JP4964311B2 - 電力管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、個人別の消費電力を計測し、管理するための技術に関する。
従来より、電力の使用状況をユーザに提示する(いわゆる、見える化)技術が種々提案されている(例えば、特許文献1)。
特許文献1には、他世帯比較を行うことによって省エネ意識を高めるため、各住戸の電気使用量を他の住戸の電気使用量と比較して、各住戸毎に電気使用量の順位づけを行い、各住戸の端末装置に、対応する比較結果を提供するシステムが提案されている。
特開2009−130986号公報
上記のようにグループ(各住戸や各部屋等)毎に消費電力を計測し、管理する技術は、従来からよく知られている。しかしながら、個人別の消費電力を計測し、管理することができる有効な技術は未だ確立されていないのが実情である。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、個人別の消費電力を計測し、管理することができる電力管理システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る電力管理システムは、
ユーザ端末と、システムコントローラと、複数の基地局と、複数の設備機器と、複数の電力計測装置と、から構成される電力管理システムであって、
前記ユーザ端末は、
所定数以上の前記基地局と無線通信を行い、各通信毎に、当該基地局との間の距離に関する情報を含む測距情報を取得する測距手段と、
取得した複数の前記測距情報と、当該ユーザ端末の識別情報と、を含むユーザ情報を前記システムコントローラに送信するユーザ情報送信手段と、を備え、
前記各電力計測装置は、
1又は複数の設備機器の消費電力を計測し、計測した消費電力を含む電力情報を前記システムコントローラに送信し、
前記システムコントローラは、
受信した前記ユーザ情報に含まれる前記複数の測距情報に基づいて、当該ユーザ端末の位置を取得するユーザ位置取得手段と、
取得した前記位置を運転領域に含む設備機器を特定する設備機器特定手段と、
特定した設備機器に対応する電力計測装置を特定する電力計測装置特定手段と、
特定した電力計測装置から受信した前記電力情報に含まれる前記消費電力と、当該ユーザ端末と、を対応付けたユーザ別の電力管理情報を保持して管理する電力管理手段と、を備える、ことを特徴とする。
本発明によれば、個人別の消費電力を計測し、管理することができ、個人別の電力使用状況をユーザに提示することが可能となる。
本発明の実施形態1に係る電力管理システムの概略構成を示すブロック図である。 図1の電力管理システムにおける各構成部の設置例を示す図である。 ユーザ情報の一例を示す図である。 実施形態1のシステムコントローラの構成を示すブロック図である。 実施形態1の電力計測装置の構成を示すブロック図である。 実施形態1のユーザ端末の構成を示すブロック図である。 実施形態1の基地局の構成を示すブロック図である。 実施形態1の管理情報表示装置の構成を示すブロック図である。 実施形態1の電力管理システムにおける各装置の情報のやり取りを時間軸上に示した図である。 実施形態1のシステムコントローラの動作手順を示すフローチャートであり、(a)は電力情報取得処理の手順を示し、(b)はユーザ情報取得処理の手順を示し、(c)は管理情報送信処理の手順を示す。 実施形態1の電力計測装置の動作手順を示すフローチャートであり、(a)は電力算出処理の手順を示し、(b)は電力情報送信処理の手順を示す。 実施形態1のユーザ端末の動作手順を示すフローチャートである。 実施形態1の基地局の動作手順を示すフローチャートである。 実施形態1の管理情報表示装置の動作手順を示すフローチャートである。 実施形態1におけるユーザ端末位置算出方法を説明するための図である。 実施形態2のシステムコントローラの構成を示すブロック図である。 実施形態2のユーザ端末の構成を示すブロック図である。 実施形態2のシステムコントローラにおけるユーザ情報取得処理の手順を示すフローチャートである。 実施形態2のユーザ端末における管理情報表示処理の手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態に係る電力管理システムについて図面を参照して詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は、本実施形態に係る電力管理システムの構成を概略的に示すブロック図であり、図2は、図1の電力管理システムにおける各構成部の設置例を示す図である。この電力管理システムは、例えば、オフィスビル等に導入され、図1に示すように、ユーザ端末1と、システムコントローラ2と、管理情報表示装置3と、複数の電力計測装置4と、複数の設備機器5と、複数の中継装置6と、複数の基地局14と、から構成される。
図1において、ユーザ端末1は、この電力管理システムを導入する企業等の各社員(ユーザ)によって所持される携帯型の通信機器であり、所定時間毎にユーザ情報フレームを所定の無線通信方式にて、何れかの中継装置6(6a,6b…)を介してシステムコントローラ2に送信する。ユーザ情報フレームにはユーザ情報が含まれる。ユーザ情報は、図3に示すように、ユーザ端末1を一意に識別するための端末IDと、設備機器5(5a〜5c)に対して、当該ユーザ端末1を所持するユーザが所望する設定についての情報(設備機器設定情報)と、基地局14(14a,14b,…)の何れか複数を利用して得られた測距情報と、を含む。測距情報には、基地局14を一意に識別するための基地局IDと、当該基地局14との距離を示す情報(距離情報)と、が含まれる。
電力計測装置4a〜4cは、それぞれ分岐ブレーカ7a〜7cによって分岐された電力供給線9から所定時間毎に電流値と電圧値を取得し、電力値(即ち、各設備機器5の消費電力)を算出する。システムコントローラ2は、電力計測装置4a〜4cが計測した各電力値を取得する。電力供給線9は、商用電源と主幹ブレーカ8を介して接続され、分岐ブレーカ7a〜7cによって分岐される。システムコントローラ2は、各基地局14の基地局IDと、その設置位置との対応を示す対応表(データテーブル)を持ち、後述するユーザ端末位置算出方法によって、ユーザ情報の測距情報からユーザ端末1の位置を算出する。
また、システムコントローラ2は、各設備機器5を一意に識別するための設備機器IDと、当該設備機器5の動作対象範囲についての情報(運転領域情報)との対応を示す対応表(データテーブル)を持ち、ユーザ端末1の位置から、ユーザ端末1と設備機器5の対応付けを行う。さらに、システムコントローラ2は、各設備機器5と、各電力計測装置4との対応を示す対応表(データテーブル)を持つ。
管理情報表示装置3は、この電力管理システムの管理者等によって管理情報取得の要求があった場合に、システムコントローラ2から管理情報を取得し、これを表示する。設備機器5a〜5cは、空調機や照明器であり、システムコントローラ2によって制御される。
図2において、エリアAR1〜AR3は、それぞれ設備機器5a〜5cの運転領域を示す。例えば、あるユーザが所持するユーザ端末1が、エリアAR1に存在するとする。ユーザ端末1は、所定時間毎に基地局14a〜14fに対して、測距要求信号を送信して、各基地局14から測距応答信号を受信し、これにより各基地局14との間の測距情報を取得する。また、ユーザ端末1は、所定時間毎にシステムコントローラ2に対して、図3に示すユーザ情報を含むユーザ情報フレームを送信する。送信されたユーザ情報フレームは、例えば、中継装置6aを介してシステムコントローラ2により受信される。
システムコントローラ2は、ユーザ情報に含まれる測距情報からユーザ端末1の位置を算出し、その位置から制御対象となる設備機器5を特定し、さらに、特定した設備機器5の消費電力を計測する電力計測装置4を特定する。図2の例では、ユーザ端末1はエリアAR1に存在するので、当該ユーザ端末1の位置に基づいてシステムコントローラ2が制御する対象は設備機器5aとなり、対応する電力計測装置4は電力計測装置4aとなる。
システムコントロ−ラ2は、ハードウェア的には、CPU、ROM、RAM、読み書き可能な不揮発性の半導体メモリあるいはハードディスクドライブ、所定の通信インタフェース等(何れも図示せず)から構成される。図4に示すように、システムコントローラ2は、機能的には、電力計測通信部30と、設備制御通信部31と、ユーザ情報通信部32と、設備設定部33と、個人別消費電力管理部34と、個人別消費電力記憶部35と、管理情報通信部36と、対応表記憶部37と、電力計測データ記憶部38と、を備える。
電力計測通信部30は、通信線10を介して電力計測装置4と通信を行ない、各設備機器5の消費電力を取得する。取得した各設備機器5の消費電力は電力計測データ記憶部38に保存される。ユーザ情報通信部32は、ユーザ端末1から、中継装置6と通信線11を介して、ユーザ情報フレームを取得する。
設備設定部33は、対応表記憶部37から、各基地局14の基地局IDと、その位置との対応を示す対応表を参照し、取得したユーザ情報に含まれる各測距情報の基地局ID及び測距情報に基づいて、当該ユーザ端末1の位置を算出する。また、設備設定部33は、対応表記憶部37から、各設備機器5の設備機器IDと、当該設備機器5の運転領域情報との対応を示す対応表を参照し、当該ユーザ端末1の位置から、当該ユーザ端末1と対応付けされる設備機器5を特定する。また、設備設定部33は、対応表記憶部37から、各設備機器5と各電力計測装置4との対応を示す対応表を参照し、当該ユーザ端末1と対応付けされる電力計測装置4を特定する。また、設備設定部33は、ユーザ情報の設備機器設定情報に基づき、特定した設備機器5の制御内容を決定する。本実施形態では、設備設定部33は、ユーザ位置取得手段、設備機器特定手段、電力計測装置特定手段としての機能を担う。
設備制御通信部31は、設備設定部33が決定した制御内容に基づいて生成した制御データを通信線13を介して当該設備機器5に送信する。この制御データを受信した当該設備機器5は、その制御内容に従った運転を実行する。本実施形態では、設備設定部33及び設備制御通信部31は、設備制御手段としての機能を担う。
個人別消費電力管理部34は、ユーザ端末1の端末IDと、電力計測データ記憶部38から取り出した消費電力とを当該ユーザの管理情報として、個人別消費電力記憶部35に保存する。また、個人別消費電力管理部34は、管理情報表示装置3からの管理情報取得要求データを管理情報通信部36が受信した場合、個人別消費電力記憶部35から当該管理情報取得要求データに対応する管理情報を取り出し、この管理情報を含んだ応答データを管理情報通信部36を介して管理情報表示装置3に送信する。本実施形態では、個人別消費電力管理部34及び個人別消費電力記憶部35は、電力管理手段としての機能を担う。
管理情報通信部36は管理情報表示装置3と通信線12を介して接続し、所定の通信方式に従ったデータの送受信を行う。
次に、電力計測装置4の機能について説明する。電力計測装置4は、ハードウェア的に、CPU、ROM、RAM、A/D変換器、所定の通信インタフェース等(何れも図示せず)から構成される。図5に示すように、電力計測装置4は、機能的には、電圧計測部40と、電流計測部41と、A/D変換部42と、電力演算部43と、通信部44と、電力保存部45と、を備える。電圧計測部40は、対応する分岐ブレーカ7により分岐された電力供給線9上の電圧値を計測し、電流計測部41は、当該電力供給線9を流れる電流の電流値を計測する。
A/D変換部42は、計測した電圧値と電流値をA/D変換する。電力演算部43は、A/D変換された電圧値と電流値から電力値を算出し、電力保存部45に保存する。通信部44は、通信線10を介してシステムコントローラ2と接続し、所定の通信方式に従ったデータの送受信を行う。通信部44は、システムコントローラ2から電力情報取得要求データを受信すると、電力保存部45から電力値を取得し、この電力値を含んだ応答データ(電力情報)をシステムコントローラ2に対して送信する。
ユーザ端末1は、ハードウェア的には、CPU、ROM、RAM、所定の通信インタフェース、入力デバイス等(何れも図示せず)から構成される。図6に示すように、ユーザ端末1は、機能的には、端末ID記憶部50と、測距要求発行部51と、測距要求送信部52と、タイマ53と、測距応答受信部54と、設定入力部55と、ユーザ情報フレーム作成部56と、ユーザ情報送信部57と、を備える。本実施形態では、測距要求発行部51、測距要求送信部52、タイマ53及び測距応答受信部54は、測距手段としての機能を担う。
端末ID記憶部50は、予めユーザ端末1毎に割り振られたID(端末ID)を記憶する。測距要求発行部51は、所定時間毎に、基地局14(14a,14b,…)から測距情報を得るための測距要求を発行する。測距要求送信部52は、測距要求発行部51が発行した測距要求に基づく測距要求信号を所定の無線通信規格にて送信する。また、これに同期して、測距要求送信部52は、タイマ53に時間計測を開始させる。測距応答受信部54は、基地局14から送信された測距応答信号を受信する。設定入力部55は、ユーザから設備機器(空調機や照明器等)に対する所望の設定を受け付ける。
ユーザ情報フレーム作成部56は、端末ID記憶部50から読み出した端末IDと、設定入力部55が受け付けた設備機器の設定(設備機器設定情報)と、基地局14からの測距応答信号に基づく測距情報と、から構成されるユーザ情報(図3参照)を含むユーザ情報フレームを作成する。ユーザ情報送信部57は、所定の無線通信規格にて、ユーザ情報フレームをシステムコントローラ2に対して送信する。送信されたユーザ情報フレームは、何れかの中継装置6(6a、6b…)を介して、システムコントローラ2により受信される。
基地局14は、ハードウェア的には、CPU、ROM、RAM、所定の通信インタフェース等(何れも図示せず)から構成される。図7に示すように、基地局14は、機能的には、測距要求受信部60と、測距応答送信部61と、基地局ID記憶部62と、を備える。測距要求受信部60は、自局宛に送信されたユーザ端末1からの測距要求信号を受信する。測距応答送信部61は、測距要求信号が受信されると、予め決められた規定時間後に、基地局ID記憶部62に記憶されている当該基地局14の基地局IDを含んだ測距応答信号を所定の無線通信規格にて、要求元のユーザ端末1宛に送信する。
ここで、基地局14が測距要求信号を受信してから規定時間の経過を待って測距応答信号を送信する理由について説明する。図3を参照して前述したように、ユーザ端末1が、ユーザ情報として保持する各基地局14との間の測距情報は、基地局IDと、当該基地局14との距離を示す情報(距離情報)とを含んでいる。本実施形態では、この距離情報は、ユーザ端末1と基地局14との間の空間上の電波の伝搬時間で示される。したがって、この伝搬時間を求めるため、ユーザ端末1は、測距要求信号の送信からその応答(測距応答信号)の受信までに要した時間から、基地局14における処理時間を減算する必要がある。このため、各基地局14にて、予め決められた規定時間待つようにすることで、各基地局14の処理時間を一定にし、正確な伝搬時間を導出できるようにしている。
管理情報表示装置3は、ハードウェア的には、CPU、ROM、RAM、読み書き可能な不揮発性の半導体メモリあるいはハードディスクドライブ、CRTや液晶モニタ等の表示デバイス、キーボード、キーパッド、タッチパッド、マウス、タッチパネル等の入力デバイス、所定の通信インタフェース等(何れも図示せず)から構成される。図8に示すように、管理情報表示装置3は、機能的には、管理情報通信部80と、管理情報加工部81と、管理情報表示部82と、入力部83と、を備える。
入力部83は、この電力管理システムの管理者等からの管理情報表示要求を受け付ける。管理情報通信部80は、この管理情報表示要求に基づく管理情報取得要求データを、通信線12を介して、システムコントローラ2に送信し、送信した管理情報取得要求データに対する応答データ(管理情報が含まれる)をシステムコントローラ2から受信する。管理情報加工部81は、受信した応答データから抽出した管理情報の可読性を高めるために、当該管理情報に対して所定の加工を施す。管理情報表示部82は、加工された管理情報を液晶モニタ等に表示する。
図9は、本実施形態の電力管理システムにおける各装置の情報のやり取りを時間軸上に示した図である。ユーザ端末1は、測距要求信号90a〜90cを、それぞれ基地局14a〜14cに送信する。ユーザ端末1は、基地局14a〜14cから、それぞれ送信された測距応答信号91a〜91cを受信する。ユーザ端末1は、ユーザ情報フレーム92を送信し、ユーザ情報フレーム92を受信した中継装置6aは、ユーザ情報フレーム93(ユーザ情報フレーム92と同一のユーザ情報が含まれている。)をシステムコントローラ2に送信する。
システムコントローラ2は、電力計測装置4a〜4cに対して、それぞれ電力情報取得要求データ94a〜94cを送信する。電力情報取得要求データ94a〜94cを受信した電力計測装置4a〜4cは、それぞれ電力値を含んだ応答データ95a〜95cをシステムコントローラ2に送信する。システムコントローラ2は、応答データ95a〜95cにそれぞれ含まれている電力値と、ユーザ情報フレーム93に含まれているユーザ情報と、に基づいて、当該ユーザ端末1のユーザについての管理情報を作成し、これを保持する。
また、管理情報表示装置3は、システムコントローラ2に管理情報取得要求データ96を送信する。管理情報取得要求データ96を受信したシステムコントローラ2は、該管理情報取得要求データ96に対応する管理情報を含んだ応答データ97を管理情報表示装置3に送信する。その後、管理情報表示装置3は、応答データ97に含まれる管理情報を抽出し、加工して表示する。
図10(a)〜(c)は、システムコントローラ2の動作手順を示すフローチャートである。図10(a)は、電力計測装置4が測定した電力値の収集動作(電力情報取得処理)の手順を示す。電力計測通信部30は、所定時間が経過すると(ステップS101;YES)、電力情報取得要求データを電力計測装置4に送信する(ステップS102)。電力計測通信部30は、電力計測装置4から送信された応答データ(電力情報)を受信すると(ステップS103;YES)、受信した応答データから電力値を抽出し、抽出した電力値(即ち、対応する設備機器5の消費電力)を電力計測データ記憶部38に保存する(ステップS104)。以降、ステップ101に戻り、上記処理が繰り返し実行される。
図10(b)は、ユーザ端末1からユーザ情報を取得する処理(ユーザ情報取得処理)の手順を示す。ユーザ情報通信部32により、ユーザ端末1からのユーザ情報フレームが受信されると(ステップS111;YES)、設備設定部33は、取得したユーザ情報フレームに含まれるユーザ情報に基づいて、当該ユーザ端末1の位置を算出する。そして算出した位置に基づいて、制御対象となる設備機器5を特定する(ステップS112)。設備設定部33は、ユーザ情報の設備機器設定情報に基づき、特定した設備機器5に対する制御内容を決定する。設備制御通信部31は、設備設定部33が決定した制御内容に基づいて生成した制御データを当該設備機器5に送信する(ステップS113)。この制御データを受信した当該設備機器5は、その制御内容に従った運転を実行する。
個人別消費電力管理部34は、当該設備機器5に対応する電力計測装置4からの電力情報(応答データ)を取得済みであるか否か、即ち、当該設備機器5の消費電力を取得済みであるか否かを判定する(ステップS114)、取得済みでない場合(ステップS114;NO)、取得するまで待機し、取得済みであれば(ステップS114;YES)、個人別消費電力管理部34は、当該ユーザ端末1の端末IDと、対応する設備機器5の消費電力とを対応付けた情報を当該ユーザの管理情報として、個人別消費電力記憶部35に保存する(ステップS115)。以降、ステップ111に戻り、上記処理が繰り返し実行される。
図10(c)は、管理情報表示装置3に対して、管理情報を送信する処理(管理情報送信処理)の手順を示す。管理情報表示装置3からの管理情報取得要求データを受信すると(ステップS121;YES)、個人別消費電力管理部34は、個人別消費電力記憶部35から当該管理情報取得要求データに対応する管理情報を取り出し、この管理情報を含んだ応答データを管理情報通信部36を介して、管理情報表示装置3に送信する(ステップS122)。以降、ステップ121に戻り、上記処理が繰り返し実行される。
図11(a)、(b)は、電力計測装置4の動作手順を示すフローチャートである。図11(a)は、電力算出処理の手順を示す。電力演算部43は、A/D変換部42によりA/D変換された電圧値と電流値の蓄積が完了したか否かを判定する(ステップS201)。蓄積が完了したら(ステップS201;YES)、電力演算部43は、A/D変換された電圧値と電流値から電力値を算出する(ステップS202)。電力演算部43は、算出した電力値を電力保存部45に保存する(ステップS203)。以降、ステップ201に戻り、上記処理が繰り返し実行される。
図11(b)は、算出した電力値をシステムコントローラ2に送信する処理(電力情報送信処理)の手順を示す。システムコントローラ2から電力情報取得要求データを受信すると(ステップS211;YES)、通信部44は、電力保存部45から電力値を取得し、この電力値を含んだ応答データ(電力情報)をシステムコントローラ2に対して送信する(ステップS212)。以降、ステップ211に戻り、上記処理が繰り返し実行される。
図12は、ユーザ端末1の動作手順を示すフローチャートである。測距要求発行部51は、所定時間が経過すると(ステップS301;YES)、基地局14から測距情報を得るための測距要求を発行する。測距要求送信部52は、測距要求発行部51が発行した測距要求に基づく測距要求信号を基地局14に向けて送信すると共に、タイマ53に時間計測を開始させる(ステップS302)。しかる後、基地局14から測距応答信号を受信すると(ステップS303;YES)、測距応答受信部54は、タイマ53の計測値から、当該測距応答信号を受信するまでに要した時間を取得し、かかる時間から上述の規定時間(予め決められた基地局14の処理時間)を減算した時間を応答時間として、RAM等に保存する。この応答時間は、ユーザ端末1と基地局14間の往復の電波の伝搬時間であってもよいし、2で除算することで片道の伝搬時間にしてもよい。
ユーザ情報フレーム作成部56は、所定数の測距応答信号を取得したか否かを判定する(ステップS305)。所定数の測距応答信号を取得した場合(ステップS305;YES)、ユーザ情報フレーム作成部56は、取得した複数の応答時間のそれぞれを測距情報における距離情報としたユーザ情報を作成し、かかるユーザ情報を含んだユーザ情報フレームを作成する(ステップS306)。一方、所定数の測距応答信号を取得していない場合(ステップS305;NO)、ステップS303に戻る。ユーザ情報送信部57は、作成されたユーザ情報フレームをシステムコントローラ2に対して送信する(ステップS307)。以降、ステップ301に戻り、上記処理が繰り返し実行される。
図13は、基地局14の動作手順を示すフローチャートである。測距要求受信部60が、自局宛に送信されたユーザ端末1からの測距要求信号を受信すると(ステップS401;YES)、測距応答送信部61は、測距要求信号が受信されてから規定時間後に、基地局ID記憶部62に記憶されている当該基地局14の基地局IDを含んだ測距応答信号を要求元のユーザ端末1宛に送信する(ステップS402)。以降、ステップ401に戻り、上記処理が繰り返し実行される。
図14は、管理情報表示装置3の動作手順を示すフローチャートである。入力部83が管理者等から管理情報表示要求を受け付けると(ステップS501;YES)、管理情報通信部80は、この管理情報表示要求に基づく管理情報取得要求データをシステムコントローラ2に送信する(ステップS502)。しかる後、システムコントローラ2からの応答データを受信すると(ステップS503;YES)、管理情報加工部81は、受信した応答データから抽出した管理情報に対して、所定の加工を施す(ステップS504)。管理情報表示部82は、加工された管理情報を液晶モニタ等に表示する(ステップS505)。以降、ステップ501に戻り、上記処理が繰り返し実行される。
図15は、本実施形態のシステムコントローラ2の設備設定部33による、ユーザ端末1の位置算出方法(ユーザ端末位置算出方法)を説明するための図である。各基地局14からの測距応答信号から得た距離情報(即ち、応答時間)に基づいて、ユーザ端末1と当該基地局14間の距離(601a、601b又は601c)を測定することができても、1つの距離情報からはユーザ端末1の位置を特定することはできない。そこで、設備設定部33は、ユーザ端末1と基地局14a〜14cとの間の距離に基づく円(600a、600b、600c)の交点を求めることで、ユーザ端末1の位置を決定する。ここで、2次元上では、ユーザ端末1の位置を決定するためには、最低3つの基地局14が必要となる。
以上説明したように、本実施形態の電力管理システムによれば、ユーザ端末1毎(即ち、ユーザ毎)の消費電力を管理し、ユーザに提示することができる。したがって、個々人の省エネ意識をより一層高めることができる。
また、個々のユーザが所望する設定で、当該ユーザが居る場所を運転領域とする設備機器5(例えば、空調機等)を制御することができる。したがって、省エネを図りつつ、ユーザに快適な空間環境を提供することが可能となる。
以下、補足として、ある設備機器の運転領域に複数のユーザが居る場合について説明する。
この場合、個人別の消費電力は、例えば、合計の消費電力を当該運転領域に居るユーザの人数で均等割りすることで算出することができる。この際、利用時間(当該運転領域にとどまっている時間)が長いユーザ程、多くの消費電力が割り当てられるようにしてもよい。あるいは、あるユーザが所望する設備機器の設定と当該設備機器の現在の運転状態とが一致する場合は、当該ユーザに、当該設備機器の消費電力を割り当てる仕様にしてもよい(該当ユーザが複数の場合は、均等割りする。)。
設備機器の制御方法については、各ユーザが所望する設定内容が一致していない場合、例えば、多数決で決めたり、あるいは、予めユーザ毎に設定した優先順位に従う等としてもよい。また、当該設備機器が空調機であり、温度を設定する場合では、各ユーザが所望する温度の平均値となるように制御してもよい。
(実施形態2)
続いて、本発明の実施形態2に係る電力管理システムについて説明する。本実施形態の電力管理システムの構成は、図1に示す実施形態1の電力管理システムの構成と同様である。本実施形態の電力管理システムでは、システムコントローラ2の機能と、ユーザ端末装置1の構成及び機能とが、実施形態1の電力管理システムと異なる。
先ず、本実施形態のシステムコントローラ2について説明する。本実施形態におけるシステムコントローラ2のハードウェア構成は、実施形態1のシステムコントローラ2と同様である。図16は、本発明の実施形態2に係るシステムコントローラ2の機能構成を示すブロック図である。図16に示すように、本実施形態のシステムコントローラ2は、図4に示す実施形態1のシステムコントローラ2と同様の機能構成部を備える。但し、実施形態2のユーザ情報通信部32は、ユーザ端末1から送信されたユーザ情報フレームを中継装置6を介して受信すると、個人別消費電力管理部34が作成した当該ユーザの管理情報を送信元のユーザ端末1に向けて送信する。本実施形態では、ユーザ情報通信部32は、電力管理情報送信手段としての機能を担う。
続いて、本実施形態のユーザ端末1について説明する。本実施形態におけるユーザ端末1は、実施形態1のユーザ端末1と同様、CPU、ROM、RAM、所定の通信インタフェース、入力デバイス等(何れも図示せず)を備えると共に、液晶表示器等の表示デバイス(図示せず)をさらに備える。図17は、本発明の実施形態2に係るユーザ端末1の機能構成を示すブロック図である。図17に示すように、本実施形態のユーザ端末1は、図6に示す実施形態1のユーザ端末1と同様の機能構成部に加え、さらに、管理情報受信部611と、管理情報表示部612と、を備える。
管理情報受信部611は、システムコントローラ2から送信された管理情報を、中継装置6を介して受信する。管理情報表示部612は、受信された管理情報を液晶表示器等に表示して、ユーザに提示する。
図18は、本実施形態のシステムコントローラ2におけるユーザ情報取得処理の手順を示すフローチャートである。図18のフローチャートにおいて、ステップS111〜S115までの処理手順は、実施形態1のシステムコントローラ2におけるユーザ情報取得処理の手順(図10(b)参照)と同様である。ステップS115において、個人別消費電力管理部34により、当該ユーザ端末1のユーザの管理情報が個人別消費電力記憶部35に保存されると、ユーザ情報通信部32は、当該ユーザの管理情報を送信元のユーザ端末1に向けて送信する(ステップS801)。以降、ステップ111に戻り、上記処理が繰り返し実行される。
図19は、本実施形態のユーザ端末1における管理情報表示処理の手順を示すフローチャートである。管理情報受信部611は、システムコントローラ2から送信された管理情報を受信すると(ステップS701;YES)、受信した管理情報を管理情報表示部612に供給する。管理情報表示部612は、管理情報受信部611から供給された管理情報を液晶表示器等に表示する(ステップS702)。以降、ステップ701に戻り、上記処理が繰り返し実行される。
以上のように、本実施形態の電力管理システムでは、ユーザ端末1は、当該ユーザ端末1を所持するユーザの消費電力に関する情報(管理情報)を表示することができ、ユーザはリアルタイムで自身の電力使用状況を把握することができる。
なお、本発明は、上記各実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の変更は勿論可能である。
例えば、上記実施形態では、6つの基地局14が設置されていたが、基地局14の設置数に限定はない。
また、上記実施形態では、電力計測装置4、設備機器5、分岐ブレーカ7の数を、それぞれ3つとしていたが、これらの数に限定されるものではない。
また、上記実施形態では、中継装置6を2つ設置していたが、中継装置6の設置数に限定はない。また、ユーザ端末1とシステムコントローラ2が直接通信できる環境では、ユーザ端末1とシステムコントローラ2が直接にデータの送受を行ってもよく、そのような場合では、中継装置6を特に備える必要はない。
また、上記実施形態では、システムコントローラ2と電力計測装置4、システムコントローラ2と中継装置6、システムコントローラ2と管理情報表示装置3、及びシステムコントローラ2と設備機器5との間の通信は、それぞれ通信線10、11、12及び13を介して行っていた。しかしながら、これらの一部あるいは全部の通信を無線通信に置き換えても構わない。
また、上記実施形態では、3つの測距情報を用いて、ユーザ端末1の位置を算出したが、ユーザ端末1の位置が特定できれば、測距情報の数に限定はない。
また、上記実施形態では、ユーザ別の消費電力を管理情報として管理していたが、ユーザ別の消費電力量を管理する仕様にしてもよい。この場合、電力計測装置4で計測される消費電力は、電力計測装置4あるいはシステムコントローラ2で積算され、消費電力量に変換される。
また、ユーザがユーザ端末1を直接操作して設備機器設定情報を入力するのではなく、専用のデータ書き込み装置を用いて入力するようにしても構わない。このようにすると、ユーザ操作を受け付けるための特別なインタフェースが必要なくなり、ユーザ端末1の小型化、軽量化が図れる。
また、システムコントローラ2が液晶モニタ等の表示装置を備え、管理者等がシステムコントローラ2を操作することで、所望の管理情報が当該表示装置に表示されるようにしてもよい。
また、上記実施形態2では、システムコントローラ2は、ユーザ端末1からのユーザ情報を受信すると、当該ユーザの管理情報を送信元のユーザ端末1に自動的に送信していたが、自動ではなく、管理情報表示装置3と同様、ユーザ端末1から管理情報取得要求データを送信することで、システムコントローラ2から管理情報を取得できるようにしてもよい。
本発明は、オフィスビル等における消費電力の監視を目的とした様々なシステムに適用できる。
1 ユーザ端末
50 端末ID記憶部
51 測距要求発行部
52 測距要求送信部
53 タイマ
54 測距応答受信部
55 設定入力部
56 ユーザ情報フレーム作成部
57 ユーザ情報送信部
2 システムコントローラ
30 電力計測通信部
31 設備制御通信部
32 ユーザ情報通信部
33 設備設定部
34 個人別消費電力管理部
35 個人別消費電力記憶部
36 管理情報通信部
37 対応表記憶部
38 電力計測データ記憶部
3 管理情報表示装置
4 電力計測装置
5 設備機器
6 中継装置
7 分岐ブレーカ
8 主幹ブレーカ
9 電力供給線
14 基地局

Claims (5)

  1. ユーザ端末と、システムコントローラと、複数の基地局と、複数の設備機器と、複数の電力計測装置と、から構成される電力管理システムであって、
    前記ユーザ端末は、
    所定数以上の前記基地局と無線通信を行い、各通信毎に、当該基地局との間の距離に関する情報を含む測距情報を取得する測距手段と、
    取得した複数の前記測距情報と、当該ユーザ端末の識別情報と、を含むユーザ情報を前記システムコントローラに送信するユーザ情報送信手段と、を備え、
    前記各電力計測装置は、
    1又は複数の設備機器の消費電力を計測し、計測した消費電力を含む電力情報を前記システムコントローラに送信し、
    前記システムコントローラは、
    受信した前記ユーザ情報に含まれる前記複数の測距情報に基づいて、当該ユーザ端末の位置を取得するユーザ位置取得手段と、
    取得した前記位置を運転領域に含む設備機器を特定する設備機器特定手段と、
    特定した設備機器に対応する電力計測装置を特定する電力計測装置特定手段と、
    特定した電力計測装置から受信した前記電力情報に含まれる前記消費電力と、当該ユーザ端末と、を対応付けたユーザ別の電力管理情報を保持して管理する電力管理手段と、を備える、
    ことを特徴とする電力管理システム。
  2. ユーザ操作に応じて、前記システムコントローラから、1又は複数のユーザについての前記電力管理情報を通信により取得し、取得した電力管理情報の内容を所定の態様で表示する表示装置をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電力管理システム。
  3. 前記ユーザ端末の前記ユーザ情報送信手段が送信する前記ユーザ情報には、当該ユーザ端末を所持するユーザが前記設備機器に対して所望する設定情報がさらに含まれ、
    前記システムコントローラは、
    前記ユーザ情報に含まれる前記設定情報に基づいて、前記設備機器特定手段により特定された前記設備機器を通信により制御する設備制御手段をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電力管理システム。
  4. 前記ユーザ端末は、ユーザからの前記設定情報の入力を受け付ける設定情報入力手段をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項3に記載の電力管理システム。
  5. 前記システムコントローラは、前記ユーザ端末からの前記ユーザ情報を受信すると、当該ユーザ端末を所持するユーザについての前記電力管理情報を当該ユーザ端末に送信する電力管理情報送信手段をさらに備え、
    前記ユーザ端末は、受信した前記システムコントローラからの前記電力管理情報の内容を所定の態様で表示する表示手段をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の電力管理システム。
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