JP4930272B2 - 撮像装置、補助機器および撮像システム - Google Patents

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Description

本発明は、表示手段を有する撮像装置の技術に関する。
デジタルカメラ等の撮像装置においては、撮像装置が横姿勢であるか縦姿勢であるかを検出し、検出された姿勢に応じて液晶モニタ等の表示手段における表示態様を切替えるものがある。
上記の姿勢検出に関する技術としては、例えば特許文献1に開示されるものがある。この技術によれば、水銀を利用した姿勢検出スイッチによって撮像装置の姿勢が検出されるようになっている。
また、横姿勢での撮影の際および縦姿勢での撮影の際に用いられる2つのレリーズボタンを設けて、いずれのレリーズボタンが操作されたかで撮像装置の姿勢を検出する技術も知られてる(例えば特許文献2参照)。
特開2001−305636号公報 特開2001−33865号公報
しかしながら、上記特許文献1の技術においては、姿勢検出スイッチを設ける必要があるため、その分、構成が複雑になるとともに、撮像装置を斜めに傾斜させた姿勢では横姿勢であるか縦姿勢であるかの的確な検出が難しくなるため、適切な表示態様による表示を行えない場合がある。
一方、上記特許文献2の技術では、いずれかのレリーズボタンが操作されるまで撮像装置の姿勢が検出できないため、レリーズボタン操作までの間には適切な表示態様による表示を行えない可能性がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、横姿勢・縦姿勢を簡易に検出して適切な表示態様による表示を行える撮像装置の技術を提供することを目的とする。
本発明の第1の側面は、縦姿勢及び横姿勢で使用可能であり、縦姿勢で使用する際に用いる補助機器の着脱が可能な撮像装置であって、示手段と、記撮像装置の姿勢が横姿勢であるか縦姿勢であるかに応じて、前記表示手段での表示態様を切替える表示態様切替手段とを備え、前記補助機器は、前記補助機器に係る電源のオン・オフを切替える切替手段と、前記電源のオン・オフに基づき、前記撮像装置に装着された補助機器が使用されている使用状態か否かを検知する検知手段とを有し、前記表示態様切替手段は、前記補助機器の検知手段での検知結果に基づき、前記撮像装置の姿勢を判定する手段を有することを特徴とする。
また、本発明の第2の側面は、撮像装置に着脱が可能で前記撮像装置を縦姿勢にて使用する際に用いる補助機器であって、前記補助機器に係る電源のオン・オフを切替える切替手段と、前記電源のオン・オフに基づき、前記撮像装置に装着された補助機器が使用されている使用状態か否かを検知する検知手段とを備え、前記撮像装置は、表示手段と、前記補助機器の検知手段での検知結果に基づき判定される撮像装置の姿勢が横姿勢であるか縦姿勢であるかに応じて、前記表示手段での表示態様を切替える表示態様切替手段とを有することを特徴とする。
また、本発明の第3の側面は、縦姿勢及び横姿勢で使用可能な撮像装置と、前記撮像装置に着脱が可能で前記撮像装置を縦姿勢にて使用する際に用いる補助機器とを有する撮像システムであって、前記補助機器は、前記補助機器に係る電源のオン・オフを切替える切替手段と、前記電源のオン・オフに基づき、前記撮像装置に装着された補助機器が使用されている使用状態か否かを検知する検知手段とを備え、前記撮像装置は、表示手段と、前記補助機器の検知手段での検知結果に基づき判定される撮像装置の姿勢が横姿勢であるか縦姿勢であるかに応じて、前記表示手段での表示態様を切替える表示態様切替手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、撮像装置を縦姿勢で使用する際に用いる補助機器が使用されている使用状態か否かを検知する検知手段での検知結果に基づき撮像装置の姿勢を判定し、その撮像装置の姿勢が横姿勢であるか縦姿勢であるかに応じて表示手段での表示態様を切替えるため、横姿勢・縦姿勢を簡易に検出して適切な表示態様による表示を行える。

<第1実施形態>
<撮像装置の要部構成>
図1および図2は、本発明の実施形態に係る撮像装置1の外観構成を示す図である。図1は、撮像装置1の背面外観図であり、図2は、撮像装置1の上面外観図である。この撮像装置1は、レンズ交換式一眼レフレックスタイプのデジタルカメラとして構成されている。なお、図1においては、撮像装置1の標準姿勢である横姿勢で撮影する際の右手の指FGを併せて示している。
図2等に示すように、撮像装置1は、カメラ本体部(カメラボディ)2を備えている。また、このカメラ本体部2に対して、交換式の撮影レンズユニット(交換レンズ)3が着脱可能である。
撮影レンズユニット3は、主として、鏡胴36、ならびに、鏡胴36の内部に設けられるレンズ群及び絞り等によって構成される。このレンズ群には、光軸方向に移動することによって焦点位置を変更するフォーカスレンズ等が含まれている。
カメラ本体部2は、撮影レンズユニット3が装着される円環状のマウント部を正面略中央に備え、撮影レンズユニット3を着脱するための着脱ボタン89を円環状のマウント部付近に備えている。
また、カメラ本体部2は、正面左端部(背面から見て右側)にユーザが把持するためのグリップ部14を備えている。グリップ部14の上面前側には露光開始等を指示するためのシャッターボタン11が設けられている。グリップ部14の内部には電池収納室とカード収納室とが設けられている。電池収納室にはカメラの電源として使用される電池が収納されており、カード収納室には撮影画像の画像データを記録するためのメモリカードが着脱可能に収納されるようになっている。
シャッターボタン11は、半押し状態(S1状態)と全押し状態(S2状態)との2つの状態を検出可能な2段階検出ボタンである。シャッターボタン11が半押しされS1状態になると、被写体に関する記録用静止画像(本撮影画像)を取得するための準備動作(例えば、AF制御動作およびAE制御動作等)が行われる。また、シャッターボタン11がさらに押し込まれてS2状態になると、本撮影の撮影動作(撮像素子41(図5参照)を用いて被写体像に関する露光動作を行い、その露光動作によって得られた画像信号に所定の画像処理を施す一連の動作)が行われる。
図1において、カメラ本体部2の背面略中央上部には、光学ファインダ10が設けられている。光学ファインダ10には、撮影レンズユニット3からの被写体像が導かれる。ユーザは、光学ファインダ10を覗くことによって、被写体を視認することができる。より具体的には、撮影レンズユニット3を通過してきた被写体像を、カメラ本体部2の内部に設けられたミラー機構で上方に反射させ、ペンタプリズムを通した像を接眼レンズを介して見ることで、被写体像を視認することができる。このように、光学ファインダ10を用いて構図決めを行うことが可能である。なお、本撮影時においては、ミラー機構は被写体像の光路から待避し、撮影レンズユニット3からの光がシャッタの開放タイミングに合わせて撮像素子41(図5参照)に到達し、被写体に係る撮影画像(撮影画像データ)が得られる。
カメラ本体部2の背面の略中央(より詳細には若干左寄りの位置)には、背面モニタ12が設けられている。背面モニタ12は、例えばカラー液晶ディスプレイ(LCD)として構成される。背面モニタ12は、撮影条件等を設定するためのメニュー画面を表示したり、再生モードにおいてメモリカードに記録された撮影画像を再生表示したりすることが可能な表示部である。
カメラ本体部2の背面右下部、より詳細には背面モニタ12の右下部には、電源スイッチ81が設けられている。電源スイッチ81はレバー式スイッチとして構成され、電源スイッチ81のレバー部を左方の「OFF」位置に設定すると、電源がオフになり、当該レバー部を右方の「ON」位置に設定すると、電源がオンになる。
カメラ本体部2の背面右上部、より詳細には背面モニタ12の右側には、マルチセレクタ83が設けられている。このマルチセレクタ83は、ジョイスティックタイプの操作部材であり、そのスティック部83eを上下左右の4方向に傾ける操作をそれぞれ検出することが可能であるとともに、当該スティック部83eの押下操作をも検出することが可能である。
また、カメラ本体部2の背面右上部、より詳細には背面モニタ12の右側かつマルチセレクタ83の上側には、後側コマンドダイヤル82と、AF/MFコントロールボタン84と、AEロックボタン85と、再生ボタン86とが設けられている。
後側コマンドダイヤル82は、回転式の操作部材であり、その回転操作に応じて各種の設定内容を変更することが可能である。
AF/MFコントロールボタン84は、オートフォーカス(AF)とマニュアルフォーカス(MF)との切り換え指示を受け付けるボタンである。撮影状態において、このボタン84を押下するごとに、オートフォーカス(AF)とマニュアルフォーカス(MF)とが順次に切り替わる。
AEロックボタン85は、撮影時において自動露光動作によって調整された露光状態を固定する「AEロック」の指示を受け付けるボタンである。
再生ボタン86は、再生モードへの変更指示を受け付けるボタンである。撮影モードにおいて再生ボタン86が押下されると、撮影装置1は再生モードに移行し、撮影済み画像が背面モニタ12に表示される。
また、カメラ本体部2の背面左側部、より詳細には背面モニタ12の左側には、メニューボタン87と、ファンクションボタン88aと、メモリー切換ボタン88bと、画質調整ボタン88cと、画面切換ボタン88dとが設けられている。
メニューボタン87は、メニュー画面の表示機能(呼出機能)を実現するボタンである。メニューボタン87が押下されると、各種設定を行うための複数の項目を有するメニュー画面が背面モニタ12に表示される。
ファンクションボタン88aは、上記メニュー画面に含まれる複数の項目のうちの一部の項目に関するサブメニュー画面を背面モニタ12に表示させる機能(呼出機能)を実現するボタンである。例えば、撮影時にファンクションボタン88aが押下されると撮影用のメニュー画面が背面モニタ12に表示され、再生時にファンクションボタン88aが押下されると再生用のメニュー画面が背面モニタ12に表示される。
メモリー切換ボタン88bは、撮影画像の記録先の記録媒体(メモリカード等)を切り換えるボタンである。この撮像装置1においては、複数の種類のメモリカードを撮像装置1内の各所定位置にいずれも装填しておくことが可能である。メモリー切換ボタン88bの押下操作等によれば、複数の種類のメモリカードが装填された場合にいずれの種類のメモリカードを記録先として選択するかを予め設定しておくことができる。
画質調整ボタン88cは、記録画像の画質(スタンダード、ファイン、RAW等)を選択的に設定するためのボタンである。記録画像の画質は、圧縮(JPEG圧縮等)の有無を切り換えること、あるいは圧縮記録時の圧縮率を切り換えることによって、変更される。
画面切換ボタン88dは、再生画像に重畳的に撮影情報を表示させるか否か、および重畳的に表示する撮影情報の内容を切り換えるボタンである。例えば、画面切換ボタン88dの押下によって、再生画像のみを表示する画面と、再生画像上に文字情報を重畳的に表示させる画面と、輝度に関するヒストグラムを再生画像上に重畳的に表示させる画面とを、選択的且つ循環的に切り換えることが可能である。
また、図2に示すように、カメラ本体部2の上面には、モード設定ボタン92と、ライトボタン93と、ホワイトバランスボタン94aと、ISO感度ボタン94bと、露出補正ボタン94cと、調光補正ボタン94dと、液晶表示パネル96とが設けられている。また、シャッターボタン11の前側には、前側コマンドダイヤル91が設けられている。
前側コマンドダイヤル91は、回転式の操作部材であり、その回転操作に応じて各種の設定内容を変更することが可能である。
モード設定ボタン92は、カメラの各種モードの設定動作(切替動作)を行うための操作部材である。モード設定ボタン92を押下するごとに、設定内容が順次に(且つ循環的に)変更され、設定内容が決定される。このようなモード設定ボタン92の押下操作によって、各種撮影モード(具体的には、Pモード(プログラムモード)、Aモード(絞り優先モード)、Sモード(シャッタスピード優先モード)、Mモード(マニュアルモード)、人物撮影モード、風景撮影モード、およびフルオート撮影モード等)のうちから、所望のモードを選択することができる。
ホワイトバランスボタン94aは、ホワイトバランスの調整を行うためのボタンであり、ISO感度ボタン94bは、ISO感度の調整を行うためのボタンである。露出補正ボタン94cは、画像全体の明るさを補正する露出補正を行うためのボタンであり、調光補正ボタン94dは、フラッシュの発光量を調整する調光補正を行うためのボタンである。
液晶表示パネル96は、現在の各種設定内容を表示する表示部である。液晶表示パネル96のバックライトのオンおよびオフは、ライトボタン93の押下操作に応じて変更される。
また、後側コマンドダイヤル82あるいは前側コマンドダイヤル91を操作することによれば、各種撮影モードにおける制御値を設定することが可能である。例えば、Sモード(シャッタスピード優先モード)においては、前側コマンドダイヤル91の回転操作によって複数段階の設定可能値の中から所望のシャッタスピードを選択することが可能である。さらに、ISO感度ボタン94bの押下後に、前側コマンドダイヤル91を回転させることによって、複数段階の設定可能値の中から所望の値を選択してISO感度値を設定することが可能である。同様に、ホワイトバランスボタン94aと前側コマンドダイヤル91との組合せ、露出補正ボタン94cと前側コマンドダイヤル91との組合せ、あるいは、調光補正ボタン94dと前側コマンドダイヤル91との組合せによっても、同様の設定操作でそれぞれのボタンに対応する設定内容を決定することが可能である。なお、前側コマンドダイヤル91に代えて後側コマンドダイヤル82を使用することによっても同様の設定操作を行うことが可能である。
次に、撮像装置1に着脱自在であって、撮像装置1の横姿勢(標準姿勢)から90度程度回転させた縦姿勢(非標準姿勢)で撮像装置1を使用する際に用いる補助機器として働く縦位置コントロールグリップ7の構成を説明する。
図3は、撮像装置1に装着された縦位置コントロールグリップ7の構成を示す背面外観図である。また、図4は、撮像装置1から取り外された縦位置コントールグリップ7の構成を示す正面外観図である。なお、図3においては、縦姿勢で撮影する際の右手の指FGを併せて示している。以下では、図3および図4を参照しつつ、縦位置コントロールグリップ7の構成を説明する。
縦位置コントロールグリップ7は、ユーザによって把持されるグリップ部70と、電源スイッチ71とモード設定ボタン72とマルチセレクタ73とAF/MFコントロールボタン74とAEロックボタン75とを備えている。一方、縦位置コントロールグリップ7には、突出部79が設けられているが、この突出部79を例えばカメラ本体部2のグリップ部14に設けられた電池収納室に収納することによりカメラ本体部2に縦位置コントロールグリップ7が装着されることとなる。
グリップ部70には、シャッターボタン11と同様の構成を有するシャッターボタン76と、前側コマンドダイヤル91と同様の構成を有するコマンドダイアル77と、ユーザがグリップ部70を把持したことを検出する把持検出部78とが設けられている。シャッターボタン76は、撮像装置1の縦姿勢において、シャッターボタン11と同様の操作感で撮影開始指示等を入力することが可能である。また、把持検出部78は、例えば圧力センサからなるグリップセンサとして構成されており、縦位置コントロールグリップ7のグリップ部70がユーザによって把持されているか否かを検出する。
電源スイッチ71は、電源スイッチ81と同様の構成を有している。すなわち、電源スイッチ71はレバー式スイッチとして構成され、電源スイッチ71のレバー部を左方または右方に傾けることで縦位置コントロールグリップ7に関する電源のオン・オフが切替えられる。この電源スイッチ71によって電源がオンされると、縦位置コントロールグリップ7の操作部材(モード設定ボタン72やマルチセレクタ73、シャッターボタン76等)に割り付けられた機能がアクティブになる。
モード設定ボタン72、マルチセレクタ73、AF/MFコントロールボタン74およびAEロックボタン75は、それぞれ、モード設定ボタン92(図2参照)、マルチセレクタ83(図1参照)、AF/MFコントロールボタン84およびAEロックボタン85と同様の構成を有しており、同様の機能を実現する。これらの操作部材72〜75は、図3のように縦姿勢における背面右側に配置されており、高い操作性を有している。
縦位置コントロールグリップ7が図4に示す方向Duに沿ってカメラ本体部2の底部に装着された状態では、突起部79tに設けられた端子部79t(平行斜線部)を介して縦位置コントロールグリップ7とカメラ本体部2との両者が電気的に接続され、各種操作部材71〜77の操作状態等が撮像装置1の制御部6(図5参照)に伝達されるように構成されている。そのため、ユーザは、縦姿勢による撮影の際、各操作部材72,73,74,75,76,77を操作することによって、それぞれ対応する操作部材92,83,84,85,11,91による操作で実現される機能と同様の機能を実現することが可能である。
以上のような縦位置コントロールグリップ7と撮像装置1とを備える撮像システム(カメラシステム)100に関しての電気的構成について、以下で説明する。
<撮像システム100の電気的構成>
図5は、撮像システム100の電気的な構成を示すブロック図である。ここで、図1〜図4と同一の部材等については、同一の符号を付している。
撮像システム100における撮像装置1は、撮像装置1に関するカメラ機構の制御(カメラ制御)を担当する制御部6と、撮像部4で生成された画像信号に対して画像処理を施す画像処理部5とを備えている。また、撮像システム100は、背面モニタ12に表示する文字情報等の画面を生成するOSD生成部51と、画像処理部5で処理された画像等を記憶する画像記憶部52とを備えている。
制御部6は、例えばCPUを有して構成されており、撮像装置1において撮影動作時の制御等を行う部位である。
撮像部4は、撮像素子41と、撮像素子41から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換部42とを備えている。
撮像素子41は、カメラ本体部2に撮影レンズユニット3が装着された場合の当該撮影レンズユニット3が備えているレンズ群の光軸上において、その光軸に対して垂直となる方向に配置されている。この撮像素子41としては、例えばフォトダイオードを有して構成される複数の画素がマトリクス状に2次元配置され、各画素の受光面に、それぞれ分光特性の異なる例えばR(赤)、G(緑)、B(青)のカラーフィルタが1:2:1の比率で配設されてなるベイヤー配列のCMOSカラーエリアセンサ(CMOS型のイメージセンサ)が用いられる。このような撮像素子41では、撮影レンズユニット3を通って結像された被写体光像に関するR(赤)、G(緑)、B(青)各色成分のアナログの電気信号(画像信号)を生成し、R、G、B各色の画像信号が出力される。
画像処理部5は、撮像部4から入力される画像データに対してデジタル信号処理を施す部位である。この画像処理部5では、撮像部4から出力された画像データに関する黒レベルを基準の黒レベルに補正する黒レベル補正や、画像データに関するホワイトバランス調整を行うホワイトバランス補正等の画像処理が行われる。
OSD(On Screen Display)生成部51は、制御部6から送られるOSD制御信号に基づき、撮影に必要な情報、例えばシャッタースピードや絞りに関して現在設定されている設定値を表す文字情報やアイコンなどが配置された画面を生成する部位である。
画像記憶部52は、画像処理部5で処理された画像データを一時的に記憶するための、高速アクセス可能な画像メモリ(例えばDRAM)として構成されており、複数フレーム分の画像データを記憶可能な容量を有している。
画像記憶部52に一時記憶される画像データは、画像処理部5によって背面モニタ12に画像表示することも可能である。これによって、撮影画像を確認するための確認表示(アフタービュー)、および撮影済みの画像を再生する再生表示等が実現される。
<横姿勢・縦姿勢での表示態様>
撮像装置1においては、その姿勢が図1に示すような横姿勢であるか図3に示すような縦姿勢であるかに応じて背面モニタ12での表示態様、具体的には横姿勢に適した表示態様(以下では「横用の表示態様」と略称する)と縦姿勢に適した表示態様(以下では「縦用の表示態様」と略称する)との切替えが可能である。これらの表示態様について詳しく説明する。
撮影モードにおける撮影前(シャッターボタン押下前)の背面モニタ12には、撮像装置1の横姿勢にて例えば図6(a)に示す横用の表示態様での表示が行われるとともに、撮像装置1の縦姿勢にて例えば図6(b)に示す縦用の表示態様での表示が行われる。これらの横用・縦用の表示形態は、図5に示すように制御部6から送信される縦横制御信号(後述)に基づきOSD生成部51で生成される。
一方、撮影後に画像記憶部52に記憶された撮影画像をアフタービュー表示する際や、メモリカードに格納された撮影画像を再生表示する際の背面モニタ12にも、撮像装置1の横姿勢・縦姿勢に応じた適切な表示形態による表示が行われるようになっている。
例えば撮像装置1の縦姿勢で撮影された撮影画像Gv0(図7)を背面モニタ12に表示する際には、撮像装置1が撮影時と同じ縦姿勢の場合、撮影画像Gv0の画素配列を変更せず、そのまま背面モニタ12に縦用の表示態様として表示する。一方、撮像装置1が撮影時と異なる横姿勢の場合には、撮影画像Gv0の四隅を図7中の矢印Tv1〜4のように配置変更させて画素配列を反時計回りに90度回転させた回転画像Gv1の左右に黒画像Bkを配置した表示用の画像Gdを横用の表示態様として背面モニタ12に表示する。この表示用の画像Gdは、画像処理部5において撮影画像Gv0の画素配列の並び替え等が行われることで生成される。
また、例えば撮像装置1の横姿勢で撮影された撮影画像Gh0(図8)を背面モニタ12に表示する際には、撮像装置1が撮影時と同じ横姿勢の場合、撮影画像Gh0の画素配列を変更せず、そのまま背面モニタ12に横用の表示態様として表示する。一方、撮像装置1が撮影時と異なる縦姿勢の場合には、撮影画像Gh0の四隅を図8中の矢印Th1〜4のように配置変更させて画素配列を時計回りに90度回転させた回転画像Gh1の左右に黒画像Bkを配置した表示用の画像Geを背面モニタ12に縦用の表示態様として表示する。この表示用の画像Geは、上記の表示用の画像Gdと同様に、画像処理部5において撮影画像Gh0の画素配列の並び替え等が行われることで生成される。
以上のように撮像装置1では、撮像装置1の姿勢が横姿勢であるか縦姿勢であるかに応じてOSD生成部51や画像処理部5により背面モニタ12での表示態様を切替えることができるが、次に撮像装置1の姿勢検出について説明する。
<撮像装置1の姿勢検出>
撮像装置1では、その姿勢が横姿勢であるか縦姿勢であるかを、縦位置コントロールグリップ7から送られる信号に基づき判断するようになっている。この姿勢検出について以下で説明する。
縦位置コントロールグリップ7の電源スイッチ71がオン位置に設定されている場合には、縦位置コンロトールグリップ7がユーザによって実際に使用されている可能性が高い。換言すれば、電源スイッチ71で設定されている電源のオン・オフに基づき、縦位置コントロールグリップ7が実質的に使用されている使用状態か否かが検知できる。そして、縦位置コントロールグリップ7が使用状態の場合には、図3のように撮像装置1が縦姿勢でユーザによって保持されている状態と考えられる。
以上のことから、撮像装置1に装着された縦位置コントロールグリップ7における電源スイッチ71のオン・オフを検知すれば、撮像装置1が縦姿勢であるか横姿勢であるかの姿勢検出を行えることとなる。
したがって、撮像システム100では、縦位置コントロールグリップ7が使用中であるか否かの検知が可能な電源スイッチ71からのオン・オフ信号を撮像装置1の制御部6で受け取り、このオン・オフ信号に対応した縦横制御信号(図5中の破線の矢印)を制御部6からOSD生成部51および画像処理部5に送信するようにしている。より詳しくは、縦位置コントロールグリップ7が装着された撮像装置1に電源スイッチ71からオン信号が出力された場合には、縦姿勢と判定して縦用の表示態様で表示する旨の制御信号を制御部6からOSD生成部51および画像処理部5に送出する一方、撮像装置1に電源スイッチ71からオフ信号が出力された場合には、横姿勢と判定して横用の表示態様で表示する旨の制御信号を制御部6からOSD生成部51および画像処理部5に送出する。
以上のような撮像システム100の動作により、撮像装置1に装着された縦位置コントロールグリップ7が使用されている使用状態か否かを検知する電源スイッチ71からの検知結果(オン・オフ信号)に基づき撮像装置1の姿勢を判定し、その撮像装置1の姿勢が横姿勢であるか縦姿勢であるかに応じて背面モニタ12での表示態様を切替えるため、横姿勢・縦姿勢を簡易に検出して適切な表示態様による表示を背面モニタ12で行える。
なお、撮像システム100では、縦位置コントロールグリップ7における電源スイッチ71からのオン・オフ信号に基づき撮像装置1の姿勢を判定するのは必須でなく、縦位置コントロールグリップ7における把持検出部78からの信号に基づき撮像装置1の姿勢を判定するようにしても良い。これに関して以下で説明する。
縦位置コントロールグリップ7の把持検出部78によりグリップ部70に対するユーザの把持が検出される場合には、縦位置コンロトールグリップ7がユーザによって実際に使用されている可能性が高い。換言すれば、把持検出部78で検出される把持の有無に基づき、縦位置コントロールグリップ7が使用されている使用状態か否かが検知できる。そして、縦位置コントロールグリップ7が使用状態の場合には、図3のように撮像装置1が縦姿勢でユーザによって保持されている状態と考えられる。
以上のことから、撮像装置1に装着された縦位置コントロールグリップ7の把持検出部78によりグリップ部70がユーザによって把持されているか否かを検知すれば、撮像装置1が縦姿勢であるか横姿勢であるかの姿勢検出を行えることとなる。
したがって、撮像システム100では、縦位置コントロールグリップ7が使用中であるか否かの検知が可能な把持検出部78からの把持検出信号(検知結果)を撮像装置1の制御部6で受け取り、この把持検出信号に対応した縦横制御信号(図5中の破線の矢印)を制御部6からOSD生成部51および画像処理部5に送信するようにする。より詳しくは、縦位置コントロールグリップ7が装着された撮像装置1に把持検出部78から把持が検出された旨の信号が出力された場合には、縦姿勢と判定して縦用の表示態様で表示する旨の制御信号を制御部6からOSD生成部51および画像処理部5に送出する一方、把持が検出されない旨の信号が把持検出部78から撮像装置1に出力された場合には、横姿勢と判定して横用の表示態様で表示する旨の制御信号を制御部6からOSD生成部51および画像処理部5に送出する。
以上のように縦位置コントロールグリップ7における把持検出部78からの信号に基づき撮像装置1の姿勢を判定するようにしても、電源スイッチ71の場合と同様に、横姿勢・縦姿勢を簡易に検出して適切な表示態様による表示を背面モニタ12で行える。
<変形例>
・上記の実施形態においては、図5に示すように縦位置コントロールグリップ7の電源スイッチ71や把持検出部78からの信号を撮像装置1の制御部6を介してOSD生成部51および画像処理部5に縦横制御信号として伝送するのは必須でなく、図9に示すように電源スイッチ71や把持検出部78からの信号を縦横制御信号としてダイレクトにOSD生成部51および画像処理部5に伝送するようにしても良い。これによっても、横姿勢・縦姿勢を簡易に検出して適切な表示態様による表示が可能となる。
・上記の実施形態においては、背面モニタ12のように画像表示が可能な表示部での表示態様を撮像装置の姿勢に応じて切替えるのは必須でなく、液晶表示パネル96(図2)のように画像表示を行えない表示部での表示態様を撮像装置の姿勢に応じて切替えるようにしても良い。
・上記の実施形態の把持検出部78においては、圧力センサによって把持の検出を行うのは必須でなく、メカスイッチ等の機械式センサや静電センサによって把持の検出を行うようにしても良い。
・上記の実施形態においては、画像に文字情報等が重畳された画面に関する縦用・横用の表示態様を切替えるようにしても良い。
本発明の実施形態に係る撮像装置1の外観構成を示す図である。 撮像装置1の外観構成を示す図である。 撮像装置1に装着された縦位置コントロールグリップ7の構成を示す背面外観図である。 撮像装置1から取り外された縦位置コントールグリップ7の構成を示す正面外観図である。 撮像システム100の電気的な構成を示すブロック図である。 横姿勢・縦姿勢での表示態様を説明するための図である。 横姿勢・縦姿勢での表示態様を説明するための図である。 横姿勢・縦姿勢での表示態様を説明するための図である。 本発明の変形例に係る縦位置コントロールグリップ7からの信号の伝送について説明するための図である。
符号の説明
1 撮像装置
2 カメラ本体部
3 撮影レンズユニット
4 撮像部
5 画像処理部
6 制御部
7 縦位置コントロールグリップ
11、76 シャッターボタン
14、70 グリップ部
12 背面モニタ
51 OSD生成部
52 画像記憶部
71、81 電源スイッチ
78 把持検出部
100 撮像システム

Claims (3)

  1. 縦姿勢及び横姿勢で使用可能であり、縦姿勢で使用する際に用いる補助機器の着脱が可能な撮像装置であって、
    示手段と、
    記撮像装置の姿勢が横姿勢であるか縦姿勢であるかに応じて、前記表示手段での表示態様を切替える表示態様切替手段と、
    を備え、
    前記補助機器は、
    前記補助機器に係る電源のオン・オフを切替える切替手段と、
    前記電源のオン・オフに基づき、前記撮像装置に装着された補助機器が使用されている使用状態か否かを検知する検知手段と、
    を有し、
    前記表示態様切替手段は、
    前記補助機器の検知手段での検知結果に基づき、前記撮像装置の姿勢を判定する手段を有する
    像装置。
  2. 撮像装置に着脱が可能で前記撮像装置を縦姿勢にて使用する際に用いる補助機器であっ
    て、
    前記補助機器に係る電源のオン・オフを切替える切替手段と、
    前記電源のオン・オフに基づき、前記撮像装置に装着された補助機器が使用されている使用状態か否かを検知する検知手段と、
    を備え、
    前記撮像装置は、
    表示手段と、
    前記補助機器の検知手段での検知結果に基づき判定される撮像装置の姿勢が横姿勢であるか縦姿勢であるかに応じて、前記表示手段での表示態様を切替える表示態様切替手段と、
    を有する補助機器。
  3. 縦姿勢及び横姿勢で使用可能な撮像装置と、前記撮像装置に着脱が可能で前記撮像装置を縦姿勢にて使用する際に用いる補助機器とを有する撮像システムであって、
    前記補助機器は、
    前記補助機器に係る電源のオン・オフを切替える切替手段と、
    前記電源のオン・オフに基づき、前記撮像装置に装着された補助機器が使用されている使用状態か否かを検知する検知手段と、
    を備え、
    前記撮像装置は、
    表示手段と、
    前記補助機器の検知手段での検知結果に基づき判定される撮像装置の姿勢が横姿勢であるか縦姿勢であるかに応じて、前記表示手段での表示態様を切替える表示態様切替手段と、
    を備える撮像システム。
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