JP4937575B2 - 棒状化粧料繰出容器と収納ケースの組合せ - Google Patents
棒状化粧料繰出容器と収納ケースの組合せ Download PDFInfo
- Publication number
- JP4937575B2 JP4937575B2 JP2005347340A JP2005347340A JP4937575B2 JP 4937575 B2 JP4937575 B2 JP 4937575B2 JP 2005347340 A JP2005347340 A JP 2005347340A JP 2005347340 A JP2005347340 A JP 2005347340A JP 4937575 B2 JP4937575 B2 JP 4937575B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tray
- cylinder
- engagement
- engaging
- stick
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
Description
また、その際、容器の蓋を取外し、一度中皿を最上部に上昇させ、塗布具を使って棒状化粧料を使用した後、容器の蓋を閉めるために中皿を少し下降させなければならず、取扱いが簡単でないという問題があった。
そのため、少なくない棒状化粧料を無駄にするという問題があった。
また、短くなった化粧料を収納した中皿を、収納ケースの下蓋により収納ケースの収納筒部の中皿収納部に装着して、残った化粧料を収納ケース内に収納した塗布具により使用でき、棒状化粧料がなくなったら、中皿を収納ケースの下蓋により簡単に取外すことができ、廃棄できる。
図1、3において、Aは、口紅、リップクリーム、スティックアイシャドー、その他の棒状化粧料繰出容器、Bは、中皿Cを取着した摺動ホルダー、Dは、使用して残り少なくなった化粧料が入った中皿Cと、塗布具Eを収納した収納ケースである。
繰出機構部A1は、中皿Cを内周に装着する摺動ホルダーBと、摺動ホルダーBの上下動を案内する基筒1と螺旋案内筒2とからなっている。
嵌挿筒17の周壁には、下端から延びるスリット19が複数穿設され、周壁の内周には、係合突条20が配設されている。
また、螺旋溝7の上端に摺動ホルダーBの嵌合突起18が当接することにより、摺動ホルダーBの上昇、および案内筒4の廻動が阻止されるとともに、摺動ホルダーBが螺旋案内筒2内より抜け落ちることを防止している。
外筒15上端と外筒15内周上部、平壁16上面と係合カム22、および嵌挿筒17内周により中皿装着部Baが形成されている。
側周壁25の上部には、段部27を介して拡径された係合壁28が設けられており、係合壁28の外周には上端から延びる係合溝29が刻設されており、側周壁25の下端には、摺動ホルダーBの係合カム22に係合する山部30aと谷部30bとからなる係合カム31が配設されている。
底壁26の下面には、係合筒32が垂設され、係合筒32の外周下端部には、係合凹部33が周設されている。
嵌挿筒42の周壁には、下端から延びるスリット45が複数穿設され、周壁の内周には、中皿Cの係合筒32の係合凹部33に係合する係合突条46が配設されている。
外筒40の上蓋係合部43の上端は、中皿Cの側周壁25の段部27外周下面と当接するようになっており、上蓋係合部43上端と、内周上部、平壁41上面と係合カム48、および嵌挿筒42内周により、棒状化粧料繰出容器Aの摺動ホルダーBの中皿装着部Baと同形の中皿装着部D1aが形成されている。
まず、棒状化粧料kを収納した中皿Cを摺動ホルダーBの中皿装着部Baに装着し、収納した棒状化粧料繰出容器Aの外装部A2のオーバーキャップ11を保持筒10から取外し、外装部A2の保持筒10、または繰出機構部A1の螺旋案内筒2のいずれか一方を把持し、他方を廻動させることにより、棒状化粧料kを螺旋案内筒2の上端より上方に繰出して使用する。
また、棒状化粧料使用後には、保持筒10、または螺旋案内筒2を逆に廻動させることにより、棒状化粧料kを基筒1の案内筒4内に戻すことができる。
次に、収納ケースDの下蓋D3を収納筒部D1下方から取外し、下蓋D3の天地を逆にして、下蓋D3を中皿Cの上方より被せ、下蓋D3の側周壁56内周下端の係合突部57と、中皿Cの係合壁28外周上端の係合溝29とを係合させる。
中皿Cが摺動ホルダーB内で上昇すると、中皿Cの係合筒32の係合凹部33と摺動ホルダーBの嵌挿筒17の係合突条20との係合が外れ、摺動ホルダーBの嵌挿筒17を、スリット19により外方に変形させながら、図5に示すように、中皿Cを棒状化粧料繰出容器Aの摺動ホルダーBの中皿装着部Baから取外すことができる。
上蓋D2と下蓋D3を収納筒部D1の上下に装着し直せば、図3に示すような短くなった化粧料kaを保持した中皿Cと塗布具Eとを内方に収納した収納ケースDとなる。
したがって、棒状化粧料が、残り少なくなったときにも、最後まで無駄なく使い切ることができる。
また、上蓋D2が透明または半透明で形成されているため、上蓋D2を外さなくても、中皿Cに収納された化粧料kaの色、または状態を外部から視認することができる。
そして、下蓋D3から中皿Cを取外して廃棄することができる。
したがって、中皿Cの係合壁28の高さを短く形成することができる。
また、中皿Cの係合壁28の高さが高い場合には、係合壁28を手指で把持して中皿を廻動させることもでき、実施例に限定されない。
化粧料がなくなったときには、中皿を収納ケースより外すことができるので、化粧料を最後まで使用でき、さらに、新しい棒状化粧料を収納した中皿を棒状化粧料繰出容器に再び装着して使用することができるので、口紅などの棒状化粧料のレフィル容器として広く利用できる。
A1 繰出機構部
A2 外装部
B 摺動ホルダー
Ba 中皿装着部
C 中皿
D 収納ケース
D1 収納筒部
D1a 中皿装着部
D2 上蓋
D3 下蓋
E 塗布具
k 棒状化粧料
ka 化粧料
1 基筒
2 螺旋案内筒
3 係合筒部
4 案内筒
5 スリット
6 係止環
7 螺旋溝
8 係止段部
10 保持筒
11 オーバーキャップ
15 外筒
16 平壁
17 嵌挿筒
18 嵌合突起
19 スリット
20 係合突条
21a、30a、47a 山部
21b、30b、47b 谷部
22、31、48 係合カム
25 側周壁
26 底壁
27 段部
28 係合壁
29 係合溝
32 係合筒
33 係合凹部
40 外筒
41 平壁
42 嵌挿筒
43 上蓋係合部
44 下蓋係合部
45 スリット
46 係合突条
50 頂壁
51 側周壁
55 底壁
56 側周壁
57 係合突部
Claims (2)
- 棒状化粧料を収納した中皿を取着した摺動ホルダーを上下動させる棒状化粧料繰出容器と、摺動ホルダーから取り外した中皿と塗布具を収納する収納ケースとの組合わせであって、
中皿は、内方に棒状化粧料を保持する側周壁と、該側周壁の下端に垂設された係合筒とを具備し、
側周壁は、外周上部に複数の係合溝が設けられ、外周下端に山部と谷部からなる係合カムが設けられており、
摺動ホルダーは、外筒と、外筒の内側下方に中皿の係合筒を嵌挿する嵌挿筒とを具備し、
外筒内周に中皿の係合カムと係合する係合カムが設けられており、
収納ケースの収納筒部に被嵌する下蓋を上方より中皿に被せて係合溝に係合し、中皿を廻動させることにより、中皿の係合カムが摺動ホルダーの係合カムに摺接しながら上昇して、中皿を摺動ホルダーから取外すようにしていることを特徴とする棒状化粧料繰出容器と収納ケースの組合せ。 - 収納ケースが、内周に中皿の係合カムに係合する係合カムを配設した中皿装着部を形成し、内部に塗布具を収納する収納筒部と、収納筒部の中皿装着部側の上蓋係合部に被嵌する上蓋と、収納筒部の塗布具を収納する側の下蓋係合部に被嵌する下蓋とを具備し、
下蓋が、底壁と底壁の周縁から立ち上がる側周壁とからなり、該側周壁内周に、中皿外周の係合溝に係合する係合突部が設けられ、
下蓋を中皿装着部に装着された中皿に被嵌し、下蓋の係合突部を中皿の係合溝に係合させて中皿を廻動させることにより、中皿の係合カムが中皿装着部の係合カムに摺接しながら上昇して、中皿を中皿装着部から取外すようにしていることを特徴とする請求項1記載の棒状化粧料繰出容器と収納ケースの組合せ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005347340A JP4937575B2 (ja) | 2005-11-30 | 2005-11-30 | 棒状化粧料繰出容器と収納ケースの組合せ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005347340A JP4937575B2 (ja) | 2005-11-30 | 2005-11-30 | 棒状化粧料繰出容器と収納ケースの組合せ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007151630A JP2007151630A (ja) | 2007-06-21 |
JP4937575B2 true JP4937575B2 (ja) | 2012-05-23 |
Family
ID=38236750
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005347340A Active JP4937575B2 (ja) | 2005-11-30 | 2005-11-30 | 棒状化粧料繰出容器と収納ケースの組合せ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4937575B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5348664B2 (ja) * | 2009-03-31 | 2013-11-20 | 株式会社吉野工業所 | 棒状化粧品繰出し容器 |
KR101039346B1 (ko) | 2009-07-27 | 2011-06-13 | 남유정 | 개폐가 용이한 립스틱용기 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59171611A (ja) * | 1983-03-18 | 1984-09-28 | Showa Aircraft Ind Co Ltd | 熱硬化性樹脂製品成形用金型 |
JPH0233706Y2 (ja) * | 1985-05-24 | 1990-09-11 |
-
2005
- 2005-11-30 JP JP2005347340A patent/JP4937575B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007151630A (ja) | 2007-06-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR200493142Y1 (ko) | 홀더 분리형 립스틱 용기 | |
US20230030527A1 (en) | Cosmetic package with replaceble cartridge | |
JP4937575B2 (ja) | 棒状化粧料繰出容器と収納ケースの組合せ | |
JP2016222288A (ja) | 二重容器 | |
JP2005237894A (ja) | 棒状化粧料繰り出し容器 | |
JP4937574B2 (ja) | 棒状化粧料繰出容器および棒状化粧料繰出容器と収納ケースの組合せ | |
KR20110004036U (ko) | 고점도 내용물의 미세 정량토출이 가능한 화장품용기 | |
JP2017012725A (ja) | 繰出容器 | |
JP7416442B2 (ja) | 二重容器 | |
EP4312658A1 (en) | Refillable dispenser for a stick product | |
KR101230989B1 (ko) | 화장품용기 | |
JP7493446B2 (ja) | 繰出容器 | |
JP7421940B2 (ja) | 塗布容器 | |
KR200338777Y1 (ko) | 내용물이 구비된 화장품 용기 | |
JP7145674B2 (ja) | 容器 | |
JP7376422B2 (ja) | 塗布容器 | |
JP7311378B2 (ja) | 塗布容器 | |
CN212606514U (zh) | 一种可替换膏体容器 | |
JP2019097817A (ja) | 口紅容器 | |
JP7173795B2 (ja) | 繰出容器 | |
JPS64833Y2 (ja) | ||
JP2002034651A (ja) | 棒状化粧料繰出容器 | |
JP2023123267A (ja) | 操出容器、及び操出容器用カートリッジ | |
CN111846519A (zh) | 一种可替换膏体容器 | |
CN117898550A (zh) | 一种送出容器以及内侧筒部件 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080528 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110428 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110628 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110826 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20111004 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111222 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20120110 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120221 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120222 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150302 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4937575 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |