JP4948144B2 - 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、画像処理プログラム及び記憶媒体 - Google Patents

画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、画像処理プログラム及び記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、画像処理プログラム及び記憶媒体に関する。
従来、インターネットファクシミリでは、LAN(Local Area Network)に接続したファクシミリサーバを設け、電子メール形式でファクシミリを送受信する。ファクシミリサーバは、例えばG3等のファクシミリ装置にLANインターフェースを追加したものである。
このようなインターネットファクシミリに関する種々の発明がなされてきた。
特許文献1に開示された発明では、送信側(メールサーバ)から受信側(ファクシミリサーバ)宛に送られたファイルサイズが、受信側の受信可能なサイズを超過時に、受信側は、ヘッダのみを受信し、エラーの発生を通知する技術が開示されている。これにより、ヘッダのみを受信するので、メモリ容量の限られているファクシミリサーバでも、サイズ超過の電子メールに対処できるなどの効果がある。
特許文献2に開示された発明では、送信側(メールサーバ)から受信側(ファクシミリサーバ)宛に送られたファイルサイズが、受信側の受信可能なサイズを超過時に、受信側は、所定の宛先(例えば、電子メールの送信元)に再送信し、受信メモリをクリアする技術が開示されている。これにより、メモリ容量の限られているファクシミリサーバでも、受信可能なサイズを超過した電子メール等により、システムエラーを起こす恐れがないなどの効果がある。
特開2001―339423号公報 特許3603759号
しかしながら、特許文献1に開示された発明では、受信側はヘッダの情報しか得られないという問題があった。また、特許文献2に開示された発明では、受信側はファイルを受信できない(別の場所に転送されてしまう)という問題があった。
本発明は、上記の点に鑑みて、この問題を解消するために発明されたものであり、受信側が受信可能なサイズを超過した画像データを、効果的な方法で送信することができる画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、画像処理プログラム及び記憶媒体を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の画像処理装置は、原稿画像を画像データとして読み込む画像読込手段を有し、前記画像読込手段により読み込まれた画像データを外部装置に送信する画像処理装置であって、前記画像読込手段により読み込まれた画像データのサイズが所定のサイズを超過しているか否かを判定するサイズ超過判定手段と、前記サイズ超過判定手段により前記画像データのサイズが所定のサイズを超過していると判定されると、前記画像データに所定の対応処理を施す超過対応処理手段とを有するように構成することができる。
これにより、受信側である外部装置が受信可能なサイズを超過した画像データを、効果的な方法で送信することができる画像処理装置を提供することができる。送信する画像データは、ここでは画像読込手段により読み込まれた画像データである。
また、上記の目的を達成するために、本発明の画像処理装置は、原稿画像を画像データとして読み込む画像読込手段を有し、前記画像読込手段により読み込まれた画像データを外部装置に送信する画像処理装置であって、前記画像読込手段により読み込まれた画像データを送信する送信手段と、前記送信手段における送信エラーを検出する送信エラー検出手段と、前記送信エラー検出手段により検出された送信エラーに基づいて、前記送信手段により送信された画像データのサイズが所定のサイズを超過しているか否かを判定するサイズ超過判定手段と、前記サイズ超過判定手段により前記画像データのサイズが所定のサイズを超過していると判定されると、前記画像データに所定の対応処理を施す超過対応処理手段とを有し、前記送信手段は、前記超過対応処理手段により所定の対応処理を施された前記画像データを再送信するように構成することができる。
これにより、受信側である外部装置が受信可能なサイズを超過した画像データを、効果的な方法で送信することができる画像処理装置を提供することができる。送信する画像データは、ここでは画像読込手段により読み込まれた画像データである。
また、上記の目的を達成するために、本発明の画像処理装置は、原稿画像を画像データとして読み込む画像読込手段を有し、前記画像読込手段により読み込まれた画像データを外部装置に送信する画像処理装置であって、前記画像読込手段により読み込まれた画像データのサイズが所定のサイズを超過しているか否かを判定するサイズ超過判定手段と、前記サイズ超過判定手段により前記画像データのサイズが所定のサイズを超過していると判定されると、前記外部装置に送信エラー通知を行うエラー通知手段と、前記外部装置から超過対応処理の命令を受信する受信手段と、前記受信手段により受信した超過対応処理の命令に基づいて前記画像データに所定の対応処理を施す超過対応処理手段とを有するように構成することができる。
これにより、受信側である外部装置が受信可能なサイズを超過した画像データを、効果的な方法で送信することができる画像処理装置を提供することができる。送信する画像データは、ここでは画像読込手段により読み込まれた画像データである。
また、上記の目的を達成するために、本発明の画像処理装置は、画像データを記憶する画像データ記憶手段を有し、前記画像データ記憶手段に記憶された画像データを外部装置に送信する画像処理装置であって、前記画像データ記憶手段により記憶された画像データのサイズが所定のサイズを超過しているか否かを判定するサイズ超過判定手段と、前記サイズ超過判定手段により前記画像データのサイズが所定のサイズを超過していると判定されると、前記画像データに所定の対応処理を施す超過対応処理手段とを有するように構成することができる。
これにより、受信側である外部装置が受信可能なサイズを超過した画像データを、効果的な方法で送信することができる画像処理装置を提供することができる。送信する画像データは、ここでは画像読込手段により読み込まれた画像データである。
また、上記の目的を達成するために、本発明の画像処理装置は、画像データを記憶する画像データ記憶手段を有し、前記画像データ記憶手段に記憶された画像データを外部装置に送信する画像処理装置であって、前記画像データ記憶手段により記憶された画像データを送信する送信手段と、前記送信手段における送信エラーを検出する送信エラー検出手段と、前記送信エラー検出手段により検出された送信エラーに基づいて、前記送信手段により送信された画像データのサイズが所定のサイズを超過しているか否かを判定するサイズ超過判定手段と、前記サイズ超過判定手段により前記画像データのサイズが所定のサイズを超過していると判定されると、前記画像データに所定の対応処理を施す超過対応処理手段とを有し、前記送信手段は、前記超過対応処理手段により所定の対応処理を施された前記画像データを再送信するように構成することができる。
これにより、受信側である外部装置が受信可能なサイズを超過した画像データを、効果的な方法で送信することができる画像処理装置を提供することができる。送信する画像データは、ここでは画像データ記憶手段により記憶された画像データである。
また、上記の目的を達成するために、本発明の画像処理装置は、画像データを記憶する画像データ記憶手段を有し、前記画像データ記憶手段に記憶された画像データを外部装置に送信する画像処理装置であって、前記画像読込手段により読み込まれた画像データのサイズが所定のサイズを超過しているか否かを判定するサイズ超過判定手段と、前記サイズ超過判定手段により前記画像データのサイズが所定のサイズを超過していると判定されると、前記外部装置に送信エラー通知を行うエラー通知手段と、前記外部装置から超過対応処理の命令を受信する受信手段と、前記受信手段により受信した超過対応処理の命令に基づいて前記画像データに所定の対応処理を施す超過対応処理手段とを有するように構成することができる。
これにより、受信側である外部装置が受信可能なサイズを超過した画像データを、効果的な方法で送信することができる画像処理装置を提供することができる。送信する画像データは、ここでは画像データ記憶手段により記憶された画像データである。
また、上記の目的を達成するために、本発明の画像処理装置は、テキストデータを含むアプリケーションデータを画像データに変換して外部装置に送信する画像処理装置であって、アプリケーションデータからテキストデータを取り出すデータ取出手段と、前記アプリケーションデータを画像データに変換するデータ変換手段と、前記外部装置に画像データを送信する送信手段と、前記データ変換手段により変換された前記画像データのサイズが所定のサイズを超過しているか否かを判定するサイズ超過判定手段とを有し、前記送信手段は、前記サイズ超過判定手段により、前記データ変換手段により変換された前記画像データのサイズが所定のサイズを超過していると判定されると、前記画像データから前記テキストデータの領域を削除した画像データと前記データ取出手段によって取り出した前記テキストデータとを前記外部装置へ送信することを特徴とする。
これにより、受信側である外部装置が受信可能なサイズを超過した画像データを、効果的な方法で送信することができる画像処理装置を提供することができる。送信する画像データは、ここではファイル記憶手段により記憶されたアプリケーションデータである。
また、上記の目的を達成するために、本発明の画像処理装置は、前記送信手段における送信エラーを検出する送信エラー検出手段をさらに有し、前記データ変換手段により変換された前記画像データが前記送信手段によって送信され、前記送信エラー検出手段が送信エラーを検出したとき、前記サイズ超過判定手段は、前記送信エラー検出手段により検出された送信エラーに基づいて、前記送信手段により送信された画像データのサイズが所定のサイズを超過しているか否かを判定し前記送信手段は、前記サイズ超過判定手段により前記画像データのサイズが所定のサイズを超過していると判定されると、前記画像データから前記テキストデータの領域を削除した画像データと前記データ取出手段によって取り出した前記テキストデータとを送信することを特徴とする。
これにより、受信側である外部装置が受信可能なサイズを超過した画像データを、効果的な方法で送信することができる画像処理装置を提供することができる。送信する画像データは、ここではファイル記憶手段により記憶されたアプリケーションデータである。
また、上記の目的を達成するために、本発明の画像処理装置は、前記サイズ超過判定手段により前記画像データのサイズが所定のサイズを超過していると判定されると、前記外部装置に送信エラー通知を行うエラー通知手段と、前記外部装置から、前記画像データから前記テキストデータの領域を削除した画像データと前記データ取出手段によって取り出した前記テキストデータとを送信する処理の命令を受信する受信手段とをさらに有し、前記受信手段により受信した前記命令に基づいて前記画像データから前記テキストデータの領域を削除した画像データと前記データ取出手段によって取り出した前記テキストデータとを送信することを特徴とする。
これにより、受信側である外部装置が受信可能なサイズを超過した画像データを、効果的な方法で送信することができる画像処理装置を提供することができる。送信する画像データは、ここでは画像読込手段により読み込まれたアプリケーションデータである。
また、上記の目的を達成するために、本発明の画像処理装置は、前記データ変換手段により変換された画像データを記憶するファイル記憶手段をさらに有するよう構成することができる。
また、上記の目的を達成するために、本発明の画像処理装置は、前記送信手段は、電子メールによる送信を行うよう構成することができる。
また、上記の目的を達成するために、本発明の画像処理装置は、前記送信手段は、所定のフォルダに決められた形式で配信するフォルダ配信による送信を行うよう構成することができる。
また、上記の目的を達成するために、本発明の画像処理システムは、テキストデータを含むアプリケーションデータを画像データに変換して送信する画像処理装置と、該画像処理装置から画像データを受信する外部装置とを有する画像処理システムであって、前記画像処理装置は、アプリケーションデータからテキストデータを取り出すデータ取出手段と、前記アプリケーションデータを画像データに変換するデータ変換手段と、前記外部装置に画像データを送信する送信手段と、前記データ変換手段により変換された前記画像データのサイズが所定のサイズを超過しているか否かを判定するサイズ超過判定手段と、を有し、前記送信手段は、前記サイズ超過判定手段により、前記データ変換手段により変換された前記画像データのサイズが所定のサイズを超過していると判定されると、前記画像データから前記テキストデータの領域を削除した画像データと前記データ取出手段によって取り出した前記テキストデータとを前記外部装置へ送信し、前記外部装置は、前記送信手段により送信された前記画像データ及び前記テキストデータを結合する結合手段を有することを特徴とする。
これにより、受信側である外部装置が受信可能なサイズを超過した画像データを、画像データの分割により送信することができる画像処理システムを提供することができる。送信する画像データは、ここでは画像読込手段により読み込まれた画像データである。
また、上記の目的を達成するために、本発明の画像処理方法は、テキストデータを含むアプリケーションデータを画像データに変換して外部装置に送信する画像処理方法であって、アプリケーションデータからテキストデータを取り出すデータ取出工程と、前記アプリケーションデータを画像データに変換するデータ変換工程と、前記外部装置に画像データを送信する送信工程と、前記データ変換工程により変換された前記画像データのサイズが所定のサイズを超過しているか否かを判定するサイズ超過判定工程と、を有し、前記送信工程は、前記サイズ超過判定工程により、前記データ変換工程により変換された前記画像データのサイズが所定のサイズを超過していると判定されると、前記画像データから前記テキストデータの領域を削除した画像データと前記データ取出工程により取り出した前記テキストデータとを前記外部装置へ送信することを特徴とする。
これにより、受信側である外部装置が受信可能なサイズを超過した画像データを、効果的な方法で送信することができる画像処理装置における画像処理方法を提供することができる。送信する画像データは、ここでは画像読込手段により読み込まれた画像データである。
また、上記の目的を達成するために、本発明の画像処理方法は、前記送信工程における送信エラーを検出する送信エラー検出工程をさらに有し、前記データ変換工程により変換された前記画像データが前記送信工程によって送信され、前記送信エラー検出工程が送信エラーを検出したとき、前記サイズ超過判定工程は、前記送信エラー検出工程により検出された送信エラーに基づいて、前記送信工程により送信された画像データのサイズが所定のサイズを超過しているか否かを判定し、前記送信工程は、前記サイズ超過判定工程により前記画像データのサイズが所定のサイズを超過していると判定されると、前記画像データから前記テキストデータの領域を削除した画像データと前記データ取出工程により取り出した前記テキストデータとを送信することを特徴とする。
また、上記の目的を達成するために、本発明の画像処理方法は、前記サイズ超過判定工程により前記画像データのサイズが所定のサイズを超過していると判定されると、前記外部装置に送信エラー通知を行うエラー通知工程と、前記外部装置から前記画像データから前記テキストデータの領域を削除した画像データと前記データ取出工程により取り出した前記テキストデータとを送信する処理の命令を受信する受信工程とをさらに有し、前記受信工程により受信した前記命令に基づいて前記画像データから前記テキストデータの領域を削除した画像データと前記データ取出工程により取り出した前記テキストデータとを送信することを特徴とする。
また、上記の目的を達成するために、本発明の画像処理方法は、前記データ変換工程により変換された画像データを記憶するファイル記憶工程をさらに有するよう構成することができる。
また、上記の目的を達成するために、本発明の画像処理プログラムは、前記画像処理方法をコンピュータに実現させるための画像処理プログラムであるように構成することができる。
これにより、受信側である外部装置が受信可能なサイズを超過した画像データを、効果的な方法で送信することができる画像処理プログラムを提供することができる。送信する画像データは、ここでは画像読込手段により読み込まれた画像データである。
また、上記の目的を達成するために、本発明の記録媒体は、前記画像処理プログラムを記憶するための記録媒体であるように構成することができる。
これにより、受信側である外部装置が受信可能なサイズを超過した画像データを、効果的な方法で送信することができる画像処理プログラムを記憶した記録媒体を提供することができる。送信する画像データは、ここでは画像読込手段により読み込まれた画像データである。
本発明の画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、画像処理プログラム及び記憶媒体によれば、受信側が受信可能なサイズを超過した画像データを、効果的な方法で送信することができることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を各実施形態において図面に基づき説明する。
[第1の実施形態]
(システムの概要)
まず、本発明の第1の実施形態に係る画像処理装置を用いたシステム構成について図1を用いて説明する。図1は、本実施形態1の画像処理装置1を用いたシステムの概要を示す図である。
図1において、画像処理装置1は、LAN等のネットワークを介して外部装置2と接続されている。画像処理装置1は、後述の機能の構成及び各実施例で示される動作により、外部装置2に対して画像データ等のデータを送信する。なお、フォルダ配信でもよい。
(機能の構成)
次に、本実施形態1の画像処理装置1の機能の構成例について図2を用いて説明する。図2は、本実施形態1の画像処理装置1の機能ブロック図の例である。
図2において、画像処理装置1は、画像読込手段110、サイズ超過判定手段120、超過対応処理手段130、送信手段140、送信エラー検出手段150、制御手段160、画像データ記憶手段170を有する。
画像読込手段110は、原稿画像を画像データとして読み込む。例えば、スキャナ等である。サイズ超過判定手段120は、画像データのサイズ、又は、画像データをファイルにしたもののファイルサイズが所定のサイズを超過しているか否かを判定する。ここで示す画像データとは、例えば、画像読込手段110により読み込まれた画像データである。
超過対応処理手段130は、画像データに所定の超過対応処理を施す。例えば、サイズ超過判定手段120により画像データのファイルサイズが所定のファイルサイズを超過していると判定されると、この画像データにファイルサイズの削減等の所定の超過対応処理を施す。送信手段140は、画像データを外部装置2等(図1参照)に送信する。例えば、画像データを添付ファイルとして添付させたメールを外部装置2に対して送信する。なお、所定のフォルダに決められた形式で配信するフォルダ配信を行う場合もある。
送信エラー検出手段150は、送信手段140による送信に係るエラーを検出する。例えば、送信先である外部装置2から送信エラーに係る情報、例えばエラーメール、を受信することにより行う。制御手段160は、前述の画像読込手段110、サイズ超過判定手段120、超過対応処理手段130、送信手段140、送信エラー検出手段150及び画像データ記憶手段170等の制御を行う。画像データ記憶手段170は、画像データを記憶する。例えば、HDD(Hard Disk Drive)等である。
以上の機能の構成により、本実施形態1の画像処理装置1では、画像読込手段110により読み込まれた画像データは、送信手段140により図示しない外部装置2等に送信される。なお、画像データは、サイズ超過判定手段120、超過対応処理手段130等による画像処理を施される。これらの動作の詳細については、以降の各実施例において説明を行う。
(実施例1)
次に、本実施形態1の画像処理装置の第1の実施例について図3を用いて説明する。図3は、本実施形態1の画像処理装置の実施例1に係る動作フローを示す図である。
ここでは、本実施形態1の画像処理装置1は、画像読込手段110であるスキャナにより読み込まれた画像データを図示しない外部装置2等に送信する際、画像データのサイズが所定のサイズを超過している場合に、所定の超過対応処理を行って送信する動作を行う。
まず、画像読込手段110は、画像を画像データとして読み込む(S101)。ここでは、画像読込手段110であるスキャナにより画像がスキャンされ画像データとして読み込まれる。次に、制御手段160は、ステップS101において読み込まれた画像データから送信用(画像)ファイルを作成する(S102)。ここでは、制御手段160は、画像データを送信ファイルの形式の一つであるPDF(登録商標)形式ファイルを作成する。なお、JPEG(登録商標)等の画像ファイルであっても高圧縮PDFであってもよい。
続いて、サイズ超過判定手段120は、ステップS102において作成された送信用(画像)ファイルのファイルサイズが所定のファイルサイズを超過しているか否かを判定する(S103)。超過していると判定すると(S103、YES)、ステップS104へ移る。超過していないと判定すると(S103、NO)、ステップS105へ移る。ここでは、予め画像処理装置1内(例えば、画像読込手段110であるスキャナ)に上限ファイルサイズ(ここでは、受信側である外部装置2が受信可能なファイルサイズ)を設定しておき、サイズ超過判定手段120は、ステップS102において作成された送信用(画像)ファイルのファイルサイズが設定された上限ファイルサイズを超過しているか否かを判定する。
ステップS104へ移った場合、超過対応処理手段130は、所定の超過対応処理を行う(S104)。ここでは、後述の超過対応処理の7つの例の内いずれか一つを超過対応処理として行うことにより画像データのファイルサイズを削減する。
超過対応処理の第1の例は、OCR処理である。まず、対象画像を、文字領域、写真領域、図領域などの属性を識別する領域識別処理により分離を行う。なお、領域識別処理については従来技術であるためここでは説明を省略する。次に、文字領域に対しては、OCR処理により文字コードを得る。ここで、得られた文字コード(テキスト)以外を削除し、テキストのみを抽出することにより、大幅なファイルサイズ削減が可能になる。また、領域識別処理によって分離されたテキスト領域には、テキストを、テキスト領域は削除し、それ以外の部分は背景画像として送ることによりファイルサイズを削減することも可能である。これは、テキスト領域が、一般に高周波成分を多く含み、例えば、JPEG圧縮を行う場合にもファイルサイズの増加の原因になっていることに因る。
超過対応処理の第2の例は、画像の一部を切り出す処理である。即ち、領域識別処理によって分離された各領域の中から必要な部分領域をユーザが指定し、その部分のみ抽出することにより、ファイルサイズの削減を実現できる。ここで、部分領域は、対象画像データ上に、部分領域であることを示す枠を表示したり、色を変えて領域として表示したりするなどすることによりユーザは認識、選択をすることができる。
超過対応処理の第3の例は、画像データの不要な部分を削除する処理である。画像読込手段110であるスキャナにより原稿画像をスキャン時に、画像の周囲に黒べた部が生じてしまうことがある。また、原稿画像の余白等削除しても影響の小さい部分もある。これらをユーザが指定したり、周囲の黒べた部を認識及び削除したりすることによりファイルサイズは削減される。なお、周囲の黒べた部の認識及び削除は、特開2002−271629に開示された発明により可能である。特開2002―271629に開示された発明では、画像をスキャンする際に周辺の黒べた部を除去することにより、画像をきれいに補正するクロッピング補正と言われる方法が示されている。
超過対応処理の第4の例は、カラーの階調数を落とす処理である。例えば、画像の階調値をカラー24bitからカラー8bitや、グレー、2値等に落としたりすることによりファイルサイズは削減される。
超過対応処理の第5の例は、解像度を落とす処理である。例えば、画像の解像度を400dpiから200dpiに落とすことによりファイルサイズは削減される。
超過対応処理の第6の例は、JPEG等圧縮率を変える処理である。例えば、JPEG等の圧縮パラメータを変えることによりファイルサイズは削減される。
超過対応処理の第7の例は、孤立点ノイズを除去する処理である。例えば、2値画像の場合、n×m(n=mでも可)よりも小さい黒連結成分を孤立点とみなし除去を行う。この処理により孤立点以外にも、タイトル部分などを強調するために用いられる網点等も除去することができ、ファイルサイズの削減は可能になる。
なお、ステップS104では前述の超過対応処理の第1の例で示されるOCR(Optical Character Recognition)を所定の超過対応処理として行う。続いて、ステップS105へ移ると、送信手段140は送信用(画像)ファイルを送信する(S105)。
以上の処理により、本実施形態1の画像処理装置1では、画像読込手段110により読み込まれた画像データを図示しない外部装置2等に送信する際、送信用(画像)ファイルが所定のファイルサイズ(ここでは、受信側である外部装置2が受信可能なファイルサイズ)を超過している場合に、ファイルサイズを削減する処理を行って、送信する動作を行う。
そのため、以下に掲げる効果を奏する。その効果とは、受信側である外部装置2が受信可能なファイルサイズを超過した画像データを、ファイルサイズの削減等を行うことにより送信することができることである。なお、ここで示す送信する画像データは、画像読込手段110により読み込まれた画像データである。
(実施例2)
次に、本実施形態1の画像処理装置の第2の実施例について図4を用いて説明する。図4は、本実施形態1の画像処理装置の実施例2に係る動作フローを示す図である。
実施例1では、画像読込手段110により読み込まれた画像データを図示しない外部装置2等に送信する際、送信用(画像)ファイルが所定のファイルサイズを超過している場合に、ファイルサイズを削減する処理を行って送信する動作を行った。ここでは、まず、画像読込手段110により読み込まれた画像データを図示しない外部装置2等にメール送信する。次に、送信時にエラーが発生したとき、送信用(画像)ファイルが所定のファイルサイズを超過している場合に、ファイルサイズを削減する処理を行って、メール再送信する動作を行う。
ステップS201〜S202及びS206〜S207に係る処理は、実施例1におけるステップS101〜S102及びS104〜S105と同様であるので、ここでは説明を省略する。
ステップS203へ移って、送信手段140は送信用(画像)ファイルをメール送信する(S203)。送信手段140は、ステップS202において制御手段160により画像データを元に作成された送信ファイルの形式の一つであるPDF(登録商標)形式ファイルをメールに添付して送信する。
続いて、送信エラー検出手段160は、ステップS203における送信エラーを検出する(S204)。ここでは、図示しないメールサーバ等からエラーメールが戻ってくる。送信エラー検出手段160は、これを検出する。なお、フォルダ配信の場合、配信先のフォルダが存在しないなどに送信エラーが生じ、これを検出する。
続いてステップS205へ移って、サイズ超過判定手段120は、ステップS204において検出されたエラーの内容を解析することにより送信用(画像)ファイルが所定のファイルサイズを超えているか否かを判定する(S205)。超過していると判定すると(S205、YES)、ステップS206へ移る。超過していないと判定すると(S205、NO)、ここでは処理を終了する。
ここでは、エラーメールの内容は、該当ユーザがいない場合、サイズ超過に係る場合、等様々な場合がある。該当ユーザがいない場合には「User Unknown」等所定のキーワードが含まれている。サイズ超過に係る場合にも同様に、所定のキーワードが含まれている。サイズ超過判定手段150は、エラーメールの内容を解析することにより送信用(画像)ファイルが所定のファイルサイズを超過しているか否かを判定する。なお、解析の結果は、画像処理装置1の図示しない操作パネル等で表示してもよい。
以降のステップS206及びS207に係る処理は実施例1におけるステップS104及びS105と同様である。
以上の処理により、本実施形態1の実施例2に係る画像処理装置は、まず、画像読込手段110により読み込まれた画像データを図示しない外部装置2等にメール送信する。次に、メール送信時にエラーが発生したとき、送信用(画像)ファイルが所定のファイルサイズを超過している場合に、ファイルサイズを削減する処理を行って、メール再送信する動作を行う。
そのため、以下に掲げる効果を奏する。その効果とは、受信側である外部装置2が受信可能なファイルサイズを超過した画像データを、ファイルサイズの削減等を行うことにより送信することができることである。なお、ここで示す送信するファイルは、画像読込手段110により読み込まれた画像データである。
なお、ステップS204の処理において、送信エラー検出手段160が、送信エラーを検出するまでに、即ち、ここでは図示しないメールサーバからエラーメールが戻ってくるまでに数時間程度の時間を要する場合がある。このときは、ユーザがすでに画像処理装置1を離れている場合があり、メールでユーザにエラーがあった旨を通知したり、画像処理装置1の図示しない操作パネル等により表示したりしてもよい。また、画像処理装置1がMFP等である場合は、エラーメッセージを印刷してもよい。
(実施例3)
次に、本実施形態1の画像処理装置の第3の実施例について図5を用いて説明する。図5は、本実施形態1の画像処理装置の実施例3に係る動作フローを示す図である。
ここでは、実施例1と実施例2を組み合わせた動作について説明を行う。
ステップS301〜S305に係る処理は、実施例1におけるステップS101〜S105と同様であるのでここでは説明を省略する。ステップS306〜S309に係る処理は、実施例2におけるステップS204〜S207と同様であるのでここでは説明を省略する。
以上の処理により、本実施形態1の実施例3に係る画像処理装置は、まず、画像読込手段110により読み込まれた画像データを図示しない外部装置2等に送信する際、印刷用(画像)ファイルが所定のファイルサイズを超過している場合に、ファイルサイズを削減する処理を行って送信する(S301〜S305)。次に、送信時にエラーが発生したとき、画像データが所定のファイルサイズを超過している場合に、ファイルサイズを削減する処理を行って、メール再送信する動作を行う(S306〜S309)。
そのため、以下に掲げる効果を奏する。その効果とは、実施例1及び実施例2における効果に加えて、画像処理装置1において設定された所定のファイルサイズと、外部装置2が受信可能なファイルサイズが異なる場合においても、ファイルの送信を行うことができることである。なお、ここで示す送信するファイルは、画像読込手段110により読み込まれた画像データである。
[第1の実施形態の変形例1]
次に、本実施形態1の第1の変形例に係る画像処理装置について説明を行う。本実施形態1の変形例1の画像処理装置の(システムの概要)(機能の構成)については実施形態1と同様であるとして説明を省略する。
このようなシステム構成及び機能の構成により、本実施形態1の変形例1の画像処理装置1では、画像データ記憶手段170により記憶された画像データは、送信手段140により図示しない外部装置2等に送信される。なお、画像データは、サイズ超過判定手段120、超過対応処理手段130等による画像処理を施される。これらの動作の詳細については、実施形態1に係る各実施例と、各実施例におけるステップS101(図3)、S201(図4)、S301(図5)の処理を除いて同様であるので説明を省略する。
実施形態1に係る各実施例におけるステップS101、S201、S301では、画像読込手段110であるスキャナにより原稿画像がスキャンされ画像データとして読み込まれる処理が行われた。本実施形態1の変形例1では、この処理を画像データ記憶手段170により記憶された画像データを読み込む、という処理におきかえることにより説明できる。
本実施形態1の変形例1のような機能構成及び動作により以下に掲げる効果を奏する。その効果とは、受信側である外部装置2が受信可能なファイルサイズを超過した画像データを、ファイルサイズの削減等を行うことにより送信することができることである。なお、ここで示す送信する画像データは、画像データ記憶手段170により記憶された画像データである。
[第1の実施形態の第2の変形例]
次に、本実施形態1の第2の変形例に係る画像処理装置について説明を行う。本実施形態1の変形例2の画像処理装置の(システムの概要)については実施形態1と同様であるとして説明を省略する。
次に、本実施形態1の変形例2の画像処理装置1の機能の構成例について図6を用いて説明する。図6は、本実施形態1の変形例2の画像処理装置1の機能ブロック図の例である。
ここでは、図2で示される実施形態1における機能の構成に加えて、ファイル記憶手段280を有する。その他の各機能については、実施形態1と同様であるものとして説明を省略する。
ファイル記憶手段280は、アプリケーションファイルを画像データとして記憶する。例えば、HDD(Hard Disk Drive)等である。
以上の機能の構成により、本実施形態1の変形例2の画像処理装置1では、ファイル記憶手段280により記憶された画像データは、送信手段140により図示しない外部装置2等に送信される。なお、画像データは、サイズ超過判定手段120、超過対応処理手段130等による画像処理を施される。これらの動作の詳細については、実施形態1に係る各実施例と、各実施例におけるステップS101(図3参照)、S201(図4参照)、S301(図5参照)の処理を除いて同様であるので説明を省略する。
実施形態1に係る各実施例におけるステップS101、S201、S301では、画像読込手段110であるスキャナにより原稿画像がスキャンされ画像データとして読み込まれる処理が行われた。本実施形態1の変形例1では、この処理をファイル記憶手段280により保存された画像データを読み込むという処理におきかえることにより説明できる。
なお、ファイル記憶手段280が行う動作であるアプリケーションファイルを画像データとして記憶する処理に関して以下に補足説明を行う。
ファイル記憶手段280は、ワープロソフトや表計算ソフト、プレゼンテーションソフト等により作成されたアプリケーションファイルを、プリンタドライバでPDL(Page Description Language)に変換し画像データして記憶する。また、アプリケーションファイルでは、PDL変換時に画像データとテキストデータを分離して取り出すことが可能である。そのため、超過対応処理手段230は、前述のステップS104(図3参照)において前述の超過対応処理の第1の例で示されるOCR処理を行うことを想定した場合、OCR処理を行わずにテキストデータを抽出することが可能となる。これを図7の本実施形態1の変形例2の画像処理装置に係る動作フローを示す図のステップS401〜S403の処理にて示す。なお、図7において、黒線枠で囲まれた動作フローは、実施形態1の実施例1〜3等のいずれかと同等であるものとする。
本実施形態1の変形例2のような構成及び動作により以下に掲げる効果を奏する。その効果とは、受信側である外部装置2が受信可能なファイルサイズを超過した画像データを、ファイルサイズの削減等を行うことにより送信することができることである。なお、ここで示す送信する画像データは、ファイル記憶手段280に記憶された画像データである。
[第2の実施形態]
(システムの概要)
次に、本発明の第2の実施形態に係る画像処理装置を用いたシステム構成について図8を用いて説明する。図8は、本実施形態2の画像処理装置1を用いたシステムの概要を示す図である。
図8において、画像処理装置1は、LAN等のネットワークを介してメールサーバ3と接続されている。更に、メールサーバ3は、WAN等のネットワークを介して外部装置2と接続されている。画像処理装置1は、後述の機能の構成及び各実施例で示される動作により、外部装置2に対して画像データ等のデータを送信する。なお、図8における画像処理装置1とメールサーバ3を含めたものを画像処理システム(又は画像処理装置)としてもよいものとする。
また、詳細には以降の各実施例において行うが、画像処理装置1は、メールサーバ3を介して外部装置2と情報の送受信を行う。このときの情報の送受信を、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)等、ユーザがすでにシステムで使っているプロトコルで行うことで、新たな通信ポートを開く必要がなく、したがってセキュリティレベルを低下させることなく実施することが可能になる。
(機能の構成)
次に、本実施形態1の画像処理装置1の機能の構成例について図9を用いて説明する。図9は、本実施形態1の画像処理装置1の機能ブロック図の例である。
図9において、画像処理装置1は、画像読込手段310、サイズ超過判定手段320、超過対応処理手段330、送信手段340、送信エラー検出手段350、制御手段360、画像データ記憶手段370、ファイル記憶手段380、送信エラー通知手段390、受信手段400を有する。
ここでは、図6で示される実施形態1の変形例2における機能の構成に加えて、送信エラー通知手段390、受信手段400を有する。その他の各機能については、実施形態1の変形例2と同様であるものとして説明を省略する。
送信エラー通知手段390は、送信手段340による送信に係るエラーを外部装置2に通知する。例えば、送信先である外部装置2に送信エラーに係る情報、例えばエラーメール、を送信することにより行う。受信手段400は、外部装置2から情報を受信する。受信する情報とは、例えば超過対応処理の指示である。
以上の機能の構成により、本実施形態2の画像処理装置1では、画像読込手段310により読み込まれた画像データは、サイズ超過判定手段320、超過対応処理手段330等による画像処理を施され、送信手段340により外部装置2に送信される。次に、外部装置2の有する各機能について説明を行う。
受信手段410は、画像処理装置1から送信された画像データを受信する。例えば、画像データを添付ファイルとして添付したメールを受信する。結合手段420は、分割された画像データを結合する。例えば、受信手段410が分割された画像データを受信したとき、同じく受信手段410が受信したファイルのヘッダに付加された分割情報に基づいて分割された画像データの合成等を行う。
記憶手段430は、画像データを記憶する。例えば、結合手段420により結合された画像データを記憶する。制御手段440は、前述の受信手段410、結合手段420、保存手段430等を制御する。
以上の機能の構成により、外部装置2は、画像処理装置1から送信された画像データを受信して、受信した画像データが分割されたデータであるような場合には結合手段420により結合等を行い記憶する。これらの動作の詳細については、以降の各実施例において説明を行う。
(実施例)
次に、本実施形態2の画像処理装置の実施例について図10を用いて説明する。図10は、本実施形態2の実施例に係る動作シーケンスの例を示す図である。
ここでは、本実施形態2の画像処理装置1は、既に画像読込手段110により読み込まれた画像データに基づいて作成された印刷用(画像)ファイルを受信側である外部装置2にメールサーバ3を介して送信する。印刷用(画像)ファイルが所定のファイルサイズを超過している場合に、画像データを一時記憶し、外部装置2に送信エラーを通知する(ここまでの処理はS501〜S504参照)。送信エラーの通知を受けた外部装置2は、画像を受信する場合はユーザ指示を受けて画像処理装置1に超過対応処理の指示を通知する。
続いて、外部装置2からの超過対応処理指示の通知を受けた画像処理装置1は、一時記憶された画像データに所定の超過対応処理を行い、外部装置2に送信する(S505〜S508参照)。それでは、図11を用いて詳細に説明を行う。
ステップS501及びS502に係る処理は、ステップS203及びS205に係る処理と同様であるので、ここでは説明を省略する。ステップS503へ移って、画像データ記憶手段370は、ステップS501において送信した送信用(画像)ファイルを一時記憶する(S503)。
次に、送信エラー通知手段390は、送信エラーを外部装置2に通知する(S504)。ここでは、送信エラー通知手段390は、送信用(画像)ファイルが所定のファイルサイズを超過しているエラーがあったという旨の通知を外部装置2に行う。
ステップS505へ移って、受信手段400は、超過対応処理の指示を受信する(S505)。ここではまず、ステップS504の処理により送信エラーの通知を受けた外部装置2において、ユーザからの超過対応処理の指示を受けた外部装置2は、メールサーバ3に超過対応処理の指示を通知する。ここで受信手段400は、超過対応処理の指示を受信する。
続いて、超過対応処理手段320は、所定の超過対応処理を行う(S506)。ここでは、超過対応処理の1例である、複数のファイル(又はメール)に分割する処理を行うことにより、ステップS503において一時記憶したファイルを複数のファイル(又はメール)に分割する。なお、実施形態1の実施例1に係るステップS104において説明を行った超過対応処理の7つの例の内いずれか一つを超過対応処理として行うことにより、送信用(画像)ファイルのファイルサイズを削減してもよい。なお、複数のファイル(又はメール)に分割する処理とは、複数枚スキャンした画像を、1枚ずつの画像にして複数のメールを作成したり、又は、1枚の画像を複数に分割したりする処理である。
ステップS507へ移って、送信手段340は送信用(画像)ファイルを送信する(S507)。ここでは、送信手段340は、ステップS506において複数のファイルに分割された送信用(画像)ファイルの一つを送信する。
ステップS508へ移って、受信手段400は、超過対応処理の指示を受信する(S508)。なお、ここで受信する超過対応処理の指示は、ステップS505におけるそれと同一でなくてもよい。ユーザが送信用(画像)ファイルの中で必要な部分の切り出しや、分割送信等の中から必要な処理を選択したものであってよい。続いて、超過対応処理手段320は、所定の超過対応処理を行う(S509)。
ステップS510へ移って、送信手段340は送信用(画像)ファイルを送信する(S510)。ここでは、送信手段340は、ステップS509で所定の超過対応処理を施された送信用(画像)ファイルを送信する。
以上の処理により、既に画像読込手段110により読み込まれた画像データに基づいて作成された印刷用(画像)ファイルを受信側である外部装置2にメールサーバ3を介して送信する。印刷用(画像)ファイルが所定のファイルサイズを超過している場合に、画像データを一時記憶し、外部装置2に送信エラーを通知する。送信エラーの通知を受けた外部装置2は、画像を受信する場合はユーザ指示を受けて画像処理装置1に超過対応処理の指示を通知する。
続いて、外部装置2からの超過対応処理指示の通知を受けた画像処理装置1は、一時記憶された画像データに所定の超過対応処理を行い、外部装置2に送信する。
なお、外部装置2は、受信手段410、結合手段420、記憶手段430の機能を用いて画像処理装置1から分割受信した場合の印刷用(画像)ファイルを結合して記憶する処理を行う。即ち、外部装置2は、画像合成を行う画像合成装置であってもよい。
以上の動作により以下に掲げる効果を奏する。その効果とは、受信側である外部装置2が受信可能なファイルサイズを超過した画像データを、ファイルの分割等を行うことにより効果的に送信することができることである。なお、ここで示す送信する画像データは、記憶読込手段310により読み込まれた画像データである。また、受信側である外部装置2からユーザ操作により受信する画像データを選択することができることである。また、ステップS508〜S510の処理を繰り返すことにより受信側である外部装置2は、画像処理装置1から画像データを受信することが可能になる。
なお、ステップS504の処理において、予め画像処理装置1内で指定されている超過対応処理を自動で行うことにより、エラーメッセージのみならず縮小画像等を送信することも可能である。
ここでは、図9に示される本実施形態の画像処理装置1の機能を、図10の特にステップS501〜S504で示される処理は、画像処理装置1及びメールサーバ3において実施される。即ち、画像処理装置1及びメールサーバ3をまとめたものを、本発明の一実施形態に係る画像処理装置又は画像処理システムとすることもできる。このとき、図10上の画像処理装置1は、画像処理装置1内の画像読込手段310であって、メールサーバ3は、画像処理装置1内の画像読込手段310以外の機能を実現するものであるとしてもよいものとする。
(実施例の変形例)
次に、本実施形態2の画像処理装置の実施例の変形例について図11を用いて説明する。図11は、本実施形態2の実施例の変形例に係る動作シーケンスの例を示す図である。
ステップS601〜S612で示される処理により、特に実施例のステップS505〜S508で示される動作と同様に受信側である外部装置2からユーザ操作により受信する画像データを選択することができる。
以上、各実施形態に基づき本発明の説明を行ってきたが、上記実施形態にあげたその他の要素との組み合わせなど、ここで示した要件に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することが可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
本実施形態1の画像処理装置1を用いたシステムの概要を示す図である。 本実施形態1の画像処理装置1の機能ブロック図の例である。 本実施形態1の画像処理装置の実施例1に係る動作フローを示す図である。 本実施形態1の画像処理装置の実施例2に係る動作フローを示す図である。 本実施形態1の画像処理装置の実施例3に係る動作フローを示す図である。 本実施形態1の変形例1の画像処理装置1の機能ブロック図の例である。 本実施形態1の変形例2の画像処理装置1の機能ブロック図の例である。 本実施形態1の変形例2の画像処理装置に係る動作フローを示す図である。 本実施形態2の画像処理装置1を用いたシステムの概要を示す図である。 本実施形態2の画像処理装置の実施例に係る動作シーケンスの例を示す図である。 本実施形態2の画像処理装置の実施例の変形例に係る動作シーケンスの例を示す図である。
符号の説明
1 画像処理装置
2 外部装置
3 メールサーバ
110、210、310 画像読込手段
120、220、320 サイズ超過判定手段
130、230、330 超過対応処理手段
140、240、340 送信手段

Claims (13)

  1. テキストデータを含むアプリケーションデータを画像データに変換して外部装置に送信する画像処理装置であって、
    アプリケーションデータからテキストデータを取り出すデータ取出手段と、
    前記アプリケーションデータを画像データに変換するデータ変換手段と、
    前記外部装置に画像データを送信する送信手段と、
    前記データ変換手段により変換された前記画像データのサイズが所定のサイズを超過しているか否かを判定するサイズ超過判定手段と、
    を有し、
    前記送信手段は、前記サイズ超過判定手段により、前記データ変換手段により変換された前記画像データのサイズが所定のサイズを超過していると判定されると、前記画像データから前記テキストデータの領域を削除した画像データと前記データ取出手段によって取り出した前記テキストデータとを前記外部装置へ送信する
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記送信手段における送信エラーを検出する送信エラー検出手段
    をさらに有し、
    前記データ変換手段により変換された前記画像データが前記送信手段によって送信され、前記送信エラー検出手段が送信エラーを検出したとき、前記サイズ超過判定手段は、前記送信エラー検出手段により検出された送信エラーに基づいて、前記送信手段により送信された画像データのサイズが所定のサイズを超過しているか否かを判定し、
    前記送信手段は、前記サイズ超過判定手段により前記画像データのサイズが所定のサイズを超過していると判定されると、前記画像データから前記テキストデータの領域を削除した画像データと前記データ取出手段によって取り出した前記テキストデータとを送信する
    ことを特徴とする、請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記サイズ超過判定手段により前記画像データのサイズが所定のサイズを超過していると判定されると、前記外部装置に送信エラー通知を行うエラー通知手段と、
    前記外部装置から、前記画像データから前記テキストデータの領域を削除した画像データと前記データ取出手段によって取り出した前記テキストデータとを送信する処理の命令を受信する受信手段と、
    をさらに有し、
    前記受信手段により受信した前記命令に基づいて前記画像データから前記テキストデータの領域を削除した画像データと前記データ取出手段によって取り出した前記テキストデータとを送信する
    ことを特徴とする、請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記データ変換手段により変換された画像データを記憶するファイル記憶手段をさらに有する、
    請求項1乃至3いずれか一項に記載の画像処理装置。
  5. 前記送信手段は、電子メールによる送信を行う、請求項1乃至3いずれか一項に記載の画像処理装置。
  6. 前記送信手段は、所定のフォルダに決められた形式で配信するフォルダ配信による送信を行う、請求項1乃至3いずれか一項に記載の画像処理装置。
  7. テキストデータを含むアプリケーションデータを画像データに変換して送信する画像処理装置と、該画像処理装置から画像データを受信する外部装置とを有する画像処理システムであって、
    前記画像処理装置は、
    アプリケーションデータからテキストデータを取り出すデータ取出手段と、
    前記アプリケーションデータを画像データに変換するデータ変換手段と、
    前記外部装置に画像データを送信する送信手段と、
    前記データ変換手段により変換された前記画像データのサイズが所定のサイズを超過しているか否かを判定するサイズ超過判定手段と、
    を有し、
    前記送信手段は、前記サイズ超過判定手段により、前記データ変換手段により変換された前記画像データのサイズが所定のサイズを超過していると判定されると、前記画像データから前記テキストデータの領域を削除した画像データと前記データ取出手段によって取り出した前記テキストデータとを前記外部装置へ送信し、
    前記外部装置は、
    前記送信手段により送信された前記画像データ及び前記テキストデータを結合する結合手段を有する
    ことを特徴とする画像処理システム。
  8. テキストデータを含むアプリケーションデータを画像データに変換して外部装置に送信する画像処理方法であって、
    アプリケーションデータからテキストデータを取り出すデータ取出工程と、
    前記アプリケーションデータを画像データに変換するデータ変換工程と、
    前記外部装置に画像データを送信する送信工程と、
    前記データ変換工程により変換された前記画像データのサイズが所定のサイズを超過しているか否かを判定するサイズ超過判定工程と、
    を有し、
    前記送信工程は、前記サイズ超過判定工程により、前記データ変換工程により変換された前記画像データのサイズが所定のサイズを超過していると判定されると、前記画像データから前記テキストデータの領域を削除した画像データと前記データ取出工程により取り出した前記テキストデータとを前記外部装置へ送信する
    ことを特徴とする画像処理方法。
  9. 前記送信工程における送信エラーを検出する送信エラー検出工程
    をさらに有し、
    前記データ変換工程により変換された前記画像データが前記送信工程によって送信され、前記送信エラー検出工程が送信エラーを検出したとき、前記サイズ超過判定工程は、前記送信エラー検出工程により検出された送信エラーに基づいて、前記送信工程により送信された画像データのサイズが所定のサイズを超過しているか否かを判定し、
    前記送信工程は、前記サイズ超過判定工程により前記画像データのサイズが所定のサイズを超過していると判定されると、前記画像データから前記テキストデータの領域を削除した画像データと前記データ取出工程により取り出した前記テキストデータとを送信する
    ことを特徴とする、請求項8に記載の画像処理方法。
  10. 前記サイズ超過判定工程により前記画像データのサイズが所定のサイズを超過していると判定されると、前記外部装置に送信エラー通知を行うエラー通知工程と、
    前記外部装置から前記画像データから前記テキストデータの領域を削除した画像データと前記データ取出工程により取り出した前記テキストデータとを送信する処理の命令を受信する受信工程と、
    をさらに有し、
    前記受信工程により受信した前記命令に基づいて前記画像データから前記テキストデータの領域を削除した画像データと前記データ取出工程により取り出した前記テキストデータとを送信する
    ことを特徴とする、請求項8に記載の画像処理方法。
  11. 前記データ変換工程により変換された画像データを記憶するファイル記憶工程をさらに有する、
    請求項8乃至10いずれか一項に記載の画像処理方法。
  12. 請求項8乃至11いずれか一項に記載の画像処理方法をコンピュータに実現させるための画像処理プログラム。
  13. 請求項12に記載の画像処理プログラムを記憶するための記録媒体。
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