JP4948168B2 - 半導体記憶装置を使用したオートランの方法 - Google Patents

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Description

本発明はデータ記憶(data storage)の分野に関し、詳細には、半導体記憶装置(semiconductor storage device)を使用したオートランの方法であって、オートランの最中または後に半導体記憶装置の従来の記憶機能(storage function)を実行することができる方法に関する。
従来の大部分のオペレーションシステムはオートラン機構(Autorun mechanism、自動再生や自動起動、自動実行機能とも呼ばれる)を有する。しかしそれらは、光ディスク(optical disk)またはホストディスクの中の特定のファイルのオートラン機能しかサポートしない。例えば、ホストコンピュータの光ディスクドライブに光ディスクが挿入されている間に、WINDOWS(登録商標)98(Microsoft社によって開発されたオペレーションシステム)は、それに結合されたディスクに、関連プロトコル(MMC3、SCSIなど)に基づいてこのディスクのステータスを取得するために、問合せコマンド(inquiry command)を送り、それにより、取得されたステータスに基づいてこのディスクを識別し、構成(configure)する。オペレーションシステムはさらに、ディスクの識別および構成が完了した場合に、光ディスクがドライブに挿入されているかどうかをディスクに問い合わせる。応答がイエスの場合、オペレーションシステムは光ディスクに記憶されたファイルを読み出す。光ディスクのルートディレクトリにオートラン構成ファイル(configuration file)がある場合、オペレーションシステムはまっ先にこのオートラン構成ファイルを処理して、オートラン構成ファイルが従う関連プロトコルに従って特定のファイルを見つけ出し、次いでその特定のファイルを実行する。この特定のファイルを実行している最中に、オペレーションシステムは光ディスクからデータを読み取ることもできる。
オートラン構成ファイルは、ほとんどのオペレーションシステムで共通のファイル名「オートラン.inf」を有する。実行すべき特定のファイルの名前およびアイコンはオートラン構成ファイルの中に保存されている。オペレーションシステムは、上記の情報を使用してこの特定のファイルを見つけ出し実行することができる。
中国特許出願第01114883.7号明細書
コンピュータ技術の急速な発展とともに、半導体記憶装置はその固有の性質のためにますます普及している。しかし今日まで、半導体記憶装置を使用することによってホストコンピュータのオペレーションシステムのオートラン機構を起動させて(activate)、特定のファイルを自動的に実行する方法は開示されていない。
本発明は、半導体記憶装置を使用することによってオペレーションシステムのオートラン機構を起動させ、半導体記憶装置に記憶された特定のファイルを自動的に実行することを可能にする方法を提供することにより、従来技術の欠陥に対処する。この方法を用いると、半導体記憶装置がホストコンピュータに結合された場合に、この装置に記憶された特定のファイルを自動的に実行することができ、この装置は、オートランの実行の有無にかかわらず、従来の記憶装置として機能することができる。
上記の目的を達成するため、本発明は、オートラン機構を備えたオペレーションシステムを有するホストコンピュータに結合された半導体記憶装置を使用したオートランの方法であって、
1)ホストコンピュータのオペレーションシステムが、半導体記憶装置のタイプを検出するためにこの装置に問合せコマンドを送るステップと、
2)半導体記憶装置が、1つまたは複数の所定の装置タイプに基づいて、オペレーションシステムからの問合せコマンドに回答するステップと、
3)ホストコンピュータのオペレーションシステムが、半導体記憶装置からの回答に従って、半導体記憶装置を、前記所定の装置タイプのうちの1つのタイプとみなし、それに応じてオペレーションを実行するステップと、
4)オペレーションシステムのオートラン機構が、みなされた装置タイプをシミュレートした半導体記憶装置の中に記憶されたオートラン構成ファイルを探索して、探索されたオートラン構成ファイルによって指示された特定のファイルをオペレーションシステムが実行できるようにするステップと
を含む方法を提供する。
上記の方法では、半導体記憶装置が、USBインタフェース、UWBインタフェース、blue−toothインタフェース、IrDA赤外線インタフェース、HomeRFインタフェース、IEEE802.11aインタフェース、IEEE802.11bインタフェース、IEEE1394バス、IDEバス、USBバス、LANおよび/またはWANからなるグループから選択された1つによってホストコンピュータに結合され、ただしグループはこのグループに制限されない。
この方法では、ホストコンピュータのオペレーションシステムのオートラン機構によってサポートされている所定の装置タイプが、光ディスクドライブ、ホストディスク、リムーバブルディスク、USB大容積ディスクおよび/またはUSBフラッシュディスクを含み、ただし所定の装置タイプはこれらに制限されない。光ディスクは、CD−ROM、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RW、DVD−RAM、青色レーザDVDおよび/または赤色レーザDVDを含み、ただし光ディスクはこれらに制限されない。ステップ3)のオペレーションを実行する処理は、この装置上にドライバプログラムをインストールし、この装置を構成することを含む。
ホストコンピュータに結合された半導体記憶装置を使用した本発明のオートランの方法では、コマンド、ボタニング(buttoning)またはプログラミングによって指示を入力することにより、半導体記憶装置の前記みなされたタイプを変更することができ、次いで、入力された指示に従って半導体記憶装置が、所定のタイプのなかから選択された予め設定されたタイプとして予め設定され、半導体記憶装置がリセットされた後で、半導体記憶装置が、前記予め設定された装置タイプとしてホストコンピュータに結合される。
半導体記憶装置を使用した本発明のオートランの方法では、前記所定の装置タイプを、関連プロトコルに基づく1つまたは複数の装置タイプとして定義することができ、半導体記憶装置を、対応する装置タイプに従ってそれぞれ処理される1つの装置または複数の装置としてホストコンピュータに結合することができる。
ホストコンピュータに結合された場合、半導体記憶装置は、半導体記憶装置の記憶空間にオートラン構成ファイルが存在するかどうかを検出し、オートラン構成ファイルが存在する場合には、半導体記憶装置が予め設定されたタイプとしてホストコンピュータに結合され、オートラン構成ファイルが存在しない場合には、半導体記憶装置が従来の記憶装置としてホストコンピュータに結合される。さらに、ホストコンピュータは、ユーザコマンドに従って、半導体記憶装置上で従来の記憶オペレーションを実行することができる。半導体記憶装置は、ユーザコマンドに従って、従来の記憶オペレーションを、オペレーションシステムのオートラン機構が起動された後で、特定のファイルの実行の有無にかかわらず実行することができる。
本発明の方法では、従来の装置タイプが半導体記憶装置の本来のタイプを意味し、従来の記憶オペレーションは、半導体記憶装置のこの従来の装置タイプに従った対応するプロトコルに基づく処理であり、このプロトコルは、UFI、SFF8020I、SCSI Transparent Command Set、Reduced Block Commands(RBC)、T10 Project1240−D、ZIPディスクおよび/またはMOディスクプロトコルを含み、ただしこれらに制限されない。具体的には、読取り専用の光ディスクの従来のオペレーションは読取り、消去可能光ディスクの従来のオペレーションは読取りと書込み、消去可能な磁気記憶装置の従来のオペレーションは、読取り、書込み、フォーマッティングなどである。
上記の目的を達成するため、本発明は、オートラン機構を備えたオペレーションシステムを有するホストコンピュータに結合された半導体記憶装置を使用したオートランの方法であって、
1)ホストコンピュータのオペレーションシステムが、半導体記憶装置のタイプを検出するために、この装置に問合せコマンドを送るステップと、
2)半導体記憶装置が、オペレーションシステムからの問合せコマンドに対して、この装置が光ディスクドライブであると回答するステップと、
3)ホストコンピュータのオペレーションシステムが、半導体記憶装置からの回答に基づいて、半導体記憶装置を光ディスクとみなし、それに応じてオペレーションを実行するステップと、
4)オペレーションシステムのオートラン機構が、光ディスクドライブをシミュレートした半導体記憶装置の中に記憶されたオートラン構成ファイルを探索して、オートラン構成ファイルによって指示された特定のファイルを実行できるようにするステップと、
を含む方法を提供する。
上記の方法では、ステップ4)が、
4−1)半導体記憶装置が光ディスクドライブであるとみなされる場合に、光ディスクドライブに光ディスクが挿入されているかどうかを確認するために、オペレーションシステムが問合せコマンドを送るステップと、
4−2)問合せコマンドに応答して、光ディスクドライブをシミュレートした半導体記憶装置が、所定の遅延の後に、オペレーションシステムに対して、光ディスクドライブにはすでに光ディスクが挿入されていると回答して、オペレーションシステムが、半導体記憶装置を光ディスクを有する光ディスクとみなすようにするステップと、
4−3)オペレーションシステムのオートラン機構が、光ディスクを有する前記光ディスクドライブをシミュレートした半導体記憶装置の中に記憶されたオートラン構成ファイルを探索して、オートラン構成ファイルによって指示された特定のファイルをオペレーションシステムが実行できるようにするステップと
を含む。
一態様では、ホストコンピュータに結合された半導体記憶装置の中にオートランプログラムが予め設定されており、オートランプログラムは特定のファイルを指示する機能を有し、オートランプログラムがオートラン構成ファイルによって指示され、ステップ4−3)が、
4−3−1)オペレーションシステムが、半導体記憶装置の中に記憶されたオートラン構成ファイルにアクセスし、オートランプログラムを探索するステップと、
4−3−2)オートランプログラムを実行して特定のファイルを探索し、オートランプログラムおよび特定のファイルをホストコンピュータのホストディスクにコピーするステップと、
4−3−3)ホストコンピュータのホストディスクの中のオートランプログラムのコピーが、特定のファイルのコピーを呼び出し、これを実行するステップと、
4−3−4)オートランプログラムのコピーが、半導体記憶装置にリセットコマンドを送るステップと
を含む。
他の態様では、ホストコンピュータに結合された半導体記憶装置の中にオートランプログラムが予め設定されており、オートランプログラムは特定のファイルを指示する機能を有し、オートランプログラムがオートラン構成ファイルによって指示され、ステップ4−3)が、
4−3−1)オペレーションシステムが、半導体記憶装置の中に記憶されたオートラン構成ファイルにアクセスしてオートランプログラムを探索し、計時するステップと、
4−3−2)オートランプログラムを実行して特定のファイルを探索し、オートランプログラムおよび実行する特定のファイルをホストコンピュータのホストディスクにコピーするステップと、
4−3−3)ホストコンピュータのホストディスクの中のオートランプログラムのコピーが、特定のファイルのコピーを呼び出し、これを実行するステップと、
4−3−4)計時が終了した場合に、半導体記憶装置にリセットコマンドを送るステップと
を含み、
計時が、ユーザによって、または専用のソフトウェアおよび/もしくはプログラムによってセットされる。
上記の方法はさらに、ステップ4)でオペレーションシステムのオートラン機構を起動した後に、半導体記憶装置を従来の記憶装置に切り替えるためのステップを含み、これには、
5)半導体記憶装置をリセットするステップと、
6)半導体記憶装置のタイプを検出するためにオペレーションシステムが別の問合せコマンドを送った場合に、この半導体記憶装置は従来の記憶装置であると回答するステップと、
7)ホストコンピュータのオペレーションシステムが、半導体記憶装置からの回答に基づいて対応する構成を実行するステップと、
8)オペレーションシステムが、ユーザコマンドに従って、半導体記憶装置上で従来の記憶オペレーションを実行するステップと
が含まれる。
本発明では、ホストコンピュータのオペレーションシステムのオートラン機構を起動した後に、半導体記憶装置を従来の記憶装置に切り替えるためのステップを、特定のファイルの実行の有無にかかわらず実行することができる。ホストコンピュータのオペレーションシステムのオートラン機構は、光ディスクドライブの中の光ディスクの中のファイルの自動実行をサポートし、光ディスクドライブは、CD−ROM、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RW、DVD−RAM、青色レーザDVDおよび/または赤色レーザDVDを含み、ただし光ディスクドライブはこれらに制限されない。さらに、コマンド、ボタニングまたはプログラミングによって指示を入力することにより、半導体記憶装置の装置タイプを変更することができ、次いで、入力された指示に従って半導体記憶装置が、所定のタイプのなかから選択された予め設定されたタイプとして予め設定され、半導体記憶装置がリセットされた後で、半導体記憶装置を、予め設定された装置タイプとして前記ホストコンピュータに結合することができる。ホストコンピュータに結合された場合、半導体記憶装置は、半導体記憶装置の記憶空間にオートラン構成ファイルが存在するかどうかを検出し、オートラン構成ファイルが存在する場合には、半導体記憶装置が予め設定されたタイプとしてホストコンピュータに結合され、オートラン構成ファイルが存在しない場合には、半導体記憶装置が従来の記憶装置としてホストコンピュータに結合される。さらに、ホストコンピュータは、ユーザコマンドに従って、半導体記憶装置上で従来の記憶オペレーションを実行することができる。
本発明によれば、ホストコンピュータのオペレーションシステムが、光ディスクの中のファイルの自動実行をサポートしようが、またはホストディスクの中のファイルの自動実行をサポートしようが、半導体記憶装置を使用してオペレーションシステムのオートラン機構を起動させて、半導体記憶装置の中のオートラン構成ファイルを自動的に実行することができる。同時に、半導体記憶装置は従来の記憶機能を提供することができる。
従来のオペレーションシステムは、オペレーションシステムのオートラン機構がサポートする装置のタイプに応じて、2種類に分類することができる。WINDOWS(登録商標)9XおよびWINDOWS(登録商標)XPを含むオペレーションシステムは、光ディスクの中の特定のファイルの自動実行だけをサポートする。WINDOWS(登録商標)2000およびWINDOWS(登録商標)MEを含む別のオペレーションシステムは、光ディスクの中の特定のファイルの自動実行をサポートするだけではなしに、ホストディスクの中の特定のファイルの自動実行もサポートする。
本発明によれば、前述の第1の種類のオペレーションシステムを有するホストコンピュータに半導体記憶装置が結合されている場合、この半導体記憶装置は、光ディスクを有する光ディスクドライブをシミュレートして、このオペレーションシステムのオートラン機構を起動させることができる。第2の種類のオペレーションシステムに関しても第1の種類のオペレーションシステムと同様に、半導体記憶装置は、光ディスクを有する光ディスクドライブをシミュレートして、オペレーションシステムのオートラン機構を起動させることができる。この半導体記憶装置は、ホストディスクをシミュレートして、オペレーションシステムのオートラン機構を起動させることもできる。このオートラン機構の起動が完了した後は、半導体記憶装置を自動的に読むことができ、データを読み取り/書き込むなど、ホストディスクを従来どおりに処理することができる。すなわち、半導体記憶装置の従来の記憶情報機能を正常に実行することができる。
そのままの参照によって本明細書に組み込まれる特許文献1は、光ディスク、フロッピー(登録商標)、ホストディスクなどのさまざまな種類の記憶装置であるために半導体記憶装置をシミュレートするための方法を開示している。
以下に、本発明の第1の実施形態を図1に関して説明する。この実施形態によれば、WINDOWS(登録商標)2000、WINDOWS(登録商標)MEなどの第2の種類のオペレーションシステムを有するホストコンピュータに半導体記憶装置が結合されている。すなわち、この実施形態のオペレーションシステムは、光ディスクとホストディスクの両方における自動実行をサポートする。
ホストコンピュータのオペレーションシステムに対応して、この第1の実施形態の半導体記憶装置はホストディスクをシミュレートして、特定のファイルを自動的に実行する。図1はこの実施形態の流れ図である。
図1を参照すると、ホストコンピュータに半導体記憶装置が結合され、この装置が開始される(ステップ1)。半導体記憶装置の初期化(initialization)は従来の方法であり、詳細には説明されないことを理解されたい。オペレーションシステムは、この新しく結合された半導体記憶装置のタイプを検出するために、この装置に問合せコマンドを送る。この問合せコマンドを受け取った後、半導体記憶装置は、予め設定されている装置タイプ値に基づいてこの問合せに回答する(ステップ2)。この問合せに対する新しく結合された装置からの回答は、オペレーションシステムがこの装置をどのように認識し、構成し、それにより、オペレーションシステムがオートラン機構を起動させるかどうか、オートランをどのように実行するのかなど、この装置をどのように処理するのかを決定することを当業者は理解されたい。例えば、新しく結合された装置がリムーバブルフロッピー(登録商標)ディスクであることを回答が示している場合、これによりオペレーションシステムはオートラン手順を実行しない。また、新しく結合された装置が光ディスクドライブまたはホストディスクであることを回答が示している場合には、オペレーションシステムのオートラン機構が起動されて、特定のファイルを、それが存在する場合には自動的に実行することができる。
この実施形態では、この新しく結合された半導体記憶装置が、仮想ホストディスクをシミュレートするとして予め設定されている。オペレーションシステムによって受け取られたこの装置からの回答は、結合された装置がホストディスクであることを示している(ステップ3)。これに応じて、オペレーションシステムはこの半導体記憶装置をホストディスクとして取り扱い、次いで、この半導体記憶装置の記憶空間上で、予め設定されたオートラン機構に対応する特定のオートラン構成ファイルを探索する(ステップ4)。オートラン構成ファイルが存在しない場合、オペレーションシステムは、オートラン手順を停止し、従来の記憶機能の実行を開始する。一方、オートラン構成ファイルが見つかった場合には、これによりオペレーションシステムはそのファイルの情報を読み出し(ステップ5)、この情報を使用することによって、特定のパスに位置する実行すべき特定のファイル(以下「特定ファイル」と呼ぶ)を識別する。特定ファイルが存在しない場合、オペレーションシステムは、オートラン手順を停止し、従来の記憶機能の実行を開始する。一方、特定ファイルが見つかった場合には(ステップ6)、これによりオペレーションシステムは特定ファイルの実行を開始し(ステップ7)、半導体記憶装置の従来の記憶機能を開始する。オートランの起動は終了する。
図1によれば、ステップ7は、オペレーションシステムが特定ファイルの実行を制御し、この実行の進行もオペレーションシステムによって制御されることを示している。本発明によれば、半導体記憶装置の中の特定ファイルの自動実行を起動させた後、この装置は、特定ファイルの自動実行の有無にかかわらず、従来の記憶機能に切り替わる。例えば、特定ファイルが異なれば実行時間、結果も異なり、ファイルを閉じるクローズ(close)のタイプさえも異なることがある。特定ファイルがテキストファイルの場合、その実行はユーザのオペレーションによってしか終了できない。代わりに、特定ファイルが実行可能ファイルの場合、その実行は、実行の終わりに自動的に終了される。すなわち、いったん特定ファイルの自動実行が起動されれば、オートラン機構の起動手順は完了され、半導体記憶装置は従来の記憶機能に切り替わる。そのためステップ7は破線で示されている。
本発明によれば、特定ファイルの位置は、結合された半導体記憶装置だけに制限されない。特定ファイルを見つけ出すことができる限り、オペレーションシステムは、特定ファイルが絶対パスに位置し、または相対パスに位置することを許す。ホストディスク、光ディスク、およびホストコンピュータの他の任意のリムーバブルディスクに特定ファイルが記憶されていてもよく、またはホストコンピュータと通信したネットワークに記憶されていてもよい。特定ファイルの実行中に特定ファイルを含む記憶媒体が移動されまたは変更された場合、特定ファイルにアクセスすることはできず、実行手順は止まり、半導体記憶装置は従来の記憶機能に切り替わる。
前述のとおり、WINDOWS(登録商標)9XおよびWINDOWS(登録商標)XPを含む第1の種類のオペレーションシステムは、ホストディスク中のファイルの自動実行をサポートしない。したがって、このようなオペレーションシステムのオートラン機構を起動させるためには、ホストコンピュータに結合された場合に、半導体記憶装置が、光ディスクを含む光ディスクドライブをシミュレートするように構成されなければならない。
さらに、オペレーションシステムの従来のオートラン機構は、自動実行が終わっても記憶機能に切り替わらず、そのため光ディスクは常に再書き込みができない媒体とみなされる。しかし、本発明の半導体記憶装置は、たとえ半導体記憶装置が光ディスクドライブをシミュレートしてオペレーションシステムのオートラン機構を起動させるために使用される場合であっても、自動実行後に従来の記憶機能を実行することができる。すなわち、半導体記憶装置を使用したこのオートランの方法は、半導体記憶装置のオートラン機能と従来の記憶機能とを両立させるために、これらの機能間の切替えを必要とする。図2は本発明の第2の実施形態の流れ図である。図2を参照すると、第1の種類のオペレーションシステムを有するホストコンピュータに結合された場合、半導体記憶装置は、光ディスクドライブをシミュレートして、オペレーションシステムのオートラン機構を起動させるように構成され、次いで従来の記憶機能に切り替わる。
図2に示すとおり、ホストコンピュータに半導体記憶装置が結合された場合、初期化が実行され(ステップ1)、装置切替えフラグ(device switching flag)が検出される(ステップ2)。装置タイプの切替えを示すために使用されるこの装置切替えフラグは、半導体記憶装置の記憶空間に記憶されている。この実施形態によれば、装置切替えフラグが当初、「1」などの第1の所定の値としてセットされている。装置切替えフラグが「1」であると検出された場合(ステップ3)、カレント装置タイプフラグを光ディスクドライブとして構成するステップ4が実行される。半導体記憶装置に記憶されたカレント装置タイプフラグは、装置のタイプを示すために使用され、オペレーションシステムからの問合せコマンドに回答するように構成される。このカレント装置タイプフラグに従って、オペレーションシステムは、ホストコンピュータに結合された装置を認識し、次いでその装置をインストールし、構成することができる。オペレーションシステムから問合せコマンドを受け取った場合(ステップ5)、半導体記憶装置は、ステップ4で構成されたとおりに、カレント装置タイプフラグは光ディスクドライブであるとオペレーションシステムに回答する(ステップ6)。この回答を受け取った後、オペレーションシステムは半導体記憶装置を、光ディスクを持たない光ディスクドライブとして取り扱う。その後、半導体記憶装置は光ディスクドライブをシミュレートし、オペレーションシステムは、この仮想光ディスクドライブの自動実行を実行する(ステップ7)。このオートラン手順は図3に関して後に説明される。
さらに、半導体記憶装置内のマイクロプロセッサが、装置切替えフラグを第1の所定の値とは異なる「0」などの第2の所定の値に切り替え(ステップ8)、次いでリスタート(リセット)コマンドを送って、半導体記憶装置をリセットする(ステップ9)。この半導体記憶装置のリセットは、装置のホストコンピュータへの再結合とみなされる。したがって手順は開始ステップ(ステップ1)に戻る。装置の開始後、ステップ2で、装置切替えフラグが「0」であることが検出され、それにより手順はステップ10に進む。一方、ステップ10で、半導体記憶装置内のマイクロプロセッサは、装置切替えフラグを「1」などの第1の所定の値に再び切り替えて、次回、半導体記憶装置を使用して、オペレーションシステムのオートラン機構を起動させることができるようにする。一方、半導体記憶装置が従来の記憶機能に切り替わるように、カレント装置タイプフラグが光ディスクドライブからホストディスクへリセットされる。図2に示すとおり、この新しく結合された装置への問合せコマンドをオペレーションシステムから受け取った場合(ステップ11)、この半導体記憶装置の回答は、カレント装置タイプフラグに基づいてホストディスクであることを示す。このように、オペレーションシステムはオートラン機構を起動させず、従来の記憶機能に直接に切り替わって、装置タイプの切替えを実現する。
この実施形態によれば、半導体記憶装置がホストコンピュータに結合されている場合に、半導体記憶装置は、オートラン機構の起動から従来の記憶機能への切替えを実現するようにカレント装置タイプフラグおよび装置切替えフラグを構成することによって、光ディスクドライブタイプとディスクタイプの間の切替えを実現する。
装置切替えフラグは、装置切替え処理中に案内機能(guiding funciton)を履行するために使用され、異なる装置切替えフラグ値は異なる手順を実行することを意味する。さらに、装置切替えフラグの第1および第2の所定の値は、装置切替え処理が、装置切替えフラグの値に対応する手順を選択して実行することができる限り、一対の文字、一対の数値、1つの文字と1つの数値など、任意の2つの値とすることができる。例えば、これら2つの値は「1」と「0」、または「光ディスクドライブ」と「リムーバブルディスク」とすることができる。
ホストディスクと光ディスクドライブの両方における自動実行をサポートする、WINDOWS(登録商標)2000およびWINDOWS(登録商標)MEを含む前述の第2の種類のオペレーションシステムも、オートラン手順およびこの実施形態の装置タイプ切替え手順を使用することができる。第2の種類のオペレーションシステムも、光ディスクドライブに対して記憶機能を提供することができない。したがって、半導体記憶装置が第2の種類のオペレーションシステムの光ディスクドライブをシミュレートする場合にも、前述の切替え手順を使用してオートラン機構から従来の記憶機能への切替えを実現する必要がある。
上記の手順によれば、ステップ1〜6へ進む場合に半導体記憶装置は光ディスクドライブをシミュレートする。しかし、半導体が光ディスクを持たない光ディスクドライブとみなされた場合、オペレーションシステムはオートラン手順を実行しない。したがって追加の起動手順が実行される(ステップ7)。図3は、半導体記憶装置が光ディスクを有する光ディスクドライブをシミュレートする場合のオペレーションシステムのオートラン機構の起動手順を示す流れ図である。本発明によれば、(図2に示された)オートラン機能と従来の記憶機能の間の上記の切替えを主手順(main procedure)と呼び、このオートラン手順はこの主手順の枝(branch)である。
光ディスクドライブが結合されていると判定された場合、オペレーションシステムは、光ディスクが挿入されているかどうかをチェックするためにそのドライブに問合せコマンドを送る(ステップ1)。この問合せコマンドによって、ドライブはオペレーションシステムの種類をさらに決定することができる(ステップ2)。例えば問合せコマンドがREAD CAPACITYである場合、オペレーションシステムはWINDOWS(登録商標)2000またはWindows(登録商標)XPであり、問合せコマンドがMODE SENSEである場合、オペレーションシステムはWINDOWS(登録商標)9XまたはWINDOWS(登録商標)MEである。この問合せコマンドへの回答はオペレーションシステムの種類によって異なることを当業者は理解されたい。光ディスクドライブに光ディスクを挿入するアクションをシミュレートして、半導体記憶装置に記憶されているファイルをオペレーションシステムが読み出すことができるようにするためには、遅延が必要である(ステップ3)。この遅延の後、オペレーションシステムからの問合せコマンドに対する回答は、「光ディスクが挿入されている」に変更される(ステップ4)。したがって、オペレーションシステムは、半導体記憶装置に記憶されているデータを読み取り、オートラン機構に対応するオートラン構成ファイルを探索することができる。半導体記憶装置内でオートラン構成ファイルが見つけられない場合(ステップ5)、オペレーションシステムはオートラン手順を自動的に停止する。半導体記憶装置内にオートラン構成ファイルが存在する場合、オペレーションシステムは、このオートラン構成ファイルに記憶された情報を読み出し、さらに、この情報によって指示された特定のファイルを探索する(ステップ6)。この情報に対応する特定ファイルが見つけられない場合(ステップ7)、オートラン手順は停止する。特定ファイルが存在する場合、オペレーションシステムはこの特定ファイルにアクセスし、これを実行し(ステップ8)、同時にオートラン手順を出る。
上記のオートラン手順の間、特定ファイルの実行は装置切替え手順から独立している。特定ファイルは実行後にそれ自体によって自動的に終了され、またはユーザオペレーションによって終了される。また、特定ファイルを実行する時間は決まっていない。半導体記憶装置での特定ファイルの実行が終了する前に装置切替え手順が生じた場合、半導体記憶装置はリセット(リスタート)され、再構成され、これによって特定ファイルの実行の突然の中断またはブルースクリーン現象が起こる可能性がある。このような現象を防ぐため、オートラン手順に関与するファイルをホストコンピュータのホストディスクにコピーし、ホストディスクに記憶された特定ファイルのコピーを実行することが推奨される。このようにすると、半導体記憶装置のリセットは、特定ファイルのコピーの実行に影響を及ぼさない。この観点から、修正されたオートラン手順を図4に示された第3の実施形態に示す。
特定ファイルの正常な実行を保証するため、ある実行可能プログラム(以下、集合的に「オートランプログラム」と呼ぶ)が半導体記憶装置の中に予め設定されている。オペレーションシステムが半導体記憶装置の中のオートラン構成ファイルにアクセスした場合、オートランプログラムは以下のステップを自動的に実行する:実行すべき特定ファイルを所定のパスを通って見つけ出すステップ、特定ファイルをローカルホストディスクにコピーするステップ、半導体記憶装置をリセットするリセットコマンドを送るステップ、および主手順ならびに他の障害許容(fault toleration)処理に復帰するステップ。オートランプログラムはさらに、オートランプログラム自体および特定ファイルをホストディスクへコピーし、特定ファイルのコピーを呼び出し、これを実行する。特定ファイルのコピーが実行されると、オートランプログラムは半導体記憶装置にリセットコマンドを送り、特定ファイルがオートランプログラムによって指示され、オートランプログラムがオートラン構成ファイルによって指示されるようにする。
オートランプログラムは、パス、ファイル名、ファイルタイプなどの特定ファイルの関連情報を含む予め定義された構成ファイルを使用して、特定ファイルを所定のパスを通って探索することができる。構成ファイルを見つけ出した後、オートランプログラムはこの構成ファイルを読み、構成ファイルによって提供された情報を使用して特定ファイル見つけ出す。任意選択で、オートランプログラムは、オートランプログラム自体によって提供された情報を使用して特定ファイルを見つけ出すこともできる。例えばオートランプログラムは、ユーザが特定のファイルを指示する過程を考慮して、パス、ファイル名、ファイルタイプなどの特定ファイルの情報を記憶することができる。オートランプログラムは、上記の情報を使用して特定ファイルを直接に見つけ出すことができる。
図4に示すように、この修正されたオートラン処理の最初の4つのステップは、先立つ実施形態の最初の4つのステップと同じであり、すなわち、オートランプログラムは、オペレーションシステムからの問合せコマンドに照らしてオペレーションシステムのタイプを検出し、遅延を生成する。ステップ5で、オペレーションシステムは、半導体記憶装置の中のオートラン構成ファイルにアクセスする。ステップ6で、オペレーションシステムは、特定のアドレス、ファイル名などのオートラン構成ファイルの情報に従ってオートランプログラムを見つけ出し、次いで、オペレーションシステムのオートラン機構に従ってオートランプログラムを実行する。さらに、オートランプログラムはこの特定のアドレスに従って特定ファイルを見つけ出し、オートランプログラム自体および見つけ出された特定ファイルをホストディスクへコピーする(ステップ7)。したがって全く同じ2つのファイルがあることになり、1つは、半導体記憶装置内でのオリジナルのオートランプログラムおよび特定ファイルであり、もう1つは、ホストディスクに記憶されたオートランプログラムおよび特定ファイルのコピーである。
オリジナルのオートランプログラムは、ホストディスク上のオートランプログラムのコピーを呼び出す(ステップ8)。オートランプログラムのコピーを実行した場合(ステップ9)、オリジナルのオートランプログラムの実行は停止する。半導体記憶装置は、オートランプログラムのコピーからのリセットコマンドを待つ(ステップ13)。
オートランプログラムのコピーはホストディスク上の特定ファイルのコピーを呼び出して(ステップ10)、特定ファイルのコピーを実行する(ステップ11)。この呼出しに成功した場合、オートランプログラムのコピーは半導体記憶装置にリセットコマンドを送って(ステップ12)、装置に切換えを命じる。リセットコマンドを受け取った(ステップ14)後、半導体記憶装置は主手順に復帰する。
Figure 0004948168
次いで、半導体記憶装置をリセットし切り替えるために、装置タイプフラグが「0」などの第2の所定の値としてセットされる(ステップ8)。
前述のとおり、切替えオペレーション中の半導体記憶装置の正常な実行を保証するためには、実行される実際の特定ファイルが、ホストディスク、ホストコンピュータの他の外部記憶装置(光ディスクなど)、ホストコンピュータに結合されるネットワークなど、半導体記憶装置の外部の位置に位置する必要がある。オートラン構成ファイルによって指示されたオートランプログラムおよび/または特定ファイルが半導体記憶装置の外部の位置に位置する場合、それらは、特定ファイルをホストディスクへコピーする必要なしに直接に実行することができる。したがって、特定ファイルの実行は装置の切替えによる影響を受けない。
図4では、ステップ10および11が、オペレーションシステムによって制御された特定ファイルによって実行され、そのため、これらのステップは本発明のオートラン手順に含まれず、これによりこれらのステップは破線で示されている。
上記の実施形態では、特定ファイルのコピーの呼出しに成功した場合、オートランプログラムのコピーは半導体記憶装置にリセットコマンドを送る。しかし、マルチユーザ機構をサポートするホストコンピュータのオペレーションシステムに関しては、オートランプログラムがリセットコマンドを送れるようにすることができるのはシステム管理者としてログオンしたユーザだけであり、他のユーザは、オートランプログラムのコピーによって半導体記憶装置にリセットコマンドを送ることができない。このことは、装置切替えオペレーションの開始の失敗を引き起こす。
上記の問題を解決するために本発明は別の実施形態を提供する。この実施形態では、オートランプログラムが、計時トリガ(timing trigger)によって半導体記憶装置にリセットコマンドを送り、これによりマルチユーザオペレーションシステムをサポートする。この実施形態では、仮想光ディスクドライブをシミュレートする処理および従来の記憶機能に切り替える処理がやはり図2に示された主手順によって実施される。この実施形態では、主手順のオートラン手順(図2のステップ7)が図5を参照して説明される。
図5に示すように、この修正されたオートラン手順の最初の4つのステップは、先立つ手順の最初の4つのステップと同じであり、すなわち、オートランプログラムは、オペレーションシステムの問合せコマンドに従ってオペレーションシステムのタイプを検出し、遅延を生成する。ステップ5で、計時ステップが組み込まれ、このステップは、時間が所定の計時値に達するまで所定の期間、継続される。ステップ6、7、8および9は、第3の実施形態のステップ6、7、8および9と同様であり、これらはともに、オペレーションシステムが、半導体記憶装置の中のオートラン構成ファイルに従ってオートランプログラムを見つけ出し、次いでこのオートランプログラムを実行する処理を含む。さらに、オートランプログラムは特定ファイルを見つけ出し、オートランプログラム自体および特定ファイルをホストディスクにコピーする。オリジナルのオートランプログラムはオートランプログラムのコピーを呼び出し、これを実行し、次いで、オリジナルのオートランプログラムの実行を停止する。
ステップ10で、オートランプログラムのコピーはホストディスク上の特定ファイルのコピーを呼び出して、この特定ファイルのコピーの実行を可能にする(ステップ11)。特定ファイルの呼出しに成功した場合、オートランプログラムのコピーは自体の実行を停止する(ステップ12)。
一方、ステップ13の計時は、時間が所定の計時値に達するまで継続される(ステップ14)。所定の計時値に達した時点で、計時プログラムが半導体記憶装置にリセットコマンドを送り、主手順が開始される。
Figure 0004948168
次いで、半導体記憶装置をリセットし切り替えるために、装置タイプフラグが「0」などの第2の所定の値としてセットされる(ステップ8)。
前述の方法では、特定ファイルのコピーが実行された後でリセットコマンドが送られることを保証するため、所定の計時値が、この処理をステップ5からステップ11まで実行するのに要する時間、すなわちオペレーションシステムがオートラン構成ファイルにアクセスしてから特定ファイルのコピーが実行されるまでに要する合計時間と同じか、またはそれよりも長い。一般に、この所定の計時値は、特定ファイルのファイルサイズおよびオートランプログラムに関係し、ホストシステムおよび半導体記憶装置の性能にも関係する。所定の計時値は、ユーザまたは専用のソフトウェアおよび/もしくはプログラムによって決定することができる。
計時によってリセットコマンドをトリガするこの実施形態の方法は、プログラムを実行することによってリセットコマンドを送る方法とともに使用し、または単独で使用することができる。この最初の場合には、オートランプログラムがリセットコマンドをうまく送れないでいる間に、時間が所定の値に達した場合、計時プログラムによってリセットコマンドが送られ、これにより計時プログラムは、オートラン機構の安定性および信頼性を向上させる。さらに、リセットコマンドをスイッチによって手動でトリガすることもできる。
図5では、ステップ10および11が、オペレーションシステムによって制御された特定ファイルによって実施されるため、本発明のオートラン手順に含まれず、破線で示されている。
前述のとおり、切替えオペレーション中の半導体記憶装置の正常な実行を保証するためには、実行される実際の特定ファイルが、ホストディスク、ホストコンピュータの他の外部記憶装置(光ディスクなど)、ホストコンピュータに結合されたネットワークなど、半導体記憶装置の外部の位置に位置する必要がある。オートラン構成ファイルによって指示されたオートランプログラムおよび/または特定ファイルが半導体記憶装置の外部の位置に位置する場合、それらは、特定ファイルをホストディスクへコピーする必要なしに直接に実行することができる。したがって、特定ファイルの実行は装置の切替えによる影響を受けない。
上記の大部分の実施形態では、ホストコンピュータに結合された半導体記憶装置が2つの異なる装置タイプとみなされ、そのように処理される。しかし、関連プロトコルによれば、半導体記憶装置を2つ以上の装置タイプとみなすことができる。それに応じてホストコンピュータまたはユーザは次いで、これらの2つ以上の装置タイプのデータを切替え処理なしで処理する。
例えば、オペレーションシステムが半導体記憶装置に問い合わせた場合、この装置は、光ディスクドライブとリムーバブルディスクなど、2つの装置タイプがあると回答する。ホストコンピュータは、これらの2つの装置を考慮して、それぞれにドライバプログラムを構成し、これをロードする。同時に、ホストコンピュータのオペレーションシステムの内部に2つのディスクアイコンが作成される。光ディスクドライブを考慮すれば、半導体記憶装置は、光ディスクを有する光ディスクドライブをシミュレートする。オペレーションシステムのオートラン機構が起動されて、オペレーションシステムは、特定ファイルを自動的に実行し、装置からデータを読み取り、装置タイプに従ってデータを書き込みまたは記録することができるようになる。また、リムーバブルディスクに関しては、ホストコンピュータは半導体記憶装置のファイルシステムを読み、ユーザからのコマンドに従って、データを読み取り、書き込み、フォーマットするなど、半導体記憶装置上でのオペレーションを実施する。上記の2つの装置のオペレーションは互いに独立しており、切替えオペレーションは必要ない。それぞれの装置の容量などの情報は、ユーザまたはプログラムによって手動で、または半導体記憶装置によって自動的に識別される。
本発明の方法を使用することによって半導体の中のファイルの自動実行を実施するときには、暗号機構を使用して、半導体記憶装置の中の記憶空間またはファイルを暗号化することができる。さらに、オートラン構成ファイルは、制限された回数または制限された期間の間、実行することができる。例えば、オートラン構成ファイルによって実行される特定ファイルがあるソフトウェアプログラムである場合、特定ファイルは最初に使用された日付を記録することができる。ソフトウェアプログラムの使用が所定の期間に達した場合、ユーザは、対応するオペレーションを実行するように指示される。これをしないとソフトウェアプログラムを利用できなくなる。
本発明では、既存のさまざまなオートラン構成ファイル編集ソフトウェアを使用して、特定ファイルを指示することができる。ユーザは、指定アドレスなどのいくつかの情報をオートラン構成ファイルに追加し、次いでオートラン構成ファイルを半導体記憶装置に保存することによって、特定ファイルを指示することができる。
本発明の原理は、オペレーションシステムからの問合せコマンドに回答することによって、半導体記憶装置がオペレーションシステムの所定のオートラン機構を作動させ、このオートラン機構が、半導体記憶装置の中のオートラン構成ファイルを制御して、特定ファイルの自動実行機能を実施するというものである。通常の記憶機能に加えて、本発明は、半導体記憶装置の中のファイルのオートラン機能および記憶機能を提供することができる。本発明の方法は、さまざまなオペレーションシステムおよび半導体記憶装置に適用可能である。さらに、自動実行処理に関与するファイルを保存するためのアドレスは制限されず、このことは、半導体記憶装置の応用を向上させ、半導体記憶装置の応用の範囲を広げる。
本発明の趣旨を逸脱しない本発明の技術的な解決方法に対するさまざまな変更は、特許請求の範囲に定義された本発明の範囲に含まれる。
半導体記憶装置がホストディスクをシミュレートすることを示す、本発明の第1の実施形態に基づく流れ図である。 半導体記憶装置が光ディスクドライブをシミュレートする条件でのオートラン機能と従来の記憶機能との間の半導体記憶装置の切替えを示す、本発明の第2の実施形態に基づく流れ図である。 半導体記憶装置が光ディスクドライブをシミュレートする条件でのオートランが示された図2のステップ7の詳細な手順を示す流れ図である。 第1および第2の実施形態の方法にファイルをコピーする自動処理が組み込まれた本発明の第3の実施形態を示す図である。 半導体記憶装置をリセットする機会を計時によって制御することができるように第3の実施形態の方法を修正した、本発明の第4の実施形態を示す図である。

Claims (7)

  1. オートラン機構を備えたオペレーションシステムを有するホストコンピュータにより、半導体記憶装置を使用してオートランを実行するための方法において
    前記半導体記憶装置が前記オペレーションシステムに結合されるときに、前記半導体記憶装置が、前記半導体記憶装置に記憶されている装置切替えフラグを検出するステップと、
    前記オペレーションシステムが、前記半導体記憶装置のタイプを検出するために前記半導体記憶装置に問合せコマンドを送るステップと、
    1)前記装置切替えフラグが1である場合、
    前記半導体記憶装置が、前記半導体記憶装置に記憶される装置タイプを前記オートラン機構によりサポートされる所定の装置タイプに設定するステップと、
    前記問合せコマンドに応答して、前記半導体記憶装置が、それ自身の装置タイプに拘わらず、前記所定の装置タイプであると前記オペレーションシステムに報告するステップと、
    前記オペレーションシステムが、前記半導体記憶装置からの回答に基づいて、前記半導体記憶装置を前記所定の装置タイプと認識するステップと、
    前記オペレーションシステムの前記オートラン機構が、前記半導体記憶装置の中に記憶されたオートラン構成ファイルを探索して、探索したオートラン構成ファイルを用いてオートランプログラムを特定するステップと、
    前記オペレーションシステムの前記オートラン機構が、前記オートランプログラムに従って、特定のファイルを探索するステップと、
    前記オペレーションシステムの前記オートラン機構が、前記オートランプログラムに従って、前記オートランプログラムと前記特定のファイルを前記ホストコンピュータにコピーするステップと、
    前記オペレーションシステムの前記オートラン機構が、前記ホストコンピュータにコピーしたオートランプログラムに従って、前記ホストコンピュータにコピーした特定のファイルを呼び出して、前記オペレーションシステムに前記コピーした特定のファイルを実行させるステップと、
    2)前記装置切替えフラグが0である場合、
    前記半導体記憶装置が、前記半導体記憶装置に記憶される装置タイプを通常の半導体記憶装置の装置タイプに設定することにより、前記オペレーションシステムが、前記半導体記憶装置を前記通常の半導体記憶装置として使用できるようにするステップと
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記所定の装置タイプは、光ディスクドライブ、ホストディスク、リムーバブルディスク、USB大容積ディスクおよびUSBフラッシュディスクのうちの1つを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記オートラン構成ファイルが存在しない場合には、UFI、SFF8020I、SCSI Transparent Command Set、Reduced Block Commands(RBC)、T10 Project1240−D、ZIPディスクおよびMOディスクプロトコルを備えるプロトコルのうちの1つに従って、前記半導体記憶装置が従来の記憶装置として前記ホストコンピュータに結合されることを特徴とする請求項に記載の方法。
  4. オートラン機構を備えたオペレーションシステムを有するホストコンピュータにより、半導体記憶装置を使用してオートランを実行するための方法において
    前記半導体記憶装置が前記オペレーションシステムに結合されるときに、前記半導体記憶装置が、前記半導体記憶装置に記憶されている装置切替えフラグを検出するステップと、
    前記ホストコンピュータの前記オペレーションシステムが、前記半導体記憶装置のタイプを検出するために、前記半導体記憶装置に第1の問合せコマンドを送るステップと、
    1)前記装置切替えフラグが1である場合、
    前記半導体記憶装置が、前記半導体記憶装置に記憶される装置タイプを前記オートラン機構によりサポートされる光ディスクドライバに設定するステップと、
    前記第1の問合せコマンドに応答して、前記半導体記憶装置が、それ自身の装置タイプに拘わらず、前記オペレーションシステムに対して、前記半導体記憶装置が前記光ディスクドライブであると報告するステップと、
    前記オペレーションシステムが、前記半導体記憶装置からの回答に基づいて、前記半導体記憶装置を光ディスクドライブと認識するステップと、
    前記オペレーションシステムの前記オートラン機構が、前記半導体記憶装置の中に記憶されたオートラン構成ファイルを探索して、探索したオートラン構成ファイルを用いてオートランプログラムを特定するステップと、
    前記オペレーションシステムの前記オートラン機構が、前記オートランプログラムに従って、特定のファイルを探索するステップと、
    前記オペレーションシステムの前記オートラン機構が、前記オートランプログラムに従って、前記オートランプログラムと前記特定のファイルを前記ホストコンピュータにコピーするステップと、
    前記オペレーションシステムの前記オートラン機構が、前記ホストコンピュータにコピーしたオートランプログラムに従って、前記ホストコンピュータにコピーした特定のファイルを呼び出して、前記オペレーションシステムに前記コピーした特定のファイルを実行させるステップと
    2)前記装置切替えフラグが0である場合、
    前記半導体記憶装置が、前記半導体記憶装置に記憶される装置タイプを通常の半導体記憶装置の装置タイプに設定することにより、前記オペレーションシステムが、前記半導体記憶装置を前記通常の半導体記憶装置として使用できるようにするステップと
    を含むことを特徴とする方法。
  5. 前記ホストコンピュータの前記オペレーションシステムが前記半導体記憶装置を光ディスクドライブと認識した後に、
    前記光ディスクドライブに光ディスクが挿入されているかどうかを検出するために、前記ホストコンピュータの前記オペレーションシステムが第2の問合せコマンドを前記半導体記憶装置に送るステップと、
    前記第2の問合せコマンドに応答して、前記半導体記憶装置が、所定の遅延の後に、前記オペレーションシステムに対して、前記光ディスクドライブにはすでに光ディスクが挿入されていると回答するステップと、
    前記オペレーションシステムが、前記半導体記憶装置を光ディスクを有する光ディスクドライブと認識するステップと
    をさらに含むことを特徴とする請求項に記載の方法。
  6. 前記オペレーションシステムの前記オートラン機構が、前記半導体記憶装置の中に記憶されたオートラン構成ファイルを探索し始めるときに、前記オペレーションシステムが、計時を開始し、所定の計時値に達するまで前記計時を継続するステップ
    をさらに含み、
    前記計時が前記所定の計時値に達した時点で、前記半導体記憶装置が前記装置切替えフラグを0に変更した後自身をリセットするよう、前記オートラン機構が、リセットコマンドを記半導体記憶装置に送信し、前記所定の計時値は、前記送信が、前記コピーした特定のファイルの実行が開始された後で行うことを確保するように設定されていることを特徴とする請求項に記載の方法。
  7. 前記ホストコンピュータの前記オペレーションシステムの前記オートラン機構は、前記光ディスクドライブの中の前記光ディスクの中のファイルの自動実行をサポートし、前記光ディスクは、CD−ROM、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RW、DVD−RAM、青色レーザDVDおよび赤色レーザDVDのうちの1つを含むことを特徴とする請求項に記載の方法。
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