JP4939240B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、プリンタ、複写機、ファクシミリ装置、それらの機能を併せ持つ複合機等の画像形成装置に関するものである。
例えば特許文献1、2に開示されているように、画像形成部及び給紙部が内部に備えられた装置本体の上に、排紙部を介して画像読取部が配置された所謂胴内排紙型の画像形成装置が知られている。このような装置では、装置本体で画像形成動作が施された用紙は、画像読取部と装置本体とで挟まれた排紙部の排紙トレイ上に排出される。
特開2006−58689号公報 特開2004−355019号公報
しかし、胴内排紙型の画像形成装置では、ユーザにおいて、装置の上面や側面に排紙されるタイプに比べて、画像形成後の用紙の排出先が構造的に分かり難いものとなっている。このため、画像形成後の用紙に対するアクセス性が悪いという問題があった。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであって、胴内排紙型の画像形成装置において、画像形成後の用紙に対するアクセス性を良好なものとした画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の一局面の係る画像形成装置は、画像形成部が内部に備えられた箱形の装置本体と、前記装置本体の上部に配置された画像読取部と、前記装置本体と前記画像読取部との間に設けられ、画像形成後の用紙が排出される排紙トレイを含み、該用紙の取出し用に少なくとも前方へ開放した排紙部と、前記装置本体の前面に配置され、前記排紙トレイに隣接した部分を含む装置前カバー部と、を備え、前記装置前カバー部は、前記排紙トレイに隣接した部分に、前記排紙トレイの前縁部に沿って延び、前方に向けて先下がりに傾斜した円弧傾斜面を具備し、前記円弧傾斜面は、上側輪郭を形成する上部円弧線と、下側輪郭を形成する下部円弧線とで画定される面であって、前記上部円弧線及び前記下部円弧線は、前面視で、左右方向中央位置が最も高い位置にあり、両端に向けて低くなる円弧線であることを特徴とする。
この構成よれば、所謂胴内排紙型の画像形成装置において、他の部分に比べて形状的に特異な円弧傾斜面が備えられているので、ユーザにおいて該円弧傾斜面が「目立つ面」として把握されるようになる。かかる円弧傾斜面が、装置前カバー部の排紙トレイに隣接した部分に設けられているので、排紙部(排紙トレイ)にユーザの視線を誘導させることができる。また、前記上部円弧線及び前記下部円弧線は、前面視で、左右方向中央位置が最も高い位置にあり、両端に向けて低くなる円弧線であるので、円弧傾斜面が装置前カバー部の左右幅方向に綺麗なアーチを描くような面形状となり、排紙部への指向性が高まるので、一層排紙部へのアクセス性を高めることができる。
記構成において、前記装置前カバー部は、前記画像形成部を覆い前面視で前記排紙トレイの直下に配置された開閉カバーを含み、前記開閉カバーは、該開閉カバーの周縁部よりも前方に突出した突出平面を有し、前記円弧傾斜面は、前記突出平面の上縁部と前記排紙トレイに隣接する前記開閉カバーの周縁部との間に形成されていることが望ましい。
この構成によれば、突出平面を有する開閉カバーの形状的特徴を利用して、円弧傾斜面を形成することができ、円弧傾斜面の形成のために余分なスペースを確保する必要がない。
上記いずれかの構成において、前記排紙トレイの色彩が、マンセルチャート(JIS)のマンセル値における明度で1〜5の範囲から選ばれる色彩とされていることが望ましい。
この構成によれば、排紙トレイが暗い色彩とされるので、白色の用紙とのコントラストを高めることができ、排紙トレイに排紙された用紙をユーザが認識し易くすることができる。
また、上記いずれかの構成において、前記排紙トレイの色彩と、前記装置前カバー部との色彩との明度の差が、マンセルチャート(JIS)のマンセル値における明度の差で3以上とされていることが望ましい。
この構成によれば、上記のような明度差を具備させることで、排紙トレイ(排紙部)と、装置前カバー部とのコントラストを高めることができ、一層排紙部を目立ち易くすることができる。
上記いずれかの構成において、前記円弧傾斜面若しくはその近傍に、当該画像形成装置に関する所定の情報を表示する表示部が備えられていることが望ましい。
この構成によれば、ユーザにとって目立ちやすい部分である円弧傾斜面若しくはその近傍に表示部を設けることにより、その表示情報を印象付け易くすることができる。また、表示部に型番等を表示しておくことで、故障時等においてユーザは当該装置の特定を速やかに行うことができ、ユーザとメンテナンス業者との間の連絡を円滑に行わせることができる。
本発明の画像形成装置によれば、円弧傾斜面の存在により、排紙部(排紙トレイ)にユーザの視線を誘導させることができる。すなわち、画像形成装置の前面に向かうユーザに対し、排紙部に対するアクセス性を高める視覚的効果を提供することができる。従って、ユーザにおいて、画像形成後に胴内排紙部へ排出される用紙へ、スムーズにアクセスさせることができる。
以下、本発明の具体的実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係る画像形成装置の一例である複写機1の外観を示す斜視図である。なお、図1及び他の図において、X−X方向を左右方向、Y−Y方向を前後方向、Z−Z方向を上下方向といい、特に+X方向を右方、−X方向を左方、+Y方向を前方、−Y方向を後方、+Z方向を上方、−Z方向を下方という。
複写機1は、いわゆる胴内排紙型の複写機であって、画像形成部及び給紙部が内部に備えられた箱形の装置本体10と、装置本体10の上部に配置された画像読取部20と、装置本体10と画像読取部20との間に設けられ、画像形成後の用紙が排出され、該用紙の取出し用に少なくとも前方へ開放した排紙部30とを備えている。
装置本体10の前面には、前方へ開放可能な複数の単位カバー部材が上下方向に並んで構成された装置前カバー部100が備えられている。本実施形態では、装置前カバー部100の単位カバー部材が、最上位に配置された開閉カバー11の化粧面11Fと、その下に、上下方向に積重して配置された第1〜第4給紙カセット12〜15の化粧カバー12F〜15Fとからなる例を示している。
開閉カバー11は、図1に矢印aで示しているように、その左端側を回動軸として、前方左方向に向けて開閉可能とされている。一方、第1〜第4給紙カセット12〜15は、装置本体10に対してそれぞれ前方向けて引き出し可能に装着されている。また、開閉カバー11、第1〜第4給紙カセット12〜15の各々には、これらの開放操作に用いられる取っ手部111、121、131、141、151が備えられている。
装置前カバー部100は、装置本体10の前面をその前方からみて上下方向に長い矩形の形状を有する。装置前カバー部100には、該装置前カバー部100の周縁部よりも前方に突出した突出平面101と、突出平面101の端縁から装置前カバー部100の周縁部へ向けて形成された3つの傾斜面とを備えている。3つの傾斜面は、突出平面101の上側辺部から装置前カバー部100の上周縁部へ向けて形成された円弧傾斜面102と、突出平面101の左右側辺部から装置前カバー部100の左右周縁部へ向けて形成された左傾斜面103及び右傾斜面104とからなる。
突出平面101の左右方向中央位置には、開閉カバー11の化粧面11F及び第1〜第4給紙カセット12〜15の化粧カバー12F〜15Fの全てに跨って上下方向に延びる凹部105が備えられている。凹部105は、突出平面101に対して所定深さだけ凹没された底面105Bと、該底面105Bから開口縁へ向けて開口幅を拡幅するように形成されている左右一対の傾斜面105L、105Rとを含む。
上述の取っ手部111〜151は、この凹部105内に、上下方向に並ぶように各々配置されている。また、第1〜第4給紙カセット12〜15の取っ手部121〜151の前面側には、突出平面101の色彩とは異なる色彩とされた、左右方向に細長い着色部12A、13A、14A、15Aが備えられている。また、装置前カバー部100(開閉カバー11)の上部中央位置には、エンブレム106が取り付けられている。このような装置前カバー部100の構成については、図3〜図6に基づき、後記でさらに詳述する。
画像読取部20は、排紙部30のための空間を介して、装置本体10の上部に配置されている。画像読取部20は、装置本体10の上面左側に配置された支柱部40と、装置本体10の上面後側に配置された側壁とで支持されている。この画像読取部20は、複写される原稿を原稿読み取り位置に給紙し、その後に排紙を行う自動原稿給紙ユニット20Bと、前記原稿画像を読み取る光学系を有するスキャナユニット20Aとを含む(図2)。
排紙部30は、画像読取部20で読み取られた原稿画像に基づき、装置本体10で画像形成された用紙が排紙される部位であって、排紙トレイ31と、排紙口32とを含んでいる。排紙口32は、支柱部40の右側面(排紙部30に対向する面)に設けられ、画像形成後の用紙を装置本体10から排出させる開口である。排紙トレイ31は、この排紙口32から排出される用紙を受けるための用紙受け取り面である。排紙トレイ31は、前方視で、右方から左方に向けて下方に緩く傾斜した傾斜面とされ、排紙口32に隣接する部分が最も低くされている。かかる傾斜の存在により、排紙口32から排紙トレイ31に向けて排出された用紙は、排紙口32の近傍で用紙搬送方向後端側が揃うようになる。
排紙部30の左側部に位置する支柱部40は、装置本体10の前後幅と略同じ前後幅を有している。すなわち、その前縁部(前面)が排紙トレイ31の前縁部31Fと略等しい位置に存在している。一方、画像読取部20は、その前縁部が、排紙トレイ31の前縁部31Fよりも所定長さだけ後退した位置に配置されている。
画像読取部20の前面には、操作パネル50が取り付けられている。操作パネル50は、画像読取部20の前方側であって排紙トレイ31の上方に位置する空間の一部を占拠するように配置されている。この操作パネル50と支柱部40との間には、隙間Gが設けられている。これによりユーザは、上面視において、隙間Gを介して、胴内排紙型の排紙トレイ31の一部を視認することができる。とりわけ、この隙間Gは、排紙口32のほぼ真上であって、排出された用紙の搬送方向後端側が揃う排紙トレイ31の最も低くなる位置に対応していることから、ユーザは、排紙トレイ31に用紙が存在しているか否か、乃至は用紙が排出されつつある状況等を確実に目視することができる。
操作パネル50は、ユーザからの各種の操作指示、設定指示を受け付けるためのものである。ここでは、各種複写動作の設定等を入力するための操作ガイド情報等を表示すると共に、種々の操作ボタン等が表示される液晶表示器(LCD)等からなる操作表示部51と、ユーザが印刷実行指示を入力するためのスタートキー52とを図示している。この他に、印刷部数等の入力を受け付けるテンキー等が備えられている。
続いて、複写機1の内部構成について説明する。図2は、複写機1の内部構成を概略的に示す断面図である。上述したように、複写機1は、支柱部40を上面に有する装置本体10、画像読取部20、排紙部30及び操作パネル50を含む。そして、装置本体10の内部には、給紙部60、画像形成部70及び定着部80が備えられている。
画像読取部20は、スキャナユニット20Aと、その上に配置された自動原稿給紙ユニット20Bとからなる。スキャナユニット20Aは、原稿に光を照射する露光ランプを具備する移動枠体21をその内部に含む。この他、図示は省略しているが、スキャナユニット20Aには、原稿からの反射光を光電変換して画像データを生成するCCD(Charge Coupled Device)センサや、このCCDセンサに前記反射光を導くための光学系等が内蔵されている。さらに、スキャナユニット20Aの上面には、載置原稿の読み取り用の第1プラテンガラス22と、自動給紙される原稿の読み取り用の第2プラテンガラス23とが備えられている。
自動原稿給紙ユニット20Bは、読み取るべき原稿を貯留する給紙トレイと、読み取り後の原稿を受ける排出部とを含む。自動原稿給紙ユニット20Bは、その内部に備えられている原稿搬送機構の動作により、前記給紙トレイから原稿を第2プラテンガラス23の原稿読み取り位置へ給送するとともに、読み取り後の原稿を排出部へ排出する。
装置本体10の給紙部60は、画像形成部70に対して用紙(記録紙)の給紙を行うものである。給紙部60は、上述の第1〜第4給紙カセット12〜15に各々対応し、各サイズの用紙が収納される第1〜第4給紙貯留部120〜150と、装置本体10の右側方部に開閉自在に装着された手差しトレイ16からなる手差し給紙部160とを備える。図示は省略しているが、第1〜第4給紙貯留部120〜150には、用紙束の位置決めを行うカーソルや、用紙束を弾発的に持ち上げて後述のピックアップローラ621〜624に最上位の用紙を当接させるリフタなどが備えられている。
このような給紙部60から、画像形成部70及び定着部80を通り、排紙口32へ至る経路には、用紙を搬送するための用紙搬送路が設けられている。かかる用紙搬送路は、第1〜第4給紙貯留部120〜150から画像形成部70へ至る第1用紙搬送路611、手差し給紙部160から画像形成部70へ至る第2用紙搬送路612、及び画像形成部70から排紙口32へ至る第3用紙搬送路613を含む。
第1〜第4給紙貯留部120〜150の用紙取り出し側の上部には、収納されている用紙を1枚ずつ取り出すためのピックアップローラ621、622、623、624と、その下流側に配置された給紙ローラ対631、632、633、634とがそれぞれ備えられている。給紙ローラ対631、632、633、634は、抽出された用紙を第1用紙搬送路611に送り込むためのものである。
第1用紙搬送路611には、用紙を画像形成部70へ向けて搬送する搬送ローラ対641、642、643、644が備えられている。また、第2用紙搬送路612には、手差しされた用紙を取り入れる給紙ローラ635と、この手差し用紙を画像形成部70へ向けて搬送する搬送ローラ対645とが備えられている。さらに、第1用紙搬送路611の終端位置には、用紙を画像形成部70の手前で待機させるためのレジストローラ対65が設けられている。第3用紙搬送路613の終端位置には、用紙を排紙部30に向けて搬送(排出)する排出ローラ対66が配置されている。この排出ローラ対66に沿うように、排紙口32が設けられている。
画像形成部70は、画像読取部20で得られた原稿の画像データに基づき、給紙部60から搬送されてくる用紙にトナー像を転写する処理を施す。画像形成部70は、軸回りに回転可能に設けられた感光体ドラム71と、この感光体ドラム71の周面に沿うように配置された帯電器72、露光装置73、現像装置74、転写ローラ75及びクリーニング装置76とを含んでいる。
感光体ドラム71は、その周面に静電潜像、及びこの静電潜像に沿ったトナー像を形成させるためのものである。感光体ドラム71としては、周面にアモルファスシリコン層が積層されたアモルファスシリコン感光体ドラムが好適である。
帯電器72は、ドラム心回り時計方向に回転している感光体ドラム71の周面に一様な電荷を形成する。帯電器72としては、コロナ放電によって感光体ドラム71の周面に電荷を付与する方式のものを用いることができる。この他、その周面が感光体ドラム71の周面と当接しながら従動回転しつつ、感光体ドラム71に電荷を付与する帯電ローラを採用してもよい。
露光装置73は、前記画像データに基づき強弱が付与されたレーザ光を、回転している感光体ドラム71の周面に照射する。感光体ドラム71周面のレーザ光が照射された部分は、電荷が消去され、これによって当該感光体ドラム71の周面にレーザ光照射パターンに応じた静電潜像が形成される。
現像装置74は、感光体ドラム71の周面に、内蔵する現像ローラを介してトナーを供給する。感光体ドラム71にトナーが供給されると、前記静電潜像が形成された部分にトナーが付着し、これによって感光体ドラム71の周面にトナー像が形成される。現像装置74には図略のトナー容器が着脱可能に装着されており、現像装置74内のトナーが費消されると、このトナー容器からトナーが補給される。
転写ローラ75は、感光体ドラム71とニップ部を構成し、そのニップ部に送り込まれた用紙に対し、当該感光体ドラム71の周面に形成されているトナー像を転写させる。感光体ドラム71周面のトナー像は、プラスに帯電している。一方、転写ローラ75は、トナー像の電荷と逆極性であるマイナスの電荷を用紙に付与する。プラスに帯電した感光体ドラム71周面のトナー像は、マイナスに帯電された用紙の表面に向けて引き剥がされ、用紙に転写される。
クリーニング装置76は、転写処理後の感光体ドラム71の周面に残留しているトナーを取り除いて清浄化する。このクリーニング装置76によって清浄化された感光体ドラム71の周面は、次の画像形成処理のために再び帯電器72へ向かうことになる。
定着部80は、画像形成部70によってトナー像の転写処理が施された用紙に、加熱による定着処理を施す。定着部80は、内部に通電発熱体が装着されたヒートローラ81と、このヒートローラ81と周面同士が対向配置された加圧ローラ82とを備えている。転写処理後の用紙は、駆動回転される81と、ヒートローラ81と反対方向に従動回転する加圧ローラ82との間のニップ部を通過することによって、ヒートローラ81からの熱を得て定着処理が施される。定着処理が施された用紙は、第3用紙搬送路613及び排出ローラ対66を経て排紙部30へ排出される。
続いて、装置前カバー部100の詳細構成を、図3〜図6に基づき説明する。図3は、図1に示した複写機1の装置前カバー部100の上方及び排紙部30付近の部分を拡大した正面斜視図である。上述した通り、装置前カバー部100は、突出平面101と、その周囲に形成された3つの傾斜面、すなわち円弧傾斜面102、左傾斜面103及び右傾斜面104を有している。また、突出平面101の左右方向中央位置には凹部105が設けられ、該凹部105に取っ手部111〜151が上下方向に整列して配置されている。
突出平面101は、装置前カバー部100の周縁形状と同様に、前方からみて上下方向に長い矩形の形状を有している(図1参照)。突出平面101の面形状は、平面若しくは僅かな凸面若しくは凹面とされる。
円弧傾斜面102、左傾斜面103及び右傾斜面104は、突出平面101の上側辺部、左右側辺部から、それぞれ後方へ向けて延びる傾斜面である。かかる傾斜面の傾斜角度は、突出平面101(平面と仮定)との交差角が30度〜70度程度の範囲から選ばれることが望ましい。また、円弧傾斜面102、左傾斜面103及び右傾斜面104の幅は、突出平面101の突出感が視覚的に認識され易いよう相当の幅を有していることが望ましい。例えば、左傾斜面103及び右傾斜面104の幅は、装置前カバー部100の前面視において、突出平面101の左右方向の幅を1とするとき、各々0.05〜0.3程度の左右方向幅を具備していることが望ましい。円弧傾斜面102の上下方向幅もまた、これらと同程度の幅を有していることが望ましい。勿論、円弧傾斜面102、左傾斜面103及び右傾斜面104の傾斜角及び幅は相互に異なっていても良く、同一とされていても良い。
円弧傾斜面102、左傾斜面103及び右傾斜面104は、立方体の角部を削り落として形成される所謂「C面」とすれば良いが、C面に近似する形状としても良い。図4に、採用可能な傾斜面のバリエーションを示す。図4(a)は、円弧傾斜面102の輪郭を形成する上部円弧線C1と下部円弧線C2との間の断面を示している。図4(a)は、所謂「C面」を示し、排紙トレイ31の前縁部31Fに隣接する上部円弧線C1から、下部円弧線C2の方向へ、直線的に先下がりに傾斜する傾斜面を示している。
図4(b)〜(g)は、C面に近似する傾斜面を例示している。図4(b)は、直線的な傾斜面(図中に点線で図示。以下同じ)に対して僅かに窪んだ凹曲面の傾斜面を示す。図4(c)は、直線的な傾斜面に対して僅かに膨らんだ凸曲面の傾斜面を示す。図4(d)は、凸曲面と凹曲面とが連接された凹凸曲面の傾斜面を示す。図4(e)は、途中に段差部が設けられた、直線的な傾斜面を示す。図4(f)は、直線と凹曲面とが連接された傾斜面を示す。図4(f)は、波形曲面の傾斜面を示す。円弧傾斜面102の傾斜形状として、また左傾斜面103及び右傾斜面104の傾斜形状として、図4(a)〜(g)に例示した形状、或いはこれらに類似する形状を採用することができる。
円弧傾斜面102は、排紙トレイ31の直下に位置している開閉カバー11(化粧面11F)の上部に設けられている。円弧傾斜面102は、開閉カバー11の上周縁部に、その上側輪郭を形成する上部円弧線C1を有し、突出平面101の上縁部に、その下側輪郭を形成する下部円弧線C2を有する円弧面である。上部円弧線C1及び下部円弧線C2は、緩やかな曲率の円弧線であって、前面視で、左右方向中央位置が最も高い位置にあり、両端に向けて低くなる円弧線である。
一方、左傾斜面103は、装置前カバー部100の左周縁部に沿って上下方向に延びる外側直線C3と、突出平面101の左縁部に沿って上下方向に延びる内側直線C4とによって輪郭が形成されている。右傾斜面104も同様である。なお、図1に示したように、左傾斜面103及び右傾斜面104は、開閉カバー11の化粧面11F及び第1〜第4給紙カセット12〜15の化粧カバー12F〜15Fの左右側部全てに跨って上下方向に延びている。
このように、本実施形態の装置前カバー部100は、排紙トレイ31に隣接した部分に、排紙トレイ31の前縁部31Fに沿って延び、前方に向けて先下がりに傾斜した円弧傾斜面102を具備している。かかる円弧傾斜面102の輪郭を形成する上部円弧線C1及び下部円弧線C2は、装置本体10の前面視の造形において、ほとんど唯一の曲線となる。すなわち、装置本体10の外形輪郭、開閉カバー11と第1給紙カセット12との間の嵌合ライン、第1〜第4給紙カセット12〜15間の嵌合ラインは直線的なものであり、また左傾斜面103及び右傾斜面104も外側直線C3と内側直線C4とで輪郭が形成されている。
このような造形において、円弧傾斜面102だけが排紙部30に向けて凸形状とされた曲線形状を有している。このことは、複写機1の前面に向かうユーザに対し、排紙部30に対するアクセス性を高める視覚的効果を提供する。すなわち、排紙部30は胴内排紙型のものであって、上面や側面排紙タイプに比べて画像形成後の用紙の排出先が構造的に分かり難いきらいがあるが、他部に比べて特異な円弧形状面が排紙部30に隣接して与えられていることで、排紙部30に視線を誘導させる効果が招来される。
しかも、円弧傾斜面102は、前方に向けて先下がりの傾斜面であるので、通常の天井照明下のオフィス等では、ユーザは円弧傾斜面102の部分について前記照明の正反射光付近の明るい反射光を認識することが多い。一方、突出平面101をはじめ、他の部位については、ユーザは専ら拡散反射光を認識することとなる。上述の円弧形状面の造形的効果と、かかる反射光の効果とが相俟って、円弧傾斜面102がユーザにおいて「目立つ面」として把握されるようになり、排紙部30へのアクセス性が一層高められる。
円弧傾斜面102における「円弧」は、完全な円弧のみを指すのではなく、円弧に類するものも含む。また、円弧傾斜面102は排紙部30(排紙トレイ31)へのアクセス性を高める趣旨で設けられるものであるので、少なくとも排紙トレイ31の前縁部31Fに近接して円弧又はこれに類する輪郭線を備えていれば良い。
図5に、円弧傾斜面102の形状のバリエーションを示す。図5(a)は、図1において例示している円弧傾斜面102の形状を示している。図5(a)のものは、上部円弧線C1及び下部円弧線C2の双方が、上方(排紙トレイ31へ向かう方向)に凸の曲線とされたメニスカス形状の円弧傾斜面102である。なお、円弧傾斜面102の測辺の形状は任意であり、左傾斜面103及び右傾斜面104との連接を考慮して適宜な直線、曲線乃至はR面として良い。
図5(b)〜(e)は、「円弧」面に類する形状を例示している。図5(b)は、上部円弧線及び下部円弧線の双方が、その中央部分が直線的で、両端部分が曲線とされた円弧面を示す。図5(c)は、上方が円弧線である一方で下方が直線とされた面形状を示す。図5(d)は、上部円弧線より下部円弧線の方が半径の小さい曲線とされた円弧面を示す。図5(e)は、上方が上向きの円弧線である一方で下方が上向きの円弧線とされた面形状を示す。この他、上部円弧線C1が、左右方向中央位置が最も高い位置となっていない円弧線とされていても良く、例えば排紙トレイ31の最も低い部分に対応する位置が最も高い位置とされている円弧線としても良い。
次に、取っ手部111、121、131、141、151は、装置前カバー部100(突出平面101)の左右方向中央位置に、上下方向に整列して配置されている(図1参照)。これらの取っ手部111〜151は、同じく突出平面101の左右方向中央位置に掲載された凹部105を利用し、実質的に突出平面101より前方に突出することなく設けられている。これにより、複写機1の投影面積が抑制されている。
凹部105は、第1〜第4給紙カセット12〜15の化粧カバー12F〜15Fの左右方向中央部分の所定幅を、その上下の厚さ方向全体に亘り凹没させると共に、開閉カバー11の化粧面11Fの左右方向中央部分の所定幅を、その下縁部において凹没(凹没部11B)させて形成されている。凹部105の底面105Bの深さは、ユーザが無理なく手を差し入れることが可能な深さとされる。
凹部105の傾斜面105L、105Rは、凹部105の上下方向全長に亘って形成された、左傾斜面103及び右傾斜面104と平行な傾斜面である。左傾斜面103及び右傾斜面104に加えて、この凹部105に備えられた一対の傾斜面105L、105Rが存在することで、取っ手部111〜151が整列配置されている突出平面101の左右方向中央位置が視覚的に一層強調されている。
開閉カバー11の取っ手部111は、その下縁部の凹没部11Bに設けられた引っ掛かり部112からなる。この引っ掛かり部112は、凹没部11Bの上壁面の一部を窪ませて、指を差し入れることが可能とされていると共に、指が引っ掛かる凸条が設けられてなる。なお、この取っ手部111に、開閉カバー11の開閉操作のロックレバーを設けても良い。
これに対し、第1〜第4給紙カセット12〜15の化粧カバー12F〜15Fに設けられる取っ手部121〜151は、上方向からの把持、並びに下方向からの把持の双方が可能なグリップバーからなる。これによりユーザは、取っ手部121〜151を順手若しくは逆手のいずれでも握ることができ、例えば車椅子に搭乗したユーザであっても、自身の身体的特性に応じてグリップ部を握ることができる。
図3に基づき、第1給紙カセット12の取っ手部121について説明する。なお、他の取っ手部131、141、151も、以下と同様の構成とされている。取っ手部121は、左右のリブ部122L、122Rと、バー部123と、空洞部124とを含む。ここでは、取っ手部121が、第1給紙カセット12の上下の厚さ方向中央位置に設けられている例を示しているが、上寄り、又は下寄りに配置しても良い。
リブ部122L、122Rは、凹部105の傾斜面105L、105Rから互いに向き合う方向に突設され、バー部123の機械的強度を向上させるためのものである。バー部123は、凹部105の左右開口縁を橋絡するよう左右方向に延び、その前面が突出平面101と略面一とされた棒状部材である。空洞部124は、バー部123の背面に存在し、ユーザが上方向又は下方向から指を差し入れることを許容する空間部である。
バー部123の前面には、突出平面101と異なる色彩とされた着色部12Aが備えられている。この着色部12Aは、円弧傾斜面102、左傾斜面103及び右傾斜面104の視覚的効果に加えて、取っ手部121の前面の色彩の違いに基づき、ユーザに、取っ手部121の位置を明確に視認させるためのものである。従って、着色部12Aの色彩は、他の部分の色彩に比べて大きく異なっていることが望ましく、例えば着色部12Aの色彩と、突出平面101の他の部分の色彩との明度の差が、マンセルチャート(JIS)のマン
セル値における明度の差で3以上とされていることが望ましい。これにより、着色部12Aの明認性を向上させることができる。なお、他の着色部13A〜15Aも同様である。
このような取っ手部121を、ユーザは上方向若しくは下方向から把持して、前方へ引くことにより、第1給紙カセット12を装置本体10から引き出すことができる。第2〜第4給紙カセット13〜15についても同様である。なお、取っ手部121〜151に、引き出し操作のロックレバーを設けても良い。
第1給紙カセット12の化粧カバー12Fの右端側には、当該カセットの段数や収納されている用紙サイズを表示するカセット表示部125が備えられている。前記段数は、例えばユーザが、操作パネル50にて給紙カセットをマニュアルで選択する際の識別子として用いられる数字である。
円弧傾斜面102の左右方向中央位置付近には、製造メーカ名乃至はブランドを表示するエンブレム106(表示部)が取り付けられている。なお、エンブレム106に代えて、他の情報を表示する表示板としても良い。或いは、この位置に透視窓を設け、例えば装置本体10内に装着されているトナー容器の一部を表示させるようにしても良い。このように、ユーザにとって目立ちやすい部分である円弧傾斜面102若しくはその近傍に、複写機1に関する所定の情報を表示する表示部を設けることにより、その表示情報を印象付け易くすることができる。
以上の通り構成された複写機1によれば、装置前カバー部100に突出平面101、その周囲に形成された円弧傾斜面102、左傾斜面103及び右傾斜面104、さらには凹部105の傾斜面105L、105Rを備えることで、装置前カバー部100に存在する取っ手部111〜151の視認性が良好なものとなる。
図6(a)は、特段目立つ傾斜面を具備していない平坦な装置前カバー部100’の、前方視の模式的な平面図である。この場合、複写機1の前面に、装置前カバー部100’という広い平面が単に存在している、という印象だけを看者に与えがちになる。このため、給紙カセットの取っ手部121’〜151’が装置前カバー部100’に存在していても、これらに対するアクセス性は良いとは言えない。また、開閉カバーの取っ手部は装置前カバー部100’の平面に埋没し、その位置が把握しづらい傾向がある。
一方、図6(b)に示すように、円弧傾斜面102、左傾斜面103及び右傾斜面104という3つの傾斜面で周囲を囲まれた突出平面101を形成することで、装置前カバー部100という平面の中にもう一つの平面が浮き出すように存在している視覚的効果を創出することができる。このことは、ユーザの視線を装置前カバー部100の中央部分に集め易くする。
そして、このような中央部分に取っ手部111〜151が上下方向に整列して配置されていることから、ユーザはこれを認識し易くなり、取っ手部111〜151に対するアクセス性を高めることができ、ひいては用紙補給時やジャム処理時等における操作性を向上させることができる。かかる効果は、取っ手部111〜151の整列方向に傾斜面105L、105Rが備えられていること、並びに着色部12A〜15Aが備えられていることで一層強調される。また、3つの傾斜面を具備させることで、複写機1が視覚的にコンパクトである印象を与えることができ、オフィス空間等において複写機1が占める存在感を軽減でき、広々とした空間印象を提供できるようになる。
以上、本発明の実施形態に係る複写機1を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば次のような実施形態を取ることができる。
(1)上記の実施形態においては、画像形成装置の一例として複写機1を例に挙げて説明した。言うまでもなく、本発明は、プリンタ、ファクシミリ装置又はこれらの複合機等の他の画像形成装置にも適用することができる。
(2)複写機1の色彩に関し、例えばアイボリー等の単色としても良いが、胴内排紙型の排紙部30を目立ち易くする配色とすることが望ましい。図7は、排紙部30の視認性を色彩的に向上させた複写機1Aを示す斜視図である。ここでは、排紙部30(排紙トレイ31)、支柱部40、操作パネル50及び装置本体10の左エッジ部10Lの色彩を、その他の部分に比べて濃い(暗い)色彩にした例を示している。このようにすれば、2トーンの色彩でデザイン性が高まるだけでなく、胴内排紙型で構造的に目立ちにくい排紙部30を、上記円弧傾斜面102の形状効果に加えて、色彩的にも目立ち易くすることができる。
この場合、排紙トレイ31の色彩が、マンセルチャート(JIS)のマンセル値における明度で1〜5の範囲から選ばれる色彩とされていることが望ましい。排紙トレイ31を、このような暗い色彩とすることで、白色の用紙とのコントラストを高めることができ、排紙トレイ31に排紙された用紙をユーザが認識し易くすることができる。
また、図7において、排紙トレイ31、支柱部40、操作パネル50及び装置本体10の左エッジ部10Lの色彩と、装置前カバー部100との色彩との明度の差が、マンセルチャート(JIS)のマンセル値における明度の差で3以上とされていることが望ましい。このような明度差を具備させることで、排紙部30の近辺と、装置前カバー部100とのコントラストを高めることができ、一層排紙部30を目立ち易くすることができる。
(3)上記の実施形態では、取っ手部121〜151に着色部12A〜15Aを設ける例を示した。しかし、この着色部12A〜15Aは省いても良い。逆に、着色部12A〜15Aに加えて、開閉カバー11の取っ手部111の近傍にも同様な着色部を設けるようにしても良い。
(4)上記の実施形態では、円弧傾斜面102、左傾斜面103及び右傾斜面104の、3つの傾斜面で周囲を囲まれた突出平面101を例示した。これに加えて、突出平面101の下測辺部から装置前カバー部100の下周縁部に向けて延びる第4の傾斜面を具備させるようにしても良い。
本発明に係る画像形成装置の一例である複写機の外観を示す斜視図である。 複写機の内部構成を概略的に示す断面図である。 図1に示した複写機の、装置前カバー部の上方及び排紙部付近の部分を拡大した正面斜視図である。 傾斜面のバリエーションを示す模式図である。 円弧傾斜面のバリエーションを示す模式図である。 取っ手部へのアクセス性を説明するための模式図である。 変形実施形態に係る複写機の外観を示す斜視図である。
1 複写機
10 装置本体
100 装置前カバー部
101 突出平面
102 円弧傾斜面
103 左傾斜面
104 右傾斜面
105 凹部
105B 底面
105L、105R (凹部の)傾斜面
106 エンブレム(表示部)
11 開閉カバー
11F 化粧面
12〜15 第1〜第4給紙カセット
12F〜15F 化粧カバー
12A〜15A 着色部
111、121、131、141、151 取っ手部
20 画像読取部
30 排紙部
31 排紙トレイ
31F 前縁部
40 支柱部
50 操作パネル
C1、C2 円弧線

Claims (5)

  1. 画像形成部が内部に備えられた箱形の装置本体と、
    前記装置本体の上部に配置された画像読取部と、
    前記装置本体と前記画像読取部との間に設けられ、画像形成後の用紙が排出される排紙トレイを含み、該用紙の取出し用に少なくとも前方へ開放した排紙部と、
    前記装置本体の前面に配置され、前記排紙トレイに隣接した部分を含む装置前カバー部と、を備え、
    前記装置前カバー部は、前記排紙トレイに隣接した部分に、前記排紙トレイの前縁部に沿って延び、前方に向けて先下がりに傾斜した円弧傾斜面を具備し、
    前記円弧傾斜面は、上側輪郭を形成する上部円弧線と、下側輪郭を形成する下部円弧線とで画定される面であって、
    前記上部円弧線及び前記下部円弧線は、前面視で、左右方向中央位置が最も高い位置にあり、両端に向けて低くなる円弧線であることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記装置前カバー部は、前記画像形成部を覆い前面視で前記排紙トレイの直下に配置された開閉カバーを含み、
    前記開閉カバーは、該開閉カバーの周縁部よりも前方に突出した突出平面を有し、
    前記円弧傾斜面は、前記突出平面の上縁部と前記排紙トレイに隣接する前記開閉カバーの周縁部との間に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記排紙トレイの色彩が、マンセルチャート(JIS)のマンセル値における明度で1〜5の範囲から選ばれる色彩とされていることを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の画像形成装置。
  4. 前記排紙トレイの色彩と、前記装置前カバー部との色彩との明度の差が、マンセルチャート(JIS)のマンセル値における明度の差で3以上とされていることを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記円弧傾斜面若しくはその近傍に、当該画像形成装置に関する所定の情報を表示する表示部が備えられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
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