JP4931903B2 - 電波探知装置 - Google Patents
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Description
なお、以下に述べるこの発明と関連する技術について特許文献1および特許文献2を挙げておく。
ただし、Th2≦Th3<Th1<Th1’かつTh2≦Th3<Th2’<Th1’とする。
図1は、この発明の実施の形態1による電波探知装置の機能構成を示すブロック図である。
検波部10は、アンテナ(図示せず)で受信された高周波信号を包絡線検波してビデオ信号に変換する手段である。ビデオ信号A/D変換部20は、ビデオ信号をデジタル信号に変換する手段である。第1の振幅検出部31および第2の振幅検出部32は、ビデオ信号A/D変換部20に対して並列に接続されており、ビデオ信号A/D変換部20でデジタル化されたビデオ信号の振幅電圧をそれぞれ測定する手段である。第1の振幅記憶部41は、閾値設定部70により設定された閾値を用いて、第1の振幅検出部31にて測定された振幅電圧の記憶開始、終了を検出してビデオ信号の振幅電圧値を記憶する手段である。第2の振幅記憶部42も第1の振幅記憶部41と同様、閾値設定部70により設定された閾値を用いて、第2の振幅検出部32にて測定された振幅電圧のパルス開始、パルス終了を検出してビデオ信号の振幅電圧値を記憶する手段である。閾値設定部70は、第1、第2の振幅記憶部41と42に対し振幅の記憶開始、終了の閾値、およびノイズ検出の閾値の設定を行う手段である。振幅記憶時間測定部80は、第1、第2の振幅記憶部41と42で振幅電圧を記憶した時間を測定する手段である。第1のパルス情報作成部91は、第1の振幅記憶部41で記憶された記憶開始から記憶終了までの振幅値を基に到来電波源からのパルス情報を作成する手段である。第2のパルス情報作成部92は、第2の振幅記憶部42で記憶された記憶開始から記憶終了までの振幅値を基に到来電波源からのパルス情報を作成する手段である。なお、この発明では、第1の振幅検出部31、第1の振幅記憶部41および第1のパルス情報作成部91でパルス検出処理を行う第1の処理系を構成し、この系と並列に、第2の振幅検出部32、第2の振幅記憶部42および第2のパルス情報作成部92でパルス検出処理の第2の処理系を構成している。
図2は、第1、第2の振幅記憶部におけるパルス検出動作について示す説明図である。第1の振幅記憶部41では、パルス開始閾値Th1とパルス終了閾値Th2の2つの閾値に加えて、ノイズ検出閾値Th3(Th2≦Th3<Th1)を設定している。これは、ノイズ検出閾値Th3を下から上に通過した時の振幅値を、本来のパルス検出とは別に検出記憶するためのものある。このノイズ検出閾値Th3は、図10のように、外来ノイズがパルス開始閾値Th1とパルス終了閾値Th2との間に存在している場合にTh1を超えるパルスの検出が出来ないという問題を解決するために設けた閾値である。第1の振幅記憶部41では、第1の振幅検出部31で測定された振幅電圧がこのノイズ検出閾値Th3を超えると、その振幅値を記憶し始め、振幅記憶時間測定部80では、その状態を一定時間測定する。
図10のような場合、閾値Th1を超えるパルスについては検出できなかったが、図2の仕組みの場合は第2の振幅記憶部42による振幅値の記憶機能が働くため、第2のパルス情報作成部92でパルス情報を作成することができ、到来電波源からのパルス検出が可能になる。
図3は、この発明の参考例1による電波探知装置の機能構成を示すブロック図である。図において、図1に相当する部分には同一符号を付し、その説明は原則として省略する。この参考例1の場合、第1の振幅記憶部41に設定されている閾値はパルス開始閾値Th1とパルス終了閾値Th2の2つである。
振幅記憶時間測定部80では、第1の振幅記憶部41において第1の振幅検出部31で測定された振幅電圧が、パルス開始閾値Th1を上回り、以降、パルス終了閾値Th2を下回らない状態が一定時間続いた場合にはCWの受信状態と判断する。そして、閾値設定部70に対して、第1の処理系から第2の処理系によるパルス検出処理の切り替える指示を出す。この指示に応じて閾値設定部70では、パルス検出処理を第2の処理系に切り替えると共に、第1の振幅記憶部41で測定したCWの振幅値の最大値を考慮して閾値Th1’、Th2’(Th2<Th1<Th2’<Th1’)を第2の振幅記憶部42へ設定する。そして、第1の振幅記憶部から得られる振幅値がパルス終了閾値Th2を下回るまで第2の振幅記憶部への閾値の設定を行う。この時の動作状況を図4に示す。実施の形態1とは、第1の振幅記憶部41の閾値が2つであることと、第2の処理系を作動させる前の振幅値の推移状況に違いがある。
図5は、この発明の参考例2による電波探知装置の機能構成を示すブロック図である。図において、図3に相当する部分には同一符号を付し、その説明は原則として省略する。この実施の形態3では、実施の形態2における振幅記憶時間測定部80の代わりに、第1の振幅記憶部で記憶される振幅値の平均値を一定時間毎に算出する振幅平均時間測定部85を設けている。
第1の振幅記憶部41では、振幅値に拘らず定期的に振幅電圧を記憶し、振幅平均時間測定部85でその記憶した振幅値の平均値を一定時間毎に求める。振幅平均時間測定部85では、図6に示すように、一定時間毎に算出した振幅値の平均値が第1の振幅検出部41のパルス終了閾値Th2を超えている場合にはノイズが存在していると判断して、閾値設定部70に対して第1の処理系から第2の処理系にパルス検出処理を切り替える指示を出す。この指示に応じて閾値設定部70は、パルス検出処理を第2の処理系に切り替えると共に、一定時間毎の振幅値の平均値に応じた第2の振幅記憶部42の閾値Th1’、Th2’(Th2<Th1<Th2’<Th1’)の設定を行う。なお、この実施の形態3では、第1、第2のパルス情報作成部91と92において同じパルス情報が出力される場合があるが、その場合には片方の情報を削除する処理を行う。
図7は、この発明の実施の形態2による電波探知装置の機能構成を示すブロック図である。図において、図3に相当する部分には同一符号を付し、その説明は原則として省略する。この実施の形態2では、参考例1の構成に対して、閾値データベース部(DB)87を設けている。閾値データベース部87には、外来電波環境が既知である地域情報および/もしくは時間情報に対応付けた第2の振幅記憶部に設定するための閾値情報が予め格納されている。また、閾値設定部70には、GPSなどの他の装置から位置情報および/もしくは時間情報が与えられるようになっている。
閾値設定部70は、他の装置から、位置情報および/もしくは時間情報が与えられた場合、その情報に応じた閾値情報を閾値データベース部87から検索する。閾値設定部70では、閾値データベース部87から対応する閾値情報を読み出し、振幅記憶時間測定部80による動作に優先して、パルス検出処理を第2の処理系に切り替えると共に、読み出した閾値情報に基づいて第2の振幅記憶部のパルス開始閾値Th1’とパルス終了閾値Th2’を設定する。
Claims (2)
- アンテナで受信された高周波信号を包絡線検波してビデオ信号に変換する検波部と、
ビデオ信号をアナログ信号からデジタル信号に変換するビデオ信号A/D変換部と、
前記デジタル変換されたビデオ信号の振幅電圧を測定する第1の振幅検出部と、
第1の振幅検出部で測定された振幅電圧の中からパルス開始閾値Th1を上回ってから、パルス終了閾値Th2を下回るまでの時間の振幅値を記憶する第1の振幅記憶部と、
第1の振幅記憶部で記憶された振幅値からパルス情報を作成して出力する第1のパルス情報作成部と、
第1の振幅検出部、第1の振幅記憶部および第1のパルス情報作成部からなる第1の処理系と並列で、それぞれが同様な機能の第2の振幅検出部、第2の振幅記憶部および第2のパルス情報作成部からなる第2の処理系と、
第1および第2の振幅記憶部において振幅値を記憶した時間を測定する振幅記憶時間測定部と、
振幅記憶時間測定部で測定される振幅値の記憶時間に応じて第1および第2の振幅記憶部の閾値を設定する閾値設定部を備え、
第1の振幅記憶部の閾値Th1とTh2の間にノイズ検出閾値Th3を設け、
第1の振幅記憶部は、第1振幅検出部で測定された振幅電圧がノイズ検出閾値Th3を越え、以降、パルス開始閾値Th1を上回らず、かつ、パルス終了閾値Th2を下回らない時間の振幅値も別に記憶し、
振幅記憶時間測定部は、第1の振幅記憶部において振幅電圧がノイズ検出閾値Th3を超え、以降、パルス開始閾値Th1を上回らず、かつ、パルス終了閾値Th2を下回らない状態を一定時間測定した場合には外来ノイズもしくはCW受信状態と判断して、閾値設定部に対して第1の処理系から第2の処理系によるパルス検出処理に切り替える指示を出し、
閾値設定部は、前記指示に応じてパルス検出処理を第2の処理系に切り替えると共に、第2の振幅記憶部のパルス開始閾値Th1’とパルス終了閾値Th2’を、第1の振幅記憶部で測定した外来ノイズの振幅値の最大値を考慮して設定し、その後、第1の振幅記憶部から得られる振幅値がノイズ検出閾値Th3を下回るまで当該第2の振幅記憶部への閾値の設定を行うことを特徴とする電波探知装置。
ただし、Th2≦Th3<Th1<Th1’かつTh2≦Th3<Th2’<Th1’とする。 - 外来電波環境が既知である地域情報および/もしくは時間情報に対応付けた第2の振幅記憶部に設定する閾値情報を予め格納する閾値データベース部を備え、
閾値設定部は、他の装置から入力される位置情報および/もしくは時間情報を受信した場合には、閾値データベース部から当該情報に対応する閾値情報を読み出し、振幅記憶時間測定部による動作に優先して、パルス検出処理を第2の処理系に切り替えると共に、前記読み出した閾値情報に基づいて第2の振幅記憶部のパルス開始閾値Th1’とパルス終了閾値Th2’を設定することを特徴とする請求項1記載の電波探知装置。
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