JP7246771B2 - 物品回収システム及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、物品回収システム及びプログラムに関する。
空き瓶に収容を受け入れたことに応じて、収容された瓶に対する返却デポジットの支払いに対応するレシートを発行するようにされた空き瓶回収器が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特表2000-515801号公報
環境保全などの観点から、リサイクルが可能な物品の回収はできるだけ積極的に行われることが好ましい。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、物品回収装置の利用の活発化が図られるようにすることを目的とする。
上述した課題を解決するための本発明の一態様は、物品の回収が行われる物品回収装置または物品回収装置の利用者を識別する識別情報と、前記物品回収装置により回収された物品の回収量とを対応付けた回収履歴情報を記憶する記憶手段と、報知に対応する識別情報を特定する特定手段と、前記回収履歴情報に基づいて、前記特定手段により特定された識別情報に対応し、物品の回収に関連する情報を報知する報知手段とを備える物品回収システムである。
また、本発明の一態様は、物品回収システムに備えられるコンピュータを、物品の回収が行われる物品回収装置または物品回収装置の利用者を識別する識別情報と、前記物品回収装置により回収された物品の回収量とを対応付けた回収履歴情報を記憶する記憶手段、報知に対応する識別情報を特定する特定手段、前記回収履歴情報に基づいて、前記特定手段により特定された識別情報に対応し、物品の回収に関連する情報を報知する報知手段として機能させるためのプログラムである。
本発明によれば、物品回収装置の利用の活発化が図られるようになるという効果が得られる。
本実施形態におけるペットボトル回収システムの構成例を示す図である。 本実施形態におけるペットボトル回収装置の正面図及び側面図である。 本実施形態における回収履歴情報テーブルの内容例を示す図である。 本実施形態における回収実績ウェブページの態様例を示す図である。 本実施形態におけるペットボトル回収装置の機能構成例を示す図である。 本実施形態における回収管理サーバの構成例を示す図である。 本実施形態における客端末装置の構成例を示す図である。 本実施形態のペットボトル回収装置が1回の回収稼働に応じた回収履歴情報の送信に関連して実行する処理手順例を示すフローチャートである。 本実施形態の客端末装置と回収管理サーバとが回収実績ウェブページの表示に関連して実行する処理手順例を示すフローチャートである。 本実施形態のペットボトル回収装置と回収管理サーバとが、CO2削減評価の提示に関連して実行する処理手順例について説明するフローチャートである。 本実施形態の回収管理サーバが、ペットボトル回収装置からのペットボトルの取り出し時期の報知に関連して実行する処理手順例を示すフローチャートである。
<第1実施形態>
図1は、本実施形態におけるペット(PET)ボトル回収システム(物品回収装置の一例)の構成例を示している。
本実施形態においては、複数の店舗STごとにペットボトル回収装置100が設置される。ペットボトル回収装置100は、店舗STの建物内に設置されてもよいし、例えば店舗STの敷地内において、例えば軒下などのように屋外に面するような場所に設置されてもよい。
同図の店舗STは、例えば同じ系列における系列店である。一具体例として、同図の店舗STは、同系列におけるコンビニエンスストアである。
ペットボトル回収装置100は、リサイクル品としてのペットボトルの集積設備として機能する。店舗STに赴いた客Cは、例えば自分が飲料などを飲んで中身が空いたペットボトルをペットボトル回収装置100に投入する。本実施形態のペットボトル回収装置100は、投入されたペットボトルを減容したうえで収納する。
また、ペットボトル回収装置100は、ネットワークNT経由で回収管理サーバ200と通信が可能なように接続される。ペットボトル回収装置100は、例えば携帯電話通信網などを経由してネットワークNTと通信するようにされてよい。これにより、ペットボトル回収装置100は無線により通信を行うことが可能となり、ネットワーク用のケーブルを接続する必要がないことから、例えば設置の自由度が高くなる。
なお、同図では、1つの店舗STにおいて1つの店舗管理サーバ500が設置された例が示されているが、1つの店舗STに設置される店舗管理サーバ500の数は特に限定されない。
回収管理サーバ200は、ペットボトル回収装置100によるペットボトルの回収に関する情報処理を行うサーバである。回収管理サーバ200は、例えばペットボトル回収装置100を提供する企業により運用される。
回収管理サーバ200は、具体的に、各店舗STのペットボトル回収装置100におけるペットボトルの回収に関する履歴を示す回収履歴情報を管理する。そのうえで、回収管理サーバ200は、ペットボトル回収装置100を利用してペットボトルの回収の協力に関する客Cの実績(回収実績)を導出し、導出された回収実績を客Cに報知する。客Cへの回収実績の報知は、回収実績に関する情報を客Cの客端末装置300に表示させることによって行われる。
客端末装置300は、客Cが所有する端末装置である。客端末装置300は、例えば据え置き型あるいはノート型のパーソナルコンピュータであってもよいし、スマートフォン、タブレット端末、携帯電話等の携帯端末であってもよい。
客端末装置300は、ネットワークNT経由で回収管理サーバ200と通信を行うことができる。
また、同図の客Cは、店舗STの会員として登録されている。店舗STの会員である客Cは、会員カードCDを所有する。
会員カードCDに記録されるカード情報には、会員識別子が含まれる。会員識別子は、会員カードCDごとに固有となるように割り当てられたカード識別子でもある。会員カードCDは、会員としての客Cごとに1枚ずつ提供されるものであることから、会員カードCDごとに固有となるカード識別子は、会員カードCDの所有者である会員としての客Cを一意に示す会員識別子として扱われる。
会員カードCDは、店舗STにて支払いの際にプリペイドカードとして利用することができる。また、会員カードCDは、ポイントカードとしても利用することができる。例えば、店舗STでの支払いの際に、会員である客は、会員カードCDを店員に提示する。
店員は、店舗STに設置されたPOSレジスタ400を操作して客の購入する商品に応じた会計を行う際に、会員カードCDに記録されたカード情報を、POSレジスタ400のカードリーダにより読み取らせる操作を行う。
POSレジスタ400は、客が買い上げた商品を登録する商品登録処理と、登録された商品に応じた精算処理とを含む会計処理を実行する。
POSレジスタ400は、会計処理において、会員カードCDからカード情報を読み取った場合には、読み取ったカード情報を店舗管理サーバ500に送信する。これにより、店舗管理サーバ500にて、例えばプリペイド残高からの支払いや、支払い金額等に応じたポイントの加算、ポイントのプリペイド残高への変換、プリペイド金額のチャージなどに対応する処理が行われる。
なお、同図では、1つの店舗STにおいて1つのPOSレジスタ400が設置された例が示されているが、1つの店舗STに設置されるPOSレジスタ400の数は特に限定されない。
店舗管理サーバ500は、店舗STを統括して管理するサーバである。店舗管理サーバ500は、店舗STにより運用される。
店舗管理サーバ500は、具体的に、会員識別子ごとにプリペイド残高、ポイント残高などを管理する。また、店舗管理サーバ500は、例えば店舗STごとの商品に関する情報を管理するようにされてもよい。
次に、図2を参照して、ペットボトル回収装置100の動作概要について説明する。図2(a)は、ペットボトル回収装置100を正面からみた正面図である。図2(b)は、ペットボトル回収装置100を側面からみた側面図である。
ペットボトル回収装置100は、待機状態においては、物品投入部の外扉が閉状態であり、物品投入部と収容部の間に開閉自在に設けられた内扉が閉状態である。
一方、ペットボトル回収装置100は、物品回収に際しては、物品投入部の外扉が開状態となり、物品投入部の載置部へ載置された物品が回収可能であるか否かについて判定する。即ち、ペットボトル回収装置100は、投入された物品が、ペットボトル等の樹脂製の容器であって、容器が空き状態であるか否か等について判別する。回収可能であると判別された場合、外扉が閉状態となり、物品投入部と収容部の間に設けられた内扉が開状態となり、収容部により容器が回収される。
また、本実施形態のペットボトル回収装置100は、減容機構を備えている。ペットボトル回収装置100は、減容機構により容器を減容することで、規定容量の回収部にて多量の減容された空容器を回収することができる。
図2に示されるように、ペットボトル回収装置100は、装置本体部100Bの上部に容器投入部110が設けられており、容器投入部110の開口部の外側には外扉111が設けられている。装置本体部100Bは、外扉111よりも上部付近の正面側に、タッチパネル表示部1400、カードリーダ1500が設けられている。また、装置本体部100Bの正面側には、荷物フック100fが設けられている。
容器投入部110においては、投入された物品が回収可能であるか否かを判別するための各種センサが設けられている。センサとしては、例えば、光センサ、金属センサ、計量器、撮像装置などを挙げることができる。ペットボトル回収装置100は、例えばこれらのセンサの出力を用いて、投入された物品が回収可能であるか否かについて判定する。回収可能であると判定されれば、投入されたペットボトルが減容機構により減容されたうえで収容される。一方、回収可能でないと判定された場合には、投入された物品についての減容及び収容は行われずに客に向けて報知が行われ、投入された物品についての容器投入部110からの取り出しが促される。
また、容器投入部110の下方には、容器収容部140に連通する通路71が設けられる。また、通路71の容器投入部110の載置部116から容器収容部140に連通する位置に内扉112が設けられている。
また、ペットボトル回収装置100は、内扉112と、容器収容部140の間に減容部120(減容機構)が設けられている。減容部120は、内扉112が開状態の場合、容器投入部110からの空容器Aを押し潰して減容し、減容された容器RAを、下方の容器収容部140に出力する。
また、ペットボトル回収装置100の装置本体部100Bは、容器収容部140を載置した引出し100Cを有し、正面側には引出用取手100eや、鍵孔100rが設けられており、鍵を鍵孔100rに差込み施解錠可能に構成されている。
また、装置本体部100Bの正面側、詳細には、引出し100Cの正面側には、透光部100A(透光窓)が設けられており、外部から容器収容部140に収容されている空容器を視認可能に構成されている。
また、装置本体部100Bの側面部には、搬送時に用いられる移動用取手100gが設けられている。
また、装置本体部100Bは、正面側にキャップ投入部108を備え、キャップ投入部108から装置本体部内で下方に向かってキャップ用通路72が設けられ、キャップ投入部108に投入されたキャップがキャップ用通路72を介してキャップ収容部145に収容されるように構成されている。
また、本実施形態のペットボトル回収装置100は、会員カードCDに記録されたカード情報を読み取り可能なカードリーダ1500が設けられている。
会員である客は、ペットボトル回収装置100の利用を開始する際には、自分の会員カードCDをカードリーダ1500に読み取らせる操作を行う。会員カードCDがカードリーダ1500により読み取られたことに応じて、1回の回収稼働に応じたペットボトル回収装置100の動作が開始される。回収稼働は、客が持参した1本以上のペットボトルをペットボトル回収装置100に回収させることをいう。なお、会員カードCDを所持していない客の場合には、例えば、タッチパネル表示部1400に対する開始を指示する操作に応じて1回の回収稼働が開始されるようにしてよい。
客は、1回の回収稼働において、ペットボトル回収装置100の容器投入部110に1本のペットボトルを投入し、投入されたペットボトルが減容され、収容されると、次の1本のペットボトルを投入していく、というようにしてペットボトルを1本ずつペットボトル回収装置100に収容させていく。
そして、客は、今回持参した全てのペットボトルについてペットボトル回収装置100への収容を終えると、例えば終了のための操作をタッチパネル表示部1400に行えばよい。これにより、1回の回収稼働が終了される。
上記のように1回の回収稼働が完了したことに応じて、ペットボトル回収装置100は、回収稼働の結果が反映された回収履歴情報を生成し、生成された回収履歴情報を回収管理サーバ200に送信する。つまり、ペットボトル回収装置100から回収管理サーバ200への回収履歴情報の送信は、1回の回収稼働ごとに対応して行われる。
回収管理サーバ200は、各ペットボトル回収装置100から受信した回収履歴情報を、例えば回収履歴情報テーブルに格納させるようにして記憶する。
また、ペットボトル回収装置100は、回収稼働の完了ごとに生成された回収履歴情報を記憶する。これにより、ペットボトル回収装置100には、回収稼働が行われるごとに回収履歴情報が蓄積されていく。
そのうえで、ペットボトル回収装置100は、予め定められた回収履歴情報の送信タイミングで、前回の回収履歴情報の送信以降において蓄積された回収履歴情報を、店舗管理サーバ500に送信する。このように、ペットボトル回収装置100から店舗管理サーバ500への回収履歴情報の送信は、回収稼働ごとに行われるのではなく、所定のタイミングごとに行われる。
なお、ペットボトル回収装置100から店舗管理サーバ500への回収履歴情報の送信も回収稼働ごとに行われてよい。しかしながら、店舗管理サーバ500は、例えば店舗STのPOSレジスタ400とも頻繁に通信を行っていることから、時間帯や状況によっては、通信負荷が重くなる場合がある。
そこで、ペットボトル回収装置100から店舗管理サーバ500への回収履歴情報の送信については、例えばPOSレジスタ400との通信量が比較的少ない時間帯などのタイミングで行うようにすることで、店舗管理サーバ500の通信負荷を平準化できる。
図3は、回収履歴情報テーブルの内容例を示している。同図の回収履歴情報テーブルにおける1レコード(1行)が1回の回収稼働に対応してペットボトル回収装置100から送信された回収履歴情報である。
1つの回収履歴情報は、装置識別子、店舗識別子、会員識別子、回収日時、回収本数(回収量の一例)、及び回収重量(回収量の一例)との各領域を含む。
装置識別子の領域は、回収履歴情報の送信元のペットボトル回収装置100を一意に示す装置識別子を格納する。装置識別子は、ペットボトル回収装置100にて記憶されている情報である。
店舗識別子の領域は、回収履歴情報の送信元のペットボトル回収装置100が設置された店舗STを一意に示す店舗識別子を格納する。装置識別子は、ペットボトル回収装置100にて記憶されている情報である。例えばペットボトル回収装置100を設置すべき店舗STが決定されたことに応じて、設置される店舗STを示す店舗識別子の書き込みがペットボトル回収装置100に対して行われる。
会員識別子の領域は、対応の回収稼働の開始に際して、回収履歴情報の送信元のペットボトル回収装置100がカードリーダにより会員カードCDから読み取ったカード情報に含まれる会員識別子を格納する。
なお、会員ではない客により行われた回収稼働に対応する回収履歴情報の場合、会員識別子の領域には、例えば会員識別子としての有意な値を未格納であることを示す所定値(null値)が格納されてよい。
回収日時の領域は、対応の回収稼働が行われた日時である回収日時を格納する。回収日時は、例えば回収稼働が開始された時刻であってもよいし、回収稼働が終了された時刻であってもよい。あるいは、回収日時は、回収稼働が開始された時刻と終了された時刻との双方を含んでもよい。回収日時は、例えばペットボトル回収装置100にて設定されたうえで、ペットボトル回収装置100が送信する回収履歴情報に含められればよい。
あるいは、例えば回収管理サーバ200が、回収履歴情報の受信に応じた日時を回収日時として設定するようにしてもよい。このように回収管理サーバ200が回収日時を設定する場合、ペットボトル回収装置100が送信する回収履歴情報には、回収日時は含まれなくともよい。
回収本数の領域は、対応の回収稼働にてペットボトル回収装置100が回収したペットボトルの本数(回収本数)を格納する。回収本数は、回収稼働に際して、ペットボトル回収装置100が、減容、収容を行ったペットボトルの本数をカウントすることによって得られる。
回収重量の領域は、対応の回収稼働にてペットボトル回収装置100が回収したペットボトルの総重量(回収重量)を格納する。回収重量は、回収稼働に際して、ペットボトル回収装置100が、減容、収容を行ったペットボトルごとの重量を計測し、計測された重量を積算することによって得られる。
なお、店舗管理サーバ500も、回収管理サーバ200と同様に、各ペットボトル回収装置100から受信した回収履歴情報を同図の回収履歴情報テーブルの構造により記憶してよい。
説明を図1に戻す。本実施形態のペットボトル回収システムにおいては、会員である客Cによるペットボトル回収装置100の利用に対して、ペットボトルの回収に協力したことに対する特典を付与するとの趣旨で、会員カードのポイントを加算するサービス(ポイント加算サービス)を行う。このようなペットボトル回収装置100の利用に対するポイント加算サービスは、会員のポイントを管理する店舗管理サーバ500によって実現される。
店舗管理サーバ500は、ポイント加算サービスとして、1の会員に対応して以下のような処理を実行する。店舗管理サーバ500は、自己が記憶する回収履歴情報のうち、各ペットボトル回収装置100から送信された1の会員についての回収履歴情報を利用して、1の会員により回収されたペットボトルが所定本ずつ増えていくごとに、所定数のポイントを加算する(例えば、ペットボトル5本につき1ポイントを加算する)ように処理する。
このように、会員である客Cによるペットボトル回収装置100の利用に応じて、会員カードCDのポイント加算が行われるようにすることで、会員である客Cにとっては、実利的なメリットが得られることになるため、客によるペットボトル回収装置100の利用(回収稼働)の活発化が図られる。
また、本実施形態のペットボトル回収システムは、ペットボトル回収装置100を利用した会員としての客Cを対象として、回収実績の報知を客Cに向けて行ことができる。回収実績の客Cへの報知の態様は、例えば以下のようにして行われる。
ペットボトル回収装置100を利用している会員としての客Cは、例えば客端末装置300のネットワーク接続機能を利用して、回収実績報知のウェブページ(回収実績ウェブページ)に客端末装置300をアクセスさせる。
なお、以降の説明にあっては、回収管理サーバ200が回収実績ウェブページを提供するウェブサーバとしての機能を有するようにされている場合を例に挙げる。
図4(a)は、客端末装置300を回収実績ウェブページにアクセスさせた際に、最初に客端末装置300にて表示される回収実績ウェブページの初期表示の態様例を示している。
同図のウェブページにおいては、会員識別子を入力する入力ボックスBXと検索ボタンBTとが配置されている。客Cは、入力ボックスBXに対して、自分の会員識別子を入力する操作を行う。本実施形態において会員識別子は、例えば所定の桁数による数字列である。客Cは、自分の会員識別子については、自分が所有する会員カードCDに記載されている会員識別子の数字列により確認できる。
客Cは、入力ボックスBXに会員識別子を入力したうえで、検索ボタンBTに対する操作を行う。検索ボタンBTに対する操作に応じて、客端末装置300は、入力ボックスBXに入力された会員識別子を含む回収実績要求を回収管理サーバ200に送信する。
回収管理サーバ200は、回収実績要求の受信に応じて、回収履歴情報テーブルに格納される回収履歴情報を利用して、回収実績要求に含まれる会員識別子が示す会員についての回収実績を導出する。
この場合の回収実績は、例えば回収履歴情報テーブルに回収履歴情報が格納される会員識別子により示される会員についてのこれまでの回収本数の積算(累計回収本数)と、累計回収本数に基づく順位を含む。
回収管理サーバ200は、客Cについての回収実績を導出すると、導出された回収実績を示す回収実績情報を回収実績要求送信元の客端末装置300に送信する。
回収実績情報を受信した客端末装置300は、回収実績ウェブページの記述に従って、受信された回収実績情報の内容が反映されるように回収実績ウェブページを更新して表示させる。
図4(b)は、客端末装置300にて客Cについての更新後のウェブページの表示態様例を示している。
同図のウェブページにおいては、累計回収本数エリアAR1にて、客Cの累計回収本数が示される。
また、ランキングエリアAR2にて、客Cの順位が示される。同図のランキングエリアAR2においては、順位に関して、ペットボトル回収装置100を利用した履歴のある全会員の数が分母により示され、客Cの順位が分子により示される態様となっている。つまり、ランキングエリアAR2においては、ペットボトル回収装置100を利用した履歴のある全会員のうちで客Cが何位であるのかが示される態様となっている。
同図のような態様で順位を表示するには、例えば回収実績情報に、客Cの順位とともに、ペットボトル回収装置100を利用した履歴のある会員の総数も含まれるようにされればよい。
このように表示されたウェブページの画面をみることで、客Cは、自分がこれまでに何本のペットボトルをペットボトル回収装置100に回収させたのかを把握できる。また、客Cは、ペットボトルの累積回収本数に基づく自分のランキングを把握できる。
このように、ペットボトル回収装置100を利用する会員としての客Cが、ペットボトルの回収に関する自分の実績を把握できるようにすることで、客Cとしては、ランキングを意識しながらペットボトル回収装置100を利用することができる。この場合、客Cは、ランキングを上げようという意識が働きやすくなることから、客Cがペットボトル回収装置100の利用にさらに積極的になることが期待される。
上記の回収実績報知の態様では、客Cが客端末装置300のウェブブラウザなどを操作して回収実績ウェブページにアクセスのうえで、会員識別子を入力する操作を行うようにされている。客によっては、このような操作を面倒であると捉える可能性がある。このようなことを考慮すると、より手軽に客Cに向けて回収実績が報知されるようにすることが好ましい。
そこで、本実施形態においては、以下のような態様によっても客Cに回収実績が報知されるようにする。
ペットボトル回収装置100は、例えば1回の回収稼働が完了したタイミングで、タッチパネル表示部1400に対して、回収実績ウェブページへのアクセスに用いる二次元コードを表示させる。表示される二次元コードには、回収実績ウェブページのURL(Uniform Resource Locator:報知場所の一例)と、回収稼働の開始に際して客Cがカードリーダ1500に読み取らせた会員カードCDの会員情報から取得した会員識別子とが含まれている。会員カードCDの会員情報からの会員識別子の取得は、識別情報の特定の一例である。
客は、その場でこれまでの自分の回収実績を確認したいと思った場合には、自分が所持している客端末装置300のコードリーダ機能により、タッチパネル表示部1400に表示された二次元コードを客端末装置300に読み取らせる。
二次元コードを読み取った客端末装置300は、読み取られた二次元コードを解析してURLと会員識別子を取得する。客端末装置300は、取得されたURLにアクセスする。アクセスされたウェブページは、例えば図4(a)に示される初期表示の回収実績ウェブページである。客端末装置300は、アクセスしたウェブページに対して、二次元コードから取得された会員識別子を入力し、検索ボタンBTに対する操作(クリック)を発生させる。
検索ボタンBTに対する操作の発生に応じて、客端末装置300から回収管理サーバ200に対して回収実績要求が送信される。回収管理サーバ200は、回収実績要求に応じて、回収実績の導出と、回収実績情報の送信を行う。客端末装置300は、受信された回収実績の内容が反映されるように回収実績ウェブページを更新し、更新後の回収実績ウェブページを表示させる。
この結果、客端末装置300においては、二次元コードの読み取りに応じて、図4(b)のように客Cのこれまでの回収実績が示された回収実績ウェブページを表示するという動作が得られる。
この場合、客Cは、回収稼働を行ったその場で、客端末装置300に対して二次元コードを読み取らせるという簡易な操作を行うだけで、回収実績を客端末装置300にて表示させ、確認することができる。
図5を参照して、本実施形態のペットボトル回収装置100の機能構成例について説明する。同図のペットボトル回収装置100は、CPU(Central Processing Unit)1100、記憶部1200、RAM(Random Access Memory)1300、タッチパネル表示部1400、カードリーダ1500、通信部1600、及び回収機構部1700を備える。これらの各部位は、内部バスを介してそれぞれ接続されている。
CPU1100は、プログラムを実行することにより、ペットボトル回収装置100における各種の処理を実行する。CPU1100の処理によってペットボトル回収装置100としての各種機能が実現される。
記憶部1200は、CPU1100が利用する各種データを記憶する補助記憶装置である。記憶部1200は、例えば、CPU1100に実行させるプログラムやタッチパネル表示部1400に表示させる画像データ等を記憶する。
RAM1300は、記憶部1200から読み出されたプログラムやデータが展開される主記憶装置である。
タッチパネル表示部1400は、図2に示されるように装置本体部100Bに表示面が表出して設けられている。タッチパネル表示部1400は、CPU1100の制御に応じて画像を表示する。タッチパネル表示部1400は、例えば指などの操作体により表示面に対して行われた操作を受け付ける。
カードリーダ1500は、図2に示されるように装置本体部100Bにて設けられている。カードリーダ1500は、例えば非接触による所定の通信方式により、通信範囲の会員カードCDと通信を行い、通信先の会員カードCDから会員情報を読み出す。
通信部1600は、ネットワークNT経由で通信を行う。前述のように、本実施形態の通信部1600は、無線によりネットワークNTと接続されるように通信を行う。
回収機構部1700は、ペットボトルの回収としてのペットボトルの減容、収容等に関連した動作をCPU1100の制御に応じて行う機構部である。図2との対応では、回収機構部1700には、容器投入部110、外扉111、内扉112、減容部120、容器収容部140等が含まれる。
図6を参照して、回収管理サーバ200の構成例について説明する。同図の回収管理サーバ200は、通信部201、制御部202、及び記憶部203を備える。
通信部201は、ネットワークNT経由で通信を行う。
制御部202は、回収管理サーバ200における各種の制御を実行する。制御部202としての機能は、回収管理サーバ200が備えるCPUがプログラムを実行することにより実現される。
記憶部203は、制御部202が利用する各種の情報を記憶する。同図の記憶部203は、回収履歴情報テーブル231を記憶している。回収履歴情報テーブル231は、図3に例示した構造を有する。
図7を参照して、客端末装置300の構成例について説明する。同図の客端末装置300は、CPU301、記憶部302、RAM303、表示部304、操作部305、撮像部306、及び通信部307を備える。
CPU301は、中央演算処理装置であり、記憶部302に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、客端末装置300の動作を制御する。
記憶部302は、CPU301の補助記憶装置であって、プログラムをはじめとしてCPU301が利用する各種の情報を記憶する。
RAM303は、CPU301の主記憶装置である。
表示部304は、CPU301の表示制御に応じて画像を表示する。表示部304は、画面に対する操作が可能なタッチパネルとして構成されてよい。
操作部305は、客端末装置300に備えられる各種操作子や客端末装置300に接続される各種の入力デバイスなどを一括して示す。
撮像部306は、CPU301の制御に応じて撮像を行う。また、本実施形態の撮像部306は、二次元コードを処理するコードリーダにおいて二次元コードを読み取る部位としても機能させることができる。
通信部307は、無線によりネットワークNT経由で通信を行う部位である。
図8のフローチャートを参照して、本実施形態のペットボトル回収装置100が1回の回収稼働に応じた回収履歴情報の送信に関連して実行する処理手順例について説明する。
ステップS101:ペットボトル回収装置100は、回収稼働の開始を指示する操作(回収稼働指示操作)が行われるのを待機する。回収稼働指示操作は、カードリーダ1500に対して会員カードCDのカード情報を読み取らせる操作、あるいは、タッチパネル表示部1400に表示された回収稼働開始ボタンに対する操作である。
ステップS102:回収稼働指示操作が行われたことに応じて、ペットボトル回収装置100は、回収稼働に対応する動作を開始する。つまり、ペットボトル回収装置100は、外扉111を開状態として、容器投入部110へのペットボトルの投入を受け付ける。以降においては、ペットボトルが投入されたことに応じて、ペットボトル回収装置100は、外扉111を閉状態としたうえで、減容部120によりペットボトルを減容し、容器収容部140に収容させる。ペットボトル回収装置100は、再び外扉111を開状態として、次のペットボトルの投入を受け付ける。このようにして、ペットボトル回収装置100による回収稼働に対応する動作が行われていく。
ステップS103:ペットボトル回収装置100は、ステップS102により開始された回収稼働に対応の動作が終了されるのを待機している。例えば、客は、持参した全てのペットボトルをペットボトル回収装置100に収容させると、タッチパネル表示部1400に表示された案内に従って、タッチパネル表示部1400にて表示されている終了ボタンに対する操作を行う。終了ボタンに対する操作が行われたことに応じて、これまでに行われた1回の回収稼働に応じた動作が終了される。
ステップS104:ペットボトル回収装置100は、回収稼働に対応の動作が終了すると、回収稼働指示操作に際して会員カードCDからのカード情報の読み取りが行われたか否かについて判定する。
ステップS105:会員カードCDからのカード情報の読み取りが行われていた場合、ペットボトル回収装置100は、読み取られたカード情報から取得した会員識別子を含む回収履歴情報を生成する。前述のように、回収履歴情報は回収稼働の結果が反映された内容を有するものであって、会員識別子のほかに、装置識別子、店舗識別子、回収日時、回収本数、及び回収重量等の情報が含まれる。ペットボトル回収装置100は、生成された回収履歴情報を、回収管理サーバ200に対して送信する。
ステップS106:また、ペットボトル回収装置100は、読み取られたカード情報から取得した会員識別子と、回収実績ウェブページのURLとをコード化した二次元コードをタッチパネル表示部1400に表示させる。
ステップS107:一方、会員カードCDからのカード情報の読み取りが行われていなかった場合、ペットボトル回収装置100は、会員識別子を含まない回収履歴情報を生成し、生成された回収履歴情報を回収管理サーバ200に送信する。
回収管理サーバ200は、ステップS105またはステップS107により送信された回収履歴情報を、回収履歴情報テーブル231に格納させるようにして記憶部203に記憶させる。
図9のフローチャートを参照して、客端末装置300と回収管理サーバ200とが回収実績ウェブページの表示に関連して実行する処理手順例について説明する。同図では、ペットボトル回収装置100のタッチパネル表示部1400にて表示された二次元コードの読み取りに基づく回収実績ウェブページの表示に対応する処理を例に挙げる。また、同図の処理は、ペットボトル回収装置100により図9に示した処理が終了された後の段階において実行されるものとなる。
ステップS201:客Cは、客端末装置300にて回収実績ウェブページを表示させようとするにあたり、客端末装置300のコードリーダ機能を起動させる。客Cは、ペットボトル回収装置100のタッチパネル表示部1400にて表示された二次元コードを、起動させたコードリーダ機能により客端末装置300に読み取らせる。
客端末装置300は、例えばバーコードリーダ機能が起動された状態のもとで、二次元コードの読み取りが行われるのを待機する。
ステップS202:二次元コードが読み取られると、客端末装置300は、バーコードリーダ機能により読み取られた二次元コードを解析し、二次元コードからURLと会員識別子とを取得する。
ステップS203:客端末装置300は、ステップS202にて取得されたURLの指定によるURLリクエストを送信する。
ステップS204:ステップS203によるURLリクエストに応じて、回収管理サーバ200から客端末装置300に対して、リクエストされたURLのウェブページ、即ち回収実績ウェブページのデータが送信される。
客端末装置300は、ウェブブラウザ機能により、受信された回収実績ウェブページのデータを取得する。ステップS204にて取得された回収実績ウェブページは、図4(a)に例示した初期表示に対応したものであり、入力ボックスBXに対する会員識別子の入力と、検索ボタンBTに対する操作が可能である。
ステップS205;客端末装置300は、ウェブブラウザ機能により、取得された回収実績ウェブページの入力ボックスBXに対して、ステップS202にて取得された会員識別子を入力する。
ステップS206:次に、客端末装置300は、ウェブブラウザ機能により、取得された回収実績ウェブページの検索ボタンBTに対する操作を発生させる処理を実行する。
ステップS207:ステップS206の処理が行われたことに応じて、客端末装置300のウェブブラウザ機能は、例えば、回収実績ウェブページの記述に従って、回収管理サーバ200に対して回収実績要求を送信する。回収実績要求には、ステップS202により取得された会員識別子が含まれる。
ステップS208:ステップS207により送信された回収実績要求に応じて、回収管理サーバ200は、回収実績要求に含まれていた会員識別子に対応する回収実績情報を送信する。
客端末装置300は、ウェブブラウザ機能により、回収実績情報の受信に応じて、ステップS204にて取得された回収実績ウェブページの記述に従って、受信された回収実績情報が反映されるように回収実績ウェブページを更新する。客端末装置300は、ウェブブラウザ機能により、更新された回収実績ウェブページを客端末装置300の表示部304に表示させる。このように表示される回収実績ウェブページは、図4(b)に例示したように、客Cの回収実績情報が反映された内容を有する。
ステップS301:回収管理サーバ200は、ステップS203により客端末装置300から送信される回収実績ウェブページのURLリクエストが受信されるのを待機している。
ステップS302:回収管理サーバ200は、回収実績ウェブページのURLリクエストが受信されたことに応じて、URLリクエストの送信元の客端末装置300とセッションを確立させたうえで、回収実績ウェブページを送信する。
ステップS303:回収管理サーバ200は、客端末装置300から送信された回収実績要求が受信されたことに応じて、前述のように、回収実績要求に含まれる会員識別子が示す会員に対応する回収実績を導出する。
ステップS304:回収管理サーバ200は、ステップS303により導出された回収実績に基づく回収実績情報を生成し、生成された回収実績情報を客端末装置300に対して送信する。
なお、回収実績ウェブページにおける回収実績としての客個人の順位の表示にあたっては、例えば、自己以外の順位に対応する累計回収本数が示されるようにしてもよい。
このような表示は、自己と自己以外の順位を、順位の高い順に並べて配置するようにしたうえで、順位ごとに対応させて累計回収本数が示されるようにする態様とすることが考えられる。
また、例えば、回収実績に関して、自己と自己以外の順位と順位に応じた累計回収本数とをグラフにより表示するようにしてもよい。一例として、グラフによる表示は、例えばヒストグラムを用いた表示としてよい。
この場合のヒストグラムとしては、例えば横軸の区間(bins)を累計回収本数とし、縦軸の度数を累計回収本数ごとに対応する客(会員)数とする。このようなヒストグラムにおいて、自己が対応する累計回収本数の区間が視覚的に客にとって分かるような態様で表示される。そのうえで、自己の順位が示されるような表示が所定の態様によって行われればよい。
客は、このようなヒストグラムを見ることで、自分の累計回収本数と順位だけではなく、他の客を含む全体において、どの程度の数の客がどの程度の累計回収本数であるのかを容易に把握できることになり、全体における自分の位置付けも明確に把握できる。
また、回収実績ウェブページにおいては、例えば、順位と累計回収本数に関する情報以外に、「あと30本で10位に入れる可能性があります」などといったように、あと何本程度のペットボトルをペットボトル回収装置100に回収させれば、或る目標の順位にまで到達できるのかといった案内を表示させてもよい。このような表示を付加することで、さらに客によるペットボトル回収装置100の利用が活発化されることが期待される。
なお、客個人の累計回収本数に基づく順位の情報を、回収管理サーバ200から店舗管理サーバ500に提供してもよい。これにより、例えば店舗管理サーバ500は、順位に応じて、回収稼働に応じたポイント加算のルールを変更することができる。一例として、標準のルールが、ペットボトル5本の回収につき1ポイントを加算する、というものである場合に、順位が一定以上の客の場合には、ペットボトル4本の回収につき1ポイント加算するといったように、ルールを変更してよい。つまり、単位ポイント数の加算に必要な回収本数を順位に応じて変更してよい。
なお、上記実施形態では、回収管理サーバ200が導出し、回収実績ウェブページに反映させるべき回収実績情報の内容としては、会員としての客個人に対応する累計回収本数と累計回収本数に基づく順位とされていた。また、順位については、特に地域等の限定はなく、各店舗STに配置される全てのペットボトル回収装置100に対応する全会員のうちから導出するようにされていた。
しかしながら、順位については、例えば一定の地域に含まれる店舗STに設置されたペットボトル回収装置100を利用した会員のうちから導出されるようにしてよい。また、順位については、例えば特定の店舗STに設置されたペットボトル回収装置100を利用した会員のうちから導出されるようにしてよい。
また、累積回収本数に代えて、例えば客が利用したペットボトル回収装置100の数あるいは、客が利用したペットボトル回収装置100に対応する店舗STの数が回収実績として導出されてもよい。
また、客個人ではなく、例えば一定の地域に含まれる店舗STに設置されたペットボトル回収装置100によって回収されたペットボトルの累計回収本数に基づいて、地域単位での順位が導出されてもよい。
また、例えば店舗STごとに対応するペットボトルの累計回収本数に基づいて、店舗ST単位での順位が導出されてもよい。このような店舗ST単位での累計回収本数に基づく順位は、客に向けて回収実績ウェブページで報知するだけではなく、例えば、店舗STが売上げや集客等の分析に用いることもできる。
また、例えば曜日単位での順位を導出してもよい。この場合には、地域を限定しなくともよいし、一定の地域内を対象としてもよいし、特定の店舗STを対象としてもよい。このような曜日単位での順位の回収実績は、例えば自治体のゴミ収集日などとの関係などと関連付けた分析などを行うことができる。
また、上記実施形態では、回収実績は、客端末装置300にて表示させる例を挙げている。しかしながら、回収実績は、例えばペットボトル回収装置100が回収管理サーバ200と通信を行うことで、ペットボトル回収装置100のタッチパネル表示部1400にて表示させてもよい。
また、回収実績としての累計回収本数については、例えば現在から一年前までの期間における回収履歴情報に基づいて算出するといったように、現在から過去の一定期間までの回収履歴情報に基づいて算出されるようにしてよい。
また、本実施形態の回収実績は、回収履歴情報に格納される回収重量に基づいてもよい。あるいは、本実施形態の回収実績は、回収履歴情報に格納される回収本数と回収重量との双方に基づいてもよい。
<第2実施形態>
続いて、第2実施形態について説明する。
容器収容部140がほぼ一杯となった場合には、まず店舗STの店員が容器収容部140からペットボトルの入った収容袋を取り出し、新たに空の収容袋を容器収容部140にセットする。取り出された収容袋に入れられたペットボトルについては、回収業者(リサイクル業者)が、例えば定期的に運搬用車両で店舗STにまで赴いて、引き取りにくる。
本実施形態のペットボトル回収装置100は、前述のように、回収対象として投入されたペットボトルをそのまま収容するのではなく、ペットボトルを減容したうえで収容する。ペットボトルが減容されることで、減容されない場合と比較して、回収業者が引き取りに応じられるペットボトルの運搬用車両の積載量に到達するまでの時間が長くなる。これに伴い、回収業者が店舗STにペットボトルを引き取りに来る頻度(回収頻度)が少なくなる。
このように回収頻度が少なくなることで、単位期間における運搬用車両の走行量が少なくなることから、CO2(二酸化炭素)排出量も削減される。CO2排出量の削減は、地球環境の保全に寄与する。このため、例えば地球環境を意識している客などは、ペットボトルの回収にあたり、本実施形態のペットボトル回収装置100の利用に価値を見出すことができる。
このようなことを考慮すると、客に対して、ペットボトル回収装置100の利用に伴うCO2削減量を提示できるようにすることで、ペットボトル回収装置100の利用の活発化が期待できる。そこで、本実施形態においては、ペットボトル回収装置100を利用した客に対して、これまでの客のペットボトル回収装置100の利用に応じたCO2削減に関する評価(CO2削減評価)を提示できるようにする。
本実施形態では、CO2削減評価の提示として以下の態様を例に挙げる。つまり、会員としての客Cがペットボトル回収装置100を利用して行った回収稼働が完了した段階で、ペットボトル回収装置100のタッチパネル表示部1400にて、客についてのCO2削減評価を表す画面(CO2削減評価画面)が表示される。
図10のフローチャートを参照して、本実施形態のペットボトル回収装置100と回収管理サーバ200とが、CO2削減評価の提示に関連して実行する処理手順例について説明する。なお、同図の処理は、回収稼働指示操作として、会員である客Cが会員カードCDからのカード情報をカードリーダ1500に読み取らせたことに応じて回収稼働の動作が開始された場合に対応する。
ステップS401:ペットボトル回収装置100は、会員カードCDからのカード情報の読み取りによる回収稼働指示操作に応じて開始された回収稼働の動作が終了されるのを待機している。
ステップS402:回収稼働の動作が終了されると、ペットボトル回収装置100は、今回の回収稼働の結果が反映された回収履歴情報を生成し、生成された回収履歴情報を、回収管理サーバ200に対して送信する。この場合の回収履歴情報には、回収稼働指示操作に際して会員カードCDから読み取られたカード情報から取得された会員識別子が含まれる。
ステップS403:本実施形態の回収管理サーバ200は、回収履歴情報の受信に応じて、受信された回収履歴情報に含まれる会員識別子が示す会員としての客Cについての、これまでのペットボトル回収装置100の利用に応じたCO2削減評価を示すCO2削減評価情報を生成する。回収管理サーバ200は生成されたCO2削減評価情報を、回収履歴情報の送信元のペットボトル回収装置100に送信する。
ペットボトル回収装置100は、CO2削減評価情報を受信すると、受信されたCO2削減評価情報の内容が反映されたCO2削減評価画面を、タッチパネル表示部1400に表示する。
ステップS501:回収管理サーバ200は、ステップS402によりペットボトル回収装置100から送信される回収履歴情報が受信されるのを待機している。
ステップS502:回収管理サーバ200は、回収履歴情報が受信されると、受信された回収履歴情報を、回収履歴情報テーブル231に格納するようにして記憶させる。
ステップS503:回収履歴情報テーブル231は、ステップS502にて受信された回収履歴情報に含まれる会員識別子により示される会員としての客C(即ち、評価対象の客C)が、これまでにペットボトル回収装置100を利用したことによるCO2削減量の累計値(累計CO2削減量)を算出する。
一例として、回収管理サーバ200は、ステップS503において、以下のようにして累計CO2削減量を算出する。ここでは、トンキロ法を用いて累計CO2削減量を算出する場合を例に挙げる。
ここでは、回収管理サーバ200は、累計CO2削減量の算出に対応して、例えば回収業者が使用する運搬車両についての二酸化炭素排出原単位と、運搬車両がペットボトルの回収にあたり走行する距離(輸送距離)とを、記憶部203に予め記憶させおく。
そのうえで、回収管理サーバ200は、回収履歴情報テーブル231に格納される回収履歴情報のうちで、評価対象の客の会員識別子を含む全ての回収履歴情報において示される回収重量を積算する。つまり、回収管理サーバ200は、評価対象の客Cがこれまでにペットボトル回収装置100を利用して回収させたペットボトルの累計回収重量を算出する。
回収管理サーバ200は、自己が記憶する二酸化炭素排出原単位と、輸送距離と、算出された累計回収重量とを用いて、トンキロ法によってCO2排出量を算出する。このように算出されるCO2排出量は、評価対象の客Cがこれまでにペットボトル回収装置100を利用して回収させたペットボトルの総量に対応して、回収業者の運搬用車両が排出したCO2量(実対応CO2排出量)を示す。
また、回収管理サーバ200は、評価対象の客Cがこれまでにペットボトル回収装置100を利用して回収させたペットボトルの総量に対応する運搬用車両のCO2排出量として、ペットボトルが減容されることなく回収されたと仮定した場合の値(仮定CO2排出量)を算出する。仮定CO2排出量は、例えば実対応CO2排出量と、ペットボトル回収装置100によるペットボトルの減容率とを利用して算出できる。減容率は、同じペットボトルについて、減容されない場合の容積に対する減容された場合の容積の比である。
例えば、ペットボトル回収装置100によるペットボトルの減容率が1/3である場合、減容されないと仮定した場合には、運搬用車両は、減容されている場合の3倍で稼働させる必要があることになる。そこで、仮定CO2排出量については、実対応CO2排出量を減容率で除算する(減容率の逆数を乗算する)ことにより求めることができる。
そして、回収管理サーバ200は、仮定CO2排出量から実対応CO2排出量を減算することにより、累計CO2削減量を算出することができる。
ステップS504:回収管理サーバ200は、ステップS503により算出された累計CO2削減量を含むCO2削減評価情報を、回収履歴情報の送信元のペットボトル回収装置100に対して送信する。
上記の処理のもとで、ステップS403により表示されるCO2削減評価画面においては、図示は省略するが、CO2削減評価情報において含まれる累積CO2削減量としての数値が示されてよい。
さらに、CO2削減評価画面においては、例えば累積CO2削減量に応じて変化する画像を表示させてもよい。例えば、累積CO2削減量が多くなるほど、擬人化された地球が涼しげな様子となっていくような画像を表示させてもよい。あるいは、累積CO2削減量が多くなるほど、温度計の標示が低くなっていくような画像を表示させてもよい。
なお、CO2削減評価の表示は、第1実施形態の場合と同様に、例えば客端末装置300がCO2削減評価のウェブページにアクセスすることにより、客端末装置300にて行われるようにされてもよい。
この場合、第1実施形態と同様、客が会員識別子を入力し、検索ボタンBTを操作することでCO2削減評価が反映されたウェブページが表示されるようにしてもよい。あるいは、ペットボトル回収装置100のタッチパネル表示部1400に二次元コードを表示させ、客端末装置300に二次元コードを読み取らせたことに応じて、客端末装置300にてCO2削減評価が反映されたウェブページが表示されるようにしてもよい。
なお、CO2削減量についても、現在から過去の一定期間までについて算出されるようにしてよい。
なお、本実施形態において報知の対象となる貢献度合いとしては、CO2削減に限定されない。例えば報知の対象となる貢献度合いは、例えばゴミ処理上で処理されるゴミの削減に関するものであってもよいし、原料となる石油資源の消費の削減に関するものであってもよい。
<第3実施形態>
続いて、第3実施形態について説明する。現状において、ペットボトル回収装置100からのペットボトルの回収に関して、店舗STの店員は、適宜、ペットボトル回収装置100における容器収容部140の状態を目視で確認する。客は、容器収容部140がほぼペットボトルで一杯になったことを確認した段階で、容器収容部140からペットボトルを取り出し、回収業者が引き取りにくるまで保管しておくようにする。
回収業者は、定期的に店舗STに赴き、赴いた際に保管されていた量のペットボトルを引き取る。
このように、現状では、店員は、ペットボトル回収装置100に収容されたペットボトルを取り出す機会を判断するために、ペットボトル回収装置100における容器収容部140の状態を逐次確認する必要がある。また、回収業者も、定期的に引き取りを行うようにしていることから、場合によっては、ペットボトルの引取量が相当に少ないようなこともある、このため、必ずしも回収業者による引き取りが効率的に行われているとはいえない。
そこで、本実施形態のペットボトル回収システムとしては、ペットボトル回収装置100に収容されたペットボトルを取り出すべき取り出し時期に関して、店員及び回収業者に報知が行われるように構成される。
図11のフローチャートを参照して、本実施形態の回収管理サーバ200が、ペットボトル回収装置100からのペットボトルの取り出し時期(回収機会の一例)の報知に関連して実行する処理手順例について説明する。
同図の処理は、回収管理サーバ200が、1つのペットボトル回収装置100に対応して実行するものとなる。
また、同図の処理は、図8~図10にて説明したように、ペットボトル回収装置100が回収稼働の動作の完了ごとに回収履歴情報を送信し、回収管理サーバ200が、受信された回収履歴情報を回収履歴情報テーブルに格納するようにされている場合に対応する。
ステップS601:回収管理サーバ200は、ペットボトル回収装置100についての収容量確認タイミングに至るのを待機している。収容量確認タイミングは、例えば日、月とうに基づく一定期間ごとに対応して定められた日時であればよい。
ステップS602:収容量確認タイミングに至ると、回収管理サーバ200は、回収履歴情報テーブル231から、以下の検索条件を満たす回収履歴情報を検索する。つまり、回収管理サーバ200は、確認対象のペットボトル回収装置100を示す装置識別子を格納し、かつ、確認対象のペットボトル回収装置100から最後にペットボトルを取り出した取出日時以降の日時を示す回収日時を格納する回収履歴情報を検索する。
本実施形態において、ペットボトル回収装置100は、容器収容部140に収容されたペットボトルを取り出されたことを検知すると、ペットボトル取出通知を回収管理サーバ200に送信する。ペットボトル取出通知は、ペットボトルの取り出しが行われた旨を通知する情報であり、例えば送信元の回収管理サーバ200を示す装置識別子と、取り出しが行われた日時(取出日時)を含む。回収管理サーバ200は、受信された取出日時を記憶する。回収履歴情報の検索には、このように記憶された取出日時が利用される。
回収管理サーバ200は、検索された回収履歴情報ごとに格納されている回収重量を積算する。このように算出される回収重量の積算値が、現在における確認対象のペットボトル回収装置100におけるペットボトルの収容量である。
ステップS603:回収管理サーバ200は、ステップS602により算出された収容量が予め定めた閾値以上であるか否かについて判定する。
ペットボトルの比重、ペットボトルの減容率等に基づいて、容器収容部140に収容されている状態のペットボトルの総重量と容器収容部140内で占める体積(収容体積)との対応関係を求めることが可能である。従って、ステップS603での判定に利用される閾値は、例えば容器収容部140に収容されたペットボトルの収容体積が、容器収容部140の容積に対する一定の比率(例えば、80%~90%程度)となるときのペットボトルの総重量に基づいて定めることができる。
ステップS604:収容量が閾値以上である場合、回収管理サーバ200は、確認対象のペットボトル回収装置100に対応する報知先として予め指定されたメールアドレスに対して、確認対象のペットボトル回収装置100について、ペットボトルを取り出すべき時期(取出時期:回収機会の一例)に至ったことを報知する取出時期報知の電子メールを送信する。
ステップS604の処理の実現にあたり、本実施形態の回収管理サーバ200は、メールサーバとしての機能を有するように構成される。また、回収管理サーバ200は、ペットボトル回収装置100ごとに、装置識別子と報知先のメールアドレスとを対応付けた報知先テーブルを記憶する。報知先のメールアドレスは、具体的には、確認対象のペットボトル回収装置100が設置された店舗STに設置された端末あるいは店員が所持する携帯端末などのメールアドレスと、確認対象のペットボトル回収装置100が設置された店舗STにペットボトルを引き取る回収業者が所有する端末などである。
報知先のメールアドレスの報知先テーブルへの登録は、例えば、店舗STの端末や回収業者の端末などを用いて回収管理サーバ200の報知先メールアドレス登録用のウェブページにアクセスして、端末の操作者がメールアドレスの登録操作を行うことで行われるようにされてよい。
一方、収容量が閾値未満であった場合には、ステップS604がスキップされたうえで同図の処理が終了される。
なお、取出時期の報知については、例えばスマートフォンなどの携帯端末へのプッシュ通知などとして行われもよい。
このようにして、本実施形態においてはペットボトル回収装置100からのペットボトルの取出時期についての報知が行われる。
これにより、まず、店舗STの店員は、ペットボトル回収装置100の容器収容部140の状態を逐次監視していなくとも、容器収容部140からペットボトルを取り出すべきタイミングを的確に把握できる。
また、回収業者にもペットボトルの取出時期についての報知が行われることで、引き取り先の店舗STにて、前回の引き取りから、どの程度の量のペットボトルがペットボトル回収装置100から取り出され、店舗STにて保管されているのかを把握できる。これにより、回収業者は、例えば、前回の引き取り後において、ペットボトルの取出時期の報知が1回の引取量に応じた所定回数行われたら引き取りにいく、というように無駄なく効率的に引き取り計画を立てることができる。
このように、本実施形態によっては、ペットボトル回収装置100を利用するペットボトルの回収について効率的に運用することが可能となる。
なお、例えば本実施形態のもとで、回収管理サーバ200が、回収業者が引き取りを担当している店舗STごとに設置されたペットボトル回収装置100の収容量に基づいて、引き取りの巡回作業に関して、いずれの日において、どのような経路で店舗STを巡回してペットボトルを引き取るようにすればよいのかといった内容の巡回スケジュールを決定してもよい。
決定された引取スケジュールは、例えばメール、プッシュ通知等によって回収業者が所持する端末に送信されればよい。あるいは、回収管理サーバ200にて引取スケジュールのウェブサイトを設置し、回収業者が、端末により引取スケジュールのウェブサイトにアクセスすることで引取スケジュールを確認できるようにしてよい。
<変形例>
続いて、本実施形態の変形例について説明する。
[第1変形例]
本実施形態のもとでは、前述のように、会員である客がペットボトル回収装置100を利用することに応じて、例えば5本で1ポイントといったように、所定の回収本数につき所定数のポイントが加算されるようにされていた。
本変形例のペットボトル回収システムでは、例えば上記の回収本数に応じたポイント加算と並行して、第1実施形態の構成のもとで得られる、客による累計回収本数の順位に応じて、店舗STにて買い物をしたことに応じて客に対して特典が与えられるようにされる。
店舗STにて買い物をする客が会員である場合、例えば電子マネーの利用による支払い、支払金額に応じたポイントの加算等のために、会員カードCDのカード情報をPOSレジスタ400に読み取らせることが行われる。つまり、POSレジスタ400は、会員カードCDからのカード情報の読み取りにより、客の会員識別子を取得できる。
本変形例のPOSレジスタ400は、上記のように会員カードCDから会員識別子を取得したことに応じて、取得された会員識別子に対応する順位を、回収管理サーバ200から取得する。
POSレジスタ400は、取得された順位に応じた特典が客に付与されるように会計に関する処理を行う。具体的に、POSレジスタ400は、例えば取得された順位に応じて割引率を設定し、設定した割引率を適用して客が支払うべき代金を算出し、算出された代金に応じた精算を行うようにされてよい。
また、POSレジスタ400は、例えば取得された順位に応じて、通常の支払金額に応じた場合よりも多いポイントの加算値を決定し、決定されたポイントが加算されるように処理を行ってもよい。
このように、ペットボトル回収に関する順位に応じて、客が店舗STにて買い物をする際に特典が付与されるようにすることで、客によるペットボトル回収装置100の利用がさらに活発化される。また、順位が高くなるほど、客が特典を受けるために店舗STにて買い物をしようとする傾向が強まることから、店舗STの集客効果の向上も期待できる。
[第2変形例]
ペットボトル回収装置100は、本来的には、ペットボトルのリサイクルの促進による社会貢献を目的として設置されるものである。そのうえで、店舗STとしては、客によるペットボトル回収装置100の利用の活発化が、店舗STの集客につながることを期待する。
このような観点によれば、店舗STとしては、ペットボトル回収装置100を利用するために店舗STに赴いた客が併せて店舗STにて買い物をしているのか、つまり、ペットボトル回収装置100の設置による集客効果を定量的に把握できることが好ましい。
そこで、本変形例の回収管理サーバ200は、ペットボトル回収装置100の設置による集客効果を評価した集客効果評価情報を店舗STに提供できるように構成される。
集客効果評価情報としては、例えば具体的には、過去の一定期間においてペットボトル回収装置100を利用して行われた回収稼働の回数(回収稼働総回数)と、回収稼働総回数のうちで回収稼働を行った客が併せて店舗STにて買い物をした回数(店舗利用回数)とを含む。店舗利用回数/回収稼働総回数により、ペットボトル回収装置100を利用した客の延べ数に対して、併せて店舗STを利用した客の延べ数の比率(店舗利用率)が得られる。このような店舗利用率を把握することで、店舗STは、ペットボトル回収装置100の設置による集客効果を評価し、今後の店舗STへのペットボトル回収装置100の設置計画や、店舗利用率を高めるための対策などを講じることができる。
なお、上記のような集客効果評価情報における回収稼働総回数及び店舗利用回数等の情報は、例えば店舗STに対応したものであってもよいし、一定の地域範囲内のものであってもよいし、地域範囲を限定しない全国的なものであってもよい。
なお、集客効果評価情報における回収稼働総回数及び店舗利用回数等の情報は、時間帯ごとに区分されていてもよい。
なお、上記のような集客効果評価情報の提供に関する処理は、店舗管理サーバ500が行うようにされてよい。
[第3変形例]
本変形例において、店舗STにて販売されるペットボトル飲料には、商品情報が記憶されたRFID(Radio Frequency IDentifier)タグが付加されてよい。商品情報には、例えば商品名、メーカ、価格等をはじめとする商品に関連した所定の情報が格納される。店舗STでは、ペットボトル飲料に付加されたRFIDタグに記憶された商品情報を読み取ることで、購入される商品の登録や、商品の売上げ実績に関する管理等を行える。
そのうえで、本変形例のペットボトル回収システムにおいて、ペットボトル回収装置100は、容器投入部110内に位置するRFIDタグと通信が可能なようにRFIDタグリーダを設ける。これにより、ペットボトル回収装置100は、容器収容部140に投入されたペットボトルに付されたRFIDタグから商品情報を読み取ることができる。
ペットボトル回収装置100は、1回の回収稼働において、収容されたペットボトルごとに読み取った商品情報を回収履歴情報に含めたうえで、回収履歴情報を回収管理サーバ200に送信する。回収管理サーバ200は、受信された回収履歴情報を回収履歴情報テーブル231に格納するように記憶させる。即ち、図示は省略するが本実施形態の回収履歴情報には、図3に例示した情報に加えて、さらに回収されたペットボトルごとの商品情報が格納される。
このような回収履歴情報が記憶される回収履歴情報テーブル231は、商品主体でみた場合には、商品ごとの回収実績を示す情報として扱うことができる。
回収管理サーバ200は、回収履歴情報テーブル231に格納される回収履歴情報を利用し、商品ごとについての回収実績を示す回収実績情報を作成し、作成された回収実績情報を、例えば商品のメーカに提供することができる。
回収実績情報の提供は、例えばウェブサイトにより行われるようにされてよい。メーカ側の担当者は、端末を操作してウェブサイトにアクセスさせ、自分のメーカの商品の回収実績情報のウェブページを閲覧することで、どの程度商品がペットボトル回収装置100により回収されているのかを把握できる。
メーカは、回収実績情報から商品の回収率が低いと判断した場合には、例えば包装のフィルムがはがしにくい、つぶしにくいなどのために客がペットボトル回収装置100に持ち込みたがらないなどの理由を特定し、回収率が高められるように商品を改良することができる。
なお、本変形例における回収実績情報は、例えば時間帯ごとに区分して示されるようにしてよい。また、回収実績情報は、例えば曜日ごとに区分して示されるようにしてよい。
[第4変形例]
店舗ST側としては、例えば自店で購入された商品、あるいは、自店と同じ系列店で購入された商品、一定の地域範囲の店舗で購入された商品といったように、所定の条件を満たす店舗で購入された商品のペットボトルのみをペットボトル回収装置100に回収させたいと考える場合がある。
このような場合に対応して、本変形例のペットボトル回収装置100は、予め指定された条件に該当する店舗にて購入された商品のペットボトルの収容は受け付けるが、条件に該当しない店舗にて購入された商品のペットボトルについては収容を受け付けないように構成される。
本変形例に対応するペットボトルは、第3変形例と同様にRFIDタグが付されている。本変形例のRFIDタグに記憶される商品情報には、販売されていた店舗STを示す店舗識別子が含まれている。なお、店舗識別子には、店舗STだけではなく、例えば自動販売機を示す自動販売機識別子も含まれてよい。
また、本変形例のペットボトル回収装置100は、収容可能なペットボトルの販売された販売元の店舗STの条件を示す販売元情報を記憶する。販売元情報は、販売元の店舗STを個別に示す情報であってもよいし、店舗識別子に含まれる地域コードなどとされて、販売元の店舗STが含まれる一定の地域範囲を示す情報であってもよい。また、販売元情報は、店舗識別子に含まれる系列店コードなどとされて、特定の系列店であることを示す情報であってもよい。
本変形例のペットボトル回収装置100は、先の第3変形例と同様に、容器投入部110内に位置するRFIDタグと通信が可能なようにRFIDタグリーダを設ける。
ペットボトル回収装置100は、回収稼働において、容器投入部110に投入されたペットボトルに付加されたRFIDタグから商品情報を読み取ることで、商品情報に格納されている店舗識別子を取得する。ペットボトル回収装置100は、取得された店舗識別情報により示される店舗が、販売元情報により指定される店舗に該当するか否かについて判定する。
販売元情報により指定される店舗に該当する場合、ペットボトル回収装置100は、容器投入部110に投入されたペットボトルを収容する動作を実行する。
一方、販売元情報により指定される店舗に該当しない場合、ペットボトル回収装置100は、容器投入部110に投入されたペットボトルを収容する動作を行わないようにする。この際、ペットボトル回収装置100は、投入されたペットボトルが収容対象に該当しないために収容不可であるため、容器投入部110から取り出してもらうようにすることを客に促すためのエラー報知を所定の態様により行ってよい。この場合のエラー報知としては、例えば、タッチパネル表示部1400にて表示により行われてよい。また、エラー報知は、例えばペットボトル回収装置100に設けられたLED(Light Emitting Diode)などの表示灯の点灯や警告音などによって行われてもよい。
[第5変形例]
なお、例えば客端末装置300のNFC(Near Field Communication)機能などを利用して、客端末装置300に会員カードCDとしての機能を付与し、客端末装置300とカードリーダ1500とを通信させることで、ペットボトル回収装置100に会員識別子を取得させてもよい。
[第6変形例]
なお、客端末装置300には、例えば店舗STの系列店に対応する会員用アプリケーションがインストールされてよい。会員用アプリケーションが動作する客端末装置300は、例えば店舗管理サーバ500と通信を行うことで、会員用アプリケーションの画面にて、対応の会員としての客についてのポイント残高や、電子マネーのプリペイド残高などを表示させることができる。
そのうえで、本変形例としては、会員用アプリケーションが動作する客端末装置300が回収管理サーバ200と通信を行うことで、会員用アプリケーションの画面にて、対応の会員としての客についての累計回収本数の順位やCO2削減評価なども表示させてよい。この場合、会員としての客は、例えばポイント残高や電子マネーのプリペイド残高などを確認するために会員用アプリケーションを起動させることにより、累計回収本数の順位やCO2削減評価なども同時に確認できる。
<実施形態の総括>
(1)以上説明したように、本実施形態の一態様は、物品の回収が行われる物品回収装置(例えば、ペットボトル回収装置100)または物品回収装置の利用者(例えば、客C)を識別する識別情報(装置識別子または会員識別子)と、前記物品回収装置により回収された物品の回収量(例えば、回収本数または回収重量)とを対応付けた回収履歴情報を記憶する記憶手段と、報知に対応する前記識別情報を特定する特定手段と、前記回収履歴情報に基づいて、前記特定手段により特定された識別情報に対応し、物品の回収に関連する情報を報知する報知手段とを備える物品回収システムである。
上記構成によれば、ペットボトル回収装置100にてペットボトルを回収した履歴を示す回収履歴情報に基づき、特定がなされた識別情報に対応し、物品の回収に関連する情報を報知することが可能になる。具体的には、第1実施形態のように、ペットボトル回収装置100が会員カードCDから取得(特定)した会員識別子に対応する客等に対して、ペットボトル回収装置100の利用に応じた回収実績を報知できる。あるいは、第2実施形態のように、ペットボトル回収装置100が会員カードCDから取得した会員識別子に対応する客等に対して、ペットボトル回収装置100の利用に応じたCO2の削減に関する評価結果を報知できる。
これにより、ペットボトル回収装置100の利用の活発化が図られるようになる。
(2)また、本実施形態の一態様は、(1)に記載の物品回収システムであって、前記回収履歴情報に基づいて、前記特定された識別情報に対応して回収に関する実績を導出する導出手段と、前記導出手段により導出された実績に関して位置付けを行う位置付け手段とをさらに備え、前記報知手段は、前記特定された識別情報に対応して前記導出手段により導出された実績に関して前記位置付け手段により行われた位置付けを報知する。
上記構成によれば、ペットボトル回収装置100が会員カードCDから取得した会員識別子に対応する客等に対して、ペットボトル回収装置100の利用に応じた回収実績(回収に関する実績)に関しての位置付け(例えば、回収本数についての順位、CO2削減に関する評価等の客の貢献度合い)を報知できる。これにより、客は、自分の回収実績に関する位置付けを意識しながらペットボトル回収装置100を利用することになるため、ペットボトル回収装置100の利用の活発化の促進が図られる。
(3)また、本実施形態の一態様は、(1)または(2)に記載の物品回収システムであって、前記特定された識別情報(例えば、会員カードCDから取得された会員識別子)と、前記報知手段による報知が行われる報知場所の情報(例えば、URL)とを、読み取り可能な態様(例えば、二次元コード)で表示する表示手段をさらに備える。
上記構成によれば、例えば客は、自分が所持する客端末装置300のバーコードリーダ機能を用いて、ペットボトル回収装置100にて表示された二次元コードを読み取らせるという簡易な操作によって、客端末装置300により、自分に対応する物品の回収に関連の情報を閲覧することが可能になる。
(4)また、本実施形態の一態様は、物品回収システムに備えられるコンピュータを、物品の回収が行われる物品回収装置または物品回収装置の利用者を識別する識別情報と、前記物品回収装置により回収された物品の回収量とを対応付けた回収履歴情報を記憶する記憶手段、報知に対応する識別情報を特定する特定手段、前記回収履歴情報に基づいて、前記特定手段により特定された識別情報により識別される対象に対応し、物品の回収に関連する情報を報知する報知手段として機能させるためのプログラムである。
なお、上述のペットボトル回収装置100、回収管理サーバ200、客端末装置300、POSレジスタ400、店舗管理サーバ500等としての機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより上述のペットボトル回収装置100、回収管理サーバ200、客端末装置300、POSレジスタ400、店舗管理サーバ500等としての処理を行ってもよい。ここで、「記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行する」とは、コンピュータシステムにプログラムをインストールすることを含む。ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、インターネットやWAN、LAN、専用回線等の通信回線を含むネットワークを介して接続された複数のコンピュータ装置を含んでもよい。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。このように、プログラムを記憶した記録媒体は、CD-ROM等の非一過性の記録媒体であってもよい。また、記録媒体には、当該プログラムを配信するために配信サーバからアクセス可能な内部または外部に設けられた記録媒体も含まれる。配信サーバの記録媒体に記憶されるプログラムのコードは、端末装置で実行可能な形式のプログラムのコードと異なるものでもよい。すなわち、配信サーバからダウンロードされて端末装置で実行可能な形でインストールができるものであれば、配信サーバで記憶される形式は問わない。なお、プログラムを複数に分割し、それぞれ異なるタイミングでダウンロードした後に端末装置で合体される構成や、分割されたプログラムのそれぞれを配信する配信サーバが異なっていてもよい。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、ネットワークを介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、上述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
100 ペットボトル回収装置、110 容器投入部、111 外扉、112 内扉、116 載置部、120 減容部、140 容器収容部、145 キャップ収容部、200 回収管理サーバ、231 回収履歴情報テーブル、300 客端末装置、301 CPU、302 記憶部、303 RAM、304 表示部、305 操作部、306 撮像部、307 通信部、400 POSレジスタ、500 店舗管理サーバ、1100 CPU、1200 記憶部、1300 RAM、1400 タッチパネル表示部、1500 カードリーダ、1600 通信部、1700 回収機構部

Claims (6)

  1. 回収対象の物品がリサイクル対象として回収可能であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により回収可能であると判定された前記物品を減容する減容手段と、
    前記減容手段により減容された物品を回収する回収手段と、
    を有する減容装置を備え、
    前記回収手段により回収された物品の回収量を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段が記憶する前記回収量と、減容されない場合の物品の容積と前記減容手段により減容された当該物品の容積との比である減容率とに基づいて、回収量とは異なる値による環境保全への寄与の度合いを算出する算出手段と、
    前記算出手段による算出結果を出力する出力手段と
    を備える物品回収システム。
  2. 前記環境保全への寄与の度合いは二酸化炭素の量に関する情報である
    請求項1に記載の物品回収システム。
  3. 前記記憶手段は、
    前記回収手段を含む物品回収装置または物品回収装置の利用者を識別する識別情報と前記物品の回収量とを対応付けて記憶し、
    前記識別情報を特定する特定手段を備え、
    前記出力手段は、
    前記特定手段により特定された識別情報に対応付けられた回収量に基づく前記算出結果を出力する
    請求項1または2に記載の物品回収システム。
  4. 回収対象の物品がリサイクル対象として回収可能であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により回収可能であると判定された前記物品を減容する減容手段と、
    前記減容手段により減容された物品を回収する回収手段と、
    を有する減容装置を備える物品回収システムにおける情報出力方法であって、
    前記回収手段により回収された物品の回収量を記憶する記憶ステップと、
    前記記憶ステップにより記憶された前記回収量と、減容されない場合の物品の容積と前記減容手段により減容された当該物品の容積との比である減容率とに基づいて、回収量とは異なる値による環境保全への寄与の度合いを算出する算出ステップと、
    前記算出ステップによる算出結果を出力する出力ステップと
    を備える情報出力方法。
  5. 回収対象の物品がリサイクル対象として回収可能であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により回収可能であると判定された前記物品を減容する減容手段と、
    前記減容手段により減容された物品を回収する回収手段と、
    を有する減容装置を備える物品回収システムにおけるコンピュータを、
    前記回収手段により回収された物品の回収量を記憶する記憶手段、
    前記記憶手段が記憶する前記減容率と前記回収量と、減容されない場合の物品の容積と前記減容手段により減容された当該物品の容積との比である減容率とに基づいて、回収量とは異なる値による環境保全への寄与の度合いを算出する算出手段、
    前記算出手段による算出結果を出力する出力手段
    として機能させるためのプログラム。
  6. 回収対象の物品がリサイクル対象として回収可能であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により回収可能であると判定された前記物品を減容する減容手段と、
    前記減容手段により減容された物品を回収する回収手段と、
    を備え、物品回収システムに含まれる減容装置であって、
    前記物品回収システムにおいては、
    前記回収手段により回収された物品の回収量を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段が記憶する前記回収量と、減容されない場合の物品の容積と前記減容手段により減容された当該物品の容積との比である減容率とに基づいて、回収量とは異なる値による環境保全への寄与の度合いを算出する算出手段とが備えられ、
    前記減容装置は、前記算出手段による算出結果を出力する出力手段をさらに備える
    減容装置。
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