JP4942570B2 - 検針システム - Google Patents

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Description

この発明は、電力量計やガスメータなどの計量器に対する検針に利用される検針システムに関する。
電力量計やガスメータなどの検針には、通常、ハンディターミナルが用いられている。検針員は、例えば顧客の電力量計を検針するときに、顧客の氏名や電力量計の計器番号などのような、顧客に関するデータをハンディターミナルに表示して顧客を確認し、この後、電力量計の指示値を読み取って検針作業を行う。
こうした検針作業を効率的に行うために、ハンディターミナルにより電力量計のメータ部分つまり指示部分を画像として記録し、検針データとするものもある(例えば、特許文献1参照。)。
特開平11−175656号公報
ところで、検針員が検針する地区はあらかじめ決められていて、同じ検針員が検針する場合は、過去の検針の様子を理解しているので、検針が容易である。しかし、この検針員の代わりに別の検針員が検針をするなどの場合には、検針に困難が伴う。つまり、検針する顧客宅を訪問し、この後、顧客宅で電力量計の設置場所を見つけ出して検針作業を行う。従来のハンディターミナルは、この検針作業自体を補助して簡略化するが、検針する顧客宅の訪問や、顧客宅に設置されている電力量計の設置場所を探す作業を補助して、検針員の負担を軽減することはできない。
この発明の目的は、前記の課題を解決し、検針する際に顧客宅の訪問などを補助して、検針員の負担を軽減することを可能にする検針システムを提供することにある。
前記の課題を解決するために、請求項1の発明は、訪問先の顧客についてのデータを文字および画像で表示するための検針作業データを用いて、該訪問先の計量器を検針する検針システムであって、検針に関連する文字を表示するための第1の表示パネルと、検針に関連する画像を表示するための第2の表示パネルと、訪問先に関連する画像を撮影する撮影部と、訪問先の計量器の指示値が入力される操作部とを具備し、該操作部に入力された指示値に時刻を加えて検針データを作成し、該撮影部が撮影した画像に時刻を加えて1次画像データを作成するハンディターミナルと、検針員が担当する地区の検針作業データを選択して前記ハンディターミナルに送信し、この後、該ハンディターミナルから検針データおよび1次画像データを受信する管理コンピュータと、顧客の計量器の識別情報等を表す顧客データと、顧客を訪問する際の該顧客に関する文字を表す文字データや画像を表す画像データを含む検針作業データとを管理し、前記管理コンピュータと通信網を経由してデータを送受信するホストコンピュータと、を備え、前記管理コンピュータは、検針データの指示値に付加されている時刻と、前記ハンディターミナルから受信した1次画像データに付加されている時刻と、訪問先の計量器の識別情報とを基に、該1次画像データの画像を該訪問先の順路に差し入れる位置を決め、該1次画像データの画像に対して、該訪問先の計量器の識別情報と差し入れ位置とを付加して2次画像データを作成し、前記ホストコンピュータは、前記管理コンピュータから2次画像データを受信すると、該2次画像データに関連する、計量器の識別情報と、前記顧客データの計量器の識別情報とを基に、該2次画像データから、前記訪問先の顧客に関連する画像を前記検針作業データに取り込んで、該検針作業データを更新し、前記管理コンピュータは、前記ホストコンピュータから検針作業データを受信して記憶し、前記ハンディターミナルは、検針員により前記操作部に受け取り指示が入力されると、前記管理コンピュータから検針作業データを受信し、この後、検針作業データの文字データにより、訪問先の顧客について前記第1の表示パネルに文字で表示し、検針作業データの画像データにより、訪問先の顧客について前記第2の表示パネルに画像で表示する、ことを特徴とする検針システムである。
請求項1の発明では、検針員が所持するハンディターミナルが利用される。このハンディターミナルは、検針作業データを用いて、訪問先の顧客についてのデータを文字で表示する。こうした状態のとき、処理手段は、訪問先に関連する画像を検針作業データに取り込んで、この検針作業データを更新する。この後、ハンディターミナルは、更新された検針作業データを用いて、訪問先に関連する画像を表示する。
請求項2の発明は、請求項1に記載の検針システムにおいて、前記ハンディターミナルは、手書きの画像が入力されるペン入力部を備え、撮影した画像に対して手書きによる書き込みがあると、1次画像データを作成する際に、手書きの画像を加える、ことを特徴とすることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、訪問先の顧客についてのデータを文字で表示すると共に訪問先に関連する画像を表示するので、顧客宅の場所や計量器の設置位置等を探し出す作業を画像表示により容易にし、検針員の負担を軽減することができる。また、検針に関連する画像を表示するので、不慣れな検針員でも効率的な検針を可能にする。
請求項2の発明によれば、撮影した画像に書き込みを加えるので、検針員による注意書きなどを画像に付加することができる。
次に、この発明の実施の形態について、図面を用いて詳しく説明する。以下の実施の形態では、計量器として電力会社の電力量計を例として説明する。
(実施の形態1)
この実施の形態による検針システムの構成について、図1〜図3を用いて説明する。図1の検針システムは、電力会社の支社などに設置されているホストコンピュータ10と、電力会社のA営業所〜B営業所にそれぞれ設置されている通信制御装置21および管理コンピュータ22と、A営業所〜B営業所の検針員が所持するハンディターミナル30とを備えている。支社のホストコンピュータ10とA営業所〜B営業所の通信制御装置21とは、通信網NWを経由してデータを送受信する。なお、図1のすべての営業所はA営業所と同様であるので、以下の説明ではA営業所を例として説明する。
支社のホストコンピュータ10は、支社の管理範囲にある顧客などに関するデータを管理して、記憶装置(図示を省略)に保存している。ホストコンピュータ10が保存しているデータには顧客データがある。顧客データは、電力会社と契約を結んだ顧客であり、支社が管理する顧客の一覧を表す。この顧客データの一例を図4に示す。この顧客データには、顧客が電力会社と契約した際の契約番号、顧客の氏名、顧客の住所が記録されている。図4では、契約番号として「A0001」〜「A0003」が例示されている。契約番号は顧客の識別番号でもある。また、顧客データには、電力会社が顧客宅に設置した電力量計の計器番号が記録されている。計器番号も電力量計を識別するための識別情報である。図4では、計器番号として「M0101」〜「M0103」が例示されている。このように、顧客データは契約番号、氏名、住所、計器番号などのデータを含むものである。
ホストコンピュータ10は顧客データ(図4)の住所と、地図データ(図示を省略)などを参照して、検針作業データの作成処理をする。検針作業データは、あらかじめ決められた各地区に居住する顧客を検針員が巡回する際に、ハンディターミナル30によって用いられるデータであり、顧客に関する文字データや画像を表す。検針作業データの一例を図5に示す。この検針作業データは地区名が「AA地区」のものであり、この検針作業データには、ハンディターミナル30に表示される順番つまり検針順序を表す表示番号が記録されている。図5では、表示番号として「001」、「002」、「003」などが例示されている。検針作業データには、各表示番号に対応して、ハンディターミナル30に表示する内容である、顧客の計器番号、顧客の氏名、検針員が作成したメモ、検針員が撮影した画像が記録されている。図5では、計器番号として「M0101」〜「M0103」が例示され、メモとして「計器は倉庫にあります」や「犬がいます」が例示されている。このように、検針作業データは表示番号、計器番号、顧客の氏名、メモ、画像の項目から成る。
ホストコンピュータ10は、各営業所の管理コンピュータ22から、検針データと共に2次画像データを受信すると、この2次画像データを検針作業データに加えるための、検針作業データの更新処理をする。この更新処理については後述する。なお、この他にも、ホストコンピュータ10は、各営業所の管理コンピュータ22から検針データを受信すると、各顧客が使用した電気料金などを算出する処理等を行う。検針データは、検針員が電力量計から読み取った指示値を表す。
A営業所の通信制御装置21は、管理コンピュータ22と支社のホストコンピュータ10とのデータ通信を可能にする。管理コンピュータ22は、データを記憶する記憶装置(図示を省略)を備え、A営業所に関連するデータを記憶装置に記憶している。
管理コンピュータ22が記憶装置に記憶しているデータには、検針員データがある。検針員データは、A営業所に所属する検針員の一覧を表す。この検針員データの一例を図6に示す。この検針員データには、検針員の識別番号である検針員番号と、この検針員の氏名、住所が記録されている。図6では、検針員番号として「B001」、「B002」が例示されている。検針員データには、検針員が所属する営業所が記録され、さらに、この検針員が巡回する地区を表す担当地区が記録されている。図6では、担当地区として「AA地区」、「AB地区」が例示されている。このように、検針員データは検針員番号、氏名、住所、所属営業所、担当地区などのデータを含むものである。
管理コンピュータ22は、A営業所が担当する各地区の検針作業データをホストコンピュータ10から受信し、検針員が所持するハンディターミナル30に対して、この検針員が担当する地区の検針作業データを選択して送信する。
管理コンピュータ22は、検針が終了して検針員が得た検針データをハンディターミナル30から受信すると、この検針データをホストコンピュータ10に送信する。このとき、ハンディターミナル30から1次画像データを受信すると、管理コンピュータ22は画像の取得処理を行う。つまり、管理コンピュータ22は、電力量計の指示値を読み取った際に指示値に付加される各時刻と、1次画像データの画像に付けられている付加情報、例えば、この画像が撮影された時刻とを比較し、この画像が、顧客宅に到着する前の途中の順路で撮影されたものであるか、顧客宅で撮影されたものであるか、または、最後の顧客宅から営業所に戻るまでの順路で撮影されたものであるかを判定する。この後、管理コンピュータ22は、判定結果を用いて、画像の差し入れ位置を決める。つまり、画像が顧客宅に到着する前の途中の順路で撮影されたものである場合、この画像に対して、この顧客宅の計器番号と、この計器番号に対して「前位置」を表す差し入れ位置とを付加する。同じようにして、顧客宅で撮影されたものである場合、この画像に対して、この顧客宅の計器番号と、この計器番号に対して「同位置」を表す差し入れ位置とを付加する。また、最後の顧客宅から営業所に戻るまでの順路で撮影されたものである場合、この画像に対して、この顧客宅の計器番号と、この計器番号に対して「後位置」を表す差し入れ位置とを付加して、2次画像データを作成する。こうして、管理コンピュータ22は画像の取得処理を終了する。
この後、管理コンピュータ22は、画像の取得処理で作成した2次画像データをホストコンピュータ10に送信する。なお、画像は検針員が必要に応じて撮影したものである。
A営業所のハンディターミナル30は、図2に示すように、検針の際に検針員が手101に持って操作するものであり、ケース30Aの内側には、回路部分が収納されている。ハンディターミナル30の回路部分は、図3に示すように、制御部31、メモリ32、操作部33、カメラ部34、表示部35、ペン入力部36、通信部37および電源部38を備えている。
電源部38はバッテリ(図示を省略)と電源スイッチ(図示を省略)とを備えている。この電源スイッチを検針員がオンにすると、電源部38は、バッテリ電源を制御部31に供給する。さらに、制御部31は回路部分に対する電源供給を制御する。通信部37は、管理コンピュータ22と無線や赤外線を用いてデータの送受信を行う。操作部33は、検針員によって操作されるものであり、操作パネル33A(図2)を備えている。操作パネル33Aには、検針員が手101で押し下げる、多数の押下スイッチが設けられている。先に述べた電源部38の電源スイッチ(図示を省略)も操作パネル33Aに設けられた押下スイッチの1つである。
カメラ部34は、顧客宅などを撮影する撮影機能を持ち、CCD(Charge Coupled Device)撮像素子(図示を省略)とレンズ系(図示を省略)とを備えている。検針員が操作部33を操作すると、カメラ部34は、制御部31の制御により、レンズ系で画像を撮像素子に形成し、撮像素子の画像を画像データとして制御部31に送る。メモリ32はデータを記憶する記憶装置である。メモリ32は、制御部31の制御により、カメラ部34からの画像データや、操作部33からの検針データなどを記憶する。
表示部35は、液晶ディスプレイのような表示パネル35A、35B(図2)を備え、制御部31の制御により、検針に関する各種の文字データを表示パネル35Aに表示し、カメラ部34が撮影した画像、または、制御部31の制御でメモリ32から読み出した画像を表示パネル35Bに表示する。ペン入力部36は、表示パネル35Bを覆うように、表示パネル35Bに密着して設けられている。検針員が入力ペン36A(図2)をペン入力部36に接触すると、ペン入力部36は、接触した位置を検出し、検出した位置データを制御部31に送る。制御部31は、入力ペン36Aの位置データを受け取ると、表示部35を制御して、位置データに対応する、表示パネル35Bの表示部分を例えば反転表示し、入力ペン36Aの接触位置を視覚的に表す。これにより、例えばカメラ部34で撮影された画像に対して、手書きの画像や文字が付加される。つまり、撮影した画像に対して検針員による書き込みができる。
制御部31はハンディターミナル30に関する処理全般を行う。この処理として受信処理がある。検針員により操作部33が操作されて、検針作業データ(図5)の受け取り指示が入力されると、制御部31は、受信処理を行い、通信部37を経て管理コンピュータ22から検針作業データ(図5)を受信する。この後、制御部31は、受信した検針作業データ(図5)をメモリ32に記憶し、受信処理を終了する。
また、制御部31が行う処理として表示処理がある。受信処理が終了すると、制御部31は、表示処理を行い、メモリ32から検針作業データ(図5)を読み出す。そして、制御部31は、検針作業データ(図5)の表示番号「001」、「002」、「003」などの順に従い、各表示番号に対応して、計器番号、顧客の氏名、メモの項目に記録されている内容を、表示部35を制御して表示パネル35Aに文字データとして表示する。なお、検針員により指定された表示番号の内容を表示する指示が操作部33に入力されると、制御部31は、指定された表示番号に対応する計器番号、顧客の氏名、メモの項目に記録されている内容などを表示する。
また、制御部31が行う処理として検針処理がある。表示処理を行っているときに、操作部33が操作されて、電力量計の指示値が入力されると、制御部31は、検針処理を行い、入力された指示値に対して、現在選択されている、検針作業データ(図5)の表示番号に対応する計器番号と、現在の時刻とを付加して、検針データを作成する。この後、制御部31は、作成した検針データをメモリ32に記憶する。
また、制御部31が行う処理としてカメラ撮影処理がある。操作部33が操作されて、カメラ部34を用いた撮影の指示が入力されると、制御部31は、カメラ部34を動作状態にする。この後、操作部33が操作されて、カメラ部34により画像が撮影されると、制御部31は、カメラ部34が撮影した画像を、表示部35を制御して表示パネル35Bに表示する。この後、ペン入力部36が操作されて、ペン入力部36に手書きの画像が入力されると、制御部31は、撮影した画像に手書きの画像を加えて、撮影した画像を修正する。そして、操作部33が操作されて、画像の保存の指示が入力されると、制御部31は、修正した画像に撮影時刻を付加して、1次画像データを作成する。この後、制御部31は、作成した1次画像データをメモリ32に記憶する。
また、制御部31が行う処理として送信処理がある。操作部33が操作されて、データの送信指示が入力されると、制御部31は、送信処理を行い、メモリ32に記憶されているすべての検針データと1次画像データを読み出す。そして、制御部31は、読み出したデータを、通信部37を制御して、管理コンピュータ22に送信する。
次に、この実施の形態による検針システムを用いた検針方法について、図7を用いて説明する。A営業所では、管理コンピュータ22は、ホストコンピュータ10から検針作業データ(図5)をあらかじめ受信して、記憶装置(図示を省略)に記憶している(ステップS1)。検針業務を始める前に、A営業所でハンディターミナル30を検針員が操作して受信処理を行うと、ハンディターミナル30は、担当する地区名に対応する検針作業データ(図5)を管理コンピュータ22から受け取る(ステップS2)。これにより、ハンディターミナル30は検針作業データ(図5)をメモリ32に記憶する。
この後、検針員はハンディターミナル30を所持して顧客を巡回する。このとき、検針員は、ハンディターミナル30を操作して表示処理を行う(ステップS3)。ハンディターミナル30は、メモリ32に記憶している検針作業データ(図5)を参照し、最初に巡回する顧客に関する文字データを、表示番号の「L001」から取り出し、表示部35の表示パネル35Aに表示する。この表示パネル35Aによる表示例を図8に示す。
検針員が顧客宅で電力量計を探しにくいと、後日の検針ために、ハンディターミナル30を操作してカメラ撮影処理を行う(ステップS4)。検針員がハンディターミナル30のカメラ部34を操作して、例えば図9(a)に示すように顧客宅を撮影する。ハンディターミナル30は、撮影した顧客宅の画像を表示パネル35Bに表示する。また、検針員は、必要に応じて、図9(b)に示すように、ペン入力部36を操作して、撮影した画像に対して入力ペン36Aにより手書きの画像を加える。この後、ハンディターミナル30は、撮影した画像に手書きの画像を加えて画像を修正し、修正した画像に対して撮影時刻を付加して1次画像データを作成する。そして、ハンディターミナル30は、この1次画像データをメモリ32に記憶する。
この後、検針員は、ハンディターミナル30を操作して検針処理を行う(ステップS5)。検針員は、顧客宅の電力量計から読み取った指示値をハンディターミナル30に入力する。ハンディターミナル30は、入力された指示値に計器番号を付加して検針データを作成し、この検針データをメモリ32に記憶する。
最初の検針が終了すると、ハンディターミナル30が記憶している検針作業データ(図5)に次の表示番号があると(ステップS6)、検針員がハンディターミナル30を操作してステップS3の表示処理を行う。ハンディターミナル30は、検針作業データ(図5)を参照し、次に巡回する顧客に関するデータを、検針作業データ(図5)の表示番号の「L002」から取り出して表示部35の表示パネル35Aに文字データとして表示する。検針員が次の顧客宅を探す際に、迷い道などがあると、後日の検針ために、ハンディターミナル30を操作してステップS4のカメラ撮影処理を行う。検針員がハンディターミナル30のカメラ部34を操作して、例えば図10(a)に示すように迷い道を撮影する。ハンディターミナル30は、撮影した迷い道の画像を表示パネル35Bに表示する。また、検針員は、必要に応じて、図10(b)に示すように、ペン入力部36を操作して、撮影した画像に対して入力ペン36Aにより手書きの画像を加える。この後、ハンディターミナル30は、撮影した画像に手書きの画像を加えて画像を修正し、修正した画像に対して撮影時刻を付加して1次画像データを作成する。そして、ハンディターミナル30は、この1次画像データをメモリ32に記憶する。
こうして、検針員は、検針業務を行うと共にこの検針業務に必要とする顧客宅の様子や途中の様子を、必要に応じてハンディターミナル30で撮影して保存する。
ステップS6で、検針作業データ(図5)の最後の表示番号の検針が終了し、一日の検針業務が終了すると、検針員は、A営業所に戻り、ハンディターミナル30を操作して送信処理を行う(ステップS7)。ハンディターミナル30は、メモリ32に記憶しているすべての検針データと1次画像データを読み出す。そして、ハンディターミナル30は、読み出したデータを、通信部37を制御して、管理コンピュータ22に送信する。
管理コンピュータ22は、ハンディターミナル30から検針データと1次画像データを受信すると、画像の取得処理を行う(ステップS8)。管理コンピュータ22は、1次画像データの画像を差し入れる位置を、この画像に付加されている時刻により決定し、画像に差し入れ位置を付加して2次画像データを作成する。こうして、管理コンピュータ22は、すべての1次画像データに対する取得処理を終了すると、この処理で作成したすべての2次画像データと、すべての検針データとをホストコンピュータ10に送信する(ステップS9)。
ホストコンピュータ10は、この検針データと共に2次画像データを受信すると、検針作業データの更新処理をする(ステップS10)。ホストコンピュータ10は、2次画像データの画像に対して、図11に示すように、画像の識別情報である画像番号を付けて記憶装置(図示を省略)に保存する。この実施の形態では、計器番号「M0101」が設置されている顧客宅の画像を、画像番号「PA001」とし、次の計器番号「M0102」が設置されている顧客宅に向かう途中の、迷い道の画像を、画像番号「PA002」としている。また、2次画像データの画像には、この画像に関連する計器番号と差し入れ位置が付加されている。例えば、画像番号「PA001」の画像の場合、この画像に関連する計器番号「M0101」と差し入れ位置「同位置」が付加され、画像番号「PA002」の画像の場合、この画像に関連する計器番号「M0103」と差し入れ位置「前位置」が、先の取得処理で付加されている。
ホストコンピュータ10は、こうした2次画像データを検針作業データ(図5)に追加する。例えば、画像番号「PA001」の画像の場合、この画像に関連する計器番号「M0101」と差し入れ位置「同位置」が付加されているので、ホストコンピュータ10は、これらの指示に従って、検針作業データ(図5)を図12に示すように変更する。さらに、画像番号「PA002」の画像の場合、この画像に関連する計器番号「M0103」と差し入れ位置「前位置」が、先の取得処理で付加されているので、ホストコンピュータ10は、これらの指示に従って、検針作業データ(図12)を図13に示すように変更する。
ところで、次回の検針業務を行う際に、管理コンピュータ22は、ホストコンピュータ10から検針作業データ(図13)を受信するが、このとき、検針作業データ(図13)の画像の項目に付加されている、画像番号「PA001」と「PA002」に対応する画像も受信する。この後、受信処理により、ハンディターミナル30は、検針作業データ(図13)と、画像番号「PA001」および「PA002」に対応する画像を受信してメモリ32に記憶する。
こうした状態で次回の表示処理を行うと、ハンディターミナル30は、例えば図14に示すように、検針作業データ(図13)を基にして、表示部35の表示パネル35Aに顧客の文字データを表示すると共に、画像があると表示パネル35Bに画像を表示する。計器番号「M0101」の電力量計を検針した後、次の表示番号「002」の内容を表示するように検針員がハンディターミナル30を操作すると、ハンディターミナル30は、検針作業データ(図13)を基にして、図15に示すように、途中の迷い道を表示する。
この実施の形態によれば、検針の際に顧客に関する画像をハンディターミナル30に表示するので、顧客宅の場所や電力量計の設置位置等を探し出す作業を容易にし、検針員の負担を軽減することができる。特に、地区を担当する検針員の代わりに別の検針員が検針を行うなどの場合には、検針に関連する画像を表示するので、不慣れな検針員でも効率的な検針を行うことを可能にする。また、この実施の形態によれば、ハンディターミナル30にカメラ機能を持たせているので、検針の際に顧客に関する画像を収集することができる。つまり、1台のハンディターミナル30を所持すれば、検針と同時に画像の収集作業を簡便に行うことを可能にする。さらに、この実施の形態によれば、カメラ部34が撮影した画像に対して、検針員による書き込みを可能にする。これにより、検針員の注意書きなどを画像に加えることができる。
(実施の形態2)
この実施の形態では、ハンディターミナル30の通信部37が次の機能を持つ。なお、この実施の形態では、実施の形態1と同一もしくは同一と見なされる構成要素には、それと同じ参照符号を付けて、その説明を省略する。この実施の形態による通信部37は、無線により通信網NWと通信可能である。こうした通信部37により、A営業所の管理コンピュータ22に対して、ハンディターミナル30の制御部31は、通信部37を制御して、検針データと画像データとを随時送信する。
この実施の形態によれば、ハンディターミナル30は検針データと共にデータ量の大きな画像データを随時送信するので、ハンディターミナル30のメモリ32の負担を軽減することができる。
(実施の形態3)
この実施の形態では、ハンディターミナル30の表示部35として、次のものを用いる。なお、この実施の形態では、実施の形態1と同一もしくは同一と見なされる構成要素には、それと同じ参照符号を付けて、その説明を省略する。実施の形態1では、表示部35が表示パネル35Aと表示パネル35Bを持ったが、この実施の形態では、図16に示すように、表示部35が表示パネル35Bだけを備えている。さらに、表示部35は、押し下げられる毎に文字表示と画像表示とを切り替える押しボタン35Cを備えている。
この実施の形態によれば、検針の際に、検針員が表示部35の押しボタン35Cを操作する毎に、ハンディターミナル30は文字表示と画像表示とを切り替えて表示パネル35Bに表示するので、表示パネル35Aを不要にしてハンディターミナル30を小型軽量にすることができる。
以上、この発明の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は各実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、この発明に含まれる。例えば、各実施の形態では、電力会社の電力量計を例としたが、この発明は、計量器としてガスメータなど各種のものに適用可能である。また、各実施の形態では、ハンディターミナル30に備えられているカメラ部34を用いて、検針員が検針に関連する画像を撮影したが、デジタルカメラを使って撮影した画像を用いてもよい。さらに、実施の形態3では、押しボタン35Cにより画面を切り替えたが、押しボタン35Cを設けないで、表示パネル35Bの画面にメモの内容を重ねて表示するようにしてもよい。
この発明の実施の形態1による検針システムを示す構成図である。 ハンディターミナルの外観を示す正面図である。 ハンディターミナルの回路部分を示すブロック図である。 顧客データの一例を示す図である。 検針作業データの一例を示す図である。 検針員データの一例を示す図である。 実施の形態1による検針方法を示すシーケンス図である。 検針作業データの表示例を示す図である。 1次画像データの一例を示す図であり、図9(a)は撮影した画像を示す図、図9(b)は撮影した画像に手書きの画像を加えた画像を示す図である。 1次画像データの他例を示す図であり、図10(a)は撮影した画像を示す図、図10(b)は撮影した画像に手書きの画像を加えた画像を示す図である。 画像を記憶した状態を示す図である。 変更後の検針作業データを示す図である。 変更後の検針作業データを示す図である。 検針作業データの表示例を示す図である。 検針作業データの他の表示例を示す図である。 この発明の実施の形態3によるハンディターミナルの外観を示す正面図である。
符号の説明
10 ホストコンピュータ(処理手段)
21 通信制御装置
22 管理コンピュータ
30 ハンディターミナル
31 制御部
32 メモリ
33 操作部
34 カメラ部(撮影手段)
35 表示部
36 ペン入力部
37 通信部
38 電源部

Claims (2)

  1. 訪問先の顧客についてのデータを文字および画像で表示するための検針作業データを用いて、該訪問先の計量器を検針する検針システムであって、
    検針に関連する文字を表示するための第1の表示パネルと、検針に関連する画像を表示するための第2の表示パネルと、訪問先に関連する画像を撮影する撮影部と、訪問先の計量器の指示値が入力される操作部とを具備し、該操作部に入力された指示値に時刻を加えて検針データを作成し、該撮影部が撮影した画像に時刻を加えて1次画像データを作成するハンディターミナルと、
    検針員が担当する地区の検針作業データを選択して前記ハンディターミナルに送信し、この後、該ハンディターミナルから検針データおよび1次画像データを受信する管理コンピュータと、
    顧客の計量器の識別情報等を表す顧客データと、顧客を訪問する際の該顧客に関する文字を表す文字データや画像を表す画像データを含む検針作業データとを管理し、前記管理コンピュータと通信網を経由してデータを送受信するホストコンピュータと、
    を備え、
    前記管理コンピュータは、検針データの指示値に付加されている時刻と、前記ハンディターミナルから受信した1次画像データに付加されている時刻と、訪問先の計量器の識別情報とを基に、該1次画像データの画像を該訪問先の順路に差し入れる位置を決め、該1次画像データの画像に対して、該訪問先の計量器の識別情報と差し入れ位置とを付加して2次画像データを作成し、
    前記ホストコンピュータは、前記管理コンピュータから2次画像データを受信すると、該2次画像データに関連する、計量器の識別情報と、前記顧客データの計量器の識別情報とを基に、該2次画像データから、前記訪問先の顧客に関連する画像を前記検針作業データに取り込んで、該検針作業データを更新し、
    前記管理コンピュータは、前記ホストコンピュータから検針作業データを受信して記憶し、
    前記ハンディターミナルは、検針員により前記操作部に受け取り指示が入力されると、前記管理コンピュータから検針作業データを受信し、この後、検針作業データの文字データにより、訪問先の顧客について前記第1の表示パネルに文字で表示し、検針作業データの画像データにより、訪問先の顧客について前記第2の表示パネルに画像で表示する、
    ことを特徴とする検針システム。
  2. 前記ハンディターミナルは、手書きの画像が入力されるペン入力部を備え、撮影した画像に対して手書きによる書き込みがあると、1次画像データを作成する際に、手書きの画像を加える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の検針システム。
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