されている。
さらに、サブエミッタフィンガー電極211とエミッタフィンガー電極111とは、エミッタ電極配線31によって接続されている。このことから、エミッタフィンガー電極111は、サブエミッタフィンガー電極211、p型サブエミッタ領域232、及びp型サブエミッタ埋込領域231を通して、p型サブストレート141と導通している。さらに、p型サブストレート141の裏面には、裏面電極161が蒸着されている。
さらにまた、本実施の形態に係るBJT1においては、p型サブエミッタ領域232の横にDTI22が形成されている。このDTI22によって、単位素子ごとにp型サブエミッタ領域232が分離されている。以上のようにして作成されたBJTの単位素子をマルチセル化したチップの等価回路を図3に示す。
p型サブエミッタ領域232を単位素子ごとに分離させることによって、単位素子ごとのp型サブエミッタ領域232の抵抗を増加させている。このことから、p型サブエミッタ領域232が、チップ表面からp型サブストレート141へのエミッタ導通部として用いられるだけでなく、エミッタバラスト抵抗として用いられることになる。
p型サブエミッタ領域232がエミッタバラスト抵抗として用いられると、エミッタ電流が増加した場合に、ベース−エミッタ間電圧が減少するような負帰還をかけることが可能になり、発熱によるエミッタ電流の増加を抑制することができる。
つまり、p型サブエミッタ領域232がマルチセル化した素子の中での不均一動作を相殺するように作用するため、マルチセル化した素子内の各単位素子が均一動作をするように制御することができる。このことは、各単位素子のp型サブエミッタ領域232の抵抗がエミッタバラスト抵抗として作用することによって、マルチセル素子の安定動作を可能にしていることに相当する。
さらに、本実施の形態に係るBJT1においては、抵抗値の大きなバラスト抵抗が必要な場合には、p型サブエミッタ領域232にドープする不純物を高濃度にせず、抵抗を大きくすればよい。このことによって、p型サブエミッタ領域232のエミッタバラスト抵抗としての役割を大きくすることができる。
さらにまた、図4に示したように、p型サブエミッタ領域232の上にサブエミッタポリシリコン213を形成した上にサブエミッタ用金属プラグ212を埋設することが望ましい。これは、サブエミッタ用金属プラグ212とp型サブエミッタ領域232の表面とを直接接続させると、良好なオーミック接続がとれない場合があるためである。
これに対しサブエミッタポリシリコン213を介して、サブエミッタ用金属プラグ212とp型サブエミッタ領域232の表面とを接続させる場合には、サブエミッタポリシリコン213にドープしたp型不純物(例えばボロン)が、p型サブエミッタ領域232の表面に拡散するため、良好なオーミック接続をとることができる。
ここで、一例を挙げて、単位素子ごとに分離した場合のp型サブエミッタ領域232の抵抗について説明する。p型サブエミッタ領域232による抵抗RSEと、p型サブエミッタ埋込領域231の抵抗Rbrdと、p型サブストレート141の抵抗Rsubの計算をする。一例として、p型サブエミッタ領域232の深さt=1μm、抵抗率ρ=0.06Ωcm(p型不純物の濃度1×1018cm−3に相当)、平面形状の寸法をW=2μm、L=12μm(図1参照)とする。このときのRSEは以下のようになる。
Figure 0004949650
上述したp型サブエミッタ領域232の抵抗の場合、単位素子に4mAのエミッタ電流が流れたとして、発熱により10%エミッタ電流が増加すると、ベース−エミッタ間電圧は、0.4mA×25Ω=10mV減少するような負帰還がかかることとなる。
また、p型サブエミッタ埋込領域231の抵抗Rbrdを計算する。一例として、p型サブエミッタ埋込領域231の深さt=5μm、抵抗率ρ=0.06Ωcm(p型不純物の濃度1×1018cm−3に相当)、平面形状の寸法をW=400μm、L=40μmとする。このときのRbrdは、以下のようになる。
Figure 0004949650
さらに、p型サブストレート141の抵抗Rsubを計算する。一例として、p型サブストレート141の深さt=150μm、抵抗率ρ=0.05Ωcmとする。サブストレートの抵抗の算出に一般に用いられる近似として、電気的導波路を長方形の底面を有する平行六面体とするモデルを用いる。p型サブエミッタ埋込領域231の底部からチップ裏面に向かって平行六面体(広がり角は垂線に対して45度に仮定)が電気的導通路とすると、Rsubは、以下のようになる。
Figure 0004949650
以上のように、p型サブエミッタ埋込領域231の抵抗Rbrdとp型サブストレート141の抵抗Rsubは非常に低抵抗になっているため、バラスト抵抗としての作用は非常に小さくなる。また、RbrdとRsubによる利得低下も非常に小さい。このことから、単位素子ごとに分離したp型サブエミッタ領域232のバラスト抵抗としての役割が大きいことがわかる。
さらに、本実施の形態においては、単位素子をマルチセル化することによって、トランジスタチップを形成している。マルチセル化により単位素子のエミッタ面積を適切な大きさにおさえたまま、大電流を流すことができるエミッタ領域を作成することができる。
これらのことから、本実施の形態に係るBJTのチップにおいては、単位素子ごとにサブエミッタ領域を分離することによって、全セルが均一動作せずに、一部のセルの温度上昇により熱暴走に至る現象を抑制することが可能となり、安定に高出力を出すことのできるBJTチップを作成することが出来る。例えば、遮断周波数fが30GHzでエミッタサイズ0.3μm×20μmの単位素子を120セルで構成したBJTのチップにおいては、約2Wの安定出力を得ることが出来る。
次に、本実施の形態に係るサブエミッタBJT1の製造方法について説明する。まず、図5に示すように、p型サブストレート141上にp型エピ層142をエピタキシャル成長する。ここで、p型サブストレート141は例えば比抵抗ρ=0.01〜0.1Ωcmのものを用いている。また、p型エピ層142はボロンを添加して例えば比抵抗ρ=5〜30Ωcmで、厚さ2〜15μmに形成する。
次いで、図6のように、p型エピ層142の表面にフォトレジストを塗布し、サブエミッタ部20の領域を開口したレジストパターン301を形成する。そして、このレジストパターン301を用いてp型エピ層142にボロンをイオン注入し、かつ1100度以上で熱処理してp型サブストレート141にまで達する深さのp型サブエミッタ埋込領域231を作成する。例えば、ボロン濃度は1×1018cm−3とする。
次に、レジストパターン301を除去し、図7に示すように、新たにp型エピ層142の表面にフォトレジストを塗布し、素子形成領域を開口したレジストパターン302を形成する。そして、このレジストパターン302を用いてp型エピ層142に砒素(As)をイオン注入し、例えばシート抵抗ρ=10〜30Ω/□のn型コレクタ埋め込み層144を形成する。
さらに、図8に示すように、p型エピ層142の上にn型エピ層143をエピタキシャル成長する。ここで、n型エピ層143はリン(P)を添加して例えば比抵抗ρ=0.5〜4Ωcmで厚さ0.5〜5μmに形成する。
次に、図9に示すように、n型エピ層143の表面にフォトレジストを塗布し、p型サブエミッタ埋込領域231上の領域を開口したレジストパターン303を形成する。そして、このレジストパターン303を用いてn型エピ層143にボロンをイオン注入し、かつ900℃以上で熱処理してp型サブエミッタ埋込領域231にまで達する深さのp型サブエミッタ領域232を作成する。例えば、ボロン濃度は1×1018cm−3とする。
さらに、前述のレジストパターンを除去し、図10に示すように、n型エピ層143の表面にフォトレジストを塗布し、n型コレクタコンタクト領域147上の領域を開口したレジストパターン304を形成する。そして、このレジストパターン304を用いて、n型エピ層143にリンをイオン注入し、かつ熱処理してn型コレクタ埋め込み層144にまで達するn型コレクタコンタクト領域147を形成する。このn型コレクタコンタクト領域147の比抵抗は、n型コレクタ埋め込み層144と同程度とする。
さらにまた、図1に示すようなDTI22、24上の部分を開口させたレジストパターンを形成する。このレジストパターンを用いたフォトリソグラフィ技術によって、n型エピ層143とp型エピ層142を選択エッチングすることによって、トレンチ構造を作成する。このトレンチ構造内に酸化シリコンを埋め込むことによって、DTI22、24を形成する。
次に、図11に示すように、n型エピ層143の表面に例えば熱酸化法やCVD法により第1の絶縁膜151を形成する。そして、第1の絶縁膜151の表面に、ベースの形成領域を開口させたレジストパターン305を形成する。そして、このレジストパターンを用いたフォトリソグラフィ技術によって、第1の絶縁膜151を選択エッチングする。このとき、n型エピ層143のベース形成領域の表面を浅くエッチングする。そしてこの開口した領域に熱酸化により薄いシリコン酸化膜311を形成する。
次いで、図12に示すように、第1の絶縁膜151及び薄いシリコン酸化膜311の上に所要の厚さのボロンを添加したベースポリシリコン122を形成し、かつその上に第2の絶縁膜152を積層し、その後レジストパターン305の開口よりも狭い開口を形成したレジストパターンを用いたフォトリソグラフィ技術によって、第2の絶縁膜152及びベースポリシリコン122を選択エッチングして開口を作成する。
次に、全面に絶縁膜を成長し、かつこの絶縁膜を異方性エッチングすることで、第2の絶縁膜152の開口の内側面にのみ上述の絶縁膜を残して第1の側壁312を形成し、ベースポリシリコン122の端部を絶縁被覆する。その後、薄いシリコン酸化膜311をエッチングし、凹部313を形成する。このとき、薄いシリコン酸化膜311は、図12に示すように、ベースポリシリコン122の開口された部分よりも幅が広い領域までエッチングされるため、凹部313も第1の側壁312よりも幅が広い領域に形成される。
その後、図13のように、形成された凹部313の底面に露呈されたn型エピ層143上にボロンを添加したSiGeを選択エピタキシャル成長し、n型エピ層143と一体化されたp型ベース層146を形成する。上述した幅が広い領域に広がった凹部313の部分にp型ベース層146が形成されるため、ベースポリシリコン122とp型ベース層146とは接続されることになる。
さらにまた、全面に絶縁膜を成長し、かつこの絶縁膜を異方性エッチングすることで第1の側壁312の内側に第2の側壁314を形成し、開口を狭める。しかる後、エミッタポリシリコン112を形成した後、エミッタポリシリコン112に砒素を注入する。これにより注入された砒素はp型ベース層146に注入され、n型エミッタ層145が形成される。
その後、図14のように、フォトリソグラフィ技術によって、エミッタポリシリコン112を選択エッチングし、エミッタポリシリコン112が第2の絶縁膜152及び第2の側壁314の開口を覆う領域に残す。さらに、フォトリソグラフィ技術によって、第2の絶縁膜152とベースポリシリコン122を選択エッチングする。さらに、その上に全面にCVD法によりシリコン酸化膜からなる第3の絶縁膜153を形成する。
さらに、n型コレクタコンタクト領域147、ベースポリシリコン122、エミッタポリシリコン112、及びp型サブエミッタ領域232の上の部分を開口したレジストパターンを形成する。このレジストパターンを用いたフォトリソグラフィ技術によって、第2の絶縁膜152、第3の絶縁膜153を選択エッチングし、開口を形成する。その後、金属を蒸着することによって、エミッタ金属プラグ113、ベース金属プラグ123、コレクタ金属プラグ132、及びサブエミッタ金属プラグ212を形成する。
次に、上述のレジストパターンを除去し、さらに、エミッタ金属プラグ113、ベース金属プラグ123、コレクタ金属プラグ132、及びサブエミッタ金属プラグ212の上に、コレクタフィンガー電極132、ベースフィンガー電極123、エミッタフィンガー電極113、及びサブエミッタフィンガー電極211を作成する。その後、その上に平坦化のための第4の絶縁膜154を形成する。
次いで、図1に示したように、第4の絶縁膜154にコレクタフィンガー電極132、ベースフィンガー電極123、エミッタフィンガー電極113、及びサブエミッタフィンガー電極211を露出する、コレクタコンタクト孔13、ベースコンタクト孔12、エミッタコンタクト孔11、サブエミッタコンタクト孔21を開口する。さらに、図1に示したように、これら各コンタクト孔同士を以下のような方法で電極配線する。
図15に、単位素子をマルチセル化して作成したトランジスタチップ50の構造図の一例を示す。マルチセル化された単位素子のベース電極配線32とコレクタ電極配線33とは統合されて、それぞれベースボンディングパッド34、コレクタボンディングパッド35a、35bに接続されている。なお、図11においては、2つのコレクタボンディングパッド、1つのベースボンディングパッドを示しているが、各ボンディングパッドは何個あってもよい。
図16にトランジスタチップ50をパッケージへ搭載した図を示す。トランジスタチップ50は、エミッタリードフレーム61に搭載される。そのとき、トランジスタチップ50の裏面に配設された裏面電極がエミッタリードフレーム61と電気的に接続される。このことによって、エミッタ端子62a、62bが作成される。
また、ベースボンディングパッド34は、ベースボンディングワイヤ64によってベースリードフレーム63に接続され、ベース端子65が作成される。同様に、コレクタボンディングパッド35a、35bは、コレクタボンディングワイヤ67a、67bによってコレクタリードフレーム66a、66bに接続され、コレクタ端子68a、68bが作成される。さらに、全体をモールド樹脂69で封入して製品となる。
以上のような作成方法では、従来におけるBJTチップのウェハー製造(拡散・電極配線)プロセスと同一のプロセスで製造できるため、従来構造と同じコストで製造することが可能である。
なお、上述の半導体素子においては、能動素子はセルフアライン型のnpn型SiGe選択エピタキシャルベースヘテロ接合バイポーラトランジスタ(HBT:Hetero Bipolar Transistor)としているが、能動素子はとしてこれに限られない。例えば、ブランケット型SiGe全面成長エピタキシャルベースHBT、セルフアライン型イオン注入ベースSi−BJT、及び非セルフアライン型イオン注入ベースSi−BJTなどがあげられる。
さらに、npn型でなく、pnp型でもよい。また、BJTではなく、FETに用いてもよい。この場合、エミッタはソース、ベースはゲート、コレクタはドレインに変換されることになる。
実施の形態2.
実施の形態2に係るサブエミッタBJT2は、サブエミッタ領域232とサブエミッタ電極の間に、サブエミッタポリシリコン23を用いている。このサブエミッタポリシリコン23は、水平方向に幅広く形成させることによって、エミッタ電流の流れる距離を長くすることによって抵抗を増加させ、バラスト抵抗としての役割を果たしている。本実施の形態に係るサブエミッタBJT2の平面図を図17に、図17におけるB−B'断面図を図18に示す。構成要素や動作原理で実施の形態1と同様のものは省略する。
本実施の形態にかかるサブエミッタBJT2においては、エミッタ電流がサブエミッタポリシリコン23を水平方向に長さLpoly流れる構造を有する。そのため、サブエミッタポリシリコン23が抵抗Rpolyをもつ。また、サブエミッタBJT2においては、p型サブエミッタ領域232を素子ごとに分離して、バラスト抵抗の役割を果たしている。
上記の単位素子をマルチセル化した素子の等価回路を図19に示す。RpolyとSEが、バラスト抵抗の役割を果たすことになり、マルチセル素子における安定動作を可能にしている。
また、このRpolyはサブエミッタポリシリコン23への不純物(例えばボロン)のドープ量と、サブエミッタポリシリコンの長さLpolyによって決定されるため、バラスト抵抗の大きさを自由に設計することができる。この場合、サブエミッタフィンガー電極211と、サブエミッタ領域232は水平方向にずれている構造であることが望ましい。これは、サブエミッタフィンガー電極211と、サブエミッタ領域232が水平方向にずれていることによって、配設されているサブエミッタポリシリコン23が幅広く設けられることになり、エミッタ電流が流れる距離が長くなるためである。
なお、図20に示すようにp型サブエミッタ領域232を素子ごとに分離しなくてもよい。この場合のマルチセル化した素子の等価回路を図21に示す。この場合は、Rpolyのみがバラスト抵抗の役割を果たし、マルチセル素子における安定動作を可能としている。
なお、本発明は上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは勿論である。
実施の形態1に係るサブエミッタBJTにおける各電極及び配線の平面レイアウト図 図1におけるA−A'線に沿った断面図 実施の形態1に係るサブエミッタBJTの単位素子をマルチセル化したチップの等価回路 p型サブエミッタ領域とサブエミッタ用金属プラグの間にサブエミッタポリシリコンを配設したサブエミッタ部 実施の形態1に係るサブエミッタBJTの製造方法を工程順に示す断面図のその1 実施の形態1に係るサブエミッタBJTの製造方法を工程順に示す断面図のその2 実施の形態1に係るサブエミッタBJTの製造方法を工程順に示す断面図のその3 実施の形態1に係るサブエミッタBJTの製造方法を工程順に示す断面図のその4 実施の形態1に係るサブエミッタBJTの製造方法を工程順に示す断面図のその5 実施の形態1に係るサブエミッタBJTの製造方法を工程順に示す断面図のその6 実施の形態1に係るサブエミッタBJTの製造方法を工程順に示す断面図のその7 実施の形態1に係るサブエミッタBJTの製造方法を工程順に示す断面図のその8 実施の形態1に係るサブエミッタBJTの製造方法を工程順に示す断面図のその9 実施の形態1に係るサブエミッタBJTの製造方法を工程順に示す断面図のその10 単位素子をマルチセル化して作成したトランジスタチップの構造図の一例 トランジスタチップをパッケージへ搭載した図 実施の形態2に係るサブエミッタBJTにおける各電極及び配線の平面レイアウト図 図17におけるB−B'線に沿った断面図 実施の形態2に係るサブエミッタBJTの単位素子をマルチセル化したチップの等価回路 実施の形態2に係るサブエミッタBJTの変形させたときの断面図 実施の形態2に係るサブエミッタBJTの変形させたときの単位素子をマルチセル化したチップの等価回路 従来のサブエミッタBJTにおける各電極及び配線の平面レイアウト図 図22におけるZ−Z'線に沿った断面図
符号の説明
10 素子部 11 エミッタコンタクト孔 12 ベースコンタクト孔
13 コレクタコンタクト孔 20 サブエミッタ部 21 サブエミッタコンタクト孔
23 サブエミッタポリシリコン
31 エミッタ電極配線 32 ベース電極配線 33 コレクタ電極配線
34 ベースボンディングパッド 35 コレクタボンディングパッド
40 単位素子 50 トランジスタチップ
61 エミッタリードフレーム 62 エミッタ端子 63 ベースリードフレーム
64 ベースボンディングワイヤ 65 ベース端子
66a,b コレクタリードフレーム 67a,b コレクタボンディングワイヤ
68a,b コレクタ端子 69 モールド樹脂
111 エミッタフィンガー電極 112 エミッタポリシリコン
113 エミッタ用金属プラグ 121 ベースフィンガー電極
122 ベースポリシリコン 123 ベース用金属プラグ
131 コレクタフィンガー電極 132 コレクタ用金属プラグ
141 p型サブストレート 142 p型エピ層 143 n型エピ層
144 n型コレクタ埋込領域 145 n型エミッタ領域
146 p型ベース層 147 n型コレクタコンタクト領域
151 第1の絶縁膜 152 第2の絶縁膜 153 第3の絶縁膜
161 裏面電極
211 サブエミッタフィンガー電極 212 サブエミッタ用金属プラグ
231 p型サブエミッタ埋込領域 232 p型サブエミッタ領域
301〜305 レジストパターン 311 シリコン酸化膜312 第1の側壁
313 凹部 314 第2の側壁
901 p型サブストレート 902 p型エピ 903 n型埋込層
904 n型エピ 905 p型ベース層 907 n型エミッタ層
908 n型コンタクト層 909 p型埋込層 910 p型サブエミッタ層
911 絶縁膜 912 ベース電極 913 エミッタ電極 914 コンタクト電極
915 サブエミッタ電極 924 ベースボンディングパッド 925 金属層

Claims (8)

  1. それぞれが、制御信号が入力される制御端子と前記制御信号に従って電流が流れる第1及び第2端子とを備える、複数のトランジスタ素子と、
    それぞれが、前記トランジスタ素子が形成された領域と異なる領域に形成され、前記第1端子の基板への導通を与える、複数の基板導通部と、を備え、
    各異なるトランジスタ素子は、異なる前記基板導通部と接続され、
    各基板導通部は、他の前記基板導通部から分離された半導体層を備え
    前記基板導通部は、それぞれ、前記分離された半導体層よりも抵抗が低い低抵抗層を備え、
    前記分離された半導体層は、前記低抵抗層よりも上層である、
    半導体装置。
  2. 前記低抵抗層は、各基板導通部の間において連続した層である、請求項に記載の半導体装置。
  3. 前記基板導通部は、それぞれ、導電層によって前記第1端子に接続される電極部を備え、
    前記分離された半導体層は、前記電極部に接触している請求項1又は2のいずれか一項に記載の半導体装置。
  4. 前記電極部は、前記分離された半導体層と接するポリシリコン層を備える、請求項に記載の半導体装置。
  5. 前記電極部内は、前記ポリシリコン層の上に配設された外部電極を有し、
    前記外部電極と前記ポリシリコン層と接する部分が、前記ポリシリコン層と前記基板導通部と接する部分、水平方向にずれている、請求項に記載の半導体装置。
  6. それぞれが、制御信号が入力される制御端子と前記制御信号に従って電流が流れる第1及び第2端子とを備える、複数のトランジスタ素子と、
    前記トランジスタ素子が形成された領域と異なる領域に形成され、前記第1端子の基板への導通を与える基板導通部と、
    前記基板導通部に接する複数のポリシリコン層と、
    前記ポリシリコン層の上に配設される外部電極と、を備え、
    各異なるトランジスタ素子は、異なる前記外部電極と接続され、
    前記外部電極と前記ポリシリコン層と接する部分が、前記ポリシリコン層と前記基板導通部と接する部分、水平方向にずれている、
    半導体装置。
  7. 前記半導体基板が接地されている、請求項1乃至請求項のいずれか一項に記載の半導体装置。
  8. 請求項1乃至請求項のいずれか一項に記載の半導体装置の一部である単位素子をマルチセル化した半導体装置。
JP2005203859A 2005-07-13 2005-07-13 半導体装置及び半導体装置の製造方法 Expired - Fee Related JP4949650B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005203859A JP4949650B2 (ja) 2005-07-13 2005-07-13 半導体装置及び半導体装置の製造方法
US11/480,428 US7732896B2 (en) 2005-07-13 2006-07-05 Semiconductor apparatus and method of manufacturing the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005203859A JP4949650B2 (ja) 2005-07-13 2005-07-13 半導体装置及び半導体装置の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007027225A JP2007027225A (ja) 2007-02-01
JP4949650B2 true JP4949650B2 (ja) 2012-06-13

Family

ID=37660926

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005203859A Expired - Fee Related JP4949650B2 (ja) 2005-07-13 2005-07-13 半導体装置及び半導体装置の製造方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7732896B2 (ja)
JP (1) JP4949650B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8217380B2 (en) 2008-01-09 2012-07-10 International Business Machines Corporation Polysilicon emitter BJT access device for PCRAM
JP5595751B2 (ja) * 2009-03-11 2014-09-24 ルネサスエレクトロニクス株式会社 Esd保護素子
JP2010251368A (ja) * 2009-04-10 2010-11-04 Renesas Electronics Corp バイポーラトランジスタ及びその製造方法
US8648391B2 (en) * 2012-03-23 2014-02-11 Texas Instruments Incorporated SiGe heterojunction bipolar transistor with an improved breakdown voltage-cutoff frequency product
US20200098698A1 (en) * 2018-09-26 2020-03-26 Intel Corporation Novel wafer level chip scale package (wlcsp), flip-chip chip scale package (fccsp), and fan out shielding concepts
WO2023067938A1 (ja) * 2021-10-19 2023-04-27 株式会社村田製作所 ヘテロ接合バイポーラトランジスタ、半導体装置、及び通信モジュール

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL164703C (nl) * 1968-06-21 1981-01-15 Philips Nv Halfgeleiderinrichting, voorzien van een contact met ten minste twee gedeelten en een voor deze gedeelten gemeenschappelijk gedeelte, waarbij in elk der ver- bindingswegen tussen de gedeelten en het gemeenschappe- lijke gedeelte een serieweerstand is opgenomen.
NL8403111A (nl) * 1984-10-12 1986-05-01 Philips Nv Werkwijze ter vervaardiging van een bipolaire transistor met emitterserieweerstanden, en transistor vervaardigd volgens de werkwijze.
US5378922A (en) * 1992-09-30 1995-01-03 Rockwell International Corporation HBT with semiconductor ballasting
JPH0737899A (ja) * 1993-07-19 1995-02-07 Mitsubishi Electric Corp 高周波高出力トランジスタ
US5684326A (en) * 1995-02-24 1997-11-04 Telefonaktiebolaget L.M. Ericsson Emitter ballast bypass for radio frequency power transistors
US5821602A (en) * 1996-11-25 1998-10-13 Spectrian, Inc. RF power transistor having improved stability and gain
JPH10256267A (ja) * 1997-03-14 1998-09-25 Sanyo Electric Co Ltd 半導体集積回路装置
US6225867B1 (en) * 1997-12-23 2001-05-01 Nortel Networks Limited Protection scheme for multi-transistor amplifiers
SE516338C2 (sv) * 1999-05-31 2001-12-17 Ericsson Telefon Ab L M RF-effekttransistor med kollektor upp
JP2002083817A (ja) * 2000-06-22 2002-03-22 Toshiba Corp 半導体装置及びその製造方法
US6549061B2 (en) * 2001-05-18 2003-04-15 International Business Machines Corporation Electrostatic discharge power clamp circuit
EP1265294A3 (en) * 2001-06-07 2004-04-07 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Heterojunction bipolar transistor
JP2003031583A (ja) * 2001-07-12 2003-01-31 Denso Corp バイポーラトランジスタ
US6759731B2 (en) * 2002-06-05 2004-07-06 United Microelectronics Corp. Bipolar junction transistor and fabricating method
JP4626935B2 (ja) * 2002-10-01 2011-02-09 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置及びその製造方法
JP4489366B2 (ja) * 2003-03-17 2010-06-23 株式会社日立製作所 半導体装置
US7087973B2 (en) * 2003-04-01 2006-08-08 Micrel, Incorporated Ballast resistors for transistor devices

Also Published As

Publication number Publication date
US7732896B2 (en) 2010-06-08
US20070013033A1 (en) 2007-01-18
JP2007027225A (ja) 2007-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4438133B2 (ja) ヘテロ接合型バイポーラトランジスタおよびその製造方法
US20060267047A1 (en) Hetero-junction bipolar transistor and manufacturing method of the same
US20060226446A1 (en) Bipolar transistor and method for fabricating the same
US6987983B2 (en) Radio frequency monolithic integrated circuit and method for manufacturing the same
JP4949650B2 (ja) 半導体装置及び半導体装置の製造方法
JPS6159540B2 (ja)
US20210050434A1 (en) Integrated Circuit and Bipolar Transistor
US11830917B2 (en) Unit cell and power amplifier module
US20050194642A1 (en) Semiconductor device including bipolar junction transistor with protected emitter-base junction
US11063141B1 (en) Insulated gate field effect bipolar transistor and manufacturing method thereof
JPH1116921A (ja) 半導体装置
JP4626935B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
JPH098054A (ja) 半導体装置の製造方法
KR20060017812A (ko) fT와 fMAX가 높은 양극성 트랜지스터 및 그 제조방법
JPH03190139A (ja) 半導体集積回路装置
CN112259603B (zh) 双极结晶体管及其制造方法、控制方法和信号放大电路
JP2001267326A (ja) 半導体装置及びその製造方法
US11631758B2 (en) Semiconductor device
US20240243198A1 (en) Semiconductor device, methods of manufacturing semiconductor device, and semiconductor module
US6784065B1 (en) Bipolar transistor with ultra small self-aligned polysilicon emitter and method of forming the transistor
US20060170074A1 (en) Semiconductor device
US20090085162A1 (en) Semiconductor device and integrated semiconductor circuit device
JPH10335346A (ja) ラテラルpnpバイポーラ電子デバイスおよびその製造方法
KR20030017747A (ko) 이종접합 쌍극자 트랜지스터의 제조방법
JP2005044956A (ja) 半導体装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080612

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111213

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120124

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120306

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120308

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150316

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4949650

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees