JP4949060B2 - 車両用送風機 - Google Patents

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Description

本発明は、スクロールケーシング内に遠心ファンを配置した車両用送風機、特に、車両用空調装置への適用に有用な車両用送風機に関する。
従来、ケーシングの大型化を抑制しつつ、車両左側に配置するための送風機と車両右側に配置するための送風機とを共用するため、スクロールケーシング22の寸法Wをスクロールケーシング22の巻き始め側から巻終わり側に渡って略一定とし、遠心ファン20の回転軸方向CLの略中央部を通過するファン基準線CLfがスクロールケーシング22のうち回転軸方向CLに沿った部位の略中央部を通過するケーシング基準線CLcより吸入口23側にずれ、かつ、モータホルダ21aのフランジ部21dが、スクロールケーシング22のうち回転軸方向CL他端側より回転軸方向CL一端側(吸入口23側)にずれた部位に位置させる車両用送風機が知られている(例えば、特許文献1の図4参照)。
特開2002−316526号公報
しかしながら、従来の車両用送風機にあっては、ケーシング基準線CLcとファン基準線CLfとのずれ分を、モータ取り付け部材に空間αを形成することで吸収し、2分割によるスクロールケーシング22の吸い込み口側ケーシング形状と電動モータ側ケーシング形状の対称性を確保し、右ハンドル車と左ハンドル車でケーシングの金型を共用する構成である。このため、遠心ファンが吸い込み口より外気や内気を吸い込み、ファン翼を経過してスクロールケーシング内に吐き出した風のうち、全ての風が空調装置側に流れ出さず、遠心ファンのモータ側に形成される空間αからスクロールケーシング内を循環する風が一部に生じ、これが性能悪化の原因になる、という問題があった。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、車両左側と車両右側に配置するケーシングを金型共用化により製造可能としながら、空間を塞ぐ新たな入れ子の設定を行うことなく、吐出風の循環を最小限に抑制することができる車両用送風機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明では、回転軸方向から空気を吸入して径外方側に空気を吹き出す遠心ファンと、
前記遠心ファンを収納するとともに、前記遠心ファンから吹き出す空気の通路を構成する渦巻き状のスクロールケーシングと、
前記遠心ファンを回転駆動する駆動手段と、を有し、
前記スクロールケーシングのうち、前記回転軸方向一端側に対応する部位には、吸入口が形成され、前記回転軸方向他端側に対応する部位には、前記駆動手段が取り付け部材を介して前記スクロールケーシングに固定され、
前記遠心ファンの回転軸方向略中央部を通過するファン基準線は、前記スクロールケーシングの前記回転軸方向の略中央部を通過するケーシング基準線より前記吸入口側にずれており、さらに、前記取り付け部材のうち前記遠心ファンに面するフランジ部は、前記スクロールケーシングのうち前記回転軸方向他端側より前記回転軸方向一端側にずれ、フランジ部外周円筒部はスクロールケーシング内壁を形成する車両用送風機において、
前記スクロールケーシングは、回転軸方向中央位置により分割され、回転軸方向寸法を略対称とした第1スクロールケーシングと第2スクロールケーシングにより構成し、
前記第1スクロールケーシングには、回転軸方向一端側に、前記ケーシング基準線から巻き始め部位までの回転軸方向寸法が巻き終わり部位までの回転軸方向寸法よりも狭い第1巻き始め狭部を形成し、
前記第2スクロールケーシングには、回転軸方向他端側に、前記ケーシング基準線から巻き始め部位までの回転軸方向寸法が巻き終わり部位までの回転軸方向寸法よりも狭い第2巻き始め狭部を形成し、
前記第1巻き始め狭部は、前記フランジ部外周円筒部と回転軸方向に対応する位置であって、前記遠心ファンを構成する各ファン翼の吸い込み側端部を連結するファンリングに対応する位置に設け、
前記第2巻き始め狭部は、前記ファンリングと回転軸方向に対応する位置であって、前記フランジ部外周円筒部に対応する位置に設けたことを特徴とする。
よって、本発明の車両用送風機にあっては、スクロールケーシングを回転軸方向中央位置により分割した第1スクロールケーシングと第2スクロールケーシングにより構成し、第1巻き始め狭部と第2巻き始め狭部を含んで2つのケーシング形状を対称形状とした。このため、スクロールケーシングを製造するにあたって、2つのケーシング金型を共用化し、吸い込み口側形状を得るための入れ子と駆動手段側形状を得るための入れ子を左右入れ替えるだけで、車両左側配置と車両右側配置のスクロールケーシングを製造することができる。このとき、巻き始め狭部を含んで2つのケーシング形状を対称形状としたため、遠心ファンの駆動手段側に形成される空間を閉塞する形状を、新たな入れ子で作る必要がない。
また、吸い込み側の第1巻き始め狭部は、遠心ファンを構成する各ファン翼の吸い込み側端部を連結するファンリングに対応する位置に設け、駆動手段側の第2巻き始め狭部は、フランジ部外周円筒部に対応する位置に設けている。したがって、吸い込み側では、第1巻き始め狭部が存在してもファンリングにより風の戻りが防止され、性能悪化や騒音の原因となることはない。一方、駆動手段側では、第2巻き始め狭部により、吐出口に向けて吐き出した風の一部が、スクロール巻き始めの位置から再びスクロールケーシング内に戻ろうとするバイパス流れが阻止され、性能悪化の原因となる吐出風の循環が最小限に抑制される。
この結果、車両左側と車両右側に配置するケーシングを金型共用化により製造可能としながら、空間を塞ぐ新たな入れ子の設定を行うことなく、吐出風の循環を最小限に抑制することができる。
以下、本発明の車両用送風機を実現する最良の形態を、図面に示す実施例1に基づいて説明する。
まず、構成を説明する。
図1は車両用空調装置のブロワユニットとして適用した実施例1の車両用送風機を示す一部破断斜視図である。図2は実施例1の車両用送風機において巻き始め狭部の周方向角度範囲を示す図である。図3は実施例1の車両用送風機の全体構造を示す図2のA−A線による縦断面図である。図4は実施例1の車両用送風機の吸い込み口側の詳細構造を示す図3のB部拡大断面図である。図5は実施例1の車両用送風機の電動モータを除いた構造を示す縦断面図である。図6は実施例1の車両用送風機の第1スクロールケーシングのファン上流部を示す図5のC−C線断面図である。図7は実施例1の車両用送風機の第2スクロールケーシングのファン下流部を示す図5のD−D線断面図である。図8は実施例1の車両用送風機において巻き始め狭部の始端部に形成した傾斜端面の設定角度範囲を示す図である。
実施例1における車両用送風機は、図3に示すように、回転軸方向CLから空気を吸入して径外方側に空気を吹き出す遠心ファン1と、前記遠心ファン1を収納するとともに、前記遠心ファン1から吹き出す空気の通路を構成する渦巻き状のスクロールケーシング2と、前記遠心ファン1を回転駆動する電動モータ3(駆動手段)と、を有している。
前記スクロールケーシング2のうち、前記回転軸方向CL一端側に対応する部位には、吸入口2aが形成され、前記回転軸方向CL他端側に対応する部位には、前記電動モータ3が取り付け部材4を介して前記スクロールケーシング2に固定されている。
前記遠心ファン1の回転軸方向CL略中央部を通過するファン基準線CLfは、図3に示すように、前記スクロールケーシング2の前記回転軸方向CLの略中央部を通過するケーシング基準線CLcより前記吸入口2a側にずれており、さらに、前記取り付け部材4のうち前記遠心ファン1に面するフランジ部4aは、前記スクロールケーシング2のうち前記回転軸方向CL他端側より前記回転軸方向CL一端側にずれ、フランジ部外周円筒部4bはスクロールケーシング内壁を形成する。
前記スクロールケーシング2は、図3に示すように、回転軸方向CL中央位置(=ケーシング基準線CLcの位置)により分割され、回転軸方向寸法を略対称とした第1スクロールケーシング21と第2スクロールケーシング22により構成している。
前記第1スクロールケーシング21には、図5に示すように、回転軸方向CL一端側に、前記ケーシング基準線CLcから巻き始め部位までの回転軸方向寸法L1が巻き終わり部位までの回転軸方向寸法L2よりも狭い第1巻き始め狭部21aを形成している。
そして、第1巻き始め狭部21aは、図4に示すように、前記遠心ファン1を構成する各ファン翼1aの吸い込み側端部を連結するファンリング1bに対応する位置に設けている。
なお、第1スクロールケーシング21の吸い込み端部位置には、ファンリング1bを囲む半円筒状の断面形状を有し、吸い込み空気の流れを整流するベルマウス部21dが形成されている。
前記第2スクロールケーシング22には、図5に示すように、回転軸方向CL他端側に、前記ケーシング基準線CLcから巻き始め部位までの回転軸方向寸法L1が巻き終わり部位までの回転軸方向寸法L2よりも狭い第2巻き始め狭部22aを形成している。
そして、第2巻き始め狭部22aは、図3に示すように、前記フランジ部外周円筒部4bに対応する位置に設けている。
すなわち、第1スクロールケーシング21と第2スクロールケーシング22とは、第1巻き始め狭部21aと第2巻き始め狭部22aを含めて対称形状に設定され、図6に示す第1スクロールケーシング21の領域E1と、図7に示す第2スクロールケーシング22の領域E2(=領域E1)を入れ子範囲としている。そして、対称形状部分は共通金型を用い、例えば、右ハンドル車で車両左側配置のスクロールケーシングを製造する場合には、領域E1に吸い込み口側形状を得るための入れ子を設定し、領域E2にモータ側形状を得るための入れ子を設定する。左ハンドル車で車両右側配置のスクロールケーシングを製造する場合には、逆に、領域E1にモータ側形状を得るための入れ子を設定し、領域E2に吸い込み口側形状を得るための入れ子を設定する。
前記第1巻き始め狭部21aと前記第2巻き始め狭部22aは、図8に示すように、その始端部に、ファン外周とスクロールケーシング巻き始めの舌部(ア)との接線L1と、ファン中心と舌部(ア)との接線L2と、の間の範囲内の傾斜角度に設定した傾斜端面21b,22bを有する。
前記第1スクロールケーシング21の吸い込み側には、図3に示すように、前記ファンリング1bに対し所定隙間を介し、リブ21cを全周に亘って設けている。
前記第1巻き始め狭部21aと前記第2巻き始め狭部22aは、図1に示すように、巻き始め側から周方向に沿った巻き終わり側に向かって段差高さを徐々に低くした傾斜段差により構成している。そして、第1巻き始め狭部21は、図3及び図4に示すように、巻き始め側の段差高さをH1とし、ファンリング1bの高さをH2としたとき、巻き始め側においてファンリング1bの中程に傾斜段差がオーバーラップする配置とし、巻き始め側から周方向に沿った巻き終わり側に近づくまで、ファンリング1bとのオーバーラップを維持するようにしている。
前記第1巻き始め狭部21aと前記第2巻き始め狭部22aは、図2に示すように、巻き始め側θ0から巻き終わり側θ1までの周方向角度範囲θを約180°に設定している。
次に、作用を説明する。
車両が道路走行する際に、左側走行と法定している国と、右側走行と法定している国があり、車両のインストルメントパネル内に空調装置を搭載する際、左側走行で右ハンドル車の場合には、ハンドル位置を避けた車両左側の位置に空調装置を搭載し、右側走行で左ハンドル車の場合には、ハンドル位置を避けた車両右側の位置に空調装置を搭載している。
このとき、空調装置のブロワユニットを車両左側に搭載する場合と車両右側に搭載する場合とでは、ケーシング基準線とファン基準線とがずれている関係上、スクロールケーシングの金型を左右共有化するとブロワ性能が大幅に低下するため、一般に、左右配置のそれぞれでスクロールケーシングの金型を設定している。
この場合、コスト増を招くことで、例えば、特開2002−316526号公報において、ケーシング基準線CLcとファン基準線CLfとのずれ分を、モータ取り付け部材に空間αを形成することで吸収し、2分割によるスクロールケーシング22の吸い込み口側ケーシング形状と電動モータ側ケーシング形状の対称性を確保し、右ハンドル車と左ハンドル車でケーシングの金型を共用するものが提案されている。
しかし、モータ取り付け部材に空間αを形成する構成であるため、遠心ファンが吸い込み口より外気や内気を吸い込み、ファン翼を経過してスクロールケーシング内に吐き出した風のうち、全ての風が空調装置側に流れ出さず、遠心ファンのモータ側に形成される空間αからスクロールケーシング内を循環する風が一部に生じ、これが性能悪化の原因になっている。
そこで、実施例1の車両用送風機では、従来は入れ子による設定とされるモータ取り付け部材の空間を埋める構成を、予めケーシングの共用金型に設定しておき、この金型の共用範囲拡大に伴い、空間を埋める構成が吸い込み側に配置されときに吸入空気に与える影響を抑える構成を採用した。
以下、[スクロールケーシングの製造作用]、[送風時の良好な送風性能確保作用]について説明する。
[スクロールケーシングの製造作用]
実施例1の車両用送風機にあっては、スクロールケーシング2を回転軸方向CL中央位置により分割した第1スクロールケーシング21と第2スクロールケーシング22により構成し、第1巻き始め狭部21aと第2巻き始め狭部22aを含んで2つのケーシング形状を対称形状とした。
このため、車両左側配置のスクロールケーシング2を製造するにあたっては、2つのケーシング金型を共用化し、リブ21cやベルマウス部21dを有する吸い込み口側形状を得るための入れ子を第1スクロールケーシング21の金型側に設定し、電動モータ3の取り付け部材4の取り付け形状を得るための入れ子を第2スクロールケーシング22の金型側に設定し、2つの金型を合わせた後、樹脂を流し込むことで、車両左側配置のスクロールケーシング2を製造することができる。
一方、車両右側配置のスクロールケーシングを製造するにあたっては、2つのケーシング金型を共用化し、吸い込み口側形状を得るための入れ子を第2スクロールケーシング22の金型側に設定し、モータ取り付け形状を得るための入れ子を第1スクロールケーシング21の金型側に設定するというように、左右の入れ子を入れ替え、2つの金型を合わせた後、樹脂を流し込むことで、車両右側配置のスクロールケーシングを製造することができる。
このように、2つのケーシング金型を共用化し、入れ子を左右入れ替えるだけで、車両左側配置と車両右側配置のスクロールケーシングを製造することができる。このとき、第1巻き始め狭部21aと第2巻き始め狭部22aを含んで第1スクロールケーシング21の形状と第2スクロールケーシング22の形状を対称形状としたため、遠心ファン1の電動モータ3側に形成される空間を閉塞する形状を、新たな入れ子で作る必要がない。
[送風時の良好な送風性能確保作用]
実施例1の車両用送風機にあっては、吸い込み側の第1巻き始め狭部21aを、遠心ファン1を構成する各ファン翼1aの吸い込み側端部を連結するファンリング1bに対応する位置に設け、電動モータ3側の第2巻き始め狭部22aは、フランジ部外周円筒部4bに対応する位置に設けている。
したがって、吸い込み側では、第1巻き始め狭部21aが存在しても、ファンリング1bにより風の戻りが防止され、性能悪化や騒音の原因となることはない。
加えて、実施例1では、第1スクロールケーシング21の吸い込み側には、図3に示すように、ファンリング1bに対し所定隙間を介し、リブ21cを全周に亘って設けているため、ケーシング内壁に沿って戻ろうとする風が、図3の矢印に示すようにUターンし、確実に風の戻りが防止される。
一方、電動モータ3側では、第2巻き始め狭部22aにより、吐出口に向けて吐き出した風の一部が、図9に示すように、スクロールケーシング巻き始めの舌部(ア)の位置から再びスクロールケーシング2内に戻ろうとするバイパス流れが阻止され、送風性能悪化の原因となる吐出風の循環が最小限に抑制される。
加えて、第2巻き始め狭部22aを、巻き始め側から周方向に沿った巻き終わり側に向かって段差高さを徐々に低くした傾斜段差により構成しているため、スムーズな流れの確保により、十分な吐出流量を確保することができる。
次に、効果を説明する。
実施例1の車両用送風機にあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
(1) 回転軸方向CLから空気を吸入して径外方側に空気を吹き出す遠心ファン1と、前記遠心ファン1を収納するとともに、前記遠心ファン1から吹き出す空気の通路を構成する渦巻き状のスクロールケーシング2と、前記遠心ファン1を回転駆動する電動モータ3と、を有し、前記スクロールケーシング2のうち、前記回転軸方向CL一端側に対応する部位には、吸入口2aが形成され、前記回転軸方向CL他端側に対応する部位には、前記電動モータ3が取り付け部材4を介して前記スクロールケーシング2に固定され、前記遠心ファン1の回転軸方向CL略中央部を通過するファン基準線CLfは、前記スクロールケーシング2の前記回転軸方向CLの略中央部を通過するケーシング基準線CLcより前記吸入口2a側にずれており、さらに、前記取り付け部材4のうち前記遠心ファン1に面するフランジ部4aは、前記スクロールケーシング2のうち前記回転軸方向CL他端側より前記回転軸方向CL一端側にずれ、フランジ部外周円筒部4bはスクロールケーシング内壁を形成する車両用送風機において、前記スクロールケーシング2は、回転軸方向CL中央位置により分割され、回転軸方向寸法を略対称とした第1スクロールケーシング21と第2スクロールケーシング22により構成し、前記第1スクロールケーシング21には、回転軸方向CL一端側に、前記ケーシング基準線CLcから巻き始め部位までの回転軸方向寸法L1が巻き終わり部位までの回転軸方向寸法L2よりも狭い第1巻き始め狭部21aを形成し、前記第2スクロールケーシング22には、回転軸方向CL他端側に、前記ケーシング基準線CLcから巻き始め部位までの回転軸方向寸法L1が巻き終わり部位までの回転軸方向寸法L2よりも狭い第2巻き始め狭部22aを形成し、前記第1巻き始め狭部21aは、前記遠心ファン1を構成する各ファン翼1aの吸い込み側端部を連結するファンリング1bに対応する位置に設け、前記第2巻き始め狭部22aは、前記フランジ部外周円筒部4bに対応する位置に設けた構成とした。このため、車両左側と車両右側に配置するケーシングを金型共用化により製造可能としながら、空間を塞ぐ新たな入れ子の設定を行うことなく、吐出風の循環を最小限に抑制することができる。
(2) 前記第1巻き始め狭部21aと前記第2巻き始め狭部22aは、その始端部に、ファン外周とスクロールケーシング巻き始めの舌部(ア)との接線L1と、ファン中心と舌部(ア)との接線L2と、の間の範囲内の傾斜角度に設定した傾斜端面21b,22bを有するため、吐出風のうち、スクロールケーシング巻き始めの舌部(ア)に向かってバイパスしようとする風を傾斜端面22bにて受け止め、受け止めた風を傾斜端面22bから吐出口に案内するガイド作用を示すことで、バイパス流れを有効に阻止しつつ、吐出流量を確保することができる。
(3) 前記第1スクロールケーシング21の吸い込み側には、前記ファンリング1bに対し所定隙間を介し、リブ21cを全周に亘って設けたため、リブ21cが戻り流れの阻止壁となり、吸い込み側から吸い込まれた空気の戻りを確実に防止することができる。
(4) 前記第1巻き始め狭部21aと前記第2巻き始め狭部22aは、巻き始め側から周方向に沿った巻き終わり側に向かって段差高さを徐々に低くした傾斜段差により構成したため、傾斜段差に沿って流れる風速の急変がなくスムーズな流れとなり、十分な吐出流量を確保することができる。
(5) 前記第1巻き始め狭部21aと前記第2巻き始め狭部22aは、巻き始め側θ0から巻き終わり側θ1までの周方向角度範囲θを約180°に設定したため、バイパス流れの阻止と通風抵抗(圧力損失)の増大防止をうまく両立することができる。
以上、本発明の車両用送風機を実施例1に基づき説明してきたが、具体的な構成については、この実施例1に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
実施例1では、第1巻き始め狭部21aと第2巻き始め狭部22aとして、傾斜段差により構成し、巻き始め側θ0から巻き終わり側θ1までの周方向角度範囲θを、約180°に設定した例を示した。しかし、スクロールケーシングの巻き始めの部位の間隔を狭くする構造であれば、実施例1に限られることなく、部分突起部や遮蔽板部等の様々な構成を採用することができる。
実施例1のように、第1巻き始め狭部21aと第2巻き始め狭部22aを傾斜段差により構成した場合、巻き始め狭部の周方向角度範囲は、約180°に限られることなく、90°乃至270°の範囲に設定したものであれば良い。ちなみに、270°を超える周方向角度範囲とすると、送風路の狭まりにより通風抵抗の増大を招く。また、90°に満たない周方向角度範囲とすると、巻き始め狭部の傾斜角度が急角度になり、通風抵抗の急変を招く。
実施例1では、車両用送風機として車両用空調装置のブロワユニットへの適用例を示したが、例えば、他の用途に用いる車両用送風機であって、ハンドル位置や車種等によって車両搭載位置が変更されるような車両用送風機へも適用することができる。
車両用空調装置のブロワユニットとして適用した実施例1の車両用送風機を示す一部破断斜視図である。 実施例1の車両用送風機において巻き始め狭部の周方向角度範囲を示す図である。 実施例1の車両用送風機の全体構造を示す図2のA−A線による縦断面図である。 実施例1の車両用送風機の吸い込み口側の詳細構造を示す図3のB部拡大断面図である。 実施例1の車両用送風機の電動モータを除いた構造を示す縦断面図である。 実施例1の車両用送風機の第1スクロールケーシングのファン上流部を示す図5のC−C線断面図である。 実施例1の車両用送風機の第2スクロールケーシングのファン下流部を示す図5のD−D線断面図である。 実施例1の車両用送風機において巻き始め狭部の始端部に形成した傾斜端面の設定角度範囲を示す図である。 実施例1の車両用送風機での送風時におけるバイパス流れの阻止作用の説明図である。
符号の説明
1 遠心ファン
1a ファン翼
1b ファンリング
2 スクロールケーシング
2a 吸入口
21 第1スクロールケーシング
21a 第1巻き始め狭部
21b 傾斜端面
21c リブ
22 第2スクロールケーシング
22a 第2巻き始め狭部
22b 傾斜端面
3 電動モータ(駆動手段)
4 取り付け部材
4a フランジ部
4b フランジ部外周円筒部
CL 回転軸方向
CLf ファン基準線
CLc ケーシング基準線
L1 ケーシング基準線から巻き始め部位までの回転軸方向寸法
L2 ケーシング基準線から巻終わり部位までの回転軸方向寸法

Claims (5)

  1. 回転軸方向から空気を吸入して径外方側に空気を吹き出す遠心ファンと、
    前記遠心ファンを収納するとともに、前記遠心ファンから吹き出す空気の通路を構成する渦巻き状のスクロールケーシングと、
    前記遠心ファンを回転駆動する駆動手段と、を有し、
    前記スクロールケーシングのうち、前記回転軸方向一端側に対応する部位には、吸入口が形成され、前記回転軸方向他端側に対応する部位には、前記駆動手段が取り付け部材を介して前記スクロールケーシングに固定され、
    前記遠心ファンの回転軸方向略中央部を通過するファン基準線は、前記スクロールケーシングの前記回転軸方向の略中央部を通過するケーシング基準線より前記吸入口側にずれており、さらに、前記取り付け部材のうち前記遠心ファンに面するフランジ部は、前記スクロールケーシングのうち前記回転軸方向他端側より前記回転軸方向一端側にずれ、フランジ部外周円筒部はスクロールケーシング内壁を形成する車両用送風機において、
    前記スクロールケーシングは、回転軸方向中央位置により分割され、回転軸方向寸法を略対称とした第1スクロールケーシングと第2スクロールケーシングにより構成し、
    前記第1スクロールケーシングには、回転軸方向一端側に、前記ケーシング基準線から巻き始め部位までの回転軸方向寸法が巻き終わり部位までの回転軸方向寸法よりも狭い第1巻き始め狭部を形成し、
    前記第2スクロールケーシングには、回転軸方向他端側に、前記ケーシング基準線から巻き始め部位までの回転軸方向寸法が巻き終わり部位までの回転軸方向寸法よりも狭い第2巻き始め狭部を形成し、
    前記第1巻き始め狭部は、前記フランジ部外周円筒部と回転軸方向に対応する位置であって、前記遠心ファンを構成する各ファン翼の吸い込み側端部を連結するファンリングに対応する位置に設け、
    前記第2巻き始め狭部は、前記ファンリングと回転軸方向に対応する位置であって、前記フランジ部外周円筒部に対応する位置に設けたことを特徴とする車両用送風機。
  2. 請求項1に記載された車両用送風機において、
    前記第1巻き始め狭部と前記第2巻き始め狭部は、その始端部に、ファン外周とスクロールケーシング巻き始めの舌部との接線と、ファン中心と舌部との接線と、の間の範囲内の傾斜角度に設定した傾斜端面を有することを特徴とする車両用送風機。
  3. 請求項1または請求項2に記載された車両用送風機において、
    前記第1スクロールケーシングの吸い込み側には、前記ファンリングに対し所定隙間を介し、リブを全周に亘って設けたことを特徴とする車両用送風機。
  4. 請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載された車両用送風機において、
    前記第1巻き始め狭部と前記第2巻き始め狭部は、巻き始め側から周方向に沿った巻き終わり側に向かって段差高さを徐々に低くした傾斜段差により構成したことを特徴とする車両用送風機。
  5. 請求項4に記載された車両用送風機において、
    前記第1巻き始め狭部と前記第2巻き始め狭部は、巻き始め側から巻き終わり側までの周方向角度範囲を90°乃至270°に設定したことを特徴とする車両用送風機。
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