JP2002128207A - ごみ分別カードシステム - Google Patents

ごみ分別カードシステム

Info

Publication number
JP2002128207A
JP2002128207A JP2000332535A JP2000332535A JP2002128207A JP 2002128207 A JP2002128207 A JP 2002128207A JP 2000332535 A JP2000332535 A JP 2000332535A JP 2000332535 A JP2000332535 A JP 2000332535A JP 2002128207 A JP2002128207 A JP 2002128207A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
garbage
user
points
site
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000332535A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigemi Usui
慈美 臼井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Seiko Co Ltd filed Critical Matsushita Seiko Co Ltd
Priority to JP2000332535A priority Critical patent/JP2002128207A/ja
Publication of JP2002128207A publication Critical patent/JP2002128207A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Refuse Collection And Transfer (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 日常生活の中で発生するリサイクル品やごみ
の分別収集において、ごみの発生を抑制することが公平
に評価され、分別が定着かつ継続して行われ、排出者が
排出品に対する責任と排出の自覚をもつ社会システムを
提供する。 【解決手段】 ID情報を登録した利用者にはリライト
カード4が発行され、ごみを排出する時、利用者はリラ
イトカード4を持って収集サイト3でごみの種類を指定
してごみ用シール3Hを利用者のもつポイントと交換に
発行し、そのシールをごみ袋に貼付し排出する。リサイ
クル品を排出する時、利用者はリライトカード4とリサ
イクル品を持って収集サイト3でリサイクル品の種類を
指定して計量装置3Cで重量を計り、その結果が表示さ
れたリサイクル品用シール3Gを発行し、リサイクル品
に貼付し、収集箱ロック装置3Eが解除され排出品収集
箱3Bへ入れ、その内容に応じたポイントがリライトカ
ード4に加算される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭や事務所など
で発生するリサイクル品やごみ等の排出品を分別収集す
るポイントカードを利用したごみ分別システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】現在、リサイクル品の回収やごみの分別
回収が行われており、リサイクル品の回収にあたっては
何らかの価値評価を行ったり、ごみの回収にあたっては
有料化により行うことが一部地域で行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、リサイクル品
やごみの収集において、その評価や方法が自治体や地域
によって異なり、普遍性や平等性に課題があった。
【0004】また、分別を実行し排出ごみを減らす努力
を行っている家庭と、このような努力を行っていない家
庭との費用負担に差異がなく不公平であるという問題を
有している。
【0005】一方、リサイクル品は市況によってその価
値変動が生じるが、十分に対応できるシステムはない。
【0006】また、リサイクル品の種類毎の価値評価を
共通化するシステムも未だ構築されていない。
【0007】また、資源を有効に利用するために回収す
るリサイクル品を再利用するためには、分別作業が最も
重要となるが、この分別作業を評価するシステムが十分
に構築されていないという問題も有している。
【0008】また、ごみの排出とリサイクルを同じテー
ブル上で扱うシステムが構築されていないため、円滑な
排出が行いにくいという問題も有している。
【0009】そこで、本発明は、リサイクル品やごみの
収集において、分別を実行し排出ごみを減らすことに対
し、普遍性や平等性を備えたポイントカードを利用した
ごみ分別カードシステムを提供することを目的とする。
【0010】また本発明は、リサイクル品を合理的に評
価し、実施を行った人に満足感を与えるポイントカード
を利用したごみ分別カードシステムを提供することを目
的とする。
【0011】また本発明は、排出時に分別を行わせるこ
とができるポイントカードを利用したごみ分別カードシ
ステムを提供することを目的とする。
【0012】また本発明は、リサイクル品やごみについ
ての詳細な分別知識と分別意識を持たせることができ、
リサイクル品の回収やごみの分別回収を継続して取り組
めるポイントカードを利用したごみ分別カードシステム
を提供することを目的とする。
【0013】また本発明は、リサイクル品の高い回収効
率を期待できるポイントカードを利用したごみ分別カー
ドシステムを提供することを目的とする。
【0014】また本発明は、排出の都度カードにリライ
ト表示される各家庭のごみ収支に触れることにより、ご
みの排出を抑制する意識が継続することを目的とする。
【0015】また本発明は、排出品の収集サイトを設け
るにあたり、設置性のよいごみ分別カードシステムを提
供することを目的とする。
【0016】また本発明はごみ分別カードシステムの導
入や運用に対して利用者や自治体などのシステム管理者
の費用負担が少なくできるごみ分別カードシステムを提
供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
ポイントカードを利用したごみ分別システムは、カード
を認識することで顧客識別データ及びポイント数を読み
込むリライトカード装置を有する複数の収集サイトと、
利用者がポイントの購入又は交付を受ける複数のポイン
ト交付サイトと、前記各サイトの利用情報の収集や運用
状態を管理するシステム管理センターで構成され、これ
らが通信手段によりネットワーク化され、利用者がごみ
やリサイクル品を排出するとき前記リライトカードから
読み取られた利用者を識別できるカード番号又はIDと
利用者が選択した排出品の内容が印刷されたシールが発
行され、ごみ用シールを発行するとポイントが減算さ
れ、分別を実施しリサイクルを行った場合はポイントが
加算されるものである。
【0018】本発明によれば、分別を実行し排出ごみを
減らすことに対し、普遍性や平等性を備えたポイントカ
ードを利用したごみ分別カードシステムを提供できる。
【0019】請求項2記載の本発明のごみ分別システム
は、リライトカードを認識することで利用者識別データ
及びポイント数を読み込むリライトカード装置及び計量
装置を有する複数の収集サイトと、利用者がポイントの
購入又は交付を受ける複数のポイント交付サイトと、前
記各サイトの利用情報の収集や運用状態を管理するシス
テム管理センターで構成され、これらが通信手段により
ネットワーク化され、利用者がごみやリサイクル品を排
出するとき前記リライトカードから読み取られた利用者
を識別できるカード番号又はIDと利用者が選択した排
出品の内容が印刷されたシールが発行され、ごみ用シー
ルを発行するとポイントが減算され、分別を実施しリサ
イクルを行った場合はリサイクル品の種類と計量装置に
より計測された重量に応じたポイントが加算されるもの
である。
【0020】本発明によれば、リサイクル品を合理的に
評価し、実施を行った人に満足感を与えるポイントカー
ドを利用したごみ分別カードシステムを提供できる。
【0021】請求項3記載の本発明のごみ分別カードシ
ステムは、リライトカードを認識することで利用者識別
データ及びポイント数を読み込むリライトカード装置及
び計量装置及びごみやリサイクル品などの排出品を収納
するロック機構付き収集箱を有する収集サイトと、利用
者がポイントの購入又は交付を受けるポイント交付サイ
トと、前記各サイトの利用情報の収集や運用状態を管理
するシステム管理センターで構成され、これらがネット
ワーク化され、利用者がごみやリサイクル品を排出する
とき前記リライトカードから読み取られた利用者を識別
できるカード番号又はIDと利用者が選択した排出品の
内容が印刷されたシールが発行され、ごみ用シールを発
行するとポイントが減算され、分別を実施しリサイクル
を行った場合はリサイクル品の種類と計量装置により計
測された重量に応じたポイントが加算されるものであ
る。
【0022】本発明によれば、排出時に分別を行わせる
ことができる。また、リサイクル品やごみについての詳
細な分別知識と分別意識を持たせることができ、リサイ
クル品の回収やごみの分別回収を継続して取り組める。
また、リサイクル品の高い回収効率を期待できる。ま
た、排出の都度カードにリライト表示される各家庭のご
み収支に触れることにより、ごみの排出を抑制する意識
を継続することができる。また、排出品をロック機構付
きの収集箱に入れることにより、利用者の特定ができな
い排出品の発生を防ぐことができるポイントカードを利
用したごみ分別カードシステムを提供できる。
【0023】請求項5記載の本発明のリライトカード
は、リライトカードにシステム管理センターから配信さ
れる内容が表示されるスペースの使用に対して報酬を受
けるものである。
【0024】本発明によれば、システムの導入や運用に
対して利用者や自治体などのシステム管理者の費用負担
が少なくできるごみ分別カードシステムを提供できる。
【0025】請求項7記載の本発明のごみ分別カードシ
ステムの収集サイトの電源に太陽光パネルを使用したも
のである。
【0026】本発明によれば、排出品の収集サイトの設
置性がよいごみポイントカードを利用したごみ分別カー
ドシステムを提供できる。
【0027】請求項9記載の本発明のごみ分別カードシ
ステムの収集サイトは、管理センターや中継基地とのデ
ータ送受信に携帯電話網を使用し、電源供給には太陽光
パネルを使用し収集サイトが装置外と相互に結線するこ
となく運用できるものである。
【0028】本発明によれば、システムの導入や運用に
対して利用者や自治体などのシステム管理者の費用負担
が少なくできるごみ分別カードシステムを提供できる。
【0029】請求項10記載の本発明のごみ分別カード
システムは、ごみ分別カードシステムの提供及び運用や
保守にかかる費用の一部としてリライトカードに記載さ
れる事項に対して支払われる金額の一定割合をシステム
の販売者または運用者や保守を請け負った者が受け取る
こととするものである。
【0030】本発明によれば、システムの導入や運用に
対して利用者や自治体などのシステム管理者の費用負担
が少なくできるごみ分別カードシステムを提供できる。
【0031】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態による
ごみ分別カードシステムは、リライトカードを認識する
ことで利用者識別データ及びポイント数を読み込むリラ
イトカード装置を有する複数の収集サイトと、利用者が
ポイントの購入又は交付を受ける複数のポイント交付サ
イトと、前記各サイトの利用情報や運用状態を管理する
システム管理センターで構成され、これらが通信手段に
よりネットワーク化され、利用者がごみやリサイクル品
を排出するとき前記リライトカードから読み取られた利
用者を識別できるカード番号又はIDと利用者が選択し
た排出品の内容が印刷されたシールが発行され、ごみ用
シールを発行するとポイントが減算され、分別を実施し
リサイクルを行った場合はポイントが加算されるもので
ある。本実施の形態によれば、収集サイトにおいてリサ
イクル品の排出とごみの排出とを利用者にタッチパネル
等の操作パネル上で選択させ、カードを利用してリサイ
クル品であれば既に蓄積されたポイント数に加算し、ご
みであれば既に蓄積されたポイント数を減算すること
で、排出時に分別を行わせることができるため、分別の
徹底を効率的に行うことができる。また、リサイクル品
やごみの種類を選択させることで、顧客に対してリサイ
クル品やごみについての詳細な分別知識と分別意識を持
たせることができる。
【0032】本発明の第2の実施の形態によるごみ分別
カードシステムはリライトカードを認識することで利用
者識別データ及びポイント数を読み込むリライトカード
装置を有する複数の収集サイトと、利用者がポイントの
購入又は交付を受ける複数のポイント販売サイトと、前
記各サイトの利用情報や運用状態を管理するシステム管
理センターで構成され、これらが通信手段によりネット
ワーク化され、利用者がごみやリサイクル品を排出する
とき前記リライトカードから読み取られた利用者を識別
できるカード番号又はIDと利用者が選択した排出品の
内容が印刷されたシールが発行され、ごみ用シールを発
行するとポイントが減算され、分別を実施しリサイクル
を行った場合はポイントが加算されるものである。本実
施の形態によれば、収集サイトにおいてリサイクル品の
排出とごみの排出とを利用者にタッチパネル等の操作パ
ネル上で選択させ、カードを利用してリサイクル品であ
れば既に蓄積されたポイント数に加算し、ごみであれば
既に蓄積されたポイント数を減算することで、排出時に
分別を行わせることができるため、分別の徹底を効率的
に行うことができる。また、リサイクル品やごみの種類
を選択させることで、利用者に対してリサイクル品やご
みについての詳細な分別知識と分別意識を持たせること
ができる。また排出品の重量を測定し、排出品の種類と
重量とからポイント数を決定することでより厳密な価値
判断を行えるため、リサイクル品の高い回収効率を期待
できる。
【0033】本発明の第3の実施の形態によるごみ分別
カードシステムは、リライトカードを認識することで利
用者識別データ及びポイント数を読み込むリライトカー
ド装置及び計量装置及び排出品を収納するロック機構付
き収集箱を有する収集サイトと、利用者がポイントの購
入又は交付を受けるポイント交付サイトと、前記各サイ
トの利用情報や運用状態を管理するシステム管理センタ
ーで構成され、これらが通信手段によりネットワーク化
され、利用者がごみやリサイクル品を排出するとき前記
リライトカードから読み取られた利用者を識別できるカ
ード番号又はIDと利用者が選択した排出品の内容が印
刷されたシールが発行され、ごみ用シールを発行すると
ポイントが減算され、分別を実施しリサイクルを行った
場合はリサイクル品の種類と計量装置により計測された
重量に応じたポイントが加算されることを特徴とする。
本実施の形態によれば、リサイクル品の選別を利用者に
選択させ、カードを利用してリサイクル品について既に
蓄積されたポイント数に加算することで、排出時に分別
を行わせることができるため、排出品の収集を効率的に
行うことができる。また、リサイクル品の種類を選択さ
せることで、顧客に対してリサイクル品についての詳細
な分別知識と分別意識を持たせることができる。また、
重量を測定し、リサイクル品の種類と重量とからポイン
ト数を計算することでより厳密な価値判断を行えるた
め、リサイクル品の高い回収効率を期待できる。また、
排出品には利用者が特定可能なIDまたはカード番号が
記載されたシールを貼付するため利用者は排出責任を感
じるため自主的に排出品の品質を高めることが期待でき
る。また、排出品の収納をロック機構付きの収集箱とす
ることで利用者が特定できない排出品の発生を抑制する
ことができる。
【0034】本発明の第4の実施の形態によるごみ分別
カードシステムに使用するリライトカードは、リライト
カードにシステム管理センターから配信される内容が表
示されるスペースが設けられているため、収集のための
メッセージや企業広告を書き換え可能であるため利用者
が収集サイトを利用する度にメッセージの配信を受ける
ことができるため、確実な情報媒体として利用すること
ができる。
【0035】本発明の第5の実施の形態によるごみ分別
カードシステムは、システム管理センターから配信され
る内容がリライトカードに表示されるスペースの使用に
対して報酬を受けるためシステムの運用や保守費用又は
導入費用の一部とすることができ導入や運営費用の低減
を図ることができる。
【0036】本発明の第6の実施の形態によるごみ分別
カードシステムは、そのカードの有効期間を1年間とし
たことによりリライトカードの損傷、紛失、移動などに
よる幽霊カードの発生を抑制するとともに、管理を効率
的に行うことができる。
【0037】本発明の第7の実施の形態によるごみ分別
カードシステムは、収集サイトの電源を電池とし、その
充電に太陽光パネルを使用し収集サイト外から電源の供
給を受けることなく稼動させることが可能で運転費用の
低減や工事費用の低減および設置工事が容易になる。
【0038】本発明の第8の実施の形態は、収集サイト
とシステム管理センター又は中継基地とのデータ送受信
に携帯電話のデータ通信機能を使用したごみ分別カード
システムで専用の回線工事や装置と収集サイト外との接
続工事が不要となり工事費用の低減および設置場所の選
定を容易にできる。
【0039】本発明の第9の実施の形態による収集サイ
トは、収集サイトとシステム管理センター又は中継基地
とのデータ送受信に携帯電話のデータ通信機能を使用
し、収集サイトの電源を電池とし、その充電に太陽光パ
ネルを使用したものである。電源や通信の工事を必要と
しないため収集サイトを設ける場所や設置に関連する工
事が不要となり、ごみ分別カードシステムの導入が容易
となる。
【0040】本発明の第10の実施の形態によるごみ分
別カードシステムは、ごみ分別カードシステムの提供及
び運用に対してその対価としてリライトカードに記載さ
れる事項に対して支払われる報酬の一定割合を受け取る
もので、システムの導入や運営の費用に充てることがで
きるためシステム導入が容易になる。
【0041】
【実施例】以下本発明の一実施例によるごみ分別カード
システムについて説明する。
【0042】図1は本実施例によるごみ分別カードシス
テムの構成を示す概念図である。同図に示すように、本
実施例によるごみ分別カードシステムは、システム管理
センター1と、このシステム管理センター1と通信回線
でつながったポイント交付サイト2及び収集サイト3と
から構成される。利用者はID情報を登録することによ
りシステム管理センター1からリライトカード4が発行
される。利用者はこのリライトカード4をもってポイン
ト交付サイト2でポイントの交付を受けたり、収集サイ
ト3を利用してごみやリサイクル品の排出を行う。
【0043】図2に示すようにシステム管理センター1
は、集中管理装置1Aを備え、管理担当者は複数のポイ
ント交付サイト2や収集サイト3から集まった利用情報
及び集計結果表示1Cを見たり、必要に応じ利用情報及
び集計結果表出力1Dしたり、又印刷されたものを利用
者に提供したりすることができる。また利用希望者がI
D情報1Bを提示することにより、利用者登録を行い、
ごみ分別カードシステムを利用するためのリライトカー
ド4を作成することができる。また利用者が定められた
金額を支払うことにより、リライトカードにポイントを
加算することができる。また管理担当者がメンテナンス
操作1Eをおこなうことができる。
【0044】図3に示すように、集中管理装置1Aはサ
ーバー1Fと管理パソコン1G及びリライトカード装置
1H及びプリンタ1Iとで構成される。サーバー1Fは
複数のポイント交付サイト2や収集サイト3からのデー
タの蓄積や演算処理を行う。管理パソコン1Gはごみ分
別カードシステムのメンテナンスや各種データ集計を行
う。ここでのメンテナンスとしては、例えばリサイクル
品の種類によるポイント交換係数の変更及び追加や、ご
み用シールの交換ポイントの変更及び追加がある。また
各種データ集計としては、例えばリサイクル品の集計、
ごみ用シールの発行集計、及びごみポイント発行集計が
ある。
【0045】図4に示すポイント交付サイト2は、利用
者にポイントを販売したり、又その領収書発行2Cした
りカード情報のメンテナンスを行うことができる。また
ごみ用シール発行2Bも行うことができる。これは利用
情報記録装置2Aに記録され利用情報としてシステム管
理センター1に送られる。尚小規模の場合はポイント交
付サイトはシステム管理センターが兼ねることがある。
【0046】図5に示すようにポイント交付サイト2の
パソコンには操作パネル2Hとリライトカード装置1H
とラベルプリンタ2F及び領収書発行プリンタ2Gが備
えられている。尚領収書発行プリンタ2Gはラベルプリ
ンタ2Fと共用としてもよい。又操作を管理者に限定す
る場合には、操作パネルではなく、通常のディスプレイ
とキーボード及びマウスの操作装置としてもよい。ポイ
ント交付サイト2のパソコンにはポイント交付サイトソ
フトが使用される。
【0047】図6において収集サイト3を説明する。利
用者はリライトカード4を持ち、収集サイト3へ行く。
リライトカード4をリライトカード装置1Hに挿入し、
ごみを排出する場合はごみの種類を操作パネル2Hに入
力し、排出品に貼付するごみ用シール3Hを印刷する。
同時に排出品に応じたポイントが利用者の保有するポイ
ントから減算され、利用情報記録装置3Aに記録される
とともにリライトカードが書き換えられる。又リサイク
ル品を排出する場合はリライトカード4とリサイクル品
を持って収集サイト3へ行く。リライトカード4をリラ
イトカード装置1Hに挿入し、操作パネル2Hでリサイ
クル品の種類を入力し、計量装置3Cにより重量を計る
ことにより、ポイントが加算登録されるとともにリライ
トカードが書き換えられ、リサイクル品用シール3Gが
印刷される。また収集箱ロック装置3Eが解除され、リ
サイクル品を排出品収集箱3Bに入れることができる。
尚ごみの排出においてもリサイクル品と同様に収集箱を
もうけることにより、登録された利用者以外のごみの排
出ができないようにすることができる。
【0048】図7において収集サイト3は利用情報記録
装置3Aをかねる収集サイトパソコン3Fを備えデジタ
ルIOカード3Dやインターフェースカード2Eなどの
インターフェースを介して利用者が使用する操作パネル
2H及びリライトカード装置1H及び計量装置3C及び
ラベルプリンタ2F及び収集箱ロック装置3Eで構成さ
れる。尚収集サイトパソコン3Fは収集サイトソフトで
運用される。
【0049】図8は本実施例によるラベルプリンタ2F
で印刷された排出品に貼付するごみ用シールである。排
出者の特定が可能なID又はカード番号と発行日、利用
サイト及び排出品の種類が印刷されている。尚シールの
背景は一見して排出品の種類の認識が可能なように識別
しやすくするのがよい。
【0050】図9はリサイクル品に貼付するリサイクル
品用シールの実施例で計量装置で計測された重量が記載
されている。
【0051】図10は現金との交換でポイントを登録し
た場合に発行する領収書の実施例を示す。
【0052】図11はリライトカードにメッセージスペ
ース5を設けたものである。この例にあるように収集日
の案内などを確実に利用者に伝えることができる。
【0053】図12はメッセージスペースを企業広告6
に充てたもので有償で企業広告を表示し、それを書き換
えることができる。
【0054】図13は収集サイトからPHS端末のデー
タ通信機能を使用してシステム管理センター1のサーバ
ー1Fにデータが送受信される概念を示したものであ
る。
【0055】なお本実施例では、利用者識別データ(登
録ID)やポイント数等をリライトカード4に記憶させ
る場合で説明したが、リライトカード4には、利用者識
別データだけを記憶させ、利用開始日、最新利用日時、
リサイクル及びごみ排出のそれぞれの利用回数、最新利
用時のポイント数、累計ポイント数については、集中管
理装置1又は収集サイト3の利用情報記録装置2A及び
3Aに記憶させておいてもよい。この場合には、利用者
は通常使用する収集サイトを登録しておく必要がある。
【0056】また、リライトカードに表示される、登録
ID、利用開始日、最新利用日時、リサイクル及びごみ
排出のそれぞれの利用回数、最新利用時のポイント数、
累計ポイント数の書き換えは、全ての項目を書き換える
場合の他、登録ID、利用開始日については、カード発
行時に書き込み、その後は、最新利用日時、リサイクル
及びごみ排出のそれぞれの利用回数、最新利用時のポイ
ント数、累計ポイント数だけを書き換える方法でもよ
い。
【0057】また、リライトカードにデータ記録装置を
組み込んだカードを利用し、ID情報や利用情報をカー
ドに記録し利用者がシステム管理センターへ行かなくて
も家庭のパソコンなどを利用してカードのもつ情報をと
りだせる方法でもよい。
【0058】
【発明の効果】上記実施例の説明から明らかなように、
本発明によれば、リサイクル品の排出とごみの排出とを
利用者に選択させ、カードを利用してリサイクル品であ
ればカードのポイント数を加算し、ごみであればカード
のポイント数を減算することで、排出時に分別を行わせ
ることができるため、排出品の分別と評価を効率的に行
うことができる。また、リサイクル品やごみの種類を選
択させることで、利用者に対してリサイクル品やごみに
ついての詳細な分別知識と分別意識を持たせることがで
きる。また、排出品に排出者の特定が可能なID又はカ
ード番号や利用者が選択した排出品の種類が明示された
シールを貼付するため、利用者の排出責任を自覚させる
ことができる。またリサイクル品に関しては、重量を測
定し、リサイクル品の種類と重量とからポイント数を計
算することでより厳密な価値判断を行えるため、リサイ
クル品の高い回収効率を期待できる。また排出品をロッ
ク機構のついた収集箱に入れることにより登録された利
用者以外の排出を制限したり、排出品の散乱や損傷を防
ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるごみ分別カードシステ
ムの全体構成を示す概念図
【図2】本発明の一実施例によるシステム管理センター
の構成図
【図3】本発明の一実施例による集中管理装置のシステ
ム構成図
【図4】本発明の一実施例によるポイント交付サイトの
構成図
【図5】本発明の一実施例によるポイント交付サイトの
システム構成図
【図6】本発明の一実施例による収集サイトの構成図
【図7】本発明の一実施例による収集サイトのシステム
構成図
【図8】本発明の一実施例によるごみ用シールの例を示
す図
【図9】本発明の一実施例によるリサイクル品用シール
の例を示す図
【図10】本発明の一実施例によるポイントを販売した
ときに発行される領収書の例を示す図
【図11】本発明の一実施例によるリライトカードを示
す図
【図12】本発明の一実施例による企業広告スペースを
配したリライトカードを示す図
【図13】本発明の一実施例によるシステム管理センタ
ーと収集サイトのデータ送受信の概念図
【符号の説明】
1 システム管理センター 1A 集中管理装置 1B ID情報 1C 利用情報及び集計結果表示 1D 利用情報及び集計結果出力 1E メンテナンス操作 1F サーバー 1G 管理パソコン 1H リライトカード装置 1I プリンタ 2 ポイント交付サイト 2A 利用情報記録装置 2B シール発行 2C 領収書発行 2D ポイント交付サイトパソコン 2E インターフェースカード 2F ラベルプリンタ 2G 領収書発行プリンタ 2H 操作パネル 3 収集サイト 3A 利用情報記録装置 3B 排出品収集箱 3C 計量装置 3D デジタルIOカード 3E 収集箱ロック装置 3F 収集サイトパソコン 3G リサイクル品用シール 3H ごみ用シール 4 リライトカード 5 メッセージスペース 6 企業広告
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 17/00 B09B 5/00 M 19/00 G06K 19/00 Q

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リライトカードを認識することで利用者
    識別データ及びポイント数を読み込むリライトカード装
    置を有する複数の収集サイトと、利用者がポイントの購
    入又は交付を受ける複数のポイント交付サイトと、前記
    各サイトの利用情報を集めたり運用状態を管理するシス
    テム管理センターで構成され、これらが通信手段により
    ネットワーク化され、利用者がごみやリサイクル品を排
    出するとき前記リライトカードから読み取られた利用者
    を識別できるカード番号又はIDと利用者が選択した排
    出品の種類が印刷されたシールが発行され、ごみ用シー
    ルを発行するとポイントが減算され、分別を実施しリサ
    イクルを行った場合はポイントが加算されるポイントカ
    ードを利用したごみ分別カードシステム。
  2. 【請求項2】 リライトカードを認識することで利用者
    識別データ及びポイント数を読み込むリライトカード装
    置及び計量装置を有する複数の収集サイトと、利用者が
    ポイントの購入又は交付を受ける複数のポイント交付サ
    イトと、前記各サイトの利用情報を集めたり運用状態を
    管理するシステム管理センターで構成され、これらが通
    信手段によりネットワーク化され、利用者がごみやリサ
    イクル品を排出するとき前記リライトカードから読み取
    られた利用者を識別できるカード番号又はIDと利用者
    が選択した排出品の種類が印刷されたシールが発行さ
    れ、ごみ用シールを発行するとポイントが減算され、分
    別を実施しリサイクルを行った場合はシールの発行とと
    もにリサイクル品の種類と計量装置により計測された重
    量に応じたポイントが加算されるポイントカードを利用
    したごみ分別カードシステム。
  3. 【請求項3】 リライトカードを認識することで利用者
    識別データ及びポイント数を読み込むリライトカード装
    置及び計量装置及び排出品を収納するロック機構付き収
    集箱を有する収集サイトと、利用者がポイントの購入又
    は交付を受けるポイント交付サイトと、前記サイトの利
    用情報や運用状態を管理するシステム管理センターで構
    成され、これらがネットワーク化され、利用者がごみや
    リサイクル品を排出するとき前記リライトカードから読
    み取られた利用者を識別できるカード番号又はIDと利
    用者が選択した排出品の種類が印刷されたシールが発行
    され、ごみ用シールを発行するとポイントが減算され、
    分別を実施しリサイクル用シールを発行した場合は利用
    者が選択したリサイクル品の種類と計量装置により計測
    された重量に応じたポイントが加算されるポイントシス
    テムを利用したごみ分別カードシステム。
  4. 【請求項4】 前記リライトカードにシステム管理セン
    ターから配信される内容が表示されるスペースを設けた
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記
    載のリライトカード。
  5. 【請求項5】 前記リライトカードにシステム管理セン
    ターから配信される内容が表示されるスペースの使用に
    対して報酬を受けることを特徴とする請求項1から請求
    項3のいずれかに記載のリライトカード。
  6. 【請求項6】 前記リライトカードの有効期間を1年間
    としたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれ
    かに記載のリライトカード。
  7. 【請求項7】 収集サイトの電源を電池とし、その充電
    に太陽光パネルを使用した請求項1から請求項3のいず
    れかに記載のごみ分別カードシステム。
  8. 【請求項8】 収集サイトとシステム管理センター又は
    中継基地とのデータ送受信に携帯電話のデータ通信機能
    を使用した請求項1から請求項3のいずれかに記載のご
    み分別カードシステム。
  9. 【請求項9】 収集サイトとシステム管理センター又は
    中継基地とのデータ送受信に携帯電話のデータ通信機能
    を使用し、収集サイトの電源を電池とし、その充電に太
    陽光パネルを使用した請求項1から請求項3のいずれか
    に記載のごみ分別カードシステム。
  10. 【請求項10】 請求項1から請求項9のいずれかに記
    載のごみ分別カードシステムの提供及び運用に関してそ
    の対価としてリライトカードに記載される事項に対して
    支払われる報酬の一定割合を受けるごみ分別カードシス
    テムの販売。
JP2000332535A 2000-10-31 2000-10-31 ごみ分別カードシステム Pending JP2002128207A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000332535A JP2002128207A (ja) 2000-10-31 2000-10-31 ごみ分別カードシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000332535A JP2002128207A (ja) 2000-10-31 2000-10-31 ごみ分別カードシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002128207A true JP2002128207A (ja) 2002-05-09

Family

ID=18808728

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000332535A Pending JP2002128207A (ja) 2000-10-31 2000-10-31 ごみ分別カードシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002128207A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106971531A (zh) * 2017-05-03 2017-07-21 无锡租八戒软件有限公司 云平台车辆信息收集、监控系统
CN108830386A (zh) * 2017-12-16 2018-11-16 罗亚婷 一种包装袋的循环使用方法及系统
CN110356741A (zh) * 2019-05-30 2019-10-22 中电科(宁波)海洋电子研究院有限公司 一种船舶生活垃圾闭环监管系统及方法
CN112478491A (zh) * 2020-12-11 2021-03-12 广脉科技股份有限公司 智能垃圾回收管理系统
CN112478488A (zh) * 2020-11-27 2021-03-12 重庆电子工程职业学院 垃圾自动分类收集系统及方法
CN115099433A (zh) * 2022-07-04 2022-09-23 浙江红葫芦再生资源回收有限公司 一种基于云计算的生活垃圾智分类管理系统
JP7458045B1 (ja) 2024-01-30 2024-03-29 飛鳥興産株式会社 物品買取システム

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106971531A (zh) * 2017-05-03 2017-07-21 无锡租八戒软件有限公司 云平台车辆信息收集、监控系统
CN108830386A (zh) * 2017-12-16 2018-11-16 罗亚婷 一种包装袋的循环使用方法及系统
CN108830386B (zh) * 2017-12-16 2021-09-24 罗亚婷 一种包装袋的循环使用方法及系统
CN110356741A (zh) * 2019-05-30 2019-10-22 中电科(宁波)海洋电子研究院有限公司 一种船舶生活垃圾闭环监管系统及方法
CN110356741B (zh) * 2019-05-30 2022-02-22 中电科(宁波)海洋电子研究院有限公司 一种船舶生活垃圾闭环监管系统及方法
CN112478488A (zh) * 2020-11-27 2021-03-12 重庆电子工程职业学院 垃圾自动分类收集系统及方法
CN112478488B (zh) * 2020-11-27 2022-06-03 重庆电子工程职业学院 垃圾自动分类收集系统及方法
CN112478491A (zh) * 2020-12-11 2021-03-12 广脉科技股份有限公司 智能垃圾回收管理系统
CN115099433A (zh) * 2022-07-04 2022-09-23 浙江红葫芦再生资源回收有限公司 一种基于云计算的生活垃圾智分类管理系统
JP7458045B1 (ja) 2024-01-30 2024-03-29 飛鳥興産株式会社 物品買取システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3907923B2 (ja) リサイクル管理システム及びリサイクル管理方法
WO2013187686A1 (ko) 모바일 단말기를 통한 재활용품 수거 방법 및 그 시스템
KR101019286B1 (ko) 알에프아이디기반 음식물류폐기물 관리 방법 및 그 방법에 대한 컴퓨터프로그램을 저장한 기록매체
KR20040107715A (ko) 단문 메시지를 이용한 개인별 회계 관리 서비스 제공시스템 및 그 방법
JP5659470B2 (ja) 売上データ処理装置及びプログラム
CN107122965A (zh) 信息处理装置及电子票据系统
JP2004288143A (ja) 使用済み製品の回収方法
CN107730781A (zh) 一种基于rfid的结账方法
WO2011096434A1 (ja) 廃棄物処理管理システム
JP2002128207A (ja) ごみ分別カードシステム
JP2002073896A (ja) リサイクルごみ収集システム
JP2002120904A (ja) ネットごみ箱及びこれを用いた物品循環促進システム
JP2002133316A (ja) アプリケーション・プログラム課金システム、装置、集計サーバ、課金管理サーバ、アプリケーション・プログラム課金方法、課金プログラム及び課金プログラムを記録した記録媒体
JPH0567274A (ja) リサイクルポイント処理方式
JP5117118B2 (ja) クーポン関連情報管理サーバ
JP2004157634A (ja) 販売支援システム及び販売支援方法
JP2003296427A (ja) 通信ネットワークを利用した物品回収システム、そのサーバ装置及びクライアント装置、物品回収方法、及びプログラム
JP2003036332A (ja) 回収管理システム
JP2004086298A (ja) 家計簿作成システム
JP3222235U (ja) 不用品収集管理システム
JP2020161193A (ja) 販売データ処理装置及びプログラム
JP2021036398A (ja) 物品回収システム及び物品回収システムにおける情報提示方法
JP2020021499A (ja) 自動料金徴収装置、情報処理装置、プログラム、システムおよび情報処理方法
KR20100129639A (ko) 재활용품 회수처리 기반 광고제공 방법 및 이를 위한 기록매체
JP6065896B2 (ja) 売上データ処理装置及びプログラム