JP4936863B2 - プラズマ撥水化処理方法 - Google Patents
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Description
特許文献2には、ヘリウムのプラズマを被処理物に照射し、被処理物の表面を親水化することが記載されている。
一方、接触角を撥水状態と親水状態の中間の大きさにしたい等、上記の最大値未満の所定の大きさの表面改質度を得たいとの要請も有り得る。その場合、例えば、処理を飽和に達する前の未飽和の段階で停止することが考えられるが、そうすると、被処理物上の場所によって表面改質度のばらつきが大きく、均一性を確保するのが困難である。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、撥水化や親水化等の表面改質処理のうち特に撥水化処理において、接触角等で表される撥水度を任意にコントロールでき、しかも処理の均一性を確保可能な方法を提供することにある、
本発明は、上記知見に基づいてなされたものであり、
プラズマ化により撥水化能を付与される表面改質成分としてフッ素含有物質を含む表面改質用ガスを用い、ガラス基板からなる被処理物の表面を撥水化するプラズマ撥水化処理方法であって、
前記フッ素含有物質を実質的に含まず、窒素(N2)、ヘリウム、アルゴンの何れかからなる不活性ガス及び酸素(O2)を含む前処理用ガスをプラズマ化して被処理物の表面に接触させる前処理工程と、
前記前処理工程の後、前記表面改質用ガスをプラズマ化して前記被処理物の表面に接触させる本処理工程と、
を実行し、前記本処理工程における撥水度の飽和値が前処理工程の前の初期撥水度より大きな所望の大きさになるよう、前記前処理工程における処理時間又はプラズマ化のための投入電力を調節し、前記本処理工程を前記飽和値に達するまで実行し、前記前処理工程の処理時間又はプラズマ化のための投入電力と前記本処理工程の撥水度の飽和値との関係を予め求めておき、
前記前処理工程において、前記関係に基づいて、前記処理時間又は投入電力が、前記所望の撥水度に対応する大きさになるように調節し、前記前処理工程の前記処理時間又は投入電力以外の処理に関わる条件を、前記関係を予め求めたときと同じにすることを特徴とする。
上記の特徴構成によれば、前処理の処理時間や投入電力を調節することにより、本処理における接触角等の撥水度の飽和値をコントロールすることができる。ここで、撥水度の飽和値とは、それ以上処理を継続しても接触角等の撥水度がほとんど変化しなくなった段階での撥水度を言う。これによって、前処理工程の後の本処理工程を、処理領域の全体がほぼ飽和に達するまで十分に実行することにより、処理領域全体を均一に、しかも任意の撥水度にすることができる。
「実質的に含まない」とは、表面改質成分がまったく含まれていない場合は勿論、含まれてはいるが目的とする表面改質作用を殆ど起こし得ない程度の含有量である場合を含む。
「実質的に含まず」とは、フッ素含有物質がまったく含まれていない場合は勿論、撥水化作用を起こし得ない程度に含まれている場合を含む。
図1は、表面改質装置の一例を示したものである。この実施形態では、表面改質装置として、略大気圧下でプラズマを生成する大気圧プラズマ処理装置が用いられている。被処理物Wは、例えばフラットパネルディスプレイ用のガラス基板である。このガラス基板Wの表面を表面改質装置によって任意の撥水度になるように撥水化処理する。
高圧電極ユニット10は、高圧電極11と、この高圧電極11を保持する絶縁体のホルダ12とを有し、図示しない架台にて支持されている。高圧電極11は、四角形の断面をなし、図1の紙面と直交する前後方向に被処理基板Wの同方向寸法と対応する長さだけ延びている。高圧電極11の下面には、例えばセラミック板等からなる固体誘電体層13が設けられている。
電源1から高圧電極11への電圧供給によって、高圧電極11とステージ20との間に電界が印加され、大気圧グロー放電が生成されるようになっている。この電界強度は、10〜1000kV/cm程度であるのが好ましく、15〜1000kV程度であるのがより好ましい。これによって、高圧電極11とステージ20の間が、大気圧の放電空間19となる。
ステージ20の上面には、固体誘電体層(図示省略)を設けるのが好ましい。
スキャン機構2が高圧電極ユニット10に接続され、高圧電極ユニット10がステージ20に対し往復移動されるようになっていてもよい。
前処理用ガスには、例えばCF4をはじめとする撥水化作用を有する成分は含まれていない。
関係取得工程
あらかじめ後記の前処理工程の処理量と、撥水化の本処理によって得られる接触角(表面改質度)との相関関係を、後記の前処理工程及び本処理工程と同様の手順にて求めておく。図2は、当該前処理量−接触角の相関関係の一例を示したものである。前処理をしない場合(前処理量=0)、本処理によって得られる接触角は、最も大きくなり、例えば67°になる。前処理の処理量が大きくなるにしたがって、接触角が小さくなる。なお、図2の詳細は、実施例1において後述する。
上記前処理量−接触角の相関関係を取得したうえで、処理すべき基板Wをステージ20の上面にセットする。
前処理工程
撥水化の本処理に先立ち、前処理を実行する。前処理工程では、方向切替手段35によって表面改質用ガス供給路33を遮断し、前処理用ガス供給路34を共通ガス供給路36に連通する。
そして、前処理用ガス源32から酸素と窒素の混合ガスからなる前処理用ガスを供給路34に送出する。この前処理用ガスが、供給路36を経て、放電空間19に導入される。さらに、電源1からパルス電圧をユニット10の電極11に供給する。これによって、電極11とステージ20の間に大気圧グロー放電が生成され、放電空間19内に導入された前処理用ガスがプラズマ化される。このプラズマ化された前処理用ガスが、基板Wの表面に接触する。併行して、スキャン機構2によって基板Wを左右にスキャンさせる。これによって、基板Wの表面全体を前処理することができる。この前処理の処理時間(具体的にはスキャン機構2によるスキャンの回数及び速度)を、上記前処理量−接触角相関関係に基づいて、所望の接触角と対応する大きさになるように調節する。
上記の前処理の後、撥水化の本処理を行なう。本処理工程では、方向切替手段35によって前処理用ガス供給路34を遮断し、表面改質用ガス供給路33を共通ガス供給路36に連通する。
そして、表面改質用ガス源31からCF4をキャリアガス(N2)で希釈してなる表面改質用ガスを供給路33に送出する。この表面改質用ガスが、供給路36を経て、放電空間19に導入される。さらに、電源1からパルス電圧をユニット10の電極11に供給する。これによって、電極11とステージ20の間に大気圧グロー放電が生成され、放電空間19内に導入された表面改質用ガスがプラズマ化される。このプラズマ化された表面改質用ガスが、基板Wの表面に接触する。これによって、基板表面が撥水化されていき、接触角が大きくなっていく。併行して、スキャン機構2によって基板Wを左右にスキャンさせる。これによって、基板Wの全体を撥水化処理することができる。この本処理は、基板全体の接触角が飽和するまで十分に行なう。好ましくは、一定のスキャン速度の下で飽和に達するスキャン回数(処理時間)をあらかじめ求めておき、その回数以上スキャンを行なう。上述したように、上記の飽和接触角は、前処理の処理量(スキャン回数及びスキャン速度)に依存する。これによって、基板Wの全体を均一に、前処理をしなかった場合(接触角=67°)以下の任意の撥水度にすることができる。
例えば、前処理の処理量として、処理時間(スキャンの回数及び速度)に代えて、電源1による投入電力を調節することにしてもよい。この場合、関係取得工程では、前処理の投入電力に対する本処理時の接触角との関係を取得するのが好ましい。
表面改質成分として、CF4に代えて、CHF3、C2F6等の他のフッ化炭素を用いてもよい。表面改質用ガスには、表面改質成分が1種類に限られず、複数種含まれていてもよい。
前処理用ガスとして、酸素と窒素の混合ガスに代えて、空気を用いてもよく、窒素のみを用いてもよく、窒素に代えてアルゴンやヘリウム等の他の不活性ガスを用いてもよい。 前処理に用いるプラズマ処理装置が、本処理に用いるプラズマ処理装置とは別に設けられていてもよい。
前処理に用いるプラズマヘッドの電極の大きさ、投入電力等が、本処理用のものとは異なっていてもよい。
実施形態の装置Mは、プラズマ空間19内に被処理物Wを配置し、被処理物Wにプラズマを直接的に照射する所謂ダイレクト式の大気圧プラズマ処理装置であったが、本発明は、これに限られず、被処理物Wを放電空間19の外部に配置し、これに向けてプラズマガスを照射する所謂リモート方式のプラズマ表面改質装置にも適用可能である。
本発明は、略大気圧下でプラズマを生成する大気圧処理に限られず、低圧下でプラズマを生成する低圧処理にも適用可能である。
図1と同様の装置を用い、ガラス基板に対し前処理を行ない、続いて本処理を行なった。
[前処理工程]
前処理工程の処理量としてスキャン機構2によるスキャンの速度及び回数を以下のように調節した。
(1)1m/min、2スキャン
(2)1m/min、1スキャン
(3)2m/min、2スキャン
(4)3m/min、2スキャン
ここで、1スキャンは、往き1回を意味し、2スキャンが1往復に対応する。処理量は、スキャンの回数に比例し、速度に反比例する。したがって、(1)の処理量を仮に1とすると、(2)及び(3)の処理量は、0.5であり、(4)の処理量は、0.33である。
前処理工程におけるその他の条件は、上記(1)〜(4)のすべてにおいて互いに同一とした。そのうち主な条件は次の通りである。
電極11の単位面積当たりの投入電力:2.5W/cm2
前処理用ガス:O2とN2の混合ガス、O2/N2=3vol%
上記(1)〜(4)の各前処理工程後のガラス基板に対し、図1と同様の装置を用い、それぞれ本処理を実施した。本処理のスキャン速度及び回数は以下の通りである。
(a)1m/min、1スキャン
(b)1m/min、2スキャン
(c)1m/min、4スキャン
本処理工程におけるその他の条件は、上記(a)〜(d)のすべてにおいて互いに同一とした。そのうち主な条件は次の通りである。
電極11の単位面積当たりの投入電力:2.5W/cm2
表面改質用ガス:CF4とN2の混合ガス、CF4/N2=20vol%
さらに、参考例として、前処理を行なうことなく本処理を接触角が飽和するまで行なったところ、飽和接触角は67°となった。この角度が、装置にて得られる接触角の最大値に相当する。
この結果、前処理の処理量と本処理にて得られる接触角との間には一定の相関関係があり、前処理量が増大するにしたがって接触角が低下することが判明した。よって、この前処理量−接触角相関関係データに基づいて前処理の処理量を調節しておけば、その後の本処理を十分に行なうことにより基板全体の接触角を上記前処理の処理量に対応する大きさに均一に飽和させることができる。
また、本処理において、スキャン速度が1m/min程度以下であれば、往きのみ1回のスキャンで接触角がほぼ飽和に達し、スキャンをそれ以上行なっても接触角はあまりかわらなかった。
本発明が、上記実施例に限定されるものでないことは当然である。
2 スキャン機構(移動機構)
10 高圧電極ユニット
11 高圧電極
19 放電空間
20 ステージ
30 処理ガス供給系
31 表面改質用ガス源
32 前処理用ガス源
33 表面改質用ガス供給路
34 前処理用ガス供給路
36 共通ガス供給路
Claims (2)
- フッ素含有物質を含む表面改質用ガスを用い、ガラス基板からなる被処理物の表面を撥水化するプラズマ撥水化処理方法であって、
前記フッ素含有物質を実質的に含まず、窒素(N2)、ヘリウム、アルゴンの何れかからなる不活性ガス及び酸素(O2)を含む前処理用ガスをプラズマ化して被処理物の表面に接触させる前処理工程と、
前記前処理工程の後、前記表面改質用ガスをプラズマ化して前記被処理物の表面に接触させる本処理工程と、
を実行し、前記本処理工程における撥水度の飽和値が前処理工程の前の初期撥水度より大きな所望の大きさになるよう、前記前処理工程における処理時間又はプラズマ化のための投入電力を調節し、前記本処理工程を前記飽和値に達するまで実行し、
前記前処理工程の処理時間又はプラズマ化のための投入電力と前記本処理工程の撥水度の飽和値との関係を予め求めておき、
前記前処理工程において、前記関係に基づいて、前記処理時間又は投入電力が、前記所望の撥水度に対応する大きさになるように調節し、前記前処理工程の前記処理時間又は投入電力以外の処理に関わる条件を、前記関係を予め求めたときと同じにすることを特徴とするプラズマ撥水化処理方法。 - 前記フッ素含有物質が、CF 4 、CHF 3 、又はC 2 F 6 であることを特徴とする請求項1に記載のプラズマ撥水化処理方法。
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