JP6188558B2 - 映像受信装置、管理サーバ、および、映像配信システム - Google Patents

映像受信装置、管理サーバ、および、映像配信システム Download PDF

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Description

この発明は、映像コンテンツを受信し記録する映像受信装置、映像受信装置とIPネットワークを介して接続される管理サーバ、映像受信装置に映像コンテンツを配信する映像配信システムに関するものである。
従来の映像受信装置は、例えば特許文献1に開示されているように、IPネットワークから映像コンテンツを受信し、コンテンツとコンテンツ管理情報(再生可能な残り時間・期限や残り回数、リムーバルメディアへの書き出し可能期限や残り回数・録画コンテンツの暗号鍵)を、異なる記録領域に記録し、コンテンツの記録領域はコピー可、コンテンツ管理情報の記録領域はコピー不可とする構成としている。このように構成されることで、コンテンツの記録領域、および、コンテンツの記録領域をコピーしたバックアップは、特定の映像受信装置に限定して再生が可能となり、他の映像受信装置での再生を防止することができ、コンテンツ保護とコンテンツの記録領域のバックアップの両立を実現していた。
特開2008−77497号公報
しかしながら、従来の技術では、ある映像受信装置の映像コンテンツをその他の映像受信装置では再生できないため、映像受信装置の故障や、最新機種へのリプレースで機器を交換した場合などには、取りためた映像コンテンツの視聴ができなくなるという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、記録装置の引継ぎを、IPネットワークを介して簡易に行うことができる映像受信装置、映像受信装置と接続される管理サーバ、および、映像配信システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、この発明に係る映像受信装置は、映像コンテンツを受信し、接続されている記録装置に映像を送信する映像受信装置であって、記録装置に記憶されているユーザIDと自身のユーザID、および、記録装置に記憶されている機器IDと自身の機器IDとを照合する記録装置照合部と、記録装置照合部が、記録装置に記憶されているユーザIDが自身のユーザIDと一致し、かつ、記録装置に記憶されている機器IDが自身の機器IDと異なると判断した場合に、ネットワークを介して接続される管理サーバに、ユーザIDと、記録装置に記憶されている機器IDと、自身の機器IDとを送信することで、記録装置の使用可否の問い合わせを行う問い合わせ部とを備えたことを特徴とする。
この発明によれば、故障やリプレースで映像受信装置を切り替えるようなケースにおいても、過去に使用していた映像受信装置に対応付けられた記録装置を、新しく切り替えられた映像受信装置で引き続き使用することを可能とすることができる。
この実施の形態1に係る映像配信システムの構成を説明する図である。 この発明の実施の形態1の映像受信装置の構成図である。 この発明の実施の形態1の管理サーバの構成図である。 管理サーバの記憶部に記憶されている内容の一例を示す図である。 この発明の実施の形態1において、記録装置に接続された旧映像受信装置が、新映像受信装置に置き換えられるまでの流れを説明するシーケンス図である。 ユーザ情報記憶部の内容の一例を示す図である。 この発明の実施の形態1の新映像受信装置の動作を説明するフローチャートである。 この実施の形態1において、映像受信装置から記録装置の使用可否の問い合わせを受信した場合の管理サーバの動作を説明するフローチャートである。 コンテンツ管理情報記憶部の内容の一例を示す図である。 この発明の実施の形態2の新映像受信装置の動作を説明するフローチャートである。 この発明の実施の形態2において、新映像受信装置から記録装置の使用可否の問い合わせを受信した場合の管理サーバの動作を説明するフローチャートである。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、この実施の形態1に係る映像配信システムの構成を説明する図である。
映像配信システムは、映像受信装置1と、映像表示装置2と、記録装置3と、ルータ4と、映像配信サーバ6と、管理サーバ7とを備える。
映像受信装置1は、ルータ4を経由してIPネットワーク5に接続され、映像配信サーバ6から配信される映像コンテンツを受信し、映像表示装置2に映像を再生するとともに、記録装置3に映像を送信し、録画する。なお、記録装置3には、映像配信サービスに契約するユーザを特定するユーザIDと、記録装置3に紐付けられた映像受信装置の識別情報(機器ID)とが記憶されている。
管理サーバ7は、映像配信サービスに加入し、IPネットワーク5を介して接続される映像受信装置1を使用するユーザに関する管理情報を保持し、映像受信装置1から記録装置3の使用許可の問い合わせを受け、保持している管理情報と照合し、使用可能と判断した場合に、映像受信装置1へ使用許可を応答する。
図2は、この発明の実施の形態1の映像受信装置1の構成図である。
映像受信装置1は、ネットワークI/F部10と、表示処理部11と、映像出力部12と、記録装置I/F部13と、記録装置処理部14と、記憶部15とを備える。
ネットワークI/F部10は、ルータ4、IPネットワーク5を経由して映像配信サーバ6と管理サーバ7とに接続され、映像配信サーバ6,管理サーバ7とデータの送受信を行なう。
表示処理部11は、ネットワークI/F部10が映像配信サーバから受信した映像コンテンツを受信し、映像表示装置2で表示可能となるよう再生処理を実行して、再生処理後の映像信号を映像出力部12へ送信する。
映像出力部12は、表示処理部11から受信した映像信号を、映像表示装置2へ送信する。
記録装置I/F部13は、記録装置3と接続され、記録装置処理部14と記録装置3とのデータの送受信を行なう。
記録装置処理部14は、ネットワークI/F部10が映像配信サーバから受信した映像コンテンツを受信し、記録装置I/F部13へ送信するとともに、映像コンテンツに含まれるコンテンツ管理情報を記憶部15に記憶する。また、必要に応じて、接続されている記録装置3の使用可否の問い合わせを行なう。
記憶部15は、コピー不可な領域であり、コンテンツ管理情報を記憶している。映像受信装置1で記録装置3を使用するには、記録装置3に録画した映像コンテンツのコンテンツ管理情報(再生可能な残り時間・期限や残り回数、リムーバルメディアへの書き出し可能期限や残り回数・録画コンテンツの暗号鍵)が必要となるが、ここでは、従来技術同様、不正コピー等の不正使用からコンテンツを保護するため、コンテンツ管理情報は映像受信装置1内のコピー不可な領域である記憶部15に保持し、ユーザがバックアップコピーできない構成とする。
記録装置処理部14は、記録装置照合部101と、問い合わせ部102と、機器ID書き込み部103と、コンテンツ管理情報処理部104とを備える。
記録装置照合部101は、記録装置I/F部13経由で接続されている記録装置3に記憶されているユーザIDと自身、つまり、映像受信装置1のユーザID、および、記録装置3に記憶されている機器IDと自身の機器IDとを照合し、接続されている記録装置3が、新規の装置であるか否かを判断する。
問い合わせ部102は、記録装置照合部101が、接続されている記録装置3は新規の記録装置3であると判断した場合に、ネットワークI/F部10経由で、管理サーバ7へ記録装置3の使用可否の問い合わせを送信する。
機器ID書き込み部103は、記録装置3の使用可否の問い合わせに対し、ネットワークI/F部10経由で管理サーバ7から記録装置3の使用可の問い合わせ結果を受信した場合に、記録装置I/F部13経由で、記録装置3に記憶されている機器IDを自機の機器IDを書き込んで更新する。
コンテンツ管理情報処理部104は、定周期、あるいは、コンテンツ管理情報の更新時に、ネットワークI/F部10経由で、管理サーバ7へ、記憶部15に記憶しているコンテンツ管理情報を送信する。また、必要に応じて、管理サーバ7から受信したコンテンツ管理情報を記憶部15に記憶する。
図3は、この発明の実施の形態1の管理サーバ7の構成図である。
管理サーバ7は、ネットワークI/F部70と、ユーザ管理部71と、コンテンツ管理情報処理部72と、記憶部73とを備える。
ネットワークI/F部70は、IPネットワーク5、ルータ4を経由して映像受信装置1に接続され、管理サーバ7と映像受信装置1とのデータの送受信を行なう。
ユーザ管理部71は、事業者と契約したユーザに関するユーザ情報(ユーザID、ユーザが保有する機器の識別情報(機器ID))を記憶部73のユーザ情報記憶部701に記憶し、管理する。なお、ユーザが保有する機器とは、映像受信装置1のことである。
また、ユーザ管理部71は、ネットワークI/F部70経由で、映像受信装置1から記録装置3の使用可否の問い合わせを受信した場合、記憶部73を参照して、使用を可とするか否かを判断する。
コンテンツ管理情報処理部72は、ネットワークI/F部70経由で、映像受信装置1からコンテンツ管理情報を受信し、記憶部73のコンテンツ管理情報記憶部702へ記憶する。また、コンテンツ管理情報処理部72は、映像受信装置1から記録装置3の使用可否の問い合わせを受信したユーザ管理部71から、記録装置3の使用を可とする旨の通知を受信した場合、記憶部73に記憶されている該当のユーザのコンテンツ管理情報を、ネットワークI/F部70経由で、映像受信装置1へ送信する。
記憶部73は、ユーザ情報記憶部701と、コンテンツ管理情報記憶部702とを備える。ユーザ情報記憶部701には、映像配信サービスに契約するユーザを特定するユーザIDと、該当のユーザが保有する機器の機器IDとが対応付けて記憶されており、コンテンツ管理情報記憶部702には、ユーザが保有する映像受信装置1のコンテンツ管理情報が、ユーザIDと機器IDとに対応付けて記憶されている。
図4は、管理サーバ7の記憶部73に記憶されている内容の一例を示す図である。
図4に示すように、ユーザ情報記憶部701には、ユーザIDと、該当のユーザが保有する映像受信装置1の機器IDとが対応づけられて記憶されている。
また、コンテンツ管理情報記憶部702には、ユーザIDと、該当のユーザが保有する映像受信装置1の機器IDと、その機器IDを持つ映像受信装置1のコンテンツ管理情報が記憶されている。なお、コンテンツ管理情報とは、再生可能な残り時間・期限や残り回数、リムーバルメディアへの書き出し可能期限や残り回数・録画コンテンツの暗号鍵などである。
また、ユーザ情報記憶部701とコンテンツ管理情報記憶部702とはユーザIDで紐づけられている。
また、ユーザ情報記憶部701に記憶される機器IDは、図4では1つのみを記憶しているが、1つのユーザIDに対して複数の機器IDを記憶することが可能となっており、映像受信装置1を入れ替えた場合にはその履歴、つまり、新旧の機器IDを管理することができる。
次に、この発明の実施の形態1に係る映像配信システムの映像受信装置1および管理サーバ7の動作について説明する。
ここでは、もともと映像受信装置(旧映像受信装置とする)1aが、記録装置3に接続され、映像コンテンツの録画、再生には、旧映像受信装置1aを使用していたが、故障やリプレースのため、映像受信装置(新映像受信装置とする)1bに置き換えられるものとして以下説明する。なお、新旧の映像受信装置1a,1bは、ともに同じユーザのものであり、同じユーザID(AA)を保持しているものとし、旧映像受信装置1aの機器IDはaaaa、新映像受信装置1bの機器IDはbbbbであるものとする。
図5は、この発明の実施の形態1において、記録装置3に接続された旧映像受信装置1aが、新映像受信装置1bに置き換えられるまでの流れを説明するシーケンス図である。
まず、もともと記録装置3には、旧映像受信装置1aが接続されていたため、前提として、記録装置3には、記録装置3の使用を許可されたユーザのユーザID(AA)と、記録装置3と紐付けられた、つまり、記録装置3に映像コンテンツの録画、再生を許可された旧映像受信装置1aに固有のIDである機器ID(aaaa)が、旧映像受信装置1aが接続されて使用される初期段階で登録され、記憶されている(ステップST001)。
また、この時、管理サーバ7の記憶部73には、ユーザのユーザID(AA)と旧映像受信装置1aの機器ID(aaaa)が対応付けられて記憶されている(ステップST002。図4参照)。
旧映像受信装置1aでは、コンテンツ管理情報の更新があった場合(ステップST003)、または、設定された周期が経過すると(ステップST004)、管理サーバ7に対してコンテンツ管理情報を通知し(ステップST005)、コンテンツ管理情報のバックアップを生成する。管理サーバ7では、旧映像受信装置1aからコンテンツ管理情報を受信し、コンテンツ管理情報記憶部702に記憶している、ユーザID(AA),機器ID(aaaa)に対応するコンテンツ管理情報を最新の状態に更新している。
ここで、旧映像受信装置1aが故障した、あるいは、リプレースなどで、新映像受信装置1bへの入れ換えが行なわれるとする(ステップST006)。つまり、記録装置3には、新映像受信装置1bが接続されるようになったとする。
この時、管理サーバ7には新映像受信装置1bの情報が登録され、管理サーバ7の記憶部73のユーザ情報記憶部701には、新たにユーザID(AA)を持つユーザの使用する新映像受信装置1bの機器ID(bbbb)が記憶される(ステップST007)。
具体的には、図6に示すように、記憶部73のユーザ情報記憶部701に、ユーザID(AA)に対応づけられた機器IDに新映像受信装置1bの機器ID(bbbb)が追加される。なお、ここでは、ユーザ情報記憶部701は、図6に示すように、2世代まで、つまり、映像受信装置1の入れ替えがあった場合の新旧の映像受信装置1a,1bの機器IDのみを記憶しておくようにしているが、これに限らず、さらに過去に映像受信装置1の入れ替えがあった場合には履歴を全て記憶しておくようにしてもよい。
新たに記録装置3に接続されることになった新映像受信装置1bは、記録装置3に記憶されているユーザIDと機器IDの読み出しを行なう(ステップST008)。なお、この時点で記録装置3から読み出される機器IDは、旧映像受信装置1aの機器ID(aaaa)である。
新映像受信装置1bは、ステップST008で読み出したユーザID、機器IDと、自機のユーザID、機器IDとを比較し、ユーザIDが同じかどうか(ステップST009)、機器IDが同じかどうか(ステップST011)の判定を行なう。ここで、そもそも、ユーザIDが相違する場合(ステップST009の“NO”の場合)は、記録装置3は使用不可であると判断する(ステップST010)。
ステップST009,ステップST011の判定後、ユーザIDは同じで、かつ、自機の機器IDが記録装置3に登録されている機器IDと異なると判断すると、新映像受信装置1bは、管理サーバ7に対して、記録装置3の使用可否の問い合わせを行なう(ステップST012)。
新映像受信装置1bから使用可否の問い合わせを受信した管理サーバ7は、新映像受信装置1bが記録装置3を使用することを許可するかどうかの判定を行なう。具体的には、新映像受信装置1bの機器IDが登録されているかどうかを判定することで使用を許可するかどうかを判断する(ステップST013)。
管理サーバ7は、新映像受信装置1bが記録装置3を使用することを許可した場合、使用可である旨の通知と、新映像受信装置1bに反映すべきコンテンツ管理情報を、新映像受信装置1bに送信する(ステップST014)。
一方、新映像受信装置1bが記録装置3を使用することを許可しない場合、管理サーバ7は、使用不可である旨の通知を、新映像受信装置1bに送信する(ステップST015)。
新映像受信装置1bは、管理サーバ7から、記録装置3が使用可である旨の通知を受信したかどうかを判定して(ステップST016)、使用可であれば受信したコンテンツ管理情報を反映し(ステップST017)、使用不可であれば、記録装置3は使用不可であると判断する(ステップST010)。
新映像受信装置1bは、記録装置3に自機の機器ID(bbbb)を登録し、記録装置3に記憶されている機器IDを更新する(ステップST018)。このようにして、新映像受信装置1bにおいて、記録装置3が使用可能となる。
このように、もともと記録装置3に接続されていた旧映像受信装置1aから、置き換えた新映像受信装置1bで記録装置3を継続使用するには、記録装置3に録画した映像コンテンツのコンテンツ管理情報(再生可能な残り時間・期限や残り回数、リムーバルメディアへの書き出し可能期限や残り回数・録画コンテンツの暗号鍵)が必要となるが、旧映像受信装置1aでは、従来技術同様、不正コピー等の不正使用からコンテンツを保護するため、コンテンツ管理情報は、旧映像受信装置1a内のコピー不可な領域(記憶部15)に保持し、ユーザがバクアップコピーできない構成となっているので、この実施の形態1では、管理サーバ7を介して、コンテンツ管理情報を旧映像受信装置1aから新映像受信装置1bに引き継ぐことで、新映像受信装置1bが記録装置3の映像コンテンツを引き続き使用可能となる。
なお、上述した、新映像受信装置1bにおける、ステップST008〜ステップST012、ステップST016〜ステップST017までの処理、および、管理サーバ7における、ステップST013〜ステップST015の処理の詳細については後述する。
図7は、この発明の実施の形態1の新映像受信装置1bの動作を説明するフローチャートである。
ここでは、引き続き、もともと旧映像受信装置1a(機器ID:aaaa)が記録装置3に接続され、映像コンテンツの録画、再生には旧映像受信装置1aを使用していたが、故障やリプレースのため、新映像受信装置1b(機器ID:bbbb)に置き換えられるものとして、図7に沿って、新映像受信装置1bにおける図5のステップST008〜ステップST012、ステップST016〜ステップST018までの処理の詳細について説明する。
なお、図7において、図5のステップST008〜ステップST012、ステップST016〜ステップST018にあたるステップについては同じステップ番号を付している。
新映像受信装置1bの記録装置I/F部13が、記録装置3の接続を検出すると(ステップST1)、記録装置照合部101は、記録装置3からユーザIDと機器IDとを取得する(ステップST008)。ここでは、もともと旧映像受信装置1aが記録装置3に接続されていたため、記録装置照合部101は、ユーザID(AA)と機器ID(aaaa)を取得する。
記録装置照合部101は、接続されている記録装置3が新規の装置であるかどうかを判断する。具体的には、まず、記録装置照合部101は、新映像受信装置1bが保持するユーザID(AA)と、ステップST008で記録装置3から取得したユーザID(AA)とが同じかどうかを判定する(ステップST009)。
ステップST009において、新映像受信装置1bのユーザIDと、記録装置3から取得したユーザIDとが同じではなかった場合(ステップST009の“NO”の場合)、記録装置照合部101は、接続されている記録装置3は使用不可であると判断し(ステップST010)、処理終了する。
一方、ステップST009において、新映像受信装置1bのユーザIDと、記録装置3から取得したユーザIDとが同じであった場合(ステップST009の“YES”の場合)、記録装置照合部101は、新映像受信装置1bが保持する機器ID(bbbb)と、ステップST2で記録装置3から取得した機器ID(aaaa)とが同じかどうかを判定する(ステップST011)。
ここでは、ユーザIDは同じ、機器IDは相違すると判断されるが、ステップST011において、新映像受信装置1bの機器IDと、記録装置3から取得した機器IDとが同じであった場合(ステップST011の“YES”の場合)には、記録装置照合部101は、接続されている記録装置3は使用可であると判断し(ステップST2)、処理終了する。そして、記録装置3にある映像コンテンツの再生や、映像配信サーバ6から受信した映像コンテンツの録画のため、記録装置3を使用する。なお、新映像受信装置1bへの置き換えが行なわれなければ、このようにして、映像受信装置1aは、記録装置3を使用する。
一方、ステップST011において、新映像受信装置1bの機器IDと、記録装置3から取得した機器IDとが同じではなかった場合(ステップST011の“NO”の場合)、記録装置3が不正使用されている可能性があるとして、問い合わせ部102は、ネットワークI/F部10経由で、管理サーバ7へ記録装置3の使用可否の問い合わせを行なう(ステップST012)。具体的には、問い合わせ部102は、ステップST008で記録装置3から読み出したユーザIDおよび機器IDと、自身の機器IDとを管理サーバ7へ送信する。ここでは、記録装置3に接続されていた旧映像受信装置1aから同じユーザの新映像受信装置1bへの置き換えが行なわれたものとしているので、この使用可否の問い合わせが行なわれ、問い合わせ部102は、ステップST008で記録装置3から読み出したユーザID(AA)および機器ID(aaaa)と、自身の機器ID、すなわち、新映像受信装置1bの機器ID(bbbb)とを、管理サーバ7へ送信する。
そして、ネットワークI/F部10経由で、管理サーバ7から送信された問い合わせ結果が受信されるのを待つ。管理サーバ7では、図5のステップST013〜ステップST015を行ない、問い合わせ結果を送信する。この処理の詳細については、図8に示すフローチャートに基づいて後述する。なお、新映像受信装置1bと管理サーバ7との通信には、SSL等の暗号化通信を用いることで、ユーザIDや機器IDの盗聴を防止する。
管理サーバ7から送信された問い合わせ結果をネットワークI/F部10経由で受信すると、問い合わせ部102は、問い合わせの結果が使用可であったかどうかを判定する(ステップST016)。
ステップST016において、使用可でなかった場合(ステップST016の“NO”の場合)、問い合わせ部102は、記録装置3は使用不可として(ステップST010)、処理終了する。
ステップST016において、使用可であった場合(ステップST016の“YES”の場合)、コンテンツ管理情報処理部104は、管理サーバ7から、使用可の問い合わせ結果とともに送信されたコンテンツ管理情報を記憶部15に記憶する(ステップST017)。
機器ID書き込み部103は、記録装置I/F部13経由で、記録装置3に記憶されている機器IDを自身の機器ID、つまり、新映像受信装置1bの機器ID(bbbb)を書き込んで、記録装置3の機器IDを更新する(ステップST018)。つまり、記録装置3には、ユーザID(AA)と機器ID(bbbb)とが記憶されることになる。そして、新映像受信装置1bによって記録装置3が使用可となる(ステップST2)。
このように、記録装置3に記憶されていた旧映像受信装置1aの機器IDを新映像受信装置1bの機器IDに書き換えることで、以降は、記録装置3と新映像受信装置1bとの間でのユーザIDと機器IDの照合のみで(ステップST009,ステップST011)、記録装置3の使用を可能とする。
なお、新映像受信装置1bへの切り換えが行なわれ、新映像受信装置1bが記録装置3を使用可能な状態となった後は、図5のステップST003,ステップST004同様、新映像受信装置1bは、コンテンツ管理情報の更新があった場合、または、設定された周期が経過すると、管理サーバ7に対してコンテンツ管理情報を通知し、コンテンツ管理情報のバックアップを生成する。
図8は、この実施の形態1において、映像受信装置1から記録装置3の使用可否の問い合わせを受信した場合の管理サーバ7の動作を説明するフローチャートである。
ここでは、図8に沿って、旧映像受信装置1a(機器ID:aaaa)が記録装置3に接続され、映像コンテンツの録画、再生には旧映像受信装置1aを使用していたが、故障やリプレースのため、新映像受信装置1b(機器ID:bbbb)に置き換えられ、新映像受信装置1bから記録装置3の使用可否の問い合わせがあったものとして、管理サーバ7における、図5のステップST013〜ステップST015の処理の詳細について説明する。
なお、図8において、図5のステップST013〜ステップST015にあたるステップについては同じステップ番号を付している。
ユーザ管理部71は、ネットワークI/F部70経由で、新映像受信装置1bから記録装置3の使用可否の問い合わせを受信する(ステップST21)。なお、新映像受信装置1bからは、ユーザID(AA)と、記録装置3に記憶されている機器ID(aaaa)と、新映像受信装置1bの機器ID(bbbb)とが送信される(図4のステップST012参照)。
ユーザ管理部71は、使用を可とするか否かを判断する。具体的には、ユーザ管理部71は、ステップST21で受信したユーザIDに紐づけられて、ステップST21で受信した旧映像受信装置1aの機器IDと、問い合わせを行った新映像受信装置1bの機器IDとが登録されているかどうか、つまり、記憶部73のユーザ情報記憶部701に記憶されているかどうかを判定する(ステップST013)。
ステップST013において、旧映像受信装置1aおよび新映像受信装置1bの機器IDがユーザ情報記憶部701に記憶されていなかった場合(ステップST013の“NO”の場合)、ユーザ管理部71は、使用不可と判断し、使用不可の通知をネットワークI/F部70に出力し(ステップST22)、ネットワークI/F部70は、使用不可の通知を新映像受信装置1bへ送信する(ステップST015)。
一方、ステップST013において、旧映像受信装置1aおよび新映像受信装置1bの機器IDがユーザ情報に記憶されていた場合(ステップST013の“YES”の場合)、ユーザ管理部71は、使用を可とし、使用可の問い合わせ結果をネットワークI/F部70とコンテンツ管理情報処理部72とに出力する(ステップST23)。
ここでは、新映像受信装置1bは管理サーバ7に登録され(図5のステップST007)、図6に示すように、管理サーバ7のユーザ情報記憶部701には、ユーザID(AA)に紐付けられ、旧映像受信装置1aの機器ID(aaaa)と新映像受信装置1bの機器IDとが記憶されている(bbbb)。したがって、ステップST013では、ユーザ管理部71は、旧映像受信装置1aおよび新映像受信装置1bの機器IDがユーザ情報に記憶されていると判断し、使用可の通知を出力する(ステップST23)。
コンテンツ管理情報処理部72は、ステップST23において、ユーザ管理部71から使用可の通知を受信すると、記憶部73のコンテンツ管理情報記憶部702に記憶している、ユーザIDに関する機器IDとコンテンツ管理情報について、コンテンツ管理情報に対応付けられている機器IDを、使用可否の問い合わせを行った映像受信装置1bの機器IDに更新し、対応するコンテンツ管理情報をネットワークI/F部70へ出力する。(ステップST24)。具体的には、ここでは、図4に示すように、コンテンツ管理情報記憶部702には、ユーザID(AA)について、機器ID(aaaa)とコンテンツ管理情報(残18時間、残9回)とが対応付けられて記憶されていたとすると、コンテンツ管理情報処理部72は、図4の機器ID(aaaa)を新映像受信装置1bの機器ID(bbbb)に更新し(図9参照)、機器ID(bbbb)とコンテンツ管理情報(残18時間、残9回)とが対応づけられるようにする。そして、新映像受信装置1bの機器ID(bbbb)に対応づけられたコンテンツ管理情報(残18時間、残9回)をネットワークI/F部70へ出力する。
ネットワークI/F部70は、ステップST23においてユーザ管理部71が出力した使用可の通知と、ステップST24においてコンテンツ管理情報が出力したコンテンツ管理情報とを受信し、新映像受信装置1b、つまり、問い合わせを行った映像受信装置1へ送信する(ステップST014)。
このように、映像配信サービスを提供する事業者が管理する管理サーバ7には、事業者と契約したユーザが保有する、または、過去保有していた、新旧の映像受信装置1の機器ID、すなわち、この実施の形態1では、旧映像受信装置1aの機器IDおよび新映像受信装置1bの機器IDと、ユーザIDの組み合わせの情報とが記憶されており、新たに使用されるようになった映像受信装置1、すなわち、新映像受信装置1bから、記録装置3の使用可否の問い合わせを受信すると、管理サーバ7は、問い合わせのあったユーザIDと機器ID(旧映像受信装置1aと新映像受信装置1bの機器ID)と、記憶部73の内容とを照合し、一致する場合は、当該記録装置3の使用を可とする応答をする。この際、管理サーバ7は、使用可を通知とともにコンテンツ管理情報を新映像受信装置1bに送信し、新映像受信装置1bは、受信したコンテンツ管理情報を自機に反映して、記録装置3に記録された映像コンテンツが使用可能となる。
以上説明したように、この実施の形態1によれば、故障やリプレースで映像受信装置1を切り替えるようなケースにおいても、過去に使用していた映像受信装置1aに対応付けられた記録装置3を、新映像受信装置1bで引き続き使用可能とすることができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、置き換えを行なう前の旧映像受信装置1aの機器IDと、置き換えを行なう新映像受信装置1bの機器IDが、当該ユーザのユーザIDとの組で、管理サーバ7に登録されていることを前提としていたが(図6参照)、新映像受信装置1bが管理サーバ7に未登録のケースも考えられる。その場合、実施の形態1では、新映像受信装置1bからの記録装置3の使用可否の問い合わせに対し、管理サーバ7は、使用不可の通知を送信することになる。
この実施の形態2では、管理サーバ7に新映像受信装置1bの登録がされていないことを想定し、その場合に、ユーザを特定するためのユーザIDの入力を受け付けるようにすることで、ユーザが特定されれば、記録装置3を使用可とする実施の形態について説明する。
この発明の実施の形態2に係る映像配信システム、映像受信装置1、および、管理サーバ7の構成は、実施の形態1で説明したものと同様であるため詳細な説明を省略する。
動作について、実施の形態1同様、もともと旧映像受信装置1a(機器ID:aaaa)が記録装置3に接続され、映像コンテンツの録画、再生には旧映像受信装置1aを使用していたが、故障やリプレースのため、新映像受信装置1b(機器ID:bbbb)に置き換えられるものとして、以下説明する。また、新旧の映像受信装置1a,1bは、ともに同じユーザのものであり、同じユーザID(AA)を保持しているものとする。
ただし、この実施の形態2では、管理サーバ7において、新映像受信装置1bの機器IDの登録が行なわれていないものとする。つまり、管理サーバ7のユーザ情報記憶部701には、図4に示すように、ユーザID(AA)に対応付けられた機器IDは、旧映像受信装置1aの機器ID(aaaa)のみの状態であるとする。
図10は、この発明の実施の形態2の新映像受信装置1bの動作を説明するフローチャートである。
図11は、この発明の実施の形態2において、新映像受信装置1bから記録装置3の使用可否の問い合わせを受信した場合の管理サーバ7の動作を説明するフローチャートである。
まず、図10に沿って、新映像受信装置1bの動作について説明する。なお、実施の形態1において図7で説明したものと同様の動作については同じステップ番号を付して重複した説明を省略し、図7と異なる動作についてのみ説明する。
ステップST011において、新映像受信装置1bの機器IDと、記録装置3から取得した機器IDとが同じではなかった場合(ステップST011の“NO”の場合)、記録装置3が不正使用されている可能性があるとして、問い合わせ部102は、ネットワークI/F部10経由で、管理サーバ7へ記録装置3の使用可否の問い合わせを行い(ステップST012)、ネットワークI/F部10経由で、管理サーバ7から送信された問い合わせ結果が受信されるのを待つ。
管理サーバ7から送信された問い合わせ結果をネットワークI/F部10経由で受信すると、問い合わせ部102は、問い合わせの結果が使用可であったかどうかを判定する(ステップST016)。
ステップST016において、使用可であった場合(ステップST016の“YES”の場合)、ステップST017へ進み、以降実施の形態1と同様の処理を行なう。
ステップST016において、使用可でなかった場合(ステップST016の“NO”の場合)、問い合わせ部102は、管理サーバ7から、ユーザ認証指示情報を受信したかどうかを判定する(ステップST3)。
ステップST3において、ユーザ認証指示情報を受信していない場合(ステップST3の“NO”の場合)、問い合わせ部102は、記録装置3は使用不可として(ステップST010)、処理終了する。
一方、ステップST3において、ユーザ認証指示情報を受信した場合(ステップST3の“YES”の場合)、問い合わせ部102は、映像出力部12に対して、保守用ユーザインタフェースを表示するよう指示する(ステップST4)。つまり、問い合わせ部102は、映像表示装置2に、ユーザ認証画面を表示させ、ユーザによるユーザIDの入力を受け付ける。映像出力部12は、映像表示装置2に保守用ユーザインタフェースを表示し、ユーザを特定するためのユーザIDの入力を促す。
問い合わせ部102は、ネットワークI/F部10経由で、管理サーバ7へ、ステップST008で記録装置3から読み出した機器IDと、ステップST4で受信したユーザIDと、自身の機器IDとを管理サーバ7へ送信する(ステップST5)。そして、ステップST016に戻り、ネットワークI/F部10経由で、管理サーバ7から送信された問い合わせ結果が受信されるのを待つ。
管理サーバ7では、後述する処理において、ステップST5で映像受信装置1bが送信したユーザIDに基づき、記録装置3の使用可否の判定を行い、結果を返答する。この管理サーバ7の処理については図11を用いて後述する。
管理サーバ7から使用可否の問い合わせ結果を受信すると、ステップST016以降の処理を行う。
つまり、管理サーバ7から使用不可が通知されると、ステップST3からの処理を繰り返す。一方、管理サーバ7から使用可が通知されると、実施の形態1同様、ステップST017の処理を行い、記録装置3に記憶されていた旧映像受信装置1aの機器IDを新映像受信装置1bの機器IDに書き換えることで、以降は、記録装置3と新映像受信装置1bとの間でのユーザIDと機器IDの照合のみで(ステップST009,ステップST011)、記録装置3の使用を可能とする。
なお、実施の形態1同様、新映像受信装置1bへの切り換えが行なわれ、新映像受信装置1bが記録装置3を使用可能な状態となった後は、新映像受信装置1bは、コンテンツ管理情報の更新があった場合、または、設定された周期が経過すると、管理サーバ7に対してコンテンツ管理情報を通知し、コンテンツ管理情報のバックアップを生成する。
次に、実施の形態2において、映像受信装置1から記録装置3の使用可否の問い合わせを受信した場合の管理サーバ7の動作について、図11に沿って説明する。なお、実施の形態1において図8で説明したものと同様の動作については同じステップ番号を付して重複した説明を省略し、図8と異なる動作についてのみ説明する。
ユーザ管理部71は、旧映像受信装置1aおよび新映像受信装置1bの機器IDがユーザ情報記憶部701に記憶されていなかった場合(ステップST013の“NO”の場合)、ステップST27に進む。
ステップST27において、ユーザ管理部71は、問い合わせを行った新映像受信装置1bから受信したユーザIDと記録装置3に記憶された機器IDと新映像受信装置1bの機器IDとのうち、新映像受信装置1bの機器IDのみがユーザ情報記憶部701に記憶されていなかったかどうかを判定する(ステップST27)。
新映像受信装置1bの機器IDのみが記憶されていないのではなかった場合(ステップST27の“NO”の場合)、ユーザ管理部71は、使用不可と判断し、使用不可の通知をネットワークI/F部70に出力し(ステップST22)、ネットワークI/F部70は、使用不可の通知を新映像受信装置1bへ送信する(ステップST015)。
ステップST27において、新映像受信装置1bの機器IDのみが記憶されていなかった場合(ステップST27の“YES”の場合)、ユーザ管理部71は、新映像受信装置1bに対し、ネットワークI/F部70経由で、ユーザ認証指示情報を送信する(ステップST28)。そして、新映像受信装置1bから、ユーザID(AA)、記録装置3に記憶された機器ID(aaaa)、新映像受信装置1bの機器ID(bbbb)を受信するのを待つ。なお、ここでは、図4のように管理サーバ7には新映像受信装置1bの機器ID(bbbb)のみが登録されていないものとしているので、ユーザ管理部71は、ユーザ認証指示情報を送信する。
新映像受信装置1bから、ユーザID、記録装置3に記憶された機器ID、新映像受信装置1bの機器IDを受信すると(ステップST29)、ユーザ管理部71は、ステップST29で受信したユーザIDは正規のユーザIDであるかどうかの判定を行なう(ステップST30)。具体的には、ユーザ管理部71は、ステップST27で受信したユーザIDが、記憶部73のユーザ情報記憶部701に記憶されているかどうかを判定する。
ステップST30において、ユーザ管理部71が、正規のユーザIDではないと判断した場合、つまり、ユーザIDが記憶されていない場合(ステップST30の“NO”の場合)、ユーザ管理部71は、使用不可と判断し、使用不可の通知をネットワークI/F部70に出力し(ステップST22)、ネットワークI/F部70は、使用不可の通知を新映像受信装置1bへ送信する(ステップST015)。
一方、ユーザ管理部71が、正規のユーザIDであると判断した場合、つまり、ユーザIDと旧映像受信装置1aの機器IDとが紐付けられて記憶されている場合(ステップST30の“YES”の場合)、ユーザ管理部71は、ユーザ情報記憶部701に、受信した新映像受信装置1bの機器IDを登録する(ステップST31)。つまり、図6に示すように、ユーザID(AA)、旧映像受信装置1aの機器ID(aaaa)に対応付けて、新映像受信装置1b(bbbb)を記憶させる。
このようにして、旧映像受信装置1aおよび新映像受信装置1bの機器IDがユーザ情報記憶部701に記憶されている状態となり、ユーザ管理部71は、新映像受信装置1bによる記録装置3の使用を可とし、ステップST23へ進む。そして、実施の形態1で説明したように、ステップST23以降の処理を行い、ステップST23において、ユーザ管理部71が出力した使用可の通知と、ステップST24においてコンテンツ管理情報が出力したコンテンツ管理情報とが、新映像受信装置1bへ送信される(ステップST014)。
以上のように、この実施の形態2によれば、映像配信サービスを提供する事業者が管理する管理サーバ7に、新たに使用されるようになった映像受信装置1、すなわち、新映像受信装置1bの機器IDが登録されていなくても、新映像受信装置1bに、ユーザからユーザIDの入力を促すようにすることで、ユーザのチェックを行い、正規のユーザとみなされる場合には管理サーバ7に新映像受信装置1bの機器IDを登録するようにすることで、新映像受信装置1bによる記録装置3の使用を許可する応答をする。この際、管理サーバ7は、使用を可とする通知とともにコンテンツ管理情報を新映像受信装置1bに送信し、新映像受信装置1bは、受信したコンテンツ管理情報を自機に反映して、記録装置3に記録された映像コンテンツが使用可能となる。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1 映像受信装置、2 映像表示装置、3 記録装置、4 ルータ、5 IPネットワーク、6 映像配信サーバ、7 管理サーバ、10,70 ネットワークI/F部、11 表示処理部、12 映像出力部、13 記録装置I/F部、14 記録装置処理部、15,73 記憶部、71 ユーザ管理部、72,104 コンテンツ管理情報処理部、101 記録装置照合部、102 問い合わせ部、103 機器ID書き込み部、701 ユーザ情報記憶部、702 コンテンツ管理情報記憶部。

Claims (11)

  1. 映像コンテンツを受信し、接続されている記録装置に映像を送信する映像受信装置であって、
    前記記録装置に記憶されているユーザIDと自身のユーザID、および、前記記録装置に記憶されている機器IDと自身の機器IDとを照合する記録装置照合部と、
    前記記録装置照合部が、前記記録装置に記憶されているユーザIDが自身のユーザIDと一致し、かつ、前記記録装置に記憶されている機器IDが自身の機器IDと異なると判断した場合に、ネットワークを介して接続される管理サーバに、前記ユーザIDと、前記記録装置に記憶されている機器IDと、前記自身の機器IDとを送信することで、前記記録装置の使用可否の問い合わせを行う問い合わせ部とを備えた映像受信装置。
  2. 前記管理サーバから使用可の問い合わせ結果を受信すると、前記記録装置に記憶されている機器IDを、前記自身の機器IDに更新する機器ID書き込み部をさらに備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の映像受信装置。
  3. 前記映像コンテンツの使用に必要となるコンテンツ管理情報を記憶する記憶部と、
    前記管理サーバから使用可の問い合わせ結果とともに送信されるコンテンツ管理情報を前記記憶部に反映させるコンテンツ管理情報処理部とをさらに備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の映像受信装置。
  4. 前記コンテンツ管理情報処理部は、
    前記記憶部に記憶されたコンテンツ管理情報を、前記管理サーバに送信する
    ことを特徴とする請求項3記載の映像受信装置。
  5. 前記ネットワークを介して映像表示装置とさらに接続され、
    前記問い合わせ部は、前記管理サーバからユーザ認証指示情報を受信した場合、前記映像表示装置にユーザ認証表示画面を表示させ、前記映像表示装置が受け付けたユーザIDを受信し、前記管理サーバに送信する
    ことを特徴とする請求項1記載の映像受信装置。
  6. 映像配信サービスに加入し、ネットワークを介して接続される映像受信装置を使用するユーザに関する管理情報を保持する管理サーバであって、
    前記ユーザのユーザIDと、前記ユーザが保有する新旧の前記映像受信装置の機器IDとを対応付けて記憶するユーザ情報記憶部と、
    前記映像受信装置から、前記映像受信装置が接続されている記録装置の使用可否の問い合わせを受信すると、前記ユーザ情報記憶部を参照して、前記問い合わせを行った映像受信装置から受信したユーザIDと前記記録装置に記憶されている機器IDと前記映像受信装置の機器IDとが、前記ユーザ情報記憶部に記憶されていた場合に、前記使用可否の問い合わせを行った映像受信装置による前記記録装置の使用を可とし、使用可の問い合わせ結果を、前記問い合わせを行った映像受信装置に送信するユーザ管理部とを備えた管理サーバ。
  7. 前記映像受信装置のコンテンツ管理情報を、前記映像受信装置の機器IDと対応付けて記憶するコンテンツ管理情報記憶部と、
    前記ユーザ管理部が、前記記録装置の使用を可とした場合に、前記コンテンツ管理情報に対応付けられている機器IDを、前記使用可否の問い合わせを行った映像受信装置の機器IDに更新し、前記コンテンツ管理情報を前記使用可否の問い合わせを行った映像受信装置に送信するコンテンツ管理情報処理部とをさらに備えた
    ことを特徴とする請求項6記載の管理サーバ。
  8. 前記ユーザ管理部は、
    前記問い合わせを行った映像受信装置から受信したユーザIDと前記記録装置に記憶された機器IDと前記映像受信装置の機器IDとのうち、前記映像受信装置の機器IDが前記ユーザ情報記憶部に記憶されていなかった場合は、前記映像受信装置に対してユーザ認証指示情報を送信し、
    前記映像受信装置が受け付けたユーザIDを受信すると、前記ユーザ情報記憶部を参照し、前記ユーザIDが前記ユーザ情報記憶部に記憶されていた場合に、前記映像受信装置による前記記録装置の使用を可とし、前記映像受信装置の機器IDを前記ユーザ情報記憶部に記憶させる
    ことを特徴とする請求項6記載の管理サーバ。
  9. 映像コンテンツを受信し、接続されている記録装置に映像を送信する映像受信装置と、前記映像受信装置とネットワークを介して接続され、映像配信サービスに加入し、前記映像受信装置を使用するユーザに関する管理情報を保持する管理サーバとを備える映像配信システムにおいて、
    前記映像受信装置は、
    前記記録装置に記憶されているユーザIDと自身のユーザID、および、前記記録装置に記憶されている機器IDと自身の機器IDとを照合する記録装置照合部と、
    前記記録装置照合部が、前記記録装置に記憶されているユーザIDが自身のユーザIDと一致し、かつ、前記記録装置に記憶されている機器IDが自身の機器IDと異なると判断した場合に、前記管理サーバに、前記ユーザIDと、前記記録装置に記憶されている機器IDと、前記自身の機器IDとを送信することで、前記記録装置の使用可否の問い合わせを行う問い合わせ部とを備え、
    前記管理サーバは、
    前記ユーザのユーザIDと、前記ユーザが保有する新旧の前記映像受信装置の機器IDとを対応付けて記憶するユーザ情報記憶部と、
    前記映像受信装置から、前記映像受信装置が接続されている記録装置の使用可否の問い合わせを受信すると、前記ユーザ情報記憶部を参照して、前記問い合わせを行った映像受信装置から受信したユーザIDと前記記録装置に記憶されている機器IDと前記映像受信装置の機器IDとが、前記ユーザ情報記憶部に記憶されていた場合に、前記使用可否の問い合わせを行った映像受信装置による前記記録装置の使用を可とし、使用可の問い合わせ結果を、前記問い合わせを行った映像受信装置に送信するユーザ管理部とを備えた映像配信システム。
  10. 前記映像受信装置は、前記ネットワークを介して映像表示装置とさらに接続され、前記問い合わせ部は、前記管理サーバからユーザ認証指示情報を受信した場合、前記映像表示装置にユーザ認証表示画面を表示させ、前記映像表示装置が受け付けたユーザIDを受信し、前記管理サーバに送信し、
    前記ユーザ管理部は、前記問い合わせを行った映像受信装置から受信したユーザIDと前記記録装置に記憶された機器IDと前記映像受信装置の機器IDとのうち、前記映像受信装置の機器IDが前記ユーザ情報記憶部に記憶されていなかった場合は、前記映像受信装置に対してユーザ認証指示情報を送信し、前記映像受信装置が受け付けたユーザIDを受信すると、前記ユーザ情報記憶部を参照し、前記ユーザIDが前記ユーザ情報記憶部に記憶されていた場合に、前記映像受信装置による前記記録装置の使用を可とし、前記映像信装置の機器IDを前記ユーザ情報記憶部に記憶させる
    ことを特徴とする請求項9記載の映像配信システム。
  11. 前記映像受信装置と前記管理サーバとの通信には、暗号化通信を用いる
    ことを特徴とする請求項9または請求項10記載の映像配信システム。
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