JP4944169B2 - スプロケット及びチェーン式汚泥掻き寄せ装置 - Google Patents

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本発明は、例えば、ノッチ式と称されるチェーンに噛み合うスプロケット及び該スプロケットを備えたチェーン式汚泥掻き寄せ装置に関する。
ノッチ式と称される合成樹脂製のチェーンに噛合するスプロケットを備えたチェーン式汚泥掻き寄せ装置が知られている(特許文献1参照)。この種の汚泥掻き寄せ装置は、左右一対のチェーンを連結するように取り付けられた汚泥スクレーパを備えており、チェーンの回転に連動して汚泥スクレーパが所定方向に移動することで処理槽内に堆積する汚泥を排出部に送り出す。
ところで、一般的なチェーンの場合、内側リンクと外側リンクとが交互に組み合わされて連結されているが、ノッチ式のチェーンの場合には、同形態の複数のオフセットリンクが直列に連結されることで構成されている。オフセットリンクは、切り欠き(ノッチ)が形成された一対のサイドプレートを備えており、スプロケットには、この切り欠きに係合することでチェーンに動力を伝達し、また、チェーンから動力を伝達される複数のピンが設けられている。ノッチ式のチェーンに噛合するスプロケットの場合、一般的なチェーンに噛合する場合に比べて、摩擦部位、すなわちチェーンとスプロケットとの取り合い部分やオフセットリンク同士を連結して摺動する部分がそれぞれ位置的に異なっており、耐久性が高いという利点がある。
特許第4245186号公報
しかしながら、ノッチ式のチェーンに噛み合う従来のスプロケットの場合、正転時にはチェーンに動力を伝達できるが、逆転時にはスプロケットのピンが切り欠きから外れてしまって動力の伝達を行うことは難しく、また、正転時であってもピンが切り欠きから外れて歯飛びが発生すると適切に動力を伝達することができなくなってしまう。
本発明は、以上の課題を解決することを目的としており、チェーンとの間での動力の伝達を確実に実行できるスプロケット及び該スプロケットを備えたチェーン式掻き寄せ装置を提供することを目的とする。
本発明は、オフセットし、且つ切り欠きが形成され、外側に張り出すように設けられた羽根部を有する一対のサイドプレート部が対向配置されると共に、サイドプレート部同士が円筒部及び軸部によって隙間を空けて結合された複数のオフセットリンクからなり、一のオフセットリンクの軸部が他のオフセットリンクの円筒部内に挿通されることで複数のオフセットリンクが無端状に連結されたチェーンに噛み合うスプロケットにおいて、サイドプレート部の切り欠きに係合して噛み合う複数のピン部と、一対のサイドプレート部同士の間の隙間に挿入されると共に、ピン部と切り欠きとの係合が解けた際に、円筒部に係合して噛み合う複数のスプロケット歯と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、逆転時にスプロケットのピン部がチェーンの切り欠きから外れても、スプロケット歯がチェーンの円筒部に係合して噛み合うことで動力が伝達される。また、正転時に歯飛びが発生してピン部がチェーンの切り欠きから外れた場合であっても、スプロケット歯がチェーンの円筒部に係合して噛み合うことで動力が伝達される。その結果として、チェーンとの間での動力の伝達を確実に実行できる。
さらに、正転方向に回転するときには、ピン部は切り欠きに接触すると共に、スプロケット歯の正転方向側の縁部と円筒部との間には遊びが形成されると好適である。正転方向に回転してピン部が切り欠きに接触している状態においては、ピン部からチェーンに動力が伝達され、一方で、スプロケット歯の正転方向側の縁部と円筒部との間には遊びが形成されているのでスプロケット歯と円筒部との摺動による摩耗が防止され、耐久性の向上に有効である。
さらに、正転方向に回転するときを基準にした場合のスプロケット歯の逆転方向側の縁部と円筒部との間の距離は、逆転方向に回転するときにピン部がサイドプレート部に干渉してチェーンを持ち上げるのに要する距離よりも短いと好適である。逆転時にピン部がサイドプレート部に干渉してチェーンを持ち上げてしまう前に、スプロケット歯がチェーンに噛み合って逆転方向へ回転させるようになるので、逆転時におけるチェーンとの間での動力の確実な伝達に有効である。
また、本発明は、オフセットし、且つ切り欠きが形成され、外側に張り出すように設けられた羽根部を有する一対のサイドプレート部が対向配置されると共に、サイドプレート部同士が円筒部及び軸部によって隙間を空けて結合された複数のオフセットリンクからなり、一のオフセットリンクの軸部が他のオフセットリンクの円筒部内に嵌入されることで複数のオフセットリンクが無端状に連結されたチェーンと、チェーンに掛け回される従動回転部と、チェーンに掛け回されると共に、チェーンを回転させる駆動スプロケットと、チェーンに取り付けられた汚泥スクレーパと、を備えるチェーン式汚泥掻き寄せ装置において、駆動スプロケットは、サイドプレート部の切り欠きに係合して噛み合う複数のピン部と、一対のサイドプレート部同士の間の隙間に挿入されると共に、ピン部と切り欠きとの係合が解けた際に、円筒部に係合して噛み合う複数のスプロケット歯と、を備えることを特徴とする。この構成によれば、駆動スプロケットの動力をチェーンに確実に伝達することができる。
本発明によれば、チェーンとの間での動力の伝達を確実に実行できる。
本発明の実施形態に係るチェーン式汚泥掻き寄せ装置を概略的に示す斜視図である。 チェーン式汚泥掻き寄せ装置におけるチェーン及びスプロケットの配置を示す説明図である。 チェーンに噛み合う駆動スプロケットの側面図である。 図3のIV−IV線に沿った断面図である。 チェーンのオフセットリンクを示し、(a)は平面図、(b)は側面図である。 正転時のチェーンとスプロケットとの噛み合い状態を示し、図4のVI−VI線に沿った拡大断面図である。 逆転時のチェーンとスプロケットとの噛み合い状態を示し、図4のVII−VII線に沿った拡大断面図である。
以下、本発明に係るチェーン式汚泥掻き寄せ装置及びチェーンを回転させる駆動スプロケットの好適な実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1に示されるように、チェーン式汚泥掻き寄せ装置(以下、「掻き寄せ機」という)1は、例えば、矩形の沈澱槽3内に設けられている。沈澱槽3は左右及び前後の側壁3aによって囲まれており、沈澱槽3には、汚泥が堆積する矩形の底部3bと、底部3bの長手方向の一方端側に設けられた汚泥ピット3cとが形成されている。底部3bに堆積した汚泥は、掻き寄せ機1によって汚泥ピット3cまで掻き出され、汚泥ピット3cから排出される。
掻き寄せ機1は、沈澱槽3の左右の側壁3bに沿って配置された左右一対の無端状のチェーン5を備えている。一対のチェーン5は、それぞれ駆動スプロケット7及び複数の従動ホイール(従動回転部)9,11,13に掛け回されており、左右の駆動スプロケット7は、同期して回転するように一本の駆動軸15に固定されている。駆動軸15はモータ(図示省略)の駆動によって回転する。
チェーン5(図2参照)は、駆動スプロケット7と、沈澱槽3の上部に配置された第1従動ホイール9と、沈澱槽3の底部の隅に配置された第2従動ホイール11及び第3従動ホイール13とによって支えられており、駆動スプロケット7の回転によって循環動する。第1〜第3従動ホイール9,11,13のうち、第1従動ホイール9にはチェーン5に噛み合うスプロケット歯9bが形成されているが、第2従動ホイール11及び第3従動ホイール13にはスプロケット歯は形成されていない。第1〜第3従動ホイール9,11,13は、それぞれ軸部によって回転自在に支持されている。
また、掻き寄せ機1は、左右のチェーン5同士を連結し、チェーン5の循環動に連動して沈澱槽3内を移動する複数の汚泥スクレーパ17を備えている。汚泥スクレーパ17は、第2従動ホイール11側から第3従動ホイール13側へ移動する過程で沈澱槽3の底部3bに設けられたレール上を掻くように移動し、底部3bに堆積する汚泥を汚泥ピット3cへ掻き出す。汚泥スクレーパ17は、チェーン5の循環動に連動して第3従動ホイール13を越えると、沈澱槽3の上方へ移動し、その後、沈澱槽3の上部に配置された駆動スプロケット7及び第1従動ホイール9を越えて第2従動ホイール11側に戻り、再び、汚泥を汚泥ピット3cへ掻き出す。
チェーン5は、ノッチ式と称される合成樹脂製のチェーンであり、複数のオフセットリンク19が無端状に連結されることで構成されている。図5に示されるように、オフセットリンク19は、対向配置された一対のサイドプレート部21と、サイドプレート部21同士を結合する円筒状のバレル部23とを有する。
サイドプレート部21は、段差が形成されるように両端がオフセットした形状からなり、対向配置された一対のサイドプレート部21同士の間は、バレル部23を介して結合された一端側で狭く、他端側で広くなっている。サイドプレート部21の他端側には、バレル部23に挿通される軸部25が固定されている。バレル部23及び軸部25によって、対向配置された一対のサイドプレート部21同士の間には隙間Sが形成される。なお、サイドプレート部21には、外側に張り出すように設けられた羽根部21fや補強リブが形成されている。
サイドプレート部21には、駆動スプロケット7に噛み合う側の縁に円弧状(凹曲線状)のノッチ(切り欠き)21aが形成され、さらに、ノッチ21aに並んで第2従動ホイール11や第3従動ホイール13に接触する従動受け部21bが形成されている。ノッチ21aは、スプロケットピン27に係合することで噛み合い、駆動スプロケット7の回転力が伝達される。また、ノッチ21aと従動受け部21bとの間には、スプロケットピン27がノッチ21aに到達するまでの干渉を避ける逃げ部21cが形成されている。なお、サイドプレート部21のノッチ21aが形成された縁とは逆側の縁には、適宜に汚泥スクレーパ17が固定されている。
隣接するオフセットリンク19同士は、一方のオフセットリンク19の軸部25が他方のオフセットリンク19のバレル部23に挿通されることで互いに連結され、結果として複数のオフセットリンク19が無端状に連結されてノッチ式のチェーン5が構成されている。
図3及び図4に示されるように、チェーン5に噛み合う駆動スプロケット7は、スプロケットホイール29と、スプロケットホイール29を挟むようにして配置された一対のリングホイール31と、一対のリングホイール31をスプロケットホイール29に固定するリングホイール支持部33と、スプロケットホイール29を貫通すると共に一対のリングホイール31によって支持された複数のスプロケットピン(ピン部)27と、を備えている。
スプロケットピン27は、リングホイール31の周方向に沿って等間隔に配置されており、スプロケットピン27同士のピッチ(間隔)は、チェーン5のノッチ21a同士の間隔に対応している。スプロケットピン27は、一対のリングホイール31及びスプロケットホイール29に挟持されたシリンダ部(スペーサ)27aと、リングホイール31及びスプロケットホイール29を貫通し、且つシリンダ部27aに挿通された軸ピン部27bと、軸ピン部27bの両端に固定されたねじ部に螺合する一対のナット27cと、を備えている。
スプロケットホイール29の外周には、スプロケットピン27と同数のスプロケット歯29aが形成されている。スプロケット歯29a同士のピッチ(間隔)は、チェーン5のバレル部23同士の間に形成された隙間Sの間隔に対応しており、スプロケット歯29aは隙間Sに挿入自在である。また、スプロケットホイール29には、駆動軸15がフランジ接続されている。
リングホイール支持部33は、スプロケットホイール29に対してリングホイール31が同心となるようにリングホイール31を所定位置に固定する。リングホイール支持部33は、スプロケットホイール29の周方向に沿って均等間隔で複数箇所(例えば、4カ所)に設けられており、一対のリングホイール31及びスプロケットホイール29に挟持されたシリンダ部(スペーサ)33aと、リングホイール31及びスプロケットホイール29を貫通し、且つシリンダ部33aに挿通された六角ボルト33bと、六角ボルト33bに螺合するナット33cと、を備えている。
図6に示されるように、駆動スプロケット7が正転方向FDに回転するときには、スプロケットピン27はノッチ21aに接触して回転力をチェーン5側に伝達する。一方で、スプロケットホイール29のスプロケット歯29aはチェーン5のバレル部23同士の間に形成された隙間Sに挿入されており、さらに、スプロケット歯29aの正転方向FD側の縁部Efとバレル部23との間には遊びとしてのクリアランスCが形成されている。従って、スプロケットピン27がノッチ21aに接触して適正に動力をチェーン5に伝達している状態においては、クリアランスCが形成されていることで、スプロケット歯29aとバレル部23との摺動による摩耗が防止され、耐久性の向上に有効である。
また、何らかの原因によってノッチ21aがスプロケットピン27から外れて歯飛びしてしまった場合、すなわち、スプロケットピン27とノッチ21aとの係合が解けた際には、今度はスプロケット歯29aがバレル部23に係合して噛み合う。その結果、ノッチ21aがスプロケットピン27から外れてしまった場合も、駆動スプロケット7の正転時の回転力を確実にチェーン5に伝達することが可能になる。
また、正転方向FDに回転するときを基準にした場合のスプロケット歯29aの逆転方向BD側の縁部Ebとバレル部23との間の距離d1は、逆転方向BDに回転するときにスプロケットピン27がサイドプレート部21の逃げ部21cに干渉してチェーン5を持ち上げるのに要する距離d2よりも短くなっている。具体的には、逃げ部21cは円弧状のノッチ21aの接線方向に沿って形成された直線部21dと直線部21dに滑らかに連なると共に斜めに切り欠かれた傾斜線部21eとを有し、スプロケット歯29aの逆転方向BD側の縁部Ebとバレル部23との間の距離d1は、逃げ部21cの直線部21dの長さd2よりも短くなっている。
上記構成にすることで、図7に示されるように、逆転時にチェーン5のノッチ21aがスプロケットピン27から外れても、すなわち、スプロケットピン27とノッチ21aとの係合が解けた場合でも、チェーン5のバレル部23がスプロケット歯29aに係合して噛み合うことで動力が伝達される。特に、逆転時にスプロケットピン27がサイドプレート部21に干渉してチェーン5を持ち上げてしまう前に、スプロケット歯29aがチェーン5に噛み合って逆転方向BDへ回転させるようになるので、逆転時におけるチェーン5との間での動力の確実な伝達に有効である。
上記の駆動スプロケット7によれば、逆転時にチェーン5のノッチ21aがスプロケットピン27から外れても、チェーン5のバレル部23がスプロケット歯29aに係合して噛み合うことで動力が伝達される。また、正転時に歯飛びが発生してチェーン5のノッチ21aがスプロケットピン27から外れた場合であっても、チェーン5のバレル部23がスプロケット歯29aに係合して噛み合うことで動力が伝達される。その結果として、駆動スプロケット7とチェーン5との間での動力の伝達を確実に実行できる。
さらに、駆動スプロケット7を備えた掻き寄せ機1によれば、駆動スプロケット7の回転動力をチェーン5に確実に伝達できるので、汚泥スクレーパ17による汚泥の掻き出し及び汚泥ピット3cからの排出を確実に実行できる。
本発明は、上記の実施形態のみに限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、本発明に係るスプロケットとして駆動スプロケットを例に説明したが、従動ホイールを、本発明に係るスプロケットピンとスプロケット歯を備えたスプロケットとすることもできる。また、上記実施形態では、チェーン式汚泥掻き寄せ装置に適用した場合を例示したが、いわゆるノッチ式と称されるチェーンに噛み合うスプロケットを備えた装置であれば、チェーン式汚泥掻き寄せ装置以外の装置に適用することも可能である。
1…チェーン式汚泥掻き寄せ装置、5…チェーン、7…駆動スプロケット(スプロケット)、9…第1従動ホイール(従動回転部)、11…第2従動ホイール(従動回転部)、13…第3従動ホイール(従動回転部)、17…汚泥スクレーパ、21…サイドプレート部、19…オフセットリンク、23…バレル部(円筒部)、21a…ノッチ(切り欠き)、25…軸部、27…スプロケットピン(ピン部)、29a…スプロケット歯、C…クリアランス(遊び)、S…サイドプレート部同士の間の隙間、FD…正転方向、BD…逆転方向、Ef…スプロケット歯の正転方向側の縁部、Eb…スプロケット歯の正転方向側の縁部、d1…スプロケット歯の逆転方向側の縁部とバレル部との間の距離、d2…逃げ部の直線部の長さ。

Claims (4)

  1. オフセットし、且つ切り欠きが形成され、外側に張り出すように設けられた羽根部を有する一対のサイドプレート部が対向配置されると共に、前記サイドプレート部同士が円筒部及び軸部によって隙間を空けて結合された複数のオフセットリンクからなり、一の前記オフセットリンクの前記軸部が他の前記オフセットリンクの前記円筒部内に挿通されることで複数の前記オフセットリンクが無端状に連結されたチェーンに噛み合うスプロケットにおいて、
    前記サイドプレート部の切り欠きに係合して噛み合う複数のピン部と、
    前記一対のサイドプレート部同士の間の隙間に挿入されると共に、前記ピン部と前記切り欠きとの係合が解けた際に、前記円筒部に係合して噛み合う複数のスプロケット歯と、を備えることを特徴とするスプロケット。
  2. 正転方向に回転するときには、前記ピン部は前記切り欠きに接触すると共に、前記スプロケット歯の正転方向側の縁部と前記円筒部との間には遊びが形成されることを特徴とする請求項1記載のスプロケット。
  3. 正転方向に回転するときを基準にした場合の前記スプロケット歯の逆転方向側の縁部と前記円筒部との間の距離は、逆転方向に回転するときに前記ピン部が前記サイドプレート部に干渉して前記チェーンを持ち上げるのに要する距離よりも短いことを特徴とする請求項1または2記載のスプロケット。
  4. オフセットし、且つ切り欠きが形成され、外側に張り出すように設けられた羽根部を有する一対のサイドプレート部が対向配置されると共に、前記サイドプレート部同士が円筒部及び軸部によって隙間を空けて結合された複数のオフセットリンクからなり、一の前記オフセットリンクの前記軸部が他の前記オフセットリンクの前記円筒部内に嵌入されることで複数の前記オフセットリンクが無端状に連結されたチェーンと、前記チェーンに掛け回される従動回転部と、前記チェーンに掛け回されると共に、前記チェーンを回転させる駆動スプロケットと、前記チェーンに取り付けられた汚泥スクレーパと、を備えるチェーン式汚泥掻き寄せ装置において、
    前記駆動スプロケットは、
    前記サイドプレート部の切り欠きに係合して噛み合う複数のピン部と、
    前記一対のサイドプレート部同士の間の隙間に挿入されると共に、前記ピン部と前記切り欠きとの係合が解けた際に、前記円筒部に係合して噛み合う複数のスプロケット歯と、を備えることを特徴とするチェーン式汚泥掻き寄せ装置。
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