JP4930267B2 - ハイブリッド車の駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の変速比に設定可能な変速機構が設けられたハイブリッド車の駆動装置に関する。
周知のように、ハイブリッド車は内燃機関を走行用の駆動力源として備えるとともに、電動機やモータ・ジェネレータを他の走行用の駆動力源として備えた車両である。そして、ハイブリッド車は、内燃機関をできるだけ効率の良い状態で運転する一方で、駆動力やエンジンブレーキ力の過不足を他の駆動力源にて補い、かつ車両減速時等にエネルギの回生を行うことにより、内燃機関のエミッション悪化の防止と燃費性能の向上とを実現できるように構成されている。
このようなハイブリッド車に適用される駆動装置としては、内燃機関及び第1モータ・ジェネレータが連結された動力分配機構から出力された動力を伝達軸に伝達し、その伝達軸に動力を伝達可能な第2モータ・ジェネレータを設け、変速機構にて伝達軸の回転を変速して出力軸に伝達し、その出力軸に伝達された動力をハイブリッド車の駆動輪に出力するものが周知である。このような駆動装置が持つ変速機構としては、4つの回転要素を含んだ差動機構と、これらの回転要素のうちの所定の二つの回転要素を互いに結合させるクラッチと、これらの回転要素の回転を選択的に停止させる二つのブレーキとを備え、これらのクラッチ及びブレーキの係合状態を切り替えることによって互いに変速比が相違する3つの変速段を形成するものが知られている(特許文献1)。
特開2005−61498号公報
一般に、クラッチは二つの回転要素を結合するものであるので、クラッチを変速機構に組み込んだ場合には構成が複雑になり易く車両への搭載成立性の悪化を招く。例えば、油圧機構を利用してクラッチを動作させるものにあっては、ケースから回転物へ作動油を供給するためのセンターサポート等が必要になったり、油圧を受ける受圧部の回転に伴う遠心油圧をキャンセルする機構等が必要になる。このため、クラッチの利用によって変速機構の複雑化や大型化を招く。
そこで、本発明は、車両への搭載成立性を向上できるハイブリッド車の駆動装置を提供することを目的とする。
本発明のハイブリッド車の駆動装置は、内燃機関と、第1電動機と、前記内燃機関及び前記第1電動機が連結された動力分配機構と、前記動力分配機構から出力された動力が伝達される伝達軸と、前記伝達軸に動力を伝達可能な第2電動機と、駆動輪に動力を出力する出力軸と、前記伝達軸の回転を変速して前記出力軸に伝達する変速機構とを備えたハイブリッド車の駆動装置であって、前記変速機構は、少なくとも3つのブレーキと、前記伝達軸に連結された入力回転要素、前記出力軸に連結された出力回転要素、及び前記ブレーキにて回転を停止され得る第1〜第3回転要素を含む少なくとも5つの回転要素を有する差動機構とを有し、前記差動機構は、前記5つの回転要素を共線図上に配列したときに前記入力回転要素と前記出力回転要素とが隣接し、前記入力回転要素が前記第1回転要素に隣接し、かつ前記出力回転要素が前記第2回転要素に隣接するように、前記5つの回転要素が組み合わされている(請求項1)。
この駆動装置によれば、第1〜第3回転要素のいずれか回転をブレーキで選択的に停止させることにより、少なくとも3種類の変速段をブレーキの操作だけで実現することができる。すなわち、構成の複雑化を招くクラッチを利用せずに少なくとも3種類の変速段を形成できるため、変速機構の小型化を容易に実現でき車両への搭載成立性が向上する。
また、差動機構5つの回転要素を共線図上に配列したときに入力回転要素が第1回転要素に隣接し、かつ出力回転要素が第2回転要素に隣接するので、入力回転要素の回転を増速して出力回転要素に出力できるオーバードライブ変速段及び入力回転要素の回転を減速して出力回転要素に出力できるアンダードライブ変速段の両方を含んだ少なくとも3種類の変速段を持つ変速機構を実現できる。これにより、オーバードライブ変速段への切り替えによって燃費性能が向上し、かつアンダードライブ変速段への切り替えによって加速等の動力性能が向上する。
本発明の駆動装置の一態様において、前記差動機構は、前記5つの回転要素を共線図上に配列したときに前記第2回転要素が前記第3回転要素に隣接するように、前記5つの回転要素が組み合わされていてもよい(請求項)。この態様によれば、オーバードライブ変速段を1段持ち、かつアンダードライブ変速段を2段持つ変速機構を実現できる。これにより、最もローギヤードなアンダードライブ変速段から最もハイギヤードなオーバードライブ変速段への切り替えが2番目のアンダードライブ変速段を介して行われるため、その切り替えが滑らかになって、変速ショックを緩和することが可能になる。また、変速機構の各変速段に関する伝達効率の傾向から、アンダードライブ変速段を1段とし、かつオーバードライブ変速段を2段とする態様に比べて伝達効率の低下を広い範囲で防止することができる。
本発明に係る差動機構は種々の態様で実現することができる。例えば、本発明の駆動装置の一態様において、前記差動機構は、サンギア、リングギア及びキャリアの3つの回転要素を含む2組の遊星歯車機構のそれぞれのキャリアが一体回転するように相互に連結されることにより、前記5つの回転要素を構成してもよい(請求項)。この場合には、2組の遊星歯車機構の各キャリアを相互に連結することにより、一方の遊星歯車機構のサンギア及びリングギア、他方の遊星歯車機構のサンギア及びリングギア、並びに相互に連結されたキャリアが5つの回転要素として構成される。これらの遊星歯車機構はサンギアとリングギアとの間に一つのピニオンが介在するシングルピニオン型の遊星歯車機構でもよいし、サンギアとリングギアとの間に互いに噛み合う二つのピニオンが介在するダブルピニオン型の遊星歯車機構でもよい。これらの5つの回転要素のうち、いずれの回転要素を入力回転要素又は出力回転要素として機能させるかは任意であるが、例えば、前記差動機構は前記出力回転要素として前記キャリアが設けられていてもよい(請求項)。この場合には、ブレーキ操作と関わりなくキャリアが常に回転、即ちピニオンが常に公転してピニオンに遠心力が作用する。そのため、その遠心力を利用することによりピニオンに対する潤滑が容易になる。仮に、キャリアを出力回転要素にしない場合はキャリアがブレーキ操作にて停止(固定)されるので、その間は遠心力を利用したピニオンへの潤滑が期待できない。そのため、キャリアを出力回転要素にする場合と同等の潤滑性能を確保するには強制潤滑等の複雑な構成が必要になる。
以上説明したように、本発明によれば、差動機構が持つ入力回転要素及び出力回転要素以外の第1〜第3回転要素のいずれか回転をブレーキで選択的に停止させることにより、少なくとも3種類の変速段をブレーキの操作だけで実現することができる。これにより、変速機構の小型化を容易に実現でき車両への搭載成立性が向上する。また、入力回転要素の回転を増速して出力回転要素に出力できるオーバードライブ変速段及び入力回転要素の回転を減速して出力回転要素に出力できるアンダードライブ変速段の両方を含んだ少なくとも3種類の変速段を持つ変速機構を実現できる。これにより、オーバードライブ変速段への切り替えによって燃費性能が向上し、かつアンダードライブ変速段への切り替えによって加速等の動力性能が向上する。
(第1の形態)
図1は本発明の一形態に係る駆動装置が適用された車両の概略を示している。この図に示すように、車両1はいわゆるハイブリッド車両として構成されている。車両1にはその走行のために駆動装置2が設けられており、その駆動装置2は、内燃機関3と、第1電動機としての第1モータ・ジェネレータ4と、これらの内燃機関3及び第1モータ・ジェネレータ4が連結された動力分配機構5と、動力分配機構5から出力された動力が伝達される伝達軸6と、その伝達軸6に動力を伝達可能な第2電動機としての第2モータ・ジェネレータ7と、車両1の駆動輪10に差動装置11を介して動力を出力する出力軸8と、伝達軸6に伝達された動力を変速して出力軸8に伝達する変速機構9とを備えている。
内燃機関3は火花点火型の多気筒内燃機関として構成されている。第1モータ・ジェネレータ4は電動機としての機能と発電機としての機能とを生じるように構成されている。第1モータ・ジェネレータ4には不図示のインバータを介して不図示のバッテリーが電気的に接続されていて、そのインバータを制御することにより第1モータ・ジェネレータ4の出力トルク又は回生トルクを適宜設定するようになっている。第1モータ・ジェネレータ4のステータ4aはケーシング12に固定されており回転しないようになっている。第2モータ・ジェネレータ7も第1モータ・ジェネレータ4と同様の構成を有しており、そのステータ7aはケーシング12に固定されており回転しないようになっている。
動力分配機構5は遊星歯車機構として構成されている。即ち、動力分配機構5は外歯歯車であるサンギアSと、そのサンギアSに対して同軸的に配置された内歯歯車であるリングギアRと、これらのギアS、Rに噛み合うピニオン15を自転かつ公転自在に保持するキャリアCとを有し、これらの3つの回転要素の間に差動作用を生じさせる周知の歯車機構である。この形態では、内燃機関3の出力軸がキャリアCに、第1モータ・ジェネレータ4のロータ4bがサンギアSに、伝達軸6がリングギアRにそれぞれ接続されている。伝達軸6には第2モータ・ジェネレータ7のロータ7bが接続されており、第2モータ・ジェネレータ7の出力トルクは伝達軸6が伝達する伝達トルクに加減される。
変速機構9は二組のシングルピニオン型の遊星歯車機構21、22が組み合わされた差動機構23を備えている。第1遊星歯車機構21は外歯歯車であるサンギアS11と、そのサンギアS11に対して同軸的に配置された内歯歯車であるリングギアR11と、これらのギアS11、R11に噛み合うピニオン24を自転かつ公転自在に保持するキャリアC1とを有している。一方、第2遊星歯車機構22は外歯歯車であるサンギアS12と、そのサンギアS12に対して同軸的に配置された内歯歯車であるリングギアR12と、これらのギアS12、R12に噛み合いかつ遊星歯車機構21のピニオン24と同軸に一体化されたピニオン25を自転かつ公転自在に支持するキャリアC1とを有している。即ち、差動機構23は一体化された二つのピニオン24、25を保持するキャリアC1が第1遊星歯車機構21及び第2遊星歯車機構22との間で共用されている。換言すれば、差動機構23は第1遊星歯車機構21及び第2遊星歯車機構22のそれぞれのキャリアC1が一体回転するように相互に連結されている。キャリアC1に保持される一方のピニオン24は他方のピニオン25よりも歯数が少ない。つまりピニオン24はピニオン25よりも基準円直径が小径である。第1遊星歯車機構21のリングギアR11は伝達軸6に連結されており、キャリアC1は出力軸8に連結されている。これにより、差動機構23はサンギアS11、リングギアR11、キャリアC1、サンギアS12及びリングギアR12を5つの回転要素として備えることになる。これら5つの回転要素のうち、リングギアR11が入力回転要素に相当し、キャリアC1が出力回転要素に相当する。
変速機構9は、互いに変速比が相違する3種類の変速段を形成するため、入力回転要素及び出力回転要素以外の残りの3つの回転要素であるサンギアS11、サンギアS12及びリングギアR12の回転を停止できる3つのブレーキB1〜B3を更に備えている。各ブレーキB1〜B3は所定の回転要素をケーシング12に対して選択的に固定できる。具体的には、第1ブレーキB1はリングギアR12の回転を、第2ブレーキB2はサンギアS11の回転を、第3ブレーキB3はサンギアS12の回転をそれぞれ停止させることができる。
次に、変速機構9の変速特性について図2〜図5を参照して説明する。図2は変速機構9の変速段と各ブレーキB1〜B3の作動状態との関係を示した図であり、図3は変速段が第1速の場合の共線図、図4は変速段が第2速の場合の共線図、図5は変速段が第3速の場合の共線図である。なお、図2の「ON」は回転要素の回転を停止させるブレーキの作動状態(係合状態)を示し、「OFF」は回転要素の回転を許容するブレーキの作動状態(解放状態)を示している。また、図3〜図5に示された共線図は、遊星歯車機構等の差動機構の各回転要素をギア比(速比)に基づく間隔で配列したときに各回転要素の回転速度(回転数)を直線で表すことができる周知のものである。図3〜図5において「ENG」は内燃機関3を、「MG1」は第1モータ・ジェネレータ4を、「MG2」は第2モータ・ジェネレータ7をそれぞれ示す。
図2に示すように、変速機構9は、第1ブレーキB1を係合状態に、残りのブレーキB2、B3を解放状態に操作することで変速段が第1速に、第2ブレーキB2を係合状態に、残りのブレーキB1、B3を解放状態に操作することで変速段が第2速に、第3ブレーキB3を係合状態に、残りのブレーキB1、B2を解放状態に操作することで変速段が第3速にそれぞれ設定される。差動機構23の各回転要素は図3〜図5に示された並び順で共線図上に配列される。即ち、入力回転要素であるリングギアR11と、出力回転要素であるキャリアC1とが互いに隣接する。そして、リングギアR11が第1回転要素としてのサンギアS12に隣接し、かつキャリアC1が第2回転要素としてのリングギアR12に隣接する。更に、リングギアR12が第3回転要素であるサンギアS11に隣接する。つまり、差動機構23は、サンギアS11、リングギアR12、キャリアC1、リングギアR11及びサンギアS12の順番で共線図上に並ぶようにして、これら5つの回転要素が組み合わされている。
図3に示すように、第1速においては第1ブレーキB1にてリングギアR12の回転が停止され、残りの回転要素の回転が許容されるため、リングギアR12の回転速度が0となって残りの回転要素の回転速度が直線L1にて規定されたものとなる。出力回転要素であるキャリアC1の回転速度、即ち出力軸8の回転速度は伝達軸6(リングギアR11)の回転速度よりも減速される。即ち、変速機構9の第1速はアンダードライブ変速段として設定されている。また、図4に示すように、第2速においては第2ブレーキB2にてサンギアS11の回転が停止され、残りの回転要素の回転が許容されるため、サンギアS11の回転速度が0となって残りの回転要素の回転速度が直線L2にて規定されたものとなる。図3と図4を比較すれば明らかなように、第2速の場合は同一回転速度のリングギアR11に対してキャリアC1の回転速度が第1速の場合よりも高い。つまり、変速機構9の第2速は第1速よりもハイギヤード側のアンダードライブ変速段として設定されている。また、図5に示すように、第3速においては第3ブレーキB3にてサンギアS12の回転が停止され、残りの回転要素の回転が許容されるため、サンギアS12の回転速度が0となって残りの回転要素の回転速度が直線L3にて規定されたものとなる。図5から明らかなように、第3速の場合は出力軸8の回転速度がリングギアR11の回転速度よりも増速される。即ち、変速機構9の第3速はオーバードライブ変速段として設定されている。このように、変速機構9はアンダードライブ変速段として第1速と第2速とを持ち、かつオーバードライブ変速段として第3速を持っている。
変速機構9の第1速〜第3速の各変速比(ギア比)は以下の考え方に基づいて設定されている。図6は変速機構9の伝達効率ηと、出力軸8の回転速度に対する内燃機関3の回転速度の比iとの関係を示した説明図である。図6においては比較のために伝達軸6と出力軸8とを直結した比較例の伝達効率も図示した。なお、図中の比iは内燃機関3の回転速度が一定であれば出力軸8の回転速度が大きいほど小さくなる。つまり、比iは車両1の車速が高くなるほど小さくなる変数である。
図6に示すように、変速機構9の各変速段の伝達効率は上に凸の曲線で示され、そのピークはハイギヤード側の変速段ほど比iが小さい高速側にシフトする。周知のように、ギア比をローギヤード側に設定するほど加速性能等の動力性能が向上する反面、燃費性能が悪化する。反対にギア比をハイギヤード側に設定するほど燃費性能が向上する反面、動力性能が悪化する。従って、動力性能と燃費性能とを高いレベルで両立できるように、第1速をできるだけローギヤード側のアンダードライブ変速段として設定し、第3速をできるだけハイギヤード側のオーバードライブ変速段として設定することが望ましい。変速機構9は、第1速と第3速との間に第1速よりもハイギヤードな第2速を持っているので、第3速と第1速との間のギアレンジを広げることが可能になり、より高いレベルで動力性能と燃費性能とを両立させることができる。各変速段のギア比をこのように設定すれば、変速段の切り替え点P1、P2を伝達効率の交点とすることにより、伝達効率の落ち込みを広範囲で防止でき、なおかつ第2速の介在により、変速ショックが緩和された滑らかな変速段の切り替えを実現できる。
また、各変速段の伝達効率のピークを中心として、比iが小さい高速側へ向かう伝達効率の低下具合は比iが大きい低速側へ向かうその低下具合よりも急峻になっている。つまり、各変速段の伝達効率は高速側へ急に低下するのに対して低速側へは緩やかに低下する。そのため、図6の想像線に示したように、仮に、第2速をオーバードライブ変速段として設定した場合には、第2速及び第3速間の切り替え点P2が高効率側へ変化して効率の増加Δηiを得られるが、第1速及び第2速間の切り替え点P1は切り替え点P2の高効率側への改善を打ち消すほど大きく落ち込んでしまう。つまり、切り替え点P1の落ち込みに伴う効率の減少Δηdは切り替え点P2の変化に伴う効率の増加Δηiを上回る。このため、変速機構9の第2速をアンダードライブ変速段に設定することはこれをオーバードライブ変速段に設定することよりも伝達効率のバランスを取る観点から有利である。
以上説明したように、第1の形態の駆動装置2によれば、変速機構9が持つ第1〜第3回転要素のいずれかの回転をブレーキB1〜B3で停止させることにより、第1速〜第3速の3つの変速段をブレーキの操作だけで実現できる。つまり、構成の複雑化を招くクラッチを利用せずにブレーキだけで第1速〜第3速の変速段を形成できるため、変速機構9の小型化を容易に実現でき車両1への搭載成立性が向上する。
(第2の形態)
次に、本発明の第2の形態を図7〜図11を参照して説明する。第2の形態は変速機構を除いて第1の形態と同一であるから、第1の形態と共通する構成にはこれらの図に同一の符号を付して説明を省略する。
図7は第2の形態に係る駆動装置が適用された車両1の概略を示している。第2の形態に係る駆動装置2には変速機構29が設けられている。変速機構29は二組のダブルピニオン型の遊星歯車機構31、32が組み合わされた差動機構33を備えている。第1遊星歯車機構31は外歯歯車であるサンギアS21と、そのサンギアS21に対して同軸的に配置された内歯歯車であるリングギアR21と、サンギアS21に噛み合うピニオン34及びリングギアR21に噛み合うピニオン35のそれぞれを相互に噛み合わせた状態で自転かつ公転自在に保持するキャリアC2とを有している。一方、第2遊星歯車機構32は外歯歯車であるサンギアS22と、そのサンギアS22に対して同軸的に配置された内歯歯車であるリングギアR22と、第1遊星歯車機構31のピニオン35に同軸的に配置されかつサンギアS22に噛み合うピニオン36及びリングギアR22に噛み合うピニオン37のそれぞれを相互に噛み合わせた状態で自転かつ公転自在に保持するキャリアC2とを有している。即ち、差動機構33は4つのピニオン34〜37を保持するキャリアC2が第1遊星歯車機構31及び第2遊星歯車機構32との間で共用されている。換言すれば、差動機構33は第1遊星歯車機構31及び第2遊星歯車機構32のそれぞれのキャリアC2が一体回転するように相互に連結されている。第1遊星歯車機構31のリングギアR21は伝達軸6に連結されており、キャリアC2は出力軸8に連結されている。これにより、差動機構33は、サンギアS21、リングギアR21、キャリアC2、サンギアS22及びリングギアR22を5つの回転要素として備えることになる。これら5つの回転要素のうち、リングギアR21が入力回転要素に相当し、キャリアC2が出力回転要素に相当する。
変速機構29は、第1の形態と同様に、互いに変速比が相違する3種類の変速段を形成するため、入力回転要素及び出力回転要素以外の残りの3つの回転要素であるサンギアS21、サンギアS22及びリングギアR22の回転を停止できる3つのブレーキB1〜B3を更に備えている。各ブレーキB1〜B3は所定の回転要素をケーシング12に対して選択的に固定できる。具体的には、第1ブレーキB1はリングギアR22の回転を、第2ブレーキB2はサンギアS22の回転を、第3ブレーキB3はサンギアS21の回転をそれぞれ停止させることができる。
変速機構29の変速特性は各回転要素の共線図上の並び順が異なることを除き第1の形態と同様である。図8は変速機構29の変速段と各ブレーキB1〜B3の作動状態との関係を示した図であり、図9は変速段が第1速の場合の共線図、図10は変速段が第2速の場合の共線図、図11は変速段が第3速の場合の共線図である。
図8に示すように、変速機構29は、第1ブレーキB1を係合状態に切り替え、残りのブレーキB2、B3を解放状態に切り替えることで変速段が第1速に、第2ブレーキB2を係合状態に切り替え、残りのブレーキB1、B3を解放状態に切り替えることで変速段が第2速に、第3ブレーキB3を係合状態に切り替え、残りのブレーキB1、B2を解放状態に切り替えることで変速段が第3速にそれぞれ設定される。差動機構33の各回転要素は図9〜図11に示された並び順で共線図上に配列される。即ち、入力回転要素であるリングギアR21と、出力回転要素であるキャリアC2とが互いに隣接する。そして、リングギアR21が第1回転要素としてのサンギアS21に隣接し、かつキャリアC2が第2回転要素としてのリングギアR22に隣接する。更に、リングギアR22が第3回転要素であるサンギアS22に隣接する。つまり、差動機構33は、サンギアS22、リングギアR22、キャリアC2、リングギアR21及びサンギアS21の順番で共線図上に並ぶようにこれら5つの回転要素が組み合わされている。
図9に示すように、第1速においては第1ブレーキB1にてリングギアR22の回転が停止され、残りの回転要素の回転が許容されるため、リングギアR22の回転速度が0となって残りの回転要素の回転速度が直線L1にて規定されたものとなる。変速機構29の第1速はアンダードライブ変速段として設定されている。また、図10に示すように、第2速においては第2ブレーキB2にてサンギアS22の回転が停止され、残りの回転要素の回転が許容されるため、サンギアS22の回転速度が0となって残りの回転要素の回転速度が直線L2にて規定されたものとなる。図9及び図10から明らかなように、変速機構29の第2速は第1速よりもハイギヤード側のアンダードライブ変速段として設定されている。また、図11に示すように、第3速においては第3ブレーキB3にてサンギアS21の回転が停止され、残りの回転要素の回転が許容されるため、サンギアS21の回転速度が0となって残りの回転要素の回転速度が直線L3にて規定されたものとなる。図11から明らかなように、第3速の場合は出力軸8の回転速度は伝達軸6の回転速度よりも増速される。即ち、変速機構9の第3速はオーバードライブ変速段に相当する。このように、変速機構29はアンダードライブ変速段として第1速と第2速とを持ち、かつオーバードライブ変速段として第3速を持っている。変速機構29の第1速〜第3速の各変速比は第1の形態と同じ考え方に基づいて設定される。第2の形態の駆動装置2によれば、第1の形態と略同一の効果を発揮できる。
(第3の形態)
次に、本発明の第3の形態を図12〜図16を参照して説明する。第3の形態は変速機構を除いて第1の形態と同一であるから、第1の形態と共通する構成にはこれらの図に同一の符号を付して説明を省略する。
図12は第3の形態に係る駆動装置が適用された車両1の概略を示している。第3の形態に係る駆動装置2には変速機構39が設けられている。変速機構39は三組の遊星歯車機構41〜43が組み合わされた差動機構44を備えている。第1遊星歯車機構41はシングルピニオン型の遊星歯車機構として構成されており、外歯歯車であるサンギアS31と、そのサンギアS31に対して同軸的に配置された内歯歯車であるリングギアR31と、これらのギアS31、R31に噛み合うピニオン45を自転かつ公転自在に支持するキャリアC3とを有している。第2遊星歯車機構42はダブルピニオン型の遊星歯車機構として構成されており、外歯歯車であるサンギアS32と、そのサンギアS32に対して同軸的に配置された内歯歯車であるリングギアR32と、サンギアS32に噛み合うピニオン46及びリングギアR32に噛み合うピニオン47のそれぞれを相互に噛み合わせた状態で自転かつ公転自在に保持するキャリアC3とを有している。第3遊星歯車機構43はシングルピニオン型の遊星歯車機構として構成されており、外歯歯車であるサンギアS33と、そのサンギアS33に対して同軸的に配置された内歯歯車であるリングギアR33と、これらのギアS33、R33に噛み合うピニオン48を自転かつ公転自在に保持するキャリアC3とを有している。各遊星歯車機構41〜43はキャリアC3を共用している。また、第1遊星歯車機構41のサンギアS31と第2遊星歯車機構42のサンギアS32とは一体回転できるように相互に連結されており、かつ第2遊星歯車機構42のリングギアR32と第3遊星歯車機構43のリングギアR33とは一体回転できるように相互に連結されている。第1遊星歯車機構31のリングギアR31は伝達軸6に連結されており、キャリアC3は出力軸8に連結されている。これにより、差動機構44は、サンギアS31とサンギアS32との組み合わせ、リングギアR31、キャリアC3、リングギアR32とリングギアR33との組み合わせ及びサンギアS33を5つの回転要素として備えることになる。これら5つの回転要素のうち、リングギアR31が入力回転要素に相当し、キャリアC3が出力回転要素に相当する。
変速機構39は、第1の形態と同様に、互いに変速比が相違する3種類の変速段を形成するため、入力回転要素及び出力回転要素以外の残りの3つの回転要素であるサンギアS31とサンギアS32との組み合わせ、リングギアR32とリングギアR33との組み合わせ及びサンギアS33の回転を停止できる3つのブレーキB1〜B3を更に備えている。各ブレーキB1〜B3は各回転要素をケーシング12に対して選択的に固定できる。具体的には、第1ブレーキB1はリングギアR32とリングギアR33との組み合わせの回転を、第2ブレーキB2はサンギアS31とサンギアS32との組み合わせの回転を、第3ブレーキB3はサンギアS33の回転をそれぞれ停止させることができる。
変速機構39の変速特性は各回転要素の共線図上の並び順が異なることを除き第1の形態と同様である。図13は変速機構39の変速段と各ブレーキB1〜B3の作動状態との関係を示した図であり、図14は変速段が第1速の場合の共線図、図15は変速段が第2速の場合の共線図、図16は変速段が第3速の場合の共線図である。
図13に示すように、変速機構39は、第1ブレーキB1を係合状態に切り替え、残りのブレーキB2、B3を解放状態に切り替えることで変速段が第1速に、第2ブレーキB2を係合状態に切り替え、残りのブレーキB1、B3を解放状態に切り替えることで変速段が第2速に、第3ブレーキB3を係合状態に切り替え、残りのブレーキB1、B2を解放状態に切り替えることで変速段が第3速にそれぞれ設定される。差動機構44の各回転要素は図14〜図16に示された並び順で共線図上に配列される。即ち、入力回転要素であるリングギアR31と、出力回転要素であるキャリアC3とが互いに隣接する。そして、リングギアR31が第1回転要素としてのサンギアS33に隣接し、かつキャリアC3が第2回転要素としてのリングギアR32とリングギアR33との組み合わせに隣接する。更に、リングギアR32とリングギアR33との組み合わせが第3回転要素としてのサンギアS31とサンギアS32との組み合わせに隣接する。つまり、差動機構44は、サンギアS31とサンギアS32との組み合わせ、リングギアR32とリングギアR33との組み合わせ、キャリアC3、リングギアR31及びサンギアS33の順番で共線図上に並ぶようにこれらの5つの回転要素が組み合わされている。
図14に示すように、第1速においては第1ブレーキB1にてリングギアR32とリングギアR33との組み合わせの回転が停止され、残りの回転要素の回転が許容されるため、その組み合わせの回転速度が0となって残りの回転要素の回転速度が直線L1にて規定されたものとなる。変速機構39の第1速はアンダードライブ変速段として設定されている。また、図15に示すように、第2速においては第2ブレーキB2にてサンギアS31とサンギアS32との組み合わせの回転が停止され、残りの回転要素の回転が許容されるため、その組み合わせの回転速度が0となって残りの回転要素の回転速度が直線L2にて規定されたものとなる。図14及び図15から明らかなように、変速機構39の第2速は第1速よりもハイギヤード側のアンダードライブ変速段として設定されている。また、図16に示すように、第3速においては第3ブレーキB3にてサンギアS33の回転が停止され、残りの回転要素の回転が許容されるため、サンギアS33の回転速度が0となって残りの回転要素の回転速度が直線L3にて規定されたものとなる。図16から明らかなように、変速機構39の第3速はオーバードライブ変速段として設定されている。このように、変速機構39はアンダードライブ変速段として第1速と第2速とを持ち、かつオーバードライブ変速段として第3速を持っている。変速機構39の第1速〜第3速の各変速比は第1の形態と同じ考え方に基づいて設定される。第3の形態の駆動装置2によれば、第1の形態と略同一の効果を発揮できる。
本発明は以上の形態に限定されず、本発明の要旨の範囲内で種々の形態にて実施できる。例えば、本発明に係る変速機構を、6以上の回転要素を持つ差動機構と4以上のブレーキとを有する形態で実施することにより、4以上の変速段を持つ変速機構を実現することも可能である。上述した各形態の差動機構は一例にすぎず、これらを機構学上等価な別形態に変更することも可能である。また差動機構を複数組の遊星歯車機構の組み合わせにより実現することは一例にすぎない。例えば、上述した各形態の遊星歯車機構の全部又は一部を、歯車ではない摩擦車(ローラ)を回転要素として持つ遊星ローラ機構に置き換えて実施することも可能である。
本発明の一形態に係る駆動装置が適用された車両の概略を示した図。 図1の変速機構の変速段と各ブレーキB1〜B3の作動状態との関係を示した図。 図1の変速機構の変速段が第1速の場合の共線図。 図1の変速機構の変速段が第2速の場合の共線図。 図1の変速機構の変速段が第3速の場合の共線図。 図1の変速機構の伝達効率ηと、出力軸の回転速度に対する内燃機関の回転速度の比iとの関係を示した説明図。 第2の形態に係る駆動装置が適用された車両の概略を示した図。 図7の変速機構の変速段と各ブレーキB1〜B3の作動状態との関係を示した図。 図7の変速機構の変速段が第1速の場合の共線図。 図7の変速機構の変速段が第2速の場合の共線図。 図7の変速機構の変速段が第3速の場合の共線図。 第3の形態に係る駆動装置が適用された車両の概略を示した図。 図12の変速機構の変速段と各ブレーキB1〜B3の作動状態との関係を示した図。 図12の変速機構の変速段が第1速の場合の共線図。 図12の変速機構の変速段が第2速の場合の共線図。 図12の変速機構の変速段が第3速の場合の共線図。
符号の説明
2 駆動装置
3 内燃機関
4 第1モータ・ジェネレータ(第1電動機)
5 動力分配機構
6 伝達軸
7 第2モータ・ジェネレータ(第2電動機)
8 出力軸
9、29、39 変速機構
23、33、44 差動機構
S、S11、S12、S21、S22、S31、S32、S33 サンギア
R、R11、R12、R21、R22、R31、R32、R33 リングギア
C、C1、C2、C3 キャリア

Claims (4)

  1. 内燃機関と、第1電動機と、前記内燃機関及び前記第1電動機が連結された動力分配機構と、前記動力分配機構から出力された動力が伝達される伝達軸と、前記伝達軸に動力を伝達可能な第2電動機と、駆動輪に動力を出力する出力軸と、前記伝達軸の回転を変速して前記出力軸に伝達する変速機構とを備えたハイブリッド車の駆動装置であって、
    前記変速機構は、少なくとも3つのブレーキと、前記伝達軸に連結された入力回転要素、前記出力軸に連結された出力回転要素、及び前記ブレーキにて回転を停止され得る第1〜第3回転要素を含む少なくとも5つの回転要素を有する差動機構とを有し、
    前記差動機構は、前記5つの回転要素を共線図上に配列したときに前記入力回転要素と前記出力回転要素とが隣接し、前記入力回転要素が前記第1回転要素に隣接し、かつ前記出力回転要素が前記第2回転要素に隣接するように、前記5つの回転要素が組み合わされていることを特徴とするハイブリッド車の駆動装置。
  2. 前記差動機構は、前記5つの回転要素を共線図上に配列したときに前記第2回転要素が前記第3回転要素に隣接するように、前記5つの回転要素が組み合わされている請求項に記載のハイブリッド車の駆動装置。
  3. 前記差動機構は、サンギア、リングギア及びキャリアの3つの回転要素を含む2組の遊星歯車機構のそれぞれのキャリアが一体回転するように相互に連結されることにより、前記5つの回転要素を構成している請求項1又は2に記載のハイブリッド車の駆動装置。
  4. 前記差動機構は、前記出力回転要素として前記キャリアが設けられている請求項に記載のハイブリッド車の駆動装置。
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