JP4934370B2 - 伝動ベルト用ブロック及び伝動ベルト - Google Patents

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Description

本発明は、自動車用無段変速機その他各種の無段変速機の伝動装置に採用される伝動ベルト用ブロック及びこのブロックを用いた伝動ベルトに関する。
従来、ベルト式無段変速機の伝動装置において、下記特許文献1にて示すように、ブロックが、プーリ間に噛み込まれる時およびプーリ間から解離する時には、応力がブロックの角部に集中する。この応力集中を緩和するため、ブロックのプーリとの接触面に、ブロックの厚み方向に凸のクラウニングを形成する技術が提案されている。
特開2000−310294号公報
しかしながら、上述の技術において、ブロックが、プーリからの挟持力に伴い、幅方向内側に向けてつぶれるように変形すると、プーリの間隔はブロックの変形分さらに狭くなる。
従って、当該ブロックがその設計時にプーリに噛み込まれる位置としていた想定位置(以下、基準噛み込み位置ともいう)に対してベルト進行方向手前の位置にて前傾した状態でプーリに噛み込まれる。その結果、プーリが円錐形状であることから、ブロックの動力伝動面での面圧が不均一となり、伝動ベルトの耐久性や伝動能力に影響を及ぼす。
そこで、本発明は、良好な伝動能力を維持するようにした伝動ベルト用ブロック及びこのブロックを用いた伝動ベルトを提供することを目的とする。
上記課題の解決にあたり、本発明に係る伝動ベルト用ブロックは、請求項1の記載によれば、
互いに同軸的に位置する両プーリ部材(110、120)の両円錐状対向面に対し対向する幅方向両端面を有する逆エの字型板状ブロック本体(220a)と、
この逆エの字型板状ブロック本体を被覆するように樹脂材料でもって形成してなる被覆部材であってその両幅方向端面を上記両円錐状対向面に対し摩擦接触可能に対向する両動力伝動面として有する被覆部材(220b)とを備える。
さらに、当該伝動ベルト用ブロックにおいて、被覆部材が、上記両動力伝動面にて、その外側に向け伝動ベルト進行方向の一端部から他端部にかけて遠ざかるような段差形状であって被覆部材の厚さ方向中心に段差を位置させる段差形状を有するように形成される場合の当該被覆部材の外形形状に対応して共に逆エの字形状に開口されて被覆部材の厚さ方向中心にて係合する各開口部を有する上型及び下型でもって、当該上型及び下型の各上記開口部を係合させることで形成される内部空所内にブロック本体をインサートし、然る後、上記樹脂材料を液状にてブロック本体の周りに注入して凝固させることで、ブロック本体を被覆するように被覆部材を成形してなることを特徴とする。
この特徴を有することにより、ブロックが基準噛み込み位置よりもベルト進行方向手前の位置にて噛み込まれる場合であっても、ブロックの両動力伝動面に生ずる面圧が局所的に増大することがない。その結果、各ブロックの耐久性が向上するとともに、当該伝動ベルトとしての伝動能力を良好に維持し得る。
ここで、上述のように上型及び下型の各開口部を係合させることで形成される内部空所内にブロック本体をインサートし、然る後、上記樹脂材料を液状にてブロック本体の周りに注入して凝固させることで、ブロック本体を被覆するように被覆部材を成形するにあたり、上型及び下型の各開口部が、上述のごとく両動力伝動面において段差を被覆部材の厚さ方向中心に位置させるように形成する場合の被覆部材の外形形状に対応して、共に逆エの字形状に開口して被覆部材の厚さ方向中心にて係合するように形成されている。
従って、このような上型及び下型でもってブロック本体を被覆するように被覆部材を成形するとき、上型及び下型の各開口部は、その各係合面にて、被覆部材の段差と同一面内に位置する。その結果、上型及び下型からなる金型の構成を簡単にしつつブロックの加工工数が低減され得る。
また、本発明は、請求項2の記載によれば、請求項1に記載の伝動ベルト用ブロックにおいて、上記両動力伝動面は、上記伝動ベルト進行方向の一端部にて、上記両円錐状対向面との間にて面圧を均一に発生するに適した距離だ、上記伝動ベルト進行方向の他端部よりも、ブロック中心側またはその反対側にずれて位置することを特徴とする。
これによれば、ブロックが基準噛み込み位置よりもベルト進行方向手前の位置で噛み込まれても、両動力伝動面はその全面に亘り上記両円錐状対向面と接触するので、両動力伝動面にて上記両円錐状対向面から受ける面圧がより一層、均一になる。なお、請項1に記載の発明の作用効果を達成し得ることは勿論である
また、本発明は、請求項3の記載によれば、請求項1または2に記載の伝動ベルト用ブロックにおいて、上記両動力伝動面は、伝動ベルト進行方向の一端部及び他端部の少なくとも一方にて、凸な湾曲形状に形成されていることを特徴とする。
これによれば、両動力伝動面が、伝動ベルト進行方向の一端部にて凸な湾曲形状に形成されていれば、ブロックが両プーリ部材に噛み込まれる際、当該ブロックは、上記両動力伝動面の各一端部によって、上記両円錐状対向面との間で応力集中を緩和しつつ円滑に接触し得る。なお、請求項1または2に記載の発明の作用効果を達成し得ることは勿論である。
また、上述のように両動力伝動面が、伝動ベルト進行方向の他端部にて凸な湾曲形状に形成されていれば、ブロックが上記両円錐状対向面から解離する際、当該ブロックは、上記両動力伝動面の各他端部により、上記両円錐状対向面との間で応力集中を緩和しつつ円滑に接触しながら当該両円錐状対向面から解離し得る。なお、請求項1または2に記載の発明の作用効果を達成し得ることは勿論である
なお、上述した「両動力伝動面は、伝動ベルト進行方向の一端部及び他端部の少なくとも一方にて、凸な湾曲形状に形成されている」との記載において、例えば、「両動力伝動面は、伝動ベルト進行方向の一端部にて、凸な湾曲形状に形成されている」とは、当該両動力伝動面とブロックの上記一端部側の幅方向端面とが凸な湾曲形状で接続されていることをいう。
また、本発明に係る伝動ベルトは、請求項4の記載によれば、無端状帯(210)と、請求項1〜3のいずれか1つに記載の伝動ベルト用ブロック(220)を複数備える。
ここで、当該複数のブロックは、それぞれ、両動力伝動面の伝動ベルト進行方向の一端部を他端部よりも無端状帯の進行方向側に位置させるように当該無端状帯に係止してなる。
これによれば、請求項1〜3のいずれか1つに記載の発明の作用効果を達成し得る伝動ベルトの提供が可能となる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する各実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す。
以下、本発明の各実施形態を図面により説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明が自動車用無段変速機の伝動装置Tに適用される第1実施形態を示している。当該伝動装置Tは、駆動プーリ100及び従動プーリ(図示しない)に亘りVベルト200を巻装して構成されている。
図1にて示すごとく、駆動プーリ100は、固定プーリ部材110及び可動プーリ部材120を備えている。可動プーリ部材120は、固定プーリ部材110の駆動軸130に軸動可能にかつ相対回転不能に支持されており、当該可動プーリ部材120は、その内面(対向面)にて、固定プーリ部材110の内面(対向面)に対向するように位置する。なお、固定プーリ部材110及び可動プーリ部材120の両対向面は、無段変速機の無段変速機能に対応するように、共に、円錐状に形成されている。
このように構成した駆動プーリ100においては、可動プーリ部材120は、固定プーリ部材110に向かう推力を受けて、固定プーリ部材110側へ軸動することにより、固定プーリ部材110及び可動プーリ部材120の両対向面の間隔(以下、対向面間隔ともいう)を減少させる。また、可動プーリ部材120は、上記推力の減衰に伴い、固定プーリ部材110とは逆方向に軸動することにより、上記対向面間隔を増大させる。
上述した従動プーリは、駆動プーリ100と同様の構成及び機能を有しており、当該従動プーリの固定プーリ部材は、その従動軸にて、駆動プーリ100の駆動軸130に平行に位置する。なお、駆動プーリ100の固定プーリ部材110及び可動プーリ部材120の円錐状対向面の半径は、147(mm)であり、上記従動プーリの固定プーリ部材及び可動プーリ部材の円錐状対向面の半径は、143(mm)である。また、シーブ角は、駆動プーリ100及び従動プーリに共通で、13°である。
図1から分かるように、Vベルト200は、駆動プーリ100及び上記従動プーリに亘り巻装されているもので、当該Vベルト200は、一対の無端状張力帯210と、これら一対の張力帯210に対しその長手方向に係止してなる複数のブロック220とを備えている(図1〜図5参照)。
図2及び図3にて示すごとく、一対の張力帯210は、それぞれ、複数の並列状のアラミド樹脂製芯線211を、硬質ゴム材料からなる被覆部材212でもって、図示断面を有するように被覆して無端状に形成されている。
図2及び図3にて示すように、複数のブロック220は、それぞれ、逆エの字型板形状に構成されている。これに伴い、これら各ブロック220は、逆エの字型板形状のブロック本体220aと、被覆部材220bとを備えている。
ブロック本体220aは、アルミニウム合金を用いて、上下両側ビーム221、222をピラー223でもって逆エの字型板形状となるように連結形成して構成されている。但し、上側ビーム221の両端面は、下側ビーム222の両端面とともに、固定プーリ部材110及び可動プーリ部材120の両対向面に沿い傾斜してV字状をなすように形成されている。
被覆部材220bは、硬質樹脂材料でもって、ブロック本体220aの外表面を層状に被覆して形成されており、当該被覆部材220bのうちブロック本体220aの上側ビーム221の両端面の被覆部位及び下側ビーム222の両端面の被覆部位が、両摩擦接触面224(本発明の両動力伝動面に相当)を形成している。なお、被覆部材220bは、上側ビーム221の上面中央の両側部と、下側ビーム222の下面中央の両側部とが外方に露呈するように形成されている(図2〜図5参照)。
このように構成した各ブロック220は、図1〜図3にて示すごとく、ブロック本体220aの上下両側ビーム221、222の間にその両側から一対の張力帯210を挿入することで、当該一対の張力帯210に係止されている。ここで、各ブロック220は、前側面部位224a(後述する)を後側面部位224b(後述する)よりもベルト進行方向側に位置させるように一対の張力帯210に係止されている。また、一対の張力帯210は、その上下両面にて、被覆部材220bのうち上下両側ビーム221、222の両対向面に沿う各被覆部位と当接している(図3及び図4参照)。
次に、本発明の要部の構成につき詳細に説明する。本第1実施形態においては、各ブロック220の両摩擦接触面224は、図3及び図5にて示すごとく、それぞれ、以下のような形状となるように互いに対称的に形成されている。
被覆部材220bの両摩擦接触面224のうち、図6にて示す一側摩擦接触面224を例にとれば、当該一側摩擦接触面224は、その前側面部位224aの前端部aにて、ブロック220の板厚方向中心Pからブロック本体220aの幅方向内側へ所定距離αだけずれて位置するように位置決め形成されている。
また、当該一側摩擦接触面224は、その後側面部位224bの後端部bにて、ブロック220の板厚方向中心Pからブロック本体220aの幅方向外側へ所定距離βだけずれて位置するように位置決め形成されている。但し、本実施形態において、ブロック220の板厚tを3(mm)としたとき、所定距離α及び所定距離βは、それぞれ、4(μm)及び16(μm)である。なお、当該一側摩擦接触面224において、前側面部位224aと後側面部位224bとは、板厚方向中心Pを境界とする。
このような前提のもとに、当該一側摩擦接触面224は、その前側面部位224aの前端部aから後側面部位224bの後端部bにかけて、外方からブロック本体220aの幅方向内側に向けて凹な緩やかな湾曲形状(例えば、円弧形状)となるように、大きな曲率半径でもって形成されている。
従って、当該一側摩擦接触面224の曲面の中心は、図6にて板厚方向中心Pよりも図示斜め右上側に位置する。このため、当該一側摩擦接触面224は、その前側面部位224aから後側面部位224bにかけて、ブロック本体220aの幅方向外側へ緩やかに遠ざかるように位置する。
また、当該一側摩擦接触面224は、その前側面部位224aの前端部a及び後側面部位224bの後端部bにて、それぞれ、外側に向けて凸な湾曲形状(例えば、円弧形状)となるように小さな曲率半径でもって形成されている。
本実施形態において、上述のようにブロック220の両摩擦接触面224の形状を構成したのは以下の理由に基づく。従来のブロックが駆動プーリから解離するときに当該従来のブロックの両摩擦接触面に作用する面圧をシミュレーションによる数値解析を行ってみたところ、当該面圧は、従来のブロックの両摩擦接触面の各前側面部位では、少なくともその前端部にて、4(μm)に対応する値だけ増大することが分かった。一方、当該従来のブロックの両摩擦接触面の各後側面部位には、少なくともその後端部にて、16(μm)の隙間が、固定プーリ部材及び可動プーリ部材の各対向面との間に形成されることが分かった。このようなことから、従来のブロックの両摩擦接触面ではその各前側面部位の面圧が集中的に増大していることが分かる。なお、上記数値解析における駆動条件には、伝動装置の作動頻度が高いプーリ比0.5付近が採用されている。
そこで、本実施形態では、上述のような各前側面部位の面圧の集中を解消するため、ブロック220の両摩擦接触面224の形状が上述のように構成されている。
以上のように構成した本第1実施形態において、駆動プーリ100が、その駆動軸130を介し動力を受けて回転すると、この動力はVベルト200の駆動プーリ100との摩擦接触により上記従動プーリに伝動される。
このような状態においては、固定プーリ部材110及び可動プーリ部材120の間に順次進入して噛み込まれるブロック220毎に、当該ブロック220は、両摩擦接触面224にて、固定プーリ部材110及び可動プーリ部材120の両円錐状対向面と摩擦接触しながら、上記駆動プーリ100と共に回転し、然る後、当該駆動プーリ100から解離して上記従動プーリに向けて移動する。
ここで、可動プーリ部材120に作用する推力がブロック220をその幅方向に変形させる程の大きさであって固定プーリ部材110及び可動プーリ部材120の間の上記対向面間隔が、例えば、狭くなる過程或いは一定の場合においては、上述のようにブロック220が噛み込まれるとき、図7に示すように、当該ブロック220は、本明細書の発明の解決課題の欄にて述べた上記基準噛み込み位置よりも後側(ベルト進行方向手前側)、即ち、符号220gで示すブロックの位置に位置する。
このとき、固定プーリ部材110及び可動プーリ部材120の両対向面が上述のごとく円錐状であることから、図7に示すように、当該ブロック220は、符号220hで示すブロックのように当該両対向面上の半径線に対し前傾した姿勢となり、その後、上記基準噛み込み位置に達したときにも、そのまま、前傾姿勢を維持する。
これに対し、ブロック220の両摩擦接触面224は、上述のごとく、前側面部位224aの前端部aにて、所定距離α(=4(μm))だけ、ブロック本体220aの幅方向内側に位置し、後側面部位224bの後端部bにて、所定距離β(=16(μm))だけ、ブロック本体220aの幅方向外側に位置するように、外方からブロック220の幅方向内側に向けて凹な緩やかな湾曲形状でもって形成されている。このことは、ブロック220の両摩擦接触面224は、固定プーリ部材110及び可動プーリ部材120の両円錐状対向面に対し均一に接触可能な形状を有することを意味する。
従って、上述のように推力がブロック220をその幅方向に変形させる程の大きさであって固定プーリ部材110及び可動プーリ部材120の間の上記対向面間隔が、例えば、狭くなる過程或いは一定の場合において、当該ブロック220は、上述のような前傾姿勢にあっても、固定プーリ部材110及び可動プーリ部材120の両円錐状対向面と接触不均一となることなく、両摩擦接触面224にて、それぞれ、前側面部位224aだけでなく後側面部位224bをも含め全面に亘り、固定プーリ部材110及び可動プーリ部材120の両円錐状対向面と均一に摩擦接触し得る。
これにより、可動プーリ部材120に作用する推力がブロック220をその幅方向に変形させる程に大きいときに、固定プーリ部材110及び可動プーリ部材120の間隔を、例えば、狭くし或いは一定に維持するような頻度が高くても、両摩擦接触面224に生ずる各面圧が局所的に増大することがなく、その結果、Vベルト200の伝動能力を良好に維持し得る。
ここで、ブロック220の両摩擦接触面224は、前側面部位224aの前端部aにて、上述したごとく、外側に向けて凸な湾曲形状となるように、小さな曲率半径でもって形成されている。従って、ブロック220が固定プーリ部材110及び可動プーリ部材120に噛み込まれる際、ブロック220は、両摩擦接触面224により、前側面部位224aの前端部aにて、固定プーリ部材110及び可動プーリ部材120の両円錐状対向面との間で応力集中を緩和しつつ円滑に接触する。その結果、Vベルト200の伝動能力を良好に維持し得る。
また、ブロック220の両摩擦接触面224は、後側面部位224bの後端部bにて、上述したごとく、外側に向けて凸な湾曲形状となるように小さな曲率半径でもって形成されている。従って、ブロック220が固定プーリ部材110と可動プーリ部材120から解離する際、両摩擦接触面224は、後側面部位224bの後端部bにて、固定プーリ部材110及び可動プーリ部材120の両円錐状対向面との間で応力集中を緩和しつつ円滑に接触しながら当該両円錐状対向面から解離する。その結果、Vベルト200の伝動能力を良好に維持し得る。
また、本第1実施形態では、上述したごとく、ブロック220の各摩擦接触面224は、板厚方向中心Pを基準として、前側面部位224aの前端部aにて、所定距離αだけ、ブロック本体220aの幅方向内側に位置し、後側面部位224bの後端部bにて、所定距離βだけ、ブロック本体220aの幅方向外側に位置するように形成されているが、これに限ることなく、各摩擦接触面224の前端部aと後端部bとの間の距離が、板厚方向中心Pとはかかわりなく、上記各所定距離の和(α+β)となっていれば、本第1実施形態にて述べたと同様の作用効果が達成され得る。
(第2実施形態)
図8〜図10は、本発明の第2実施形態の要部を示している。この第2実施形態では、上記第1実施形態にて述べたブロック220において、ブロック本体220aを被覆する被覆部材220bは、両摩擦接触面224に代えて、図8にて示すごとく、両摩擦接触面225(本発明の両動力伝動面に相当)を備えている。
ここで、当該両摩擦接触面225は、それぞれ、その前側面部位225aの前端部cから後側面部位225bの後端部dにかけて、ブロック本体220aの幅方向外側に向けて階段状に遠ざかるような段差形状にて、互いに対称的に形成されている。
但し、当該両摩擦接触面225が、それぞれ、その段差形状でもって、前側面部位225aと後側面部位225bとの境界に形成する段差225cは、ブロック220の板厚方向中心P、即ち、被覆部材220bの厚さ方向中心に位置し、かつ、所定距離γ(図9参照)で与えられる。また、当該所定距離γは、上記第1実施形態にて述べた両所定距離α、βの和である20(μm)に相当する。
また、当該両摩擦接触面225は、その前側面部位225aの前端部c及び後側面部位225bの後端部dにて、上記第1実施形態にて述べた両摩擦接触面224の前側面部位224aの前端部a及び後側面部位224bの後端部bと同様に、外側に向けて凸な湾曲形状(例えば、円弧形状)となるように、小さな曲率半径でもって形成されている。その他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
このように構成した本第2実施形態において、上述のように構成したブロック220は、インサート成形により次のようにして製造される。
この製造にあたり採用される金型300は、図10にて示すごとく、上型310及び下型320でもって構成されており、これら上型310及び下型320は、本第2実施形態のブロック220の外形形状、即ち、被覆部材220bの外形形状に対応して、共に、逆エの字形状に開口する開口部311、321をそれぞれ有している。
しかして、上型310は、その逆エの字形状開口部311にて、図10にて示すごとく、下型320の逆エの字形状開口部321に係合されることで、当該下型320に組み付けられる。これにより、上型310と下型320との間に、本実施形態のブロック220を製造するための内部空所が形成される。
ここで、上型310の内壁は、本第2実施形態のブロック220の前側部位の外形形状と合致するように形成されており、一方、下型320の内壁は、本実施形態のブロック220の後側部位の外形形状と合致するように形成されている。
但し、図10において、上型310の内壁のうち図示左右両側内壁部は、被覆部材220bの両摩擦接触面225の各前側面部位225aに対応し、一方、下型320の内壁のうち図示左右両側内壁部は、被覆部材220bの両摩擦接触面225の各後側面部位225bに対応する。また、図10において、上型310の内壁のうち図示上側内壁部は、当該ブロック220の前面に対応し、下型320の内壁のうち図示下側内壁部は、当該ブロック220の後面に対応する。
また、本第2実施形態では、上型310は、その開口部311にて、下型320の開口部321に対し、ブロック220の板厚方向中心P、被覆部材220bの厚さ方向中心に対応する位置にて係合するように形成されている。従って、両開口部311、321の各係合面は、被覆部材220bの両摩擦接触面225の段差225cと同一面内に位置する。
また、上型310の内壁は、図10にて示すごとく、その左側内壁部にて、下型320の内壁の左側内壁部よりも、上記所定距離γ(=20(μm))だけ図示右側に位置しており、上型310の内壁は、その右側内壁部にて、下型320の内壁の右側内壁部よりも、上記所定距離γ(=20(μm))だけ図示左側に位置している。
しかして、予め準備したブロック本体220aを、上述のように構成した金型300の内部空所内にインサートし、然る後、被覆部材220bの形成材料を液状にてブロック本体220aの周りに注入して凝固させる。これにより、被覆部材220bが、上述のごとく、ブロック本体220aを被覆するように成形される。このようにして、ブロック220が、本第2実施形態における上記構成を有するように、インサート成形でもって製造される。
以上のような製造方法によれば、ブロック220の両摩擦接触面225は、上述のごとく、上記第1実施形態にて述べた両摩擦接触面224とは異なり、段差225cをブロック220の板厚方向中心P、被覆部材220bの厚さ方向中心に有する段差形状という簡単な形状を有するから、金型300の構成も簡単であって、当該ブロック220の加工工数が低減してその製造が非常に容易である。
以上のように構成した本第2実施形態において、可動プーリ部材120に作用する推力がブロック220を幅方向に変形させる程に大きいときに固定プーリ部材110と可動プーリ部材120との間隔が、例えば、狭くなる過程或いは一定に維持される過程では、本第2実施形態のブロック220は、上記第1実施形態と同様の前傾姿勢のもと、上記第1実施形態にて述べた両摩擦接触面224と同様に、前側面部位225a及び後側面部位225bの全面に亘り、固定プーリ部材110及び可動プーリ部材120の両円錐状対向面にほぼ均一に摩擦接触し得る。その結果、本第2実施形態によっても、上記第1実施形態と実質的に同様の作用効果が達成され得る。
なお、本第2実施形態では、上述したごとく、ブロック220の各摩擦接触面225の段差225cは、板厚方向中心Pに位置し、かつ、所定距離γで与えられるが、当該段差225cは、板厚方向中心Pからずれて位置していてもよく、また、段差225cが上記所定距離γで与えられていることに限らず、各摩擦接触面225の前側面部位225aの前端部cと後側面部位225bの後端部dとの間の距離が、上記所定距離γであればよい。
(第3実施形態)
図11は、本発明の第3実施形態の要部を示している。この第3実施形態では、上記第1実施形態にて述べたブロック220において、ブロック本体220aを被覆する被覆部材220bは、両摩擦接触面224に代えて、図11にて示すごとく、両摩擦接触面226(本発明の両動力伝動面に相当)を備えている。なお、図11では、一方の摩擦接触面226のみが示されている。
ここで、当該両摩擦接触面226は、図11にて例示するごとく、それぞれ、その前側面部位226aの前端部eから後側面部位226bの後端部fにかけて、ブロック本体220aの幅方向外側に向けて遠ざかるようなテーパ形状にて、互いに対称的に形成されている。
但し、当該両摩擦接触面226において、後側面部位226bは、その後端部fにて、前側面部位226aの前端部eよりも、ブロック本体220aの幅方向外側へ、所定距離δだけ遠ざかるように形成されている。また、当該所定距離δは、上記第1実施形態にて述べた両所定距離α、βの和である20(μm)に相当する。
また、当該両摩擦接触面226は、その前側面部位226aの前端部e及び後側面部位226bの後端部fにて、上記第1実施形態にて述べた両摩擦接触面224の前側面部位224aの前端部a及び後側面部位224bの後端部bと同様に、外側に向けて凸な湾曲形状(例えば、円弧形状)となるように、小さな曲率半径でもって形成されている。その他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
以上のように構成した本第3実施形態において、可動プーリ部材120に作用する推力がブロックを幅方向に変形させる程に大きいときに固定プーリ部材110と可動プーリ部材120との間隔が、例えば、狭くなる過程或いは一定に維持される過程では、本第3実施形態のブロック220は、上記第1実施形態と同様の前傾姿勢のもと、前側面部位226a及び後側面部位226bの全面にて、固定プーリ部材110及び可動プーリ部材120の両円錐状対向面に摩擦接触する。その結果、本第3実施形態によっても、上記第1実施形態と実質的に同様の作用効果が達成され得る。
また、本第3実施形態のブロック220では、上述のごとく、被覆部材220bの両摩擦接触面226がテーパ形状という単純な傾斜形状であることから、上記第1或いは第2の実施形態にて述べた被覆部材220bの両摩擦接触面224、225の湾曲形状或いは段差形状に比べて、当該ブロック220の製造がより一層容易になる。
なお、本発明の実施にあたり、上記各実施形態に限ることなく、次のような種々の変形例が挙げられる。
(1)ブロック220の両摩擦接触面である被覆部材220bの両摩擦接触面は、上記第1、第2或いは第3の実施形態にて述べた形状に限ることなく、その前側面部位の前端部から後側面部位の後端部にかけて固定プーリ部材110及び可動プーリ部材120の両円錐状対向面とほぼ均一な面圧でもって摩擦接触可能な形状であれば、どのような形状にて形成されていてもよい。
(2)上記第2実施形態にて述べた金型300における上型310の開口部311と下型320の開口部321との間の係合面は、ブロック220の板厚方向中心Pに限ることなく、当該板厚方向中心Pよりもブロック220の板厚方向の前側或いは後側に位置するように形成してもよい。
(3)上記第1、第2或いは第3の実施形態にて述べたブロック220の両両摩擦接触面の形状は、駆動プーリ或いは従動プーリの固定プーリ部材110及び可動プーリ部材120の両円錐状対向面との当該両摩擦接触面の摩擦接触を均一にするに必要な駆動条件に基づき決定するようにしてもよい。
これによれば、駆動プーリ或いは従動プーリの固定プーリ部材110及び可動プーリ部材120に対するブロック220の両摩擦接触面の形状を、上記駆動条件に合わせて、変更することで、これらのプーリ部材との間のブロック220の不均一な摩擦接触を改善するに必要な幅広い対応が可能となる。
ここで、上記駆動条件としては、例えば、伝動装置Tの作動頻度が高い条件(駆動プーリの従動プーリとのプーリ比が0.5付近であること)、伝動装置Tの負荷が高い条件或いはVベルトのスリップが発生し易い条件(上記プーリ比が2.0〜1.5付近であること)または伝動装置Tのノイズが大きい条件(上記プーリ比が1.5〜1の範囲であって、駆動プーリに作用する回転トルクが20(Nm)〜40(Nm)であること)が挙げられる。なお、上述のプーリ比と回転トルクの範囲は無段変速機の機種によって変わる。
(4)上記第1、第2或いは第3の実施形態にて述べた複数のブロック220は、一対の張力帯210に係止されることに限らず、1本のロープ状張力帯に係止されてもよい。この場合、各ブロック220は、その中央穴部に上記1本の張力帯を挿通するような構成とする。
(5)本発明は、上記第1、第2或いは第3の実施形態にて述べた伝動装置、即ち乾式の伝動装置の伝動ベルトに代えて、湿式の伝動装置の伝動ベルトに適用してもよい。この場合、湿式の伝動ベルトのブロックは、ブロック220とは異なり、被覆部材を有しない構造(つまり、ブロック本体220aと同様の構造)となっている。そこで、湿式の伝動ベルトのブロックの両幅方向端面を、上記各実施形態のいずれかにて述べた両摩擦接触面と同様の形状に構成するようにしてもよい。これにより、湿式の伝動ベルト及びそのブロックにおいても、上記各実施形態と同様の作用効果が達成され得る。
(6)上記第1、第2或いは第3の実施形態にて述べた駆動プーリ100或いは従動プーリは、固定プーリ部材及び可動プーリ部材で構成することに代えて、両可動プーリ部材で構成してもよい。
(7)本発明は、自動車用無段変速機の伝動装置に限ることなく、農業機械や土木建設機械用無段変速機の伝動装置その他各種産業機械用無段変速機の伝動装置に適用してもよい。
本発明が適用される伝動装置の第1実施形態を示す部分概略斜視図である。 張力帯を組み付けてなる図1のブロックの斜視図である。 図1にて3−3線に沿う断面図である。 図1のブロックの右側側面図である。 図1のブロックの平面図である。 図5の要部拡大平面図である。 図1のブロックとプーリとの角度を示す概念図である。 本発明の第2実施形態の要部を示す平面図である。 図8の要部拡大平面図である。 上記第2実施形態にて採用する金型を示す断面図である。 本発明の第3実施形態の要部を示す平面図である。
符号の説明
a、c、e…前端部、b、d、f…後端部、P…板厚方向中心、
α、β、γ、δ…所定距離、100…駆動プーリ、110…固定プーリ部材、
120…可動プーリ部材、200…Vベルト、210…張力帯、220…ブロック、
220a…ブロック本体、220b…被覆部材、
224、225、226…摩擦接触面(動力伝動面)、
224a、225a、226a…前側面部位、
224b、225b、226b…後側面部位、225c…段差。

Claims (4)

  1. 互いに同軸的に位置する両プーリ部材の両円錐状対向面に対し対向する幅方向両端面を有する逆エの字型板状ブロック本体と、
    この逆エの字型板状ブロック本体を被覆するように樹脂材料でもって形成してなる被覆部材であってその両幅方向端面を前記両円錐状対向面に対し摩擦接触可能に対向する両動力伝動面として有する被覆部材とを備える伝動ベルト用ブロックにおいて、
    前記被覆部材が、前記両動力伝動面にて、その外側に向け伝動ベルト進行方向の一端部から他端部にかけて遠ざかるような段差形状であって前記被覆部材の厚さ方向中心に段差を位置させる段差形状を有するように形成される場合の当該被覆部材の外形形状に対応して共に逆エの字形状に開口されて前記被覆部材の厚さ方向中心にて係合する各開口部を有する上型及び下型でもって、当該上型及び下型の各前記開口部を係合させることで形成される内部空所内に前記ブロック本体をインサートし、然る後、前記樹脂材料を液状にて前記ブロック本体の周りに注入して凝固させることで、前記ブロック本体を被覆するように前記被覆部材を成形してなることを特徴とする伝動ベルト用ブロック。
  2. 前記両動力伝動面は、前記伝動ベルト進行方向の一端部にて、前記両円錐状対向面との間にて面圧を均一に発生するに適した距離だけ、前記伝動ベルト進行方向の他端部よりも、ブロック中心側またはその反対側にずれて位置することを特徴とする請求項1に記載の伝動ベルト用ブロック。
  3. 前記両動力伝動面は、前記伝動ベルト進行方向の一端部及び他端部の少なくとも一方にて、凸な湾曲形状に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の伝動ベルト用ブロック。
  4. 無端状帯と、
    請求項1〜3のいずれか1つに記載の伝動ベルト用ブロックを複数備え、
    当該複数のブロックは、それぞれ、前記両動力伝動面の前記伝動ベルト進行方向の一端部を前記伝動ベルト進行方向の他端部よりも前記無端状帯の進行方向側に位置させるように当該無端状帯に係止してなる伝動ベルト。
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