図1乃至図18は、発明を実施するための最良の形態である。図1および図2は、遊技盤2の正面を示す。図3は、第1乃至第11入賞部品21乃至31と第1乃至第22入賞口32乃至53と払出と連動との相互関係を示す。図4は、球が入賞した場合における第1入賞口32、第2入賞口33、第5乃至第22入賞口36乃至53の相互関係を示す。図5は、可変入賞部品111を分解して示す。図6は、可変入賞部品111A乃至111Dを示す。図7は、可変入賞部品111Dの作用を示す。図8は、可変入賞部品201を分解して示す。図9は、可変入賞部品201A;201Bを示す。図10は、可変入賞部品入賞部品201Aの作用を示す。図11は、第3入賞部品23を示す。図12は、可変入賞口301の内部を示す。図13は、連動入賞機構331の動作を示す。図14は、連動入賞機構320を分解して示す。図15は、連動入賞機構320における遊技基盤2A、球導出部品334、第3レバー332、第4レバー333の組み立てられた裏側を示す。図16は、連動入賞機構320の動作を示す。図17は、パチンコ遊技機の正面を示す。本明細書において、「前」、「表」、「後」、「裏」、「左」、「右」、「上」、「下」の方向は、図17の状態に遊技機枠1および遊技盤2を置いて図17の紙面の前側から見た場合に特定される方向である。「前」および「表」は、同じ方向である。「後」および「裏」は、同じ方向である。
図1乃至図3を参照し、遊技盤2の前部の構造について説明する。図1に示すように、遊技盤2は、遊技基盤2Aの前面に、遊技領域13を備える。遊技領域13は、遊技盤2の前面の内ガイドレール14および外ガイドレール15で囲まれた部分である。遊技領域13の左側には、球発射通路16が接続される。球発射通路16は、内ガイドレール14の左側部と外ガイドレール15の左側部との間の隙間によって形成される。遊技領域13には、アウト口17、球戻り防止弁18、球反発体19、遊技釘20、第1入賞部品21、第2入賞部品22、第3入賞部品23、第4入賞部品24、第5入賞部品25、第6入賞部品26、第7入賞部品27、第8入賞部品28、第9入賞部品29、第10入賞部品30、第11入賞部品31が設けられる。
図1および図2に示すように、第1入賞部品21は、第1入賞口32を備える。第2入賞部品22は、第2入賞口33を備える。第3入賞部品23は、第3入賞口34、第4入賞口35、第5入賞口36、第6入賞口37、第7入賞口38、第8入賞口39、第9入賞口40、第10入賞口41、第11入賞口42、第12入賞口43からなる10個の入賞口を備える。第4入賞部品24は、第13入賞口44、第14入賞口45を備える。第5入賞部品25は、第15入賞口46、第16入賞口47を備える。第6入賞部品26は、第17入賞口48を備える。第7入賞部品27は、第18入賞口49を備える。第8入賞部品28は、第19入賞口50を備える。第9入賞部品29は、第20入賞口51を備える。第10入賞部品30は、第21入賞口52を備える。第11入賞部品31は、第22入賞口53を備える。
第1乃至第7入賞口32乃至38、第12入賞口43、第14入賞口45、第16入賞口47は、球を取り入れるための球入口の大きさが不変な入賞口として構成される。第8乃至第11入賞口39乃至42は、遊技領域13から球を取り入れるための球入口の大きさが可変な入賞口として、球入口の前部に一体の開閉体aを個別に備え、開閉体aが垂直姿勢から下部を中心として前側に開放されて前傾姿勢になることによって、球入口に球を入れることが可能になり、開閉体aが前傾姿勢から下部を中心として後側に閉鎖され垂直姿勢になることによって、球入口に球を入れることが不可能になるように、構成される。
第13入賞口44、第15入賞口46、第17乃至第22入賞口48乃至53は、遊技領域13から球を取り入れるための球入口の大きさが可変な入賞口として、球入口の前部両側に左右一対の開閉体b;cを備え、左の開閉体bが垂直姿勢から下部を中心として左側に開放されて左斜め姿勢になり、右の開閉体cが垂直姿勢から下部を中心として右側に開放されて右斜め姿勢になることによって、球入口に球を入れることが可能になり、左の開閉体bが左斜め姿勢から下部を中心として右側に閉鎖されて垂直姿勢になり、右の開閉体cが右斜め姿勢から下部を中心として左側に閉鎖されて垂直姿勢になることによって、球入口に球を入れることが不可能になるように、構成される。
第1入賞口32、第2入賞口33、第5乃至第22入賞口36乃至53は、入賞した球を遊技盤2の裏側に排出する。第3入賞口34、第4入賞口35は、入賞した球を、第5乃至第7入賞口36乃至38のいずれかに必ず入賞するように、第3入賞部品23の前部に形成された部屋で下方に落下する。第1乃至第4入賞口32乃至35、第8乃至第22入賞口39乃至53に球が入賞すると、図外の球払出機構が賞球を払い出す。第5乃至第7入賞口36乃至38に球が入賞しても、球払出機構が賞球を払い出さない。
第5入賞口36または遊技領域13から第14入賞口45に入賞した球は、遊技盤2の裏側に排出され、第13入賞口44の開閉体b;cを開放する。第8入賞口39の開閉体aまたは第9入賞口40の開閉体aが開放中において、遊技領域13から第8入賞口39または第9入賞口40に入賞した球は、球の入賞した入賞口に該当する開閉体aを閉鎖し、遊技盤2の裏側に排出され、第13入賞口44の開閉体b;cを開放する。第6入賞口37に入賞した球は、遊技盤2の裏側に排出され、第8乃至第11入賞口39乃至42の開閉体aと第17乃至第19入賞口48乃至50および第21入賞口52の開閉体b;cを開放する。
第7入賞口38または遊技領域13から第16入賞口47に入賞した球は、遊技盤2の裏側に排出され、第15入賞口46の開閉体b;cを開放する。第10入賞口41の開閉体aまたは第11入賞口42の開閉体aが開放中において、遊技領域13から第10入賞口41または第11入賞口42に入賞した球は、球の入賞した入賞口に該当する開閉体aを閉鎖し、遊技盤2の裏側に排出され、第15入賞口46の開閉体b;cを開放する。
第13入賞口44の開閉体b;cが開放中において、遊技領域13から第13入賞口44に入賞した球は、第13入賞口44の開閉体b;cを閉鎖し、遊技盤2の裏側に排出される。第15入賞口46の開閉体b;cが開放中において、遊技領域13から第15入賞口46に入賞した球は、第15入賞口46の開閉体b;cを閉鎖し、遊技盤2の裏側に排出される。第17入賞口48の開閉体b;cが開放中において、遊技領域13から第17入賞口48に入賞した球は、第17入賞口48の開閉体b;cを閉鎖し、遊技盤2の裏側に排出され、第20入賞口51の開閉体b;cを開放する。第18入賞口49の開閉体b;cが開放中において、遊技領域13から第18入賞口49に入賞した球は、第18入賞口49の開閉体b;cを閉鎖し、遊技盤2の裏側に排出され、第21入賞口52の開閉体b;cを開放する。
第19入賞口50の開閉体b;cが開放中において、遊技領域13から第19入賞口50に入賞した球は、第19入賞口50の開閉体b;cを閉鎖し、遊技盤2の裏側に排出され、第22入賞口53の開閉体b;cを開放する。第20入賞口51の開閉体b;cが開放中において、遊技領域13から第20入賞口51に入賞した球は、第20入賞口51の開閉体b;cを閉鎖し、遊技盤2の裏側に排出される。第21入賞口52の開閉体b;cが開放中において、遊技領域13から第21入賞口52に入賞した球は、第21入賞口52の開閉体b;cを閉鎖し、遊技盤2の裏側に排出される。第22入賞口53の開閉体b;cが開放中において、遊技領域13から第22入賞口53に入賞した球は、第22入賞口53の開閉体b;cを閉鎖し、遊技盤2の裏側に排出される。
よって、第5入賞口36に球が入賞した場合、賞球が払い出されず、第13入賞口44の開閉体b;cが開放する。第6入賞口37に球が入賞した場合、賞球が払い出されず、第8乃至第11入賞口39乃至42の開閉体aと第17乃至第19入賞口48乃至50および第21入賞口52の開閉体b;cとが開放する。第7入賞口38に球が入賞した場合、賞球が払い出されず、第15入賞口46の開閉体b;cが開放する。第8入賞口39または第9入賞口40または第14入賞口45に球が入賞した場合、賞球が払い出され、第13入賞口44の開閉体b;cが開放する。第10入賞口41または第11入賞口42または第16入賞口47に球が入賞した場合、賞球が払い出され、第15入賞口46の開閉体b;cが開放する。第17入賞口48に球が入賞した場合、賞球が払い出され、第20入賞口51の開閉体b;cが開放する。第18入賞口49に球が入賞した場合、賞球が払い出され、第21入賞口52の開閉体b;cが開放する。第19入賞口50に球が入賞した場合、賞球が払い出され、第22入賞口53の開閉体b;cが開放する(図3参照)。
第18入賞口49の開閉体b;cおよび第21入賞口52の開閉体b;cが開放中においては、球が第18入賞口49に入賞するよりも先の時点で第21入賞口52に入賞した方が、球が第21入賞口52に入賞するよりも先の時点で第18入賞口49に入賞するよりも、有利である。その理由は、球が第18入賞口49に入賞するよりも先の時点で第21入賞口52に入賞すれば、第21入賞口52への入賞に伴い第21入賞口52の開閉体b;cが閉鎖した後に、第18入賞口49への入賞に伴い第21入賞口52の開閉体b;cが再び開放するからである。換言すると、球が第18入賞口49に入賞するよりも先の時点で第21入賞口52に入賞した場合に賞球として払い出される球の個数は、球が第21入賞口52に入賞するよりも先の時点で第18入賞口49に入賞した場合に賞球として払い出される球の個数よりも多くなるからである。
第6入賞口37に入賞した1個の球が、第8乃至第11入賞口39乃至42の開閉体aと第17乃至第19入賞口48乃至50および第21入賞口52の開閉体a;bとを開放するので、第6入賞口37は、第8乃至第11入賞口39乃至42と第17乃至第19入賞口48乃至50および第21入賞口52からなる8個の可変入賞口を球の入賞可能な形態に開放する、特定入賞口を構成する。また、第8乃至第11入賞口39乃至42と第17入賞口48および第19入賞口50が入賞可能な形態に開放した場合において、第8入賞口39または第9入賞口40に入賞した球が第13入賞口44の開閉体b;cを開放し、第10入賞口41または第11入賞口42に入賞した球が第15入賞口46の開閉体b;cを開放し、第17入賞口48に入賞した球が第20入賞口51の開閉体b;cを開閉し、第19入賞口50に入賞した球が第22入賞口53の開閉体b;cを開閉するので、第6入賞口37は、第13入賞口44と第15入賞口46と第20入賞口51および第22入賞口53からなる4個の可変入賞口を球の入賞可能な形態に開放するきっかけを作る、特定入賞口としても機能する。
図1において、第3入賞部品23および第6入賞口37は、遊技領域13の中心線L1および中心線L2の上に配置される。中心線L1:L2は、互いに直交する。中心線L1は、遊技領域13の最上位置54と最下位置55とを結ぶように上下方向に延びて、遊技領域13を左右に分ける。中心線L2は、遊技領域13の最左位置56と最右位置57とを結ぶように左右方向に延びて、遊技領域13を上下に分ける。第4乃至第11入賞部品24乃至31は、中心線L2よりも下部の遊技領域13に設けられる。第4乃至第8入賞部品24乃至28からなる5個の可変入賞部品は、互いに左右に離れて配置され、上段の可変入賞部品を構成する。上段における第4乃至第8入賞部品24乃至28の開閉体b;cの全部が開放された場合、第4入賞部品24の開閉体cと第6入賞部品26の開閉体bとの間、第6入賞部品26の開閉体cと第7入賞部品27の開閉体bとの間、第7入賞部品27の開閉体cと第8入賞部品28の開閉体bとの間、第8入賞部品28の開閉体cと第5入賞部品25の開閉体bとの間は、球が上から下に通過可能な間隔を構成する。第9乃至第11入賞部品29乃至31からなる3個の可変入賞部品は、互いに左右に離れて配置され、下段の可変入賞部品を構成する。下段における第9乃至第11入賞部品29乃至31の開閉体b;cの全部が開放された場合、第9入賞部品29の開閉体cと第10入賞部品30の開閉体bとの間、第10入賞部品30の開閉体cと第11入賞部品31の開閉体bとの間は、球が上から下に通過可能な間隔を構成する。
図3において、入賞部品欄の第1乃至第11は、図1および図2の第1乃至第11入賞部品21乃至31を表す。入賞口欄の第1乃至第22は、図1および図2の第1乃至第22入賞口32乃至53を表す。払出欄の○印は、当該欄の左側に位置する入賞口への入賞に対し、賞球が払い出されることを表す。払出欄の×印は、当該欄の左側に位置する入賞口への入賞に対し、賞球が払い出されないことを表す。連動欄の○印は、当該欄の左側に位置する入賞口への入賞に対し、連動する入賞口が有ることを表す。連動欄の○印の右側には、連動する入賞口の該当する番号を表す。この連動欄の○印の左側における連動する入賞口の該当する番号は、図2の第8乃至第11入賞口39乃至42と第13入賞口44と第15入賞口46と第17乃至第22入賞口48乃至53を表す。
図4を参照し、球が入賞した場合における第1入賞口32、第2入賞口33、第5乃至第22入賞口36乃至53の相互関係について説明する。遊技盤2の裏面には、球通路が次のように構成される。第1球通路83は、第1入賞口32から遊技盤2の裏側に排出された球を、矢印X1で示す経路で、下方に誘導する。第1球通路83を通過する球は、第1球通路83に設けられた第1入賞球検出器62で検出される。第2球通路84は、第2入賞口33、第12入賞口43のいずれかから遊技盤2の裏側に排出された球を、矢印X2;X3のいずれかで示す経路で、下方に誘導する。第2球通路84を通過する球は、第2球通路84に設けられた第2入賞球検出器63で検出される。第1入賞球検出器62または第2入賞球検出器63は、球を検出した信号を入賞信号として図外の制御装置に出力し、制御装置が入賞信号に対応する個数の賞球としての球を払い出すように図外の球払出機構を駆動する。つまり、第1入賞口32、第2入賞口33、第12入賞口43のいずれかに入賞した球は、賞球の払い出しを伴い、他の入賞口の開閉体を開放することなく、遊技盤2の下部から下方に排出される。
第3球通路85は、第5入賞口36、第8入賞口39、第9入賞口40のいずれかから遊技盤2の裏側に排出された球を、矢印X4;X5;X6のいずれかで示す経路で、第13入賞口44の作動体213の上に誘導する。第4球通路86は、第14入賞口45から遊技盤2の裏側に排出された球を、矢印X7で示す経路で、真下の作動体213の上に誘導する。作動体213の後部は、その上に乗った球の重さで下方に動き、作動体213の前部が第13入賞口44の図1の開閉体b;cを開放する。作動体213の後部が下方に動くと、その上に乗った球は、作動体213から第13入賞口44を迂回して左斜め下方の第5球通路87に排出される。第5球通路87は、作動体213から排出された球を、矢印X8で示す経路で、第1球通路83の下部に集合するように誘導する。第5入賞口36に入賞した球は、第5入賞口36に設けられた第5入賞球検出器66で検出される。第8入賞口39に入賞した球は、第8入賞口39から第3球通路85に球を誘導する球通路85Aに設けられた第8入賞球検出器69で検出される。第9入賞口40に入賞した球は、第9入賞口40から第3球通路85に球を誘導する球通路85Bに設けられた第9入賞球検出器70で検出される。第14入賞口45に入賞した球は、第14入賞口45に設けられた第13入賞球検出器74で検出される。第8入賞球検出器69または第9入賞球検出器70または第13入賞球検出器74は、球を検出した信号を入賞信号として図外の制御装置に出力し、制御装置が入賞信号に対応する個数の賞球としての球を払い出すように図外の球払出機構を駆動する。つまり、第5入賞口36に入賞した球は、賞球の払い出しを伴うことなく、第13入賞口44における図1の開閉体b;cを開放し、遊技盤2の下部から下方に排出される。第8入賞口39、第9入賞口40、第14入賞口45のいずれかに入賞した球は、賞球の払い出しを伴い、第13入賞口44における図1の開閉体b;cを開放し、遊技盤2の下部から下方に排出される。
第6球通路88は、第7入賞口38、第10入賞口41、第11入賞口42のいずれかから遊技盤2の裏側に排出された球を、矢印X9;X10;X11のいずれかで示す経路で、第15入賞口46の作動体212の上に誘導する。第7球通路89は、第16入賞口47から遊技盤2の裏側に排出された球を、矢印X12で示す経路で、真下の作動体212の上に誘導する。作動体212の後部は、その上に乗った球の重さで下方に動き、作動体212の前部が第15入賞口46における図1の開閉体b;cを開放する。作動体212の後部が下方に動くと、その上に乗った球は、作動体212から第15入賞口46を迂回して右斜め下方の第8球通路90に排出される。第8球通路90は、作動体212から排出された球を、矢印X13で示す経路で、第2球通路84の下部に集合するように誘導する。第7入賞口38に入賞した球は、第7入賞口38に設けられた第7入賞球検出器68で検出される。第10入賞口41に入賞した球は、第7入賞口38から第6球通路88に球を誘導する球通路88Aに設けられた第10入賞球検出器71で検出される。第11入賞口42に入賞した球は、第7入賞口38から第6球通路88に球を誘導する球通路88Bに設けられた第11入賞球検出器72で検出される。第16入賞口47に入賞した球は、第16入賞口47に設けられた第15入賞球検出器76で検出される。第10入賞球検出器71または第11入賞球検出器72または第15入賞球検出器76は、球を検出した信号を入賞信号として図外の制御装置に出力し、制御装置が入賞信号に対応する個数の賞球としての球を払い出すように図外の球払出機構を駆動する。つまり、第7入賞口38に入賞した球は、賞球の払い出しを伴うことなく、第15入賞口46における図1の開閉体b;c開閉体を開放し、遊技盤2の下部から下方に排出される。第10入賞口41、第11入賞口42のいずれかに入賞した球は、賞球の払い出しを伴い、第15入賞口46における図1の開閉体b;cを開放し、遊技盤2の下部から下方に排出される。
第9球通路91は、第6入賞口37から遊技盤2の裏側に排出された球を、矢印X14で示す経路で、第18入賞口49の作動体125の後部を下方に動かす。第6入賞口37に入賞した球は、第6入賞口37に設けられた第6入賞球検出器67で検出される。第9球通路91を落下する球は、その途中で、図11の第1レバー293および第2レバー294と図15の第3レバー332および第4レバー333を動かす。第1レバー293が第8入賞口39および第9入賞口40における図1の開閉体aを開放する。第2レバー294が第10入賞口41および第11入賞口42における図1の開閉体aを開放する。第3レバー332が第17入賞口48における図1の開閉体b;cを開放するための作動体124の後部を下方に動かす。第4レバー333が第19入賞口50の作動体122の後部を下方に動かす。第4レバー333を動かした後の第9球通路91を落下する球は、第18入賞口49の作動体125の上に誘導される。これによって、第18入賞口49の作動体125の後部がその上に乗った球の重さで下方に動き、第18入賞口49の作動体125の前部が第18入賞口49における図1の開閉体b;cを開放する。第18入賞口49の作動体125の後部が下方に動くと、その上に乗った球は、第18入賞口49の作動体125から第18入賞口49を迂回して左斜め下方の第10球通路92に排出される。
第10球通路92は、第18入賞口49の作動体125から排出された球を、矢印X15で示す経路で、第11球通路93の下部に集合するように誘導する。第11球通路93の下部に誘導された球は、矢印X16で示す経路で、第11球通路93を下方に落下して第21入賞口52の作動体125の上に誘導される。第21入賞口52の作動体125の後部がその上に乗った球の重さで下方に動き、第21入賞口52の作動体125の前部が第21入賞口52における図1の開閉体b;cを開放する。第21入賞口52の作動体125の後部が下方に動くと、その上に乗った球は、第21入賞口52の作動体125から第21入賞口52を迂回して左斜め下方の第12球通路94に排出される。第12球通路94は、第21入賞口52の作動体125から排出された球を、矢印X17で示す経路で、下方に排出する。つまり、第6入賞口37に入賞した球は、賞球の払い出しを伴うことなく、第8乃至第11入賞口39乃至42の開閉体aを開放し、第17乃至第19入賞口48乃至50の開閉体b;cを開放し、第21入賞口52の開閉体b;cを開放し、遊技盤2の下部から下方に排出される。
第18入賞口49から遊技盤2の裏側に排出された球は、矢印X16で示す経路で、第11球通路93を経由して第21入賞口52の作動体125の上に落下した後、矢印X17で示す経路で第12球通路94に排出される。第18入賞口49に入賞した球は、第11球通路93における第10球通路92の合流する部分よりも上部に設けられた第17入賞球検出器78で検出される。第17入賞球検出器78は、球を検出した信号を入賞信号として図外の制御装置に出力し、制御装置が入賞信号に対応する個数の賞球としての球を払い出すように図外の球払出機構を駆動する。つまり、第18入賞口49に入賞した球は、賞球の払い出しを伴い、第21入賞口52における図1の開閉体b;cを開放し、遊技盤2の下部から下方に排出される。第21入賞口52から遊技盤2の裏側に排出された球は、矢印X18で示す経路で、第13球通路95に排出される。第21入賞口52に入賞した球は、第13球通路95に設けられた第20入賞球検出器81で検出される。第20入賞球検出器81は、球を検出した信号を入賞信号として図外の制御装置に出力し、制御装置が入賞信号に対応する個数の賞球としての球を払い出すように図外の球払出機構を駆動する。つまり、第21入賞口52に入賞した球は、賞球の払い出しを伴い、他の入賞口における図1の開閉体b;cを開放することなく、遊技盤2の下部から下方に排出される。
第13入賞口44から遊技盤2の裏側に排出された球は、矢印X19で示す経路で、第14球通路96から第15球通路97に排出される。第13入賞口44に入賞した球は、第14球通路96に設けられた第12入賞球検出器73で検出される。第12入賞球検出器73は、球を検出した信号を入賞信号として図外の制御装置に出力し、制御装置が入賞信号に対応する個数の賞球としての球を払い出すように図外の球払出機構を駆動する。つまり、第13入賞口44に入賞した球は、賞球の払い出しを伴い、他の入賞口における図1の開閉体b;cを開放することなく、遊技盤2の下部から下方に排出される。第15入賞口46から遊技盤2の裏側に排出された球は、矢印X20で示す経路で、第16球通路98から第17球通路99に排出される。第15入賞口46に入賞した球は、第16球通路98に設けられた第14入賞球検出器75で検出される。第14入賞球検出器75は、球を検出した信号を入賞信号として図外の制御装置に出力し、制御装置が入賞信号に対応する個数の賞球としての球を払い出すように図外の球払出機構を駆動する。つまり、第15入賞口46に入賞した球は、賞球の払い出しを伴い、他の入賞口における図1の開閉体b;cを開放することなく、遊技盤2の下部から下方に排出される。
第17入賞口48から遊技盤2の裏側に排出された球は、矢印X21で示す経路で、第18球通路100を経由して第20入賞口51の作動体123の後部の上に誘導される。作動体123の後部がその上に乗った球の重さで下方に動き、作動体123の前部が第20入賞口51における図1の開閉体b;cを開放する。作動体123の後部が下方に動くと、その上に乗った球は、矢印X22で示す経路で、作動体123から第20入賞口51を迂回して右斜め下方の第19球通路101に排出される。第17入賞口48に入賞した球は、第18球通路100に設けられた第16入賞球検出器77で検出される。第16入賞球検出器77は、球を検出した信号を入賞信号として図外の制御装置に出力し、制御装置が入賞信号に対応する個数の賞球としての球を払い出すように図外の球払出機構を駆動する。つまり、第17入賞口48に入賞した球は、賞球の払い出しを伴い、第20入賞口51における図1の開閉体b;cを開放し、遊技盤2の下部から下方に排出される。第20入賞口51から遊技盤2の裏側に排出された球は、矢印X23で示す経路で、第20球通路102に排出される。第20入賞口51に入賞した球は、第20球通路102に設けられた第19入賞球検出器80で検出される。第19入賞球検出器80は、球を検出した信号を入賞信号として図外の制御装置に出力し、制御装置が入賞信号に対応する個数の賞球としての球を払い出すように図外の球払出機構を駆動する。つまり、第20入賞口51に入賞した球は、賞球の払い出しを伴い、他の入賞口における図1の開閉体b;cを開放することなく、遊技盤2の下部から下方に排出される。
第19入賞口50から遊技盤2の裏側に排出された球は、矢印X24で示す経路で、第21球通路103を経由して第22入賞口53の作動体125の上に誘導される。第22入賞口53の作動体125の後部がその上に乗った球の重さで下方に動き、第22入賞口53の作動体125の前部が第22入賞口53における図1の開閉体b;cを開放する。第22入賞口53の作動体125の後部が下方に動くと、その上に乗った球は、矢印X25で示す経路で、第22球通路104に排出される。第19入賞口50に入賞した球は、第21球通路103に設けられた第18入賞球検出器79で検出される。第18入賞球検出器79は、球を検出した信号を入賞信号として図外の制御装置に出力し、制御装置が入賞信号に対応する個数の賞球としての球を払い出すように図外の球払出機構を駆動する。つまり、第19入賞口50に入賞した球は、賞球の払い出しを伴い、第22入賞口53における図1の開閉体b;cを開放し、遊技盤2の下部から下方に排出される。第22入賞口53から遊技盤2の裏側に排出された球は、矢印X26で示す経路で、第23球通路105に排出される。第22入賞口53に入賞した球は、第23球通路105に設けられた第21入賞球検出器82で検出される。第21入賞球検出器82は、球を検出した信号を入賞信号として図外の制御装置に出力し、制御装置が入賞信号に対応する個数の賞球としての球を払い出すように図外の球払出機構を駆動する。つまり、第22入賞口53に入賞した球は、賞球の払い出しを伴い、他の入賞口における図1の開閉体b;cを開放することなく、遊技盤2の下部から下方に排出される。
図5を参照し、可変入賞部品111の構造について説明する。可変入賞部品111は、図1における第6乃至第11入賞部品26乃至31に相当するものであって、共通部品として、部品基盤112、前化粧盤113、開閉体114;115、開閉軸116;117、保持体118、作動軸119、止輪120、止ねじ121を備え、非共通部品として、作動体122;123;124;125を備える。そして、可変入賞部品111が組み立てられる場合、可変入賞部品111の種類によって、作動体122乃至125が1つずつ使い分けられる。作動体122が使用された可変入賞部品111は、図1における第8入賞部品28に相当する。作動体123が使用された可変入賞部品111は、図1における第9入賞部品29に相当する。作動体124が使用された可変入賞部品111は、図1における第6入賞部品26に相当する。作動体125が使用された可変入賞部品111は、図1における第7入賞部品27、第10入賞部品30、第11入賞部品31に相当する。
部品基盤112は、板状であって、球入口126、軸受部127;128、化粧取付孔部129、盤取付孔部130、作動収容部131を備える。球入口126は、部品基盤112に前後方向への貫通孔として形成される。軸受部127;128は、開閉軸116;117を個別に取り付けるものであって、部品基盤112の前面から内部に窪む軸受孔を備え、部品基盤112に設けられる。化粧取付孔部129は、前化粧盤113を取り付けるものであって、前後方向への貫通孔として、部品基盤112に設けられる。部品基盤112の右下部にも化粧取付孔部129が設けられるが、該化粧取付孔部129の図示は省略されている。
盤取付孔部130は、可変入賞部品111を図7のd図の遊技基盤2Aに取り付けるものであって、前後方向への貫通孔として、部品基盤112に設けられる。作動収容部131は、作動体122乃至125を収容するものであって、球入口126を縁取るように、部品基盤112の裏面から裏側に突出した筒状である。作動収容部131における左右一対の壁には、軸受孔134;135、止取付孔136;137、球逃避部138;139が設けられる。球逃避部138;139の上部を囲む左右一対の壁の後部は、保護壁140で互いに繋がれる。作動収容部131における底壁は、球排出部141を構成する。球排出部141は、球入口126から作動体122乃至125の下球排出部167を経由して裏側に排出された球を裏側に排出する斜面として構成される。
前化粧盤113は、板状であって、傘部143、軸受孔部144;145、球導入部146、受止部147;148、取付孔部149を備える。傘部143は、開閉体114;115が閉じた場合において、球が開閉体114;115の間から球入口126の側に取り込まれることがないように、球入口126への球の入賞を阻止するものであって、前化粧盤113の上部に位置し、前化粧盤113の裏面から裏側に突出する。軸受孔部144;145は、開閉軸116;117を個別に取り付けるものであって、裏側から内部に窪む軸受孔を備え、前化粧盤113の裏面から裏側に突出するように、前化粧盤113の裏面に設けられる。
球導入部146は、開いた開閉体114;115の間から開閉体114;115を閉じて球入口126の側に落下した球を、球入口126に誘導するものであって、前化粧盤113の下部に位置し、左右一対の壁と底壁とによって囲まれた形態である。球導入部146における左右一対の壁は、前化粧盤113の裏面から裏側に突出する。球導入部146の底壁は、左右一対の壁の下部に繋がるように前化粧盤113の裏面から裏側に突出する。底壁における球と接触する上面は、球を前化粧盤113から裏側に誘導する斜面を形成する。
受止部147は、左の開閉体114が閉じる場合において、開閉体114の被受止部153を受け止めることによって、開閉体114の閉じ過ぎを防止するものであって、球導入部146における左の壁から上部に突出するように、前化粧盤113の裏面から裏側に突出する。受止部148は、右の開閉体115が閉じる場合において、開閉体115の被受止部156を受け止めることによって、開閉体115の閉じ過ぎを防止するものであって、球導入部146における右の壁から上部に突出するように、前化粧盤113の裏面から裏側に突出する。取付孔部149は、前化粧盤113を部品基盤112に取り付ける止ねじ121を締結する筒状であって、前化粧盤113の裏面から裏側に突出する。
前化粧盤113が部品基盤112に取り付けられる場合、前化粧盤113の裏面が、部品基盤112の側に向けられる。傘部143が、開閉体114;115の前側から開閉体114;115における上部の間に挿入される。開閉体114;115が、球導入部146よりも上部に配置されるように、前化粧盤113と部品基盤112との間に取り込まれる。軸受孔部144;145が、開閉軸116;117における開閉体114;115よりも前側に突出した部分に個別に嵌め込まれる。その後、止ねじ121が部品基盤112の裏側から盤取付孔部130を経由して取付孔部149に締結される。これによって、前化粧盤113が部品基盤112に取り付けられる。
開閉体114;115は、図1の開閉体b;cに相当するものであって、互いに左右で対を成す。開閉体114の下部には、軸受孔152、被受止部153、錘154が設けられる。軸受孔152は、前後方向への貫通孔として形成される。被受止部153は、開閉体114の下部から下方に突出する突起として形成される。錘154は、開閉体114の裏面から内部に埋め込まれる。開閉体114が部品基盤112に取り付けられる場合、開閉体114が左に位置するように部品基盤112の前側に配置され、開閉軸116が開閉体114の前側から軸受孔152を経由して軸受部127に嵌め込まれる。開閉体114では、錘154が開閉体114の上部を右から左に回転する重さを備えて配置されているので、開閉体114が部品基盤112に取り付けられた場合、開閉体114は開閉軸116を中心として部品基盤112の前面に沿って左右方向に回転可能であるが、開閉体114に回転を阻止する力が作用しない状態では、開閉体114が開閉軸116を中心として左に回転して開いた状態になる。
開閉体115の下部には、軸受孔155、被受止部156、錘157が設けられる。軸受孔155は、前後方向への貫通孔として形成される。被受止部156は、開閉体115の下部から下方に突出する突起として形成される。錘157は、開閉体115の裏面から内部に埋め込まれる。開閉体115が部品基盤112に取り付けられる場合、開閉体115が右に位置するように部品基盤112の前側に配置され、開閉軸117が開閉体115の前側から軸受孔155を経由して軸受部128に嵌め込まれる。開閉体115では、錘157が開閉体115の上部を左から右に回転する重さを備えて配置されているので、開閉体115が部品基盤112に取り付けられた場合、開閉体115は開閉軸117を中心として部品基盤112の前面に沿って左右方向に回転可能であるが、開閉体115に回転を阻止する力が作用しない状態では、開閉体115が開閉軸117を中心として右に回転して開いた状態になる。開閉軸116;117は、開閉体114;115の前後方向の寸法よりも前後方向に長い丸棒として構成される。
保持体118は、作動体122乃至125の後部が球の重さで前部よりも下方に位置するように、作動体122乃至125が傾斜した場合に、それ以上、作動体122乃至125が傾斜しないように、受け止めるとともに、作動体122乃至125の永久磁石173が吸着されることによって、作動体122乃至125を傾斜した状態に保つ強磁性体により構成される。保持体118の中央部には、くびれ部159が設けられる。保持体118の両端部には、挿入部160;161が設けられる。くびれ部159および挿入部160;161の外径は、保持体118の両端部の外径よりも細い。
保持体118が部品基盤112に取り付けられる場合、保持体118が作動体122乃至125よりも下部に配置されて部品基盤112に取り付けられる。それには、挿入部160が作動収容部131の内側から止取付孔136に嵌め込まれ、挿入部161が作動収容部131の内側から止取付孔137に嵌め込まれる。挿入部160;161が止取付孔136;137に嵌め込まれる場合、作動収容部131の左壁および右壁における止取付孔136;137の周囲の部分が外側に撓んだ後に内側に復元する。保持体118におけるくびれ部159と挿入部160;161との間の両端部が復元した作動収容部131の左壁および右壁を受け止める。よって、保持体118が作動収容部131の左壁および右壁から脱落しないように作動収容部131に取り付けられ、くびれ部159が作動収容部131の内部に配置される。
作動軸119は、作動体122乃至125の左右方向の寸法よりも左右方向に長い丸棒として構成される。作動軸119の一端部には、頭部163が設けられる。頭部163は、作動軸119の直径および軸受孔171の直径よりも大きな外径を有する。作動軸119の他端部には、溝164が設けられる。溝164は、止輪120を取り付けるものであって、作動軸119の外周面から内部に窪む形状である。止輪120は、環状の一部が除去された形状である。作動軸119が部品基盤112に取り付けられる場合、作動軸119の他端部が作動収容部131の外側から軸受孔134と作動体122乃至125の軸受孔171および軸受孔135を順に経由して作動収容部131に嵌め込まれ、作動収容部131から外側に突出した溝164に止輪120が装着され、作動軸119が止輪120および頭部163で作動収容部131に脱落しないように取り付けられて作動体122乃至125を部品基盤112に上下方向に回転可能に支持する。
作動体122は、作動収容部131に収容され、開閉体114;115を開閉するための部材を構成するものであって、上球排出部166、下球排出部167、球誘導突起168、受止部169;170、軸受孔171、被押下部172、永久磁石173を備える。上球排出部166は、上球排出部166の上方から落下した球を受け止めて左右の一側方に排出するような斜面として、作動体122の後上部に形成される。下球排出部167は、開いた開閉体114;115の間から開閉体114;115を閉じて球入口126の側に落下した球を、球入口126から裏側に誘導するものであって、作動体122の下部に形成される。球誘導突起168は、球を作動体122の上面から上球排出部166に誘導するものであって、作動体122の左縁部から上方に突出するように作動体122の左縁部に設けられる。
受止部169は、開閉体114の被受止部153を上方から下方に押し下げて開閉体114を閉じるものであって、作動体122乃至125の前上左部に設けられる。受止部170は、開閉体115の被受止部156を上方から下方に押し下げて開閉体115を閉じるものであって、作動体122乃至125の前上右部に設けられる。軸受孔171は、上球排出部166と受止部169;170との間に位置し、作動体122乃至125に左右方向への貫通孔として形成される。被押下部172は、上球排出部166よりも下部に位置し、作動体122乃至125の後部から側方に突出する。永久磁石173は、球が上球排出部166の上に落下することによって、作動体122乃至125の後部が前部よりも下がるように、作動体122乃至125が傾斜した場合、保持体118を磁力で吸着し、該作動体122乃至125の傾斜した姿勢を保持するものであって、作動体122乃至125の後下部に埋め込まれて設けられる。
作動体123は、上球排出部166、下球排出部167、球誘導突起168、受止部169;170、軸受孔171、永久磁石173を備える点において作動体122と同じであるが、被押下部172を備えていない点で作動体122と異なる。
作動体124は、上球排出部166、下球排出部167、球誘導突起168、受止部169;170、軸受孔171、永久磁石173、被押下部172を備える点において作動体122と同じであるが、上球排出部166の球を排出する方向、球誘導突起168が設けられる位置、被押下部172の突出する方向が、作動体122と異なる。具体的には、作動体122の上球排出部166が球を左から右に排出する斜面として構成されるのに対し、作動体124の上球排出部166が球を右から左に排出する斜面として構成される。作動体122では球誘導突起168が作動体122の左縁部に設けられるのに対し、作動体124では球誘導突起168が作動体124の右縁部から上方に突出するように作動体124の右縁部に設けられる。作動体122では被押下部172が作動体122から左に突出するのに対し、作動体124では被押下部172が作動体124から右に突出する。
作動体125は、上球排出部166、下球排出部167、球誘導突起168、受止部169;170、軸受孔171、永久磁石173を備え、被押下部172を備えていない点において作動体123と同じであるが、上球排出部166の球を排出する方向、球誘導突起168が設けられる位置が、作動体123と異なる。つまり、作動体123の上球排出部166が球を左から右に排出する斜面として構成されるのに対し、作動体125の上球排出部166が球を右から左に排出する斜面として構成される。
作動体122乃至125のいずれかが部品基盤112に取り付けられる場合、上球排出部166が上になり、下球排出部167および永久磁石173が下になり、受止部169;170が前になり、被押下部172が後側になるように、作動体122乃至125のいずれかが作動収容部131の内部に収容される。被押下部172が存在する場合、被押下部172は、球逃避部138;139を経由して作動収容部131から左外側または右外側に突出する。その後、作動軸119が軸受孔134;135と軸受孔171との双方に嵌め込まれ、作動体122乃至125のいずれかが部品基盤112に取り付けられる。作動体122乃至125は、軸受孔171を境とする前部が後部よりも重い重量配分のもと構成されている。よって、作動体122乃至125が部品基盤112に取り付けられた場合、作動体122乃至125の前部が作動軸119を中心として下方に回転し、下球排出部167の前部が球入口126の下縁部に上方から受け止められる。
作動体122が部品基盤112に取り付けられることによって、図6のa図に示す可変入賞部品111Aが構成される。可変入賞部品111Aは、図1の第8入賞部品28に相当する。作動体123が部品基盤112に取り付けられることによって、図6のb図に示す可変入賞部品111Bが構成される。可変入賞部品111Bは、図1の第9入賞部品29に相当する。作動体124が部品基盤112に取り付けられることによって、図6のc図に示す可変入賞部品111Cが構成される。可変入賞部品111Cは、図1の第6入賞部品26に相当する。作動体125が部品基盤112に取り付けられることによって、図6のd図に示す可変入賞部品111Dが構成される。可変入賞部品111Dは、図1の第7入賞部品27、第10入賞部品30、第11入賞部品31に相当する。
図7を参照し、可変入賞部品111;111A乃至111Dの作用について、作動体122を用いた可変入賞部品111Aの作用を例として説明する。図7のb図において、開閉体114;115が開いた状態では、作動体122の前部が作動軸119を中心として下方に回転するのに伴い、受止部169;170が開閉体114;115における後側の被受止部153;156を押し下げる。これによって、図7のa図に示すように、開閉体114が開閉軸116を中心として左から右に回転して閉じられ、開閉体115が開閉軸117を中心として右から左に回転して閉じられ、下球排出部167の前部が球入口126の下縁部に上方から受け止められる。開閉体114;115が閉じられた場合、受止部169;170と被受止部153;156とが互いに左右方向で対向して掛け止められ、開閉体114;115が開放されない。また、開閉体114;115の上部が傘部143と左右方向で対向し、球が開閉体114;115の間から球入口126の側に取り込まれない。
前記のように開閉体114;115が閉じられた状態において、図7のc図に示すように、球が矢印X31で示すように作動体122の後部に落下すると、作動体122の前部が作動軸119を中心として矢印X32で示す上方に回転し、作動体122の永久磁石173が図7のd図に示すように保持体118に吸着される。上記作動体122の前部の上方への回転に伴い、図7のa図に示す受止部169;170と被受止部153;156との左右方向での対向が解除される。すると、図7のb図に示すように、開閉体114;115が錘154;157の重さによって開閉軸116;117を中心として左右に開き、その開いた形態が錘154;157の重さによって保持される。開閉体114;115が開放されると、開閉体114;115における被受止部153;156の側の下部が互いに近づく。この近づいた開閉体114;115の下部間の間隔H1は、1個の球Pの直径D1よりも小さい(H1<D1)。
開閉体114;115が開いた状態において、球が開閉体114;115の間に入って開閉体114;115の下部に到達すると、球が開閉体114;115の下部を押し下げ、開閉体114;115が開閉軸116;117を中心として閉じる。これに伴い、図7のa図に示すように、開閉体114;115の下部が互いに離れる。この離れた開閉体114;115の下部間の間隔が、1個の球P(図7のb図参照)の直径よりも大きくなる。したがって、図7のd図に示すように、球Pが開閉体114;115の下部の間を落下して下球排出部167の前部に受け止められる。すると、下球排出部167に受け止められた球の重さによって、保持体118と永久磁石173との吸着が解除され、作動体122の前部が作動軸119を中心として矢印X33で示す下方に回転する。
これによって、受止部169;170が図7のb図に示す位置から図7のa図に示す位置へと下降するのに伴い、図7のa図に示すように、受止部169;170が被受止部153;156と対向し、開閉体114;115が閉じられた形態に保持され、図7のc図に示すように、下球排出部167が球入口126の下縁部に上方から受け止められ、作動体122の下方への回転が停止する。その後、下球排出部167に受け止められた球は、下球排出部167から遊技基盤2Aの裏側の第11球通路93に排出される。
図8を参照し、可変入賞部品201の構造について説明する。可変入賞部品201は、図1における第4入賞部品24および第5入賞部品25に相当するものであって、共通部品として、部品基盤202、前化粧盤203、開閉体204;205、開閉軸206;207、保持体208、作動軸209、止輪210、止ねじ211を備え、非共通部品として、作動体212;213を備える。そして、可変入賞部品201が組み立てられる場合、可変入賞部品201の種類によって、作動体212;213が1つずつ使い分けられる。作動体212が使用された可変入賞部品201は、図1における第5入賞部品25に相当する。作動体213が使用された可変入賞部品201は、図1における第4入賞部品24に相当する。
部品基盤202は、板状であって、上球入口214、検出挿入孔215、検出掛止部216、上球導入部217、上球導出部218、下球入口219、軸受部220;221、化粧取付孔部222、盤取付孔部223、作動収容部224を備える。上球入口214は、部品基盤202に前後方向への貫通孔として形成される。検出挿入孔215は、上球入口214の上部に位置し、部品基盤202に前後方向への貫通孔として形成される。検出掛止部216は、検出挿入孔215の一側部に位置し、部品基盤202の裏面に設けられる。検出掛止部216は、部品基盤202の裏面から裏側に突出した弾性片と、弾性片の後部に設けられた鉤227とを備える。
上球導入部217は、上球入口214の下縁部に位置し、部品基盤202の前面から前側に突出する突起として、部品基盤202に設けられる。上球導出部218は、上球入口214の下縁部に位置し、部品基盤202の裏面から裏側に突出する突起として、部品基盤202に設けられる。上球導入部217の上面および上球導出部218の上面には、上球導入部217から上球導出部218の側に球を誘導する斜面が設けられる。下球入口219は、上球入口214よりも下部に位置し、部品基盤202に前後方向への貫通孔として形成される。軸受部220;221は、開閉軸206;207を個別に取り付けるものであって、部品基盤202の前面から内部に窪む軸受孔を備え、部品基盤202に設けられる。化粧取付孔部222は、前化粧盤203を取り付けるものであって、前後方向への貫通孔として、部品基盤202に設けられる。部品基盤202の右下部にも化粧取付孔部222が設けられるが、該化粧取付孔部222の図示は省略されている。
盤取付孔部223は、可変入賞部品201を図10の遊技基盤2Aに取り付けるものであって、前後方向への貫通孔として、部品基盤202に設けられる。作動収容部224は、作動体212を収容するものであって、下球入口219を縁取るように、部品基盤202の裏面から裏側に突出した筒状である。作動収容部224における左右一対の壁には、軸受孔228;229、止取付孔230;231、球逃避部232;233が設けられる。球逃避部232;233の上部を囲む左右一対の壁の後部は、保護壁234で互いに繋がれる。作動収容部224における底壁は、球排出部235を構成する。球排出部235は、上球入口214から作動体212;213の下球排出部283を経由して裏側に排出された球を裏側に排出する斜面として構成される。
前化粧盤203は、板状であって、上球入口237、入口突起238;239、軸受孔部240;241、球導入部242、受止部243;244、取付孔部245を備える。上球入口237は、球を上から下に取り入れる部分である。入口突起238;239は、1個の球が上から下に通過可能であるものの2個の球が横に並んで通過不可能な寸法に、上球入口237の左右方向の横幅を仕切る突起であって、前化粧盤203の上部に位置し、前化粧盤203の裏面から裏側に突出する。軸受孔部240;241は、開閉軸206;207を個別に取り付けるものであって、裏側から内部に窪む軸受孔を備え、前化粧盤203の裏面から裏側に突出するように、前化粧盤203の裏面に設けられる。
球導入部242は、開いた開閉体204;205の間から開閉体204;205を閉じて下球入口219の側に落下した球を、下球入口219に誘導するものであって、前化粧盤203の下部に位置し、左右一対の壁と底壁とによって囲まれた形態である。球導入部242における左右一対の壁は、前化粧盤203の裏面から裏側に突出する。球導入部242の底壁は、左右一対の壁の下部に繋がるように前化粧盤203の裏面から裏側に突出する。底壁における球と接触する上面は、球を前化粧盤203から裏側に誘導する斜面を形成する。受止部243は、左の開閉体204が閉じる場合において、開閉体204の被受止部269を受け止めることによって、開閉体204の閉じ過ぎを防止するものであって、球導入部242における左の壁から上部に突出するように、前化粧盤203の裏面から裏側に突出する。受止部244は、右の開閉体205が閉じる場合において、開閉体205の被受止部272を受け止めることによって、開閉体205の閉じ過ぎを防止するものであって、球導入部242における右の壁から上部に突出するように、前化粧盤203の裏面から裏側に突出する。取付孔部245は、前化粧盤203を部品基盤202に取り付ける止ねじ211を締結する筒状であって、前化粧盤203の裏面から裏側に突出する。
前化粧盤203が部品基盤202に取り付けられる場合、前化粧盤203の裏面が、部品基盤202の側に向けられる。入口突起238;239が、検出挿入孔215よりも上部に配置される。開閉体204;205が、球導入部242よりも上部に配置されるように、前化粧盤203と部品基盤202との間に取り込まれる。軸受孔部240;241が、開閉軸206;207における開閉体204;205よりも前側に突出した部分に個別に嵌め込まれる。その後、止ねじ211が部品基盤202の裏側から盤取付孔部223を経由して取付孔部245に締結される。これによって、前化粧盤203が部品基盤202に取り付けられる。
開閉体204;205は、図1の開閉体b;cに相当するものであって、互いに左右で対を成す。開閉体204の下部には、軸受孔268、被受止部269、錘270が設けられる。軸受孔268は、前後方向への貫通孔として形成される。被受止部269は、開閉体204の下部から下方に突出する突起として形成される。錘270は、開閉体204の裏面から内部に埋め込まれる。開閉体205の下部には、軸受孔271、被受止部272、錘273が設けられる。軸受孔271は、前後方向への貫通孔として形成される。被受止部272は、開閉体205の下部から下方に突出する突起として形成される。錘273は、開閉体205の裏面から内部に埋め込まれる。開閉体204が部品基盤202に取り付けられる場合、開閉体204が左に位置するように部品基盤202の前側に配置され、開閉軸206が開閉体204の前側から軸受孔268を経由して軸受部220に嵌め込まれる。開閉体204では、錘270が開閉体204の上部を右から左に回転する重さを備えて配置されているので、開閉体204が部品基盤202に取り付けられた場合、開閉体204は開閉軸206を中心として部品基盤202の前面に沿って左右方向に回転可能であるが、開閉体204に回転を阻止する力が作用しない状態では、開閉体204が開閉軸206を中心として左に回転して開いた状態になる。
開閉体205の下部には、軸受孔271、被受止部272、錘273が設けられる。軸受孔271は、前後方向への貫通孔として形成される。被受止部272は、開閉体205の下部から下方に突出する突起として形成される。錘273は、開閉体205の裏面から内部に埋め込まれる。開閉体205が部品基盤202に取り付けられる場合、開閉体205が右に位置するように部品基盤202の前側に配置され、開閉軸207が開閉体205の前側から軸受孔271を経由して軸受部221に嵌め込まれる。開閉体205では、錘273が開閉体205の上部を左から右に回転する重さを備えて配置されているので、開閉体205が部品基盤202に取り付けられた場合、開閉体205は開閉軸207を中心として部品基盤202の前面に沿って左右方向に回転可能であるが、開閉体205に回転を阻止する力が作用しない状態では、開閉体205が開閉軸207を中心として右に回転して開いた状態になる。開閉軸206;207は、開閉体204;205の前後方向の寸法よりも前後方向に長い丸棒として構成される。
保持体208は、球の重さで作動体212;213の後部が前部よりも下方に位置するように、作動体212;213が傾斜した場合に、それ以上、作動体212;213が傾斜しないように、受け止めるとともに、作動体212;213の永久磁石288に吸着されることによって、作動体212;213を傾斜した状態に保つ強磁性体により構成される。保持体208の中央部には、くびれ部275が設けられる。保持体208の両端部には、挿入部276;277が設けられる。くびれ部275および挿入部276;277の外径は、保持体208の両端部の外径よりも細い。
保持体208が部品基盤202に取り付けられる場合、保持体208が作動体212;213よりも下部に配置されて部品基盤202に取り付けられる。それには、挿入部276が作動収容部224の内側から止取付孔230に嵌め込まれ、挿入部277が作動収容部224の内側から止取付孔231に嵌め込まれる。挿入部276;277が止取付孔230;231に嵌め込まれる場合、作動収容部224の左壁および右壁における止取付孔230;231の周囲の部分が外側に撓んだ後に内側に復元する。保持体208におけるくびれ部275と挿入部276;277との間の両端部が復元した作動収容部224の左壁および右壁を受け止める。よって、保持体208が作動収容部224の左壁および右壁から脱落しないように作動収容部224に取り付けられ、くびれ部275が作動収容部224の内部に配置される。
作動軸209は、作動体212の左右方向の寸法よりも左右方向に長い丸棒として構成される。作動軸209の一端部には、頭部279が設けられる。頭部279は、作動軸209の直径および軸受孔287の直径よりも大きな外径を有する。作動軸209の他端部には、溝280が設けられる。溝280は、止輪210を取り付けるものであって、作動軸209の外周面から内部に窪む形状である。止輪210は、環状の一部が除去された形状である。作動軸209が部品基盤202に取り付けられる場合、作動軸209の他端部が作動収容部224の外側から軸受孔228と作動体122乃至125の軸受孔287および軸受孔229を順に経由して作動収容部224に嵌め込まれ、作動収容部224から外側に突出した溝280に止輪210が装着され、作動軸209が止輪210および頭部279で作動収容部224に脱落しないように取り付けられて作動体212;213を部品基盤202に上下方向に回転可能に支持する。
作動体212は、作動収容部224に収容され、開閉体204;205を開閉するための部材を構成するものであって、上球排出部282、下球排出部283、球誘導突起284、受止部285;286、軸受孔287、永久磁石288を備える。上球排出部282は、上球排出部282の上方から落下した球を受け止めて左右の一側方に排出するような斜面として、作動体212の後上部に形成される。下球排出部283は、開いた開閉体204;205の間から開閉体204;205を閉じて上球入口214の側に落下した球を、上球入口214から裏側に誘導するものであって、作動体212の下部に形成される。
球誘導突起284は、球を作動体212の上面から上球排出部282に誘導するものであって、作動体212の左縁部から上方に突出するように作動体212の左縁部に設けられる。
受止部285は、開閉体204の被受止部269を上方から下方に押し下げて開閉体204を閉じるものであって、作動体212の前上左部に設けられる。受止部286は、開閉体205の被受止部272を上方から下方に押し下げて開閉体205を閉じるものであって、作動体212の前上右部に設けられる。軸受孔287は、上球排出部282と受止部285;286との間に位置し、作動体212に左右方向への貫通孔として形成される。永久磁石288は、球が上球排出部282の上に落下することによって、作動体212の後部が前部よりも下がるように、作動体212が傾斜した場合、保持体208を磁力で吸着し、該作動体212の傾斜した姿勢を保持するものであって、作動体212の後下部に埋め込まれて設けられる。
作動体213は、上球排出部282、下球排出部283、球誘導突起284、受止部285;286、軸受孔287、永久磁石288を備える点において作動体212と同じであるが、上球排出部282の球を排出する方向、球誘導突起284が設けられる位置が、作動体212と異なる。つまり、作動体212の上球排出部282が球を左から右に排出する斜面として構成されるのに対し、作動体213の上球排出部282が球を右から左に排出する斜面として構成される。
作動体212;213のいずれかが部品基盤202に取り付けられる場合、上球排出部282が上になり、下球排出部283および永久磁石288が下になり、受止部285;286が前になるように、作動体212;213のいずれかが作動収容部224の内部に収容される。その後、作動軸209が軸受孔228;229と軸受孔287との双方に嵌め込まれ、作動体212;213のいずれかが部品基盤202に取り付けられる。作動体212;213は、軸受孔287を境とする前部が後部よりも重い重量配分のもと構成されている。よって、作動体212;213が部品基盤202に取り付けられた場合、作動体212;213の前部が作動軸209を中心として下方に回転し、下球排出部283の前部が下球入口219の下縁部に上方から受け止められる。
作動体212が部品基盤202に取り付けられることによって、図9のa図に示す可変入賞部品201Aが構成される。可変入賞部品201Aは、図1の第5入賞部品25に相当する。作動体213が部品基盤202に取り付けられることによって、図9のb図に示す可変入賞部品201Bが構成される。可変入賞部品201Bは、図1の第4入賞部品24に相当する。
図10を参照し、可変入賞部品201;201A乃至201Bの作用について、作動体212を用いた可変入賞部品201Aの作用を例として説明する。図10のb図において、開閉体204;205が開いた状態において、作動体212の前部が作動軸209を中心として下方に回転するのに伴い、受止部285;286が開閉体204;205における後側の被受止部269;272を押し下げる。これによって、図10のa図に示すように、開閉体204が開閉軸206を中心として左から右に回転して閉じられ、開閉体205が開閉軸207を中心として右から左に回転して閉じられ、下球排出部283の前部が下球入口219の下縁部に上方から受け止められる。開閉体204;205が閉じられた場合、受止部285;286と被受止部269;272とが互いに左右方向で対向して掛け止められ、開閉体204;205が開放されない。また、開閉体204;205の上部が上球導入部217と左右方向で対向し、球が開閉体204;205の間から下球入口219の側に取り込まれない。
前記のように開閉体204;205が閉じられた状態において、図10のc図に示すように、球が矢印X41で示すように作動体212の後部に落下すると、作動体212の前部が作動軸209を中心として矢印X42で示す上方に回転し、作動体212の永久磁石288が図10のd図に示すように保持体208に吸着される。上記作動体212の前部の上方への回転に伴い、図10のa図に示す受止部285;286と被受止部269;272との左右方向での対向が解除される。すると、図10のb図に示すように、開閉体204;205が錘270;273の重さによって開閉軸206;207を中心として左右に開き、その開いた形態が錘270;273の重さによって保持される。開閉体204;205が開放されると、開閉体204;205における被受止部269;272の側の下部が互いに近づく。この近づいた開閉体204;205の下部間の間隔H2は、1個の球Pの直径D1よりも小さい(H2<D1)。
開閉体204;205が開いた状態において、球が開閉体204;205の間に入って開閉体204;205の下部に到達すると、球が開閉体204;205の下部を押し下げ、開閉体204;205が開閉軸206;207を中心として閉じる。これに伴い、図10のa図に示すように、開閉体204;205の下部が互いに離れる。この離れた開閉体204;205の下部間の間隔が、1個の球P(図10のb図参照)の直径よりも大きくなる。したがって、図10のd図に仮想線で示すように、球Pが開閉体204;205の下部の間を落下して下球排出部283の前部に受け止められる。すると、下球排出部283に受け止められた球の重さによって、保持体208と永久磁石288との吸着が解除され、作動体212の前部が作動軸209を中心として矢印X43で示す下方に回転する。
これによって、受止部285;286が図10のb図に示す位置から図10のa図に示す位置へと下降するのに伴い、図10のa図に示すように、受止部285;286が被受止部269;272と対向し、開閉体204;205が閉じられた形態に保持され、図10のc図に示すように、下球排出部283が下球入口219の下縁部に上方から受け止められ、作動体212の下方への回転が停止する。その後、下球排出部283に受け止められた球は、下球排出部283から遊技基盤2Aの裏側の第16球通路98に排出される。
図11を参照し、第3入賞部品23の構造について説明する。第3入賞部品23は、部品基盤291の前部に第3乃至第12入賞口34乃至43を備え、部品基盤291の裏部に昇降籠292、第1レバー293、第2レバー294を備える。昇降籠292は、第6入賞口37から裏側に排出された球を受け取った後に上側に排出する。昇降籠292には、第1レバー293の一端部および第2レバー294の一端部が連結される。第1レバー293の中間部は、部品基盤291に、レバー軸295を中心として上下方向に回転可能に取り付けられる。第2レバー294の中間部は、部品基盤291に、レバー軸296を中心として上下方向に回転可能に取り付けられる。第1レバー293の他端部には、錘297が設けられる。第2レバー294の他端部には、錘298が設けられる。
錘297;298の重さと第1レバー293のレバー軸295から他端部までの重さと第2レバー294のレバー軸296から他端部までの重さとを合計した重さは、昇降籠292の重さと第1レバー293のレバー軸295から一端部までの重さと第2レバー294のレバー軸296から一端部までの重さとを合計した重さよりも重く、1個の球の重さよりも軽い。よって、昇降籠292に球が入っていない場合、昇降籠292と第1レバー293の一端部および第2レバー294の一端部が矢印X51で示す方向に上昇しかつ第1レバー293の他端部および第2レバー294の他端部が矢印X52で示す方向に下降し、昇降籠292に1個の球が入った場合、昇降籠292と第1レバー293の一端部および第2レバー294の一端部が矢印X52で示す方向に下降しかつ第1レバー293の他端部および第2レバー294の他端部が矢印X51で示す方向に上昇する。
図12を参照し、第3入賞部品23の可変入賞口301の構造について説明する。図12のa図において、可変入賞口301は、図1の第8乃至第11入賞口39乃至42に相当するものであって、部品基盤291に球入口302を前後方向への貫通孔として備える。部品基盤291には、開閉収容部303が設けられる。開閉収容部303は、球入口302の周縁から裏側に突出し、前側に開口し、後側と左右側および上下側に閉鎖された、箱形である。開閉収容部303の後下部には、球出口304が、球Pを前側から後側下部に向けて排出し得るように、形成される。開閉収容部303における後壁には、受止部305が、当該後壁の前面から前側に突出する突起として設けられる。
開閉収容部303には、開閉体306が設けられる。開閉体306は、図1の開閉体aに相当するものであって、開閉軸307を中心として前後方向に回転可能に取り付けられる。開閉軸307の両端部は、開閉収容部303における左右壁に支持される。開閉体306には、錘308、被受止部309、閉鎖支持部310が設けられる。錘308は、開閉体306の開閉軸307よりも一端部の側に位置し、開閉体306の内部に埋め込まれる。被受止部309は、開閉体306の他端部から裏側に突出する突起として開閉体306の他端部に設けられる。閉鎖支持部310は、開閉体306の開閉軸307と被受止部309との間における一側部から裏側に突出する突起として開閉体306の開閉軸307と被受止部309との間における一側部に設けられる。
錘308の重さと開閉体306の開閉軸307から一端部までの重さとを合計した重さは、開閉体306の開閉軸307から他端部までの重さと被受止部309の重さと閉鎖支持部310の重さとを合計した重さよりも重く、開閉体306の開閉軸307から他端部までの重さと被受止部309の重さと閉鎖支持部310の重さとを合計した重さと1個の球の重さとを合計した重さよりも軽い。よって、開閉体306が開閉軸307で開閉収容部303に取り付けられた場合、開閉体306の一端部が開閉軸307を中心として前後方向に回転可能であるが、開閉体306に回転を阻止する力が作用しない状態では、開閉体306の一端部が開閉軸307を中心として前側に回転して開閉収容部303から球入口302を経由して前側に突出し、被受止部309が受止部305の下面に下側から受け止められ、開閉体306の一端部がそれ以上前側に回転しないように静止される。これによって、開閉体306が後側から前側に開放されて前傾姿勢になり、球入口302に球を入れることが可能になる。
開閉収容部303の前下部には、球流入阻止壁312が設けられる。球流入阻止壁312は、図12のa図に示すように開いた開閉体306よりも下側に位置し、図12のb図に示すように閉じた開閉体306よりも前側に位置する。球流入阻止壁312の前面313は、後側から前側に下り勾配となる斜面を構成する。部品基盤291には、前化粧盤314が設けられる。前化粧盤314は、図12のa図に示すように開いた開閉体306よりも前側に位置し、球入口302の左右縁部から前側に突出した支持部315によって部品基盤291に結合される。部品基盤291と前化粧盤314および支持部315が、球通過孔316を、上下方向への貫通孔として構成する。球通過孔316は、1個の球Pを上から下に通過可能であるが、横に並んだ2個の球Pを上から下に通過不可能な形態である。
図12のa図に示すように、部品基盤291の裏面が遊技盤2の遊技領域13に接触して遊技基盤2Aに取り付けられ、開閉体306が前側に開いた状態において、球Pが矢印X53で示すように球通過孔316よりも上方における遊技領域13から球通過孔316に取り込まれた場合、当該球Pは開閉体306における球通過孔316に突出した一端部の裏面311の上に受け止められた後に裏面311の上を前側から後側に転がる。この裏面311の上を前側から後側に転がった球Pが球入口302を経由して開閉軸307を後側に越えて被受止部309に受け止められる。
そして、図12のb図に示すように、開閉体306の一端部が開閉軸307を中心として下から上に回転し、開閉体306の他端部が開閉軸307を中心として上から下に回転して球出口304の前縁部を形成する開閉収容部303の下壁に受け止められ、開閉体306の他端部がそれ以上前側に回転しないように静止される。これによって、開閉体306が前側から後側に閉鎖されて垂直姿勢になり、球入口302に球を入れることが不可能になる。その後、被受止部309に受け止められた球Pは、被受止部309から矢印X54で示す下方に落下して球出口304を経由して可変入賞口301から遊技基盤2Aの裏側に排出されて球通路317に取り込まれる。球通路317は、図4の第3球通路85や第6球通路88に相当する。図12のb図に示すように、開閉体306が球出口304を閉鎖した場合、開閉体306の他端部よりも前側に位置した球流入阻止壁312は、遊技領域13から球通過孔316に取り込まれた球を、開閉体306の他端部に衝突しないように受け止めて、球通過孔316の下方に排出する。このように開閉体306が球出口304を閉鎖した状態において、図外の球が球通過孔316よりも上方における遊技領域13から球通過孔316に取り込まれた場合、当該球は球通過孔316から下方の遊技領域13に排出される。
図13を参照し、第3入賞部品23の連動入賞機構320の構造について、第10入賞口41および第11入賞口42に対応する開閉体306の開閉と昇降籠292の昇降とを連動する場合を例として説明する。図13のa図において、連動入賞機構320は、開閉体306、昇降籠292、第2レバー294、案内溝321、連結棒322、持上突起323、第1閉鎖支持体324、第1アーム325、第1支持軸326、第2閉鎖支持体327、第2アーム328、第2支持軸329を備える。第10入賞口41に対応する開閉体306は、閉鎖支持部310を昇降籠292の側に配置する。第11入賞口42に対応する開閉体306は、閉鎖支持部310を第10入賞口41に対応する開閉体306の側に配置する。案内溝321は、昇降籠292の昇降に伴い連結棒322を横方向に移動するものであって、昇降籠292の裏面に設けられる。連結棒322は、案内溝321に移動可能に嵌め込まれ、昇降籠292の昇降に伴い第2レバー294を昇降するように、昇降籠292と第2レバー294とを連結するものであって、第2レバー294の一端部に設けられる。持上突起323は、第1アーム325および第2アーム328を持ち上げるものであって、第2レバー294の他端部に設けられる。
第1閉鎖支持体324は、第1支持軸326を中心として、部品基盤291の裏面と平行に上下方向に回転するように、部品基盤291の裏面に取り付けられる。第1アーム325は、第1閉鎖支持体324から持上突起323の側に突出する突起として、第1閉鎖支持体324に設けられる。第1閉鎖支持体324が部品基盤291の裏面に取り付けられ、第1閉鎖支持体324に回転を阻止する力が作用しない状態では、第1閉鎖支持体324が第1支持軸326を中心として上方に回転し、第1アーム325が第1支持軸326を中心として下方に回転するように、第1閉鎖支持体324および第1アーム325の重量が配分されている。
第2閉鎖支持体327は、第2支持軸329を中心として、部品基盤291の裏面と平行に上下方向に回転するように、部品基盤291の裏面に取り付けられる。第2アーム328は、第2閉鎖支持体327から持上突起323の側に突出する突起として、第2閉鎖支持体327に設けられる。第2閉鎖支持体327が部品基盤291の裏面に取り付けられ、第2閉鎖支持体327に回転を阻止する力が作用しない状態では、第2閉鎖支持体327が第2支持軸329を中心として上方に回転し、第2アーム328が第2支持軸329を中心として下方に回転するように、第2閉鎖支持体327および第2アーム328の重量が配分されている。
連動入賞機構320の動作について説明する。図13のa図に示すように、球が昇降籠292に搭載しておらず、昇降籠292が錘298の重さで上昇限度位置に停止し、昇降籠292の球受取部が第6入賞口37の球出口と前後方向で対向し、第10入賞口41および第11入賞口42に対応する2つの開閉体306が閉鎖した場合、第1アーム325および第2アーム328が持上突起323に上から接触して持上突起323で支持され、第1閉鎖支持体324が第10入賞口41に対応する開閉体306における閉鎖支持部310に上から接触し、第2閉鎖支持体327が第11入賞口42に対応する開閉体306における閉鎖支持部310に上から接触する。これによって、開閉体306が錘308の重さで前側に開放しようとする動作が阻止され、開閉体306の閉鎖が確保される(図12のb図参照)。
開閉体306の閉鎖が確保された状態において、図13のb図に示すように、球Pが第6入賞口37の球出口から昇降籠292の球入口を経由して球受取部に搭載されると、昇降籠292が球Pの重さで矢印X51で示す方向に下降して下降限度位置に停止する。このように昇降籠292が上昇限度位置から下降限度位置に下降する過程において、持上突起323が第1アーム325および第2アーム328を持ち上げ、第1閉鎖支持体324が第10入賞口41に対応する開閉体306における閉鎖支持部310から外れ、第2閉鎖支持体327が第11入賞口42に対応する開閉体306における閉鎖支持部310から外れる。これによって、開閉体306が錘308の重さで開閉軸307を中心として前側に開放する。昇降籠292が下降限度位置に停止した場合、第6入賞口37の球出口は、昇降籠292の球入口に存在する壁で閉鎖される。
その後、図13のc図に示すように、球Pが昇降籠292の球受取部から矢印X55で示す方向に落下し、昇降籠292が錘298の重さで下降限度位置から上昇し、持上突起323が下降するのに伴い、第1アーム325が第1支持軸326を中心として下方に回転し、第1閉鎖支持体324が第1支持軸326を中心として上方に回転して第10入賞口41に対応する閉鎖支持部310の側面に衝突し、第2アーム328が第2支持軸329を中心として下方に回転し、第2閉鎖支持体327が第2支持軸329を中心として上方に回転して第11入賞口42に対応する閉鎖支持部310の側面に衝突する。これによって、第1閉鎖支持体324および第1アーム325の第1支持軸326を中心とする回転が阻止され、第2閉鎖支持体327および第2アーム328の第2支持軸329を中心とする回転が阻止され、開閉体306の開放が確保され(図12のa図参照)、持上突起323が第1アーム325および第2アーム328から外れて下降する。そして、昇降籠292、第2レバー294の一端部、案内溝321、連結棒322が上昇限度位置に停止し、第2レバー294の他端部および持上突起323が下降限度位置に停止する。
図13のc図に示すように第10入賞口41に対応する開閉体306の開放が確保された状態において、図12のa図からb図に示すように球Pが遊技領域13から開閉体306の上に搭載され、図13のc図に示す第10入賞口41に対応する開閉体306が図12のb図に示すように閉じられた場合、図13のc図に示す第1閉鎖支持体324と閉鎖支持部310との衝突した状態が解除される。それに伴い、図13のa図に示すように、第1アーム325が第1支持軸326を中心として下方に回転して持上突起323の上に接触して持上突起323で受け止められ、第1閉鎖支持体324が第1支持軸326を中心として上方に回転して第10入賞口41に対応する閉鎖支持部310の上に突出する。その後、図12のb図に示す球Pが開閉体306から矢印X54の方向に落下するのに伴い、開閉体306の一端部が錘308の重さで開閉軸307を中心として前側に回転し、図13のa図に示す第1閉鎖支持体324が第10入賞口41に対応する閉鎖支持部310の上に接触する。これによって、図13のa図に示すように第10入賞口41に対応する開閉体306の閉鎖が確保される。
また、図13のc図に示すように第11入賞口42に対応する開閉体306の開放が確保された状態において、図12のa図からb図に示すように球Pが遊技領域13から開閉体306の上に搭載され、図13のc図に示す第11入賞口42に対応する開閉体306が図12のb図に示すように閉じられた場合、図13のc図に示す第2閉鎖支持体327と閉鎖支持部310との衝突した状態が解除される。それに伴い、図13のa図に示すように、第2アーム328が第2支持軸329を中心として下方に回転して持上突起323の上に接触して持上突起323で受け止められ、第2閉鎖支持体327が第2支持軸329を中心として上方に回転して第11入賞口42に対応する閉鎖支持部310の上に突出する。その後、図12のb図に示す球Pが開閉体306から矢印X54の方向に落下するのに伴い、開閉体306の一端部が錘308の重さで開閉軸307を中心として前側に回転し、図13のa図に示す第2閉鎖支持体327が第11入賞口42に対応する閉鎖支持部310の上に接触する。これによって、図13のa図に示すように第11入賞口42に対応する開閉体306の閉鎖が確保される。
要するに、図13の球Pが第6入賞口37から昇降籠292に搭載され、連動入賞機構320が第10入賞口41および第11入賞口42に対応する2つの開閉体306を開放するように動作する。そして、第10入賞口41および第11入賞口42に対応する2つの開閉体306が開放した状態において、図12の球Pが遊技領域13から球通過孔316を経由して開閉体306の上に取り込まれ、図13の第10入賞口41および第11入賞口42に対応する2つの開閉体306が閉鎖される場合は、図12の球Pが取り込まれた開閉体306ごとに個別に行われる。
図14を参照し、遊技盤2の連動入賞機構331の構造について説明する。連動入賞機構331は、図1の第17入賞口48および第19入賞口50に対応する開閉体b;cの開閉と昇降籠292の昇降とを連動するものであって、第3レバー332および第4レバー333が球導出部品334の裏面に取り付けられた場合を例示する。遊技基盤2Aには、部品逃避孔335;336;337;338;339;340;341;342;343;345;346が、前後方向への貫通孔として設けられる。部品逃避孔335乃至346は、図1の第1乃至第11入賞部品21乃至31と個別に対を成す。
図11および図14において、図11の第3入賞部品23が図14の遊技基盤2Aに取り付けられる場合、昇降籠292と第1レバー293および第2レバー294が遊技基盤2Aの前側から部品逃避孔337に挿入され、部品基盤291の裏面が図14の遊技基盤2Aの前面に接触して部品逃避孔337を塞ぎ、図外のねじ釘が部品基盤291に設けられた貫通孔を経由して遊技基盤2Aに締結される。これによって第3入賞部品23が遊技基盤2Aに取り付けられ、昇降籠292が遊技基盤2Aの裏面よりも裏側に突出する。
図1と図6のc図および図14において、図1の第6入賞部品26に相当する図6のc図に示す可変入賞部品111Cが図14の遊技基盤2Aに取り付けられる場合、可変入賞部品111Cの裏側部分である図6のc図に示す作動収容部131が遊技基盤2Aの前側から部品逃避孔340に挿入され、部品基盤112の裏面が遊技基盤2Aの前面に接触して部品逃避孔340を塞ぎ、図外のねじ釘が部品基盤112に設けられた貫通孔を経由して遊技基盤2Aに締結される。これによって、第6入賞部品26が遊技基盤2Aに取り付けられ、図6のc図に示す被押下部172が遊技基盤2Aの裏面よりも裏側に突出する。
図1と図6のa図および図14において、図1の第8入賞部品28に相当する図6のa図に示す可変入賞部品111Aが図14の遊技基盤2Aに取り付けられる場合、可変入賞部品111Aの裏側部分である図6のa図に示す作動収容部131が遊技基盤2Aの前側から部品逃避孔342に挿入され、部品基盤112の裏面が遊技基盤2Aの前面に接触して部品逃避孔342を塞ぎ、図外のねじ釘が部品基盤112に設けられた貫通孔を経由して遊技基盤2Aに締結される。これによって、第8入賞部品28が遊技基盤2Aに取り付けられ、図6のa図に示す被押下部172が遊技基盤2Aの裏面よりも裏側に突出する。
図14において、球導出部品334は、セット板とも呼ばれ、遊技基盤2Aの裏面に釘などの固定具で取り付けられることによって、遊技基盤2Aの裏側に排出された球を下方に誘導して排出するための図4の第1乃至第23球通路83乃至105および部品逃避孔347乃至355を備える。部品逃避孔347は、図1の第3入賞部品23の裏側部分を逃げるための前後方向への貫通孔である。部品逃避孔348は、図1の第4入賞部品24の裏側部分を逃げるための前後方向への貫通孔である。部品逃避孔349は、図1の第5入賞部品25の裏側部分を逃げるための前後方向への貫通孔である。部品逃避孔350は、図1の第6入賞部品26の裏側部分を逃げるための前後方向への貫通孔である。部品逃避孔351は、図1の第7入賞部品27の裏側部分を逃げるための前後方向への貫通孔である。部品逃避孔352は、図1の第8入賞部品28の裏側部分を逃げるための前後方向への貫通孔である。部品逃避孔353は、図2の第9入賞部品29の裏側部分を逃げるための前後方向への貫通孔である。部品逃避孔354は、図2の第10入賞部品30の裏側部分を逃げるための前後方向への貫通孔である。部品逃避孔355は、図2の第11入賞部品31の裏側部分を逃げるための前後方向への貫通孔である。
部品逃避孔347の下部には、第3球通路85の上部、球通路85Aの上部、球通路85Bの上部、第6球通路88の上部、球通路88Aの上部、球通路88Bの上部、第9球通路91の上部が個別に開口しかつ繋がる。第9球通路91は、下降限度位置に到達した図11の昇降籠292から裏側に排出された球を下方に誘導する。第9球通路91における裏面には、レバー室356、レバー軸357;358、昇降ガイド部359;360が設けられる。球導出部品334におけるレバー室356とレバー軸357;358および昇降ガイド部359;360の設けられる設置部361は、第3球通路85、第4球通路86、第6球通路88、第7球通路89、第10球通路92、第14球通路96、第16球通路98、第18球通路100、第21球通路103で囲まれた板状であって、遊技基盤2Aの裏面に接触して取り付けられる。
レバー室356は、左壁と右壁および下壁で囲まれ、上部および裏部を開口し、前部と左右部および下部を塞がれた形状である。レバー室356の左壁と右壁および下壁は、球導出部品334における遊技基盤2Aの裏面に接触する板状の部分から裏側に突出する。球導出部品334の左壁および右壁には、レバー逃避孔362;363が、球導出部品334の左壁および右壁の裏側および左右方向に開口した形状に設けられる。レバー室356の前部を塞ぐ前壁には、球連絡孔364が前後方向への貫通孔として形成される。球連絡孔364は、昇降籠292からレバー室356に排出された後に第3レバー332および第4レバー333を動かしてレバー室356の下部に到達した球を、レバー室356から第9球通路91における遊技基盤2Aの裏面の側に位置された下部に排出する。球導出部品334の裏側には、第3レバー332および第4レバー333が設けられる。
第3レバー332は、図1の第17入賞口48の開閉体b;cを開くための図4の作動体124を動かす梃子である。第3レバー332が第17入賞口48の開閉体b;cを開く構造は、図16で詳述する。第3レバー332の一端部には、球受部365が設けられる。第3レバー332の他端部には、錘366が設けられる。第3レバー332の中間部には、軸受孔部367およびアーム368が設けられる。アーム368の上端部が第3レバー332にアーム軸369で回転可能に取り付けられ、アーム368が全体的に第3レバー332からぶら下げられた格好になる。軸受孔部367は、前後方向に貫通する軸受孔を有する筒状に構成される。アーム368の下部には、押下部370が突起として設けられる。アーム368におけるアーム軸369と押下部370との間の中間部には、被昇降ガイド部371が、前後方向に貫通しかつ上下方向に長い縦長の孔として設けられる。
第4レバー333は、図1の第19入賞口50の開閉体b;cを開くための図4の作動体122を動かす梃子である。第4レバー333が第19入賞口50の開閉体を開く構造は、図16で詳述する。第4レバー333の一端部には、球受部372が設けられる。球受部372の球と接触する上面は、後側から前側に行くにしたがって下り勾配になる斜面として構成される。第4レバー333の他端部には、錘373が設けられる。第4レバー333の中間部には、軸受孔部374およびアーム375が設けられる。軸受孔部374は、前後方向に貫通する軸受孔を有する筒状に構成される。アーム375の上端部が第4レバー333にアーム軸376で回転可能に取り付けられ、アーム375が全体的に第4レバー333からぶら下げられた格好になる。アーム375の下部には、押下部377が突起として設けられる。アーム375におけるアーム軸376と押下部377との間の中間部には、被昇降ガイド部378が、前後方向に貫通しかつ上下方向に長い縦長の孔として設けられる。
球導出部品334が遊技基盤2Aに取り付けられた場合、第9球通路91の前部は、遊技基盤2Aにおける部品逃避孔337よりも下部の裏面で塞がれる。第9球通路91の裏部、とりわけ、レバー室356の裏部は、図外の通路カバーで塞がれる。
図1と図14および図15を参照し、連動入賞機構331の遊技基盤2Aの裏側への取付方について説明する。図1に示す第1乃至第11入賞部品21乃至31が遊技基盤2Aの前側から遊技基盤2Aに取り付けられる。図14において、球導出部品334が遊技基盤2Aの裏側から遊技基盤2Aに取り付けられる。第3レバー332の球受部365がレバー室356の側に向けられ、第3レバー332の錘366が第4球通路86の側に向けられ、第3レバー332の軸受孔部367が球導出部品334の裏側からレバー軸358に嵌め込まれ、レバー軸357の後端部が第3レバー332よりも裏側に突出し、第3レバー332における球受部365の側に位置する一端部がレバー逃避孔362に挿入され、球受部365がレバー室356に配置され、被昇降ガイド部371が球導出部品334の裏側から昇降ガイド部359に嵌め込まれる。これによって、図15に示すように、押下部370が第6入賞部品26における被押下部172よりも上部の真上に配置される。
また、図14において、第4レバー333の球受部372がレバー室356の側に向けられ、第4レバー333の錘373が第7球通路89の側に向けられ、第4レバー333の軸受孔部374が球導出部品334の裏側からレバー軸358に嵌め込まれ、レバー軸358の後端部が第4レバー333よりも裏側に突出し、第4レバー333における球受部372の側に位置する一端部がレバー逃避孔363に挿入され、球受部372が球受部365よりも下部に位置してレバー室356に配置され、被昇降ガイド部378が球導出部品334の裏側から昇降ガイド部360に嵌め込まれる。これによって、図15に示すように、押下部377が第8入賞部品28における被押下部172よりも上部の真上に配置される。
図15に示すように、第3レバー332が球導出部品334にレバー軸357を中心として設置部361の裏面と平行で上下方向に回転し得るように取り付けられ、第4レバー333が球導出部品334にレバー軸358を中心として設置部361の裏面と平行で上下方向に回転し得るように取り付けられ、第3入賞部品23が上でアウト口17が下になるように、遊技基盤2Aが起立された場合、第3レバー332は、錘366の重さによって、第3レバー332における球受部365の側に位置する一端部がレバー逃避孔362の上面に接触し、それ以上、球受部365が上に移動しないように、第3レバー332が球導出部品334に支持される。また、第4レバー333は、錘373の重さによって、第4レバー333における球受部372の側に位置する一端部がレバー逃避孔363の上面に接触し、それ以上、球受部372が上に移動しないように、第4レバー333が球導出部品334に支持される。
図16を参照し、連動入賞機構331の動作について説明する。先ず、図16のa図に示すように、第3レバー332の球受部365が錘366(図16のc図参照)の重さによってレバー軸357(図16のc図参照)を中心として上方に回転してレバー逃避孔362の上縁部に下から受け止められ、第4レバー333の球受部372が錘373(図16のc図参照)の重さによってレバー軸358(図16のc図参照)を中心として上方に回転してレバー逃避孔363の上縁部に下から受け止められた状態において、球Pが第6入賞口37(図4参照)から裏側の昇降籠292に取り込まれる。次に、図16のb図に示すように、昇降籠292が球Pの重さで矢印X61の方向に下降して第9球通路91の上部に到達する。
その後、図16のc図において、球Pが矢印X62で示すように昇降籠292から球受部365の上に落下すると、昇降籠292が矢印X63の方向に上昇し、第3レバー332の球受部365が球Pの重さによってレバー軸357を中心として矢印X64で示すように下方に回転する。したがって、アーム368が昇降ガイド部359と被昇降ガイド部371とによる誘導を受けながら下降し、押下部370が第6入賞部品26の被押下部172を押し下げ、図1の第6入賞部品26の開閉体b;cが開く。
前記第3レバー332の下方への回転に伴い、図16のd図に示すように、球Pが球受部365から第4レバーの球受部372の上に落下すると、第3レバー332の球受部365が錘366の重さによってレバー軸357を中心として矢印X65で示すように上方に回転してレバー逃避孔362の上縁部に下から受け止められ、第4レバー333の球受部372が球Pの重さによってレバー軸358を中心として矢印X66で示すように下方に回転する。したがって、アーム375が昇降ガイド部360と被昇降ガイド部378とによる誘導を受けながら下降し、押下部377が第8入賞部品28の被押下部172を押し下げ、図1の第8入賞部品28の開閉体b;cが開く。
上記第4レバー333の下方への回転に伴い、図16のe図に示すように、球Pが球受部372から球連絡孔364に取り込まれ、第4レバーの球受部372が錘373の重さによってレバー軸358を中心として矢印X67で示すように上方に回転し、レバー逃避孔363の上縁部に下から受け止められる。
図17を参照し、パチンコ遊技機の構造について説明する。パチンコ遊技機は、遊技機枠1の内部に遊技盤2を交換可能に格納した形態である。遊技機枠1は、固定枠3の前側に可動枠4を開閉可能に備え、可動枠4の前側に前扉5および皿構造体6を開閉可能に備える。固定枠3は、遊技機設置構造体に取り付けるための外枠とも呼ばれる。遊技機設置構造体は、遊技店のパチンコ遊技機を設置する島とも呼ばれる設備である。可動枠4は、遊技盤2、球発射機構7、図外の球払出機構など遊技に必要な部品を取り付ける前枠とも呼ばれる。前扉5は、パネル枠とも呼ばれ、前後方向に貫通する窓9を備える。窓9は、前面パネル10で塞がれる。前面パネル10は、前扉5の裏面に設けられた光透過性の有る無色なガラスのような板状の部材により構成される。皿構造体6の前面には、球受皿部11および球発射操作機構12が設けられる。
遊技盤2が遊技機枠1に格納された場合、遊技領域13は、遊技機枠1の前側から窓9および前面パネル10を経由して視認される。その状態において、遊技者が球受皿部11にパチンコ球と呼ばれる球を入れ、遊技者が球発射操作機構12を右回りに操作すると、球発射機構7が球発射操作機構12の操作量に応じた発射力で駆動し、球発射機構7が球受皿部11から遊技機枠1の内部に取り込まれた球を1個ずつ球発射通路16に向けて発射する。球発射通路16に発射された球は、球戻り防止弁18を押し開けて遊技領域13に到達する。遊技領域13に到達した球は、遊技領域13を流下する過程において、遊技部品に衝突して、流れる方向を変えながら、第1乃至第11入賞部品31のいずれかに入って遊技盤2の裏側に排出される。第1乃至第11入賞部品31のいずれにも入らないで、遊技領域13の最下部に到達した球は、アウト口17から遊技盤2の裏側に排出される。
最良の形態によれば、図17の球発射機構7から遊技領域13に発射された1個の球が、遊技領域13を流下する過程において、図1の第3入賞口34または第4入賞口35を経由して特定入賞口としての第6入賞口37に入賞すると、第8乃至第11入賞口39乃至42における開閉体aと第17乃至第19入賞口48乃至50および第21入賞口52における開閉体b;cとが開放され、第8乃至第11入賞口39乃至42と第17乃至第19入賞口48乃至50および第21入賞口52からなる合計8個の可変入賞口が球の入賞可能な形態に開放される。その後、上記と別の球が、遊技領域13を流下する過程において、開放した合計8個の可変入賞口のいずれかに入賞するたびに、当該球の入賞した可変入賞口が球の入賞不可能な形態に閉鎖され、図外の球払出機構が賞球としての球を遊技者に与えられるように図17の球受皿部11に払い出す。つまり、1個の球が特定入賞口としての第6入賞口37に入賞すると、合計8個の可変入賞口が球の入賞可能な形態に開放されるので、1個の球の入賞によって球の入賞可能な形態に開放される可変入賞口の個数が合計8個と多くなるという利点がある。
1個の球が特定入賞口としての第6入賞口37に入賞して合計8個の可変入賞口が球の入賞可能な形態に開放された状態において、別の1個の球が第8入賞口39または第9入賞口40に入賞すると、第13入賞口44の開閉体b;cが開放され、可変入賞口としての第13入賞口44が球の入賞可能な形態に開放され、別の1個の球が第10入賞口41または第11入賞口42に入賞すると、第15入賞口46の開閉体b;cが開放され、可変入賞口としての第15入賞口46が球の入賞可能な形態に開放される。その後、上記と別の1個の球が、遊技領域13を流下する過程において、第13入賞口44または第15入賞口46に入賞すると、当該球の入賞した可変入賞口が球の入賞不可能な形態に閉鎖され、図外の球払出機構が賞球としての球を遊技者に与えられるように図17の球受皿部11に払い出す。
また、1個の球が特定入賞口としての第6入賞口37に入賞して合計8個の可変入賞口が球の入賞可能な形態に開放された状態において、別の1個の球が第17入賞口48に入賞すると、第20入賞口51の開閉体b;cが開放され、可変入賞口としての第20入賞口51が球の入賞可能な形態に開放され、別の1個の球が第19入賞口50に入賞すると、第22入賞口53の開閉体b;cが開放され、可変入賞口としての第22入賞口53が球の入賞可能な形態に開放される。その後、上記と別の1個の球が、遊技領域13を流下する過程において、第20入賞口51または第22入賞口53に入賞すると、当該球の入賞した可変入賞口が球の入賞不可能な形態に閉鎖され、図外の球払出機構が賞球としての球を遊技者に与えられるように図17の球受皿部11に払い出す。つまり、1個の球が特定入賞口としての第6入賞口37に入賞すると、合計4個の可変入賞口が球の入賞可能な形態に開放される可能性が生まれるので、1個の球の入賞によって球の入賞可能な形態に開放される可能性を有する可変入賞口の個数が合計4個と多くなるという利点がある。