JP4938836B2 - 庇とその取付方法 - Google Patents
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Description
次に、両端に開けた残留応力穴(3)を庇上面(4)が凸面になるように下に下げて捩子釘などで止めるが、このとき取付面(1)の切断部(5)は、反り上がった凸面になっているので、その凸面を直線になるように下に下げて取り付けることで、自然に庇上面(4)が凸面になることで目的を達成した。
(イ)立体的庇と違って、竣工後であっても簡単に取り付けることができる。
(ロ)本発明の庇は簡単であるため、立体的庇と比べてコストが安くできる。
(ハ)立体的庇と違って、庇上面を凸面に取り付けることで全体が緊張状態になり、そのため庇に必要な強度を保つことができる。
(ニ)したがって、庇全体が緊張状態になっているから、雨音などが響かない。
(ホ)庇にアールを付けることで立体的になり、その分補強を付けたときと同様になる。(へ)庇は、人間が上がれる程の強度が無いため、防犯上、そこを足場にして二階に侵入されることがない。
(ト)本発明の、庇の取付面の切断部(5)が反り上がった凸面になっているので、その凸面を真っ直ぐに取り付けることで、逆に庇上面の凸面を作ることができる。
(チ)本発明は、窓のサッシに切断部(5)を合わせることで、素人にも取付られるほど簡単になった。
そして図6の斜視図と図7の正面図のように、間の残留応力穴(3)を捩釘で止めると、庇上面(4)は緩やかなアーチ型になり、取付面(1)の切断部(5)は真っ直ぐにそろい、庇上面(4)は緊張状態を保ので、風などの外力に強くなる。
これを凸面に取り付けず、平面的に取り付けると、庇上面(4)の先端には力が加わっていない状態で、力が加わっていないと外からの外力に弱く、ほんの少しの力で上下に動き、時間がたつと疲労し、破壊する恐れがあった。
それを図8で説明すれば、庇の横幅は200センチメートルで、庇上面(4)の奥行きは40センチメートルで、取付面(1)は固定穴(2)が付いている部分は15センチメートルなので全体の長さは55センチメートルで、一番端の残留応力穴(3)が付いている部分は5センチメートルなので、全体の長さは45センチメートルである。
次に、図面で点線を書いた部分の、折曲線(7)から80度に曲げると完成するのだが、曲げる前に取り付け穴の固定穴(2)と、残留応力穴(3)を開けると良い。
その図のように、窓枠(11)に添わすため、余り間隔を開けないように取り付ける。
したがって取付面(1)の残留応力穴(3)を止めたとき、ほんの少し固定穴(2)と残留応力穴(3)の間が盛り上がった状態の皺になるが、それは無視する。
庇上面(4)は、緩やかなアーチ型になり、取付面(1)の切断部(5)は真っ直ぐにそろい、庇上面(4)は緊張状態を保ので風などの外力に強くなる。
取付面(1)の、残留応力穴(3)と残留応力穴(3)の間の皺は、取付面(1)の幅が狭くなっているので、あまり目立たなくなっている。
もし庇の中央の盛り上がりが無く、平らな場合には5センチメートル下げるのに1キログラム以下である。 このように、庇全体をアーチ状にしたことで、10センチメートルの補強が付いているのと同じである。
では、庇の長さは200センチメートルで、庇上面(4)の奥行きは40センチメートルで、庇上面(4)の勾配は10度であり、取付面(1)の固定穴(2)が付く部分は15センチメートルであり、取付面(1)の端は5センチメートルである場合を説明する。
次に、中央から外へ順番に取り付ける方法と、固定穴(2)2個を取り付けてから、両端の残留応力穴(3)を窓枠(11)を目安に捩釘で固定し、間の残留応力穴(3)を取り付ける方法がある。 いずれの方法も、窓枠(11)を目安に取り付けると失敗なく取り付けられる。
もし庇の中央の盛り上がりが無く、平らな場合には、形を保つこと事態が無理である。 このように、庇全体をアーチ状にしたことで、10センチメートルの補強が付いているのと同じである。
5 切断部 6 中心 7 折曲線 8 外周
9 半径 10 窓 11 窓枠
Claims (2)
- 建物の壁面の、窓などの上に取り付ける庇であって、横から見た全体の形は略ヘの形をしており、
その庇を壁面に取り付ける取付面(1)の中央に、開けた穴2個を固定穴(2)としてネジ釘などで取り付け、
次に、両端に開けた残留応力穴(3)として、庇上面(4)が凸面になるように下に下げてネジ釘などで止るため、該取付面(1)の切断部(5)を凸面のアールに切ってあり、
該切断部(5)を真っ直ぐに取り付けることで、該庇上面(4)がアーチの形になることを特徴とする庇。 - 建物の壁面の、窓などの上に取り付ける庇の取り付け方法あって、横から見た全体の形は略ヘの形をしており、
その庇を壁面に取り付ける取付面(1)の中央に、開けた穴2個を固定穴(2)としてネジ釘などで取り付け、
次に、両端に開けた残留応力穴(3)として、該庇上面(4)が凸面になるように下に下げてネジ釘などで止るため、該取付面(1)の切断部(5)を凸面のアールに切ってあり、
該切断部(5)を真っ直ぐに取り付けることで、該庇上面(4)はアーチの形になることを特徴とする庇の取り付け方法。
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JP2009259392A JP4938836B2 (ja) | 2009-11-13 | 2009-11-13 | 庇とその取付方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP4433389B2 (ja) * | 2004-03-29 | 2010-03-17 | 貞幸 網矢 | 庇及びその取り付け方法 |
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