JP4940542B2 - 運転整理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、事故や故障等により列車ダイヤが乱れた時に、個々の列車に乗客を効率よく輸送させる運転整理を行う装置に関するものである。
運転整理とは、事故や故障等により列車ダイヤが乱れた時に、影響を受けた乗客の輸送を優先しつつ列車の運行を計画通りに戻すために列車ダイヤを変更することを言う。
例えば、乗客の不満を基準として列車ダイヤを変更する運転整理装置が知られている
(特許文献1参照)。このような従来の運転整理装置の考え方は、列車ダイヤを変更せずに列車の走行を予測し、遅れている後続の優等列車を待つために駅での停車時間が非常に長くなる、折返駅への到着が遅れたり到着順序が計画と異なるために計画の列車運用につけない等、列車ダイヤを変更しない場合の問題点を抽出した後、これらの問題点に対処するため、追抜駅での出発順序変更,折返駅での運用変更や運休等の列車ダイヤの変更手段を組み合わせて運転整理案を作成するものであった。
特開2004−224113号公報(全頁)
しかしながら、上記従来技術では、一つの問題点に対処するための運転整理案が新たに問題点を発生させる問題や、問題点の対処順によって輸送力や計画に戻る時刻に大きな差がでる問題等があり、実用的な案の作成には多くの手戻りや試行錯誤が必要であった。
また、事故や故障等の影響を直接受けた列車の運転が再開できる時刻が確定するまでは、列車ダイヤの問題点を予測することが難しいため、運転整理案を作成できない場合が多く、運転再開時刻が確定しても運行を計画に戻すまでの運転整理案全てを作成するまでは、手戻りや試行錯誤が発生するため、実施すべき運転整理案を提示できない場合が多く、運転整理案を作成する時間も大きな課題となっていた。
本発明の目的は、列車ダイヤが乱れた時点から予想乗客数を考慮して、個々の列車に乗客を効率よく輸送させる運転整理を行うことである。
本発明は、上記課題を解決するために、予め定められた駅発着の計画時刻を含む運行計画データと、実際の駅発着時刻を含む運行実績データと、予め支障があると認定された支障列車情報を含む入力データと、に基づいて列車毎に駅発着の準備が整う時刻を予測し、予測された前記駅発着の準備が整う時刻における列車内乗客数及び駅の乗客数を推定し、前記駅発着の準備が整う時刻と前記列車内乗客数と前記駅の乗客数を含む運行予測データを生成する現状把握機能と、駅に停車中の複数の列車に対して少なくとも待機,出発及び折返のうちいずれの指示をすべきか判断を行うものであって、前記列車内乗客数と、出発及び折返した場合の進行方向の駅の乗客数と、出発及び折返した場合の先行列車又は後続列車との間隔と、を用いて待機にかかるコスト,出発にかかるコスト及び折返にかかるコストを前記複数の列車それぞれに対して求め、当該コストの比較結果から前記複数の列車それぞれに対する運転指示データを生成する指示判断機能と、を有する構成とする。
また、各列車に対する入区,折返,出発,待機の指示情報を含む運転指示データに基づいて、指示情報に従う列車の運転を予測し、予測された列車の運転に基づいて、次の駅出発の準備が整う時刻と列車内の乗客数と駅の乗客数とを推定し、次の駅出発の準備が整う時刻と列車内の乗客数と駅の乗客数とを含む運行予測データを生成する構成とする。
また、運行計画データと運行予測データとに基づいて、列車の運行を予め定められた計画に復帰するか否かを判定する計画復帰判定機能と、復帰すると判定された場合、列車を計画上の発時刻に出発させ、時刻以降は予め定められた計画通りに運行するよう列車に指示情報と予め定められた計画に復帰するための列車の入区,出区の指示情報とを生成する計画復帰機能とを有する構成とする。
列車ダイヤが乱れた時点から予想乗客数を考慮して、個々の列車に乗客を効率よく輸送させる運転整理を行うことができる。
発明の一実施形態である運転整理装置1の構成を図1に示す。
運転整理装置1は、運転整理案作成部2,データ入力部3,データ出力部4,データ取込部5,データ格納部6から構成されている。
本実施形態では、運転整理案作成部2をコンピュータに組み込む。データ取込部5には運行管理情報LANから列車の発着時刻と使用番線の実績データを取得できる通信デバイスを用いる。また、データ入力部3としてマウスやキーボードを用いる。データ出力部4の通信機能42を実現する装置として列車との通信装置,表示機能41を実現する装置としてディスプレイを用いる。データ格納部6としてHDDを用いる。もちろん、データ取込部5,データ入力部3,データ出力部4,データ格納部6はここに列挙した装置に限るものではない。
データ入力部3は、操作者が入力した入力データ11を運転整理案作成部2に渡し、データ出力部4は、運転整理案作成部2が作成した運転指示データ12と運行予測データ
15を受け取り、表示機能41を用いて操作者に、通信機能42を用いて各列車に出力する。データ取込部5は、運行管理情報LANが提供している運行実績データ13を運転整理案作成部2に渡す。データ格納部6は、運行計画データ14と運転整理案作成部2が作成した運転指示データ12と運行予測データ15とを格納し、必要に応じて運転整理案作成部2に渡す。
データの内容を図2に示す。
入力データ11の内容は、支障列車111・再開時刻112・臨時出区列車113・臨時出区駅114・臨時出区時刻115の5項目である。支障列車111とは、事故や故障等の影響を直接受けて停止せざるをえなくなった列車のことである。再開時刻112とは、支障列車111が走行できるようになる時刻のことである。臨時出区列車113とは、運転整理をするために臨時に出区する列車のことである。臨時出区駅114とは、臨時出区列車113が出区する駅のことである。臨時出区時刻115とは、臨時出区列車113が出区する時刻のことである。
運転指示データ12の内容は、指示121・次駅使用番線122の2項目である。指示121とは、列車が出発準備完了時刻に入区・折返・出発・待機の何をすればよいかを示したものである。次駅使用番線122とは、列車が次駅到着時にどの番線を使用すればよいかを示したものである。
運行実績データ13の内容は、駅発時刻131・駅着時刻132・使用番線133の3項目である。駅発時刻131とは、既に駅を出発した列車の出発時刻のことである。駅着時刻132とは、既に駅に到着した列車の到着時刻のことである。使用番線133とは、既に駅に到着した列車の使用番線のことである。
運行計画データ14の内容は、標準駅間走行時間141・標準駅停車時間142・標準入区時間143・標準折返時間144・駅出発の計画時刻145・駅到着の計画時刻146・使用番線の計画147・番線プロパティ148・発着駅別乗客数149・列車の最大乗車率156・最小運転時隔157・支障認識時間158・指示遅れ時間159の13項目である。標準駅間走行時間141とは、列車が駅間を走行する時間の標準値である。標準駅停車時間142とは、列車が駅で停車する時間の標準値である。標準入区時間143とは、列車が駅から入区する時間の標準値である。標準折返時間144とは、列車が駅での折返しに必要とする時間の標準値である。駅出発の計画時刻145とは、計画上の列車の出発時刻である。駅到着の計画時刻146とは、計画上の列車の到着時刻である。使用番線の計画147とは、計画上の列車の使用番線のことである。番線プロパティ148とは、当該番線の進行方向と折返しや入区や出区の可否のことである。発着駅別乗客数149とは、単位時間当たりの乗客数を出発駅と目的駅の組ごとに分類したものである。列車の最大乗車率156とは、列車に乗れる最大の人数を定員で割った値である。最小運転時隔157とは、列車が駅間を標準走行時間内で安全に走行するために必要とする、地点ごとの列車間隔の最小値である。支障認識時間158とは、駅出発の計画時刻145と運行実績データ13内の駅発時刻131、もしくは駅到着の計画時刻146と運行実績データ
13内の駅着時刻132とが、当該時間以上乖離したことで支障が発生したと認識する時間である。指示遅れ時間159とは、現在時刻から指示を作成した場合に、列車がその指示を受けるまでに最低限必要とする時間である。
運行予測データ15の内容は、駅出発の予測時刻151・駅到着の予測時刻152・出発準備完了時刻153・列車内乗客数154・積み残し乗客数155の5項目である。駅出発の予測時刻151とは、運転整理案作成部2が予測した列車の出発時刻である。駅到着の予測時刻152とは、運転整理案作成部2が予測した列車の到着時刻である。出発準備完了時刻153とは、運転整理案作成部2が予測した列車の出発準備が整う時刻である。列車内乗客数154とは、運転整理案作成部2が推定した列車内の乗客数である。積み残し乗客数155とは、乗車希望乗客数が列車の最大乗車率156を超えたために運転整理案作成部2で列車に乗れないと予測した乗客数である。
運転整理案作成部の処理内容を図3に示す。支障発生判定機能21に組み込まれた支障発生判定処理210,現状把握機能22に組み込まれた現状把握処理220,指示判断機能23に組み込まれた指示判断処理230,将来予測機能24に組み込まれた将来予測処理240,計画復帰判定機能25に組み込まれた計画復帰判定処理250,計画復帰機能26に組み込まれた計画復帰処理260の6段階で図2に示したデータを処理し、運転整理案を作成する。
支障発生判定処理210では、図4に示す方法で支障の発生を認識する。操作者から支障列車の入力がある(条件211)、駅出発の計画時刻から支障認識時間が経過しても駅発時刻を取得できない列車がある(条件212)、駅到着の計画時刻から支障認識時間が経過しても駅着時刻を取得できない列車がある(条件213)、の3条件のうちどれか1つでも成立する場合には、支障発生と認識し、運転整理案を作成するため、現状把握処理220に入る。
現状把握処理220では、列車ごとに駅出発の準備が整う直近の時刻を予測し、上記時刻における列車内乗客数を推定する。
第一に、図5に示す方法で各列車の現状を5種類に分類する。支障列車であり(条件
2211)、駅着時刻の実績が有りなおかつ駅発時刻の実績が無い(条件2212)場合は、駅支障停車中(状況2216)と分類する。支障列車である(条件2211)が、駅支障停車中と分類されない場合は、駅間支障停止中(状況2217)と分類する。支障列車ではなく、駅着時刻の実績が有りなおかつ駅発時刻の実績が無い(条件2213)、さらに駅着時刻に標準駅停車時間を加算した時刻が現在時刻に指示遅れ時間を加算した時間より遅い(条件2214)場合、駅停車中(状況2218)と分類する。支障列車ではなく、駅停車中と分類されず、次駅の使用番線に列車が在線せずになおかつ次駅未到達の先行列車がない(条件2215)場合、駅間走行中(状況2219)と分類する。上記4種類に分類されない列車は駅間停止中(状況2220)と分類する。
第二に、図6,図7に示す方法で、列車ごとに駅出発の準備が整う直近の時刻を予測する。駅支障停車中と分類された列車に関しては、出発準備完了時刻153aを再開時刻
112aと予測する。ただし、操作者から再開時刻の入力がない場合には未定とする。駅間支障停止中と分類された列車に関しては、再開時刻112bに前駅から次駅までの標準駅間走行時間141bを加算した時刻を次駅到着の予測時刻152bとし、出発準備完了時刻153bを次駅到着の予測時刻152bに次駅の標準駅停車時間142bを加算した時刻と予測する。ただし、操作者から再開時刻の入力がない場合には未定とする。駅停車中と分類された列車に関しては、出発準備完了時刻153cを当駅の着時刻132cに当駅の標準駅停車時間142cを加算した時刻と予測する。駅間走行中と分類された列車に関しては、前駅の発時刻131dに前駅から次駅までの標準駅間走行時間141dを加算した時刻を次駅到着の予測時刻152dとし、出発準備完了時刻153dを次駅到着の予測時刻152dに次駅の標準駅停車時間142dを加算した時刻と予測する。駅間停止中の列車に関しては、次駅到着の予測時刻152e,出発準備完了時刻153eとも未定とする。
第三に、各列車内乗客数と駅乗客数を推定する。図8に、1駅と6駅とを結ぶ路線において3駅・4駅間を走行中のB列車内の推定乗客数を求める式2231と、時刻tにおける2駅の推定乗客数を求める式2232を示す。図8中の列車の運行実績は、横軸に時間、縦軸に距離を取って時刻ごとの列車位置を表した図である。このように、列車内乗客数は、運行計画データの中の発着駅別乗客数データから、出発駅が当該列車の発実績のある駅であり目的駅が着実績のない駅である単位時間当たりの乗客数を足し合わせ、これに前駅における先行列車との発時刻の差を乗算した人数と推定する。駅乗客数は、運行計画データの中の発着駅別乗客数データから、出発駅が当駅である単位時間当たりの乗客数を足し合わせ、これに現在時刻と直前に出発した列車の発時刻の差を乗算した人数と推定する。
最後に、各列車の列車駅発着時刻・駅到着の予測時刻・出発準備完了時刻・列車内乗客数と、各駅の駅乗客数をデータ格納部6に格納すると同時に、データ出力部4を通して操作者に出力し、指示判断処理230に進む。
指示判断処理230では、駅間停止中の列車と最も出発準備完了時刻の早い列車に対して指示を作成する。
第一に、図9に示す方法で駅間停止中の列車に対して指示を作成する。次駅未到達の先行列車が無くかつ次駅に使用可能な番線がある(条件2311)場合、次駅の使用番線を当該番線に変更する指示を作成する。さらに、上記判断時刻に指示遅れ時間と前駅から次駅までの標準駅間走行時間を加算した時刻を次駅到着の予測時間とし、これに次駅の標準駅停車時間を加算した時刻を当列車の出発準備完了時刻と予測する。
第二に、出発準備完了時刻が最も早い列車に対して指示を作成する。図10に、1駅と6駅とを結ぶ路線において、出発準備完了時刻が時刻tである列車Xに対する指示の種類を示す。4駅の車庫に入区させる指示、3駅の方向に折返しさせる指示、5駅の方向に出発させる指示、4駅で待機させる指示である。このように、指示の種類は入区231・折返232・出発233・待機234の4種類である。列車内乗客数,駅乗客数と他列車との間隔によって、乗客輸送に対する損得を判断し、入区,折返,出発,待機を指示する。この判断は、入区判定・折返判定・出発判定の3段階で行う。
一つ目の入区判定は図11に示す方法で行う。在線する番線が入区可能であり(条件
2321)、計画上入区予定であれば(条件2322)、入区せずに延長運転した場合の損得を比較(損得比較2323)し、損の場合に当該列車に入区を指示する。在線する番線が入区可能であり(条件2321)、計画上折返予定であれば(条件2324)、折返運休で入区した場合の損得を比較(損得比較2325)し、得の場合に当該列車に入区を指示する。在線する番線が入区可能であり(条件2321)、計画上入区予定でも折返予定でもなければ、途中打切で入区した場合の損得を比較(損得比較2326)し、得の場合に当該列車に入区を指示する。いずれにも当てはまらない場合、次の折返判定に進む。
二つ目の折返判定は図12に示す方法で行う。なお、必ず折返して出発しなければならない端末駅では、この判定を飛ばし、次の出発判定に進む。在線する番線が折返可能であり(条件2331)、計画上折返予定であれば(条件2332)、折返しせずに延長運転した場合の損得を比較(損得比較2333)し、損の場合に当該列車に折返しを指示する。在線する番線が折返可能であり(条件2331)、計画上折返予定でなければ、途中打切で折返した場合の損得を比較(損得比較2334)し、得の場合に当該列車に折返しを指示する。いずれにも当てはまらない場合、次の出発判定に進む。
三つ目の出発判定は図13に示す方法で行う。出発せずに待機した場合の損得を比較
(損得比較2341)し、損の場合に当該列車に出発を指示する。いずれにも当てはまらない場合、当該列車に待機を指示する。
損得比較は、計画変更によって減るコストと計画変更によって増えるコストとを比較することである。一例として、駅間停止の危険性と計画変更にかかるコストを乗客1人1分待つ単位に換算して比較する例を下記に示す。
損得比較2323では、「当駅から進行方向の端末駅まで先行列車が出発してから来る乗客(人)×後続列車との時隔(分)」と「駅間停止の危険性(人・分換算)+計画変更にかかるコスト(人・分換算)」とを比較する。
損得比較2325では、「駅間停止の危険性(人・分換算)」と「当駅から反対方向の端末駅まで折返方向先行列車が出発してから来る乗客(人)×折返方向後続列車との時隔(分)+計画変更にかかるコスト(人・分換算)」とを比較する。
損得比較2326では、「駅間停止の危険性(人・分換算)」と「(当駅が目的駅ではない列車内乗客(人)+当駅から進行方向の端末駅まで先行列車が出発してから来る乗客(人))×後続列車との時隔(分)+計画変更にかかるコスト(人・分換算)」とを比較する。
損得比較2333では、「当駅から進行方向の端末駅まで先行列車が出発してから来る乗客(人)×後続列車との時隔(分)+折返後の駅間停止の危険性(人・分換算)」と
「当駅から反対方向の端末駅まで折返方向先行列車が出発してから来る乗客(人)×折返方向後続列車との時隔(分)+延長後の駅間停止の危険性(人・分換算)+計画変更にかかるコスト(人・分換算)」とを比較する。
損得比較2334では、「当駅から反対方向の端末駅まで折返方向先行列車が出発してから来る乗客(人)×折返方向後続列車との時隔(分)+進行方向へ出発する時の駅間停止の危険性(人・分換算)」と「(当駅が目的駅ではない列車内乗客(人)+当駅から進行方向の端末駅まで先行列車が出発してから来る乗客(人))×後続列車との時隔(分)+折返後の駅間停止の危険性(人・分換算)+計画変更にかかるコスト(人・分換算)」とを比較する。
損得比較2341では、「当駅から進行方向の端末駅まで待機時間の間に来る乗客(人)×後続列車との時隔(分)」と「(当駅が目的駅ではない列車内乗客(人)+当駅から進行方向の端末駅まで先行列車が出発してから来る乗客(人))×待機時間(分)」とを比較する。
なお、待機時間は短ければ短いほど、緻密な運転整理案が作成できる。本実施例では、列車に対する指示としての実用性や本装置を組み込むコンピュータの性能を考慮して1分とした。また、先行列車が出発してから来る乗客は、先行列車と当該列車がともに標準駅間走行時間と標準駅停車時間に従って端末駅まで走行するとして予測した。
第三に、上記で作成した指示が折返しや出発の場合、次駅における使用番線を設定する。ただし、次駅までの駅間に在線中の列車や次駅で待機中の列車があり、それらの列車とは異なる番線が使える場合には、異なる番線を設定する。上記以外の場合には主使用番線を設定する。
最後に、列車に対する指示・次駅の使用番線をデータ格納部6に格納すると同時に、データ出力部4を通して操作者・列車に出力し、将来予測処理240に進む。
将来予測処理240では、図14に示す方法で指示を受けた列車の運転を予測し、次の出発準備完了時刻,列車内乗客数と駅乗客数を予測する。
第一に、指示を受けた列車の次の出発準備完了時刻を予測する。入区指示を受けた列車は、入区所用時間経過後、入区するとし、以後、運転整理の対象から除外する。折返指示を受けた列車に関しては、折返所用時間経過後、折返して出発するとし、出発準備完了時刻153fに標準折返時間144fを加算した時刻を駅出発の予測時刻151fとする。駅出発の予測時刻151fに次の停車駅までの標準駅間走行時間141fを加算した時刻を次駅到着の予測時刻152fとする。次駅到着の予測時刻152fに次の駅の標準駅停車時間142fを加算した時刻を次の出発準備完了時刻とする。出発指示を受けた列車に関しては、出発準備完了時刻153gに出発するとし、出発準備完了時刻153gを駅出発の予測時刻151gとする。駅出発の予測時刻151gに次の停車駅までの標準駅間走行時間141gを加算した時刻を次駅到着の予測時刻152gとする。次駅到着の予測時刻152gに次の駅の標準駅停車時間142gを加算した時刻を次の出発準備完了時刻とする。待機指示を受けた列車に関しては、待機時間の間待機するとし、出発準備完了時刻153hに、待機時間を加算した時刻を次の出発準備完了時刻とする。
第二に、列車内乗客数と駅乗客数を推定する。出発指示を受けた列車の列車内乗客数は図15に示す方法で推定する。まず、到着時の列車内乗客数154iから上記乗客のうち当駅を目的駅とする乗客数を減算、当駅で積み残されていた乗客数155iと先行列車が出発してから来る出発駅が当駅で目的駅が進行方向の停車駅である乗客数を加算し、出発時の乗車希望乗客数を推定する。次に、図16の方法で積み残し乗客が発生するか推定する。上記乗車希望乗客数が列車の最大乗車人数を上回れば(条件245)、積み残し乗客が発生するとし、出発時の列車内乗客数は最大乗車人数と推定,積み残し乗客数を乗車希望乗客数から最大乗車人数を減算した人数と推定する。上回らなければ、積み残し乗客は発生しないとし、出発時の列車内乗客数は乗車希望乗客数と推定,積み残し乗客数は0人と推定する。折返指示を受けた列車に関しては、乗車希望乗客数を当駅で積み残されていた乗客数と先行列車が出発してから来る出発駅が当駅で目的駅が進行方向の停車駅である乗客数を加算した人数と推定し、後は出発指示を受けた列車と同様に出発時の列車内乗客数を推定する。また、入区指示や折返指示によって列車の運行を途中で打切る場合、当駅が目的駅ではない列車内乗客は当駅にて降車を余儀なくされるとし、積み残し乗客数に当該乗客数を加算する。
最後に、駅出発の予測時刻,駅到着の予測時刻,出発準備完了時刻,列車内乗客数と駅乗客数をデータ格納部6に格納すると同時に、データ出力部4を通して操作者・列車に出力し、計画復帰判定処理250に進む。
計画復帰判定処理250では、列車の運行を計画に戻せるか判定する。
再開時刻の入力がない場合、計画復帰は不可能である。全列車の中で最も早い出発準備完了時刻が終電時間を超えた時点で運転整理案作成部の処理を完了する。
再開時刻の入力がある場合、列車の運行を計画に戻せるか判定する。
第一に、列車ごとに計画復帰条件を判定する。図17に、1駅と6駅とを結ぶ路線において列車運行の予測と計画を示す。列車Aは5駅において列車Bとの間隔が最小運転時隔未満とならない範囲で計画上の発時刻に出発できる。列車Bも4駅において列車Cとの間隔が最小運転時隔未満とならない範囲で計画上の発時刻に出発できる。ただし、列車Cは3駅において計画上の発時刻に出発させようとすると列車Dとの間隔が最小運転時隔未満となる。このように、後続列車との間隔が最小運転時隔未満とならない範囲で、駅出発の時刻を遅らせて計画上の駅発時刻に出発できる場合(条件251)を、当該列車の計画復帰条件成立、それ以外の場合を当該列車の計画復帰条件不成立とする。この時、車両運用の一致までは考慮しないこととする。計画上は別の車両が運用に就く列車でも上記条件を満足し駅出発の時刻を合わせることができれば、計画に復帰できるとする。
第二に、図18に示す方法で計画復帰の可不可を判定する。運転整理の対象としている列車本数が計画上の列車本数より多い場合(条件252)、計画上の全列車に対して計画復帰条件を満足する列車があれば(条件253)、全体の計画復帰条件成立として計画復帰処理260に進む。運転整理の対象としている列車本数が計画上の列車本数より多くない場合、運転整理の対象としている全列車が計画上の別々の列車に対する計画復帰条件を満足していれば(条件254)、全体の計画復帰条件成立として計画復帰処理260に進む。上記以外の場合には指示判断処理230に戻る。
計画復帰処理260では、計画復帰条件を満たした列車を計画上の発時刻に出発させ、上記指示以降は計画通りに運行させる指示と、計画に戻すための列車の入区・出区の指示を作成する。
運転整理の対象としている列車本数が計画上の列車本数より多い場合、計画復帰条件を満足する列車に対して計画上の駅発時刻に出発させる指示を作成し、満足しない列車に対しては、入区可能駅まで標準駅停車時間と標準駅間走行時間に従った運転ならびに入区可能駅で入区させる指示を作成する。上記以外の場合、計画復帰条件を満足する列車に対して計画上の駅発時刻に出発させる指示を作成し、列車が復帰しない計画には、出区可能駅から当該計画上の駅発時刻に出発できる列車の用意と用意した列車に対して計画上の駅発時刻に出発させる指示を作成する。
最後に、駅出発時刻の指示・入区の指示・出区の指示をデータ格納部6に格納すると同時に、データ出力部4を通して操作者・列車に出力し、運転整理案作成部の処理を完了する。
なお、輸送力を増やすために列車を用意できる場合、操作者は臨時出区列車・臨時出区駅・臨時出区時刻を入力する。臨時出区列車の入力がある場合には、臨時出区時刻に標準駅停車時間を加算した時刻を出発準備完了時刻として運転整理の対象列車として扱い、再度、上記と同様の手段を用いて運転整理案を作成する。
また、再開時刻が確定した場合、操作者は再開時刻を入力する。この場合も再度、上記と同様の手段を用いて運転整理案を作成する。
以上のように、支障発生認識直後から列車の運行が計画通りに戻るまで、出発準備が整う列車から順に、入区・折返・出発・待機の指示を繰り返し作成していくことによって、個々の列車に乗客を効率よく輸送させる運転整理を行うことが可能となる。
なお、本発明の運転整理装置は本実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、例えば輸送指令員や列車との通信装置等の負担を考慮し、計画復帰条件が不成立である場合でも、作成した運転整理案で指示した駅出発時刻をできる限り計画通りに変更すること等は勿論である。
本発明の一実施形態である運転整理装置の構成図を示す。 図1の実施形態における入力データ・運転整理データ・運行実績データ・運行計画データ・運行予測データの内容を示す。 図1の実施形態における運転整理案作成部の処理内容を示す。 図1の実施形態における支障発生判定処理内容を示す。 図1の実施形態における列車現状の分類方法を示す。 図1の実施形態における支障列車の出発準備完了時刻予測方法を示す。 図1の実施形態における支障列車以外の出発準備完了時刻予測方法を示す。 図1の実施形態における列車内乗客数と駅乗客数の推定方法を示す。 図1の実施形態における駅間停止中の列車に対する指示作成方法を示す。 図1の実施形態における列車に対する指示の種類を示す。 図1の実施形態における入区判定の方法を示す。 図1の実施形態における折返判定の方法を示す。 図1の実施形態における出発判定の方法を示す。 図1の実施形態における次の出発準備完了時刻の予測方法を示す。 図1の実施形態における出発指令を受けた列車に対する乗車希望乗客数推定方法を示す。 図1の実施形態における出発時の列車内乗客数と積み残し乗客数の推定方法を示す。 図1の実施形態における列車ごとの計画復帰条件を示す。 図1の実施形態における計画復帰判定処理の内容を示す。
符号の説明
1…運転整理装置、2…運転整理案作成部、3…データ入力部、4…データ出力部、5…データ取込部、6…データ格納部。

Claims (4)

  1. 予め定められた駅発着の計画時刻を含む運行計画データと、実際の駅発着時刻を含む運行実績データと、予め支障があると認定された支障列車情報を含む入力データと、に基づいて列車毎に駅発着の準備が整う時刻を予測し、予測された前記駅発着の準備が整う時刻における列車内乗客数及び駅の乗客数を推定し、前記駅発着の準備が整う時刻と前記列車内乗客数と前記駅の乗客数を含む運行予測データを生成する現状把握機能と、
    駅に停車中の複数の列車に対して少なくとも待機,出発及び折返のうちいずれの指示をすべきか判断を行うものであって、前記列車内乗客数と、出発及び折返した場合の進行方向の駅の乗客数と、出発及び折返した場合の先行列車又は後続列車との間隔と、を用いて待機にかかるコスト,出発にかかるコスト及び折返にかかるコストを前記複数の列車それぞれに対して求め、当該コストの比較結果から前記複数の列車それぞれに対する運転指示データを生成する指示判断機能と、を有する運転整理装置。
  2. 請求項1記載の運転整理装置において、
    前記入力データの前記支障列車情報は、前記運行計画データと前記運行実績データとに基づいて認識された各列車の支障発生の有無が示された情報である運転整理装置。
  3. 請求項1記載の運転整理装置において、
    各列車に対する入区,折返,出発,待機の指示情報を含む運転指示データに基づいて、前記指示情報に従う列車の運転を予測し、予測された前記列車の運転に基づいて、次の駅出発の準備が整う時刻と列車内の乗客数と駅の乗客数とを推定し、前記次の駅出発の準備が整う時刻と前記列車内の乗客数と前記駅の乗客数とを含む運行予測データを生成する運転整理装置。
  4. 請求項3記載の運転整理装置において、
    後続列車との列車間隔が所定の時隔未満でないことを条件として、前記運行計画データ上の発時刻に出発可能か否かを列車ごとに判定する計画復帰判定機能と、
    前記計画復帰判定機能で、出発可能と判定された場合、前記列車を前記運行計画データ上の発時刻に出発させ、前記時刻以降は予め定められた計画通りに運行するよう前記列車に指示情報と前記予め定められた計画に復帰するための列車の入区,出区の指示情報とを生成する計画復帰機能とを有する運転整理装置。
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