JP4945913B2 - 機器停止状況の把握方法とその装置 - Google Patents

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本発明は、機器停止状況の把握方法とその装置に係り、特に電圧低下などの電圧
変動に伴う機器の停止状態を把握するための方法と装置に関するものである。
電力系統に瞬時電圧低下などの電圧変動が発生した場合、その電圧低下分を補償
して負荷に供給する補償装置については種々提案されている。また、電力の品質管
理運用のための支援装置についても、特許文献1のようなものが公知となっている
。この特許文献1のものは、電力需要家に対して必要な電力品質を算定するために
、負荷機器に繋がる系統の電流や電圧情報、負荷機器の稼動状態や異常時の停止の
有無情報などをデータベースに蓄積して受電設備の管理運用を支援するものである

特開2002−247780号公報
電力需要家には、瞬時電圧低下補償装置が設置されているものばかりではなく、
したがって、需要家内に設置されている電気機器は、瞬時電圧低下時などのように
電圧が所定値以下となったことによって停止することがある。特に、インバータな
どを含む電力変換装置のように、交流を一旦直流に変換して所望の電力を供給する
ための変換装置や、種々の制御回路、コンピュータ、及びHIDランプなどにおい
ては電圧変動に伴う停止の確率が高い。
機器が停止すると、停止した当該機器は電圧変動に伴うものか、或いは機器その
ものの故障などの異常によるものか、何の原因によって機器が停止したのか、その
判別がつかない場合が多く、復旧に時間がかかって多大な生産損失が発生している
。また、特許文献1では、機器が停止することと電圧変動の把握が具体的には示さ
れておらず、原因の判別がつかないという課題を有している。
本発明が目的とするところは、瞬時電圧低下などの電圧変動に伴う機器停止の検
出方法とその装置を提供することにある。
本発明の第1は、交流電源に接続された機器の停止が電圧変動に伴うものかを判別する機器停止状況の把握方法において、
前記被判別機器への電圧、電流を検出し、検出電圧Vが設定値Vx以下となったときに低下以前の記憶電流値I1を確認し、確認された電流値が設定された電流値Ix以上の時、定めた時間経過後、または電圧復帰後の現在電流値I2と比較し、I2<Ixで、且つ電圧が回復した時に前記被判別機器の停止は電圧変動に伴うものと判定することを特徴としたものである。
本発明の第2は、前記設定される電流値Ixは、前記被判別機器が停止したと判
断できる電流の最大値、または電流の最大値以上の値に設定されることを特徴とし
たものである。
本発明の第3は、前記電圧変動は、瞬時電圧低下であることを特徴としたもので
ある。
本発明の第4は、交流電源に接続された機器の停止が電圧変動に伴うものかを判別する機器停止状況の把握装置において、
前記被判別機器への電圧、電流を検出するための電圧検出部及び電流検出部と、電圧検出部によって検出された電圧値と予め設定された設定値とを比較し、電圧が設定値より小のときに電圧変動とする電圧変動検出手段と、前記電流検出部によって検出された電流を入力し、前記電圧変動検出時に既に記憶されている電圧変動前の検出電流値と予め設定された電流値とを比較し、電圧変動前の検出電流値が大のことを確認する第1の動作確認手段と、この確認後に前記設定された電流値と検出電流とを比較し、検出電流値が設定値より小で、且つ電圧が回復したときに前記被判別機器の停止は電圧変動に伴うものと判定する第2の動作確認手段とを備えたことを特徴としたものである。
以上のとおり、本発明によれば、瞬時電圧低下などの電圧変動後にそれ以前の電
流の大きさを確認し、確認後に現在の電流値を確認することにより動作停止中の機
器は瞬時電圧低下などの電圧変動によるものか否かを判別するものである。このた
め、機器が停止した際に、瞬時電圧低下などの電圧変動によるものかの判別がつき
、復旧や対策が迅速に対処できるようになる。
図1は本発明の実施例を示したものである。なお、本発明は電圧低下を伴う電圧変動一般にも適用できるが、以下の説明では瞬時電圧低下を例に説明する。
1は交流電源、2はノーフューズブレーカー(NFB)、3は被判別機器で、ここでは整流器Dを有する機器で表現している。11は電圧検出部で、計器用変圧器などよりなって交流電源電圧を検出する。12は電流検出部で、変流器などよりなって機器3への流入電流を検出する。13は電圧低下による電圧変動を検出するための電圧変動検出手段(瞬時電圧低下検出手段)で、電圧検出部11によって検出された電圧Vと予め設定された電圧値Vxとを比較し、検出電圧Vがこの設定電圧値Vx以下となったとき電圧低下とする。14は電流記憶部で、数サンプリング分の電流値を記憶する。なお、図2における時刻t1,t2はサンプリング間隔である。
15は電圧低下以前の第1の動作確認手段で、この確認手段は電流記憶部14に記憶された電圧低下発生時よりも前の時刻における電流値I1と、予め設定された電流設定値Ixとを比較し、I1が設定値Ixより大きいことを判断して電圧低下の発生以前の機器状態を確認する。16は電圧低下以後の第2の動作確認手段で、電圧低下以後の電流値I2と設定値Ixとを比較し、設定値Ixが大で、且つ電圧Vが回復しているときに動作停止中の機器3は瞬時電圧低下に伴う停止として判別する。そして、これら11〜16により電圧低下判別装置10が構成されて判別したい機器の入力側に配設される。
図2は説明のための電圧・電流の波形図を示し、実効値で表している。
電圧変動検出部13における電圧設定値Vxは、交流電源側に設置される図示省略された変圧器の結線状態などによって変わってくるが、例えば通常電圧に対する低下比率などを基準として任意に設定される。また、電流設定値Ixも負荷(機器3の)容量や種類、瞬時電圧低下時の状況によって変わってくるので、負荷3の停止と判断できる最大値,または最大値以上となるように設定される。
次に動作について説明する。瞬時電圧低下が発生してサンプリング時刻t2前で電圧Vが回復しているにもかかわらず機器が停止しているとき、この機器の停止は瞬時電圧低下に基づくものであることの判別は次のようにして行われる。
機器3に印加される電圧Vと流入電流Iは、それぞれ電圧検出部11及び電流検出部によって検出される。検出電圧Vは瞬時電圧低下の検出手段13に出力されて設定値Vxと比較され、時刻tでV<Vxとなったときに瞬時電圧低下の発生を第1の動作確認手段15に知らせる。第1の動作確認手段15は瞬時電圧低下以前の動作状態を確認するためのもので、電流記憶部14で記憶された時刻t以前の時刻t1時点での電流値I1と設定値Ixとを比較する。比較結果、I1>Ixであったことは、前回までは負荷電流が流れて被判別機器3が動作していた状態であったと確認し、確認信号を第2の動作確認手段16に出力する。この動作確認手段16は瞬時電圧低下が回復後、あるいは定めた時間経過後の時刻t2で検出された電流I2と設定値Ixとを比較し、I2<Ixである場合には被判別機器3は瞬時電圧低下に伴うものと判断して表示灯を点灯させたり、他の機器やシステムにその情報を伝達させたりして、発生の表示や記録を行う。

したがって、本発明によれば、機器が停止した際に、それが瞬時電圧低下などの
電圧変動によるものかの判別がつき、復旧や対策が迅速に対処できるようになる。

本発明の実施形態を示す構成図。 瞬時電圧低下時の電圧、電流波系図。
符号の説明
1… 交流電源
2… NFB
3… 負荷(被判別機器)
10… 電圧低下判別装置
11… 電圧検出部
12… 電流検出部
13… 電流記憶部
14… 電圧変動検出手段
15… 第1の動作確認手段
16… 第2の動作確認手段

Claims (4)

  1. 交流電源に接続された機器の停止が電圧変動に伴うものかを判別する機器停止状況の把握方法において、
    前記被判別機器への電圧、電流を検出し、検出電圧Vが設定値Vx以下となったときに低下以前の記憶電流値I1を確認し、確認された電流値が設定された電流値Ix以上の時、定めた時間経過後、または電圧復帰後の現在電流値I2と比較し、I2<Ixで、且つ電圧が回復した時に前記被判別機器の停止は電圧変動に伴うものと判定することを特徴とした機器停止状況の把握方法。
  2. 前記設定される電流値Ixは、前記被判別機器が停止したと判断できる電流の最大値、または電流の最大値以上の値に設定されることを特徴とした請求項1記載の機器停止状況の把握方法。
  3. 請求項1又は請求項2の機器停止状況の把握方法において、電圧変動は、瞬時電圧低下であることを特徴とした機器停止状況の把握方法。
  4. 交流電源に接続された機器の停止が電圧変動に伴うものかを判別する機器停止状況の把握装置において、
    前記被判別機器への電圧、電流を検出するための電圧検出部及び電流検出部と、電圧検出部によって検出された電圧値と予め設定された設定値とを比較し、電圧が設定値より小のときに電圧変動とする電圧変動検出手段と、前記電流検出部によって検出された電流を入力し、前記電圧変動検出時に既に記憶されている電圧変動前の検出電流値と予め設定された電流値とを比較し、電圧変動前の検出電流値が大のことを確認する第1の動作確認手段と、この確認後に前記設定された電流値と検出電流とを比較し、検出電流値が設定値より小で、且つ電圧が回復したときに前記被判別機器の停止は電圧変動に伴うものと判定する第2の動作確認手段とを備えたことを特徴とした機器停止状況の把握装置。
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