JP4930999B2 - アンテナ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、無線LANなどの無線通信機器、特に携帯できる小型無線装置用に好適なアンテナ装置に関するものである。
指向性アンテナとしては八木アンテナやパラボラアンテナなどが知られているが、いずれも大型の構造が必要であり、小型携帯機器への搭載は困難であった。そこで、指向性を有する小型アンテナとして、例えば非特許文献1には、薄型キャビティアンテナとゲートアンテナとを積層化した単方向指向性アンテナが提案されている。
玉置亮太郎他、「低姿勢化単方向指向性アンテナ」、電子情報通信学会技術研究報告,vol.105,No.188,July.2005
上記従来の技術には、以下の課題が残されている。
非特許文献1に記載の技術では、小型化及び低姿勢化が可能であるが、さらなる低姿勢化が要望されている。また、この従来技術では、構造と設計手順とが複雑であると共に、利得低下の原因となる天頂方向への放射が大きいという不都合があった。さらに、一方がキャビティアンテナであるため、低反射となる帯域幅が本質的に極めて狭い。また、単一指向性が合成される周波数帯域はそれに対し更に狭いという不都合や、主放射方向を反転させるための機構も複雑であるという不都合もあった。
本発明は、前述の課題に鑑みてなされたもので、より低背化(低姿勢化)が可能で良好な単一指向性のアンテナ特性が得られるアンテナ装置を提供することを目的とする。
本発明は、前記課題を解決するために以下の構成を採用した。すなわち、本発明のアンテナ装置は、グランド導体面上に設けられ相対する一対の開口面を側面に有する断面門形状の導体板部を備えた第1のゲート型素子部と、相対する一対の開口面を側面に有する断面門形状の導体板部を備え前記第1のゲート型素子部に対して開口面同士を対向させて前記グランド導体面上に並列配置された第2のゲート型素子部とを有するアンテナ素子ユニットを備え、前記第1のゲート型素子部及び前記第2のゲート型素子部の少なくとも一方に、電力が供給される給電端子が設けられ、前記第1のゲート型素子部又は前記第2のゲート型素子部に給電が行われることを特徴とする。
このアンテナ装置では、並列配置された第1のゲート型(門型)素子部及び第2のゲート型(門型)素子部の少なくとも一方に、電力が供給される給電端子が設けられ、第1のゲート型素子部又は第2のゲート型素子部に給電が行われるので、1層構造によりさらに低姿勢化が可能であると共に、単一給電で単一指向性放射パターンが合成され、給電されるゲート型素子部側へ主放射が形成される。これにより、天頂方向への放射が抑制され、高利得な放射特性を有する単一指向性のアンテナ特性を得ることができる。また、このアンテナ装置では、第1のゲート型素子部及び第2のゲート型素子部の幅(短手長)を適宜設定することで、放射特性(指向性の単一性(FB比))、指向性の発現する周波数及び周波数帯域幅を制御することができる。また、第1のゲート型素子部及び第2のゲート型素子部の長さ(長手長)を適宜設定することで、指向性の発現する周波数を変更することができる。さらに、このアンテナ装置では、両方とも周波数帯域の広いゲート型素子部であるので、上記非特許文献1に記載のアンテナ装置に比べて、単一指向性が合成される周波数帯域を広くすることができる。
また、本発明のアンテナ装置は、前記導体板部が、前記グランド導体面上に立設された垂直導体部と前記グランド導体面に平行な水平導体部とから構成され、前記第1のゲート型素子部と第2のゲート型素子部との前記垂直導体部が、互いに連続して形成されていると共に、前記第1のゲート型素子部と第2のゲート型素子部との前記水平導体部が、スリットを介して分けられ、該スリットの両側に両端を架け渡して接続されたリアクタンス素子を備えていることを特徴とする。すなわち、このアンテナ装置では、第1のゲート型素子部と第2のゲート型素子部との水平導体部がスリットを介して分けられ、該スリットの両側に両端を架け渡して接続されたリアクタンス素子を備えているので、リアクタンス素子のリアクタンスを変更することで、周波数を変えることができる。
また、本発明のアンテナ装置は、前記給電端子が、前記第1のゲート型素子部及び前記第2のゲート型素子部の両方に設けられ、給電を行う対象を前記第1のゲート型素子部と前記第2のゲート型素子部とで切り替え可能な給電切り替え機構を備えていることを特徴とする。すなわち、このアンテナ装置では、給電切り替え機構によって給電を行う対象(励起素子)を第1のゲート型素子部と第2のゲート型素子部とで切り替え可能であるので、給電を切り替えることで主放射方向を反転させることができる。
また、本発明のアンテナ装置は、前記第1のゲート型素子部に前記給電端子が設けられて電力が供給され、前記第1のゲート型素子部の両側に一対の前記第2のゲート型素子部が並列配置され、前記第2のゲート型素子部の両端部間に前記グランド導体面と電気的に導通可能な導通部が設けられ、一対の前記第2のゲート型素子部のうち任意に選択した一方又は両方の前記導通部と前記グランド導体面とを導通させる導通素子切り替え機構を備えていることを特徴とする。
このアンテナ装置では、導通素子切り替え機構により、一対の第2のゲート型素子部のうち任意に選択した一方又は両方の導通部とグランド導体面とを導通させるので、グランド導体面と導通部で導通され短絡された第2のゲート型素子部が、第1のゲート型素子部との共振が妨げられ、アンテナとして動作しなくなる。また、ゲート型素子部が薄型であるため、非共振状態であれば、互いに接近して設置されていても、給電素子である第1のゲート型素子部の動作を妨げることがない。すなわち、一対の第2のゲート型素子部のうち一方の導通部だけを導通させてショートさせることで、動作周波数での共振を意図的にずらして給電する第1のゲート型素子部との結合を避け、動作周波数での機能を失わせて一方側に放射させる指向性を得ることができる。したがって、一対の第2のゲート型素子部のうち導通させる導通部を選択することで、指向性の切り替えが可能になる。また、両方の導通部をショートさせる又はオープンにすると、給電素子である第1のゲート型素子部本来の特性である双指向性を得ることができる。
さらに、本発明のアンテナ装置は、前記導通部が、前記第2のゲート型素子部の両端部間に複数設けられ、これらの前記導通部のうち任意に選択した一つ又は複数と前記グランド導体面とを導通させる導通位置切り替え機構を備えていることを特徴とする。すなわち、このアンテナ装置では、導通位置切り替え機構により、複数の導通部のうち任意に選択した一つとグランド導体面とを導通させるので、選択した導通部の位置に応じて指向性を開口面に対して斜め方向などに変更する指向性制御が可能になる。
また、本発明のアンテナ装置は、複数の前記アンテナ素子ユニットが、互いに開口面の向きを変えて前記グランド導体面に設置されていることを特徴とする。すなわち、このアンテナ装置では、複数のアンテナ素子ユニットが、互いに開口面の向きを変えてグランド導体面に設置されているので、各アンテナ素子ユニットの指向性を組み合わせて制御することで、4方向や8方向など多様な方向に任意に指向性を得ることが可能になる。なお、各アンテナ素子ユニットが低姿勢であるので、一方の正面に別のアンテナ素子ユニットが配されていても、特性劣化が小さく、良好な指向性制御が可能である。
本発明によれば、以下の効果を奏する。
すなわち、本発明に係るアンテナ装置によれば、並列配置された第1のゲート型素子部及び第2のゲート型素子部の少なくとも一方に、電力が供給される給電端子が設けられ、第1のゲート型素子部又は第2のゲート型素子部に給電が行われるので、さらに低姿勢化が可能であると共に、天頂方向への放射が抑制され、高利得な放射特性を有する単一指向性のアンテナ特性を得ることができる。したがって、携帯型の小型無線装置用などに好適な低姿勢で優れた単一指向性のアンテナ装置を得ることができる。
以下、本発明に係るアンテナ装置の第1実施形態を、図1から図4を参照しながら説明する。
本実施形態のアンテナ装置1は、図1に示すように、グランドプレート(グランド導体面)G上に設けられ相対する一対の開口面1aを有する断面門形状の導体板部1を備えた第1のゲート型素子部2と、相対する一対の開口面1aを有する断面門形状の導体板部1を備え第1のゲート型素子部2に対して開口面1a同士を所定間隔を空けた状態で対向させてグランドプレートG上に並列配置された第2のゲート型素子部3とを備えている。
上記第1のゲート型素子部2及び第2のゲート型素子部3は、それぞれ断面矩形状(断面コ字状)の門型アンテナ素子である。
上記第1のゲート型素子部2には、電力が供給される給電端子4が設けられ、給電線5によって給電が行われるようになっていると共に、第2のゲート型素子部3には給電が行われないようになっている。すなわち、第1のゲート型素子部2は、給電素子とされ、第2のゲート型素子部3は無給電素子とされる。これらの第1のゲート型素子部2と第2のゲート型素子部3とで、1つのアンテナ素子ユニットが構成される。
なお、アンテナの給電方法については、同軸給電線5から給電端子4を使った本実施形態のほかにも、マイクロストリップ線路を用いてGNDに切ったスロットを介した電磁結合型給電でも構わない。
また、上記導体板部1及びグランドプレートGは、例えば銅板で形成されている。
次に、本実施形態のアンテナ装置におけるアンテナ特性について図1から図4を参照して説明する。
まず、第1のゲート型素子部2の素子幅、素子長及び素子高は、W,L,hとし,第2のゲート型素子部3の素子幅、素子長及び素子高は、W,L,hと表記する。なお、2GHz帯で設計した各寸法の一例は、W=15mm,L=L=74mm,h=h=5mm,g=5mmである。
このアンテナ装置では、第1のゲート型素子部2及び第2のゲート型素子部3が側面に2つの開口面1aを持つため、図2に示すように、逆向きの2つの磁流対でモデル化することができる。すなわち、このアンテナ装置を、図2に示すように、磁流対2組(M,M),(M,M)でモデル化すると、磁流対間の励振位相差δに対し、合成指向性は例えばyx面内で図3のようになる。
図中一点鎖線が電磁界シミュレーションによる結果であることから、δ=−π/2が単方向指向性の合成条件であることがわかる。なお、本磁流計算により、z軸方向に生ずるヌルが、磁流M,Mの寄与により生ずることがわかっている。このヌルは、天頂方向への放射抑制を意味していることから、従来のアンテナ装置に比してアンテナ利得が改善されていることもわかる。
次に、このアンテナ装置におけるFB比の周波数特性を、図4に示す。この結果は、無限大地板を仮定したFDTDシミュレーションによるものであり、第1のゲート型素子部2の幅W=15mm、第2のゲート型素子部3の幅Wをパラメータとしている。この結果により、無給電素子である第2のゲート型素子部3の幅により、所望の指向性となる周波数帯域が変化し、第2のゲート型素子部3の幅Wが大きいと、単方向帯域が広くなることがわかる。
すなわち、第1のゲート型素子部2及び第2のゲート型素子部3が90度の位相差で励振されたとき、単方向となることが確認され、無給電素子である第2のゲート型素子部3の幅が帯域幅と相関を持つことがわかる。
このように本実施形態では、並列配置された第1のゲート型素子部2に、電力が供給される給電端子4が設けられ、第1のゲート型素子部2だけに給電が行われるので、1層構造によりさらに低姿勢化が可能であると共に、単一給電で単一指向性放射パターンが合成され、給電される第1のゲート型素子部2側へ主放射が形成される。これにより、天頂方向への放射が抑制され、高利得な放射特性を有する単一指向性のアンテナ特性を得ることができる。
また、このアンテナ装置では、第1のゲート型素子部2及び第2のゲート型素子部3の幅(短手長)を適宜設定することで、放射特性(指向性の単一性(FB比))、指向性の発現する周波数及び周波数帯域幅を制御することができる。また、第1のゲート型素子部2及び第2のゲート型素子部3の長さ(長手長)を適宜設定することで、指向性の発現する周波数を変更することができる。
さらに、このアンテナ装置では、第1のゲート型素子部2及び第2のゲート型素子部3の両方とも周波数帯域の広いゲート型素子部であるので、上記非特許文献1に記載のアンテナ装置に比べて、単一指向性が合成される周波数帯域を広くすることができる。
また、給電されない第2のゲート型素子部3の幅(短手長)が、給電される第1のゲート型素子部2よりも大きく設定されているので、反射器として機能する無給電の第2のゲート型素子部3の幅が大きいほど、FB比を大きくすることができ、高い単一指向性を得ることができる。
次に、本発明に係るアンテナ装置の第2実施形態について、図5を参照して以下に説明する。なお、以下の各実施形態の説明において、上記実施形態において説明した同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明は省略する。
第2実施形態と第1実施形態との異なる点は、第1実施形態では、第1のゲート型素子部2と第2のゲート型素子部3との互いの幅を異なるものとすると共に、第1のゲート型素子部2にのみに給電をおこなっているのに対し、第2実施形態のアンテナ装置では、図5に示すように、第1のゲート型素子部2と第2のゲート型素子部3との互いの幅が同一に設定されていると共に、給電端子4が、第1のゲート型素子部2及び第2のゲート型素子部3の両方に設けられ、給電を行う対象を第1のゲート型素子部2と第2のゲート型素子部3とで切り替え可能な給電切り替え機構10を備えている点である。
この第2実施形態の給電切り替え機構10は、給電対象を切り替えるために、第1のゲート型素子部2の給電端子4に接続された給電線5と第2のゲート型素子部3の給電端子4に接続された給電線5とに接続され、これらのいずれか一方を任意に選択して電力源との接続を切り替えるスイッチ回路である。例えば、第1のゲート型素子部2にのみ給電している場合は、第1のゲート型素子部2側(図中の実線の矢印方向)に主放射が形成されるが、給電切り替え機構10により、給電を行う対象を第2のゲート型素子部3のみに切り替えると、主放射方向が第2のゲート型素子部3側(図中の二点鎖線の矢印方向)に反転する。
すなわち、第2実施形態では、給電切り替え機構10によって給電を行う対象(励起素子)を第1のゲート型素子部2と第2のゲート型素子部3とで切り替え可能であるので、給電を切り替えることで主放射方向を反転させることができる。
次に、本発明に係るアンテナ装置の第3実施形態について、図6を参照して以下に説明する。
第3実施形態と第1実施形態との異なる点は、第1実施形態では、第1のゲート型素子部2と第2のゲート型素子部3とが別体の導体板部1で構成されているのに対し、第3実施形態のアンテナ装置では、図6の(a)に示すように、非対称な給電構造を持つ幅広ゲート型アンテナであって、スリットSによって第1のゲート型素子部32と第2のゲート型素子部33とに分かれて構成されている点である。
すなわち、第3実施形態では、導体板部31が、グランドプレートG上に立設された垂直導体部31aとグランドプレートGに平行な水平導体部31bとから構成され、第1のゲート型素子部32と第2のゲート型素子部33との垂直導体部31aが、互いに連続して形成されていると共に、第1のゲート型素子部32と第2のゲート型素子部33との水平導体部31bが、スリットSを介して分けられている。
この第3実施形態のアンテナ装置でも、第1実施形態と同様に、給電される第1のゲート型素子部32側に主放射される単一性のアンテナ特性が得られる。
また、このアンテナ装置では、スリットSの長さを変更することで、周波数を変えることができる。
さらに、第3実施形態の他の例として、図6の(b)に示すように、スリットSの両側に両端を架け渡して接続されたコイルやコンデンサ等のリアクタンス素子34を設けても構わない。
この第3実施形態の他の例では、第1のゲート型素子部32と第2のゲート型素子部33とを分けているスリットSに装荷されたリアクタンス素子34について、そのリアクタンスを変更することで、上記スリットSの長さを変更する場合と同様に、周波数を変えることができる。なお、このリアクタンス素子34を、任意にリアクタンスを変更可能なリアクタンス可変回路としても構わない。
次に、本発明に係るアンテナ装置の第4実施形態について、図7から図12を参照して以下に説明する。
第4実施形態と第1実施形態との異なる点は、第1実施形態では、第2のゲート型素子部3が給電素子である第1のゲート型素子部2の隣に1つ配されているのに対し、第4実施形態のアンテナ装置では、図7及び図8に示すように、第1のゲート型素子部2に給電端子4が設けられて電力が供給され、第1のゲート型素子部2の両側に一対の第2のゲート型素子部43A、43Bが並列配置されている点である。すなわち、これら第1のゲート型素子部2及び第2のゲート型素子部43A、43Bでアンテナ素子ユニット41が構成されている。
また、第4実施形態のアンテナ装置では、第2のゲート型素子部43A、43Bの両端部間にグランドプレートGと電気的に導通可能な導体柱である導通ピン(導通部)Pが設けられ、一対の第2のゲート型素子部43A、43Bのうち任意に選択した一方又は両方の導通ピンPとグランドプレートGとを導通(ショート)させる導通素子切り替え機構45を備えている点で第1実施形態と異なっている。
上記導通素子切り替え機構45は、各導通ピンPに電気的に接続され、これらのいずれか一方又は両方を任意に選択してグランドプレートGとの接続をショート又はオープンの状態に切り替えるスイッチ回路である。
上記導通ピンPは、第2のゲート型素子部43A、43Bの垂直導体部(両端部)31a間、すなわち水平導体部31bに設けられ、本実施形態では水平導体部31bの中央部分に設けられている。
導通素子切り替え機構45により、例えば第2のゲート型素子部43Aをショートすると共に第2のゲート型素子部43Bをオープンにすると、図9の(a)(b)に示すようなアンテナ指向性を得ることができる。逆に第2のゲート型素子部43Bをショートすると共に第2のゲート型素子部43Aをオープンにすると、図10の(a)(b)に示すように逆方向へのアンテナ指向性を得ることができる。
また、導通素子切り替え機構45により、第2のゲート型素子部43A、43Bの両方をショートすると、図11の(a)(b)に示すような双指向性を得ることができる。この場合、指向性の周波数変化はない。逆に、第2のゲート型素子部43A、43Bの両方をオープンにすると、図12の(a)(b)に示すような双指向性を得ることができる。この場合、指向性は周波数によって多少変化するが双指向性は変わらない。
このように、第4実施形態のアンテナ装置は、導通素子切り替え機構45により、一対の第2のゲート型素子部43A、43Bのうち任意に選択した一方又は両方の導通ピンPとグランドプレートGとを導通させるので、グランドプレートGと導通ピンPで導通され短絡された第2のゲート型素子部43A、43Bが、第1のゲート型素子部2との共振が妨げられ、アンテナとして動作しなくなる。
また、ゲート型素子部が薄型であるため、非共振状態であれば、互いに接近して設置されていても、給電素子である第1のゲート型素子部2の動作を妨げることがない。すなわち、一対の第2のゲート型素子部43A、43Bのうち一方の導通ピンPだけを導通させてショートさせることで、動作周波数での共振を意図的にずらして給電する第1のゲート型素子部2との結合を避け、動作周波数での機能を失わせて一方側に放射させる指向性を得ることができる。したがって、一対の第2のゲート型素子部43A、43Bのうち導通させる導通ピンPを選択することで、指向性の切り替えが可能になる。また、両方の導通ピンPをショートさせる又はオープンにすると、給電素子である第1のゲート型素子部2本来の特性である双指向性を得ることができる。
次に、本発明に係るアンテナ装置の第5実施形態について、図13を参照して以下に説明する。
第5実施形態と第4実施形態との異なる点は、第4実施形態では、導通ピンPが水平導体部31bの中央部分に設けられているのに対し、第5実施形態のアンテナ装置では、図13に示すように、導通ピンPが、第2のゲート型素子部43Aにおいては水平導体部31bの一方の垂直導体部31a側に設けられていると共に、第2のゲート型素子部43Bにおいては水平導体部31bの他方の垂直導体部31a側に設けられている点である。
この第5実施形態のアンテナ装置では、例えば第2のゲート型素子部43Aをショートすると共に第2のゲート型素子部43Bをオープンにすると、第2のゲート型素子部43A側でかつ開口面1aに対して斜め方向への指向性を得ることができる。逆に、第2のゲート型素子部43Bをショートすると共に第2のゲート型素子部43Aをオープンにすると、第2のゲート型素子部43B側でかつ開口面1aに対して斜め方向への指向性を得ることができる。このように、第5実施形態では、導通ピンPの位置がずらされているので、開口面1aに対して斜め方向への指向性制御も可能になる。
次に、本発明に係るアンテナ装置の第6実施形態について、図14を参照して以下に説明する。
第6実施形態と第5実施形態との異なる点は、第5実施形態では、導通ピンPが水平導体部31bに1カ所設けられているのに対し、第6実施形態のアンテナ装置では、図14に示すように、第2のゲート型素子部53A、53Bの垂直導体部(両端部)31a間に複数設けられている点である。すなわち、第6実施形態では、導通ピンPが、水平導体部31bに一方の垂直導体部31a側、中央部分、他方の垂直導体部31a側の3カ所設けられている。さらに、第6実施形態のアンテナ装置では、これらの導通ピンPのうち任意に選択した一つとグランドプレートGとを導通させる導通位置切り替え機構65を備えている点でも異なっている。
なお、これら第1のゲート型素子部2及び第2のゲート型素子部53A、53Bでアンテナ素子ユニット61が構成されている。
上記導通位置切り替え機構65は、導通させる導通ピンPを切り替えるために各導通ピンPに接続され、これらのいずれか一つ又は複数を任意に選択してグランドプレートGとの接続を切り替えるスイッチ回路である。
このように第6実施形態のアンテナ装置では、導通位置切り替え機構65により、複数の導通ピンPのうち任意に選択した一つ又は複数とグランドプレートGとを導通させるので、選択した導通ピンPの位置に応じて指向性を開口面1aに対して斜め方向などに変更する指向性制御が可能になる。すなわち、第6実施形態では、第1のゲート型素子部2の左右にそれぞれ3カ所ずつ導通ピンPが設けられて選択可能になっているので、6方向への指向性制御が可能になる。
次に、本発明に係るアンテナ装置の第7実施形態について、図15を参照して以下に説明する。
第7実施形態と第4実施形態との異なる点は、第4実施形態では、第1のゲート型素子部2と一対の第2のゲート型素子部43A、43Bとからなる1つのアンテナ素子ユニット41を備えているのに対し、第7実施形態のアンテナ装置では、図15に示すように、第1のゲート型素子部2と一対の第2のゲート型素子部43A、43Bとからなるアンテナ素子ユニット41を近接状態に並べて2つ備えており、これらアンテナ素子ユニット41が、互いに開口面1aの向きを変えてグランドプレートGに設置されている点である。
すなわち、一方のアンテナ素子ユニット41の開口面1aに対して他方のアンテナ素子ユニット41の開口面1aが垂直になるようにアンテナ素子ユニット41が配置されている。また、導通素子切り替え機構45は、両方のアンテナ素子ユニット41について制御するように接続されている。また、両方のアンテナ素子ユニット41の第1のゲート型素子部2には、いずれか一方又は両方を任意に選択して給電を行うスイッチ回路である給電ユニット切り替え機構75が接続されている。したがって、第7実施形態のアンテナ装置では、異なる2つの指向性を制御可能なアンテナ素子ユニット41を2つ備えているので、全体として4方向への指向性制御が可能になる。
このように第7実施形態では、複数のアンテナ素子ユニット41が、互いに開口面1aの向きを変えてグランドプレートGに設置されているので、各アンテナ素子ユニット41の指向性を組み合わせて制御することで、4方向など多様な方向に任意に指向性を得ることが可能になる。なお、各アンテナ素子ユニット41が低姿勢であるので、一方の正面に別のアンテナ素子ユニット41が配されていても、特性劣化が小さく、良好な指向性制御が可能である。ただし、図15上の左側に位置するアンテナ素子ユニット41を用いて図面上の右方向に放射させた場合、右側に位置するアンテナ素子ユニット41が目前にあるため、ショートしていない給電素子である第1のゲート型素子部2と結合して指向性が乱れる場合もある。この場合は、両方のアンテナ素子ユニット41の間隔を指向性を維持できる程度に予め離して設置するか、右側のアンテナ素子ユニット41における第1のゲート型素子部2も導通ピンPでショートさせる接続切り替えを行うことにより、良好な指向性を得ることが可能である。
次に、本発明に係るアンテナ装置の第8実施形態について、図16を参照して以下に説明する。
第8実施形態と第7実施形態との異なる点は、第7実施形態では、第5実施形態のアンテナ素子ユニット41を2つ備えているのに対し、第8実施形態のアンテナ装置では、図16に示すように、第6実施形態のアンテナ素子ユニット61を2つ備えている点である。また、第8実施形態のアンテナ装置では、一方のアンテナ素子ユニット61の開口面1aに対して他方のアンテナ素子ユニット61の開口面1aが45°の角度になるようにアンテナ素子ユニット61が配置されている点で、第7実施形態と異なっている。
この第8実施形態では、各アンテナ素子ユニット61の導通位置切り替え機構65がそれぞれの導通ピンPに接続され、全部で12カ所の導通ピンPのショート・オープンを制御可能になっている。
したがって、第8実施形態では、異なる6つの指向性を制御可能なアンテナ素子ユニット61を互いに45°傾けて2つ備えているので、全体として8方向への指向性制御が可能になる。なお、第8実施形態でも、第7実施形態と同様に、図16上の左側に位置するアンテナ素子ユニット61を用いて図面上の右方向に放射させた場合、右側に位置するアンテナ素子ユニット61が目前にあるため、ショートしていない給電素子である第1のゲート型素子部2と結合して指向性が乱れる場合もある。この場合は、第7実施形態と同様に、両方のアンテナ素子ユニット61の間隔を指向性を維持できる程度に予め離して設置するか、右側のアンテナ素子ユニット61における第1のゲート型素子部2も導通ピンPでショートさせる接続切り替えを行うことにより、良好な指向性を得ることが可能である。
なお、本発明の技術範囲は上記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
上記各実施形態では、第1のゲート型素子部2、32及び第2のゲート型素子部3、33の内部は空洞構造とされているが、導体板部1、31内に誘電体材料を設けても構わない。例えば、導体板部1、31内に誘電体材料を充填又は貼り付けることにより、第1のゲート型素子部2、32及び第2のゲート型素子部3、33の誘電率を高めて小型化することも可能である。したがって、導体板部1内に誘電体材料を設けることで、誘電率の調整が可能になり、第1のゲート型素子部2、32及び第2のゲート型素子部3、33の大きさを調整することができる。なお、誘電体材料としては、例えばセラミックス粒子入り樹脂等が好適である。
また、上記誘電体材料は、導体板部1、31内に充填又は貼り付けて設けるが、誘電体材料を予め矩形状に成形しておき、この誘電体材料の表面のうちアンテナ素子として必要な面に、メッキあるいは蒸着によって金属膜を形成することで、導体板部(金属面体)としても構わない。
さらに、第1のゲート型素子部及び第2のゲート型素子部はいずれも断面矩形状であるが、他の断面門形状であっても構わない。例えば、アーチ(円弧)状の断面門形状であっても良い。
本発明に係るアンテナ装置の第1実施形態を示す斜視図である。 第1実施形態において、アンテナ装置の磁流対方向を示す説明図である。 第1実施形態において、アンテナ装置の放射指向性を示すグラフである。 第1実施形態において、第2のゲート型素子部の幅を変えた際の周波数とFB比との関係を示すグラフである。 本発明に係るアンテナ装置の第2実施形態を示す斜視図である。 本発明に係るアンテナ装置の第3実施形態を示す斜視図及び要部拡大図である。 本発明に係るアンテナ装置の第4実施形態を示す斜視図である。 第4実施形態において、アンテナ装置を示す平面図である。 第4実施形態において、アンテナ装置の放射指向性を示すグラフである。 第4実施形態において、アンテナ装置の放射指向性を示すグラフである。 第4実施形態において、アンテナ装置の放射指向性を示すグラフである。 第4実施形態において、アンテナ装置の放射指向性を示すグラフである。 本発明に係るアンテナ装置の第5実施形態を示す平面図である。 本発明に係るアンテナ装置の第6実施形態を示す平面図である。 本発明に係るアンテナ装置の第7実施形態において、放射指向性を示す説明図及びアンテナ装置を示す平面図である。 本発明に係るアンテナ装置の第8実施形態において、放射指向性を示す説明図及びアンテナ装置を示す平面図である。
符号の説明
1a…開口面、1、31…導体板部、2、32…第1のゲート型素子部、3、33、43A、43B、53A、53B…第2のゲート型素子部、4…給電端子、10…給電切り替え機構、31a…垂直導体部、31b…水平導体部、34…リアクタンス素子、41、61…アンテナ素子ユニット、45…導通素子切り替え機構、65…導通位置切り替え機構、G…グランドプレート(グランド導体面)、P…導通ピン(導通部)、S…スリット

Claims (6)

  1. グランド導体面上に設けられ相対する一対の開口面を側面に有する断面門形状の導体板部を備えた第1のゲート型素子部と、
    相対する一対の開口面を側面に有する断面門形状の導体板部を備え前記第1のゲート型素子部に対して開口面同士を対向させて前記グランド導体面上に並列配置された第2のゲート型素子部とを有するアンテナ素子ユニットを備え、
    前記第1のゲート型素子部及び前記第2のゲート型素子部の少なくとも一方に、電力が供給される給電端子が設けられ、前記第1のゲート型素子部又は前記第2のゲート型素子部に給電が行われることを特徴とすることを特徴とするアンテナ装置。
  2. 請求項1に記載のアンテナ装置において、
    前記導体板部が、前記グランド導体面上に立設された垂直導体部と前記グランド導体面に平行な水平導体部とから構成され、
    前記第1のゲート型素子部と第2のゲート型素子部との前記垂直導体部が、互いに連続して形成されていると共に、前記第1のゲート型素子部と第2のゲート型素子部との前記水平導体部が、スリットを介して分けられ、
    該スリットの両側に両端を架け渡して接続されたリアクタンス素子を備えていることを特徴とするアンテナ装置。
  3. 請求項1又は2に記載のアンテナ装置において、
    前記給電端子が、前記第1のゲート型素子部及び前記第2のゲート型素子部の両方に設けられ、
    給電を行う対象を前記第1のゲート型素子部と前記第2のゲート型素子部とで切り替え可能な給電切り替え機構を備えていることを特徴とするアンテナ装置。
  4. 請求項1又は2に記載のアンテナ装置において、
    前記第1のゲート型素子部に前記給電端子が設けられて電力が供給され、
    前記第1のゲート型素子部の両側に一対の前記第2のゲート型素子部が並列配置され、
    前記第2のゲート型素子部の両端部間に前記グランド導体面と電気的に導通可能な導通部が設けられ、
    一対の前記第2のゲート型素子部のうち任意に選択した一方又は両方の前記導通部と前記グランド導体面とを導通させる導通素子切り替え機構を備えていることを特徴とするアンテナ装置。
  5. 請求項4に記載のアンテナ装置において、
    前記導通部が、前記第2のゲート型素子部の両端部間に複数設けられ、
    これらの前記導通部のうち任意に選択した一つ又は複数と前記グランド導体面とを導通させる導通位置切り替え機構を備えていることを特徴とするアンテナ装置。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載のアンテナ装置において、
    複数の前記アンテナ素子ユニットが、互いに開口面の向きを変えて前記グランド導体面に設置されていることを特徴とするアンテナ装置。
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