JP4943890B2 - リモコンシステム - Google Patents

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Description

本発明は、制御対象の電気機器に制御信号を送信するリモートコントローラを備えたリモコンシステムに関する。
従来から、リモートコントローラと同様に、個人が宅内で所持する個人認証用カードと、各部屋に設置され、上記カードに赤外線信号を送信する送信装置と、この赤外線信号を検知した個人認証用カードが送信した検知信号を受信し、この検知信号に基づいて上記カードの所持者の居場所を認識し、その場所の電気機器を制御する親機とを備えた制御システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、個人が携帯するRFID(Radio Frequency Identification)と、このRFIDの情報を読み取るリーダを搭載した通信制御器とを備えたRFIDシステムが知られている(例えば、特許文献2参照)。このRFIDシステムにおいて、通信制御器は、建物の内部等に設置されており、RFIDの情報に基づいて各種電気機器を制御する。RFIDには、制御対象の電気機器を選択するため使用者により押下げられるスイッチが設けられている。使用者が電気機器選択のためそのスイッチを押下げたとき、通信制御器はRFIDにおけるスイッチの押下を検知し、スイッチの押下が検知されたRFIDの個人IDを読み取る。さらに、通信制御部は、使用者により選択された電気機器を判断し、読み取った個人IDに基づいてその使用者に最適なパラメータを決定し、そのデータを制御対象の電気機器に送信する。
しかしながら、特許文献1に記載の技術において、個人が所持するカードは、親機が個人別に電気機器を制御する際に、個人を認証するためのものであり、このカード自身が電気機器を制御するため電気機器に制御信号を送信することはない。また、特許文献2に記載の技術において、制御対象の電気機器を選択するためには、RFIDのスイッチの押下げ操作が必要となる。このため、電気機器の遠隔制御時におけるRFIDの操作に手間がかかる。
特開2006−345139号公報 特開2006−60471号公報
本発明は、上記の従来の問題を解決するためになされたものであり、電気機器の遠隔制御時におけるリモートコントローラ操作の手間を減らすことができるリモコンシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、制御対象の電気機器に制御信号を送信するリモートコントローラを備えたリモコンシステムにおいて、部屋別に設置され、その部屋の部屋ID情報を記憶し、該部屋ID情報を前記リモートコントローラに送信する送信装置を備え、前記リモートコントローラは、該リモートコントローラを使用する使用者の使用者ID情報を生成する情報生成部と、使用者ID情報を予め記憶している記憶部と、前記送信装置により送信された部屋ID情報を受信する受信部と、使用者による該リモートコントローラの使用時に前記情報生成部により生成された使用者ID情報と前記記憶部に記憶されている使用者ID情報とを照合し、これらが一致する場合、前記受信部による部屋ID情報の受信をトリガとして、該一致する使用者ID情報と該受信部により受信された部屋ID情報と、該部屋ID情報を受信した時間帯との組み合わせに応じて制御対象の電気機器を選択する制御部と、前記制御部により選択された電気機器に制御信号を送信する送信部と、制御対象の電気機器選択のため使用者により操作される操作部と、を有し、前記記憶部は、前記使用者ID情報及び部屋ID情報の組み合わせごとで且つ前記操作部の操作内容別に制御対象の電気機器が予め設定された制御テーブルを記憶し、前記制御部は、使用者による前記操作部の操作をトリガとして、前記一致する使用者ID情報と、前記受信部により受信された部屋ID情報と、前記操作部の操作内容との組み合わせに応じて、制御対象の電気機器を前記制御テーブルで設定されている電気機器の中から選択することを特徴とする。
本発明において、前記記憶部は、前記使用者ID情報及び部屋ID情報の組み合わせごとに、前記操作部の操作内容別の操作頻度を前記制御テーブルに記憶し、前記制御部は、前記受信部による部屋ID情報の受信をトリガとして、前記一致する使用者ID情報と、前記受信部により受信された部屋ID情報と、前記操作頻度の高さとの組み合わせに応じて、制御対象の電気機器を前記制御テーブルで設定されている電気機器の中から選択することが好ましい。
本発明によれば、リモートコントローラは、送信装置からの部屋ID情報の受信をトリガとして、使用者ID情報と部屋ID情報との組み合わせに応じて制御対象の電気機器を選択し、その電気機器に制御信号を送信するので、電気機器が自動で遠隔制御されるため、電気機器の遠隔制御時におけるリモートコントローラ操作の手間を減らすことができる。
また、電気機器の自動制御を可能にしつつ、使用者が自身の所望に合わせてリモートコントローラの操作部を操作することにより、自動制御される電気機器とは別の電気機器をさらに遠隔制御できるので、利便性の向上を図ることができる。
以下、本発明の第1の実施形態に係るリモコンシステムについて図1及び図2を参照して説明する。図1及び図2は、本実施形態に係るリモコンシステムの構成を示す。このリモコンシステム1は、例えば住居に導入され、リモートコントローラにより宅内の電気機器が遠隔制御されるシステムである。
リモコンシステム1は、制御対象の電気機器10に制御信号を送信するリモートコントローラ(以下、リモコンと称す)2と、部屋別に設置され、リモコン2に対してリモコン2の位置を通知する送信装置3とを備える。送信装置3は、例えば、台所、リビングルーム、寝室、風呂、勉強部屋等のそれぞれの室内に設置されている。この送信装置3は、設置された部屋の部屋ID情報をリモコン2に送信することにより、リモコン2の位置をそのリモコン2に通知する。部屋ID情報の送信は、例えば、赤外線又は電波等を用いた無線通信により行なわれる。リモコン2は、現在の使用者U及び自身の位置に応じて電気機器10を遠隔制御する。遠隔制御される電気機器10の台数は複数である。例えば、電気機器10には、テレビ10a、エアコン10b及び照明器具10c等の家電機器が含まれる。以下、リモコン2及び送信装置3の構成を詳細に説明する。
リモコン2は、複数台の電気機器10をリモートコントロール可能で、一般にマルチリモコンと呼ばれているリモコンにより構成される。また、リモコン2は、使用者Uにより携帯されるものであり、一人に限定されず複数人の使用者Uが1台のリモコン2を使用することができる。このリモコン2は、使用者Uごとに使用者ID情報を生成する情報生成部21と、使用者ID情報を予め記憶している記憶部22と、送信装置3により送信された部屋ID情報を受信する受信部23と、現在の使用者Uの使用者ID情報と部屋ID情報とに応じて制御対象の電気機器10を選択する制御部24と、制御部24により選択された電気機器10に制御信号を送信する送信部25と、を有する。以下、リモコン2の各部の構成を詳細に説明する。
情報生成部21は、スイッチ又は指紋認証機器等により構成されている。例えば、情報生成部21がスイッチにより構成されている場合、使用者Uごとに割り当てられたスイッチの押下げ、又は、使用者Uごとに決められた、スイッチの押下げ順若しくは長押し時間等の操作内容に応じて、情報生成部21は操作情報を生成する。この操作情報が使用者ID情報の基となる。また、情報生成部21が指紋認証機器により構成されている場合、情報生成部21は使用者U別の指紋情報を生成する。この指紋情報が使用者ID情報の基となる。使用者ID情報の生成は、使用者Uによるリモコン2の使用時に行なわれ、この使用者ID情報は、情報生成部21から制御部24に送出される。
記憶部22は、RAM又はROM等のメモリにより構成されている。このメモリは、使用者ID情報、部屋ID情報及び制御内容等がテーブル化されて成る制御テーブルTを記憶している。制御テーブルTに記憶されている使用者ID情報は、情報生成部21が使用者Uごとに生成する使用者ID情報と同じ情報である。
ここで、制御テーブルTについて図3を参照して説明する。図3は、制御テーブルTの一例を示す。この制御テーブルTにおいては、使用者ID情報、部屋ID情報及び時間帯の組み合わせごとに、制御内容が対応付けられている。使用者ID情報、部屋ID情報及び時間帯は、制御内容を決定する上でのパラメータとなる。上記の制御内容には、制御対象の電気機器10とその動作内容が含まれている。例えば、使用者ID情報「A」及び「居間」を示す部屋ID情報の組み合わせに、制御内容として「テレビ」10aの「(電源)ON」、「エアコン」10bの「(電源)ON」及び「照明(器具)」10cの「(電源)ON」が対応付けられている。この制御テーブルTの内容は、制御部24により読み出されると共に、書き換え可能である。この書き換えは、例えば、リモコン2に設けられた操作ボタン等(図示せず)又はリモコン2に接続されたパーソナルコンピュータ等の外部機器(図示せず)の操作に応じて行なわれる。以下、図1及び図2を用いた、リモコン2及び送信装置3の構成の説明に戻る。
受信部23及び送信部25は、送信装置3との間と、電気機器10との間で赤外線又は電波等を用いた無線通信を可能にする無線通信回路により構成されている。受信部23は、送信装置3からの部屋ID情報を受信し、その部屋ID情報を制御部24に送出する。また、送信部25は、制御部24からの信号に基づいて、電気機器10に制御信号を送信する。
制御部24は、CPUを搭載したマイクロコンピュータにより構成されている。このマイクロコンピュータは、受信部23による部屋ID情報の受信をトリガとして、記憶部22に記憶されている制御テーブルTを参照し、情報生成部21により生成された使用者ID情報と制御テーブルT内の使用者ID情報とを照合する。さらに、マイクロコンピュータは、照合の結果これらが一致した場合、その一致した使用者ID情報と受信部23により受信された部屋ID情報との組み合わせに応じて、制御内容すなわち制御対象の電気機器10及びその動作内容を選択する。使用者ID情報の照合及び制御内容の選択のトリガは、受信部23による部屋ID情報の受信に限定されない。例えば、タイマ、スイッチ又は時計等により構成されるトリガ部(図示せず)をリモコン2に設け、部屋ID情報の受信後にタイマによるタイムカウントを始め、上記照合及び選択のトリガをそのタイムカウントの終了に設定しても構わない。また、部屋ID情報の受信後の使用者によるスイッチ操作又は時計により計られる時刻を、上記照合及び選択のトリガに設定しても構わない。次に、送信装置3の構成を説明する。
送信装置3は、設置された部屋の部屋ID情報を記憶する記憶部31と、部屋ID情報をリモコン2に送信する送信部32と、使用者Uの入室を検知し、検知信号を生成する人検知部33と、この検知信号をトリガとして、部屋ID情報を送信するように送信部32を制御する制御部34とを備える。以下、送信装置3の構成を詳細に説明する。
記憶部31は、RAM又はROM等のメモリにより構成されており、このメモリが部屋ID情報を記憶している。この部屋ID情報は、制御部34により読み出される。また、部屋ID情報は、制御部34による書き換えが可能であってもよい。この書き換えは、例えば、送信装置3に設けられた操作ボタンや操作パネル等(図示せず)又は送信装置3に接続されたパーソナルコンピュータ等の外部機器(図示せず)の操作に応じて行なわれる。
送信部32は、リモコン2との間で赤外線又は電波等を用いた無線通信を可能にする無線通信回路により構成されている。この送信部32は、制御部34からの信号に基づいて、リモコン2に部屋ID情報を送信する。人検知部33は、熱線センサ又は超音波センサ等の人感センサにより構成されている。この人感センサは、入室した使用者Uを検知したとき、検知信号を制御部34に送出する。
制御部34は、CPUを搭載したマイクロコンピュータにより構成されている。このマイクロコンピュータは、人検知部33から送出された検知信号をトリガとして、記憶部31から部屋ID情報を読み出し、さらに、読み出した部屋ID情報の送信を指示する信号を送信部32に出力する。
次に、リモコンシステム1における電気機器10の遠隔制御動作を説明する。ここで、送信装置3が居間に設置されており、リモコン2を携帯した使用者Uが居間に入室したと仮定する。まず、送信装置3において、人検知部33が使用者Uの居間への入室を検知する。制御部34は、人検知部33から送信された検知信号をトリガとして、記憶部31から居間の部屋ID情報を読み出し、送信部32はこの部屋ID情報を制御部34からの信号に基づいてリモコン2へ送信する(矢印(1)で示す)。
リモコン2において、情報生成部21は、リモコン2の現在の使用者Uの使用者ID情報を生成する。送信装置3により部屋ID情報が送信された後、受信部23は、この部屋ID情報を受信し、制御部24に送出する。制御部24は、受信部23による部屋ID情報の受信、すなわち、受信部23から制御部24への部屋ID情報の入力をトリガとして、記憶部22に記憶されている制御テーブルTを参照し、情報生成部21により生成された使用者ID情報と制御テーブルT内の使用者ID情報とを照合する。これらが一致する場合、制御部24は、制御テーブルTに登録された制御内容の中から、上記の一致する使用者ID情報と受信部23により受信された部屋ID情報との組み合わせに応じて、制御内容を制御テーブルTで設定されている制御内容の中から選択する。また、制御部24は、電気機器10への制御信号の送信を送信部25に指示するため、制御対象として選択された電気機器10及びその動作内容を示す信号を送信部25に送出する。
送信部25は、制御部24からの上記の信号に基づき、制御対象として選択された電気機器10に制御信号を送信する(矢印(2)で示す)。例えば、制御部24により選択された制御内容が、「テレビ」10aの「(電源)ON」、「エアコン」10bの「(電源)ON」及び「照明(器具)」10cの「(電源)ON」である場合、送信部25は、テレビ10a、エアコン10b及び照明器具10cの順に、電源ONを指示する制御信号を送信する。
リモコン2からの制御信号を受信した電気機器10は、制御信号に応じて動作する。このようにして、リモコン2は、送信装置3からの部屋ID情報の受信をトリガとして、使用者ID情報と部屋ID情報との組み合わせに応じて制御内容を選択し、制御対象の電気機器10に制御信号を送信するので、電気機器10が自動で遠隔制御される。従って、使用者Uはリモコン2を携帯しているだけでよいため、電気機器10の遠隔制御時におけるリモコン2操作の手間を減らすことができる。また、制御テーブルT内の制御内容を書き換えるだけで、リモコン2により遠隔制御する電気機器10の台数やその動作内容の数を増減させることができるので、制御対象やその動作内容の数が増加した場合においても、その制御対象を遠隔制御するための操作ボタン等を増設することは不要である。このため、リモコン2の大きさを一定に保つことができる。従って、リモコン2が大きくなることを防止できる。
次に、リモコンシステム1の変形例について図4及び図5を参照して説明する。図4は本変形例に係るリモコン2の構成を示し、図5は本変形例に係る制御テーブルTの一例を示す。リモコンシステム1は、第1の実施形態の構成と比べ、使用者ID情報と部屋ID情報との組み合わせに時間帯がさらに組み合わされ、これらの組み合わせに応じて制御内容が選択される点で差異がある。このような選択を可能にするため、リモコン2は、第1の実施形態の構成と比べ、時刻を計る計時部26をさらに有する。また、制御テーブルTにおいては、第1の実施形態の内容と比べ、制御内容を決定するパラメータの中に時間帯がさらに含まれる。例えば、使用者ID情報「A」、「居間」を示す部屋ID情報及び時間帯「6:00−8:00」の組み合わせに、制御内容として「テレビ」10aの「(電源)ON」、「エアコン」10bの「(電源)ON」及び「照明(器具)」10cの「(電源)ON」が対応付けられている。
制御部24は、受信部23が部屋ID情報を受信した時刻を、計時部26からの信号に基づいて認識する。また、制御部24は、部屋ID情報の受信をトリガとして、記憶部22に記憶されている制御テーブルTを参照し、情報生成部21により生成された使用者ID情報と制御テーブルT内の使用者ID情報とを照合する。さらに、制御部24は、これらが一致する場合、一致する使用者ID情報と、受信部23により受信された部屋ID情報と、計時部26により示された時刻を含む時間帯との組み合わせに応じて、制御内容を選択する。なお、計時部26が時刻だけではなく曜日や日付を示し、制御テーブルTにおいて制御内容を決定するパラメータの中に曜日や日付が含まれ、曜日や日付に応じて制御内容が選択されても構わない。本変形例においては、上記第1の実施形態による効果を得られると共に、時間帯に応じて、自動制御する電気機器10やその動作内容を設定できるので、利便性のさらなる向上を図ることができる。
次に、本発明の第2の実施形態に係るリモコンシステムについて図6及び図7を参照して説明する。図6は本実施形態に係るリモコン2の構成を示し、図7は本実施形態に係る制御テーブルTの一例を示す。図6及び図7において第1の実施形態と同一の部材には同一の符号を付す(以下、同様)。本実施形態のリモコンシステム1は、第1の実施形態の構成と比べ、リモコン2が、制御内容選択のためのスイッチ部27(操作部)をさらに有する点で異なり、さらに、制御テーブルTにおいて、使用者ID情報及び部屋ID情報の組み合わせごとで且つスイッチ部27の操作内容別に制御内容がさらに予め設定されている点で異なる。
スイッチ部27は、例えば、3個のスイッチSW27a、27b、27cにより構成されている。スイッチSWの個数は、3個に限定されず、何個でもよい。スイッチ部27は、制御内容選択のため使用者Uにより押下げ操作され、スイッチSW27a、27b、27cの押下げ操作に応じて操作信号を制御部24に送出する。
制御テーブルTにおいては、スイッチ部27の操作内容別に制御内容が設定されている。具体的には、スイッチSW27a、27b、27cのそれぞれの押下げ操作に対応して制御内容が設定されている。この制御内容は、使用者ID情報及び部屋ID情報の組み合わせごとに設定されており、且つ、第1の実施形態に示されるように部屋ID情報受信時に制御部24により自動的に選択される制御内容とは別に設定されている。例えば、使用者ID情報「A」及び「居間」を示す部屋ID情報の組み合わせに、スイッチSW27aに対応して「照明(器具)」10cの「(調光制御のための)順送り」、スイッチSW27bに対応して「テレビ」10aの「(電源)ON/OFF」、またスイッチSW27cに対応して「エアコン」10bの「(電源)ON/OFF」が対応付けられている。また、上記の制御内容は、制御部24により読み出されると共に、書き換え可能である。この書き換えは、例えば、リモコン2に設けられた操作ボタン等(図示せず)又はリモコン2に接続されたパーソナルコンピュータ等の外部機器(図示せず)の操作に応じて行なわれる。
制御部24は、使用者UによるスイッチSW27a、27b、27cの押下げ操作、すなわち、スイッチ部27から送出された操作信号をトリガとし、情報生成部21により生成された使用者ID情報と制御テーブルT内の使用者ID情報とを照合する。さらに、制御部24は、照合の結果これらが一致した場合、その一致した使用者ID情報と、受信部23により受信された部屋ID情報と、スイッチ部27の操作内容との組み合わせに応じて、制御内容を制御テーブルTで設定されている制御内容の中から選択する。このような選択は、第1の実施形態に示される制御内容の自動選択、すなわち部屋ID情報の受信をトリガとする制御内容の選択に加えて実施される。
本実施形態においては、第1の実施形態と同様に、電気機器10の自動制御により、電気機器10の遠隔制御時におけるリモコン2の操作の手間を減らすことができる。また、使用者Uが自身の所望に合わせてリモコン2のスイッチ部27を操作することにより、自動制御される電気機器10やその動作とは別の電気機器10やその動作をさらに遠隔制御できる。このため、利便性の向上を図ることができる。また、制御テーブルT内に、自動制御における制御対象として登録する電気機器10やその動作内容の数を増やすと共に、上記の利便性の向上を図りつつ、スイッチ部27のスイッチの個数を減らすことにより、リモコン2の小型化を図ることができる。
次に、本発明の第3の実施形態に係るリモコンシステムについて図8を参照して説明する。図8は、本実施形態に係る制御テーブルTを示す。本実施形態のリモコンシステム1は、第2の実施形態の構成と比べ、記憶部22は、使用者ID情報及び部屋ID情報の組み合わせごとに、スイッチ部27の操作内容別の操作頻度を制御テーブルTにさらに記憶している点で異なる。
記憶部22は、スイッチ部27の過去の操作履歴、すなわち、スイッチSW27a、27b、27cの過去の操作頻度を使用者ID情報及び部屋ID情報の組み合わせ別に制御テーブルTに記憶している。例えば、記憶部22は、使用者ID情報「C」及び「勉強部屋」を示す部屋ID情報の組み合わせにおいて、スイッチSW27aが操作された頻度、すなわち「照明(器具)」10cの「(調光制御のための)順送り」が実行された頻度が2回であることを制御テーブルTに記憶している。
制御部24は、制御テーブルTに、スイッチSW27a、27b、27cの操作頻度を記録する。さらに、制御部24は、所定の期間が経過した後、制御テーブルTにおいて、使用者ID情報及び部屋ID情報の組み合わせ別に、スイッチ部27の操作に基づく実行頻度が高い制御内容を、部屋ID情報受信時に自動選択する制御内容に設定する。このようにして、部屋ID情報受信時に実行される制御内容が随時更新される。従って、受信部23による部屋ID情報の受信時に、使用者ID情報と、部屋ID情報と、実行頻度の高さとの組み合わせに応じ、上記の受信をトリガとして制御部24により制御内容が制御テーブルTに設定されている制御内容の中から選択される。なお、上記の更新時には、自動選択用に設定されていた内容が、スイッチ部27の操作に基づいて選択される制御内容に設定されてもよい。また、操作履歴を消去するによりこの履歴が初期化されても構わない。
ここで、例を挙げて制御部24の動作について説明する。例えば、制御テーブルTにおいて、使用者ID情報「C」及び「勉強部屋」を示す部屋ID情報の組み合わせに、スイッチSW27a、27b、27cの操作に基づいて実行される制御内容として、「照明(器具)」10cの「(調光制御のための)順送り」、「テレビ」10aの「(電源)ON/OFF」及び「オーディオ」(不図示)の「(電源)ON・再生」が対応付けられているとする。また、これらの実行頻度が、それぞれ、2回、8回、4回であったとする。この場合、「テレビ」10aの「(電源)ON/OFF」(破線枠で示す)の実行頻度が一番高いので、制御部24は、この制御内容を、部屋ID情報受信時に自動選択する制御内容に設定する(破線矢印で示す)。また、制御部24は、「テレビ」10aの「(電源)ON/OFF」の代わりに、これまでは自動選択される制御内容であった「スタンド」(図示せず)の「(電源)ON/OFF」(破線枠で示す)を、スイッチSW27bの操作に基づいて選択される制御内容に設定する。
本実施形態においても、第1及び第2の実施形態による効果を得ることができる。さらに、本実施形態においては、リモコン2が、操作頻度の高い操作内容に対応して設定されている制御内容を、送信装置3からの部屋ID情報の受信をトリガとして実行するので、使用者Uが操作を所望する電気機器10やその動作が自動で制御される。このため、使用者Uの生活パターンの変動に応じて、使用者Uが使い易いようにリモコンシステム1を自動的に改良することができる。また、電気機器10の遠隔制御時におけるリモコン2操作の手間を減らすことができる。
次に、本発明の第4の実施形態に係るリモコンシステムについて図9及び図10を参照して説明する。図9及び図10は、本実施形態に係るリモコンシステム1の構成を示す。このリモコンシステム1は、第3の実施形態の構成と比べ、リモコン2間の通信が可能な点で異なる。ここで、使用者U1が携帯するリモコン2をリモコン2Aとし、使用者U2が携帯するリモコン2をリモコン2Bとする。
リモコン2Bの受信部23は、リモコン2Aの送信部25が、例えば、テレビ10a、エアコン10b及び照明器具10cに制御信号を送信したとき、その制御信号を受信する。リモコン2Bの制御部24は、この制御信号に基づき、リモコン2Aにおいてスイッチ部27の操作により選択された制御内容を認識する。また、リモコン2Bの制御部24は、この制御内容と同じで、且つ、自身のスイッチ部27の操作内容別に設定された制御内容の実行頻度をインクリメント記録する。この記録は、使用者ID情報及び部屋ID情報の組み合わせ別に実行される。リモコン2Aは、リモコン2Aの使用者Uの使用者ID情報と、リモコン2Aが在る部屋の部屋ID情報とをリモコン2Bに通知するため、例えば、これらの情報を制御信号に重畳する。
本実施形態においても、第1及び第2の実施形態による効果、さらに、第3の実施形態が奏する、リモコン2の操作の手間を減らすことができる効果を得られる。また、本実施形態においては、第3の実施形態と比べ、リモコン2Bは、使用者U2による使用時に、他の使用者U1による他のリモコン2Aの操作履歴を記憶するので、他の使用者U1による使用時に活用できる操作履歴がより多くなる。従って、リモコン2は、操作頻度の高い操作内容に対応して設定されている制御内容を実行するので、使用者Uの生活パターンの変動により合わせて、使用者Uがより使い易いようにリモコンシステム1を改良することができる。
なお、本発明は、上記第1乃至第4の実施形態の構成に限定されるものでなく、使用目的に応じ、様々な変形が可能である。例えば、リモコンシステム1は、住居に限定されず、オフィスビル等の他種の建物にも適用可能である。また、リモコン2により遠隔制御される電気機器10の台数は1台であってもよい。また、送信装置3は、部屋別に限定されず、廊下等の位置別に設置され、その場所のID情報をリモコン2に送信し、リモコン2がこのID情報に応じて電気機器10の制御内容を選択しても構わない。また、スイッチ部27は、ボタンやタッチパネル等により構成されていてもよい。
本発明の第1の実施形態に係るリモコンシステムの構成図。 上記リモコンシステムの電気的構成図。 上記リモコンシステムにおけるリモートコントローラの記憶部に格納された制御テーブルを示す図。 上記リモートコントローラの変形例の電気的構成図。 上記制御テーブルの変形例を示す図 本発明の第2の実施形態に係るリモコンシステムにおけるリモートコントローラの電気的構成図。 上記リモートコントローラの記憶部に格納された制御テーブルを示す図。 本発明の第3の実施形態に係るリモコンシステムにおけるリモートコントローラの記憶部に格納された制御テーブルを示す図。 本発明の第4の実施形態に係るリモコンシステムの構成図。 上記リモコンシステムの電気的構成図。
符号の説明
1 リモコンシステム
2、2A、2B リモートコントローラ
21 情報生成部
22 記憶部
23 受信部
24 制御部
25 送信部
26 計時部
27 スイッチ部(操作部)
27a、27b、27c スイッチSW
3 送信装置
31 記憶部
32 送信部
33 人検知部
34 制御部
10 電気機器
U、U1、U2 使用者

Claims (2)

  1. 制御対象の電気機器に制御信号を送信するリモートコントローラを備えたリモコンシステムにおいて、
    部屋別に設置され、その部屋の部屋ID情報を記憶し、該部屋ID情報を前記リモートコントローラに送信する送信装置を備え、
    前記リモートコントローラは、
    該リモートコントローラを使用する使用者の使用者ID情報を生成する情報生成部と、
    使用者ID情報を予め記憶している記憶部と、
    前記送信装置により送信された部屋ID情報を受信する受信部と、
    使用者による該リモートコントローラの使用時に前記情報生成部により生成された使用者ID情報と前記記憶部に記憶されている使用者ID情報とを照合し、これらが一致する場合、前記受信部による部屋ID情報の受信をトリガとして、該一致する使用者ID情報と該受信部により受信された部屋ID情報と、該部屋ID情報を受信した時間帯との組み合わせに応じて制御対象の電気機器を選択する制御部と、
    前記制御部により選択された電気機器に制御信号を送信する送信部と、
    制御対象の電気機器選択のため使用者により操作される操作部と、を有し、
    前記記憶部は、前記使用者ID情報及び部屋ID情報の組み合わせごとで且つ前記操作部の操作内容別に制御対象の電気機器が予め設定された制御テーブルを記憶し、
    前記制御部は、使用者による前記操作部の操作をトリガとして、前記一致する使用者ID情報と、前記受信部により受信された部屋ID情報と、前記操作部の操作内容との組み合わせに応じて、制御対象の電気機器を前記制御テーブルで設定されている電気機器の中から選択することを特徴とするリモコンシステム。
  2. 前記記憶部は、前記使用者ID情報及び部屋ID情報の組み合わせごとに、前記操作部の操作内容別の操作頻度を前記制御テーブルに記憶し、
    前記制御部は、前記受信部による部屋ID情報の受信をトリガとして、前記一致する使用者ID情報と、前記受信部により受信された部屋ID情報と、前記操作頻度の高さとの組み合わせに応じて、制御対象の電気機器を前記制御テーブルで設定されている電気機器の中から選択することを特徴とする請求項1に記載のリモコンシステム。
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