JP4940453B2 - 録画再生装置、及び録画制御方法と制御プログラム - Google Patents

録画再生装置、及び録画制御方法と制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は録画再生装置、及び録画制御方法と制御プログラムに関する。
従来、放送される番組中のコマーシャル等の特定シーンを検出し、この特定シーンをスキップして録画したり、再生したりすることができる録画再生装置がある(例えば、先行技術文献1)。
これらの録画再生装置では、放送される番組中の音声モードや、VITC(Vertical Interval Time Code)に挿入されるコマーシャル確認コードを検出することにより、コマーシャル等の特定シーンを検出し、そのシーンの録画をスキップしたりすることにより実現していた。
特開平3−184484号公報
しかしながら、テレビ放送はアナログ放送からデジタル放送に移行しつつあり、デジタル放送では、音声モードの変更や、VITCが送出されず、従来の技術では特定シーンのスキップ録画や再生ができなかった。
そこで、本発明は上記課題に鑑みて発明されたものであって、その目的はデジタル放送において録画された本編の番組中の特定シーンのみをスキップして再生することができる録画再生装置、及び録画制御方法と制御プログラムを提供することにある。
上記課題を解決する本発明は、デジタル放送の録画再生装置であって、放送されるイベントメッセージを検出するイベントメッセージ検出手段と、前記検出されたイベントメッセージに基づいて、本線側の映像・音声の特定シーンのイン点又はアウト点を検出し、検出した本線側の映像・音声の特定シーンのイン点又はアウト点に基づいて、本線側の映像・音声に関するメタデータを生成し、このメタデータに基づいて、録画されている本線側の映像・音声の再生を制御する録画再生制御手段とを有することを特徴とする録画再生装置である。
上記課題を解決する本発明は、デジタル放送の録画再生制御方法であって、放送されるイベントメッセージを検出するステップと、前記検出されたイベントメッセージに基づいて、本線側の映像・音声の特定シーンのイン点又はアウト点を検出するステップと、前記検出した本線側の映像・音声の特定シーンのイン点又はアウト点に基づいて、本線側の映像・音声に関するメタデータを生成するステップと、前記メタデータに基づいて、録画されている本線側の映像・音声の再生を制御するステップとを有することを特徴とするデジタル放送の録画再生制御方法である。
上記課題を解決する本発明は、デジタル放送の録画再生装置の制御プログラムであって、放送されるイベントメッセージを検出する処理と、前記検出されたイベントメッセージに基づいて、本線側の映像・音声の特定シーンのイン点又はアウト点を検出する処理と、前記検出した本線側の映像・音声の特定シーンのイン点又はアウト点に基づいて、本線側の映像・音声に関するメタデータを生成する処理と、前記メタデータに基づいて、録画されている本線側の映像・音声の再生を制御する処理とを録画再生装置に実行させるプログラムである。
本発明によれば、デジタル放送であっても本編の番組中の特定シーンのみをスキップして再生することができる。
また、本発明によれば、特定シーンを他のシーンに代えて再生又は表示することもできる。
本発明は、放送されるイベントメッセージを検出し、これにより、受信している本線側の映像・音声データの録画、再生又は表示を制御することを特徴とする。
使用されるイベントメッセージとしては、データ放送のコンテンツの切り替え用のイベントメッセージが考えられる。又、他の例として、録画再生装置の録画を直接制御するイベントメッセージ、例えば、録画の停止・開始を制御するイベントメッセージや、特定シーンのイン点やアウト点を特定するイベントメッセージも考えられる。尚、同様な機能を達成するイベントメッセージであれば、他のものであっても良い。
また、本発明は、放送されるイベントメッセージを検出し、これにより、本線側の映像・音声の特定シーンのイン点又はアウト点を検出し、イン点又はアウト点に関するメタデータを生成する。そして、このメタデータに基づいて、特定シーンをスキップして、録画されている映像・音声を再生することを特徴とする。
使用されるイベントメッセージとしては、上述と同様に、データ放送のコンテンツの切り替え用のイベントメッセージが考えられる。又は、録画再生装置の録画を制御するイベントメッセージ、例えば、録画の停止・開始を制御するイベントメッセージや、特定シーンのイン点やアウト点を特定するイベントメッセージも考えられる。尚、同様な機能を達成するイベントメッセージであれば、他のものであっても良い。
以下、具体的な実施例を詳細に説明する。尚、以下の実施例の説明において、特定映像を、コマーシャル映像を例にして説明するが、これに限ることなく、本編の番組の特定シーン等でもかまわない。
本発明にかかる実施例1の録画再生装置について説明する。
実施例1では、使用するイベントメッセージとして、データ放送のコンテンツの切り替え用のイベントメッセージを例にして説明する。
まず、本発明の録画再生装置が適用されるデジタル放送について説明する。
デジタル放送での番組は、本線映像、本線音声、データ放送のデータ等から構成される。データ放送のデータは、BML(Broadcast Markup Language)で記述され、BMLファイルや音声、画像、データファイルやイベントメッセージ等が集まって1つのデータ放送コンテンツとなる。データ放送の番組は、本線(いわゆる通常のテレビ放送)と同期した関連した内容である場合と、本線とは別の内容である場合とがあるが、通常は本線(いわゆる通常のテレビ放送)と同期した関連した内容である。
図1はデジタル放送におけるドラマ放送時(本線側)の表示画面の一例であり、図2はデジタル放送におけるコマーシャル映像放送時(本線側)の表示画面の一例である。
図1に示されるように、ドラマ番組を放送中は、データ放送もドラマ用のコンテンツが表示されている。ドラマ番組の放送からコマーシャル放送に切り替わる際、データ放送も、ドラマ番組用のコンテンツからコマーシャル用のコンテンツに切り替わり、図2に示す如く、コマーシャル用のコンテンツが表示される。
データ放送のコンテンツ表示を切り替える為のトリガ信号としては、イベントメッセージが用いられる。このイベントメッセージは、番組のあるタイミングで、データ放送コンテンツの表示を変更させるなどの目的で使用される。
図3は、図1、2に示される表示の例をタイムチャート化して表したものである。本線映像がドラマ→コマーシャル→ドラマと変化するのに同期して、コンテンツ表示切り替え用のイベントメッセージが放送局から送出される。通常のデジタル放送受信機では、その表示切り替え用のイベントメッセージを受信し、イベントメッセージに同期するかたちでデータ放送のコンテンツも切り替えられる。
本実施例1の録画・再生装置は、上述のデータ放送におけるコンテンツ切り替え用のイベントメッセージを特定シーンの検出に用い、特定シーンのみをスキップして録画・再生したり、特定シーンのみを録画・再生したりすることができる。
図4に実施例1における録画・再生装置のブロック図の一例を示す。
実施例1の録画・再生装置は、図4に示される如く、チューナー部10と、復調部11と、TSデコード12と、MPEGデコーダ13と、イベントメッセージ検出部14と、録画再生制御部15と、ハードディスク16と、指示等の入力部17とを有する。
このような構成において、チューナー部10および復調部11で選局を行い、一つのTSストリームを選択する。TSデコード12により所望のパケットを選択することにより、特定のチャンネルの特定の番組を選択する。本線映像・音声信号はMPEGデコーダ13によりデコードされて外部のモニタ18により表示される。
イベントメッセージ検出部14は、データ放送のコンテンツ切り替え用のイベントメッセージを検出するものである。このイベントメッセージの検出は、録画再生制御部15に入力され、録画再生制御部15の制御により、コマーシャルがスキップされた番組の映像がハードディスク16に格納される。尚、イベントメッセージ検出部14は、例えば、データカルーセルデコーダでも行なうことができる。
上述のように構成された録画・再生装置の動作を、図面を参照して説明する。
図5は動作のフローチャートであり、図6はタイムチャートである。
まず、ユーザにより入力部17を介して、チャンネル情報及びコマーシャルのスキップ録画の指示が、録画・再生制御部15に入力される(Step 100)。
録画再生制御部15は、イベントメッセージ検出部14からの検出信号がない状態では、入力される映像・音声データをハードディスク16に格納して録画する(Step 101)。
イベントメッセージ検出部14はデータ放送のコンテンツ切り替え用のイベントメッセージを監視し(Step 102)、コマーシャル開始時のコンテンツ切り替え用のイベントメッセージを検出すると(Step 103)、そのイベントメッセージが検出されたことを示す検出信号を録画再生制御部15に出力する(Step 104)。
録画再生制御部15は、イベントメッセージ検出部14からコンテンツ切り替え用のイベントメッセージをの検出信号を受けると(Step 105)、図6に示される如く、入力される映像・音声データのハードディスク16への格納を止めて録画を中止する(Step 106)。
一方、イベントメッセージ検出部14はデータ放送のコンテンツ切り替え用のイベントメッセージを引き続き監視し(Step 102)、コマーシャル終了時のコンテンツ切り替え用のイベントメッセージを検出すると(Step 103)、そのイベントメッセージが検出されたことを示す検出信号を録画再生制御部15に出力する(Step 104)。
録画再生制御部15は、イベントメッセージ検出部14から、コマーシャル終了時のコンテンツ切り替え用のイベントメッセージの検出信号を受けると(Step 105)、図6に示される如く、入力される映像・音声データのハードディスク16への格納を再開して録画を開始する(Step 101)。
このように動作することにより、録画された本線の映像・音声は、コマーシャルがスキップ(カット)されたものであり、コマーシャルがスキップ(カット)された映像・音声を再生することができ、デジタル放送による録画であっても、アナログ放送時と同様にコマーシャル等の特定映像をスキップして録画することができる。
また、記録するデータの形式も、デジタルデータ(TS)をそのまま記録しても良いし、他の形式に変換した後に記録するようにしても良い。
上述した実施例1では、使用するイベントメッセージとして、データ放送のコンテンツの切り替え用のイベントメッセージを例にして説明したが、録画を直接制御するイベントメッセージを用いても同様な効果を得られる。録画を直接制御するイベントメッセージを用いる場合、イベントメッセージ検出部14を録画制御用のイベントメッセージを検出できるように構成し、そして、録画再生制御部15が検出されたイベントメッセージを解読して、録画の停止、開始を制御するように構成する。
以下、詳細に説明する。
イベントメッセージ検出部14における、録画制御用のイベントメッセージの検出方法であるが、イベントメッセージには、それを伝送しているES(Elementary Stream)があり、PID(Packet Identifier)または、コンポーネントタグ値でフィルタリングを行なうことで、イベントメッセージを取りだすことができる。そして、メッセージIDやメッセージバージョンなどから必要な録画制御用のイベントメッセージのみを取り出すことが可能である。
例えば、イベントメッセージを伝送しているPID値、またはコンポーネントタグ値が、 PID値:0x0200 または コンポーネントタグ値0x51 であり、録画制御用のイベントメッセージが、イベントメッセージID:200である場合、あるTS(Transport Stream)中からPID値:0x0200 または コンポーネントタグ値0x51でフィルタリングを行い、イベントメッセージを取りだす。そして、イベントメッセージIDが200のイベントメッセージを検出して録画制御用のイベントメッセージを取り出す。
このようにして、録画制御用のイベントメッセージを検出する。
また、録画再生制御部15の制御であるが、上記のPID値、メッセージIDなどのフィルタリング後、さらにイベントメッセージセクションの中のプライベートデータバイト(PDB)の領域に記述されたCM切り替えタイミングを示すタイミング情報や、絶対時間(11:30:00等)、PCR(Program Clock Reference)値またはNPT(Normal Play time)値(0x01FEA)や、番組開始からの時間などが記述された情報に基づいて、タイミングや動作を判定して制御する。
例えば、イベントメッセージセクションの中のプライベートデータバイト(PDB)の領域に、録画スタート、録画ストップの制御データと、その制御の開始する絶対時間とを記述する。すなわち、PDBに”Rec_stop_113030”とあれば、コマーシャルが11時30分30秒から開始されるので11時30分30秒に本線の録画を中止させることを意味し、録画再生制御部15は11時30分30秒に本線の録画を中止するように制御する。また、PDBに”Rec_start_113100”とあれば、コマーシャルが11時31分00秒に終了するので11時31分00秒から本線の録画を再開させることを意味し、録画再生制御部15は11時31分00秒から本線の録画を再開するように制御する。
このような動作のフローチャートを、図7に示す。
まず、イベントメッセージを伝送しているPID値から録画制御用のイベントメッセージを検出する(Step 200)。図7では、上述の例に従い、イベントメッセージIDが200のものを検出する(Step 201)。
次に、検出されたイベントメッセージのPDBのデータの値を検出する(Step 202)。PDBのデータが”Rec_stop_”であるならば(Step 203)、10バイトから15バイトに記述されている制御時刻を検出し(Step 204)、その時刻になったら録画を中止する(Step 205)。一方、PDBのデータが”Rec_start_”であるならば(Step 206)、11バイトから16バイトに記述されている制御時刻を検出し(Step 207)、その時刻になったら録画を再開する(Step 208)。
このようにして、録画制御用のイベントメッセージで、特定シーンの録画を制御する。
尚、制御時間として絶対時間を例にして説明したが、NPT値であっても良い。例えば、PDBの絶対時間の代わりに「0x01FEA」のようなNPT値を記述し、NPT値が「0x01FEA」なったら録画の制御を行なうように構成しても良い。
また同様に、PCR値で直接制御するようにしても良い。
本発明にかかる実施例3の録画再生装置について説明する。
実施例1、2の録画再生装置では、データ放送のイベントメッセージを、例えば、コマーシャル等の特定シーンの検出に用い、その特定シーンをスキップして録画するように構成した。
実施例3では、データ放送のイベントメッセージを、例えば、コマーシャル等の特定シーンの検出に用い、この特定シーンのイン点及びアウト点をメタデータとして録画時に記録する。そして、再生時にそのメタデータを用いて、特定シーンをスキップして再生するように構成したことを特徴とする。
上記のような特徴を達成する為に、図8に示される如く、実施例3の録画再生装置は、実施例1の構成に加え、メタデータ生成部20を有する。更に、録画再生制御部15は、メタデータ生成部20によって生成されたメタデータに基づいて、特定シーンをスキップしながら再生を行なうように構成される。
以下、構成を詳細に説明する。
録画再生制御部15は、本線の番組録画の際、映像・音声データ位置又は時刻情報を記録しながら、映像・音声データを録画する。この位置又は時刻情報は、映像データのタイムコードでも良いし、フレーム番号でもかまわない。
メタデータ生成部20は、イベントメッセージ検出部14からデータ放送のコマーシャル切り替え用のイベントメッセージを受信すると、その受信時に対応した、例えば、コマーシャルのイン点及びアウト点の位置又は時刻情報を生成する。この位置又は時刻情報は、上述したタイムコード、フレーム番号である。そして、これらの情報は、録画している番組の識別情報(例えば、チャンネル情報)とともにメタデータとして番組の映像・音声データとともに、ハードディスク16に格納される。
図9にメタデータの一例を示す。このメタデータでは、チャンネル情報がAチャンネル、放送開始時刻が10:00:00、コマーシャルのイン点が10:30:00、アウト点が10:33:00を示している。
一方、録画した番組の再生時には、録画再生制御部15が、メタデータを読み出し、このメタデータに記載されているコマーシャルのイン点及びアウト点の位置又は時刻情報に基づいて、再生を制御する。例えば、図9に示されるメタデータでは、再生開始後、タイムコードが10:30:00から10:33:00の間の映像・音声をスキップする。
このように、イベントメッセージをメタデータに利用することにより、特定シーンのスキップ再生を実現することができる。
尚、上述の実施例では、メタデータとしてタイムコードの情報を用いたが、これに限ることなく、例えば、イン点とアウト点の映像に識別情報を付してメタデータを生成し、再生時にその識別情報の付された映像間をスキップして再生するように構成しても良い。
また、イン点とアウト点との間の映像の全てに識別情報を付してメタデータを生成し、再生時にその識別情報の付された全ての映像をスキップして再生するように構成しても良い。
更に、イベントメッセージとして、データ放送のコンテンツ切り替え用のイベントメッセージを用いたが、実施例2で説明した如く、録画制御用のイベントメッセージを用いてメタデータを生成するようにしても良い。
本発明の実施例4を説明する。
実施例4では、上述した実施例1、2及び実施例3と異なり、本線の映像・音声を録画する際にイベントメッセージの検出は行なわず、一旦全ての映像・音声とイベントメッセージとを記録する。そして、再生時に記録されたものの中から、イベントメッセージを検出して特定シーンのスキップを行なうことを特徴とする。
このような特徴を達成するため、実施例4では、図10に示す如く、全ての映像・音声とイベントメッセージとは、録画再生制御部15を介して、ハードディスク16に記録されるように構成されている。
また、録画再生制御部15とハードディスク16との間にイベントメッセージ検出部14を設け、再生時にデータを読み出す際に、イベントメッセージを検出するように構成する。そして、検出されたイベントメッセージに基づいて、録画再生制御部15は特定シーンのイン点及びアウト点を特定し、その特定シーンをスキップ再生するように構成する。
このような構成であっても、上述した実施例と同様に、特定シーンのスキップ再生を実現することができる。
尚、本実施例4において、再生時に実施例2と同様なメタデータを作成し、2回目以降の再生については、作成したメタデータを用いてスキップ再生を行なっても良い。
本発明の実施例5を説明する。
上述した実施例1から実施例4では、映像・音声シーンの特定シーン、例えば、コマーシャル等をスキップして再生するように構成した。これは、特定シーンのイン点及びアウト点が検出できるからであり、この特定シーンのイン点及びアウト点の検出を他にも応用することができる。そこで、実施例5では、イン点及びアウト点で特定される特定シーンに代えて他の特定シーンを再生することができるように構成したことを特徴とする。
図11は実施例5の構成を示すブロック図である。
実施例5の構成は、基本的には上述した実施例と同様なものであるが、異なる所はハードディスク16にスキップする特定シーンの差替え用のコンテンツ30が記憶されている点である。また、録画再生制御部15は、メタデータ生成部20により生成された本線側の番組のメタデータに基づいて差替える特定シーンを特定し、その部分を差替え用のコンテンツに差替えて再生するように構成される。
以下、具体的な動作を説明する。尚、説明にあたって、差替え用のコンテンツ30には、スキップされるコマーシャルと同じ時間の他のコマーシャルが、ハードディスク16に記憶されているものとする。
まず、メタデータ生成部20は、イベントメッセージ検出部14からデータ放送のコマーシャル切り替え用のイベントメッセージを受信すると、その受信時に対応した、例えば、コマーシャルのイン点及びアウト点の位置又は時刻情報を生成する。この位置又は時刻情報は、上述したタイムコードである。そして、これらの情報は、録画している番組の識別情報(例えば、チャンネル情報)とともにメタデータとして番組の映像・音声データとともに、ハードディスク16に格納される。
ここで、生成されたメタデータが図9に示すメタデータであるものとし、このメタデータがハードディスク16に記憶されるものとする。
録画した番組の再生時には、録画再生制御部15が、メタデータを読み出し、このメタデータに記載されているコマーシャルのイン点及びアウト点の位置又は時刻情報に基づいて、映像・音声データのタイムコードが10:30:00になると、差替え用コンテンツ30(他のコマーシャル)を読出し、この差替え用コンテンツ30(他のコマーシャル)をスキップされるコマーシャルに代えて再生する。そして、録画再生制御部15内部のカウンタにより、差替え用コンテンツ30(他のコマーシャル)の再生開始より、3:00経過すると、差替え用コンテンツ30(他のコマーシャル)の再生を中止し、本線側のタイムコードが10:33:00の映像・音声データから再生を開始する。
このようにして、動作することにより、番組放映時のコマーシャルを他のコマーシャル、例えば視聴者の在住している地域に密着したコマーシャルに差替えることもできる。
また、上述の説明では、差替え用コンテンツ30の再生時間が、スキップする特定シーンの再生時間と同じものを用いたが、これに限る必要はなく、再生時間が短いものであっても、長いものであっても良い。これは、本線側の番組は既に録画されているので、差替え用コンテンツ30の再生時間に応じて自由に再生を調整できるからである。
以上の如く、本発明の実施例の説明を終わるが、実施例1、実施例2、実施例3、実施例4及び実施例5で説明したイベントメッセージ検出部14、録画再生制御部15、メタデータ生成部20等を制御プログラムで動作するCPU等で構成しても良い。尚、制御プログラムは、初めから録画制御装置に組み込まれていても良いし、後日放送等により、制御プログラムを入手して録画制御装置に組み込む構成としても良い。
また、実施例1、実施例2、実施例3、実施例4及び実施例5では、録画再生装置について記載したが、録画機能を持たない、例えばテレビのような受信装置であっても本発明は適用可能である。この場合、録画機能はないので、録画再生制御部15に代わりに表示制御の機能をもつ表示制御部を設け、この表示制御部に本線側の映像・音声データの表示を、上述した実施例と同様にイベントメッセージにより制御して、特定シーンをスキップしたり、他のシーンに差し替えたりするように構成すれば良い。
本発明によれば、デジタル放送において、アナログ放送と同様な特定シーンをスキップして録画・再生することができる録画再生装置を提供することができる。
図1はデジタル放送におけるドラマ放送時(本線側)の表示画面の一例である。 図2はデジタル放送におけるコマーシャル映像放送時(本線側)の表示画面の一例である。 図3は図1、2に示される表示の例をタイムチャート化して表した図である。 図4は実施例1における録画・再生装置のブロック図の一例を示す図である。 図5は実施例1の動作のフローチャートである。 図6は実施例1のタイムチャートである。 図7は実施例2のフローチャートである。 図8は実施例3における録画・再生装置のブロック図の一例を示す図である。 図9はメタデータの一例を示した図である。 図10は実施例4における録画・再生装置のブロック図の一例を示す図である。 図11は実施例5の構成を示すブロック図である。
符号の説明
10 チューナー部
11 復調部
12 TSデコード部
13 MPEGデコーダ
14 イベントメッセージ検出部
15 録画再生制御部
16 ハードディスク
17 入力部
20 メタデータ生成部

Claims (5)

  1. デジタル放送の録画再生装置であって、
    放送されるイベントメッセージを検出するイベントメッセージ検出手段と、
    前記検出されたイベントメッセージに基づいて、本線側の映像・音声の特定シーンのイン点又はアウト点を検出し、検出した本線側の映像・音声の特定シーンのイン点又はアウト点に基づいて、本線側の映像・音声に関するメタデータを生成し、このメタデータに基づいて、録画されている本線側の映像・音声の再生を制御する録画再生制御手段と
    を有することを特徴とする録画再生装置。
  2. イベントメッセージが、データ放送で放送されるコンテンツの切り替え用のイベントメッセージであることを特徴とする請求項1に記載の録画再生装置。
  3. イベントメッセージが、録画制御用のイベントメッセージであることを特徴とする請求項1に記載の録画再生装置。
  4. デジタル放送の録画再生制御方法であって、
    放送されるイベントメッセージを検出するステップと、
    前記検出されたイベントメッセージに基づいて、本線側の映像・音声の特定シーンのイン点又はアウト点を検出するステップと、
    前記検出した本線側の映像・音声の特定シーンのイン点又はアウト点に基づいて、本線側の映像・音声に関するメタデータを生成するステップと、
    前記メタデータに基づいて、録画されている本線側の映像・音声の再生を制御するステップと
    を有することを特徴とするデジタル放送の録画再生制御方法。
  5. デジタル放送の録画再生装置の制御プログラムであって、
    放送されるイベントメッセージを検出する処理と、
    前記検出されたイベントメッセージに基づいて、本線側の映像・音声の特定シーンのイン点又はアウト点を検出する処理と、
    前記検出した本線側の映像・音声の特定シーンのイン点又はアウト点に基づいて、本線側の映像・音声に関するメタデータを生成する処理と、
    前記メタデータに基づいて、録画されている本線側の映像・音声の再生を制御する処理と
    を録画再生装置に実行させるプログラム。
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