JP4939265B2 - 情報処理装置及び情報処理方法 - Google Patents
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前記時期検出手段は、前記表示手段における前記仕様変更画面の表示を前記表示制御手段が終了させるとき、前記変更時期を検出することを特徴とする。
前記時期検出手段は、前記表示制御手段が前記表示手段に前記仕様変更画面を表示させたとき、前記変更時期を検出することを特徴とする。
<システムの構成>
図1は、本実施の形態におけるカスタマイズシステムの構成を例示するブロック図である。カスタマイズシステムは、画像形成装置1と、ルールサーバ2と、Webサーバ4と、情報処理装置5とがネットワーク3を介して接続されて構成される。ネットワーク3は、例えば、LAN、イントラネット、イーサネット(登録商標)又はインターネットなどである。このネットワーク3には、その他の装置(図示せず)が接続され得る。ルールサーバ2には、後述するルール情報が記憶されており、画像形成装置1は、ネットワーク3を介してルールサーバ2からルール情報を取得することが可能である。また、画像形成装置1は、ネットワーク3を介してWebサーバ4にルール情報を送信しこれを記憶させることができ、当該ルール情報を例えば情報処理装置5と共用することができる。
図2は、本実施の形態における画像形成装置1の一実施例のハードウェア構成図を示すブロック図である。同図における画像形成装置1は、コントローラ10と,スキャナエンジン20と,プリントエンジン21と、PSU(Power Supply Unit)30と、操作部40とを有するように構成される。コントローラ10は、画像形成装置1の全体制御を行うものである。操作部40は、ユーザからの操作入力を受け付けると共に、ユーザへ情報を表示するものである。スキャナエンジン20は、紙媒体に記録された画像を読み取るスキャナ処理を行うためのエンジンである。プリントエンジン21は、スキャナエンジン20でスキャナ処理が行われた画像のプリント処理を行うエンジンである。PSU30は、コントローラ10,操作部40,スキャナエンジン20及びプリントエンジン21への電力の供給を制御する。尚、画像形成装置1には、2つの電力モードのうちいずれかが設定される。電力モードとは、通常モードと、省電力モードとである。通常モードとは、画像形成装置1が通常に起動された場合に設定されるモードであり、コントローラ10,操作部40,スキャナエンジン20及びプリントエンジン21へ電力制御部114から所定の電力が供給される。省電力モードとは、画像形成装置1の待機時に電力の消費量を抑えるために設定されるモードであり、コントローラ10,操作部40,スキャナエンジン20及びプリントエンジン21のうち少なくとも1つへの電力制御部114からの電力の供給が低減される。通常モードから省電力モードへの移行及び省電力モードから通常モードへの復帰は、所定の条件により行われる。
次に、画像形成装置1のソフトウェア構成について説明する。図3は、本実施の形態における画像形成装置1のソフトウェア構成を例示するブロック図である。画像形成装置1は、デバイスドライバ50と、オペレーティングシステム(OS)51と、リソース管理としてメモリリソース管理52及びエンジンリソース管理53とを有する。また、制御アプリケーションとして、スキャナエンジン20やプリントエンジン21におけるジョブを制御するエンジンジョブ制御54、ファイルの読み込みや書き出しを制御するファイル制御55、データの転送を制御するデータ転送制御56、データ通信を制御する通信制御57、ユーザのログインなどの認証を制御する認証制御58、ユーザ情報を制御するユーザデータ制御59、画像形成装置1内のシステムを制御するシステム制御60及び操作部40における操作入力を制御する操作制御61を有する。また、各種機能を実現させるためのアプリケーションとして、コピーアプリ63、スキャナアプリ64、FAXアプリ65、プリンタアプリ66、蓄積データアプリ67、Webアプリ68、ネットワークアプリ69、ダウンロードアプリ70及びRFIDアプリ71と、これらアプリケーションのインターフェイスとして機能するアプリケーションI/F62とを有する。また、スキャナエンジン20やプリントエンジン21とのインターフェイスとして機能するエンジンI/F71と、操作部40とのインターフェイスとして機能する操作部I/F73と、認証装置(図示せず)とのインターフェイスとして機能する認証装置I/F74と、新規なデバイス(図示せず)とのインターフェイスとして機能する新規デバイスI/F75と、RFIDリーダ/ライタ(図示せず)とのインターフェイスとして機能するRFIDリーダ/ライタI/F72とを有する。
ここで、ルールDB111に記憶されるルール情報のデータ構成について説明する。ルール情報は、ユーザ情報のスキーマを示すものであり、エントリ種類の組み合わせ及び属性ルールの組み合わせから構成される。エントリとは、ユーザ情報に関する各項目を示すものであり、その種類としては、例えば、「ユーザ」、「宛先」、「送信者」、「ユーザグループ」、「宛先グループ」、「見出し」、「見出しセット」、「フォルダ」などがある。このエントリには、各々必須属性が対応付けられている。必須属性とは、当該エントリの属性として設定されることが必要な属性であり、例えば、「名前」、「識別子」などである。また、エントリには、オプション属性が適宜対応付けられている。オプション属性とは、当該エントリの属性として必ずしも必要ではないが必要な場合には設定される属性であり、例えば、「メールアドレス」や「FAX番号」などである。
次に、反映タイミング情報のデータ構成について説明する。図5は、反映タイミング情報のデータ構成を例示する図である。同図に示されるように、反映タイミング情報は、反映タイミング条件として、カスタマイズ対象のルール情報をルールDB111に記憶させる各反映タイミングTM1〜TM4と、ルール情報のうち反映タイミングの判定に用いる対象項目とを含み、これらに対応する優先順位を含む。対象項目は、上述のルール情報の属性を示す。尚、反映タイミングには、カスタマイズ情報の数などを反映タイミング条件として含む場合がある。ここでは、例えば、優先順位1の反映タイミングTM1として、対象項目全てについて、‘20件のカスタマイズ情報があるとき’が設定されている。即ち、ここでは、対象項目に関わらず、ルール情報における設定値の変更を要求する情報がカスタマイズ情報として一時データ保持部112に20件あるとき、ユーザ情報管理部100は、このときを反映タイミング候補として検出する。優先順位は、ユーザ情報管理部100がカスタマイズ情報を用いてルールDB111を更新するか否かを決定するために用いる。また、優先順位2の反映タイミングTM2として、対象項目‘名前’について、‘所定時刻が到来したとき’が設定されている。また、優先順位3の反映タイミングTM3として、対象項目‘名前’について、‘画像形成装置1の電力モードが省電力モードから通常モードに復帰したとき’が設定されている。更に、優先順位4の反映タイミングTM4として、対象項目‘メールアドレス’について、‘画像形成装置1が次に起動したとき’が設定されている。尚、これらの反映タイミング情報は、画像形成装置1においてユーザが設定することが可能である。
<ログイン処理>
次に、本実施の形態に係る画像形成装置1の動作について説明する。まず、ユーザのログイン処理から説明する。図6は、ユーザのログイン処理の手順を示すフローチャートである。画像形成装置1に電源が投入され、画像形成装置1が起動すると、画像形成装置1の認証部105は、操作部40のLCD41に認証画面を表示させる(ステップS1)。当該認証画面においてユーザが画像形成装置1の操作部40のハードキー42を操作してログインID及びパスワードを認証情報として入力すると、認証部105は、当該入力を受け付け(ステップS2)、当該ログインID及びパスワードを用いて認証を行う(ステップS3)。例えば、当該ログインID及びパスワードの組み合わせがユーザ情報DB110に予め記憶されている場合、認証部105は、認証が成功したと判断して(ステップS4:YES)、当該ユーザのログインを許可し、その旨をカスタマイズ受付部101,ユーザ情報設定部103及びユーザ情報管理部100に対して通知する(ステップS5)。
次に、ユーザのログイン後、ユーザ情報DB110に記憶されているユーザ情報の取得及び設定を行う処理の手順について説明する。図7は、ユーザ情報取得/設定処理の手順を示すフローチャートである。ユーザのログイン後、画像形成装置1の操作部40を介してユーザ情報を設定する要求がユーザから入力されると、ユーザ情報設定部103がユーザ情報管理部100に対してユーザ情報の取得を要求する(ステップS10)。ユーザ情報管理部100は、当該要求を受け付けると、ユーザ情報DB110に記憶されているユーザ情報を取得し(ステップS11)、これを一覧形式でユーザ情報設定部103に渡す(ステップS12)。ユーザ情報設定部103は、ユーザ情報の一覧を受け取ると、当該ユーザ情報の一覧を示すユーザ情報一覧画面を生成してこれを操作部40に表示させる(ステップS13)。このユーザ情報一覧画面において設定対象の項目(例えば「メールアドレス」である)を選択する入力がされると、ユーザ情報設定部103は、当該入力を受け付け、当該項目の設定値をユーザ情報管理部100に対して要求する(ステップS14)。ユーザ情報管理部100は、当該要求を受け付けると、ユーザ情報DB110を参照して、対象の項目の設定値を取得し、これをユーザ情報設定部103に対して渡す(ステップS15)。ユーザ情報設定部103は、対象の項目の設定値を受け取ると、当該対象の項目の設定値を変更するための設定画面を生成してこれを操作部40に表示させる(ステップS16)。当該設定画面において当該項目の設定値の入力がされると、ユーザ情報設定部103は、当該入力を受け付け(ステップS17)、当該項目の設定値について当該入力された設定値に変更することをユーザ情報管理部100に対して要求する(ステップS18)。ユーザ情報管理部100は、当該要求を受け付けると、当該項目の設定値が妥当であるか否か妥当性判断処理を行う(ステップS19)。
図8は、ユーザのログアウト処理を示すフローチャートである。上述の処理の後、画像形成装置1の操作部40を介してログアウトを要求する入力がされると(ステップS30)、認証部105は、当該入力を受け付け、当該ユーザがログアウトした旨をカスタマイズ受付部101,ユーザ情報設定部103及びユーザ情報管理部100に対して通知する(ステップS31)。
次に、HDD13に記憶されているルールDB111に記憶されているルール情報をカスタマイズする要求を受け付けるカスタマイズ受付処理について説明する。図9は、カスタマイズ受付処理の手順を示すフローチャートである。
次に、反映タイミング候補を検出する処理について説明する。図13は、反映タイミング候補を検出する処理の手順を示すフローチャートである。ユーザ情報管理部100は、ステップS49の後、反映タイミング候補を検出すべく、一時データ保持部112に記憶させたカスタマイズ情報の件数を計数している。ここで、例えば、一時データ保持部112に記憶させたカスタマイズ情報が20件になったとき、ユーザ情報管理部100は、このときを反映タイミング候補として検出する(ステップS50)。次いで、ユーザ管理情報部100は、反映判定処理を行う(ステップS51)。
また、上述のカスタマイズ受付処理において一時データ保持部112に記憶されたカスタマイズ情報を用いたルールDB111の更新が行われず、画像形成装置1の電源が落とされた場合、次に画像形成装置1が起動したとき、反映タイミング候補を検出する処理について説明する。図15は、次に画像形成装置1が起動したとき、反映タイミング候補を検出する処理の手順を示すフローチャートである。画像形成装置1の起動管理部113は、電源が投入され、画像形成装置1が起動すると、このとき、当該画像形成装置1が起動した旨を示す起動情報をユーザ情報管理部100に渡す(ステップS70)。ユーザ情報管理部100は、当該起動情報を受け取ると、このときを反映タイミング候補として検出し(ステップS71)、次いで、上述のステップS51と同様の反映判定処理を行う。
また、画像形成装置1の電力モードの移行による反映タイミング候補を検出する処理について説明する。図16は、電力モードの移行による反映タイミング候補を検出する処理の手順を示すフローチャートである。ユーザ情報管理部100は、電力モードの移行時における通知を電力制御部114に対して要求する(ステップS80)。電力制御部114は、当該要求を受け付け(ステップS81)、例えば、省電力モードに移行したときにその旨を示す電力モード情報をユーザ情報管理部100に対して渡す(ステップS82)。ユーザ情報管理部100は、電力モード情報を受け取る(ステップS83)。そして、電力制御部114は、電力モードが省電力モードから通常モードに復帰したときに、その旨を示す電力モード情報をユーザ情報管理部100に対して渡す(ステップS84)。ユーザ情報管理部100は、当該電力モード情報を受け取ると、このときを反映タイミング候補として検出し(ステップS85)、次いで、上述のステップS51と同様の反映判定処理を行う。
また、所定時刻の到来による反映タイミング候補を検出する処理について説明する。図17は、所定時刻の到来による反映タイミング候補を検出する処理の手順を示すフローチャートである。ユーザ情報管理部100は、所定時刻が到来した際の通知をタイマ115に対して要求する(ステップS90)。タイマ115は、当該要求を受け付け、所定時刻の到来を計測する(ステップS91)。そして、タイマ115は、所定時刻の到来を検出すると、その旨を示す時刻情報をユーザ情報管理部100に対して渡す(ステップS92)。ユーザ情報管理部100は、当該時刻情報を受け取ると、このときを反映タイミング候補として検出し(ステップS93)、次いで、上述のステップS51と同様の反映判定処理を行う。
次に、ルールDB111に記憶される反映タイミング情報をユーザからの操作入力により設定する処理の手順について説明する。図18は、ルールDB111に記憶される反映タイミング情報をユーザからの操作入力により設定する処理の手順を示すフローチャートである。ユーザ情報設定部103は、操作部40を介して反映タイミング情報を設定する要求が入力されると、当該入力を受け付け(ステップS100)、反映タイミング設定画面を操作部40に表示させる(ステップS101)。図19は、反映タイミング設定画面を例示する画面例を示す図である。同図に示される画面において、ユーザが反映タイミング情報を新たに作成したり、ルールDB111に既に記憶されている反映タイミング情報を変更したり削除したりする操作入力を行うことができる。そして、このような操作入力により、反映タイミング情報の設定を要求する入力が操作部40を介してなされると、ユーザ情報設定部103は、当該入力を受け付け、反映タイミング情報の設定をユーザ情報管理部100に対して要求する(ステップS102)。ユーザ情報管理部100は、当該要求を受け付けると、当該要求に従って、反映タイミング情報をルールDB111に新たに登録したり、ルールDB111に記憶される反映タイミング情報を変更したり削除したりする(ステップS103)。
また、上述した各実施の形態に限定されるものではなく、以下に例示するような種々の変形が可能である。
上述の実施の形態においては、ユーザのログイン時に反映タイミング候補を検出するように構成しても良い。図20は、ユーザのログイン時に反映タイミング候補を検出する処理の手順を示すフローチャートである。ここでは、上述の図6に示されるフローチャートと同様にして、ステップS1〜S5の処理が行われる。そして、ステップS25の後、ユーザ情報管理部100は、ユーザのログインを許可した旨を認証部105から通知されたとき、このときを反映タイミング候補として検出し(ステップS6)、ステップS51の反映判定処理を行う。
上述の実施の形態においては、ユーザのログアウト時に反映タイミング候補を検出するように構成しても良い。図21は、ユーザのログアウト時に反映タイミング候補を検出する処理の手順を示すフローチャートである。ここでは、上述の図8に示されるフローチャートと同様にして、ステップS30〜S31の処理が行われる。そして、ステップS31の後、ユーザ情報管理部100は、ユーザがログアウトした旨を認証部105から通知されたとき、このときを反映タイミング候補として検出し(ステップS32)、ステップS51の反映判定処理を行う。
上述の実施の形態においては、ユーザからの要求によってカスタマイズ受付処理後にルールDB111を更新するように構成しても良い。図22は、ユーザからの要求によってカスタマイズ受付処理後にルールDB111を更新するカスタマイズ処理の手順を示すフローチャートである。カスタマイズ受付部101は、カスタマイズ受付処理後にルールDB111を更新することを要求する入力が操作部40を介してなされると、当該入力を受け付け(ステップS110)、その旨を示す反映要求情報をユーザ情報管理部100に対して渡す(ステップS111)。ユーザ情報管理部100は、当該反映要求情報を受け取り、カスタマイズ受付処理後を反映タイミング候補として検出し(ステップS112)、カスタマイズ受付処理の要求を待機する。次いで、カスタマイズ受付部101はカスタマイズ受付処理を要求する入力が、操作部40を介してなされると、カスタマイズ受付部101は、当該入力を受け付け(ステップS40)、ユーザ情報管理部100に対してルール情報の取得を要求する(ステップS41)。以降、上述と同様にしてステップS42〜S46の処理が行われる。ステップS46の後、ステップS113に進み、ステップS113では、ユーザ情報管理部100は、対象項目の設定値の変更する要求を受け付けると、当該要求に従って、ルールDB111に記憶されているルール情報について当該対象項目の設定値を変更する。そして、ユーザ情報管理部100は、当該対象項目の設定値を変更した旨をユーザ情報設定部103、カスタマイズ受付部101及び認証部105に対して通知する(ステップS114)。カスタマイズ受付部101は、当該通知を受け取ると、ルール情報の変更が終了した旨を示すメッセージを操作部40に表示させる(ステップS115)。
上述の実施の形態においては、カスタマイズ画面を操作部40に表示させたとき及びその表示を終了するときに反映タイミング候補を検出するように構成しても良い。図23は、カスタマイズ画面を操作部40に表示させたとき及びその表示を終了するときに反映タイミング候補を検出する処理の手順を示すフローチャートである。ここでは、上述の図9に示されるフローチャートと同様にして、ステップS40〜S44の処理が行われる。ステップS44の後、ステップS120に進み、ステップS120では、カスタマイズ受付部101は、カスタマイズ画面を表示した旨を示す表示情報をユーザ情報管理部100に対して渡す。ユーザ情報管理部100は、当該表示情報を受け取ると、このときを反映タイミング候補として検出し(ステップS121)、ステップS51の反映判定処理を行う。その後、ステップS45〜S49の処理が行われる。ステップS49の後、ステップS122で、カスタマイズ受付部101は、カスタマイズ受付処理の終了を要求する入力が操作部40を介してなされると、当該入力を受け付け、次いで、カスタマイズ受付処理の終了をユーザ情報管理部100に対して要求する(ステップS123)。ユーザ情報管理部100は、当該要求を受け付けると、このときを反映タイミング候補として検出し(ステップS124)、ステップS51の反映判定処理を行う。一方、カスタマイズ受付部101は、カスタマイズ画面の表示を終了させる(ステップS125)。
上述の実施の形態においては、ユーザ情報取得/設定処理において、ユーザ情報DB110に記憶されるユーザ情報へのアクセス時に反映タイミング候補を検出するように構成しても良い。図24は、ユーザ情報DB110に記憶されるユーザ情報へのアクセス時に反映タイミング候補を検出する処理の手順を示すフローチャートである。ここでは、上述の図7に示されるフローチャートと同様にして、ステップS10〜S11の処理が行われる。ステップS11で、ユーザ情報管理部100は、ユーザ情報DB110に記憶されているユーザ情報を取得したとき、このときを反映タイミング候補として検出し(ステップS130)、ステップS51の反映判定処理を行う。以降、上述の図7に示されるフローチャートと同様にして、ステップS12〜S21の処理が行われる。そして、ステップS21で、ユーザ情報管理部100は、ユーザ情報DB110に記憶されているユーザ情報を変更したとき、このときを反映タイミング候補として検出し(ステップS131)、ステップS51の反映判定処理を行う。
上述の実施の形態においては、ユーザ情報取得/設定処理において、妥当性判断時に反映タイミング候補を検出するように構成しても良い。図25は、ユーザ情報取得/設定処理において、妥当性判断時に反映タイミング候補を検出する処理の手順を示すフローチャートである。ここでは、上述の図7における妥当性判断処理において、ユーザ情報管理部100は、ルールDB111に記憶されている当該項目に関するルール情報を読み出し(ステップS140)、このときを反映タイミング候補として検出し(ステップS141)、ステップS51の反映判定処理を行う。そして、ユーザ情報管理部100は、変更対象の項目に対して「組み合わせ」に関する属性ルールが設定されているか否かを判断する(ステップS142)。例えば、変更対象の項目が「パスワード」である場合、図4の例では、当該「パスワード」に対する「組み合わせ」の属性において、「ログインID」が設定されているから、この場合、ステップS142の判断結果は肯定的となる。そして、ステップS142の判断結果が肯定的である場合、このときを反映タイミング候補として検出し(ステップSS143)、ステップS51の反映判定処理を行う。次いで、上述の図7におけるステップS20と同様に、ユーザ情報管理部100は、変更対象の項目の設定値が適合するか否かを判断する。そして、当該判断結果が肯定的である場合(ステップS20:YES)、このときを反映タイミング候補として検出し(ステップS144)、ステップS51の反映判定処理を行う。以降は、上述の実施形態と同様にして図7のステップS21〜S23の処理が行われる。
上述の実施の形態においては、カスタマイズ情報1件毎に、即ち、ステップS47でカスタマイズ情報を一時データ保持部112に記憶させる度に、このときを反映タイミング候補として検出し、反映判定処理を行うようにしても良い。
上述の実施の形態及び各変形例においては、反映タイミング候補を検出する都度、反映判定処理を行うようにした。しかし、これに限らず、所定のタイミングで反映判定処理を行うようにしても良いし、カスタマイズ受付処理や妥当性判断処理などの各処理の終了後に、その処理が終了するまでに検出された反映タイミング候補によって、反映判定処理を行うようにしても良い。
上述した実施の形態及び各変形例においては、カスタマイズ対象のルール情報について、全ての情報の反映タイミングを選択可能であるように設定しても良いし、一部の情報の反映タイミングを選択可能であるように設定しても良い。また、全ての情報の反映タイミングを組み合わせ可能であるように設定しても良いし、一部の情報の反映タイミングを組み合わせ可能であるように設定しても良い。
2 ルールサーバ
3 ネットワーク
4 Webサーバ
5 情報処理装置
10 コントローラ
11 CPU
12 ASIC
13 HDD
14 メモリ
15 ネットワークI/F
16 FAXI/F
17 タイマ
20 スキャナエンジン
21 プリントエンジン
40 操作部
41 LCD
42 ハードキー
100 ユーザ情報管理部(変更手段、時期検出手段)
101 カスタマイズ受付部
102 通信制御部
103 ユーザ情報設定部
104 ユーザ情報利用部
105 認証部
110 ユーザ情報DB
111 ルールDB
112 一時データ保持部
113 起動管理部(起動検出手段)
114 電力制御部
115 タイマ
Claims (20)
- ユーザの操作入力を受け付ける入力受付手段と、
ユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶手段と、
前記ユーザ情報記憶手段に記憶された前記ユーザ情報の仕様を示す仕様情報を記憶する仕様情報記憶手段と、
前記仕様情報の変更を要求する入力を前記入力受付手段が受け付けた場合、当該入力に従って前記仕様情報を変更するための仕様変更情報を記憶する仕様変更情報記憶手段と、
前記仕様変更情報記憶手段に記憶された前記仕様変更情報を用いて、前記仕様情報記憶手段に記憶された前記仕様情報を変更する変更時期を検出する時期検出手段と、
前記時期検出手段が前記変更時期を検出した場合、前記仕様変更情報記憶手段に記憶された前記仕様変更情報を用いて、前記仕様情報記憶手段に記憶された前記仕様情報を変更する変更手段とを備える
ことを特徴とする情報処理装置。 - 前記入力受付手段を介して前記ユーザから入力された認証情報を用いて、当該ユーザの認証を行う認証手段とを更に備え、
前記時期検出手段は、前記認証手段の認証が成功したとき、前記変更時期を検出する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記入力受付手段を介して前記ユーザから入力された認証情報を用いて、当該ユーザの認証を行う認証手段とを更に備え、
前記時期検出手段は、前記認証手段が認証したユーザからの認証の解消を要求する入力を前記入力受付手段が受け付けたとき、前記変更時期を検出する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記仕様情報の変更をユーザが操作入力するための仕様変更画面を表示手段に表示させる表示制御手段を更に備え、
前記時期検出手段は、前記表示手段における前記仕様変更画面の表示を前記表示制御手段が終了させるとき、前記変更時期を検出する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記仕様情報の変更をユーザが操作入力するための仕様変更画面を表示手段に表示させる表示制御手段を更に備え、
前記時期検出手段は、前記表示制御手段が前記表示手段に前記仕様変更画面を表示させたとき、前記変更時期を検出する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 時間を計測する計時手段を更に備え、
前記時期検出手段は、前記計時手段が計測した時間が所定の時間に達したとき、前記変更時期を検出する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 当該情報処理装置の起動を検出する起動検出手段を更に備え、
前記時期検出手段は、当該情報処理装置の起動を前記起動検出手段が検出したとき、前記変更時期を検出する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 当該情報処理装置において設定される電力供給モードを制御する電力制御手段を更に備え、
前記時期検出手段は、前記電力制御手段が前記電力供給モードを所定のモードに設定したとき、前記変更時期を検出する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記時期検出手段は、前記ユーザ情報記憶手段に記憶された前記ユーザ情報へのアクセスを検出したとき、前記変更時期を検出する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記時期検出手段は、前記仕様情報記憶手段に記憶された前記仕様情報を変更することを要求する入力を前記入力受付手段が受け付けたとき、前記変更時期を検出する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記ユーザ情報の変更を要求する入力を前記入力受付手段が受け付けた場合、当該入力に従って、前記ユーザ情報記憶手段に記憶された前記ユーザ情報を変更する第2変更手段を備える
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記第2変更手段は、前記ユーザ情報の変更を要求する入力を前記入力受付手段が受け付けた場合、前記仕様情報記憶手段に記憶された前記仕様情報を用いて、当該ユーザ情報の変更が当該仕様情報によって示される仕様に適合するか否かを判断し、当該判断結果が肯定的である場合、前記ユーザ情報記憶手段に記憶された前記ユーザ情報を変更する
ことを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。 - 前記時期検出手段は、前記仕様情報記憶手段に記憶された前記仕様情報に前記第2変更手段がアクセスしたとき、前記変更時期を検出する
ことを特徴とする請求項12に記載の情報処理装置。 - 前記時期検出手段は、前記ユーザ情報の変更が前記仕様情報によって示される仕様に適合すると前記第2変更手段が判断したとき、前記変更時期を検出する
ことを特徴とする請求項12に記載の情報処理装置。 - 前記ユーザ情報は、ユーザに関する少なくとも2つ以上の属性情報を含み、
前記仕様情報は、第1の前記属性情報と第2の前記属性情報とが組み合わせで使用されることを示す組み合わせ情報を含み、
前記第2変更手段は、前記ユーザ情報の変更を要求する入力を前記入力受付手段が受け付けた場合、当該ユーザ情報の変更が当該仕様情報によって示される仕様に適合するか否かを判断する際、当該ユーザ情報の変更が、前記仕様情報記憶手段に記憶された前記仕様情報に含まれる組み合わせ情報によって示される前記第1の属性情報及び前記第2の属性情報のうち少なくとも一方の変更を含むか否かを判断し、
前記時期検出手段は、前記ユーザ情報の変更が前記第1の属性情報及び前記第2の属性情報のうち少なくとも一方の変更を含むと前記第2変更手段が判断したとき、前記変更時期を検出する
ことを特徴とする請求項12に記載の情報処理装置。 - 前記変更時期に係る変更条件を示す変更時期情報を記憶する変更時期情報記憶手段を更に備え、
前記変更手段は、前記時期検出手段が前記変更時期を検出した場合、前記変更時期情報記憶手段に記憶された前記変更時期情報によって示される変更条件に応じて、前記仕様情報記憶手段に記憶された前記仕様情報を変更するか否かを判断する判断手段と、前記判断手段の判断結果が肯定的である場合に、前記仕様変更情報記憶手段に記憶された前記仕様変更情報を用いて、前記仕様情報記憶手段に記憶された前記仕様情報を変更する仕様変更手段とを有する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記変更時期情報は、前記仕様変更情報の件数を前記変更条件として含み、
前記判断手段は、前記時期検出手段が前記変更時期を検出した場合、前記変更時期情報によって示される前記変更条件に含まれる前記仕様変更情報の件数が、前記仕様変更情報記憶手段に記憶されている前記仕様変更情報の件数と一致するか否かを判断し、当該判断結果が肯定的である場合に、前記仕様変更情報記憶手段に記憶された前記仕様変更情報を用いて、前記仕様情報記憶手段に記憶された前記仕様情報を変更すると判断する
ことを特徴とする請求項16に記載の情報処理装置。 - 前記ユーザ情報は、ユーザに関する少なくとも1つ以上の属性情報を含み、
前記変更時期情報は、前記仕様情報の変更の対象となる前記属性情報を特定する属性特定情報を前記変更条件として含み、
前記判断手段は、前記時期検出手段が前記変更時期を検出した場合、前記変更時期情報によって示される前記変更条件に含まれる前記属性特定情報によって特定される属性情報が、前記仕様情報の変更の対象として前記仕様変更情報に含まれているか否かを判断し、当該判断結果が肯定的である場合に、前記仕様変更情報記憶手段に記憶された前記仕様変更情報を用いて、前記仕様情報記憶手段に記憶された前記仕様情報を変更すると判断する
ことを特徴とする請求項16に記載の情報処理装置。 - 前記変更時期情報は、前記変更条件に対して付与された優先順位を含み、
前記判断手段は、前記時期検出手段が少なくとも1つ以上の前記変更時期を検出した場合、前記変更時期情報に含まれる前記変更条件に対して付与された前記優先順位の順に、当該優先順位に対応付けられた前記変更条件に合致するか否かを判断し、当該判断結果が肯定的である場合に、前記仕様変更情報記憶手段に記憶された前記仕様変更情報を用いて、前記仕様情報記憶手段に記憶された前記仕様情報を変更すると判断する
ことを特徴とする請求項16に記載の情報処理装置。 - ユーザの操作入力を受け付ける入力受付ステップと、
ユーザ情報記憶手段に記憶されたユーザ情報の仕様を示す仕様情報であり仕様情報記憶手段に記憶された仕様情報の変更を要求する入力を前記入力受付ステップで受け付けた場合、当該入力に従って前記仕様情報を変更するための仕様変更情報を記憶する仕様変更情報記憶制御ステップと、
前記仕様変更情報記憶手段に記憶された前記仕様変更情報を用いて、前記仕様情報記憶手段に記憶された前記仕様情報を変更する変更時期を検出する時期検出ステップと、
前記時期検出ステップで前記変更時期を検出した場合、前記仕様変更情報記憶手段に記憶された前記仕様変更情報を用いて、前記仕様情報記憶手段に記憶された前記仕様情報を変更する変更ステップとを含む
ことを特徴とする情報処理方法。
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