JP4944531B2 - 棺のヒンジ構造 - Google Patents

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本発明は、棺のヒンジ構造に関するもので、例えば段ボール棺の窓に適用されるものである。
棺には故人と対面するための窓を設けることが多い。このような棺の窓は、通常、金属製の蝶番によって窓枠に扉が開閉可能に取り付けられている。蝶番は、窓枠の上下左右の4箇所に設けられ、これらの蝶番により扉が左右に観音開きで開閉するようになっている。
近年、棺の材料として木材の他、段ボール材が用いられることがあり、このような段ボール棺においても、上記と同様に観音開きの扉が採用される。段ボール棺のヒンジ構造としては、例えば窓枠や扉に木枠を固定し、この木枠に蝶番をネジで固定するか、窓枠および扉に接着剤で直接蝶番を固定する等の工夫をしている。
なお、棺に関する先行技術としては、特許文献1〜3に開示されるものがある。
特開平7−255795号公報 実公平2−36505号公報 実開平6−48649号公報
しかしながら、このような従来の棺のヒンジ構造では、窓枠に扉を取り付ける際に、蝶番の片方を窓枠に止め、蝶番の他方を扉に止める作業を蝶番の個数だけ繰り返し行わなければならず、このような取付作業が面倒である。
また、棺の表面に蝶番が露出してしまうため、蝶番が邪魔になって棺のデザインが制限され、多様化する需要者のニーズを十分に満たすことができないといった問題もある。
特許文献3に開示されるように、金属製の蝶番に代えて、紙製のヒンジを使用する棺も知られているが、このようなヒンジ構造においても、ヒンジ用の紙片を窓枠と扉の双方に接着する作業が必要であり、ヒンジの取付作業に手間がかかるという問題は解消されない。また、ヒンジ用の紙片の厚みが棺の表側に表れてしまい、ヒンジ付近の見た目が悪くなる。
本発明は、このような現状に鑑みなされたもので、窓枠と扉との間に簡単にヒンジを設けることで棺の製作を容易にし、しかも、ヒンジの存在に影響されることなく棺の外観を自由にデザインすることが可能な棺のヒンジ構造を提供することを目的としている。
[第1発明]
前記課題を解決するための本発明の棺のヒンジ構造は、
棺に設けられる窓枠と、
この窓枠の内側に設けられる扉と、
前記窓枠に前記扉を開閉可能に支持するヒンジとを備え、
前記窓枠および前記扉は、外板と内板との間に芯材を挟んでなる多層構造の段ボール材に断面I字形の扉形状の切り込みを入れて、この切り込みの外側を前記窓枠とし、内側を前記扉として形成されるものであり、
前記ヒンジは、前記扉形状の切り込みの一辺に前記外板を残して前記内板と前記芯材とを切断し、この外板の残部を前記扉の開閉軸に合わせて折り曲げることにより形成される構成とした。
このような構成によれば、窓枠と扉とを繋ぐ段ボール材の外板がそのままヒンジになる。すなわち、段ボール材の窓枠の内側に扉を切り抜くときに扉形状の一辺の外板を意識的に残すことにより、この外板の残部がヒンジとなり、窓枠に扉が開閉可能に支持される。この結果、蝶番等のヒンジ部品を別個に用意して窓枠と扉とに取り付ける作業が不要となり、棺の製作作業を大幅に簡略化することができる。
また、第1発明の構成によれば、多層構造の段ボール材のうち、棺の最も外側に位置する外板のみをヒンジとして残すため、扉の開閉方向が外向きに規制される。すなわち、外板の折り目を開閉軸として扉が棺の外向きのみに開閉し、内向きには開閉しない。これにより、蝶番等のヒンジ部品と同様な扉の開閉操作を段ボール材のみで実現することができる。
さらに、棺のヒンジ部分の外観には窓枠と扉の表面が現れるだけで蝶番等のヒンジ部品が露出することはない。このため、ヒンジの存在に影響されることなく、棺の外観を自由にデザインすることが可能になる。
[第2発明]
一般に、段ボール材や合板等からなる棺は、その表面に布張りなどの装飾を施して付加価値を高めることが行われている。第1発明のヒンジ構造においても、窓枠と扉とに布張りを施すことが考えられるが、これらの布材をそれぞれ別個に張り付けてしまうと、ヒンジ部分の外板紙面が外側に見えて外観を損ねるおそれがある。
そこで、第2発明による棺のヒンジ構造は、前記窓枠および前記扉の表面に布材を連ねて張り付け、前記外板の残部を前記布材で覆う構成とした。
このような構成によれば、ヒンジを構成する外板が窓枠と扉とに連なるため、外板紙面を布材の内側に確実に覆い隠すことができ、棺の外観が良好になる。
また、ヒンジ部分において外板と布材とが一緒に折り曲げられてヒンジの役割を果たすため、布材を本来的な装飾材のみならず外板の補強材としても機能させることが可能になる。これにより、ヒンジの強度と耐久性が向上し、繰り返し扉を開け閉めしても窓枠から扉が外れるのが確実に防止される。
[第3発明]
第1発明による棺のヒンジ構造は、段ボール棺の窓に適用することができ、その具体的な適用形態としては、前記ヒンジ構造をもつ窓を段ボール棺に直接設ける他、前記ヒンジ構造をもつ段ボール製の棺用窓ユニットを各種の棺に取り付けてもよい。
このような棺用窓ユニットの構成によれば、棺の窓に合わせて窓ユニットを後付けすることができるため、棺の蓋や本体の材料に関わらず、第1発明と同様なヒンジ構造を採用することができる。例えば、段ボール製の棺に前記窓ユニットを取り付けてもよいし、木製の棺に前記窓ユニットを取り付けてもよい。さらには、金属やプラスチック、陶器等からなる棺に前記前記窓ユニットを取り付けることも可能になる。
[第4発明]
第1〜第3発明のヒンジ構造は、棺の窓に適用されるものであるが、棺の蓋に同様なヒンジ構造を採用することもできる。
すなわち、第4発明のヒンジ構造は、
棺本体と、
この棺本体の上方に被せられる蓋と、
前記棺本体前記蓋を開閉可能に支持するヒンジとを備え、
前記棺本体および前記蓋は、外板と内板との間に芯材を挟んでなる多層構造の段ボール材を組み立てて一体的に形成されるものであり、
前記ヒンジは、前記棺本体と前記蓋とを繋ぐ連結部分の前記段ボール材のうち前記外板を残して前記内板と前記芯材とを断面I字形の切り込みにより切断し、この外板の残部を前記蓋の開閉軸に合わせて折り曲げることにより形成される構成とした。
このような構成によれば、棺本体と蓋とを繋ぐ段ボール材の外板がそのままヒンジになる。すなわち、棺本体と蓋とを一体的に組み立てるための段ボール材を製作する際に、棺本体と蓋との連結部分の段ボール材の外板を意識的に残すことにより、この外板の残部がヒンジとなり、棺本体に蓋が開閉可能に支持される。この結果、蝶番等のヒンジ部品を別個に用意して棺本体と蓋とに取り付ける作業が不要となり、棺の製作作業を大幅に簡略化することができる。
また、棺のヒンジ部分の外観(主に棺側面)に蝶番等のヒンジ部品が露出することがなく、棺の外観を自由にデザインすることが可能になる。
[第1〜4発明]
本発明のヒンジ構造は、前述したように少なくとも棺の窓が段ボール材で形成されていれば適用することができ、棺の用途や形状が限定されることはない。人用の棺に限らず、ペット用棺に適用してもよいことはもちろんである。また、棺の形状・種類も限定されず、長方形の他、長円形、菱形等であってもよいし、寝棺に限らず座棺であっても適用することができる。また、窓の取付位置は、必ずしも棺の蓋側ではなく、本体側にあってもよい。
なお、第1〜4発明は、単独で適用してもよいし、これらの発明を必要に応じて組み合わせて適用してもよい。また、第1〜4発明に本明細書に記載される他の発明を組み合わせてもよい。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
図1に本実施形態による棺の斜視図を示した。本実施形態は、段ボール棺の窓に本発明のヒンジ構造を適用したものである。
図1に示すように、棺10は、棺本体11、蓋12および窓ユニット13から構成される。棺本体11の上方に蓋12が外れるようになっている。蓋12の一方の端寄りには窓ユニット13が固定される。棺10の外側および内側の面には装飾用の布張りが施され、段ボール紙面が外側に見えないようになっている。
棺10の形状は、横長の箱状で(図2参照)、棺10の内側には、遺体を寝かせて収納するために十分な箱空間が確保される。具体的な寸法としては、例えば棺10の長さが170〜190cm程度、幅が50〜60cm程度、棺本体11から蓋12までの厚みが40〜45cm程度に設定される。蓋12の外周端は面取りされて緩やかな傾斜面となっている。
図3に示すように、蓋12には棺内に矩形状に貫通する開口部Wが設けられる。開口部Wに合わせて窓ユニット13が取り付けられる。窓ユニット13の縦横サイズは、開口部Wよりも大きく、これにより、図3の二点鎖線に示すように、開口部Wの縁の部分に窓ユニット13が載って開口部Wが覆い隠される。
図4は、図3に示した窓ユニット13の横断面を示している。図4に示すように、窓ユニット13は、窓枠21と扉22A,22Bとを備えている。窓枠21と扉22A,22Bとはヒンジ23で繋がっており、棺10の外側に開閉可能になっている(図5参照)。なお、ヒンジ23は、後述するように、段ボール材の外板で形成されるもので、蝶番等の別部品ではない。
扉22A,22Bの境界付近には棒状の把手24が固定される(図3参照)。把手24は、図4で左下半面が扉22Aの端面に固定される。把手24の図4で右下半面は、扉22Bの端面に載って扉22A,22Bの間の僅かな隙間を覆い隠す(図4参照)。
窓枠21の下方には矩形の木枠25が設けられている。木枠25は、窓枠21の下面に接着剤等で固定されるもので、窓枠21を補強している。すなわち、木枠25は、段ボール材からなる窓枠21の変形や潰れを防止する。
窓ユニット13の下部には透明フィルム26が設けられる。透明フィルム26は、図4で木枠25の下側に接着剤等で固定されており、蓋12の開口部Wを仕切る。図5に示すように、扉22A,22Bの開放状態で参列者等は透明フィルム26を通して棺10内を見ることになる。
図6に示すように、扉22A,22Bと蓋12の開口部Wとの位置関係は、扉22A,22Bの縦方向の長さが開口部Wよりも若干大きい。すなわち、扉22A,22Bの上下間隔は、開口部Wの上下間隔よりも長さDだけ上下にそれぞれ長くなっている。これにより、扉22A,22Bを閉じた状態で、扉22A,22Bの下端と上端が蓋12の縁に載ってほぼ水平に支持される。これにより、扉22A,22Bが棺10の内側に落ち込むのが防止され、また、ヒンジ23が扉22A,22Bに引っ張られるようなことがなくなる。
図7に棺10のヒンジ付近(図5VII部分)の段ボール材の拡大断面図を示した。図7に示すように、蓋12および窓ユニット13を形成する段ボール材は、外板31と芯材33と内板32とが層状に貼り合わされている。芯材33は、三層の波板33aと仕切板33bとが積層されてなる。外板31および内板32は、波板33aおよび仕切板33bよりも厚みのある強化紙になっており、この結果、段ボール材が軽量性と強度を兼ね備える。なお、段ボール材の採用例としては、トライウオール社製の三層強化段ボール等が挙げられる。
窓ユニット13のヒンジ23,23は、上記のような段ボール材に扉22A,22Bの形状の切り込みを入れることにより作製される。具体的には、図8に示すように、窓枠サイズの段ボール材Kに扉22A,22Bの上下端に合わせて横方向の切り込みk1,k2を入れ、これらの切り込みk1,k2の中間に縦方向の切り込みk3を入れる。これらの切り込みk1,k2,k3は、段ボール材Kに切り刃を貫通させ、外板31と芯材33と内板32の各層が切り込みk1,k2,k3の両側に分断されるようにする。一方、扉22A,22Bの左右端には、外板31を残して内板32と芯材33を分断するように、縦方向の切り込みk4,k5を入れ、これらの両端に切り込みk1,k2を繋げる。
このように段ボール材Kに切り込みk1〜k5を入れた状態で、切り込みk4,k5に沿って折り目を付けると、この折り目がヒンジ23,23となって扉22A,22Bが窓枠21から抜け出て外側に開閉可能になる。すなわち、切り込みk4,k5に残した段ボール材の外板31がヒンジ23,23として機能するようになる。
図7に示すように、窓枠21および扉22A,22Bの表面には装飾用の布材36が張り付けられる。布材36は、蓋12表面の布材37と同様な色柄の布地で、窓枠21および扉22A,22Bの表面に連なってヒンジ23,23を覆い隠す。これにより、ヒンジ23,23を構成する外板31の外側と内側の面に布材36が重なる格好となり、外板31と布材36とが一緒に折り曲げられてヒンジの役割を果たす。
このように本実施形態の棺10によれば、窓ユニット13において、段ボール材の外板31をヒンジ23,23とするため、ヒンジ部品を別個に使用しなくとも、扉22A,22Bを外向きに開閉可能に支持することができる。これにより、窓枠21と扉22A,22Bとの間に極めて簡単にヒンジ23,23を設けることができ、部品点数も少なくなって低コストで棺10を製作することができる。
また、棺10の外側にヒンジ部品が露出することがないため、ヒンジ23,23に邪魔されることなく、棺10の外観を自由にデザインすることができる。
さらに、棺10では、窓枠21と扉22A,22Bに布材36を連ねてヒンジ23,23を覆い隠すため、ヒンジ部分の外板31の紙面が外側に露出することなく、棺10の外観が良好に仕上げられる。また、布材36が装飾材としてだけではなく、外板31の補強材としても機能するため、ヒンジ23,23の強度が向上し、扉22A,22Bの開閉操作をより安定的に行うことができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態を図9に示した。
第2実施形態による棺40は、蓋12の段ボール材に扉22A,22Bを一体に設けたものである。扉22A,22Bの図9で上面両端がヒンジ23,23を介して蓋12に繋がっている。ヒンジ23,23は、第1実施例と同様に、多層構造の段ボール材のうち(図7参照)外板31を残して形成されるもので、その表面には布張りが施される。扉22A,22Bは、ヒンジ23,23を軸として棺40の外側に開き、蓋12の開口部Wを開放する(図9(B)参照)。
第2実施形態によれば、蓋12を形成する段ボール材で扉22A,22Bとヒンジ23,23を同時に形成するため、段ボール材が少なくて済み、さらに材料コストを低減することができる。また、蓋12の窓枠21付近に凹凸がなくなるため、さらにシンプルな外観の棺40を製作することができる。
[第3実施形態]
本発明の第3実施形態を図10に示した。
第3実施形態による棺50は、棺本体11と蓋12とに本発明のヒンジ構造を適用したものである。棺本体11および蓋12は、一枚の段ボール材を組み立てることで一体的に形成されるようになっている。ヒンジ23は、棺本体11と蓋12とを繋ぐ段ボール材のうち(図7参照)、外板31のみを残して内板32と芯材33を切断し、この外板31の残部を蓋12の開閉軸に合わせて折り曲げて形成される。ヒンジ23の表面は、前記第1および第2実施形態と同様に、装飾用の布材により補強されている。
第3実施形態によれば、ヒンジ部品を別個に用いることなく棺本体11に蓋12を開閉可能に支持することができる。これにより、棺50を簡単かつ低コストで製作することが可能になる。また、棺50の側面に蝶番等のヒンジ部品が存在しないため、棺50の外観をシンプルに仕上げることができる。
[変形例]
前記第1〜第3実施形態による棺を説明したが、本発明の実施形態はこれらに限定されることなく、種々の変形を伴ってもよい。例えば第1実施形態において、棺本体11および蓋12は必ずしも段ボール製でなくてもよく、木材その他の材料を採用してもよい。また、棺の形状は、長円形状、菱形その他の多角形状を採用しうることはもちろんである。第3実施例おいて、蓋12は、棺本体11全体を開閉するものであってもよいし、故人の顔近くなど棺本体11を部分的に開閉するものであってもよい。
本発明の第1実施形態の棺を示す斜視図である。 同実施形態の棺を示すもので、(A)は平面図、(B)は側面図である。 同実施形態の棺の窓ユニットを示す分解斜視図である。 同実施形態の棺のヒンジ構造を示すもので、扉が閉じた状態の分解横断面図である。 同実施形態の棺のヒンジ構造を示すもので、扉が開いた状態の横断面図である。 同実施形態の棺を示す部分平面図である。 同実施形態の棺のヒンジ構造を示すもので、図5[VII]部分の拡大断面図である。 同実施形態の棺の窓ユニットを製作するための段ボール材を示す平面図である。 本発明の第2実施形態による棺のヒンジ構造を示すもので、(A)は扉が閉じた状態の横断面図、(B)は扉が開いた状態の横断面図である。 本発明の第3実施形態による棺のヒンジ構造を示す横断面図である。
符号の説明
10 棺
11 棺本体
12 蓋
13 窓ユニット
21 窓枠
22A,22B 扉
23 ヒンジ
24 把手
25 木枠
26 透明フィルム
31 外板
32 芯材
33 内板
K 段ボール材
k1〜k5 切り込み

Claims (4)

  1. 棺に設けられる窓枠と、
    この窓枠の内側に設けられる扉と、
    前記窓枠に前記扉を開閉可能に支持するヒンジとを備え、
    前記窓枠および前記扉は、外板と内板との間に芯材を挟んでなる多層構造の段ボール材に断面I字形の扉形状の切り込みを入れて、この切り込みの外側を前記窓枠とし、内側を前記扉として形成されるものであり、
    前記ヒンジは、前記扉形状の切り込みの一辺に前記外板を残して前記内板と前記芯材とを切断し、この外板の残部を前記扉の開閉軸に合わせて折り曲げることにより形成され、 さらに、前記窓枠および前記扉の表面には布材が張り付けられ、この布材が前記窓枠と前記扉とに連なって前記外板の残部の棺外側と棺内側の面にそれぞれ重なって張り付けられることを特徴とする棺のヒンジ構造。
  2. 請求項1記載のヒンジ構造を有する棺。
  3. 請求項1記載のヒンジ構造を有する棺用窓ユニットであって、
    棺の窓枠用開口部に合わせて取り付けられる前記窓枠と、
    この窓枠の内側に設けられる前記扉と、
    前記窓枠に前記扉を開閉可能に支持する前記ヒンジとを備える、棺用窓ユニット。
  4. 棺本体と、
    この棺本体の上方に被せられる蓋と、
    前記棺本体に前記蓋を開閉可能に支持するヒンジとを備え、
    前記棺本体および前記蓋は、外板と内板との間に芯材を挟んでなる多層構造の段ボール材を組み立てて一体的に形成されるものであり、
    前記ヒンジは、前記棺本体と前記蓋とを繋ぐ連結部分の前記段ボール材のうち前記外板を残して前記内板と前記芯材とを断面I字形の切り込みにより切断し、この外板の残部を前記蓋の開閉軸に合わせて折り曲げることにより形成され
    さらに、前記棺本体および前記蓋の表面には布材が張り付けられ、この布材が前記棺本体と前記蓋とに連なって前記外板の残部の棺外側と棺内側の面にそれぞれ重なって張り付けられることを特徴とする棺のヒンジ構造。
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