JP4946031B2 - 燃料電池、電気機器、並びに、燃料電池における生成水の処理方法 - Google Patents
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Description
本発明によると、発電部と生成水回収部との間を熱的に接続する熱伝達部を用いて、前記発電部と前記生成水回収部との間を熱的に接続し、前記生成水回収部に溜まった水の温度を高めることにより、発電により生じた生成水が外部で結露することがなく、尚且つ、タンクに溜まった水を外部に捨てるという作業が殆ど不要な、取扱性の良好な燃料電池及び燃料電池における生成水の処理方法を提供することができる。
以下に、本発明の第1の実施形態に係る詳細を、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の燃料電池システムの一例を示す概略図である。
(第2の実施形態)
以下に、本発明の第2の実施形態に係る詳細を、図面を参照しながら説明する。図4は、本発明の燃料電池システムにおける熱伝達部17の具体例(その2)を示す概略断面図である。
(実施例1)
以下、本発明を採用した場合の効果について、実際に検証をおこなった結果を説明する。
(比較例1)
本比較例1は、熱伝導体18及びスイッチ機構19を設けない燃料電池システム1を作製した。なお、熱伝導体18及びスイッチ機構19を設けない以外は、上記実施例1と同一の構成とした。
プロトン伝導性を有する電解質膜と、該電解質膜を挟持する燃料極および空気極とを含む発電部と、
前記発電部から発生する水を回収する生成水回収部と、
前記発電部と前記生成水回収部とを熱的に接続する熱伝達部と
を有することを特徴とする燃料電池。
付記1に記載の燃料電池において、
前記生成水回収部はタンクと蒸発部とを備え、
前記熱伝達部は、前記発電部と前記蒸発部とを熱的に接続する
ことを特徴とする。
付記2に記載の燃料電池において、
前記蒸発部は、水を吸収する多孔性材料を含む
ことを特徴とする。
付記3に記載の燃料電池において、
前記多孔性材料は、天然ポリマー及び合成ポリマーから選択される少なくとも一種の有機物質、並びに、無機物質を含む
ことを特徴とする。
付記1〜4のいずれかに記載の燃料電池において、
前記熱伝達部は、前記熱的な接続を遮断するスイッチ機構を更に有する
ことを特徴とする。
付記5に記載の燃料電池において、
前記スイッチ機構は、前記発電部で発電しているときに、前記熱伝達部による前記発電部と前記生成水回収部との間の熱的接続を遮断する
ことを特徴とする。
付記1から6のいずれかに記載の燃料電池において、
前記熱伝達部は、金属またはセラミックスからなる部材を含む
ことを特徴とする。
付記7に記載の燃料電池において、
前記部材は、銅、アルミニウム、窒化アルミニウムから選択されるすくなくとも一種からなる
ことを特徴とする。
付記1から8のいずれかに記載の燃料電池と、
前記燃料電池を内臓するとともに前記燃料電池からの電力を外部の機器に供給するカバー部と
を有することを特徴とする燃料電池システム。
付記1から8のいずれかに記載の燃料電池を備える
ことを特徴とする電気機器。
前記発電部で発生した水を生成水回収部に回収し、
前記発電部で発生した熱を、前記発電部と前記生成水回収部とを熱的に接続する熱伝達部を介して前記生成水回収部に伝達し、
前記生成水回収部に回収された水の温度を高める
ことを特徴とする燃料電池における生成水の処理方法。
3…燃料極触媒層
4…固体電解質層
5…空気極触媒層
6…セル
8…発電部
10…筐体
12…ガス置換部
14…生成水回収ライン
15…燃料供給ライン
16…燃料カートリッジ
17…熱伝達部
18…熱伝導体
18−1…接触面
18−2…可動端
19…スイッチ機構
19−1…固定部
19−2…押し付け固定具
19−3…スイッチ
19−5…支点
19−6…押し付けレバー
19−7…押し付けレバー止め
19−8…電磁石
19−9…電磁石固定具
20…タンク
22…蒸発部
24…本体部
26…生成水回収部
28…燃料供給部
30…携帯電話用クレイドル
31…クレイドル本体部(カバー部)
31−1…後部端面
31−2…端面
31−3…内面
32…燃料電池用カートリッジ
33…外部電源接続部
40…携帯電話機
41…携帯電話機本体部
41−1…内面
41−2…外面
42…携帯電話機可動部
42−1…内面
43…ヒンジ部
44…操作キー
45…マイク
46…液晶表示部
47…スピーカ
50…パワーアダプタ
51…空気極集電体
52…カーボンペーパー
53…空気極
54…固体電解質
55…燃料極
56…カーボンペーパー
57…燃料極集電体
Claims (5)
- プロトン伝導性を有する電解質膜と、該電解質膜を挟持する燃料極および空気極とを含む発電部と、
前記発電部から発生する水を回収する生成水回収部と、
前記発電部と前記生成水回収部とを熱的に接続する熱伝達部と、
前記熱伝達部と前記生成水回収部とを接触または解除させる押しつけレバーと、
電源をオンにした場合に前記押しつけレバーの端部を引き付ける電磁石と、
前記押しつけレバーが差し込まれる穴を備える押しつけレバー止めと
を有することを特徴とする燃料電池。 - 請求項1に記載の燃料電池において、
前記生成水回収部はタンクと蒸発部とを備え、
前記熱伝達部は、前記発電部と前記蒸発部とを熱的に接続することを特徴とする燃料電池。 - 請求項2に記載の燃料電池において、
前記蒸発部は、水を吸収する多孔性材料を含む
ことを特徴とする燃料電池。 - 請求項1から3のいずれかに記載の燃料電池を備える
ことを特徴とする電気機器。 - 発電部で発生した水を生成水回収部に回収し、
押しつけレバー止めの穴に差し込まれた押しつけレバーの端部を、電源によりオンにした電磁石に引き付けることにより、前記発電部で発生した熱を、前記発電部と前記生成水 回収部とを熱的に接続する熱伝達部を介して前記生成水回収部に伝達し、
前記生成水回収部に回収された水の温度を高める
ことを特徴とする燃料電池における生成水の処理方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2005364112A JP4946031B2 (ja) | 2005-12-16 | 2005-12-16 | 燃料電池、電気機器、並びに、燃料電池における生成水の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005364112A JP4946031B2 (ja) | 2005-12-16 | 2005-12-16 | 燃料電池、電気機器、並びに、燃料電池における生成水の処理方法 |
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JP2007165265A JP2007165265A (ja) | 2007-06-28 |
JP4946031B2 true JP4946031B2 (ja) | 2012-06-06 |
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ID=38247925
Family Applications (1)
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JP2005364112A Active JP4946031B2 (ja) | 2005-12-16 | 2005-12-16 | 燃料電池、電気機器、並びに、燃料電池における生成水の処理方法 |
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- 2005-12-16 JP JP2005364112A patent/JP4946031B2/ja active Active
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