JP2007174334A - 電子機器および動作設定変更復旧プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】動作設定の設定内容を、変更前の状態に容易に復旧させること。
【解決手段】前記電子機器(Pr1)を動作させるための動作設定の設定内容を記憶する動作設定記憶手段(C4)と、前記設定内容の変更を実行する入力がされた場合に、変更前の前記設定内容を記憶する変更履歴記憶手段(C6C)と、前記動作設定記憶手段(C4)の動作設定の設定内容を変更前の前記設定内容に復旧させる入力がされたか否かを判別する復旧指示入力判別手段(C6D4)と、変更前の前記設定内容に復旧させる入力がされた場合に、前記変更履歴記憶手段(C6C)に記憶された前記設定内容を、前記動作設定記憶手段(C4)の動作設定の設定内容に反映させる前記設定反映手段(C6E)とを備えた電子機器。
【選択図】図2
【解決手段】前記電子機器(Pr1)を動作させるための動作設定の設定内容を記憶する動作設定記憶手段(C4)と、前記設定内容の変更を実行する入力がされた場合に、変更前の前記設定内容を記憶する変更履歴記憶手段(C6C)と、前記動作設定記憶手段(C4)の動作設定の設定内容を変更前の前記設定内容に復旧させる入力がされたか否かを判別する復旧指示入力判別手段(C6D4)と、変更前の前記設定内容に復旧させる入力がされた場合に、前記変更履歴記憶手段(C6C)に記憶された前記設定内容を、前記動作設定記憶手段(C4)の動作設定の設定内容に反映させる前記設定反映手段(C6E)とを備えた電子機器。
【選択図】図2
Description
本発明は、動作設定に基づいて動作し且つ前記動作設定を変更可能な電子機器および前記動作設定を変更するための動作設定変更復旧プログラムであって、動作設定を変更した場合に以前の動作設定の設定内容に復旧可能な電子機器および動作設定変更復旧プログラムに関する。
前記本発明は、電子機器としてのコンピュータ、プリンタ、FAX、複写機等の画像形成装置に好適に適用可能である。
前記本発明は、電子機器としてのコンピュータ、プリンタ、FAX、複写機等の画像形成装置に好適に適用可能である。
コンピュータ装置やマイクロコンピュータが組み込まれた画像形成装置等の一般の電子機器では、各種設定値に基づいて一定の動作が行われる。これら設定値の中には、利用者や管理者により設定変更可能にされているものもあり、使用者(ユーザ)の使用環境に応じて設定値を適宜変更して、最適化できる。
しかし、複数の使用者により使用される電子機器では、使用者毎に最適な設定内容が異なることがあり、特定の使用者が使用する場合に、その使用者にとって最適な設定内容に変更して使用したいことがある。また、電子機器の管理者が、管理のために特定の機能を制限することがあるが、特定の使用者が使用する際に、制限された機能を使用したい場合もある。
しかしながら、これらの設定値は、電子機器の動作制御に使用されるため、設定内容によっては、正常に動作しなくなったり意図しない動作をするようになることがある。したがって、設定内容を各利用者がむやみに変更して、正常に動作しなくなったりすることを防止する必要がある。
しかし、複数の使用者により使用される電子機器では、使用者毎に最適な設定内容が異なることがあり、特定の使用者が使用する場合に、その使用者にとって最適な設定内容に変更して使用したいことがある。また、電子機器の管理者が、管理のために特定の機能を制限することがあるが、特定の使用者が使用する際に、制限された機能を使用したい場合もある。
しかしながら、これらの設定値は、電子機器の動作制御に使用されるため、設定内容によっては、正常に動作しなくなったり意図しない動作をするようになることがある。したがって、設定内容を各利用者がむやみに変更して、正常に動作しなくなったりすることを防止する必要がある。
このような問題に対応できる技術として、下記の従来技術(J01),(J02)が公知である。
(J01)特許文献1(特開2004−192625号公報)記載の技術
特許文献1には、電子機器としての画像形成装置の設定内容を変更する際に、監視期間を設定して、監視期間中に変更を行おうとした場合には、警告を表示して変更を制限し、監視期間終了後には、設定に応じて、変更前の設定内容に戻す、または、変更後の設定内容のまま動作させる技術が記載されている。
(J02)特許文献2(特開2004−326658号公報)記載の技術
特許文献2には、電子機器としての画像形成装置の印刷設定項目において、変更された項目を反転表示してユーザが確認しやすく表示することにより、変更前の設定内容に戻しやすくする技術が記載されている。
(J01)特許文献1(特開2004−192625号公報)記載の技術
特許文献1には、電子機器としての画像形成装置の設定内容を変更する際に、監視期間を設定して、監視期間中に変更を行おうとした場合には、警告を表示して変更を制限し、監視期間終了後には、設定に応じて、変更前の設定内容に戻す、または、変更後の設定内容のまま動作させる技術が記載されている。
(J02)特許文献2(特開2004−326658号公報)記載の技術
特許文献2には、電子機器としての画像形成装置の印刷設定項目において、変更された項目を反転表示してユーザが確認しやすく表示することにより、変更前の設定内容に戻しやすくする技術が記載されている。
(従来技術の問題点)
前記従来技術(J01)では、監視期間内では変更が制限されるが、監視期間終了後は自由に変更できるという問題がある。したがって、悪意のある第三者が設定を変更(改竄)して、業務妨害や情報漏洩等を図ることが可能であるという問題がある。また、監視期間終了後に設定内容を戻さない場合には、例えば、設定内容が適切ではなく、監視期間中には少しずつ悪化しながらも動作し、監視期間終了後に正常に動作しなくなった場合には、変更前の設定内容がわからず、変更前の設定内容に戻す(復旧させる)ことが容易ではないという問題がある。
前記従来技術(J02)では、印刷設定項目を変更する画面上では、変更された項目がわかりやすく表示されるが、変更を確定させた後では、変更前の設定内容に対する変更項目がわからず、元の設定内容に戻すことができなかった。したがって、変更後に正常に動作しなくなった場合に、変更前の設定内容に戻すことができないという問題がある。
前記従来技術(J01)では、監視期間内では変更が制限されるが、監視期間終了後は自由に変更できるという問題がある。したがって、悪意のある第三者が設定を変更(改竄)して、業務妨害や情報漏洩等を図ることが可能であるという問題がある。また、監視期間終了後に設定内容を戻さない場合には、例えば、設定内容が適切ではなく、監視期間中には少しずつ悪化しながらも動作し、監視期間終了後に正常に動作しなくなった場合には、変更前の設定内容がわからず、変更前の設定内容に戻す(復旧させる)ことが容易ではないという問題がある。
前記従来技術(J02)では、印刷設定項目を変更する画面上では、変更された項目がわかりやすく表示されるが、変更を確定させた後では、変更前の設定内容に対する変更項目がわからず、元の設定内容に戻すことができなかった。したがって、変更後に正常に動作しなくなった場合に、変更前の設定内容に戻すことができないという問題がある。
本発明は、前述の事情に鑑み、次の記載内容(O01)を技術的課題とする。
(O01)動作設定の設定内容を、変更前の状態に容易に復旧させること。
(O01)動作設定の設定内容を、変更前の状態に容易に復旧させること。
(本発明)
次に、前記課題を解決した本発明を説明するが、本発明の要素には、後述の実施の形態の具体例(実施例)の要素との対応を容易にするため、実施例の要素の符号をカッコで囲んだものを付記する。また、本発明を後述の実施例の符号と対応させて説明する理由は、本発明の理解を容易にするためであり、本発明の範囲を実施例に限定するためではない。
次に、前記課題を解決した本発明を説明するが、本発明の要素には、後述の実施の形態の具体例(実施例)の要素との対応を容易にするため、実施例の要素の符号をカッコで囲んだものを付記する。また、本発明を後述の実施例の符号と対応させて説明する理由は、本発明の理解を容易にするためであり、本発明の範囲を実施例に限定するためではない。
(第1発明)
前記技術的課題を解決するために、第1発明の電子機器は、下記の構成要件(A01)〜(A07)を備えたことを特徴とする。
(A01)前記電子機器(Pr1)を動作させるための動作設定の設定内容を記憶する動作設定記憶手段(C4)、
(A02)前記設定内容を変更するための設定内容変更画像(51)を情報表示画面(UI1)に表示する設定内容変更画像表示手段(C6B1)、
(A03)前記設定内容変更画像(51)において前記設定内容の変更を実行する入力がされたか否かを判別する変更実行入力判別手段(C6B5)、
(A04)前記設定内容の変更を実行する入力がされた場合に、変更前の前記設定内容を記憶する変更履歴記憶手段(C6C)、
(A05)前記設定内容の変更を実行する入力がされた場合に、変更された前記設定内容を前記動作設定記憶手段(C4)の動作設定の設定内容に反映させる設定反映手段(C6E)、
(A06)前記動作設定記憶手段(C4)の動作設定の設定内容を変更前の前記設定内容に復旧させる入力がされたか否かを判別する復旧指示入力判別手段(C6D4)、
(A07)変更前の前記設定内容に復旧させる入力がされた場合に、前記変更履歴記憶手段(C6C)に記憶された前記設定内容を、前記動作設定記憶手段(C4)の動作設定の設定内容に反映させる前記設定反映手段(C6E)。
前記技術的課題を解決するために、第1発明の電子機器は、下記の構成要件(A01)〜(A07)を備えたことを特徴とする。
(A01)前記電子機器(Pr1)を動作させるための動作設定の設定内容を記憶する動作設定記憶手段(C4)、
(A02)前記設定内容を変更するための設定内容変更画像(51)を情報表示画面(UI1)に表示する設定内容変更画像表示手段(C6B1)、
(A03)前記設定内容変更画像(51)において前記設定内容の変更を実行する入力がされたか否かを判別する変更実行入力判別手段(C6B5)、
(A04)前記設定内容の変更を実行する入力がされた場合に、変更前の前記設定内容を記憶する変更履歴記憶手段(C6C)、
(A05)前記設定内容の変更を実行する入力がされた場合に、変更された前記設定内容を前記動作設定記憶手段(C4)の動作設定の設定内容に反映させる設定反映手段(C6E)、
(A06)前記動作設定記憶手段(C4)の動作設定の設定内容を変更前の前記設定内容に復旧させる入力がされたか否かを判別する復旧指示入力判別手段(C6D4)、
(A07)変更前の前記設定内容に復旧させる入力がされた場合に、前記変更履歴記憶手段(C6C)に記憶された前記設定内容を、前記動作設定記憶手段(C4)の動作設定の設定内容に反映させる前記設定反映手段(C6E)。
(第1発明の作用)
前記構成要件(A01)〜(A07)を備えた第1発明の電子機器(Pr1)では、動作設定記憶手段(C4)は、前記電子機器(Pr1)を動作させるための動作設定の設定内容を記憶する。設定内容変更画像表示手段(C6B1)は、前記設定内容を変更するための設定内容変更画像(51)を情報表示画面(UI1)に表示する。変更実行入力判別手段(C6B5)は、前記設定内容変更画像(51)において前記設定内容の変更を実行する入力がされたか否かを判別する。変更履歴記憶手段(C6C)は、前記設定内容の変更を実行する入力がされた場合に、変更前の前記設定内容を記憶する。設定反映手段(C6E)は、前記設定内容の変更を実行する入力がされた場合に、変更された前記設定内容を前記動作設定記憶手段(C4)の動作設定の設定内容に反映させる。復旧指示入力判別手段(C6D4)は、前記動作設定記憶手段(C4)の動作設定の設定内容を変更前の前記設定内容に復旧させる入力がされたか否かを判別する。前記設定反映手段(C6E)は、変更前の前記設定内容に復旧させる入力がされた場合に、前記変更履歴記憶手段(C6C)に記憶された前記設定内容を、前記動作設定記憶手段(C4)の動作設定の設定内容に反映させる。
前記構成要件(A01)〜(A07)を備えた第1発明の電子機器(Pr1)では、動作設定記憶手段(C4)は、前記電子機器(Pr1)を動作させるための動作設定の設定内容を記憶する。設定内容変更画像表示手段(C6B1)は、前記設定内容を変更するための設定内容変更画像(51)を情報表示画面(UI1)に表示する。変更実行入力判別手段(C6B5)は、前記設定内容変更画像(51)において前記設定内容の変更を実行する入力がされたか否かを判別する。変更履歴記憶手段(C6C)は、前記設定内容の変更を実行する入力がされた場合に、変更前の前記設定内容を記憶する。設定反映手段(C6E)は、前記設定内容の変更を実行する入力がされた場合に、変更された前記設定内容を前記動作設定記憶手段(C4)の動作設定の設定内容に反映させる。復旧指示入力判別手段(C6D4)は、前記動作設定記憶手段(C4)の動作設定の設定内容を変更前の前記設定内容に復旧させる入力がされたか否かを判別する。前記設定反映手段(C6E)は、変更前の前記設定内容に復旧させる入力がされた場合に、前記変更履歴記憶手段(C6C)に記憶された前記設定内容を、前記動作設定記憶手段(C4)の動作設定の設定内容に反映させる。
したがって、第1発明の電子機器(Pr1)では、前記設定内容の変更を実行する入力がされた場合に、変更前の前記設定内容が変更履歴記憶手段(C6C)に記憶され、変更前の前記設定内容に復旧させる入力がされると、前記変更履歴記憶手段(C6C)に記憶された前記設定内容を、前記動作設定記憶手段(C4)の動作設定の設定内容に反映されて、設定内容が復旧される。したがって、第1発明の電子機器(Pr1)では、変更前の前記設定内容に復旧させる入力を行うだけで、動作設定の設定内容を、変更前の状態に復旧させることができるので、容易に復旧することができる。この結果、変更により正常に動作しなくなった場合に、正常に動作していた頃の設定内容に容易に復旧させて、電子機器(Pr1)を正常に動作させることができる。
(第2発明)
前記技術的課題を解決するために、第2発明の動作設定変更復旧プログラム(P)は、
コンピュータ(Pr1)を、
前記コンピュータ(Pr1)を動作させるための動作設定の設定内容を記憶する動作設定記憶手段(C4)、
前記設定内容を変更するための設定内容変更画像(51)を情報表示画面(UI1)に表示する設定内容変更画像表示手段(C6B1)、
前記設定内容変更画像(51)において前記設定内容の変更を実行する入力がされたか否かを判別する変更実行入力判別手段(C6B5)、
前記設定内容の変更を実行する入力がされた場合に、変更前の前記設定内容を記憶する変更履歴記憶手段(C6C)、
前記設定内容の変更を実行する入力がされた場合に、変更された前記設定内容を前記動作設定記憶手段(C4)の動作設定の設定内容に反映させる設定反映手段(C6E)、
前記動作設定記憶手段(C4)の動作設定の設定内容を変更前の前記設定内容に復旧させる入力がされたか否かを判別する復旧指示入力判別手段(C6D4)、
変更前の前記設定内容に復旧させる入力がされた場合に、前記変更履歴記憶手段(C6C)に記憶された前記設定内容を、前記動作設定記憶手段(C4)の動作設定の設定内容に反映させる前記設定反映手段(C6E)、
として機能させることを特徴とする。
前記技術的課題を解決するために、第2発明の動作設定変更復旧プログラム(P)は、
コンピュータ(Pr1)を、
前記コンピュータ(Pr1)を動作させるための動作設定の設定内容を記憶する動作設定記憶手段(C4)、
前記設定内容を変更するための設定内容変更画像(51)を情報表示画面(UI1)に表示する設定内容変更画像表示手段(C6B1)、
前記設定内容変更画像(51)において前記設定内容の変更を実行する入力がされたか否かを判別する変更実行入力判別手段(C6B5)、
前記設定内容の変更を実行する入力がされた場合に、変更前の前記設定内容を記憶する変更履歴記憶手段(C6C)、
前記設定内容の変更を実行する入力がされた場合に、変更された前記設定内容を前記動作設定記憶手段(C4)の動作設定の設定内容に反映させる設定反映手段(C6E)、
前記動作設定記憶手段(C4)の動作設定の設定内容を変更前の前記設定内容に復旧させる入力がされたか否かを判別する復旧指示入力判別手段(C6D4)、
変更前の前記設定内容に復旧させる入力がされた場合に、前記変更履歴記憶手段(C6C)に記憶された前記設定内容を、前記動作設定記憶手段(C4)の動作設定の設定内容に反映させる前記設定反映手段(C6E)、
として機能させることを特徴とする。
(第2発明の作用)
前記構成要件を備えた第2発明の動作設定変更復旧プログラム(P)により、動作設定記憶手段(C4)は、前記コンピュータ(Pr1)を動作させるための動作設定の設定内容を記憶する。設定内容変更画像表示手段(C6B1)は、前記設定内容を変更するための設定内容変更画像(51)を情報表示画面(UI1)に表示する。変更実行入力判別手段(C6B5)は、前記設定内容変更画像(51)において前記設定内容の変更を実行する入力がされたか否かを判別する。変更履歴記憶手段(C6C)は、前記設定内容の変更を実行する入力がされた場合に、変更前の前記設定内容を記憶する。設定反映手段(C6E)は、前記設定内容の変更を実行する入力がされた場合に、変更された前記設定内容を前記動作設定記憶手段(C4)の動作設定の設定内容に反映させる。復旧指示入力判別手段(C6D4)は、前記動作設定記憶手段(C4)の動作設定の設定内容を変更前の前記設定内容に復旧させる入力がされたか否かを判別する。前記設定反映手段(C6E)は、変更前の前記設定内容に復旧させる入力がされた場合に、前記変更履歴記憶手段(C6C)に記憶された前記設定内容を、前記動作設定記憶手段(C4)の動作設定の設定内容に反映させる。
前記構成要件を備えた第2発明の動作設定変更復旧プログラム(P)により、動作設定記憶手段(C4)は、前記コンピュータ(Pr1)を動作させるための動作設定の設定内容を記憶する。設定内容変更画像表示手段(C6B1)は、前記設定内容を変更するための設定内容変更画像(51)を情報表示画面(UI1)に表示する。変更実行入力判別手段(C6B5)は、前記設定内容変更画像(51)において前記設定内容の変更を実行する入力がされたか否かを判別する。変更履歴記憶手段(C6C)は、前記設定内容の変更を実行する入力がされた場合に、変更前の前記設定内容を記憶する。設定反映手段(C6E)は、前記設定内容の変更を実行する入力がされた場合に、変更された前記設定内容を前記動作設定記憶手段(C4)の動作設定の設定内容に反映させる。復旧指示入力判別手段(C6D4)は、前記動作設定記憶手段(C4)の動作設定の設定内容を変更前の前記設定内容に復旧させる入力がされたか否かを判別する。前記設定反映手段(C6E)は、変更前の前記設定内容に復旧させる入力がされた場合に、前記変更履歴記憶手段(C6C)に記憶された前記設定内容を、前記動作設定記憶手段(C4)の動作設定の設定内容に反映させる。
したがって、第2発明の動作設定変更復旧プログラム(P)では、前記設定内容の変更を実行する入力がされた場合に、変更前の前記設定内容が変更履歴記憶手段(C6C)に記憶され、変更前の前記設定内容に復旧させる入力がされると、前記変更履歴記憶手段(C6C)に記憶された前記設定内容を、前記動作設定記憶手段(C4)の動作設定の設定内容に反映されて、設定内容が復旧される。したがって、第2発明の動作設定変更復旧プログラム(P)により、変更前の前記設定内容に復旧させる入力を行うだけで、動作設定の設定内容を、変更前の状態に復旧させることができるので、容易に復旧することができる。この結果、変更により正常に動作しなくなった場合に、正常に動作していた頃の設定内容に容易に復旧させて、電子機器(Pr1)を正常に動作させることができる。
(発明の形態1)
発明の形態1は、前記第1発明または第2発明において、下記の構成要件(A08),(A09)を備えたことを特徴とする。
(A08)前記設定内容を変更可能な利用者を認証する認証情報を記憶する認証情報記憶手段(C6A4)、
(A09)前記設定内容変更画像(51)を表示する前に、電子機器(Pr1)の利用者が、前記設定内容を変更可能な利用者であるか否かの認証を行う認証手段(C6A)。
発明の形態1は、前記第1発明または第2発明において、下記の構成要件(A08),(A09)を備えたことを特徴とする。
(A08)前記設定内容を変更可能な利用者を認証する認証情報を記憶する認証情報記憶手段(C6A4)、
(A09)前記設定内容変更画像(51)を表示する前に、電子機器(Pr1)の利用者が、前記設定内容を変更可能な利用者であるか否かの認証を行う認証手段(C6A)。
(発明の形態1の作用)
前記構成要件(A08),(A09)を備えた発明の形態1では、認証情報記憶手段(C6A4)は、前記設定内容を変更可能な利用者を認証する認証情報を記憶する。認証手段(C6A)は、前記設定内容変更画像(51)を表示する前に、電子機器(コンピュータ、Pr1)の利用者が、前記設定内容を変更可能な利用者であるか否かの認証を行う。したがって、発明の形態1では、設定内容の変更を行う前に認証が行われるので、認証された利用者しか変更ができず、権限のない利用者や第三者による設定内容の変更を防止できる。この結果、セキュリティを高めることができ、悪意のある第三者による設定内容の改竄を防止できる。
前記構成要件(A08),(A09)を備えた発明の形態1では、認証情報記憶手段(C6A4)は、前記設定内容を変更可能な利用者を認証する認証情報を記憶する。認証手段(C6A)は、前記設定内容変更画像(51)を表示する前に、電子機器(コンピュータ、Pr1)の利用者が、前記設定内容を変更可能な利用者であるか否かの認証を行う。したがって、発明の形態1では、設定内容の変更を行う前に認証が行われるので、認証された利用者しか変更ができず、権限のない利用者や第三者による設定内容の変更を防止できる。この結果、セキュリティを高めることができ、悪意のある第三者による設定内容の改竄を防止できる。
(発明の形態2)
発明の形態2は、前記第1発明、第2発明および発明の形態1のいずれかにおいて、下記の構成要件(A010)〜(A012)を備えたことを特徴とする。
(A010)前記設定内容変更画像(51)を表示する際に、前記動作設定の設定内容を一時記憶する設定内容一時記憶手段(C6B3)、
(A011)前記設定内容一時記憶手段(C6B3)に記憶された前記設定内容を変更する設定内容変更手段(C6B4)、
(A012)前記設定内容の変更を実行する入力がされた場合に、
前記動作設定記憶手段(C4)に記憶された変更前の前記設定内容を前記変更履歴記憶手段(C6C)に反映させた後に、
前記設定内容一時記憶手段(C6B3)に記憶された変更後の前記設定内容を前記動作設定記憶手段(C4)に反映させる前記設定反映手段(C6E)。
発明の形態2は、前記第1発明、第2発明および発明の形態1のいずれかにおいて、下記の構成要件(A010)〜(A012)を備えたことを特徴とする。
(A010)前記設定内容変更画像(51)を表示する際に、前記動作設定の設定内容を一時記憶する設定内容一時記憶手段(C6B3)、
(A011)前記設定内容一時記憶手段(C6B3)に記憶された前記設定内容を変更する設定内容変更手段(C6B4)、
(A012)前記設定内容の変更を実行する入力がされた場合に、
前記動作設定記憶手段(C4)に記憶された変更前の前記設定内容を前記変更履歴記憶手段(C6C)に反映させた後に、
前記設定内容一時記憶手段(C6B3)に記憶された変更後の前記設定内容を前記動作設定記憶手段(C4)に反映させる前記設定反映手段(C6E)。
(発明の形態2の作用)
前記構成要件(A010)〜(A012)を備えた発明の形態2では、設定内容一時記憶手段(C6B3)は、前記設定内容変更画像(51)を表示する際に、前記動作設定の設定内容を一時記憶する。設定内容変更手段(C6B4)は、前記設定内容一時記憶手段(C6B3)に記憶された前記設定内容を変更する。前記設定反映手段(C6E)は、前記設定内容の変更を実行する入力がされた場合に、前記動作設定記憶手段(C4)に記憶された変更前の前記設定内容を前記変更履歴記憶手段(C6C)に反映させた後に、前記設定内容一時記憶手段(C6B3)に記憶された変更後の前記設定内容を前記動作設定記憶手段(C4)に反映させる。したがって、設定内容の変更を実行する入力がされた場合に、変更履歴記憶手段(C6C)に変更前の設定内容を記憶でき且つ動作設定記憶手段(C4)に変更後の設定内容を記憶させることができる。
前記構成要件(A010)〜(A012)を備えた発明の形態2では、設定内容一時記憶手段(C6B3)は、前記設定内容変更画像(51)を表示する際に、前記動作設定の設定内容を一時記憶する。設定内容変更手段(C6B4)は、前記設定内容一時記憶手段(C6B3)に記憶された前記設定内容を変更する。前記設定反映手段(C6E)は、前記設定内容の変更を実行する入力がされた場合に、前記動作設定記憶手段(C4)に記憶された変更前の前記設定内容を前記変更履歴記憶手段(C6C)に反映させた後に、前記設定内容一時記憶手段(C6B3)に記憶された変更後の前記設定内容を前記動作設定記憶手段(C4)に反映させる。したがって、設定内容の変更を実行する入力がされた場合に、変更履歴記憶手段(C6C)に変更前の設定内容を記憶でき且つ動作設定記憶手段(C4)に変更後の設定内容を記憶させることができる。
(発明の形態3)
発明の形態3は、前記第1発明、第2発明および発明の形態1、2のいずれかにおいて、下記の構成要件(A013)を備えたことを特徴とする。
(A013)複数回の前記設定内容の変更が実行された場合に、複数回分の変更前の前記設定内容を記憶する変更履歴記憶手段(C6C)。
(発明の形態3の作用)
前記構成要件(A013)を備えた発明の形態3では、変更履歴記憶手段(C6C)は、複数回の前記設定内容の変更が実行された場合に、複数回分の変更前の前記設定内容を記憶する。したがって、設定内容を復旧する際に、複数回分の設定内容の中から選択することができる。
発明の形態3は、前記第1発明、第2発明および発明の形態1、2のいずれかにおいて、下記の構成要件(A013)を備えたことを特徴とする。
(A013)複数回の前記設定内容の変更が実行された場合に、複数回分の変更前の前記設定内容を記憶する変更履歴記憶手段(C6C)。
(発明の形態3の作用)
前記構成要件(A013)を備えた発明の形態3では、変更履歴記憶手段(C6C)は、複数回の前記設定内容の変更が実行された場合に、複数回分の変更前の前記設定内容を記憶する。したがって、設定内容を復旧する際に、複数回分の設定内容の中から選択することができる。
(発明の形態4)
発明の形態4は、前記第1発明、第2発明および発明の形態1〜3のいずれかにおいて、下記の構成要件(A014),(A015)を備えたことを特徴とする。
(A014)復旧させる変更前の前記設定内容が表示される復旧内容表示画像(91)を前記情報表示画面(UI1)に表示する復旧内容表示画像表示手段(C6D3)、
(A015)前記復旧内容表示画像(91)において復旧を実行する入力がされたか否かを判別することにより、前記動作設定記憶手段(C4)の動作設定の設定内容を変更前の前記設定内容に復旧させる入力がされたか否かを判別する前記復旧指示入力判別手段(C6D4)。
発明の形態4は、前記第1発明、第2発明および発明の形態1〜3のいずれかにおいて、下記の構成要件(A014),(A015)を備えたことを特徴とする。
(A014)復旧させる変更前の前記設定内容が表示される復旧内容表示画像(91)を前記情報表示画面(UI1)に表示する復旧内容表示画像表示手段(C6D3)、
(A015)前記復旧内容表示画像(91)において復旧を実行する入力がされたか否かを判別することにより、前記動作設定記憶手段(C4)の動作設定の設定内容を変更前の前記設定内容に復旧させる入力がされたか否かを判別する前記復旧指示入力判別手段(C6D4)。
(発明の形態4の作用)
前記構成要件(A014),(A015)を備えた発明の形態4では、復旧内容表示画像表示手段(C6D3)は、復旧させる変更前の前記設定内容が表示される復旧内容表示画像(91)を前記情報表示画面(UI1)に表示する。前記復旧指示入力判別手段(C6D4)は、前記復旧内容表示画像(91)において復旧を実行する入力がされたか否かを判別することにより、前記動作設定記憶手段(C4)の動作設定の設定内容を変更前の前記設定内容に復旧させる入力がされたか否かを判別する。したがって、復旧内容表示画像(91)を確認しながら復旧できる。
前記構成要件(A014),(A015)を備えた発明の形態4では、復旧内容表示画像表示手段(C6D3)は、復旧させる変更前の前記設定内容が表示される復旧内容表示画像(91)を前記情報表示画面(UI1)に表示する。前記復旧指示入力判別手段(C6D4)は、前記復旧内容表示画像(91)において復旧を実行する入力がされたか否かを判別することにより、前記動作設定記憶手段(C4)の動作設定の設定内容を変更前の前記設定内容に復旧させる入力がされたか否かを判別する。したがって、復旧内容表示画像(91)を確認しながら復旧できる。
(発明の形態5)
発明の形態5は、前記第1発明、第2発明および発明の形態1〜4のいずれかにおいて、下記の構成要件(A016)を備えたことを特徴とする。
(A016)前記設定内容の変更を実行する入力がされた場合に、変更された設定内容を管理者に通知する変更内容通知手段(C6F)。
(発明の形態5の作用)
前記構成要件(A016)を備えた発明の形態5では、変更内容通知手段(C6F)は、前記設定内容の変更を実行する入力がされた場合に、変更された設定内容を管理者に通知する。したがって、管理者が変更された設定内容および設定内容の変更があったことを管理することができる。
発明の形態5は、前記第1発明、第2発明および発明の形態1〜4のいずれかにおいて、下記の構成要件(A016)を備えたことを特徴とする。
(A016)前記設定内容の変更を実行する入力がされた場合に、変更された設定内容を管理者に通知する変更内容通知手段(C6F)。
(発明の形態5の作用)
前記構成要件(A016)を備えた発明の形態5では、変更内容通知手段(C6F)は、前記設定内容の変更を実行する入力がされた場合に、変更された設定内容を管理者に通知する。したがって、管理者が変更された設定内容および設定内容の変更があったことを管理することができる。
(発明の形態6)
発明の形態6は、前記第1発明、第2発明および発明の形態1〜5のいずれかにおいて、下記の構成要件(A017),(A018)を備えたことを特徴とする。
(A017)管理者から送信され、前記動作設定記憶手段(C4)の動作設定の設定内容を変更前の前記設定内容に復旧させる指示を通知する復旧指示情報を受信する復旧指示情報受信手段(C6G)、
(A018)前記復旧指示情報を受信したか否かを判別することにより、前記動作設定記憶手段(C4)の動作設定の設定内容を変更前の前記設定内容に復旧させる入力がされたか否かを判別する前記復旧指示入力判別手段(C6D4)。
発明の形態6は、前記第1発明、第2発明および発明の形態1〜5のいずれかにおいて、下記の構成要件(A017),(A018)を備えたことを特徴とする。
(A017)管理者から送信され、前記動作設定記憶手段(C4)の動作設定の設定内容を変更前の前記設定内容に復旧させる指示を通知する復旧指示情報を受信する復旧指示情報受信手段(C6G)、
(A018)前記復旧指示情報を受信したか否かを判別することにより、前記動作設定記憶手段(C4)の動作設定の設定内容を変更前の前記設定内容に復旧させる入力がされたか否かを判別する前記復旧指示入力判別手段(C6D4)。
(発明の形態6の作用)
前記構成要件(A017),(A018)を備えた発明の形態6では、復旧指示情報受信手段(C6G)は、管理者から送信され、前記動作設定記憶手段(C4)の動作設定の設定内容を変更前の前記設定内容に復旧させる指示を通知する復旧指示情報を受信する。前記復旧指示入力判別手段(C6D4)は、前記復旧指示情報を受信したか否かを判別することにより、前記動作設定記憶手段(C4)の動作設定の設定内容を変更前の前記設定内容に復旧させる入力がされたか否かを判別する。したがって、管理者が復旧指示情報を送信することで設定内容を復旧できるので、電子機器(Pr1)が設置されている場所まで出向かなくても復旧でき、利便性が向上する。
前記構成要件(A017),(A018)を備えた発明の形態6では、復旧指示情報受信手段(C6G)は、管理者から送信され、前記動作設定記憶手段(C4)の動作設定の設定内容を変更前の前記設定内容に復旧させる指示を通知する復旧指示情報を受信する。前記復旧指示入力判別手段(C6D4)は、前記復旧指示情報を受信したか否かを判別することにより、前記動作設定記憶手段(C4)の動作設定の設定内容を変更前の前記設定内容に復旧させる入力がされたか否かを判別する。したがって、管理者が復旧指示情報を送信することで設定内容を復旧できるので、電子機器(Pr1)が設置されている場所まで出向かなくても復旧でき、利便性が向上する。
(発明の形態7)
発明の形態7は、前記発明の形態6において、下記の構成要件(A019)を備えたことを特徴とする。
(A019)電子メールにより構成された前記復旧指示情報。
(発明の形態7の作用)
前記構成要件(A019)を備えた発明の形態7では、前記復旧指示情報は電子メールにより構成されているので、電子メールを利用して設定内容を復旧させることができる。
発明の形態7は、前記発明の形態6において、下記の構成要件(A019)を備えたことを特徴とする。
(A019)電子メールにより構成された前記復旧指示情報。
(発明の形態7の作用)
前記構成要件(A019)を備えた発明の形態7では、前記復旧指示情報は電子メールにより構成されているので、電子メールを利用して設定内容を復旧させることができる。
(発明の形態8)
発明の形態8は、前記第1発明、第2発明および発明の形態1〜7のいずれかにおいて、前記電子機器(Pr1)が画像形成装置(Pr1)により構成されたことを特徴とする。
(発明の形態8の作用)
前記構成要件を備えた発明の形態8では、電子機器(Pr1)としての画像形成装置(Pr1)の設定内容を容易に復旧できる。
発明の形態8は、前記第1発明、第2発明および発明の形態1〜7のいずれかにおいて、前記電子機器(Pr1)が画像形成装置(Pr1)により構成されたことを特徴とする。
(発明の形態8の作用)
前記構成要件を備えた発明の形態8では、電子機器(Pr1)としての画像形成装置(Pr1)の設定内容を容易に復旧できる。
前述の本発明は、下記の効果(E01)を奏する。
(E01)動作設定の設定内容を、変更前の状態に容易に復旧させることができる。
(E01)動作設定の設定内容を、変更前の状態に容易に復旧させることができる。
次に図面を参照しながら、本発明の実施の形態の具体例(実施例)を説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
なお、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とし、矢印X,−X,Y,−Y,Z,−Zで示す方向または示す側をそれぞれ、前方、後方、右方、左方、上方、下方、または、前側、後側、右側、左側、上側、下側とする。
また、図中、「○」の中に「・」が記載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味し、「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表から裏に向かう矢印を意味するものとする。
なお、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とし、矢印X,−X,Y,−Y,Z,−Zで示す方向または示す側をそれぞれ、前方、後方、右方、左方、上方、下方、または、前側、後側、右側、左側、上側、下側とする。
また、図中、「○」の中に「・」が記載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味し、「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表から裏に向かう矢印を意味するものとする。
図1は本発明の実施例1のプリントシステムの全体説明図である。
図1において、本発明の実施例1のプリントシステムSは、インターネット回線(公衆通信回線)1やローカルエリアネットワーク(LAN)2を含むネットワークNを有する。前記ローカルエリアネットワーク2は、ルーターRを介してインターネット回線1に接続されている。実施例1では、前記ローカルエリアネットワーク2は、第1事業部門用の第1サブネットワーク3と、第2事業部門用の第2サブネットワーク4とを有し、第1サブネットワーク3と第2サブネットワーク4はルーターRを介して接続されている。
前記各サブネットワーク3,4には、それぞれ、複数のクライアントパソコンPC(電子機器)やネットワーク接続型の複合機(コピー、FAX、プリンタ、スキャナ機能を有する画像形成装置、電子機器)Pr1〜Pr4、ネットワーク管理者の管理者サーバSbbb(電子機器)、その他、図示しないワークステーションやデータベースサーバ等が接続されている。また、インターネット回線1を介して複合機Pr5が接続されている。
図1において、本発明の実施例1のプリントシステムSは、インターネット回線(公衆通信回線)1やローカルエリアネットワーク(LAN)2を含むネットワークNを有する。前記ローカルエリアネットワーク2は、ルーターRを介してインターネット回線1に接続されている。実施例1では、前記ローカルエリアネットワーク2は、第1事業部門用の第1サブネットワーク3と、第2事業部門用の第2サブネットワーク4とを有し、第1サブネットワーク3と第2サブネットワーク4はルーターRを介して接続されている。
前記各サブネットワーク3,4には、それぞれ、複数のクライアントパソコンPC(電子機器)やネットワーク接続型の複合機(コピー、FAX、プリンタ、スキャナ機能を有する画像形成装置、電子機器)Pr1〜Pr4、ネットワーク管理者の管理者サーバSbbb(電子機器)、その他、図示しないワークステーションやデータベースサーバ等が接続されている。また、インターネット回線1を介して複合機Pr5が接続されている。
前記各クライアントパソコンPCや管理者サーバSbは、コンピュータ装置により構成されており、それぞれ、コンピュータ本体H1と、ディスプレイ(情報表示画面)H2と、キーボードH3やマウスH4等の入力装置、図示しないHDドライブ(ハードディスクドライブ)、CDドライブ(コンパクトディスクドライブ)等により構成されている。
前記複合機Pr1〜Pr5は、ユーザインタフェースUIと、印刷用紙を給紙するための複数の給紙トレイTRと、排紙トレイTRhとを有している。なお、前記複合機Pr1〜Pr5は、コピー、プリンタ、FAX、ネットワークスキャナの全ての機能を備えた電子写真方式の複合機である。
前記複合機Pr1〜Pr5は、ユーザインタフェースUIと、印刷用紙を給紙するための複数の給紙トレイTRと、排紙トレイTRhとを有している。なお、前記複合機Pr1〜Pr5は、コピー、プリンタ、FAX、ネットワークスキャナの全ての機能を備えた電子写真方式の複合機である。
(実施例1の制御部の説明)
次に実施例1の制御部の説明を行うが、ユーザの入力に応じて印刷用の画像情報を複合機Pr1〜Pr5に送信するクライアントパソコンPCや管理者サーバSbの制御部の説明は、従来公知であるので省略する。
(画像形成装置の制御部の説明)
図2は、実施例1の画像形成装置としての複合機の制御部分が備えている各機能をブロック図(機能ブロック図)で示した図である。
図2において、実施例1の複合機Pr1のコントローラCは、外部との信号の入出力および入出力信号レベルの調節等を行うI/O(入出力インターフェース)、必要な処理を行うためのプログラムおよびデータ等が記憶されたROM(リードオンリーメモリ)やハードディスク、必要なデータを一時的に記憶するためのRAM(ランダムアクセスメモリ)、前記ROM等に記憶されたプログラムに応じた処理を行うCPU(中央演算処理装置)、ならびにクロック発振器等を有するマイクロコンピュータにより構成されており、前記ROM等に記憶されたプログラムを実行することにより種々の機能を実現することができる。
なお、各複合機Pr1〜Pr5のコントローラCは、同様に構成されているので、以下の説明では、複合機Pr1について説明し、その他の複合機Pr2〜Pr5についての詳細な説明は省略する。
次に実施例1の制御部の説明を行うが、ユーザの入力に応じて印刷用の画像情報を複合機Pr1〜Pr5に送信するクライアントパソコンPCや管理者サーバSbの制御部の説明は、従来公知であるので省略する。
(画像形成装置の制御部の説明)
図2は、実施例1の画像形成装置としての複合機の制御部分が備えている各機能をブロック図(機能ブロック図)で示した図である。
図2において、実施例1の複合機Pr1のコントローラCは、外部との信号の入出力および入出力信号レベルの調節等を行うI/O(入出力インターフェース)、必要な処理を行うためのプログラムおよびデータ等が記憶されたROM(リードオンリーメモリ)やハードディスク、必要なデータを一時的に記憶するためのRAM(ランダムアクセスメモリ)、前記ROM等に記憶されたプログラムに応じた処理を行うCPU(中央演算処理装置)、ならびにクロック発振器等を有するマイクロコンピュータにより構成されており、前記ROM等に記憶されたプログラムを実行することにより種々の機能を実現することができる。
なお、各複合機Pr1〜Pr5のコントローラCは、同様に構成されているので、以下の説明では、複合機Pr1について説明し、その他の複合機Pr2〜Pr5についての詳細な説明は省略する。
(前記コントローラCに接続された信号入力要素)
前記コントローラCは、UI(ユーザインタフェース)や図示しない各種センサ等の信号入力要素からの信号が入力されている。
前記UIは、表示器UI1や、コピースタートキーUI2、テンキーUI3等の入力キーを備えており、それらが入力されたことを検出して、その検出信号をコントローラCに入力する。
前記コントローラCは、UI(ユーザインタフェース)や図示しない各種センサ等の信号入力要素からの信号が入力されている。
前記UIは、表示器UI1や、コピースタートキーUI2、テンキーUI3等の入力キーを備えており、それらが入力されたことを検出して、その検出信号をコントローラCに入力する。
(前記コントローラCに接続された制御要素)
前記コントローラCは、画像情報に応じて画像を形成し、原稿画像を読取る画像読取り部材(スキャナ部)PrAや、給紙トレイTRから給紙された用紙に画像を記録して排出トレイTRhに排出する画像記録部材(プリンタ部)PrB、その他の制御要素に接続されており、それらの作動制御信号を出力している。
前記コントローラCは、画像情報に応じて画像を形成し、原稿画像を読取る画像読取り部材(スキャナ部)PrAや、給紙トレイTRから給紙された用紙に画像を記録して排出トレイTRhに排出する画像記録部材(プリンタ部)PrB、その他の制御要素に接続されており、それらの作動制御信号を出力している。
(前記コントローラCの機能)
前記コントローラCは、前記各信号出力要素からの出力信号やネットワークNを介して受信した情報、信号に応じた処理を実行して、前記各制御要素に制御信号を出力する機能(制御手段)を有している。前記コントローラCの機能(制御手段)を次に説明する。
前記コントローラCは、前記各信号出力要素からの出力信号やネットワークNを介して受信した情報、信号に応じた処理を実行して、前記各制御要素に制御信号を出力する機能(制御手段)を有している。前記コントローラCの機能(制御手段)を次に説明する。
図3は実施例1の機能選択画像の説明図である。
C1:機能選択画像表示手段
機能選択画像表示手段C1は、複合機Pr1の各機能を選択するための機能選択画像11(メニュー画像、図3参照)を表示部UI1に表示する。図3において、実施例1の機能選択画像11は、各機能を選択するための機能選択アイコン12(図3の「コピー」アイコン12a、「FAX」アイコン12b、「スキャナ」アイコン12c参照)と、複合機Pr1の各種設定や仕様を登録、変更するための仕様変更開始画像13(図4の「仕様変更」アイコン参照)とを有する。なお、実施例1の表示部UI1は、ユーザが指先で画像部分を触れることで入力が可能な接触入力型(いわゆる、タッチパネル)の表示部UI1により構成されている。
C1:機能選択画像表示手段
機能選択画像表示手段C1は、複合機Pr1の各機能を選択するための機能選択画像11(メニュー画像、図3参照)を表示部UI1に表示する。図3において、実施例1の機能選択画像11は、各機能を選択するための機能選択アイコン12(図3の「コピー」アイコン12a、「FAX」アイコン12b、「スキャナ」アイコン12c参照)と、複合機Pr1の各種設定や仕様を登録、変更するための仕様変更開始画像13(図4の「仕様変更」アイコン参照)とを有する。なお、実施例1の表示部UI1は、ユーザが指先で画像部分を触れることで入力が可能な接触入力型(いわゆる、タッチパネル)の表示部UI1により構成されている。
C2:画像情報受信手段
画像情報受信手段C2は、ネットワークNを介してクライアントパソコンPC等から送信された印刷画像情報や、FAX画像情報等の画像情報を受信する。
C3:画像情報記憶手段
画像情報記憶手段C3は、受信した画像情報や、コピー動作時やスキャナ動作時、FAX送信動作時の読取り画像情報等の作業(ジョブ、すなわち、プリント動作やスキャナ動作、FAX動作、コピー動作等)を実行するための情報(データ)を記憶する。
C4:動作設定記憶手段
動作設定記憶手段C4は、複合機Pr1を動作させるための動作設定の設定内容を記憶する。実施例1の動作設定記憶手段C4は、動作設定の設定項目として、コピー動作時の標準給紙トレイTRや標準画像倍率、原稿の種類(文字、写真等)、読取り画像サイズと給紙トレイの用紙サイズとが異なる場合に読取画像サイズを回転等して調整するか否か(自動ローテンション)、その他、例えば、FAX動作時の自局情報(FAX番号)や標準読取り解像度、スキャナ動作時の標準原稿種類や標準読取り解像度、プリント動作時のネットワーク情報や標準給紙トレイTR等の動作設定を設定可能に構成されている。
画像情報受信手段C2は、ネットワークNを介してクライアントパソコンPC等から送信された印刷画像情報や、FAX画像情報等の画像情報を受信する。
C3:画像情報記憶手段
画像情報記憶手段C3は、受信した画像情報や、コピー動作時やスキャナ動作時、FAX送信動作時の読取り画像情報等の作業(ジョブ、すなわち、プリント動作やスキャナ動作、FAX動作、コピー動作等)を実行するための情報(データ)を記憶する。
C4:動作設定記憶手段
動作設定記憶手段C4は、複合機Pr1を動作させるための動作設定の設定内容を記憶する。実施例1の動作設定記憶手段C4は、動作設定の設定項目として、コピー動作時の標準給紙トレイTRや標準画像倍率、原稿の種類(文字、写真等)、読取り画像サイズと給紙トレイの用紙サイズとが異なる場合に読取画像サイズを回転等して調整するか否か(自動ローテンション)、その他、例えば、FAX動作時の自局情報(FAX番号)や標準読取り解像度、スキャナ動作時の標準原稿種類や標準読取り解像度、プリント動作時のネットワーク情報や標準給紙トレイTR等の動作設定を設定可能に構成されている。
C5:画像形成手段
画像形成手段C5は、前記動作設定記憶手段C4に記憶された動作設定の設定内容に基づいて、実行するジョブ(コピー動作、プリント動作等)に応じて、前記画像読取り部材PrAや画像記録部材PrBの動作を制御して、ジョブを実行する。
P:動作設定変更復旧プログラム
動作設定変更復旧プログラムPは、認証手段C6Aと、設定変更手段C6Bと、変更履歴記憶手段C6Cと、設定復旧手段C6Dと、設定反映手段C6Eとを有し、複合機Pr1の動作設定の設定内容の変更や復旧を行う。
C6A:認証手段
認証手段C6Aは、認証画像表示手段C6A1と、認証不可告知画像表示手段C6A2と、キーボード用画像表示手段C6A3と、認証情報記憶手段C6A4とを有し、動作設定の設定内容の変更や復旧を行おうとしているユーザ(利用者または管理者)が、設定内容を変更可能なユーザであるか否かの認証を行う。
画像形成手段C5は、前記動作設定記憶手段C4に記憶された動作設定の設定内容に基づいて、実行するジョブ(コピー動作、プリント動作等)に応じて、前記画像読取り部材PrAや画像記録部材PrBの動作を制御して、ジョブを実行する。
P:動作設定変更復旧プログラム
動作設定変更復旧プログラムPは、認証手段C6Aと、設定変更手段C6Bと、変更履歴記憶手段C6Cと、設定復旧手段C6Dと、設定反映手段C6Eとを有し、複合機Pr1の動作設定の設定内容の変更や復旧を行う。
C6A:認証手段
認証手段C6Aは、認証画像表示手段C6A1と、認証不可告知画像表示手段C6A2と、キーボード用画像表示手段C6A3と、認証情報記憶手段C6A4とを有し、動作設定の設定内容の変更や復旧を行おうとしているユーザ(利用者または管理者)が、設定内容を変更可能なユーザであるか否かの認証を行う。
図4は実施例1の認証画像の説明図である。
C6A1:認証画像表示手段
認証画像表示手段C6A1は、動作設定の設定内容の変更等を行おうとしているユーザの認証情報を入力するための認証画像21(図4参照)を表示部(情報表示画面)UI1に表示する。図4において、実施例1の認証画像21は、認証情報としてのユーザIDを入力するためユーザID入力欄22と、認証情報としてのパスワードを入力するためのパスワード入力欄23と、ユーザIDやパスワードを入力するためのキーボード画像を表示するためのキーボード入力開始画像24(図4の「キーボード」のアイコン参照)と、認証情報(ユーザIDおよびパスワード)の入力を終了して認証(ログイン)するための認証実行画像26(図4の「ログイン」アイコン参照)と、認証を取りやめる認証取り消し画像27(図4の「取り消し」アイコン参照)とを有する。
C6A1:認証画像表示手段
認証画像表示手段C6A1は、動作設定の設定内容の変更等を行おうとしているユーザの認証情報を入力するための認証画像21(図4参照)を表示部(情報表示画面)UI1に表示する。図4において、実施例1の認証画像21は、認証情報としてのユーザIDを入力するためユーザID入力欄22と、認証情報としてのパスワードを入力するためのパスワード入力欄23と、ユーザIDやパスワードを入力するためのキーボード画像を表示するためのキーボード入力開始画像24(図4の「キーボード」のアイコン参照)と、認証情報(ユーザIDおよびパスワード)の入力を終了して認証(ログイン)するための認証実行画像26(図4の「ログイン」アイコン参照)と、認証を取りやめる認証取り消し画像27(図4の「取り消し」アイコン参照)とを有する。
図5は実施例1の認証不可告知画像の説明図である。
C6A2:認証不可告知画像表示手段
認証不可告知画像表示手段C6A2は、ユーザIDやパスワードが一致せず、認証(ログイン)ができなかった場合に、そのことをユーザに告知する認証不可告知画像31(図5参照)を表示部UI1に表示する。図5において、実施例1の認証不可告知画像31は、認証ができなかったことをユーザが確認する確認画像32(図5の「OK」アイコン参照)を有する。
C6A2:認証不可告知画像表示手段
認証不可告知画像表示手段C6A2は、ユーザIDやパスワードが一致せず、認証(ログイン)ができなかった場合に、そのことをユーザに告知する認証不可告知画像31(図5参照)を表示部UI1に表示する。図5において、実施例1の認証不可告知画像31は、認証ができなかったことをユーザが確認する確認画像32(図5の「OK」アイコン参照)を有する。
図6は実施例1のキーボード画像の説明図であり、図3のユーザIDを入力する場合のキーボード画像の説明図である。
C6A3:キーボード用画像表示手段
キーボード用画像表示手段C6A3は、前記認証画像21において、キーボード入力開始画像24の入力がされた場合に、ユーザIDまたはパスワードの入力を行うためのキーボード画像41(図6参照)を表示部UI1に表示する。図6において、実施例1のキーボード画像41は、入力項目を表示する入力項目表示欄42(図4ではユーザID表示欄)と、画像部分を指で触れて入力を行うキーボード入力部43と、入力項目表示欄42に入力された内容を認証画像21の該当する入力欄22,23に反映するための入力決定画像44(図6の「決定」アイコン参照)と、入力項目表示欄42に表示された内容を破棄して前記認証画像21に戻る入力取り消し画像46(図6の「取り消し」アイコン参照)とを有する。
C6A3:キーボード用画像表示手段
キーボード用画像表示手段C6A3は、前記認証画像21において、キーボード入力開始画像24の入力がされた場合に、ユーザIDまたはパスワードの入力を行うためのキーボード画像41(図6参照)を表示部UI1に表示する。図6において、実施例1のキーボード画像41は、入力項目を表示する入力項目表示欄42(図4ではユーザID表示欄)と、画像部分を指で触れて入力を行うキーボード入力部43と、入力項目表示欄42に入力された内容を認証画像21の該当する入力欄22,23に反映するための入力決定画像44(図6の「決定」アイコン参照)と、入力項目表示欄42に表示された内容を破棄して前記認証画像21に戻る入力取り消し画像46(図6の「取り消し」アイコン参照)とを有する。
C6A4:認証情報記憶手段
認証情報記憶手段C6A4は、前記認証手段C6が認証を行う際に参照する、設定内容を変更可能な利用者の認証情報(ユーザIDおよびパスワード)を記憶する。前記認証情報は、図示しない従来公知の認証情報登録手段(プログラム)によって、管理者により予め登録(記憶)されている。
C6B:設定変更手段
設定変更手段C6Bと、設定内容一覧画像表示手段C6B1と、設定内容変更画像表示手段C6B2と、設定内容一時記憶手段C6B3と、設定内容変更手段C6B4と、変更実行入力判別手段C6B5と、を有し、動作設定の設定内容の変更を行う。
認証情報記憶手段C6A4は、前記認証手段C6が認証を行う際に参照する、設定内容を変更可能な利用者の認証情報(ユーザIDおよびパスワード)を記憶する。前記認証情報は、図示しない従来公知の認証情報登録手段(プログラム)によって、管理者により予め登録(記憶)されている。
C6B:設定変更手段
設定変更手段C6Bと、設定内容一覧画像表示手段C6B1と、設定内容変更画像表示手段C6B2と、設定内容一時記憶手段C6B3と、設定内容変更手段C6B4と、変更実行入力判別手段C6B5と、を有し、動作設定の設定内容の変更を行う。
図7は実施例1の設定内容変更画像の説明図である。
C6B1:設定内容変更画像表示手段
設定内容変更画像表示手段C6B1は、設定内容を変更するための設定内容変更画像51(図7参照)を表示部UI1に表示する。図7において、実施例1の設定内容変更画像51は、設定内容を変更可能な項目および変更の前後の設定内容を一覧表示するための設定内容一覧画像51により構成されており、設定項目を一覧表示する設定項目表示欄52と、変更前(すなわち、現在)の設定内容を表示する変更前設定内容表示欄53と、変更後の設定内容を表示する変更後設定内容表示欄54と、設定内容の復旧の選択等を行う設定復旧移行画像56(図7の「設定の復旧」アイコン参照)と、設定内容の変更を実行する変更実行入力画像57(図7の「決定」アイコン参照)と、設定内容の変更を取り消す設定変更取り消し画像58(図7の「取り消し」アイコン参照)とを有する。
C6B1:設定内容変更画像表示手段
設定内容変更画像表示手段C6B1は、設定内容を変更するための設定内容変更画像51(図7参照)を表示部UI1に表示する。図7において、実施例1の設定内容変更画像51は、設定内容を変更可能な項目および変更の前後の設定内容を一覧表示するための設定内容一覧画像51により構成されており、設定項目を一覧表示する設定項目表示欄52と、変更前(すなわち、現在)の設定内容を表示する変更前設定内容表示欄53と、変更後の設定内容を表示する変更後設定内容表示欄54と、設定内容の復旧の選択等を行う設定復旧移行画像56(図7の「設定の復旧」アイコン参照)と、設定内容の変更を実行する変更実行入力画像57(図7の「決定」アイコン参照)と、設定内容の変更を取り消す設定変更取り消し画像58(図7の「取り消し」アイコン参照)とを有する。
図8は実施例1の設定項目詳細表示画像の一例の説明図であり、コピーデフォルトトレイの設定項目詳細表示画像の説明図である。
C6B2:設定項目詳細表示画像表示手段
設定項目詳細表示画像表示手段C6B2は、設定内容変更画像51で選択された設定項目の詳細な内容を表示し、設定内容の選択、変更をするための設定項目詳細表示画像61(図8参照)を表示部UI1に表示する。図8において、実施例1の設定項目詳細表示画像61は、設定内容を選択して変更するための複数の変更入力画像62(図8の「トレイ1」アイコン等参照)と、設定内容の選択を決定する選択決定画像63(図8の「決定」アイコン参照)と、設定内容の選択を取り消す選択取り消し画像64(図8の「取り消し」アイコン参照)とを有する。なお、図8に示すように、実施例1では、変更入力画像62では、選択されている選択項目が強調表示される(図8の「自動」の変更入力画像62参照)。
C6B2:設定項目詳細表示画像表示手段
設定項目詳細表示画像表示手段C6B2は、設定内容変更画像51で選択された設定項目の詳細な内容を表示し、設定内容の選択、変更をするための設定項目詳細表示画像61(図8参照)を表示部UI1に表示する。図8において、実施例1の設定項目詳細表示画像61は、設定内容を選択して変更するための複数の変更入力画像62(図8の「トレイ1」アイコン等参照)と、設定内容の選択を決定する選択決定画像63(図8の「決定」アイコン参照)と、設定内容の選択を取り消す選択取り消し画像64(図8の「取り消し」アイコン参照)とを有する。なお、図8に示すように、実施例1では、変更入力画像62では、選択されている選択項目が強調表示される(図8の「自動」の変更入力画像62参照)。
C6B3:設定内容一時記憶手段
設定内容一時記憶手段C6B3は、設定内容の変更を行う際に、変更前の動作設定の設定内容を一時記憶する。
C6B4:設定内容変更手段
設定内容変更手段C6B4は、前記設定内容変更画像61で選択されて変更された設定内容に応じて、設定内容一時記憶手段C6B3に一時記憶された設定内容を変更された設定内容に更新する。したがって、前記設定内容一覧画像51において、変更前設定内容表示欄53には動作設定記憶手段C4に記憶された設定内容が表示され、変更後設定内容表示欄54には設定内容一時記憶手段C6B3に一時記憶された設定内容が表示される。
C6B5:変更実行入力判別手段
変更実行入力判別手段C6B5は、設定内容変更画像51において前記設定内容の変更を実行する入力がされたか否かを判別する。実施例1の変更実行入力判別手段C6B5は、前記変更実効入力画像57の入力がされたか否かを判別することにより、設定内容の変更を実行する入力がされたか否かを判別する。
設定内容一時記憶手段C6B3は、設定内容の変更を行う際に、変更前の動作設定の設定内容を一時記憶する。
C6B4:設定内容変更手段
設定内容変更手段C6B4は、前記設定内容変更画像61で選択されて変更された設定内容に応じて、設定内容一時記憶手段C6B3に一時記憶された設定内容を変更された設定内容に更新する。したがって、前記設定内容一覧画像51において、変更前設定内容表示欄53には動作設定記憶手段C4に記憶された設定内容が表示され、変更後設定内容表示欄54には設定内容一時記憶手段C6B3に一時記憶された設定内容が表示される。
C6B5:変更実行入力判別手段
変更実行入力判別手段C6B5は、設定内容変更画像51において前記設定内容の変更を実行する入力がされたか否かを判別する。実施例1の変更実行入力判別手段C6B5は、前記変更実効入力画像57の入力がされたか否かを判別することにより、設定内容の変更を実行する入力がされたか否かを判別する。
C6C:変更履歴記憶手段
変更履歴記憶手段C6Cは、設定変更手段C6Bで設定内容の変更が行われた場合に、変更前の設定内容を記憶する。実施例1の変更履歴記憶手段C6Cは、変更が行われる度に、変更が行われた時刻と、変更を行った時に認証がされたユーザ名と、変更前の全ての設定項目の設定内容(すなわち、更新前の動作設定記憶手段C4に記憶された設定内容)と、を含む変更履歴情報を記憶する。また、実施例1の変更履歴記憶手段C6Cは、過去5回分(複数回分)の変更履歴情報を記憶する。
C6D:設定復旧手段
設定復旧手段C6Dは、設定変更履歴一覧画像表示手段C6D1と、変更履歴詳細内容画像表示手段C6D2と、復旧内容表示画像表示手段C6D3と、復旧指示入力判別手段C6D4とを有し、変更された設定内容を変更前の設定内容に戻す(復旧させる)。
変更履歴記憶手段C6Cは、設定変更手段C6Bで設定内容の変更が行われた場合に、変更前の設定内容を記憶する。実施例1の変更履歴記憶手段C6Cは、変更が行われる度に、変更が行われた時刻と、変更を行った時に認証がされたユーザ名と、変更前の全ての設定項目の設定内容(すなわち、更新前の動作設定記憶手段C4に記憶された設定内容)と、を含む変更履歴情報を記憶する。また、実施例1の変更履歴記憶手段C6Cは、過去5回分(複数回分)の変更履歴情報を記憶する。
C6D:設定復旧手段
設定復旧手段C6Dは、設定変更履歴一覧画像表示手段C6D1と、変更履歴詳細内容画像表示手段C6D2と、復旧内容表示画像表示手段C6D3と、復旧指示入力判別手段C6D4とを有し、変更された設定内容を変更前の設定内容に戻す(復旧させる)。
図9は実施例1の設定変更履歴一覧画像の説明図である。
C6D1:設定変更履歴一覧画像表示手段
設定変更履歴一覧画像表示手段C6D1は、前記変更履歴記憶手段C6Cに記憶された変更履歴情報に基づいて、設定内容が変更された履歴を一覧表示する設定変更履歴一覧画像71(図9参照)を表示部UI1に表示する。図9において、実施例1の設定変更履歴一覧画像71は、変更履歴情報の変更時刻を一覧表示する変更時刻一覧表示欄72と、復旧させる変更履歴情報(設定内容)を選択するラジオボタン画像73と、各変更履歴情報の詳細な内容を表示させる詳細表示開始画像74(図9の「詳細」アイコン参照)と、選択された設定内容に復旧させる際の確認を行うための確認開始画像75(図9の「OK」アイコン参照)と、設定の復旧を取り消す復旧取り消し画像76(図9の「キャンセル」アイコン参照)とを有する。
C6D1:設定変更履歴一覧画像表示手段
設定変更履歴一覧画像表示手段C6D1は、前記変更履歴記憶手段C6Cに記憶された変更履歴情報に基づいて、設定内容が変更された履歴を一覧表示する設定変更履歴一覧画像71(図9参照)を表示部UI1に表示する。図9において、実施例1の設定変更履歴一覧画像71は、変更履歴情報の変更時刻を一覧表示する変更時刻一覧表示欄72と、復旧させる変更履歴情報(設定内容)を選択するラジオボタン画像73と、各変更履歴情報の詳細な内容を表示させる詳細表示開始画像74(図9の「詳細」アイコン参照)と、選択された設定内容に復旧させる際の確認を行うための確認開始画像75(図9の「OK」アイコン参照)と、設定の復旧を取り消す復旧取り消し画像76(図9の「キャンセル」アイコン参照)とを有する。
図10は実施例1の変更履歴詳細内容画像の説明図である。
C6D2:変更履歴詳細内容画像表示手段
変更履歴詳細内容画像表示手段C6D2は、前記詳細表示開始画像74の入力がされた場合に、入力された詳細表示開始画像74に対応する変更履歴情報の詳細な内容を表示する変更履歴詳細内容画像81(図10参照)を表示器UI1に表示する。実施例1の変更履歴詳細内容画像81は、変更時刻および変更ユーザを表示する変更時刻および変更ユーザ表示欄82と、設定項目を一覧表示する設定項目表示欄83と、現在の設定内容を表示する現在設定内容表示欄84と、詳細表示する選択がされた変更履歴情報の設定内容を表示する履歴設定内容表示欄86と、詳細な内容の確認を終了する確認終了画像87(図10の「閉じる」アイコン参照)とを有する。
C6D2:変更履歴詳細内容画像表示手段
変更履歴詳細内容画像表示手段C6D2は、前記詳細表示開始画像74の入力がされた場合に、入力された詳細表示開始画像74に対応する変更履歴情報の詳細な内容を表示する変更履歴詳細内容画像81(図10参照)を表示器UI1に表示する。実施例1の変更履歴詳細内容画像81は、変更時刻および変更ユーザを表示する変更時刻および変更ユーザ表示欄82と、設定項目を一覧表示する設定項目表示欄83と、現在の設定内容を表示する現在設定内容表示欄84と、詳細表示する選択がされた変更履歴情報の設定内容を表示する履歴設定内容表示欄86と、詳細な内容の確認を終了する確認終了画像87(図10の「閉じる」アイコン参照)とを有する。
図11は実施例1の復旧内容表示画像の説明図である。
C6D3:復旧内容表示画像表示手段
復旧内容表示画像表示手段C6D3は、前記設定変更履歴一覧画像71の確認開始画像75の入力がされた場合に、ラジオボタン画像73で選択された変更履歴情報の設定内容の確認をするための復旧内容表示画像91(図11参照)を表示部UI1に表示する。実施例1の復旧内容表示画像91は、設定項目を一覧表示する設定項目表示欄92と、復旧後の設定内容を表示する復旧後設定内容表示欄93と、現在の設定内容を表示する現在設定内容表示欄94と、復旧を実行する復旧実行入力画像96(図11の「OK」アイコン参照)と、復旧する設定内容の確認を取り消す復旧確認取り消し画像97(図11の「キャンセル」アイコン参照)とを有する。
C6D3:復旧内容表示画像表示手段
復旧内容表示画像表示手段C6D3は、前記設定変更履歴一覧画像71の確認開始画像75の入力がされた場合に、ラジオボタン画像73で選択された変更履歴情報の設定内容の確認をするための復旧内容表示画像91(図11参照)を表示部UI1に表示する。実施例1の復旧内容表示画像91は、設定項目を一覧表示する設定項目表示欄92と、復旧後の設定内容を表示する復旧後設定内容表示欄93と、現在の設定内容を表示する現在設定内容表示欄94と、復旧を実行する復旧実行入力画像96(図11の「OK」アイコン参照)と、復旧する設定内容の確認を取り消す復旧確認取り消し画像97(図11の「キャンセル」アイコン参照)とを有する。
C6D4:復旧指示入力判別手段
復旧指示入力判別手段C6D4は、動作設定記憶手段C4の動作設定の設定内容を変更前の前記設定内容(実施例1では、設定変更履歴一覧画像71で選択された変更履歴情報の設定内容)に復旧させる入力がされたか否かを判別する。実施例1の復旧指示入力判別手段C6D4は、前記復旧実行入力画像96の入力がされたか否かを判別することにより、復旧させる入力がされたか否かを判別する。
C6E:設定反映手段
設定反映手段C6Eは、変更前の前記設定内容に復旧させる入力がされた場合に、変更履歴記憶手段C6Cに記憶された前記設定内容を、動作設定記憶手段C4の動作設定の設定内容に反映させる(更新する)。また、実施例1の設定反映手段C6Eは、復旧実行入力画像96の入力がされた場合に、変更履歴記憶手段C6Cに記憶された前記設定内容の中から選択された設定内容を、動作設定記憶手段C4の動作設定の設定内容に反映させる(コピーする)。さらに、実施例1の設定反映手段C6Eは、復旧させる場合だけでなく、設定変更手段C6Bにより設定内容の変更を行う場合に、変更を実行する際に、動作設定記憶手段C4に記憶された変更前の(すなわち、現在の)前記設定内容を変更履歴記憶手段C6Cに反映させて、変更履歴情報として保存した後に、設定内容一時記憶手段C6B3に記憶された変更後の設定内容を動作設定記憶手段C4に反映させることにより設定内容の変更を行う。
復旧指示入力判別手段C6D4は、動作設定記憶手段C4の動作設定の設定内容を変更前の前記設定内容(実施例1では、設定変更履歴一覧画像71で選択された変更履歴情報の設定内容)に復旧させる入力がされたか否かを判別する。実施例1の復旧指示入力判別手段C6D4は、前記復旧実行入力画像96の入力がされたか否かを判別することにより、復旧させる入力がされたか否かを判別する。
C6E:設定反映手段
設定反映手段C6Eは、変更前の前記設定内容に復旧させる入力がされた場合に、変更履歴記憶手段C6Cに記憶された前記設定内容を、動作設定記憶手段C4の動作設定の設定内容に反映させる(更新する)。また、実施例1の設定反映手段C6Eは、復旧実行入力画像96の入力がされた場合に、変更履歴記憶手段C6Cに記憶された前記設定内容の中から選択された設定内容を、動作設定記憶手段C4の動作設定の設定内容に反映させる(コピーする)。さらに、実施例1の設定反映手段C6Eは、復旧させる場合だけでなく、設定変更手段C6Bにより設定内容の変更を行う場合に、変更を実行する際に、動作設定記憶手段C4に記憶された変更前の(すなわち、現在の)前記設定内容を変更履歴記憶手段C6Cに反映させて、変更履歴情報として保存した後に、設定内容一時記憶手段C6B3に記憶された変更後の設定内容を動作設定記憶手段C4に反映させることにより設定内容の変更を行う。
(実施例1のフローチャートの説明)
次に、実施例1の複合機Pr1の処理の流れをフローチャートを使用して説明するが、ユーザの入力に応じて複合機Pr1に対してプリントアウト用の画像情報を送信するクライアントパソコンPC等の処理は、従来公知であり、簡単であるため、図示及び詳細な説明を省略する。
次に、実施例1の複合機Pr1の処理の流れをフローチャートを使用して説明するが、ユーザの入力に応じて複合機Pr1に対してプリントアウト用の画像情報を送信するクライアントパソコンPC等の処理は、従来公知であり、簡単であるため、図示及び詳細な説明を省略する。
(機能選択処理のフローチャートの説明)
図12は実施例1の画像形成装置の機能選択処理のフローチャートである。
図12のフローチャートの各ST(ステップ)の処理は、複合機Pr1のROMやハードディスク等に記憶されたプログラムに従って行われる。また、この処理は複合機Pr1の他の各種処理と並行してマルチタスクで実行される。
図12に示すフローチャートは複合機Pr1の電源オンにより開始される。
図12は実施例1の画像形成装置の機能選択処理のフローチャートである。
図12のフローチャートの各ST(ステップ)の処理は、複合機Pr1のROMやハードディスク等に記憶されたプログラムに従って行われる。また、この処理は複合機Pr1の他の各種処理と並行してマルチタスクで実行される。
図12に示すフローチャートは複合機Pr1の電源オンにより開始される。
図12のST1において、機能選択画像11(図3参照)を表示部UI1に表示する。そして、ST2に進む。
ST2において、「コピー」アイコン12aを選択する入力がされたか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST3に進み、ノー(N)の場合はST4に進む。
ST3において、コピー枚数等を設定してジョブとしてのコピー動作を実行する従来公知のコピー機能選択時の処理を行い、ST1に戻る。
ST4において、「FAX」アイコン12bを選択する入力がされたか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST5に進み、ノー(N)の場合はST6に進む。
ST5において、宛先を入力し、原稿画像を読取って送信する従来公知のFAX動作(ジョブ)を実行するFAX機能選択時の処理を行い、ST1に戻る。
ST2において、「コピー」アイコン12aを選択する入力がされたか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST3に進み、ノー(N)の場合はST4に進む。
ST3において、コピー枚数等を設定してジョブとしてのコピー動作を実行する従来公知のコピー機能選択時の処理を行い、ST1に戻る。
ST4において、「FAX」アイコン12bを選択する入力がされたか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST5に進み、ノー(N)の場合はST6に進む。
ST5において、宛先を入力し、原稿画像を読取って送信する従来公知のFAX動作(ジョブ)を実行するFAX機能選択時の処理を行い、ST1に戻る。
ST6において、「スキャナ」アイコン12cを選択する入力がされたか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST7に進み、ノー(N)の場合はST8に進む。
ST7において、原稿画像を読取るスキャナ動作(ジョブ)を実行する従来公知のスキャナ機能選択時の処理を行い、ST1に戻る。
ST8において、仕様変更アイコン13を選択する入力がされたか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST9に進み、ノー(N)の場合はST2に戻る。
ST9において、複合機Pr1の動作設定(仕様)の設定内容を登録、変更するための仕様変更選択時の処理(後述する図13のサブルーチン参照)を実行して、ST1に戻る。
ST7において、原稿画像を読取るスキャナ動作(ジョブ)を実行する従来公知のスキャナ機能選択時の処理を行い、ST1に戻る。
ST8において、仕様変更アイコン13を選択する入力がされたか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST9に進み、ノー(N)の場合はST2に戻る。
ST9において、複合機Pr1の動作設定(仕様)の設定内容を登録、変更するための仕様変更選択時の処理(後述する図13のサブルーチン参照)を実行して、ST1に戻る。
(仕様変更選択時の処理)
図13は実施例1の仕様変更選択時の処理のフローチャートであり、図12のST9のサブルーチンである。
図13のST11において、設定内容の変更を行おうとしているユーザの認証を行うユーザ認証処理(後述する図14のサブルーチン参照)を実行し、ST12に進む。
ST12において、動作設定記憶手段C4に記憶された現在の設定内容を設定内容一時記憶手段C6B3に反映させる(コピーする)。そして、ST13に進む。
ST13において、動作設定記憶手段C4および設定内容一時記憶手段C6B3に記憶された設定内容に応じた設定内容一覧画像51(図7参照、設定内容変更画像)を表示部UI1に表示する。そして、ST14に進む。
ST14において、設定内容一覧画像51で設定項目を選択する入力がされたか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST15に進み、ノー(N)の場合はST16に進む。
図13は実施例1の仕様変更選択時の処理のフローチャートであり、図12のST9のサブルーチンである。
図13のST11において、設定内容の変更を行おうとしているユーザの認証を行うユーザ認証処理(後述する図14のサブルーチン参照)を実行し、ST12に進む。
ST12において、動作設定記憶手段C4に記憶された現在の設定内容を設定内容一時記憶手段C6B3に反映させる(コピーする)。そして、ST13に進む。
ST13において、動作設定記憶手段C4および設定内容一時記憶手段C6B3に記憶された設定内容に応じた設定内容一覧画像51(図7参照、設定内容変更画像)を表示部UI1に表示する。そして、ST14に進む。
ST14において、設定内容一覧画像51で設定項目を選択する入力がされたか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST15に進み、ノー(N)の場合はST16に進む。
ST15において、選択された設定項目の設定項目詳細表示画像61(図8参照)を表示部UI1に表示する。そして、ST16に進む。
ST16において、設定内容を変更する入力がされたか否かを判別する。すなわち、変更入力画像62の入力がされたか否かを判別する、イエス(Y)の場合はST17に進み、ノー(N)の場合はST18に進む。
ST17において、入力に応じて設定項目詳細表示画像61を更新する。そして、ST16に戻る。
ST18において、設定項目詳細表示画像61の選択決定画像63(図8の「決定」アイコン参照)を選択する入力がされたか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST19に進み、ノー(N)の場合はST20に進む。
ST19において、設定項目詳細表示画像61の変更入力画像62で入力された内容を設定内容一時記憶手段C6B3に反映する。そして、ST13に戻る。
ST20において、設定項目詳細表示画像61の選択取り消し画像64(図8の「取り消し」アイコン参照)の入力がされたか否かを判別する。ノー(N)の場合はST16に戻り、イエス(Y)の場合はST13に戻る。
ST16において、設定内容を変更する入力がされたか否かを判別する。すなわち、変更入力画像62の入力がされたか否かを判別する、イエス(Y)の場合はST17に進み、ノー(N)の場合はST18に進む。
ST17において、入力に応じて設定項目詳細表示画像61を更新する。そして、ST16に戻る。
ST18において、設定項目詳細表示画像61の選択決定画像63(図8の「決定」アイコン参照)を選択する入力がされたか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST19に進み、ノー(N)の場合はST20に進む。
ST19において、設定項目詳細表示画像61の変更入力画像62で入力された内容を設定内容一時記憶手段C6B3に反映する。そして、ST13に戻る。
ST20において、設定項目詳細表示画像61の選択取り消し画像64(図8の「取り消し」アイコン参照)の入力がされたか否かを判別する。ノー(N)の場合はST16に戻り、イエス(Y)の場合はST13に戻る。
ST21において、設定内容一覧画像51の設定復旧移行画像56(図7の「設定の復旧」アイコン参照)を選択する入力がされたか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST22に進み、ノー(N)の場合はST23に進む。
ST22において、設定内容を復旧する設定内容復旧処理(後述する図15のサブルーチン参照)を実行し、図13の仕様変更選択時の処理を終了して、図12の機能選択処理に戻る。
ST23において、設定内容一覧画像51の設定変更取り消し画像58(図7の「取り消し」アイコン参照)を選択する入力がされたか否を判別する。イエス(Y)の場合はST24に進み、ノー(N)の場合はST25に進む。
ST24において、設定内容一時記憶手段C6B3に記憶されたデータ(設定内容)を破棄する。そして、図13の仕様変更選択時の処理を終了して、図12の機能選択処理に戻る。
ST22において、設定内容を復旧する設定内容復旧処理(後述する図15のサブルーチン参照)を実行し、図13の仕様変更選択時の処理を終了して、図12の機能選択処理に戻る。
ST23において、設定内容一覧画像51の設定変更取り消し画像58(図7の「取り消し」アイコン参照)を選択する入力がされたか否を判別する。イエス(Y)の場合はST24に進み、ノー(N)の場合はST25に進む。
ST24において、設定内容一時記憶手段C6B3に記憶されたデータ(設定内容)を破棄する。そして、図13の仕様変更選択時の処理を終了して、図12の機能選択処理に戻る。
ST25において、設定内容一覧画像51の変更実行入力画像57(図7の「決定」アイコン参照)を選択する入力がされたか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST26に進み、ノー(N)の場合はST14に戻る。
ST26において、動作設定記憶手段C4に記憶されている現在の設定内容、ユーザ名、現在時刻を含む変更履歴情報を変更履歴記憶手段C6Cに記憶する。そして、ST27に進む。
ST27において、設定内容一時記憶手段C6B3に記憶された変更後の設定内容を、動作設定記憶手段C4に反映(コピー)して、設定内容を更新する。そして、図13の仕様変更選択時の処理を終了して、図12の機能選択処理に戻る。
ST26において、動作設定記憶手段C4に記憶されている現在の設定内容、ユーザ名、現在時刻を含む変更履歴情報を変更履歴記憶手段C6Cに記憶する。そして、ST27に進む。
ST27において、設定内容一時記憶手段C6B3に記憶された変更後の設定内容を、動作設定記憶手段C4に反映(コピー)して、設定内容を更新する。そして、図13の仕様変更選択時の処理を終了して、図12の機能選択処理に戻る。
(ユーザ認証処理(ST11のサブルーチン)の説明)
図14は実施例1のユーザ認証処理のフローチャートであり、図13のST11のサブルーチンである。
図14のST31において、認証画像21を表示部UI1に表示し、ST32に進む。
ST32において、認証画像21の認証実行画像26(図4の「ログイン」アイコン参照)を選択する入力がされたか否かを判別する。ノー(N)の場合はST33に進み、イエス(Y)の場合はST36に進む。
ST33において、認証画像21のキーボード入力開始画像24(図4の「キーボード」のアイコン参照)を選択する入力がされたか否を判別する。イエス(Y)の場合はST34に進み、ノー(N)の場合はST35に進む。
ST34において、キーボード画像41を表示部UI1に表示し、キーボード入力部43によりユーザIDまたはパスワードの入力を行い、入力決定画像44(図6の「決定」アイコン参照)の入力に応じて、認証画像21のユーザID入力欄22またはパスワード入力欄23に入力内容を反映させるキーボード用入力処理(図示省略)を実行して、ST31に戻る。
ST35において、認証画像21の認証取り消し画像27(図4の「取り消し」アイコン参照)を選択する入力がされたか否を判別する。ノー(N)の場合はST32に戻り、イエス(Y)の場合はST図14のユーザ認証処理を終了して図12の機能選択処理のST1に戻る。
図14は実施例1のユーザ認証処理のフローチャートであり、図13のST11のサブルーチンである。
図14のST31において、認証画像21を表示部UI1に表示し、ST32に進む。
ST32において、認証画像21の認証実行画像26(図4の「ログイン」アイコン参照)を選択する入力がされたか否かを判別する。ノー(N)の場合はST33に進み、イエス(Y)の場合はST36に進む。
ST33において、認証画像21のキーボード入力開始画像24(図4の「キーボード」のアイコン参照)を選択する入力がされたか否を判別する。イエス(Y)の場合はST34に進み、ノー(N)の場合はST35に進む。
ST34において、キーボード画像41を表示部UI1に表示し、キーボード入力部43によりユーザIDまたはパスワードの入力を行い、入力決定画像44(図6の「決定」アイコン参照)の入力に応じて、認証画像21のユーザID入力欄22またはパスワード入力欄23に入力内容を反映させるキーボード用入力処理(図示省略)を実行して、ST31に戻る。
ST35において、認証画像21の認証取り消し画像27(図4の「取り消し」アイコン参照)を選択する入力がされたか否を判別する。ノー(N)の場合はST32に戻り、イエス(Y)の場合はST図14のユーザ認証処理を終了して図12の機能選択処理のST1に戻る。
ST36において、認証画像21のユーザID入力欄22に入力された情報に基づいて、入力されたユーザIDは認証情報記憶手段C6A4に登録(記憶)されているか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST37に進み、ノー(N)の場合はST38に進む。
ST37において、認証画像21のパスワード入力欄23に入力された情報に基づいて、入力されたパスワードが、認証情報記憶手段C6A4に登録(記憶)されているユーザIDのパスワード(認証情報)に一致するか否かを判別する。ノー(N)の場合はST38に進み、イエス(Y)の場合は図14のユーザ認証処理を終了して、図13の仕様変更選択時の処理に戻る。
ST38において、認証不可告知画像31(図5参照)を表示部UI1に表示する。そして、ST39に進む。
ST39において、認証不可告知画像31の確認画像32(図5の「OK」アイコン参照)を選択する入力がされたか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST31に戻り、ノー(N)の場合はST39を繰り返す。
ST37において、認証画像21のパスワード入力欄23に入力された情報に基づいて、入力されたパスワードが、認証情報記憶手段C6A4に登録(記憶)されているユーザIDのパスワード(認証情報)に一致するか否かを判別する。ノー(N)の場合はST38に進み、イエス(Y)の場合は図14のユーザ認証処理を終了して、図13の仕様変更選択時の処理に戻る。
ST38において、認証不可告知画像31(図5参照)を表示部UI1に表示する。そして、ST39に進む。
ST39において、認証不可告知画像31の確認画像32(図5の「OK」アイコン参照)を選択する入力がされたか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST31に戻り、ノー(N)の場合はST39を繰り返す。
(設定内容復旧処理(ST22のサブルーチン)の説明)
図15は実施例1の設定内容復旧処理のフローチャートであり、図13のST22のサブルーチンである。
図15のST41において、変更履歴記憶手段C6Cに記憶された変更履歴情報に応じた設定変更履歴一覧画像71(図9参照)を表示部UI1に表示する。そして、ST42に進む。
ST42において、変更履歴のいずれかを選択する入力、すなわち、ラジオボタン画像73の入力がされたか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST43に進み、ノー(N)の場合はST44に進む。
ST43において、入力に応じて設定変更履歴一覧画像71(ラジオボタン画像73)を更新して、ST42に戻る。
図15は実施例1の設定内容復旧処理のフローチャートであり、図13のST22のサブルーチンである。
図15のST41において、変更履歴記憶手段C6Cに記憶された変更履歴情報に応じた設定変更履歴一覧画像71(図9参照)を表示部UI1に表示する。そして、ST42に進む。
ST42において、変更履歴のいずれかを選択する入力、すなわち、ラジオボタン画像73の入力がされたか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST43に進み、ノー(N)の場合はST44に進む。
ST43において、入力に応じて設定変更履歴一覧画像71(ラジオボタン画像73)を更新して、ST42に戻る。
ST44において、設定変更履歴一覧画像71の詳細表示開始画像74(図9の「詳細」アイコン参照)を選択する入力がされたか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST45に進み、ノー(N)の場合はST49に進む。
ST45において、変更履歴詳細内容画像81(図10参照)を表示器UI1に表示する。そして、ST46に進む。
ST46において、変更履歴詳細内容画像81の確認終了画像87(図10の「閉じる」アイコン参照)を選択する入力がされたか否を判別する。ノー(N)の場合はST47に進み、イエス(Y)の場合はST41に戻る。
ST47において、その他の入力(現在設定内容表示欄84および履歴設定内容表示欄86の表示をスクロールさせる入力等)がされたか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST48に進み、ノー(N)の場合はST46に戻る。
ST48において、入力に応じて変更履歴詳細内容画像81を更新する。そして、ST46に戻る。
ST45において、変更履歴詳細内容画像81(図10参照)を表示器UI1に表示する。そして、ST46に進む。
ST46において、変更履歴詳細内容画像81の確認終了画像87(図10の「閉じる」アイコン参照)を選択する入力がされたか否を判別する。ノー(N)の場合はST47に進み、イエス(Y)の場合はST41に戻る。
ST47において、その他の入力(現在設定内容表示欄84および履歴設定内容表示欄86の表示をスクロールさせる入力等)がされたか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST48に進み、ノー(N)の場合はST46に戻る。
ST48において、入力に応じて変更履歴詳細内容画像81を更新する。そして、ST46に戻る。
ST49において、設定変更履歴一覧画像71の復旧取り消し画像76(図9の「キャンセル」アイコン参照)を選択する入力がされたか否を判別する。ノー(N)の場合はST50に進み、イエス(Y)の場合は図13の仕様変更選択時の処理のST13に戻る。
ST50において、設定変更履歴一覧画像71の確認開始画像75(図9の「OK」アイコン参照)を選択する入力がされたか否を判別する。イエス(Y)の場合はST51に進み、ノー(N)の場合はST42に戻る。
ST51において、選択された変更履歴情報に応じた復旧内容表示画像91(図11参照)を表示部UI1に表示する。そして、ST52に進む。
ST52において、復旧内容表示画像91の復旧確認取り消し画像97(図11の「キャンセル」アイコン参照)を選択する入力がされたか否を判別する。ノー(N)の場合はST53に進み、イエス(Y)の場合はST41に戻る。
ST50において、設定変更履歴一覧画像71の確認開始画像75(図9の「OK」アイコン参照)を選択する入力がされたか否を判別する。イエス(Y)の場合はST51に進み、ノー(N)の場合はST42に戻る。
ST51において、選択された変更履歴情報に応じた復旧内容表示画像91(図11参照)を表示部UI1に表示する。そして、ST52に進む。
ST52において、復旧内容表示画像91の復旧確認取り消し画像97(図11の「キャンセル」アイコン参照)を選択する入力がされたか否を判別する。ノー(N)の場合はST53に進み、イエス(Y)の場合はST41に戻る。
ST53において、復旧内容表示画像91の復旧実行入力画像96(図11の「OK」アイコン参照)を選択する入力がされたか否を判別する。ノー(N)の場合はST54に進み、イエス(Y)の場合はST56に進む。
ST54において、その他の入力(復旧内容表示画像91の復旧後設定内容表示欄93および現在設定内容表示欄94をスクロールさせる入力等)がされたか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST55に進み、ノー(N)の場合はST52に進む。
ST55において、入力に応じて復旧内容表示画像91を更新し、ST52に戻る。
ST56において、選択された変更履歴情報の設定内容を変更履歴記憶手段C6Cから動作設定記憶手段C4に反映(コピー)する。そして、図15の設定内容復旧処理を終了して、図12の機能選択処理のST1に戻る。
ST54において、その他の入力(復旧内容表示画像91の復旧後設定内容表示欄93および現在設定内容表示欄94をスクロールさせる入力等)がされたか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST55に進み、ノー(N)の場合はST52に進む。
ST55において、入力に応じて復旧内容表示画像91を更新し、ST52に戻る。
ST56において、選択された変更履歴情報の設定内容を変更履歴記憶手段C6Cから動作設定記憶手段C4に反映(コピー)する。そして、図15の設定内容復旧処理を終了して、図12の機能選択処理のST1に戻る。
(実施例1の作用)
前記構成を備えた実施例1の画像形成装置(電子機器)としての複合機Pr1では、動作設定の設定内容を変更する場合には、変更前の設定内容の全てが変更履歴情報として変更履歴記憶手段C6Cに保存(記憶)される。したがって、設定内容復旧処理(図15のフローチャートおよび図9〜図11参照)により、動作設定の設定内容を変更前の設定内容に容易に復旧させることができる。この結果、悪意のある第3者によって設定内容が変更(改竄)されたり、設定内容変更後に複合機Pr1が正常に動作しなくなったりした場合でも、正常に動作していた時期の設定内容まで容易に復旧させることができ、複合機Pr1を意図したとおりに正常に動作させることができる。
また、実施例1の画像形成装置では、設定内容の変更を行う場合や設定内容の復旧を行う場合には、ユーザ認証(図13のST11および図14のフローチャート参照)が行われて、通常動作モード(図12のST1〜ST8の状態)から設定内容変更モード(図13のST12以降の状態)に移行する。そして、認証が行われた設定内容変更モードでしか設定内容の変更や復旧ができないので、変更する権限のないユーザや第3者によって、むやみに設定が変更されることを防止できる。この結果、悪意のある第3者が設定内容を変更することによる業務妨害や情報漏洩等を防止することができる。
前記構成を備えた実施例1の画像形成装置(電子機器)としての複合機Pr1では、動作設定の設定内容を変更する場合には、変更前の設定内容の全てが変更履歴情報として変更履歴記憶手段C6Cに保存(記憶)される。したがって、設定内容復旧処理(図15のフローチャートおよび図9〜図11参照)により、動作設定の設定内容を変更前の設定内容に容易に復旧させることができる。この結果、悪意のある第3者によって設定内容が変更(改竄)されたり、設定内容変更後に複合機Pr1が正常に動作しなくなったりした場合でも、正常に動作していた時期の設定内容まで容易に復旧させることができ、複合機Pr1を意図したとおりに正常に動作させることができる。
また、実施例1の画像形成装置では、設定内容の変更を行う場合や設定内容の復旧を行う場合には、ユーザ認証(図13のST11および図14のフローチャート参照)が行われて、通常動作モード(図12のST1〜ST8の状態)から設定内容変更モード(図13のST12以降の状態)に移行する。そして、認証が行われた設定内容変更モードでしか設定内容の変更や復旧ができないので、変更する権限のないユーザや第3者によって、むやみに設定が変更されることを防止できる。この結果、悪意のある第3者が設定内容を変更することによる業務妨害や情報漏洩等を防止することができる。
また、実施例1の設定内容一覧画像51、変更履歴詳細内容画像81および復旧内容表示画像91では、設定内容の変更の前後や復旧の前後を確認しながら選択することができるので、変更ミスや復旧ミスを減らすことができる。
さらに、実施例1の変更履歴記憶手段C6Cは、過去5回分の変更履歴情報を記憶しているので、1つのみの場合に比べて、正常に動作していた時期の設定内容に復旧できる可能性を高めることができる。
さらに、実施例1の変更履歴記憶手段C6Cは、過去5回分の変更履歴情報を記憶しているので、1つのみの場合に比べて、正常に動作していた時期の設定内容に復旧できる可能性を高めることができる。
次に本発明の実施例2の説明を行うが、この実施例2の説明において、前記実施例1の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。この実施例2は、下記の点で前記実施例1と相違しているが、他の点では前記実施例1と同様に構成されている。
(実施例2の制御部の説明)
(画像形成装置の制御部の説明)
(実施例2のコントローラCの機能)
図16は、実施例2の画像形成装置としての複合機の制御部分が備えている各機能をブロック図(機能ブロック図)で示した図であり、実施例1の図2に対応する図である。
図16において、実施例2の動作設定変更復旧プログラムPは、実施例1の各機能(手段)に加え、変更内容通知手段C6Fと復旧指示情報受信手段C6Gとを有する。
(画像形成装置の制御部の説明)
(実施例2のコントローラCの機能)
図16は、実施例2の画像形成装置としての複合機の制御部分が備えている各機能をブロック図(機能ブロック図)で示した図であり、実施例1の図2に対応する図である。
図16において、実施例2の動作設定変更復旧プログラムPは、実施例1の各機能(手段)に加え、変更内容通知手段C6Fと復旧指示情報受信手段C6Gとを有する。
C6F:変更内容通知手段
変更内容通知手段C6Fは、変更された設定内容の通知先(実施例2では管理者のメールアドレス)を記憶する通知先記憶手段C6F1を有し、設定内容の変更を実行する入力がされた場合に、変更された設定内容を管理者に通知する。実施例2の変更内容通知手段C6Fは、複合機の識別情報と、変更履歴情報として保存する情報である変更前の設定内容、ユーザ名、現在時刻と、変更後の設定内容とが本文に記載された電子メールを、ネットワークNを介して、予め設定された管理者のメールアドレスに送信することにより、変更された設定内容を管理者に通知する。
変更内容通知手段C6Fは、変更された設定内容の通知先(実施例2では管理者のメールアドレス)を記憶する通知先記憶手段C6F1を有し、設定内容の変更を実行する入力がされた場合に、変更された設定内容を管理者に通知する。実施例2の変更内容通知手段C6Fは、複合機の識別情報と、変更履歴情報として保存する情報である変更前の設定内容、ユーザ名、現在時刻と、変更後の設定内容とが本文に記載された電子メールを、ネットワークNを介して、予め設定された管理者のメールアドレスに送信することにより、変更された設定内容を管理者に通知する。
C6G:復旧指示情報受信手段
復旧指示情報受信手段C6Gは、管理者認証手段C6G1と、認証不可通知手段C6G2とを有し、管理者から送信され、動作設定記憶手段C4の動作設定の設定内容を変更前の前記設定内容に復旧させる指示を通知する復旧指示情報を受信する。実施例2の復旧指示情報受信手段C6Gは、前記復旧指示情報として電子メールを受信する。
C6G1:管理者認証手段
管理者認証手段C6G1は、受信した復旧指示情報に含まれる管理者の認証情報と、認証情報記憶手段C6A4に記憶された管理者の認証情報とが一致するか否かを判別することにより認証を行う。
復旧指示情報受信手段C6Gは、管理者認証手段C6G1と、認証不可通知手段C6G2とを有し、管理者から送信され、動作設定記憶手段C4の動作設定の設定内容を変更前の前記設定内容に復旧させる指示を通知する復旧指示情報を受信する。実施例2の復旧指示情報受信手段C6Gは、前記復旧指示情報として電子メールを受信する。
C6G1:管理者認証手段
管理者認証手段C6G1は、受信した復旧指示情報に含まれる管理者の認証情報と、認証情報記憶手段C6A4に記憶された管理者の認証情報とが一致するか否かを判別することにより認証を行う。
C6G2:認証不可通知手段
認証不可通知手段C6G2は、管理者認証手段C6G1により管理者として認証がされなかった場合に、認証されなかったことを通知する所定の認証不可情報(実施例2では電子メール)を管理者サーバSbに対して送信する。
したがって、実施例2の複合機Pr1は、電子メール送受信機能を備えている。また、実施例2の設定復旧手段C6Dは、前記各画像71,81,91で入力された場合に加え、復旧指示情報を受信した場合にも復旧を行う。
認証不可通知手段C6G2は、管理者認証手段C6G1により管理者として認証がされなかった場合に、認証されなかったことを通知する所定の認証不可情報(実施例2では電子メール)を管理者サーバSbに対して送信する。
したがって、実施例2の複合機Pr1は、電子メール送受信機能を備えている。また、実施例2の設定復旧手段C6Dは、前記各画像71,81,91で入力された場合に加え、復旧指示情報を受信した場合にも復旧を行う。
(管理者サーバSbの制御部の説明)
図17は実施例2の管理者サーバの制御部分が備えている各機能をブロック図(機能ブロック図)で示した図である。
図17において、管理者サーバSbのコンピュータ本体H1は、外部との信号の入出力および入出力信号レベルの調節等を行うI/O(入出力インターフェース)、必要な処理を行うためのプログラムおよびデータ等が記憶されたROM(リードオンリーメモリ)、必要なデータを一時的に記憶するためのRAM(ランダムアクセスメモリ)、ハードディスクやROM等に記憶されたプログラムに応じた処理を行うCPU(中央演算処理装置)、ならびにクロック発振器等を有している。
前記構成の管理者サーバSbは、前記ハードディスクやROM等に記憶されたプログラムを実行することにより種々の機能を実現することができる。
図17は実施例2の管理者サーバの制御部分が備えている各機能をブロック図(機能ブロック図)で示した図である。
図17において、管理者サーバSbのコンピュータ本体H1は、外部との信号の入出力および入出力信号レベルの調節等を行うI/O(入出力インターフェース)、必要な処理を行うためのプログラムおよびデータ等が記憶されたROM(リードオンリーメモリ)、必要なデータを一時的に記憶するためのRAM(ランダムアクセスメモリ)、ハードディスクやROM等に記憶されたプログラムに応じた処理を行うCPU(中央演算処理装置)、ならびにクロック発振器等を有している。
前記構成の管理者サーバSbは、前記ハードディスクやROM等に記憶されたプログラムを実行することにより種々の機能を実現することができる。
図17において、実施例2の管理者サーバSbのハードディスクドライブには、クライアントパソコンの基本動作を制御する基本ソフト(オペレーティングシステム)OSや、文書作成ソフトウェアや作図ソフトウェア等のアプリケーションプログラムAP、アプリケーションプログラムAP等からの印刷指示に応じて画像形成装置Pr1〜Pr5に画像情報の送信を行う従来公知のプリンタドライバPDに加え、変更内容受信手段C11、設定内容復旧指示プログラムP2を有する。
以下、従来公知のオペレーティングシステムOSやアプリケーションプログラムAP、プリンタドライバPDを除く各機能(制御手段)を説明する。
以下、従来公知のオペレーティングシステムOSやアプリケーションプログラムAP、プリンタドライバPDを除く各機能(制御手段)を説明する。
C11:変更内容受信手段(変更内容通知情報記憶手段)
変更内容受信手段C11は、前記複合機Pr1〜Pr5から送信された設定内容を含む変更内容情報を受信し、記憶する。実施例1の変更内容受信手段C11は、前記変更内容情報としての変更前の設定内容が記載された電子メールを受信し、蓄積する。
P2:設定内容復旧指示プログラム
設定内容復旧指示プログラムP2は、設定復旧手段C12、復旧指示情報作成手段C13、復旧指示情報送信手段C14を有し、複合機Pr1の設定内容を復旧させるための指示を行う。
C12:設定復旧手段
設定復旧手段C12は、複合機Pr1の設定内容を復旧するための機能手段であり、設定復旧手段C6Dと同様に構成された設定変更履歴一覧画像表示手段C12Aと、変更履歴詳細内容画像表示手段C12Bと、復旧内容表示画像表示手段C12Cと、復旧指示入力判別手段C12Dとを有する。実施例2の設定復旧手段C12では、設定変更履歴一覧画像表示手段C12A、変更履歴詳細内容画像表示手段C12Bおよび復旧内容表示画像表示手段C12Cは、蓄積された複数回分の変更内容情報を読取り、実施例1と同様の各画像71,81,91を作成し、ディスプレイ(情報表示画面)H2に表示する。
変更内容受信手段C11は、前記複合機Pr1〜Pr5から送信された設定内容を含む変更内容情報を受信し、記憶する。実施例1の変更内容受信手段C11は、前記変更内容情報としての変更前の設定内容が記載された電子メールを受信し、蓄積する。
P2:設定内容復旧指示プログラム
設定内容復旧指示プログラムP2は、設定復旧手段C12、復旧指示情報作成手段C13、復旧指示情報送信手段C14を有し、複合機Pr1の設定内容を復旧させるための指示を行う。
C12:設定復旧手段
設定復旧手段C12は、複合機Pr1の設定内容を復旧するための機能手段であり、設定復旧手段C6Dと同様に構成された設定変更履歴一覧画像表示手段C12Aと、変更履歴詳細内容画像表示手段C12Bと、復旧内容表示画像表示手段C12Cと、復旧指示入力判別手段C12Dとを有する。実施例2の設定復旧手段C12では、設定変更履歴一覧画像表示手段C12A、変更履歴詳細内容画像表示手段C12Bおよび復旧内容表示画像表示手段C12Cは、蓄積された複数回分の変更内容情報を読取り、実施例1と同様の各画像71,81,91を作成し、ディスプレイ(情報表示画面)H2に表示する。
C13:復旧指示情報作成手段
復旧指示情報作成手段C13は、複合機Pr1の管理者の認証情報を記憶する認証情報記憶手段C13Aを有し、復旧実行入力画像96の入力がされた場合に、選択された変更履歴情報に復旧する指示を行う復旧指示情報を作成する。実施例2の復旧指示情報作成手段C13は、復旧指示情報として、復旧する変更履歴情報を指定する復旧指定情報と、管理者の認証情報とが記載された電子メールを作成する。
C14:復旧指示情報送信手段
復旧指示情報送信手段C14は、復旧指示情報作成手段C13で作成された復旧指示情報を複合機Pr1に送信する。
復旧指示情報作成手段C13は、複合機Pr1の管理者の認証情報を記憶する認証情報記憶手段C13Aを有し、復旧実行入力画像96の入力がされた場合に、選択された変更履歴情報に復旧する指示を行う復旧指示情報を作成する。実施例2の復旧指示情報作成手段C13は、復旧指示情報として、復旧する変更履歴情報を指定する復旧指定情報と、管理者の認証情報とが記載された電子メールを作成する。
C14:復旧指示情報送信手段
復旧指示情報送信手段C14は、復旧指示情報作成手段C13で作成された復旧指示情報を複合機Pr1に送信する。
(実施例2のフローチャートの説明)
次に、実施例2のフローチャートの説明を行うが、実施例1のフローチャートと同様の処理には同一のステップ(ST)番号を付し、詳細な説明は省略する。
次に、実施例2のフローチャートの説明を行うが、実施例1のフローチャートと同様の処理には同一のステップ(ST)番号を付し、詳細な説明は省略する。
(画像形成装置のフローチャートの説明)
(機能選択処理のフローチャートの説明)
図18は実施例2の機能選択処理のフローチャートであり、実施例1の図12に対応するフローチャートである。
図18において、実施例2の機能選択処理では、実施例1の機能選択処理のST1〜ST9と同様の処理を実行し、ST8でノー(N)の場合はST61に進む。
ST61において、管理者サーバSbから送信された復旧指示情報を受信したか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST62に進み、ノー(N)の場合はST2に戻る。
ST62において、復旧指示情報に含まれる管理者の認証情報から、管理者として認証された(ユーザIDおよびパスワードが一致した)か否かを判別する。イエス(Y)の場合はST63に進み、ノー(N)の場合はST64に進む。
ST63において、受信した復旧指示情報で指定された変更履歴記憶手段C6Cの変更履歴情報を動作設定記憶手段C4に反映して(コピーして)、設定内容を復旧する。そして、ST2に戻る。
ST64において、認証不可情報を管理者サーバSbに送信する。そして、ST2に戻る。
(機能選択処理のフローチャートの説明)
図18は実施例2の機能選択処理のフローチャートであり、実施例1の図12に対応するフローチャートである。
図18において、実施例2の機能選択処理では、実施例1の機能選択処理のST1〜ST9と同様の処理を実行し、ST8でノー(N)の場合はST61に進む。
ST61において、管理者サーバSbから送信された復旧指示情報を受信したか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST62に進み、ノー(N)の場合はST2に戻る。
ST62において、復旧指示情報に含まれる管理者の認証情報から、管理者として認証された(ユーザIDおよびパスワードが一致した)か否かを判別する。イエス(Y)の場合はST63に進み、ノー(N)の場合はST64に進む。
ST63において、受信した復旧指示情報で指定された変更履歴記憶手段C6Cの変更履歴情報を動作設定記憶手段C4に反映して(コピーして)、設定内容を復旧する。そして、ST2に戻る。
ST64において、認証不可情報を管理者サーバSbに送信する。そして、ST2に戻る。
(仕様変更選択時の処理)
図19は実施例2の仕様変更選択時の処理のフローチャートであり、実施例1の図13に対応するフローチャートである。
図19の仕様変更選択時の処理では、実施例1の仕様変更選択時の処理のST26に換えて、ST26′において、下記の処理(1)、(2)を実行し、ST27に進む。
(1)動作設定記憶手段C4に記憶されている現在の設定内容、ユーザ名、現在時刻を含む変更履歴情報を変更履歴記憶手段C6Cに記憶する。
(2)変更履歴記憶手段C6Cに新たに記憶された変更前の設定内容と、設定内容一時記憶手段C6B3に一時記憶されている変更後の設定内容とが記載された変更内容通知情報を管理者に送信する。
図19は実施例2の仕様変更選択時の処理のフローチャートであり、実施例1の図13に対応するフローチャートである。
図19の仕様変更選択時の処理では、実施例1の仕様変更選択時の処理のST26に換えて、ST26′において、下記の処理(1)、(2)を実行し、ST27に進む。
(1)動作設定記憶手段C4に記憶されている現在の設定内容、ユーザ名、現在時刻を含む変更履歴情報を変更履歴記憶手段C6Cに記憶する。
(2)変更履歴記憶手段C6Cに新たに記憶された変更前の設定内容と、設定内容一時記憶手段C6B3に一時記憶されている変更後の設定内容とが記載された変更内容通知情報を管理者に送信する。
(管理者サーバのフローチャートの説明)
(設定内容復旧指示処理)
図20は実施例2の管理者サーバの設定内容復旧指示処理であり、実施例1の図15に対応するフローチャートである。
図20のフローチャートの各ST(ステップ)の処理は、コンピュータ本体H1のハードディスク等に記憶されたプログラムに従って行われる。また、この処理は管理者サーバSbの他の各種処理(OSやアプリケーションプログラムAP等)と並行してマルチタスクで実行される。
図20に示すフローチャートは管理者サーバSbにおいて、設定内容指示プログラムP2を起動する操作が行われたときに開始される。
(設定内容復旧指示処理)
図20は実施例2の管理者サーバの設定内容復旧指示処理であり、実施例1の図15に対応するフローチャートである。
図20のフローチャートの各ST(ステップ)の処理は、コンピュータ本体H1のハードディスク等に記憶されたプログラムに従って行われる。また、この処理は管理者サーバSbの他の各種処理(OSやアプリケーションプログラムAP等)と並行してマルチタスクで実行される。
図20に示すフローチャートは管理者サーバSbにおいて、設定内容指示プログラムP2を起動する操作が行われたときに開始される。
図20のST40において、次の処理(1)、(2)を実行して、ST41′に進む。
(1)蓄積された変更内容通知情報(電子メール)の中から受信順が新しい順に5つの変更内容通知情報を取得する(読み出す)。
(2)取得した変更内容通知情報に基づいて、変更履歴情報を作成する。
ST41′において、作成された変更履歴情報に応じた設定変更履歴一覧画像71(図9参照)をディスプレイH2(情報表示画面)に表示する。そして、ST42に進む。
次に、実施例1の図15の設定内容復旧処理と同様のST42〜ST55の処理を実行する。このとき、実施例2の設定内容復旧指示処理では、各画像71,81,91がディスプレイ(情報表示画面)H2に表示される。そして、実施例2の設定内容復旧指示処理では、図15の設定内容復旧処理のST56に換えて、ST56′を実行する。
ST56′において、設定変更履歴一覧画像71で選択され、復旧内容表示画像91で確認された変更履歴情報の設定内容に、複合機Pr1の設定内容を復旧する指示を行う復旧指示情報(電子メール)を、複合機Pr1に対して送信する。そして、図20の設定内容復旧指示処理を終了する。
(1)蓄積された変更内容通知情報(電子メール)の中から受信順が新しい順に5つの変更内容通知情報を取得する(読み出す)。
(2)取得した変更内容通知情報に基づいて、変更履歴情報を作成する。
ST41′において、作成された変更履歴情報に応じた設定変更履歴一覧画像71(図9参照)をディスプレイH2(情報表示画面)に表示する。そして、ST42に進む。
次に、実施例1の図15の設定内容復旧処理と同様のST42〜ST55の処理を実行する。このとき、実施例2の設定内容復旧指示処理では、各画像71,81,91がディスプレイ(情報表示画面)H2に表示される。そして、実施例2の設定内容復旧指示処理では、図15の設定内容復旧処理のST56に換えて、ST56′を実行する。
ST56′において、設定変更履歴一覧画像71で選択され、復旧内容表示画像91で確認された変更履歴情報の設定内容に、複合機Pr1の設定内容を復旧する指示を行う復旧指示情報(電子メール)を、複合機Pr1に対して送信する。そして、図20の設定内容復旧指示処理を終了する。
(実施例2の作用)
前記構成を備えた実施例2のプリントシステムSでは、複合機Pr1で設定内容の変更が行われると、変更の前後の設定内容が管理者に通知される。したがって、管理者は通知された変更内容通知情報を参照することで、誰がどのように設定内容を変更したのかを管理することができ、悪意のあるユーザにより変更された場合には、管理者が特定することができる。
また、管理者が管理者サーバSbから復旧指示情報を送信するだけで設定内容を復旧することができるので、管理が容易であると共に、複合機Pr1の設置場所まで管理が出向かなくても復旧できるので利便性を向上できる。
前記構成を備えた実施例2のプリントシステムSでは、複合機Pr1で設定内容の変更が行われると、変更の前後の設定内容が管理者に通知される。したがって、管理者は通知された変更内容通知情報を参照することで、誰がどのように設定内容を変更したのかを管理することができ、悪意のあるユーザにより変更された場合には、管理者が特定することができる。
また、管理者が管理者サーバSbから復旧指示情報を送信するだけで設定内容を復旧することができるので、管理が容易であると共に、複合機Pr1の設置場所まで管理が出向かなくても復旧できるので利便性を向上できる。
さらに、復旧指示情報を受信した複合機Pr1では、管理者であるか否かの認証が行われるため、悪意のある第三者がネットワーク経由で設定内容を変更しようとしても、認証されないので、セキュリティを高めることができる。
その他、実施例2の複合機Pr1は、実施例1と同様の構成も備えているので、ユーザインタフェースUIから設定の変更ができ、復旧も容易にできる。
その他、実施例2の複合機Pr1は、実施例1と同様の構成も備えているので、ユーザインタフェースUIから設定の変更ができ、復旧も容易にできる。
(変更例)
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例(H01)〜(H07)を下記に例示する。
(H01)前記実施例において、ネットワークN上に接続された機器の構成は、上記実施例に限定されず、ネットワークスキャナやデータベースサーバ、ワークステーション等を接続することも可能であり、各サブネットワーク3,4に接続された画像形成装置が1台であっても問題はない。また、サブネットワークは1つとしたり、3つ以上とすることも可能である。さらに、ネットワークに接続された複合機Pr1に限定されず、プリンタサーバを介してネットワークに接続された画像形成装置、あるいは、ネットワークに接続されていない単独の画像形成装置に適用可能である。
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例(H01)〜(H07)を下記に例示する。
(H01)前記実施例において、ネットワークN上に接続された機器の構成は、上記実施例に限定されず、ネットワークスキャナやデータベースサーバ、ワークステーション等を接続することも可能であり、各サブネットワーク3,4に接続された画像形成装置が1台であっても問題はない。また、サブネットワークは1つとしたり、3つ以上とすることも可能である。さらに、ネットワークに接続された複合機Pr1に限定されず、プリンタサーバを介してネットワークに接続された画像形成装置、あるいは、ネットワークに接続されていない単独の画像形成装置に適用可能である。
(H02)前記実施例において、復旧指示情報や変更内容通知情報として電子メールを使用したが、これに限定されず、特定の方式の信号を採用することも可能である。また、電子メールに記載される情報は、前記実施例に記載した情報に限定されず、必要に応じて追加、削除することが可能である。
(H03)前記実施例において、各画像11〜91は設計等に応じて変更可能である。
(H04)前記実施例において、前記実施例において、コピー、プリンタ、スキャナ、FAXの全ての機能を備えた複合機を例示したが、これに限定されず、各機能のいずれか1つまたは複数を備えた画像形成装置にも適用可能である。また、画像形成装置に限定されず、動作設定が可能なパーソナルコンピュータやサーバ等の情報処理装置、金属加工装置等任意の電子機器に使用可能である。
(H03)前記実施例において、各画像11〜91は設計等に応じて変更可能である。
(H04)前記実施例において、前記実施例において、コピー、プリンタ、スキャナ、FAXの全ての機能を備えた複合機を例示したが、これに限定されず、各機能のいずれか1つまたは複数を備えた画像形成装置にも適用可能である。また、画像形成装置に限定されず、動作設定が可能なパーソナルコンピュータやサーバ等の情報処理装置、金属加工装置等任意の電子機器に使用可能である。
(H05)前記実施例において、変更履歴記憶手段C6Cは5回分の変更履歴情報を記憶したが、これに限定されず、1回〜4回、6回以上とすることも可能である。
(H06)前記実施例において、認証方法はユーザIDとパスワードを使用したが、これに限定されず、パスワードのみとしたり、認証情報が記憶された磁気カードやICカードを読取る(接触型または非接触型)認証を採用したり、指紋パターンや静脈パターン、網膜パターン等により認証を行う生体認証を採用する等、任意の認証方法を採用可能である。
(H07)前記実施例2において、設定内容の復旧の指示は管理者のみが実行できるように構成することが望ましいが、管理者以外の一般ユーザが実行可能とすることも可能である。
(H06)前記実施例において、認証方法はユーザIDとパスワードを使用したが、これに限定されず、パスワードのみとしたり、認証情報が記憶された磁気カードやICカードを読取る(接触型または非接触型)認証を採用したり、指紋パターンや静脈パターン、網膜パターン等により認証を行う生体認証を採用する等、任意の認証方法を採用可能である。
(H07)前記実施例2において、設定内容の復旧の指示は管理者のみが実行できるように構成することが望ましいが、管理者以外の一般ユーザが実行可能とすることも可能である。
51…設定内容変更画像、
91…復旧内容表示画像、
C4…動作設定記憶手段、
C6A…認証手段、
C6A4…認証情報記憶手段、
C6B1…設定内容変更画像表示手段、
C6B3…設定内容一時記憶手段、
C6B4…設定内容変更手段、
C6B5…変更実行入力判別手段、
C6C…変更履歴記憶手段、
C6D3…復旧内容表示画像表示手段、
C6D4…復旧指示入力判別手段、
C6E…設定反映手段、
C6F…変更内容通知手段、
C6G…復旧指示情報受信手段、
P…動作設定変更復旧プログラム、
Pr1…コンピュータ,画像形成装置,電子機器、
UI1…情報表示画面。
91…復旧内容表示画像、
C4…動作設定記憶手段、
C6A…認証手段、
C6A4…認証情報記憶手段、
C6B1…設定内容変更画像表示手段、
C6B3…設定内容一時記憶手段、
C6B4…設定内容変更手段、
C6B5…変更実行入力判別手段、
C6C…変更履歴記憶手段、
C6D3…復旧内容表示画像表示手段、
C6D4…復旧指示入力判別手段、
C6E…設定反映手段、
C6F…変更内容通知手段、
C6G…復旧指示情報受信手段、
P…動作設定変更復旧プログラム、
Pr1…コンピュータ,画像形成装置,電子機器、
UI1…情報表示画面。
Claims (10)
- 下記の構成要件(A01)〜(A07)を備えたことを特徴とする電子機器、
(A01)前記電子機器を動作させるための動作設定の設定内容を記憶する動作設定記憶手段、
(A02)前記設定内容を変更するための設定内容変更画像を情報表示画面に表示する設定内容変更画像表示手段、
(A03)前記設定内容変更画像において前記設定内容の変更を実行する入力がされたか否かを判別する変更実行入力判別手段、
(A04)前記設定内容の変更を実行する入力がされた場合に、変更前の前記設定内容を記憶する変更履歴記憶手段、
(A05)前記設定内容の変更を実行する入力がされた場合に、変更された前記設定内容を前記動作設定記憶手段の動作設定の設定内容に反映させる設定反映手段、
(A06)前記動作設定記憶手段の動作設定の設定内容を変更前の前記設定内容に復旧させる入力がされたか否かを判別する復旧指示入力判別手段、
(A07)変更前の前記設定内容に復旧させる入力がされた場合に、前記変更履歴記憶手段に記憶された前記設定内容を、前記動作設定記憶手段の動作設定の設定内容に反映させる前記設定反映手段。 - 下記の構成要件(A08),(A09)を備えたことを特徴とする請求項1に記載の電子機器、
(A08)前記設定内容を変更可能な利用者を認証する認証情報を記憶する認証情報記憶手段、
(A09)前記設定内容変更画像を表示する前に、電子機器の利用者が、前記設定内容を変更可能な利用者であるか否かの認証を行う認証手段。 - 下記の構成要件(A010)〜(A012)を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器、
(A010)前記設定内容変更画像を表示する際に、前記動作設定の設定内容を一時記憶する設定内容一時記憶手段、
(A011)前記設定内容一時記憶手段に記憶された前記設定内容を変更する設定内容変更手段、
(A012)前記設定内容の変更を実行する入力がされた場合に、
前記動作設定記憶手段に記憶された変更前の前記設定内容を前記変更履歴記憶手段に反映させた後に、
前記設定内容一時記憶手段に記憶された変更後の前記設定内容を前記動作設定記憶手段に反映させる前記設定反映手段。 - 下記の構成要件(A013)を備えたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の電子機器、
(A013)複数回の前記設定内容の変更が実行された場合に、複数回分の変更前の前記設定内容を記憶する変更履歴記憶手段。 - 下記の構成要件(A014),(A015)を備えたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の電子機器、
(A014)復旧させる変更前の前記設定内容が表示される復旧内容表示画像を前記情報表示画面に表示する復旧内容表示画像表示手段、
(A015)前記復旧内容表示画像において復旧を実行する入力がされたか否かを判別することにより、前記動作設定記憶手段の動作設定の設定内容を変更前の前記設定内容に復旧させる入力がされたか否かを判別する前記復旧指示入力判別手段。 - 下記の構成要件(A016)を備えたことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の電子機器、
(A016)前記設定内容の変更を実行する入力がされた場合に、変更された設定内容を管理者に通知する変更内容通知手段。 - 下記の構成要件(A017),(A018)を備えたことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の電子機器、
(A017)管理者から送信され、前記動作設定記憶手段の動作設定の設定内容を変更前の前記設定内容に復旧させる指示を通知する復旧指示情報を受信する復旧指示情報受信手段、
(A018)前記復旧指示情報を受信したか否かを判別することにより、前記動作設定記憶手段の動作設定の設定内容を変更前の前記設定内容に復旧させる入力がされたか否かを判別する前記復旧指示入力判別手段。 - 下記の構成要件(A019)を備えたことを特徴とする請求項7に記載の電子機器、
(A019)電子メールにより構成された前記復旧指示情報。 - 画像形成装置により構成された請求項1ないし8のいずれかに記載の電子機器。
- コンピュータを、
前記電子機器を動作させるための動作設定の設定内容を記憶する動作設定記憶手段、
前記設定内容を変更するための設定内容変更画像を情報表示画面に表示する設定内容変更画像表示手段、
前記設定内容変更画像において前記設定内容の変更を実行する入力がされたか否かを判別する変更実行入力判別手段、
前記設定内容の変更を実行する入力がされた場合に、変更前の前記設定内容を記憶する変更履歴記憶手段、
前記設定内容の変更を実行する入力がされた場合に、変更された前記設定内容を前記動作設定記憶手段の動作設定の設定内容に反映させる設定反映手段、
前記動作設定記憶手段の動作設定の設定内容を変更前の前記設定内容に復旧させる入力がされたか否かを判別する復旧指示入力判別手段、
変更前の前記設定内容に復旧させる入力がされた場合に、前記変更履歴記憶手段に記憶された前記設定内容を、前記動作設定記憶手段の動作設定の設定内容に反映させる前記設定反映手段、
として機能させるための動作設定変更復旧プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005370054A JP2007174334A (ja) | 2005-12-22 | 2005-12-22 | 電子機器および動作設定変更復旧プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005370054A JP2007174334A (ja) | 2005-12-22 | 2005-12-22 | 電子機器および動作設定変更復旧プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007174334A true JP2007174334A (ja) | 2007-07-05 |
Family
ID=38300299
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005370054A Pending JP2007174334A (ja) | 2005-12-22 | 2005-12-22 | 電子機器および動作設定変更復旧プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007174334A (ja) |
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---|---|---|---|---|
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-
2005
- 2005-12-22 JP JP2005370054A patent/JP2007174334A/ja active Pending
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US10635283B2 (en) | 2014-03-31 | 2020-04-28 | Kyocera Document Solutions Inc. | Image forming apparatus |
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