JP4939493B2 - スクロール型圧縮機 - Google Patents
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Description
一方、固定スクロール2の上方に位置する密閉容器1内には、高圧室7が設けられ、該高圧室7は、固定スクロール2に穿設した吐出孔2cを介して吐出室6に連通するとともに、密閉容器1の側壁に設けた吐出管1aに連通している。そして、吸入室5は、密閉容器1の側壁に設けた吸入管1bに連通している。
そのため、チップシール12,13は、相手側の旋回スクロール3及び固定スクロール2の端板3a,2aに接触している必要があるので、チップシール12,13自体に弾力性を持たせたり、あるいはチップシール12,13の下側に弾性体を敷いたりして((特許文献2参照)、当該チップシール12,13が端板3a,2a側に向かって付勢されるように構成されている。
(1)前記ラップの先端壁には、前記チップシール溝内に貫通する貫通孔が設けられ、該貫通孔より前記圧縮空気が前記チップシール溝の長手方向へ送り込まれるように構成されている。
(2)前記貫通孔は、前記圧縮空気が前記チップシール溝内の前記大シール部材の底面に入り込む位置に設けられている。
(1)前記大小シール部材のそれぞれは、前記チップシール溝に沿って配置される帯状に一体的に形成されている。
(2)前記大シール部材は、前記チップシール溝に沿って配置される帯状に一体的に形成され、前記小シール部材は、前記チップシール溝に沿って間隔を置いて配置される複数の短冊に形成されている。
図1は、本発明の第1実施形態に係るスクロール型圧縮機に適用されるチップシールの一部斜視図、図2(A)〜(E)は本実施形態のチップシールが相手側のスクロールの端板に摺接する過程を示す断面図である。なお、図4に示す従来例と同一部位には同一符号を付して説明を省略する。
図1で示される本実施形態のチップシール21は、大小異なる幅の2つのシール部材22,23から構成され、これら大小シール部材22,23は、固定スクロール2及び旋回スクロール3のラップ2b,3bの先端面に設けた断面略U字状のチップシール溝2d,3d内に配置されている。しかも、大小シール部材22,23は、小シール部材23がチップシール溝2d,3d内で大シール部材22に対してチップシール溝2d,3dの底面側(図中、下側)に位置するように、重ねて配置されている。
図3は、本発明の第2実施形態に係るスクロール型圧縮機に適用されるチップシールの一部斜視図である。
この第2実施形態においては、上記第1実施形態の構成に貫通孔24を加えたものである。すなわち、固定スクロール2及び旋回スクロール3のラップ2b,3bの先端壁には、チップシール溝2d,3d内に貫通する貫通孔24が設けられており、この貫通孔24より高段側の圧縮空気Aが空間Sを経てチップシール溝2d,3dの長手方向(延在方向)へ送り込まれるように構成されている。しかも、貫通孔24は、圧縮空気Aがチップシール溝2d,3d内の大シール部材22の底面に入り込む位置に設けられている。その他の構成は上記第1実施形態と同様であり、これと同一の部材は同一の符号で示している。
3 旋回スクロール
2a,3a 端板
2b,3b ラップ
2d,3d チップシール溝
21 チップシール
22 大シール部材
23 小シール部材
24 貫通孔
A 圧縮空気
S 空間
Claims (5)
- 渦巻形状のラップ同士を互いに噛み合わせて圧縮空間を形成する固定スクロール及び旋回スクロールを備え、これら固定スクロール及び旋回スクロールの少なくとも一方のラップの先端面にチップシール溝を設け、該チップシール溝内に、相手側のスクロールの端板に摺接させるチップシールを配置したスクロール型圧縮機において、前記チップシールを大小異なる幅の2つの別体のシール部材から構成し、前記チップシール溝内で前記小シール部材が前記大シール部材に対して前記チップシール溝の底面側に位置するように前記大小シール部材を重ねて配置し、前記大シール部材と前記チップシール溝の底面との間に圧縮空気が流れ込む空間を形成し、前記大シール部材と前記チップシール溝の底面との間に流れ込んだ前記圧縮空気により前記大シール部材が前記小シール部材に対して浮上するように構成したことを特徴とするスクロール型圧縮機。
- 前記ラップの先端壁には、前記チップシール溝内に貫通する貫通孔が設けられ、該貫通孔より前記圧縮空気が前記チップシール溝の長手方向へ送り込まれるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のスクロール型圧縮機。
- 前記貫通孔は、前記圧縮空気が前記チップシール溝内の前記大シール部材の底面に入り込む位置に設けられていることを特徴とする請求項2に記載のスクロール型圧縮機。
- 前記大小シール部材のそれぞれは、前記チップシール溝に沿って配置される帯状に一体的に形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のスクロール型圧縮機。
- 前記大シール部材は、前記チップシール溝に沿って配置される帯状に一体的に形成され、前記小シール部材は、前記チップシール溝に沿って間隔を置いて配置される複数の短冊に形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のスクロール型圧縮機。
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JP2008185784A JP4939493B2 (ja) | 2008-07-17 | 2008-07-17 | スクロール型圧縮機 |
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