JP4934394B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は表示装置に係り、特に外部から電源、信号が供給される表示パネルの端子部の構造に関する。
液晶表示装置、有機EL表示パネル等では、外部から電源、画像信号等を供給するために端子部が形成されている。端子部は例えば、フレキシブル配線基板等を介して、電源、信号源、駆動回路と接続される。端子部は外気に曝されるため、信頼性が重要である。一般の金属は大気中の酸素、水分等によって腐蝕するため、端子部には化学的に安定な金属酸化物導電膜が使用され、なかでも、ITO(Indium‐Tin‐Oxide)が多用されている。
ITOによって端子を形成する際、エッチングによって形成する。すなわち、ITOを基板全面にスパッタリング等によって形成し、画素部および端子部のみにITOを残す。「特許文献1」に記載の問題点は、端子部付近にまで形成されている厚い有機保護膜の段差の下部に、ITOがエッチングされずに残ってしまい、端子間の導通を引き起こすことである。「特許文献1」では、この問題を絶縁物の段差の傾斜を端子と端子の間では緩やかにすることによって端子と端子の間にITOのエッチング残りが生じないよう対策している。
「特許文献2」および「特許文献3」に記載の問題点は、ITOの有機膜上と無機膜上でのエッチング速度の違いに起因するものである。すなわち、ITOを画素電極と端子部に共通に使用した場合に、画素部では有機膜上にITOが被着され、端子部では無機膜上にITOが被着される。ITOのエッチング速度は有機膜上の方が速いため、端子部には、端子部と端子部の間のITOが完全にエッチングされずに残る。「特許文献2」等に記載の問題点は、このような現象によって端子部間が導通する問題である。特許文献「特許文献2」等では、ITO端子間にも有機膜を形成しておき、端子部の間に被着されたITOのエッチング速度を画素部と同様にすることによって、端子部間の導通を防止するものである。
特開平11−24101号公報 特開平9−90397号公報 特開平10−153770号公報
特許文献1から特許文献3に記載の問題点は、端子部を図25および図26に示すような構造とすることによって解決することができる。図25は端子部5の一部を拡大した平面図である。図26は図25のB−B断面図である。図25において、有効表示部から延びてきたドレイン配線261は有機パッシベーション膜(有機絶縁膜)28によって保護されている。ドレイン配線261の端子部5には有機パッシベーション膜28のスルーホール51が形成され、このスルーホール51を覆って、端子部ITO52が形成される。最上部は化学的に安定なITO52で覆われているので、端子部の信頼性を確保することができる。
図26において、ドレイン線261はガラスで形成されたTFT基板2上に形成されている絶縁膜の上に形成される。TFT基板2とドレイン線261の間には第1下地膜20、第2下地膜21、ゲート絶縁膜23、層間絶縁膜25等が形成されている。有機パッシベーション膜28の下には無機パッシベーション膜(無機絶縁膜)27が形成されているが、無機パッシベーション膜27には有機パッシベーション膜28と同じ形状のスルーホール51が形成されている。
図25および図26に示すように、各端子部は有機パッシベーション膜28によって隔離されているために、TFT基板単独での、端子部間でのエッチング残り等による導電性付着物70による導通の問題は回避することができる。図27は図25のA−A断面図である。図25および図27に示すように、有機パッシベーション膜28は基板2の端部付近まで形成されている。有機パッシベーション膜28は約3μmと厚い。この段差付近に導電性の付着物70等が付着しやすい。
この導電性付着物70は、液晶表示装置製造工程でのラビングによるITO等の導電物の削り屑、ITOのエッチング残り等である。このような導電性物質70が基板端部付近に残ったとしても、端子部間は有機パッシベーション膜28によって隔離されているために、端子部間で導通を生ずるという問題は生じない。
ところが、この導電性付着物70は外部回路と接続をするときに問題を生ずる。TFT基板2に形成された端子と外部回路との接続は一般にはフレキシブル配線基板61によって行われる。この様子を図28および図29に示す。図28は端子部5にフレキシブル配線基板61が接続された状態を示す平面透視図である。図28において、フレキシブル配線基板61に形成された配線部62がTFT基板2に形成された端子部を覆って端子部と接続している。フレキシブル配線基板61に形成された配線部62は途中から保護フィルム63によって覆われている。
図29は図28のA−A断面図である。図29において、端子部5に形成された端子部ITO52とフレキシブル配線基板61の配線62とは異方性導電フィルム60を介して電気的に接続される。異方性導電フィルム60は断面方向(端子部とフレキシブル配線基板61の対向方向)には導通を生ずるが、平面方向(端子間の方向)には導通を生じない。図29では、異方性導電フィルム60がTFT基板2の導電性付着物70も覆っている。そうすると、フレキシブル配線基板61に形成された配線部62はTFT基板の導電性付着物70を介して互いに導通してしまうことになる。この導通の様子を図28の両方向矢印によって示す。本発明はこの問題を対策するものである。
以上のような問題点は次のような手段によって解決することができる。有機絶縁膜の端部は基板の端部よりも内側に形成されるが、隣り合う端子間の一部に、有機絶縁膜の端部から基板の端部に延びる有機絶縁膜のブリッジを形成する。このブリッジが、フレキシブル配線基板を接続した際に、有機絶縁膜の端部に付着した導電性物質が隣り合う端子間を導通する現象を阻止する。具体的手段は次の通りである。
(1)基板の画像形成部には薄膜トランジスタと画素電極を含む画素部がマトリクス状に配置され、前記基板の周辺には前記画素電極に信号を供給するための端子部が形成され、前記端子部には有機絶縁膜のスルーホールが形成され、金属酸化物導電膜が前記スルーホールおよび前記スルーホールの周囲を覆って形成された表示装置であって、前記有機絶縁膜の端部は前記基板上に前記端子部よりも外側に、かつ前記基板端部よりも内側に存在し、前記有機絶縁膜の一部は前記有機絶縁膜の端部よりも外側に、前記基板端部に延在するブリッジ部を形成し、前記ブリッジ部は隣り合った前記端子部の前記スルーホールの間に存在していることを特徴とする表示装置。
(2)前記ブリッジ部の幅は前記有機絶縁膜の厚さよりも大きく、前記隣りあった前記端子部と前記端子部の間の距離の1/2よりも小さいことを特徴とする(1)に記載の表示装置。
(3)前記ブリッジ部は前記隣りあった前記端子部の間に複数存在していることを特徴とする(1)に記載の表示装置。
(4)前記ブリッジ部は幅が大きい部分と幅が小さい部分が存在していることを特徴とする(1)に記載の表示装置。
(5)前記ブリッジ部は幅が大きい部分は前記隣りあった前記端子と前記端子の間の距離の1/2よりも小さく、前記幅が小さい部分は前記有機絶縁膜の膜厚よりも大きいことを特徴とする(4)に記載の表示装置。
(6)前記ブリッジ部と前記有機絶縁膜の前記端子部に形成された前記スルーホールとは同一のプロセスで形成されることを特徴とする(1)に記載の表示装置。
(7)前記金属酸化物導電膜はITOであることを特徴とする(1)に記載の表示装置
(8)基板の画像形成部には薄膜トランジスタと画素電極を含む画素部がマトリクス状に配置され、前記薄膜トランジスタの上層には有機絶縁膜が形成され、前記画素電極は前記有機絶縁膜上に形成された液晶表示装置であって、前記薄膜トランジスタと接続するドレイン線と同一プロセスで形成された配線は端子部に延在し、前記有機絶縁膜は画像形成部の外側まで形成され、端子部において前記有機絶縁膜にスルーホールが形成され、金属酸化物導電膜が前記スルーホールおよび前記スルーホールの周囲を覆っており、前記ドレイン線と同一プロセスで形成された配線と前記酸化物導電膜とは前記スルーホールにおいて接続しており、前記有機絶縁膜の端部は前記基板上に前記端子部よりも外側で、かつ前記基板端部よりも内側に存在し、前記有機絶縁膜の一部は前記有機絶縁膜の端部よりも外側に、前記基板端部に延在するブリッジ部を形成し、前記ブリッジ部は隣り合った前記端子部の前記スルーホールの間に存在していることを特徴とする液晶表示装置。
(9)前記画素電極と前記端子部に形成される金属酸化物導電膜は同一物質であり、同一プロセスで形成されることを特徴とする(8)に記載の液晶表示装置。
(10)前記金属酸化物導電膜はITOであることを特徴とする(8)に記載の液晶表示装置。
(11)前記端子部に延在するドレイン線と同一プロセスで形成された配線はドレイン線であることを特徴とする(8)に記載の液晶表示装置。
(12)基板の画像形成部には薄膜トランジスタと画素電極を含む画素部がマトリクス状に配置され、前記薄膜トランジスタの上層には有機絶縁膜が形成され、前記画素電極は前記有機絶縁膜上に形成された液晶表示装置であって、前記薄膜トランジスタと接続するゲート線と同一プロセスで形成された配線は端子部に延在し、前記有機絶縁膜は前記画像形成部よりも外側まで形成され、前記端子部において前記有機絶縁膜にスルーホールが形成され、金属酸化物導電膜が前記スルーホールおよび前記スルーホールの周囲を覆っており、前記ゲート線と同一プロセスで形成された配線と前記酸化物導電膜とは前記スルーホールにおいて接続しており、前記有機絶縁膜の端部は前記基板上に前記端子部よりも外側で、かつ前記基板端部よりも内側に存在し、前記有機絶縁膜の一部は前記有機絶縁膜の端部よりも外側に、前記基板端部に延在するブリッジ部を形成し、前記ブリッジ部は隣り合った前記端子部の間に存在していることを特徴とする液晶表示装置。
(13)前記ゲート線と同一プロセスで形成された配線はゲート線であることを特徴とする(12)に記載の液晶表示装置。
(14)基板の画像形成部には薄膜トランジスタと有機EL発光部を含む画素部がマトリクス状に配置され、前記薄膜トランジスタの上層には有機絶縁膜が形成され、前記有機EL発光部は酸化物導電膜からなる下部電極と有機EL層と金属からなる上部電極で形成され、前記有機EL発光部は前記有機絶縁膜の上に形成される有機EL表示装置であって、前記画像形成部の周辺には端子部が形成され、前記有機絶縁膜は前記画像形成部よりも外側まで形成され、端子部において前記有機絶縁膜にスルーホールが形成され、金属酸化物導電膜が前記スルーホールおよび前記スルーホールの周囲を覆っており、前記有機絶縁膜の端部は前記基板上に前記端子部よりも外側で、かつ前記基板端部よりも内側に存在し、前記有機絶縁膜の一部は前記有機絶縁膜の端部よりも外側に、前記基板端部に延在するブリッジ部を形成し、前記ブリッジ部は隣り合った前記端子部の間に存在していることを特徴とする有機EL表示装置。
(15)基板の画像形成部には薄膜トランジスタと有機EL発光部を含む画素部がマトリクス状に配置され、前記薄膜トランジスタの上層には有機絶縁膜が形成され、前記有機EL発光部は金属からなる下部電極と有機EL層と酸化物導電膜からなるから成る上部電極で形成され、前記有機EL発光部は前記有機絶縁膜の上に形成される有機EL表示装置であって、前記画像形成部の周辺には端子部が形成され、前記有機絶縁膜は前記画像形成部よりも周辺まで形成され、端子部において前記有機絶縁膜にスルーホールが形成され、金属酸化物導電膜が前記スルーホールおよび前記スルーホールの周囲を覆っており、前記有機絶縁膜の端部はは前記基板上に前記端子部よりも外側で、かつ前記基板端部よりも内側に存在し、前記有機絶縁膜の一部は前記有機絶縁膜の端部よりも外側に、前記基板端部に延在するブリッジ部を形成し、前記ブリッジ部は隣り合った前記端子部の間に存在していることを特徴とする有機EL表示装置。
本発明の効果を各手段毎に記載すると次のとおりである。
手段(1)によれば、表示装置の有機絶縁膜の端部は基板の端部よりも内側に形成されるが、隣り合う端子間の一部に、有機絶縁膜の端部から基板の端部に延びる有機絶縁膜のブリッジ部を形成し、このブリッジ部がフレキシブル配線基板と表示装置を接続したときに生ずる端子間の導通を阻止する。
手段(2)によれば、手段(1)の効果に加え、ブリッジ部の幅を有機絶縁膜の厚さよりも大きく、端子と端子の間の距離の1/2よりも小さくしたので、基板を切断する際、ブリッジ部の剥がれを防止することができる。
手段(3)によれば、手段(1)の効果に加え、ブリッジ部を端子間で複数形成するので、基板とフレキシブル配線基板の合わせがずれても、いずれかのブリッジによって端子間の導通を遮断することが出来る。
手段(4)によれば、手段(1)の効果に加え、ブリッジ部には幅の広い部分と狭い部分があるので、ブリッジ部の下層膜との接着力を上げることができるとともに、基板を切断するときの剥離力を小さくすることができる。
手段(5)によれば、手段(1)の効果に加え、ブリッジ部の幅の広い部分を端子間の距離の1/2よりも小さくし、幅の狭い部分を有機絶縁膜の膜厚よりも大きくしたので、ブリッジ部の剥離を防止することができる。
手段(6)によれば、手段(1)の効果に加え、有機絶縁膜のブリッジ部と端子部のスルーホールを同一プロセスで形成するので、ブリッジ部の形成のための追加コストは不要となる。
手段(7)によれば、手段(1)の効果に加え、金属酸化物導電膜として広く使用されているITOを使用するので、信頼性を確保できるとともに、コストの低減が可能である。
手段(8)から手段(11)によれば、本発明を液晶表示装置に適用することによって、信頼性の高い液晶表示装置を実現できる。また、有機絶縁膜、金属酸化物導電膜を画素部と端子部で共通の物質、プロセスで形成するのでコストの増大を抑制できる。また、抵抗の小さいドレイン線と同じ配線を端子まで延在させるので、端子部から有効画面までの配線抵抗を小さくすることが出来る。
手段(12)および手段(13)によれば、抵抗が小さく、かつ、ドレイン線に比し化学的に安定な材料が使用されることがあるゲート配線を端子部まで、延在するので、端子部から有効画面までの配線抵抗を小さくすることが出来る。
手段(14)によれば、本発明をボトムエミッション型有機EL表示装置に適用することによって、信頼性の高いボトムエミッション型有機EL表示装置を実現することが出来る。
手段(15)によれば、本発明をトップエミッション型有機EL表示装置に適用することによって、信頼性の高いトップエミッション型有機EL表示装置を実現することが出来る。
以下の実施例に基づいて本発明を詳細に開示する。
図1は本発明が使用される液晶表示装置1の概略平面図である。図1において、TFT基板2には画素信号を供給するドレイン線261
と走査信号を供給するゲート線241が互いに交差して形成されている。トレイン線261とゲート線241の交差部の近傍に画素およびスイッチング素子としての薄膜トランジスタ(TFT)が形成される。TFT基板2の周辺には液晶表示装置1に信号、電源等を供給するための端子部5が形成されている。TFT基板2の上にはシール部4を介してカラーフィルタ基板3が設置される。
図2は液晶表示装置1の概略断面図である。図2において、画素電極7はTFT部6を介してドレイン線あるいはゲート線によって端子部5と接続している。画素電極7の上には液晶10を配向させるための配向膜8が形成される。TFT基板2と一定の距離をもってカラーフィルタ基板3がシール部4を介して設置される。液晶10はTFT基板2とカラーフィルタ基板3とシール部4によって封止されている。カラーフィルタ基板3にはカラーフィルタ11、ブラックマトリクス12、透明電極で形成される対向電極9、および、配向膜8が形成される。
配向膜8は液晶10を特定方向に配向させるためのものであるが、この特定方向はラビングによって形成される。ラビングは繊維状のもので配向膜表面をこするものであるため、静電気、削り屑等が発生しやすい。このラビングによる削り屑等が図25等に示す導電性付着物70の原因の一つである。その他、液晶製造工程では、金属等種々の導電物のエッチング工程等によって導電性の残渣が発生し、これらも図25等に示す導電性付着物70の原因になりうる。
図3は画素部の断面構造である。図3はいわゆるトップゲートタイプのTFTの断面構造である。TFT基板2において、画素部と端子部は同一のプロセスで形成される。図3において、ガラスで形成されたTFT基板2の上にはSiNで形成された第1下地膜20とSiOで形成された第2下地膜21がコートされている。これらの下地膜はガラス基板からの不純物が半導体膜22を汚染することを防止する役割をもっている。
第2下地膜21の上には半導体膜22が形成される。この場合の半導体膜23はポリシリコンで形成される。半導体膜22を覆ってTEOS(テトラエトキシシラン)によるSiO膜によるゲート絶縁膜23が形成される。ゲート絶縁膜23上にはゲート電極24およびゲート線241および保持容量線242が形成される。ゲート電極24を形成したあと、イオンインプランテーションによって、不純物が打ちこまれ、半導体膜22に導電性を付与する。イオンプランテーションはゲート電極24をマスクとしておこなわれるので、ゲート電極24の下には不純物イオンは打ち込まれないため、ゲート電極24の下はTFTのチャネル部になる。半導体膜22において、不純物イオンが打ち込まれた部分はTFTのソース部あるいはドレイン部(S/D部)となる。
ゲート電極24を覆って層間絶縁膜25がSiOによって形成される。層間絶縁膜25の上にはソースまたはドレイン電極(S/D電極)26およびドレイン線261が形成される。ゲート絶縁膜23および層間絶縁膜25に形成されたスルーホールを通して、半導体膜22のドレイン部とドレイン線が電気的に接続される。S/D電極26を覆って無機パッシべーション膜27が形成され、さらにその上には有機パッシベーション膜28が形成される。
無機パッシベーション膜27および有機パッシベーション膜28はいずれもTFTを保護する役割を持つ。有機パッシベーション膜28はこの他に、画素部を平坦にする役割を持っている。この目的のために、有機パッシベーション膜28は3μmというように、他の膜に比して非常に厚く形成される。この有機パッシベーション膜28の材料としては、アクリル樹脂、シロキサン樹脂等が使用される。
有機パッシベーション膜28の上には画素電極7としてITO膜が形成される。本実施例では画素電極7にITOを使用するが、ITOの他にAZO、IZO等の金属酸化物導電膜を使用することも出来る。以後の実施例もITOは金属酸化物導電膜の例として記載しているものとする。なお、画素電極7で使用されるITOは、端子部5に使用されるITOと同一であり、同一のプロセスによって形成される。画素電極7とS/D電極26とは無機パッシベーション膜27および有機パッシベーション膜28に形成されたスルーホールを介して電気的に導通を取る。
図3において、TFT6の近傍には画素容量と並列に接続されることになる保持容量が形成される。保持容量は保持容量線242と半導体膜のS/D部と導通しているポリシリコン半導体膜22とで、ゲート絶縁膜23を介して形成される。以上のように、TFT基板2に形成された画素部は、TFT部、保持容量部CAP、および、画素電極部PIXによって形成されている。
図4は本発明を示す端子部5付近の透視図である。端子部5の構造は図25および図26に説明した通りである。端子部5の、各膜は上記で説明したTFTを形成するときに同時に形成される。図4において、端子部5の周辺は有機パッシベーション膜28によって覆われている。本実施例の特徴は、有機パッシベーション膜28とTFT基板2の端部との間に、有機パッシベーション膜28および無機パッシベーション膜27のブリッジ部30を形成している点である。このブリッジ部30によって導電性付着物70が分断されている。このブリッジ部30は図4に示すように、隣りあった端子部5の間に形成するのが効果的である。
図5は図4のA−A断面図である。図5は、有機パッシベーション膜28の端部に付着した導電性付着物70はブリッジ部30が壁になって分断されている様子を示している。ブリッジ部30は有機パッシベーション膜28を現像またはエッチングするときに同時に形成される。すなわち、図5の壁の高さは有機パッシベーション膜28の高さと同じである。なお、図4の71に示すように、導電性付着物70は壁部30に沿って付着する場合もあるが、壁によって他方の導電性付着物70とは分断されることには変わりない。図5ではドレイン線261が配線として端子部5まで延在している。しかしこの配線は必ずしもドレイン線261と接続していなくともよく、ドレイン線261と同一プロセスで形成された配線という意味である。例えば、ゲート線241を端子まで引き出すかわりに、層間絶縁膜25に形成したスルーホールを通してゲート線241と導通したドレイン線と同一プロセスで形成された配線を端子部5まで引き出してもよい。
図6は本実施例の端子部5にフレキシブル配線基板61が接続された状態を示す透視図である。図7は図6のA−A断面図である。図7において、フレキシブル配線基板61とTFT基板2に形成された端子部5とは異方性導電フィルム60を介して接続される。異方性導電フィルム60と導電性付着物70は導通するが、有機パッシベーション膜28から延びるブリッジ部30によって導電性付着物70が分断されているためにフレキシブル配線基板61の配線同士が導通することは無い。
図8は図6のB−B断面図である。図6において、71は導電性付着物70がブリッジ部30の端部にまで付着した場合の例である。この場合であっても、図8に示すように、ブリッジ部30の壁によって導電性付着物70が分断されているために、フレキシブル配線基板61の配線同士が導通することは無い。
本実施例では、図4等に示すように、端子間には2つのブリッジ部30が形成されている。フレキシブル配線基板61の配線部62とTFT基板2の端子部5とは合わせ作業が必要である。作業のばらつきによってはフレキシブル配線基板61の配線部62と端子部5とがずれることもあり得る。この場合、フレキシブル配線基板61の配線部62がTFT基板2に形成されたブリッジ部30を超えてずれるような場合があると、本発明の効果を達成できない。これに対して、ブリッジ部30が2個あれば、フレキシブル配線基板61とTFT基板2に形成された端子部5のずれが1個のブリッジ部30を超えて生じたような場合であっても、もう一つのブリッジ部30が配線間の導通を阻止できるので、本発明の効果を確実に達成することが出来る。
ところで、図9に示すように、有機パッシベーション膜28をTFT基板2の端部にまで完全に形成すれば有機パッシベーション膜28の端部に導電性付着物70が付着するという問題は起こらない。しかし、このような構成とすると、図10に示すように、TFT基板2を切断する際、有機パッシベーション膜28の剥がれが生ずる。有機パッシベーション膜28は約3μmというように他の膜に比べて非常に厚いためである。この有機パッシベーション膜28の剥がれを防止するため、有機パッシベーション膜28の端部はTFT基板2の端部より約100μm程度内側に形成される(図4のMを参照)。
図4に示すブリッジ部30の幅BPはTFT基板切断時の有機パッシベーション膜28の剥がれに対する応力と有機パッシベーション膜28の接着力との関係で決める必要がある。ブリッジ部30の幅が小さければ、切断時に有機パッシベーション膜28を剥離しようとする力は小さい。一方、有機パッシベーション膜28の下地膜との接着力はブリッジ部30の幅が大きいほうが大きい。したがって、ブリッジ部30の幅はTFT基板切断時の剥離力と有機パッシベーション膜28の接着力とを勘案して決める必要がある。
本実施例では、ブリッジ部30の幅BPは10μmである。有機パッシベーション膜28は約3μmと厚いため、エッチング精度から幅をあまり小さくすることは出来ない。エッチング精度と有機パッシベーション膜28の接着力を考慮すると幅BPの最小は3μm程度である。一方、幅BPをあまり大きくすると切断時の剥離力が強くなる。しかし、本実施例では、ブリッジ部30の幅BPは単独では、端子部ITO52の2つの端子部の間隔DIの1/2を上回ることは無い。端子部ITO52の間隔DIの1/2以下であれば、有機パッシベーション膜28が連続膜である場合に比して剥離力は相当小さく出来る。したがって、本実施例の上限は端子部ITO52の間隔DIの1/2以下とすることが出来る。
以上の説明では、端子部5にはドレイン線261が延在して端子部ITO52と接続しているとして説明した。しかし、設計によっては、端子部5にはドレイン線261ではなく、ゲート線241が延在して端子部ITO52と接続する場合がある。この場合も以上に説明した構成をそのまま適用することが出来る。図11は端子部5にゲート線241が延在しているケースである。図11においてはゲート線241を覆って端子部ITO52が形成されている。ゲート線241が使用されている関係で、有機パッシベーション膜28、あるいは無機パッシベーション膜27の下層の絶縁膜は第1下地膜20、第2下地膜21、ゲート絶縁膜23の3層となっている。図5等と比較すると絶縁膜が1層少ないが、本質的には同じである。すなわち、図11に示すように、無機パッシベーション膜27および有機パッシベーション膜28のブリッジ部30をTFT基板端部にまで延在することによって、導電性付着物70による端子間導通を阻止するという構成はそのままである。
図11ではゲート線241が配線として端子部5まで延在している。しかしこの配線は必ずしもゲート線と接続していなくともよく、ゲート線と同一プロセスで形成された配線という意味である。例えば、ドレイン線を端子まで引き出すかわりに、層間絶縁膜25に形成されたスルーホールを通してドレイン線と導通したゲート線と同一プロセスで形成された配線を端子部5まで引き出してもよい。
図12は本発明の第2の実施例である。実施例1と異なるところは、ブリッジ部30の形状を平行線ではなく、幅に段差がある形状としたことである。図12のブリッジ部30の拡大図を図13に示す。図13に示すように、ブリッジ部30は幅の広い部分と幅の狭い部分が交互に形成されている。幅の広い部分は有機パッシベーション膜28の下部に形成された層間絶縁膜等との接着力が強くなる。一方、TFT基板2の切断時は、有機パッシベーション膜28の幅は小さい方が切断による剥離力は小さくすることができる。
本実施例ではTFT基板2の切断部分ではブリッジの幅を小さくし、一定距離隔てた部分で幅を大きくした部分を設けている。TFT基板切断部分では幅を小さくして切断時の剥離力を小さくし、他の部分では幅を大きくして下方の膜との接着力を確保している。図13において、有機パッシベーション膜28の端部からTFT基板2の端部までの距離Mは100μmである。ブリッジの幅の狭い部分の幅BW1は例えば10μm、幅の広い部分の幅BW2は25μmである。また、幅の狭い部分の長さBL1は例えば、25μm、幅の広い部分の長さBL2は25μmである。つまり、ブリッジの幅の広い部分は正方形となっている。
幅の狭い部分と広い部分を交互に形成する理由は次の通りである。TFT基板2の切断時等に、有機パッシベーション膜28で形成されたブリッジ部30が剥離する場合がある。ブリッジ部30が剥離する場合があっても、幅の細い部分を形成することによって、幅の狭い部分でブリッジが破壊し、剥離する。そうすると、幅の広い部分が剥離せずに残ることになり、有機パッシベーション膜28の剥がれによる不良の発生を防止することができる。
図13では、ブリッジ部30の幅の広い部分と狭い部分を2組ずつ設けたが、2組に限定する必要が無いことは言うまでも無い。また、図13では、切断部をブリッジの幅の狭い部分としたが、上記で説明したように、もし、ブリッジ部30で剥離が生じても、ブリッジ部30の幅の狭い部分でブリッジ部30が切れてしまえば、有機パッシベーション膜28の剥離不良は防止できるので、切断部をブリッジ部30の幅の狭い部分に必ずしも限定する必要は無い。
ブリッジ部30の幅の狭い部分と広い部分の形状は次のようにして決めることが出来る。幅の狭い部分は実施例1でも説明したように、エッチング精度による限界がある。したがって、有機パッシベーション膜28の膜厚である3μm程度以上とする必要がある。一方、ブリッジ部30の幅の広い部分の上限は端子部ITO間の距離DIの1/2以下とする必要がある。
図14は有機パッシベーション膜28のブリッジ部30の形状の他の例である。図14は図12に示す例と本質的には同様であるが、ブリッジ部30の幅の広い部分と狭い部分とに段差が無く、滑らかな曲線で結ばれている点が図12と異なる。このようにブリッジ部30の幅の広い部分と狭い部分が滑らかな曲線によって結ばれていれば、TFT基板2の切断時に、切断線がずれても、いきなりブリッジ部30の幅の広い部分を切断してしまうという可能性は小さくなる。また、有機パッシベーション膜28によるブリッジの一部が剥離したときも、ブリッジの最も狭い部分で破断するということが生じ易くなり、この点でも信頼性を増すことが出来る。
図14の例でも、ブリッジ部30の最小幅は、エッチング精度を考慮し、有機パッシベーション膜28の膜厚の3μm程度、最大は実施例1で述べたと同様に、端子部ITO間の距離DIの1/2以下にするのが良い。
図15は有機パッシベーション膜28のブリッジ部30をITO端子間に3個形成した例である。図15では実施例1に比較して、ブリッジ部30を3個形成した分、端子間が導電性付着物70によって導通することに対する信頼性は向上する。また、TFT基板2の端子とフレキシブル配線基板61の配線部62のあわせが2個のブリッジ部30を超えてずれたとしても、導電性付着物70による端子間の導通を防ぐという本発明の目的は達成することができる。
図15において、ブリッジ部30の最小幅は、実施例1等と同様、エッチング精度、有機パッシベーション膜28と下部絶縁膜との接着力を考慮して、有機パッシベーション膜28の厚さ程度の3μm以上とする必要がある。一方上限は、必然的に端子部ITO間の距離DIの1/3以下になる。図15は端子部ITO間に3個のブリッジを形成しているが、4個以上を形成することができることはいうまでも無い。
図16は有機パッシベーション膜28のブリッジ部30が端子部ITO間に1個形成された例である。ブリッジ数が少なければ、ブリッジ部30の剥がれの確率も小さくなる。図16においては、ブリッジ部30は端子部ITO間の中央に設置される。したがって、フレキシブル配線基板61の配線とTFT基板2の端子部5とのあわせが、端子部ITO間の距離DIの1/2よりもずれることが無ければ、本発明の目的は達成することが出来る。
図16におけるブリッジ部30の最小幅については実施例1等と同様に、有機パッシベーション膜28のエッチング精度、有機パッシベーション膜28も下地膜との接着強度を考慮して3μm以上とする。一方最大幅は形状的には端子部ITO間の距離DIまで広げることが出来るが、TFT基板2の切断時の有機パッシベーション膜28の剥がれを考慮して、端子部ITO間の距離DIの1/2程度とすることが出来る。
図17から図20に本発明の第3の実施例を示す。液晶表示装置1はその製造工程において、ラビング工程が存在する。ラビング工程は繊維状のもので配向膜表面をこする工程である。このとき静電気が発生してTFT等を破壊する恐れがある。この静電気による破壊を防止するために、液晶表示装置1の製造工程では、TFT基板2を切断形成する前の状態の基板に、図19および図20に示すような静電気をショートするためのショートリング80が形成される。図17に示すように、TFT基板2の端子部5にはこのショートリング80と接続するためのショートリング用接続線81が形成されている。ショートリング80が形成されている場合も本発明は問題なく適用できる。
図18は端子部5にショートリング用接続線81が形成されている場合の端子部5の拡大図である。図18において、ショートリング接続線81が端子部5からTFT基板2の端部まで延びている。図19はTFT基板2の切断前の状況を示す平面図である。2点鎖線が最終工程において切断される部分である。
図19の切断前の基板において、有機パッシベーション膜28のブリッジ部30は切断線90を越えて形成されている。ショートリング用接続線81は切断線90を越えてショートリング80まで延びている。ショートリング80はドレイン線と同じAlによって形成されている。ショートリング80は各端子を電気的に導通させて、端子間に電圧が発生することを防止する。端子部5とショートリング80を結ぶショートリング用接続線81は半導体層で形成されている。半導体層は金属に比べて抵抗は高いが、静電気を逃がす目的では十分である。図19において、2点鎖線で示す切断線90の部分で最終的に切断されて、図18に示すような最終TFT基板2が形成される。
図20は図9のA−A断面図である。図20において、ショートリング用接続線81が切断線90を越えてショートリング80と接続している。ショートリング用接続線81は半導体によって形成されているので、ショートリング用接続線81に下には第1下地膜20と第2下地膜21がコーティングされている。ショートリング用接続線81の上にはドレイン線と同じ工程で形成されたショートリング80が積層されている。
図20で示すように、半導体層によるショートリング用接続線81が形成されていても、本発明である、有機パッシベーション膜28によるブリッジ部30は問題なく形成でき、本発明の作用も変わりない。図20からわかるように、ショートリング用接続線81はゲート絶縁膜23の下に形成されるため、本発明の有機パッシベーション膜28によるブリッジ部30の形成にはほとんど影響が無い。加えて、ショートリング用接続線81を形成している半導体は約100nmと薄いため、この点からもショートリング用接続線81の本発明に対する影響は無視できる。
図21は画素部分に形成されるTFTがいわゆるボトムゲートの場合のTFTの断面図である。端子は画素部のTFTと同時に形成されるため、実施例1のトップゲートの場合と本実施例のボトムゲートの場合とでは、端子構造が異なってくる。
図21において、ガラス基板上にはゲート電極24が形成される。ゲート電極24を覆ってゲート絶縁膜23が形成される。ゲート絶縁膜上にはa−Siで形成される半導体膜22が被着される。半導体層の両側には図示しない半導体のn+層が形成される。半導体のn+層と接触してソース電極またはドレイン電極(S/D電極)26がAlによって形成される。ドレイン線261はソース電極またはドレイン電極(S/D電極)26と同層で形成され、このドレイン線261は端子部5まで延在する。ドレイン線261を覆って、無機パッシベーション膜27が被着され、続いて有機パッシベーション膜28が形成される。そして、有機パッシベーション膜28の上に画素電極7が形成されることはトップゲートの場合と同じである。
ボトムゲートの場合はゲート電極24と同層で形成された保持容量線242とソース電極またはドレイン電極(S/D電極)26との間にゲート絶縁膜23を介して保持容量が形成される。図21に示すように、ボトムゲートの場合の画素部もTFT部、保持容量部CAP、画素電極部PIXによって形成される。
図22はTFTがボトムゲートの場合に対応する端子部構造の断面図である。図22は実施例1における図4のA−A断面に相当する図である。図22において、ガラス基板上にはゲート絶縁膜23が形成されている。ゲート絶縁膜上にはドレイン線261が端子部5まで延在している。端子部5のスルーホール51はドレイン線261を覆う無機パッシベーション膜27および、有機パッシベーション膜28を現像またはエッチングして形成される。この端子部5のスルーホール51を覆って端子部ITO52が形成される。
これらの、ゲート絶縁膜23、ドレイン線261、無機パッシベーション膜27、有機パッシベーション膜28、ITO52等は、画素部を形成するのと同じプロセスによって、被着、エッチング等がなされる。ボトムゲートの場合の端子部5の層構造はトップゲートの場合の層構造に比較して単純になっている。
ボトムゲートの場合の端子部5の問題点は、トップゲートの場合の問題点と全く同じである。すなわち、図22に示すように、有機パッシベーション膜28の端部に導電性付着物70が付着して、フレキシブル配線基板61を接続後に端子間に導通を引き起こすという問題点は実施例1等と同様である。本実施例においても、有機パッシベーション膜28からなるブリッジ部30をTFT基板2の端部にまで形成することによって、導電性付着物70による端子間の導通を分断できることは図22に示すとおりである。理由は実施例1等で説明したと同様である。
以上の実施例では、液晶表示装置を例にとって説明した。液晶表示装置で生じたと同様な問題は有機EL表示装置についても生ずる。つまり、有機EL表示装置も外部回路と接続をするための端子部を必要とし、その製造プロセスにおいて、多くの導電物質を被着、エッチング等を行う。これによって、端子部にも実施例1等で説明したような問題が端子部に生ずる。
図23は有機EL表示装置100の全体図である。有機EL表示装置は基板110が完成したあと、有機EL層を水分から保護するために、図示しない乾燥剤とともに図示しない背面ガラスによって気密封止される。図23は背面ガラスが取り付けられる前の、基板110を上から見た平面図である。基板110の中央の大部分には表示領域121が形成されている。この表示領域の両側に走査信号駆動回路122、123が配置されている。各走査信号駆動回路122、123からはゲート信号線が延在している。左側の走査信号駆動回路122からのゲート信号線124と右側の走査信号駆動回路123からのゲート信号線125とは交互に配置されている。
表示領域121の下側には映像信号駆動回路126が配置され、この映像信号駆動回路からは表示領域121側にデータ信号線127が延在している。表示領域121の上側には電流供給母線128が配置され、この電流供給母線128からは表示領域121側に電流供給線129が延在している。
データ信号線127と電流供給線129は交互に配置され、これにより、これらデータ信号線127、電流供給線129、および前記ゲート信号線124、ゲート信号線125で囲まれた各領域において一つの画素PXの領域を構成する。
表示領域の上側にはコンタクトホール群130が形成されている。コンタクトホール群130は表示領域全域に形成される有機EL層の上部電極を、絶縁膜の下に形成されていて端子まで延在する配線と電気的に接続する役割をもつ。表示領域の下側には端子131が形成され、これらの端子131から走査信号、データ信号、有機EL層に対する陽極電位、陰極電位等が供給される。
表示領域121、走査信号駆動回路122、123、映像信号駆動回路126、電流供給母線128を囲むようにして封着材132が形成され、この部分に背面ガラスと基板110を封止する枠となる部分が封着される。封着材の外側の基板110には端子部131が形成され、この端子131から、走査信号駆動回路122、123、映像信号駆動回路126、電流供給母線128等に信号または電流が供給される。
図24は図23の画素部PXの断面図である。図24は透明基板側に光を放射するボトムエミッションタイプの有機EL表示装置についての図である。有機EL表示装置も液晶表示装置と同様にTFTをスイッチング素子として使用することには変わりが無い。そして、TFT部の構造は図3に示した液晶表示装置のときのトップゲートの場合と同じ構造である。すなわち、ガラス基板110の上には第1下地膜20、第2下地膜21、半導体層22、ゲート絶縁膜23、ゲート電極24、層間絶縁膜25、ソースまたはドレイン電極26、無機パッシベーション膜27、有機パッシベーション膜28が順に形成される。各膜の作り方、作用等は図3で説明したと同じである。
液晶表示装置においては、有機パッシベーション膜28の上には画素電極がITOによって形成されたが、有機EL表示装置では有機EL層の下部電極140が形成される。この場合、下部電極140は陽極である。ただし、この下部電極もITOで形成されるので、ITOの形成プロセスまでは、図3で述べた液晶表示装置と同じである。そして端子部のITOを下部電極(陽極)として使用するITOと同時に形成する点も液晶表示装置の場合と同じである。
有機EL表示装置で下部電極140を形成後、各画素を分離するためのバンク141が形成される。このバンク141の材料としては、アクリル樹脂、シロキサン樹脂、ポロイミド等が使用されるが、有機パッシベーション膜28と同様の材料が使用される場合が多い。バンク141に対して有機EL層142が形成される発光部分にエッチングによってスルーホールを形成した後、このスルーホール部分に有機EL層142を蒸着によって形成する。有機EL層142は通常、電子注入部、電子輸送部、発光部、ホール輸送部、ホール注入部等の5層構造であり、各膜厚は10nmから50nm程度である。有機EL層142の上には上部電極143がAl等によって形成される。有機EL層142から発光した光はガラス基板110の方向に向かう(ボトムエミッション)。上部電極143の方向に向かう光は上部電極143で反射されてガラス基板110の方向に向かう(ボトムエミッション)。
図24で説明したように、TFT部は液晶表示装置と同様であるから、端子部の構造は液晶表示装置と同じである。したがって、以上説明した有機EL表示装置の端子部は図25および、図26の構造と同じになる。そして、有機EL表示装置の製造プロセスにおいても多くの導電物質のコーティング工程、エッチング工程等が存在する。したがって、端子部付近の有機パッシベーション膜28の端部に導電性被着物が付着しやすい。つまり、図27、図28、図29で説明したような問題点が発生する。したがって、本発明の実施例1等で説明したような対策がそのまま適用できる。
以上はボトムエミッションタイプの有機EL表示装置について説明したが、トップエミッションタイプの有機EL表示装置についても同様に本発明を適用することが出来る。トップエミッションタイプの有機EL表示装置では、有機EL層142の層構造、および有機EL層142を挟む電極構造が異なるだけで、TFT部分はボトムエミッションタイプの有機EL表示装置と同様である。トップエミッションタイプの有機EL表示装置では下部電極140には陰極として、AlまたはAl合金等の反射率の高い金属使用され、ITOが上部電極143すなわち、陽極として使用される。この場合、有機EL層142からの発光は上部電極143であるITO側に出射する。この場合は、上部電極143としてのITOを形成するときに、端子部に形成されるITOも同一プロセスで形成する。
液晶表示装置の概略平面図である。 液晶表示装置の概略断面図である。 トップゲート型TFTの断面図である。 実施例1の平面図である。 実施例1の断面図である。 実施例1にフレキシブル配線基板が設置された透視図である。 実施例1にフレキシブル配線基板が設置された断面図である。 実施例1にフレキシブル配線基板が設置された他の断面図である。 比較例の平面図である。 比較例の断面図である。 実施例1の他の形態を示す断面図である。 実施例2の1形態である。 実施例2の1形態の詳細図である。 実施例2の他の形態である。 実施例2のさらに他の形態である。 実施例2のさらに他の形態である。 実施例3が適用される液晶表示装置の概略平面図である。 実施例3の平面図である。 実施例3の途中プロセスでの平面図である。 実施例3の途中プロセスでの断面図である。 ボトムゲート型TFTの断面図である。 実施例4の断面図である。 有機EL表示装置の概略平面図である。 ボトムエミッションタイプの有機EL表示装置の断面図である。 本発明の課題を示す平面図である。 図25のB−B断面図である。 図25のA−A断面図である。 本発明の課題を示す透視図である。 図28のA−A断面図である。
符号の説明
1…液晶表示装置、2…TFT基板、 3…カラーフィルタ基板、 4…シール部、 5…端子部、 6…TFT部、 7…画素電極、 8…配向膜、 9…対向電極、 10…液晶、 22…半導体膜、 23…ゲート絶縁膜、 24…ゲート電極、 25…層間絶縁膜、 26…ソースまたはドレイン電極、 27…無機パッシベーション膜、28…有機パッシベーション膜 30…ブリッジ部、 51…有機パッシベーション膜の端子部スルーホール、 52…端子部ITO、60…異方性導電フィルム 61…フレキシブル配線基板、62…フレキシブル配線基板配線部、 80…ショートリング、 81…ショートリング接続線、 90…接続線、 100…有機EL表示装置、 110…有機EL表示装置基板、 140…下部電極、142…有機EL層 143…上部電極、 241…ゲート配線、 242…保持容量線、 261…ドレイン配線

Claims (15)

  1. 基板の画像形成部には薄膜トランジスタと画素電極を含む画素部がマトリクス状に配置され、前記基板の周辺には前記画素電極に信号を供給するための端子部が形成され、前記端子部には有機絶縁膜のスルーホールが形成され、金属酸化物導電膜が前記スルーホールおよび前記スルーホールの周囲を覆って形成された表示装置であって、
    前記有機絶縁膜の端部は前記基板上に前記端子部よりも外側に、かつ前記基板端部よりも内側に存在し、前記有機絶縁膜の一部は前記有機絶縁膜の端部よりも外側に、前記基板端部に延在するブリッジ部を形成し、前記ブリッジ部は隣り合った前記端子部の前記スルーホールの間に存在していることを特徴とする表示装置。
  2. 前記ブリッジ部の幅は前記有機絶縁膜の厚さよりも大きく、前記隣りあった前記端子部と前記端子部の間の距離の1/2よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記ブリッジ部は前記隣りあった前記端子部の間に複数存在していることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  4. 前記ブリッジ部は幅が大きい部分と幅が小さい部分が存在していることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  5. 前記ブリッジ部は幅が大きい部分は前記隣りあった前記端子と前記端子の間の距離の1/2よりも小さく、前記幅が小さい部分は前記有機絶縁膜の膜厚よりも大きいことを特徴とする請求項4に記載の表示装置。
  6. 前記ブリッジ部と前記有機絶縁膜の前記端子部に形成された前記スルーホールとは同一のプロセスで形成されることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  7. 前記金属酸化物導電膜はITOであることを特徴とする請求項1に記載の表示装置
  8. 基板の画像形成部には薄膜トランジスタと画素電極を含む画素部がマトリクス状に配置され、前記薄膜トランジスタの上層には有機絶縁膜が形成され、前記画素電極は前記有機絶縁膜上に形成された液晶表示装置であって、
    前記薄膜トランジスタと接続するドレイン線と同一プロセスで形成された配線は端子部に延在し、前記有機絶縁膜は画像形成部の外側まで形成され、端子部において前記有機絶縁膜にスルーホールが形成され、金属酸化物導電膜が前記スルーホールおよび前記スルーホールの周囲を覆っており、前記ドレイン線と同一プロセスで形成された配線と前記酸化物導電膜とは前記スルーホールにおいて接続しており、
    前記有機絶縁膜の端部は前記基板上に前記端子部よりも外側で、かつ前記基板端部よりも内側に存在し、前記有機絶縁膜の一部は前記有機絶縁膜の端部よりも外側に、前記基板端部に延在するブリッジ部を形成し、前記ブリッジ部は隣り合った前記端子部の前記スルーホールの間に存在していることを特徴とする液晶表示装置。
  9. 前記画素電極と前記端子部に形成される金属酸化物導電膜は同一物質であり、同一プロセスで形成されることを特徴とする請求項8に記載の液晶表示装置。
  10. 前記金属酸化物導電膜はITOであることを特徴とする請求項8に記載の液晶表示装置。
  11. 前記端子部に延在するドレイン線と同一プロセスで形成された配線はドレイン線であることを特徴とする請求項8に記載の液晶表示装置。
  12. 基板の画像形成部には薄膜トランジスタと画素電極を含む画素部がマトリクス状に配置され、前記薄膜トランジスタの上層には有機絶縁膜が形成され、前記画素電極は前記有機絶縁膜上に形成された液晶表示装置であって、
    前記薄膜トランジスタと接続するゲート線と同一プロセスで形成された配線は端子部に延在し、前記有機絶縁膜は前記画像形成部よりも外側まで形成され、前記端子部において前記有機絶縁膜にスルーホールが形成され、金属酸化物導電膜が前記スルーホールおよび前記スルーホールの周囲を覆っており、前記ゲート線と同一プロセスで形成された配線と前記酸化物導電膜とは前記スルーホールにおいて接続しており、
    前記有機絶縁膜の端部は前記基板上に前記端子部よりも外側で、かつ前記基板端部よりも内側に存在し、前記有機絶縁膜の一部は前記有機絶縁膜の端部よりも外側に、前記基板端部に延在するブリッジ部を形成し、前記ブリッジ部は隣り合った前記端子部の間に存在していることを特徴とする液晶表示装置。
  13. 前記ゲート線と同一プロセスで形成された配線はゲート線であることを特徴とする請求項12に記載の液晶表示装置。
  14. 基板の画像形成部には薄膜トランジスタと有機EL発光部を含む画素部がマトリクス状に配置され、前記薄膜トランジスタの上層には有機絶縁膜が形成され、前記有機EL発光部は酸化物導電膜からなる下部電極と有機EL層と金属からなる上部電極で形成され、前記有機EL発光部は前記有機絶縁膜の上に形成される有機EL表示装置であって、
    前記画像形成部の周辺には端子部が形成され、前記有機絶縁膜は前記画像形成部よりも外側まで形成され、端子部において前記有機絶縁膜にスルーホールが形成され、金属酸化物導電膜が前記スルーホールおよび前記スルーホールの周囲を覆っており、
    前記有機絶縁膜の端部は前記基板上に前記端子部よりも外側で、かつ前記基板端部よりも内側に存在し、前記有機絶縁膜の一部は前記有機絶縁膜の端部よりも外側に、前記基板端部に延在するブリッジ部を形成し、前記ブリッジ部は隣り合った前記端子部の間に存在していることを特徴とする有機EL表示装置。
  15. 基板の画像形成部には薄膜トランジスタと有機EL発光部を含む画素部がマトリクス状に配置され、前記薄膜トランジスタの上層には有機絶縁膜が形成され、前記有機EL発光部は金属からなる下部電極と有機EL層と酸化物導電膜からなるから成る上部電極で形成され、前記有機EL発光部は前記有機絶縁膜の上に形成される有機EL表示装置であって、
    前記画像形成部の周辺には端子部が形成され、前記有機絶縁膜は前記画像形成部よりも周辺まで形成され、端子部において前記有機絶縁膜にスルーホールが形成され、金属酸化物導電膜が前記スルーホールおよび前記スルーホールの周囲を覆っており、
    前記有機絶縁膜の端部前記基板上に前記端子部よりも外側で、かつ前記基板端部よりも内側に存在し、前記有機絶縁膜の一部は前記有機絶縁膜の端部よりも外側に、前記基板端部に延在するブリッジ部を形成し、前記ブリッジ部は隣り合った前記端子部の間に存在していることを特徴とする有機EL表示装置。
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