JP2005148508A - 内視鏡用対物レンズ - Google Patents

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【課題】 焦点距離に対して十分に長いバックフォーカスを確保しつつコンパクトなレンズ外径を有すると共に、良好な光学性能を発揮することが可能な内視鏡用対物レンズを提供する。
【解決手段】 物体側から順に、第1レンズ群G1と、明るさ絞りStと、第2レンズ群G2とを備え、第1レンズ群G1が像側の面が像側に凹である負の第1レンズL1からなり、第2レンズ群G2が、物体側から順に配設された、像側に凸面を向けた正のメニスカス形状を有する第2レンズL2と、正の第3レンズL3および負の第4レンズL4からなる接合レンズL34とにより構成され、かつ、条件式(1)から条件式(3)を満足する。条件式(1)を満たすことにより全系の焦点距離の3倍以上を有するバックフォーカスが得られ、条件式(2)を満たすことによりレンズ外径が縮小され、さらに、条件式(3)を満たすことにより収差が良好に補正される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、内視鏡に用いられる対物レンズに関し、特に、比較的コンパクトなサイズを有する内視鏡用対物レンズに関する。
従来より、医療現場等において患者の体内の観察あるいは治療を行う際などに、内視鏡が使用されている。このような内視鏡としては、固体撮像素子を用いた直視型のものがある。この直視型の内視鏡においては、一般に、光軸方向に沿って物体側から順に対物レンズと光路変換プリズムと固体撮像素子とが設けられるようになっている。したがって、光路変換プリズムを配設できる程度に、対物レンズの最も像側の面から結像位置までの距離(バックフォーカスとほぼ同等)を確保しておく必要がある。光路変換プリズムのサイズはイメージサイズで決まることから、固体撮像素子を小型化するなどしてイメージサイズの縮小化が図られている。しかし、各部品の加工精度や組立精度を考慮すると、上記の距離を極端に狭めることはできないので、イメージサイズの縮小化と比例させて光路変換プリズムの縮小化を図ることは困難であった。このため、焦点距離と比べて十分に長いバックフォーカスを有する対物レンズが求められていた。しかし、近年では、より広い視野角の確保という要請に応えるため、同一のイメージサイズであっても焦点距離が短くなる傾向にあり、バックフォーカスを十分に確保することは困難であった。この問題に対し、本出願人は、先に、焦点距離に比べて十分に長いバックフォーカスを有する内視鏡用対物レンズを提案している(特許文献1参照。)。
特開平10−260347号公報
ところで、内視鏡用対物レンズは、焦点距離よりも十分に長いバックフォーカスが求められる一方で、内視鏡の小型化に伴い、よりコンパクトな構成であることも要求される。このため、レンズ外径の小型化、特に、最も物体側に配置されるレンズの外径の小型化は、内視鏡先端部の小型化や洗浄時の水切れ向上といった観点から強く望まれている。しかしながら、上記特許文献1の内視鏡用対物レンズでは十分なバックフォーカスが得られているものの、明るさ絞りの位置に対する制約がなく、レンズ外径の小型化については不十分であった。
本発明はかかる問題に鑑みてなされたもので、その目的は、焦点距離に対して十分に長いバックフォーカスを確保しつつコンパクトなレンズ外径を有すると共に、良好な光学性能を発揮することが可能な内視鏡用対物レンズを提供することにある。
本発明による内視鏡用対物レンズは、物体側から順に、第1レンズ群と、明るさ絞りと、第2レンズ群とを備え、第1レンズ群が、像側の面が像側に凹である負の第1レンズからなり、第2レンズ群が、物体側から順に配設された、像側に凸面を向けた平凸形状または正のメニスカス形状を有する第2レンズと、いずれか一方が正であり他方が負である第3および第4レンズからなる接合レンズとにより構成され、以下の条件式(1)から条件式(3)を満足するように構成されているものである。但し、Dは第1レンズ群の後側主点と第2レンズ群の前側主点との間隔を表し、f1は第1レンズの焦点距離を表し、fは全系の焦点距離を表し、D12は第1レンズの物体側の面と明るさ絞りとの光軸上における間隔を表し、R5は第2レンズにおける像側の面の曲率半径を表す。
D≧3.0×|f1| ……(1)
D12<1.8×f ……(2)
1.5×f<|R5|<2.0×f ……(3)
本発明による内視鏡用対物レンズでは、上記のような構成とすることにより、十分なバックフォーカスとコンパクトなレンズ外径とを実現しつつ、諸収差が良好に補正される。特に、条件式(1)を満足することにより、全系の焦点距離の3倍以上を有するバックフォーカスが得られる。条件式(2)を満足することにより、第1レンズの物体側の面を透過する最外角の主光線の高さが、最外角像高以下となる。さらに、条件式(3)を満足することにより、第2レンズの像側の面の曲率半径が規定され、像面湾曲が抑制される。
本発明の内視鏡用対物レンズによれば、物体側から順に、第1レンズ群と、明るさ絞りと、第2レンズ群とを備え、第1レンズ群が像側の面が像側に凹である負の第1レンズからなり、第2レンズ群が、物体側から順に配設された、像側の面が像側に凸である正の第2レンズと、いずれか一方が正であり他方が負である第3および第4レンズからなる接合レンズとにより構成されるようにし、かつ、条件式(1)から条件式(3)を満足するように構成したので、焦点距離に対して十分に長いバックフォーカスを確保しつつコンパクトなレンズ外径を有すると共に、良好な光学性能を発揮することが可能となる。これにより、最も像側の面(第4レンズの像側の面)と撮像面との間に光路変換プリズム等の光学部材を配置できるうえ、よりコンパクトな内視鏡に搭載することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る内視鏡用対物レンズ(以下、単に「対物レンズ」という。)の一構成例を示している。この構成例は、後述する第1の実施例(表1および表3)に対応するレンズ構成である。また、図2は、対物レンズ1とは異なるの他の構成例を示しており、後述する第2の実施例(表2および表3)に対応するレンズ構成である。図1および図2において、符号Ri(R1〜R9)は、i番目の構成要素の面Si(i=1〜9)の曲率半径を示し、符号Di(D1〜D9)は、i番目の面とi+1番目の面との光軸上の面間隔を示す。但し、符号S3は明るさ絞り(開口絞りともいう。)Stに対応する。
図1および図2に示した対物レンズは、直視型の内視鏡における物体側の先端部分に配置されるものであり、光軸Z1に沿って、物体側から順に、第1レンズ群G1と、明るさ絞りSt(光軸Z1上の位置のみを示す)と、第2レンズ群G2とを備えている。第1レンズ群G1は、物体側からの光を発散させる光学系であり、一方の、第2レンズ群G2は、第1レンズ群G1から明るさ絞りStを経由した光を結像面へ向けて集束させる光学系である。具体的には、第1レンズ群G1は第1レンズL1からなり、第2レンズ群G2は物体側から順に第2レンズL2と、第3レンズL3と、第4レンズL4とを備えている。第3レンズL3および第4レンズL4は接合レンズL34を構成している。この対物レンズにおける像側には、光路変換プリズムPが設けられており、さらに、光路変換プリズムPの像側にはCCD(Charged Coupled Device;電荷結合素子)などの固体撮像素子(図示せず)が設けられている。
第1レンズL1は、像側に凹面を向けた平凹形状をなし、負のパワーを備えている。図1および図2では、第1レンズL1が平凹形状をなすようにしたが、像側の面S2が像側に凹であり、かつ、負のパワーを備えていればよく、例えば物体側の面S1が平面でなくともよい。
第2レンズL2は、像側の面S5が物体側の面S4よりも絶対値の小さな曲率半径を有する(すなわち、|R5|<|R4|である)メニスカス形状をなし、正のパワーを備えている。図1および図2では、第2レンズL2がメニスカス形状をなすようにしたが、像側の面S5が像側に凸であり、かつ、正のパワーを備えていればよく、例えば物体側の面S4が平面であったり、あるいは面S4が物体側に凸であってもよい。
さらに、図1の構成例では、第3レンズL3が像側に凹面を向けたメニスカス形状をなし負のパワーを備え、第4レンズL4が両凸形状をなしている。これと異なり、図2に示した他の構成例のように、両凸形状をなす第3レンズL3と、物体側に凹面を向けたメニスカス形状をなし負のパワーを備えた第4レンズL4とを配設するようにしてもよい。
図1および図2の対物レンズは、以下の条件式(1)から条件式(3)を満足するように構成されている。但し、Dは第1レンズ群G1の後側主点と第2レンズ群G2の前側主点との間隔を表し、f1は第1レンズL1の焦点距離を表し、fは全系の焦点距離を表し、さらに、D12は第1レンズL1の物体側の面S1と明るさ絞りStとの光軸Z1上における間隔を表している。
D≧3.0×|f1| ……(1)
D12<1.8×f ……(2)
1.5×f<|R5|<2.0×f ……(3)
次に、以上のように構成された対物レンズの作用および効果について説明する。
図1および図2の対物レンズでは、第1および第2レンズL1,L2の2枚の単レンズと、第3および第4レンズL3,L4からなる1つの接合レンズL34とからなる簡単な構成とし、かつ、条件式(1)〜条件式(3)を満足するようにしたので、十分なバックフォーカスを確保し、コンパクトなレンズ外径を得ることができ、さらに、諸収差を良好に補正することができる。
条件式(1)は、第1レンズL1の焦点距離f1と、第1レンズ群G1の後側主点と第2レンズ群G2の前側主点との間隔Dとの関係を規定するものである。条件式(1)を満足することにより、像を固体撮像素子上に結像させつつ、光路変換プリズムPなどの光学部品を、固体撮像素子との間の光軸Z1上に配置するのに十分な長さのバックフォーカスが得られる。十分な長さとは、対物レンズにおける全系の焦点距離fの3倍以上の長さである。条件式(1)は、以下のようにして導かれる。
一般に、2枚の薄肉レンズでは、一方のレンズ(前方レンズ)の焦点距離をf1、他方のレンズ(後方レンズ)の焦点距離をf2、前方レンズの後側主点と後方レンズの前側主点との間隔(この場合、2枚のレンズの間隔とほぼ等しい)をDとすると、2枚のレンズの合成焦点距離fは、
1/f=1/f1+1/f2−D/(f1・f2) ……(4)
と表すことができる。また、バックフォーカスBfは、
Bf=f・(1−D/f1) ……(5)
と表される。ここで、必要なバックフォーカスBfの長さを、合成焦点距離fの3倍
Bf=3×f ……(6)
とすると、式(5)は、
3×f=f・(1−D/f1)
となるので、
D=−2×f1 ……(7)
が得られる。ここで、f1<0、f2>0の場合には、
D≧2×|f1|
のとき、
Bf≧3×f
が実現される。
以上は薄肉レンズの場合であり、図1および図2に示した対物レンズでは、第2レンズ群G2の後側主点位置が、ほぼ全系の焦点距離fの分だけ、第2レンズ群G2の中に(物体側に)入り込むこととなる。このため、これを補正分として考慮し、補正値BFとして、全系の焦点距離fの3倍の長さを有するバックフォーカスBf(=3×f)と上記補正分の長さfとの和である焦点距離fの4倍の長さを確保することとする。すなわち、
BF=4×f ……(8)
とする。この補正値BFを式(5)におけるバックフォーカスBfに置き換えると、式(5)は
4×f=f・(1−D/f1) ……(9)
と表せるので、式(8)および式(9)から、
D≧3.0×|f1| ……(1)
が得られる。
条件式(2)は、第1レンズL1の有効径を規定するものである。面S1を通る光線の高さは、主に、第1レンズL1の面S1と明るさ絞りStとの光軸Z1上における間隔D12(すなわち、D1+D2)によって決まる。間隔D12が大きくなるほど、第1レンズL1の有効径は増大する。間隔D12が条件式(2)の上限よりも大きくなると、面S1を通る最外角の主光線の高さHは、最外角の像高hよりも大きくなってしまう。条件式(2)を満たすようにすることにより、像高h以下の範囲において高さHをさらに小さくすることができ、コンパクトなレンズ外径が確保される。
条件式(3)は、第2レンズL2の面S5における曲率半径R5を規定するものである。条件式(3)を満足することにより、曲率半径R5が適正となり、良好な結像性能が得られる。曲率半径R5が、条件式(3)の上限よりも大きくなると非点収差の発生が顕著となってしまい、一方、条件式(3)の下限よりも小さくなると像面湾曲がオーバーとなってしまう。
このように、本実施の形態に係る対物レンズによれば、全系の焦点距離fの3倍以上ものバックフォーカスBfを確保しつつコンパクトなレンズ外径を有すると共に、良好な光学性能を発揮することが可能となる。
次に、本実施の形態に係る対物レンズの具体的な数値実施例について説明する。
以下、第1および第2の数値実施例(実施例1,2)をまとめて説明する。ここで、表1が、実施例1に対応し、図1に示した対物レンズの構成に関する基本データを示す。表2が、実施例2に対応し、図2に示した対物レンズの構成に関する基本データを示す。表1および表2におけるSi(面番号)の欄には、各実施例の対物レンズについて、最も物体側の構成要素の面を1番目として、像側に向かうに従い順次増加するi番目(i=1〜9)の構成要素の面の番号を示している。Ri(曲率半径)の欄には、表1および表2で付した符号Riに対応した、物体側からi番目(i=1〜9)の面の曲率半径の値を示す。同様に、Di(面間隔)の欄についても、表1および表2で付した符号Diに対応した、物体側からi番目(i=1〜9)の面とi+1番目の面との光軸上の間隔を示す。ここで、曲率半径Riおよび面間隔Diの単位はミリメートル(mm)である。但し、比較を容易にするため、いずれも全系の焦点距離fが1mmとなるように規格化した場合の数値を示す。さらに、ndj(屈折率)の欄には、物体側からd番目(i=1〜5)のレンズ要素のd線(波長;587.6nm)に対する屈折率の値を示し、νdj(アッベ数)の欄には、物体側からj番目(j=1〜5)のレンズ要素のd線に対するアッベ数の値を示す。
Figure 2005148508
Figure 2005148508
表3に、各実施例におけるイメージサイズ、被写体距離、画角、バックフォーカスBf、第1レンズ群G1の後側主点位置、第2レンズ群G2の前側主点位置、像高hおよび面S1を透過する最外角の主光線高さHの各データをまとめて示す。ここでは、第1レンズ群G1の後側主点位置は面S2の光軸Z1上の位置を基準としており、第2レンズ群G2の前側主点位置は面S4の光軸Z1上の位置を基準としている。なお、画角を除く各数値データの単位はミリメートル(mm)である。
Figure 2005148508
表3に示したように、各実施例は、いずれも、全系の焦点距離fの3倍以上のバックフォーカスBfを有している。また、各実施例ともに、最外角の主光線高さHが最外角像高hよりも小さくなっており、第1レンズL1の有効径がコンパクトに抑えられている。
さらに、表4には、各実施例における条件式(1)から条件式(3)に対応する数値を示す。各数値の単位はミリメートル(mm)である。ここで、条件式(1)の間隔Dは、第1レンズ群G1の後側主点位置と、面間隔D2と、面間隔D3と、第2レンズ群G2の前側主点位置との和である。したがって、実施例1の場合、
D=0.0+1.0726+0.1237+1.2381
=2.4344
=3.011×|f1|
というように算出される。また、条件式(2)の間隔D12は、面間隔D1と面間隔D2との和である。したがって、実施例1の場合は、
D12=0.4462+1.0726
=1.5188
≒1.519×f
というように算出される。実施例2についても同様に算出することができる。
Figure 2005148508
表4に示したように、実施例1,2は、いずれも条件式(1)から条件式(3)の各数値範囲を満足している。なお、特許文献1に記載されたいくつかの実施例のうち、本実施の形態における条件式(1)から条件式(3)の条件をすべて満足するものはない。
続いて、実施例1の撮像レンズにおける球面収差、非点収差およびディストーション(歪曲収差)を図3(A)〜3(C)に示す。各収差図には、d線(波長587.6nm)を基準波長とした収差を示すが、球面収差図である図3(A)には、F線(波長486.1nm)と、C線(波長656.3nm)とについての収差をも示す。非点収差図である図3(B)では、実線がサジタル方向の収差を示し、破線がタンジェンシャル方向の収差を示す。同様に、実施例2についての諸収差を図4(A)〜図4(C)に示す。
以上、各数値データおよび各収差図に示したように、各実施例について全系の焦点距離fの3倍以上もの長さのバックフォーカスBfを確保しつつコンパクトなレンズ外径を有すると共に、良好な光学性能を実現することができることが確認できた。
以上、実施の形態および実施例を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態および実施例に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、各レンズ成分の曲率半径、面間隔および屈折率の値は、上記各数値実施例で示した値に限定されず、他の値をとり得るものである。
本発明の一実施の形態に係る内視鏡用対物レンズの構成例を示すものであり、実施例1に対応する断面図である。 本発明の一実施の形態に係る内視鏡用対物レンズの他の構成例を示すものであり、実施例2に対応する断面図である。 実施例1に係る撮像レンズの球面収差、非点収差およびディストーション(歪曲収差)を表す収差図である。 実施例1に係る撮像レンズの球面収差、非点収差およびディストーション(歪曲収差)を表す収差図である。
符号の説明
L1〜L4…第1〜第4レンズ、L34…接合レンズ、St…絞り。

Claims (5)

  1. 物体側から順に、第1レンズ群と、明るさ絞りと、第2レンズ群とを備え、
    前記第1レンズ群は、像側の面が像側に凹である負の第1レンズからなり、
    前記第2レンズ群は、物体側から順に配設された、像側の面が像側に凸である正の第2レンズと、いずれか一方が正であり他方が負である第3および第4レンズからなる接合レンズとにより構成され、
    かつ、以下の条件式(1)から条件式(3)を満足するように構成されている
    ことを特徴とする内視鏡用対物レンズ。
    D≧3.0×|f1| ……(1)
    D12<1.8×f ……(2)
    1.5×f<|R5|<2.0×f ……(3)
    但し、
    D:第1レンズ群の後側主点と第2レンズ群の前側主点との間隔
    f1:第1レンズの焦点距離
    f:全系の焦点距離
    D12:第1レンズの物体側の面と明るさ絞りとの光軸上における間隔
    R5:第2レンズにおける像側の面の曲率半径
  2. 前記第1レンズは、平凹形状をなしていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用対物レンズ。
  3. 前記第2レンズは、像側の面が物体側の面よりも小さな曲率半径を有し、メニスカス形状をなしていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の内視鏡用対物レンズ。
  4. 前記第3レンズは、像側に凹面を向けた負のメニスカス形状をなし、
    前記第4レンズは、両凸形状をなしている
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の内視鏡用対物レンズ。
  5. 前記第3レンズは、両凸形状をなし、
    前記第4レンズは、物体側に凹面を向けた負のメニスカス形状をなしている
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の内視鏡用対物レンズ。
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