JP4939837B2 - プラスチック製品のリサイクルシステム - Google Patents

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Description

本発明は、プラスチック製品のリサイクルシステムに関し、特に、スーパーマーケット等の店舗から一般の家庭に流出するプラスチック製品のリサイクルシステムに関する。
最近、特に環境保全を目的にリサイクル利用が世の中でも定着し、広範囲の分野に受け入れられてきている。例えば、家電では、廃棄された物から部品を取り出し再利用出来るように予め設計する試みや部品から金属部を取り出し溶かして再利用することがすでに実施されている。
一方、プラスチック製品を別な形で取り出す処理方法も存在する(例えば、特許文献1参照)。例えば、プラスチック製品を油化装置によって油に換えて取り出し、有効利用する方法である。現在では油化装置が大変廉価になり、市場で使用される目処がついている。
また、通常、日常の生活でわれわれが大量に使用しているスーパーなどで買った商品を入れるレジ袋、魚や肉などを収容するトレイなど、一般的にプラスチック製品と呼ばれているものは、ゴミ回収車により収集され、焼却されている。
特開2004−323620号公報
上記に示すように、一般的にプラスチック製品は油に換えて再利用可能であるものの、焼却されており、資源の損失となっている。また、市町村では、分別ゴミの回収などを行っているものの、住民の分別意識は低く、なかなか徹底できていない。
スーパーなどでは、独自に再利用可能なダンボールなどを回収する回収箱を設置している所もあるが、思うように回収できていないのが現状である。
また、上記油化装置は、コスト的に市場で使用される目処がついているものの、ゴミを回収してプラスチック製品のみを分別するなどの手間をかけていてはコスト的に厳しいものがあり、当該油化装置を利用してプラスチック製品を油として再利用するリサイクルシステムを円滑に回すためには大量のプラスチック製品を効率良く分別して回収する手段が必要である。
本願の目的は、有効資源を効率良く回収し、その資源を有効活用するプラスチック製品のリサイクルシステムを提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1に係るプラスチック製品(6)のリサイクルシステム(100)は、ICカードを所持する利用者(2)が持参したプラスチック製品を回収する店舗(10)と、当該プラスチック製品を油に変換する油化センター(30)と、を備え、前記プラスチック製品を油として再利用するプラスチック製品のリサイクルシステムであって、前記店舗は、利用者によって投入されるプラスチック製品を回収する回収箱(20)と、前記利用者がプラスチック製品を投入した際に、前記投入されたプラスチック製品に対応するポイントを前記ICカードに書き込むICカード書込装置(25)と、前記利用者が店舗にて商品を購入する清算時において、前記ICカードのポイントを読み取り、前記ポイントに基づいて前記利用者にレジ袋を提供可能か否かを判断するICカード読取装置(27)と、を具備し、前記清算時において、前記判断結果に基づいてレジ袋を提供可能である場合は、前記ICカードのポイントに応じてレジ袋(6a)を利用者に提供することを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、利用者は、プラスチック製品のリサイクルに協力することによって、店舗側からサービスを受けることができるので、多少面倒であっても、回収箱にプラスチック製品を持ち込むことが期待できるので、有効資源としてのプラスチック製品を効率良く回収し、プラスチック製品を油として再利用するリサイクルシステムを円滑に回すことが可能となる。
以下、図1〜図3を参照して、本願に係るプラスチック製品のリサイクルシステム(以下、単に「リサイクルシステム」と称する。)の実施形態について説明する。図1はリサイクルシステムの概略構成図、図2は回収箱の一例を示す図、図3はレジに設置されるリーダ/ライタ装置の一例を示す図である。
―本願のリサイクルシステムの概要―
まず、本願の概要について図1を用いて説明する。
本実施形態のリサイクルシステム100は、特に、スーパーマーケット等の店舗10で買った商品を使用後に家庭から廃棄される魚や肉などを収容するトレイ6a、商品を持ち帰るためのレジ袋6bなどのプラスチック製品6を油として有効利用(再利用)するものである。
具体的には、本実施形態のリサイクルシステム100は、図1及び図2に示すように、スーパーマーケット等の店舗10を利用する利用者2が、当該店舗10で買い物し、当該店舗10で買った商品を自宅15で使用後に廃棄されるトレイ6aやレジ袋6bなどのプラスチック製品6を、当該利用者2が店舗10に再度来店する際に当該店舗10に持参して、店舗10に設置された回収箱20に当該プラスチック製品6を投入する。投入されたプラスチック製品6は店舗10側で回収されるとともに、図示しない収集運搬業者を介して、油化センター30に運搬される。当該油化センター30は、当該プラスチック製品6を油に換え、当該油を需要者に販売し再利用する。
近年、店舗に再利用可能なダンボールなどを回収する回収箱を設置して、リサイクルの促進を利用者に促しているものの、効率よく回収できず、リサイクルシステムを円滑に行うことが困難となっている。
そこで、本実施形態では、プラスチック製品6の回収に協力して頂いた利用者2に対し、当該プラスチック製品6の数や量に応じてサービスを提供し、プラスチック製品を効率よく回収し、リサイクルを円滑に行うようにしている。
具体的には、本実施形態のリサイクルシステム100では、店舗10側は、利用者2に対してICカード5を発行し、利用者2が持ってきたプラスチック製品6の数や量に応じて当該ICカード5にポイントを付与するようになっている。利用者2は、そのポイントに応じて、様々なサービスを受けることができるようにしている。このサービスとしては、例えば、レジ袋6bの提供である。
このように本実施形態のリサイクルシステム100は、家庭内で排出されるプラスチック製品6を単に廃棄するのではなく、回収箱20で回収し、油化センター30で当該プラスチック製品6を油に換える処理を行い、プラスチック製品6を油として再利用するリサイクルシステムを構築することにより、資源の有効利用を図ることが可能となる。
また、利用者2は、プラスチック製品6のリサイクルに協力することによって、店舗10側からサービスを受けることができるので、多少面倒であっても、回収箱20にプラスチック製品6を持ち込むことが期待できるので、有効資源としてのプラスチック製品6を効率良く回収し、リサイクルシステム100を円滑に回すことが可能となる。
―本願のリサイクルシステムを構成する装置の概要―
本実施形態のリサイクルシステム100は、図1に示すように、スーパーマーケット等の店舗10と、店舗10によって回収されるプラスチック製品6を油として再利用する油化センター30と、を備えて構築されている。
店舗10には、回収箱20、及びリーダ/ライタ装置25、27を備えている。当該リーダ/ライタ装置25、27は、回収箱20と店舗10内のレジ10aに設置されている。
まず、回収箱20は、例えば、店舗10の入口外側近傍に設置されている。図2に示すように、回収箱20は立体形状をした箱体20aを有している。当該箱体20aの上端部には、所定のプラスチック製品6を分別して投入するための複数の開口21〜23を有しており、当該箱体20aの内部は、仕切壁24によって複数の部屋に区分けされている。当該複数の部屋は、開口21〜23に対応して設けられており、利用者によって投入されるプラスチック製品6が分別して収集されるようになっている。また、回収箱20は、その裏側に、例えば、開口21〜23から投入されたプラスチック製品6を外部に排出するための図示しない蓋を備えている。当該開口21〜23は、それぞれ投入するプラスチック製品の形状を有していることが好ましい。例えば、レジ袋6bは丸めて投入されることを基本として円形状に形成され、トレイ6bなどは、略長方形に形成されていると良い。このようにすれば、形状の異なるプラスチック製品を分別して回収することができるので、一端、プラスチック製品を回収した後に、当該プラスチック製品の種類別に分別作業を行う手間を省くことが可能となる。
また、回収箱20に形成されているそれぞれの開口21〜23には、当該開口21〜23をそれぞれ開閉するための図示しない開閉装置が設けられている。また、開口21〜23近傍には、投入されたプラスチック製品6の数をカウントするための図示しないカウント装置が回収箱20の内部に備えられている。当該カウント装置は、例えば、赤外線を照射する送信機と当該赤外線を受信する受信機とからなる装置であって、開口21〜23から投入されたプラスチック製品6が当該赤外線を遮ることにより、投入されたプラスチック製品6の数がカウントされるものである。
また、回収箱20の上端部には、リーダ/ライタ装置25、QRコード読取装置36が設けられている。リーダ/ライタ装置25は、ICカード5をその上部に載置することによりICカード5の情報を無線により読み取るとともに、所定の情報を書き込むものである。一方、QRコード読取装置36は、レジ袋6bに印刷されている図示しないQRコードを読み取るものである。当該QRコードは、店舗10を識別するための識別コードなどであり、当該QRコードを読み取ることにより、当該店舗10から提供されたレジ袋6bが回収されたことを店舗10側で知ることができる。
また、回収箱20の上端部には、開口21〜23近傍及び店舗10の入口などを撮影するための例えば、カメラなどの撮像装置31が設置されている。
さらに、回収箱20の上端部には、利用者2がプラスチック製品6の投入の終了を知らせるための投入終了ボタン20bを備えている。
また、開閉装置と、カウント装置と、リーダ/ライタ装置25と、撮像装置31と、投入終了ボタン20bと、は、図示しない制御装置と電気的に接続されており、制御装置によって、前記各装置が統括制御される。
制御装置は、コンピュータとして、演算機能を有するCPU(Central Processing Unit)、作業用RAM、不揮発性メモリ、及び各種処理プログラムやデータを記憶するROM等を備えており、例えばROMに記憶された各種処理プログラムを実行することにより、各装置を制御するとともに、リサイクルシステム全体を統括制御する。
具体的には、開閉装置は、利用者によってICカード5がリーダ/ライタ装置25に載置され、当該リーダ/ライタ装置25によってICカード5が認識された際に、制御装置によって当該開閉装置が駆動され、当該開口21〜23が開くようになっており、当該ICカード5がリーダ/ライタ装置25から取り外されたら、制御装置によって当該開閉装置が駆動され、当該開口21〜23が閉じるようになっている。
また、制御装置は、カウント装置によってカウントされたプラスチック製品6の数量に応じたサービスポイント(例えば、プラスチック製品3個に対してサービスポイントを1付与するなど)をリーダ/ライタ装置25によってICカード5に書き込むようになっている。既に、ICカード5にサービスポイントが書き込まれている場合には、当該サービスポイントに、プラスチック製品6の投入によって新たに付与されるサービスポイントを加算して書き込む。
また、制御装置は、QRコード読取装置36によってQRコードが読み込まれる度に、ICカード5には、サービスポイントとは別のレジ袋ポイントをリーダ/ライタ装置25によって書き込むようになっている。
また、撮像装置31は、通常は、店舗10の出入口近傍を撮影するようになっており、回収箱20に設置されたリーダ/ライタ装置25によりICカード5が認識された際に、制御装置によって開口21〜23近傍を撮影するように駆動されるようになっている。また、撮像装置31は、ICカード5が利用者2によって取り外されたら、制御装置によって店舗10の出入口近傍を撮影するように駆動されるようになっている。なお、撮像装置31に感知器を備え、回収箱20に人が近づいた際に、開口21〜23近傍を撮影するようにしても構わない。
このように開閉装置及び撮像装置25を設置することで、回収箱20に余計なゴミなどが投入されるのを抑止することが可能となる。
また、カウント装置の代わりに、投入されたプラスチック製品6の種類別の量や全体量を測定するための図示しない測定装置を回収箱の例えば、下方に備えるようにして、利用者によって投入されたプラスチック製品6の重量に対応するポイントを当該利用者2のICカード5に付与するようにしても構わない。
次に、レジ10aに設置されているリーダ/ライタ装置27は、利用者2から提示されるICカード5からサービスポイントやレジ袋ポイントを読み取ったり新たにサービスポイントポイントやレジ袋ポイントを書き込んだりするものである。
リーダ/ライタ装置27は、図3に示すように、ICカード5を載置する載置部27a、入力のための数字キー27b、ICカード5の情報を表示するための表示部27c、及びICカード5の情報を出力するためのプリンタ27dを備えている。
当該リーダ/ライタ装置27は、載置部27aにICカード5を載置することにより、ICカード5に書き込まれているサービスポイントやレジ袋ポイントを読み取り、その情報を表示部27cに表示するようになっている。具体的には、表示部27cには、サービスポイントに応じたレジ袋6bの提供可能枚数(例えば、ポイント2に対して1(枚)など)が表示されるようになっており、レジ袋6bを提供できない場合には、0(枚)と表示されるようになっている。また、利用者2へのレジ袋6bの提供枚数を数字キー27bにより打ち込むことにより、その枚数に対応するサービスポイントやレジ袋ポイントが既にICカード5に書き込まれているサービスポイントやレジ袋ポイントから減算され、新たにICカード5にサービスポイントやレジ袋ポイントが書き込まれるようになっている。
具体的には、利用者2が店舗10にて買い物をしてレジ10aにおける清算時に、ICカード5を載置部27aに載置する。これによって、リーダ/ライタ装置27の表示部27cには、サービスポイントに応じたレジ袋6bの提供可能枚数が表示される。レジ10aの担当者は、その表示に基づいて利用者2が買った商品に対して必要なゴミ袋6bを利用者に提供する。また、レジ10aの担当者は、利用者2に提供したゴミ袋6bの数をキー27bを用いて入力する。この入力によって、既にICカード5に書き込まれているサービスポイントやレジ袋ポイントから当該ゴミ袋6bの数に対応したサービスポイントやレジ袋ポイントが減算されて、当該減算されたサービスポイントやレジ袋ポイントが新たにICカード5に書き込まれる。
また、レジ10aに設置されたリーダ/ライタ装置27は、例えば、店舗10の管理室に設置される管理サーバ35とデータ伝送可能に接続されている。当該管理サーバ35は、一般的にコンピュータと称される装置が用いられ、当該管理サーバ35はICカード5に記憶されるサービスポイントを管理するとともに、レジ袋ポイントに基づいてレジ袋6bのリサイクル率を算出し、店舗10におけるレジ袋6bのリサイクル率を管理する。当該レジ袋ポイントは、レジ10aにおいて提供されたレジ袋6bの枚数に応じてレジ袋ポイントが既にICカード5に記憶されているレジ袋ポイントから減算され、一方、回収箱20にて、利用者がレジ袋6bに印刷されたQRコードをQRコード読取装置36に読み取らせることによって、そのレジ袋6bの枚数に応じてレジ袋ポイントが既にICカード5に記憶されているレジ袋ポイントに加算されるので、リサイクル率100%であれば、常に、レジ袋ポイントは「0」となる。当該レジ袋ポイントが「マイナス」となる場合は、自宅にて廃棄したか、回収箱20にてレジ袋6bのQRコードを読み取らせていないかである。なお、回収箱20にて、他の店舗のレジ袋のQRコードを読み取らせた場合には、レジ袋ポイントが加算されないのはいうまでもない。
管理サーバ35は、個々の利用者のレジ袋ポイントを逐次集計し、レジ袋のリサイクル率を算出することで、店舗10側では、店舗10におけるレジ袋のリサイクル率を容易に把握することが可能となっている。
また、店舗10は、所定の期間を経て、回収箱20により回収されたプラスチック製品6を所定の運搬業者を介して、油化センター30に運搬する。
油化センター30は、店舗10によって回収されたプラスチック製品6を油にして、当該油を需要者に提供(販売等)する。
なお、ICカード5に付与されるサービスポイントは、プラスチック製品6のみについてサービスポイントを付与するようにしたが、店舗10において、買い物をした清算額に応じてサービスポイントを付与するようにしても構わない。
このような場合、レジ10aの端末と連動して、清算額に応じて所定のサービスポイントがICカード5に書き込まれるようにすると尚良い。さらに、清算額の、例えば、下一桁の金額を電子マネーとしてICカード5に入力されるようにしても構わない。このようにして溜まったサービスポイント及び電子マネーは、所定の金額まで達したら商品券などと引き換えることができるようにすると良い。また、このサービスポイントは、プラスチック製品によって付与されたサービスポイントとは別のものとしてICカード5に書き込まれるようにしても構わない。具体的には、例えば、電子マネー用のポイントと、割引や商品交換サービス用のサービスポイントと、いうようにポイントの種類を分けてポイントを管理しても良い。
また、店舗10側のサービスの提供の一例として、本実施形態では、レジ袋6aを提供するようにしたが、そのポイントに応じて、利用者に対して商品の割引サービスを行うようにしても構わない。さらに、利用者に対してサービスポイントに応じて商品を提供するようにしても構わない。
また、店舗10側のサービスの提供の一例として、店舗10に、例えば、特売情報や商品の陳列状態などの情報を提供する情報端末機を設置し、ICカード5を持参した提供者のみが当該情報端末機を使用することができるようにしても構わない。その際、ICカード5に書き込まれた自分のサービスポイントを閲覧可能とし、そのサービスポイントに応じて引き換え可能な商品を提示するようにしても構わない。
次いで、本実施形態のリサイクルシステムの処理の全体の流れについて図1乃至図3を用いて説明する。
利用者2は、店舗10で買った商品を消費して廃棄される魚や肉などがパックされたトレイ6a、店舗から提供されたレジ袋6bなどのプラスチック製品6を、店舗10に行く際に店舗から発行されたICカード5と一緒に持参する。
次いで、利用者2は、回収箱20に設置されているリーダ/ライタ装置25にICカード5を載置して、回収箱20に自宅から持参したプラスチック製品6を投入する。また、レジ袋6bは、QRコード読取装置36によってレジ袋6bに印刷されているQRコードを読み取らせた後、回収箱20投入される。その際、ICカード5には、リーダ/ライタ装置25によって、回収箱20に投入されたプラスチック製品6の数や量に応じてサービスポイントやレジ袋ポイントが既にICカード5に書き込まれているサービスポイントやレジ袋ポイントに加算されて書き込まれる。
次いで、利用者2は、店舗10にて買い物をした商品を清算する際に、レジ10aに設置されているリーダ/ライタ装置27にICカード5を載置する。利用者2は、ICカード5に書き込まれているサービスポイントに応じて店舗10からレジ袋6aの提供を受けることができる。なお、このとき、サービスポイントが無い場合には、レジ袋6aは現金で購入することとなる。また、ICカード5には、レジ10aで提供されたレジ袋6bの数に応じて、リーダ/ライタ装置25によって、サービスポイントやレジ袋ポイントが既にICカード5に書き込まれているサービスポイントやレジ袋ポイントから減算されて書き込まれる。
なお、回収箱20に投入されたプラスチック製品6は、所定の期間経過後、例えば、市町村が管理する油化センター30に持ち込まれる。油化センター30では、収集されたプラスチック製品を油に換え、当該油を販売などして再利用する。
このように、家庭内で排出されるプラスチック製品6を単に廃棄するのではなく、回収箱20で回収し、油化センター30で当該プラスチック製品6を油に換える処理を行い、プラスチック製品6を油として再利用するリサイクルシステムを構築することにより、資源の有効利用を図ることが可能となる。
また、利用者2は、プラスチック製品6のリサイクルに協力することによって、店舗10側からサービスを受けることができるので、多少面倒であっても、回収箱20にプラスチック製品6を持ち込むことが期待できるので、有効資源としてのプラスチック製品6を効率良く回収し、リサイクルシステムを円滑に回すことが可能となる。
次いで、本実施形態のリサイクルシステムの回収箱における処理の流れについて図1乃至図3を用いて説明する。
制御装置は、回収箱20に設置されたリーダ/ライタ装置25にICカード5が載置されたか否かを判断する。この判断が否定されたらICカード5が載置されるまで待機する。
次いで、制御装置は、前記判断が肯定されていることを条件に撮像装置31及び開閉装置を駆動し、撮像装置31の向きを回収箱20側に向けるとともに回収箱20の開口21〜23口を開口する。
次いで、制御装置は、利用者2によってプラスチック製品6が投入されると、カウント装置によってそのプラスチック製品6の個数がカウントされる。その際、QRコード読取装置36がレジ袋6bに印刷されたQRコードを読み取ると、制御装置は、そのQRコードが店舗10から提供されたレジ袋6bであるか否かを判断し、肯定されれば、制御装置は、読み取られたQRコードの個数に応じて予め定められているレジ袋ポイントを既にICカード5に書き込まれているレジ袋ポイントに加算して書き込む。なお、読み取られたQRコードが店舗10のレジ袋でない場合は、レジ袋ポイントは書き込まれない。
次いで、制御装置は、利用者2による投入終了ボタン10bの押下を検出し、撮像装置及び開閉装置を駆動し、撮像装置31の向きを店舗10の入口側に向けるとともに、回収箱20の開口21〜23口を閉める。
次いで、制御装置は、カウントされたプラスチック製品6の個数に応じて予め定められているサービスポイントを既にICカード5に書き込まれているサービスポイントに加算して書き込み、処理を終了する。
次いで、本実施形態のリサイクルシステムの店舗内における処理の流れについて説明する。
レジ10aに設置されたリーダ/ライタ装置27は、ICカード5が載置されたか否かを判断し、この判断が否定されればICカード5が載置されるまで待機する。
次いで、リーダ/ライタ装置27は、ICカード5に書き込まれているサービスポイントを読み取り、レジ袋6aを提供可能か否かを判断する。次いで、その判断結果を表示部27cに出力する。当該判断結果は、例えば、提供可能なレジ袋6aの枚数を提示する。なお、サービスポイントが足りなくて提供不可の場合には、例えば、0枚と表示する。
レジ10aの担当者は、その結果に基づいて、利用者2にレジ袋6aを提供する。その際、担当者は、リーダ/ライタ装置27の入力キー27bにより利用者2に提供したレジ袋6aの数を入力する。
リーダ/ライタ装置27は、そのレジ袋6aの数に対応する予め定められているサービスポイントやレジ袋ポイントを既にICカード6に書き込まれているサービスポイントやレジ袋ポイントから減算してICカード5に書き込み、当該データをサーバ装置35に送信して、処理を終了する。
また、近年、学校などでプラスチック製品を回収することも考えられるが、その場合には、学校ごとにICカードを発行しておき、プラスチック製品が学校単位で油化センターに持ち込まれた場合において、当該プラスチック製品の量に対応するポイントをICカードに書き込むようにする。
市町村などでは、このような学校に対して、所定のポイントが溜まったら所定のサービスを提供するようにすると尚良い。
リサイクルシステムの概略構成図である。 回収箱の一例を示す図である。 レジに設置されるリーダ/ライタ装置の一例を示す図である。
符号の説明
2 利用者
5 ICカード
6 プラスチック製品
6a レジ袋
10 店舗
25、27 リーダ/ライタ装置
30 油化センター
100 リサイクルシステム

Claims (2)

  1. ICカードを所持する利用者が持参したプラスチック製品を回収する店舗と、当該プラスチック製品を油に変換する油化センターと、を備え、前記プラスチック製品を油として再利用するプラスチック製品のリサイクルシステムであって、
    前記店舗は、
    前記利用者によって投入されるプラスチック製品を回収する複数の部屋に仕切られた回収箱と、
    この回収箱に設けた回収するプラスチックの種類に対応する形状を備え、かつ複数の部屋に対応する複数の開口と、回収箱に設けられ、レジ袋に印刷されている店舗識別用のマークを読取る読取り装置と、
    前記利用者がプラスチック製品を投入した際に、前記投入されたプラスチック製品に対応するポイントを前記ICカードに書き込むICカード書込装置と、
    前記利用者が店舗にて商品を購入する清算時において、前記ICカードのポイントを読み取り、前記ポイントに基づいて前記利用者にレジ袋を提供可能か否かを判断するICカード読取装置と、
    を具備し、
    前記清算時において、前記判断結果に基づいてレジ袋を提供可能である場合は、前記ICカードのポイントに応じてレジ袋を利用者に提供することを特徴とするプラスチック製品のリサイクルシステム。
  2. 前記回収箱には、前記開口及び店舗入口を撮影する撮像装置が設置されている請求項1記載のプラスチック製品のリサイクルシステム。
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