JP2021036398A - 物品回収システム及び物品回収システムにおける情報提示方法 - Google Patents

物品回収システム及び物品回収システムにおける情報提示方法 Download PDF

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小池 宏昭
Hiroaki Koike
宏昭 小池
健雄 土井
Takeo Doi
健雄 土井
千佳 桐生
Chika Kiryu
千佳 桐生
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Abstract

【課題】利用者が物品回収装置の利用により意識的に社会貢献を行うことの活発化が図られるようにする。【解決手段】物品を回収する回収部と、前記回収部にて行われた物品の回収に基づく社会貢献の度合いを示す社会貢献度を特定する特定手段と、前記特定手段により特定された社会貢献度に関する情報を表示する表示手段とを備えて物品回収システムを構成する。【選択図】図10

Description

本発明は、物品回収システム及び物品回収システムにおける情報提示方法に関する。
空容器を回収する容器回収装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−175789号公報
利用者が容器回収装置等の物品回収装置に物品を回収させるということは、例えば環境面等の観点からすれば1つの社会貢献であるとみることができる。このような観点からすると、物品回収装置の利用を伴う社会貢献が活発化されることが好ましい。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、利用者が物品回収装置の利用により意識的に社会貢献を行うことの活発化が図られるようにすることを目的とする。
上述した課題を解決するための本発明の一態様は、物品を回収する回収部と、前記回収部にて行われた物品の回収に基づく社会貢献の度合いを示す社会貢献度を特定する特定手段と、前記特定手段により特定された社会貢献度に関する情報を表示する表示手段とを備える物品回収システムである。
第1実施形態におけるペットボトル回収システムの構成例を示す図である。 第1実施形態におけるペットボトル回収装置の正面図及び側面図である。 第1実施形態における回収履歴情報テーブルの内容例を示す図である。 第1実施形態におけるペットボトル回収装置の機能構成例を示す図である。 第1実施形態における回収管理サーバの構成例を示す図である。 第1実施形態における回収装置情報テーブルの一例を示す図である。 第1実施形態における店舗管理サーバの構成例を示す図である。 第1実施形態における会員情報テーブルの一例を示す図である。 第1実施形態における取引履歴情報テーブルの一例を示す図である。 第1実施形態における回収状況画面の一例を示す図である。 第1実施形態のペットボトル回収システムが回収状況画面の表示に関連して実行する処理手順を示すフローチャートである。 第2実施形態における学校選択画面、ランキング画面の一例を示す図である。 第2実施形態における学校データベース、学校単位回収履歴情報テーブルの一例を示す図である。 第2実施形態におけるペットボトル回収装置と回収管理サーバとが、学校単位によるペットボトル回収の対抗戦に対応して実行する処理手順例を示すフローチャートである。 第3実施形態におけるポイント寄付画面の一例を示す図である。 第3実施形態における寄付受付者情報テーブルの一例を示す図である。 第3実施形態におけるペットボトル回収装置と回収管理サーバが、ポイントの寄付に関連して実行する処理手順例を示すフローチャートである。 第3実施形態における寄付受付者リスト画面、寄付受付者設定画面の一例を示す図である。
<第1実施形態>
図1は、本実施形態におけるペット(PET)ボトル回収システム(物品回収システムの一例)の構成例を示している。
本実施形態においては、複数の店舗STごとにペットボトル回収装置100が設置される。ペットボトル回収装置100は、店舗STの建物内に設置されてもよいし、店舗STの敷地内において、例えば軒下などのように屋外に面するような場所に設置されてもよい。
同図の店舗STは、例えば同じ系列における系列店である。一具体例として、同図の店舗STは、同系列におけるコンビニエンスストアである。
ペットボトル回収装置100は、リサイクル品としてのペットボトルの集積設備として機能する。店舗STに赴いた客Cは、例えば自分が飲料などを飲んで中身が空いたペットボトルをペットボトル回収装置100に投入する。本実施形態のペットボトル回収装置100は、投入されたペットボトルを減容したうえで収納する。
また、ペットボトル回収装置100は、ネットワークNT経由で回収管理サーバ200や店舗管理サーバ500等と通信が可能なように接続される。ペットボトル回収装置100は、例えば携帯電話通信網などを経由してネットワークNTと通信するようにされてよい。これにより、ペットボトル回収装置100は無線により通信を行うことが可能となり、ネットワーク用のケーブルを接続する必要がないことから、例えば設置の自由度が高くなる。
なお、同図では、1つの店舗STにおいて1つのペットボトル回収装置100が設置された例が示されているが、1つの店舗STに設置されるペットボトル回収装置100の数は特に限定されない。
回収管理サーバ200は、ペットボトル回収装置100によるペットボトルの回収に関する情報処理を行うサーバである。回収管理サーバ200は、例えばペットボトル回収装置100を提供する企業により運用される。
回収管理サーバ200は、具体的に、各店舗STのペットボトル回収装置100におけるペットボトルの回収に関する履歴を示す回収履歴情報を管理する。そのうえで、回収管理サーバ200は、ペットボトル回収装置100を利用してペットボトルの回収の協力に関する客Cの実績(回収実績)を導出し、導出された回収実績を客Cに報知する。客Cへの回収実績の報知は、回収実績に関する情報を客Cの客端末装置300に表示させることによって行われる。
客端末装置300は、客Cが所有する端末装置である。客端末装置300は、例えば据え置き型あるいはノート型のパーソナルコンピュータであってもよいし、スマートフォン、タブレット端末、携帯電話等の携帯端末であってもよい。
客端末装置300は、ネットワークNT経由で回収管理サーバ200と通信を行うことができる。
また、同図の客Cは、店舗STの会員として登録されている。店舗STの会員である客Cは、会員カードCDを所有する。
会員カードCDに記録されるカード情報には、会員識別子が含まれる。会員識別子は、会員カードCDごとに固有となるように割り当てられたカード識別子でもある。会員カードCDは、会員としての客Cごとに1枚ずつ提供されるものであることから、会員カードCDごとに固有となるカード識別子は、会員カードCDの所有者である会員としての客Cを一意に示す会員識別子として扱われる。
会員カードCDは、店舗STにて支払いの際にプリペイドカードとして利用することができる。また、会員カードCDは、ポイントカードとしても利用することができる。例えば、店舗STでの支払いの際に、会員である客は、会員カードCDを店員に提示する。
店員は、店舗STに設置されたPOSレジスタ400を操作して客の購入する商品に応じた会計を行う際に、会員カードCDに記録されたカード情報を、POSレジスタ400のカードリーダにより読み取らせる操作を行う。
POSレジスタ400は、客が買い上げた商品を登録する商品登録処理と、登録された商品に応じた精算処理とを含む会計処理を実行する。
POSレジスタ400は、会計処理において、会員カードCDからカード情報を読み取った場合には、読み取ったカード情報を店舗管理サーバ500に送信することができる。これにより、店舗管理サーバ500にて、例えばプリペイド残高からの支払いや、支払金額等に応じたポイントの加算、ポイントのプリペイド残高への変換、プリペイド金額のチャージなどに対応する処理が行われる。
なお、同図では、1つの店舗STにおいて1つのPOSレジスタ400が設置された例が示されているが、1つの店舗STに設置されるPOSレジスタ400の数は特に限定されない。
店舗管理サーバ500(特典管理装置の一例)は、店舗STを統括して管理するサーバである。店舗管理サーバ500は、店舗STにより運用される。
店舗管理サーバ500は、具体的に、会員識別子ごとにプリペイド残高、ポイント残高(累積ポイント)などを管理する。また、店舗管理サーバ500は、例えば店舗STごとの商品に関する情報を管理するようにされてもよい。
なお、管理端末装置600は、後述の第3実施形態に対応するものであることから、ここでの説明を省略する。
次に、図2を参照して、ペットボトル回収装置100の動作概要について説明する。図2(A)は、ペットボトル回収装置100を正面からみた正面図である。図2(B)は、ペットボトル回収装置100を側面からみた側面図である。
ペットボトル回収装置100は、待機状態においては、物品投入部の外扉が閉状態であり、物品投入部と収容部の間に開閉自在に設けられた内扉が閉状態である。
一方、ペットボトル回収装置100は、物品回収に際しては、物品投入部の外扉が開状態となり、物品投入部の載置部へ載置された物品が回収可能であるか否かについて判定する。即ち、ペットボトル回収装置100は、投入された物品が、ペットボトル等の樹脂製の容器であって、容器が空き状態であるか否か等について判別する。回収可能であると判別された場合、外扉が閉状態となり、物品投入部と収容部の間に設けられた内扉が開状態となり、収容部により容器が回収される。
また、本実施形態のペットボトル回収装置100は、減容機構を備えている。ペットボトル回収装置100は、減容機構により容器を減容することで、規定容量の回収部にて多量の減容された空容器を回収することができる。
図2に示されるように、ペットボトル回収装置100は、装置本体部100Bの上部に容器投入部110が設けられており、容器投入部110の開口部の外側には外扉111が設けられている。装置本体部100Bは、外扉111よりも上部付近の正面側に、タッチパネル表示部1400、カードリーダ1500が設けられている。また、装置本体部100Bの正面側には、荷物フック100fが設けられている。
容器投入部110においては、投入された物品が回収可能であるか否かを判別するための各種センサが設けられている。センサとしては、例えば、光センサ、金属センサ、計量器、撮像装置などを挙げることができる。ペットボトル回収装置100は、例えばこれらのセンサの出力を用いて、投入された物品が回収可能であるか否かについて判定する。回収可能であると判定されれば、投入されたペットボトルが減容機構により減容されたうえで収容される。一方、回収可能でないと判定された場合には、投入された物品についての減容及び収容は行われずに客に向けて報知が行われ、投入された物品についての容器投入部110からの取り出しが促される。
また、容器投入部110の下方には、容器収容部140に連通する通路71が設けられる。また、通路71の容器投入部110の載置部116から容器収容部140に連通する位置に内扉112が設けられている。
また、ペットボトル回収装置100は、内扉112と、容器収容部140の間に減容部120(減容機構)が設けられている。減容部120は、内扉112が開状態の場合、容器投入部110からの空容器Aを押し潰して減容し、減容された容器RAを、下方の容器収容部140に排出する。
また、ペットボトル回収装置100の装置本体部100Bは、容器収容部140を載置した引出し100Cを有し、正面側には引出用取手100eや、鍵孔100rが設けられており、鍵を鍵孔100rに差込み施解錠可能に構成されている。
また、装置本体部100Bの正面側、詳細には、引出し100Cの正面側には、透光部100A(透光窓)が設けられており、外部から容器収容部140に収容されている空容器を視認可能に構成されている。
また、装置本体部100Bの側面部には、搬送時に用いられる移動用取手100gが設けられている。
また、装置本体部100Bは、正面側にキャップ投入部108を備え、キャップ投入部108から装置本体部内で下方に向かってキャップ用通路72が設けられ、キャップ投入部108に投入されたキャップがキャップ用通路72を介してキャップ収容部145に収容されるように構成されている。
また、本実施形態のペットボトル回収装置100は、会員カードCDに記録されたカード情報を読み取り可能なカードリーダ1500が設けられている。
会員である客は、ペットボトル回収装置100の利用を開始する際には、自分の会員カードCDをカードリーダ1500に読み取らせる操作を行う。会員カードCDがカードリーダ1500により読み取られたことに応じて、1回の回収稼働に応じたペットボトル回収装置100の動作が開始される。回収稼働は、客が持参した1本以上のペットボトルをペットボトル回収装置100に回収させることをいう。なお、会員カードCDを所持していない客の場合には、例えば、タッチパネル表示部1400に対する開始を指示する操作に応じて1回の回収稼働が開始されるようにしてよい。
客は、1回の回収稼働において、ペットボトル回収装置100の容器投入部110に1本のペットボトルを投入し、投入されたペットボトルが減容され、収容されると、次の1本のペットボトルを投入していく、というようにしてペットボトルを1本ずつペットボトル回収装置100に収容させていく。
そして、客は、今回持参した全てのペットボトルについてペットボトル回収装置100への収容を終えると、例えば終了のための操作をタッチパネル表示部1400に行えばよい。これにより、1回の回収稼働が終了される。
上記のように1回の回収稼働が完了したことに応じて、ペットボトル回収装置100は、回収稼働の結果が反映された回収履歴情報を生成し、生成された回収履歴情報を回収管理サーバ200に送信する。つまり、ペットボトル回収装置100から回収管理サーバ200への回収履歴情報の送信は、1回の回収稼働ごとに対応して行われる。
回収管理サーバ200は、各ペットボトル回収装置100から受信した回収履歴情報を、例えば回収履歴情報テーブルに格納させるようにして記憶する。
また、ペットボトル回収装置100は、回収稼働の完了ごとに生成された回収履歴情報を記憶する。これにより、ペットボトル回収装置100には、回収稼働が行われるごとに回収履歴情報が蓄積されていく。
そのうえで、ペットボトル回収装置100は、予め定められた回収履歴情報の送信タイミングで、前回の回収履歴情報の送信以降において蓄積された回収履歴情報を、店舗管理サーバ500に送信してよい。即ち、ペットボトル回収装置100から店舗管理サーバ500への回収履歴情報の送信は、回収稼働ごとに行われるのではなく、所定のタイミングごとに行われてよい。店舗管理サーバ500は、例えば店舗STのPOSレジスタ400とも頻繁に通信を行っていることから、時間帯や状況によっては、通信負荷が重くなる場合がある。そこで、ペットボトル回収装置100から店舗管理サーバ500への回収履歴情報の送信については、例えばPOSレジスタ400との通信量が比較的少ない時間帯などのタイミングで行うようにすることで、店舗管理サーバ500の通信負荷を平準化できる。また、例えば1日に1回、もしくは1日に2回、といったように、予め定められた頻度で回収履歴情報を送信するようにされてもよい。この場合、送信時刻は予め定められていてもよいし、単位時間において上記通信量等の送信可能な条件が満たされたタイミングで回収履歴情報を送信するようにしてもよい。なお、このように或る期間を隔てて回収履歴情報の送信が行われる場合には、次の送信タイミングで送信する回収履歴情報を記憶部1200が記憶しておくようにしておいてよい。
あるいは、ペットボトル回収装置100から店舗管理サーバ500への回収履歴情報の送信も回収稼働ごとに行われてよい。この場合、ペットボトル回収装置100は、回収稼働が行われたタイミングで、都度に回収履歴情報を取得できる。つまり、この場合には、ペットボトル回収装置100の回収履歴情報の取得に関してリアルタイム性を高めることができる。
図3は、回収履歴情報テーブルの内容例を示している。同図の回収履歴情報テーブルにおける1レコード(1行)が1回の回収稼働に対応してペットボトル回収装置100から送信された回収履歴情報である。
1つの回収履歴情報は、装置識別子、店舗識別子、会員識別子、回収日時、回収本数(回収物品の数量の一例)、及び回収重量(回収物品の数量の一例)の各領域を含む。
装置識別子の領域は、回収履歴情報の送信元のペットボトル回収装置100を一意に示す装置識別子を格納する。装置識別子は、ペットボトル回収装置100にて記憶されている情報である。
店舗識別子の領域は、回収履歴情報の送信元のペットボトル回収装置100が設置された店舗STを一意に示す店舗識別子を格納する。店舗識別子は、ペットボトル回収装置100にて記憶されている情報である。例えばペットボトル回収装置100を設置すべき店舗STが決定されたことに応じて、設置される店舗STを示す店舗識別子の書き込みがペットボトル回収装置100に対して行われる。
会員識別子の領域は、対応の回収稼働の開始に際して、回収履歴情報の送信元のペットボトル回収装置100がカードリーダにより会員カードCDから読み取ったカード情報に含まれる会員識別子を格納する。
なお、会員ではない客により行われた回収稼働に対応する回収履歴情報の場合、会員識別子の領域には、例えば会員識別子としての有意な値を未格納であることを示す所定値(null値)が格納されてよい。
回収日時(操作時刻の一例)の領域は、対応の回収稼働が行われた日時である回収日時を格納する。回収日時は、例えば回収稼働が開始された時刻であってもよいし、回収稼働が終了された時刻であってもよい。あるいは、回収日時は、回収稼働が開始された時刻と終了された時刻との双方を含んでもよい。回収日時は、例えばペットボトル回収装置100にて設定されたうえで、ペットボトル回収装置100が送信する回収履歴情報に含められればよい。
あるいは、例えば回収管理サーバ200が、回収履歴情報の受信に応じた日時を回収日時として設定するようにしてもよい。このように回収管理サーバ200が回収日時を設定する場合、ペットボトル回収装置100が送信する回収履歴情報には、回収日時は含まれなくともよい。
回収本数の領域は、対応の回収稼働にてペットボトル回収装置100が回収したペットボトルの本数(回収本数)を格納する。回収本数は、回収稼働に際して、ペットボトル回収装置100が、減容、収容を行ったペットボトルの本数をカウントすることによって得られる。
回収重量の領域は、対応の回収稼働にてペットボトル回収装置100が回収したペットボトルの総重量(回収重量)を格納する。回収重量は、回収稼働に際して、ペットボトル回収装置100が、減容、収容を行ったペットボトルごとの重量を計測し、計測された重量を積算することによって得られる。
なお、店舗管理サーバ500も、回収管理サーバ200と同様に、各ペットボトル回収装置100から受信した回収履歴情報を同図の回収履歴情報テーブルの構造により記憶してよい。
説明を図1に戻す。本実施形態のペットボトル回収システムにおいては、会員である客Cによるペットボトル回収装置100の利用に対して、ペットボトルの回収に協力したことに対する特典を付与するとの趣旨で、会員カードのポイントを加算するサービス(ポイント加算サービス)を行う。このようなペットボトル回収装置100の利用に対するポイント加算サービスは、ポイントを管理する機能を有する店舗管理サーバ500によって実現される。
店舗管理サーバ500は、ポイント加算サービスとして、1の会員に対応して以下のような処理を実行する。店舗管理サーバ500は、自己が記憶する回収履歴情報のうち、各ペットボトル回収装置100から送信された1の会員についての回収履歴情報を利用して、1の会員により回収されたペットボトルが所定本ずつ増えていくごとに、所定数のポイントを加算する(例えば、ペットボトル3本につき1ポイントを加算する)ように処理する。なお、ペットボトルの回収3本につき1ポイントが加算される場合において、例えばペットボトルを4本もしくは5本回収したような場合にはポイント加算にあたって余剰となる1本もしくは2本の回収本数が生じる。このような場合の対応として、回収管理サーバ200は、余剰の回収本数を記憶しておくようにしたうえで、次回のペットボトルの回収に際して、回収した本数と記憶されていた回収本数とを合算したうえでポイント加算の処理が行われるようにされてよい。
このように、会員である客Cによるペットボトル回収装置100の利用に応じて、会員カードCDのポイント加算が行われるようにすることで、会員である客Cにとっては、実利的なメリットが得られることになるため、客によるペットボトル回収装置100の利用(回収稼働)の活発化が図られる。
なお、回収管理サーバ200は、自身が記憶する回収履歴情報に基づいて、ポイント加算サービスに対応する加算ポイント数を算出し、算出された加算ポイント数を示す加算ポイント数情報を店舗管理サーバ500に送信してもよい。店舗管理サーバ500は、受信された加算ポイント数情報が示す加算ポイント数によるポイント加算の処理を実行する。つまり、回収履歴情報に基づく加算ポイント数の算出(ポイント換算)は、回収管理サーバ200と店舗管理サーバ500とのいずれにおいて実行されてもよい。
また、この場合において、店舗管理サーバ500による加算ポイント数情報の取得は、稼働回収が行われるごとに実行するようにされてもよいし、例えば1日に1回といったように所定の頻度で実行するようにされてもよい。さらに、店舗管理サーバ500は、例えば取得された加算ポイント数情報を記憶しておくようにしたうえで、例えば所定の頻度に応じたタイミングで、記憶された加算ポイント数情報に基づいて加算ポイント数の算出を行うようにしてもよい。
さらに、回収履歴情報の取得と取得された回収履歴情報を利用した加算ポイント数の算出は、店舗管理サーバ500や回収管理サーバ200以外の装置として、例えばペットボトル回収装置100、POSレジスタ400、管理端末装置600等のうちのいずれかにより実行されるようにしてもよい。
図4は、本実施形態のペットボトル回収装置100の機能構成例を示している。同図のペットボトル回収装置100は、CPU(Central Processing Unit)1100、記憶部1200、RAM(Random Access Memory)1300、タッチパネル表示部1400、カードリーダ1500、通信部1600、及び回収機構部1700を備える。これらの部位は、内部バスを介してそれぞれ接続されている。
CPU1100は、プログラムを実行することにより、ペットボトル回収装置100における各種の処理を実行する。CPU1100の処理によってペットボトル回収装置100としての各種機能が実現される。
記憶部1200は、CPU1100が利用する各種データを記憶する補助記憶装置である。記憶部1200は、例えば、CPU1100に実行させるプログラムやタッチパネル表示部1400に表示させる画像データ等を記憶する。
RAM1300は、記憶部1200から読み出されたプログラムやデータが展開される主記憶装置である。
タッチパネル表示部1400は、図2に示されるように装置本体部100Bに表示面が表出して設けられている。タッチパネル表示部1400は、CPU1100の制御に応じて画像を表示する。タッチパネル表示部1400は、例えば指などの操作体により表示面に対して行われた操作を受け付ける。
カードリーダ1500は、図2に示されるように装置本体部100Bにて設けられている。カードリーダ1500は、例えば非接触による所定の通信方式により、通信範囲の会員カードCDと通信を行い、通信先の会員カードCDから会員情報を読み出す。
通信部1600は、ネットワークNT経由で通信を行う。前述のように、本実施形態の通信部1600は、無線によりネットワークNTと接続されるように通信を行う。
回収機構部1700は、ペットボトルの回収としてのペットボトルの減容、収容等に関連した動作をCPU1100の制御に応じて行う機構部である。図2との対応では、回収機構部1700には、容器投入部110、外扉111、内扉112、減容部120、容器収容部140等が含まれる。
図5を参照して、回収管理サーバ200の構成例について説明する。同図の回収管理サーバ200は、通信部201、制御部202、及び記憶部203を備える。
通信部201は、ネットワークNT経由で通信を行う。
制御部202は、回収管理サーバ200における各種の制御を実行する。制御部202としての機能は、回収管理サーバ200が備えるCPUがプログラムを実行することにより実現される。
記憶部203は、制御部202が利用する各種の情報を記憶する。同図の記憶部203は、回収装置情報テーブル記憶部231、回収履歴情報テーブル記憶部232を備える。
なお、学校データベース記憶部233、学校単位回収履歴情報テーブル記憶部234は、後述の第2実施形態に対応する部位であることから、ここでの説明は省略する。
なお、寄付受付者情報テーブル記憶部235は、後述の第3実施形態に対応する部位であることから、ここでの説明は省略する。
回収装置情報テーブル記憶部231は、回収装置情報テーブルを記憶する。回収装置情報テーブルは、店舗STごとに対応して設置されたペットボトル回収装置100に関する情報(回収装置情報)をテーブル化した構造である。
回収履歴情報テーブル記憶部232は、図3に例示した構造の回収履歴情報テーブルを記憶する。
図6は、回収装置情報テーブルの一例を示している。同図の回収装置情報テーブルにおけるレコード(1行)が1つのペットボトル回収装置100に対応する回収装置情報である。
1つの回収装置情報は、装置識別子、店舗識別子、及び設置場所の各領域を含む。
装置識別子の領域は、対応のペットボトル回収装置100を一意に示すペットボトル回収装置100の装置識別子を格納する。
店舗識別子の領域は、対応のペットボトル回収装置100が設置される店舗STを一意に示す店舗識別子を格納する。
設置場所の領域は、対応のペットボトル回収装置100が設置される場所(即ち、店舗ST)を示す情報を格納する。具体的に、設置エリアの領域には、ペットボトル回収装置100が設置される場所を示す住所が格納されて良い。
なお、回収装置情報には、例えばペットボトル回収装置の仕様等を示す情報や、ペットボトル回収装置の状態を示す情報等も格納されてよい。
図7を参照して、店舗管理サーバ500の構成例について説明する。同図の店舗管理サーバ500は、通信部501、制御部502、及び記憶部503を備える。
通信部501は、ネットワークNT経由で通信を行う。
制御部502は、店舗管理サーバ500における各種の制御を実行する。制御部502としての機能は、店舗管理サーバ500が備えるCPUがプログラムを実行することにより実現される。
記憶部503は、制御部502が利用する各種の情報を記憶する。同図の記憶部503は、会員情報テーブル記憶部531、回収履歴情報テーブル記憶部532、及び取引履歴情報テーブル記憶部533を備える。
会員情報テーブル記憶部531は、会員情報テーブルを記憶する。会員情報テーブルは、1以上の会員情報を格納する。1つの会員情報は、店舗を利用する会員としての1の顧客について登録された情報である。
図8は、会員情報テーブルの一例を示している。同図の会員情報テーブルにおける1レコード(1行)が1の顧客に対応する会員情報である。
1の会員としての顧客に対応する会員情報は、会員識別子(客識別情報の一例)、会員登録情報、及びポイント履歴情報の各領域を含む。
なお、寄付履歴情報の領域は、第3実施形態に対応する領域であることから、ここでの説明は省略する。
会員識別子の領域は、対応の会員を一意に示す会員識別子を格納する。
会員登録情報の領域は、会員登録時に登録された情報(会員登録情報)を格納する。会員登録情報は、例えば会員としての顧客の氏名、住所、電話番号、年齢(あるいは年代)、性別、職業等の情報が含まれてよい。
ポイント履歴情報は、対応の会員のポイントについての履歴を示す。ポイント履歴情報は、これまでにおけるポイントの加算、ポイントの利用、累積ポイント(ポイント残高)等の情報を含んでよい。
説明を図7に戻す。
回収履歴情報テーブル記憶部532は、回収履歴情報テーブルを記憶する。回収履歴情報テーブルは、1以上の回収履歴情報を格納する。1つの回収履歴情報は、1回の回収稼働に応じたペットボトルの回収に関する履歴を示す。回収履歴テーブルは、例えば図3と同様の構造でよい。
取引履歴情報テーブル記憶部533は、取引履歴情報テーブルを記憶する。取引履歴情報テーブルは、1以上の取引履歴情報を格納する。1つの取引履歴情報は、1取引に対応して行われた会計に関する履歴を示す情報である。
図9は、取引履歴情報テーブルの一例を示している。同図の取引履歴情報テーブルにおける1行が1の取引に対応する取引履歴情報である。
1取引に対応する取引履歴情報は、会員識別子、店舗識別子、取引日時、及び会計情報の各領域を含む。
会員識別子の領域は、該当取引の当事者である会員を示す会員識別子を格納する。つまり、会員識別子の領域には、該当取引の会計処理においてPOSレジスタ400によって会員カードCDから読み取られた会員情報に含まれる会員識別子が格納される。
店舗識別子の領域は、該当の取引に応じた会計処理を実行したPOSレジスタ400が設置された店舗STを示す店舗識別子を格納する。
取引日時(会計時刻の一例)の領域は、該当の取引に対応する会計処理が実行された日時(取引日時)を格納する。取引日時は、会計処理が開始された日時であってもよいし、会計処理が終了された日時であってもよい。あるいは、取引日時は、会計処理の開始から終了までにおいて所定の処理を実行したタイミングや所定の操作が行われたタイミングであってもよい。
会計情報の領域は、会計処理の内容を示す会計情報を格納する。会計情報は、例えば商品登録処理の結果を示す情報(例えば、登録された商品のそれぞれに関する商品情報(商品コード、価格等)、合計金額等)、精算処理の結果を示す情報(例えば、決済種別、現金による支払いの場合には預かり金、釣銭等の情報)を含む。
上記構成によるペットボトル回収システムおいて、店舗STでは、会員としての顧客が買い物をすることに応じて、会員カードCDのポイントを加算するサービスを行っている。そのうえで、ペットボトル回収装置100の利用促進を図るため、会員がペットボトル回収装置100を利用してペットボトル回収に協力した場合にも、会員カードCDのポイントを加算するサービスが提供されている。
ここで、会員としての利用者がペットボトル回収装置100を利用してペットボトルの回収に協力することによっては、例えばペットボトルがゴミとして廃棄されずにリサイクルされるといったように、環境面で社会貢献ができているといえる。従って、利用者にペットボトル回収装置100を利用して積極的にペットボトルの回収を行ってもらうことが社会貢献の活発化につながるといえる。
本実施形態では、上記のように会員としての利用者がペットボトル回収装置100を利用してペットボトル回収に協力したことによってはポイントが加算される。これにより、会員としての利用者に、ペットボトル回収装置100を利用したペットボトルの回収に積極的に協力してもらうことの動機を与えることができる。
しかしながら、ポイントは貨幣的な価値を有する。このため、ペットボトル回収装置100の利用に応じてポイントが加算されることは、積極的なペットボトル回収装置100の利用を促すものの、利用者にとっては、自己の利益を強く意識することになり、社会貢献を行っているという意識を明確に持ちにくい可能性がある。
そこで、本実施形態としては、以下に説明するようにして、利用者がペットボトル回収装置100を利用して意識的に社会貢献を行うことの活発化が図られるようにする。
本実施形態のペットボトル回収装置100は、会員カードの読み取りに応じて回収稼働を開始させると、所定のタイミングでタッチパネル表示部1400にて回収状況画面を表示させる。一例として、ペットボトル回収装置100は、回収稼働の開始に応じて、ペットボトル回収装置100へのペットボトルの収容の仕方などを案内する案内画面を表示し、その後に、回収状況画面を表示させるようにしてよい。回収状況画面は、今回の回収稼働におけるペットボトルの回収状況を利用者に報知する画面である。
図10は、本実施形態における回収状況画面の一例を示している。図10(A)は、回収状況画面の初期状態の一例を示している。回収状況画面は、初期状態では、例えば海が表された背景画像上に所定数のペットボトルアイコンPBTが配置されている。同図では、2行×5列による10個のペットボトルアイコンPBTが配置された例が示されているが、ペットボトルアイコンPBTの配置の態様については特に限定されない。例えば、ペットボトルアイコンPBTが放射状に配置されてもよい。
図10(A)に示される初期状態の表示のもとで、利用者が1本目のペットボトルをペットボトル回収装置100に収容させると、回収状況画面は、図10(B)のように遷移する。つまり、回収状況画面は、1行目の最も左に配置されていたペットボトルアイコンPBTに代えて、イルカアイコンDLPが配置された状態に遷移する。
図10(B)の状態から、さらに利用者が2本目のペットボトルをペットボトル回収装置100に収容させると、回収状況画面は、図10(C)のように遷移する。つまり、回収状況画面は、1行目の左から2番目に配置されていたペットボトルアイコンPBTに代わってイルカアイコンDLPが配置された状態となる。
このようにして、回収状況画面は、ペットボトルが1本ずつ収容されていくごとに、順次、ペットボトルアイコンPBTがイルカアイコンDLPに置き換わるようにして表示が変化していく。このような回収状況画面の表示の変化は、利用者がペットボトルをペットボトル回収装置100に収容させた結果、ゴミになることなくリサイクルされることで、自然環境の保護に貢献できていることを表している。
なお、同図の回収状況画面においては初期表示において10個のペットボトルアイコンPBTが配置されている。このため、1回の回収稼働において11本以上のペットボトルを収容させる場合において、11本目のペットボトルを収容させる段階となったことに応じては、例えば図10(A)の初期表示に戻るようにされてよい。
利用者は、このように変化する回収状況画面を見ることで、自分がペットボトルを1本ずつペットボトル回収装置100に収容させていくことが環境面での社会貢献に寄与していることを実感できる。これにより、利用者は、単にポイントが加算されるという利益的な動機だけではなく、環境保護(即ち、社会貢献)に積極的に寄与しようという意識を持って、ペットボトル回収装置100を利用したペットボトルの回収に協力することができる。
なお、回収状況画面の態様は同図の例に限定されない。例えば、ペットボトルアイコンPBTについては、海洋を漂っているイメージで揺れている状態のアニメーションで表示してよい。また、イルカアイコンDLPについても、海洋を泳いでいることがイメージされるようなアニメーションで表示してよい。また、ペットボトルアイコンPBTからイルカアイコンDLPに変化する際に、例えばグラデーションにより入れ替わるような表示が行われたり、イルカアイコンDLPによってペットボトルアイコンPBTが画面外にはじき出されるようなアニメーションによる表示が行われてもよい。
また、例えば、イルカアイコンDLPに代えてウミガメ、魚貝類、サンゴなどの絵柄によるアイコンが使用されてもよい。
また、同図の回収状況画面は海洋をイメージしたものであるが、山、湖等をイメージしたものであってもよい。
図11のフローチャートを参照して、本実施形態のペットボトル回収システムにおけるペットボトル回収装置100、回収管理サーバ200、及び店舗管理サーバ500が回収状況画面の表示に関連して実行する処理手順例について説明する。
まず、ペットボトル回収装置100の処理手順例について説明する。
ステップS101:ペットボトル回収装置100は、回収稼働指示操作が行われるのを待機する。回収稼働指示操作は、例えば、回収稼働の開始にあたって、会員が会員カードCDに記録されている会員識別子をカードリーダ1500に読み取らせる操作である。
ステップS102:回収稼働指示操作が行われたことに応じて、ペットボトル回収装置100は、カードリーダ1500により会員カードCDから読み取られた会員識別子を取得する。
ステップS103:また、ペットボトル回収装置100は、外扉111を開状態として、今回の回収稼働に対応する動作を開始する。
ステップS104:また、ペットボトル回収装置100は、回収稼働に対応する動作に対応した所定のタイミングで、図10(A)に例示した態様により回収状況画面の初期表示を行う。
ステップS105:ペットボトル回収装置100は、容器投入部110にペットボトルが投入されたか否かについて判定する。
ステップS106:容器投入部110にペットボトル(空容器A)が投入されると、ペットボトル回収装置100は、ペットボトルを減容部120により減容して容器収容部140に収容させる制御を実行する。
ステップS107:ペットボトル回収装置100は、ペットボトルの収容が完了すると、回収状況画面において配置されるペットボトルアイコンPBTのうちの1つがイルカアイコンDLPに置き換わるようにして、回収状況画面の表示の更新を行う。
ステップS108:ステップS105においてペットボトルが投入されないと判定された場合、あるいはステップS107の処理の後、ペットボトル回収装置100は、回収稼働が終了されたか否かについて判定する。
例えば、客は、持参した全てのペットボトルをペットボトル回収装置100に収容させると、所定の終了操作を行う。終了操作は、例えばタッチパネル表示部1400において、回収状況画面とともに表示される終了ボタンに対する操作であってよい。終了操作が行われたことに応じて、これまでに行われた1回の回収稼働に対応の動作が終了される。
ステップS108にて回収稼働が終了されないと判定された場合には、ステップS105に処理が戻される。
ステップS109:ステップS108にて回収稼働が終了されたことが判定されると、ペットボトル回収装置100は、回収状況画面を消去する。回収状況画面を消去した後のタッチパネル表示部1400においては、例えば所定の態様による待機画面が表示されてよい。
ステップS110:ペットボトル回収装置100は、回収履歴情報を、回収管理サーバ200と店舗管理サーバ500とに送信する。この場合の回収履歴情報は、ステップS102にて取得されたカード情報から取得した会員識別子を含む。回収履歴情報は回収稼働の結果が反映された内容を有するものであって、会員識別子のほかに、装置識別子、店舗識別子、回収日時、回収本数、及び回収重量等の情報が含まれる。
なお、ペットボトル回収装置100は、回収履歴情報を回収管理サーバ200に送信し、店舗管理サーバ500への回収履歴情報の送信は、回収管理サーバ200から転送されるようにしてもよい。
次に、回収管理サーバ200が実行する処理手順例について説明する。
ステップS201:回収管理サーバ200は、ステップS110によりペットボトル回収装置100から送信された回収履歴情報を受信する。
ステップS202:回収管理サーバ200は、ステップS201にて受信された回収履歴情報を、回収履歴情報テーブル記憶部232に記憶させる。
次に、店舗管理サーバ500が実行する処理手順例について説明する。
ステップS301:店舗管理サーバ500は、ステップS110によりペットボトル回収装置100から送信された回収履歴情報を受信する。
ステップS302:店舗管理サーバ500は、ステップS301にて受信された回収履歴情報を、回収履歴情報テーブル記憶部532に記憶させる。
ステップS303:また、店舗管理サーバ500は、ステップS302により記憶させた回収履歴情報に格納される会員識別子により示される会員について、今回の回収稼働に対応させたポイント数の加算(回収対応のポイント加算)を行う。この場合、店舗管理サーバ500は、ステップS302により記憶させた回収履歴情報と同じ会員識別子を格納する会員情報の累積ポイントを、今回の加算ポイント数により増加させるように更新する。
<第2実施形態>
続いて、第2実施形態について説明する。第1実施形態においては、店舗STの会員としての利用者に限定してペットボトル回収装置100を利用可能とされている。店舗STの会員となって会員カードCDを所持する利用者は一定以上の年齢であることが一般的であり、例えば小学生程度の子供が会員カードCDを所持していることは少ない。
しかしながら、ペットボトル回収の協力が社会貢献としての側面を有することを考慮すると、子供たちにも、社会貢献をしているとの認識のもとで積極的にペットボトル回収装置100を利用してもらうようにすることが好ましい。
そこで、本実施形態においては、以下に説明するようにして、特に小学生の子供たちが利用者として、社会貢献をしているとの認識のもとでペットボトル回収装置100を利用可能なようにされる。
本実施形態のもとでは、まず、店舗STを含む地域において、ペットボトル回収装置100を利用したペットボトルの回収本数について、地域内の小学校単位での対抗戦が行われていることが周知されるようにする。周知のための手段は、店舗STにて貼られるポスター、テレビやラジオ等のCM、新聞、雑誌等の各種媒体を利用した広告、店舗STの系列グループが運営するホームページでの告知等であってよい。
例えば、小学生である利用者がペットボトル回収装置100によりペットボトルを回収させようとするにあたっては、ペットボトル回収装置100に対する所定の操作によって、タッチパネル表示部1400に学校選択画面を表示させるようにする。学校選択画面を表示させる操作としては、例えばタッチパネル表示部1400にて表示される待機画面において配置された学校選択画面の表示を指示するボタンに対する操作であってよい。
図12(A)は、学校選択画面の一例を示している。同図の学校選択画面は、例えばペットボトル回収装置100が設置される場所を基準とする所定の地域範囲に含まれる小学校のうちから、利用者である小学生が自分の属する小学校を選択する操作が行われる画面である。学校選択画面においては、小学校ごとに対応する学校選択ボタンBT1が配置される。学校選択ボタンBT1には、それぞれ小学校の名称が表示されている。
利用者である小学生は、学校選択画面において配置される学校選択ボタンBT1のうちから、自分の属する小学校に対応する学校選択ボタンBT1を操作する。このように選択される小学校は、ペットボトル回収装置100を利用してペットボトル回収に協力する主体(即ち、社会貢献の行為を行う主体)を選択する操作となる。
学校選択ボタンBT1が操作されたことに応じて、ペットボトル回収装置100は、回収稼働を開始する。つまり、学校選択画面に対する操作により、ペットボトル回収に協力する主体としての小学校が選択された場合には、会員カードCDからのカード情報の読み取りが行われなくとも、ペットボトル回収装置100は回収稼働を開始するようにされる。これにより、会員カードCDを所持していない小学生であっても、小学校間でのペットボトル回収本数の対抗戦に参加したものとして、ペットボトル回収装置100にペットボトルを収容させることが可能になる。
回収稼働が開始された後は、利用者である小学生は、持参したペットボトルを1本ずつ収容させていくようにする。この際、タッチパネル表示部1400にて、第1実施形態と同様の回収状況画面が表示されてよい。
この場合の回収稼働によってペットボトル回収装置100に収容されたペットボトルの収容履歴は、ペットボトル回収本数の対抗戦のもとで、ペットボトル回収に協力する主体とされた小学校に対応する実績として扱われる。
このようなペットボトル回収本数の対抗戦のもとでの回収稼働の場合には、回収稼働の終了に応じて、現時点での小学校単位のランキング(順位)を示すランキング画面が表示される。
図12(B)は、ランキング画面の一例を示している。同図のランキング画面においては、小学校が順位とともに示される。また、小学校ごとにペットボトル回収本数の累積値が示される。ペットボトル回収本数の累積値は、例えば予め定められた期間に対応する過去の或る時点から現在までにおける累積値であってよい。
なお、同図の例では、ランキングは、単純に回収本数に基づいて決定されている。しかしながら、ランキングは、例えば回収重量に基づいて決定されてもよい。また、収容されたペットボトルの品質(例えば、フィルムが取り除かれているか否か、残留物の有無など)に基づいて決定されてもよい。また、回収本数、回収重量、品質のうちの少なくとも2以上の組み合わせに基づいて決定されてもよい。
なお、ランキング画面は、例えばスマートフォン、パーソナルコンピュータ、タブレット端末などにより、ランキング画面を公開しているウェブサイトにログインすることにより閲覧できるようにされてもよい。これにより、例えば小学校で先生が生徒たちにランキング画面を見せたり、小学生のいる家庭において家族でランキングをみたりしてコミュニケーションを図り、ペットボトル回収により社会貢献することの意識を高めることができる。
本実施形態における回収管理サーバ200は、記憶部203において、回収装置情報テーブル記憶部231、回収履歴情報テーブル記憶部232に加えて、学校データベース記憶部233及び学校単位回収履歴情報テーブル記憶部234をさらに備える(図5)。
学校データベース記憶部233は、学校データベースを記憶する。学校データベースは、ペットボトル回収の対抗戦に参加する小学校に関連する情報(学校情報)のデータベースである。
図13(A)は、学校データベースの一例を示している。同図の学校データベースにおける1レコード(1行)が1つの地域に対応する学校情報である。1つの学校情報は、地域識別子、学校識別子、及び店舗の各領域を含む。
地域識別子の領域は、予め定められた地域範囲を一意に示す地域識別子を格納する。
学校識別子の領域は、地域識別子が示す地域範囲に学区(通学区域)が含まれる小学校のそれぞれを一意に示す学校識別子を格納する。なお、図示は省略するが、学校データベースは、学校識別子ごとに対応する学校名等の小学校に関する学校情報(学校名の他に校章や生徒数等の情報が含まれてよい)を格納している。例えば学校情報に校章や生徒数等の情報が格納される場合には、学校選択画面(図12(A))やランキング画面(図12(B))において学校名とともに校章や生徒数等が表示されるようにしてよい。
店舗識別子の領域は、対応の地域識別子が示す地域範囲に含まれる店舗STの店舗識別子を格納する。
学校選択画面には、このような学校データベースにおいてペットボトル回収装置100が設置される店舗STの店舗識別子を含む学校情報に含まれる学校識別子の小学校の学校選択ボタンBT1が配置される。
なお、地域識別子が示す地域範囲は、例えば互いに隣接する地域間で重複する地域部分があってもよい。この場合、或る小学校や店舗STについて、複数の地域範囲に重複して存在するものとして管理される場合があってよい。
なお、店舗識別子に代えて、該当のペットボトル回収装置100の装置識別子を格納するようにされてよい。
学校単位回収履歴情報テーブル記憶部234は、学校単位回収履歴情報テーブルを記憶する。学校単位回収履歴情報テーブルは、ペットボトル回収本数の対抗戦のもとでの主体となる小学校を単位とする回収履歴情報をテーブル化した構造を有する。
図13(B)は、学校単位回収履歴情報テーブルの一例を示している。同図の学校単位回収履歴情報テーブルにおける1レコード(1行)が1回の回収稼働に対応してペットボトル回収装置100から送信された学校単位回収履歴情報である。
1つの学校単位回収履歴情報は、装置識別子、店舗識別子、学校識別子、回収日時、回収本数(回収物品の数量の一例)、及び回収重量(回収物品の数量の一例)の各領域を含む。
装置識別子の領域は、学校単位回収履歴情報の送信元のペットボトル回収装置100を一意に示す装置識別子を格納する。
店舗識別子の領域は、学校単位回収履歴情報の送信元のペットボトル回収装置100が設置された店舗STを一意に示す店舗識別子を格納する。
学校識別子の領域は、対応の回収稼働の開始に際して、学校選択画面に対する操作によってペットボトル回収に協力する主体として選択された小学校を一意に示す学校識別子を格納する。
ここで、同図の1行目と2行目の学校単位回収履歴情報は、学校識別子が「SC0001」で同じであるが、装置識別子と店舗識別子との組み合わせは互いに異なっている。1行目の学校単位回収履歴情報は、学校識別子が「SC0001」の小学校の生徒が、該当の地域範囲内における或る店舗STのペットボトル回収装置100により回収稼働を実行させたことを示す。一方、2行目の学校単位回収履歴情報は、1行目の場合と同じ学校識別子が「SC0001」の小学校の生徒が回収稼働を実行させたのであるが、回収稼働を実行させたペットボトル回収装置100は、同じ地域範囲内ではあるが1行目の場合とは異なる店舗に設置されたものであることを示す。
回収日時の領域は、対応の回収稼働が行われた日時である回収日時を格納する。この場合の回収日時も、例えば回収稼働が開始された時刻であってもよいし、回収稼働が終了された時刻であってもよい。あるいは、回収日時は、回収稼働が開始された時刻と終了された時刻との双方を含んでもよい。回収日時は、例えばペットボトル回収装置100にて設定されたうえで、ペットボトル回収装置100が送信する学校単位回収履歴情報に含められればよい。
あるいは、例えば回収管理サーバ200が、学校単位回収履歴情報の受信に応じた日時を回収日時として設定するようにしてもよい。このように回収管理サーバ200が回収日時を設定する場合、ペットボトル回収装置100が送信する学校単位回収履歴情報には、回収日時は含まれなくともよい。
回収本数の領域と、回収重量の領域とについては、図3と同様に、対応の回収稼働にてペットボトル回収装置100が回収したペットボトルの本数(回収本数)、総重量(回収重量)を格納する。
図14のフローチャートを参照して、本実施形態のペットボトル回収装置100と回収管理サーバ200とが、学校単位によるペットボトル回収の対抗戦に対応して実行する処理手順例について説明する。
まず、ペットボトル回収装置100が実行する処理手順例について説明する。
ステップS401:ペットボトル回収装置100は、学校選択画面の表示を指示する操作(学校選択画面表示指示操作)が行われるのを待機している。
ステップS402:学校選択画面表示指示操作が行われた場合、ペットボトル回収装置100は、回収管理サーバ200に対して学校選択画面要求を送信する。学校選択画面要求には、ペットボトル回収装置100が設置された店舗STを示す店舗識別子(ペットボトル回収装置100自身の装置識別子であってもよい)が格納されている。
ステップS403:ペットボトル回収装置100は、ステップS402により送信した学校選択画面要求に応答して回収管理サーバ200が送信した学校選択画面を受信する。
ステップS404:ペットボトル回収装置100は、ステップS403により受信された学校選択画面を、タッチパネル表示部1400に表示させる。
ステップS405:ペットボトル回収装置100は、学校選択操作が行われるのを待機する。学校選択操作とは、表示された学校選択画面にて配置される学校選択ボタンBT1を操作することである。
ステップS406:学校選択操作が行われたことに応じて、ペットボトル回収装置100は、回収稼働を開始する。このように、本実施形態においては、学校選択操作が行われた場合には、会員カードCDからのカード情報の読み取りが行われなくとも、回収稼働が開始される。回収稼働が開始されて以降、ペットボトル回収装置100は、利用者によりペットボトルが投入されるごとに、投入されたペットボトルの減容と収容とが行われるように制御する。
ステップS407:ペットボトル回収装置100は、回収稼働が終了されるのを待機する。
ステップS408:回収稼働が終了すると、ペットボトル回収装置100は、今回の回収稼働に応じた回収履歴情報である、学校単位回収履歴情報を回収管理サーバ200に送信する。
ステップS409:ステップS408により学校単位回収履歴情報を送信したことに応じて、回収管理サーバ200は、現時点の学校単位でのペットボトル回収本数に基づくランキングを示すランキング画面を、ペットボトル回収装置100に送信する。ペットボトル回収装置100は、送信されたランキング画面を受信する。
ステップS410:ペットボトル回収装置100は、ステップS409により受信されたランキング画面をタッチパネル表示部1400にて表示させる。
なお、回収管理サーバ200は、ランキング画面ではなく、小学校の順位をテキスト等により記述したランキング情報を生成し、生成されたランキング情報を送信してもよい。この場合、ペットボトル回収装置100は、受信されたランキング情報の記述に基づいてランキング画面を生成し、生成されたランキング画面を表示してよい。
次に、回収管理サーバ200の処理手順例について説明する。
ステップS501:回収管理サーバ200は、ステップS402により送信された学校選択画面要求を受信する。
ステップS502:回収管理サーバ200は、学校選択画面要求を受信したことに応じて、学校選択画面を生成する。
学校選択画面の生成にあたり、回収管理サーバ200は、ステップS501にて受信された学校選択画面要求に含まれる店舗識別子を含む学校情報を、学校データベースから取得する。回収管理サーバ200は、これらの小学校の学校情報を利用して、学校選択画面を生成する。このようにして生成される学校選択画面は、同じ店舗識別子を含む一定範囲内の地域に含まれる小学校の学校選択ボタンBT1が配置されたものとなる。
ステップS503:回収管理サーバ200は、ステップS502により生成された学校選択画面を、学校選択画面要求の送信元のペットボトル回収装置100に送信する。
ステップS504:回収管理サーバ200は、ステップS408によりペットボトル回収装置100から送信された学校単位回収履歴情報を受信する。
ステップS505:回収管理サーバ200は、ステップS504により受信された学校単位回収履歴情報を、学校単位回収履歴情報テーブル記憶部234に記憶させる。学校単位回収履歴情報には、ステップS405により選択された小学校の学校識別子と、今回の回収稼働によるペットボトルの回収結果を示す情報とが含まれる。
ステップS506:回収管理サーバ200は、ランキング画面を生成する。ランキング画面の生成にあたり、回収管理サーバ200は、ステップS505にて受信された学校単位回収履歴情報に含まれる学校識別子が示す小学校の学校単位回収履歴情報を取得する。また、回収管理サーバ200は、ステップS505にて受信された学校単位回収履歴情報に含まれる学校識別子が示す小学校に対応付けられているのと同じ店舗識別子が対応付けられた小学校の学校単位回収履歴情報を取得する。回収管理サーバ200は、これらの小学校の学校単位回収履歴情報を利用して、ランキング画面を生成する。このようにして生成されるランキング画面は、同じ地域範囲内に含まれる小学校を対象として順位付けを行ったものとなる。
また、回収管理サーバ200が生成するランキング画面は、例えばウェブページとしての形式でよい。
ステップS507:回収管理サーバ200は、ステップS506により生成したランキング画面を、ステップS504により受信した学校単位回収履歴情報の送信元のペットボトル回収装置100に送信する。
なお、本実施形態においては、学校選択画面を表示させて学校選択操作を行いさえすれば、会員カードCDのカード情報の読み取りが行われなくとも、回収稼働が許可されるようになっている。この場合、例えば実際には小学生でない者であって会員カードCDを所持していない者が学校選択操作を行うことで、ペットボトル回収装置100に回収稼働を実行させることができてしまう。
このようなことを回避しようとする場合には、例えばペットボトル回収装置100の前に位置する利用者を撮像可能なようにカメラを設け、カメラにより撮像された画像を解析して、小学生であるか否かが判定されるようにしてよい。小学生ではないと判定された場合、ペットボトル回収装置100は、回収稼働を実行しないようにする。
なお、例えば会員カードCDの普及状況等に応じて、本実施形態においても、会員カードCDの読み取りが行われなければ、小学校単位での対抗戦に応じた回収稼働が開始されないようにしてもよい。
<第3実施形態>
続いて、第3実施形態について説明する。本実施形態においては、上記各実施形態と同様に、会員カードCDをペットボトル回収装置100に読み取らせたうえで回収稼働させた場合には、ペットボトルの収容結果に応じたポイントが発生する。
そのうえで、本実施形態のペットボトル回収システムは、ペットボトルの収容結果に応じて発生されたポイントについて、以下に説明するように、会員である利用者のポイント累積値に加算する代わりに寄付することができる。
会員としての利用者は、ペットボトルの収容結果に応じて発生されたポイントについて、自分の累積ポイントに加算するのか、あるいは寄付するのかを任意に選択できる。
本実施形態においては、会員としての利用者に応じた1回の回収稼働が終了したタイミングで、タッチパネル表示部1400にて、ポイント用途選択画面が表示される。図示は省略するが、ポイント用途選択画面は、今回の回収稼働でのペットボトルの収容結果に応じて発生されたポイントの用途として、累積ポイントへの加算とするのか、あるいは寄付するのかを利用者が選択する操作が行われる画面である。
利用者がポイント用途選択画面に対して寄付することを選択する操作を行った場合には、タッチパネル表示部1400において、ポイント寄付画面が表示される。ポイント寄付画面は、利用者がポイントを寄付するための操作が行われる画面である。
図15(A)は、タッチパネル表示部1400にて表示されるポイント寄付画面の一例を示している。
同図のポイント寄付画面においては、寄付対象ポイントエリアAR11が配置されている。寄付対象ポイントエリアAR11には、寄付対象となるポイント数が示される。ここでの寄付対象となるポイント数は、今回の回収稼働におけるペットボトルの回収結果(例えば、回収本数)に応じて発生された全ポイントである。
また、ポイント寄付画面においては、複数の寄付先選択ボタンBT11が配置されている。寄付先選択ボタンBT11は、ポイント寄付先の候補となる寄付受付者を選択する操作が行われるボタンである。寄付先選択ボタンBT11には、それぞれ異なる寄付受付者が割り当てられており、割り当てられた寄付受付者を示す情報が表示されている。即ち、利用者は、ポイント寄付画面において配置される寄付先選択ボタンBT11を見ることで、寄付先の選択肢としてどのような寄付受付者があるのかを把握できる。
本実施形態では、ポイント寄付画面において配置される寄付受付者は、ペットボトル回収装置100が設置されている場所に対応して選択されたものとなっている。
同図では1画面において5つの寄付先選択ボタンBT11が配置されている。つまり、5つの寄付受付者が提示されている。例えば、提示すべき寄付受付者が6以上存在するなどして、1画面に全ての寄付受付者に応じた寄付先選択ボタンBT11を配置できない場合には、ポイント寄付画面をページ構造として、ページ送り、ページ戻しを行が行えるようにしてよい。あるいは、スクロールが可能なようにされた1のポイント寄付画面に全ての寄付受付者に対応する寄付先選択ボタンBT11を配置するようにしてもよい。
利用者は、ポイント寄付画面において配置された寄付先選択ボタンBT11のうちから、自分の考えのもとに選択した寄付受付者の寄付先選択ボタンBT11に対する操作を行う。操作された寄付先選択ボタンBT11は所定の態様で強調表示されることで、選択状態であることを示すようにされる。
上記のようにして寄付受付者を選択すると、利用者は、寄付実行ボタンBT12に対する操作を行う。寄付実行ボタンBT12が操作されたことに応じて、選択された寄付受付者に対して、寄付対象ポイントエリアAR11において示されるポイント数に応じた寄付額が寄付される。
なお、上記説明では、寄付対象ポイントエリアAR11において、今回の回収稼働におけるペットボトル回収結果に応じて発生したポイント数が寄付対象ポイント数として示される例を挙げた。つまり、今回の回収稼働におけるペットボトル回収結果に応じて発生したポイント数がそのまま寄付対象ポイント数とされる例を挙げた。
しかしながら、例えば今回の回収稼働におけるペットボトル回収結果に応じて発生したポイント数の範囲で、利用者が寄付対象ポイント数を指定する操作が行えるようにされてよい。
あるいは、今回の回収稼働におけるペットボトル回収結果に応じて発生したポイント数を含む利用者の累積ポイント数の範囲で、利用者が寄付対象ポイント数を指定する操作が行えるようにされてもよい。
また、ポイントの寄付は、例えば会員としての利用者が客端末装置300を操作して行うこともできる。この場合、利用者は、客端末装置300を操作して、客端末装置300の表示部にポイント寄付画面を表示させる。
図15(B)は、客端末装置300の表示部にて表示されるポイント寄付画面の一例を示している。このように表示されるポイント寄付画面は、例えばポイント管理機能を有するアプリケーション上で表示されるものであってもよいし、ウェブブラウザによりアクセスされたウェブページとして表示されるものであってもよい。
同図のポイント寄付画面においては、寄付対象ポイントエリアAR21と、複数の寄付先選択ボタンBT21が配置されている。この場合のポイント寄付画面は、上下方向においてスクロールが可能とされている。利用者は、ポイント寄付画面をスクロールさせることにより、ポイント寄付画面にて配置される寄付先選択ボタンBT21の全てを一覧し、どのような寄付受付者があるのかを把握できる。
寄付対象ポイントエリアAR21には、初期表示では、現在の利用者の累積ポイント数が示される。このように示される累積ポイント数は、会員としての利用者が店舗STにて買い物をしたことに応じて発生されたポイントを含む。また、会員としての利用者がペットボトル回収装置100を利用していた場合には、ペットボトル回収結果に応じて発生されたポイントを含む。
利用者は、寄付対象ポイントエリアAR21において示される累積ポイント数を変更する操作を行って、累積ポイント数の範囲内で寄付対象とするポイント数を指定する。
そのうえで、利用者は、寄付先選択ボタンBT21のうちから、寄付先選択ボタンBT21を操作することで、操作された寄付先選択ボタンBT21に割り当てられた寄付受付者を寄付先として選択できる。このようにして寄付先を選択したうえで、利用者は、寄付の実行を指示する操作(寄付指示操作)を行う。寄付指示操作は、例えばポイント寄付画面の所定位置にて配置される寄付実行ボタンに対する操作であってよい。寄付指示操作が行われたことに応じて、選択された寄付受付者に対して、寄付対象ポイントエリアAR21において示されるポイント数に応じた寄付額が寄付される。
本実施形態における回収管理サーバ200は、記憶部203において、回収装置情報テーブル記憶部231、回収履歴情報テーブル記憶部232に加えて、寄付受付者情報テーブル記憶部235を備える。
寄付受付者情報テーブル記憶部235は、寄付受付者情報テーブルを記憶する。寄付受付者情報テーブルは、寄付受付者に関する情報(寄付受付者情報)を格納するテーブルである。
図16は、寄付受付者情報テーブルの一例を示している。同図における1レコード(1行)が1の寄付受付者に対応する寄付受付者情報である。1の寄付受付者に対応する寄付受付者情報は、寄付受付者識別子、寄付受付者情報、提示期間、提示範囲、提示優先度の領域を含む。
寄付受付者識別子の領域は、対応の寄付受付者を一意に示す寄付受付者識別子を格納する。
寄付受付者情報の領域は、寄付受付者情報を格納する。寄付受付者情報は、寄付受付者に関する所定の情報を含む。寄付受付者情報には、例えば寄付受付者の名称、寄付受付者のシンボルマーク、トレードマーク等の絵柄によるアイコンの画像情報等が含まれる。さらに、寄付受付者情報には、寄付スキーの口座等の寄付のための手続に関する情報、寄付受付者の所在地等が含まれてよい。
提示期間の領域は、対応の寄付受付者が寄付を受け付け可能な期間を示す。
提示範囲の領域は、対応の寄付受付者が寄付を受け付け可能な地域の範囲を示す。
提示優先度の領域は、ポイント寄付画面において対応の寄付先選択ボタンを配置する際における、配置の優先度を示す。
図17のフローチャートを参照して、本実施形態のペットボトル回収システムにおけるペットボトル回収装置100と回収管理サーバ200が、ポイントの寄付に関連して実行する処理手順例について説明する。同図の処理は、図16(A)にて説明したように、ペットボトル回収結果に応じて発生したポイントをそのまま寄付するようにされた場合に対応する。
まず、ペットボトル回収装置100が実行する処理手順例について説明する。
ステップS601:ペットボトル回収装置100は、会員カードCDからのカード情報の読み取りに応じて開始された回収稼働が終了するのを待機する。
ステップS602:前述のように、カード情報の読み取りに応じて開始された回収稼働が終了すると、ペットボトル回収装置100は、タッチパネル表示部1400にポイント用途選択画面を表示させる。ペットボトル回収装置100は、ポイント用途選択画面が表示された状態のもとで、ポイント用途選択画面に対して寄付することを選択する操作(寄付選択操作)が行われたか否かについて判定する。
ステップS603:寄付選択操作が行われた場合、ペットボトル回収装置100は、ポイント寄付画面要求を回収管理サーバ200に送信する。
ステップS604:ステップS603により送信されたポイント寄付画面要求の受信に応答して、回収管理サーバ200は、ポイント寄付画面をペットボトル回収装置100に送信する。ペットボトル回収装置100は、送信されたポイント寄付画面を受信する。
ステップS605:ペットボトル回収装置100は、受信されたポイント寄付画面をタッチパネル表示部1400に表示させる。
ステップS606:ポイント寄付画面が表示された状態のもとで、利用者は、前述のように、自分が選択した寄付受付者の寄付先選択ボタンBT11に対する操作(寄付先指定操作)を行う。ペットボトル回収装置100は、利用者により行われる寄付先指定操作を受け付ける。この際、ペットボトル回収装置100は、寄付先指定操作の対象とされた寄付先選択ボタンBT11について強調表示する。
ステップS607:利用者は、寄付先指定操作を行ったうえで、寄付実行ボタンBT12に対する操作(寄付実行操作)を行う。ペットボトル回収装置100は、利用者により行われる寄付実行操作を受け付ける。
ステップS608:寄付実行操作を受け付けたことに応じて、ペットボトル回収装置100は、回収管理サーバ200にポイント寄付情報を送信する。ポイント寄付情報には、寄付先指定操作により寄付先として指定された寄付受付者と、寄付対象のポイント数とを示す情報が含まれる。
ステップS609:ペットボトル回収装置100は、回収履歴情報を回収管理サーバ200と店舗管理サーバ500とに送信する。
ここで、ステップS608の処理を経てステップS609に至った場合、ペットボトル回収装置100は、店舗管理サーバ500に送信する回収履歴情報には、ステップS608にて送信したのと同じ内容のポイント寄付情報を含めてよい。
本実施形態の店舗管理サーバ500は、会員情報において寄付履歴情報の領域(図8)が含まれる。店舗管理サーバ500は、ポイント寄付情報を含む回収履歴情報を受信した場合、回収履歴情報に含まれるポイント寄付情報の内容を、該当の会員情報における寄付履歴情報に追加するようにして記憶させる。また、この場合、会員の累積ポイント数に加算されるポイント数はゼロであることから、該当の会員情報におけるポイント履歴情報は更新されなくともよい。あるいは、この場合の該当の会員情報におけるポイント履歴情報においては、ポイントの寄付により加算されるポイント数がゼロとなったことが示されてもよい。
次に、回収管理サーバ200が、ポイント寄付画面の生成に関連して実行する処理手順例について説明する。
ステップS701:回収管理サーバ200は、ステップS603により送信されたポイント寄付画面要求を受信する。
ステップS702:回収管理サーバ200は、ポイント寄付画面を生成する。ステップS701により受信されたポイント寄付画面要求には、送信元のペットボトル回収装置100の装置識別子が含まれる。回収管理サーバ200は、ポイント寄付画面要求に含まれる装置識別子に対応付けられた設置場所(住所)を、回収装置情報テーブルから取得する。回収管理サーバ200は、寄付受付者情報テーブルから、提示範囲が取得された設置場所を含み、かつ提示期間が現在の日付を含む寄付受付者情報を検索する。回収管理サーバ200は、検索された寄付受付者情報が示す寄付受付者ごとの寄付先選択ボタンBT11を配置するようにして、ポイント寄付画面を生成する。この際、回収管理サーバ200は、検索された寄付受付者情報に対応付けられた提示優先度に基づいて、ポイント寄付画面における寄付先選択ボタンBT11ごとの配置位置を決定する。
ステップS703:回収管理サーバ200は、生成したポイント寄付画面を、ポイント寄付画面要求の送信元のペットボトル回収装置100に送信する。
次に、回収管理サーバ200が、寄付先へのポイント寄付に関連して実行する処理手順例について説明する。
ステップS801:回収管理サーバ200は、ステップS608によりペットボトル回収装置100から送信されたポイント寄付情報を受信する。
ステップS802:回収管理サーバ200は、受信されたポイント寄付情報において示される、寄付対象のポイント数に相当する寄付額を算出する。
ステップS803:回収管理サーバ200は、寄付処理を実行する。つまり、回収管理サーバ200は、ステップS801にて受信されたポイント寄付情報において示される寄付先の寄付受付者に対して、ステップS802にて算出された寄付額が寄付されるようにするための処理を実行する。
なお、同図では、ステップS802により、寄付対象のポイント数から寄付額を算出したうえで、算出された寄付額を寄付するようにしている。しかしながら、例えば寄付受付者からの要望等に応じて、寄付対象のポイント数をそのまま寄付する場合があってもよい。
本実施形態において、ポイント寄付画面にて寄付先選択ボタンBT11により提示される寄付受付者は、例えばペットボトル回収システムの管理者が管理端末装置600(図1)を操作することにより、例えば以下のようにして登録することができる。
管理者は、ポイント寄付画面にて提示される寄付受付者を登録するにあたり、管理端末装置600を回収管理サーバ200が提供する寄付先候補設定のウェブサイトにアクセスさせる。これにより、管理端末装置600の表示部に寄付受付者リスト画面が表示される。
図18(A)は、寄付受付者リスト画面の一例を示している。寄付受付者リスト画面においては、寄付先候補リストエリアAR31が配置される。寄付先候補リストエリアAR31においては、登録済みの寄付受付者のリスト項目が提示される。登録済みの寄付受付者のうちから、提示期間及び提示範囲等の条件を満たす寄付受付者がポイント寄付画面にて提示される。
管理者は、寄付受付者を新規に登録したい場合には、新規登録操作を行う。新規登録操作は、例えば寄付受付者リスト画面における新規登録ボタンBT31に対する操作であってよい。
また、管理者は、登録済みの寄付受付者についての登録内容を変更したい場合には、寄付受付者リスト画面において提示される寄付受付者のリスト項目のうちから、寄付先候補設定の対象とするリスト項目を選択して登録内容変更宣言操作を行う。
新規登録操作または登録内容変更宣言操作が行われたことに応じて、管理端末装置600の表示部には、寄付受付者設定画面が表示される。
図18(B)は、寄付受付者設定画面の一例を示している。寄付受付者設定画面においては、アイコン設定エリアAR41、寄付受付者名設定エリアAR42、提示期間設定エリアAR43、提示範囲設定エリアAR44、提示優先度設定エリアAR45が配置されている。
アイコン設定エリアAR41は、寄付受付者に対応するアイコンとしての画像を設定する操作が行われるエリアである。管理者は、例えば所定操作によって、例えば管理端末装置600が記憶する画像のうちからアイコンとする画像を選択することにより、アイコンとしての画像を設定することができる。
寄付受付者名設定エリアAR42は、寄付受付者の名称を設定する操作が行われるエリアである。運用者は、例えば寄付受付者の名称としての文字入力を操作を行うことで、寄付受付者の名称を設定することができる。
提示期間設定エリアAR43は、提示期間を設定する操作が行われるエリアである。
提示範囲設定エリアAR44は、提示範囲を設定する操作が行われるエリアである。
提示優先度設定エリアAR45は、提示優先度を設定する操作が行われるエリアである。
寄付受付者設定画面に対する操作により設定された内容に基づいて、1の寄付受付者に対応する寄付受付者情報が生成され、生成された寄付受付者情報が回収管理サーバ200が記憶する寄付受付者情報テーブルに格納される。
<変形例>
続いて、本実施形態の変形例について説明する。
[第1変形例]
例えば、第2実施形態に対応して学校単位でランキングを付与し、利用者にランキングを提示する機能は、回収管理サーバ200に代えて、店舗管理サーバ500により実現されてよい。同様に、第3実施形態に対応するポイント寄付の機能も、回収管理サーバ200に代えて、店舗管理サーバ500により実現されてよい。
また、本実施形態における回収管理サーバ200、店舗管理サーバ500の少なくともいずれか一方は、例えば所定の機能に応じて分散して設けられてよい。例えば、第2実施形態に対応して学校単位でランキングを付与し、利用者にランキングを提示する機能は、回収管理サーバ200や店舗管理サーバ500とは別のサーバにより実現されてよい。同様に、第3実施形態に対応するポイント寄付の機能も、回収管理サーバ200や店舗管理サーバ500とは別のサーバにより実現されてよい。
[第2変形例]
本実施形態における物品回収装置は、ペットボトルを回収するペットボトル回収装置に限定されない。本実施形態における物品回収装置は、例えば、第9変形例で挙げた空き缶を回収する装置であってもよいし、プラスチックゴミを回収する装置、リサイクル対象の食品トレー容器の回収装置などであってもよい。例えばプラスチックゴミを回収する装置では、回収される物品の数量として、物品数ではなく重量を計測するようにされてよい。
さらに、加算ポイント数の変更のために利用され、店舗に設置される装置としては、物品回収装置以外であってもよい。例えば、このような装置としては、自動販売機、宅配回収ボックス、浄水器、ミネラルウォーター提供装置、氷やドライアイスの提供装置などを挙げることができる。また、クリーニング店などでは、客によるクリーニング品の回収または返却用のロッカーの利用に応じて加算ポイント数が変更されるようにしてよい。さらには、加算ポイント数の変更のために利用され、店舗に設置される装置としては、ATM機器などであってもよい。
<実施形態の総括>
(1)以上説明したように、本実施形態の一態様は、物品(例えば、ペットボトル)を回収する回収部(例えば、ペットボトル回収装置100)と、前記回収部にて行われた物品の回収に基づく社会貢献の度合いを示す社会貢献度(例えば、ペットボトルの回収結果(回収本数、回収重量等))を特定する特定手段と、前記特定手段により特定された社会貢献度に関する情報(例えば、図10の回収状況画面、図12のランキング画面、寄付対象ポイントエリアAR11(図15(A))に表示される寄付対象ポイント)を表示する表示手段とを備える物品回収システムである。
上記構成によれば、ペットボトル回収装置100にて行われたペットボトルの回収結果に基づいて特定された社会貢献に関する情報が利用者に提示される。これにより、利用者がペットボトル回収装置100の利用により意識的に社会貢献を行うことの活発化が図られる。
(2)本実施形態の一態様は、(1)に記載の物品回収システムであって、前記社会貢献を行う主体を選択する選択手段(図12(A)の学校選択画面)をさらに備える。
上記構成によれば、例えば利用者は、自己の属する小学校を選択する等のように、組織、団体等の集団単位で主体を選択したうえで、ペットボトル回収装置100によりペットボトルを回収させることができる。これにより、社会貢献を行う主体としての集団単位での社会貢献度を利用者に向けて表示させることができる。
(3)本実施形態の一態様は、(2)に記載の物品回収システムであって、前記選択手段により前記社会貢献を行う主体が選択されたことに応じて、前記回収部による物品の回収を許可する回収許可手段をさらに備える。
上記構成によれば、社会貢献を行う主体が選択されればペットボトル回収装置100を利用してペットボトルを回収させることができる。これにより、集団単位の一員として利用者がペットボトル回収装置100を利用しようとする場合には、例えば会員カードCDからのカード情報の読み取りが行われる等の条件を満たさなくとも、ペットボトル回収装置100を利用することが可能になる。
(4)本実施形態の一態様は、(1)から(3)に記載の物品回収システムであって、前記社会貢献の内容に関する設定を行う設定手段(寄付受付者設定画面(図18(B)を利用した寄付受付者の登録機能)をさらに備える。
上記構成によれば、ポイント寄付画面において寄付先候補として提示する寄付受付者を設定することができる。
(5)本実施形態の一態様は、物品を回収する回収部を備える物品回収システムにおける情報提示方法であって、前記回収部にて行われた物品の回収に基づく社会貢献の度合いを示す社会貢献度を特定する特定ステップと、前記特定ステップにより特定された社会貢献度に関する情報を表示する表示ステップとを含む情報提示方法である。
なお、上述のペットボトル回収装置100、回収管理サーバ200、客端末装置300、POSレジスタ400、店舗管理サーバ500等としての機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより上述のペットボトル回収装置100、回収管理サーバ200、客端末装置300、POSレジスタ400、店舗管理サーバ500等としての処理を行ってもよい。ここで、「記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行する」とは、コンピュータシステムにプログラムをインストールすることを含む。ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、インターネットやWAN、LAN、専用回線等の通信回線を含むネットワークを介して接続された複数のコンピュータ装置を含んでもよい。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。このように、プログラムを記憶した記録媒体は、CD−ROM等の非一過性の記録媒体であってもよい。また、記録媒体には、当該プログラムを配信するために配信サーバからアクセス可能な内部または外部に設けられた記録媒体も含まれる。配信サーバの記録媒体に記憶されるプログラムのコードは、端末装置で実行可能な形式のプログラムのコードと異なるものでもよい。すなわち、配信サーバからダウンロードされて端末装置で実行可能な形でインストールができるものであれば、配信サーバで記憶される形式は問わない。なお、プログラムを複数に分割し、それぞれ異なるタイミングでダウンロードした後に端末装置で合体される構成や、分割されたプログラムのそれぞれを配信する配信サーバが異なっていてもよい。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、ネットワークを介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、上述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
100 ペットボトル回収装置、110 容器投入部、140 容器収容部、200 回収管理サーバ、201 通信部、202 制御部、203 記憶部、231 回収装置情報テーブル記憶部、232 回収履歴情報テーブル記憶部、233 学校データベース記憶部、234 学校単位回収履歴情報テーブル記憶部、235 寄付受付者情報テーブル記憶部、300 客端末装置、400 POSレジスタ、500 店舗管理サーバ、501 通信部、502 制御部、503 記憶部、531 会員情報テーブル記憶部、532 回収履歴情報テーブル記憶部、533 取引履歴情報テーブル記憶部、600 管理端末装置、1100 CPU、1200 記憶部、1300 RAM、1400 タッチパネル表示部、1500 カードリーダ、1600 通信部、1700 回収機構部

Claims (5)

  1. 物品を回収する回収部と、
    前記回収部にて行われた物品の回収に基づく社会貢献の度合いを示す社会貢献度を特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された社会貢献度に関する情報を表示する表示手段と
    を備える物品回収システム。
  2. 前記社会貢献を行う主体を選択する選択手段をさらに備える
    請求項1に記載の物品回収システム。
  3. 前記選択手段により前記社会貢献を行う主体が選択されたことに応じて、前記回収部による物品の回収を許可する回収許可手段をさらに備える
    請求項2に記載の物品回収システム。
  4. 前記社会貢献の内容に関する設定を行う設定手段をさらに備える
    請求項1から3のいずれか一項に記載の物品回収システム。
  5. 物品を回収する回収部を備える物品回収システムにおける情報提示方法であって、
    前記回収部にて行われた物品の回収に基づく社会貢献の度合いを示す社会貢献度を特定する特定ステップと、
    前記特定ステップにより特定された社会貢献度に関する情報を表示する表示ステップと
    を含む情報提示方法。
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