JP4937561B2 - 純自然温泉風呂用の温泉水の供給システム - Google Patents

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Description

本願発明は、多目的熱利用システムとして、純自然温泉風呂用の温泉水の熱を多目的に熱利用するシステムに関し、温泉水の熱を有効利用することを目的とするものであり、また、温泉水の供給システムとして、純自然温泉風呂用の100%温泉を得るため、冷却用温泉水についても温泉源からの温水を利用して確保可能にすることを目的とするものである。
従来、源泉水を適切な温度の温泉水に温度を下げて常に一定量を浴槽に供給するために、温泉浴槽に供給する温泉水と一般水との間で熱交換し、一般水の使用量の変化に拘らず、一定量を浴槽に供給する装置(特開平09−14750)が存在する。この場合、源泉水の温度が高い場合は、源泉水と一般水との供給量が制御される熱交換器により温度が下げられ、浴槽の源泉水が一般水で希釈されることはないものの、入浴時の適温は入浴者により異なり、必ずしも一定ではないので、浴槽内の水温が高い場合、この高い温水を冷水の供給により温くしたいときには、別途一般の水道水を使用することになり、この一般水の使用を必要とするため、トータルシステムとして、費用が掛かり高価となるものであった。
また、温排水の放流による自然界への影響を抑制し、温排水を有効に利用できる温泉設備の廃熱回収装置を提供するものがある(特開2003−130454号)。しかし、この場合、温泉設備の使用後の利用方法を示すものであって、浴槽から排水される温排水を利用し、熱交換器を介して真水を温水にし、浴槽に供給するものであり、本願発明のように、温泉浴槽に供給する以前の給湯等の熱利用を意図し、給湯等の熱利用を経た後の冷却温水を温泉浴槽に供給するものではなかった。
その中を温泉水が流通される容器と、その中を気体が流通されるダクトと、前記容器5内から前記ダクト10内に亘って配置されると共に、その中に作動液が封入され、作動液が前記温泉水との熱交換により加熱されて蒸発し、前記気体との熱交換により冷却されて凝縮することにより、前記容器5内の温泉水の熱エネルギーを前記ダクト内の気体に供給するヒートパイプ1とを具備し、作動液の蒸発と凝縮との繰り返しにより容器5内の温泉水の熱エネルギーをダクト10内の気体に供給することによって、温泉水を熱源として気を加熱する技術は存在する(特開平07−270085号公報)。しかし、温泉水の熱エネルギーを利用したヒートパイプ式熱交換器を開示するに止まるものである。
源泉地より離れた場所で温泉の事業を営む者に源泉を安く供給でき、源泉の効能を失わせず、新鮮な源泉を使用した温泉の事業を可能にするため、源泉地の源泉を濃縮し、輸送機関によって目的地迄運び、かつ、濃縮された源泉を還元し温泉浴槽に入れるシステムが存在する(特開2004−261308号公報)。しかし、源泉地の源泉の熱源としての有効利用を図ることのできるものではなかった。
四季を通じて安定してヒートポンプを運転できるとともに、省エネルギー化、省ランニングコスト化を図ることのできるヒートポンプ式排熱回収給湯装置(特開平11−257791号公報)も存在したが、浴槽、温泉、工場等の排湯をヒートポンプの熱源として利用したに止まり、温泉水を冷却温泉水として利用するものではなかった。
特開平09−14750号公報 特開2003−130454号公報 特開平07−270085号公報 特開2004−261308号公報 特開平11−257791号公報
本願発明は、上記の事情に鑑み、温泉風呂用の適温確保を、高温の温泉源泉から、高温の温泉源泉の加熱源としての有効利用を図りつつ低温化し、これによって温泉水のみから冷水の創成し、外部からの水道水等の一般水としての冷水を使用することなしに、当該冷水温泉水の使用によって可能にし、しかも、100%温泉水による純自然温泉風呂を提供することのできる純自然温泉風呂用の温泉水の多目的熱利用システムを提供するものである。
このため、本願発明は、さらに具体的には、温泉源泉の源泉水の一部を直接浴槽へ給湯し、他の一部の源泉を他の熱源目的に熱交換利用して低温にした後に、浴槽に供給することによって、別途一般水の給水を行なうことなく適温の自然100%温泉を実現が可能となる。
また、本願発明では、追加的に、他の一部の源泉水を、他の熱源目的のヒートポンプ用熱交換に利用することより、一層低温とした上で、浴槽への温泉水冷却用として供給することができるようになるため、温泉源を加熱源として作動するヒートポンプの介在させた他の付設暖房設備への有効利用をも図ることと相俟って、トータルシステム費用の廉価な純自然温泉風呂用の温泉水供給システムを提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するために、温泉源と、温泉源から供給された温泉水を高温の温泉水又は低温の温泉水として個別に受容する浴槽と、温泉源からの温泉水を直接浴槽に供給し高温の温泉水を得る第1の温泉水供給ラインと、前記浴槽に低温の温泉水を供給するため第1の温泉水供給ラインから分岐して別途設けられた第2の温泉水供給ラインあって、当該ライン内に一つ又はそれぞれ直列状の複数の熱交換器の設置された第2の温泉水供給ラインとを備え
更に、前記第2の温泉水供給ラインに設置の一つ又は複数の熱交換器の各熱交換器は、その一つを含んで個別の温水器具設備に接続されこれにより温泉水を加熱源として上水を加温利用する別途各独立した複数の多目的熱利用ラインを各形成するものとして備え
各独立した複数の多目的利用ラインを通じた熱利用により第2の温泉水供給ラインを流れる温泉水を低温化し、冷却温泉水の供給を可能となし、
これによって、温泉源から浴槽への供給を、第1の温泉水供給ラインを通じた高温の温泉水の供給と、第2の温泉水供給ラインを通じた低温の温泉水の供給を可能としたことを特徴とする純自然温泉風呂用の温泉水の供給システムを提供する。
また、本発明は、温泉源と、温泉源から供給された温泉水を高温の温泉水又は低温の温泉水として個別に受容する浴槽と、温泉源からの温泉水を直接浴槽に供給し高温の温泉水を得る第1の温泉水供給ラインと、前記浴槽に低温の温泉水を供給するため第1の温泉水供給ラインから分岐して別途設けられた第2の温泉水供給ラインあって、当該ライン内に一つ又はそれぞれ直列状の複数の熱交換器の設置された第2の温泉水供給ラインとを備え
更に、前記第2の温泉水供給ラインに設置の一つ又は複数の熱交換器の各熱交換器は、その一つを含んで個別の温水器具設備に接続されこれにより温泉水を加熱源として上水を加温利用する別途各独立した複数の多目的熱利用ラインを各形成するものとして備え各独立した複数の多目的利用ラインを通じた熱利用により第2の温泉水供給ラインを流れる温泉水を低温化し、冷却温泉水の供給を可能となし、ここで前記独立した複数の多目的熱利用ラインの一つとして、少なくとも熱交換器、全館余熱槽及び全館お湯供給設備を備えた全館お湯供給ラインを含んだ純自然温泉風呂用の温泉水の供給システムを提供する。
本願発明のシステムによれば、高温源泉であっても、別途水道水による冷水を使わずに、100%温泉の温泉浴場を実現できる。これによって、水道水の費用が節約できるので、トータルコストの廉価な温泉浴槽用給湯給水システムを提供することができる。
本願発明のシステムにおいては、源泉の温度が高いほど、温泉浴槽用給湯給水温度格差を大きく取ることができるので、これに応じて熱利用目的が効率よく、かつ拡大することができる。
熱利用を、シャワー用給湯水の昇温、給湯用上水の余熱の利用、暖房用熱利用等に限ることなく、高温給湯、融雪、温水プール、温室にも適用することが可能である。
上記において、温泉源泉の一部を直接浴槽へ給湯し、他の一部の源泉を他の熱源目的に熱交換利用して低温にした後に、浴槽に供給することによって、別途一般水の給水を行なうことなく低めることができるので、適温の自然100%温泉を容易に実現することが可能となる。その際、他の一部の源泉は、シャワー用給湯水の昇温、給湯用上水の余熱の利用、暖房用熱利用等を通して、十分に低温にして、その後、浴槽に温泉水冷却用として供給するものであるから、これによって他の一部の源泉を、他の熱源目的に応じてその熱交換の有効利用を図ることができる。
カスケード熱利用の制御であるので、温泉水の有効利用を効果的に実行することができる。例えば、多目的熱利用において、最初、全館お湯等低温使用設備用熱交換器20によって、供給された上水Wsを加熱して全館余熱槽21に蓄積し、全館お湯等供給可能にし、その後、エステシャワー等高温設備用熱交換器10によって、前記全館余熱槽21から供給された加熱上水Wsをさらに加熱し、エステシャワー貯湯槽11に蓄積し、エステシャワー貯湯槽11からエステシャワーなど12へ供給し使用可能となっているので、需要量の大きい設備用に温泉水を加熱源として利用し、その後に、需要量の少ないシャワー等温水器具に使用するものとなっている。
温泉源泉の一部を浴槽に供給する第2の温泉水供給ラインに少なくとも2基の熱交換器を設置し、これら熱交換器に温泉水供給ラインとは別個の多目的熱利用ラインを備えて他の熱源目的に熱交換利用するものであるから、各熱交換器ごとに、他の熱源目的の器具設備の上水を昇温する一方、温泉水供給ラインの温泉水を低温にするので、昇温機能・冷却機能を同時に果たすことができる。
もちろん図示省略しているが、浴槽温度を所定の範囲に収めるように、検出された浴槽温度によって、第1の温泉水供給ラインを通じての高温温泉水と第2の温泉水供給ラインを通じての低温温泉水の供給を制御することもできる。
本発明の純自然温泉風呂用の温泉水の多目的熱利用システム又は純自然温泉風呂用の温泉水の供給システムにおいて、浴槽へ供給する冷却温泉水を得るための第2の温泉水供給ラインは、図面では温泉源に接続された第1の温泉水供給ラインからの分岐ラインとして示されているが、温泉源に直接接続されるものとしても構わない。
第2の温泉水供給ラインに設置される熱交換器は、図示のプレート式熱交換器に限ることなく、二重管型、渦巻型、コイル型等適宜選択することができる。
本発明のシステムで使用のヒートポンプは、その形式が特に限定されるものではなく、またその場合、ヒートポンプシステムで使用の流体として、地下水、水、不凍液、池や川の水を用いることができるが、これに限定されるものではない。
温泉水の熱利用の拡大を図るために、さらに熱交換器を増設して、例えば10℃程度の上水、地下水、湧水等を20℃程度に昇温することに利用すれば、一層低温化された温泉水を確保することができるので、水風呂、生簀等の用水としての使用が可能となり、応用範囲を広げることができる。
本願発明の純自然温泉風呂用の温泉水の多目的熱利用システムによれば、さらに具体的には、多目的熱利用温泉水供給内に直列的に設置される複数の熱交換器として、エステシャワー等器具用熱交換器10とこれに後続する全館お湯供給用設備用熱交換器20になる少なくとも2基の熱交換器を備え、全館お湯等低温使用設備用熱交換器20では、L31を通じてこれに供給される上水Wsを加熱して全館余熱槽21に蓄積し、全館お湯等供給可能にするラインL4を形成し、また、エステシャワー等高温設備用熱交換器10では、前記全館余熱槽21から供給された加熱上水Wsをさらに加熱し、エステシャワー貯湯槽11に蓄積し、エステシャワー貯湯槽11からエステシャワーのなど温水器具12への供給可能にするラインL5を形成したり、追加構成として、前記全館お湯等低温使用設備用熱交換器の後段にさらに少なくとも1基のヒートポンプ用熱交換器を設置し、このヒートポンプ用熱交換器によりヒートポンプ、温水槽を介した冷暖房設備に接続するラインを形成したり、前記全館余熱槽に、少なくとも1基のヒートポンプHPの廃熱回収ラインL44を接続し、余熱槽21内の上水を昇温可能としたりする純自然温泉風呂用の温泉水の多目的熱利用システムを提供することができる。
また、本願発明は、純自然温泉風呂用の温泉水の供給システムとして、より具体的には、
第2の温泉水供給ラインL2に設置の熱交換器は、エステシャワー等高温設備用熱交換器10と全館お湯等低温使用設備用熱交換器20になる少なくとも2基の熱交換器を備え、多目的熱利用ラインとして、全館お湯等低温使用設備用熱交換器20によって、供給された上水Wsを加熱して全館余熱槽21に蓄積し、全館お湯等供給可能にするラインL4が形成されるとともに、エステシャワー等高温設備用熱交換器10によって、前記全館余熱槽21から供給された加熱上水Wsをさらに加熱し、エステシャワー貯湯槽11に蓄積し、エステシャワー貯湯槽11からエステシャワーなど12への供給使用を可能にするラインL5を形成したり、追加構成として、第2の温泉水供給ラインL2に、全館お湯等低温使用設備用熱交換器の後段にさらに少なくとも1基のヒートポンプ用熱交換器が設置され、このヒートポンプ用熱交換器はヒートポンプ、温水槽を介して冷暖房設備に接続するラインを形成したり、さらに、前記全館余熱槽21に、少なくとも1つのヒートポンプの廃熱回収ラインL44を接続し、余熱槽内の上水を昇温可能としたりする純自然温泉風呂用の温泉水の供給システムを提供することもできる。
以下、図面にしたがって、本発明の純自然温泉風呂用の温泉水の多目的熱利用システム又は純自然温泉風呂用の温泉水の供給システムについて、さらに詳細に説明をする。
図1は、湧水する温泉水の冬季における熱利用形態の実施例を示す。
図1に示すように、温泉源Shは地表出口で58℃の温泉水を供給する源泉であり、温泉水供給量は、毎時4.8(m3/h)で与えられている。温泉源Shから供給される純自然温泉風呂用の温泉水は、一方では温泉水QAが給湯ラインL1を介して給湯温泉水が直接浴槽50に給湯される。また、純自然温泉風呂用の温泉水は、他方で、給湯ラインL1から分岐して流出される温泉水QBが、多目的熱利用ラインL2を介して、最終的に温泉用冷却温泉として低温化した温泉水QCとして、浴槽50に供給可能に接続されている。
浴槽50に供給する温泉水QA及び温泉用冷却温泉QCは、各ラインに設置されたバルブV1、V2の開閉制御の下に供給され、適温に制御される。
その際、高温の温泉水QA及び低温の温泉用冷却温泉QCは、いずれも温泉源Shから供給された温泉水であるので、浴槽50はいつも100%温泉の温泉浴場が実現される。
低温の温泉水QCを、温泉用冷却温泉として浴槽50に供給するため、分流された温泉水QBを温泉用冷却温泉QCまで冷却する多目的熱利用ラインL2には、次ぎのようなカスケード熱利用ラインが形成される。
温泉水QBは、多目的熱利用ラインL2において、最初に、直列に接続して設置された第1プレート式熱交換器10と次の第2プレート式熱交換器20を通過する。第1プレート式熱交換器10には、エステシャワー貯湯槽11を介してエステシャワー12に接続されるライン(L51、L52)が形成され、また、第2プレート式熱交換器20には、全館余熱槽21を介して全館お湯供給可能に接続するライン(L41、L42)が形成されている。ここで全館余熱槽21は、第1プレート式熱交換器10に接続するラインL43をも備えている。
第2プレート式熱交換器20には、さらに、上水Wsに接続されたラインL31が備えられている。ここで、上水Wsは、水温5℃であって、その供給量は毎時4.8(m3/h)で与えられている。したがって、上水Wsは、第2プレート式熱交換器20において熱交換され第2プレート式熱交換器20の出口温度で25℃にまで加温され、容積9(m3)の全館余熱槽21に蓄積される。
全館余熱槽21に蓄積された25℃の上水Wsは、ラインL42を通じて全館お湯供給可能に毎時3.8(m3/h)仕様の供給量が確保されている。
また、全館余熱槽21は第1プレート式熱交換器10に接続されているので、全館余熱槽21に蓄積された25℃に加熱の上水Wsは、第1プレート式熱交換器10によって、48℃に加熱され、48℃の加熱上水WsがラインL51を通じて2(m3)の容積をもつエステシャワー貯湯槽11に蓄積される。48℃の加熱上水Wsは、毎時1(m3/h)の供給量の大きさをもって、ライン52を通じてエステシャワー12に供給可能に接続されている。 斯かる構成において、分岐された温泉水QBは、第1プレート式熱交換器10において、その入口温度55℃から出口温度50℃に低下して流出し、さらに、第2プレート式熱交換器20において、その入口温度50℃から出口温度30℃へとさらに低下した温度で流出する。
温泉水QBの熱有効利用を実行するための多目的熱利用ラインL2には、前記した第2プレート式熱交換器20に続いて、さらに、第3プレート式熱交換器30、第4プレート式熱交換器40が複数接続される。これら第3プレート式熱交換器30、第4プレート式熱交換器40から、各熱交換器と接続された他の熱利用ライン(L61、L62、L63;L71、L72、L73)が複数併設されている。ここで、前記した第2プレート式熱交換器20の後段に、第3プレート式熱交換器30が接続され、その後段に更に第4プレート式熱交換器40が接続される。第3プレート式熱交換器30においては入口温度30℃の温泉水が熱交換により低下され、出口温度23℃で排出される。その後、第4プレート式熱交換器40において、入口温度23℃の温泉水が熱交換によりさらに低下され、出口温度16℃となって排出される。これらはカスケード制御によって実行される。
以上の熱交換器による熱交換により温泉水QBの温度が低下し、温度16℃まで低下した温泉水QCはバルブV2を介して、浴槽50に供給される。これによって、バルブV1を介して浴槽50に供給された58℃の高温の温泉水は、適温に調節可能となる。
各熱交換器と接続された他の熱利用ライン(L61、L62、L63;L71、L72、L73)について述べる。 第3プレート式熱交換器30は、これにラインL61を介して空水冷式ヒートポンプHP1が接続され、空水冷式ヒートポンプHP1はさらにラインL62を介してエステ冷温水槽31に接続され、エステ冷温水槽31は、ラインL63を介してエステ冷暖房、FCU、床暖房等の冷暖房装置32に接続されている。エステ冷暖房、FCU、床暖房等の冷暖房装置32として利用する一つの熱利用ラインが設置されている。
ここでFCUはファンコイルユニットの略称である。
この熱利用ラインにおける仕様例として、第3プレート式熱交換器30において、30℃の温泉水QBは、空水冷式ヒートポンプHP1に接続されたL61内で23℃から30℃の範囲で制御される媒体との熱交換部分による冷却作用により、7℃差の冷却温度が与えられ、23℃まで低下される。また、空水冷式ヒートポンプHP1に接続されたラインL62内で12℃から17℃の範囲で制御される媒体との熱交換部分による加熱作用により、5℃の加熱温度が与えられる。エステ冷温水槽31は、ラインL63を通じて接続されたエステ冷暖房、FCU、床暖房等の冷暖房装置器具32に接続され、この冷暖房FCU・床暖房等32では55℃で冷暖房又は床暖房し、50℃でエステ冷温水槽31に戻される。エステ冷暖房、FCU、床暖房等32からラインL63を通じてエステ冷温水槽31へ戻される媒体は、前記した空水冷式ヒートポンプHP1による加熱作用により、エステ冷温水槽31において、55℃に加熱される。以上によって、常時略55℃の、エステ冷暖房、FCU、床暖房32等の暖房が確保される。
また、第4プレート式熱交換器40においても同様に、常時略55℃のチャペル冷暖房、FCU、床暖房等の冷暖房装置32の冷暖房が確保される。詳細には、第4プレート式熱交換器40において、23℃の温泉水QBは、空水冷式ヒートポンプHP2に接続されたL71内で16℃から23℃の範囲で制御される媒体との熱交換部分による冷却作用により、7℃差の冷却温度が与えられ、23℃から16℃まで低下される。また、空水冷式ヒートポンプHP2に接続されたラインL72内で12℃から17℃の範囲で制御される媒体との熱交換部分による加熱作用により、5℃の加熱温度が与えられる。チャペル冷温水槽41は、ラインL73を通じて接続されたチャペル冷暖房、FCU、床暖房等の冷暖房装置42に接続され、チャペル冷暖房、FCU、床暖房等の冷暖房装置42では55℃で冷暖房又は床暖房し、50℃でチャペル冷温水槽41に戻される。チャペル冷暖房、FCU、床暖房等の冷暖房装置42からチャペル冷温水槽41へとラインL73を通じて戻される媒体は、前記した空水冷式ヒートポンプHP2による加熱作用により、媒体は戻されたチャペル冷温水槽41において、55℃に加熱される。
熱源利用に余裕がある場合には、さらに他の熱利用装置を付設できることは言うまでもなく、上記にライン構成に限定されるものではない。
以上から、要すれば、第1次熱交換器によれば、分岐した温泉水QBを50℃まで温泉温度を下げながら、シャワー用給湯水の昇温利用が可能であり、第2次熱交換器によれば、温泉水QBをさらに30℃まで温泉温度を下げながら、5℃の上水を給湯用に余熱利用が可能であるといえる。
また、第1次ヒートポンプ溶熱交換器によって、30℃の温泉水QBを23℃まで温泉温度を下げながら、暖房に熱利用可能であり、第2次ヒートポンプ溶熱交換器によって、さらに16℃まで温泉温度を下げながら、暖房に熱利用可能である。
さらに、16℃まで温度が下がった温泉水QBは、温泉用冷却水として熱利用可能である。
図2は、湧水する温泉水の夏季における熱利用形態の実施例を示す。
図2に示す、温泉源Shから浴槽50へ、ラインL1を通じた温泉水QAの直接供給と、多目的熱利用ラインL2を通じた温泉水QBの温泉用冷却温泉としての供給形態について、実施例1と同様であり、また、多目的熱利用ラインL2に設置の複数の熱交換器を介した温泉用冷却温泉の確保、各熱交換器を介して接続されたそれぞれ独立した温水利用器具の設置ラインの形成についても実施例1と同様である。
ただし、この第2実施例において、独立した温水利用器具の設置ラインの一つとして、第2プレート式熱交換器20を介して接続された全館お湯供給ライン中の全館余熱21において、この全館余熱21を加熱するため、実施例1で説明したヒートポンプが、温泉水系とは別系列をなす、廃熱回収ラインとして組み込まれ、設置される点が相違するものである。
温泉水QBは、多目的熱利用ラインL2において、第1プレート式熱交換器10、続いて第2プレート式熱交換器20を通過する。第1プレート式熱交換器10には、エステシャワー貯湯槽11と接続するラインL51と、エステシャワー12と接続するラインL52とからなるエステシャワーラインL5が形成されている。 また、第2プレート式熱交換器20には、全館余熱槽21と接続するラインL41、全館お湯供給器具と接続するラインL42とからなる給湯ラインL4が形成されている。ここで全館余熱槽21から、第1プレート式熱交換器10に接続するラインL43を備え、エステシャワーラインL5への供水源として位置付けられている。また、第2プレート式熱交換器20には、上水Wsに接続するラインL31を備えている。
上記において、上水Wsは、第2プレート式熱交換器20により昇温され、全館余熱槽21に蓄積され、その後、全館お湯供給可能にし、また、ラインL43を通じて第1プレート式熱交換器10に供給される。第1プレート式熱交換器10に供給された昇温上水は、熱交換により更に昇温されエステシャワーラインL5へと供水される。
全館余熱槽21には、この全館余熱21を加熱するため、実施例1で説明したヒートポンプが、温泉水系とは別系列をなす、廃熱回収ラインとして組み込まれ、設置される。
別系列をなすエステ冷暖房FCU・床暖房ラインL8はエアー式熱交換器30A、これにラインL81で接続される空冷式ヒートポンプHP3、これにラインL82で接続されるエステ冷温水槽31、これにラインL83で接続されるエステ冷暖房、FCU、床暖房器具32から構成される。エステ冷暖房FCU・床暖房ラインL8における空冷式ヒートポンプHP3は廃熱回収ラインL44を介して全館余熱槽21に接続されおり、廃熱回収ラインL44を介し、空冷式ヒートポンプHP3の回収廃熱により全館余熱槽21内の上水を昇温することができる。
別系列をなして設置されるラインとして、チャペル冷暖房FCU・床暖房ラインL9を形成することもできる。チャペル冷暖房FCU・床暖房ラインL9はエアー式熱交換器40A、これにラインL91で接続される空冷式ヒートポンプHP4、これにラインL92で接続されるチャペル冷温水槽41、これにラインL93で接続されるチャペル冷暖房、FCU、床暖房等の冷暖房器具装置42から構成される。チャペル冷暖房FCU・床暖房ラインL9における空冷式ヒートポンプHP4は廃熱回収ラインL44を介して全館余熱槽21に接続されおり、この場合においても、廃熱回収ラインL44を介し、空冷式ヒートポンプHP4の回収廃熱により全館余熱槽21内の上水を昇温することができる。
そこで、エステ冷暖房FCU・床暖房ラインL8におけるカスケード熱利用制御について説明する。
空冷式ヒートポンプHP3は、ラインL81側では、これを介して接続されるエアー式熱交換器30Aと廃熱回収ラインL44で接続される全館余熱層21との間で25℃から45℃に昇温される。一方ラインL82側では、これを介して接続されたエステ冷温水槽31の間で、12℃から7℃に冷却される。水温7℃で貯水容量1(m3)のエステ冷温水槽31には、ラインL83を介してエステ冷暖房、FCU、床暖房等の暖房器具32に接続され、水温7℃のエステ冷暖房FCU・床暖房が可能に構成される。
次に、チャペル冷暖房FCU・床暖房ラインL9におけるカスケード熱利用制御について説明する。
空冷式ヒートポンプHP4は、ラインL91側では、これを介して接続されるエアー式熱交換器40Aと廃熱回収ラインL44で接続される全館余熱層21との間で25℃から45℃に昇温される。一方ラインL92側では、これを介して接続されたチャペル冷温水槽41の間で、12℃から7℃に冷却される。水温7℃で貯水容量1(m3)のチャペル冷温水槽41には、ラインL93を介してエステ冷暖房、FCU、床暖房等の暖房器具42に接続され、水温7℃の冷暖房、FCU、床暖房が可能に構成される。
以上から、全館余熱槽21は、廃熱回収ラインL44を通じて、別系列をなすエステ冷暖房FCU・床暖房ラインL8または/およびチャペル冷暖房FCU・床暖房ラインL9から回収された廃熱を利用して、25℃から45℃に昇温される。これにより、全館余熱槽内の上水Wsの昇温ラインが確保される。
以下この実施例における純自然温泉風呂用の温泉水の多目的熱利用システム及び純自然温泉風呂用の温泉水の供給システムに係るカスケード熱利用制御について説明する。温泉源Shから浴槽50へ温泉水の供給において、一方では、毎時4.8(m3/h)の湧水量をもつ温泉源Shから58℃の温泉水QAが、ラインL1を通じて直接浴槽50に供給される。また他方では、給湯ラインL1から分岐して形成された多目的熱利用ラインL2に58℃で分流する温泉水QBが、第1プレート熱交換器10においてその入口温度55℃から出口温度50℃に冷却する熱交換が実行され、さらに第2プレート熱交換器20においてその入口温度50℃から出口温度30℃に冷却される熱交換が実行され、最終的に30℃の温泉用冷却温泉として低温化した温泉水QCが浴槽50に供給される。
また、多目的熱利用ラインL2に設置の各熱交換器を介して接続されたそれぞれ独立した温水利用器具の設置ラインL4、L5における熱利用については、上水Wsは最初10℃の水温で、毎時6.4(m3/h) 供給量の大きさもってラインL31を通じて第2プレート熱交換器20に供給され、熱交換により10℃から25℃に加温され、ラインL41を通じて9(m3)の容量を有する全館お湯供給槽21に蓄積される。
全館お湯供給槽21に蓄積された25℃の上水Wsは、前述した廃熱回収ラインL44を介して25℃から45℃に昇温される。そこで、全館余熱槽21に蓄積された45℃の上水Wsは、ラインL42を通じて全館お湯供給可能に毎時5.4(m3/h)仕様の供給量が確保される。
また、全館余熱槽21の45℃上水はラインL43を通じて第1プレート式熱交換器10に供給されると、第1プレート式熱交換器10における熱交換で、45℃から55℃に昇温され、55℃の加熱上水WsはラインL51を通じて2(m3)の容積をもつエステシャワー貯湯槽11に52℃に維持され、蓄積される。52℃の加熱上水Wsは、ラインL52を通じて最大毎時1(m3/h)の供給量の大きさで、エステシャワー等の末端器具12に給湯される。斯かる構成において、分岐された温泉水QBは、第1プレート式熱交換器10において、その入口温度55℃から出口温度50℃に低下して流出し、さらに、第2プレート式熱交換器20において、その入口温度50℃から出口温度30℃へとさらに低下した温度で流出し、温泉用冷却温泉として浴槽50に供給される。
浴槽50に供給する温泉水QA及び温泉用冷却温泉QCは、各ラインに設置されたバルブV1、V2の開閉制御の下に適温に制御される。
以上、この実施例2によれば、第1次熱交換器10において、一方では温泉水を58℃から50℃まで温泉温度を下げながら、他方でシャワー用給湯水を昇温する利用に供することができる。
また、第2次熱交換器20において、一方では温泉水を50℃から30℃まで温度を下げながら、10℃の上水を給湯用に昇温し余熱利用に供することができる。
ヒートポンプでの発生した廃熱回収をしながら、熱を全館余熱槽の昇温利用に供することができる。
第1次熱交換器10及び第2熱交換器20を通じて30℃まで温度が下がった温泉水を、温泉用冷却水として熱利用することができる。
熱利用を、シャワー用給湯水の昇温、給湯用上水の余熱の利用、暖房用熱利用等に限ることなく、高温給湯、融雪、温水プール、温室にも適用することが可能である。
ヒートポンプとして、地中熱利用ヒートポンプを利用した場合には、床暖房、融雪、冷房・冷却に利用において、効率的に行なうことができる。
湧水する温泉水の冬季における熱利用形態の実施例を示す。 湧水する温泉水の夏季における熱利用形態の実施例を示す。
符号の説明
10 プレート式熱交換器
11 エステシャワー貯湯槽
12 エステシャワー
20 プレート式熱交換器
21 全館余熱槽
22 全館お湯供給
30 プレート式熱交換器
30A エアー式熱交換器
31 エステ冷温水槽
32 エステ冷暖房、FCU、床暖房等の暖房装置
40 プレート式熱交換器
40A エアー式熱交換器
41 チャペル冷温水槽
42 チャペル冷暖房、FCU、床暖房等の冷暖房装置
50 浴槽
HP1,HP2,HP3,HP4 空水冷式ヒートポンプ
QA 浴槽直配用温泉水
QB 多目的利用温泉水
QC 温泉用冷却温泉
Sh 温泉源
Ws 上水
V1,V2 バルブ
L1,L2 温泉水供給ライン
L31 上水供給ライン
L4(L41、L42) 全館給湯ライン
L5(L51、L52) エステシャワーライン
L6(L61,L62,L63) エステ冷暖房FCU・床暖房ライン
L7(L71,L72,L73) チャペル冷暖房FCU・床暖房ライン
L8(L81,L82,L83) エステ冷暖房FCU・床暖房ライン
L9(L91,L92,L93) チャペル冷暖房FCU・床暖房ライン

Claims (2)

  1. 温泉源と、温泉源から供給された温泉水を高温の温泉水又は低温の温泉水として個別に受容する浴槽と、温泉源からの温泉水を直接浴槽に供給し高温の温泉水を得る第1の温泉水供給ラインと、前記浴槽に低温の温泉水を供給するため第1の温泉水供給ラインから分岐して別途設けられた第2の温泉水供給ラインあって、当該ライン内に一つ又はそれぞれ直列状の複数の熱交換器の設置された第2の温泉水供給ラインとを備え
    更に前記第2の温泉水供給ラインに設置の一つ又は複数の熱交換器の各熱交換器は、その一つを含んで個別の温水器具設備に接続されこれにより温泉水を加熱源として上水を加温利用する別途各独立した複数の多目的熱利用ラインを各形成するものとして備え
    各独立した複数の多目的利用ラインを通じた熱利用により第2の温泉水供給ラインを流れる温泉水を低温化し、冷却温泉水の供給を可能となし、
    これによって、温泉源から浴槽への供給を、第1の温泉水供給ラインを通じた高温の温泉水の供給と、第2の温泉水供給ラインを通じた低温の温泉水の供給を可能としたことを特徴とする純自然温泉風呂用の温泉水の供給システム。
  2. 請求項1において、前記独立した複数の多目的熱利用ラインの一つとして、少なくとも熱交換器、全館余熱槽及び全館お湯供給設備を備えた全館お湯供給ラインを含んだ純自然温泉風呂用の温泉水の供給システム。
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