JP2004139415A - 資源回収支援システム及び資源回収支援方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】利用者による積極的なリサイクル活動を促進すると共に、企業のチャリティ活動への参加を支援するシステム及び方法を提供する。
【解決手段】所定の回収対象物を圧縮減容して回収する投入部21、圧縮部22、収容部23と、利用者に対して情報を印字出力する印字出力部27と、回収物が回収された場合に、所定の確率で、所定の金額に相当する寄付が行われる旨を利用者に通知するように印字出力部を制御する制御部25aとを有する回収機2〜4と、寄付金の提供者及び寄付先に関連付けて寄付の蓄積金額を記録する記録部12と、回収機において利用者に通知された寄付の金額を寄付の蓄積金額に加算して記録部に記録させる制御部11とを有する管理用端末1とを有する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空き缶やペットボトルを含む使用済み容器等の資源を回収すると共に、たばこの吸い殻の投げ捨て防止を含む地域環境保全を促進したり、企業によるチャリティを支援する資源回収支援システム及び資源回収支援方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年においては、資源保護の観点から、空き缶やペットボトル等の使用済み容器を資源として再利用することが進められている。多くのリサイクル活動においては、行政や地域のボランティアが中心となって資源の回収を行い、空き缶等を圧縮して回収業者や再資源化施設に引き渡している。なお、空き缶等を圧縮して引き渡すのは、圧縮した状態でないと輸送費がかかってしまい、回収業者等の採算が取れないからである。
【0003】
空き缶等を圧縮する作業は、それを排出した消費者がその都度行えば少しの手間で済む。しかしながら、実際には、そのような日常の作業を面倒と感じ、空き缶等を圧縮せずに回収拠点に放置したり、ゴミとして廃棄している消費者は少なくない。このように、リサイクルを実践するか否かは個人の意識にかかっており、リサイクルを進めようとする一部のボランティアへの負担のみが大きく、リサイクルそのものが進んでいないのが実状である。
【0004】
一方、地域環境保全のため、空き缶やタバコの吸い殻等の投げ捨てを防止しようという動きがある。特に、道端に捨てられたタバコの吸い殻は、美観を損ねるだけではなく、フィルターによって排水溝を詰まらせたり、雨水に濡れることにより有害物質を流出させたりする。また、火がついたまま捨てられた吸い殻によって火災に至る危険性もある。そのため、最近では、多くの自治体が、罰則を盛り込んだ所謂「ポイ捨て禁止条例」を制定している。しかしながら、このような条例が制定されても実際の取り締まりは困難であり、結局は個人のモラルに期待するしかなく、効果は上がっていない。
【0005】
ところで、近年、企業も社会の一員であるという所謂コーポレートシチズンシップに基づいて、企業の社会参加が求められている。即ち、従来のように営利を追求するばかりでなく、例えば、福祉団体に寄付を行ったり、福祉イベントを開催することにより、企業の上げた利益の一部を社会に還元して社会に貢献しようとするものである。しかしながら、実践という点では、寄付行為等について未だに消極的な企業が多い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、上記の点に鑑み、本発明は、ユーザによる積極的なリサイクル活動又は地域環境保全活動を促進すると共に、企業のチャリティ活動への参加を支援する資源回収支援システム及び資源回収支援方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するため、本発明に係る資源回収支援システムは、所定の回収対象物を圧縮減容して回収する回収手段と、利用者に対して情報を通知する通知手段と、回収手段によって所定の回収対象物が回収された場合に、所定の確率で、所定の金額に相当する寄付が行われる旨を利用者に通知するように通知手段を制御する第1の制御手段とを有する少なくとも1つの回収機と、寄付金の提供者及び/又は寄付先に関連付けて寄付の蓄積金額を記録する記録手段と、少なくとも1つの回収機において利用者に通知された寄付の金額を寄付の蓄積金額に加算して記録手段に記録させる第2の制御手段とを有する管理用端末とを具備する。
【0008】
また、本発明に係る資源回収支援方法は、所定の回収対象物を圧縮減容して回収するステップ(a)と、所定の回収対象物が回収された場合に、所定の確率で、所定の金額に相当する寄付が行われる旨を利用者に通知するステップ(b)と、寄付金の提供者及び/又は寄付先に関連付けて記録されている積金額に、ステップ(b)において利用者に通知された寄付の金額を加算して記録するステップ(c)とを具備する。
【0009】
本発明によれば、空き缶等を回収することによって寄付金が蓄積されることが利用者への動機づけとなるので、利用者が積極的にリサイクル活動に参加するようになる。また、回収機から企業名等が記載されたチケットが出力されるので、それが寄付金を提供する企業等の宣伝になるというメリットになり、企業等が積極的にチャリティ活動に参加し易くなる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。なお、同一の構成要素には同一の参照番号を付して、説明を省略する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る資源回収支援システムの構成を示すブロック図である。この資源回収支援システムは、運営者100によって運営されている。また、提供者101は、チャリティ活動を行うために運営者100と提携している寄付金の提供者であり、一般の企業、行政、各種団体等が含まれる。提供者101は、寄付金の他に、資源回収支援システムを運営するための費用を負担する。さらに、寄付先102は、寄付金が提供される相手であり、福祉団体等が含まれる。なお、福祉関係のイベントが開催される場合には、イベント単位に寄付が行われることもある。利用者103は、空き缶等の使用済み容器やタバコの吸い殻を提供する消費者等である。
【0011】
本実施形態に係る資源回収支援システムは、管理用端末1及び複数の回収機2〜4を含んでいる。
管理用端末1は、例えば、パーソナルコンピュータであり、資源回収支援システムにおいて用いられる情報を管理する。管理用端末1は、制御部11及び記録部12を含んでおり、記録部12には、図2に示す提供者情報データベース(DB)12aと、寄付先情報データベース(DB)12bとが記録されている。提供者情報データベース12aには、提供者の所在地、寄付先、寄付品目、寄付金額、蓄積金額等を含む提供者に関する情報が含まれている。また、寄付先情報データベース12には、寄付先の所在地、事業内容、寄付を希望する物の品目、その価格等を含む寄付先に関する情報が含まれている。
【0012】
再び図1を参照すると、管理用端末1は、ネットワークN1を介して各提供者の端末5a、5b、…に接続されており、定期的に、或いは、随時、寄付の蓄積金額を更新して提供者に送信する。
ここで、各提供者と、その寄付金が提供される寄付先との組み合わせは、両者の希望、寄付金額、寄付先が希望する品目等に基づいて決定される。提供者と寄付先との対応関係は、1対1に対応していなくても良く、提供者の資力や寄付先の希望に応じて、運営者100がコーディネートしても良い。
【0013】
複数の回収機2〜4は、空き缶、ペットボトル、又は、タバコの吸い殻をそれぞれ回収する装置であり、例えば、商店街、ショッピングモール、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、駅、観光地のように、人が集まる場所や資源の回収拠点等に設置されている。回収機2〜4は、利用者103によって空き缶等が投入されると、それらを回収すると共に、利用者103にゲームを行わせる。
【0014】
図3は、空き缶を回収する回収機2の外観を示す模式図である。回収機2には、空き缶を投入する投入部21と、ゲームの画面を含む種々の情報を表示する表示部26と、入力部28と、チケット発券部30とが備えられている。
【0015】
図4は、空き缶を回収する回収機2の構成を示している。回収機2は、投入された空き缶を圧縮減容する圧縮部22と、減容された空き缶を蓄積する収容部23とを有している。また、投入部21には、センサ24が設けられている。センサ24は、金属センサを含み、投入部21に投入された物が空き缶であるか否かを検出する。その結果、投入された物が空き缶である場合には、投入部21の底部が開き、空き缶が圧縮部22に導入されて圧縮減圧され、収容部23に収容される。一方、投入された物が空き缶でない場合には、投入部21の底部は開かれない。その場合に、利用者に空き缶を取り出すように、音声や画面表示によって通知するようにしても良い。或いは、投入部21から回収機2の外部に通じる経路をさらに設け、投入された物をその経路に導き、利用者に返却するようにしても良い。
【0016】
また、回収機2は、処理部25と、利用者に対して情報を通知する表示部26及び印字出力部27と、入力部28と、送受信部29とを有している。処理部25は、例えば、中央演算装置(CPU)と、CPUに所定の処理を行わせるためのソフトウェアを記録した記録媒体とによって構成され、各部に所定の動作を行わせるための命令を出力する。表示部26は、処理部25から出力された命令に従って情報を表示するCRT等のディスプレイである。また、印字出力部27は、利用者が行ったゲームの結果が「当たり」であった場合に、チケットに印字して発券するプリンタである。さらに、入力部28は、例えば、押しボタン等の入力デバイスであり、利用者がゲームを行う際等に用いられる。
【0017】
送受信部29は、処理部25と外部との間でデータを送受信するために用いられる。データの送受信は、ケーブル等を介して行っても良く、無線や赤外線等の電波を用いて行っても良い。或いは、送受信部29をネットワークに接続することにより、データの送受信を行っても良い。
【0018】
処理部25は、各部を制御する制御部25aと、蓄積情報データベース(DB)25bと、画面データベース(DB)25cと、画面作成部25dとを含んでいる。
蓄積情報データベース25bには、回収機2の利用に応じて加算される寄付金額の蓄積高を表す蓄積金額が含まれている。
制御部25aは、回収機2の各部を制御すると共に、利用者が行ったゲームの結果が「当たり」であった場合に、蓄積情報データベース25bの蓄積金額データに所定の金額を加算する。
【0019】
画面データベース25cには、ゲームの実行画面を含む複数の画面を表示するための情報が含まれている。
画面作成部25dは、制御部25aの制御に従って、画面データベース25cに含まれている画面情報を用いて表示部26に表示させるための画面を作成する。
【0020】
図5は、ペットボトルを回収する回収機3の外観を示す模式図である。回収機3には、ペットボトルを投入する投入部31と、表示部26と、入力部28と、チケット発券部30とが備えられている。また、ペットボトルのキャップを回収するキャップ収容部35をさらに設けても良い。
【0021】
図6は、ペットボトルを回収する回収機3の構成の一部を示している。回収機3は、投入されたペットボトルを圧縮減用する圧縮部32と、減用されたペットボトルを収容する収容部33と、投入された物がペットボトルであるか否かを検出するセンサ34とを有している。センサ34は、例えば、金属センサと重量センサによって構成されており、金属センサによりアルミボトルを除外し、重量センサによってガラス瓶を除外する。図6に示す回収機3のその他の構成については、図4に示す回収機2と同様である。
【0022】
図7は、タバコの吸い殻を回収する回収機4の外観を示す模式図である。回収機4には、タバコの吸い殻を投入する投入部41と、種々の情報を表示する表示部26と、入力部28と、チケット発券部30とが備えられている。
【0023】
図8は、タバコの吸い殻を回収する回収機4の構成の一部を示している。回収機4は、タバコの火を消火しつつ減容するローラ42と、減容された吸い殻を収容する収容部43と、投入された物が異物であるか否かを検出するセンサ44とを有している。センサ44は、例えば、ローラ42の回転部に設けられた荷重検出器であり、金属等の硬い異物が投入された場合に、ローラ42の回転が停止するように設定されている。図8に示す回収機4のその他の構成については、図4に示す回収機2と同様である。
【0024】
次に、本実施形態に係る資源回収支援方法について、図1、図2、図4、図9、及び、図10を参照しながら説明する。
図1に示すシステムを稼働させるにあたって、予め、運営者100と提供者101は提携契約を結び、寄付先、寄付金額、寄付品目等を取り決めておく。また、図2に示すように、その取決め内容に基づいて、管理用端末1に提供者情報データベース12aを作成しておく。
【0025】
図9は、本実施形態に係る資源回収支援方法を示すフローチャートである。図9は、図4に示す回収機2と、この回収機2を利用する利用者の動作を示している。また、図10は、回収機2の表示部26に表示される画面を示している。
【0026】
まず、ステップS11において、利用者が回収機2に空き缶を投入すると、回収機2は、投入された物が空き缶であるか否かを判断する(ステップS21)。その結果、投入された物が空き缶でないと判断された場合には、回収機2は、図10の(a)に示す画面を表示して、動作を終了する。
【0027】
一方、ステップS21において、投入された物が空き缶であると判断された場合には、ステップS22において、回収機2は、空き缶を圧縮減容して収容する作業を開始する。さらに、ステップS23において、回収機2は、利用者にゲームを開始させる。
【0028】
ここで、図4を参照すると、まず、制御部25aは、画面作成部25dにゲーム開始の画面を作成させる。これに応じて、画面作成部25dは、画面データベース25cから所定の画面情報を出力し、図10の(b)に示すように、表示部26にゲームを開始する画面を表示させる。
【0029】
ステップS12において、利用者が、画面の表示に従ってボタン(入力部28)を押すと、制御部25aは、その入力信号に応じて、画面作成部25dに次の画面を作成させる。これに応じて、画面作成部25dは、図10の(c)に示すように、ルーレットを回転させて玉を転がす画面を表示部26に表示させる。次に、利用者が画面の表示に従ってボタンを押すと、制御部25dは、その入力信号に応じて、画面作成部25dに次の画面を作成させる。画面作成部25dは、ルーレットの回転が徐々に遅くなり、回転が止まる画面を表示部26に表示させる。
【0030】
ステップS24において、制御部25aは、ゲームの結果を判定する。例えば、表示された画面において、玉が所定の枠内に入っていれば「当たり」、入っていなければ「はずれ」とする。ゲームの結果が「はずれ」であった場合に、制御部25aは、図10の(d)に示すようなゲーム終了画面を表示し、ゲームを終了させる。一方、ゲームの結果が「当たり」であった場合に、制御部25aは、図10の(e)に示す「当たり」画面を表示させる。さらに、ステップS25において、制御部25aは、蓄積情報データベースの蓄積情報によって表される蓄積金額に所定の金額(例えば、1円)を加算して保存する。
【0031】
ステップS26において、制御部25aは、印字出力部27を動作させ、図11に示すように、寄付金が蓄積された旨を通知するチケットを発券させる。その際に印字される提供者や寄付先の名称等の情報は、管理用端末1の提供者情報データベース12aや寄付先情報データベース12bに基づいて、予め回収機2に設定しておいても良い。或いは、管理用端末1と回収機2がネットワーク等を介して接続されている場合には、回収機2において蓄積金額に所定の金額が加算されるとその旨が管理用端末1に通知され、管理用端末1は、その金額を加算しようとする提供者情報を選択して回収機2に送信するようにしても良い。
【0032】
ステップS13において、利用者は、チケットを獲得する。さらに、利用者は、このチケットを運営者に郵送することにより、利用者の氏名を添えて寄付先への寄付が行われるようにすることも可能である。
【0033】
このように、図1に示す回収機2〜4は、空き缶、ペットボトル、タバコの吸い殻をそれぞれ収容し、それに応じて、図2に示す蓄積情報データベースの蓄積金額データに新たな金額データを加算する。これらの蓄積金額データは、定期的に管理用端末1に送信される。
【0034】
管理用端末1は、回収機2〜4から蓄積金額データを受け取ると、提供者情報データベース12aに含まれる複数の提供者情報の中からいずれかの提供者情報を選択し、その提供者情報に含まれる蓄積金額に、回収機2〜4において蓄積された金額を加算して更新する。なお、この選択方法としては、予め順序を決めておいても良いし、ランダムに選択しても良い。また、管理用端末1は、ネットワークN1を介して、定期的に、或いは、寄付を行う等の場合に随時、提供者の端末5a、5b、…に蓄積金額等の情報を送信し、寄付金の蓄積状況を報告する。さらに、管理用端末1において、蓄積金額が予め取り決められている寄付金額に至ると、運営者100は提供者に対してその旨を通知すると共に、寄付品を購入して寄付先に寄付する。
【0035】
なお、本実施形態においては、蓄積された寄付金額をどの提供者の蓄積金額に加算するかを管理用端末1において選択したが、回収機側に提供者情報の一部を含むデータベースを作成しておくことにより、回収機において提供者を選択するようにしても良い。
【0036】
本実施形態においては、回収機において利用者に行わせるゲームとしてルーレットを用いて説明したが、ゲームの種類はこれに限られるものではない。例えば、「大吉」であれば「当たり」とするおみくじ、ホームランを打てば「当たり」とする野球ゲーム、シュートが入れば「当たり」とするサッカーゲーム、絵柄が揃えば「当たり」とするスロットマシン等、様々なゲームが考えられる。その際に、「当たり」と「はずれ」の確率を予め設定しておくことにより、空き缶等の回収量に応じて寄付金額の蓄積期間を調整することができる。
なお、回収機に入力部を設けないで、空き缶等を回収機に投入することによりゲームが進行し、単にランダムに「当たり」や「はずれ」が選択されるようにしても良い。
【0037】
本実施形態によれば、利用者は空き缶等を提供することにより、ゲームを行うことができるので、手間を惜しむことなく楽しんでリサイクル活動や地域環境保全活動に参加することができる。また、利用者が獲得したチケットには提供者の企業名や寄付先の福祉団体名等が記載されるので、企業等はチャリティ活動を行うのと同時に宣伝広告を行うことができ、一方、福祉団体等は、その活動内容を広く世間に認知させることができる。さらに、回収機に蓄積された寄付金額は管理用端末を通じて提供者に報告されるので、提供者の企業等は寄付金の蓄積状況を容易に知ることができる。従って、企業等は、計画的にチャリティを実行することが可能になる。
【0038】
次に、本発明の第2の実施形態に係る資源回収支援システムについて説明する。図12は、本実施形態に係る資源回収支援システムの構成を示すブロック図である。
本実施形態においては、図12に示すように、回収機6〜8の管理は、地域団体104に委託されている。地域団体等104とは、回収機6〜8が設置される地域において主に活動している主体のことであり、地元商店街、スーパーマーケット、駅、観光協会等が含まれる。その他の構成については、本発明の第1の実施形態におけるものと同様である。
【0039】
回収機6〜8は、それぞれ、空き缶、ペットボトル、タバコの吸い殻を回収する端末である。これらの回収機6〜8は、図4、図6、図8に示す処理部25の替わりに、図13に示す処理部55をそれぞれ有している。その他の構成及び動作については、図4、図6、図8に示すものと同様である。
【0040】
処理部55は、各部を制御する制御部55aと、蓄積情報データベース(DB)25bと、画面データベース(DB)25cと、画面作成部25dと、サービス情報データベース(DB)55bとを含んでいる。
サービス情報データベース55bには、地域団体によって提供されるサービスに関するサービス情報が含まれている。図14に示すように、サービス情報には、地域団体の加盟店における商品の値引き、粗品プレゼント等のサービス内容及びサービス適用期間が含まれている。
【0041】
利用者が、例えば、回収機6に空き缶を投入すると、制御部55aの制御により、回収機6の表示部にゲームの画面が表示される。次に、利用者が画面の表示に従ってゲームを進めて「当たり」になると、制御部55aは、蓄積情報データベースの蓄積情報によって表される蓄積金額に所定の金額(例えば、1円)を加算して保存すると共に、サービス情報データベース55bに含まれているサービス情報の中から1つのサービス情報を選択する。さらに、制御部25aは、印字出力部27(図4参照)を動作させ、図15に示すように、寄付金が蓄積された旨、及び、サービス情報が印字されたチケットを発券させる。
利用者は、このチケットを表記された店舗等に持参することにより、所定のサービスを受けることができる。
【0042】
なお、本実施形態においても、第1の実施形態と同様に、提供者情報の一部を含むデータベースを回収機側に作成しておくことにより、蓄積された寄付金額をどの提供者の蓄積金額に加算するか、及び、どのサービス情報を提供するかを、回収機において選択するようにしても良い。また、管理用端末側にサービス情報データベースを作成しておくことにより、管理用端末にサービス情報の管理にさせても良い。
【0043】
本実施形態によれば、回収機が設置される地域団体がサービスを提供する形でチャリティ活動に参加することができる。これにより、利用者は地域のサービスの提供を受けることができるので、リサイクルや環境保全活動がさらに活発になる可能性がある。また、地域団体は、チケットを発券することにより宣伝活動を行うことができるので、地域経済の振興を図ることが可能になる。
【0044】
以上説明した第1及び第2の実施形態においては、回収機が回収する物として、空き缶、ペットボトル、及び、タバコの吸い殻を挙げたが、その他にも、ガラス瓶、紙パック、食品包装用ポリスチレントレー等を含む使用済み容器を回収することができる。また、回収機に圧縮部を設けないで、使用済み電池や雑誌等を回収するようにしても良い。回収機に、アルミ缶とスチール缶を分別する機能や、容器に飲み残しが入っていないか否かを判別する機能等をさらに設けても良い。
【0045】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、リサイクル活動又は地域環境保全活動を行うことがチャリティ活動に参加することになり、消費者個人の意識を高めてこれらの活動が促進される。また、企業等は、チャリティを行うのと同時に宣伝広告を行うことができるので、企業活動の一環としてチャリティ活動を促進することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る資源回収支援システムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す管理用端末及び回収機が有するデータベースの内容を示す図である。
【図3】図1に示す空き缶を回収する回収機の外観を示す模式図である。
【図4】図3に示す回収機の構成を示す図である。
【図5】図1に示すペットボトルを回収する回収機の外観を示す模式図である。
【図6】図5に示す回収機の構成の一部を示す図である。
【図7】図1に示すタバコの吸い殻を回収する回収機の外観を示す模式図である。
【図8】図7に示す回収機の構成の一部を示す図である。
【図9】本発明の第1の実施形態に係る資源回収支援方法を示すフローチャートである。
【図10】図3に示す回収機の表示部に示される画面を示す図である。
【図11】図3に示す回収機から発券されるチケットを示す図である。
【図12】本発明の第2の実施形態に係る資源回収支援システムの構成を示すブロック図である。
【図13】図12に示す回収機の構成の一部を示すブロック図である。
【図14】図13に示す回収機が有するデータベースの内容を示す図である。
【図15】図12に示す回収機から発券されるチケットを示す図である。
【符号の説明】
1 管理用端末
2〜4、6〜8 回収機
5a、5b、… 提供者の端末
11 制御部
12 記録部
12a 提供者情報データベース
12b 寄付先情報データベース
21、31、41 投入部
22、32、42 圧縮部
23、33、43 収容部
24、34、44 センサ
25、55 処理部
25a、55a 制御部
25b、35b、45b 蓄積情報データベース
25c 画面データベース
25d 画面作成部
26 表示部
27 印字出力部
28 入力部
29 送受信部
30 チケット発券部
36 キャップ収容部
55b サービス情報データベース
100 運営者
101 提供者
102 寄付先
103 利用者
104 地域団体

Claims (10)

  1. 所定の回収対象物を圧縮減容して回収する回収手段と、利用者に対して情報を通知する通知手段と、前記回収手段によって所定の回収対象物が回収された場合に、所定の確率で、所定の金額に相当する寄付が行われる旨を利用者に通知するように前記通知手段を制御する第1の制御手段とを有する少なくとも1つの回収機と、
    寄付金の提供者及び/又は寄付先に関連付けて寄付の蓄積金額を記録する記録手段と、前記少なくとも1つの回収機において利用者に通知された寄付の金額を寄付の蓄積金額に加算して前記記録手段に記録させる第2の制御手段とを有する管理用端末と、
    を具備する資源回収支援システム。
  2. 前記通知手段が、所定の金額に相当する寄付が行われる旨を印字して出力する印字出力部と、画像を表示する表示部とを含み、
    前記第1の制御手段が、前記回収手段によって所定の回収対象物が回収された場合に、前記表示部にゲーム画面を表示させて所定の確率で「当たり」を出すことにより、「当たり」が出た場合に、所定の金額に相当する寄付が行われる旨を印字して出力するように前記印字出力部を制御する、
    請求項1記載の資源回収支援システム。
  3. 前記少なくとも1つの回収機が、利用者が提供を受けられるサービスに関する複数のサービス情報を含むデータベースをさらに有し、
    前記第1の制御手段が、「当たり」が出た場合に、前記複数のサービス情報の内からいずれかのサービス情報を選択し、選択されたサービス情報を、所定の金額に相当する寄付が行われる旨と共に印字して出力するように前記印字出力部を制御する、
    請求項2記載の資源回収支援システム。
  4. 前記記録手段が、複数の寄付金の提供者に関連付けて複数の蓄積金額を記録し、
    前記第2の制御手段が、前記複数の蓄積金額の内からいずれかの蓄積金額を選択し、選択された蓄積金額に前記少なくとも1つの回収機において利用者に通知された寄付の金額を加算して前記記録手段に記録させる、
    請求項1〜3のいずれか1項記載の資源回収支援システム。
  5. 前記回収手段が、空き缶、ペットボトル、たばこの吸殻の内の1つを圧縮減容して回収する、請求項1〜4のいずれか1項記載の資源回収支援システム。
  6. 所定の回収対象物を圧縮減容して回収するステップ(a)と、
    所定の回収対象物が回収された場合に、所定の確率で、所定の金額に相当する寄付が行われる旨を利用者に通知するステップ(b)と、
    寄付金の提供者及び/又は寄付先に関連付けて記録されている積金額に、ステップ(b)において利用者に通知された寄付の金額を加算して記録するステップ(c)と、
    を具備する資源回収支援方法。
  7. ステップ(b)が、所定の回収対象物が回収された場合に、表示部にゲーム画面を表示させて所定の確率で「当たり」を出すことにより、「当たり」が出た場合に、所定の金額に相当する寄付が行われる旨を印字して出力することを含む、請求項6記載の資源回収支援方法。
  8. ステップ(b)が、「当たり」が出た場合に、利用者が提供を受けられるサービスに関する複数のサービス情報の内からいずれかのサービス情報を選択し、選択されたサービス情報を、所定の金額に相当する寄付が行われる旨と共に印字して出力することを含む、請求項7記載の資源回収支援方法。
  9. ステップ(c)が、複数の寄付金の提供者に関連付けて記録されている複数の蓄積金額の中からいずれかの蓄積金額を選択し、選択された蓄積金額にステップ(b)において利用者に通知された寄付の金額を加算して記録することを含む、請求項6〜8のいずれか1項記載の資源回収支援方法。
  10. ステップ(a)が、空き缶、ペットボトル、たばこの吸殻の内の1つを圧縮減容して回収することを含む、請求項6〜9のいずれか1項記載の資源回収支援方法。
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