JP4932435B2 - コンテンツ提供サーバ及びコンテンツ提供プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、コンテンツ提供サーバ及びコンテンツ提供プログラムに係り、特に効率的に高精度なコンテンツの提供を実現するためのコンテンツ提供サーバ及びコンテンツ提供プログラムに関する。
従来、番組等のコンテンツの制作において、立案、制作、制作したコンテンツの蓄積、公開、配信等といった各分野の技術は、それぞれの分野毎に個別の手法が提案されている。また、最近では、上述した各分野を統合して制作から配信を行うコンテンツ提供システムが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
なお、コンテンツの提供については、主にインターネット等の通信ネットワーク等を介して、HTML(HyperText Markup Language)やXML(eXtensible Markup Language)等のマークアップ言語や、画像や映像、音声、テキスト情報等の素材データ等がWeb上に公開されているため、ユーザは所望する情報を取得することができる。
また、上述したコンテンツを提供するツールとしては、例えば番組の制作、提示に用いられるスクリプトの一例として、TVML(TV program Marking Language)を用いた自動番組制作システム(TV4U)がある。TVMLとは、テレビ番組を制作するためのオブジェクトベース記述言語であり、テレビ番組の映像や音声等を、素材データと台本(演出内容等)とに分けて記述することができ、台本を記述すればパソコン等で動作するソフトウェア等がこれを読取り、即座にテレビ番組として再生・視聴することができる。
なお、TV4Uは、ワープロ(エディタ)型のユーザインタフェースを用いて番組の台本を記述し、その台本に任意の番組制作エンジンを適用して番組を制作し、その台本や素材データ、番組制作エンジンをサーバ等にアップロードすることにより番組を公開する。
なお、番組制作エンジンとは、番組に登場するCGキャラクタや番組における1つの動作の単位で「タイトル表示」、「ズームイン」、「CGキャラクタの動作」等のイベントが予め定義されたものであり、この番組制作エンジンを用いることにより、効率的に番組制作を実現することができる。
一方、視聴者(クライアント)側では、サーバやデータベース等にアップロードされた台本や素材データ、番組制作エンジンをWeb上からダウンロードし、CG(Computer Graphics)や音声合成等を使用して専用のブラウザ等により番組を再生し視聴を行っている。
特開2005−318254号公報
ところで、上述した従来のコンテンツの提供システムでは、制作者側で制作された複数のコンテンツ間において、例えばWebページのハイパーテキストのようなハイパーリンク機能を用いてリンクさせたり、番組内でのハイパーリンク機能を行う手法については開示されていなかった。
そのため、番組の演出形態を維持したまま、番組の中で他の番組へのリンクを表現することが困難であり、効率的に高精度なコンテンツの提供を実現することができなかった。
本発明は、上述した問題点に鑑みなされたものであり、効率的に高精度なコンテンツの提供を行うためのコンテンツ提供サーバ及びコンテンツ提供プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本件発明は、以下の特徴を有する課題を解決するための手段を採用している。
請求項1に記載された発明は、制作されたコンテンツを通信ネットワークを介してクライアント端末に提供するコンテンツ提供サーバにおいて、前記制作されたコンテンツを他のコンテンツとリンクさせるために、前記制作されたコンテンツから予め設定されたファイル形式のリンク用ファイルを生成するリンク用ファイル生成手段と、前記リンク用ファイル生成手段により得られたリンク用ファイルに対応するファイル識別情報を設定するファイル識別情報設定手段と、前記ファイル識別情報設定手段により得られた識別情報及び前記リンク用ファイルに関するメタデータを生成するメタデータ生成手段と、前記メタデータ生成手段により得られたメタデータを前記通信ネットワークから閲覧可能な状態に公開する公開手段とを有し、前記リンク用ファイル生成手段は、前記制作されたコンテンツから動画ファイル、音声ファイル、テキストファイル、及び画像ファイルのうち、少なくとも1つのファイルを前記リンク用ファイルとして生成し、前記ファイル識別情報設定手段は、前記クライアント端末に再生させるリンク用ファイルの時間、位置、及び内容のうち、少なくとも1つを前記識別情報に含み、前記リンク用ファイルが前記動画ファイルである場合に、前記識別情報として、リンク先のコンテンツを予め設定された時間再生するように設定するパラメータ、リンク先チャンネルの中で最新コンテンツを予め設定された時間再生するように設定するパラメータ、又はリンク先コンテンツの全部を再生するように設定するパラメータを選択的に設定することを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、複数のコンテンツ間におけるリンクを容易に実現することができる。これにより、効率的に高精度なコンテンツの提供を行うことができる。また、生成されたファイルを素材データの1つとして扱うことができる。これにより、他のコンテンツを容易に利用することができる。また、リンク用ファイルの全てを他のコンテンツに含めずに、所定の時間、位置、内容を選択的に利用することで、リンク元のコンテンツの内容、演出等が破綻することなく、効率的に高精度なコンテンツを提供することができる。
請求項に記載された発明は、前記リンク用ファイル生成手段は、前記リンク用ファイルの蓄積場所のアドレス情報を生成する。
請求項記載の発明によれば、リンク用ファイルのアドレス情報を他のコンテンツの台本等に記述しておくことで、リンク用ファイルが更新された場合にも台本の内容を変更することなく最新のリンク用ファイルの内容を参照することができる。
請求項に記載された発明は、前記リンク用ファイル生成手段は、コンテンツの内容が同一でデータ容量、画像サイズ、及びビットレートのうち、少なくとも1つが異なる複数のファイルを生成する。
請求項記載の発明によれば、処理性能や通信回線等が異なる複数のクライアント端末毎に適したコンテンツの提供を実現することができる。
請求項に記載された発明は、前記ファイル識別情報設定手段は、前記リンク用ファイルに対するタイプ、チャンネルID、コンテンツIDのうち、少なくとも1つを識別情報に含むことを特徴とする。
請求項記載の発明によれば、識別情報を基準にリンクさせるコンテンツの内容を特定することができる。更に、リンク先のコンテンツの更新があった場合、識別情報を変更することなく、最新のコンテンツとのリンクを実現することができる。
請求項に記載された発明は、コンピュータを、請求項1乃至4の何れか1項に記載のコンテンツ提供サーバが有する各手段として機能させるためのコンテンツ提供プログラムである
請求項記載の発明によれば、複数のコンテンツ間におけるリンクを容易に実現することができる。これにより、効率的に高精度なコンテンツの提供を行うことができる。また、生成されたファイルを素材データの1つとして扱うことができる。これにより、他のコンテンツを容易に利用することができる。また、リンク用ファイルの全てを他のコンテンツに含めずに、所定の時間、位置、内容を選択的に利用することで、リンク元のコンテンツの内容、演出等が破綻することなく、効率的に高精度なコンテンツを提供することができる。また、実行プログラムをコンピュータにインストールすることにより、容易に本発明におけるコンテンツ提供処理を実現することができる。
本発明によれば、効率的に高精度なコンテンツの提供を行うことができる。
<本発明の概要>
本発明は、いわゆる番組等のコンテンツ間においてハイパーリンクを実現するシステムである。具体的には、例えばコンテンツとして番組を用いた場合、リンクを設定する元の番組(以下、リンク元番組)は、その台本の中でリンクが設定される先の番組(以下、リンク先番組)の蓄積場所を示すアドレス情報や番組の識別情報(ID)を引数(パラメータ)として設定し、更にリンク先番組を所定のファイル形式に変換して、リンク元番組にリンク先番組を1つのコンテンツ素材として含ませることにより、番組間のハイパーリンクを表現する。
なお、リンク先番組を1つの素材としてリンク元番組に含ませるため、例えばリンク先番組から動画ファイルを生成する。また、その動画ファイルを参照するために、アドレス情報(URL(Uniform Resource Locator),IPアドレス、ファイル名、パス名等)を記述する。これにより、リンク先の最新の番組を常に参照することができる。
以下に、上述したような特徴を有する本発明におけるコンテンツ提供サーバ及びコンテンツ提供プログラムを好適に実施した形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、本実施形態では、コンテンツの一例として番組を用いるが、本発明は番組に限定されるものではない。また、番組の制作、提示に用いられるスクリプトの一例として上述したTVMLを用いるが、本発明はTVMLに限定されるものではなく、TVML以外の表現形式を用いてもよい。
<コンテンツ提供システム:概略構成>
図1は、本発明におけるコンテンツ提供システムの概略構成の一例を示す図である。図1に示すコンテンツ提供システム10は、コンテンツ提供サーバ11と、少なくとも1つのクライアント端末12−1〜12−nとを有するよう構成されている。また、コンテンツ提供サーバ11とクライアント端末12とは、インターネット等の通信ネットワーク13を介して相互にデータの送受信が可能な状態で接続されている。
なお、クライアント端末12は、大別すると、自ら番組を制作し、コンテンツ提供サーバ11に対してアップロードを行うことができる制作クライアントと、コンテンツ提供サーバ11に蓄積され、公開されているコンテンツ(番組制作エンジン、素材データ、台本等)等をダウンロードして、再生・視聴を行うための視聴クライアントがある。以下の説明では、クライアント端末12−1を「制作クライアント端末」とし、クライアント端末12−2を「視聴クライアント端末」として説明する。なお、上述した各クライアント端末は、それぞれ通信ネットワーク13上に1又は複数存在する。
コンテンツ提供サーバ11は、クライアント端末12−1が制作した番組制作エンジンや、XML等で構成された番組の演出内容等を含む台本、画像や映像、音声、テキスト情報等の素材データ等がアップロードされるため、そのアップロードされた各種データを蓄積する。
また、コンテンツ提供サーバ11は、クライアント端末12−1から送信された各種データから番組を生成し、更に他の番組(コンテンツ)におけるハイパーリンクを可能にするため、生成した番組から例えば動画ファイル等の所定のファイル形式に変換しリンク用ファイルを生成する。なお、ファイル形式としては、例えば動画ファイルであれば、mpg、avi、wmv、asf、rm、mov、ogm等の通常動画ファイルとして利用されているファイル形式を用いることができる。
また、生成される動画ファイルのコンテンツは、番組の全てをファイル化しなくてもよく、例えば番組開始から予め設定された時間分や、所定のシーン等の位置、内容、番組の要約情報等のデータを抽出してもよい。これにより、リンクする番組の内容により元の番組の内容、演出等が破綻することなく、効率的に高精度な番組を提供することができる。
また、コンテンツ提供サーバ11は、生成したリンク用ファイルの蓄積場所のアドレス情報を生成する。更にコンテンツ提供サーバ11は、リンク用ファイルに対応するメタデータを生成し、生成したメタデータと、番組と、番組から生成される動画ファイル等の所定のファイル形式のファイル識別情報等を通信ネットワーク13に接続された外部端末から閲覧することができるように公開する。
なお、公開するメタデータの内容としては、例えば、タイトル、ファイル形式(圧縮形式も含む)、ファイル容量、番組内容の要約情報、メタデータの作成日や公開日等の日時情報等からそれぞれの項目が必要に応じて選択して公開される。
更に、コンテンツ提供サーバ11は、クライアント端末12から送信されたコンテンツ取得要求に対応する所定のファイル形式のリンク用ファイルや番組コンテンツ等を送信して、クライアント端末12にダウンロードさせる。なお、クライアント端末12から送信されるコンテンツ取得要求は、コンテンツ提供サーバ11が公開したメタデータに基づいて行われるため、各クライアント端末12の処理性能や通信回線等に適したファイル形式のコンテンツがそれぞれ取得要求されることになる。
また、制作クライアントとしてのクライアント端末12−1は、予め蓄積されている番組制作エンジンや素材データ等に基づいて番組の台本を生成し、生成した台本や番組制作エンジン、素材データ等をコンテンツ提供サーバ11に出力する。
また、視聴クライアントとしてのクライアント端末12−2は、IPアドレスやURL等のアドレス情報等に基づいて、通信ネットワーク13を介してコンテンツ提供サーバ11に公開されているメタデータを閲覧する。また、クライアント端末12−2は、閲覧したメタデータから所望する番組の取得要求を行い、コンテンツ提供サーバ11から対応する番組をダウンロード又はストリーミング等により取得する。
ここで、コンテンツ提供サーバ11からダウンロード又はストリーミングする番組は、クライアント端末12に特別な再生・視聴ソフトを有していなくても閲覧することができる所定のファイル形式で蓄積されている。したがって、視聴クライアント端末12−2は、容易にコンテンツを再生し視聴させることができる。次に、コンテンツ提供サーバ11及びクライアント端末12における機能構成について具体的に説明する。
<コンテンツ提供サーバ11:機能構成>
図2は、本発明におけるコンテンツ提供サーバの機能構成の一例を示す図である。図2に示すコンテンツ提供サーバ11は、入力手段21と、出力手段22と、蓄積手段23と、リンク用ファイル生成手段24と、ファイル識別設定手段25と、メタデータ生成手段26と、番組管理手段27と、公開手段28と、送受信手段29と、制御手段30とを有するよう構成されている。
入力手段21は、ユーザからのリンク用ファイルやメタデータの生成指示、生成したメタデータの公開指示、蓄積されているコンテンツデータ等の削除等の各種処理の入力を受け付ける。なお、入力手段21は、例えばキーボードやマウス等のポインティングデバイス等からなる。
また、出力手段22は、入力手段21により入力された指示内容や、指示内容に基づいて生成した台本やリンク用ファイル、メタデータ等の内容を表示する。なお、出力手段22は、ディスプレイ等からなる。
蓄積手段23は、制作クライアント端末12−1等から送信された送受信手段29により受信する番組制作エンジン31、素材データ32、及び台本33を蓄積する。また、蓄積手段23は、番組コンテンツを提供するために公開手段28にてWeb等の通信ネットワーク13上に公開するために番組制作エンジン31、素材データ32、及び台本33から再生された各番組34と、各番組のリンク用ファイル35と、各番組34の要約情報等であるRSS(RDF(Resource Description Framework) Site Summary)36を蓄積する。
なお、各番組34には、後述する番組管理手段27にて生成する番組に対するチャンネルIDや番組IDも番組毎に対応付けられて蓄積されている。また、リンク用ファイル35には、生成された動画ファイルと共に、その動画ファイルに関連したファイル識別情報が含まれている。なお、ファイル識別情報としては、例えば上述した番組のチャンネルID、番組ID等がある。また、RSS36を用いることで、チャンネル及び番組の要約情報や素材データ等の関連情報を容易に管理することができ、ユーザが所望するチャンネル及び番組を容易に取得することができる。
リンク用ファイル生成手段24は、制作クライアント端末12−1から通信ネットワーク13を介して送受信手段29より受信した番組制作エンジン31、素材データ32、及び台本33に基づいて、予め設定された所定のファイル形式の番組ファイル(例えば、動画ファイル等)を生成する。
ここで、リンク用ファイル生成手段24におけるファイル生成例について説明する。例えば、動画ファイルを生成する場合は、まず蓄積手段23に含まれる素材データ32の映像や音声、テキストデータ等を番組制作エンジン及び台本33に基づいて番組を再生し、リンク用の動画ファイルを生成する。
また、リンク用ファイル生成手段24は、動画ファイルを生成する際にも、高画質、標準画質、低画質等の複数のファイルを生成したり、同一のコンテンツでも音声データやテキストデータのみを用いて音声ファイルやテキストファイル等の動画ファイル以外の異なるファイル形式のデータを生成する。
つまり、リンク用ファイル生成手段24は、同一のコンテンツについて、動画ファイル、音声ファイル(wav、mp3、rm等)、テキストファイル(txt、doc等)、画像ファイル(bmp、pct、jpg、gif、png等)のうち、少なくとも1以上のファイル形式で、データ容量や画像サイズ、ビットレートの条件等が異なる複数のファイル(例えば、高画質、標準画質、低画質等)を生成する。
これにより、生成されたファイルを素材データの1つとして扱うことができる。これにより、他のコンテンツを容易に利用することができる。また、ダウンロードするクライアント端末12が有する処理性能やアプリケーション等の機能、通信回線の混雑具合等に対応して最適なコンテンツファイルを提供することができる。
したがって、例えば光通信が使用可能なクライアント端末であれば、高画質のコンテンツを要求して取得することができ、通信速度の遅い通信しかできないクライアント端末であれば、高画質のコンテンツの取得は時間がかかるため、低画質のコンテンツを要求することで、迅速に所望するコンテンツを取得することができる。
なお、上述したリンク用ファイル生成手段24において、番組の再生時には、例えばTVMLプレーヤーを用いることにより、台本等を使用して所望する映像音声に変換して再生することができる。ここで、TVMLプレーヤーは、例えばスタジオショット等をリアルタイムCGで生成したり、CGスタジオセットの中に登場するCGキャラクタがTVMLスクリプトの中に記述された台詞を合成音声により出力することで、しゃべっているように表現させたり、演技するところを表示させたりする機能を有している。また、TVMLプレーヤーは、その他にも動画再生や、BGM再生、画像によるタイトル表示等の出力も可能である。
更に、リンク用ファイル生成手段24は、生成されたリンク用ファイル等を蓄積手段23や送受信手段29を介して通信ネットワーク13上の他の外部装置等に蓄積させると共に、その蓄積場所のアドレス情報を生成する。これにより、例えばリンク用ファイルのアドレス情報を他のコンテンツの台本等に記述しておくことで、リンク用ファイルが更新された場合にも台本の内容を変更することなく最新のリンク用ファイルの内容を参照することができる。
ファイル識別設定手段25は、リンク用ファイル生成手段24により得られた動画ファイル等のリンク用ファイルに関する識別情報を設定する。なお、識別情報としては、例えばファイルタイプ(type)、チャンネルID(channel)、番組ID(program)等を設定する。
このように、ID等の識別情報を設定しておくことで、識別情報を基準にリンクさせる番組の内容を特定することができる。更に、リンク先のコンテンツの更新があった場合、識別情報を変更することなく、最新のコンテンツとのリンクを実現することができる。
また、ファイル識別設定手段25は、番組全体のうち、どこ(時間、位置、内容等を含む)をリンク元で再生させる等の再生情報をパラメータとして識別情報に含ませることができる。つまり、ファイル識別情報設定手段25は、クライアント端末12に再生させるリンク用ファイルの時間、位置、及び内容のうち、少なくとも1つを識別情報に含ませる。これにより、リンク用ファイルの全てを他のコンテンツに含めずに、所定の時間、位置、内容を選択的に利用することで、リンク元のコンテンツの内容、演出等が破綻することなく、効率的に高精度なコンテンツを提供することができる。
具体的には、例えば“trailer”パラメータを設定した場合、リンク先番組の冒頭15秒と再生するようにし、引数としては、channel(チャンネルID),program(番組ID)を設定可能とする。また、例えば“update”パラメータを設定した場合、リンク先のチャンネルの中で最新番組の冒頭15秒を再生するようにし、引数としては、channel(チャンネルID)を設定可能とする。更に、例えば“full”パラメータを設定した場合、リンク先番組の全編を再生するように設定し、引数としては、channel(チャンネルID),program(番組ID)を設定可能とする。
つまり、上述した例では、ファイル識別情報設定手段25は、識別情報として、リンク先の番組を予め設定された時間再生するように設定するパラメータ、リンク先チャンネルの中で最新番組を予め設定された時間再生するように設定するパラメータ、又はリンク先番組の全部を再生するように設定するパラメータを設定することができる。
また、ファイル識別設定手段25は、設定された各種データを蓄積手段23に蓄積する。なお、上述したチャンネルIDや番組IDは、番組管理手段27により管理され、蓄積手段23の番組34に蓄積される。
メタデータ生成手段26は、リンク用ファイル生成手段24で生成されたファイル形式等の異なる個々のリンク用ファイルに対応するメタデータを生成する。具体的には、メタデータ生成手段26は、番組制作エンジン31、素材データ32及び台本33から得られる番組のタイトルや見出し等の情報(RSS等)と、リンク用ファイル生成手段24におけるリンク用ファイル生成時の情報(ファイル形式、画像サイズ、データ容量、ビットレート等)等に基づいて、各ファイルに対応するメタデータを生成する。なお、メタデータの内容は、タイトル、ファイル形式、ビットレート、画像サイズ、番組内容に関する各種情報等から必要に応じて適宜選択される。
メタデータ生成手段26により作成されたメタデータは、公開手段28によりHTML(HyperText Markup Language)形式等でWeb上に公開され、通信ネットワーク13に接続された外部端末が備えるブラウザ機能等を用いて容易に閲覧することができる。
したがって、クライアント端末12は、メタデータ生成手段26により生成されたメタデータを参照して端末に最適なコンテンツの形式を迅速且つ確実に把握することができる。また、メタデータに対応するコンテンツを確実に要求することができる。
番組管理手段27は、通信ネットワーク13を介して制作クライアント端末12−1から送信されたコンテンツに関する各種情報(番組制作エンジン31、素材データ32、台本33、番組34、リンク用ファイル35、RSS36等)を管理する。具体的には、番組管理手段27は、例えば番組(コンテンツ)の新規追加や、編集、削除等の管理を行う。
また、番組管理手段27は、例えば個々の番組が既存のチャンネルのうち、どのチャンネルに属するか、又は新規に開設するチャンネルであるか等を判断して、その番組のチャンネルを設定し、そのチャンネルや番組にID等を付与して得られる管理情報を蓄積手段23の番組34等に蓄積する。なお、これらの情報は、ファイル識別設定手段25において、引数(パラメータ)として利用される。
公開手段28は、メタデータ生成手段26にて生成されたメタデータから例えばHTML等のファイル形式の所定のファイルを生成する。また、公開手段28は、生成したファイルをWeb上の外部端末等から閲覧可能な状態にし、メタデータの内容を公開する。なお、本発明において公開するファイル形式は、HTMLに限定されるものではなく他のファイル形式であってもよい。
ここで、視聴クライアント端末12−2には、上述したHTMLファイルを閲覧するためのアプリケーション(Webブラウザ等)が必要であるが、Webブラウザは、一般的には容易に取得することができ、また市販のパソコン等では購入時にインストールされている。そのため、視聴クライアント端末12−2は、既存のWebブラウザを用いてコンテンツ提供サーバ11が公開しているメタデータを容易に閲覧することができる。
送受信手段29は、公開手段28により公開されているメタデータに対応する番組コンテンツの取得要求を通信ネットワーク13に接続されたクライアント端末12から受信する。また、送受信手段29は、コンテンツ取得要求に対応する番組やアドレス情報等を取得要求のあったクライアント端末12に送信する。
また、制御手段30は、コンテンツ提供サーバ11の各構成部全体の制御を行う。具体的には、制御手段30は、入力手段21からのユーザ指示に基づき、リンク用ファイル生成手段24により番組の動画ファイルを生成させたり、ファイル識別設定手段25により例えば上述した動画ファイルの識別情報を設定させたり、メタデータ生成手段26により動画ファイルに対応するメタデータを生成させたり、公開手段28により生成したメタデータを公開させる等の制御を行う。
上述したコンテンツ提供サーバ11の構成により、リンク元では番組の演出形態を維持したまま、番組の中で他の番組へのリンクを表現することができ、番組間のハイパーリンクを実現することができる。
<クライアント端末12>
次に、クライアント端末12の機能構成について図を用いて説明する。図3は、クライアント端末の機能構成の一例を示す図である。なお、図3では、番組制作機能及び番組視聴機能を備えた制作クライアント端末12−1の機能構成を示している。
図3に示す制作クライアント端末12−1は、入力手段41と、出力手段42と、蓄積手段43と、番組生成手段44と、参照手段45と、送受信手段46と、制御手段47とを有するよう構成されている。
入力手段41は、ユーザからの番組生成指示や、コンテンツ提供サーバ11に公開されているメタデータが表示されているアドレス情報のアドレス先にアクセスし、所望するコンテンツの取得要求を送信し、ダウンロードしたコンテンツを再生・視聴するための各種処理の入力を受け付ける。なお、入力手段41は、例えばキーボードやマウス等のポインティングデバイス等からなる。
また、出力手段42は、入力手段41により入力された指示内容や、指示内容に基づいて取得したメタデータや、再生された番組の表示等を行う。なお、出力手段42は、ディスプレイ等からなる。
また、蓄積手段43は、番組を制作するための番組制作エンジン51、番組の素材となる映像や音声、音楽、テキストデータ、画像データ等の素材データ52、番組生成手段44にて生成される番組の台本53が蓄積されている。
番組生成手段44は、蓄積手段43に蓄積されている番組制作エンジン51及び素材データ52に基づいて、入力手段41から得られるユーザの指示内容により番組の台本を生成する。なお、本実施形態では、台本の一例としてXMLを用いるが、他のファイル形式であってもよい。
また、番組生成手段44は、生成した台本を番組制作エンジン51及び素材データ52と共に送受信手段46により通信ネットワーク13を介してコンテンツ提供サーバ11にアップロードする。なお、番組生成手段44は、生成した台本53の送信の有無に関わらず、蓄積手段43に蓄積しておいてもよい。
参照手段45は、コンテンツ提供サーバ11等から提供される所定のIPアドレスやURL等のアドレス情報に基づいて、通信ネットワーク13によりコンテンツ提供サーバ11上に公開されているメタデータの閲覧を行う。
ここで、参照手段45は、上述したHTML等を閲覧可能なWebブラウザ機能を有する。このとき、クライアント端末12は、コンテンツ提供サーバ11にて公開されているメタデータから番組間のリンクを設定させるためのリンク用ファイルのアドレス情報を取得する。
ここで、クライアント端末12は、参照手段45のWebブラウザ機能を用いて番組の再生、視聴を行うこともでき、その場合には、出力手段42の機能を有していなくてもよい。
また、送受信手段46は、番組制作エンジン51、素材データ52、及び台本53をコンテンツ提供サーバ11に送信する。また、送受信手段46は、参照手段45により閲覧したメタデータの中に所望の番組があった場合、入力手段41による指示等により制御手段47が生成したコンテンツ取得要求をコンテンツ提供サーバ11に送信する。更に、送受信手段46は、コンテンツ提供サーバ11から送信された番組等の各種データを受信する。
制御手段47は、クライアント端末12の各構成全体の制御を行う。具体的には、制御手段47は、入力手段41からのユーザ指示に基づいて参照手段45によりメタデータを参照させたり、参照したメタデータから入力手段41により指示された内容に基づいてコンテンツ要求情報を生成し、送受信手段46に送信させたり、コンテンツ提供サーバ11から得られる番組を出力手段42により再生させる等の制御を行う。これにより、制作クライアント端末12−1は、コンテンツ提供サーバ11に対して番組の登録や再生、視聴を行うことができる。
なお、上述した制作クライアント端末12−1は、番組の生成、登録及び視聴・再生を行うための機能を有していたが、視聴クライアント端末12−2は、番組を生成、登録するための機能を有していなくてもよい。したがって、視聴クライアント端末12−2の場合は、少なくとも上述した入力手段41と、出力手段42と、参照手段45と、送受信手段46と、制御手段47とを有するよう構成されていればよい。
ここで、上述したコンテンツ提供サーバ11及びクライアント端末12は、汎用のコンピュータ等を用いて、ソフトウェア等により上述の機能を有することで実現することができる。具体的には、GUI(Graphical User Interface)を用いた入力フォーム等を基にしたコンピュータでの処理を行う。
換言すれば、コンテンツ提供サーバ11及びクライアント端末12は、上述した専用の装置構成により本発明におけるコンテンツ提供を行うこともできるが、各構成における処理をコンピュータに実行させるための実行プログラムを生成し、例えば汎用のパーソナルコンピュータ、サーバ等にプログラムをインストールすることにより、コンテンツ提供処理を実現することができる。
<ハードウェア構成>
ここで、本発明における実行可能なコンピュータのハードウェア構成例について図を用いて説明する。図4は、本発明におけるコンテンツ提供サーバにおけるコンテンツ提供処理が実現可能なハードウェア構成の一例を示す図である。なお、以下に示すハードウェア構成は、上述したコンテンツ提供サーバ11及びクライアント端末12の何れにも適用される。
図4におけるコンピュータ本体には、入力装置61と、出力装置62と、ドライブ装置63と、補助記憶装置64と、メモリ装置65と、各種制御を行うCPU(Central Processing Unit)66と、ネットワーク接続装置67とを有するよう構成されており、これらはシステムバスBで相互に接続されている。
入力装置61は、ユーザが操作するキーボード及びマウス等のポインティングデバイスを有しており、ユーザからのプログラムの実行等、各種操作信号を入力する。出力装置62は、本発明における処理を行うためのコンピュータ本体を操作するのに必要な各種ウィンドウやデータ等を表示するディスプレイを有し、CPU66が有する制御プログラムによりプログラムの実行経過や結果等を表示することができる。
ここで、本発明において、コンピュータ本体にインストールされる実行プログラムは、例えばCD−ROM等の記録媒体68等により提供される。プログラムを記録した記録媒体68は、ドライブ装置63にセット可能であり、記録媒体68に含まれる実行プログラムが、記録媒体68からドライブ装置63を介して補助記憶装置64にインストールされる。
補助記憶装置64は、ハードディスク等のストレージ手段であり、本発明における実行プログラムや、コンピュータに設けられた制御プログラム、各種データ等を蓄積し必要に応じて入出力を行うことができる。
メモリ装置65は、CPU66により補助記憶装置64から読み出された実行プログラム等を格納する。なお、メモリ装置65は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等からなる。
CPU66は、OS(Operating System)等の制御プログラム、メモリ装置65により格納されている実行プログラムに基づいて、各種演算や各ハードウェア構成部とのデータの入出力等、コンピュータ全体の処理を制御して各処理を実現することができる。また、プログラムの実行中に必要な各種情報は、補助記憶装置64から取得することができ、また格納することもできる。
ネットワーク接続装置67は、通信ネットワーク等と接続することにより、実行プログラムを通信ネットワークに接続されている他の端末等から取得したり、プログラムを実行することで得られた実行結果又は本発明における実行プログラム自体を他の端末等に提供することができる。
上述したようなハードウェア構成により、特別な装置構成を必要とせず、低コストで効率的にコンテンツ提供処理を実現することができる。また、プログラムをインストールすることにより、上述のコンテンツ提供処理を容易に実現することができる。
<処理手順:シーケンスフローチャート>
次に、本発明におけるコンテンツ提供処理手順について、シーケンスフローチャートを用いて説明する。なお、以下の説明では、本発明におけるコンテンツ間のハイパーリンクの様子が明確になるように、コンテンツ提供サーバ11と、2つの異なる制作クライアント端末12−1,12−1’を用いた一連の処理手順について説明する。
図5は、コンテンツ提供処理手順の一例を示すシーケンスフローチャートである。まず、制作クライアント端末12−1は、予め蓄積された番組制作エンジン及び素材データ等から番組の生成し(S01)、生成した番組の基となる番組制作エンジン、素材データ、及び台本をコンテンツ提供サーバ11へ送信(アップロード)する(S02)。
コンテンツ提供サーバ11は、制作クライアント端末12−1から得られた番組制作エンジン、素材データ、及び台本に基づいて番組を生成し、その番組から予め設定されたファイル形式からなるリンク用ファイルを生成し(S03)、更に生成されたリンク用ファイル等から識別情報を設定する(S04)。なお、S03におけるリンク用ファイルを生成時には、予め設定される蓄積場所のアドレス情報等も生成される。
また、コンテンツ提供サーバ11は、番組やリンク用ファイル、ファイル識別情報等のメタデータを生成し(S05)、それらの情報を蓄積し(S06)、またS05にて生成されたメタデータ等をWeb等により公開する(S07)。
ここで、番組間のハイパーリンクを含む番組を生成する制作クライアント端末12−1’は、コンテンツ提供サーバ11が公開している情報を参照し(S08)、公開内容を閲覧する(S09)。このとき、公開されている番組自体をダウンロードして閲覧することもできる。
また、制作クライアント端末12−1’は、閲覧した公開内容から生成する番組とリンクさせる番組の取得要求を行う(S10)。このとき、取得要求としては、例えばメタデータに表示されているコンテンツ間でハイパーリンクを設定するための動画ファイル形式のコンテンツ及びそのアドレス情報等が取得要求される。
コンテンツ提供サーバ11は、制作クライアント端末12−1’から送信された取得要求に基づいて対応するファイル形式の番組のアドレス情報を検索し(S11)、抽出された番組やアドレス情報等を取得要求のあった制作クライアント端末12−1’に送信する(S12)。
つまり、公開されたメタデータには、ファイル形式等の異なる番組毎にメタデータが表示されているため、クライアント側から特定のメタデータを指定すれば、対応するファイル形式の番組及びそのアドレス情報等を取得することができる。
制作クライアント12−1’は、コンテンツ提供サーバ11から得られる動画ファイル、アドレス情報等や番組制作エンジン、素材データ等に基づいて番組を生成させる(S13)。このとき、生成される番組には、他のコンテンツを動画ファイルの素材データとして用いることができるため、コンテンツ間で容易にリンクさせることができる。
また、制作クライアント端末12−1’は、生成した番組の基となる番組制作エンジン、素材データ、及び台本をコンテンツ提供サーバ11へ送信(アップロード)する(S14)。
コンテンツ提供サーバ11は、上述したS03〜S07と同様に制作クライアント端末12−1’から得られた番組制作エンジン、素材データ、及び台本に基づいて、リンク用ファイルを生成し(S15)、識別情報を設定し(S16)、メタデータを生成し(S17)、それらの情報を蓄積して(S18)、更にメタデータをWeb等により公開する(S19)。
したがって、例えば視聴クライアント端末12−2は、S19により公開された番組(コンテンツ)を閲覧し視聴したい番組をダウンロード又はストリーミングすることにより番組を再生・視聴することができる。
上述したように、コンテンツ提供処理によりクライアント端末で容易に番組を再生・視聴することができる。具体的には、今までの端末では、コンテンツ視聴専用のソフトウェア等CG、音声合成を駆動する性能や仕組みを持たないクライアントでは再生・視聴することができなかったが、本発明により、番組間のリンクを効率的で容易に設定することができる。したがって、効率的に高精度なコンテンツの提供を実現することができる。
<リンク元の台本例>
ここで、本発明における番組間のリンク機能を使用したリンク元番組の台本例について説明する。図6は、リンク元番組の台本の一例を示す図である。なお、図6の左側には便宜上行番号を付している。また、図6に示す台本は、一例としてXML形式で記述されているが、本発明においては特に制限されるものではない。
図6において、台本に記述された<title>、<subtitle>は、それぞれ番組タイトル・サブタイトルを示すタグ、<action>は動作を示すタグ、<text>は台詞を示すタグ、<submovie>は番組のスタジオ内で動画を再生することを示すタグである。
ここで、図6の(10)行目に示されているように、「http://movieserver.com/link.aspx?type=trailer&channel=001&program=010」は、チャンネルIDが001、番組IDが010の動画の冒頭を再生することを示している。なお、上述のtype=trailerは、指定した動画の冒頭15秒を再生するという引数を示す。
また、図6の(13)行目に示されているように「http://movieserver.com/link.aspx?type=update&channel=001」は、typeがupdateで、番組IDがない設定で参照される。すなわち、この記述によれば、チャンネルIDが001の番組の中で最新の番組への参照パスになる。
なお、コンテンツ提供サーバ11にあるリンク用ファイル生成用のプログラム(例えば、(10)行目、(13)行目のhttp://movieserver.com/link.aspx)は、引数として、例えばタイプ(type)、チャンネルID(channel)、番組ID(program)等の識別情報をとり、“HTTP GET”の形式で動作することができるサーバプログラムである。このように動画ファイルを用いて他の番組とのリンクを容易に取ることができる。また、本発明においては、タイプ(type)、チャンネルID(channel)、番組ID(program)から少なくとも1つを識別情報として含む。更に、上述した動画ファイルを再生する時間や位置、及び内容等のうち、少なくとも1つを識別情報に含むことができる。
<画面例>
次に、本実施形態による番組間リンクを用いた画面例について図を用いて説明する。図7は、本発明において生成されるコンテンツ画面の一例を説明するための図である。
図7(a)では、表示画面71−1として上述したXML台本のリンク先の番組(チャンネルID001,番組ID010)が示されている。ここで、表示画面71−1に表示される動画の内容は、リンク元の番組の表示画面72−1の所定の位置に設けられた画面表示領域73−1内で動画ファイルとして再生、表示される。つまり、リンクした番組を動画ファイルとすることにより、素材データとして扱うことができる。
また、XML台本のリンク先の番組(チャンネルID001,番組ID010)が更新された場合には、図7(b)に示すように、図7(a)で示した番組内容とは異なる表示画面71−2の最新番組(チャンネルID001の最新番組)を台本等の内容を変更することなく取得することができ、その画面がリンク元番組の表示画面72−2の所定の位置に設けられた画面表示領域73−2内で動画ファイルとして再生される。
<コンテンツ生成画面(再生ソフトウェア)の画面例>
次に、コンテンツ生成画面例について説明する。図8は、コンテンツ生成画面の一例を示す図である。
まず、図8(a)に示すように、コンテンツ生成画面81は、コンテンツ群表示領域82と、コンテンツ再生領域83と、ボタン群表示領域84とを有するよう構成されている。なお、上述の各領域のコンテンツ生成画面81上における配置や大きさについては、特に制限されるものではない。
ここで、コンテンツを生成する場合、例えばコンテンツ群表示領域82に表示されているコンテンツ一覧の中からリンクを設定するためのコンテンツを選択する。なお、これらの情報は、上述したアドレス情報等により表示される動画ファイルでもよく、またコンテンツそのものであってもよい。選択されたコンテンツは、コンテンツ再生領域83に再生される。
ここで、コンテンツ群表示領域82にてあるコンテンツを選択後、ボタン群表示領域84にある“LINK”ボタンを選択することで、図8(a)に示す台本生成画面85にリンク先番組の動画ファイルの埋め込みを行うことができる。
更に、図8(b)に示すように、番組間のリンクを行ったリンク先番組の再生中に挿入したリンク元番組が再生されている場合、ボタン群表示領域84にある“JUMP”ボタンを選択することで、コンテンツ再生領域83にリンク先番組を切り替えて再生させることができる。なお、本実施形態におけるボタン群表示領域84のボタンの種類については、上述した内容に限定されるものではない。
このように、制作側の端末に上述した機能を設けることにより、制作者は番組生成時に容易に番組間のハイパーリンクを実現した番組を制作、再生することができる。
上述したように、本発明によれば、効率的に高精度なコンテンツの提供を行うことができる。具体的には、リンクを設定するリンク元番組は。その台本データ中でリンク先番組の動画等の所定のファイルのリンクを設定し、リンク元番組に通常の素材データと同様の素材として扱わせることができるため、番組間のハイパーリンクを容易に実現することができる。
つまり、番組の演出形態を維持したまま、番組の中で他の番組へのリンクを表現することができ、番組間のハイパーリンクを実現することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
本発明におけるコンテンツ提供システムの概略構成の一例を示す図である。 本発明におけるコンテンツ提供サーバの機能構成の一例を示す図である。 クライアント端末の機能構成の一例を示す図である。 本発明におけるコンテンツ提供サーバにおけるコンテンツ提供処理が実現可能なハードウェア構成の一例を示す図である。 コンテンツ提供処理手順の一例を示すシーケンスフローチャートである。 リンク元番組の台本の一例を示す図である。 本発明において生成されるコンテンツ画面の一例を説明するための図である。 コンテンツ生成画面の一例を示す図である。
符号の説明
10 コンテンツ提供システム
11 コンテンツ提供サーバ
12 クライアント端末
13 通信ネットワーク
21,41 入力手段
22,42 出力手段
23,43 蓄積手段
24 リンク用ファイル生成手段
25 ファイル識別設定手段
26 メタデータ生成手段
27 番組管理手段
28 公開手段
29,46 送受信手段
30,47 制御手段
31,51 番組制作エンジン
32,52 素材データ
33,53 台本データ
34 番組
35 リンク用ファイル
36 RSS
44 番組生成手段
45 参照手段
61 入力装置
62 出力装置
63 ドライブ装置
64 補助記憶装置
65 メモリ装置
66 CPU
67 ネットワーク接続装置
68 記録媒体
71,72 表示画面
73 画面表示領域
81 コンテンツ生成画面
82 コンテンツ群表示領域
83 コンテンツ再生領域
84 ボタン群表示領域
85 台本生成画面

Claims (5)

  1. 制作されたコンテンツを通信ネットワークを介してクライアント端末に提供するコンテンツ提供サーバにおいて、
    前記制作されたコンテンツを他のコンテンツとリンクさせるために、前記制作されたコンテンツから予め設定されたファイル形式のリンク用ファイルを生成するリンク用ファイル生成手段と、
    前記リンク用ファイル生成手段により得られたリンク用ファイルに対応するファイル識別情報を設定するファイル識別情報設定手段と、
    前記ファイル識別情報設定手段により得られた識別情報及び前記リンク用ファイルに関するメタデータを生成するメタデータ生成手段と、
    前記メタデータ生成手段により得られたメタデータを前記通信ネットワークから閲覧可能な状態に公開する公開手段とを有し、
    前記リンク用ファイル生成手段は、
    前記制作されたコンテンツから動画ファイル、音声ファイル、テキストファイル、及び画像ファイルのうち、少なくとも1つのファイルを前記リンク用ファイルとして生成し、
    前記ファイル識別情報設定手段は、
    前記クライアント端末に再生させるリンク用ファイルの時間、位置、及び内容のうち、少なくとも1つを前記識別情報に含み、
    前記リンク用ファイルが前記動画ファイルである場合に、前記識別情報として、リンク先のコンテンツを予め設定された時間再生するように設定するパラメータ、リンク先チャンネルの中で最新コンテンツを予め設定された時間再生するように設定するパラメータ、又はリンク先コンテンツの全部を再生するように設定するパラメータを選択的に設定することを特徴とするコンテンツ提供サーバ。
  2. 前記リンク用ファイル生成手段は、
    前記リンク用ファイルの蓄積場所のアドレス情報を生成することを特徴とする請求項1に記載に記載のコンテンツ提供サーバ。
  3. 前記リンク用ファイル生成手段は、
    コンテンツの内容が同一でデータ容量、画像サイズ、及びビットレートのうち、少なくとも1つが異なる複数のファイルを生成することを特徴とする請求項1又は2に記載のコンテンツ提供サーバ。
  4. 前記ファイル識別情報設定手段は、
    前記リンク用ファイルに対するタイプ、チャンネルID、コンテンツIDのうち、少なくとも1つを識別情報に含むことを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載のコンテンツ提供サーバ。
  5. コンピュータを、請求項1乃至4の何れか1項に記載のコンテンツ提供サーバが有する各手段として機能させるためのコンテンツ提供プログラム。
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