JP4930896B2 - 複合冷却方法および複合冷却装置 - Google Patents
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被冷却物の温度(以下、品温という。)を高温域,中温域および低温域に区分し、
前記高温域,前記中温域および前記低温域に対して、それぞれ被冷却物を冷風冷却する第一冷風冷却工程,被冷却物を真空冷却する真空冷却工程,被冷却物を冷風冷却する第二冷風冷却工程を割り当てる工程割当てを行うとともに、
被冷却物が真空冷却に適した食材であって、被冷却物の到達冷却温度(以下、設定冷却温度という。)が前記低温域にある場合において、被冷却物の冷却開始温度(以下、初期品温という。)が前記高温域にある場合には、下記冷却パターン(1)を選択し、初期品温が前記中温域にある場合には、下記冷却パターン(2)を選択し、選択した冷却工程を実行することにより、被冷却物を初期品温から10℃以下に冷却することを特徴としている。
(1)被冷却物を冷風冷却する第一冷風冷却工程,被冷却物を真空冷却する真空冷却工程および被冷却物を冷風冷却する第二冷風冷却工程を順次行う冷却パターン。
(2)被冷却物を真空冷却する真空冷却工程および被冷却物を冷風冷却する冷風冷却工程を順次行う冷却パターン。
品温を高温域,中温域および低温域に区分し、
前記高温域,前記中温域および前記低温域に対して、それぞれ被冷却物を冷風冷却する第一冷風冷却工程,被冷却物を真空冷却する真空冷却工程,被冷却物を冷風冷却する第二冷風冷却工程が割り当てられ、
前記制御手段は、冷却パターン選択工程と冷却パターン実行工程を順次行い、
前記冷却パターン選択工程は、被冷却物が真空冷却に適した食材であって、被冷却物の前記設定冷却温度が前記低温域にある場合において、被冷却物の初期品温が前記高温域にある場合には、下記冷却パターン(1)を選択し、初期品温が前記中温域にある場合には、下記冷却パターン(2)を選択し、
冷却パターン実行工程は、前記冷却パターン選択工程で選択した冷却パターンを実行し、被冷却物を初期品温から10℃以下に冷却するものであることを特徴としている。
(1)被冷却物を冷風冷却する第一冷風冷却工程,被冷却物を真空冷却する真空冷却工程および被冷却物を冷風冷却する第二冷風冷却工程を順次行う冷却パターン。
(2)被冷却物を真空冷却する真空冷却工程および被冷却物を冷風冷却する冷風冷却工程を順次行う冷却パターン。
つぎに、この発明の複合冷却方法の実施の形態1〜5について説明する。この発明の実施の形態1〜5は、被冷却物を冷風冷却と真空冷却とによって冷却可能な複合冷却装置に適用される。
この種冷却方法においては、水分を含み、その水分が蒸発可能な被冷却物を品質を低下させることなく、所望の温度まで短時間で冷却することが重要な課題である。この出願の発明者等は、複合冷却装置の開発の過程において、この課題を達成するには、被冷却物の温度(以下、品温という。)を被冷却物の所期温度(以下、初期品温という。)と被冷却物の到達冷却温度(以下、設定冷却温度という。)とに基づいて複数の温域に区分し、これらの温域に適した冷却方法を選択することで、前記課題を解決しうるという知見を得た。
力特性であり、品温は、初期工程を除いてほぼこの真空冷却特性に沿ったカーブを描いて指数関数的に低下してゆく。
ン実行工程は、つぎのようにして行われる。前記第一冷却パターンを例にとり説明する。
よび前記冷却パターン実行工程を行うプログラムを少なくとも含んでいる。
この実施の形態2は、前記実施の形態1において、真空冷却に適していない被冷却物については被冷却物を冷風冷却する冷風冷却工程により初期品温から設定冷却温度まで冷却することを特徴とすることを特徴としている。
つぎに、この発明の複合冷却方法の実施の形態3について説明する。この実施の形態3は、前記実施の形態1〜2において、前記真空冷却工程を、第一真空冷却工程とその後に実行される第二真空冷却工程とから構成したことを特徴とするものである。
却装置に好適な第一態様として、つぎのように構成することができる。すなわち、前記第一真空冷却手段は、前記冷却室と接続される減圧器の作動により前記第一真空冷却工程を実行するように構成する。また、前記第二真空冷却手段は、前記冷却室を低圧下で密閉状態として前記冷却用熱交換器により被冷却物からの蒸気を凝縮することにより前記第二真空冷却工程を実行するように構成される。この場合、前記冷風冷却手段は、前記冷却室内の空気を冷却用熱交換器との間接熱交換により前記第一冷風冷却工程および前記第二冷風冷却工程を実行するように構成される。
前記減圧ラインと、この減圧ライン中に設けられる蒸気エゼクタ,前記凝縮用熱交換器および前記減圧器とを設けたものとする。そして、前記第一真空冷却手段は、前記減圧器の作動により第一真空冷却工程を実行するように構成する。また、前記第二真空冷却手段は、前記減圧器の作動に加えて、前記蒸気エゼクタおよび前記凝縮用熱交換器を作動させることにより第二真空冷却工程を実行するように構成する。
この実施の形態4は、冷却室内の被冷却物の真空冷却と冷風冷却とを可能とした複合冷却方法であって、つぎの冷却パターンを選択し実行可能としたことを特徴としている。(1)被冷却物を冷風冷却する第一冷風冷却工程,被冷却物を真空冷却する真空冷却工程および被冷却物を冷風冷却する第二冷風冷却工程を順次行う冷却パターン。(2)被冷却物を真空冷却する真空冷却工程および被冷却物を冷風冷却する冷風冷却工程を順次行う冷却パターン。(3)被冷却物を冷風冷却する冷風冷却工程を行う冷却パターン。(4)被冷却物を真空冷却する真空冷却工程を行う冷却パターン。(5)被冷却物を冷風冷却する冷風冷却工程および被冷却物を真空冷却する真空冷却工程を順次行う冷却パターン。
この実施の形態5は、冷却室内の被冷却物の真空冷却と冷風冷却とを可能とした複合冷却方法であって、つぎの冷却パターンを選択し実行可能としたことを特徴としている。(1)被冷却物を冷風冷却する第一冷風冷却工程,被冷却物を真空冷却する真空冷却工程および被冷却物を冷風冷却する第二冷風冷却工程を順次行う冷却パターン。(2)被冷却物を真空冷却する真空冷却工程および被冷却物を冷風冷却する冷風冷却工程を順次行う冷却パターン。(3)被冷却物を冷風冷却する冷風冷却工程を行う冷却パターン。
以上、この発明の複合冷却方法の実施の形態について説明したが、この発明は、つぎの複合冷却装置の実施の形態1〜6を含むものである。
この装置の実施の形態1は、冷却室内の被冷却物を真空冷却する真空冷却手段と、前記被冷却物を冷風冷却する冷風冷却手段と、前記真空冷却手段および冷風冷却手段を制御する制御手段とを備える複合冷却装置であって、前記制御手段は、品温の高温域,中温域および低温域に対して、それぞれ被冷却物を冷風冷却する第一冷風冷却工程,被冷却物を真空冷却する真空冷却工程,被冷却物を冷風冷却する第二冷風冷却工程を割り当てた工程割当てと、初期品温が前記温域のいずれに属するかという初期品温条件と、設定冷却温度が前記温域のいずれに属するかという設定冷却温度条件とに応じて、1または複数の冷却工程を選択する冷却パターン選択工程と、選択した冷却工程を実行する冷却パターン実行工程とを行うことを特徴とする。
この装置の実施の形態2は、前記装置の実施の形態1において、前記真空冷却手段は、第一真空冷却特性を有する第一真空冷却手段と第二真空冷却特性を有する第二真空冷却手段とを備え、前記制御手段は、前記真空冷却工程を前記第一真空冷却手段による第一真空冷却工程と前記第二真空冷却手段による第二真空冷却工程とで行うことを特徴とする。
この装置の実施の形態3は、前記装置の実施の形態2において、前記真空冷却手段による冷却時間,前記冷却室内の圧力,同温度,被冷却物の温度のいずれかを検出するか,または前記冷却室内の圧力,同温度および前記被冷却物の温度のいずれかの変化量を検出する検出手段を備え、前記制御手段は、前記検出手段の検出値が設定値となったとき、前記第一真空冷却工程から前記第二真空冷却工程へ切り換えることを特徴とする。
この装置の実施の形態4は、前記装置の実施の形態2または3において、前記第一真空冷却手段は、前期の真空冷却速度が早く、後期で真空冷却速度が鈍化する第一真空冷却特性を有し、前記第二真空冷却手段は、前期の真空冷却速度が早く、後期で真空冷却速度が鈍化する第二真空冷却特性を有し、前記第二冷風冷却工程を行う冷風冷却手段は、その冷風冷却特性を冷風冷却速度が前記第一真空冷却手段および前記第二真空冷却手段の前期の真空冷却速度より遅く、後期の鈍化した真空冷却速度より早いものとし、前記制御手段は
、前記第二真空冷却手段による後期の真空冷却速度が冷風冷却速度より低下するタイミングで前記第二真空冷却工程から前記第二冷風冷却工程へ切り換えることを特徴とする。
この装置の実施の形態5は、前記装置の実施の形態2〜4において、前記冷風冷却手段は、前記冷却室内の空気を冷却用熱交換器との熱交換により冷却するように構成され、前記第一真空冷却手段は、前記冷却室と接続される減圧器の作動により第一真空冷却工程を実行するように構成され、前記第二真空冷却手段は、前記冷却室を低圧下で密閉状態として前記冷却用熱交換器により被冷却物からの蒸気を凝縮することにより第二真空冷却工程を実行するように構成されることを特徴とする。
この装置の実施の形態6は、前記装置の実施の形態2〜4において、前記冷却室と接続される減圧ラインと、この減圧ライン中に設けられる蒸気エゼクタ,凝縮用熱交換器および減圧器とを備え、前記第一真空冷却手段は、前記減圧器の作動により第一真空冷却工程を実行するように構成され、前記第二真空冷却手段は、前記蒸気エゼクタ,前記凝縮用熱交換器および前記減圧器の作動により第二真空冷却工程を実行するように構成されていることを特徴とする。
鈍化するものとなっている。
、第二温度設定値以下の温域を低温域とする。これら高温域、中温域,低温域に対して、それぞれ、前記第一冷風冷却工程、前記真空冷却工程、前記第二冷風冷却工程が割り当てられる。前記設定冷却温度は、目標冷却温度または到達冷却温度と称することができる。
値として求めておき、前記タイマー7による計測値が前記第二切換設定値となったときとしている。
使用者は、前記扉を開いて前記冷却室2内へ被冷却物3を収容し、前記扉を閉じて密閉状態とする。この状態では、前記開閉弁17,前記第一給蒸弁21,前記復圧弁24は、全て閉状態で、前記モータ12,前記真空ポンプ16,前記コンデンシングユニット11は、全て作動(運転)停止状態である。前記蒸気発生源20は、予め作動状態としておく。
この状態で、運転スイッチ(図示省略)により運転を開始した後、図3において処理ステップS11(以下、処理ステップSNは、単にSNと称する。)の条件入力工程を行う。使用者は、被冷却物3が真空冷却に適しているかどうかの性状条件を入力するとともに、前記設定冷却温度を入力する。
ついで、S12へ移行して、冷却パターン選択工程が行われる。この冷却パターン選択工程では、条件入力工程S11にて入力された性状条件と設定冷却温度と前記品温センサ26により検出される品温とに基づき、前記第一冷却パターン〜前記第六冷却パターンが自動的に選択される。この選択は、初期品温と冷却設定温度とがどの温度域にあるかを判定して自動的に冷却パターンを選択するように構成している。この実施例1では、予め記憶している第2図のような表に基づき、冷却パターンを選択する。この表で、前記第一温度設定値は、70℃であり、前記第二温度設定値は、10℃としている。この冷却パターン選択工程を終了すると、冷却パターン実行工程S13が行われる。前記第一以下に、各冷却パターンの実行について説明する。
今、性状条件を真空冷却に適していると入力し、初期品温を90℃,設定冷却温度を3℃とすると、前記第一冷却パターンが選択され、図4の処理手順が実行される。
第一冷風冷却工程S21では、前記開閉弁17,前記第一給蒸弁21および前記復圧弁24を閉じて、前記真空ポンプ16を停止するとともに、前記コンデンシングユニット11および前記ファン13を作動させる。これにより、前記冷却室2内において前記ファン
13→前記冷却用熱交換器9→前記開口14→前記被冷却物3→前記開口14→前記ファン13の一点破線矢視の冷風循環流が形成される。この循環流により、前記冷却室2内の空気は、前記冷却用熱交換器9により冷却されて温度低下し、前記被冷却物3を冷却する。こうした冷風冷却により、品温が約70℃となるまで冷却される。品温が70℃まで低下したことを前記品温センサ26により検出すると、前記第一冷風冷却工程S21を終了する。
前記第一冷風冷却工程S21が終了すると、前記空気排除工程S22へ移行する。この空気排除工程S22は、つぎのように行われる。前記蒸気発生源20を蒸気が供給可能な状態としておき、前記開閉弁17および前記第一給蒸弁21を開き、前記復圧弁24を閉じ、前記真空ポンプ16を作動させる。すると、前記蒸気発生源20から前記冷却室2内へ蒸気が供給され、前記冷却室2内の空気は、供給された蒸気とともに、前記減圧ライン15を通して室外へ排出される。最終的には、前記冷却室2内が蒸気で満たされることになる。この空気排除工程終了時、前記冷却室2内は、大気圧以下の低圧となっている。この空気排除工程は、前記真空ポンプ16の作動による排気と前記開閉弁21の開による給蒸とを同時に行っているが、排気→給蒸→排気の順に行い、これを1回乃至複数回繰り返すことに行うように構成することができる。
前記空気排除工程S22が終了すると、S23へ移行して、第一真空冷却工程が行われる。この第一真空冷却工程S23は、つぎのように行われる。前記開閉弁17を開き、前記第一給蒸弁21を閉じ、前記復圧弁24を閉じて、前記真空ポンプ16を作動させる。すると、前記冷却室2内の気体は、前記減圧ライン15を通して室外へ排出される。前記冷却室2内の圧力は、前記第一真空冷却特性に沿って低下し、この圧力低下に従って、被冷却物3からの蒸気の蒸発により、被冷却物3の温度が70℃から低下して行く。この品温低下速度は、初期において急速で、温度の低下とともに、後期において鈍化して行く。そして、前記タイマー7による計測時間が前記第二切換設定値に達すると、S24の第二真空冷却工程へ移行する。この移行時点における真空冷却速度は、前記冷風冷却手段5の冷風冷却特性による冷却速度より低くなっている。また、この移行時点の品温は、約20℃である。
前記第二真空冷却工程S24では、前記開閉弁17,前記第一給蒸弁21および前記復圧弁24を閉じて、前記真空ポンプ16を停止するとともに、前記コンデンシングユニット11を作動させる。前記コンデンシングユニット11の作動により、前記冷却用熱交換器9内の温度を約−10℃とする。このコンデンシングユニット11による前記冷却用熱交換器9の温度低下には起動から所定の時間を要するので、前記第一切換設定値の所定時間前に前記コンデンシングユニット11を起動させておくことが望ましい。
速に行われ、温度の低下とともに、後期において低下速度が鈍化して行く。前記タイマー7による計測時間が前記第二切換設定値に達すると、S25の復圧工程へ移行する。この移行時点における真空冷却速度は、前記冷風冷却手段5の第二冷風冷却特性による冷却速度より低くなっている。また、この移行時点の品温は、約10℃である。
前記復圧工程S25は、前記復圧弁24を開くことで行う。これにより、外気が前記復圧ライン23を通して前記冷却室2内へ導入され、前記冷却室2内が大気圧に復帰する。この復圧工程は、前記室内圧力センサ27により検出され、大気圧を検出すると、復圧工程を終了し、S26の第二冷風冷却工程へ移行する。この実施例1においては、前記復圧工程中は、前記コンデンシングユニット11の作動を継続し、前記ファン13の作動を停止しておく。しかしながら、必要に応じて、前記コンデンシングユニット11の作動を停止し、前記ファン13を作動させるように構成することができる。
前記第二冷風冷却工程S26では、前記第一冷風冷却工程S21と同様に、前記開閉弁17,前記第一給蒸弁21および前記復圧弁24を閉じて、前記真空ポンプ16を停止するとともに、前記コンデンシングユニット11および前記ファン13を作動させる。これにより、前記冷却室2内において前記ファン13→前記冷却用熱交換器9→前記開口14→前記被冷却物3→前記開口14→前記ファン13の一点破線矢視の冷風循環流が形成される。この循環流により、前記冷却室2内の空気は、前記冷却用熱交換器9により冷却されて温度低下し、前記被冷却物3を熱交換により冷却する。こうした冷風冷却により、品温が約3℃となるまで冷却される。品温が3℃まで低下したことを前記品温センサ26により検出すると、前記第二冷風冷却工程S26を終了する。
この第二冷風冷却工程S26が終了すると、使用者は、前記運転スイッチを操作して、冷却運転を停止して、前記冷却室2内の被冷却物3を取り出すことができる。勿論、前記第二冷風冷却工程終了後も、被冷却物3の冷蔵のために前記第二冷風冷却工程を続けることができる。
今、性状条件を真空冷却に適していると入力し、初期品温を65℃,設定冷却温度を3℃とすると、前記第二冷却パターンが選択され、図5の処理手順が実行される。
今、性状条件を真空冷却に適していると入力し、初期品温を7℃,設定冷却温度を3℃とすると、前記第三冷却パターンが選択され、図6の処理手順が実行される。
今、性状条件を真空冷却に適していると入力し、初期品温を90℃,設定冷却温度を20℃とすると、前記第四冷却パターンが選択され、図7の処理手順が実行される。
今、性状条件を真空冷却に適していると入力し、初期品温を65℃,設定冷却温度を15℃とすると、前記第五冷却パターンが選択され、図8の処理手順が実行される。
今、性状条件を真空冷却に適していると入力し、初期品温を90℃,設定冷却温度を75℃とすると、前記第六冷却パターンが選択され、図9の処理手順が実行される。
今、性状条件を真空冷却に適していないと入力すると、初期品温条件および設定冷却温度条件に関係なく、前記冷風冷却パターンが選択され、図9と同様の処理手順が実行される。
)の他の実施例(以下、装置実施例2という。)を図10に基づき説明する。この装置実施例2は、前記真空冷却手段4を前記第一真空冷却手段41と前記第二真空冷却手段42とから構成するなどの点で前記装置実施例1と構成を同じくしており、以下に異なる部分を主として説明する。
の第一真空冷却特性は、前記装置実施例1の第一真空冷却特性と同様である
2 冷却室
3 被冷却物
4 真空冷却手段
5 冷風冷却手段
6 制御器
41 第一真空冷却手段
42 第二真空冷却手段
Claims (2)
- 冷却室内の被冷却物の真空冷却と冷風冷却とを可能とし、被冷却物を10℃以下に冷却する複合冷却方法であって、
被冷却物の温度(以下、品温という。)を高温域,中温域および低温域に区分し、
前記高温域,前記中温域および前記低温域に対して、それぞれ被冷却物を冷風冷却する第一冷風冷却工程,被冷却物を真空冷却する真空冷却工程,被冷却物を冷風冷却する第二冷風冷却工程を割り当てる工程割当てを行うとともに、
被冷却物が真空冷却に適した食材であって、被冷却物の到達冷却温度(以下、設定冷却温度という。)が前記低温域にある場合において、被冷却物の冷却開始温度(以下、初期品温という。)が前記高温域にある場合には、下記冷却パターン(1)を選択し、初期品温が前記中温域にある場合には、下記冷却パターン(2)を選択し、選択した冷却工程を実行することにより、被冷却物を初期品温から10℃以下に冷却することを特徴とする複合冷却方法。
(1)被冷却物を冷風冷却する第一冷風冷却工程,被冷却物を真空冷却する真空冷却工程および被冷却物を冷風冷却する第二冷風冷却工程を順次行う冷却パターン。
(2)被冷却物を真空冷却する真空冷却工程および被冷却物を冷風冷却する冷風冷却工程を順次行う冷却パターン。 - 冷却室内の被冷却物を真空冷却する真空冷却手段と、前記被冷却物を冷風冷却する冷風冷却手段と、前記真空冷却手段および冷風冷却手段を制御する制御手段とを備え、被冷却物を10℃以下に冷却する複合冷却装置であって、
品温を高温域,中温域および低温域に区分し、
前記高温域,前記中温域および前記低温域に対して、それぞれ被冷却物を冷風冷却する第一冷風冷却工程,被冷却物を真空冷却する真空冷却工程,被冷却物を冷風冷却する第二冷風冷却工程が割り当てられ、
前記制御手段は、冷却パターン選択工程と冷却パターン実行工程を順次行い、
前記冷却パターン選択工程は、被冷却物が真空冷却に適した食材であって、被冷却物の前記設定冷却温度が前記低温域にある場合において、被冷却物の初期品温が前記高温域にある場合には、下記冷却パターン(1)を選択し、初期品温が前記中温域にある場合には、下記冷却パターン(2)を選択し、
冷却パターン実行工程は、前記冷却パターン選択工程で選択した冷却パターンを実行し、被冷却物を初期品温から10℃以下に冷却するものであることを特徴とする複合冷却装
置。
(1)被冷却物を冷風冷却する第一冷風冷却工程,被冷却物を真空冷却する真空冷却工程および被冷却物を冷風冷却する第二冷風冷却工程を順次行う冷却パターン。
(2)被冷却物を真空冷却する真空冷却工程および被冷却物を冷風冷却する冷風冷却工程を順次行う冷却パターン。
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