JP4937780B2 - 内視鏡用対物レンズ - Google Patents

内視鏡用対物レンズ Download PDF

Info

Publication number
JP4937780B2
JP4937780B2 JP2007031677A JP2007031677A JP4937780B2 JP 4937780 B2 JP4937780 B2 JP 4937780B2 JP 2007031677 A JP2007031677 A JP 2007031677A JP 2007031677 A JP2007031677 A JP 2007031677A JP 4937780 B2 JP4937780 B2 JP 4937780B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
objective lens
endoscope
cemented
endoscope objective
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007031677A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007334291A (ja
Inventor
俊 宮野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Priority to JP2007031677A priority Critical patent/JP4937780B2/ja
Publication of JP2007334291A publication Critical patent/JP2007334291A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4937780B2 publication Critical patent/JP4937780B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、内視鏡の先端部に設けられる対物レンズに関し、特に、その像面側に光路変換プリズムが配置されるような長いバックフォーカスを有する光学系に対応可能な内視鏡用対物レンズに関する。
従来より、先端部において、CCD(Charge Coupled Device)などの固体撮像素子を長手方向に対し平行に配置した構成の内視鏡が知られている。図23はその内視鏡における対物光学系の概略を示している。図23に示したように、固体撮像素子200が内視鏡の先端部において軸方向(長手方向)Zに対し平行に配置されている。そして、その対物レンズ100と固体撮像素子200との間にカバーガラス101を介して光路変換プリズム102が挿入配置されるようになっている。対物レンズ100の光軸Z1は、光路変換プリズム102によって、固体撮像素子200の方向に略90度折り曲げられる。この光路変換プリズム102の大きさはイメージサイズで決まり、光路変換プリズム102が挿入配置される対物レンズ100の最終面から結像位置Pまでの距離(ほぼ、バックフォーカスと同等)を十分に確保しておく必要がある。このため、全系の焦点距離に比べてバックフォーカスの長い対物レンズが必要とされている。しかしながら、内視鏡用の対物レンズは、その広角化の要請に伴い、イメージサイズが同一でも焦点距離は短くなる傾向にあり、十分なバックフォーカスを得ることは困難であった。この点に関し、本願出願人は、特許文献1において、全系の合成焦点距離fに比べてバックフォーカスが十分長い3群4枚構成の内視鏡用対物レンズを提案している。
特開2005−148508号公報
一方、内視鏡用対物レンズは被写界深度を深くするためにF値の暗いものが多く、球面収差やコマ収差が画質を決める重要な要因となることは少なく、画質劣化の大きな要因として倍率色収差が挙げられる。特に近年では、固体撮像素子の高密度化が進み、画素数が増大するにつれ、倍率色収差の十分な補正が必要とされている。倍率色収差を補正するには、絞りより離れた位置に倍率色収差補正を担う光学部材が配置されていることが好ましい。特に絞りより像側では、結像面に近い位置に倍率色収差補正を担う光学部材が配置されているほど、その効果がより顕著である。しかしながら、バックフォーカスの長いレンズ系においては、結像面に近い位置に光学部材が存在せず、倍率色収差の補正は容易ではなかった。特許文献1に記載の内視鏡用対物レンズは、十分なバックフォーカスを有しているものの、倍率色収差の補正の点でまだ改善の余地がある。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、像面側に光路変換プリズムを挿入配置することが可能な十分な長さのバックフォーカスを確保しつつ、倍率色収差を良好に補正することができるようにした内視鏡用対物レンズを提供することにある。
本発明による内視鏡用対物レンズは、物体側から順に、前群発散レンズ系と、明るさ絞りと、後群収束レンズ系とからなり、全系のバックフォーカスが全系の合成焦点距離の2.5倍よりも長い内視鏡用対物レンズであって、前群発散レンズ系が、像面側の面が凹面とされた1枚の負の第1レンズからなり、後群収束レンズ系が、物体側から順に、凸面を像面側に向けた正のメニスカス形状の第2レンズと、いずれか一方が正レンズで構成されるとともに他方が負レンズで構成された第3レンズおよび第4レンズからなる接合レンズとが配設されてなり、かつ、下記条件式を満足するように構成されているものである。
|ν3−ν4|×f2/{|RA|・(Bf+DA/n4)}≧9 ……(1)
ただし、fは全系の合成焦点距離、Bfは全系のバックフォーカス、ν3は第3レンズのアッベ数、ν4は第4レンズのアッベ数、RAは第3レンズと第4レンズとの接合面の曲率半径、DAは第4レンズの中心厚、n4は第4レンズの屈折率とする。
本発明による内視鏡用対物レンズは、下記条件式を満足することが好ましい。
12.4≧|ν 3 −ν 4 |×f 2 /{|R A |・(Bf+D A /n 4 )}≧9 ……(1)’
本発明による内視鏡用対物レンズでは、像面側に倍率色収差補正を担う光学部材として接合レンズを配置し、その接合レンズに関し条件式(1)を満足することで、像面側に光路変換プリズムを挿入配置することが可能な十分な長さのバックフォーカスを確保しつつ、倍率色収差が良好に補正される。
本発明による内視鏡用対物レンズにおいて、接合レンズにおける負レンズのアッベ数をν-として下記条件式を満足することが好ましい。これにより、倍率色収差の補正をさらにし易くなる。
ν-<22 ……(2)
本発明の内視鏡用対物レンズによれば、物体側から順に、前群発散レンズ系と、明るさ絞りと、後群収束レンズ系とからなり、全系のバックフォーカスを全系の合成焦点距離の2.5倍よりも長くした内視鏡用対物レンズであって、後群収束レンズ系の最も像面側に倍率色収差補正を担う光学部材として接合レンズを配置し、かつ、その接合レンズに関し条件式(1)を満足するようにしたので、像面側に光路変換プリズムを挿入配置することが可能な十分な長さのバックフォーカスを確保しつつ、倍率色収差を良好に補正することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る内視鏡用対物レンズの第1の構成例を示している。この構成例は、後述の第1の数値実施例(図7)のレンズ構成に対応している。図2は、第2の構成例を示している。この構成例は、後述の第2の数値実施例(図8)のレンズ構成に対応している。図3は、第3の構成例を示している。この構成例は、後述の第3の数値実施例(図9)のレンズ構成に対応している。図4は、第4の構成例を示している。この構成例は、後述の第4の数値実施例(図10)のレンズ構成に対応している。図5は、第5の構成例を示している。この構成例は、後述の第5の数値実施例(図11)のレンズ構成に対応している。図6は、第6の構成例を示している。この構成例は、後述の第6の数値実施例(図12)のレンズ構成に対応している。図1ないし図6において、符号Riは、最も物体側の構成要素の面を1番目として、像面側(結像側)に向かうに従い順次増加するようにして符号を付したi番目の面の曲率半径を示す。符号Diは、i番目の面とi+1番目の面との光軸Z1上の面間隔を示す。なお、各構成例共に基本的な構成は同じなので、以下では図1に示した第1の構成例を基本にして説明する。
この内視鏡用対物レンズは、内視鏡の先端部に設けられ、特に、固体撮像素子が軸方向(長手方向)に対し平行に配置された内視鏡(図23参照)の対物レンズとして好適に使用されるものである。この内視鏡用対物レンズは、光軸Z1に沿って物体側から順に、全体として負の屈折力を有する前群発散レンズ系G1と、明るさ絞りStと、全体として正の屈折力を有する後群収束レンズ系G2とを備えている。この内視鏡用対物レンズの像面側には、光路変換プリズムGPが配置され、さらに、この光路変換プリズムGPの像面側近傍にCCDなどの固体撮像素子が配置される。光路変換プリズムGPと固体撮像素子との間には、カバーガラスなどのその他の光学部材が配置されることもある。なお、図1〜図6においてPは結像位置を示す。図1〜図6では、光路変換プリズムGPを等価的に入射光軸Z1と同一方向に展開し、結像位置Pが入射光軸Z1と同一方向となるように図示しているが、実際には図23に示した構成例と同様に、光路変換プリズムGPによって光路が略90度折り曲げられるような構成となっている。
前群発散レンズ系G1は第1レンズL1からなり、後群収束レンズ系G2は物体側から順に、第2レンズL2と接合レンズL34とからなる。接合レンズL34は、第3レンズL3および第4レンズL4からなる。これにより、この内視鏡用対物レンズは、全体として3群4枚のレンズ構成とされている。
第1レンズL1は、曲率半径の小さい面を像面側に向けた負レンズとなっている。第1レンズL1は例えば、像面側の面が凹面とされ、物体側の面が平面とされた平凹レンズとされている。ただし、図6の第6の構成例では、第1レンズL1の物体側の面が凸面とされ、負のメニスカス形状となっている。第2レンズL2は、凸面を像面側に向けた正のメニスカス形状のレンズとされている。接合レンズL34において、第3レンズL3および第4レンズL4は、いずれか一方が正レンズで構成されるとともに他方が負レンズで構成されている。図1の第1の構成例と図3〜図6の第3〜第6の構成例では、第3レンズL3が両凸の正レンズ、第4レンズL4が物体側に凹面を向けたメニスカス形状の負レンズとなっている。図2の第2の構成例では、第3レンズL3が像面側に凹面を向けたメニスカス形状の負レンズ、第4レンズL4が両凸の正レンズとなっている。
この内視鏡用対物レンズは、全系のバックフォーカスBfが全系の合成焦点距離fの2.5倍よりも長く構成されており、さらに以下の条件を満足している。
|ν3−ν4|×f2/{|RA|・(Bf+DA/n4)}≧9 ……(1)
ただし、ν3は第3レンズL3のアッベ数、ν4は第4レンズL4のアッベ数、RAは第3レンズL3と第4レンズL4との接合面の曲率半径、DAは第4レンズL4の中心厚、n4は第4レンズL4の屈折率とする。
また、この内視鏡用対物レンズにおいて、接合レンズL34における負レンズのアッベ数をν-として下記条件式を満足することが好ましい。
ν-<22 ……(2)
次に、以上のように構成された内視鏡用対物レンズの作用および効果を説明する。
この内視鏡用対物レンズでは、物体側から順に、前群発散レンズ系G1と、明るさ絞りStと、後群収束レンズ系G2とを備え、全系のバックフォーカスBfを全系の合成焦点距離fの2.5倍よりも長くしたレンズ系において、明るさ絞りStから離れた場所に、倍率色収差補正を担う光学部材として接合レンズL34を配置し、その接合レンズL34に関し条件式(1)を満足することで、像面側に光路変換プリズムGPを挿入配置することが可能な十分な長さのバックフォーカスを確保しつつ、倍率色収差を良好に補正している。条件式(1)は、色収差補正を担う光学部材としての接合レンズL34における接合面の倍率色収差に対する補正の度合いを示している。条件式(1)は、接合レンズL34を構成する第3レンズL3と第4レンズL4とのアッベ数の差|ν3−ν4|を、全系の合成焦点距離fで規格化した接合レンズL34の接合面の曲率半径RAと全系のバックフォーカスBfに第4レンズL4の空気換算長DA/n4を加えた値(Bf+DA/n4)とで割ったものである。条件式(1)は、第3レンズL3と第4レンズL4とのアッベ数差|ν3−ν4|が大きく、また、接合面の曲率半径RAが小さく、接合面が結像位置に短いほど倍率色収差の補正に有利なことを示す。
通常、色収差の補正が不十分な結像レンズにおいては、短波長における焦点距離が長波長の焦点距離よりも短いので、軸上色収差と倍率色収差共に短波長が基準波長に比べマイナス(アンダー)となる。ここで倍率色収差のアンダーを補正する場合、明るさ絞りStより後方では、正レンズのアッベ数は大きく、負レンズのアッベ数は小さくすると良い。そこで、上記条件式(2)を満足するように接合レンズL34の負レンズのアッベ数は小さくすることが好ましい。これにより、倍率色収差の補正をさらにし易くなる。
以上説明したように、本実施の形態に係る内視鏡用対物レンズによれば、物体側から順に、前群発散レンズ系G1と、明るさ絞りStと、後群収束レンズ系G2とを備え、全系のバックフォーカスBfを全系の合成焦点距離fの2.5倍よりも長くしたレンズ系において、後群収束レンズ系G2の最も像面側に倍率色収差補正を担う光学部材として接合レンズL34を配置し、かつ、その接合レンズL34に関し条件式(1)を満足するようにしたので、像面側に光路変換プリズムGPを挿入配置することが可能な十分な長さのバックフォーカスを確保しつつ、倍率色収差を良好に補正することができる。
なお、以上の説明では、全系のバックフォーカスBfが全系の合成焦点距離fの2.5倍よりも長いレンズ系であるとしているが、バックフォーカスBfが長ければ大きな光路変換プリズムGPを挿入でき、この場合、有効光束に対して、プリズムサイズを大きくできるので、ゴーストやフレアの発生を抑えるのに有利である。また、プリズムサイズを大きくしない場合には、最終レンズと光路変換プリズムGPとの間に十分な間隔を確保でき、必要に応じて、フィルタの挿入などが容易に行えるという利点がある。これらの利点を十分に得たい場合には、全系のバックフォーカスBfが全系の合成焦点距離fの3倍以上であることが望ましい。
次に、本実施の形態に係る内視鏡用対物レンズの具体的な数値実施例について説明する。以下では、第1〜第6の数値実施例をまとめて説明する。
図7は実施例1に係る内視鏡用対物レンズの基本的なレンズデータを示している。この実施例1に係る内視鏡用対物レンズの基本的なレンズ構成は、既に図1を参照して説明したとおりである。図7に示したレンズデータにおける面番号Siの欄には、最も物体側の構成要素の面を1番目として、像側に向かうに従い順次増加するようにして符号を付したi番目(i=1〜10)の面の番号を示している。曲率半径Riの欄には、図1において付した符号Riに対応させて、物体側からi番目の面の曲率半径の値(mm)を示す。面間隔Diの欄についても、同様に物体側からi番目の面Siとi+1番目の面Si+1との光軸上の間隔(mm)を示す。ndjは、隣り合うレンズ面間のd線(波長587.6nm)に対する屈折率の値を示す。νdjの欄には、物体側からj番目(j=1〜5)の光学要素のd線に対するアッベ数の値を示す。なお、曲率半径Riと面間隔Diの数値は、全系の合成焦点距離fが0.5mmとなるように規格化してある。
以上の実施例1に係る内視鏡用対物レンズと同様にして、実施例2に係る内視鏡用対物レンズの基本的なレンズデータを図8に示す。実施例2に係る内視鏡用対物レンズの基本的なレンズ構成は、既に図2を参照して説明したとおりである。また同様にして、実施例3ないし実施例6に係る内視鏡用対物レンズの基本的なレンズデータをそれぞれ、図9〜図12に示す。実施例3ないし実施例6に係る内視鏡用対物レンズの基本的なレンズ構成はそれぞれ、既に図3〜図6を参照して説明したとおりである。なお、実施例2ないし実施例6についても、実施例1と同様に、曲率半径Riと面間隔Diの数値は、全系の合成焦点距離fが0.5mmとなるように規格化してある。
図13には、その他の諸データとして、各実施例の対物レンズにおけるイメージサイズ、被写体距離、画角、バックフォーカスBf、最外画角での倍率色収差の値(F線−C線)および上記条件式の値を示す。なお、C線は波長656.27nm、F線は波長486.13nmである。図13から分かるように、各実施例の値が、各条件式の数値範囲内となっている。また各実施例について全系のバックフォーカスBfが全系の合成焦点距離fの2.5倍よりも長くなっている。特に、実施例1ないし実施例3では、全系のバックフォーカスBfが全系の合成焦点距離fの3倍よりも長くなっている。なお、各条件式におけるν3、ν4、ν-およびn4はd線を基準波長とした値で計算している。
図13には、本実施の形態に係る内視鏡用対物レンズに対する比較例の内視鏡用対物レンズについての値も示す。比較例の内視鏡用対物レンズは、各条件式の値から外れ、また倍率色収差の値が各実施例の値に比べて大きくなっている。ここで、比較例の内視鏡用対物レンズの構成を図20に示す。また、比較例の内視鏡用対物レンズの基本的なレンズデータを図21に示す。符号は本実施の形態に係る内視鏡用対物レンズに対応する部分に同一の記号を付している。この比較例は、上記特許文献1(特開平2005−148508号公報)に実施例2として記載されているものである。なお、この比較例についても、曲率半径Riと面間隔Diの数値は、全系の合成焦点距離fが0.5mmとなるように規格化してある。
図14(A)〜図14(D)はそれぞれ、実施例1に係る内視鏡用対物レンズにおける球面収差、非点収差、ディストーション(歪曲収差)、および倍率色収差を示している。各収差図には、d線を基準波長とした収差を示す。球面収差は、C線およびF線についての収差も示す。倍率色収差はC線およびF線について示す。FNO.はF値、ωは半画角を示す。
同様にして、実施例2に係る内視鏡用対物レンズについての諸収差を図15(A)〜図15(D)に、実施例3に係る内視鏡用対物レンズについての諸収差を図16(A)〜図16(D)に、実施例4に係る内視鏡用対物レンズについての諸収差を図17(A)〜図17(D)に、実施例5に係る内視鏡用対物レンズについての諸収差を図18(A)〜図18(D)に、実施例6に係る内視鏡用対物レンズについての諸収差を図19(A)〜図19(D)に示す。さらに、図20および図21に示した比較例の内視鏡用対物レンズについての諸収差を図22(A)〜図22(D)に示す。
以上の各数値データおよび各収差図から分かるように、各実施例について、比較例の内視鏡用対物レンズに比べて特に倍率色収差が良好に補正された内視鏡用対物レンズが実現できている。
なお、本発明は、上記実施の形態および各実施例に限定されず種々の変形実施が可能である。例えば、各レンズ成分の曲率半径、面間隔および屈折率の値などは、上記各数値実施例で示した値に限定されず、他の値をとり得る。
本発明の実施例1に係る内視鏡用対物レンズに対応するレンズ断面図である。 本発明の実施例2に係る内視鏡用対物レンズに対応するレンズ断面図である。 本発明の実施例3に係る内視鏡用対物レンズに対応するレンズ断面図である。 本発明の実施例4に係る内視鏡用対物レンズに対応するレンズ断面図である。 本発明の実施例5に係る内視鏡用対物レンズに対応するレンズ断面図である。 本発明の実施例6に係る内視鏡用対物レンズに対応するレンズ断面図である。 本発明の実施例1に係る内視鏡用対物レンズのレンズデータを示す図である。 本発明の実施例2に係る内視鏡用対物レンズのレンズデータを示す図である。 本発明の実施例3に係る内視鏡用対物レンズのレンズデータを示す図である。 本発明の実施例4に係る内視鏡用対物レンズのレンズデータを示す図である。 本発明の実施例5に係る内視鏡用対物レンズのレンズデータを示す図である。 本発明の実施例6に係る内視鏡用対物レンズのレンズデータを示す図である。 その他の諸データを各実施例についてまとめて示した図である。 本発明の実施例1に係る内視鏡用対物レンズの諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーション、(D)は倍率色収差を示す。 本発明の実施例2に係る内視鏡用対物レンズの諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーション、(D)は倍率色収差を示す。 本発明の実施例3に係る内視鏡用対物レンズの諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーション、(D)は倍率色収差を示す。 本発明の実施例4に係る内視鏡用対物レンズの諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーション、(D)は倍率色収差を示す。 本発明の実施例5に係る内視鏡用対物レンズの諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーション、(D)は倍率色収差を示す。 本発明の実施例6に係る内視鏡用対物レンズの諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーション、(D)は倍率色収差を示す。 本発明に対する比較例の内視鏡用対物レンズの構成を示すレンズ断面図である。 本発明に対する比較例の内視鏡用対物レンズのレンズデータを示す図である。 本発明に対する比較例の内視鏡用対物レンズの諸収差を示す収差図であり、(A)は球面収差、(B)は非点収差、(C)はディストーション、(D)は倍率色収差を示す。 従来の内視鏡における対物光学系の概略を示す構成図である。
符号の説明
G1…前群発散レンズ系、G2…後群収束レンズ系、GP…光路変換プリズム、L1…第1レンズ、L2…第2レンズ、L3…第3レンズ、L4…第4レンズ、L34…接合レンズ、St…明るさ絞り、Ri…物体側から第i番目のレンズ面の曲率半径、Di…物体側から第i番目と第i+1番目のレンズ面との面間隔、Z1…光軸。

Claims (3)

  1. 物体側から順に、前群発散レンズ系と、明るさ絞りと、後群収束レンズ系とからなり、全系のバックフォーカスが全系の合成焦点距離の2.5倍よりも長い内視鏡用対物レンズであって、
    前記前群発散レンズ系が、像面側の面が凹面とされた1枚の負の第1レンズからなり、
    前記後群収束レンズ系が、物体側から順に、凸面を像面側に向けた正のメニスカス形状の第2レンズと、いずれか一方が正レンズで構成されるとともに他方が負レンズで構成された第3レンズおよび第4レンズからなる接合レンズとが配設されてなり、
    かつ、下記条件式を満足するように構成されている
    ことを特徴とする内視鏡用対物レンズ。
    |ν3−ν4|×f2/{|RA|・(Bf+DA/n4)}≧9 ……(1)
    ただし、
    f:全系の合成焦点距離
    Bf:全系のバックフォーカス
    ν3:第3レンズのアッベ数
    ν4:第4レンズのアッベ数
    A:第3レンズと第4レンズとの接合面の曲率半径
    A:第4レンズの中心厚
    4:第4レンズの屈折率
    とする。
  2. 前記接合レンズにおける負レンズのアッベ数をν-として下記条件式を満足する
    ν-<22 ……(2)
    ことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用対物レンズ。
  3. さらに下記条件式を満足する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の内視鏡用対物レンズ。
    12.4≧|ν 3 −ν 4 |×f 2 /{|R A |・(Bf+D A /n 4 )}≧9 ……(1)’
JP2007031677A 2006-02-14 2007-02-13 内視鏡用対物レンズ Active JP4937780B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007031677A JP4937780B2 (ja) 2006-02-14 2007-02-13 内視鏡用対物レンズ

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006036582 2006-02-14
JP2006036582 2006-02-14
JP2006140242 2006-05-19
JP2006140242 2006-05-19
JP2007031677A JP4937780B2 (ja) 2006-02-14 2007-02-13 内視鏡用対物レンズ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007334291A JP2007334291A (ja) 2007-12-27
JP4937780B2 true JP4937780B2 (ja) 2012-05-23

Family

ID=38933783

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007031677A Active JP4937780B2 (ja) 2006-02-14 2007-02-13 内視鏡用対物レンズ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4937780B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013077139A1 (ja) 2011-11-22 2013-05-30 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 内視鏡対物光学系
CN105378535B (zh) * 2013-08-22 2017-12-05 奥林巴斯株式会社 内窥镜用物镜光学系统
JPWO2017060950A1 (ja) * 2015-10-05 2018-07-26 オリンパス株式会社 撮像装置及びそれを備えた光学装置
JP6865303B2 (ja) 2018-01-26 2021-04-28 オリンパス株式会社 内視鏡対物光学系、内視鏡用撮像装置及び内視鏡
CN112790721B (zh) * 2021-01-29 2023-07-18 之江实验室 一种高分辨率侧向成像的微型内窥显微物镜组及探头

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10260347A (ja) * 1997-03-19 1998-09-29 Fuji Photo Optical Co Ltd 内視鏡用対物レンズ
JP3752196B2 (ja) * 2001-05-14 2006-03-08 ペンタックス株式会社 内視鏡対物光学系
JP4261131B2 (ja) * 2002-06-20 2009-04-30 Hoya株式会社 内視鏡対物光学系および内視鏡
JP4566539B2 (ja) * 2003-02-04 2010-10-20 Hoya株式会社 内視鏡対物レンズ系
JP4575198B2 (ja) * 2005-03-10 2010-11-04 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 内視鏡撮像ユニット

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007334291A (ja) 2007-12-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4964551B2 (ja) 内視鏡用対物レンズおよびそれを用いた内視鏡用撮像装置
JP4869096B2 (ja) 内視鏡用対物レンズ
JP4847172B2 (ja) 撮像レンズ
JP4685510B2 (ja) 内視鏡用対物レンズ
JP4265909B2 (ja) 内視鏡用対物レンズ
US9645383B2 (en) Objective lens for endoscope and endoscope
US7502182B2 (en) Objective lens for endoscope
JP7091268B2 (ja) 内視鏡用対物レンズおよび内視鏡
JPH10260348A (ja) 内視鏡用対物レンズ
JP5989292B1 (ja) 内視鏡用対物光学系
JP2007219079A (ja) 撮像レンズ
JP6266503B2 (ja) 内視鏡用対物レンズおよび内視鏡
JP6230770B1 (ja) 内視鏡用対物光学系
WO2013077139A1 (ja) 内視鏡対物光学系
JPWO2013065294A1 (ja) 対物光学系およびこれを用いた内視鏡装置
JP4937780B2 (ja) 内視鏡用対物レンズ
JP6000842B2 (ja) 結像光学系
JP2007304312A (ja) 色消しレンズ系
JP6062137B1 (ja) 内視鏡対物光学系
US10884223B2 (en) Objective optical system for endoscope
JP5466603B2 (ja) レトロフォーカス型広角レンズおよびこれを備えたカメラ
JPWO2009044836A1 (ja) ズーム接眼レンズ系
US11561379B2 (en) Objective optical system for endoscope and endoscope including two lens group of −+ refractive powers having sixth lenses of −−+++− refractive powers
JP2007093940A (ja) リアコンバータレンズ
JP2005148508A (ja) 内視鏡用対物レンズ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090917

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20090917

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20090917

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111020

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111214

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120214

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120222

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150302

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4937780

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250