JP4938930B2 - カード決済装置、カード決済方法、カード決済プログラム、およびカード決済プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

カード決済装置、カード決済方法、カード決済プログラム、およびカード決済プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、電話を用いた商品購入またはサービス提供の注文の際、顧客のクレジットカードまたはデビットカードによって決済をするカード決済方法、カード決済方法をコンピュータに実行させるプログラム、およびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、通信販売が盛んになり、電話やインターネットを用いて商品やサービスの注文をおこなうことができるようになってきた。商品やサービスの代金支払いの決済方法として、インターネットを離礁した場合には、多くの決済方法が存在する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、電話の場合、クレジットカードもしくは振込みのみに限られて、即時決済手法がないという問題点があった。また、クレジットカードでは会員番号を通販会社へ連絡しなければならず、利用者にとってはその番号を悪用されるのではないかという不安がつきまとうという問題点があった。
【0004】
さらに、コンピュータが使えたとしてもワープロやメールのみの人がほとんどであり、決済までおこなう人は少なく、現状では電話による申し込みに頼らざるを得ないのが実状である。実際に、通信販売などでは、電話による注文が主流でインターネット利用は全体の1%にも達しないとされている。
【0005】
さらにまた、一般的に、顧客にとって対話による決済のほうが心理的により安心感を与えることができるものである。
【0006】
この発明は、これらの問題点を解決するものであって、電話を利用した通信販売において簡易にかつ安全にカードを用いた即時決済をすることが可能なカード決済方法、カード決済方法をコンピュータに実行させるプログラム、およびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決し、目的を達成するため、上記の発明にかかるカード決済方法は、電話を用いた商品購入またはサービス提供の注文の際、顧客のクレジットカードまたはデビットカードによって決済をするカード決済方法において、前記顧客からの電話による商品購入またはサービス提供の受注をおこなったのち、前記クレジットカードまたはデビットカードのカード情報によって前記商品購入またはサービス提供にかかる決済をおこなうカード決済システムへ前記顧客からの電話を転送することを特徴とする。
【0008】
この発明によれば、電話による受注と決済を異なる者またはシステムにおこなわせることができ、受注とカード決済が同一の者(システム)であることによる弊害(不正行為)を防止することができる。
【0009】
また、この発明にかかるカード決済方法は、上記の発明において、前記カード決済システムが、電話の転送元からの電話の転送を受ける際に、前記商品購入またはサービス提供にかかる金額情報、および前記顧客を確認するためのカード決済システム用の決済開始識別情報を受信し、前記カード決済システム用の決済開始識別情報と、前記顧客から通知された、前記転送元から前記顧客へ通知された顧客用の決済開始識別情報とが一致するかを判断したのち、前記商品購入またはサービス提供にかかる決済を開始することを特徴とする。
【0010】
この発明によれば、電話の転送が確実におこなわれたことをカード決済システムおよび注文者(顧客)が確認することができるとともに、カード決済システムが注文者を、注文者がカード決済システムを互いに容易に特定することができる。
【0011】
また、この発明にかかるカード決済方法は、上記の発明において、前記カード決済システムが、前記決済が完了したのち、決済が完了したことを示す決済完了識別情報を前記顧客へ通知するとともに、前記転送元に前記決済完了識別情報を送信することを特徴とする。
【0012】
この発明によれば、決済が完了したことを受注者および注文者に容易に知らしめることができるとともに、注文者が電話の転送が確実におこなわれたことを確認することができる。
【0013】
また、この発明にかかるカード決済方法は、上記の発明において、前記カード決済システムが、前記決済が完了したのち、前記転送された電話を前記転送元へ再度転送することを特徴とする。
【0014】
この発明によれば、決済が完了したのち、電話をかけ直すことなく、再度、注文者と受注者との間でコミュニケーションを取ることができる。
【0015】
また、この発明にかかるカード決済方法は、上記の発明において、前記カード決済システムが、前記決済が完了したのち、決済がおこなわれた旨を前記顧客へ通知することを特徴とする。
【0016】
この発明によれば、顧客が、決済がおこなわれたことを再度確認することができ、第三者による不正な決済行為がおこなわれたことを早期に知ることができる。
【0017】
また、この発明にかかるカード決済方法は、上記の発明において、前記カード決済システムが、決済がおこなわれた旨の電子メールを前記顧客のメールアドレスへ送信することを特徴とする。
【0018】
この発明によれば、顧客が、決済がおこなわれた通信手段(電話)とは異なる手段(電子メール)によって決済がおこなわれたことを再度確認することができ、電話による顧客のなりすましによる第三者の不正な決済であっても早期に知ることができる。
【0019】
また、この発明にかかるカード決済方法は、上記の発明において、音声応答装置であることを特徴とする。
【0020】
この発明によれば、より効率的に決済処理をおこなうことができる。
【0021】
また、この発明にかかるプログラムは、上記の方法をコンピュータに実行させることができる。
【0022】
また、この発明にかかるコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、上記のプログラムを記録したことを特徴とする。
【0023】
この発明によれば、上記の方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したことで、そのプログラムをコンピュータ読み取り可能となり、これによって、上記の動作をコンピュータによって実現することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、この発明にかかるカード決済方法、カード決済方法をコンピュータに実行させるプログラム、およびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0025】
〔実施の形態1〕
(カード決済方法の概要)
まず、この発明にかかるカード決済方法の概要について説明する。図1は、この発明の本実施の形態にかかるカード決済方法の概要を示すブロック図である。図1において、顧客101は、電話機111を用いて、通販などの注文受付センター102へ電話をかけ、商品などの注文をおこなう(ステップ▲1▼)。
【0026】
そして、注文した商品などの代金の支払いにクレジットカードあるいはデビットカードを用いる場合に、通販などの注文受付センター102のPBX112は、顧客101からの電話を、クレジットカードあるいはデビットカードによる決済をおこなう金融機関デビットセンター103ーへ転送する(ステップ▲2▼)。
【0027】
金融機関デビットセンター103によって決済が完了すると、金融機関デビットセンター103のPBX113は、顧客101からの電話を、必要に応じて通販などの注文受付センター102へ転送しなおす(ステップ▲3▼)。
【0028】
このような処理を繰り返すことによって、電話によってカードを用いた決済をより確実かつ安全におこなうことができる。なお、電話機111は、固定電話機に限らず、携帯電話機(PHSも含む)であってもよい。また、PBX112,113は、電話伝送機構であってもよい。
【0029】
また、電話機111と通販などの注文受付センター102のPBX112との間は一般通信回線であり、通販などの注文受付センター102のPBX112と金融機関デビットセンター103のPBX113との間は、専用線による通話回線である。PBX112とPBX113との間を一般回線を使用する場合は、暗号化処理をするとよい。
【0030】
このように、広範に普及している電話を利用し、かつ注文受付センター102に口座番号(基本的に銀行口座)あるいはクレジットカード番号を伝えずに、即時決済することができる。考え方の底流は、ITをバックで使用した、現状のインターネットを用いた決済では実現できない、いわゆる「人の温もり」が感じられる決済方法である。
【0031】
上記決済処理を進めやすくするために、顧客101との対話は人(後述するコミュニケーター(電話オペレーター)250)がおこなうようにするとさらによい。顧客101側のちょっとしたミスや言い間違えにもコンピュータと異なり杓子定規にならず、適切にフォローをすることできる。また、顧客101の言い淀みや、躊躇も直接認識することができるので、不正利用防止にも役立てることができる。
【0032】
また、不正への対応として、利用対象先(金融機関から見て契約先)を物品販売のみとし、直接現金を入手できない業種とするのがのぞましい。また、インターネットと違って、電話では経路が限定されるため、銀行への電話転送時に不正の働く場合、疑わしい箇所と対象者を容易に限定することができる。
【0033】
また、金融機関との回線が限定されるため、通販会社になりすますことは難しい。また、銀行になりすますことは、通販会社と結託したパスワード入手が目的となるが、顧客101の住所や金融機関の取引支店を連絡することで容易に防止することができる。
【0034】
また、本人のなりすましに対しては、パスワードとカード裏面を利用した複数箇所の値(数字・番号)チェックで対応することができる。また、親族など身近なものがパスワードを本人から入手し、かつカード裏面をメモした場合、なりすましが可能となるが、本人に取引の都度メールを送ることで防止する。また月間の利用限度額を20万円以内とするなどの措置を同時におこない、なりすますメリットを下げ、それによって不正行為を防止することができる。
【0035】
(注文受付センターの構成)
つぎに、注文受付センター102の構成について説明する。図2は、この発明の本実施の形態にかかるカード決済方法における注文受付センター102の構成を示すブロック図である。
【0036】
図2において、通販などの注文の受付をおこなう注文受付センター102は、音声応答などによって注文の受付をおこなうコールデビットクライアント(装置)200を備え、機能的には、注文受付部201と、決済開始連絡部202と、決済番号突合部203とから構成される。また、コールデビットクライアント(装置)200に代えてあるいはコールデビットクライアント(装置)200に加えて、コミュニケーター250、すなわち電話オペレーターが注文受付業務をおこなうようにしてもよい。
【0037】
コールデビットクライアント(装置)200は、後述するコールデビットサーバ311と専用線によるデータ回線あるいは装置間で暗号化されたインターネット回線によって接続され、注文受付部201、決済開始連絡部202、決済番号突合部203の各機能を実現する。コールデビットクライアント(装置)200は、パーソナル・コンピュータあるいはワークステーションなどの情報処理装置で構成されている。
【0038】
そして、図示は省略するが、少なくとも、装置全体の制御をおこなうCPUと、CPUのワークエリアとしてのRAMと、ブートプログラムなどの各種プログラムを記憶するROMと、各種プログラム、データを記憶するハードディスク、外部装置とのデータの送受信をおこなうI/Fなどを備えている。
【0039】
注文受付部201は、顧客101からの電話による注文(購入の申し込み)の受付をおこなう。また、注文受付部201は、顧客101に対して、決済方法をどのようにするかの問い合わせをおこなう。
【0040】
決済開始連絡部202は、顧客101からのクレジットカードあるいはデビットカードによる決済を希望する旨の通知を受ける。また、決済開始連絡部202は、コールデビットサーバ311へ、上記顧客101の決済金額に関する情報を通知し、コールデビットサーバ311からその決済の際に必要となる決済開始番号(詳細は後述する)に関する情報を受信する。そして、受信した決済開始番号を顧客101へ通知する。その後、決済開始連絡部202は、金融機関デビットセンター103へ顧客101から受けた電話の転送処理をおこなう。
【0041】
決済番号突合部203は、決済の完了にともなう、金融機関デビットセンター103から決済番号(詳細は後述する)に関する情報を受信する。そして、金融機関デビットセンター103から電話の転送を受け、顧客101へ上記決済番号を伝えて、金融機関デビットセンター103からの番号と突き合わせをする。なお、注文受付部201、決済開始連絡部202、決済番号突合部203の詳細な動作処理の内容については後述する。
【0042】
(金融機関デビットセンターの構成)
つぎに、金融機関デビットセンター103の構成について説明する。図3は、この発明の本実施の形態にかかるカード決済方法における金融機関デビットセンター103の構成を示すブロック図である。
【0043】
図3において、金融機関デビットセンター103は、コールデビットシステム301と、認証システム302とを備えている。コールデビットシステム301は、コールデビットサーバ311を備え、機能的には、決済情報受付部303と、決済結果情報通知部304と、電子メール送信部305とから構成される。また、認証システム302は、認証サーバ312を備え、機能的には、基本情報検索部306と、本人認証部307と、カード保持認証部308と、決済部309とから構成される。
【0044】
コールデビットサーバ311および認証サーバ312は、金融機関デビットセンター103内のみの閉域LANもしくは専用線で接続されている。また、コールデビットサーバ311は、専用線によるデータ回線あるいは装置間で暗号化されたインターネット回線によってコールデビットクライアント200と接続されている。また、コールデビットサーバ311および認証サーバ312は、コールデビットクライアント(装置)200と同様に、パーソナル・コンピュータあるいはワークステーション、またはメインフレームなどの情報処理装置で構成されている。
【0045】
そして、図示は省略するが、少なくとも、装置全体の制御をおこなうCPUと、CPUのワークエリアとしてのRAMと、ブートプログラムなどの各種プログラムを記憶するROMと、各種プログラム、データを記憶するハードディスク、外部装置とのデータの送受信をおこなうI/Fなどを備えている。
【0046】
これらのハードウエア構成によって、コールデビットサーバ311は、決済情報受付部303、決済結果情報通知部304、電子メール送信部305の各機能を実現する。同様に、認証サーバ312は、基本情報検索部306、本人認証部307、カード保持認証部308の各機能を実現する。
【0047】
決済情報受付部303は、決済金額など決済に関する情報を注文受付センター102から受け付け、決済開始番号を注文受付センター102へ通知する。また、決済情報受付部303は、顧客101から連絡される決済開始番号、口座番号、パスワード、特定行列の文字(番号)などの情報を受け付ける。
【0048】
パスワードは一般的には数字を用いるが、以下のような内容であってもよい。
たとえば、以下のような例が考えられる。
(1)先祖の名前で「ショウトクタイシ」
(2)英雄の名前で「リュウビゲントク」
(3)女優の名前で「○○サユリ」
(4)アイドルの名前で「○○ムスメ」
(5)祖父の名前で「リュウタロウ」
【0049】
このように、電話で応対するという利点から忘れ難く、かつ真似され難いパスワードを選ぶことできる。なお、自動音声応答装置を利用する場合は、テンキー入力をする必要があることから、数字のみで設定する。
【0050】
決済結果情報通知部304は、後述する決済番号を顧客101および注文受付センター102へ通知する。また、電子メール送信部305は、決済が完了したのち、決済がおこなわれた旨の電子メールを顧客101のメールアドレスへ送信する。
【0051】
基本情報検索部306は、カードに関する基本情報の検索依頼を受け、その検索依頼に基づいてデータベースから該当する情報(たとえば、顧客101の口座の取引支店、顧客101の住所などを検索する。また、基本情報検索部306は、顧客101の口座の残高が決済金額以上あるかの確認をする。また、本人認証部307は、通知されたパスワードに基づいて本人認証をおこなう。このパスワードは、デビットカードの場合、ATM利用時のものとは異なるパスワードを設定するとよい。さらに桁数も増やすほうがよい。
【0052】
また、カード保持認証部308は、通知されたカードの裏面情報に基づいてカード保持認証をおこなう。また、決済部309は、コールデビットシステム301からの決済指示にしたがって、決済処理を実行する。また、決済部309は、顧客101の口座の残高が決済金額以上あるかの確認もおこなう。顧客101の口座の残高が決済金額以上あるかの確認は、基本情報検索部306でおこなってもよく、また、決済部309でおこなってもよく、さらにまた、基本情報検索部306および決済部309の両方でおこなってもよい。
【0053】
(カード決済方法の処理手順)
つぎに、実施の形態1にかかるカード決済方法の処理の手順について説明する。図4、図5、図6および図9は、この発明の実施の形態1にかかるカード決済方法の処理手順を示すフローチャートである。そのうち、図4および図9は、注文受付センター102における処理手順を示すものであり、図5および図6は、金融機関デビットセンター103における処理手順を示すものである。
【0054】
図4において、注文受付センター102では、まず、顧客101からの商品(またはサービス)の購入に関する申し込みの電話があったか否かを判断する(ステップS401)。そして、上記申し込みの電話があるのを待って、電話があった場合(ステップS401:Yes)は、つぎに、顧客からの購入の申し込みを受け付ける(ステップS402)。
【0055】
そして、ステップS402において購入の申し込みの受け付けに対して、代金の決済方法を何にするかを顧客101へ問い合わせる(ステップS403)。ステップS402およびステップS403は、電話オペレーター(コミュニケーター250)が顧客101と会話することによっておこなってもよく、また、自動音声応答装置を用いておこなってもよい。自動音声応答装置を用いる場合は、顧客101の音声を認識してもよく、または、顧客101に電話機のプッシュボタンを用いて必要情報を入力させるようにしてもよい。以下の各ステップにおいても同様である。
【0056】
つぎに、顧客101が、決済方法としてデビットカードを用いて決済するコールデビットを選択したか否かを判断する(ステップS404)。そして、顧客101が決済方法としてコールデビットを選択しなかった場合(ステップS404:No)は、本実施の形態とは異なる別処理をおこなう。別処理とは、たとえば別の決済方法が選択可能であれば、顧客101の選択によって当該別の決済方法による決済処理である。
【0057】
一方、ステップS404において、顧客101が決済方法としてコールデビットを選択した場合(ステップS404:Yes)は、つぎに金融機関デビットセンター103のコールデビットサーバ311へ決済金額に関する情報を通知する(ステップS405)。この場合、コミュニケーター250によって購入申し込みの受け付けがなされた場合は、コミュニケーター250がコールデビットクライアント200への決済金額の入力をおこない、それに基づいて、コールデビットクライアント200からコールデビットサーバ311へ上記決済金額に関する情報を通知することになる。
【0058】
その後、金融機関デビットセンター103のコールデビットサーバ311から決済開始番号の通知があったか否かを判断する(ステップS406)。そして、決済開始番号の通知を待って、通知があった場合(ステップS406:Yes)は、通知があった決済開始番号を顧客101へ連絡する(ステップS407)。そして、顧客101との電話を金融機関デビットセンター103へ転送する(ステップS408)。
【0059】
つぎに、図5において、金融機関デビットセンター103のコールデビットシステム301は、注文受付センター102からの電話の転送があったか否かを判断する(ステップS501)。そして、電話の転送を待って、転送があった場合(ステップS501:Yes)は、つぎに顧客101に対して、決済開始番号を告げるよう依頼をする(ステップS502)。
【0060】
決済開始番号については、ステップS501における電話の転送を受ける前に、コールデビットサーバ311が、コールデビットクライアント200からの決済金額の通知(図4のステップS405)に基づいて上記コールデビットクライアント200へ連絡した(同ステップS406)ものである。
【0061】
ステップS502は、図示を省略する電話オペレーターが顧客101と会話することによっておこなってもよく、また、コールデビットシステム301が備える図示を省略する自動音声応答装置を用いておこなってもよい。自動音声応答装置を用いる場合は、顧客101の音声を認識してもよく、または、顧客101に電話機のプッシュボタンを用いて必要情報を入力させるようにしてもよい。以下の各ステップにおいても同様である。
【0062】
そして、顧客101からの決済開始番号の連絡があったか否かを判断し(ステップS503)、連絡を待って、連絡があった場合(ステップS503:Yes)は、つぎに、連絡があった決済開始番号と、コールデビットクライアント200からの決済金額の通知(図4のステップS405)に基づいて上記コールデビットクライアント200へ連絡した決済開始番号が一致するか否かを確認する(ステップS504)。この確認処理は、コールデビットサーバ311によっておこなわれる。
【0063】
コールデビットサーバ311による判断処理の結果、確認結果通知、すなわち両者の決済開始番号が一致(結果OK)した場合(ステップS505:Yes)は、つぎに、顧客101に対して、デビットカードの口座番号(クレジットカードの場合はカード番号)を告げるよう依頼する(ステップS506)。一方、ステップS505において両者の決済開始番号が一致しない場合(ステップS505:No)は、顧客101に決済開始番号を再度依頼し、依頼した決済開始番号に基づいて確認処理をもう一度おこなう。この処理を所定回数だけ繰り返しておこない、最終的に両者の決済開始番号が一致しない場合は、決済処理を中止する。
【0064】
ステップS506における口座番号(カード番号)の依頼に対して、顧客101からの口座番号(カード番号)の連絡が上記顧客101からあったか否かを判断する(ステップS507)。そして、連絡を待って、連絡があった場合(ステップS507:Yes)は、連絡があった口座番号(カード番号)に基づいた基本情報の検索依頼をおこなう(ステップS508)。基本情報の検索依頼は、コールデビットシステム301から認証システム302に対しておこなう。
【0065】
そして、コールデビットシステム301は、認証システム302からの上記口座番号(カード番号)に対応する取引支店と届出住所(クレジットカードの場合は届出住所のみ)の通知があったか否かを判断する(ステップS509)。そして、上記通知があるのを待って、通知があった場合(ステップS509:Yes)は、取引支店と届出住所の全部または一部を顧客101に連絡し、その連絡を確認した上で、顧客101によってあらかじめ登録されているパスワードを告げてもらうよう依頼する(ステップS510)。
【0066】
その後、顧客101からのパスワードの連絡があったか否かを判断する(ステップS511)。そして、連絡を待って、連絡があった場合(ステップS511:Yes)は、連絡があったパスワードを認証システム302に対して通知(照会)する(ステップS512)。つぎに、認証システム302からの本人認証通知があったか否かを判断する(ステップS513)。
【0067】
ステップS513において、本人ではないと認証された場合(ステップS513:No)は、ステップS505:「No」の場合と同様の処理を所定回数繰り返したのち、決済処理を中止する。一方、ステップS513において、本人認証通知があった場合(ステップS513:Yes)は、図6に示すステップS601へ移行する。
【0068】
図6において、まず、顧客に対して、カードの裏面にある特定行列の文字(番号)を告げるよう依頼する(ステップS601)。図7は、カード裏面の連絡番号表の一例を示す説明図である。図7において、カード700の裏面には3行5列にそれぞれ2桁ずつの数字が記載されている。この数字は、カード700を手元に持っているかを確認するための番号であり、この数字(番号)の配列はカード700ごとに異なるように印刷されている。
【0069】
金融機関デビットセンター103では、カード発行時に、この番号を登録し、顧客101が入力(キーイン)してきた所定の行列に対応する数値と突合することで、その顧客がカード700を保持しているか否かを確認することができる。具体的には、たとえば、金融機関デビットセンター103の音声応答システムから「1行目4列目の2文字を押してください」といわれたら、「01」と押下することによって、カード700を持っていることを確認する。行番号および列番号はその都度変えるものとする。したがって、実際にカード700を保持していなければ、正確に番号を伝えることができない仕組みとなっている。
【0070】
なお、カード保持認証方法については、上述の用にカード裏面を用いる方法の限定される者ではない。たとえば、上記の方法のほかに、たとえば、音声または信号音を発生するカードによるカード保持認証方法であってもよい。すなわち、カードに設けられた所定のボタンを押下することによって、そのカード特有の音声または所定の周波数からなる信号音を発生し、電話回線を通じてその音声を受信し、受信した音声に基づいて数値データに変更しその数値データとあらかじめ登録されている数値データとの突合により認証をすることができるものである。
【0071】
図6に戻って、特定行列の文字(番号)の連絡があったか否かを判断する(ステップS602)。そして、上記連絡を待って、連絡があった場合(ステップS602:Yes)は、連絡があった番号を認証システム302に対して通知(照会)する(ステップS603)。つぎに、認証システム302からのカード保持承認通知があったか否かを判断する(ステップS604)。
【0072】
ステップS604において、本人ではないと認証された場合(ステップS604:No)は、ステップS505、ステップS513:「No」の場合と同様の処理を所定回数繰り返したのち、決済処理を中止する。一方、ステップS604において、本人認証通知があった場合(ステップS604:Yes)は、決済金額を顧客101に連絡し、その連絡を確認してもらうよう依頼する(ステップS605)。
【0073】
その後、顧客101からの確認の連絡があったか否かを判断する(ステップS606)。そして、連絡を待って、連絡があった場合(ステップS606:Yes)は、本件の決済にかかる決済番号を生成し、生成した決済番号を顧客101へ通知する(ステップS607)。その後、コールデビットの依頼先であって電話転送をしてきた注文受付センター102へ電話を転送する(ステップS608)。さらに、コールデビットシステム301は、図8に示すような、決済されたことを伝える電子メールを顧客101へ送信し(ステップS609)、金融機関デビットセンター103におけるすべての処理を終了する。なお、ここで送信する電子メールは、図8に示した電子メールのほかに、たとえば図14に示すように、後述する実施の形態2の電子メールの内容であってもよい。
【0074】
電子メールの送信は、本人認証、カード保持認証をおこなっても発生する不正に対処するため、および取引確証のためにおこなう。ここで、電子メールを受領した本人が取引を知らない場合、この電子メールに記載されている電話番号(連絡先は基本的には注文受付センター102)へ連絡し、キャンセルの手続きと返金の手続きをおこなう。一方、メールを受領した本人が取引を知っている場合、このメールの内容を注文受付センター102へ送ることで取引の確証の一部とすることができる。また、電子メールアドレスを有していない顧客101に対しては、電子メール送信の代わりに、顧客101からの電話による問い合わせも可能である。
【0075】
図9は、金融機関デビットセンター103から電話を転送されたのちに注文受付センター102がおこなう処理手順を示している。図9において、まず、金融機関デビットセンター103から電話が転送されたか否かを判断し(ステップS901)、転送されるのを待って、転送された場合(ステップS901:Yes)は、つぎに、金融機関デビットセンター103(コールデビットシステム301)からの決済番号の連絡があったか否かを判断する(ステップS902)。
【0076】
ステップS902において、決済番号の連絡がなかった場合(ステップS902:No)は、決済が完了しなかったものと判断し、別の支払方法による支払いなどの別処理をおこなう。一方、ステップS902において、決済番号の連絡があった場合(ステップS902:Yes)は、その決済番号を顧客101へ伝え、顧客101が、図6のステップS607において通知を受けた決済番号との突合をおこなう(ステップS903)。
【0077】
ここで、突合によって両者の決済番号が一致するか否か、すなわち突合がOKか否かを判断し(ステップS904)、一致しない場合(ステップS904:No)は、図5に示したステップS505、ステップS513:「No」の場合と同様の処理を所定回数繰り返したのち、ステップS902と同様の別処理へ移行する。一方、一致した場合(ステップS904:Yes)は、顧客101との回線を切断し(ステップS905)、注文受付センター102のすべての処理を終了する。
【0078】
(具体的なやり取りの一例)
つぎに、顧客101と注文受付センター102および金融機関デビットセンター103との電話による具体的なやり取りの内容について説明する。図10は、顧客101と注文受付センター102との電話による具体的なやり取りの一例を示す説明図である。
【0079】
図10において、まず、顧客101は口頭にて、「コードT−505のDVD−RAMプレーヤとコードT506のDVD−RAMメディアを5枚欲しいのですが。」と、注文受付センター102のコミュニケーター250あるいはコールデビットクライアント200の自動音声応答装置に対して伝える(ステップS1001)。
【0080】
それに対し、注文受付センター102のコミュニケーター250あるいはコールデビットクライアント200の自動音声応答装置は、「ありがとうございます。コードT−505のDVD−RAMプレーヤ1台とコードT506のDVD−RAMメディア5枚ですね。送料消費税込みで合計128,000円になります。ご決済方法は、コールデビットとクレジットカードがございますがどちらにいたしますか?」と返答する(ステップS1002)。
【0081】
また、これに対して、顧客101は、「コールデビットでお願いします。」と伝え(ステップS1003)、それに対して、注文受付センター102のコミュニケーター250あるいはコールデビットクライアント200の自動音声応答装置は、「手続きをしますので、少々お待ちください。・・・・準備ができました。これからデビットセンターとお繋ぎします。最初に決済開始番号を聞かれますので、1234とお答えください。」と返答する(ステップS1004)。
【0082】
図11は、顧客101と金融機関デビットセンター103との電話による具体的なやり取りの一例を示す説明図である。図11において、まず、金融機関デビットセンター103は、「○○銀行デビットセンターです。決済を開始しますので、ご連絡している決済開始番号を教えてください。」と顧客101へ伝える(ステップS1101)。これに対して、顧客101は、先ほど注文受付センター102で教えられた決済開始番号を「1234です。」と返答する(ステップS1102)。
【0083】
それを受けて、金融機関デビットセンター103は顧客101に対して、「○○通販でのご利用ですね。口座番号を教えていただけますか?」と伝える(ステップS1103)。これに対し、顧客101は口座番号を「4567891です。」と返答する(ステップS1104)。つぎに、それを受けて、金融機関デビットセンター103は顧客101に対して、「○○市にお住まいの○○○○様ですね。お取引支店は○○支店と承ってますが間違えございませんでしょうか?正しければコールデビットのパスワードを教えてください。」と伝える(ステップS1105)。
【0084】
これに対し、顧客101はパスワードを「678901です。」と返答する(ステップS1106)。つぎに、それを受けて、金融機関デビットセンター103は顧客101に対して、「ご本人であることの確認ができました。続いてカード裏面の1行目4列目の番号を教えていただけますか?」と伝える(ステップS1107)。これに対し、顧客101はカード裏面の1行目4列目の番号を「01です。」と返答する(ステップS1108)。
【0085】
つぎに、それを受けて、金融機関デビットセンター103は顧客101に対して、「○○通販より決済金額128,000円で承っていますが、このまま決済してもよろしいでしょうか?」と伝える(ステップS1109)。これに対し、顧客101は、「はい、お願いします。」と返答する(ステップS1110)。つぎに、それを受けて、金融機関デビットセンター103は顧客101に対して、「決済が完了しました。決済番号は4桁で2345となります。メモしていただけますか?」と伝える(ステップS1111)。
【0086】
これに対し、顧客101は、「2345ですね。メモしました。」と返答する(ステップS1112)。つぎに、それを受けて、金融機関デビットセンター103は顧客101に対して、「決済完了です。これから、○○通販へ電話をお繋ぎしなおします。そのままお待ちください。」と伝え(ステップS1113)、顧客101と金融機関デビットセンター103との電話によるやり取りは終了する。
【0087】
図12は、再びおこなわれる顧客101と注文受付センター102との電話による具体的なやり取りの一例を示す説明図である。図12において、まず、注文受付センター102のコミュニケーター250あるいはコールデビットクライアント200の自動音声応答装置は、「○○通販センターです。決済の完了を確認しました。決済番号を2345で承っていますが正しいでしょうか。」と伝える(ステップS1201)。
【0088】
これに対し、顧客101は、「はい、同じ番号です。」と返答する(ステップS1202)。それを受けて、注文受付センター102のコミュニケーター250あるいはコールデビットクライアント200の自動音声応答装置は、「商品は1週間以内にお手元に届く予定です。しばらく、お待ちください。ご利用ありがとうございました。」と伝え(ステップS1203)、顧客101と注文受付センター102との電話によるやり取りは終了する。
【0089】
以上説明したように、実施の形態1によれば、注文受付センター102が顧客101からの電話による商品購入またはサービス提供の受注をおこなったのち、金融機関デビットセンター103へ顧客101からの電話を転送するため、電話による受注と決済を異なる者またはシステムにおこなわせることができ、受注とカード決済が同一の者(システム)であることによる弊害(不正行為)を防止することができ、これによって、電話を利用した通信販売において簡易にかつ安全にカードを用いた即時決済をすることができる。
【0090】
また、実施の形態1によれば、金融機関デビットセンター103が、電話の転送元である注文受付センター102からの電話の転送を受ける際に、商品購入またはサービス提供にかかる金額情報、および顧客101を確認するためのカード決済システム用の決済開始識別情報を受信し、前記カード決済システム用の決済開始識別情報と、顧客101から通知された、転送元から顧客101へ通知された顧客用の決済開始識別情報とが一致するかを判断したのち、前記商品購入またはサービス提供にかかる決済を開始するため、電話の転送が確実におこなわれたことを金融機関デビットセンター103および顧客101が確認することができるとともに、金融機関デビットセンター103が顧客101を、顧客101が金融機関デビットセンター103を互いに容易に特定することができる。
【0091】
また、実施の形態1によれば、金融機関デビットセンター103が、決済が完了したのち、決済が完了したことを示す決済完了識別情報を顧客101へ通知するとともに、注文受付センター102に決済完了識別情報を送信するため、決済が完了したことを注文受付センター102および顧客101に容易に知らしめることができるとともに、顧客101が電話の転送が確実におこなわれたことを確認することができる。
【0092】
また、実施の形態1によれば、金融機関デビットセンター103が、決済が完了したのち、転送された電話を注文受付センター102へ再度転送するため、決済が完了したのち、電話をかけ直すことなく、再度、注文受付センター102と顧客101との間でコミュニケーションを取ることができる。
【0093】
また、実施の形態1によれば、金融機関デビットセンター103が、決済が完了したのち、決済がおこなわれた旨を顧客101へ通知するため、顧客101が、決済がおこなわれたことを再度確認することができ、第三者による不正な決済行為がおこなわれたことを早期に知ることができる。
【0094】
また、実施の形態1によれば、金融機関デビットセンター103が、決済がおこなわれた旨の電子メールを顧客101のメールアドレスへ送信するため、顧客101が決済がおこなわれた通信手段(電話)とは異なる手段(電子メール)によって決済がおこなわれたことを再度確認することができ、電話による顧客のなりすましによる第三者の不正な決済であっても早期に知ることができる。
【0095】
〔実施の形態2〕
図13は、この発明の実施の形態2にかかるカード決済システムの構成を示す説明図である。図13において、通販などの注文受付センター102には、実施の形態1において説明したコールデビットクライアント200のほか、顧客DB1301を備えている。また、金融機関デビットセンター103のコールデビットシステム301には、実施の形態1において説明したコールデビットサーバ311のほか、メールサーバ1302を備えている。その他の構成については上述した実施の形態1と同様であり、その説明は省略する。また、金融機関デビットセンター103にはボイスレコーダーの設置をするとさらによい。
【0096】
コールデビットシステム301のメールサーバ1302は、電話を注文受付センター102へ転送したのち、図6に示す実施の形態1のステップS609と同様に、決済されたことを伝える電子メールを顧客101へ送信する。図14は、その電子メールの内容を示す説明図である。そして、図14に示す内容の電子メールを受領した顧客101は、その電子メールに対する返信として、図15に示す内容の電子メール(返信通知)をメールサーバ1302へ返信する。
【0097】
メールサーバ1302は、図15に示す内容の電子メール(返信通知)を受信し、その電子メールの内容を、返信の記録としてコールデビットサーバ311へ渡す。コールデビットサーバ311は、自サーバ内の所定の領域にその返信の記録を格納するとともに、専用線によるデータ回線または装置間で暗号化されたインターネット回線を用いて、上記返信の記録(返信通知)を注文受付センター102のコールデビットクライアント200へ送信する。
【0098】
顧客101からの返信の記録(返信通知)を受領したコールデビットクライアント200は、顧客DB1301との間で、返信通知に関するデータの突合をおこない、メールアドレスなどのクリーニングをおこなうことができる。
【0099】
以上説明したように、実施の形態2によれば、電話で注文や決済をおこなっているため、取引確証について、記録に残らない取引となりやすく、このため顧客側が不利になりやすいので、金融機関デビットセンター103側と注文受付センター102側の2箇所に記録を残すことで、トラブル時の対応を容易することができる。
【0100】
また、注文受付センター102は、取引確証内にあるメールアドレスを自社の顧客DB1301と突合することでメールアドレスのクリーニングをおこなうことができる。
【0101】
さらに、通信販売を含む小売業では、顧客101がインターネットサービスプロバイダーを変えたことによるメールアドレス変更や、移動によるメールアドレス変更を捕捉することが難しく、継続的にメールを用いたマーケティングをおこなえなかったが、本実施の形態におけるシステムでは、小売側の利便性も確保することができる。
【0102】
このように、本実施の形態におけるシステムでは、顧客の利便性と、小売側の利便性を同時にこうじょうさせることができるものである。
【0103】
〔実施の形態3〕
また、実施の形態3にかかるシステムは、消し込みに関するものである。小売業にとって、消し込み処理が容易にできないということが問題となっており、それを、本実施の形態に関するシステムにおいて解決する。すなわち、クレジット端末に代表される決済では、手元に残っている伝票を元に入金金額と処理済伝票を確定しなければならず処理が面倒であった。
【0104】
また、大手小売業では、POS情報を元に自分で売上データをクレジット会社に持ち込み入金手続きをおこなう。しかし、この場合もクレジット会社から紙面による入金明細の提示はあるが電子データではないため、請求金額と入金金額の関係は適切でも、個々の販売に対する消し込み処理はできていない。特に販売後に、取り消しや返品があった場合、突合が複雑化するため、実質、消し込みがおこなわれていないことが多い。
【0105】
そこで、本システムにおいては、決済を開始する前に連絡されたデータを、入金と同時に注文受付センター102へ電子データで戻すため、消し込みを確実かつ簡単におこなうことができる。
【0106】
図16は、この発明の実施の形態3にかかるカード決済システムの構成を示す説明図である。図16において、注文受付センター102は、販売管理システム(サーバ)1601をさらに備えている。販売管理システムは、販売した商品などの情報を管理する。その他の構成については上述した実施の形態1および実施の形態2と同様であり、その説明は省略する。
【0107】
注文受付センター102は、金融機関デビットセンター103へ決済金額を通知する際(図4に示した実施の形態1のステップS405)に、顧客番号およびおよび商品コードも通知する。そして、決済処理がおこなわれた内容について金融機関デビットセンター103から注文受付センター102へ入金がおこなわれるとともに、入金明細として決済金額、顧客番号、商品コードを注文受付センター102のコールデビットクライアント200へ送信する。
【0108】
コールデビットクライアント200は、受け取った入金明細と、販売管理システム(サーバ)1601で管理している情報とを突合して、消し込み処理を効率的におこなうことができる。
【0109】
なお、実施の形態1〜3で説明したカード決済方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フロッピーディスク、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、上記記録媒体を介して、インターネットなどのネットワークを介して配布することができる。
【0110】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、顧客からの電話による商品購入またはサービス提供の受注をおこなったのち、クレジットカードまたはデビットカードのカード情報によって前記商品購入またはサービス提供にかかる決済をおこなうカード決済システムへ前記顧客からの電話を転送するため、電話による受注と決済を異なる者またはシステムにおこなわせることができ、受注とカード決済が同一の者(システム)であることによる弊害(不正行為)を防止することができ、これによって、電話を利用した通信販売において簡易にかつ安全にカードを用いた即時決済をすることが可能な、電話を用いた商品購入またはサービス提供の注文の際、顧客のクレジットカードまたはデビットカードによって決済をするカード決済方法が得られるという効果を奏する。
【0111】
また、この発明によれば、上記の発明において、前記カード決済システムが、電話の転送元からの電話の転送を受ける際に、前記商品購入またはサービス提供にかかる金額情報、および前記顧客を確認するためのカード決済システム用の決済開始識別情報を受信し、前記カード決済システム用の決済開始識別情報と、前記顧客から通知された、前記転送元から前記顧客へ通知された顧客用の決済開始識別情報とが一致するかを判断したのち、前記商品購入またはサービス提供にかかる決済を開始するため、電話の転送が確実におこなわれたことをカード決済システムおよび注文者(顧客)が確認することができるとともに、カード決済システムが注文者を、注文者がカード決済システムを互いに容易に特定することができ、これによって、電話を利用した通信販売において簡易にかつ安全にカードを用いた即時決済をすることが可能なカード決済方法が得られるという効果を奏する。
【0112】
また、この発明によれば、上記の発明において、前記カード決済システムが、前記決済が完了したのち、決済が完了したことを示す決済完了識別情報を前記顧客へ通知するとともに、前記転送元に前記決済完了識別情報を送信するため、決済が完了したことを受注者および注文者に容易に知らしめることができるとともに、注文者が電話の転送が確実におこなわれたことを確認することができ、これによって、電話を利用した通信販売において簡易にかつ安全にカードを用いた即時決済をすることが可能なカード決済方法が得られるという効果を奏する。
【0113】
また、この発明によれば、上記の発明において、前記カード決済システムが、前記決済が完了したのち、前記転送された電話を前記転送元へ再度転送するため、決済が完了したのち、電話をかけ直すことなく、再度、注文者と受注者との間でコミュニケーションを取ることができ、これによって、電話を利用した通信販売において簡易にかつ安全にカードを用いた即時決済をすることが可能なカード決済方法が得られるという効果を奏する。
【0114】
また、この発明によれば、上記の発明において、前記カード決済システムが、前記決済が完了したのち、決済がおこなわれた旨を前記顧客へ通知するため、顧客が、決済がおこなわれたことを再度確認することができ、第三者による不正な決済行為がおこなわれたことを早期に知ることができ、これによって、電話を利用した通信販売において簡易にかつ安全にカードを用いた即時決済をすることが可能なカード決済方法が得られるという効果を奏する。
【0115】
また、この発明によれば、上記の発明において、前記カード決済システムが、決済がおこなわれた旨の電子メールを前記顧客のメールアドレスへ送信するため、顧客が決済がおこなわれた通信手段(電話)とは異なる手段(電子メール)によって決済がおこなわれたことを再度確認することができ、電話による顧客のなりすましによる第三者の不正な決済であっても早期に知ることができ、これによって、電話を利用した通信販売において簡易にかつ安全にカードを用いた即時決済をすることが可能なカード決済方法が得られるという効果を奏する。
【0116】
また、この発明によれば、上記の発明において、音声応答装置であるため、より効率的に決済処理をおこなうことができ、これによって、電話を利用した通信販売において簡易にかつ安全にカードを用いた即時決済をすることが可能なカード決済方法が得られるという効果を奏する。
【0117】
また、この発明によれば、上記の方法をコンピュータに実行させることによって、上記の動作をコンピュータによって実現することが可能なプログラムが得られるという効果を奏する。
【0118】
また、この発明によれば、上記の方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したことで、そのプログラムをコンピュータ読み取り可能となり、これによって、上記の動作をコンピュータによって実現することが可能な記録媒体が得られるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の本実施の形態にかかるカード決済方法の概要を示すブロック図である。
【図2】この発明の本実施の形態にかかるカード決済方法における注文受付センターの構成を示すブロック図である。
【図3】この発明の本実施の形態にかかるカード決済方法における金融機関デビットセンターの構成を示すブロック図である。
【図4】この発明の実施の形態1にかかるカード決済方法の処理手順を示すフローチャートである。
【図5】この発明の実施の形態1にかかるカード決済方法の別の処理手順を示すフローチャートである。
【図6】この発明の実施の形態1にかかるカード決済方法の別の処理手順を示すフローチャートである。
【図7】この発明の実施の形態1にかかるカード決済方法のカード裏面の連絡番号表の一例を示す説明図である。
【図8】この発明の実施の形態1にかかるカード決済方法の金融機関デビットセンターが送信する、決済されたことを伝える電子メールの内容の一例を示す説明図である。
【図9】この発明の実施の形態1にかかるカード決済方法の別の処理手順を示すフローチャートである。
【図10】この発明の実施の形態1にかかるカード決済方法の顧客と注文受付センターとの電話による具体的なやり取りの一例を示す説明図である。
【図11】この発明の実施の形態1にかかるカード決済方法の顧客と金融機関デビットセンターとの電話による具体的なやり取りの一例を示す説明図である。
【図12】この発明の実施の形態1にかかるカード決済方法の顧客と注文受付センターとの電話による具体的なやり取りの別の一例を示す説明図である。
【図13】この発明の実施の形態2にかかるカード決済システムの構成を示す説明図である。
【図14】この発明の実施の形態2にかかるカード決済システムのメールサーバから顧客へ送信された電子メールの内容を示す説明図である。
【図15】この発明の実施の形態2にかかるカード決済システムの顧客からメールサーバへ返信された電子メール(返信通知)の内容を示す説明図である。
【図16】この発明の実施の形態3にかかるカード決済システムの構成を示す説明図である。
【符号の説明】
101 顧客
102 (通販などの)注文受付センター
103 金融機関デビットセンター
111 電話機
112,113 PBX
200 コールデビットクライアント(装置)
201 注文受付部
202 決済開始連絡部
203 決済番号突合部
250 コミュニケーター(電話オペレーター)
301 コールデビットシステム
302 認証システム
303 決済情報受付部
304 決済結果情報通知部
305 電子メール送信部
306 基本情報検索部
307 本人認証部
308 カード保持認証部
309 決済部
311 コールデビットサーバ
312 認証サーバ
700 カード
1301 顧客データベース(DB)
1302 メールサーバ
1601 販売管理システム(サーバ)

Claims (7)

  1. 注文受付センターシステムとネットワークで接続され、当該注文受付センターシステムにおける顧客との電話による通話を用いた商品購入またはサービス提供の注文に対する当該顧客のクレジットカードまたはデビットカードによる決済をおこなうカード決済装置であって、
    前記注文受付センターシステムから決済開始識別情報を前記ネットワークを介して受信する受信手段と、
    前記受信手段によって前記決済開始識別情報を受信した場合に、当該決済開始識別情報に対応する決済開始番号に関する情報を前記注文受付センターシステムへ前記ネットワークを介して送信する決済開始番号送信手段と、
    前記決済開始番号送信手段によって前記決済開始番号に関する情報を送信した後に、前記顧客との電話による通話が可能となるように、前記注文受付センターシステムからの前記顧客との通話回線の転送を受け付ける転送受付手段と、
    前記転送受付手段によって受け付けられた前記顧客との電話による通話において決済が完了した場合に当該通話を介して当該顧客に通知する決済完了を示す決済番号に関する情報を前記注文受付センターシステムへ送信する決済番号送信手段と、
    前記顧客との電話による通話において決済が完了した場合に、前記注文受付センターシステムにおいて再び通話が可能となるように、前記顧客との通話回線を前記注文受付センターシステムへ転送する転送手段と、
    を備え、
    前記決済開始識別情報は、前記商品購入またはサービス提供にかかる金額情報、および前記顧客を確認するための情報であり、
    前記決済開始番号は、前記注文受付センターシステムから前記顧客との電話による通話を介して当該顧客に通知され、前記転送受付手段によって前記顧客との通話回線の転送が受け付けられた後の当該顧客との電話による通話において決済をおこなう際に当該顧客から伝えられる番号であり、
    前記決済番号は、前記転送手段によって前記顧客との通話回線が前記注文受付センターシステムへ転送された後に、当該注文受付センターシステムが当該顧客に対して突合わせて確認させることで前記注文を完了するために、当該顧客との電話による通話を介して当該注文受付センターシステムから当該顧客に対して通知される番号であることを特徴とするカード決済装置。
  2. さらに、前記顧客との電話による通話において決済が完了した場合に、決済がおこなわれた旨の電子メールを前記顧客のメールアドレスへ送信する電子メール送信手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のカード決済装置。
  3. 受信手段と、決済開始番号送信手段と、転送受付手段と、決済番号送信手段と、転送手段と、を備え、注文受付センターシステムとネットワークで接続され、当該注文受付センターシステムにおける顧客との電話による通話を用いた商品購入またはサービス提供の注文に対する当該顧客のクレジットカードまたはデビットカードによる決済をおこなうカード決済装置に用いるカード決済方法であって、
    前記受信手段が、前記注文受付センターシステムから決済開始識別情報を前記ネットワークを介して受信する受信工程と、
    前記決済開始番号送信手段が、前記受信工程によって前記決済開始識別情報を受信した場合に、当該決済開始識別情報に対応する決済開始番号に関する情報を前記注文受付センターシステムへ前記ネットワークを介して送信する決済開始番号送信工程と、
    前記転送受付手段が、前記決済開始番号送信工程によって前記決済開始番号に関する情報を送信した後に、前記顧客との電話による通話が可能となるように、前記注文受付センターシステムからの前記顧客との通話回線の転送を受け付ける転送受付工程と、
    前記決済番号送信手段が、前記転送受付工程によって受け付けられた前記顧客との電話による通話において決済が完了した場合に当該通話を介して当該顧客に通知する決済完了を示す決済番号に関する情報を前記注文受付センターシステムへ送信する決済番号送信工程と、
    前記転送手段が、前記顧客との電話による通話において決済が完了した場合に、前記注文受付センターシステムにおいて再び通話が可能となるように、前記顧客との通話回線を前記注文受付センターシステムへ転送する転送工程と、
    を含み、
    前記決済開始識別情報は、前記商品購入またはサービス提供にかかる金額情報、および前記顧客を確認するための情報であり、
    前記決済開始番号は、前記注文受付センターシステムから前記顧客との電話による通話を介して当該顧客に通知され、前記転送受付手段によって前記顧客との通話回線の転送が受け付けられた後の当該顧客との電話による通話において決済をおこなう際に当該顧客から伝えられる番号であり、
    前記決済番号は、前記転送手段によって前記顧客との通話回線が前記注文受付センターシステムへ転送された後に、当該注文受付センターシステムが当該顧客に対して突合わせて確認させることで前記注文を完了するために、当該顧客との電話による通話を介して当該注文受付センターシステムから当該顧客に対して通知される番号であることを特徴とするカード決済方法。
  4. さらに電子メール送信手段を備え、前記電子メール送信手段が、前記顧客との電話による通話において決済が完了した場合に、決済がおこなわれた旨の電子メールを前記顧客のメールアドレスへ送信する電子メール送信工程を含んだことを特徴とする請求項3に記載のカード決済方法。
  5. 受信手段と、決済開始番号送信手段と、転送受付手段と、決済番号送信手段と、転送手段と、を備え、注文受付センターシステムとネットワークで接続され、当該注文受付センターシステムにおける顧客との電話による通話を用いた商品購入またはサービス提供の注文に対する当該顧客のクレジットカードまたはデビットカードによる決済をおこなうカード決済装置に実行させるカード決済プログラムであって、
    前記受信手段が、前記注文受付センターシステムから決済開始識別情報を前記ネットワークを介して受信する受信工程と、
    前記決済開始番号送信手段が、前記受信工程によって前記決済開始識別情報を受信した場合に、当該決済開始識別情報に対応する決済開始番号に関する情報を前記注文受付センターシステムへ前記ネットワークを介して送信する決済開始番号送信工程と、
    前記転送受付手段が、前記決済開始番号送信工程によって前記決済開始番号に関する情報を送信した後に、前記顧客との電話による通話が可能となるように、前記注文受付センターシステムからの前記顧客との通話回線の転送を受け付ける転送受付工程と、
    前記決済番号送信手段が、前記転送受付工程によって受け付けられた前記顧客との電話による通話において決済が完了した場合に当該通話を介して当該顧客に通知する決済完了を示す決済番号に関する情報を前記注文受付センターシステムへ送信する決済番号送信工程と、
    前記転送手段が、前記顧客との電話による通話において決済が完了した場合に、前記注文受付センターシステムにおいて再び通話が可能となるように、前記顧客との通話回線を前記注文受付センターシステムへ転送する転送工程と、
    を含み、
    前記決済開始識別情報は、前記商品購入またはサービス提供にかかる金額情報、および前記顧客を確認するための情報であり、
    前記決済開始番号は、前記注文受付センターシステムから前記顧客との電話による通話を介して当該顧客に通知され、前記転送受付手段によって前記顧客との通話回線の転送が受け付けられた後の当該顧客との電話による通話において決済をおこなう際に当該顧客から伝えられる番号であり、
    前記決済番号は、前記転送手段によって前記顧客との通話回線が前記注文受付センターシステムへ転送された後に、当該注文受付センターシステムが当該顧客に対して突合わせて確認させることで前記注文を完了するために、当該顧客との電話による通話を介して当該注文受付センターシステムから当該顧客に対して通知される番号であることを特徴とするカード決済プログラム。
  6. さらに電子メール送信手段を備え、前記電子メール送信手段が、前記顧客との電話による通話において決済が完了した場合に、決済がおこなわれた旨の電子メールを前記顧客のメールアドレスへ送信する電子メール送信工程を含んだことを特徴とする請求項5に記載のカード決済プログラム。
  7. 前記請求項5または6に記載されたカード決済プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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