JP4941433B2 - 車両用衝突検知装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両への歩行者等の衝突を検知する衝突検知装置に関するものである。
近年、歩行者保護の目的で、車両バンパ部に障害物判別装置を取り付け、車両衝突時に衝突対象が歩行者か否かを判定し、歩行者と判定した場合には、歩行者を保護するための装置(例えば、アクティブフードやカウルエアバッグ)を作動させる技術が提案され、かつ、実用化が検討されている。
すなわち、衝突した障害物が歩行者でない場合にフード上の保護装置(例えばアクティブフード)を作動させるとさまざまな悪影響が生じる。例えば3角コーンや工事中看板等の軽量落下物と衝突した場合に歩行者と区別できないと、保護装置を無駄に作動させて余分な修理費が発生する。また、コンクリートの壁や車両等の重量固定物と衝突した場合に歩行者と区別できなければ、フードが持ち上がった状態で後退していくのでフードが車室内に侵入し乗員に危害を与える恐れがある。このように、障害物が歩行者であるか否かを正確に分別することが要求されるようになっている。
そこで、例えば特開2006−117157号公報(特許文献1)に記載されているように、車両バンパ内でバンパレインフォースメントの前面にチャンバ部材が配設され、チャンバ空間内の圧力変化を圧力センサで検出することにより車両バンパへの歩行者等の衝突を検知するように構成された車両用衝突検知装置が提案されている。
このように、圧力センサを用いる場合、一般に、圧力センサは、チャンバ部材に組付けられ固定されている。圧力センサの固定には、ブラケット等の固定部材が用いられている。
特開2006−117157号公報
しかしながら、ブラケット等を用いて圧力センサを固定するためには、チャンバ部材の線膨張による膨張・収縮をブラケットが吸収するようにしなければならない。また、作業者は、圧力センサをブラケットにねじ止め、リベット止め等しなければならない。つまり、ブラケットの構造や、圧力センサの組付け作業が複雑であった。
本発明は、このような事情に鑑みて為されたものであり、ブラケット等の固定部材を必要とせず、圧力センサのチャンバ部材への組付け・固定を簡易化することができる車両用衝突検知装置を提供することを目的とする。
本発明の車両用衝突検知装置は、圧力検出用のセンサ素子が設けられるセンサ本体及びセンサ本体へ圧力を導入するための圧力導入管を有する圧力センサと、車両バンパ内でバンパレインフォースメントの前面に配設され且つチャンバ空間が内部に形成されると共に圧力導入管を挿入可能な差込口が開口されたチャンバ部材とを備え、圧力センサの圧力導入管をチャンバ部材の差込口へ差し込んでチャンバ空間内の圧力を検出し、その圧力検出結果に基づいて車両バンパへの衝突を検知するように構成された車両用衝突検知装置において、チャンバ部材は、表面から筒状に突出し当該突出端面に差込口が位置する筒状部を有し、圧力導入管は、チャンバ部材の筒状部より内側に位置しチャンバ部材に対して差込口から抜ける方向に係合する係合部と、根元部分であり根元に向かって徐々に拡径する拡径部とを有し、拡径部は、筒状部の突出端内周面に当接してチャンバ部材に対して差込口の挿入方向に係合していることを特徴とする。
圧力導入管に設けられた係合部がチャンバ部材と係合することにより、抜ける方向において圧力導入管と筒状部との相対位置が変化しない。つまり、ブラケット等の固定部材がなくても、圧力センサをチャンバ部材に組付け・固定することが可能となる。そして、圧力導入管が差込口から抜け出ることは防止される。本発明によれば、ブラケット等の固定部材を必要とせず、圧力センサのチャンバ部材への組付け・固定を簡易化することができる。
ここで、係合部は、圧力導入管から径方向外側に突出していることが好ましい。係合部は、圧力導入管において、チャンバ部材の筒状部より内側に位置する部位である。この部位を径方向外側に突出させることで、より容易にチャンバ部材と係合させることができる。
ここで、係合部の突出長さは、圧力導入管の先端から根元に向かって徐々に大きくなっていることが好ましい。圧力導入管は、組付け時、係合部があるため、筒状部に圧入されることになる。そこで、係合部を上記形状とすることで、圧入しやすくなり、組付け作業がより容易となる。
ところで、一般的に、圧力センサには、差込口を被水から保護するために、差込口の周囲を囲む被水ガードが設けられている。つまり、センサ本体には、差込口の周囲を囲む被水ガードが設けられている。この場合、本発明のチャンバ部材は、表面から筒状に突出し当該突出端面に差込口が位置する筒状部と、筒状部に設けられ被水ガードに対して差込口の挿入方向に係合する係合部とを有し、圧力導入管は、根元部分に、根元に向かって徐々に拡径する拡径部を有し、拡径部は、筒状部の突出端内周面に当接してチャンバ部材に対して差込口の挿入方向に係合していることを特徴とする。
これにより、被水ガードを利用して、筒状部を変形させるだけで、圧力センサとチャンバ部材とを係合させることができる。つまり、上記構成が比較的容易かつ低コストに製造可能となる。
例えば、被水ガードは、内周面に径方向内側に突出して筒状部の外周面に当接する当接部を有し、係合部は、前記筒状部の外周面から径方向外側に突出していてもよい。これによっても、容易かつ低コストに上記構成を形成できる。
また、本発明において、圧力導入管は、筒状部に対して差込口の挿入方向に係合するように拡径した拡径部を有する。これにより、圧力センサの固定がより強固となる。
本発明によれば、ブラケット等の固定部材を必要とせず、圧力センサのチャンバ部材への組付け・固定を簡易化することができる。
次に、実施形態を挙げ、本発明をより詳しく説明する。
<第一実施形態>
第一実施形態の車両用衝突検知装置1について図1〜図4を参照して説明する。図1は、車両用衝突検知装置1を搭載した車両バンパの内部を透視して示す平面図である。図2は、車両用衝突検知装置1を搭載した車両バンパ内部を透視して示す側面図である。図3は、圧力センサ8および筒状部72aを示す側面図である。図4は、圧力導入管82を示す図3におけるP視図である。ただし、図3において、延設部72は断面で示す。
車両用衝突検知装置1は、図1に示すように、車両バンパ2内に配設されたチャンバ部材7と、圧力センサ8と、歩行者保護装置電子制御ユニット(以下、電子制御ユニットをECUと略記する)9とを主体として構成されている。
車両バンパ2は、図1,2に示すように、バンパカバー3、バンパレインフォースメント4、サイドメンバ5、アブソーバ6、及びチャンバ部材7を主体として構成されている。
バンパカバー3は、車両前端にて車幅方向(左右方向)に延び、バンパレインフォースメント4、アブソーバ6及びチャンバ部材7を覆うように車体に取り付けられる樹脂(例えば、ポリプロピレン)製カバー部材である。
バンパレインフォースメント4は、バンパカバー3内に配設されて車幅方向に延びる金属製の構造部材であって、内部中央に梁が設けられた日の字状断面を有する中空部材である。
サイドメンバ5は、車両の左右両側面近傍に位置して車両前後方向に延びる一対の金属製部材であり、その前端に上述したバンパレインフォースメント4が取り付けられる。
アブソーバ6は、バンパカバー3内でバンパレインフォースメント4の前面4aの下方側に取り付けられる車幅方向に延びる発泡樹脂製部材であり、車両バンパ2における衝撃吸収作用を発揮する。
チャンバ部材7は、バンパカバー3内でバンパレインフォースメント前面4aの上方側に取り付けられる車幅方向に延びる略箱状の合成樹脂製部材であり、内部に厚さ数mmの壁面によって囲まれた略密閉状のチャンバ空間7aが形成されている。
さらに具体的には、チャンバ部材7は、本体部71と延設部72とからなっている。本体部71は、バンパレインフォースメント前面4aの前方に配置された部位であり、車幅方向に延在している。延設部72は、本体部71の上面のうち車幅方向の中央部分から、車両後方および上方に向けて延伸した部位である。つまり、延設部72は、チャンバ部材7の車幅方向に延在する部位の一部(チャンバ部材7の車幅方向における一部)を、バンパレインフォースメント前面4aよりも車両後方側且つバンパレインフォースメント上面4bにまで延設した部位である。延設部72の内部空間は、本体部71の内部空間と連通しており、チャンバ空間7aの一部分を形成している。
延設部72は、図1に示すように、車幅方向において、サイドメンバ5、5間の中央部に設けられている。延設部72の後方部位には、円筒状に突起した筒状部72aが形成されている。その筒状部72aの上方端面が、上方に開口した差込口72bとなっている。
このような延設部72を有する特殊形状のチャンバ部材7は、ブロー成型により成型されている。本実施形態のチャンバ部材7は、例えばLDPE(低密度ポリエチレン)を原料としたブロー成型によって、より容易に製造することができる。
圧力センサ8は、気体圧力を検出可能なセンサ装置であり、チャンバ部材7に組付けられてチャンバ空間7a内の圧力変化を検出可能に構成されている。詳細には、圧力センサ8は、センサ本体81と圧力導入管82とを備えている。センサ本体81は、チャンバ部材7の外部にあって、圧力検出用のセンサ素子等が設けられた基板等を収容した部位である。センサ本体81は、圧力に比例した電圧信号を出力し、信号線9aを介して歩行者保護装置ECU9へ信号送信する。
圧力導入管82は、チャンバ空間7aの圧力をセンサ本体81に導入する略円筒状の樹脂製の管(いわゆるリッド)であり、センサ本体81から下方に伸びている。圧力導入管82は、チャンバ部材7の延設部72に設けられた差込口72bに差し込まれている。圧力導入管82の先端は、チャンバ部材7内部において、筒状部72aより内側(下方)に位置している。
詳細には、図3に示すように、圧力導入管82は、拡径部821と、小径部822と、係合部823とからなっている。拡径部821は、圧力導入管82の上方部分(根元部分)であって、上方に向かって徐々に拡径した形状となっている。拡径部821の上方の外径は、筒状部72aの内径よりも大きくなっている。そして、拡径部821は、筒状部72a内周面と当接している。つまり、圧力導入管82(拡径部821)は、筒状部72aに対して下方(すなわち、差込口72aの挿入方向)に係合している。
小径部822は、円筒状であり、拡径部821の下端から下方に延伸している。小径部822の外径は、筒状部72aの内径より小さくなっている。小径部822は、筒状部72aよりも内側(下方)にまで延伸している。つまり、小径部822の下端部分(先端部分)は、筒状部72aより内部に位置している。
係合部823は、小径部822における筒状部72aより内側に位置している部位(すなわち、小径部822の下端部分)に設けられている。係合部823は、小径部822の下端部分の表面から、径方向外側に突出している。図4に示すように、係合部823は、対向する2箇所に設けられている。係合部823の突出長さは、上方に向かって徐々に大きくなっている。つまり、係合部823は、略三角柱形状となっている。係合部823上端の突出端部を結ぶ円の直径Lは、筒状部72aの内径よりも大きくなっている。このように、圧力導入管82(係合部823)は、チャンバ空間7a内で、チャンバ部材7に対して上方(すなわち、差込口72bから抜ける方向)に係合している。
圧力導入管82は、差込口72bから筒状部72aを介してチャンバ部材7内部に圧入されている。チャンバ空間7aは、圧力導入管82が挿入された状態で略密閉状態となっている。
歩行者保護装置ECU9は、図示しない歩行者保護装置(たとえば公知の歩行者保護用のエアバッグやフード跳ね上げ装置など)の起動制御を行うための電子制御装置であり、圧力センサ8から出力される信号が信号線9aを介して入力されるように構成されている。歩行者保護装置ECU9は、圧力センサ8における圧力検出結果に基づいて、車両バンパ2へ歩行者(すなわち、人体)が衝突したか否かを判別する処理を実行する。尚、圧力センサ8における圧力検出結果に加えて、図示しない車速センサからの車速検出結果を歩行者保護装置ECU9に入力し、圧力検出結果と車速検出結果とに基づいて歩行者衝突の判定を行うように構成することが好ましい。
ここで、第一実施形態の車両用衝突検知装置1の効果について説明する。車両用衝突検知装置1では、圧力導入管82が、チャンバ部材7に対して上下方向に係合している。これにより、ブラケット等の固定部材を用いることなく、圧力センサ8をチャンバ部材7に組付け・固定することが可能となる。そして、固定部材を用いず差し込むだけでよいため、組付けが容易となり、作業が簡易化される。当然、上下方向の係合により、固定はより強固となる。組付け工数および部品点数は削減される。
また、圧力センサ8は、チャンバ部材7に直接固定されている。このため、圧力センサ8は、チャンバ部材7の変形や車両振動に対しても、当該チャンバ部材7の変形等に合わせて一体的に移動できる。従って、圧力センサ8のチャンバ部材7に対する相対位置が維持され、圧力導入管82の抜けは防止される。また、圧力導入管82が筒状部72aより内側にまで挿入されているため、さらに抜けにくくなっている。なお、チャンバ部材7において、延設部72は無くてもよく、本体部71に筒状部72aが設けられてもよい。
ここで、第一実施形態の変形態様を例示する。第一変形態様では、図5に示すように、係合部823が小径部822下方部分に略等間隔に3つ設けられている。第二変形態様では、図6に示すように、係合部823が小径部822下方部分に略等間隔に4つ設けられている。第三変形態様では、図7に示すように、係合部823が小径部822下方部分の全周に亘って設けられている。これらによっても、上記同様の効果が発揮される。
<第二実施形態>
第二実施形態の車両用衝突検知装置10について図8を参照して説明する。図8は、第二実施形態の圧力センサ80および筒状部72aを示す側面図である。ただし、図8において、延設部72は断面で示す。第二実施形態では、第一実施形態に比べて、圧力センサ8および筒状部72aが異なっている。従って、第一実施形態と同構成については同符号を付して説明を省略する。
車両用衝突検知装置10は、第一実施形態同様、車両バンパ2内に配設されたチャンバ部材7と、圧力センサ80と、歩行者保護装置ECU9とを主体として構成されている。
車両バンパ2は、バンパカバー3、バンパレインフォースメント4、サイドメンバ5、アブソーバ6、及びチャンバ部材7を主体として構成されている(図1および図2参照)。
圧力センサ80は、センサ本体81と、圧力導入管820と、被水ガード830とを備えている。センサ本体81は、第一実施形態と同様である。圧力導入管820は、拡径部821と、小径部822とからなっている。
被水ガード830は、樹脂製であり、センサ本体81(ケース)に設けられている。被水ガード830は、センサ本体81の下面から下方に略円筒状に延伸している。被水ガード830は、差込口72bの周囲を囲んでいる。被水ガード830は、下方部位の内周面に、径方向内側に全周に亘って突出した当接部831を有している。当接部831は、筒状部72a外周面に当接している。このように、被水ガード830は、スナップフィット構造であり、差込口72bや圧力導入管82への被水を防止している。
ここで、筒状部72aの上方部分の外周面には、第一実施形態と異なり、リング状のカラー721がインサートされている。カラー721(本発明の係合部に相当する)は、樹脂または金属からなり、インサート成形により、筒状部72a上方に形成される。カラー721は、被水ガード830の当接部831より上方に位置している。ここでは、カラー721の下端と当接部831の上端が当接している。当接部831は、圧入により上記位置に配置される。このように、被水ガード830は、チャンバ部材7に対して上方に係合している。圧力センサ80は、チャンバ部材7に対して、拡径部821により下方に係合し、カラー721により上方に係合している。
以上、第二実施形態においても、第一実施形態と同様の効果が発揮される。また、被水ガード830は、圧力センサに一般的に設けられている。従って、第二実施形態では、筒状部72aにカラーを設けるだけでよく、比較的容易かつ低コストに生産可能となる。
また、第二実施形態の変形態様を以下に例示する。図9に示すように、第一変形態様では、カラーをインサートするのではなく、筒状部72aの上方部分を径方向外側に膨らませている。つまり、筒状部72aは、上端部に外方に膨らんだ膨張部722(本発明の係合部に相当する)が成形されている。これにより、膨張部722が上記カラー721の役割を果たし、上記同様の効果が発揮される。なお、第一実施形態の圧力センサ8は、被水ガード830が設けられたものでもよい。
車両用衝突検知装置1を搭載した車両バンパの内部を透視して示す平面図である。 車両用衝突検知装置1を搭載した車両バンパ内部を透視して示す側面図である。 圧力センサ8および筒状部72aを示す側面図である。 圧力導入管82を示す図3におけるP視図である。 第一実施形態の第一変形態様の圧力導入管82を示すP視図である。 第一実施形態の第二変形態様の圧力導入管82を示すP視図である。 第一実施形態の第三変形態様の圧力導入管82を示すP視図である。 第二実施形態の圧力センサ80および筒状部72aを示す側面図である。 第二実施形態の第一変形態様の圧力センサ80および筒状部72aを示す側面図である。
符号の説明
1、10:車両用衝突検知装置、
2:車両バンパ、
4:バンパレインフォースメント、
7:チャンバ部材、 71:本体部、 72:延設部、
72a:筒状部、 72b:差込口、 7a:チャンバ空間、
721:カラー(係合部)、 722:膨張部(係合部)、
8:圧力センサ、 81:センサ本体、 82、820:圧力導入管、
821:拡径部、 822:小径部、 823:係合部、
830:被水ガード、 831:当接部、
9:歩行者保護装置ECU

Claims (5)

  1. 圧力検出用のセンサ素子が設けられるセンサ本体及び前記センサ本体へ圧力を導入するための圧力導入管を有する圧力センサと、車両バンパ内でバンパレインフォースメントの前面に配設され且つチャンバ空間が内部に形成されると共に前記圧力導入管を挿入可能な差込口が開口されたチャンバ部材とを備え、前記圧力センサの前記圧力導入管を前記チャンバ部材の前記差込口へ差し込んで前記チャンバ空間内の圧力を検出し、その圧力検出結果に基づいて前記車両バンパへの衝突を検知するように構成された車両用衝突検知装置において、
    前記チャンバ部材は、表面から筒状に突出し当該突出端面に前記差込口が位置する筒状部を有し、
    前記圧力導入管は、前記チャンバ部材の前記筒状部より内側に位置し前記チャンバ部材に対して前記差込口から抜ける方向に係合する係合部と、根元部分であり根元に向かって徐々に拡径する拡径部とを有し、
    前記拡径部は、前記筒状部の突出端内周面に当接して前記チャンバ部材に対して前記差込口の挿入方向に係合していることを特徴とする車両用衝突検知装置。
  2. 前記係合部は、前記圧力導入管から径方向外側に突出している請求項1に記載の車両用衝突検知装置。
  3. 前記係合部の突出長さは、前記圧力導入管の先端から根元に向かって徐々に大きくなっている請求項2に記載の車両用衝突検知装置。
  4. 圧力検出用のセンサ素子が設けられるセンサ本体及び前記センサ本体へ圧力を導入するための圧力導入管を有する圧力センサと、車両バンパ内でバンパレインフォースメントの前面に配設され且つチャンバ空間が内部に形成されると共に前記圧力導入管を挿入可能な差込口が開口されたチャンバ部材とを備え、前記圧力センサの前記圧力導入管を前記チャンバ部材の前記差込口へ差し込んで前記チャンバ空間内の圧力を検出し、その圧力検出結果に基づいて前記車両バンパへの衝突を検知するように構成された車両用衝突検知装置において、
    前記センサ本体に設けられ、前記差込口の周囲を囲む被水ガードをさらに備え、
    前記チャンバ部材は、表面から筒状に突出し当該突出端面に前記差込口が位置する筒状部と、前記筒状部に設けられ前記被水ガードに対して前記差込口の挿入方向に係合する係合部とを有し、
    前記圧力導入管は、根元部分に、根元に向かって徐々に拡径する拡径部を有し、
    前記拡径部は、前記筒状部の突出端内周面に当接して前記チャンバ部材に対して前記差込口の挿入方向に係合していることを特徴とする車両用衝突検知装置。
  5. 前記被水ガードは、内周面に径方向内側に突出して前記筒状部の外周面に当接する当接部を有し、
    前記係合部は、前記筒状部の外周面から径方向外側に突出している請求項4に記載の車両用衝突検知装置。
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