JP2006202149A - ファイル転送システム及び方法、並びにプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、大容量の記憶媒体等を装備することなく、モバイル機器間でファイルサイズの大きなデータを容易に転送、交換することができるファイル転送システムを提供する。
【解決手段】 本データ転送システムは、IP搭載型撮像機能付装置100,130と、登録リスト管理サーバ120とを備え、IP搭載型撮像機能付装置100がファイル転送先のIP搭載型撮像機能付装置130に対して送信するファイルの総量が当該装置130の最大受信容量を越えているか否かを判別し、最大受信容量を超えてファイルを送信しようとしたときは処理を終了する一方、最大受信容量を越えていないときは、ファイル転送先のファイル受信許否に応じてIP搭載型撮像機能付装置130にファイルを送信する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ファイル転送システム及び方法、並びにプログラムに関し、特に、パーソナルコンピュータやサーバ等に搭載されている大容量の記憶媒体を装備することができないモバイル機器間のファイル転送システム及び方法、並びにプログラムに関する。
近年、パーソナルコンピュータ(以下、「PC」という。)やサーバ間で実現されるピアツーピア(Peer to Peer)のファイル転送システムは、近年、目覚ましい発展を遂げている。PCやサーバは、大容量の記憶媒体や記憶装置を装備しているので、記憶媒体等の記憶容量を意識することなくファイル転送やファイル交換を行うことが可能である。
近年、サーバを介さずにPC同士でピアツーピアを実現するシステムやファイルの断片をネットワーク上から集めてひとつのファイルを作成し、個々のネットワーク負荷を分散させるシステムなどが実現されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−109696号公報
しかしながら、従来のモバイル機器では、小型化を目的として開発されていることから大容量の記憶媒体等を装備することができず、記憶容量が限られているので、ピアツーピアのファイル転送を行うにはPCやサーバなどに比べて非常に困難である。
特に、近年、IP(Internet Protocol)による通信機能を備え、且つ撮像手段を有するモバイル機器では、テキスト文書やメールの通信とは異なり、静止画や動画データ、音声データなどファイルサイズが大きいマルチメディアファイルを取り扱うことが前提になるために、記憶容量の限界により通信障害が発生するおそれがある。
そこで本発明は、大容量の記憶媒体等を装備することなく、モバイル機器間でファイルサイズの大きなデータを容易に転送、交換することができるファイル転送システム及び方法、並びにプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載のファイル転送システムは、複数の情報処理装置で構成されるファイル転送システムにおいて、前記情報処理装置の1つは、前記情報処理装置の他の1つが備える記憶手段の許容記憶容量を取得する取得手段と、前記情報処理装置の他の1つに対して転送するファイルの総量を前記許容記憶容量に応じて制限する制限手段とを備えることを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項13記載のファイル転送方法は、複数の情報処理装置で構成されるネットワークシステムのファイル転送方法において、前記情報処理装置の1つが前記情報処理装置の他の1つが備える記憶手段の許容記憶容量を取得する取得工程と、前記情報処理装置の1つから前記情報処理装置の他の1つに対して転送するファイルの総量を前記許容記憶容量に応じて制限する制限工程とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、情報処理装置の1つが情報処理装置の他の1つが備える記憶手段の許容記憶容量を取得し、情報処理装置の1つから情報処理装置の他の1つに対して転送するファイルの総量を許容記憶容量に応じて制限するので、大容量の記憶媒体等を装備することなく、情報装置間でファイルサイズの大きなデータを容易に転送、交換することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るファイル転送システムの全体構成を示すブロック図である。
図1において、本ファイル転送システムは、撮像機能及びIP(Internet Protocol)による通信機能を備えた携帯電話やPDA(Personal Digital Assistance)等から成るIP搭載型撮像機能付装置100,130と、IP搭載型撮像機能付装置100,130を管理するサーバコンピュータ等から成る登録リスト管理サーバ120と、IP搭載型撮像機能付装置100,130及び登録リスト管理サーバ120が接続されたインターネット(Internet)150とで構成される。IP搭載型撮像機能付装置100,130及び登録リスト管理サーバ120は、それぞれがIP-Addressを保持し、インターネット150に対して互いに接続することが可能である。
IP搭載型撮像機能付装置100は、光学系101と、撮像素子102と、中央処理装置103と、測位装置104と、ネットワーク部105と、一次記憶装置106と、二次記憶装置107と、記憶媒体108と、表示器109と、操作器110とを備える。
光学系101は、撮像用レンズ等から成り、被写体からの光を撮像素子102に結像させるものである。撮像素子102は、光学系101から入射した光を画像信号に変換するものである。
中央処理装置103は、一次記憶装置106、二次記憶装置107、又は記憶媒体108に記憶されたブートプログラム、アプリケーションソフトウェアを実行することで、IP搭載型撮像機能付装置100内の各構成要素を統括的に制御するものである。測位装置104は、光学系101のズームやフォーカシングを制御するものである。ネットワーク部105は、IP搭載型撮像機能付装置130や登録リスト管理サーバ120等の外部装置との間のデータの送受信を制御するものである。
一次記憶装置106は、ブートプログラム、ソフトウェア、及びデータ等を記憶するROM(Read Only Memory)である。二次記憶装置107は、不揮発性半導体メモリ等から成り、中央処理装置103の主メモリ、ワークエリア等として機能するRAM(Random Access Memory)である。
記憶媒体108は、不揮発性半導体メモリ、光ディスクや光磁気記録ディスク、磁気ディスク等から成り、脱着可能な記憶媒体である。なお、記憶媒体108は、これに限らず、脱着できない固定式のものであってもよい。
登録リスト管理サーバ120は、基本的な構成として、ネットワーク部121と、中央処理装置122と、大容量記憶媒体123とを備える。
ネットワーク部121は、IP搭載型撮像機能付装置100,130等の外部装置との間のデータの送受信を制御するものである。
中央処理装置122は、登録リスト管理サーバ120内の各構成要素を統括的に制御するものである。また、中央処理装置122は、ネットワーク部121を介して受信したデータを大容量記憶媒体123へ正しく書き込んだり、大容量記憶媒体123から所定の情報を取得してネットワーク部121を介してインターネット150へ送信する。大容量記憶媒体123は、ハードディスク等の大容量の記憶媒体(又は記憶装置)から成り、その内部にIP搭載型撮像機能付装置100,130を管理するためのデータベースが構築されている。
IP搭載型撮像機能付装置130は、光学系131と、撮像素子132と、中央処理装置133と、測位装置134と、ネットワーク部135と、一次記憶装置136と、二次記憶装置137と、記憶媒体138と、表示器139と、操作器140とを備える。これらは、異なる符号が付されているが、IP搭載型撮像機能付装置100と同じ構成であり、その説明は省略する。
次に、図1のファイル転送システム上で実行される制御処理について説明する。
図2は、図1のファイル転送システム上で実行される制御処理を示すフローチャートである。本処理は、IP搭載型撮像機能付装置100,130と登録管理サーバ120とにより協働して実行されるものである。
図2において、ステップS200では、まずIP搭載型撮像機能付装置100の起動を行う。次に、IP搭載型撮像機能付装置100内のネットワークアプリケーションソフトウェアの起動を行う。
次に、ステップS201では、ネットワークアプリケーションソフトウェアによりインターネット150に接続し、IP搭載型撮像機能付装置100から登録リスト管理サーバ120への接続要求を行う。なお、ステップS200におけるIP搭載型撮像機能付装置100の起動とともにネットワーク150へ自動的に接続するようにしてもよい。
次に、ステップS202において、登録リスト管理サーバ120は、接続を要求してきたIP搭載型撮像機能付装置100が図6に示す登録リストに登録済みであるか否かを判別する。登録リストは、ネットワーク上の装置を管理するために大容量記憶媒体123に格納されているデータベースである。ここでは、IP搭載型撮像機能付装置100から接続要求として受信した情報に基づいて登録リストを参照し、IP搭載型撮像機能付装置100のList Number、Handle Name、及びProduct-IDが登録されているか否かをチェックする。
ステップS202の判別の結果、登録リストに登録済みであるときはステップS204へ進む一方、登録リストに登録されていないときは、ステップS203へ進み、登録リスト管理サーバ120からIP搭載型撮像機能付装置100に対して登録リストに未登録である旨の通知を行い、登録リストへの新規登録処理を行う。
IP搭載型撮像機能付装置100は、登録リスト管理サーバ120から登録リストに未登録である旨の通知を受け取ると、表示器109の表示画面を後述する新規登録画面に切り替え、ユーザが新規登録を行える状態に移行する。登録リストへの新規登録処理が終わるとステップS204へ進む。
ステップS204では、IP搭載型撮像機能付装置100は、当該装置と他のIP搭載型撮像機能付装置(例えば、IP搭載型撮像機能付装置130)との間の通信状況がOnlineかOfflineかを確認するために、MemberListに登録されているすべてのList Numberの情報を登録リスト管理サーバ120に対して送信する。MemberListは、当該IP搭載型撮像機能付装置100と接続可能な他のIP搭載型撮像機能付装置のList Numberや通信状況等が二次記憶装置107内にデータベースとして格納されている。
登録リスト管理サーバ120は、IP搭載型撮像機能付装置100からMemberListのList Numberの情報を受信すると、当該List Numberに基づいて登録リストを参照し、該当するList NumberのOnline/Offline状況をIP搭載型撮像機能付装置100に返答する。
次に、ステップS205では、1.MemberListへのユーザの追加登録、2.ファイルの送信、3.ファイルの受信、4.登録ユーザの削除のうち、ユーザによりどの処理が選択されたか否かを判別する。この判別において、1.MemberListへのユーザの追加登録が選択された場合は図3(a)に示すステップS206へ進み、2.ファイルの送信が選択された場合は図3(b)に示すステップS210へ進み、3.ファイルの受信が選択された場合は図4(c)に示すステップS213へ進み、4.登録ユーザの削除が選択された場合は図4(d)に示すステップS216へ進む。
図3(a)のステップS206では、IP搭載型撮像機能付装置100は、IP搭載型撮像機能付装置100から登録リスト管理サーバ120に対して、当該IP搭載型撮像機能付装置100内のMemberListへのユーザの追加登録要求を行う。この追加登録要求には、「IP搭載型撮像機能付装置100のユーザが接続を要求する」という意味を表す他のIP搭載型撮像機能付装置(ここでは、IP搭載型撮像機能付装置130)のList Numberが含まれている。
次に、ステップS207では、登録リスト管理サーバ120は、ステップS206にてIP搭載型撮像機能付装置100から受信したユーザの追加登録要求を保持する。このとき、ユーザの追加登録の対象となっている接続先のIP搭載型撮像機能付装置130は、Online状態であってもOffline状態であっても構わない。
次に、ステップS208では、IP搭載型撮像機能付装置130がOnline状態になったときに、ユーザの追加登録要求の通知を登録リスト管理サーバ120からIP搭載型撮像機能付装置130に送信し、IP搭載型撮像機能付装置130がユーザの追加登録要求の許可/拒否を判別する。ここで拒否した場合は、IP搭載型撮像機能付装置130から登録リスト管理サーバ120にユーザの追加登録を拒否する旨の通知を行い、登録リスト管理サーバ120がIP搭載型撮像機能付装置130から受けたユーザ追加登録拒否通知をIP搭載型撮像機能付装置100がOnline状態のときに転送して、図2のステップS205へ戻る。
一方、IP搭載型撮像機能付装置130がユーザの追加登録要求を許可した場合は、登録リスト管理サーバ120にユーザの追加登録を許可する旨の通知を行い、登録リスト管理サーバ120が受けたユーザ追加登録許可通知をIP搭載型撮像機能付装置100がOnline状態のときに転送して、ステップS209へ進む。
ステップS209では、IP搭載型撮像機能付装置100は、登録リスト管理サーバ120からユーザ追加登録許可通知を受けると、MemberListにユーザの追加登録を行う。これにより、IP搭載型撮像機能付装置100内のMemberListにIP搭載型撮像機能付装置130のユーザが追加登録される。
図3(b)に示す処理は、図2のステップS205において2.ファイルの送信が選択された場合に実行されるものである。
インターネット150上のIP搭載型撮像機能付装置100,130は互いにピアツーピア(Peer to Peer)でつながっており、ファイルの送信相手をIP搭載型撮像機能付装置内のMemberListに登録されているユーザの中から選択することができる。ここでは、IP搭載型撮像機能付装置100がIP搭載型撮像機能付装置130に対してファイルの送信を行う場合について説明する。
ステップS210では、まず、IP搭載型撮像機能付装置100は、IP搭載型撮像機能付装置130に対して送信するファイルのサイズが当該装置130の最大受信容量を越えているか否かを判別する。送信対象のファイルは1つであっても複数であってよく、複数のファイルを送信するときは複数のファイルの総量が対象となる。
IP搭載型撮像機能付装置100がIP搭載型撮像機能付装置130に対してファイル送信を行う場合は、IP搭載型撮像機能付装置100が既にIP搭載型撮像機能付装置130の最大受信容量の情報を保持しており、最大受信容量以上のファイルを送信できないようになっている。
ステップS210の判別の結果、最大受信容量を超えてファイルを送信しようとした場合、ステップS205に戻る。一方、送信するファイルがIP搭載型撮像機能付装置130の最大受信容量を越えていないときは、IP搭載型撮像機能付装置100からIP搭載型撮像機能付装置130に対してファイル送信の通知を行い、ステップS211へ進む。
ステップS211では、IP搭載型撮像機能付装置130は、IP搭載型撮像機能付装置100から送信されたファイル送信の通知を受けると、ファイル受信の許可/拒否を判別する。この判別の結果、ファイル受信を拒否した場合、IP搭載型撮像機能装置100がIP搭載型撮像機能装置130からファイル受信拒否の通知を受けて、ステップS205へ戻る一方、ファイル受信を許可した場合、IP搭載型撮像機能付装置100がIP搭載型撮像機能装置130からファイル受信許可の通知を受けた後、IP搭載型撮像機能付装置130へファイルを送信し(ステップS212)、ステップS205へ戻る。
図4(c)に示す処理は、図2のステップS205において3.ファイルの受信が選択された場合に実行されるものである。ここでは、ステップS205にて1.又は2.が選択された後に、IP搭載型撮像機能付装置100がIP搭載型撮像機能付装置130からユーザの追加登録要求又はファイル送信の通知を受けた場合について説明する。
ステップS213では、ファイル又は通知の受信を行う。例えば、登録リスト管理サーバ120からユーザの追加登録要求の通知を受ける場合は、IP搭載型撮像機能付装置100自身がOnline状態になったときに、当該ユーザの追加登録要求の通知を受信する。そして、IP搭載型撮像機能付装置100では、許可/拒否を選択する画面に切り替わる。
次に、ステップS214では、受信したファイル又は通知に対して許可/拒否/自動許可/自動拒否の判別を行う。ここで拒否が選択されるか又は自動拒否が選択されていた場合は、上述したように拒否通知を行ってステップS205に戻る一方、許可が選択されるか又は自動許可が選択されていた場合は、許可通知を行ってステップS215へ進む。
ステップS215では、許可した内容がユーザの追加登録要求である場合は、IP搭載型撮像機能付装置130のList NumberやHandle Name等をMemberListに追加し、ファイル送信の通知である場合は、ファイルの受信を始めることになる。このどちらも処理が終了すると、ステップS205へ戻る。
図4(d)に示す処理は、図2のステップS205において4.登録ユーザの削除が選択された場合に実行されるものである。ステップS216では、IP搭載型撮像機能付装置内に登録されているMemberListからユーザが削除されてステップS205へ戻る。
図2に戻り、ステップS217では、IP搭載型撮像機能付装置100にてネットワーク150との接続が切断された場合は本処理を終了する。ネットワーク150との切断とは、ネットワークアプリケーションソフトウェアの起動が終了されるか又は電源がオフされたことを意味する。この場合、登録リスト管理サーバ120では、登録リストにIP搭載型撮像機能付装置100に関する古い情報が残ってしまうことになるが、定期的にIP搭載型撮像機能付装置100とのOnline/Offline状況を確認することにより常に更新されている。
次に、図2のステップS203における登録リストへの新規登録処理の詳細を図5及び図6を参照して説明する。
図5は、図2のステップS203で表示器109に表示される画面の一例を示す図であり、(a)は新規登録画面、(b)は登録完了画面を示す。図6は、ステップS203で新規ユーザが登録される登録リストの詳細を示す図である。
図5(a)において、新規登録画面300は、登録リスト管理サーバ120に接続要求したIP搭載型撮像機能付装置100が登録リストに登録されていない場合に、表示器109に表示されるイベント画面である。新規登録画面300には、送信ボタン302、Handle Name入力欄303、accept space設定ボタン304、及びProduct-ID(PID)入力欄305が設けられている。
送信ボタン302は、新規登録画面300上で入力/設定された情報を登録リスト管理サーバ120に送るときに押下されるイベントボタンである。Handle Name入力欄303は、IP搭載型撮像機能付装置100のHandle Nameを入力する欄であり、自由な名前を指定することができる。指定されたHandle Nameは、IP搭載型撮像機能付装置間のユーザが互いに相手を識別するときに使用される。
accept space設定ボタン304は、IP搭載型撮像機能付装置100が他の装置から受信可能な、すなわち記憶媒体108に格納可能なファイルのサイズ(最大受信容量)を設定するものである。図示では、設定値として「30MB」が設定されているが最大受信容量に限らず、最大受信容量以下であれば自由に設定可能である。また、単位についてはこれに限定されない。
PID入力欄305は、IP搭載型撮像機能付装置100固有の製造番号(Product-ID)を入力する欄である。このようなProduct-IDを使用するのは、装置を一義的に示す情報を利用することで登録リスト管理サーバ120上の管理の重複によるエラーを防ぎ、当該エラーによる障害からの保護するためである。なお、Product-IDを使用しているが、装置を一義的に示すためにMac-Addressであってもよく、またベンダーから与えられた番号であっても構わない。また、隠蔽性を高めるようなGUID(Global Unique Identifier)等を使用してもよい。
送信ボタン302が押下され、登録リストへの登録が完了すると、図5(b)の登録完了画面306を表示器109に表示する。登録完了画面306には、登録リスト管理サーバ120によりIP搭載型撮像機能付装置100に付与されたList NumberがList Number表示欄307に表示され、新規登録画面300上で入力されたHandle NameがHandle Name表示欄308に表示される。
図6において、データベース(Database)309は、図1の大容量記憶媒体123に格納されている登録リストであり、List Number310、Handle Name311、Online/Offline312、IP-Address313、制限容量314、認可状況315、及びPID(Product-ID)316の各種情報で構成されている。
List Number310は、登録リストに新規登録するユーザ(IP搭載型撮像機能付装置)に対して自動的に付与されるユーザ登録番号である。図示では、10桁の番号が順番に付与されているが、重複しない番号であればなんでもよい。
Handle Name311は、登録リストに登録する際にユーザ(IP搭載型撮像機能付装置)により設定されたユーザのハンドルネームである。複数のユーザ(IP搭載型撮像機能付装置)間でマルチメディアファイル等の交換を行う場合、1つの装置が相手にする装置の数は一般に限られており、相手の装置を識別するにはList NumberよりもHandle Nameで識別したほうが効率よく簡便であることから、Handle Nameが使用されている。
Online/Offline312は、当該ユーザ(IP搭載型撮像機能付装置)がOnline状態にあるかOffline状態にあるかを示すものである。同図において、「○」はOnline状態にあることを示し、「×」はOffline状態にあることを示す。IP-Address313は、当該ユーザ(IP搭載型撮像機能付装置)がOnline状態にあるときのIP-Addressである。
制限容量(accept space)314は、本実施の形態で最も特徴のある項目であり、新規登録画面300上で設定された当該ユーザ(IP搭載型撮像機能付装置)が許容するファイルの最大受信容量である。認可状況315は、ユーザ(IP搭載型撮像機能付装置)が登録したい相手に対して認可の有無を問い合わせているか否かを識別するためのものであって、他のユーザの認可要求の状態を他のユーザのOnline/Offlineに関わらず保持するものである。PID316は、IP搭載型撮像機能付装置の登録リスト管理サーバ120への接続時の識別に使用される製造番号(Product-ID)である。
次に、登録リストへの新規登録の詳細を説明する。
まず、IP搭載型撮像装置100が登録リスト管理サーバ120に接続する際に、中央処理装置103が当該IP搭載型撮像装置100のList Number、Handle Name、及びProduct-IDの情報を二次記憶装置107から取得し、ネットワーク部105に順次転送する。
次に、ネットワーク部105が登録リスト管理サーバ120のネットワーク部121に上記情報を送信すると、中央処理装置122がネットワーク部121により受信した情報を解析し、大容量記憶媒体123内のデータベース309の登録リストを参照する。ここで、接続要求を行ったIP搭載型撮像機能付装置100が新規登録の場合は、List Numberが取得できないために、登録リスト管理サーバ120に接続する前に表示器109に新規登録画面300を表示する。
上述したように、新規登録画面300上では、Handle Name入力欄303に自由なHandle Nameを設定することができ、accept space設定ボタン304では記憶媒体108の空き容量より少ないファイルサイズを自由に設定することができる。また、PID入力欄305には、原則として書き換え不可能な製造番号を入力することができる。送信ボタン302が押下されることにより、中央処理装置103は、ネットワーク部105を介して登録リスト管理サーバ120のネットワーク部121にHandle Name、最大受信容量、及びProduct-IDの情報を送信する。
次に、中央処理装置122は、ネットワーク部121で受信した情報を解析し、図6に示すように、例えば「38198237」というList Numberを新たに作成してデータベース309のList Number310に登録する。また、受信した情報に基づいて「abccamera」というHandle NameをHandle Name311に登録する。更に、IP搭載型撮像機能付装置100とIP搭載型撮像機能付装置130とが互いに接続してOnline状態にあることからOnline/Offline312に「○」を登録し、IP搭載型撮像機能付装置100のIP-Address「123.456.789.012」をIP-Address313に登録し、最大受信容量として設定された「30MB」の値を制限容量314に登録し、IP搭載型撮像機能付装置100のProduct-IDをPID316に登録する。その後、中央処理装置122は、ネットワーク部121を介してIP搭載型撮像機能付装置100内のネットワーク部105に対して登録完了の通知を行う。
中央処理装置103は、ネットワーク部105にて登録完了の通知を受信すると、一次記憶装置106から登録完了のプログラムを読み出して実行し、登録完了の通知からList Number及びHandle Nameを取得して、表示器109に登録完了画面306を表示する。
この登録完了画面306の表示が終わり次第、中央処理装置103は、二次記憶装置107にList Number及びHandle Nameの情報を書き込む。二次記憶装置107は電源が切断されても記憶している情報が消えない不揮発性半導体メモリであるため、再び電源を投入してもList Number及びHandle Nameが保持される。
次に、図2のステップS204における処理の詳細を図7を参照して説明する。
図7は、図2のステップS204で表示される画面の一例を示す図であり、(a)は表示器109に表示される第1の画面、(b)は表示器109に表示される第2の画面、(c)は表示器139に表示される画面を示す。
図7(a)において、画面401は、IP搭載型撮像機能付装置100の表示器109に表示される第1の画面である。画面401上のり、ファイル転送を行うためのアプリケーション表示404が表示されている。アプリケーション表示404には、IP搭載型撮像機能付装置100内に登録されているMemberListが一覧表示されており、また各々のユーザに対して最大受信容量が表示されている。少なくともこれらの項目を表示することで失敗のないファイル転送を実現することが可能である。
また、アプリケーション表示404には、connectボタン402が設けられている。connectボタン402は、登録リスト管理サーバ120(又はネットワーク)に接続するときに押下されるボタンであり、当該ボタンが押下されると自動的に接続処理を開始する。なお、connectボタン402は、IP搭載型撮像機能付装置100の起動時に自動的にサーバ接続される場合は省略されていてもよい。
図7(b)において、画面403は、登録リスト管理サーバ120への接続後に表示器109に表示される第2の画面であり、IP搭載型撮像機能付装置100におけるファイル転送アプリケーションソフトウェア常駐時の通常状態又は待機状態を示すものである。アプリケーション表示404には、ユーザの追加処理を行うためのadduserボタン403a及びネットワーク接続(サーバ接続)の切断を行うためのdisconnectボタン403bが設けられている。
図7(c)において、画面405は、IP搭載型撮像機能付装置130の表示器139に表示される画面であり、IP搭載型撮像機能付装置130におけるアプリケーションソフトウェア常駐時の待機状態を示すものである。画面405には、ユーザの追加処理を行うためのadduserボタン405a及びネットワーク接続(サーバ接続)の切断を行うためのdisconnectボタン405bが設けられている。
次に、図2のステップS204の詳細を説明する。
IP搭載型撮像機能付装置100において、登録リスト管理サーバ120に接続する際に、中央処理装置103は、二次記憶装置107に格納されているIP搭載型撮像機能付装置100自身のList Number、Handle Name、制限容量、及びPIDと、MemberListに登録されているすべてのユーザのList Numberの情報を取得し、ネットワーク部105からインターネット150及びネットワーク部121を介してIP搭載型撮像機能付装置130の中央処理装置122に送信する。
中央処理装置122は、中央処理装置103から送信された情報を受信すると、受信した情報に基づいて大容量記憶媒体123内のデータベース309から該当するIP搭載型撮像装置100の行を検索し、PIDを比較することにより認証を行う。認証が成功したときは、Online/Offline312をOnline状態に変更し、制限容量の値を記録(登録)する。一方、認証が失敗したときは、登録リストに未登録である旨の通知をIP搭載型撮像機能付装置100に送信する。
認証が成功した後に、登録リスト上のすべてのユーザのOnline/Offline312の状態を取得し、Online状態であるときは、当該ユーザのIP-Addressと制限容量を取得し、ネットワーク121を介して中央処理装置103に通知する。また、そのIP-Addressに対しては、IP搭載型撮像機能付装置100のList Number「38198237」とその制限容量の値を通知する。これを登録リスト上の各List Numberに対して繰り返す。
例えば、IP搭載型撮像機能付装置130のList Numberが「00000005」である場合、IP搭載型撮像装置100がList Number「00000005」を登録リスト管理サーバ120に通知すると、登録リスト管理サーバ120の中央処理装置122が、List Number310の列の「00000005」を検索する。List Number「00000005」の行のOnline/Offline312がOnline状態(○)にあるので、そのOnline状態と制限容量とIP-Addressの情報を中央処理装置203へ通知する。
中央処理装置203は、通知された情報を二次記憶装置107へ格納し、画面403を表示する。画面403では、List Number「00000005」のHandle Name「Tom」の表示がOnline状態になる(ここでは、「Tom」が太字になることでOnline状態にあることを示す。以下同様)。同時に、中央処理装置122は、List Number「00000005」のIP-Addressに対して、List Number「38198237」のOnline状態と制限容量とIP-Addressの情報を中央処理装置133へ通知する。
中央処理装置133は、通知された情報を二次記憶装置137へ格納し、画面405を表示する。画面405では、List Number「38198237」のHandle Name「abccamera」の表示がOnline状態になり、当該「abccamera」をOnline状態にする。
次に、図3(a)におけるMemberListへのユーザの追加登録の詳細について図8及び図9を参照して説明する。
図8は、図3(a)のMemberListへのユーザの追加登録時に表示される画面の例を示す図であり、(a)は表示器109に表示されるMemberList追加登録画面、(b)は表示器109に表示されるMemberList認可終了画面、(c)は表示器139に表示される認可許否画面を示す。
図8(a)において、MemberList追加登録画面500は、MemberListへのユーザの追加登録時にIP搭載型撮像機能付装置100が表示器109に表示する画面である。MemberList追加登録画面500上のEditBox501は、新規に追加登録する他のIP搭載型撮像機能付装置(ここでは、IP搭載型撮像機能付装置130)のList Numberを入力する欄である。accessionボタン502が押されることにより、EditBox501に入力されたList Numberの情報がIP搭載型撮像機能付装置100から登録リスト管理サーバ120に送信される。
図8(b)において、MemberList認可終了画面503は、ユーザの追加登録許可通知を受けてMemberListに追加登録を行った後にIP搭載型撮像機能付装置100が表示器109に表示する画面である。MemberList認可終了画面503上のdisconnectボタン504は、ネットワーク接続の切断を行うものである。OKボタン505は、ユーザに対して認可完了の確認を行うものである。
図8(c)において、認可許否画面505は、登録リスト管理サーバ120からユーザの追加登録要求の通知を受信したIP搭載型撮像機能付装置130が表示器139に表示する画面である。認可許否画面505には、acceptボタン506とrejectボタン507とが表示されている。acceptボタン506とrejectボタン507は、追加登録要求されたユーザに対してMemberListへの追加登録の許可/拒否を通知するためのボタンである。acceptボタン506が押下されると、IP搭載型撮像機能付装置130から登録リスト管理サーバ120にユーザの追加登録を許可する旨の通知が行われ、rejectボタン507が押下されると、IP搭載型撮像機能付装置130から登録リスト管理サーバ120にユーザの追加登録を拒否する旨の通知が行われる。なお、認可許否画面505は、自動許可モード及び自動拒否モードが設定されているときは表示しなくてもよい。
次に、図3(a)におけるMemberListへのユーザ追加登録の詳細を説明する。
まず、IP搭載型撮像機能付装置100は、図2のステップS204にて登録リスト管理サーバ120からMemberList上のユーザのOnline/Offline状況を取得した後、表示器109に画面403を表示する。画面403には、アプリケーション表示404が表示されている状態にある。ここでadduserボタン403aが押されることによりユーザ追加登録のイベントが発生し、画面404からMemberList追加登録画面500に切り替わり、登録したいユーザのList NumberをEditBox501に入力することが可能になる。入力されたList Numberは、二次記憶装置107に格納される。
EditBox501に登録したいユーザのList Number(ここでは、IP搭載型撮像機能付装置130のList Number「00000003」)が入力され、accessionボタン502が押下されることにより、中央処理装置103が自身のList Number「38198237」とMemberList追加登録のイベント情報とList Number「00000003」とを二次記憶装置107から取得し、登録リスト管理サーバ120の中央処理装置122に送信する。
中央処理装置122は、受信したMemberList追加登録のイベント情報を解釈し、List Number「00000003」を検索して、図9に示すデータベース309内の認可状況315の列のデータ508に、送信してきたIP搭載型撮像機能付装置100のList Number「38198237」の値を書き込む。これにより、MemberListへのユーザの追加登録が終了する。
図3(a)のステップS208では、登録リスト管理サーバ120が受信したユーザの追加登録要求の通知に基づいて登録リストを検索し、ユーザの追加登録の対象となっているIP搭載型撮像機能付装置130(List Number「00000003」)の認可状況315に値がある場合は、該当するIP-Address(123.456.324.236)に基づいて中央処理装置122からネットワーク部135を介して中央処理装置133へユーザの追加登録要求の通知を行う。中央処理装置133は、認可状況315にあるList Number「38198237」を取得し、IP搭載型撮像機能付装置100に対する認可イベントを発生させ、認可許否画面505を表示する。
IP搭載型撮像機能付装置130のユーザ(Handle Name「King」)は、acceptボタン506又はrejectボタン507を選択することができる(自動許可モード又は自動拒否モードのときは、当該認可イベントが発生せず作業をスキップする)。rejectボタン507が選択された場合(拒否した場合)、中央処理装置133が二次記憶装置137内に格納されているMemberListにList Number「38198237」の追加登録をせず、ユーザ追加登録拒否を中央処理装置122へ通知する。一方、acceptボタン506が選択された場合(許可した場合)、中央処理装置133が二次記憶装置137内に格納されているMemberListにList Number「38198237」の追加登録を行い、中央処理装置122からList Number「38198237」のIP-Addressと制限容量を取得する。
中央処理装置122は、図9に示す登録リスト(データベース309)におけるデータ509に許否の状態とList Number「00000003」の値を登録する。
IP搭載型撮像機能付装置100は、自分の認可状況315に値がある場合、中央処理装置122からユーザ追加登録許可通知を受け、認可の情報を取得する。認可の情報によりユーザの追加登録許可通知を受けた場合は、中央処理装置103は、そのList Number「00000003」を二次記憶装置106内に格納されているMemberListに追加登録を行い、MemberList認可終了画面503を表示する。一方、ユーザ追加登録拒否通知を受けた場合は、MemberListにList Number「00000003」を書き込まずに、表示器109に拒否の通知を表示する。
次に、図3(b)及び図3(c)におけるファイル送受信の詳細について図10〜図15を参照して説明する。
図10は、ファイル送受信時の時間的な流れを示す図である。同図では、IP搭載型撮像機能付装置100のユーザである「abccamera」が、IP搭載型撮像機能付装置130のユーザである「Tom」にファイルを送信する場合を示す。
同図において、処理S600,S602,S604は、ファイルの送信時にIP搭載型撮像装置100にて実行される処理である。処理S601,S603は、ファイルの受信時にIP搭載型撮像機能付装置130にて実行される処理である。これらの処理は、時間軸に沿って行われる。
図11は、ファイルの送受信時に表示される画面の例を示す図であり、(a)は表示器109に表示されるファイル送信中の画面を示し、(b)は表示器139に表示されるファイル受信中の画面を示す。
図11(a)において、画面610は、ファイル送信中のIP搭載型撮像機能付装置100が表示器109に表示する画面である。図11(b)において、画面611は、ファイル受信中のIP搭載型撮像機能付装置130が表示器139に表示する画面である。
図12は、ファイル送信時に表示される画面の例を示す図であり、(a)は表示器109に表示されるファイルの選択画面、(b)は表示器139に表示される画面、(c)は表示器109に表示される画面を示す。
図12(a)において、画面700は、IP搭載型撮像機能付装置100からIP搭載型撮像機能付装置130にファイルを送信する際にIP搭載型撮像機能付装置100が表示器109に表示するファイルの選択画面である。画面700上のメニュー表示701は、送信するファイルをユーザに選択させるためのウィンドウである。
ファイル表示702は、画像や動画といったマルチメディアファイルがプレビュー表示されたものである。プレビュー表示にはファイル名等が表示されている。Selectボタン703は、送信するファイルの選択時に押下されるものである。プレビュー表示されている任意のマルチメディアファイルにカーソルを合わせると、プレビュー表示されたマルチメディアファイルの画面枠が太線に変わり、Selectボタン703の押下により当該枠が点線に変わる。
ファイル容量メーター表示704は、送信する相手の最大受信容量に対して、どの程度の量のファイルが選択されたかを視覚的に認識させるためのメーターである。相手の最大受信容量よりも多く指定することができない。
図12(b)において、画面705は、IP搭載型撮像機能装置100からのファイル受信要求に対するイベントが発生した際にIP搭載型撮像機能付装置130が表示器139に表示する画面である。なお、ファイル受信の自動許可モード又は自動拒否モードが設定されている場合、この画面705は表示されず、処理はスキップされる。
acceptボタン706は、相手から送信されたファイル受信要求を許可するときに押下されるボタンである。rejectボタン707は、相手から送信されたファイル受信要求を拒否するときに押下されるボタンである。
図12(c)において、画面708は、IP搭載型撮像機能付装置130に送信したファイル受信要求が拒否されたときにIP搭載型撮像機能付装置100が表示器109に表示する画面である。OKボタン709は、拒否されたことをユーザが確認したときに押下されるものである。
次に、図1のファイル転送システムにおけるIP搭載型撮像機能付装置間のファイル転送動作を説明する。
IP搭載型撮像機能付装置100において、表示器109の表示画面上でファイルを送信する相手としてユーザの「Tom」が選択されると、中央処理装置103が二次記憶装置107に「Tom」(IP搭載型撮像機能付装置130)の最大受信容量(65MB)を格納し、画面700に切り替える。画面700は、上述したように、「Tom」に送信するファイルを選択する画面であり、Selectボタン703が押下されることによりファイルの選択が行われる。
次に、中央処理装置103は、選択されたファイルのサイズを記憶媒体108から取得し、取得したサイズからファイルの総量を計算して二次記憶装置107に格納し、その結果をファイル容量メーター表示704として表示器109に表示する。その後、画面700のOKボタン710が押下されると、図10の処理S600のファイル送信依頼の処理を開始する。
このように、中央処理装置103は、ファイルの送信先である「Tom」の最大受信容量(65MB)よりも多くファイルが選択できないように制御している。これにより、相手に必要以上のファイルを送ることを防ぐことが可能になり、容量満杯によるエラーや相手との通信障害を事前に防ぐことが可能となる。
次に、中央処理装置103は、二次記憶装置107に格納された「Tom」のIP-Addressを参照し、登録リスト管理サーバ120を介さずに直接ネットワーク部105からネットワーク135を介して中央処理装置133にファイル受信要求を通知する。通知する内容には、List Number「38198237」とIP-Addressとそのファイル受信要求のイベント情報とが含まれている。
中央処理装置133は、ファイル受信要求の通知を受けると、表示器139の表示画面を画面705に切り替える。ユーザである「Tom」は、画面705上でacceptボタン704又はrejectボタン705を指定することが可能になる。これは、図3(b)のステップS211の処理に相当し、図10の処理S601の送信許否の処理に相当する。ファイル受信の自動許可モード又は自動拒否モードが設定されている場合、これらの処理はスキップされる。
ユーザである「Tom」がファイル受信を許可する場合、中央処理装置133は、ユーザの操作による許可の通知を操作器140から取得し、その許可の状態を二次記憶装置139に格納し、表示器139の表示画面を画面611に切り替えると同時に、ネットワーク部135からネットワーク150を介してネットワーク部105へ送信し、中央処理装置103へファイル受信許可の通知を行う。
中央処理装置103は、ファイル受信許可の通知を受けると、表示器109の表示画面を画面610に切り替え、二次記憶装置107に格納されている送信するファイルのファイルリストに基づいて記憶媒体108からファイルのデータを取得し、取得したデータを順次中央処理装置133に転送する。ファイルリストとは、通常、記憶媒体内にあるマルチメディアファイルがリスト化されたものであるが、一次記憶装置又は二次記憶装置に保持されるものとする。
中央処理装置133は、受信したデータを記憶媒体138に格納すると共に、受信したファイルのサイズの総量を二次記憶装置137に格納する。また、一定のタイミングにあわせて、一次記憶装置136又は二次記憶装置137に格納されている自身のファイルの最大受信容量と比較し、当該最大受信容量を超えてないかを確認する。
中央処理装置103は、二次記憶装置107に格納されているファイルリストのすべてのファイルの送信が終了次第、ファイル送信完了の通知を中央処理装置133に通知し、処理S604に移行する。中央処理装置133は、ファイル完了のイベントを受けて、ファイルの書き込みを終了し、処理S603に移る。
一方、ユーザである「Tom」がファイル受信を拒否する場合、中央処理装置133は、ユーザの操作による拒否の通知を操作器140から取得し、その拒否の状態を二次記憶装置139に格納し、表示器139の表示画面を画面403に戻し、ファイル受信拒否の通知をネットワーク150を介して中央処理装置103へ通知する。
IP搭載型撮像機能装置130は、IP搭載型撮像機能付装置100からファイル受信許否の通知を受けると処理S603の状態に移行する。ファイル受信拒否の通知を受けた中央処理装置103は、表示器109の表示画面で、画面を画面708に切り替えることにより、ユーザである「abccamera」がファイル受信要求に対して許否されたことを確認することができる。画面708上でOKボタン709が押下されることにより操作器110から中央処理装置103にその確認通知が行われ、二次記憶装置107に格納されている送信するファイルのファイルリストのデータを解放する。IP搭載型撮像機能付装置100は、処理S604に移行する。
次に、ファイルの送受信中に受信側の最大受信容量がファイル転送もしくはその他の原因により変化した場合の動作について図13〜図15を参照して説明する。
図13は、ファイル転送時の時間的な流れを示す図である。図13において、処理S803,S804,S805は、図10に示したファイル転送時に実行される処理である。処理S803が処理S602に相当し、処理S804が処理S604に相当し、処理S805が処理S603に相当する。
図14は、ファイル転送時に表示される画面の例を示す図であり、(a)は表示器109に表示されるファイル転送中の画面を示し、(b)は表示器139に表示されるファイル受信中の画面を示す。
図14(a)において、画面810は、ファイルの送信中に最大受信容量が変化した際に図11(a)の画面610から切り替わる画面である。ファイル受信容量800は、ユーザの「Tom」におけるファイル最大受信容量のサイズを示す。
図14(b)において、画面811は、ファイルの受信中に最大受信容量が変化した際に図11(b)の画面611から切り替わる画面である。名前表示802は、IP搭載型撮像機能付装置130における表示器139のファイル送受信アプリケーションソフトウェアの自身の情報を示す。
図15は、ファイル転送中に最大受信容量が変化したときの登録リストの詳細を示す図である。
図15において、データ801は、登録リスト管理サーバ120内のデータベース309における制限容量314の列のIP搭載型撮像機能装置130の最大受信容量を示す。
次に、ファイルの転送中に受信側の最大受信容量が変化した場合の動作の詳細を説明する。
ユーザ「abccamera」からユーザ「Tom」にデータ転送を行っている間に定期的に最大受信容量が変化する場合、中央処理装置133が二次記憶装置137内のファイルの最大受信容量から、受信したファイルの総量を差し引きし、新たなファイルの最大受信容量を計算して二次記憶装置137内の値を更新する。更新が行われた際に、名前表示802のように自身の最大受信容量が表示されている場所を更新するように表示器139に通知する。
中央処理装置133は、二次記憶装置137内のMember ListのOnline状態になっているユーザのIP-Addressをすべて取得し、Online状態になっているユーザの中央処理装置133のすべてに対して自身のList Number「0000005」とIP-Addressと更新されたファイルの最大受信容量(59MB)を通知する。また、登録リスト管理サーバ120の中央処理装置122に上記同様の情報を通知する。
登録リスト管理サーバ120の中央処理装置122は、その通知を受け、図15に示すように、大容量記憶媒体123内のデータベース309において該当するデータ801の値を更新する。
IP搭載型撮像装置100の中央処理装置103にも上記同様の通知が行われ、中央処理装置103は、二次記憶装置107にあるListにファイルの最大受信容量の更新を行い、表示器109の詳細表示810のTomのファイル最大受信容量800の値を更新する。ファイルの転送中に最大受信容量の変化により、Online状態にあるすべてのユーザに通知することにより、容量満杯の通信エラーを防ぐことが可能である。
次に、ネットワーク接続中にIP搭載型撮像機能付装置130を使用して撮影が行われ、ファイルの最大受信容量が変化した場合の動作について図16及び図17を参照して説明する。
図16は、ネットワーク接続中のファイルの最大受信容量の変化時の表示される画面の例を示す図であり、(a)は表示器109に表示される画面を示し、(b)は表示器139に表示される画面を示す。
図16(a)において、画面910は、ネットワーク接続中に撮影が行われて記憶媒体138のファイルの最大容量が変化した際に、図7(b)の画面403おけるIP搭載型撮像機能付装置100の待機状態から切り替わる画面である。ファイル受信容量900は、ユーザの「Tom」におけるファイルの最大受信容量を示す。
図16(b)において、画面911は、接続状態にあるIP搭載型撮像機能付装置130の図7(c)に示す画面405から切り替わる画面を表す。名前表示902は、IP搭載型撮像機能付装置130における表示器139のファイル送受信アプリケーションソフトウェアの自身の情報を示す。同図では、ファイルの最大受信容量が65MBに設定されており、記憶媒体138内に65MBの記憶容量を確保していたのだが、ユーザの「Tom」の撮影による記憶媒体138の記憶容量の減少により、ファイルの最大受信容量が64MBに変化している。
図17は、撮影により最大受信容量が変化したときの登録リストの詳細を示す図である。
図17において、データ901は、登録リスト管理サーバ120内のデータベース309における制限容量314の列のIP搭載型撮像機能装置130の最大受信容量を示す。
次に、撮影によりファイルの最大受信容量が変化した場合の動作の詳細を説明する。
ユーザ「Tom」がネットワークの接続を完了している状態で撮影を行う。光学系131及び撮像素子132によりアナログ信号がデジタル信号に変換され、中央処理装置133が記憶媒体138に記録を行う。この際、記憶媒体138の総容量の変化を取得し、二次記憶装置137に格納されている自身のファイルの最大受信容量が更新される。
ネットワークアプリケーションソフトウェアが起動時には、この変化のイベントを取得し、表示器139の表示画面が画面911に切り替わり、名前表示902のファイルの最大受信容量を更新し、二次記憶装置137に格納されているOnline状態になっているListMemberのすべてのIP-Addressを取得し、そのIP-Address先の中央処理装置に対して、自身のList Number「0000005」とIP-Addressと更新されたファイルの最大受信容量(64MB)を通知する。更に、登録リスト管理サーバ120の中央処理装置122にも上記の情報を通知し、中央処理装置122が大容量記憶媒体123内のデータベース309のデータ901の値を更新する。
Online状態になっているListMemberのIP搭載型撮像機能付装置100の中央処理装置103にも上記情報が通知され、中央処理装置103が二次記憶装置107内のList Member「00000005」のファイルの最大受信容量の値(64MB)を更新する。同時に、中央処理装置103が、表示器109に表示されている画面910内のファイル受信容量900の値を更新する。
上記実施の形態によれば、IP搭載型撮像機能付装置100は、ファイル転送先のIP搭載型撮像機能付装置130に対して送信するファイルの総量が当該装置130の最大受信容量を越えているか否かを判別し、最大受信容量を超えてファイルを送信しようとしたときは処理を終了する一方、最大受信容量を越えていないときは、ファイル転送先のファイル受信許否に応じてIP搭載型撮像機能付装置130にファイルを送信するので、記憶媒体のリソースが限られる小型のモバイル機器であっても画像、動画、及び音声などのマルチメディアファイルを扱うことができ、更にインターネットに接続を行うことが可能なIP搭載型撮像機能付装置間で容易にファイル転送を行うことが可能になる。
また、小型のモバイル機器は記憶媒体のリソースが限られるのと同時に操作性も限られるために、ネットワークの設定やファイルの転送などといった複雑な操作を要するが、本発明により、複雑な入力操作をすることなく安全かつ簡便にファイルの転送を行うことを可能になる。
上記実施の形態では、IP搭載型撮像機能付装置100,130や登録リスト管理サーバ120がインターネット150に接続されているが、これらの一部又は全部が互いに無線により接続されていてもよいことはいうまでもない。
また、上記実施の形態では、図3(b)のステップS210において、IP搭載型撮像機能付装置130に対して送信するファイルのサイズが最大受信容量を越えているときは、ステップS205へ戻るとしていたが、これに代えて再度送信を行うようにしてもよい。
本発明の目的は、上記実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に記憶されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
本発明の実施の形態に係るファイル転送システムの全体構成を示すブロック図である。 図1のファイル転送システム上で実行される制御処理を示すフローチャートである。 (a)は図2のステップS205でユーザ追加登録が選択された場合に実行する処理を示すフローチャートであり、(b)はステップS205でファイルの送信が選択された場合に実行する処理を示すフローチャートである。 (c)はステップS205でファイルの受信が選択された場合に実行する処理を示すフローチャートであり、(d)はステップS205で登録ユーザの削除が選択された場合に実行する処理を示すフローチャートである。 図2のステップS203で表示器109に表示される画面の一例を示す図であり、(a)は新規登録画面、(b)は登録完了画面を示す。 ステップS203で新規ユーザが登録される登録リストの詳細を示す図である。 図2のステップS204で表示される画面の一例を示す図であり、(a)は表示器109に表示される第1の画面、(b)は表示器109に表示される第2の画面、(c)は表示器139に表示される画面を示す。 図3(a)のMemberListへのユーザの追加登録時に表示される画面の例を示す図であり、(a)は表示器109に表示されるMemberList追加登録画面、(b)は表示器109に表示されるMemberList認可終了画面、(c)は表示器139に表示される認可許否画面を示す。 MemberListへのユーザ追加登録時の登録リストの詳細を示す図である。 ファイル送受信時の時間的な流れを示す図である。 ファイルの送受信時に表示される画面の例を示す図であり、(a)は表示器109に表示されるファイル送信中の画面を示し、(b)は表示器139に表示されるファイル受信中の画面を示す。 ファイル送信時に表示される画面の例を示す図であり、(a)は表示器109に表示されるファイルの選択画面、(b)は表示器139に表示される画面、(c)は表示器109に表示される画面を示す。 ファイル転送時の時間的な流れを示す図である。 ファイル転送時に表示される画面の例を示す図であり、(a)は表示器109に表示されるファイル転送中の画面を示し、(b)は表示器139に表示されるファイル受信中の画面を示す。 ファイル転送中に最大受信容量が変化したときの登録リストの詳細を示す図である。 ネットワーク接続中のファイルの最大受信容量の変化時の表示される画面の例を示す図であり、(a)は表示器109に表示される画面を示し、(b)は表示器139に表示される画面を示す。 撮影により最大受信容量が変化したときの登録リストの詳細を示す図である。
符号の説明
100,130 IP搭載型撮像機能付装置
120 登録リスト管理サーバ
103,122,133 中央処理装置
105,121,135 ネットワーク部
109,139 表示器
108,138 記憶媒体
123 大容量記憶媒体

Claims (14)

  1. 複数の情報処理装置で構成されるファイル転送システムにおいて、
    前記情報処理装置の1つは、前記情報処理装置の他の1つが備える記憶手段の許容記憶容量を取得する取得手段と、
    前記情報処理装置の他の1つに対して転送するファイルの総量を前記許容記憶容量に応じて制限する制限手段とを備えることを特徴とするファイル転送システム。
  2. 前記制限手段は、前記転送するファイルの総量と転送先の記憶手段の許容記憶容量とを比較することにより転送可能か否かを判別する判別手段と、
    前記判別の結果、転送可能であるときは、前記転送先の許可に応じて又は自動で前記ファイルの転送を開始する転送手段とを備えることを特徴とする請求項1記載のファイル転送システム。
  3. 前記転送手段は、前記ファイルが転送可能でないとき又は前記転送先が拒否したときは、転送不可を表示する表示手段を備えることを特徴とする請求項2記載のファイル転送システム。
  4. 前記転送手段は、前記ファイルが転送可能でないときは、前記ファイルの数を減らして再度送信を行うことを特徴とする請求項3記載のファイル転送システム。
  5. 前記情報処理装置の他の1つは、前記情報処理装置の1つからファイルの転送通知を受け取る受信手段と、
    前記受け取った転送通知に応じて前記ファイルの受信許否を判別する他の判別手段とを備えることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載のファイル転送システム。
  6. 前記情報処理装置の更に他の1つは、少なくとも前記情報処理装置を識別するための識別情報、前記情報処理装置のネットワークとの接続状況、前記情報処理装置がネットワーク接続時に付与されるIPアドレス、前記情報処理装置間の接続認可状況、及び前記記憶手段の許容記憶容量を保持する保持手段を備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のファイル転送システム。
  7. 前記取得手段は、前記情報処理装置の更に他の1つから少なくとも前記記憶手段の許容記憶容量、前記識別情報、及び前記接続状況を取得することを特徴とする請求項6記載のファイル転送システム。
  8. 前記情報処理装置の他の1つは、撮影を行って前記記憶手段に画像ファイルとして保持する撮影手段と、
    前記記憶手段の許容記憶容量を所望の値に設定する設定手段と、
    前記設定手段により前記記憶手段の許容記憶容量が設定されたときは、当該設定された許容記憶容量を越えて撮影できないように前記撮影手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のファイル転送システム。
  9. 前記情報処理装置の他の1つは、前記記憶手段に画像ファイルが保持されることより生じる前記許容記憶容量の変化を少なくとも前記情報処理装置の1つ及び前記情報処理装置の更に他の1つに通知する通知手段を備えることを特徴とする請求項8記載のファイル転送システム。
  10. 前記情報処理装置の更に他の1つは、新規にネットワークに接続可能になった情報処理装置の識別情報、当該識別情報が登録されているリスト、前記IPアドレス、及び許容記憶容量を取得する他の取得手段と、
    前記リストに登録され且つ現在ネットワーク接続可能になっている情報処理装置の識別情報と、そのIPアドレスと、許容記憶容量とを新規に接続可能になった情報処理装置に送信する送信手段とを備えることを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1項に記載のファイル転送システム。
  11. 前記情報処理装置の1つと前記情報処理装置の他の1つとは、前記情報処理装置の更に他の1つから前記リスト及びそのIPアドレスを受信し、当該IPアドレスを利用してピアツーピアを確立することを特徴とする請求項10記載のファイル転送システム。
  12. 前記通知手段は、前記情報処理装置の1つと前記情報処理装置の他の1つとの間のファイル転送時に前記記憶手段の許容記憶容量が変化したときは、前記リストに登録され且つネットワーク接続可能になっている情報処理装置のすべてと前記情報処理装置の更に他の1つに、前記変化した許容記憶容量を通知することを特徴とする請求項10又は11記載のファイル転送システム。
  13. 複数の情報処理装置で構成されるネットワークシステムのファイル転送方法において、
    前記情報処理装置の1つが前記情報処理装置の他の1つが備える記憶手段の許容記憶容量を取得する取得工程と、
    前記情報処理装置の1つから前記情報処理装置の他の1つに対して転送するファイルの総量を前記許容記憶容量に応じて制限する制限工程とを備えることを特徴とするファイル転送方法。
  14. 請求項13記載のファイル転送方法をコンピュータに実行させるためのコンピュータに読み取り可能なプログラム。
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