JP7228461B2 - 空調制御システム及び空調制御方法 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、空調制御システム及び空調制御方法に関する。
従来、オフィスビルやホテル、工場等の建物において、人感センサをはじめとする各種センサを用いて人の存在を検知し、人の存在が検知された場所について空調や照明等の機器を制御を行うことが行われている。しかしながら、従来の制御方法では、比較的広い範囲の空間を単位として制御が行われており、空調や照明に関する利用者の希望が必ずしもその利用者に近い空間に反映されない場合があった。
特開2015-224858号公報 特許第6050543号公報
本発明が解決しようとする課題は、空調や照明に関する利用者の希望をその利用者により近い空間に反映させることができる空調制御システム及び空調制御方法を提供することである。
実施形態の空調制御システムは、空調機と、空調制御装置と、上位制御装置と、無線通信端末と、人感センサと、を持つ。空調機は、対象空間の空調を行う。空調制御装置は、前記空調機を制御する。上位制御装置は、前記空調制御装置を制御する。無線通信端末は、前記対象空間の空調に関する要求の入力を受け付ける。人感センサは、前記対象空間内の所定の検知範囲に存在する人を検知する。前記人感センサは、前記検知範囲に存在する人を検知した場合に、自装置に固有の情報である第1固有情報を自装置周辺の無線機器に通知する。前記無線通信端末は、前記人感センサから前記第1固有情報が受信された場合に前記要求の入力を有効化する。
第1の実施形態における空調制御システム100のシステム構成の具体例を示す図。 第1の実施形態における空調制御システム100の機能構成の具体例を示すブロック図。 第1の実施形態における人感センサ4の動作例を示すフローチャート。 第1の実施形態における無線通信端末5の動作例を示すフローチャート。 第1の実施形態における空調制御装置3の動作例を示すフローチャート。 第1の実施形態における空調制御システム100の動作例を示すシーケンス図。 第2の実施形態における空調制御システム100aのシステム構成の具体例を示す図。 第2の実施形態における空調制御装置3aの動作例を示すフローチャート。 第3の実施形態における空調制御システム100bのシステム構成の具体例を示す図。 第3の実施形態における空調制御装置3bの動作例を示すフローチャート。 第3の実施形態の空調制御システム100bの変形例を示す図。 第4の実施形態における空調制御システム100cのシステム構成の具体例を示す図。 第4の実施形態の空調制御システム100cの第1の変形例を示す図。 第4の実施形態の空調制御システム100cの第2の変形例を示す図。
以下、実施形態の空調制御システム及び空調制御方法を、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態における空調制御システム100のシステム構成の具体例を示す図である。空調制御システム100は、統合制御装置1と、1つ以上の室内空調機2と、無線受信部を備えた1つ以上の空調制御装置3と、無線送信部を備えた1つ以上の人感センサ4と、無線通信端末5と、を備える。統合制御装置1と、空調制御装置3と、人感センサ4とは通信網NWに接続され互いに通信可能である。また、無線通信端末5は、無線通信によって、空調制御装置3及び人感センサ4と通信可能である。
統合制御装置1は、ビル内の室内空調機2を統合的に制御する装置である。例えば、統合制御装置1はBEMS(Building Energy Management System)である。例えば、統合制御装置1は、室内空調機2や空調制御装置3、人感センサ4などから取得される各種情報を基にビルの状態を把握し、ビル内の各種機器や設備等についてビルの状態に応じた運転管理を行うことでビル全体でのエネルギー消費量の削減を図る。このような運転管理の実現のために、統合制御装置1は空調制御装置3との間で制御情報の入出力(送受信)を行う。
室内空調機2-1及び2-2は1つ以上の室内空調機2の一例であり、空調制御装置3-1及び3-2は1つ以上の空調制御装置3の一例である。室内空調機2-1は空調制御装置3-1によって制御され、室内空調機2-2は空調制御装置3-2によって制御される。図1では簡単のため、各空調制御装置3が自身に対応する1つの室内空調機2を制御する場合を示しているが、空調制御装置3は複数の室内空調機2を制御してもよい。空調制御装置3は無線通信端末5と無線通信するための無線通信部31を備える。
人感センサ4は検知範囲に存在する人を検知するセンサである。人感センサ4は画像センサであってもよいし、赤外線センサであってもよい。人感センサ4は無線通信端末5と無線通信するための無線通信部41を備える。
無線通信端末5は、空調制御システム100に対して利用者の空調要求を入力する機能を有する装置である。例えば、無線通信端末5はスマートフォンやタブレット、携帯電話、ノートパソコン等の移動通信端末を用いて構成される。無線通信端末5は、所定の条件の下で利用者の空調要求の入力を受け付け、入力された空調要求を示す情報(以下「要求情報」という。)を空調制御装置3を介して統合制御装置1に送信する。統合制御装置1では、要求情報に基づいて制御情報が生成される。
ここで空調要求とは、空調に関する利用者の要求であり、利用者が無線通信端末5に対して要求情報を入力することによって空調制御システム100に受けつけられる。例えば、空調要求は、室温を現在よりも高くする又は低くすることの要求であってもよいし、室温を所定の温度にすることの要求であってもよい。また、空調要求は、必ずしも直接的な要求である必要はなく、直接的な要求に結び付く体感などによって表される間接的な要求であってもよい。例えば、空調要求は「寒い」又は「暑い」といった各利用者の主観的な体感によって表されてもよい。
このように構成された第1の実施形態の空調制御システム100では、空調要求の入力処理又は空調要求に基づく室内空調機2の制御処理において、当該空調要求を入力する又は入力した利用者の位置を考慮した処理が行われることにより、利用者が所望する空調環境(以下「所望環境」という。)が、当該空調要求を入力した利用者の近くに形成されるようにすることができる。以下、第1の実施形態の空調制御システム100の構成について詳細に説明する。
図2は、第1の実施形態における空調制御システム100の機能構成の具体例を示すブロック図である。まず、人感センサ4について説明する。人感センサ4は、無線通信部41、記憶部42及び人検知部43を備える。無線通信部41は、人感センサ4が無線通信端末5と無線通信するための通信インタフェースである。記憶部42は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。記憶部42は人感センサ4の識別情報(以下「ID情報」という。)を記憶する。
人検知部43は、自装置の検知範囲に存在する人を検知する機能を有する。例えば、人感センサ4が画像センサである場合、人検知部43は検知範囲が撮像された画像から人を検出する画像処理を行うことによって人を検知してもよい。また、例えば、人感センサ4が赤外線センサである場合、検知範囲に照射された赤外線の反射強度又はその変化を観測することによって人を検知してもよい。
また、人検知部43は、検知範囲に存在する人を検知した場合に、自装置のID情報を自装置周辺の無線機器に報知する機能を有する。例えば、人検知部43は、人の検知に応じて、記憶部42から自装置のID情報を取得し、取得したID情報を自装置周辺の機器に報知するための情報(以下「広告情報」という。)を生成する。例えば、広告情報はビーコン信号である。人検知部43は、生成した広告情報を無線通信部41を介してブロードキャスト送信することにより、自装置のID情報を自装置周辺の無線機器に報知する。
続いて、無線通信端末5について説明する。無線通信端末5は、無線通信部51及び空調要求入力部52を備える。無線通信部51は、無線通信端末5が人感センサ4及び空調制御装置3と無線通信するための通信インタフェースである。
空調要求入力部52は、タッチパネル、マウス及びキーボード等の入力装置を含んで構成される。空調要求入力部52は、所定の条件の下で利用者の空調要求の入力を受け付け、入力された要求情報を無線通信部51を介して空調制御装置3に無線送信する。具体的には、空調要求入力部52は、人感センサ4からID情報が受信されたことに応じて空調要求の入力の受け付けを開始する。
このことは、人感センサ4からID情報が受信されていない場合、すなわち人感センサ4が人を検知していない場合には、利用者は無線通信端末5に空調要求を入力することができないということである。これにより、多くの場合、人感センサ4の検知範囲に進入した利用者だけが無線通信端末5に空調要求を入力することができるようになる。なお、空調要求入力部52は、人感センサ4からID情報が受信されてから所定時間が経過するまでの有効期間内において、空調要求の入力の受け付けるように構成されてもよい。
続いて、空調制御装置3について説明する。空調制御装置3は、無線通信部31、第2通信部32、要求情報処理部33及び空調機制御部34を備える。無線通信部31は、空調制御装置3が無線通信端末5と無線通信するための無線通信インタフェースである。また、第2通信部32は、空調制御装置3が通信網NWに接続し、統合制御装置1と通信するための通信インタフェースである。
要求情報処理部33は、無線通信端末5から受信された要求情報を処理する機能を有する。具体的には、要求情報処理部33は、受信された要求情報を統合制御装置1に送信する。また、要求情報が室内空調機2の操作を要求するものである場合、要求情報処理部33は、要求情報を空調機制御部34に出力してもよい。
空調機制御部34は、統合制御装置1との間で制御情報を入出力(送受信)する機能を有する。例えば、空調機制御部34は、統合制御装置1から制御情報を受信した場合、受信した制御情報に基づいて室内空調機2に対する設定値(例えば設定温度など)を決定し、決定した設定値での動作を室内空調機2に指示する。
また、例えば、空調機制御部34は、空調制御装置3において取得された各種の情報を制御情報として統合制御装置1に送信してもよい。例えば、空調機制御部34は、室内空調機2の状態を示す情報や、室内空調機2の制御結果を示す情報などを取得し、取得したこれらの情報を制御情報として統合制御装置1に送信してもよい。
また、空調機制御部34は、統合制御装置1から受信された制御情報に基づいて室内空調機2を制御する機能を有する。具体的には、空調機制御部34は、室内空調機2と通信するための通信インタフェースを含み、室内空調機2との間で制御信号の入出力を行う。例えば、空調機制御部34は、制御情報に基づく設定値での動作を指示する制御信号を室内空調機2に出力する。また、例えば、空調機制御部34は、室内空調機2から出力される制御信号に基づいて室内空調機2の状態を示す情報や、室内空調機2の制御結果を示す情報などを生成してもよい。
続いて、統合制御装置1について説明する。統合制御装置1は、無線通信端末5が送信した要求情報を空調制御装置3を介して受信し、受信した要求情報に基づいて空調制御装置3に通知すべき制御情報を生成する。例えば、統合制御装置1は、空調要求を入力した利用者の位置を要求情報に含まれるID情報に基づいて識別し、当該利用者の付近に所望環境を形成することを指示する制御情報を生成する。この場合、例えば、空調制御装置3は、統合制御装置1から受信された制御情報に基づいて、利用者に近い室内空調機2ほど、所望環境の形成により大きく貢献するように各室内空調機2の設定値を決定する。
図3は、第1の実施形態における人感センサ4の動作例を示すフローチャートである。まず、人検知部43が、検知範囲に存在する人の検知を試みる検知処理を実行する(ステップS101)。続いて、人検知部43は、検知処理において人が検知されたか否かを判定する(ステップS102)。検知処理において人が検知された場合(ステップS102-YES)、人検知部43は、記憶部42からID情報を取得し、取得したID情報に基づいて広告情報を生成する。人検知部43は、生成した広告情報を無線出力する(ステップS103)ことにより、自装置のID情報を自装置周辺の無線機器に報知する。
広告情報の無線出力の後、又はステップS101の検知処理において人が検知されなかった場合(ステップS102-NO)、人検知部43はステップS101に処理を戻し、検知処理を繰り返し実行する。このとき、人検知部43は、ステップS101に処理を戻す前に所定時間の待機処理を行うように構成されてもよい。待機時間は、検知処理の実行周期等に応じて適当な長さに設定されるとよい。
図4は、第1の実施形態における無線通信端末5の動作例を示すフローチャートである。まず、空調要求入力部52が人感センサ4から広告情報が受信されたか否かを判定する(ステップS201)。広告情報が受信された場合(ステップS201-YES)、空調要求入力部52は、自装置に対する空調要求の入力の受け付けを開始する(ステップS202)。また、この受け付けの開始とともに有効期間が開始される。
続いて、空調要求入力部52は、有効期間が満了したか否かを判定する(ステップS203)。有効期間が満了していない場合(ステップS203-NO)、空調要求入力部52は、有効期間が満了するまでステップS203を繰り返し実行する。一方、有効期間が満了した場合(ステップS203-YES)、空調要求入力部52は、有効期間内において空調要求が入力されたか否かを判定する(ステップS204)。有効期間内において空調要求が入力された場合(ステップS204-YES)、空調要求入力部52は、入力された空調要求を示す要求情報を、無線通信部51を介して空調制御装置3に送信する(ステップS205)。
このとき、空調要求入力部52は、ステップS201で受信された広告情報に含まれる人感センサ4のID情報を要求情報に含めて送信する。ここで要求情報に含められるID情報によって識別される人感センサ4は、無線通信端末5の利用者を検知した可能性が高い。そのため、利用者を検知した人感センサ4のID情報は、その利用者の位置を示す可能性が高い。そこで、空調要求入力部52は、要求情報を入力した利用者の位置を統合制御装置1に通知するため、受信された広告情報に含まれる人感センサ4のID情報を要求情報に含めて送信する。
要求情報の送信後、又はステップS201において広告情報が受信されていない場合(ステップS201-NO)、又はステップS204において有効期間内に空調要求が入力されなかった場合(ステップS204-NO)、空調要求入力部52は、ステップS201に処理を戻して次の広告情報の受信を待機する。
図5は、第1の実施形態における空調制御装置3の動作例を示すフローチャートである。まず、空調機制御部34が、統合制御装置1から制御情報が受信されたか否かを判定する(ステップS301)。統合制御装置1から制御情報が受信された場合(ステップS301-YES)、空調機制御部34は、受信された制御情報に基づいて室内空調機2の制御処理を実行する(ステップS302)。一方、統合制御装置1から制御情報が受信されていない場合(ステップS301-NO)、空調機制御部34は次のステップS303に処理を移す。
続いて、要求情報処理部33が、無線通信端末5から要求情報が受信されたか否かを判定する(ステップS303)。無線通信端末5から要求情報が受信された場合(ステップS303-YES)、要求情報処理部33は、受信された要求情報を、第2通信部32を介して統合制御装置1に送信する(ステップS304)。一方、ステップS303において無線通信端末5から要求情報が受信されていない場合(ステップS303-NO)、要求情報処理部33はステップS301に処理を戻す。
なお、図5におけるステップS301及びS302が、空調制御装置3が統合制御装置1との間で行う制御情報の入出力処理の一例であり、ステップS303及びS304が、空調制御装置3が無線通信端末5との間で行う要求情報の入出力処理の一例である。図5では簡単のため、制御情報の入出力処理と、要求情報の入出力処理とが直列に実行される例を示したが、これらの処理は並列に実行されてもよいし、それぞれ異なるタイミングで個別に実行されてもよい。
図6は、第1の実施形態における空調制御システム100の動作例を示すシーケンス図である。例えば、図6は、無線通信端末5を保持した利用者が人感センサ4の検知範囲に進入し、検知範囲内において無線通信端末5に空調要求を入力した場合の処理の流れを示す。まず、無線通信端末5を保持した利用者がある人感センサ4の検知範囲に進入する(イベントE01)と、そのことが人感センサ4の人検知部43によって検出される(ステップS401)。これに応じて、人検知部43は、記憶部42からID情報を取得する(ステップS402)。人検知部43は、取得したID情報を含めた広告情報を生成し、生成した広告情報を無線出力することにより、ID情報を自装置周辺の無線機器に報知する(ステップS403)。ここで無線出力された広告情報は、検知範囲内の利用者が保持する無線通信端末5によって受信される(ステップS404)。
続いて、無線通信端末5では、広告情報が受信されたことに応じて、空調要求入力部52が空調要求の入力を受け付けを開始する(ステップS405)。また、この受け付けの開始とともに有効期間が開始される。空調要求の入力の受け付けは、この有効期間が満了したタイミングで終了される(ステップS406)。利用者は、有効期間内において、無線通信端末5に対して空調要求を入力することができる(イベントE02)。空調要求入力部52は、入力された空調要求を示す要求情報を無線通信によって空調制御装置3に送信する(ステップS407)。このとき、空調要求入力部52は、受信された広告情報に含まれるID情報を利用者の位置情報として要求情報に含めて送信する。なお、無線通信端末5は、有効期間が開始されたことを、画像の表示や音声の出力等によって利用者に報知するように構成されてもよい。
続いて、空調制御装置3では、要求情報が受信されたことに応じて、要求情報処理部33が、受信された要求情報を統合制御装置1に送信する(ステップS408)。統合制御装置1は、空調制御装置3から受信された要求情報に基づいて制御情報を生成し(ステップS409)、生成した制御情報を空調制御装置3に送信する(ステップS410)。
例えば、統合制御装置1は、要求情報に含まれる人感センサ4のID情報に基づいて空調要求を入力した利用者の位置を特定し、その位置付近に所望環境を形成することを指示する制御情報を生成することができる。空調制御装置3では、このような制御情報が受信されたことに応じて、空調機制御部34が、受信された制御情報に基づいて室内空調機2の制御処理を実行する(ステップS411)。
このように構成された第1の実施形態の空調制御システム100は、人感センサ4からID情報を受信した無線通信端末5に対してのみ空調要求の入力が可能となり、そのID情報を含む要求情報が統合制御装置1に送信される。このような構成により、統合制御装置1は、要求情報に含まれるID情報と、人感センサ4の配置情報とから利用者の位置を特定することが可能になり、利用者の所望環境をよち適切な位置に形成することが可能となる。
(変形例)
空調制御装置3の要求情報処理部33は、無線通信端末5から受信された要求情報を統合制御装置1に送信する際、送信元の無線通信端末5の識別情報を要求情報に含めて送信してもよい。無線通信端末5の識別情報は、例えばIP(Internet Protocol)アドレスであってもよいし、MAC(Media Access Control)アドレスであってもよい。この場合、統合制御装置1は、予め定められた無線通信端末5から受信された要求情報について、その無線通信端末5に応じた処理を行うように構成されてもよい。
(第2の実施形態)
図7は、第2の実施形態における空調制御システム100aのシステム構成の具体例を示す図である。空調制御システム100aは、空調制御装置3に代えて空調制御装置3aを備える点で第1の実施形態における空調制御システム100と異なる。また、空調制御装置3aは、要求情報処理部33に代えて要求情報処理部33aを備える点、記憶部35をさらに備える点で第1の実施形態における空調制御装置3と異なる。空調制御システム100aの他の構成は第1の実施形態における空調制御システム100と同様である。そこで、図7では、第1の実施形態と同様の構成については図2と同じ符号を付すことにより説明を省略する。
記憶部35は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。記憶部35は、自装置に対応づけられている人感センサ4のID情報を予め記憶している。
要求情報処理部33aは、無線通信端末5から受信された要求情報を統合制御装置1に送信する点では第1の実施形態における要求情報処理部33と同様であるが、この情報送信の条件として、ID情報の比較を行う点で第1の実施形態における要求情報処理部33と異なる。
図8は、第2の実施形態における空調制御装置3aの動作例を示すフローチャートである。ここでは、第1の実施形態と異なる処理についてのみ説明し、第1の実施形態と同様の処理については図5と同じ符号を付すことにより説明を省略する。要求情報処理部33aは、ステップS303において、無線通信端末5から要求情報が受信された場合(ステップS303-YES)、受信された要求情報に含まれるID情報(以下「第1のID情報」という。)と、記憶部35に予め記憶されているID情報(以下「第2のID情報」という。)とを比較し、両者が一致しているか否かを判定する(ステップS501)。
ここで第1のID情報と第2のID情報とが一致している場合(ステップS501-YES)、要求情報処理部33aは、後続のステップS304に処理を進める。一方、第1のID情報と第2のID情報とが一致していない場合(ステップS501-NO)、要求情報処理部33aは、統合制御装置1に対する要求情報の送信を行わずに、ステップS301に処理を戻す。
このように構成された第2の実施形態の空調制御システム100aでは、空調制御装置3aが、自装置に対応づけられている人感センサ4のID情報を受信した無線通信端末5から要求情報が受信された場合に、その要求情報を統合制御装置1に送信する。このような構成により、利用者の位置情報としてのID情報の精度を向上させることができるため、統合制御装置1がより適切な位置に所望環境を形成することが可能になる。
(第3の実施形態)
図9は、第3の実施形態における空調制御システム100bのシステム構成の具体例を示す図である。空調制御システム100bは、空調制御装置3aに代えて空調制御装置3bを備える点、無線通信端末5に代えて無線通信端末5bを備える点で第2の実施形態における空調制御システム100aと異なる。また、空調制御装置3bは、要求情報処理部33aに代えて要求情報処理部33bを備える点で第2の実施形態における空調制御装置3aと異なる。また、無線通信端末5bは、受信強度取得部53をさらに備える点、空調要求入力部52に代えて空調要求入力部52bを備える点で第2の実施形態における無線通信端末5と異なる。空調制御システム100bの他の構成は第2の実施形態における空調制御システム100aと同様である。そこで、図9では、第2の実施形態と同様の構成については図7と同じ符号を付すことにより説明を省略する。
受信強度取得部53は、人感センサ4から広告情報が受信されたときの受信信号強度(RSSI:Received Signal Strength Indicator)を取得する。受信強度取得部53は、取得した受信信号強度を示す情報(以下「強度情報」という。)を空調要求入力部52bに出力する。
空調要求入力部52bは、受信強度取得部53から強度情報を入力し、入力した強度情報をさらに要求情報に含めて空調制御装置3bに送信する点で第2の実施形態における空調要求入力部52と異なる。すなわち、第3の実施形態においては、無線通信端末5bから空調制御装置3bに送信される要求情報には少なくともID情報と強度情報とが含まれる。
要求情報処理部33bは、無線通信端末5bから受信された要求情報に含まれる強度情報に基づいて人感センサ4と無線通信端末5bとの間の距離を算出し、算出した距離を示す情報(以下「距離情報」という。)をさらに要求情報に含めて統合制御装置1に送信する点で第2の実施形態における要求情報処理部33aと異なる。すなわち、第3の実施形態においては、空調制御装置3bから統合制御装置1に送信される要求情報には少なくともID情報と距離情報とが含まれる。例えば、要求情報処理部33bは、送信機から受信機までの距離と電波強度との関係を示すフリスの伝達公式を使用して人感センサ4と無線通信端末5bとの間の距離を算出する。
なお、要求情報処理部33bは、予め用意された電波強度と距離との対応表に基づいて人感センサ4と無線通信端末5bとの間の距離を決定してもよい。また、この場合、人感センサ4と無線通信端末5bとの間の距離は、電波強度に対して段階的に変化する値に決定されてもよい。例えば、人感センサ4と無線通信端末5bとの間の距離は、電波強度を入力とする階段関数の出力によって決定されてもよい。また、段階的に決定される距離は必ずしも数値で表される必要はなく、例えば「近い」「遠い」等のレベルによって表されてもよい。
図10は、第3の実施形態における空調制御装置3bの動作例を示すフローチャートである。ここでは、第2の実施形態と異なる処理についてのみ説明し、第2の実施形態と同様の処理については図8と同じ符号を付すことにより説明を省略する。
要求情報処理部33bは、ステップ501において、第1のID情報と第2のID情報とが一致していると判定した場合(ステップ501-YES)、要求情報に含まれる強度情報に基づいて、その要求情報を送信した無線通信端末5bと、その無線通信端末5bに対してID情報を送信した人感センサ4との間の距離を算出する(ステップS502)。そして、要求情報処理部33bは、算出結果を示す距離情報を要求情報に含めて統合制御装置1に送信する。
このように構成された第3の実施形態の空調制御システム100bでは、空調制御装置3bが無線通信端末5bと人感センサ4との間の距離を算出し、その算出結果を示す距離情報を要求情報に含めて統合制御装置1に送信する。このような構成により、統合制御装置1は、利用者のより正確な位置を把握することができるようになり、より適切な位置に所望環境を形成することが可能になる。
(変形例)
図11は、第3の実施形態の空調制御システム100bの変形例を示す図である。図11は、第3の実施形態の空調制御システム100bにおいて、統合制御装置1が、比較的短時間のうちに、同じ空調要求を示す2つの要求情報であって、異なるID情報を含む要求情報を受信した例を示している。例えば、このような状況は、無線通信端末5bが、図11に示す2つの人感センサ4-A及び4-Bの検知範囲の重複部分に位置する場合などに発生しうる。
一方で、無線通信端末5bが移動しない場合であっても、電波の状態や遮蔽物の配置等によっては、無線通信端末5bが異なる人感センサ4から広告情報を受信する場合もある。そのため、無線通信端末5が移動しない場合であっても、統合制御装置1が同じ無線通信端末5から受信する要求情報に含まれるID情報は、必ずしも同じであるとは限らない。そこで、統合制御装置1は、所定時間内に同じ無線通信端末5bから、異なるID情報を含む要求情報を複数受信した場合には、最も短い距離を示す距離情報を含む要求情報に基づいて制御情報を生成してもよい。図11の例は、統合制御装置1が、無線通信端末5bにより近い人感センサ4-BのID情報を含む要求情報を採用し、その人感センサ4-Bに対応づけられた室内空調機2-Bの制御を指示する制御情報を生成した場合の例を示す。
(第4の実施形態)
図12は、第4の実施形態における空調制御システム100cのシステム構成の具体例を示す図である。空調制御システム100cは、空調制御装置3aに代えて空調制御装置3cを備える点で第2の実施形態における空調制御システム100aと異なる。また、空調制御装置3cは、要求情報処理部33aに代えて要求情報処理部33cを備える点、受信強度取得部36をさらに備える点で第2の実施形態における空調制御装置3aと異なる。空調制御システム100cの他の構成は第2の実施形態における空調制御システム100aと同様である。そこで、図12では、第2の実施形態と同様の構成については図7と同じ符号を付すことにより説明を省略する。
受信強度取得部36は、無線通信端末5から要求情報が受信されたときの受信信号強度(RSSI)を取得する。受信強度取得部53は、取得した受信信号強度を示す強度情報を要求情報処理部33cに出力する。
要求情報処理部33cは、受信強度取得部36から入力した強度情報に基づいて無線通信端末5と空調制御装置3cとの間の距離を算出し、算出した距離を示す距離情報をさらに要求情報に含めて統合制御装置1に送信する点で第2の実施形態における要求情報処理部33aと異なる。
すなわち、第4の実施形態は、人感センサ4と無線通信端末5との間の距離に代えて、無線通信端末5と空調制御装置3cとの間の距離を示す距離情報を統合制御装置1に送信する点で第3の実施形態と異なる。
このように構成された第4の実施形態の空調制御システム100cでは、空調制御装置3cが、自装置と無線通信端末5と間の距離を算出し、その算出結果を示す距離情報を要求情報に含めて統合制御装置1に送信する。このような構成により、統合制御装置1は、利用者のより正確な位置を把握することができるようになり、より適切な位置に所望環境を形成することが可能になる。
(変形例)
図13は、第4の実施形態の空調制御システム100cの第1の変形例を示す図である。図13は、第4の実施形態の空調制御システム100cにおいて、統合制御装置1が、同じ無線通信端末5から、同じID情報を含む要求情報を複数受信した例を示している。例えば、このような状況は、無線通信端末5が要求情報をブロードキャストによって送信し、同じ要求情報が複数の空調制御装置3によって受信された場合などに発生しうる。
この場合、統合制御装置1は、要求情報に含まれる距離情報に基づいて無線通信端末5に最も近い空調制御装置3bを特定し、その最も近い空調制御装置3bから受信された要求情報に基づいて制御情報を生成してもよい。例えば、図13の例では、空調制御装置3b-Dのほうが空調制御装置3b-Cよりも無線通信端末5に近い。この場合、統合制御装置1は、空調制御装置3b-Dから受信された要求情報を制御情報の生成に用い、空調制御装置3-2から受信された要求情報を廃棄してもよい。
図14は、第4の実施形態の空調制御システム100cの第2の変形例を示す図である。図14は、図13と同様に、第4の実施形態の空調制御システム100cにおいて、統合制御装置1が、同じ無線通信端末5から、同じID情報を含む要求情報を複数受信した例を示している。
この場合、統合制御装置1は、要求情報に含まれる距離情報に基づいて無線通信端末5と、各空調制御装置3bとの距離の比率を算出し、その比率に応じた出力強度で各室内空調機2を制御することを指示する制御情報を生成してもよい。例えば、図14の例では、空調制御装置3b-Cと無線通信端末5との間の距離と、空調制御装置3b-Dと無線通信端末5との間の距離との比率が2:3である。この場合、統合制御装置1は、室内空調機2-Cの出力強度と、室内空調機2-Dの出力強度との比率が2:3となるように各室内空調機2の制御を指示する制御情報を生成してもよい。
さらに、図13又は図14の場合において、3台以上の空調制御装置3bと無線通信端末5との間の距離情報が取得される場合、統合制御装置1は、3つの距離情報と、空調制御装置3bの位置情報とに基づいて利用者のより正確な位置を推定し、利用者に最も近い空調制御装置3bを制御することを指示する制御情報を生成するように構成されてもよい。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、検知範囲に存在する人を検知した場合に、自装置に固有のID情報を自装置周辺の無線機器に通知する人感センサと、人感センサからID情報が受信された場合に空調要求の入力を有効化する無線通信端末と、を持つことにより、空調や照明に関する利用者の希望をその利用者により近い空間に反映させることができる。
なお、上記の「空調要求の入力を有効化する」とは、有効なタイミング(例えば、ID情報が受信されたときや、ID情報の受信後の有効期間内など)において空調要求の入力の受け付けることによって実現されてもよいし、既に入力されている空調要求のステータスを、無効から有効に変更することによって実現されてもよい。また、無線通信端末は、「空調要求の入力を有効化」したことを利用者に通知する動作を行うように構成されてもよい。
ここで、実施形態における統合制御装置は上位制御装置の一例である。実施形態における第1のID情報は第1固有情報の一例である。実施形態における第2のID情報は第2固有情報の一例である。実施形態において無線通信端末が測定した受信電波強度に基づいて取得される距離情報は第1距離情報の一例である。実施形態において空調制御装置が測定した受信電波強度に基づいて取得される距離情報は第2距離情報の一例である。
また、上記の各実施形態では、空調に関する利用者の希望をその利用者により近い空間に反映させることができる空調制御システム及び空調制御方法について説明したが、制御対象は必ずしも室内空調機である必要はない。例えば、制御対象を照明機器とすることも可能である。この場合、照明に関する利用者の希望をその利用者により近い空間に反映させることができる照明制御システム及び照明制御方法を提供することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
100,100a,100b,100c…空調制御システム、1…統合制御装置、2…室内空調機、3,3a,3b,3c…空調制御装置、31…無線通信部、32…第2通信部、33,33a,33b,33c…要求情報処理部、34…空調機制御部、35…記憶部、36…受信強度取得部、4…人感センサ、41…無線通信部、42…記憶部、43…人検知部、5,5b…無線通信端末、51…無線通信部、52,52b…空調要求入力部、53…受信強度取得部、NW…通信網

Claims (8)

  1. 対象空間の空調を行う空調機と、
    前記空調機を制御する空調制御装置と、
    前記空調制御装置を制御する上位制御装置と、
    前記対象空間の空調に関する要求の入力を受け付ける無線通信端末と、
    前記対象空間内の所定の検知範囲に存在する人を検知する人感センサと、
    を備え、
    前記人感センサは、前記検知範囲に存在する人を検知した場合に、自装置に固有の情報である第1固有情報を自装置周辺の無線機器に通知し、
    前記無線通信端末は、前記人感センサから前記第1固有情報が受信された場合に前記要求の入力を有効化し、入力された前記要求を示す要求情報に、前記人感センサから受信された前記第1固有情報を含めて前記空調制御装置に送信し、
    前記空調制御装置は、自装置に対応づけられている人感センサに固有の情報である第2固有情報を予め記憶しており、前記無線通信端末から受信した前記要求情報に含まれる前記第1固有情報が、自装置に予め記憶している前記第2固有情報と同じ場合に、前記要求情報を前記上位制御装置に送信する、
    空調制御システム。
  2. 前記無線通信端末は、前記人感センサから受信する無線信号の受信電波強度を測定し、前記受信電波強度を示す強度情報を前記要求情報に含めて前記空調制御装置に送信し、
    前記空調制御装置は、前記無線通信端末から受信した前記要求情報に含まれる前記強度情報に基づいて前記無線通信端末と前記人感センサとの間の距離を算出し、算出した前記距離を示す第1距離情報を前記要求情報に含めて前記上位制御装置に送信し、
    前記上位制御装置は、前記空調制御装置から受信した前記要求情報に含まれる前記第1距離情報によって示される前記無線通信端末と前記人感センサとの間の距離に基づいて前記空調制御装置を制御する、
    請求項に記載の空調制御システム。
  3. 前記上位制御装置は、同じ無線通信端末から送信された要求情報であって、前記第1固有情報が異なる要求情報を複数受信した場合、最も短い距離を示す第1距離情報を含む要求情報に基づいて前記空調制御装置を制御する、
    請求項に記載の空調制御システム。
  4. 前記空調制御装置は、前記無線通信端末から受信する無線信号の受信電波強度を測定し、前記受信電波強度に基づいて自装置と前記無線通信端末との間の距離を算出し、算出した前記距離を示す第2距離情報を前記要求情報に含めて前記上位制御装置に送信し、
    前記上位制御装置は、前記空調制御装置から受信した前記要求情報に含まれる前記第2距離情報によって示される前記空調制御装置と前記無線通信端末との間の距離に基づいて前記空調制御装置を制御する、
    請求項に記載の空調制御システム。
  5. 前記上位制御装置は、同じ無線通信端末から送信された要求情報であって、前記第1固有情報及び前記要求が同じである要求情報を複数受信した場合、最も短い距離を示す第2距離情報を含む要求情報に基づいて前記空調制御装置を制御する、
    請求項に記載の空調制御システム。
  6. 前記上位制御装置は、同じ無線通信端末から送信された要求情報であって、前記第1固有情報及び前記要求が同じである要求情報を複数受信した場合、複数の前記要求情報に含まれる前記第2距離情報によって示される各距離の比率に基づいて前記空調制御装置を制御する、
    請求項に記載の空調制御システム。
  7. 前記上位制御装置は、3台以上の前記空調制御装置と前記無線通信端末との間の距離をそれぞれ取得し、取得した3つの前記距離に基づいて前記無線通信端末の位置を特定し、特定した前記無線通信端末の位置に基づいて前記空調制御装置を制御する、
    請求項4から6のいずれか一項に記載の空調制御システム。
  8. 対象空間の空調を行う空調機と、
    前記空調機を制御する空調制御装置と、
    前記空調制御装置を制御する上位制御装置と、
    前記対象空間の空調に関する要求の入力を受け付ける無線通信端末と、
    前記対象空間内の所定の検知範囲に存在する人を検知する人感センサと、
    を備える空調制御システムの制御方法であって、
    前記人感センサが、前記検知範囲に存在する人を検知した場合に、自装置に固有の情報である第1固有情報を自装置周辺の無線機器に通知するステップと、
    前記無線通信端末が、前記人感センサから前記第1固有情報が受信された場合に前記要求の入力を有効化し、入力された前記要求を示す要求情報に、前記人感センサから受信された前記第1固有情報を含めて前記空調制御装置に送信するステップと、
    前記空調制御装置が、自装置に対応づけられている人感センサに固有の情報である第2固有情報を予め記憶し、前記無線通信端末から受信した前記要求情報に含まれる前記第1固有情報が、自装置に予め記憶している前記第2固有情報と同じ場合に、前記要求情報を前記上位制御装置に送信するステップと、
    を有する空調制御方法。
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